JP2011052434A - Method for replacing cross beam - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、桁橋における各主桁の桁端縁部同士を連結する横桁であって、且つ上記各主桁からの荷重を支承を介して橋脚側の桁受ブラケットへ伝えて支持させるようにしてある横桁を取り替えるために用いる横桁取替方法に関するものである。 The present invention is a horizontal girder that connects the girder edges of each main girder in a girder bridge, and the load from each main girder is transmitted to the girder bracket on the pier side via the support so as to be supported. The present invention relates to a cross-girder replacement method used for replacing a cross-girder.
鋼橋の形式の1つに、多主I桁橋があり、この種の多主I桁橋の一例としては、たとえば、首都高速道路等の都市部の高架橋で用いられている図35(イ)(ロ)(ハ)及び図36に示す如き3主I桁橋がある。 One type of steel bridge is a multi-main I-girder bridge. As an example of this type of multi-main I-girder bridge, for example, FIG. There are three main I girder bridges as shown in FIG.
これは、橋幅方向の両側に立設した一対の脚柱2と、橋幅方向に延びてその両端部を上記各脚柱2にそれぞれ一体に取り付けた横梁3とからなる門型の鋼製橋脚1を備えている。
This is made of a gate-shaped steel made up of a pair of
更に、I桁からなる3本の主桁4,5,6を、橋幅方向に所要間隔で配置して、該各主桁4,5,6のうち、橋幅方向両端部の各主桁(以下、外主桁と云う)4,6の桁端はフルウェブとすると共に、橋幅方向中央部の主桁(以下、中主桁と云う)5の桁端には下部側に切欠き部7を設ける。且つ上記中主桁5における上記切欠き部7の上側の桁端より所要寸法離れた桁端縁部所要個所の両側面と、その両側に位置する上記各外主桁4,6の桁端より所要寸法離れた桁端縁部所要個所の上部内側面とを、上記鋼製橋脚1の横梁3と平行に橋幅方向に延びる別々の支承用の横桁(以下、端横桁と云う)8aと8bを介しそれぞれ一体に接続した構成として、上記中主桁5の切欠き部7が設けてある桁端と、上記各端横桁8a,8bの橋幅方向の外側端部寄り位置とを、上記鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面の下部に突設した桁受ブラケット9a,9b,9cの上側に、支承(シュー)10を介して支持させた構成としてある。
Further, three
かかる構成としてあるI桁橋によれば、上記鋼製橋脚1の横梁3に、上記各主桁4,5,6を、該横梁3の上下寸法内で受けさせることができるため、上記横梁3の上下端部の高さ位置と、上記各主桁4,5,6の上下端部の高さ位置を揃えることができて、建築限界等により桁高制限を受ける場合に有利な構成とすることができるようにしてある。なお、図35(イ)(ロ)(ハ)及び図36では図示する便宜上、上記鋼製橋脚1の横梁3及び各主桁4,5,6の上側に設ける床版の記載を省略してある。(以後の図も同様。)
ところで、近年、上記図35(イ)(ロ)(ハ)及び図36に示した如き構成を有するI桁橋では、老朽化に伴い、各支承10の機能の劣化や、支承周りの損傷が指摘されてきている。
According to the I girder bridge having such a configuration, the
By the way, in recent years, in the I girder bridge having the structure shown in FIGS. 35 (a), (b), and (c) and FIG. 36, the function of each
そのために、上記各支承10の取り替えによる機能回復と、支承周りの補強を行うことができる改修方法として、いわゆる主桁フルウェブ化工事が従来行われている(たとえば、非特許文献1参照)。
Therefore, a so-called main girder full web construction work has been conventionally performed as a repair method capable of performing functional recovery by replacing each of the
上記主桁フルウェブ化工事は、たとえば、図37(イ)(ロ)乃至図39(イ)(ロ)(ハ)の手順で行うようにしてある。すなわち、先ず、図37(イ)(ロ)に示す如く、図35(イ)(ロ)(ハ)及び図36に示したと同様の構成としてあるI桁橋における鋼製橋脚1の横梁3の下側に、橋軸方向に各主桁4,5,6の桁端の下方位置まで延びる幅広の増設横梁11を配置して、その上端部を上記横梁3の下端部に一体に取り付けると共に、該増設横梁11の橋幅方向の両端部を、両脚柱2にそれぞれ一体に固定する。この際、上記増設横梁11の各橋軸方向面における上記各主桁4,5,6の真下となる位置には、予め、ジャッキアップ用受台12a,12b,12cを、対応する主桁4又は5又は6に沿わせて所要寸法突出させてそれぞれ設けておくようにする。なお、上記中主桁5の下方位置のジャッキアップ用受台12bは、図37(ロ)に示すように、該中主桁5の切欠き部7よりも支間中央側のフルウェブとなっている部分の下方位置まで突出させておくようにする。
The main girder full web construction is performed, for example, according to the procedure shown in FIGS. 37 (a) (b) to 39 (a) (b) (c). That is, first, as shown in FIGS. 37 (a) and (b), the
次に、図38(イ)(ロ)(ハ)に示すように、上記増設横梁11の各ジャッキアップ用受台12a,12b,12c上にそれぞれ設置したジャッキ13により、上記すべての主桁4,5,6を同時にジャッキアップして、上記各主桁4,5,6に作用している荷重を、上記各ジャッキ13及び各ジャッキアップ用受台12a,12b,12cを介して上記増設横梁11に伝えて支持させるようにする。
Next, as shown in FIGS. 38 (a), (b), and (c), all the
次いで、上記のようにして、上記各ジャッキ13によりすべての主桁4,5,6を同時にジャッキアップさせることで、隣接する主桁4と5及び主桁5と6の桁端縁部同士を接続している各端横桁8a,8b、及び、上記鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面に既設の各桁受ブラケット9a,9b,9cとその上側の各支承10には、上記各主桁4,5,6からの荷重が掛からなくなるため、この状態で、上記横梁3より上記既設の各桁受ブラケット9a,9b,9c及び既設の各支承10を撤去するようにする。
Next, as described above, all the
その後、上記中主桁5の切欠き部7の周りに設けてあった下フランジを切除してから、図39(ロ)に示すように、中主桁5の桁端の残存するウェブに、所要形状のフルウェブ化補強部材14をボルト接合して、中主桁5の桁端をフルウェブ化する。更に、上記フルウェブ化された中主桁5の桁端における上記増設横梁11の上方で且つ後述する新規支承16の上方に配される位置には、支点上補剛材15をウェブ両側面と下フランジにリブ状に取り付けて補強しておくようにする。
Then, after cutting out the lower flange provided around the
又、同様に、図39(ハ)に示すように、上記各外主桁4,6の桁端における上記増設横梁11の上方で且つ後述する新規支承16の上方に配される位置にも、支点上補剛材15をウェブ両側面と下フランジにリブ状に取り付けて補強しておくようにする。
Similarly, as shown in FIG. 39 (c), at the positions of the outer
上記のようにして中主桁5の桁端のフルウェブ化が終了した後は、図39(イ)(ロ)(ハ)に示すように、上記増設横梁11における各主桁4,5,6の桁端の下方となる位置に、新規支承16をそれぞれ設置してから、上記各ジャッキ13をジャッキダウンすることにより、上記各主桁4,5,6の桁端を、上記各新規支承16を介して上記増設横梁11に支持させるようにして、支承の取り替えと支承周りの補強の工事を終了する。
After completing the full web at the end of the middle
しかる後、上記各ジャッキ13及びジャッキアップ用受台12a,12b,12cをそれぞれ撤去するようにしてある。
Thereafter, each of the
なお、上記増設横梁11の各ジャッキアップ用受台12a,12b,12c上に設置した各ジャッキ13によりすべての主桁4,5,6を同時にジャッキアップさせる工程の後は、上記既設の各端横桁8a,8bに上記各主桁4,5,6からの荷重が作用しなくなる。このため、該各端横桁8a,8bは、上記すべての主桁4,5,6の同時ジャッキアップ工程の後で、必要に応じて取り替え等を行うようにしてある。
In addition, after the step of jacking up all the
ところが、従来行われている主桁フルウェブ化工事では、鋼製橋脚1の既設の横梁3の下側に、ジャッキアップ用受台12a,12b,12cを具備した増設横梁11を設けて、上記各ジャッキアップ用受台12a,12b,12c上にそれぞれ設置したジャッキ13により上記すべての主桁4,5,6を同時にジャッキアップすることで、隣接する主桁4と5及び主桁5と6の桁端縁部同士を接続している既設の各端横桁8a,8b、及び、既設の各桁受ブラケット9a,9b,9c、及び、既設の各支承10に上記各主桁4,5,6より作用している荷重を一度に抜くことができるため、上記すべての主桁4,5,6の同時ジャッキアップ工程の後で、上記既設の各端横桁8a,8bの取り替えや、各桁受ブラケット9a,9b,9c及び各支承10の撤去や取り替えを行うことが可能となるが、該主桁フルウェブ化工事では、上記増設横梁11を、元々フルウェブとしてある各外主桁4,6の桁端と、新たにフルウェブ化する中主桁5の桁端を新規支承16を介して下方から受けることができるよう鋼製橋脚1の既設の横梁3の下側に設ける必要があるため、建築限界により上記既設の横梁3の下側の空間が制限されていて、上記増設横梁11を取り付けるための上下方向のスペースが確保できないI桁橋に対しては適用することができない。
However, in the conventional main girder full web construction, an additional
そのために、上記したように鋼製橋脚1の既設の横梁3の下側に増設横梁11を取り付けるための上下方向のスペースが確保できないI桁橋においては、支承10及び支承周りの補修や補強を行う手順上、上記既設の各端横桁8a,8bの取り替えが望まれる場合であっても、上記既設の各端横桁8a,8bより、各支承10と既設の各桁受ブラケット9a,9b,9cを介して各主桁4,5,6の荷重を上記横梁3へ伝える荷重伝達経路に作用している荷重を抜くための手法が特に提案されていないため、上記既設の各端横桁8a,8bを取り替える工事は従来行われていないというのが実状である。
Therefore, as described above, in the I-girder bridge where the vertical space for attaching the additional
そこで、本発明は、桁橋における各主桁の桁端縁部同士を連結し且つ上記各主桁からの荷重を支承を介して橋脚側の桁受ブラケットへ伝えて支持させるようにしてある既設の横桁を、新たな横桁に取り替えることができ、更には、支承の取り替えによる機能回復や、支承周りの補強を図ることができるようにするための横桁取替方法を提供しようとするものである。 Therefore, the present invention connects existing girder edges of each main girder in the girder bridge and transmits the load from each main girder to the girder bracket on the pier side via the support for support. It is intended to provide a cross-girder replacement method that can replace the cross-beam with a new cross-girder, and further restore the function by replacing the bearing and reinforce the area around the bearing. Is.
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に対応して、橋幅方向両端部に位置する各外主桁と橋幅方向の内側に位置する中主桁とを、橋脚の横梁と平行に橋幅方向に延びる別々の支承用の横桁で接続し、且つ上記橋脚の横梁の橋軸方向の側面に突設した桁受ブラケットに、上記中主桁の桁端と、上記各支承用の横桁の橋幅方向外側端部寄り個所を、それぞれ支承を介して支持させてなる桁橋における上記各外主桁をジャッキアップすると共に、上記各支承用の横桁のうちの一方の外主桁側の横桁をジャッキアップした状態で、上記各支承用の横桁のうちの他方の外主桁側の横桁を、新しい横桁に取り替え、次いで、上記各外主桁をジャッキアップした状態で、上記取り替えられた他方の新設の横桁をジャッキアップし、上記支承用の一方の外主桁側の横桁をジャッキダウンしてから、該ジャッキダウンした一方の横桁を新しい横桁に取り替えるようにする。 In order to solve the above-mentioned problem, the present invention corresponds to claim 1 and includes each outer main girder located at both ends in the bridge width direction and middle main girder located inside in the bridge width direction. The girder brackets connected to the horizontal beams for separate supports extending in the width direction of the bridge in parallel to the bridge and projecting on the side surfaces in the bridge axis direction of the horizontal beams of the bridge piers, Jack up each outer main girder in the girder bridge that supports the outer girder bridge end in the width direction of the supporting girder via the support, and one of the girder for each supporting With the horizontal girder on the outer main girder side being jacked up, replace the other girder on the other outer main girder side with a new cross girder, and then replace each outer main girder In the jacked-up state, jack up the other newly installed horizontal girder and replace the one for the above-mentioned support. Of the crossbeam of the outer main beam side from the jack down, so replace transverses whereas the said jack down new crossbeam.
又、上記構成において、各外主桁をジャッキアップすると共に、各支承用の横桁のうちの一方の外主桁側の横桁をジャッキアップしたとき、又は、各外主桁をジャッキアップした状態で、取り替えられた他方の新設の横桁をジャッキアップしたときに、橋脚の横梁に突設してある各桁受ブラケットのうち、各支承用の横桁の橋幅方向外側端部寄り個所の支持に用いられていた各桁受ブラケットを撤去するようにし、更に、支承用の他方及び一方の横桁が新設の横桁に取り替えられた状態で、各外主桁の桁端を、該各外主桁の桁端直下位置にそれぞれ新設した各ブラケットに新規支承を介して載置すると共に、中主桁の桁端を、対応する桁受ブラケット上にて既設の支承に取り替えて設けた新規支承を介して載置するようにする。 Also, in the above configuration, each outer main girder is jacked up, and when the horizontal girder on one outer main girder side of each support is jacked up, or each outer main girder is jacked up In the state, when the other newly installed cross beam is jacked up, among the girder brackets protruding from the cross beam of the bridge pier, the position near the outer edge of the bridge width direction of the cross beam for each support Each girder bracket used to support the outer girder is removed, and the end of each outer main girder is attached to the other main girder with the other and one cross girder being replaced with new ones. It was placed on each newly installed bracket directly under the end of each outer main girder via a new support, and the end of the middle main girder was replaced with the existing support on the corresponding girder bracket. Place it through a new bearing.
更に、上記構成において、各外主桁をジャッキアップすると共に、各支承用の横桁のうちの一方の外主桁側の横桁をジャッキアップしたとき、又は、各外主桁をジャッキアップした状態で、取り替えられた他方の新設の横桁をジャッキアップしたときに、橋脚の横梁に突設してある各桁受ブラケットのうち、中主桁の桁端の支持に用いられていた既設の桁受ブラケットを、新たな桁受ブラケットに取り替えて、中主桁の桁端を、上記取り替えた新設の桁受ブラケット上に新規支承を介して載置するようにする。 Furthermore, in the above configuration, each outer main girder is jacked up, and when the horizontal girder on one outer main girder side of each support is jacked up, or each outer main girder is jacked up. In the state, when the other newly installed horizontal girder was jacked up, the existing girder bracket used to support the girder end of the middle main girder among the girder brackets protruding from the cross beam of the pier The girder bracket is replaced with a new girder bracket, and the end of the middle main girder is placed on the newly-replaced new girder bracket via the new support.
本発明の横桁取替方法によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)橋幅方向両端部に位置する各外主桁と橋幅方向の内側に位置する中主桁とを、橋脚の横梁と平行に橋幅方向に延びる別々の支承用の横桁で接続し、且つ上記橋脚の横梁の橋軸方向の側面に突設した桁受ブラケットに、上記中主桁の桁端と、上記各支承用の横桁の橋幅方向外側端部寄り個所を、それぞれ支承を介して支持させてなる桁橋における上記各外主桁をジャッキアップすると共に、上記各支承用の横桁のうちの一方の外主桁側の横桁をジャッキアップした状態で、上記各支承用の横桁のうちの他方の外主桁側の横桁を、新しい横桁に取り替え、次いで、上記各外主桁をジャッキアップした状態で、上記取り替えられた他方の新設の横桁をジャッキアップし、上記支承用の一方の外主桁側の横桁をジャッキダウンしてから、該ジャッキダウンした一方の横桁を新しい横桁に取り替えるようにしてあるので、上記各支承用の横桁を順次取り替えることができ、よって、橋脚の横梁の下側に増設横梁を取り付けるための上下方向のスペースが確保できないために主桁フルウェブ化工事を適用できない桁橋においても、上記各支承用の横桁の新設の横桁への取替作業を確実に実施することができる。
(2)各外主桁をジャッキアップすると共に、各支承用の横桁のうちの一方の外主桁側の横桁をジャッキアップしたとき、又は、各外主桁をジャッキアップした状態で、取り替えられた他方の新設の横桁をジャッキアップしたときに、橋脚の横梁に突設してある各桁受ブラケットのうち、各支承用の横桁の橋幅方向外側端部寄り個所の支持に用いられていた各桁受ブラケットを撤去するようにし、更に、支承用の他方及び一方の横桁が新設の横桁に取り替えられた状態で、各外主桁の桁端を、該各外主桁の桁端直下位置にそれぞれ新設した各ブラケットに新規支承を介して載置すると共に、中主桁の桁端を、対応する桁受ブラケット上にて既設の支承に取り替えて設けた新規支承を介して載置するようにすることにより、各主桁の荷重を支持するための支承をすべて新規支承へ取り替えることができて、支承の機能回復を図ることができると共に、支承周りの補強を行うことが可能になる。
(3)各外主桁をジャッキアップすると共に、各支承用の横桁のうちの一方の外主桁側の横桁をジャッキアップしたとき、又は、各外主桁をジャッキアップした状態で、取り替えられた他方の新設の横桁をジャッキアップしたときに、橋脚の横梁に突設してある各桁受ブラケットのうち、中主桁の桁端の支持に用いられていた既設の桁受ブラケットを、新たな桁受ブラケットに取り替えて、中主桁の桁端を、上記取り替えた新設の桁受ブラケット上に新規支承を介して載置するようにすることにより、中主桁の桁端を、新規桁受ブラケットに支持させることで、該中主桁を支持する支承回りの補強を実施することができる。
According to the cross beam replacement method of the present invention, the following excellent effects are exhibited.
(1) Connect each outer main girder located at both ends of the bridge width direction and middle main girder located inside the bridge width direction with separate support cross beams that extend in the bridge width direction in parallel with the cross beam of the bridge pier. And, on the girder bracket projecting on the side surface in the bridge axis direction of the cross beam of the pier, the girder end of the middle main girder and the position near the outer end in the bridge width direction of the horizontal girder for each support, While jacking up each outer main girder in a girder bridge supported via a support and jacking up one outer main girder side of the above-mentioned horizontal girder for each support, Replace the cross beam on the other outer main girder side of the support cross beam with a new cross beam, and then, with the outer main girders jacked up, replace the other newly installed cross beam Jack up, jack down the horizontal girder on one outer main girder side for support, and then Since one of the crossed girder is replaced with a new girder, it is possible to sequentially replace the girder for each of the above-mentioned supports. Even in a girder bridge where the main girder full web construction work cannot be applied because space cannot be secured, the above-described work for replacing the horizontal girder for each support can be reliably performed.
(2) While jacking up each outer main girder and jacking up one outer main girder's horizontal girder, or with each outer main girder jacked up, When jacking up the other newly installed cross girder, the support brackets of the girder brackets protruding from the cross beam of the bridge pier are supported near the outer edge of the bridge in the bridge width direction. Each girder bracket used was removed, and the end of each outer main girder was connected to the outer main girder with the other and one side girder for the support replaced with new ones. A new support is installed on each newly installed bracket directly below the end of the girder via a new support, and the end of the middle main girder is replaced with the existing support on the corresponding girder bracket. To support the load of each main girder All because bearing of can be replaced to a new bearing, it is possible to achieve functional recovery of the bearing, it is possible to perform the reinforcement around the bearing.
(3) Jacking up each outer main girder and jacking up one outer main girder's horizontal girder, or in a state where each outer main girder is jacked up, The existing girder bracket used to support the end of the middle main girder among the girder brackets protruding from the cross beam of the pier when the other newly installed girder is jacked up Is replaced with a new girder bracket, and the end of the middle main girder is placed on the newly-replaced girder bracket with the new support. By supporting the new girder bracket, it is possible to reinforce the bearing support that supports the middle main girder.
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
図1乃至図14は本発明の横桁取替方法の実施の一形態を示すもので、図1にフローを示す如き手順としてある。 FIG. 1 to FIG. 14 show an embodiment of the cross beam replacement method of the present invention, and the procedure is as shown in FIG.
すなわち、図35(イ)(ロ)(ハ)及び図36に示したと同様に、桁端がフルウェブの外主桁4,6と、桁端に切欠き部7を有する中主桁5とを備え、且つ隣接する主桁4と5及び主桁5と6の桁端縁部同士を橋幅方向の端横桁8a,8bで接続して、鋼製橋脚1の横梁3における橋軸方向面に突設した桁受ブラケット9a,9b,9cに、上記中主桁5の切欠き部7の上側の桁端、及び、上記各端横桁8a,8bの橋幅方向外側端部寄り個所を、支承10を介してそれぞれ支持させるようにしてなる構成のI桁橋における上記各外主桁4,6の桁端の直下に、図2(イ)(ロ)に示す如く、外主桁ジャッキアップ用受台17を設置する(ステップA1:SA1)。
That is, as shown in FIGS. 35 (A), (B), (C) and FIG. 36, the outer
上記ステップA1(SA1)は、具体的には、先ず、上記各外主桁4,6の桁端下部に切欠き部18をそれぞれ設け(ステップA1a:SA1a)、上記鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面における上記各外主桁4,6とそれぞれ対応する橋幅方向の所要個所の下部位置に、上記各主桁4,6の桁端に設けた切欠き部18の内側で橋軸方向に突出する外主桁ジャッキアップ用受台17を設けるようにする(ステップA1b:SA1b)。
Specifically, in step A1 (SA1), first,
又、図2(イ)(ハ)に示す如く、上記横梁3の各橋軸方向面における上記既設の各端横桁8a,8bのうちのいずれか片方、たとえば、一方の外主桁4と中主桁5の桁端縁部同士を接続している端横桁8aの橋幅方向内側端部寄りと対応する個所の下部位置に、第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aを、上記一方の端横桁8aの下方位置まで突出させて設ける(ステップA2:SA2)。
Further, as shown in FIGS. 2 (a) and 2 (c), one of the existing
次に、図3(イ)(ロ)に示すように、上記各外主桁ジャッキアップ用受台17の上にジャッキ20a,20bを、又、上記第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aの上にジャッキ20cをそれぞれ設置して、該各ジャッキ20a,20b,20cにより、それぞれの上方に位置している各外主桁4,6及び上記一方の端横桁8aを同時にジャッキアップさせる(ステップA3:SA3)。これにより、上記各主桁4,5,6の荷重は、上記各外主桁4,6の桁端より各ジャッキ20a,20bと各外主桁ジャッキアップ用受台17を介して、又、上記一方の端横桁8aよりジャッキ20cと第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aを介して、それぞれ上記鋼製橋脚1の横梁3に伝えられて支持されるようになる。よって、上記既設の各端横桁8a,8bのうち、他方の端横桁8bには、上記各主桁4,5,6の荷重が作用しなくなるため、この状態で、図4(イ)に示すように、上記他方の端横桁8bの長手方向両端部を、中主桁5と他方の外主桁6よりそれぞれ切り離すことで撤去する(ステップ4A:SA4)。
Next, as shown in FIGS. 3A and 3B, jacks 20a and 20b are placed on the outer main girder jack-up
次いで、上記中主桁5と他方の外主桁6の桁端縁部における上記既設の他方の端横桁8bの撤去部分に必要に応じて補強を行ってから、図4(ロ)に示すように、上記中主桁5と他方の外主桁6の各切欠き部7,18の上側の桁端縁部同士の間に、橋幅方向に延びる新設の他方の端横桁21bを一体に取り付ける(ステップA5:SA5)。
Next, the removed portion of the existing other
上記のようにして既設の他方の端横桁8bが新設の他方の端横桁21bに取り替えられた後は、図5(イ)(ロ)に示すように、上記横梁3の各橋軸方向面における上記新設の他方の端横桁21bの橋幅方向内側端部寄りと対応する個所の下部位置に、第2の端横桁ジャッキアップ用受台19bを、上記新設の他方の端横桁21bの下方位置まで突出させて設ける(ステップA6:SA6)。
After the existing other
その後、図6(イ)に示すように、上記第2の端横桁ジャッキアップ用受台19bの上に別のジャッキ20dを設置して、該ジャッキ20dにより上記新設の他方の端横桁21bのジャッキアップを行う一方、上記既設の一方の端横桁8aをジャッキアップしていた上記第1の端横桁ジャッキアップ用受台19a上のジャッキ20cをジャッキダウンする(ステップA7:SA7)。これにより、上記各主桁4,5,6の荷重が、上記各外主桁4,6より各ジャッキ20a,20bと各外主桁ジャッキアップ用受台17を介して、又、上記既設の一方の端横桁8aよりジャッキ20cと第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aを介してそれぞれ上記横梁3に伝えられて支持されていた状態から、該各主桁4,5,6の荷重が、上記各外主桁4,6より各ジャッキ20a,20bと各外主桁ジャッキアップ用受台17を介して、又、上記新設の他方の端横桁21bよりジャッキ20dと第2の端横桁ジャッキアップ用受台19bを介して、それぞれ上記横梁3に伝えられて支持される状態に受替えられるようになる。よって、上記既設の一方の端横桁8aには、上記各主桁4,5,6の荷重が作用しなくなるため、この状態で、図6(ロ)に示すように、上記一方の端横桁8aの長手方向両端部を、一方の外主桁4と中主桁5よりそれぞれ切り離すことで撤去する(ステップA8:SA8)。
Thereafter, as shown in FIG. 6 (a), another
次いで、上記外主桁4と中主桁5の桁端縁部における上記既設の一方の端横桁8aの撤去部分に必要に応じて補強を行ってから、図6(ハ)に示すように、上記一方の外主桁4と中主桁5の切欠き部18,7の上側の桁端縁部同士の間に、橋幅方向に延びる新設の一方の端横桁21aを一体に取り付ける(ステップA9:SA9)。
Next, the outer
なお、上記ステップA3(SA3)におけるジャッキアップ操作の後、上記ステップA9(SA9)までの間は、上記既設の各桁受ブラケット9a,9b,9c及びその上側の既設の各支承10には、各主桁4,5,6の荷重が作用しない。このため、このステップA3(SA3)の後でステップ9(SA9)までの間の任意の時点で、必要に応じて上記既設の各桁受ブラケット9a,9b,9cの図示しない補修や補強を行うと共に、該既設の各桁受ブラケット9a,9b,9c上の既設の各支承10を、新規の支承16に取り替えるようにして、支承10の新規支承16への取り替えによる機能回復と、支承周りの補強を行うようにすればよい。
After the jack-up operation in step A3 (SA3), until the step A9 (SA9), the existing
上記ステップA9(SA9)までの手順を終えることで既設の各端横桁8a,8bが新設の各端横桁21a,21bに取り替えられた後は、図7(イ)(ロ)に示すように、上記各外主桁ジャッキアップ用受台17上の各ジャッキ20a,20bと、上記第2の端横桁ジャッキアップ用受台19b上の各ジャッキ20cをジャッキダウンさせることで、上記新設の一方と他方の各端横桁21a及び21bと、中主桁5の桁端部を、それぞれ対応する桁受ブラケット9a及び9cと桁受ブラケット9b上に設けた新規支承16上に載置して支持させる(ステップA10:SA10)。しかる後、図7(ロ)に二点鎖線で示すように上記各ジャッキ20a,20b,20c,20dと、上記鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面に設けてある上記各端横桁ジャッキアップ用受台19a,19b及び各外主桁ジャッキアップ用受台17をそれぞれ撤去して(ステップA11:SA11)、端横桁取替作業を終了する。
After the procedures up to step A9 (SA9) are completed and the existing
上記ステップA1a(SA1a)の手順にて、各外主桁4,6のフルウェブとなっている桁端の下部に切欠き部18を新たに設ける場合は、該切欠き部18を設けることで形成される桁端寄りの桁高急変部に掛かる各外主桁4,6の荷重に耐え得る剛性を確保できるようにするために、上記新設する切欠き部18の周りとなる上記各外主桁4,6の桁端部付近を補強する必要がある。この点に鑑みて、本発明では、以下の図8(イ)(ロ)及び図9(イ)(ロ)に示す手順で上記各外主桁4,6に設ける切欠き部18の周りを補強するようにしてある。
In the above-described step A1a (SA1a), when the
すなわち、先ず、図8(イ)に示す如く、上記各外主桁4,6の桁端部付近の橋幅方向の外側面に、各主桁4,6の桁端下部に形成すべき切欠き部18の形状に応じた切欠き部18aを有し、且つ該切欠き部18aに沿って下フランジ23aを備えた外主桁外側補強材22を一体に取り付けるようにしてある。
That is, first, as shown in FIG. 8 (a), on the outer surface in the bridge width direction in the vicinity of the girder ends of the outer
次に、図8(ロ)に示す如く、上記各外主桁4,6の橋幅方向内側面の桁端部付近における各端横桁8a,8bよりも反横梁3側の領域に取り付けられているリブ状の既設補剛材24を切断して撤去し、該既設補剛材24の切断面をグラインダー等により平坦にした後、図9(イ)に示す如く、上記各外主桁4,6の橋幅方向内側面の桁端部付近における各端横桁8a,8bよりも反横梁3側の領域に、上記各外主桁4,6の桁端下部に形成すべき切欠き部18の形状に応じた切欠き部18bを有し、且つ該切欠き部18bに沿って下フランジ23bを備えた外主桁内側補強材25を一体に取り付けるようにする。
Next, as shown in FIG. 8 (b), the outer
次いで、図9(ロ)に示すように、上記各外主桁4,6(図9(ロ)では他方の外主桁6についてのみ示してある)の桁端におけるウェブの下部を、上記外主桁4,6用の外側補強材22と内側補強材25の切欠き部18a,18bの形状に沿って切断して、該各外主桁4,6の桁端に、上記各補強材22,25により補強され且つ下フランジ23a,23bを備えた切欠き部18を形成するようにしてある。
Next, as shown in FIG. 9 (b), the lower part of the web at the end of each outer
更に、上記ステップA4(SA4)で、上記他方の外主桁6の橋幅方向内側面に取り付けてあった既設の他方の端横桁8bを撤去した状態のときに(図4(イ)参照)、図10に示す如く、上記他方の外主桁6の橋幅方向内側面における上記既設の他方の端横桁8bの撤去部分から桁端までの領域に、上記新たに形成した切欠き部18の上側に沿う下フランジ23cを備えた外主桁内側桁端補強材26を、その反横梁3側の端縁部を上記外主桁内側補強材25の横梁3側端縁部に所要寸法重ねて配置した状態で、フィラープレート27を介して一体に取り付けるようにする。又、図示してないが、上記一方の外主桁4についても同様に、上記ステップA8(SA8)で、上記一方の外主桁4の橋幅方向内側面に取り付けてある既設の一方の端横桁8aを撤去した状態のときに(図6(ロ)参照)、上記一方の外主桁4の橋幅方向内側面における上記既設の一方の端横桁8aの撤去部分から桁端までの領域に、上記新たに形成した切欠き部18の上側に沿う下フランジ23を備えた外主桁内側桁端補強材26を、フィラープレート27を介して一体に取り付けるようにすればよい。
Further, when the existing other
上記ステップA3(SA3)にて横梁3の橋軸方向面に設けた第1の端横桁ジャッキアップ用受台19a上に設置したジャッキ20cにより既設の一方の端横桁8aをジャッキアップさせるときには、予め、上記既設の一方の端横桁8aにおけるジャッキアップ個所のウェブと下フランジに図3(ロ)に示す如きリブ状の補強部材28を取り付け、該ジャッキアップ個所の下フランジの下側に図示しない補強部材を取り付けて、上記既設の一方の端横桁8aのジャッキアップ個所を補強するようにしてある。
When jacking up one existing end
又、上記ステップA5(SA5)の手順で中主桁5と他方の外主桁6の桁端縁部同士の間に取り付ける新設の他方の端横桁21bは、後の工程であるステップA7(SA7)ので第2の端横桁ジャッキアップ用受台19b上に設置するジャッキ20dにより該新設の他方の端横桁21bをジャッキアップさせるときに作用する応力を考慮して、予めジャッキアップ個所が補強してあるものとする。
Further, the newly installed other
又、本発明では、上記中主桁5の既存の切欠き部7の周りに疲労による損傷が生じている場合であっても支承周りを補強できるようにするために、図11(イ)(ロ)乃至図14に示す手順で、上記中主桁5の桁端も補強するようにしてある。
Further, in the present invention, in order to be able to reinforce the periphery of the bearing even when the damage due to fatigue occurs around the existing
具体的には、図11(イ)に示すように、先ず、上記中主桁5の橋幅方向の一側面の桁端部付近における一方の端横桁8aよりも反横梁3側の領域に取り付けられているリブ状の既設補剛材29aを切断して撤去し、該既設補剛材29aの切断面をグラインダー等により平坦にした後、図11(ロ)に示す如く、上記中主桁5の橋幅方向一側面の桁端部付近における上記一方の端横桁8aよりも反横梁3側の領域に、上記中主桁5の既存の切欠き部7よりも一回り大きな切欠き部31aを有し、且つ該切欠き部31aの周りに下フランジ32aを備えた第1の中主桁補強材30aを一体に取り付けるようにする。
Specifically, as shown in FIG. 11 (a), first, in the area near the beam end of one side surface of the middle
次に、上記中主桁5の橋幅方向の他側面の桁端部付近における他方の端横桁8bよりも反横梁3側の領域についても、上記と同様に、図12(イ)に示す如く、リブ状の既設補剛材29bを切断して撤去し、該既設補剛材29bの切断面をグラインダー等により平坦にした後、図12(ロ)に示す如く、上記中主桁5の橋幅方向他側面の桁端部付近における上記他方の端横桁8bよりも反横梁3側の領域に、上記中主桁5の既存の切欠き部7よりも一回り大きな切欠き部31bを有し、且つ該切欠き部31bの周りに下フランジ32bを備えた第2の中主桁補強材30bを一体に取り付けるようにする。
Next, the region on the side opposite to the
次いで、上記ステップA4(SA4)とステップA8(SA8)で上記中主桁5の橋幅方向両側面に取り付けてあった上記既設の他方の端横桁8bと既設の一方の端横桁8aを順次撤去した状態のときに、図13に示す如く、上記中主桁5の橋幅方向両側面における上記既設の他方の端横桁8bの撤去部分より桁端までの領域と、既設の一方の端横桁8aの撤去部分より桁端までの領域に、上記各中主桁補強材30bと30aの下フランジ32bと32aと対応する下フランジ32dと32cをそれぞれ備えた中主桁桁端補強材33bと33aを、その反横梁3側の端縁部を上記各中主桁補強材30bと30aの横梁3側端縁部に所要寸法重ねて配置した状態で、フィラープレート34を介在させて順次一体に取り付けるようにする。
Next, in step A4 (SA4) and step A8 (SA8), the existing other
その後、図14に示すように、上記各中主桁補強材30a,30bの切欠き部31a,31b(図11(ロ)及び図12(ロ)参照)の周りの下フランジ32a,32bと、上記各中主桁桁端補強材33a,33bの下フランジ32c,32dに沿う位置で、該中主桁5の桁端下部の既設の切欠き部7の周りのウェブを切断して、中主桁5の桁端に、上記中主桁5用の各補強材30a,30b及び各桁端補強材33a,33bにより周りが強固に補強され、且つ下フランジ32a,32b,32c,32dを備えた新たな切欠き部7aを形成できるようにしてある。なお、上記のようにして中主桁5の桁端に既設の切欠き部7よりも一回り大きな新たな切欠き部7aを形成すると、該中主桁5の桁端における桁高が、当初の桁高よりも小さくなる。よって、その桁高の減少分は、上記新たに形成した切欠き部7aを有する中主桁5の桁端を受ける上記新規支承16の厚み寸法を、当初の支承10の厚み寸法よりも厚く設定するか、あるいは図示しないソールプレートの厚み寸法を厚くすることで、上記中主桁5の上端の高さ位置が変化しないようにしてあるものとする。
Thereafter, as shown in FIG. 14,
上記のようにステップA4(SA4)とステップA8(SA8)で上記既設の各端横桁8bと8aを順次撤去した状態のときに、各外主桁4,6の桁端の橋幅方向の内側面に上記外主桁内側桁端補強材26を設け、上記中主桁5の桁端の橋幅方向の両側面に中主桁桁端補強材33a,33bを一体に取り付ける場合は、上記ステップA5(SA5)及びステップA9(SA9)で既設の各端横桁8bと8aと取り替える新設の各端横桁21a,21bを設ける際に、該各新たな端横桁21a,21bの両端部を、上記外主桁4,6の内側面用と中主桁5用の各桁端補強材26と33a,33bにそれぞれ取り付けるようにしてある。
As described above, in the state in which the existing
このように、本発明の横桁取替方法によれば、鋼製橋脚1の横梁3に仮設する外主桁用と端横桁用のジャッキアップ用受台17及び19a,19b上に設置するジャッキ20a,20b,20c,20dのうちの所定のジャッキ20a,20b,20cにより各外主桁4,6と、既設の端横桁8a,8bのうちの片方、たとえば、既設の一方の端横桁8aを先行してジャッキアップさせることにより、既設の他方の端横桁8bに主桁4,5,6の荷重がかからないようにした状態で該既設の他方の端横桁8bを、新設の他方の端横桁21bに取り替え、その後、上記各主桁4,5,6の荷重を、上記各外主桁4,6をジャッキアップした状態の各ジャッキ20a,20bと、上記新設の他方の端横桁21bをジャッキアップさせたジャッキ20dに受替えることで、上記既設の一方の端横桁8aに主桁4,5,6の荷重が掛からないようにした状態で、該既設の一方の端横桁8aを、新設の一方の端横桁21aに取り替えることができるため、鋼製橋脚1の既設の横梁3の下側に増設横梁を取り付けるための上下方向のスペースが確保できないために主桁フルウェブ化工事を適用できないI桁橋においても、上記既設の各端横桁8a,8bの新設の各端横桁21a,21bへの取替作業を確実に実施することができる。
Thus, according to the cross girder replacement method of the present invention, it is installed on the jack-up
更に、上記各桁受ブラケット9a,9b,9cの補修、補強や、その上側の既設の支承10の新規支承16への取り替えを行うことが可能になるため、支承10の新規支承16への取り替えによる機能回復と、支承周りの補強を行うことが可能になる。
Furthermore, since it becomes possible to repair and reinforce each
次に、図15乃至図21(イ)(ロ)(ハ)は本発明の実施の他の形態として、図1乃至図14の実施の形態の応用例を示すもので、既設の各端横桁8a,8bの新設の各端横桁21a,21bへの取り替えを行った後、該新設の各端横桁21a,21bと中主桁5の桁端とを、横梁3の各橋軸方向面に設置してある既設の桁受ブラケット9a,9cと桁受ブラケット9bに新規支承16を介してそれぞれ支持させるようにする構成に代えて、既設の各端横桁8a,8bの新設の各端横桁21a,21bへの取り替えを行った後、各外主桁4,6の切欠き部18を設けた桁端と、上記中主桁5の桁端とを、横梁3の各橋軸方向面に新設する外主桁4,6用の支点用ブラケット35と、中主桁用の既設の桁受ブラケット9bに、新規支承16を介してそれぞれ支持させるようにしたものである。
Next, FIGS. 15 to 21 (a), (b), and (c) show application examples of the embodiment of FIGS. 1 to 14 as other embodiments of the present invention. After replacing the newly installed
図15は手順のフローを示すもので、図1に示したステップA1(SA1)からステップA9(SA9)までと同様の手順において、ステップA3(SA3)におけるジャッキアップ操作によって既設の各桁受ブラケット9a,9cと、その上の既設の各支承10に各主桁4,5,6の荷重が掛からない状態となる上記ステップA3(SA3)より後の所要の時点で、既設の各端横桁8a,8bの支持に用いられていた既設の各桁受ブラケット9a,9cと、その上の既設の支承10をそれぞれ撤去する。
FIG. 15 shows a flow of the procedure. In the procedure similar to that from step A1 (SA1) to step A9 (SA9) shown in FIG. 1, each existing girder bracket is obtained by the jack-up operation in step A3 (SA3). 9a, 9c, and each existing end cross beam at a required time after step A3 (SA3) where the loads of the
すなわち、たとえば、ステップA4(SA4)における既設の他方の端横桁8bの撤去に続いて、図16に示すように、該既設の他方の端横桁8bに対応する既設の桁受ブラケット9cとその上側の既設の支承10を撤去しておくようにする(ステップA4a:SA4a)。又、ステップA8(SA8)における既設の一方の端横桁8aの撤去に続いて、図17に示すように、該既設の一方の端横桁8aに対応する既設の桁受ブラケット9aとその上側の既設の支承10を撤去しておくようにする(ステップA8a:SA8a)。
That is, for example, following the removal of the existing other
その後、上記ステップA9(SA9)までの手順を進めることにより、既設の各端横桁8a,8bが新設の各端横桁21a,21bに取り替えられた後は、図18(イ)に示すように、鋼製橋脚1の横梁3に設けてある第1の端横桁ジャッキアップ用受台19a上に設置してあるジャッキ20cにより、新設の一方の端横桁21aのジャッキアップを行う一方、各外主桁4,6をジャッキアップしていた各主桁用ジャッキアップ用受台17上のジャッキ20a,20bをジャッキダウンする(ステップA12:SA12)。これにより、上記各主桁4,5,6の荷重が、各外主桁4,6より各ジャッキ20a,20bと各外主桁ジャッキアップ用受台17を介して、又、上記新設の他方の端横桁21bよりジャッキ20dと第2の端横桁ジャッキアップ用受台19bを介して、それぞれ上記横梁3に伝えられて支持されていた状態から、該各主桁4,5,6の荷重が、上記新設の各端横桁21a,21bよりそれぞれ対応する各ジャッキ20c、20dと第1と第2の各端横桁ジャッキアップ用受台19a,19bを介して上記横梁3に伝えられて支持される状態に受替えられるようになる。よって、上記各外主桁用ジャッキアップ用受台17及びその上の各ジャッキ20a,20bには上記各主桁4,5,6の荷重が作用しなくなるため、この状態で、図18(ロ)に示すように、上記横梁3の各橋軸方向面より上記各外主桁用ジャッキアップ用受台17及びその上の各ジャッキ20a,20bを撤去する(ステップA13:SA13)。
Thereafter, by proceeding with the procedure up to step A9 (SA9), after the existing
その後、上記のようにして各外主桁用ジャッキアップ用受台17とジャッキ20a,20b、及び、既設の端横桁8a,8bにそれぞれ対応していた既設の桁受ブラケット9a,9cと既設の支承10が撤去された状態で、図19(イ)(ロ)に示すように、上記鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面における上記各外主桁4,6の切欠き部18を設けた桁端の直下となる位置に、外主桁4,6用の支点用ブラケット35をそれぞれ取り付け、その上側に新規支承16を設置する(ステップA14:SA14)。更に、この際、中主桁5の桁端には、図11乃至図14に示したと同様の手順で補修、補強を施して新たな切欠き部7aを形成しておくようにすると共に、該中主桁5に対応する既設の桁受ブラケット9bに後述する所要の補強を施し、該桁受ブラケット9b上の支承10の新規支承16への取り替えを行うようにする。
After that, the outer main girder jack-up
その後、図20に示すように、上記新設の各端横桁21a,21bをジャッキアップしている各ジャッキ20c,20dをジャッキダウンさせることで、上記各外主桁4,6の桁端を、上記横梁3に新設した各支点用ブラケット35上の新規支承16の上に載置して支持させると共に、中主桁5の桁端を、補強後の桁受ブラケット9b上の新規支承16の上に載置して支持させるようにする(ステップA15:SA15)。
Then, as shown in FIG. 20, the jack ends of the outer
しかる後、上記各端横桁ジャッキアップ用受台19a,19bとその上のジャッキ20c、20dをそれぞれ撤去して(ステップA16:SA16)、端横桁取替作業、及び、支承取替作業を終了する。これにより、図21(イ)(ロ)(ハ)に示すように、各主桁4と5及び各主桁5と6の桁端縁部同士が取り替えられた新設の端横桁21a,21bにより連結され、且つ上記各外主桁4,6の新たに切欠き部18を設けた桁端を、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面における下部所要個所に設けた支点用ブラケット35の上側に新規支承16を介してそれぞれ支持させ、且つ上記中主桁5の補強された切欠き部7aが設けてある桁端を、上記補強した桁受ブラケット9bの上側に新規支承16を介して支持させ、更に、既設の端横桁8a,8bを支持していた既設の各桁受ブラケット9a,9cが撤去された構成を有するI桁橋が形成されるようになる。
After that, each of the end cross girder jack-up receiving
上記ステップA14(SA14)にて、鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面に各外主桁4,6用の支点用ブラケット35を設ける場合は、図19(ロ)に示す如く、上記横梁3の各橋軸方向面の下部所定個所に、上記各支点用ブラケット35を、それぞれ下端側が上記横梁3の下方へ所要寸法突出するように配置して取り付けると共に、該各外主桁用支点用ブラケット35の下端突出部の横梁3を挟んで橋軸方向に対応するもの同士の間に、上記横梁3の下側を通って橋軸方向に延びる連結部材36を配置し、該連結部材36の長手方向両端部を上記各支点用ブラケット35の下端突出部にそれぞれ一体に取り付けると共に、該連結部材36の上端部を上記横梁3の下フランジの下側に一体に取り付けるようにしてある。更に、上記横梁3の各橋軸方向面における上記各支点用ブラケット35の取付個所の内側となる該横梁3のウェブ内面の所要個所同士の間に、横梁3内で橋軸方向に延びる横梁内部補強材37を配置して、その長手方向両端部を上記横梁3のウェブ内面の所要個所にそれぞれ一体に取り付けると共に、該横梁内部補強材37の下端部を、上記横梁3の下フランジの上面に一体に取り付けることで、支承周りとなる上記横梁3における上記各支点用ブラケット35の設置個所を補強することができるようにしてある。
In step A14 (SA14), when the
上記中主桁5の桁端を支持するために鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面に設けてある既設の桁受ブラケット9bを補強する場合は、たとえば、図19(ハ)に示す如く、上記横梁3の橋軸方向の両面に設けてある各桁受ブラケット9bの下側に、上記横梁3の下フランジの下側を通して一連に延びる桁受ブラケット補強部材38を配置すると共に、該桁受ブラケット補強部材38の上端部を、上記橋幅方向中央の各桁受ブラケット9bの下側及び上記横梁3の下フランジの下面に一体に取り付けて、上記各桁受ブラケット9bの補強を行うようにしてある。
In order to reinforce the existing
その他、図1乃至図14に示したものと同一のものには同一符号が付してある。 Other components that are the same as those shown in FIGS. 1 to 14 are denoted by the same reference numerals.
このように、本実施の形態によれば、上記実施の形態と同様の効果を得ることができ、更に、各外主桁4,6の桁端を、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面に新設する各支点用ブラケット35に上記新規支承16を介して支持させることができると共に、中主桁5の桁端を補強した桁受ブラケット9bに新規支承16を介して支持させることができるため、各主桁4,5,6の荷重を支持する支承10の新規支承16への取り替えを行うことで機能回復を図ることができると共に、支承周りの補強を実施することが可能になる。
Thus, according to the present embodiment, the same effects as those of the above-described embodiment can be obtained, and furthermore, the girder ends of the outer
図22乃至図30(イ)(ロ)(ハ)は本発明の実施の更に他の形態を示すもので、図22にフローを示す如き手順としてある。 22 to 30 (a), (b), and (c) show still another embodiment of the present invention, and the procedure is as shown in the flow chart of FIG.
すなわち、図35(イ)(ロ)(ハ)及び図36に示したと同様に、桁端がフルウェブの外主桁4,6と、桁端に切欠き部7を有する中主桁5とを備えて、鋼製橋脚1の横梁3における橋軸方向面に突設した桁受ブラケット9a,9b,9cに、上記中主桁5の切欠き部7の上側の桁端、及び、上記中主桁5と各外主桁4,6の桁端縁部同士を接続する端横桁8a,8bの橋幅方向外側端部寄り個所を、支承10を介してそれぞれ支持させるようにしてなる構成のI桁橋における上記各外主桁4,6の桁端の下部に、図23(イ)(ロ)に示す如く、切欠き部18をそれぞれ設ける(ステップB1:SB1)。なお、該各外主桁4,6の桁端に切欠き部18を設ける場合は、図8乃至図10に示したと同様の手順で行うようにすればよい。
That is, as shown in FIGS. 35 (A), (B), (C) and FIG. 36, the outer
次に、鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面における上記各外主桁4,6の桁端の直下となる所要個所に、上記各外主桁4,6に設けた切欠き部18の内側で橋軸方向に突出する新規桁受ブラケット39をそれぞれ設ける(ステップB2:SB2)。なお、上記横梁における上記新規桁受ブラケット39の取り付け個所は、図19に示した横梁3の支点用ブラケット35の取り付け個所と同様に、連結部材36と横梁内部補強材37で補強するようにしてあるものとする。
Next, the notch portions provided in the outer
又、図23(イ)(ハ)に示す如く、上記横梁3の各橋軸方向面における上記既設の各端横桁8a,8bの橋幅方向内側端部寄り個所と対応する個所の下部位置に、図2(イ)(ロ)(ハ)に示した第1の端横桁ジャッキアップ用受台19a及び図5(イ)(ロ)に示した第2の端横桁ジャッキアップ用受台19bと同様の端横桁ジャッキアップ用受台19a及び19bを、上記各端横桁8a,8bの下方位置まで突出させてそれぞれ設ける(ステップB3:SB3)。
Further, as shown in FIGS. 23 (a) and 23 (c), the lower position of the portion corresponding to the portion closer to the inner end portion in the bridge width direction of each of the existing
更に、図23(イ)(ロ)に二点鎖線で示すように、上記各外主桁4,6における桁端より所要寸法離れた個所の橋幅方向の外側面に、上記横梁3の近傍まで延びるアウトリガー40をそれぞれ仮設する(ステップB4:SB4)。この際、上記外主桁4,6における上記アウトリガー40の取り付け個所を補強するために、図23(イ)(ハ)に二点鎖線で示すように、上記各外主桁4,6の桁端より所要寸法離れた個所の橋幅方向の内側面と、上記中主桁5の桁端より所要寸法離れた個所の橋幅方向両側面との間に、それぞれ橋幅方向に延びる仮設横桁41を配置して、該各仮設横桁41の両端部を、上記各外主桁4,6の橋幅方向内側面と、上記中主桁5の橋幅方向の両側面にそれぞれ取り付けておくようにする。
Further, as shown by the two-dot chain line in FIGS. 23 (a) and 23 (b), in the vicinity of the
一方、上記横梁3の各橋軸方向面における上記各アウトリガー40と対応する橋幅方向両端寄り所要個所の下部位置には、上記各アウトリガー40の下方位置まで突出するジャッキアップ用受台42を、たとえば、上記新規桁受ブラケット39と一体物として設ける(ステップB5:SB5)。
On the other hand, at the lower position of the necessary position near the both ends in the bridge width direction corresponding to each of the
その後、図24(イ)(ロ)に示す如く、上記各アウトリガー40の下方に位置する各ジャッキアップ用受台42と、上記既設の一方の端横桁8aの下方に位置する第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aに、それぞれジャッキ43a,43bとジャッキ43cをそれぞれ設置して、該各ジャッキ43a,43b,43cにより、その上方の上記各アウトリガー40及び上記既設の一方の端横桁8aを介して上記各主桁4,5,6を同時にジャッキアップする(ステップB6:SB6)。これにより、上記各主桁4,5,6の荷重は、上記各アウトリガー40より上記各ジャッキ43a,43bと各ジャッキアップ用受台42を介して、又、上記既設の一方の端横桁8aより上記ジャッキ43cと第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aを介して、それぞれ上記鋼製橋脚1の横梁3に伝えられて支持されるようになる。よって、既設の他方の端横桁8b、及び、既設の各桁受ブラケット9a,9b,9cとその上の支承10には上記各主桁4,5,6からの荷重が作用しなくなるため、この状態で、図25(イ)に示す如く、各既設の端横桁8a,8bの支持に用いられていた既設の各桁受ブラケット9a及び9cと、その上側の各支承10を撤去する(ステップB7:SB7)。
Thereafter, as shown in FIGS. 24 (a) and 24 (b), the jack-up
次いで、図25(ロ)に示すように、上記各主桁4,5,6の荷重が作用しなくなった状態の既設の他方の端横桁8bを、その長手方向両端部を中主桁5と他方の外主桁6よりそれぞれ切り離すことで撤去し(ステップB8:SB8)、その後、上記中主桁5及び他方の外主桁6における上記既設の他方の端横桁8bの撤去部分に、図11(イ)(ロ)乃至図14に示したと同様の手順や、図8(イ)(ロ)乃至図10に示したと同様の手順による所要の補強を行ってから、図25(ハ)に示すように、該中主桁5と他方の外主桁6の各切欠き部7,18の上側の補強された桁端縁部同士の間に、橋幅方向に延びる新設の他方の端横桁21bを一体に取り付ける(ステップB9:SB9)。
Next, as shown in FIG. 25 (b), the existing other
上記のようにして既設の他方の端横桁8bが新設の他方の端横桁21bに取り替えられた後は、図26(イ)に示すように、上記新設の他方の端横桁21bの下方に位置する第2の端横桁ジャッキアップ用受台19b上に別のジャッキ43dを設置して、該ジャッキ43dにより上記新設の他方の端横桁21bのジャッキアップを行う一方、上記既設の一方の端横桁8aをジャッキアップしていた上記第1の端横桁ジャッキアップ用受台19a上のジャッキ43cをジャッキダウンする(ステップB10:SB10)。これにより、上記各主桁4,5,6の荷重が、各アウトリガー40より各ジャッキ43a,43bと各ジャッキアップ用受台42を介して、又、上記既設の一方の端横桁8aよりジャッキ43cと第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aを介してそれぞれ上記横梁3に伝えられて支持されていた状態から、該各主桁4,5,6の荷重が、上記各アウトリガー40より各ジャッキ43a,43bと各ジャッキアップ用受台42を介して、又、上記新設の他方の端横桁21bよりジャッキ43dと第2の端横桁ジャッキアップ用受台19bを介して、それぞれ上記横梁3に伝えられて支持される状態に受替えられるようになる。
After the existing other
よって、上記既設の一方の端横桁8a及び第1の端横桁ジャッキアップ用受台19a上のジャッキ43cには、上記各主桁4,5,6の荷重が作用しなくなるため、この状態で、図26(ロ)に示すように、上記ジャッキ43cを撤去する(ステップB11:SB11)。更に、図27(イ)に示すように、上記各主桁4,5,6の荷重が作用しなくなった状態の既設の一方の端横桁8aを、その長手方向両端部を一方の外主桁4と中主桁5よりそれぞれ切り離すことで撤去する(ステップB12:SB12)。
Therefore, the load of the
次いで、上記一方の外主桁4と中主桁5における上記既設の一方の端横桁8aの撤去部分に、図11(イ)(ロ)乃至図14に示したと同様の手順や、図8(イ)(ロ)乃至図10に示したと同様の手順による所要の補強を行ってから、図27(ロ)に示すように、該一方の外主桁4と中主桁5の切欠き部18,7の上側の補強された桁端縁部同士の間に、橋幅方向に延びる新設の一方の端横桁21aを一体に取り付ける(ステップB13:SB13)。
Next, the same procedure as shown in FIGS. 11 (A) to 11 (B) or FIG. 8 is applied to the removed portion of the existing one
上記ステップB13(SB13)までの手順を終えることで既設の各端横桁8a,8bが各新設の端横桁21a,21bへ取り替えられた後は、図28に示す如く、中主桁5支持用の各桁受ブラケット9bの上側に設置してある既設の支承10を撤去すると共に、上記各桁受ブラケット9bの下側に、図19(ハ)に示したと同様の桁受ブラケット補強部材38を取り付けて、上記各桁受ブラケット9bの補強を行うようにする(ステップB14:SB14)。又、中主桁5の桁端を、図11(イ)(ロ)乃至図14に示したと同様の手順により補強すると共に、当初の切欠き部7より一回り大きな補強された切欠き部7aを形成しておくようにする。
After the procedure up to the above step B13 (SB13) is completed and the existing
その後、図29(イ)(ロ)に示すように、上記補強された中主桁5支持用の各桁受ブラケット9bの上側と、上記各新規桁受ブラケット39の上側に、それぞれ新規の支承16を設けた後、上記各アウトリガー40と新設の他方の端横桁21bをジャッキアップしている各ジャッキアップ用受台42上のジャッキ43a,43bと第2の端横桁ジャッキアップ用受台19b上のジャッキ43dをジャッキダウンすることで、上記各新規支承16の上側に、上記中主桁5の切欠き部7aの上側の桁端と、上記各外主桁4,6に新たに設けた切欠き部18の上側の桁端をそれぞれ載置させて、上記中主桁5及び各外主桁4,6の荷重を、上記各新規支承16と、上記補強された桁受ブラケット9b及び上記各新規桁受ブラケット39を介して上記鋼製橋脚1の横梁3に伝えて受けさせるようにする(ステップB15:SB15)。
After that, as shown in FIGS. 29 (A) and 29 (B), new supports are respectively provided on the upper side of each of the reinforced
上記のようにして各主桁4,5,6の荷重を、各新規支承16、及び、桁受ブラケット9b及び各新規桁受ブラケット39を介して上記横梁3に支持させた後は、上記各端横桁ジャッキアップ用受台19a,19b及び各アウトリガー40及び各仮設横桁41及び残りの各ジャッキ43a,43b,43dをそれぞれ撤去して(ステップB16:SB16)、端横桁取替作業、及び、支承取替作業を終了する。これにより、図30(イ)(ロ)(ハ)に示すように、各主桁4と5及び各主桁5と6の桁端縁部同士が取り替えられた新設の端横桁21a,21bにより連結され、且つ上記各外主桁4,6の新たに切欠き部18を設けた桁端を、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面における下部所要個所に設けた新規桁受ブラケット39の上側に新規支承16を介してそれぞれ支持させ、且つ上記中主桁5の補強された切欠き部7aが設けてある桁端を、上記補強した桁受ブラケット9bの上側に新規支承16を介して支持させ、更に、上記既設の各端横桁8a,8bを支持していた既設の各桁受ブラケット9a,9cが撤去された構成を有するI桁橋が形成されるようになる。
After the loads of the
その他、図16乃至図21(イ)(ロ)(ハ)に示したものと同一のものには同一符号が付してある。 In addition, the same components as those shown in FIGS. 16 to 21 (a), (b), and (c) are denoted by the same reference numerals.
このように、本実施の形態によっても、図1乃至図14の実施の形態と同様の効果を得ることができ、更に、各外主桁4,6の桁端を、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面に新設する各新規桁受ブラケット39に新規支承16を介して支持させることができると共に、中主桁5の桁端を補強した桁受ブラケット9bに新規支承16を介して支持させることができるため、各主桁4,5,6の荷重を支持する支承10の新規支承16への取り替えを行うことで機能回復を図ることができると共に、支承周りの補強を実施することができる。
As described above, the present embodiment can provide the same effects as those of the embodiment shown in FIGS. 1 to 14, and the outer ends of the outer
図15乃至図21(イ)(ロ)(ハ)の実施の形態、及び、図22乃至図30(イ)(ロ)(ハ)の実施の形態においては、いずれも、鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面に設けてある各桁受ブラケット9a,9b,9cのうち、中主桁5に対応する既設の桁受ブラケット9bについて、桁受ブラケット補強部材38による補強を施した後、該補強された既設の桁受ブラケット9bの上側に、別途補強された中主桁5の桁端を、新規支承16を介して支持させるようにしてあるが、各外主桁4,6を直接又はアウトリガーを介してジャッキアップすると共に、一方の端横桁8aをジャッキアップしたとき、又は、上記各外主桁4,6を上記と同様にジャッキアップした状態で且つ取り替えられた他方の新設の端横桁21bをジャッキアップしたときに、上記各主桁4,5,6の荷重が作用しなくなっている状態の上記中主桁5に対応する既設の桁受ブラケット9bを、新規の桁受ブラケットに取り替えるようにしてもよい。
15 to 21 (a) (b) (c) and the embodiment of FIGS. 22 to 30 (b), (b), and (c), all of the
すなわち、図31乃至図34(イ)(ロ)は本発明の実施の更に他の形態として、上記したように中主桁5用の既設の桁受ブラケット9bの新規桁受ブラケットへの取り替えを実施する場合の適用例を示すもので、たとえば、図31に手順のフローを示すように、図22乃至図30(イ)(ロ)(ハ)の実施の形態と同様の構成において、図22のステップB13(SB13)までの手順を終えることで、図25(ロ)(ハ)及び図27(イ)(ロ)に示したように、既設の各端横桁8a,8bの新設の端横桁21a,21bへ取り替えを行った後、図32(イ)に示す如く、各外主桁4,6に仮設したアウトリガー40と他方の新設の端横桁21bをジャッキアップした状態のままで、鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面に中主桁5に対応させて設けてある桁受ブラケット9bを撤去する(ステップB17:SB17)。
That is, FIGS. 31 to 34 (a) and (b) show, as another embodiment of the present invention, replacement of the existing
次いで、図32(ロ)に示す如く、上記鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面における上記中主桁5用の既設の桁受ブラケット9bの撤去部分に、中主桁5用の新規の桁受ブラケット44を設ける。この際、該中主桁5用の新規桁受ブラケット44を補強するために、該新規桁受ブラケット44を、第1及び第2の各端横桁ジャッキアップ用受台19a,19bに一体に取り付けるようにしてある(ステップB18:SB18)。
Next, as shown in FIG. 32 (b), the removal portion of the existing
その後、図33(イ)(ロ)に示す如く、上記新設された中主桁5支持用の新規桁受ブラケット44の上側と、上記鋼製橋脚1の横梁3の各橋軸方向面に各外主桁4,6に対応させて設けてある各外主桁4,6支持用の新規桁受ブラケット39の上側に、それぞれ新規の支承16を設けた後、各アウトリガー40と新設の他方の端横桁21bをジャッキアップしている各ジャッキアップ用受台42上のジャッキ43a,43bと第2の端横桁ジャッキアップ用受台19b上のジャッキ43dをジャッキダウンすることで、上記各新規支承16の上側に、上記中主桁5における切欠き部7aの上側の桁端と、上記各外主桁4,6における新たに設けた切欠き部18の上側の桁端をそれぞれ載置させて、上記中主桁5及び各外主桁4,6の荷重を、上記各新規支承16と、それぞれ対応する各新規桁受ブラケット44及び39を介して上記鋼製橋脚1の横梁3に伝えて受けさせるようにする(ステップB19:SB19)。
After that, as shown in FIGS. 33 (a) and (b), the upper side of the newly installed
上記のようにして中主桁5と各外主桁4,6の荷重を、各新規桁受ブラケット44と39を介して上記横梁3に支持させた後は、上記各アウトリガー40及び各仮設横桁41及び残りの各ジャッキ43a,43b,43dをそれぞれ撤去して(ステップB20:SB20)、端横桁取替作業、及び、支承取替作業を終了する。
After the loads of the middle
これにより、図34(イ)(ロ)に示すように、各主桁4と5及び各主桁5と6の桁端縁部同士が取り替えられた新設の端横桁21a,21bにより連結され、且つ上記各外主桁4,6の新たに切欠き部18を設けた桁端と、上記中主桁5の補強された切欠き部7aが設けてある桁端とを、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面における下部所要個所に設けた対応する新規桁受ブラケット39と44の上側に新規支承16を介してそれぞれ支持させ、更に、上記既設の各端横桁8a,8bを支持していた既設の各桁受ブラケット9a,9cが撤去された構成を有するI桁橋が形成されるようになる。なお、本実施の形態では、上記したように中主桁5支持用の新規桁受ブラケット44を、第1及び第2の各端横桁ジャッキアップ用受台19a,19bに一体に取り付けるようにしてあることから、該各上記端横桁ジャッキアップ用受台19a,19bは残置するようにしてある。
Thus, as shown in FIGS. 34 (a) and (b), the
その他、図23乃至30(イ)(ロ)(ハ)に示したものと同一のものには同一の符号が付してある。 In addition, the same components as those shown in FIGS. 23 to 30 (a), (b), and (c) are denoted by the same reference numerals.
このように、本実施の形態によれば、図22乃至図30(イ)(ロ)(ハ)の実施の形態と同様の効果に加えて、中主桁5の桁端を、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面に新設する中主桁5支持用の新規桁受ブラケット44に新規支承16を介して支持させることで、該中主桁5を支持する支承回りの補強を実施することができる。
Thus, according to the present embodiment, in addition to the same effects as those of the embodiments of FIGS. 22 to 30 (a), (b), and (c), the end of the middle
なお、上記横梁3の橋軸方向面に設けてある中主桁5支持用の既設の桁受ブラケット9bの新規桁受ブラケット44への取り替えは、ステップB6(SB6)で図24に示したと同様に、各外主桁4,6に設けたアウトリガー40と既設の一方の端横桁8aをジャッキアップすることにより、各主桁4,5,6の荷重を、上記既設の中主桁5支持用の桁受ブラケット9bより抜いた以降であれば、ステップB7(SB7)の前、あるいは、該ステップB7(SB7)からステップB13(SB13)までの間の任意のステップ間で行うようにしてもよい。
The replacement of the existing
又、上記中主桁5支持用の新規桁受ブラケット44は、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面における既設の中主桁5支持用の桁受ブラケット9bの撤去部分を補強する等して、該部分に単独で取り付けて各主桁4,5,6より作用する荷重を支持するための十分な強度を得ることができれば、第1及び第2の各端横桁ジャッキアップ用受台19a,19bとは分離させた状態で設けるようにしてもよい。よって、この場合は、上記中主桁5を該中主桁5支持用の新規桁受ブラケット44に支持させた後に各主桁4,5,6の荷重の支持には関与しなくなる上記第1及び第2の各端横桁ジャッキアップ用受台19a,19bは、図34に示したステップB20で撤去するようにすればよい。
The
なお、図示してないが、図15乃至図21の実施の形態においても、図1におけるステップA3(SA3)と同様のステップA3(SA3)、すなわち、図3に示したように各外主桁と既設の一方の端横桁8aをジャッキアップすることにより、各主桁4,5,6の荷重を、上記既設の中主桁5支持用の桁受ブラケット9bより抜いた以降であれば、ステップA15(SA15)で図20に示したように新設の各端横桁21a,21bをジャッキダウンして上記各主桁4,5,6からの荷重が中主桁5支持用の桁受ブラケットに作用するまでの任意の時点で、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面に設けてある中主桁5支持用の既設の桁受ブラケット9bの新規桁受ブラケットへの取り替えを行うようにしてもよい。
Although not shown, also in the embodiment of FIGS. 15 to 21, step A3 (SA3) similar to step A3 (SA3) in FIG. 1, that is, each outer main girder as shown in FIG. If the load of each
更には、図1乃至図14の実施の形態において、ステップA3(SA3)で図3に示したように各外主桁と既設の一方の端横桁8aをジャッキアップすることにより、各主桁4,5,6の荷重を、上記既設の中主桁5支持用の桁受ブラケット9bより抜いた後、ステップA10(SA10)で図7に示したように、各外主桁4,6と新設の他方の端横桁21bのジャッキダウンを行って、各主桁4,5,6からの荷重が中主桁5支持用の桁受ブラケットに作用するまでの任意の時点で、鋼製橋脚1の横梁3の橋軸方向面に設けてある中主桁5支持用の既設の桁受ブラケット9bの新規桁受ブラケットへの取り替えを行うようにしてもよい。
Furthermore, in the embodiment shown in FIGS. 1 to 14, each main girder is jacked up in step A3 (SA3) as shown in FIG. 3 to each outer main girder and the existing one
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、既設の端横桁8a,8bの新設の端横桁21a,21bへの取り替え順序は逆にしてもよい。
In addition, this invention is not limited only to the said embodiment, You may reverse the replacement order of the existing
図1乃至図14の実施の形態、及び、図15乃至図21(イ)(ロ)(ハ)の実施の形態で用いる第2の端横桁ジャッキアップ用受台19bは、中主桁5と他方の外主桁6との間で行う既設の他方の端横桁8bの撤去作業、及び、新設の他方の端横桁21bの取り付け作業に支障を来さなければ、ステップA2(SA2)で横梁3の各橋軸方向面の所定個所へ第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aを設置するときに、同時に設置を行うようにしてもよい。
The second end cross girder jack-up
又、第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aは、一方の外主桁4と中主桁5との間で行う既設の一方の端横桁8aの撤去作業、及び、新設の一方の端横桁21aの取り付け作業に該第1の端横桁ジャッキアップ用受台19aが邪魔になる場合は、該作業の間、撤去するようにしてもよい。
In addition, the first end cross girder jack-up
図15乃至図21(イ)(ロ)(ハ)の実施の形態におけるステップA4a(SA4a)とステップA8a(SA8a)で行う各既設の端横桁8a,8bを支持していた既設の桁受ブラケット9a,9cの撤去は、ステップA3(SA3)における各主桁4,5,6のジャッキアップ操作の後、ステップA15(SA15)で各主桁4,5,6の桁端を新規支承16の上に載置するまでの間であれば、任意の時点で行うようにしてもよい。
The existing girder support supporting each of the existing
又、図15乃至図21(イ)(ロ)(ハ)の実施の形態では、各既設の端横桁8a,8bを各新設の端横桁21a,21bにそれぞれ取り替えた後、該各新設の端横桁21a,21bのジャッキアップによる各主桁4,5,6の荷重の支持を行った状態で、ステップA13(SA13)で各外主桁ジャッキアップ用受台17を撤去してから、ステップA14(SA14)で各外主桁支点用ブラケット35を新たに設けるようにしているが、上記各外主桁ジャッキアップ用受台17を、各外主桁4,6を新規支承16を介して支承するための上記各外主桁支点用ブラケット35を兼ねる機能を有するものとしてもよい。この場合は、ステップA13(SA13)では、各外主桁ジャッキアップ用受台17は残したまま、該各外主桁ジャッキアップ用受台17上のジャッキ20a,20bのみを撤去するようにした後、ステップA14(SA14)で、上記各外主桁ジャッキアップ用受台17上に新規支承16を設置するようにすればよい。
Further, in the embodiment shown in FIGS. 15 to 21 (a), (b), and (c), each of the existing
図22乃至図30(イ)(ロ)(ハ)の実施の形態では、各主桁4,5,6の荷重の3点の支承個所のうち、中主桁5の桁端以外の2点の支承個所を、既設の各端横桁8a,8bより各外主桁4,6の桁端へ変更するものとして示したが、支承個所の変更が必要ない場合は、既設の各桁受ブラケット9aと9cを撤去することなく、該各桁受ブラケット9a,9bを適宜補強してから、該各既設の桁受ブラケット9a,9c上に、取り替えられた新設の端横桁21a,21bを、新規支承16を介して載置して支持させるようにしてもよい。
22 to 30 (a), (b), and (c), two points other than the end of the middle
桁端がフルウェブの外主桁4,6と、桁端に切欠き部7を有する中主桁5の隣接する桁端縁部同士を橋幅方向に延びる横桁で接続すると共に、上記各主桁4,5,6の荷重を、各主桁4と5,各主桁5と6の桁端縁部同士を接続している各支承用の横桁の位置で支承するようにしてある形式のI桁橋であれば、中主桁5を複数本具備した多主I桁橋における上記各支承用の横桁の取り替えにも適用してよい。更には、首都高速道路の高架橋以外のI桁橋にも適用してよい。
The girder ends are connected to the outer
更に又、主桁の桁端縁部同士を接続し、且つ主桁の荷重を支承する横桁を備えていれば、I桁橋以外のいかなる形式の桁橋にも適用してよい。 Furthermore, the present invention may be applied to any type of girder bridge other than the I-girder bridge as long as the girder edges of the main girder are connected to each other and a horizontal girder for supporting the load of the main girder is provided.
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。 Of course, various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
1 鋼製橋脚(橋脚)
3 横梁
4 外主桁
5 中主桁
6 外主桁
8a,8b 端横桁(支承用の横桁)
9a,9b,9c 桁受ブラケット
10 支承
16 新規支承
21a,21b 新設の端横桁(新設の横桁)
35 支点用ブラケット
39 新規桁受ブラケット
44 新規桁受ブラケット
1 Steel pier (pier)
3
9a, 9b,
35 Bracket for
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