JP2011061561A - 携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる電池管理方法及び電池管理制御プログラム - Google Patents

携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる電池管理方法及び電池管理制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電池の発熱及び発煙に対する対策及び管理を強化した携帯端末装置を提供する。
【解決手段】電池パック40では、電池使用状態検出手段(たとえば電池検出部42)により、電池41の使用状況及び環境状況が検出され、同電池41の使用状況及び環境状況を表す電池使用環境情報biが生成される。携帯端末本体部(たとえば本体部30)では、情報記録制御手段(たとえば制御部31)により、電池パック40の電池検出部42で生成される電池使用環境情報biが記憶手段(たとえばメモリ32)に逐次記録されると共に、同メモリ32から同電池使用環境情報biが読み出されてユーザカード(たとえばUSIMカード44)に逐次展開されて記録される。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる電池管理方法及び電池管理制御プログラムに係り、たとえばUSIM(Universal Subscriber Identity Module)カードなどのような加入者カードが装着され、電池を電源として所定の動作を行う携帯電話機などに適用して好適な携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる電池管理方法及び電池管理制御プログラムに関する。
ノートPC(パソコン)や携帯電話機などの携帯端末装置は、近年、外形の小型化が進む一方、ユーザの使い勝手を向上するために、長い電池寿命が要求されている。外形の小型化と長電池寿命化とは、技術的に相反するものであるため、電池の高密度エネルギー化が進むことにより、様々な課題が発生している。たとえば、ノートPCや携帯電話機などの電池の発熱及び発煙は、しばしば市場で発生しており、PL(Product Liability 、製造物責任)の観点からも、対策が強く求められている。また、近年の携帯端末装置では、たとえば、SIM(Subscriber Identity Module)カードや、USIM(Universal Subscriber Identity Module)カードのようなICカードが装着可能な構成のものが多くなっている。SIMカードは、GSM(Global System for Mobile Communication)標準規格として採用されている小型のICカードであり、フラッシュメモリからなる記憶部と、CPU(Central Processing Unit 、中央演算処理部)とを備えている。
USIMカードは、SIMカードの互換ICカードであり、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式を採用した携帯電話機のように、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000 の標準規格として採用されているICカードである。USIMカードは、記憶部を保持しており、同記憶部には、移動体通信無線プロトコルの動作に必要な情報、たとえば無線区間での移動端末制御に用いられる移動機識別番号(IMSI;International MobileSubscriber Identity )、自局電話番号などの加入者情報、端末位置情報、暗証番号等のセキュリティ情報、及び、各種ユーザ情報(たとえば、課金情報、電話帳、発着信履歴)が必須情報として保存されている。また、USIMカードには、移動通信網からの認証要求に対する認証の値を計算する機能や、SMS(ショートメッセージサービス)を利用して電子商取引などを行うアプリケーションUSAT(USIM Application Toolkit)が任意機能として用意されている。ユーザは、自分専用のUSIMカードを所有し、複数の携帯端末装置に選択的に装着することで、複数の携帯端末装置を使い廻すことが可能となり、利便性が大幅に向上している。
この種の携帯端末装置は、たとえば図8に示すように、携帯電話機1であり、本体部10と、電池パック20とから構成されている。本体部10は、制御部11と、メモリ12と、機能部13と、SIM−IF(インタフェース)14と、USIMカード15とを有している。電池パック20は、電池21と、電池検出部22とを有している。
図9は、図8の携帯電話機1の概略の外観を示す図であり、同図(a)は正面斜視図、同図(b)は裏面斜視図、及び、同図(c)が電池パック取外し時の裏面斜視図である。
この携帯電話機1では、同図(a)に示すように、本体部10に、表示部16、キースイッチ17及び、構造的な挿入口18などが備えられている。また、同図(b)に示すように、USIMカード15が挿入口18から本体部10へ挿入されるようになっている。また、同図(c)に示すように、電池パック20は、本体部10に対して着脱可能に構成され、さらに過大な衝撃が加わった場合も、同本体部10から外れるように構成されている。
この携帯電話機1では、電池検出部22により、電池パック20の電池21の電圧、電流、温度などの使用状況及び環境状況が検出され、同電池検出部22からの情報が本体部10の制御部11で読み出されてメモリ12に逐次格納される。これは、電池21の安全性向上のための様々な取り組みのうちの一つの施策例であり、安全性向上のために、電池21がユーザ個々でいかなる動作及び環境で使用されているかを把握することを目標としている。たとえば、個々のユーザによる使用下で、無線部などを含む機能部13の負荷が異常な状況へ至ったり、電池パック20の故障などにより発熱の事象が発生した場合、ユーザがいかなる動作及び環境で電池21を使用していたかをメモリ12から読み出し、把握することにより迅速な原因究明が可能となり、ひいては、同様な事象が同機器を使用している他のユーザにて発生することを未然に防ぐことが可能となる。
上記の携帯電話機の他、この種の関連技術としては、たとえば、特許文献1に記載された携帯型情報処理端末がある。
この携帯型情報処理端末では、バッテリ消費量記憶手段により、同携帯型情報処理端末にて作動可能な動作パターン毎におけるバッテリの消費量を表す消費量情報があらかじめ記憶されている。バッテリ出力変化記憶手段により、バッテリの出力電圧値の変化状況を表すバッテリ出力変化情報が記憶される。電圧検出手段により、バッテリの出力電圧値が検出されると共に、検出された出力電圧値の変化状況がバッテリ出力変化情報としてバッテリ出力変化記憶手段に記憶される。動作パターン検出手段により、携帯型情報処理端末にて作動中の動作パターンが検出される。バッテリ残値算出手段により、消費量情報と、バッテリ出力変化情報と、検出された出力電圧値及び動作パターンとに基づいて、現在時刻におけるバッテリの予測残値が算出される。これにより、より高精度にバッテリ残値が算出される。
特開2008−136289号公報
しかしながら、上記関連技術では、次のような課題があった。
すなわち、図8の携帯電話機1では、複数のユーザが持ち回りで使用した場合、メモリ12には、複数のユーザの電池使用状況及び環境状況が切れ目なく蓄積されてしまい、個々のユーザによる電池21の使用状況及び環境状況が正確に判断されないという課題がある。また、ユーザの不注意により、携帯電話機1へ落下衝撃を加えたり、曲げ応力印加など、外部から物理的ストレスを加えてしまうことにより、同携帯電話機1の電気回路もしくは電気部品が損傷を受け、破損して修復不可能となる場合がある。この場合、メモリ12などの電気部品やその電気回路は、本体部10に実装配置され、同本体部10の容量サイズが電池パック20に比較して大きいことから、物理的ストレスも同様に大きく、より損傷を受けて破損しやすく、電池21の電圧、電流、温度などの使用状況及び環境状況を読み出せない場合もあるという課題がある。特に、図9に示すように、本体部10の長手方向は電池パック20よりも長いため、長手方向の両端の部位に荷重が加えられた場合、短い電池パック20に比較して、内部の電気回路と電気部品に大きなストレスが加わってしまう。
また、特許文献1に記載された携帯型情報処理端末では、バッテリ残値が高精度に算出されるが、この発明とは構成が異なり、上記の課題は、改善されない。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、電池の発熱及び発煙に対する対策及び管理を強化した携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる電池管理方法及び電池管理制御プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明の第1の構成は、携帯端末本体部と、該携帯端末本体部に対して着脱可能に構成され、電池が装着されて前記携帯端末本体部に電源を供給する電池パックとからなる携帯端末装置に係り、各ユーザ毎に付与されて前記各ユーザ毎のデータを記録するためのユーザカードが設けられ、前記電池パックは、前記電池の使用状況及び環境状況を検出して、前記電池の使用状況及び環境状況を表す電池使用環境情報を生成する電池使用状態検出手段を有し、前記携帯端末本体部は、記憶手段と、前記電池パックの前記電池使用状態検出手段で生成される前記電池使用環境情報を前記記憶手段に逐次記録すると共に、該記憶手段から前記電池使用環境情報を読み出して前記ユーザカードに逐次展開して記録する情報記録制御手段とを有することを特徴としている。
この発明の第2の構成は、携帯端末本体部と、該携帯端末本体部に対して着脱可能に構成され、電池が装着されて前記携帯端末本体部に電源を供給する電池パックとからなる携帯端末装置に用いられる電池管理方法に係り、各ユーザ毎に付与されて前記各ユーザ毎のデータを記録するためのユーザカードを設け、前記電池パックでは、電池使用状態検出手段が、前記電池の使用状況及び環境状況を検出して、前記電池の使用状況及び環境状況を表す電池使用環境情報を生成する電池使用状態検出処理を行い、前記携帯端末本体部では、記憶手段を設け、情報記録制御手段が、前記電池パックの前記電池使用状態検出手段で生成される前記電池使用環境情報を前記記憶手段に逐次記録すると共に、該記憶手段から前記電池使用環境情報を読み出して前記ユーザカードに逐次展開して記録する情報記録制御処理を行うことを特徴としている。
この発明の構成によれば、ユーザ個々の電池の使用状況及び環境状況がユーザカードに記録保存され、記録保存された情報を引き出すことにより、同電池がユーザ個々にいかなる動作及び環境で使用されていたかを把握できる。たとえば、個々のユーザの使用下で発熱の事象が発生した場合、同ユーザのユーザカードから電池の使用状況及び環境状況を把握でき、迅速な原因究明が可能となる。ひいては、同様な事象が携帯端末装置を使用する他のユーザにより発生することを未然に防止できる。
この発明の一実施形態である携帯端末装置の要部の電気的構成を示すブロック図である。 図1の携帯電話機29の電池パック取外し時の裏面斜視図である。 電池検出部42で検出される使用状況及び環境状況の例を示す図である。 メモリ32に記録される電池使用環境情報biの例を示す図である。 制御部31の動作を説明するフローチャートである。 USIMカード44と本体部30との間の動作を説明するシーケンス図である。 USAT機能に対応したコマンドの例を示す図である。 関連する携帯電話機の電気的構成を示す図である。 図8の携帯電話機の概略の外観を示す図である。
上記電池使用状態検出手段は、少なくとも上記電池の電圧、電流及び温度を検出して上記電池使用環境情報を生成する構成とされ、上記ユーザカードは、上記電池パックに対して着脱可能に構成されている携帯端末装置を提供する。
また、上記電池パックは、上記携帯端末本体部に装着された状態で一定以上の衝撃が加えられたとき、該携帯端末本体部から脱落する構造とされている。
また、上記ユーザカードは、USIM(Universal Subscriber Identity Module)カードで構成され、上記情報記録制御手段は、上記USIMカードに対応して規定されたアプリケーションUSAT(USIM Application Toolkit)に基づいて、上記記憶手段から上記電池使用環境情報を読み出して上記ユーザカードに逐次展開して記録する構成とされている。
また、上記ユーザカードは、上記情報記録制御手段に対して、上記記憶手段に記録されている上記電池使用環境情報の送出を要求するための情報送出要求を送信する構成とされ、上記情報記録制御手段は、上記ユーザカードから上記情報送出要求が送信されたとき、上記記憶手段から上記電池使用環境情報を読み出して、情報送出応答と共に上記ユーザカードに送信する構成とされている。また、上記情報記録制御手段は、上記電池パックの上記電池使用状態検出手段で生成される上記電池使用環境情報を、あらかじめ設定された最大時間まで上記記憶手段に逐次記録する一方、上記最大時間を超えたとき、初期状態に戻って上記電池使用環境情報を上記記憶手段に逐次上書きする動作を繰り返す構成とされている。
実施形態
図1は、この発明の一実施形態である携帯端末装置の要部の電気的構成を示すブロック図である。
この形態の携帯端末装置は、同図に示すように、携帯電話機29であり、本体部30と、電池パック40とから構成されている。電池パック40は、本体部30に対して着脱可能に構成され、電池41と、電池検出部42と、SIM−IF43と、USIMカード44とを有し、本体部30に電源を供給する。電池41は、たとえば、リチウムイオン電池などで構成されている。電池検出部42は、電池41の使用状況及び環境状況を検出して、同電池41の使用状況及び環境状況を表す電池使用環境情報biを生成する。特に、この実施形態では、電池検出部42は、電池41の電圧、電流及び温度を検出して上記電池使用環境情報biを生成する。SIM−IF43は、本体部30とUSIMカード44との間のインタフェースの機能を有している。USIMカード44は、各ユーザ毎に付与されて各ユーザ毎のデータを記録するためのものであり、電池パック40に対して着脱可能に構成されている。
本体部30は、制御部31と、メモリ32と、機能部33とを有している。機能部33は、たとえば無線部など、各種機能を有している。メモリ32は、RAM(Random Access Memory)で構成されている。制御部31は、コンピュータとしてのCPU(中央処理装置)で構成され、コンピュータ読み取り可能な電池管理制御プログラムに基づいて動作し、電池パック40の電池検出部42で生成される電池使用環境情報biをメモリ32に逐次記録すると共に、同メモリ32から電池使用環境情報biを読み出してSIM−IF43を経てUSIMカード44に逐次展開して記録する。特に、この実施形態では、制御部31は、USIMカード44に対応して規定されたアプリケーションUSAT(USIM Application Toolkit)に基づいて、メモリ32から電池使用環境情報biを読み出してUSIMカード44に逐次展開して記録する。
また、USIMカード44は、制御部31に対して、メモリ32に記録されている電池使用環境情報biの送出を要求するための情報送出要求を送信する。また、制御部31は、USIMカード44から情報送出要求が送信されたとき、メモリ32から電池使用環境情報biを読み出して、情報送出応答と共に同USIMカード44に送信する。また、制御部31は、電池パック40の電池検出部42で生成される電池使用環境情報biを、あらかじめ設定された最大時間までメモリ32に逐次記録する一方、上記最大時間を超えたとき、初期状態に戻って上記電池使用環境情報biをメモリ32に逐次上書きする動作を繰り返す。
図2は、図1の携帯電話機29の電池パック取外し時の裏面斜視図である。
この携帯電話機29では、電池パック40は、本体部30に装着された状態で一定以上の衝撃が加えられたとき、同本体部30から脱落する構造とされている。また、USIMカード44は、電池パック40に設けられた構造的な挿入口45から電池パック40内部へ挿入されるようになっている。なお、この携帯電話機29の正面斜視図は、図9(a)とほぼ同様である。
図3は、電池検出部42で検出される使用状況及び環境状況の例を示す図、図4は、メモリ32に記録される電池使用環境情報biの例を示す図、図5は、制御部31の動作を説明するフローチャート、図6は、USIMカード44と本体部30との間の動作を説明するシーケンス図、及び図7が、USAT機能に対応したコマンドの例を示す図である。
これらの図を参照して、この形態の携帯電話機29に用いられる電池管理方法の処理内容について説明する。
この携帯電話機29では、電池パック40にて、電池検出部42により、電池41の使用状況及び環境状況が検出され、同電池41の使用状況及び環境状況を表す電池使用環境情報biが生成される(電池使用状態検出処理)。この電池使用状態検出処理では、電池検出部42により、電池41の電圧、電流及び温度が検出されて上記電池使用環境情報biが生成される。
また、本体部30にて、制御部31により、電池パック40の電池検出部42で生成される電池使用環境情報biがメモリ32に逐次記録される一方、メモリ32から電池使用環境情報biが読み出されてUSIMカード44に逐次展開して記録される(情報記録制御処理)。この場合、制御部31により、上記電池使用環境情報biが、あらかじめ設定された最大時間までメモリ32に逐次記録される一方、同最大時間を超えたとき、初期状態に戻って電池使用環境情報biがメモリ32に逐次上書きする動作が繰り返される。
また、制御部31により、USIMカード44に対応して規定されたアプリケーションUSATに基づいて、メモリ32から電池使用環境情報biが読み出されてUSIMカード44に逐次展開されて記録される。上記アプリケーションUSATによれば、USIMカード44により、制御部31に対して、メモリ32に記録されている電池使用環境情報biの送出を要求するための情報送出要求(コマンド“Get Memory”)が送信される。また、制御部31により、USIMカード44から情報送出要求(コマンド“Get Memory”)が送信されたとき、メモリ32から電池使用環境情報biが読み出され、情報送出応答(コマンド“Terminal Res”)と共にUSIMカード44に送信される。
すなわち、図3では、電池検出部42で検出される検出要素が示され、たとえば、検出要素(検出ID)“ID1”は“電圧”、検出ID“ID2”は“電流”、及び、検出ID“ID3”が“温度”に対応している。検出要素の最大数は“N”、及び、そのIDが検出ID“IDN”となっている。また、図4では、メモリ32に記録される電池使用環境情報biが示され、電池検出部42で時間間隔Δt毎に検出された検出要素のIDが、積算時間tと対応させてメモリ32のメモリ空間(IDn,t)に記録されている。制御部31では、図5に示すように、まず、時間間隔Δt、積算時間tの最大値T、及び検出要素数nの最大値Nが設定される(ステップA1)。次に、積算時間tが“t=0”として時間“0”に設定され(ステップA2)、また、検出要素数nが“n=1”として、検出ID“ID1”が指定される(ステップA3)。
次に、“time=0”としてタイマが起動され(ステップA4)、時間間隔Δtとなるまで判定が繰り返される(ステップA5)。時間経過して時間間隔Δtに至った後、時間tが最大値Tを超えていないか否かが判定される(ステップA6)。時間tが最大値Tを超えていない場合、検出要素数nが最大値Nを超えていないか否かが判定される(ステップA7)。検出要素数nが最大値Nを超えていない場合、検出ID“IDn”が電池検出部42から検出され(ステップA9)、メモリ32のメモリ空間(IDn,t)に格納される(ステップA10)。次に、検出要素数nが+1だけ加算され(n=n+1)(ステップA11)、次の検出要素IDnが検出される。この処理は、検出要素数nが最大値Nになるまで繰り返され、次々に検出要素IDnが検出される。
上記ステップA7にて、検出要素数nが最大値Nを超えた場合、時間を+1だけ進め(t=t+1)(ステップA8)、タイマが再度起動されて、時間間隔Δt後に再度検出要素IDnの検出が繰り返される(ステップA4,A5)。また、上記ステップA6にて、時間tが最大値Tを超えた場合、“t=0”として時間“0”へ再度設定される(ステップA3)。すなわち、時間tが最大値Tを超えた場合、再度“t=0”に戻り、時間“0”から最大値Tまでの動作が繰り返され、検出された検出要素IDnがメモリ32のメモリ空間(IDn,t)へ上書きされる。これにより、メモリ空間(IDn,t)は、時間“t=0”から時間“t=T”の処理が繰り返され、常に最新の検出要素IDnが継続して記録保存される。
図6では、USIMカード44と本体部30との間の処理手順が示され、同手順によれば、同USIMカード44に対応して規定されたアプリケーションUSAT機能に基づいて、メモリ32に整理保存された情報が同USIMカード44へ書込み記録保存される。すなわち、ユーザは、自身のUSIMカード44を電池パック40のSIM−I/F43に装着する。この状態で本体部30の電源をオン状態(“Power ON”)とすると(ステップB1)、電源がSIM−I/F43を介してUSIMカード44に供給される。本体部30は、動作状態になると、USIMカード44との間で、先ずコマンド“Generic Commands”による必須情報の読込み処理を実行する。この場合、USIMカード44は、電源が供給されると、先ず、同USIMカード44が備える基本能力、たとえば、データの転送ビットレートや転送プロトコルを示す情報ATRを本体部30へ送信する(ステップB2)。
本体部30の制御部31では、USIMカード44から送られた情報ATRに基づいて、USIMカード44の上記基本能力を認識する。制御部31は、上記基本能力を認識すると、USIMカード44が記憶する必須情報を読み込むために、情報要素毎に読出し要求“Read EF-xx”をUSIMカード44に送出する。たとえば、情報要素が5個ある場合、制御部31は、読出し要求“Read EF-01”,…,“Read EF-05”を、順次USIMカード44へ送信する(ステップB3〜B5)。USIMカード44は、制御部31の読出し要求“Read EF-01”〜“Read EF-xx”を受信する毎に、応答データ“Res ”を本体部30へ送信する(ステップB4〜B6)。このように、コマンド“Generic Commands”による必須情報の読込みが行われる。
次に、制御部31により、USATコマンドによる任意情報の読込み処理が実行される。すなわち、制御部31により、先ず本体部30におけるUSATコマンドのサポート能力を表す情報“Terminal Profile”がUSIMカード44に通知される(ステップB7)。USIMカード44では、情報“Terminal Profile”を受信すると、その応答“Res ”を返送する(ステップB8)。続いて、制御部31は、USIMカード44内のメモリへの保存を実施するコマンドを同USIMカード44から送出する契機を与えるために、コマンド“Fetch ”を同USIMカード44へ送信する(ステップB9)。
上記ステップB9のコマンド“Fetch ”に対し、USIMカード44は、USIMカード44内のメモリへ保存を実施するコマンド“Get Memory”を本体部30へ送信する(ステップB12)。コマンド“Get Memory”は、図7に示すように、同コマンドを識別するためのコマンド識別子、アドレス範囲、及びデータサイズをパラメータとして含む。本体部30の制御部31は、コマンド“Get Memory”を受信すると、パラメータのコマンド識別子及びアドレス範囲から、同コマンドが電池41の検出要素IDnの送出要求であることを判別し、図4に示すメモリ空間の情報を、コマンド“Terminal Res”と共にUSIMカード44へ送信する(ステップB13)。コマンド“Terminal Res”は、図7に示すように、パラメータとして、コマンド識別子、データサイズ、及びデータそのものが含まれている。コマンド“Terminal Res”を受信したUSIMカード44は、コマンド識別子から、求める電池41の検出要素IDnであることを判別すると共にデータを受信し、上記アドレス範囲に保存する。次に、USIMカード44は、検出要素IDnを保存した旨を、コマンド“Res ”により本体部30へ返信する(ステップB14)。
また、本体部30は、上記ステップB9にて、コマンド“Fetch ”を送出した後、すみやかにタイマを“time=0”に設定し、タイマを起動後(ステップB10)、時間間隔Δtの時間経過を待ち(ステップB11)、次のコマンド“Fetch ”を送出する。このような動作を繰り返すことにより、メモリ空間の最新の情報がUSIMカード44へ次々に送信され、同USIMカード44には、電池41の最新の検出要素が記録保存される。
以上のように、この実施形態では、電池パック40の電池検出部42により、電池41の使用状況及び環境状況が検出され、同電池41の使用状況及び環境状況を表す電池使用環境情報biが生成され、また、本体部30の制御部31により、電池パック40の電池検出部42で生成される電池使用環境情報biがメモリ32に逐次記録される一方、メモリ32から電池使用環境情報biが読み出されてUSIMカード44に逐次展開して記録される。これにより、ユーザ個々の電池41の使用状況及び環境状況がUSIMカード44に記録保存され、記録保存された情報を引き出すことにより、同電池41がユーザ個々にいかなる動作及び環境で使用されていたかが把握される。たとえば、個々のユーザの使用下で発熱の事象が発生した場合、同ユーザのUSIMカード44から電池41の使用状況及び環境状況が把握され、迅速な原因究明が可能となる。ひいては、同様な事象が携帯電話機29を使用する他のユーザにより発生することが未然に防止されるという利点がある。
また、USIMカード44により、情報送出要求(コマンド“Get Memory”)が送信される一方、制御部31では、USIMカード44から情報送出要求(コマンド“Get Memory”)が送信されたとき、メモリ32から電池使用環境情報biが読み出され、情報送出応答(コマンド“Terminal Res”)と共にUSIMカード44に送信されるので、比較的簡単な構成で上記利点が得られる。また、USIMカード44が装着されている電池パック40は、携帯電話機29の大きな容量サイズを占める本体部30に比較して、小さな容量サイズを占め、物理的ストレスを比較的受けにくく、落下衝撃が加わったときに同本体部30から脱落する構造となっているので、電池41の電圧、電流、温度などの使用状況及び環境状況が読み出せない状況になることが回避される。
以上、この発明の実施形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、USIMカード44は、他の外部記憶カードでも良く、この場合、USAT機能を利用せず、インタフェースを規定して必要なコマンドを実装した構成としても良い。
また、携帯端末装置は、携帯電話機に限らず、たとえば、ノートPCや、PDA(Personal Digital Assistants )などでも良い。
この発明は、USIMカードなどのような加入者カードが装着され、電池を電源として所定の動作を行う携帯端末装置全般に適用できる。
29 携帯電話機(携帯端末装置)
30 本体部(携帯端末本体部)
31 制御部(情報記録制御手段)
32 メモリ(記憶手段)
33 機能部(携帯端末本体部の一部)
40 電池パック
41 電池
42 電池検出部(電池使用状態検出手段)
44 USIMカード(ユーザカード)
45 挿入口(電池パックの一部)

Claims (15)

  1. 携帯端末本体部と、
    該携帯端末本体部に対して着脱可能に構成され、電池が装着されて前記携帯端末本体部に電源を供給する電池パックとからなる携帯端末装置であって、
    各ユーザ毎に付与されて前記各ユーザ毎のデータを記録するためのユーザカードが設けられ、
    前記電池パックは、
    前記電池の使用状況及び環境状況を検出して、前記電池の使用状況及び環境状況を表す電池使用環境情報を生成する電池使用状態検出手段を有し、
    前記携帯端末本体部は、
    記憶手段と、
    前記電池パックの前記電池使用状態検出手段で生成される前記電池使用環境情報を前記記憶手段に逐次記録すると共に、該記憶手段から前記電池使用環境情報を読み出して前記ユーザカードに逐次展開して記録する情報記録制御手段とを有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記電池使用状態検出手段は、
    少なくとも前記電池の電圧、電流及び温度を検出して前記電池使用環境情報を生成する構成とされていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記ユーザカードは、
    前記電池パックに対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末装置。
  4. 前記電池パックは、
    前記携帯端末本体部に装着された状態で一定以上の衝撃が加えられたとき、該携帯端末本体部から脱落する構造とされていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の携帯端末装置。
  5. 前記ユーザカードは、
    USIM(Universal Subscriber Identity Module)カードで構成され、
    前記情報記録制御手段は、
    前記USIMカードに対応して規定されたアプリケーションUSAT(USIM Application Toolkit)に基づいて、前記記憶手段から前記電池使用環境情報を読み出して前記ユーザカードに逐次展開して記録する構成とされていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の携帯端末装置。
  6. 前記ユーザカードは、
    前記情報記録制御手段に対して、前記記憶手段に記録されている前記電池使用環境情報の送出を要求するための情報送出要求を送信する構成とされ、
    前記情報記録制御手段は、
    前記ユーザカードから前記情報送出要求が送信されたとき、前記記憶手段から前記電池使用環境情報を読み出して、情報送出応答と共に前記ユーザカードに送信する構成とされていることを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  7. 前記情報記録制御手段は、
    前記電池パックの前記電池使用状態検出手段で生成される前記電池使用環境情報を、あらかじめ設定された最大時間まで前記記憶手段に逐次記録する一方、前記最大時間を超えたとき、初期状態に戻って前記電池使用環境情報を前記記憶手段に逐次上書きする動作を繰り返す構成とされていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  8. 携帯端末本体部と、
    該携帯端末本体部に対して着脱可能に構成され、電池が装着されて前記携帯端末本体部に電源を供給する電池パックとからなる携帯端末装置に用いられる電池管理方法であって、
    各ユーザ毎に付与されて前記各ユーザ毎のデータを記録するためのユーザカードを設け、
    前記電池パックでは、
    電池使用状態検出手段が、前記電池の使用状況及び環境状況を検出して、前記電池の使用状況及び環境状況を表す電池使用環境情報を生成する電池使用状態検出処理を行い、
    前記携帯端末本体部では、
    記憶手段を設け、
    情報記録制御手段が、前記電池パックの前記電池使用状態検出手段で生成される前記電池使用環境情報を前記記憶手段に逐次記録すると共に、該記憶手段から前記電池使用環境情報を読み出して前記ユーザカードに逐次展開して記録する情報記録制御処理を行うことを特徴とする電池管理方法。
  9. 前記電池使用状態検出処理では、
    前記電池使用状態検出手段が、少なくとも前記電池の電圧、電流及び温度を検出して前記電池使用環境情報を生成することを特徴とする請求項8記載の電池管理方法。
  10. 前記ユーザカードを、前記電池パックに対して着脱可能に構成することを特徴とする請求項7又は8記載の電池管理方法。
  11. 前記携帯端末本体部に装着された状態で一定以上の衝撃が加えられたとき、前記電池パックを、該携帯端末本体部から脱落させることを特徴とする請求項8、9又は10記載の電池管理方法。
  12. 前記ユーザカードを、USIM(Universal Subscriber Identity Module)カードで構成し、
    前記情報記録制御手段が、前記USIMカードに対応して規定されたアプリケーションUSAT(USIM Application Toolkit)に基づいて、前記記憶手段から前記電池使用環境情報を読み出して前記ユーザカードに逐次展開して記録することを特徴とする請求項8、9、10又は11記載の電池管理方法。
  13. 前記ユーザカードが、前記情報記録制御手段に対して、前記記憶手段に記録されている前記電池使用環境情報の送出を要求するための情報送出要求を送信し、
    前記情報記録制御手段が、前記ユーザカードから前記情報送出要求が送信されたとき、前記記憶手段から前記電池使用環境情報を読み出して、情報送出応答と共に前記ユーザカードに送信することを特徴とする請求項12記載の電池管理方法。
  14. 前記情報記録制御手段が、前記電池パックの前記電池使用状態検出手段で生成される前記電池使用環境情報を、あらかじめ設定された最大時間まで前記記憶手段に逐次記録する一方、前記最大時間を超えたとき、初期状態に戻って前記電池使用環境情報を前記記憶手段に逐次上書きする動作を繰り返すことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか一に記載の電池管理方法。
  15. コンピュータを請求項1乃至7のいずれか一に記載の情報記録制御手段として機能させるためのコンピュータ読み取り可能な電池管理制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017170614A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 ソフトバンク株式会社 バッテリ、バッテリ制御システム、バッテリ制御装置及びプログラム
JP2017184502A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 ソフトバンク株式会社 バッテリ
JPWO2018135663A1 (ja) * 2017-01-23 2019-11-07 ヤマハ発動機株式会社 放電中通信式可搬型マルチユース蓄電装置
JP2020010598A (ja) * 2019-08-21 2020-01-16 ソフトバンク株式会社 バッテリ

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