JP2011061157A - Led用ヒートシンク及び自動車用ledランプ - Google Patents

Led用ヒートシンク及び自動車用ledランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2011061157A
JP2011061157A JP2009212318A JP2009212318A JP2011061157A JP 2011061157 A JP2011061157 A JP 2011061157A JP 2009212318 A JP2009212318 A JP 2009212318A JP 2009212318 A JP2009212318 A JP 2009212318A JP 2011061157 A JP2011061157 A JP 2011061157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
led
heat sink
conductive resin
receiving surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009212318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5683799B2 (ja
Inventor
Eiji Suzuki
英二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Starlite Co Ltd
Original Assignee
Starlite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Starlite Co Ltd filed Critical Starlite Co Ltd
Priority to JP2009212318A priority Critical patent/JP5683799B2/ja
Publication of JP2011061157A publication Critical patent/JP2011061157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5683799B2 publication Critical patent/JP5683799B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】
熱の伝導性及び放散性を維持しつつ、全体がアルミニウム製のものより軽量化を図ることが可能であるにも係わらず、材料コストの上昇を抑制し、また製造が比較的容易であるLED用ヒートシンクを提供するとともに、それを用いた自動車用LEDランプ、ヘッドランプあるいはフォグランプを提供する。
【解決手段】
1W以上の高輝度LEDモジュールの冷却のために使用するヒートシンクであって、少なくとも良熱伝導体金属又は炭素材料のどちらか一方と熱伝導性樹脂を組み合わせた。熱伝導性樹脂で成形し、受熱面5に複数のフィン6を列設した形状のヒートシンク本体2の該受熱面に、良熱伝導体金属又は炭素材料からなる板体(熱伝達板3)をインサート成形した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LED用ヒートシンク及び自動車用LEDランプに係わり、更に詳しくは金属と熱伝導性樹脂を複合したLED用ヒートシンク及び自動車用LEDランプに関するものである。
従来から、CPUや半導体パワーデバイス等を冷却するためにヒートシンクが用いられている。更に、最近では、自動車用ヘッドライトに省電力、長寿命を目的に高輝度LEDランプが採用され始めており、これら高輝度LEDを冷却するためにヒートシンクが用いられている。一般的なヒートシンクは、純アルミニウムやアルミニウム合金等の熱伝導率の高い金属材料を用いて、ダイカストなどで平板状の受熱面に複数のフィンを列設した形状に作製されている。
ところで、近年は、電子機器は勿論のこと自動車でも軽量化に対する要請が厳しく、ヒートシンクにおいても熱放散特性を維持しつつ軽量化を図ることが必要になっている。
特許文献1には、少なくとも150W/mKの熱伝導率を有する金属製の基部と、該基部に対して垂直に取付けられた複数のフィンとを有し、前記フィンが高温で加圧硬化された樹脂含浸グラファイト材料から構成されるヒートシンクが開示されている。ここで、金属製の基部としてアルミニウムを用いた場合、全体がアルミニウム製のヒートシンクよりも高い熱性能を維持しつつ、軽量化を図ることができるとされている。
また、特許文献2には、樹脂材料により一部又は全部が形成された樹脂製ヒートシンクであって、前記樹脂材料は、樹脂中に炭素材料とセラミックス粉末及び/又は軟磁性粉末とが均一に分散されており、且つ当該樹脂材料中における炭素材料の割合が15〜60体積%であり、セラミックス粉末の割合が5〜40体積%であり、炭素材料とセラミックス粉末の総和が20〜80体積%である樹脂製ヒートシンクが開示されている。更に、炭素材料が、熱伝導率100W/mK以上の糸状の炭素材料を含み、また前記ヒートシンクの熱源接地面に、熱伝導率100W/mK以上の材料からなる伝熱体が装着されている点も開示されている。ここで、前記伝熱体を構成する材料が、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金、窒化アルミおよび炭素材料からなる群から選択される。
しかし、特許文献1のヒートシンクにあっては、樹脂含浸グラファイト材料でフィンを作製し、個々のフィンを金属製の基部に垂直に取付ける必要があり、製造コストが大幅に高くなるといった欠点を有する。また、特許文献2のヒートシンクにあっては、放熱性と電磁波遮蔽性を備えたものとするため、炭素材料として導電性が高く且つ熱伝導率に優れた炭素繊維とカーボンナノチューブを併用するとともに、セラミックス粉末及び/又は軟磁性粉末を比較的多く用いていることにより、材料コストが嵩み、また比重もアルミニウム製と比較して有意に低くすることができない。
因みに、自動車用ヘッドライトにLEDを使用する場合、5W以上のLEDモジュールを複数用いている。高輝度LEDモジュールは、一般に表示板などの用途で使用されるLEDに比べ発熱量が高い。また、自動車用照明は安全上、結露を起こしにくくするため照明機構全体を密閉あるいは密閉に近い構造とすることで水分の侵入を防いでいる。そのような構造においては、空気の対流量が少なくなるため、必然的に高温となりやすい。ここで、LEDモジュールとは、1つのLEDレンズ内に1個以上の発光素子を含む部品であり、これに用いる放熱用ヒートシンクはLEDの発光面積と比べて放熱のための各面の面積は広いことが特徴である。一般的に、HIDやハロゲンランプと異なり、LEDは、高温になると発光性能や寿命などが低下することが知られおり、特に高輝度LEDは局部的な発熱量が多くなるので冷却は避けられない技術である。
特表2008−512852号公報 特開2009−016415号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、熱の伝導性及び放散性を維持しつつ、全体がアルミニウム製のものより軽量化を図ることが可能であるにも係わらず、材料コストの上昇を抑制し、また製造が比較的容易であるLED用ヒートシンクを提供するとともに、それを用いた自動車用LEDランプ、特にヘッドランプあるいはフォグランプを提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、1W以上の高輝度LEDモジュールの冷却のために使用するヒートシンクであって、少なくとも良熱伝導体金属又は炭素材料のどちらか一方と熱伝導性樹脂を組み合わせたことを特徴とするLED用ヒートシンクを構成した(請求項1)。
ここで、前記熱伝導性樹脂は、金属、無機物、カーボン繊維、グラファイトから選ばれた1種又は2種以上の充填材を含有した熱伝導率0.5W/mK以上のものを用いる(請求項2)。
ここで、前記熱伝導性樹脂は、熱可塑性樹脂をマトリックス成分とするものである(請求項3)。
また、前記良熱伝導体金属は、アルミニウム、銅、マグネシウム及びそれらの合金など、熱伝導率20W/m・K以上の物質から選ばれたものである(請求項4)。
また、前記炭素材料は、炭素/カーボン繊維複合体、グラファイト、カーボン繊維強化複合材料の少なくとも1種からなる成形体又はカーボン繊維織物であって、熱伝導率が20W/m・K以上であることが好ましい(請求項5)。
更に、前記熱伝導性樹脂は、前記良熱伝導体金属より比重が小さいものを用いることがより好ましい(請求項6)。
そして、前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面に複数のフィンを列設した形状のヒートシンク本体の該受熱面に、前記良熱伝導体金属又は炭素材料からなる板体を接合固定したものとする(請求項7)。
更に、前記板体をインサート成形により接合固定したヒートシンクであることが好ましい(請求項8)。
また、前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面に複数のフィンを列設した形状のヒートシンク本体の該受熱面に、ヒートパイプをインサート成形して設けることも好ましい(請求項9)。
そして、前述のLED用ヒートシンクを用い、その受熱面に高輝度LEDモジュールを接合した自動車用LEDランプを構成し(請求項10)、また、前述のLED用ヒートシンクを用い、その受熱面に高輝度LEDモジュールを接合した自動車用LEDヘッドランプを構成した(請求項11)。更には、前述のLED用ヒートシンクを用い、その受熱面に高輝度LEDモジュールを接合した自動車用LEDフォグランプを構成した(請求項12)。
以上にしてなる本発明のLED用ヒートシンクによれば、少なくとも良熱伝導体金属又は炭素材料のどちらか一方と熱伝導性樹脂を組み合わせたので、熱の伝導性及び放散性を維持しつつ、前記良熱伝導体金属より比重が小さい熱伝導性樹脂を用いれば、全体がアルミニウム製のものより軽量化を図ることが可能である。ここで、前記熱伝導性樹脂として、金属、無機物、カーボン繊維、グラファイトから選ばれた1種又は2種以上の充填材を含有した熱伝導率0.5W/mK以上のものを用いると、材料コストの上昇を抑制しつつ、熱伝導率を高めることができる。一般的に、熱伝導性樹脂は、アルミニウムと比べて熱伝導性は劣るが、低熱容量や高放射率などを有し、冷却ファンなどの強制空冷が無い環境など、環境条件によってはアルミニウムと同等の放熱特性を示すのである。
また、前記良熱伝導体金属の代わりに、炭素/カーボン繊維複合体、グラファイト、カーボン繊維強化複合材料の少なくとも1種からなる成形体又はカーボン繊維織物であって、熱伝導率が20W/m・K以上である炭素材料を用いれば、更なる軽量化を図ることが可能である。
また、LED用ヒートシンクの構造を、前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面に複数のフィンを列設した形状のヒートシンク本体の該受熱面に、前記良熱伝導体金属又は炭素材料からなる板体を接合固定したもの、あるいは、前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面に複数のフィンを列設した形状のヒートシンク本体の該受熱面に、前記良熱伝導体金属又は炭素材料からなる板体をインサート成形したもの、あるいは前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面に複数のフィンを列設した形状のヒートシンク本体の該受熱面に、ヒートパイプをインサート成形した場合には、製造が比較的容易である。そして、高輝度LEDのように狭い発熱源からの熱を、良熱伝導体金属又は炭素材料を使用して周囲に分散させた後、放熱性が良く熱容量の小さい熱伝導性樹脂のフィンで効率的に放熱できるのである。特に、熱伝導性樹脂の成形時に良熱伝導体金属又は炭素材料からなる板体やヒートパイプをインサート成形することにより、良熱伝導体金属又は炭素材料と樹脂の接合面の熱抵抗も低下させることができる。
そして、前述のLED用ヒートシンクを用い、その受熱面に高輝度LEDモジュールを接合した自動車用LEDヘッドランプやLEDフォグランプを構成すれば、ヘッドランプやフォグランプの軽量化、ひいては自動車の軽量化を図ることができ、燃費の改善につながる。
本発明に係るLED用ヒートシンクの代表的実施形態を示し、(a)は断面図、(b)は斜視図である。 本発明に係るLED用ヒートシンクの他の実施形態を示し、(a)は断面図、(b)は斜視図である。 熱伝導性樹脂で成形したヒートシンク本体の斜視図である。 本発明の効果を確認するための実験に供するヒートシンク試験体の斜視図である。 各ヒートシンク試験体の冷却効果を示したグラフであり、樹脂A+Al板は実線、樹脂B+Al板は一点鎖線、樹脂C+Al板は二点鎖線、Al+Al板は太い点線、Al板のみは細い点線で示している。 LED冷却効果を試験するための実験配置を示す斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1〜図5は本発明のLED用ヒートシンクの実施形態を示し、図中符号1はヒートシンク、2はヒートシンク本体、3は熱伝達板、4はLEDモジュールをそれぞれ示している。
本発明のLED用ヒートシンク1は、1W以上の高輝度LEDモジュール4の冷却のために使用するヒートシンクであって、少なくとも良熱伝導体金属又は炭素材料(熱伝達板3)のどちらか一方と熱伝導性樹脂(ヒートシンク本体2)を組み合わせることを基本構成としている。本発明のヒートシンク1は、図1及び図2に示すように、LEDモジュール4を接合する受熱面5に沿って設けた良熱伝導体金属又は炭素材料からなる熱伝達板3をよって、LEDモジュール4の狭い発熱源から発生した熱を受熱面5の全体に伝達し、低熱容量や高放射率を有する熱伝導性樹脂から成形したヒートシンク本体2によって熱を空中に放散し、LEDモジュール4の温度上昇を抑制する、つまり冷却するのである。
前記熱伝導性樹脂は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂をマトリックス成分とし、金属、無機物、カーボン繊維、グラファイトから選ばれた1種又は2種以上の充填材を含有した熱伝導率0.5W/m・K以上のものである。成形性とリサイクル性の観点から熱可塑性樹脂をマトリックス成分とすることが好ましい。更に好ましくは、熱伝導性樹脂の熱伝導率は2.5W/m・K以上である。
ここで、カーボン繊維の熱伝導率は、500〜1200W/m・Kのものがあり、高熱伝導性炭素繊維強化エポキシ樹脂を用いた場合、熱伝導率が270W/m・Kの成形品が得られることが知られている。グラファイトは、ダイアモンドの次に高い熱伝導率を有し、800〜1700W/m・Kであり、熱伝導性樹脂の熱伝導率を更に高くすることが可能である。当然、熱伝導性樹脂の熱伝導率は、グラファイトの熱伝導率を超えることはない。尚、熱伝導率の測定は、JIS R1161(1997)のレーザーフラッシュ法による熱拡散率、比熱、熱伝導率試験法に基づいている。
ここで、熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エラストマー系(スチレン系,オレフィン系,PVC系,ウレタン系,エステル系,アミド系)樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、エンジニアリングプラスチック等が用いられる。特にポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、エチレンアクリレート樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステルエラストマー樹脂、ポリアミドエラストマー樹脂、液晶ポリマー、ポリブチレンテレフタレート樹脂等が選ばれる。中でも耐熱性および柔軟性からナイロン樹脂、ポリエステルエラストマー樹脂、ポリアミドエラストマー樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、液晶ポリマー、ポリブチレンテレフタレート樹脂が好適である。
また、熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等が用いられる。中でも、耐熱性及び柔軟性からエポキシ樹脂、シリコーン樹脂及びフェノール樹脂が好適である。
一方、前記良熱伝導体金属は、アルミニウム、銅、マグネシウム及びそれらの合金、つまりアルミニウム合金、銅合金、マグネシウム合金など、熱伝導率20W/m・K以上の物質から選ばれたものである。ここで、熱伝導率は、アルミニウムで237W/m・K、銅で400W/m・K、マグネシウムで156W/m・Kである。
また、前記炭素材料は、炭素/カーボン繊維複合体、グラファイト、カーボン繊維強化複合材料の少なくとも1種からなる成形体又はカーボン繊維織物であって、熱伝導率が20W/m・K以上のものを用いる。ここで、カーボン繊維の熱伝導率は、500〜1200W/m・Kのものがあり、アルミニウムと比較して格段に高い。
そして、ヒートシンク1の軽量化を図るためには、前記熱伝導性樹脂は、前記良熱伝導体金属より比重が小さいものを用いる。一般的に、炭素材料は、良熱伝導体金属より比重が小さいので、熱伝達板3を炭素材料で形成した場合には更に軽量が図れる。熱伝達板3をアルミニウム又はその合金で作製した場合、アルミニウムの比重は約2.7であるので、前記熱伝導性樹脂は比重1.3〜2.5のものを用いる。また、マグネシウムの比重はアルミニウムの約2/3と金属中最軽量であるので、熱伝達板3をマグネシウム又はその合金で作製した場合も軽量化に有利である。
本発明におけるヒートシンクの熱伝導性樹脂部分の形状は、LEDを目的温度に冷却するために必要とされる放熱量に必要となる面積を有していれば、板形状も含め、任意の形状をとことができるが、効率良く放熱を行うためにフィンを設けることが望ましい。ヒートシンクのフィン形状は必ずしも板状である必要はなく、柱状のフィンなど任意の形状を用いることができる。図1に示したヒートシンク1は、前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面5に複数のフィン6,…を列設した形状にヒートシンク本体2を成形する時に、該受熱面5に沿って前記良熱伝導体金属又は炭素材料からなる熱伝達板3をインサート成形した構造である。インサート成形することにより、熱伝達板3と熱伝導性樹脂の界面を密着して接合することができ、熱抵抗を大幅に減少させることが可能となる。そして、前記LEDモジュール4は、基板7の中央部に、複数のLED素子を内蔵し、レンズを一体形成した発光体8を保持した構造であり、前記基板7を前記ヒートシンク1の受熱面5に接合して用いる。基板7の取り付け箇所は、熱をより効率的に熱伝達板3全域に広げる目的から、中央部に接合することが望ましいが、使用目的、意匠性などの観点に応じ、接合箇所は受熱面5内であればどこでも良い。前記受熱面5にLEDモジュール4の基板7を接合するには、オイルコンパウンドやRTVゴム、熱伝導シートなどを使用して熱抵抗を下げる工夫が施される。このように、ヒートシンク1の受熱面5に高輝度LEDモジュール4を接合して自動車用LEDヘッドランプが構成される。
図2に示したヒートシンク1は、前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面5に複数のフィン6,…を列設した形状のヒートシンク本体2の該受熱面5に、前記良熱伝導体金属又は炭素材料からなる熱伝達板3を接合固定したものである。ここで、ヒートシンク本体2と熱伝達板3の接合にも熱抵抗を下げる工夫が施される。この場合、ヒートシンク本体2と熱伝達板3は、別々に製作するので製造が容易である。尚、ヒートシンク1の受熱面5は、実際には熱伝達板3の表面となるが、この場合ヒートシンク本体2の板状部と熱伝達板3とが接合一体化した部分を広義に受熱面5としている。
ここで、図1及び図2にはヒートシンク1の受熱面5が平面である場合を例示したが、円筒状になる場合もあり、図1の場合には円筒状の熱伝達板3をヒートシンク本体2にインサート成形し、図2の場合にはヒートシンク本体2に形成した円筒部内に円筒状の熱伝達板3を嵌挿し接合する。
本発明のヒートシンク1の性能を確認するために比較実験を行った。ここで使用する熱伝導性樹脂Aは、エレサーブEN1000(スターライト工業(株)製)、熱伝導性樹脂Bは、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)/炭酸マグネシウムを重量比で30/70に配合したものである。比較の熱伝導性樹脂Cとして、市販されているPPS/CF CZ1030(DIC(株)製)を用いた。
熱伝導性樹脂A(エレサーブEN1000)は、PA12をマトリックスとし、主に炭素繊維を配合した熱伝導性樹脂であり、比重1.6、熱伝導率3.8W/m・Kである。熱伝導性樹脂Bは、比重2.2、熱伝導率1.3W/m・Kである。熱伝導性樹脂Cは、比重1.4、熱伝導率約0.7W/m・Kである。
これら熱伝導性樹脂A〜Cを用いて図3に示すような一般的な形状のヒートシンク本体10を成形した。ヒートシンク本体10の寸法は、受熱面11が45mm×30mm、フィン12の高さが20mmで、フィン12の数は8枚である。比較として前記ヒートシンク本体10と同形のアルミ製のヒートシンク本体(材質:A6061)を用意した。実験には図3に示すように、二つのヒートシンク本体10,10をフィン12,12が直線状に並ぶように接合したものをヒートシンク試験体とし、両受熱面11,11に渡って70mm×70mm、厚さが3mmのアルミニウム(材質:A1015)製の熱伝達板13を熱伝導両面テープにて接合し、該熱伝達板13の中央部に図示しないLEDモジュールを接合した。アルミ製のヒートシンク試験体も同様である。LEDモジュールは、実装LEDがMCE4WT−A2−WC−M(CREE社XLamp)で、それを1辺が22mmの基板モジュール(L−MCE−X1(LED−ON社))に装着したものである。
そして、4つの試験体を、図4に示すように、PA66の平面シート14の上に載置し、前記各試験体のLEDモジュールに定電流電源より650mAの電流を供給し、時間経過に連れてLEDモジュールの温度変化を測定した。温度測定には、前記実装LEDの近傍の基板モジュールに熱電対を貼り付けて行った。その測定結果を図5に示している。図中「樹脂A+Al板」は、熱伝導性樹脂Aのヒートシンク本体10にアルミニウム製の熱伝達板13を接合したもの、「樹脂B+Al板」は、熱伝導性樹脂Bのヒートシンク本体10にアルミニウム製の熱伝達板13を接合したもの、「樹脂C+Al板」は、熱伝導性樹脂Cのヒートシンク本体10にアルミニウム製の熱伝達板13を接合したもの、「Al+Al板」は、アルミ製のヒートシンク本体10にアルミニウム製の熱伝達板13を接合したものをそれぞれ示している。また、比較としてアルミニウム製の熱伝達板13のみを用いたものを「Al板のみ」として表している。
図5からアルミ製のヒートシンク(太い点線)は、最も温度の上昇が少ないが、本発明の熱伝導性樹脂Aのヒートシンク(実線)もそれに匹敵する冷却効果を有している。また、若干冷却性能が落ちるが本発明の熱伝導性樹脂Bのヒートシンク(一点鎖線)も十分な冷却効果を有している。それに対して、一般的な熱伝導性樹脂Cのヒートシンク(二点鎖線)は、冷却効果に劣るものであった。参考に示したアルミニウム製の板(細い点線)のみの場合は、最も冷却効果が劣ることが分かった。逆に言えば、アルミニウム製の熱伝達板に熱伝導性樹脂製のヒートシンクを接合することによって熱の放散性が良くなり、冷却効果が高まる傾向があることがはっきり分かった。
本発明における良熱伝導体金属3の固定方法によるLED冷却効果を比較するために、熱伝導性樹脂Aをヒートシンク本体10として使用し、実験を行った。
図6に示すように、実施例1と同形状のヒートシンク本体10において、ヒートシンク成形時に金型内にアルミ板(熱伝達板3)をインサートし成形したものを使用し、LEDモジュール4の実装LED発光体8の近傍の基板7とヒートシンク本体10に熱電対を貼付け、アルミ板をヒートシンク成形後に接合したものと温度比較を実施した。
LEDモジュールに定電流電源より650mAの電流を供給し、30分後の温度測定点Xと温度測定点Yの測定温度を表1に示す。表1には温度測定点Xと温度測定点Yの温度差(X−Y)を併記する。
Figure 2011061157
表1からアルミ板を成形後に接合したものの場合、温度差(X−Y)は14℃であるが、アルミ板をインサート成形した場合は温度差(X−Y)が8℃であり、インサート成形した方が温度差が小さいことより冷却効果が高い傾向にあることが判る。
1 ヒートシンク、
2 ヒートシンク本体、
3 熱伝達板、
4 LEDモジュール、
5 受熱面、
6 フィン、
7 基板、
8 発光体、
10 ヒートシンク本体、
11 受熱面、
12 フィン、
13 熱伝達板、
14 平面シート、
15 温度測定点X、
16 温度測定点Y。

Claims (12)

  1. 1W以上の高輝度LEDモジュールの冷却のために使用するヒートシンクであって、少なくとも良熱伝導体金属又は炭素材料のどちらか一方と熱伝導性樹脂を組み合わせたことを特徴とするLED用ヒートシンク。
  2. 前記熱伝導性樹脂は、金属、無機物、カーボン繊維、グラファイトから選ばれた1種又は2種以上の充填材を含有した熱伝導率0.5W/m・K以上のものを用いる請求項1記載のLED用ヒートシンク。
  3. 前記熱伝導性樹脂は、熱可塑性樹脂をマトリックス成分とする請求項1又は2記載のLED用ヒートシンク。
  4. 前記良熱伝導体金属は、アルミニウム、銅、マグネシウム及びそれらの合金など、熱伝導率20W/m・K以上の物質から選ばれたものである請求項1〜3何れかに記載のLED用ヒートシンク。
  5. 前記炭素材料は、炭素/カーボン繊維複合体、グラファイト、カーボン繊維強化複合材料の少なくとも1種からなる成形体又はカーボン繊維織物であって、熱伝導率が20W/m・K以上である請求項1〜4何れかに記載のLED用ヒートシンク。
  6. 前記熱伝導性樹脂は、前記良熱伝導体金属より比重が小さいものを用いる請求項1〜5何れかに記載のLED用ヒートシンク。
  7. 前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面に複数のフィンを列設した形状のヒートシンク本体の該受熱面に、前記良熱伝導体金属又は炭素材料からなる板体を接合固定した請求項1〜6何れかに記載のLED用ヒートシンク。
  8. 前記板体をインサート成形により接合固定した請求項7記載のLED用ヒートシンク。
  9. 前記熱伝導性樹脂で成形し、受熱面に複数のフィンを列設した形状のヒートシンク本体の該受熱面に、ヒートパイプをインサート成形した請求項1〜8何れかに記載のLED用
  10. 請求項1〜9何れかに記載のLED用ヒートシンクを用い、その受熱面に高輝度LEDモジュールを接合した自動車用LEDランプ。
  11. 請求項10に記載の自動車用LEDヘッドランプ。
  12. 請求項10に記載の自動車用LEDフォグランプ。
JP2009212318A 2009-09-14 2009-09-14 自動車用led用ヒートシンク Active JP5683799B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212318A JP5683799B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 自動車用led用ヒートシンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212318A JP5683799B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 自動車用led用ヒートシンク

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013260424A Division JP2014067728A (ja) 2013-12-17 2013-12-17 自動車用ledランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011061157A true JP2011061157A (ja) 2011-03-24
JP5683799B2 JP5683799B2 (ja) 2015-03-11

Family

ID=43948402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009212318A Active JP5683799B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 自動車用led用ヒートシンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5683799B2 (ja)

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013038854A1 (ja) * 2011-09-14 2013-03-21 シャープ株式会社 発光装置およびその製造方法
CN103047569A (zh) * 2012-12-20 2013-04-17 华南理工大学 一种led球泡灯结构
JP2013089718A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Kaneka Corp 高熱伝導性樹脂を用いたヒートシンク及びled光源
JP2013093324A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Federal-Mogul Ignition Co 車両ランプアセンブリ
JP2013524439A (ja) * 2010-04-02 2013-06-17 ジーイー ライティング ソリューションズ エルエルシー 軽量ヒートシンク及びそれを使用するledランプ
WO2013180178A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 市光工業株式会社 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
JP2013247093A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
JP2013247062A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
JP2013247061A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
WO2014104559A1 (ko) * 2012-12-28 2014-07-03 하이쎌 주식회사 탄소 섬유 기판을 이용한 led용 방열 플렉서블 모듈 및 이의 제조 방법
WO2014125714A1 (ja) 2013-02-15 2014-08-21 シャープ株式会社 植物栽培用led光源
KR101433925B1 (ko) 2012-12-27 2014-08-29 전자부품연구원 엘이디 조명용 방열체
CN104089262A (zh) * 2014-07-21 2014-10-08 东莞市闻誉实业有限公司 散热器
KR20140139803A (ko) * 2013-05-28 2014-12-08 엘지전자 주식회사 공기 조화기
JP2015008074A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 市光工業株式会社 車両用灯具の半導体型光源、車両用灯具
JP2015511066A (ja) * 2012-03-06 2015-04-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 照明モジュール及び照明モジュールを製造する方法
KR101554507B1 (ko) * 2015-03-20 2015-09-21 에콜바이오텍(주) 절연 열전도성 플라스틱 히트싱크를 이용한 led조명기구
JP2015204143A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 株式会社ソディック 投光器
WO2016035680A1 (ja) * 2014-09-01 2016-03-10 株式会社カネカ 自動車用ledランプヒートシンク
WO2016194361A1 (ja) * 2015-06-03 2016-12-08 株式会社カネカ 金属樹脂複合体
CN106931382A (zh) * 2017-03-29 2017-07-07 华南理工大学 一种用于led车灯的散热元件及其制备方法
US9841175B2 (en) 2012-05-04 2017-12-12 GE Lighting Solutions, LLC Optics system for solid state lighting apparatus
KR20180025479A (ko) * 2016-08-31 2018-03-09 현대모비스 주식회사 히트싱크 장치
US9951938B2 (en) 2009-10-02 2018-04-24 GE Lighting Solutions, LLC LED lamp
JP2018156796A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 テイ・エス テック株式会社 照明装置
CN109360816A (zh) * 2018-12-06 2019-02-19 深圳市超频三科技股份有限公司 一种散热器
US10340424B2 (en) 2002-08-30 2019-07-02 GE Lighting Solutions, LLC Light emitting diode component
US10355188B2 (en) 2014-10-23 2019-07-16 Kaneka Corporation LED lamp heat sink
US10591124B2 (en) 2012-08-30 2020-03-17 Sabic Global Technologies B.V. Heat dissipating system for a light, headlamp assembly comprising the same, and method of dissipating heat
CN112497595A (zh) * 2020-11-12 2021-03-16 西安紫光国芯半导体有限公司 一种柔性散热外壳的制备方法及其应用
US11135971B2 (en) 2017-03-16 2021-10-05 Ts Tech Co., Ltd. Illuminating device
WO2021206198A1 (ko) * 2020-04-10 2021-10-14 주식회사 엠티티 조립용이한 방열핀이 메탈 pcb에 직접 부착되는 led 조명
US11355411B2 (en) 2018-02-07 2022-06-07 Nec Platforms, Ltd. Heat sink and assembly method for heat sink
WO2024081222A1 (en) * 2022-10-10 2024-04-18 Lumileds Llc Over moulded led module with integrated heatsink and optic
WO2024081008A1 (en) * 2022-10-10 2024-04-18 Lumileds Llc Over moulded led module with integrated heatsink and optic

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064266A (ja) * 2001-05-24 2003-03-05 Toray Ind Inc フィラー高充填樹脂組成物
JP2004526307A (ja) * 2001-01-31 2004-08-26 ジェンテクス・コーポレーション 高出力放射エミッタデバイスおよび電子部品用熱放散パッケージ
JP2004349685A (ja) * 2003-04-14 2004-12-09 Integral Technologies Inc 導電性フィラー充填樹脂系材料で製作した低コストの熱管理デバイスであるヒートシンク
JP2005213459A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Nippon Steel Corp 高熱伝導材料
JP2006049878A (ja) * 2004-07-08 2006-02-16 Toray Ind Inc 熱伝導性成形体およびその製造方法
JP2007099820A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Techno Polymer Co Ltd 粉体組成物、造粒体及び成形品
JP2007528588A (ja) * 2003-09-16 2007-10-11 松下電器産業株式会社 Led照明光源およびled照明装置
JP2007281403A (ja) * 2005-11-09 2007-10-25 Taisei Plas Co Ltd 冷却機能を有する電子回路装置とその製造方法
JP2007299676A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2009016415A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Technes Co Ltd 樹脂製ヒートシンク
JP2009099533A (ja) * 2007-09-25 2009-05-07 Hitachi Maxell Ltd 放熱部材、反射部材および照明ユニット
JP2009191392A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Teijin Ltd ピッチ系炭素繊維フィラー及びそれを用いた成形体
JP2011501351A (ja) * 2007-10-09 2011-01-06 フィリップス ソリッド−ステート ライティング ソリューションズ インコーポレイテッド 一般照明用の一体型led照明器具
JP2011507152A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ヒートシンク、およびヒートシンクを含む点灯装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004526307A (ja) * 2001-01-31 2004-08-26 ジェンテクス・コーポレーション 高出力放射エミッタデバイスおよび電子部品用熱放散パッケージ
JP2003064266A (ja) * 2001-05-24 2003-03-05 Toray Ind Inc フィラー高充填樹脂組成物
JP2004349685A (ja) * 2003-04-14 2004-12-09 Integral Technologies Inc 導電性フィラー充填樹脂系材料で製作した低コストの熱管理デバイスであるヒートシンク
JP2007528588A (ja) * 2003-09-16 2007-10-11 松下電器産業株式会社 Led照明光源およびled照明装置
JP2005213459A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Nippon Steel Corp 高熱伝導材料
JP2006049878A (ja) * 2004-07-08 2006-02-16 Toray Ind Inc 熱伝導性成形体およびその製造方法
JP2007099820A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Techno Polymer Co Ltd 粉体組成物、造粒体及び成形品
JP2007281403A (ja) * 2005-11-09 2007-10-25 Taisei Plas Co Ltd 冷却機能を有する電子回路装置とその製造方法
JP2007299676A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2009016415A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Technes Co Ltd 樹脂製ヒートシンク
JP2009099533A (ja) * 2007-09-25 2009-05-07 Hitachi Maxell Ltd 放熱部材、反射部材および照明ユニット
JP2011501351A (ja) * 2007-10-09 2011-01-06 フィリップス ソリッド−ステート ライティング ソリューションズ インコーポレイテッド 一般照明用の一体型led照明器具
JP2011507152A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ヒートシンク、およびヒートシンクを含む点灯装置
JP2009191392A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Teijin Ltd ピッチ系炭素繊維フィラー及びそれを用いた成形体

Cited By (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10340424B2 (en) 2002-08-30 2019-07-02 GE Lighting Solutions, LLC Light emitting diode component
US9951938B2 (en) 2009-10-02 2018-04-24 GE Lighting Solutions, LLC LED lamp
JP2013524439A (ja) * 2010-04-02 2013-06-17 ジーイー ライティング ソリューションズ エルエルシー 軽量ヒートシンク及びそれを使用するledランプ
JP2013062438A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Sharp Corp 植物栽培用の発光装置およびその製造方法
WO2013038854A1 (ja) * 2011-09-14 2013-03-21 シャープ株式会社 発光装置およびその製造方法
JP2013089718A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Kaneka Corp 高熱伝導性樹脂を用いたヒートシンク及びled光源
JP2013093324A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Federal-Mogul Ignition Co 車両ランプアセンブリ
JP2015511066A (ja) * 2012-03-06 2015-04-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 照明モジュール及び照明モジュールを製造する方法
US9841175B2 (en) 2012-05-04 2017-12-12 GE Lighting Solutions, LLC Optics system for solid state lighting apparatus
US10139095B2 (en) 2012-05-04 2018-11-27 GE Lighting Solutions, LLC Reflector and lamp comprised thereof
EP2857739A4 (en) * 2012-05-29 2016-01-27 Ichikoh Industries Ltd SEMICONDUCTOR LIGHT SOURCE UNIT FOR VEHICLE LIGHTING INSTRUMENT AND VEHICLE LIGHTING INSTRUMENT
KR20150018493A (ko) * 2012-05-29 2015-02-23 이치코 고교가부시키가이샤 차량용 등기구의 반도체형 광원의 광원 유닛, 차량용 등기구
JP2013247061A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
JP2013247062A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
WO2013180178A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 市光工業株式会社 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
JP2013247093A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
CN104350325A (zh) * 2012-05-29 2015-02-11 市光工业株式会社 车辆用灯具的半导体型光源的光源单元、车辆用灯具
US9557026B2 (en) 2012-05-29 2017-01-31 Ichikoh Industries, Ltd. Vehicular lighting instrument semiconductor light source light source unit and vehicular lighting instrument
KR102172743B1 (ko) * 2012-05-29 2020-11-02 이치코 고교가부시키가이샤 차량용 등기구의 반도체형 광원의 광원 유닛, 차량용 등기구
US10591124B2 (en) 2012-08-30 2020-03-17 Sabic Global Technologies B.V. Heat dissipating system for a light, headlamp assembly comprising the same, and method of dissipating heat
CN103047569A (zh) * 2012-12-20 2013-04-17 华南理工大学 一种led球泡灯结构
KR101433925B1 (ko) 2012-12-27 2014-08-29 전자부품연구원 엘이디 조명용 방열체
WO2014104559A1 (ko) * 2012-12-28 2014-07-03 하이쎌 주식회사 탄소 섬유 기판을 이용한 led용 방열 플렉서블 모듈 및 이의 제조 방법
WO2014125714A1 (ja) 2013-02-15 2014-08-21 シャープ株式会社 植物栽培用led光源
KR102066690B1 (ko) 2013-05-28 2020-01-15 엘지전자 주식회사 공기 조화기
KR20140139803A (ko) * 2013-05-28 2014-12-08 엘지전자 주식회사 공기 조화기
JP2015008074A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 市光工業株式会社 車両用灯具の半導体型光源、車両用灯具
JP2015204143A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 株式会社ソディック 投光器
CN104089262A (zh) * 2014-07-21 2014-10-08 东莞市闻誉实业有限公司 散热器
JPWO2016035680A1 (ja) * 2014-09-01 2017-06-29 株式会社カネカ 自動車用ledランプヒートシンク
WO2016035680A1 (ja) * 2014-09-01 2016-03-10 株式会社カネカ 自動車用ledランプヒートシンク
EP3190636A4 (en) * 2014-09-01 2018-01-24 Kaneka Corporation Led lamp heat sink for vehicles
US10222051B2 (en) 2014-09-01 2019-03-05 Kaneka Corporation Automotive LED lamp heat sink
CN106605310A (zh) * 2014-09-01 2017-04-26 株式会社钟化 汽车用led灯散热器
CN106605310B (zh) * 2014-09-01 2019-11-01 株式会社钟化 汽车用led灯散热器
US10355188B2 (en) 2014-10-23 2019-07-16 Kaneka Corporation LED lamp heat sink
KR101554507B1 (ko) * 2015-03-20 2015-09-21 에콜바이오텍(주) 절연 열전도성 플라스틱 히트싱크를 이용한 led조명기구
JPWO2016194361A1 (ja) * 2015-06-03 2018-05-24 株式会社カネカ 金属樹脂複合体
CN107708998A (zh) * 2015-06-03 2018-02-16 株式会社钟化 金属树脂复合体
WO2016194361A1 (ja) * 2015-06-03 2016-12-08 株式会社カネカ 金属樹脂複合体
KR20180025479A (ko) * 2016-08-31 2018-03-09 현대모비스 주식회사 히트싱크 장치
KR102595596B1 (ko) * 2016-08-31 2023-11-01 현대모비스 주식회사 히트싱크 장치
US11135971B2 (en) 2017-03-16 2021-10-05 Ts Tech Co., Ltd. Illuminating device
JP2018156796A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 テイ・エス テック株式会社 照明装置
CN106931382A (zh) * 2017-03-29 2017-07-07 华南理工大学 一种用于led车灯的散热元件及其制备方法
CN106931382B (zh) * 2017-03-29 2023-03-21 华南理工大学 一种用于led车灯的散热元件及其制备方法
US11355411B2 (en) 2018-02-07 2022-06-07 Nec Platforms, Ltd. Heat sink and assembly method for heat sink
CN109360816A (zh) * 2018-12-06 2019-02-19 深圳市超频三科技股份有限公司 一种散热器
WO2021206198A1 (ko) * 2020-04-10 2021-10-14 주식회사 엠티티 조립용이한 방열핀이 메탈 pcb에 직접 부착되는 led 조명
CN112497595A (zh) * 2020-11-12 2021-03-16 西安紫光国芯半导体有限公司 一种柔性散热外壳的制备方法及其应用
WO2024081222A1 (en) * 2022-10-10 2024-04-18 Lumileds Llc Over moulded led module with integrated heatsink and optic
WO2024081008A1 (en) * 2022-10-10 2024-04-18 Lumileds Llc Over moulded led module with integrated heatsink and optic

Also Published As

Publication number Publication date
JP5683799B2 (ja) 2015-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5683799B2 (ja) 自動車用led用ヒートシンク
JP2014067728A (ja) 自動車用ledランプ
US8740415B2 (en) Partitioned heatsink for improved cooling of an LED bulb
JP5128099B2 (ja) 熱異方性を有する材料を使用した自動車用の照明または信号伝達装置
CN103968313B (zh) 用于车辆的照明装置、散热装置和照明装置
US8684563B2 (en) Heat dissipating structure of LED lamp cup made of porous material
US9978922B2 (en) Heat sink using graphite and light emitting device
US20150036369A1 (en) Automobile led head lamp module using flexible substrate and heat sink structure thereof
KR20200086496A (ko) 고방열 연성회로기판(gfpcb) 및 이의 제조 방법, 차량용 led 램프
KR101010351B1 (ko) 나노 분말을 이용한 방열장치
JP2017536666A (ja) プラスチックハウジングを有する屋外led照明器具
JP2014135350A (ja) ヒートシンク
US20110103080A1 (en) Illumination element having a plastic support
WO2010002812A1 (en) Track lighting system having heat sink for solid state track lights
US9933121B2 (en) Method of making LED light bulb with graphene filament
KR20230158451A (ko) 열전도성 고분자 히트싱크 경량 방열 구조 및 제조방법
WO2020158603A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP2012199008A (ja) 照明装置、およびそれを備えた照明機器
JP2017017178A (ja) 自然空冷式ヒートシンク及びこれを用いた発熱素子装置
KR102373637B1 (ko) Led 조명등용 히트싱크 모듈
US20170370557A1 (en) Modular heat management apparatus for outdoor lighting system
JP6469402B2 (ja) ライト部材
JP5877598B1 (ja) ヒートパイプ冷却ダブル型高輝度led前照灯
JP2006244726A (ja) Led照明装置
KR101745991B1 (ko) 수송기기용 광원장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20131218

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140117

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5683799

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250