JP2011042473A - 駆動力伝達機構及び電動昇降装置 - Google Patents

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Nariko Inoue
也子 井上
Hiroshi Kawahara
洋 河原
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Abstract

【課題】2本の電動アクチュエータの各々に掛かる荷重を均等化すること。
【解決手段】2本の電動アクチュエータ2,3のアクチュエータロッド16がバランス部材6にピン止めされ、バランス部材6は、その中央部が支持ピン15により連結枠7にピン止めされ、連結枠7はリンク4のブラケット14にピン止めされているので、電動アクチュエータ2,3の伸縮は、バランス部材6、連結枠7、ブラケット14を介してリンク4を駆動する。2本の電動アクチュエータ2,3の駆動長さのバラツキや各々の荷重の違いが生じても、バランス部材6が支持ピン15を中心として回動変位して2本の電動アクチュエータ2,3の負荷をバランスさせるので、荷重は均等化される。
【選択図】図4

Description

本発明は例えば電動昇降装置のための駆動力伝達機構に関する。
例えば医療用診察台、マッサージベッド、工業用テーブル等に用いられる電動昇降装置では、昇降の駆動源として油圧や電動アクチュエータが使用されている。
特開2001−309948号公報 特開2007−117182号公報
例えば医療用診察台やマッサージベッド等は清潔であることが要求されるので、油漏れによる汚染のおそれがある油圧は採用し難かった。一方、電動アクチュエータには油漏れ等の心配はなく、医療用診察台やマッサージベッド等では電動アクチュエータが採用されていた。
ところが、電動アクチュエータは1本当たりの出力が大きくないことから、昇降駆動が可能な重量には限界があり、様々な装置類が装備されている医療用診察台のように比較的重量のあるものの昇降が難しかった。
そのため、複数本の電動アクチュエータを用いて大きな駆動力を得ることが考えられるが、複数本の電動アクチュエータの駆動長さにバラツキがあったり、また電動アクチュエータの取り付け誤差等もあって複数本の電動アクチュエータそれぞれに掛かる荷重が均分されないという問題が生じてしまう。
本発明は2本の電動アクチュエータを用いたときに、各々の電動アクチュエータに掛かる荷重を均等化することを目的としている。
請求項1に係る発明の駆動力伝達機構は、
互いに相対変位が可能な第1の部材および第2の部材に電動アクチュエータの駆動力を及ぼして前記第1の部材と前記第2の部材とを相対変位させるための駆動力伝達機構において、
向きを揃えて並列に配置された2本の前記電動アクチュエータと、
前記2本の電動アクチュエータのアクチュエータロッドが連結されるバランス部材とを含んで構成され、
2本の前記電動アクチュエータは各々のカバーハウジングが前記第1の部材に連結され、
各アクチュエータロッドは、前記アクチュエータロッドの進退の軸に対して直交する連結ピンにより、該連結ピンを中心にして回動可能に前記バランス部材と連結され、
前記バランス部材は、2本の前記連結ピンと平行で各前記連結ピンから等距離の位置に配された支持ピンにより、該支持ピンを中心にして回動可能に前記第2の部材に連結されている
ことを特徴とする。
請求項1に係る発明の駆動力伝達機構は、向きを揃えて並列に配置された2本の電動アクチュエータと、これら2本の電動アクチュエータのアクチュエータロッドが連結されるバランス部材とを含んで構成される。なお、「向きを揃えて並列に」というのは、2本のアクチュエータロッド先端の向きを揃えて、2本のアクチュエータロッドが平行になるように2本の電動アクチュエータ並べ置くことである。
2本の電動アクチュエータは各々のカバーハウジングが第1の部材に連結され、各アクチュエータロッドは、アクチュエータロッドの進退の軸に対して直交する連結ピンにより、この連結ピンを中心にして回動可能にバランス部材と連結され、バランス部材は、2本の連結ピンと平行で各連結ピンから等距離の位置に配された支持ピンにより、この支持ピンを中心にして回動可能に第2の部材に連結されている。
このため、2本の電動アクチュエータの駆動長さにバラツキがあったり、また電動アクチュエータの取り付け誤差等があったときには、例えば駆動長さの差異に応じてバランス部材が支持ピンを中心にして回動変位する。従って、2本の電動アクチュエータそれぞれに掛かる荷重は均等化される。
請求項2に係る発明の電動昇降装置は、請求項1記載の駆動力伝達機構と、前記第1の部材と前記第2の部材との相対変位に伴って昇降変位する架台とを備えることを特徴とするので、医療用診察台等の電動昇降装置において、請求項1に係る発明の効果が得られる。
電動昇降装置の上部架台を最高位置まで上げた状態を示す側面図。 電動昇降装置の上部架台を最低位置まで下げた状態を示す側面図。 図2の状態の平面図。 電動昇降装置の駆動力伝達機構の斜視図。 実施例の駆動力伝達機構の作用説明図。 従来例の駆動力伝達機構の作用説明図。
以下、本発明を具体化した一実施例について図面を参照して説明し、発明を実施するための形態の説明とする。なお、本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
[実施例]
図1は、本発明が適用される電動昇降装置の上部架台1を最高位置まで上げた状態を示し、図2は、上部架台1を最低位置まで下げた状態を示す。なお、上部架台1にはベッドBが載置される。これら図1、図2に図示された例では、電動アクチュエータ2,3とリンク4,5の連結位置により、電動アクチュエータ2,3の100mmの伸縮に対して、上部架台1は約500mmの昇降動作をする。図3は図2を平面から見たものであり、電動アクチュエータ2,3、バランス部材6、連結枠7が図示されている。また、図4は電動昇降装置の主要部である駆動力伝達機構の斜視図である。
電動アクチュエータ2,3は、モータの回転力を例えばボールネジ機構にて直線運動に変換してアクチュエータロッドを進退させる構造であり、これ自体は周知(例えば特開2000−217304号公報)であるから、詳細の図示と説明は省略する。なお、本実施例ではリナック株式会社のアクチュエータLA34を使用している。
リンク4は2本の長材4aを横材4b、4cで連結した構造物であり、第2の部材に該当する。また、同様にリンク5も2本の長材5aを横材5b、5cで連結した構造物であり、第1の部材に該当する。そして、リンク4とリンク5とは、長材4a、5aの中央部でピン13にて連結されており、ピン13を中心にして回転変位が可能である。
リンク4の左端は下部架台8に回転可能にピン止めされ、リンク5の左端は上部架台1に回転可能にピン止めされている。また、リンク4の右端は上部架台1に固定されたレール9の表面を摺動するベアリング11が取り付けられ、リンク5の右端は下部架台8に固定されたレール10の表面を摺動するベアリング12が取り付けられている。そのため、リンク4、5のピン13を中心とした交差角度を変化させると上部架台1を昇降変位させることになる。
その上部架台1を昇降変位させるための駆動源となる電動アクチュエータ2,3が、アクチュエータロッド16の先端を中央の横材4b側に揃えて、またアクチュエータロッド16が平行になるように並べ置かれて、リンク4、5に連結されている。
まず、電動アクチュエータ2,3の後端部については、図4に良好に示されるように、各々のカバーハウジング2a、3aがリンク5の横材5bに連結されている。この連結は横材5bと平行なピン止めによってなされており、電動アクチュエータ2,3はこのピンを中心にして回動変位可能である。一方、電動アクチュエータ2,3の先端部すなわちアクチュエータロッド16は、アクチュエータロッド16の進退の軸に対して直交する方向に沿った連結ピン17によりバランス部材6に連結されている。
そして、バランス部材6は、2本の連結ピン17と平行で各連結ピン17から等距離の位置に配された支持ピン15により連結枠7に連結されており、支持ピン15を中心にして回動変位が可能である。また、連結枠7は横材4bに設けられたブラケット14に、横材4bと平行なピンによってピン止めされており、このピンを中心にして回動変位が可能である。
上述のようにリンク4とリンク5とが連結され、それらの各端部が上部架台1及び下部架台8に連結され、また電動アクチュエータ2,3がリンク4及びリンク5と連結されているので、電動アクチュエータ2,3を伸縮させると(アクチュエータロッド16を進退させると)、リンク4、5のピン13を中心とした交差角度が変化するため、ベアリング11、12がレール9,10の表面を摺動し、その結果上部架台1が昇降変位する。
2本の電動アクチュエータ2,3は、それを長さも荷重も完全に同期させて駆動するのが理想であるが、実際には同じ型番の製品(ここではリナック株式会社のアクチュエータLA34)であってもわずかながら長さのバラツキがあり、長さも荷重も完全に同期させて駆動するのは困難である。
従来技術の場合は、図6に示すように2本の電動アクチュエータ2,3のアクチュエータロッド16の先端がリンク4の横材4bに直接固定されているため、長い方(2本の電動アクチュエータ2,3うちの1本)に全ての荷重がかかってしまい、2本の電動アクチュエータ2,3の力を合算することは困難であった。
しかし、本実施例の場合、2本の電動アクチュエータ2,3のアクチュエータロッド16がバランス部材6にピン止めされ、バランス部材6は、その中央部が支持ピン15により連結枠7にピン止めされ、連結枠7はリンク4のブラケット14にピン止めされているので、電動アクチュエータ2,3の伸縮は、バランス部材6、連結枠7、ブラケット14を介してリンク4を駆動することになる。
その2本の電動アクチュエータ2,3の駆動長さのバラツキや各々の荷重の違いが生じても、図5に示すようにバランス部材6が支持ピン15を中心として回動変位して2本の電動アクチュエータ2,3の負荷をバランスさせる。これにより2本の電動アクチュエータ2,3の力が合算されてリンク4,5を駆動することになる。なお、実際には2本の電動アクチュエータ2,3の長さの差は僅かなものであるが、図5ではバランス部材6の動作を明瞭に示すために、バランス部材6の回動変位量(2本の電動アクチュエータ2,3の長さの差)を誇張してある。
このように、2本の電動アクチュエータ2,3の駆動長さにバラツキがあったり、また電動アクチュエータ2,3の取り付け誤差等があっても、例えば駆動長さの差異に応じてバランス部材6が支持ピン15を中心にして回動変位するので、2本の電動アクチュエータ2,3それぞれに掛かる荷重は均等化される。
1・・・上部架台、
2、3・・・電動アクチュエータ、
2a、3a・・・カバーハウジング、
4・・・リンク、
4a・・・長材、
4b、4c・・・横材、
5・・・リンク、
5a・・・長材、
5b、5c・・・横材、
6・・・バランス部材、
7・・・連結枠、
8・・・下部架台、
9、10・・・レール、
11、12・・・ベアリング、
13・・・ピン、
14・・・ブラケット、
15・・・支持ピン、
16・・・アクチュエータロッド、
17・・・連結ピン。

Claims (2)

  1. 互いに相対変位が可能な第1の部材および第2の部材に電動アクチュエータの駆動力を及ぼして前記第1の部材と前記第2の部材とを相対変位させるための駆動力伝達機構において、
    向きを揃えて並列に配置された2本の前記電動アクチュエータと、
    前記2本の電動アクチュエータのアクチュエータロッドが連結されるバランス部材とを含んで構成され、
    2本の前記電動アクチュエータは各々のカバーハウジングが前記第1の部材に連結され、
    各アクチュエータロッドは、前記アクチュエータロッドの進退の軸に対して直交する連結ピンにより、該連結ピンを中心にして回動可能に前記バランス部材と連結され、
    前記バランス部材は、2本の前記連結ピンと平行で各前記連結ピンから等距離の位置に配された支持ピンにより、該支持ピンを中心にして回動可能に前記第2の部材に連結されている
    ことを特徴とする駆動力伝達機構。
  2. 請求項1記載の駆動力伝達機構と、
    前記第1の部材と前記第2の部材との相対変位に伴って昇降変位する架台と
    を備えることを特徴とする電動昇降装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245047A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Asama:Kk 駆動力伝達機構及び昇降装置
JP2014005087A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Meikikou Corp テーブルリフト装置
JP2016098101A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 株式会社三井三池製作所 ブームの俯仰装置
CN108078683A (zh) * 2017-12-31 2018-05-29 贵州大学 一种医疗用折叠式平衡担架
KR102633872B1 (ko) * 2023-08-16 2024-02-06 강병욱 기능성 돌침대

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