JP2011054721A - 被接合部材の接合方法および接合構造体 - Google Patents

被接合部材の接合方法および接合構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】被接合部材を接合する封止材中に気泡が残留することを抑制しつつ、廉価で、被接合部材同士を位置精度よく接合することができる、被接合部材の接合方法および接合構造体を提供する。
【解決手段】配線シート10の少なくとも一部に、2段階硬化樹脂材料を含む樹脂層を形成する工程を備えている。また、樹脂層を半硬化状態にする工程と、樹脂層を半硬化状態にした後、樹脂層の一部を再軟化させる工程とを備えている。さらに、一部が再軟化した樹脂層が、配線シート10と裏面電極型太陽電池セル20との間に挟持された状態において、樹脂層を軟化状態を経て本硬化状態に至らせることにより、配線シート10と裏面電極型太陽電池セル20とを接合する。
【選択図】図12

Description

本発明は、配線シートと太陽電池セルとの接合などに用いられる被接合部材の接合方法、および、それによって得られる太陽電池モジュールなどの接合構造体に関する。
近年、エネルギ資源の枯渇の問題、または、大気中のCO2の増加などの地球環境問題からクリーンなエネルギの開発が望まれている。特に、太陽電池モジュールを用いた太陽光発電が、新しいエネルギ源として開発され、実用化されてきている。
太陽電池モジュールを構成する太陽電池セルにおいては、単結晶または多結晶のシリコン基板の受光面に、シリコン基板とは反対の導電型の不純物を拡散することによって、pn接合を形成している。シリコン基板の受光面およびその反対側の裏面に、それぞれ電極を形成した両面電極型太陽電池セルが、従来から主流となっている。
近年では、シリコン基板の裏面にp型用電極とn型用電極の双方を形成した、いわゆる裏面電極型太陽電池セルの開発が進められている。裏面電極型太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールを開示した先行文献として、特許文献1(米国特許第5951786号公報)がある。
特許文献1に記載された太陽電池モジュールにおいては、絶縁性基材の表面上に、電気的導電性を有する配線がパターニングされている。この配線上に、裏面電極型太陽電池セルを電気的に接続している。
米国特許第5951786号公報
特許文献1に記載されている太陽電池モジュールは、たとえば、以下の方法により作製される。
まず、ポリマー材料などから形成された網目状の絶縁性基材の表面上に、配線をパターニングする。次に、パターニングされた配線に裏面電極型太陽電池セルの電極を、導電性接着剤を用いて接合する。その結果、網目状の絶縁性基材の表面上の配線に、裏面電極型太陽電池セルが電気的に接続される。
配線に接続された裏面電極型太陽電池をガラス基板と、裏面保護シートとの間に配置する。また、ガラス基板と、配線に接続された裏面電極型太陽電池との間に、封止材を配置する。さらに、配線に接続された裏面電極型太陽電池と、裏面保護シートとの間に封止材を配置する。
上記のように積層した後、ガラス基板と裏面保護シートとを挟持した状態で、加熱処理する。その結果、封止材は、網目状の絶縁性基材の網目から流れ込んで、裏面電極型太陽電池セルと絶縁性基材との間において硬化させられる。これにより、ガラス基板と裏面保護シートとの間の封止材中に裏面電極型太陽電池セルが封止され、太陽電池モジュールが作製される。(特許文献1第7欄第13〜28行目参照)
裏面電極型太陽電池セルと絶縁性基材との間に、気泡などの空間が存在した場合、太陽電池モジュールの信頼性が低下する。そのため、特許文献1に記載の太陽電池モジュールにおいては、網目状の絶縁性基材を用いて、この絶縁性基材側にシート状の封止材を配置して加熱圧着させることにより、裏面電極型太陽電池セルと絶縁性基材との間の空間を充填している。
しかしながら、特許文献1に記載の太陽電池モジュールにおいては、裏面電極型太陽電池セルと絶縁性基材との間の封止材中に、空気などのガスの気泡が残留することがあった。この場合、裏面電極型太陽電池セルと絶縁性基材との接合強度を十分に確保できないため、裏面電極型太陽電池セル側の電極と絶縁性基材側の配線との接続不良が発生する問題があった。
また、特許文献1に記載された太陽電池モジュールにおいては、裏面電極型太陽電池セルの両端部のそれぞれに、電極を一つずつ設けた構成しか考慮されていない。裏面電極型太陽電池セルの電極、および、それに対応する配線が多くなると、電極同士間または配線同士間のスペースが小さくなって封止材中に気泡が残留しやすくなり、上記の問題がより顕著になる。
上記の問題を解決する方法として、以下の方法がある。まず、裏面電極型太陽電池セルと配線シートとの間に配置される封止材として、2段階で硬化する樹脂材料を用いる。この2段階樹脂材料は、溶剤を含んだ液状の材料であり、溶剤が除去された場合、2段階樹脂材料は、半硬化状態になり固体になる。その状態の2段階樹脂材料が加熱された場合、2段階樹脂材料は軟化状態になり、さらに加熱された場合、2段階樹脂材料は本硬化して固体になる。
上記の特性を有する2段階樹脂材料を封止材として用いる。たとえば、裏面電極型太陽電池セルの電極形成面に、2段階樹脂材料からなる樹脂層を形成する。この樹脂層の溶剤を除去して、半硬化状態にする。半硬化状態の2段階樹脂材料は、固体になっているため、樹脂層が液状の場合と比べて、真空チャンバ内などに裏面電極型太陽電池セルを配置した際に、樹脂層内に存在する気泡を抜きやすい。
半硬化させた樹脂層の上面に、配線シートを配置する。この状態で、加熱処理することにより、樹脂層は、軟化状態を経て、本硬化状態になる。樹脂層が本硬化することにより、裏面電極型太陽電池セルと配線シートとが接合される。このように接合することにより、封止材の中に気泡が残留することを抑制することができる。
上記の方法においては、配線シートを半硬化状態の樹脂層の上面に配置するが、半硬化状態の樹脂層は、固体になっており粘着性が失われている。そのため、半硬化状態の樹脂層の上面に配置された配線シートは、樹脂層にほとんど固定されない。よって、接合時に、互いに位置合わせをした裏面電極型太陽電池セルの電極と配線シートの配線とを、真空チャンバ内に移動させる際に、衝撃などにより位置ずれが発生してしまう。
この問題を解決する方法として、上記の封止材とは別の位置固定用の樹脂を別途ボンディングする方法がある。しかしこの方法では、位置固定用の樹脂を別途設けるため、材料コストが高くなってしまう。また、位置固定用樹脂を設けた部分に封止材が流入しないため、その部分の裏面電極型太陽電池セルと配線シートとの接合力が低くなる。よって、太陽電池モジュールに外力が負荷された際に、その部分から破壊が進行してしまう。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたものであって、被接合部材を接合する封止材中に気泡が残留することを抑制しつつ、廉価で、被接合部材同士を位置精度よく接合すること
ができる、被接合部材の接合方法および接合構造体を提供することを目的とする。
本発明に基づく被接合部材の接合方法は、半硬化状態から軟化状態を経て本硬化状態に至る2段階硬化樹脂材料を用いて、第1被接合部材と第2被接合部材とを互いに接合する方法である。被接合部材の接合方法は、第1被接合部材の少なくとも一部に、2段階硬化樹脂材料を含む樹脂層を形成する工程を備えている。また、被接合部材の接合方法は、樹脂層を半硬化状態にする工程と、樹脂層を半硬化状態にした後、樹脂層の一部を再軟化させる工程とを備えている。さらに、被接合部材の接合方法は、一部が再軟化した樹脂層が、第1被接合部材と第2被接合部材との間に挟持された状態において、樹脂層を軟化状態を経て本硬化状態に至らせることにより、第1被接合部材と第2被接合部材とを接合する工程を備えている。
上記の被接合部材の接合方法により、樹脂層を半硬化状態にした後に、第1被接合部材と第2被接合部材とを接合するため、樹脂層の内部に気泡が残留することを抑制することができる。また、半硬化状態の樹脂層の一部を再軟化することにより、その一部の樹脂層に粘着性を有させる。その一部が再軟化した樹脂層を第1被接合部材と第2被接合部材との間に挟持させた状態で接合することにより、第1被接合部材と第2被接合部材とは、再軟化した樹脂層により互いの位置が固定された状態で接合される。よって、第1被接合部材と第2被接合部材とを位置精度よく接合することができる。このように、樹脂層とは別の樹脂材料を用いることがないため、廉価に接合することができる。
本発明に基づく被接合部材の接合方法においては、第1被接合部材および第2被接合部材のそれぞれには、表面に配線が形成されるようにしてもよい。この場合、樹脂層を形成する工程において、第1被接合部材の配線が形成された表面上に樹脂層を形成する。第1被接合部材と第2被接合部材とを接合する工程において、第1被接合部材の配線と、第1被接合部材の配線に対応する第2被接合部材の配線とが接続されるように、第1被接合部材と第2被接合部材とを接合する。
上記の被接合部材の接合方法により、第1被接合部材および第2被接合部材のそれぞれの表面に形成された配線同士を接続した状態で、第1被接合部材と第2被接合部材とを接合することができる。
本発明に基づく被接合部材の接合方法においては、樹脂層は溶剤を含み、第1被接合部材は、絶縁性基材および絶縁性基材の一方の表面に、互いに間隔を開けて形成された複数の配線を有する、配線シートであり、第2接合部材は、一方の表面に複数の電極が形成された基板であるようにしてもよい。この場合、樹脂層を形成する工程において、配線シートの配線が形成された表面上、または、基板の電極が形成された表面上に、樹脂層を形成する。樹脂層を半硬化状態にする工程において、樹脂層に含まれる溶剤を除去することにより樹脂層を半硬化状態にする。第1被接合部材と第2被接合部材とを接合する工程において、第1被接合部材の配線と、第1被接合部材の配線に対応する第2被接合部材の電極とが接続されるように、第1被接合部材と第2被接合部材とを接合する。
上記の被接合部材の接合方法により、配線と電極とを接続した状態で、配線シートと電極が形成された基板とを接合することができる。
好ましくは、第1被接合部材および第2被接合部材のそれぞれに、第1被接合部材と第2被接合部材とを互いに位置合わせするための調整部が形成されている。この場合、第1被接合部材と第2被接合部材とを接合する工程において、互いの調整部を対応させることにより、第1被接合部材と第2被接合部材とを位置合わせする。
上記の被接合部材の接合方法により、第1被接合部材と第2被接合部材とを調整部により互いの位置を合わせて接合することができるため、位置精度良く接合することができる。
本発明に基づく接合構造体は、上記のいずれかに記載の被接合部材の接合方法により製作されている。
上記の接合構造体は、被接合部材同士を接合する樹脂層内に気泡が残留することを抑制されているため信頼性が高く、また、被接合部材同士の位置精度が良く、さらに、被接合部材の位置合わせのための樹脂を設けていないため廉価に製作することができる。
本発明に基づく接合構造体は、太陽電池モジュールであるようにしてもよい。
上記の接合構造体は、太陽電池モジュールの封止材内に気泡が残留することを抑制されているため信頼性が高く、また、裏面電極型太陽電池セルと配線シートとを位置精度良く接合することができる。
本発明によれば、樹脂層を半硬化状態にした後に、第1被接合部材と第2被接合部材とを接合するため、樹脂層の内部に気泡が残留することを抑制することができる。また、半硬化状態の樹脂層の一部を再軟化することにより、その一部の樹脂層に粘着性を有させる。その一部が再軟化した樹脂層を第1被接合部材と第2被接合部材との間に挟持させた状態で接合することにより、第1被接合部材と第2被接合部材とは、再軟化した樹脂層により互いの位置が固定された状態で接合される。よって、第1被接合部材と第2被接合部材とを位置精度よく接合することができる。このように、樹脂層とは別の樹脂材料を用いることがないため、廉価に接合することができる。
本発明の一実施の形態に係る第1被接合部材である配線シートの一例を示す模式平面図である。 図1のII−II線矢印方向から見た断面図である。 本発明の一実施の形態に係る第2被接合部材である裏面電極型太陽電池セルの一例を示す模式図である。 図3の裏面電極型太陽電池セルを矢視IVから見た図である。 同実施の形態に係る、裏面電極型太陽電池セルに樹脂層を形成する状態を示す一部模式断面図である。 同実施の形態に係る、裏面電極型太陽電池セルに形成された樹脂層が半硬化状態にされた状態を示す一部模式断面図である。 同実施の形態に係る、裏面電極型太陽電池セルに形成された半硬化状態の樹脂層の一部を再軟化する状態を示す一部模式断面図である。 図7の裏面電極型太陽電池セルを矢視VIIIから見た図である。 同実施の形態に係る、一部に再軟化部が形成された半硬化樹脂を挟んで、裏面電極型太陽電池セルと配線シートとを配置した状態を示す一部模式断面図である。 同実施の形態に係る、裏面電極型太陽電池セルと配線シートとをラミネータ装置内に配置した状態を示す模式断面図である。 ラミネータ装置の処理部内を真空に引いた状態を示す模式断面図である。 ラミネータ装置の空間部内の圧力を大気圧にした状態を示す模式断面図である。 図12中の破線部XIIIを拡大して示す一部拡大図である。
以下、本発明に基づく一実施の形態に係る、被接合部材の接合方法および接合構造体について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る第1被接合部材である配線シートの一例を示す模式平面図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る第1被接合部材である配線シート10は、矩形状の絶縁性基材11と、絶縁性基材11の一方の表面上に形成されたn型用配線12およびp型用配線13からなる配線16とから構成されている。
n型用配線12およびp型用配線13は、それぞれ導電性を有する。n型用配線12およびp型用配線13のそれぞれは、所定の間隔を開けて形成された長手方向を有する複数の矩形部を有している。n型用配線12の矩形部とp型用配線13の矩形部とは、矩形部の長手方向に直交する方向において、所定の間隔を開けて、1本ずつ交互に配置されている。
絶縁性基材11の上面における一方の端部近傍に、n型用配線12の矩形部の長手方向に直交する方向に延在し、n型用配線12のすべての矩形部と連続する幹部が形成されている。このように、n型用配線12は、櫛歯状に形成されている。
絶縁性基材11の上面における他方の端部近傍に、p型用配線13の矩形部の長手方向に直交する方向に延在し、p型用配線13のすべての矩形部と連続する幹部が形成されている。このように、p型用配線13は、櫛歯状に形成されている。
なお、本実施形態では、n型用配線12およびp型用配線13の矩形部を、それぞれ1本ずつ交互に配置したが、n型用配線12およびp型用配線13の矩形部のうちの少なくとも一方を、1本ではなく複数本ずつ交互に配置してもよい。n型用配線12またはp型用配線13のいずれか一方の配線が、他方の配線同士の間に少なくとも部分的に位置する箇所が存在するように形成されていればよい。
図2は、図1のII−II線矢印方向から見た断面図である。図2に示すように、配線シート10においては、絶縁性基材11の一方の表面上にのみn型用配線12およびp型用配線13が形成されている。
本実施形態では、絶縁性基材11の厚さを25μm以上150μm以下としたが、絶縁性基材11の厚さはこれに限られない。また、絶縁性基材11として、1層のみからなる単層構造の基材を用いたが、2層以上からなる複数層構造の基材を使用してもよい。
図3は、本発明の一実施の形態に係る第2被接合部材である裏面電極型太陽電池セルの一例を示す模式図である。図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る第2被接合部材である裏面電極型太陽電池セル20には、n型またはp型の半導体基板であるシリコン基板21を用いた。
裏面電極型太陽電池セル20の受光面となる、シリコン基板21の凹凸形状を有する表面上に、反射防止膜27が形成されている。裏面電極型太陽電池セル20の裏面となる、シリコン基板21の裏面上にパッシベーション膜26が形成されている。
また、シリコン基板21の内部の裏面側に、リンなどのn型不純物が拡散されたn型不純物拡散領域22と、ボロンなどのp型不純物が拡散されたp型不純物拡散領域23とが形成されている。
n型不純物拡散領域22とp型不純物拡散領域23とは、互いに所定の間隔を空けて交互に形成されている。また、パッシベーション膜26に設けられたコンタクトホールを通してn型不純物拡散領域22に接続されたn型用電極24が、パッシベーション膜26の裏面側に突出するように形成されている。パッシベーション膜26に設けられたコンタクトホールを通してp型不純物拡散領域23に接続されたp型用電極25が、パッシベーション膜26の裏面側に突出するように形成されている。
n型またはp型の導電型を有するシリコン基板21の内部では、n型不純物拡散領域22またはp型不純物拡散領域23とシリコン基板21との界面において、複数のpn接合が形成されている。よって、n型不純物拡散領域22に接続されたn型用電極24、および、p型不純物拡散領域23に接続されたp型用電極25の各々は、シリコン基板21の内部の裏面側に形成された複数のpn接合にそれぞれ対応した電極となる。
図4は、図3の裏面電極型太陽電池セルを矢視IVから見た図である。図4に示すように、n型用電極24およびp型用電極25は、所定の間隔を開けて形成された長手方向を有する複数の矩形部を有している。n型用電極24の矩形部とp型用電極25の矩形部とは、矩形部の長手方向に直交する方向において、所定の間隔を開けて、1本ずつ交互に配置されている。
裏面電極型太陽電池セル20の裏面における一方の端部近傍に、n型用電極24の矩形部の長手方向に直交する方向に延在し、n型用電極24のすべての矩形部と連続する幹部が形成されている。このように、n型用電極24は、櫛歯状に形成されている。
裏面電極型太陽電池セル20の裏面における他方の端部近傍に、p型用電極25の矩形部の長手方向に直交する方向に延在し、p型用電極25のすべての矩形部と連続する幹部が形成されている。このように、p型用電極25は、櫛歯状に形成されている。
なお、n型用電極24およびp型用電極25のそれぞれの形状および配置は、上記の構成に限られず、配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13にそれぞれ電気的に接続可能な形状および配置であればよい。
以下、配線シート10と裏面電極型太陽電池セル20とを接合する方法について説明する。
図5は、本実施の形態に係る、裏面電極型太陽電池セルに樹脂層を形成する状態を示す一部模式断面図である。なお、以下の説明において参照する図面においては、説明の便宜上、パッシベーション膜26およおび反射防止膜27の表記を省略し、n型用電極24およびp型用電極25の表記を簡略化している。
図5に示すように、裏面電極型太陽電池セル20のn型用電極24およびp型用電極25が形成された側の表面上に、樹脂層として、エポキシ樹脂を含む非導電性接着剤から構成される樹脂組成物17aを印刷法により全面に塗布する。
樹脂組成物17aには、2段階硬化樹脂材料を用いる。2段階硬化樹脂材料は、半硬化状態から軟化状態を経て本硬化状態に至る性質を有している。2段階硬化樹脂材料には、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、およびそれら樹脂の混合樹脂のいずれかが含まれていることが好ましい。また、2段階硬化樹脂材料には、樹脂成分以外の成分として、たとえば、硬化剤などの添加剤が1種類以上含まれるようにしてもよく、BST001A(ナミックス株式会社製)などを用いることができる。なお、樹脂組成物17aは、溶剤を含んでいる。
さらに、樹脂組成物17aの塗布方法は、印刷法に限られるものではなく、ディスペンス、スピンコート、ロールコート、スプレーコートおよびスリットコートなどの方法であってもよい。本実施の形態では、裏面電極型太陽電池セル20のn型用電極24およびp型用電極25が形成された側の表面に塗布したが、樹脂組成物17aを配線シート10の配線16が形成された側の表面に塗布してもよい。
樹脂組成物17aの塗布は、裏面電極型太陽電池セル20の全面に塗布してもよいが、裏面電極型太陽電池セル20の周縁部をのぞいた領域、または、n型用電極24とp型用電極25との間の領域に塗布してもよい。
また、樹脂組成物17aの塗布量としては、裏面電極型太陽電池セル20の電極と配線シート10の配線16とを電気的に接続して樹脂組成物17aを硬化させた状態において、裏面電極型太陽電池セル20と配線シート10との間の空間を充填するための必要最小限の量のみを塗布することが好ましい。
図6は、本実施の形態に係る、裏面電極型太陽電池セルに形成された樹脂層が半硬化状態にされた状態を示す一部模式断面図である。図6に示すように、裏面電極型太陽電池セル20の表面上に塗布した樹脂組成物17aに対して、加熱または光を照射することにより、樹脂組成物17aに含まれる溶剤を乾燥させて除去することにより、樹脂組成物17aを半硬化状態にする。樹脂組成物17aは、半硬化状態になって、半硬化樹脂17bになる。
半硬化樹脂17bの表面は、粘着性が低い。よって、半硬化樹脂17bの上面に配線シート10を貼り合わせただけでは、配線シート10を接着することができない。また、配線シート10にクラックを生じさせることなく、配線シート10を半硬化樹脂17bから容易に剥がすことができる。
樹脂組成物17aを配線シート10に塗布している場合において、光照射により樹脂組成物17aを半硬化状態にする場合には、配線シート10の絶縁性基材11を、樹脂組成物17aを半硬化状態にする光に対して透光性を示す材料から形成してもよい。そのような透光性を示す材料からなる絶縁性基材11側から光を照射することにより、絶縁性基材11を通過した光により樹脂組成物17aを半硬化状態にするようにしてもよい。
図7は、本実施の形態に係る、裏面電極型太陽電池セルに形成された半硬化状態の樹脂層の一部を再軟化する状態を示す一部模式断面図である。図7に示すように、半硬化樹脂17bの一部に、ディスペンサ28により溶剤を塗布することにより、半硬化樹脂17bを再度、軟化させる。再軟化された半硬化樹脂17bは、粘着性を回復して再軟化部17cになる。
再軟化部17c形成する方法として、アセトンまたはイソプロピルアルコールなどの有機溶剤をディスペンサ法、印刷法、スタンプ法などにより供給する方法を用いることができる。
図8は、図7の裏面電極型太陽電池セルを矢視VIIIから見た図である。図8においては、半硬化樹脂17bの表記を省略しているが、半硬化樹脂17bは、再軟化部17cが形成された領域以外の裏面電極型太陽電池セル20の表面全体に形成されている。
図8に示すように、再軟化部17cは、裏面電極型太陽電池セル20の上面において、n型用電極24およびp型用電極25が設けられていない角部に設けられている。本実施
の形態では、裏面電極型太陽電池セル20の対角の2箇所に、再軟化部17cを形成したが、再軟化部17cが形成される場所はこれに限られない。
なお、n型用電極24およびp型用電極25の近傍は、裏面電極型太陽電池セル20と配線シート10とを接合する際、気泡が混入しやすく、この部分に再軟化部17cを設けた場合、混入した気泡が残留する可能性がある。そのため、n型用電極24およびp型用電極25の近傍以外の領域に再軟化部17cを形成することが好ましい。
図9は、本実施の形態に係る、一部に再軟化部が形成された半硬化樹脂を挟んで、裏面電極型太陽電池セルと配線シートとを配置した状態を示す一部模式断面図である。図9では、説明の便宜上、再軟化部17cを半硬化樹脂17bの端部に記載している。
図9に示すように、裏面電極型太陽電池セル20上の半硬化樹脂17bの上面と、配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13が形成されている側の表面とが、接するように配置する。このとき、n型用配線12は、n型用電極24に対向するように配置され、p型用配線13は、p型用電極25に対向するように配置される。
上記のように、裏面電極型太陽電池セル20と配線シート10とを配置する際に、互いの位置合わせが行なわれる。本実施の形態においては、配線シート10および裏面電極型太陽電池セル20には、それぞれ調整部であるアライメントマークが形成されている。互いの調整部を対応させる、言い換えると、互いのアライメントマークが一致するように、アライメント装置により調整される。このようにすることにより、n型用配線12とn型用電極24、および、p型用配線13とp型用電極25の位置関係を精度良く調節することができる。
半硬化樹脂17bは、粘着性が低いため、配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13にほとんど接着しない。一方、再軟化部17cは、粘着性が回復しているため、配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13に接着する。この再軟化部17cの接着により、配線シート10と裏面電極型太陽電池セル20との相対位置が保持される。
図10は、本実施の形態に係る、裏面電極型太陽電池セルと配線シートとをラミネータ装置内に配置した状態を示す模式断面図である。図10に示すように、真空圧着および加熱処理が可能なラミネータ装置4には、チャンバ41の内部の下部にヒータ43が設けられている。チャンバ41の内部の天井部に、ゴム膜42が形成されている。チャンバ41の内壁とゴム膜402とで囲まれて形成される空間部44は、内部の圧力が調節可能なように設けられている。チャンバ41の内部において、ヒータ43とゴム膜42とで囲まれて形成される処理部45に、被加熱処理物が配置される。なお、真空圧着とは、大気圧より減圧した雰囲気下で圧着させる処理のことである。
透明基板であるガラス基板30の上面にエチレンビニルアセテート樹脂(以下、EVA樹脂と称す)からなる封止材31を配置する。次に、上記のように一部に再軟化部17cが形成された半硬化樹脂17bを挟んで配置された、裏面電極型太陽電池セル20と配線シート10とを、封止材31の上面に配置する。次に、配線シート10の上面に、EVA樹脂からなる封止材31aを配置する。封止材31aの上面にPET(Polyethylene Terephthalate)フィルムからなる裏面保護シート32を配置する。裏面保護シート32は、PET以外の材料、たとえば、PEN(Polyethylene Naphthalate)、または、PETもしくはPENのフィルム内にAlなどの金属の箔が挟まれた構造体により形成されてもよい。
ヒータ43の加熱温度は、約160℃程度に維持されている。裏面電極型太陽電池セル
20と配線シート10とが処理部45内に配置される際、再軟化部17cは、粘着性を維持している。よって、配線シート10と裏面電極型太陽電池セル20との間の相対位置は、再軟化部17cに配線シート10が接着されることにより保持されている。その結果、配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13と、裏面電極型太陽電池セル20のn型用電極24およびp型用電極25との位置関係が維持される。
図11は、ラミネータ装置の処理部内を真空に引いた状態を示す模式断面図である。図11に示すように、空間部44の圧力を真空に維持したまま、処理部45の圧力を真空に引く。このとき、半硬化樹脂17bは、ヒータ43の加熱により温度が60〜100℃程度に保たれている。
この段階では、半硬化樹脂17bは、個体状態のままであり、軟化していない。よって、配線シート10と半硬化樹脂17bとの間に存在する気泡、および、裏面電極型太陽電池セル20と半硬化樹脂17bとの間に存在する気泡を容易に除去することができる。
ヒータ43の加熱温度を160℃程度に維持して、空間部44および処理部45の内部の圧力を真空に引いた状況の下で、ガラス基板30、封止材31、裏面電極型太陽電池セル20、配線シート10、封止材31aおよび裏面保護シート32を重ねてヒータ43上に配置してから5分間程度までは、半硬化樹脂17bの温度は、100℃程度までしか上昇しない。
図12は、ラミネータ装置の空間部内の圧力を大気圧にした状態を示す模式断面図である。図12に示すように、空間部44の内部の圧力を大気圧にし、処理部45内の圧力は、真空状態を維持させる。その結果、空間部44と処理部45内の圧力差によりゴム膜42は、処理部45側に膨らむ。
膨らんだゴム膜42は、裏面保護シート32と接して、さらに、裏面保護シート32からガラス基板30までの部材をヒータ43に押し付けるように圧迫する。このようにして、ガラス基板30側の封止材31を裏面電極型太陽電池セル20に圧着させるとともに、配線シート10側の封止材31aを配線シート10に圧着させる。この状態では、ヒータ43の熱が伝導しやすくなることにより、半硬化樹脂17bの温度は150℃程度まで昇温される。
150℃程度まで昇温された半硬化樹脂17bは、溶融して軟化する。よって、n型用電極24とn型用配線12、および、p型用電極25とp型用配線13とがそれぞれ接続される。さらに、加熱状態を継続することにより、半硬化樹脂17bの硬化反応が進行する。このとき、封止材31および封止材31aの硬化反応も進行する。
図13は、図12中の破線部XIIIを拡大して示す一部拡大図である。図13に示すように、ガラス基板30と裏面保護シート32との間において、硬化した封止材31b中に、本硬化樹脂17dにより接合された配線シート10および圧着された裏面電極型太陽電池セル20が封止される。
上記の方法により、本実施の形態に係る被接合部材の接合方法を用いて製造された接合構造体の1例である太陽電池モジュールが作製される。本実施の形態では、圧着は、1気圧(大気圧)、圧着開始後の被加熱物の到達温度が150℃となる条件で行なったが、それ以外の条件で行なってもよい。たとえば、圧力差が1〜10気圧の範囲、圧着開始後の被加熱物の到達温度が130〜180℃の範囲となるように適宜条件を設定することができる。
圧着開始前の半硬化樹脂17bの粘度は、常温程度においては、10Pa・sより大きい粘度を有しており、圧着開始後の圧着温度である130〜180℃においては、1Pa・sより小さい粘度に低下している。裏面電極型太陽電池セル20のn型用電極24と配線シート10のn型用配線12との間、および、裏面電極型太陽電池セル20のp型用電極25と配線シート10のp型用配線13との間に位置していた半硬化樹脂17bは、軟化した状態で圧着圧力が負荷されることにより、その周囲に流動させられる。その結果、電極と配線との間の圧接接合が行なわれ、電気的に接続される。
圧着実施時間は、1分〜5分程度で行なわれる。たとえば、3分間で圧着を実施する場合は、3分間のうちの初期の2分未満においては、半硬化樹脂17bの粘度は、1Pa・sより小さい粘度に低下した状態にある。残りの1分間において、半硬化樹脂17bの粘度は、10Pa・sより大きくなり、さらに、半硬化樹脂17bの硬化反応が進行して、本硬化樹脂17dとなる。このときには、再軟化部17cも、本硬化樹脂17dとなっている。最終的に、配線シート10と裏面電極型太陽電池セル20とが接合される。
以上のようにして作製された接合構造体である太陽電池モジュールは、配線シート10と裏面電極型太陽電池セル20との間において、位置ずれまたは気泡の発生がなく作製できる。よって、気泡中に水分が貯蔵されて誘発されるマイグレーション、および、気泡が存在することにより電極圧接部に発生する応力集中などを防止することができる。その結果、太陽電池モジュールの信頼性が向上する。
また、樹脂層の塗布量を、裏面電極型太陽電池セル20と配線シート10との間の空間を充填するための必要最小限の量のみを、配線シート10の配線16の形成された側の表面にあらかじめ塗布しておくことで、裏面電極型太陽電池セル20の外周より外側に半硬化樹脂17bがはみ出す量を抑制することができる。その結果、裏面電極型太陽電池セル20の受光面に樹脂層が回り込むことを防止することにより、発電効率の向上を図ることができる。さらに、裏面電極型太陽電池セル20の外周より外側への半硬化樹脂17bのはみ出し量を抑えることで、外観を良好にすることができる。
本実施の形態においては、配線が形成された配線シートと電極が形成された裏面電極型太陽電池セルとを接合したが、たとえば、表面に配線が形成された配線シート同士を接合してもよい。この場合、配線シートのそれぞれの表面に形成された配線同士を接続した状態で、配線シート同士を接合することができる。
また、本実施形態に係る被接合部材の接合方法により製作される接合構造体は、太陽電池モジュールに限られない。本実施の形態に係る被接合部材の接合方法を用いて接合構造体を作製することにより、被接合部材同士を接合する樹脂層内に気泡が残留することを抑制されているため信頼性が高く、また、被接合部材同士の位置精度が良く、さらに、被接合部材の位置合わせのための樹脂を設けていないため廉価に製作することができる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
4 ラミネータ装置、10 配線シート、11 絶縁性基材、12 n型用配線、13
p型用配線、16 配線、17a 樹脂組成物、17b 半硬化樹脂、17c 再軟化部、17d 本硬化樹脂、20 裏面電極型太陽電池セル、21 シリコン基板、22 n型不純物拡散領域、23 p型不純物拡散領域、24 n型用電極、25 p型用電極
、26 パッシベーション膜、27 反射防止膜、28 ディスペンサ、30 ガラス基板、31,31a,31b 封止材、32 裏面保護シート,41 チャンバ,42 ゴム膜、43 ヒータ、44 空間部、45 処理部。

Claims (6)

  1. 半硬化状態から軟化状態を経て本硬化状態に至る2段階硬化樹脂材料を用いて、第1被接合部材と第2被接合部材とを互いに接合する方法であって、
    前記第1被接合部材の少なくとも一部に、前記2段階硬化樹脂材料を含む樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層を半硬化状態にする工程と、
    前記樹脂層を半硬化状態にした後、前記樹脂層の一部を再軟化させる工程と、
    一部が再軟化した前記樹脂層が、前記第1被接合部材と前記第2被接合部材との間に挟持された状態において、前記樹脂層を軟化状態を経て本硬化状態に至らせることにより、前記第1被接合部材と前記第2被接合部材とを接合する工程と
    を備える、被接合部材の接合方法。
  2. 前記第1被接合部材および前記第2被接合部材のそれぞれには、表面に配線が形成されており、
    前記樹脂層を形成する工程において、前記第1被接合部材の前記配線が形成された表面上に前記樹脂層を形成し、
    前記第1被接合部材と前記第2被接合部材とを接合する工程において、前記第1被接合部材の前記配線と、前記第1被接合部材の前記配線に対応する前記第2被接合部材の前記配線とが接続されるように、前記第1被接合部材と前記第2被接合部材とを接合する、請求項1に記載の被接合部材の接合方法。
  3. 前記樹脂層は溶剤を含み、
    前記第1被接合部材は、絶縁性基材および該絶縁性基材の一方の表面に互いに間隔を開けて形成された複数の配線を有する、配線シートであり、
    前記第2接合部材は、一方の表面に複数の電極が形成された基板であり、
    前記樹脂層を形成する工程において、前記配線シートの前記配線が形成された表面上、または、前記基板の前記電極が形成された表面上に、前記樹脂層を形成し、
    前記樹脂層を半硬化状態にする工程において、前記樹脂層に含まれる前記溶剤を除去することにより前記樹脂層を半硬化状態にし、
    前記第1被接合部材と前記第2被接合部材とを接合する工程において、前記第1被接合部材の前記配線と、前記第1被接合部材の前記配線に対応する前記第2被接合部材の前記電極とが接続されるように、前記第1被接合部材と前記第2被接合部材とを接合する、請求項1に記載の被接合部材の接合方法。
  4. 前記第1被接合部材および前記第2被接合部材のそれぞれに、前記第1被接合部材と前記第2被接合部材とを互いに位置合わせするための調整部が形成され、
    前記第1被接合部材と前記第2被接合部材とを接合する工程において、互いの前記調整部を対応させることにより、前記第1被接合部材と前記第2被接合部材とを位置合わせする、請求項1から3のいずれかに記載の被接合部材の接合方法。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の被接合部材の接合方法により製作された、接合構造体。
  6. 前記接合構造体が太陽電池モジュールである、請求項5に記載の接合構造体。
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