JP2011035637A - 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム - Google Patents

撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】フレームレートを変更しながら撮影した動画を再生する場合に、聞き取りづらい音声が再生されないようにする。
【解決手段】カメラ(100)の制御部(13)は、動画撮影中のフレームレートが所定のフレームレートでないと判断した場合は、集音手段(4)による音声の集音を継続するとともに、撮影手段(2)により撮影された動画に音声の代わりとなるデータを付加して記録手段(7)に記録する機能を備える。これによれば、動画撮影中にフレームレートが変更された場合において、聞き取りづらい音声が再生されないようになるという効果が期待できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムに関する。
従来より、デジタルビデオカメラ等に代表されるように、動画と音声とを同時に記録することができる撮影装置が普及している。このような撮影装置においては、動画と音声との再生タイミングを合わせるため、圧縮符号化及びパケット化された音声データを動画と多重化し、この音声データのヘッダ情報に同期情報を埋め込んだ形でファイル化する。また、動画撮影中にフレームレートを任意に変更することができ、この変更されたフレームレートに合わせて録音された音声のサンプルレートを変更させ、再生の際には音声の再生に違和感が生じないようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−1802890号公報
しかしながら上記の従来技術では、変更されたフレームレートに合わせて音声のサンプルレートを変更するため、高フレームレート(例えば60fps)で記録した音声付き動画を、通常のフレームレート(例えば30fps)で再生した際には、通常再生速度でも1/2倍速になり、音声が聞き取りづらくなってしまうという課題があった。また、動画記録中に任意に高フレームレートと通常のフレームレートを切り替えることができ、且つ、再生時には通常のフレームレートのみで再生するような場合、動画撮影中におけるフレームレートの切り替えタイミングの前後で音声が急激に聞き取りづらくなるという問題も予期される。
本発明の目的は、フレームレートを変更しながら撮影した動画を再生する場合に、聞き取りづらい音声が再生されないようにした撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムを提供することにある。
請求項1に記載の発明に係わる撮像装置は、動画を撮影する撮影手段と、前記撮影手段による動画撮影中に音声を集音する集音手段と、前記撮影手段による動画撮影中に前記動画のフレームレートを変更する変更手段と、前記変更手段によって変更されたフレームレートが所定のフレームレートか否かを判断する判断手段と、前記撮影手段により撮影された動画及び前記集音手段により集音された音声を記録する記録手段と、前記判断手段により所定のフレームレートでないと判断された場合は、前記集音手段による音声の集音を継続するとともに、前記撮影手段により撮影された動画に音声の代わりとなるデータを付加して前記記録手段に記録する記録制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明に係わる撮像装置は、前記記録制御手段は、前記音声の代わりとなるデータとして、無声音として出力されるダミー音声を付加することを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係わる撮像装置は、前記記録制御手段は、前記判断手段によって所定のフレームレートでないと判断された場合は、前記集音手段に集音した音声を前記動画に付加せずに削除すること、を特徴とする。
請求項4に記載の発明に係わる撮像装置は、前記記録手段に記録された動画を再生する再生手段を備え、前記所定のフレームレートは、前記再生手段によって前記動画を再生する際に通常設定される再生フレームレートであること、を特徴とする。
請求項5に記載の発明に係わる撮像方法は、動画を撮影する撮影ステップと、前記撮影ステップによる動画撮影中に音声を集音する集音ステップと、前記撮影ステップによる動画撮影中に前記動画のフレームレートを変更する変更ステップと、前記変更ステップによって変更されたフレームレートが所定のフレームレートか否かを判断する判断ステップと、前記撮影ステップにより撮影された動画及び前記集音ステップにより集音された音声を記録する記録ステップと、前記判断ステップにより所定のフレームレートでないと判断された場合は、前記集音ステップによる音声の集音を継続するとともに、前記撮影ステップにより撮影された動画に音声の代わりとなるデータを付加して前記記録ステップにより記録する記録制御ステップと、を備える。
請求項6に記載の発明に係わる撮像プログラムは、動画を撮影する撮影手段を備えたコンピュータを、前記撮影手段による動画撮影中に音声を集音する集音手段と、前記撮影手段による動画撮影中に前記動画のフレームレートを変更する変更手段と、前記変更手段によって変更されたフレームレートが所定のフレームレートか否かを判断する判断手段と、前記撮影手段により撮影された動画及び前記集音手段により集音された音声を記録する記録手段と、前記判断手段により所定のフレームレートでないと判断された場合は、前記集音手段による音声の集音を継続するとともに、前記撮影手段により撮影された動画に音声の代わりとなるデータを付加して前記記録手段に記録する記録制御手段、として機能させる。
本発明によれば、フレームレートを変更しながら撮影した動画を再生する場合に、聞き取りづらい音声が再生されることのない撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係わる撮像装置の機能を備えたデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 動画撮影中にフレームレートが変更されたときの動画データと音声データとの関係を示す説明図である。 図1のデジタルカメラにおいて動画ファイル作成時における制御部の処理内容を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置として機能するデジタルカメラ100の回路構成を示す図である。
本実施の形態のデジタルカメラ100は、基本となる動作モードとして、動画を撮影するための撮影モードと、撮影した画像を再生するための再生モードとを備える。このうち、動画を撮影するための撮影モードは、通常の動画撮影モードのほか、ハイスピード動画撮影モードを備える。このハイスピード動画撮影モードの一つとして、動画撮影中にフレームレートを30fps(通常のフレームレート)と210fps(高フレームレート)との間で変更可能な動画撮影モードが設定されている。本実施の形態は、この動画撮影モードによる動画撮影中において、フレームレートが30fps−210fpsの間で変更された場合に、聞き取りづらい音声が再生されないようにするものである。
デジタルカメラ100は、図1に示すように、光学系1と、撮像部2と、記録/再生データ作成部3と、音声入出力部4と、動画一時メモリ5と、音声一時メモリ6と、メモリカード7と、液晶表示装置8と、撮影開始/停止ボタン9と、フレームレート切り替えボタン10と、再生ボタン11と、各種操作ボタン12と、制御部13と、を備える。
光学系1は、入射した被写体の光を後述の撮像部2に光学像として結像するための光学レンズであり、フォーカスレンズ、ズームレンズ等で構成される。
撮像部2は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサからなり、光学系1の光軸上に配置されている。撮像部2は、光学系1により収束された撮影光を受光するとともに、受光面に結像された被写体の光学像を光電変換し、アナログの撮像信号として出力する。撮像部2は、動画撮影時に所定のフレームレートで画像を撮像する。後述するように、本実施の形態の動画撮影モードでは、30fps又は210fpsのフレームレートで画像が撮像される。
また、撮像部2は、上記イメージセンサから出力されたアナログの撮像信号をデジタルの画像データに変換するA/D変換、ガンマ補正、ホワイトバランス補正、輪郭強調等の画像処理を行い、デジタルの画像データとして出力する、図示しない前処理部を備える。この前処理部で処理された画像データは、記録/再生データ作成部3及び制御部13を経て動画一時メモリ5に一時的に記憶される。本実施の形態における光学系1及び撮像部2は、本発明の撮影手段として機能する。
記録/再生データ作成部3は、撮像部2から出力された画像データや、後述する音声入出力部4で集音された音声データを符号化する回路である。具体的には、例えばMPEG(Motion Picture Expert Group)方式で採用された予測符号化方式を用いた圧縮符号化処理により符号化を行う。後述する動画一時メモリ5に記憶された画像データ及び音声一時メモリ6に記憶された音声データは、例えば30fpsの通常のフレームレートのデータとして、撮像された順に圧縮符号化され、メモリカード7に逐次記憶される。
音声入出力部4は、動画撮影中に周囲の音声を集音するマイクや、音声データを音声として出力するスピーカ等から構成される。動画撮影時に集音された音声は、制御部13において所定の信号処理が施され、音声データとして音声一時メモリ6に記憶される。本実施の形態では、実音声の音声データを動画データに付加しない期間においても、音声データを音声一時メモリ6に記憶し続けるため、動画撮影中は常にマイクがオン状態となっている。
動画一時メモリ5は、撮像部2から出力される動画データをフレーム毎に逐次記憶する画像記録手段である。また、音声一時メモリ6は、音声入出力部4で集音された音声データを逐次記憶する音声記録手段である。
本実施の形態では、まず、動画一時メモリ5にフレーム毎に動画データが記憶され、音声一時メモリ6に音声データが記憶される。そして、動画撮影時のフレームレートが30fpsである間は、動画一時メモリ5に記憶された動画データに、音声一時メモリ6に記憶された音声データが付加されてメモリカード7に記憶されていく。
しかし、動画撮影時のフレームレートが210fpsである場合は、動画一時メモリ5に記憶された動画データに、無声音として出力されるダミー音声(ダミーデータ)が付加されてメモリカード7に記憶される。このとき、音声一時メモリ6には、音声入出力部4で集音された音声データが継続して記憶されるが、この音声データは画像データに付加されることなく所定タイミングで順次削除される。すなわち、音声一時メモリ6に記憶された実音声の音声データは、所定時間が経過すると順次削除され、音声一時メモリ6には、常に一定量の最新の音声データのみが記憶される。
メモリカード7は、上述した動画データ及び音声データが記憶される記憶媒体である。メモリカード7に記憶された動画データ及び音声データは、撮影終了が指示されると、所定のヘッダ情報が付加され、動画ファイルとしてファイル化される。本実施の形態における動画一時メモリ5、音声一時メモリ6及びメモリカード7は、本発明の記録手段として機能する。
液晶表示装置8は、図示しないVRAM、液晶モニタ、及びその駆動回路等を備える。液晶表示装置8には、撮影待機中又は撮影中におけるスルー画像や、メモリカード7に記憶されている動画等が表示される。本実施の形態における液晶表示装置8は、本発明の再生手段として機能する。撮像部2において動画撮像時に用いられる30fpsのフレームレートは、液晶表示装置8で通常設定される再生フレームレートでもある。
撮影開始/停止ボタン9は、ユーザからの撮影開始及び撮影終了の指示を入力する部分である。フレームレート切替えボタン10は、ユーザからの動画撮影中のフレームレート変更の指示を取得する部分である。再生ボタン11は、ユーザからの動画等の再生の指示を入力する部分である。各種操作ボタン12は、ユーザからのデジタルカメラ100に対する種々の操作指示を入力する部分である。なお、各種操作ボタン12としては、例えば、撮影モードや再生モードを設定するためのモード設定ボタン、電源スイッチ、ズームキーのほか、デジタルカメラ100の各種機能や動作内容の設定/変更に際してユーザが操作する操作部材でよい。また、本実施の形態におけるフレームレート切替えボタン10は、本発明の変更手段として機能する。
制御部13は、図示しないCPU、ROM、RAM、及びその周辺回路により構成され、動画撮影や再生表示等を含むデジタルカメラ100の全体的な動作を制御している。なお、ROMには、動画撮影や再生表示等を含む制御を行うためのプログラムが記憶されている。RAMは、各種制御や演算処理を行う際に一時記憶領域として使用される。本実施の形態における制御部13は、本発明の判断手段及び記録制御手段として機能する。なお、制御部13の判断手段及び記録制御手段としての処理内容については、後にフローチャートを参照しながら説明する。
図2は、動画撮影中にフレームレートが変更されたときの動画データと音声データとの関係を示す説明図である。図2では、30fpsのフレームレートで動画撮影中に、フレームレートが210fpsに変更され、その後再び30fpsのフレームレートに変更された例を時系列に示している。図2に示すフラグは、制御部13によって処理時に内部メモリのステータスレジスタに書き込まれる。
図2において、録音抑止フラグは、フレームレートの変更に応じて、実音声の音声データを動画データに付加することを抑止するか否かを判断するためのフラグである。抑止するときは「TRUE」、抑止しないときは「FALSE」となる。フレームレート30fpsに設定されたときにフラグは「FALSE」、210fpsに設定されたときにフラグは「TRUE」となる。また録音開始初回フラグは、音声データを動画データに付加する処理において、付加する音声データをダミー音声から実音声への切替えるタイミングを判断するフラグである。具体的には、フレームレートが210fpsから30fpsへ切替わるタイミングをダミー音声から実音声への切替えるタイミングとして判断する。ダミー音声から実音声へ切替えるときに「TRUE」、それ以外は「FALSE」となる。ダミー音声挿入フラグは、動画データにダミー音声を付加するか否かを判断するフラグである。ダミー音声挿入フラグは、録音抑止フラグと録音開始初回フラグにより判断される。録音抑止フラグが「TRUE」且つ録音開始初回フラグが「FALSE」のときに「TRUE」となり、録音抑止フラグが「FALSE」且つ録音開始初回フラグが「TRUE」のときに「FALSE」となる。
フレームレートが30fpsに設定されているとき、録音開始初回フラグは「FALSE」、録音抑止フラグは「FALSE」となる。このときは、動画データに実音声の音声データが付加される。そして、フレームレートが30fpsから210fpsに切替わると、録音開始初回フラグは「FALSE」、録音抑止フラグは「TRUE」となる。また、ダミー音声挿入フラグは「TRUE」となる。これにより、実音声の音声データの代わりに、ダミー音声の音声データが動画データに付加される。
なお、実音声の音声データは、音声一時メモリ6に継続して記憶される。これは、再びフレームレートが30fpsに戻った直後に、実音声の音声データを動画データに付加することができなくなることを防止するためである。また、この音声データは、所定時間が経過すると順次削除され、音声一時メモリ6には、常に一定量の最新の音声データのみが記憶される。これは、ダミー音声の音声データのみを動画データに付加する処理を行っている間に蓄積された実音声の音声データにより音声一時メモリ6が溢れてしまうことを防ぐためである。そのため、ダミー音声の音声データを動画データに付加する間も、実音声の音声データを音声一時メモリ6に記憶する処理を継続しながら、所定時間が経過すると記憶した実音声の音声データを古いものから順次削除する処理を行うようにしている(ただし図2では、実音声の音声データが継続して記憶される様子のみを示している)。また、このような処理を行うことにより、フレームレート切替え直後における音声データの整合性を保つこともできる。
また、フレームレートが210fpsから30fpsに切替わると、録音開始初回フラグは「TRUE」、録音抑止フラグは「FALSE」となる。また、ダミー音声挿入フラグは「FALSE」となる。これにより、ダミー音声の音声データの代わりに、実音声の音声データが動画データに付加される。なお、フレームレートを210fpsから30fpsに切替えた直後に、音声データと動画データの同期ずれが起きないようにするため、フレームレートを210fpsから30fpsに切替える際は、ダミー音声の音声データに代わって実音声の音声データを動画データに付加する前に、動画のフレームと同期をとるようにして実音声の音声データを付加する。この音声データと動画データの同期ずれは、いわゆるリップシンクずれの原因となる。このような処理を行うことにより、フレームレートを210fpsから30fpsに切替えた直後の音声データと動画データからリップシンクずれが発生することを防ぐことができる。
次に、本実施の形態のデジタルカメラ100において、動画ファイル作成時における制御部13の処理内容を図3のフローチャートにより説明する。なお、以下の処理は、図1に示す制御部13が各部を制御することにより実行される。また、本フローチャートの処理は、ユーザが各種操作ボタン12のモード設定ボタンを操作して、動画撮影中にフレームレートを30fps−210fpsの間で変更可能な動画撮影モードに設定した後、撮影開始/停止ボタン9を操作して撮影の開始を指示することによりスタートする。
まず、ステップS1において、制御部13は、撮像部2から出力された動画データを動画一時メモリ5に逐次記憶する処理を開始し、また音声入出力部4から出力された音声データを音声一時メモリ6に逐次記憶する処理を開始する。ステップS2において、制御部13は、現在設定されているフレームレートが30fpsか否かを判断する。撮影中にフレームレート切替えボタン10が操作されなければ、フレームレートは変更されない。フレームレートが30fpsである場合はステップS3へ進む(ステップS2:YES)。フレームレート切替えボタン10が操作されるなどして、フレームレートが30fpsから変更されている場合は、ステップS8へ進む(ステップS2:NO)。
ステップS3において、制御部13は、記録/再生データ作成部3を制御して、動画一時メモリ5及び音声一時メモリ6に逐次記憶される動画データ及び実音声の音声データを30fpsのフレームレートのデータとして順に圧縮符号化するとともに、動画データに実音声の音声データを付加して、メモリカード7に逐次記憶する。
ステップS4において、制御部13は、撮影終了の指示を検出したか否かを判断する。ここでは、撮影開始/停止ボタン9の操作による撮影終了の指示を検出しなければ、処理はステップS5へ進み(ステップS4:NO)、撮影終了の指示を検出したときは、ステップS7へ進む(ステップS4:YES)。
ステップS5において、制御部13は、フレームレートの変更指示を検出したか否かを判断する。ここでは、フレームレート切替えボタン10の操作によるフレームレートの変更指示を検出していないと判断すると、ステップS3へ戻り(ステップS5:NO)、動画データに実音声の音声データを付加してメモリカード7に逐次記憶する処理を繰り返す。一方、フレームレートの変更指示を検出したと判断すると、ステップS6へ進む(ステップS5:YES)。ステップS6において、制御部13は、フレームレートを210fpsに変更して、ステップS2へ戻る。
また、ステップS4の判断でYESであれば、処理はステップS7へ進み、制御部13は、それまでの間にメモリカード7に記憶した動画データ及び音声データについて、ファイル名、撮影日時、フレームレート等の情報を含むヘッダ情報を付加し、メモリカード7内に動画ファイルとしてファイル化する。
一方、ステップS2の判断でNOであれば、ステップS8において、制御部13は、記録/再生データ作成部3を制御して、動画一時メモリ5に逐次記憶される動画データを210fpsのフレームレートのデータとして順に圧縮符号化するとともに、動画データにダミー音声の音声データを付加して、メモリカード7に逐次記憶する。
続く、ステップS9において、制御部13は、撮影終了の指示を検出したか否かを判断する。ここでは、撮影開始/停止ボタン9の操作による撮影終了の指示を検出しなければ、処理はステップS10へ進み(ステップS9:NO)、撮影終了の指示を検出したときは、処理はステップS7へ進む(ステップS9:YES)。先のステップS8において、動画データにダミー音声の音声データを付加してメモリカード7に逐次記憶した場合、ステップS7では、それまでの間にメモリカード7に記憶した動画データ及びダミー音声の音声データについて、ファイル名、撮影日時、フレームレート等の情報を含むヘッダ情報を付加し、メモリカード7内に動画ファイルとしてファイル化する。
ステップS10において、制御部13は、フレームレートの変更指示を検出したか否かを判断する。ここでは、フレームレート切替えボタン10の操作によるフレームレートの変更指示を検出しなければ、処理はステップS8へ戻り(ステップS10:NO)、動画データにダミー音声の音声データを付加してメモリカード7に逐次記憶する処理を繰り返す。一方、フレームレートの変更指示を検出していれば、処理はステップS11へ進む(ステップS10:YES)。ステップS11において、制御部13は、フレームレートを30fpsに変更して、ステップS2へ戻る。
本実施の形態のデジタルカメラ100は、少なくとも以下のような効果を有する。
(1)再生フレームレート(30fps)での撮影時には動画データに実音声の音声データを付加し、高フレームレート(210fps)での撮影時には動画データにダミー音声の音声データを付加するようにしたので、再生時に30fpsのフレームレートで撮影した動画では実音声が再生され、210fpsのフレームレートで撮影した動画に切替わったときには、無音声の再生となる。したがって、フレームレートを変更しながら撮影した動画を再生する場合において、聞き取りづらい音声が再生されないようにすることができる。
(2)従来技術において、音声データのヘッダ情報に同期情報を埋め込んだ形でファイル化した場合は、再生装置によっては同期がとれないため、音声と同期のとれた動画の再生が難しいという課題があった。しかしながら、本実施の形態によれば、再生フレームレートでの撮影時には、動画データに同期のとれた実音声の音声データを付加するようにしているため、再生装置にかかわらず、音声と同期のとれた動画の再生が可能となる。例えば、一般的なパーソナルコンピュータに搭載された動画再生アプリケーション等でも、特別な処理を施すことなしに音声と同期のとれた動画の再生が可能となる。
(3)動画撮影中における音声の符号化処理は、フレームレートの切替えのタイミングで止めたり、再開したりする必要がなく、通常の動画撮影時と同じでよいため、CPUの処理負担を軽減することができる。
(4)高フレームレートでの撮影時には、動画データに無音声として出力されるダミー音声を付加するようにしたので、通常の再生フレームレートでの撮影時に付加される実音声に対して違和感を少なくすることができる。
(5)通常の再生フレームレートでの撮影時には動画データに実音声の音声データを付加するようにしたので、再生フレームレート及び高フレームレートのいずれも無音声とする場合に比べて、より臨場感のある動画再生が可能となる。
(6)高フレームレートでの撮影時には、動画データに付加されることのない、音声一時メモリ6に記憶した実音声の音声データを所定タイミングで順次削除するようにしたので、高フレームレートから再生フレームレートに切替わった直後に、実音声の音声データを動画データに付加することが容易となる。また、フレームレート切替え直後における音声データの整合性を保つこともできる。更に、音声一時メモリ6の記憶容量を大きくする必要がないので、コスト増を招くことがない。
(7)動画撮像時に用いられる30fpsのフレームレートを、液晶表示装置8で通常設定される再生フレームレートとしたので、高フレームレートで高速撮影された動画を通常の再生フレームレートで再生することにより、高速撮影された動画をより効果的にスロー再生することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。すなわち、以下に示すような、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
(1)動画撮影中にフレームレートを変更可能な動画撮影モードとして、フレームレート30fps−210fpsの間で変更可能とした例について説明したが、本発明はこれに限らず、更に高フレームレートに変更可能な動画撮影モードにも適用することもできる。
(2)動画データに付加するダミーデータとして、無音声として出力されるダミー音声を付加する例について説明したが、ダミーデータとして複数種類の効果音やBGM(楽曲)を音声データとして用意しておき、これらを適宜選択して動画データに付加するようにしてもよい。
(3)上述した制御部13の機能の一部又はすべてについて、制御部13と並列に動作する他の制御部を、本発明に係わる撮影プログラムに従って動作させることにより実現するようにしてもよい。
(4)本発明は、デジタルビデオカメラ又はデジタルカメラに限らず、動画の撮影及び再生機能を備えたデジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話機にも適用することができる。また、撮影された動画の再生のみが可能な他の装置、例えば一般的な構成を備えた汎用のパーソナルコンピュータについても、本発明に係わる撮影プログラムを搭載することにより適用可能である。
1 光学系
2 撮像部
3 記録/再生データ作成部
4 音声入出力部
5 動画一時メモリ
6 音声一時メモリ
7 メモリカード
8 液晶表示装置
9 撮影開始/停止ボタン
10 フレームレート切替えボタン
11 再生ボタン
12 各種操作ボタン
13 制御部
100 デジタルカメラ

Claims (6)

  1. 動画を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段による動画撮影中に音声を集音する集音手段と、
    前記撮影手段による動画撮影中に前記動画のフレームレートを変更する変更手段と、
    前記変更手段によって変更されたフレームレートが所定のフレームレートか否かを判断する判断手段と、
    前記撮影手段により撮影された動画及び前記集音手段により集音された音声を記録する記録手段と、
    前記判断手段により所定のフレームレートでないと判断された場合は、前記集音手段による音声の集音を継続するとともに、前記撮影手段により撮影された動画に音声の代わりとなるデータを付加して前記記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記記録制御手段は、
    前記音声の代わりとなるデータとして、無声音として出力されるダミー音声を付加すること、を特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記記録制御手段は、
    前記判断手段によって所定のフレームレートでないと判断された場合は、前記集音手段に集音した音声を前記動画に付加せずに削除すること、を特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記記録手段に記録された動画を再生する再生手段を備え、
    前記所定のフレームレートは、前記再生手段によって前記動画を再生する際に通常設定される再生フレームレートであること、を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮影装置。
  5. 動画を撮影する撮影ステップと、
    前記撮影ステップによる動画撮影中に音声を集音する集音ステップと、
    前記撮影ステップによる動画撮影中に前記動画のフレームレートを変更する変更ステップと、
    前記変更ステップによって変更されたフレームレートが所定のフレームレートか否かを判断する判断ステップと、
    前記撮影ステップにより撮影された動画及び前記集音ステップにより集音された音声を記録する記録ステップと、
    前記判断ステップにより所定のフレームレートでないと判断された場合は、前記集音ステップによる音声の集音を継続するとともに、前記撮影ステップにより撮影された動画に音声の代わりとなるデータを付加して前記記録ステップにより記録する記録制御ステップと、
    を備えることを特徴とする撮影方法。
  6. 動画を撮影する撮影手段を備えたコンピュータを、
    前記撮影手段による動画撮影中に音声を集音する集音手段と、
    前記撮影手段による動画撮影中に前記動画のフレームレートを変更する変更手段と、
    前記変更手段によって変更されたフレームレートが所定のフレームレートか否かを判断する判断手段と、
    前記撮影手段により撮影された動画及び前記集音手段により集音された音声を記録する記録手段と、
    前記判断手段により所定のフレームレートでないと判断された場合は、前記集音手段による音声の集音を継続するとともに、前記撮影手段により撮影された動画に音声の代わりとなるデータを付加して前記記録手段に記録する記録制御手段、
    として機能させるための撮影プログラム。
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