JP2011055441A - セットトップボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログ録画機器でデジタル放送の映像を予約録画する際の操作を便利にする。
【解決手段】識別データ付加部120は、チューナ本体110が受信した受信チャネルの信号に識別データを付加して識別データ付き信号を得る。RFコンバータ130は、識別データ付き信号をアナログ放送のRF信号に変換する。RFコンバータ130が得たRF信号はRF信号出力端子152を介してアナログ放送の録画機器にライン出力され、該録画機器の出力信号はフィードバック信号入力端子154を介して制御部140にライン入力される。制御部140は、録画機器の出力信号に対して識別データの検出を行い、検出結果に応じて受信チャネルの設定を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログ録画機器でデジタル放送の番組を録画可能にするセットトップボックスに関する。
アナログ放送からデジタル放送への移行が進む中、現在普及しているアナログテレビやアナログ録画機器でデジタル放送の視聴や録画を行うためのセットトップボックスが利用されている。
ここで、セットトップボックスとアナログ録画機器を用いてデジタル放送の番組を録画する際の利便性を良くするために、様々な試みがなされている。
例えば、特許文献1には、アナログ録画機器であるVTRに監視用の信号を送出してVTRの動作状態を検出し、検出結果に基づいて本体の電源のオン/オフを制御し、VTRにて予約録画ができるようにしたCS/BSチューナが開示されている。
このCS/BSチューナは、VTRの出力信号を入力する入力端子を有し、本体の電源がオフにされているときにVTRに監視用の信号を送出すると共に、上記入力端子を介して入力されるVTRからの出力信号における監視用の信号の有無を検出する。監視用の信号が検出されなければ、監視動作を続け、監視用の信号が検出されれば、本体の電源をオンしてVTRに出力する信号を映像信号に切替える。その後、上記VTRからの出力信号における映像信号の有無を検出すると共に、映像信号が無くなれば本体の電源をオフにする。
このCS/BSチューナによれば、VTR側で予約録画の設定をしておけば、VTR側の録画開始に応じてチューナ側が電源オンし、VTR側の録画終了に応じてチューナ側が電源オフするため、チューナ側で予約録画のための電源オン/オフの設定が不要になる。
特許第2700020号公報
しかし、アナログ録画機器の録画開始/終了に応じて本体の電源オン/オフが可能な機能を備えただけでは、アナログ録画機器側の予約設定だけで予約録画を正しく実現することができない。アナログ録画機器で設定された予約録画のチャネルに合わせてセットトップボックス側でもチャネルを設定する必要があり、操作が煩雑である。
本発明の一つの態様は、セットトップボックスである。このセットトップボックスは、識別データ付加部と、変換部と、出力端子と、入力端子と、制御部を備える。
識別データ付加部は、デジタル放送の複数のチャネルのうちの設定された受信チャネルの信号に対して識別データを付加する。
変換部は、識別データ付加部が得た識別データ付き信号をアナログ放送のRF信号に変換し、出力端子は、該RF信号をアナログ放送の録画機器に出力する。入力端子は、該録画機器の出力信号を入力する。
制御部は、入力端子からの録画機器の出力信号に対して識別データの検出を行い、検出結果に応じて受信チャネルの設定を変更する。
なお、上記態様のセットトップボックスをシステムや方法に置き換えて表現したもの、該セットトップボックスの一部の処理をコンピュータに実行せしめるプログラムも、本発明の態様としては有効である。
本発明にかかる技術によれば、アナログ録画機器でデジタル放送の映像を予約録画する際の操作性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態にかかるセットトップボックスを示す図である。 図1に示すセットトップボックスにおける処理の流れを示すフローチャートである。 識別データの付加を説明するための図である(その1)。 識別データの付加を説明するための図である(その2)。 識別データの付加を説明するための図である(その3)。 本発明の第2の実施の形態にかかるセットトップボックスを示す図である。 図6に示すセットトップボックスにおける処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態にかかるセットトップボックスにおける処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態にセットトップボックス100を示す。セットトップボックス100は、例えばデジタル放送のチューナであり、デジタル放送のIF信号をアナログ放送のRF信号に変換し、アナログ放送用の録画機器によるデジタル放送番組の録画を可能にするものである。図示のように、セットトップボックス100は、放送波入力端子102と、チューナ本体110と、識別データ付加部120と、RFコンバータ130と、制御部140と、RF信号出力端子152と、フィードバック信号入力端子154を備える。制御部140は、解析部142を有する。
デジタル放送のアンテナからの放送波信号S0は、放送波入力端子102を介してチューナ本体110に入力される。チューナ本体110は、制御部140からの受信チャネル制御信号ctrに従って選局し、放送波信号S0に含まれた、受信チャネル制御信号ctrが指定するチャネル(受信チャネル)の信号(受信チャネル信号S1)を識別データ付加部120に出力する。
識別データ付加部120は、チューナ本体110からの受信チャネル信号S1に対して識別データを付加して識別データ付き信号S2を得る。本実施の形態において、識別データは、チャネル毎に異なり、識別データ付加部120は、受信チャネル信号S1のチャネルに対応した識別データを受信チャネル信号S1に付加する。
識別データ付き信号S2は、RFコンバータ130に出力される。RFコンバータ130は、デジタル放送の信号をRF信号に変換する変換部であり、ここでは、識別データ付き信号S2をRF信号S3に変換する。このRF信号S3は、RF信号出力端子152を介して、アナログ放送用の録画機器(図示せず)にライン出力される。
また、フィードバック信号入力端子154を介して、上記録画機器の出力信号(以下フィードバック信号Rという)が制御部140の解析部142にライン入力される。
解析部142は、フィードバック信号Rを解析し、識別データ付加部120により付加した識別データに対応するデータがフィードバック信号Rに含まれているか否かを検出する。なお、フィードバック信号Rに含まれる、識別データ付加部120により付加した識別データに対応するデータは、データ形式が異なる点を除き、該識別データと同一のものであるので、分かりやすいように、以下の説明において単に識別データという。
制御部140は、解析部142の解析結果に基づいて受信チャネルの設定を変更する。具体的には、解析部142による解析の結果、フィードバック信号Rに識別データが無い場合(フィードバック信号Rがブルーバック信号である場合を含む)には、フィードバック信号Rに識別データが検出されるまで、受信チャネル制御信号ctrが指定するチャネルを変更する。
図2のフローチャートを参照してセットトップボックス100の動作を詳細に説明する。分かりやすいように、図示しない録画機器側でチャネルch4の録画の予約録画が設定されている場合を例にして説明する。なお、以下において、録画機器側で設定されるチャネルをアナログチャネル、デジタル放送のチャネルをデジタルチャネルという。この例において、デジタルチャネルはD1〜D10の10個があり、これらのデジタルチャネルは、録画機器側でのアナログチャネルch1〜ch10に夫々対応するとする。
図2に示すように、セットトップボックス100において、制御部140は、まず、受信チャネルを初期値に設定する(S102)。この初期値は、セットボックスの仕様に応じて、デジタルチャネルD1〜D10のうちの任意の1つであってもよく、前回電源オフ時に設定されていたチャネルであってもよい。ここでは、受信チャネルの初期値が「D1」であるとする。
制御部140は、設定した受信チャネルを示す受信チャネル制御信号ctrをチューナ本体110と識別データ付加部120に出力する。
チューナ本体110は、受信チャネル制御信号ctrに従って選局し、放送波信号S0に含まれた、受信チャネル制御信号ctrが示すチャネルの信号(受信チャネル信号S1)を識別データ付加部120に出力する(S104)。ここでは、受信チャネル信号S1がデジタルチャネルD1の信号である。
識別データ付加部120は、デジタルチャネルD1〜D10の夫々のチャネルに対応する識別データを記憶しており、チューナ本体110からの受信チャネル信号S1に対して、受信チャネル制御信号ctrが示すチャネルに対応する識別データを付加して識別データ付き信号S2を得る(S106)。ここでは、識別データ付き信号S2は、デジタルチャネルD1の信号に対して、デジタルチャネルD1の識別データが付加されたものである。
RFコンバータ130は、識別データ付加部120からの識別データ付き信号S2をRF信号に変換してRF信号S3を得、RF信号出力端子152を介して録画機器に出力する(S108)。
図示しない録画機器は、ch4(すなわちD4)のRF信号を録画するように設定されている。この時点では、RFコンバータ130からのRF信号S3がデジタルチャネルD1のRF信号であるため、録画機器は、録画する対象が無く、例えばブルーバック信号を出力する。録画機器からのフィードバック信号R(ここではブルーバック信号)は、フィードバック信号入力端子154を介して制御部140に入力される。
制御部140における解析部142は、フィードバック信号Rを解析し、フィードバック信号Rに、デジタルチャネルD1〜D10のいずれかに対応する識別データの有無を検出する(S110)。ここでは、フィードバック信号Rがブルーバック信号であるため、解析部142は、フィードバック信号Rに「識別データが無い」という検出結果を得る(S120:No)。
制御部140は、解析部142による解析の結果、フィードバック信号Rに識別データが無い場合に(S120:No)、受信チャネルを別のデジタルチャネルに変更する(S130)。本実施の形態においては、例として、制御部140は、受信チャネルの設定変更する際に、D1〜D10の順に変更する。そのため、ここでは、受信チャネルがD2に変更され、受信チャネル制御信号ctrはデジタルチャネルD2を示すことになる。
受信チャネルがD2に設定された状態でステップS104から処理S130の処理が繰り返され、受信チャネルがD3に変更される。
受信チャネルがD3に設定された状態でステップS104からステップS130の処理が繰り返され、受信チャネルがD4に変更される。
受信チャネルがD4に設定された状態でステップS104〜ステップS108の処理が行われ、識別データが付加されたデジタルチャネルD4の信号に対応するRF信号S3は、RF信号出力端子152を介して録画機器に出力される。
このとき、ch4(すなわちD4)のRF信号を録画するように設定されている録画機器は、RF信号S3は録画する。録画した映像は、フィードバック信号入力端子154を介してフィードバック信号Rとして制御部140に入力される。
解析部142は、フィードバック信号Rを解析し、フィードバック信号Rに識別データがあることを検出する(S110、S120:Yes)。
これにより、制御部140による受信チャネルの変更が終了し、録画機器側で予約設定されたチャネルch4(D4)の番組が録画される。
ここで、識別データ付加部120による識別データの付加手法を説明する。
本実施の形態において、識別データ付加部120は、受信チャネル信号S1に含まれる画像フレームの不可視領域に識別データを付加する。図3を参照して説明する。
一般的に、画像フレームは、視聴者に見せる領域(可視領域)と、視聴者に見せない領域(不可視領域)とを有する。図3の例では、斜線で示す領域は可視領域であり、それ以外の領域は不可視領域である。本実施の形態において、図3に示すように、識別データを格納する領域(図3における識別データ格納領域)は不可視領域に位置する。
具体的には、例えば、EIAJ CPR−1204(EIAJ:日本電子機械工業会)で規定される「VBIを用いたビデオID信号伝送方法」に記載されている垂直ブランキング期間に所定のデータ形式の仕様に従って識別データが付加される。
NTSC(National Television System Committee)規格において、奇数フィールドの場合、垂直ブランキング期間の一番初めの走査線は1本目であり、有効映像の1本目は走査線の20本目である。また、偶数フィールドの場合、垂直ブランキング期間の一番初めの走査線が263本目となるが、走査線の本数が525本と奇数であるため、263本目の中央から垂直ブランキング期間が始まる。そして、偶数フィールドの有効映像の1本目は283本目の中央からとなる。
図4は、NTSCの輝度信号における垂直ブランキング期間内のデジタル信号の配置態様の例を示す。図示のように、輝度信号の垂直ブランキング期間に、73IREのリファレンス信号Refと、振幅70IREまたは0IREで表される20bitのデジタル信号が配されている。この20bitのデジタル信号は、コード化されて伝送される。
本実施の形態において、垂直ブランキング期間に識別データを付加する。すなわち、奇数フィールドの場合には20本目の走査線より前に、偶数フィールドの場合には283本目の走査線の後半より前に識別データを付加する。具体的には、図4に示す垂直ブランキング期間に配された20bitのデジタル信号の一部を識別データとして使用する。
「VBIを用いたビデオID信号伝送方法」では、識別データの信号の波形に識別コードが割り付けられる。識別コードのフォーマットは、図5に示すコード割付けに従う。識別コードのWORD1=4'b1011〜4'b1110のとき、WORD2の8ビットで伝播する内容は、規格では未定義であり、任意の値が設定可能である。
本実施の形態では、任意の値が設定可能な上記未定義の部分を用いてチャネル毎の識別データを定義する。例えば、チャネルD1なら8'h01、チャネルD2なら8'h02とするようにして識別データの付加ができる。
本実施の形態のセットトップボックス100によれば、アナログの録画機器側で設定された録画対象のチャネルに合わせて受信チャネルを設定するので、予約録画する際にアナログの録画機器側でチャネルの設定をするのみで正しいチャネルの番組を録画できる。
また、セットボックス側と録画機器側でチャネルの設定が不一致の場合にも、録画機器側で設定されたチャネルの番組で録画するので、セットボックス側での受信チャネルの設定ミスにより録画が不可能となってしまうなどの問題を回避できる。
また、本実施の形態において、識別データを画像フレームの不可視領域に付加するので、視聴者に本来見せるべきではない識別データが視聴者に見えてしまうことを避けることができる。
さらに、EIAJ CPR−1204のような規格で定められた方法で識別データを付加するので、識別データを受信する際の、ノイズなどによる誤動作を減らすことができ、識別データの検出を確実にできる。そのため、録画機器側で設定されたチャネルに確実に受信チャネルを合わせることができる。
また、規格に従って識別データを付加することにより、規格に準拠したセットトップボックスであれば実装でき、簡単かつ安価である。
<第2の実施の形態>
図6は、本発明の第2の実施の形態にかかるセットトップボックス200を示す。セットトップボックス200も、デジタル放送のチューナであり、放送波入力端子202と、チューナ本体210と、識別データ付加部220と、変換部230と、制御部240と、RF信号出力端子252と、フィードバック信号入力端子254を備える。変換部230は、RFコンバータ232とRF混合器234を有し、制御部240は解析部242を有する。
デジタル放送のアンテナからの放送波信号S0は、放送波入力端子202を介してチューナ本体210に入力される。チューナ本体210は、制御部240からの受信チャネル制御信号ctr1に従って、放送波信号S0に含まれた、受信チャネル制御信号ctr1が指定する受信チャネルの信号を識別データ付加部220に出力する。
識別データ付加部220は、チューナ本体210からの受信チャネル信号S1に対して識別データを付加して識別データ付き信号S2を得る。本実施の形態において、詳細については後述するが、識別データ付加部220は、制御部240の制御によっては、受信チャネル信号S1に対して、該受信チャネルの識別データのみを付加する場合と、受信チャネル信号S1に対して各チャネルの識別データを夫々付加する場合がある。各チャネルの識別データを夫々付加する場合には、図6に示す識別データ付き信号S2は、複数のチャネルの信号になる。なお、識別データ付加部220による識別データ付加の具体的な手法は、図1に示すセットトップボックス100の識別データ付加部120の手法と同様であり、ここで詳細な説明を省略する。
識別データ付加部220からの識別データ付き信号S2は、変換部230に出力される。変換部230において、RFコンバータ232は、識別データ付加部220からの識別データ付き信号S2をRF信号に変換してRF信号S3を得てRF混合器234に出力する。RF混合器234は、制御部240からの変換部制御信号ctr2に従って、RF信号S3が複数のチャネルのものである場合にそれらを1つのRF信号S4に混合して、RF信号出力端子252を介してアナログ放送用の録画機器(図示せず)に出力する。なお、RF信号S3が1つのチャネルのみのものである場合には、RF混合器234は、混合動作をせず、RF信号S3をそのまま出力する。
また、フィードバック信号入力端子254を介して、上記録画機器の出力信号(フィードバック信号R)が制御部240の解析部242に入力される。
解析部242は、フィードバック信号Rを解析し、フィードバック信号Rに含まれる識別データがいずれのチャネルに対応するかを検出する。
制御部240は、解析部242の解析結果に基づいて受信チャネルの設定を変更する。
図7のフローチャートを参照してセットトップボックス200の各構成要素の動作を詳細に説明する。分かりやすいように、図示しない録画機器側でチャネルch4の録画の予約録画が設定されている場合を例にして説明する。また、デジタルチャネルはD1〜D10の10個があり、これらのデジタルチャネルは、録画機器側でのアナログチャネルch1〜ch10に夫々対応するとする。
図7に示すように、セットトップボックス200において、制御部240は、まず、受信チャネルを初期値に設定する(S150)。ここでは、受信チャネルの初期値が「D1」であるとする。
制御部240は、第1の制御信号ctr1をチューナ本体210と識別データ付加部220に、第2の制御ctr2を識別データ付加部220と変換部230に出力する。
第1の制御信号ctr1は、設定された受信チャネルを示すものであり、第1の実施の形態のセットトップボックス100における受信チャネル制御信号ctrと同様である。第2の制御信号ctr2は、例えば「Hi」であるときに、識別データ付加部220に対しては「全てのチャネルの識別データを付加」、変換部230に対して「混合する」を示し、「Low」であるときに、識別データ付加部220に対して「受信チャネルの識別データのみを付加」、変換部230に対して「混合しない」を示す。
ここでは、制御部240は、「D1」を示す第1の制御信号と、「Hi」となる第2の制御信号ctr2を出力する。
チューナ本体210は、第1の制御信号ctr1に従って選局し、放送波信号S0に含まれた、第1の制御信号ctr1が示すチャネルの信号(受信チャネル信号S1)を識別データ付加部120に出力する(S151)。ここでは、受信チャネル信号S1がデジタルチャネルD1の信号である。
識別データ付加部220は、第2の制御信号ctr2が「Hi」であるため、チューナ本体210からの受信チャネル(D1)の信号に、デジタルチャネルD1〜D10の各チャネルの識別データを夫々付加して10個のチャネルの識別データ付き信号S2を得る(S152)。また、識別データ付加部220は、チャネルと識別データの対応関係を示す関係情報Pを解析部242に出力する。
RFコンバータ232は、識別データ付加部220からの各チャネルの識別データ付き信号S2をRF信号S3に変換する。RF混合器234は、第2の制御信号ctr2が「Hi」であるため、これらのRF信号S3を1つのRF信号S4に混合する(S154)。
RF信号S4は、RF信号出力端子252を介して録画機器に出力される。図示しない録画機器は、ch4(すなわちD4)の番組を録画するように設定されているため、RF信号S4に含まれるch4の信号を録画する。録画した信号は、フィードバック信号Rとして、フィードバック信号入力端子254を介して制御部240に入力される。
制御部240における解析部242は、フィードバック信号Rを解析し、識別データ付加部220からの関係情報Pに基づいて、フィードバック信号Rに含まれる識別データが対応するチャネルを検出する(S156)。ここでは、識別データが対応するD4が検出される。
なお、関係情報Pにおける各識別データについては、例えば識別データ付加部220がフィードバック信号Rにおけるデータ形式に変換してから制御部240に出力するようにしてもよいし、制御部240が識別データ付加部220から受け取った関係情報Pに含まれる各識別データをフィードバック信号Rにおけるデータ形式に変換して検出に供するようにしてもよい。
制御部240は、解析部242による検出結果に応じて受信チャネルの設定を変更する。具体的には、解析部242が検出したチャネルのみを受信チャネルに設定する(S160)。ここでは、受信チャネルはD4に設定される。制御部240は、「D4」を示す第1の制御信号ctr1をチューナ本体210と識別データ付加部220に出力すると共に、第2の制御信号ctr2を「Low」にする。
その後、チューナ本体210は放送波信号S0に含まれたデジタルチャネルD4の信号を受信チャネル信号S1として識別データ付加部220に出力し(S162)、識別データ付加部220は受信チャネル信号S1にチャネルD4の識別データを付加して識別データ付き信号S2を変換部230に出力する(S162、S164)。変換部230のRFコンバータ232は、識別データ付き信号S2をRF信号S3に変換し、RF混合器234は混合処理をせず、RF信号S3をそのまま出力する(S166)。
これにより、制御部240による受信チャネルの変更が終了し、録画機器側で予約設定されたチャネルch4(D4)の番組が録画される。
本実施の形態のセットトップボックス200は、第1の実施の形態のセットトップボックス100と同様の効果を得ることができる。
さらに、セットトップボックス200は、一度の設定変更だけで、録画機器側で設定されたチャネルに受信チャネルを合わせることができるので、処理が高速である。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態もセットトップボックスである。このセットトップボックスは、アナログの録画機器側で録画チャネルの変更が伴う連続録画にも対応する機能を備える。この機能は、セットトップボックス100とセットトップボックス200のいずれに対しても追加可能であり、例として、セットトップボックス100に対してこの機能を追加したものを第3の実施の形態のセットトップボックスとする。
分かりやすいように、第3の実施の形態について、図1に示すセットトップボックス100の各構成要素を用いて説明する。
図8は、本発明の第3の実施の形態のセットトップボックスによる処理の流れを示すフローチャートである。図8において、ステップS102〜S130は、第1の実施の形態のセットトップボックス100による処理の流れを示す図2におけるステップS102〜S130と同様である。
図8のステップS200からは、録画機器側で録画チャネルの変更が伴う連続録画に対応するための処理である。本実施の形態において、制御部140は、録画機器からのフィードバック信号Rから識別データが検出され、すなわち、セットボックス側で設定された受信チャネルと、録画機器側で設定された録画チャネルとが一致した(S120:Yes)後も、録画機器からのフィードバック信号Rの解析による識別データの有無の検出を継続する(S200)。検出の結果、フィードバック信号Rに識別データがあれば、制御部140は、フィードバック信号Rに識別データの有無の検出を引き続き行う(S202:Yes、S200〜)。一方、フィードバック信号Rに識別データが無くなれば、制御部140は、さらに録画機器からの出力信号すなわちフィードバック信号Rの有無を検出する(S202:NO、S204)。
制御部140は、フィードバック信号Rが無いときに(S204:No)、録画機器が電源オフになったと判断して、処理を終了する。
一方、フィードバック信号Rがあるとき、制御部140は、録画機器側において録画するチャネルが変更されたと判断して、処理をステップS102に進める(S204:Yes、S102〜)。これにより、セットトップボックスの受信チャネルを録画機器側で変更後のチャネルに合わせる処理が行われ、録画機器は変更後のチャネルの番組を録画できるようになる。
本第3の実施の形態のセットトップボックスは、第1の実施の形態のセットトップボックス100が得られる各効果以外、録画機器側で録画チャネルの変更が伴う連続録画にも対応でき、より便利である。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述した各実施の形態に対してさまざまな変更、増減、組合せを行ってもよい。これらの変更、増減、組合せが行われた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、第1の実施の形態において、識別データは、デジタル放送のチャネル毎に異なり、識別データ付加部120は、受信チャネルに対応する識別データを付加するようにしている。例えば、識別データ付加部120が、所定の固定データである識別データを用い、いずれのチャネルが受信チャネルに設定された場合にも同一の固定データを付加するようにしてもよい。この場合、制御部140も、フィードバック信号から上記固定データが検出されるまで受信チャネルの設定を変更する。こうすることにより、受信チャネルに応じて識別データを変更する必要が無いので、より簡単な構成を実現できる。
また、例えば、第2の実施の形態において、制御部240が、識別データ付加部220からの関係情報Pにより、チャネルと識別データの対応関係を通知されるようになっている。制御分240が、予めこの対応関係を示す情報を持つようにしてもよい。この場合、関係情報に含まれる各識別データが予めフィードバック信号Rにおけるデータ形式に変換されたものであってもよいし、制御部240が検出の際に識別データをフィードバック信号Rにおけるデータ形式に変換するようにしてもよい。
例えば、上述した各実施の形態において、映像信号に含まれる画像信号に識別データを付加しているが、例えば、映像信号に含まれる音声信号に識別データを付加するようにしてもよい。
100 セットトップボックス 102 放送波入力端子
110 チューナ本体 120 識別データ付加部
130 RFコンバータ 140 制御部
142 解析部 152 RF信号出力端子
154 フィードバック信号入力端子 200 セットトップボックス
202 放送波入力端子 210 チューナ本体
220 識別データ付加部 230 変換部
232 RFコンバータ 234 RF混合器
240 制御部 242 解析部
252 RF信号出力端子 254 フィードバック信号入力端子

Claims (12)

  1. 設定されたデジタル放送受信チャネルの信号に対して識別データを付加する識別データ付加部と、
    該識別データ付加部が得た識別データ付き信号をアナログ放送のRF信号に変換する変換部と、
    前記RF信号をアナログ放送の録画機器に出力する出力端子と、
    前記録画機器の出力信号を入力する入力端子と、
    該入力端子からの前記録画機器の出力信号に対して識別データの検出を行い、検出結果に応じて受信チャネルの設定を変更する制御部とを備えることを特徴とするセットトップボックス。
  2. 前記識別データは、所定の固定データであり、
    前記制御部は、前記入力端子からの前記録画機器の出力信号から前記固定データが検出されるまで受信チャネルの設定を変更することを特徴とする請求項1に記載のセットトップボックス。
  3. 前記識別データは、デジタル放送のチャネル毎に異なるものであり、
    前記識別データ付加部は、受信チャネルに対応する識別データを付加するものであり、
    前記制御部は、前記入力端子からの前記録画機器の出力信号から前記識別データが検出されるまで受信チャネルの設定を変更することを特徴とする請求項1に記載のセットトップボックス。
  4. 前記識別データは、デジタル放送のチャネル毎に異なるものであり、
    前記識別データ付加部は、前記受信チャネルの信号に、各チャネルの識別データを夫々付加して複数の識別データ付き信号を得、
    前記変換部は、前記複数の識別データ付き信号を夫々RF信号に変換すると共に、変換により得られた各RF信号を混合する混合処理を行い、
    前記制御部は、前記入力端子からの前記録画機器の出力信号から検出された識別データに対応するチャネルが受信チャネルになるように設定を変更することを特徴とする請求項1に記載のセットトップボックス。
  5. 前記識別データ付加部は、チャネルと識別データの対応関係を示す関係情報を前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記関係情報に基づいて前記検出を行うことを特徴とする請求項4に記載のセットトップボックス。
  6. 前記識別データ付加部は、各識別データが前記録画機器の出力信号におけるデータ形式に変換された前記関係情報を前記制御部に出力することを特徴とする請求項5に記載のセットトップボックス。
  7. 前記制御部は、前記識別データ付加部からの前記関係情報に含まれる各識別データを、前記録画機器の出力信号におけるデータ形式に変換して前記検出を行うことを特徴とする請求項5に記載のセットトップボックス。
  8. 前記制御部は、チャネルと識別データの対応関係を示す関係情報を有しており、該関係情報に基づいて前記検出を行うことを特徴とする請求項4に記載のセットトップボックス。
  9. 前記制御部は、設定を変更した後に、前記識別データ付加部が受信チャネルに対応する識別データのみを付加し、前記変換部が前記混合処理を停止するように制御することを特徴とする請求項4から8のいずれか1項に記載のセットトップボックス。
  10. 前記識別データ付加部は、受信チャネルの信号に含まれる画像フレームの不可視領域に識別データを付加することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のセットトップボックス。
  11. 前記識別データ付加部は、受信チャネルの信号の垂直ブランキング期間に識別データを付加することを特徴とする請求項10に記載のセットトップボックス。
  12. 前記識別データ付加部は、受信チャネルの信号に含まれる音声信号に識別データを付加することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のセットトップボックス。
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