JP2011035254A - 太陽電池パネルのフレーム接続構造、太陽電池モジュール及び太陽電池ユニット並びに太陽電池ユニットの製造方法及び太陽電池ユニットの組立工法 - Google Patents

太陽電池パネルのフレーム接続構造、太陽電池モジュール及び太陽電池ユニット並びに太陽電池ユニットの製造方法及び太陽電池ユニットの組立工法 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームを接続するフレームの接続構造であって、太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることができる太陽電池パネルのフレーム接続構造、太陽電池モジュール及び太陽電池ユニット並びに太陽電池ユニットの製造方法及び太陽電池ユニットの組立工法を提供する。
【解決手段】太陽電池パネル20をフレーム21a,21bで保持する太陽電池モジュール2を平面状に複数配列する太陽電池ユニット1において隣り合う太陽電池パネル20,20間でフレーム21a,21bを接続するフレームの接続構造において、隣り合う太陽電池パネル20,20間の各フレーム21a,21bは、その対向面22a,22b同士が互いに離間する方向へ移動しないように係合される。
【選択図】図5

Description

本発明は、太陽電池ユニットにおける太陽電池モジュールを構成するフレームの接続構造に関する。
太陽電池モジュールは、一般的に、長方形状や正方形状の四角形状の太陽電池パネルと、この太陽電池パネルを保持するフレームとで構成されている。そして、太陽電池モジュールを平面状に複数配列して太陽電池ユニットとすることもある。この場合、太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームが隣接される。
例えば、隣り合う太陽電池パネル間で一方のフレームの対向面に凹部が、また他方のフレームの対向面に凸部が形成された接続構造を有する太陽電池ユニットが開示されている(下記特許文献1の図2等参照)。
米国特許第6570084号明細書
しかしながら、このような従来の太陽電池ユニットでは、太陽電池パネル間において一方のフレームの対向面に形成された凹部に他方のフレームの対向面に形成された凸部がフレーム対向面に直交する方向に挿通されることで、太陽電池ユニットのフレーム対向面に沿った方向への強度は向上するものの、凸部が凹部に対してフレーム対向面に直交する方向に挿通されるだけなので、太陽電池ユニットのフレーム対向面に沿った方向以外の方向への強度については考慮されておらず、太陽電池ユニット全体としての強度の向上が図れていないのが実情である。
そこで、本発明は、太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームを接続するフレームの接続構造であって、太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることができる太陽電池パネルのフレーム接続構造を提供することを目的とする。
また、本発明は、太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュール及び該太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットであって、太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることができる太陽電池モジュール及び太陽電池ユニットを提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る太陽電池ユニットを工場内で良好に製造することができる太陽電池ユニットの製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る太陽電池ユニットを設置施設で良好に組み立てることができる太陽電池ユニットの組立工法を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するため、次の第1態様から第3態様のフレーム接続構造を提供する。
(1)第1態様のフレーム接続構造
太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームを接続するフレームの接続構造であって、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、その対向面同士が互いに離間する方向へ移動しないように係合されることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
(2)第2態様のフレーム接続構造
太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームを接続するフレームの接続構造であって、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームのうち少なくとも一方のフレームの対向面には、該各フレームの対向面同士が互いに離間する方向への移動を阻止する係止部を有する凸部が形成されており、前記凸部が形成された前記少なくとも一方のフレームと接続される相手方フレームの対向面には、前記凸部に対応して係合する凹部が形成されていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
(3)第3態様のフレーム接続構造
太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームを接続するフレームの接続構造であって、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームの対向面同士が互いに離間する方向への移動をそれぞれ阻止する係止部がそれぞれ形成された一対の凸条部を有する接続部材を備え、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームの前記対向面には、前記接続部材の前記一対の凸条部にそれぞれ対応して係合する凹条部が形成されていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
本発明にいう前記「対向面同士が互いに離間する方向」とは、該対向面に沿った方向以外の方向、すなわち、該対向面に対して交差する方向(好ましくは該対向面に直交する方向)をいう。
本発明に係る第1態様のフレーム接続構造では、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームはその対向面同士が互いに離間する方向(例えば前記対向面に直交する方向)へ移動しないように係合するので、前記太陽電池ユニットのフレーム対向面に沿った方向以外の方向への強度を向上させることができる。
また、本発明に係る第2態様のフレーム接続構造では、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームのうち少なくとも一方のフレームの対向面に該各フレームの対向面同士が互いに離間する方向(例えば前記対向面に直交する方向)への移動を阻止する前記係止部を有する前記凸部を形成し、対向する相手方フレームの対向面に前記凸部に対応して係合する前記凹部を形成するので、前記太陽電池ユニットのフレーム対向面に沿った方向以外の方向への強度を向上させることができる。
また、本発明に係る第3態様のフレーム接続構造では、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームの対向面同士が互いに離間する方向(例えば前記対向面に直交する方向)への移動をそれぞれ阻止する前記係止部がそれぞれ形成された前記一対の凸条部を有する前記接続部材を備え、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームの前記対向面に前記接続部材の前記一対の凸条部にそれぞれ対応して係合する前記凹条部を形成するので、前記太陽電池ユニットのフレーム対向面に沿った方向以外の方向への強度を向上させることができる。
このように本発明に係る第1態様から第3態様のフレーム接続構造によれば、前記太陽電池ユニットのフレーム対向面に沿った方向以外の方向への強度を向上させることができるので、太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることが可能となる。
本発明に係る第2態様のフレーム接続構造において、前記凸部及び前記凹部の具体的態様として、前記凸部は、凸条部(所定方向(例えば前記対向面の長手方向や短手方向)に沿って延びる凸条部)とされており、前記凹部は、(前記所定方向に沿って延びる凹条部であって)前記凸条部に対応して係合する凹条部とされている態様を例示できる。
この特定事項、及び本発明に係る第3態様のフレーム接続構造では、前記凸部が前記凸条部とされ、前記凹部が前記凹条部とされるので、凹凸係合による接続強度を向上させることができ、それだけ太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることができる。
本発明に係る第2態様のフレーム接続構造において、前記凸部が前記凸条部とされ、前記凹部が前記凹条部とされる場合、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、前記対向面に沿った方向へ相対移動することにより凹凸係合されるようにすることができる。また、本発明に係る第3態様のフレーム接続構造において、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、前記対向面に沿った方向へ相対移動することにより前記接続部材に対して凹凸係合されるようにすることができる。
この特定事項では、前記各フレームが前記対向面に沿った方向へ相対移動することにより凹凸係合されるので、前記各フレームの前記凸条部及び前記凹条部を円滑かつ容易に係合させることができる。
この場合、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、前記対向面に沿った長手方向へ相対移動することにより凹凸係合されるようにしてもよいし、前記対向面に沿った長手方向と交差する方向(例えば短手方向)へ相対移動することにより凹凸係合されるようにしてもよい。なお、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームが前記対向面に沿った長手方向と交差する方向(例えば短手方向)へ相対移動することにより凹凸係合される場合には、限られた作業スペースにおいても前記各フレームの前記凸条部及び前記凹条部を容易に係合させることができる。
本発明に係る第2態様のフレーム接続構造において、前記凸部が前記対向面の長手方向に沿って延びる凸条部とされており、前記凹部が前記対向面の長手方向に沿って延びる凹条部であって前記凸条部に対応して係合する凹条部とされている場合、1種類のフレームを共通使いするという観点から、前記凸条部は、前記対向面を長手方向に3等分した3領域のうち一端領域において縁端部から長手方向に沿って一部又は全部に形成されており、前記凹条部は、前記対向面の前記3領域のうち他端領域において一端領域における前記凸条部の形成位置に対して前記対向面の長手方向の中央で直交する中央線を対称軸として線対称に対応する位置に形成されていることが好ましい。この場合、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、前記対向面に沿った長手方向へ相対移動することにより凹凸係合される態様を例示できる。
この特定事項では、前記凸条部が前記3領域のうち前記一端領域において縁端部から長手方向に沿って一部又は全部に形成され、前記凹条部が前記3領域のうち前記他端領域において一端領域における前記凸条部の形成位置に対して前記中央線を対称軸として線対称に対応する位置に形成されるので、フレームを共通使いすることが可能となり、それだけフレームの製造コスト及びフレームの部品管理コストを低減させることができる。
本発明に係る第2態様のフレーム接続構造において、前記凸部が前記対向面の長手方向に沿って延びる凸条部(具体的には断面略L字形の凸条部)とされており、前記凹部が前記対向面の長手方向に沿って延びる凹条部であって前記凸条部(具体的には断面略L字形の凸条部)に対応して係合する凹条部とされている場合、1種類のフレームを共通使いするという観点から、前記凸条部は、前記対向面を長手方向に2等分した2領域のうち一端領域において縁端部から長手方向に沿って一部又は全部に形成されており、前記凹条部は、前記対向面の前記2領域のうち他端領域において一端領域における前記凸条部の形成位置に対して前記対向面の長手方向の中央で直交する中央線を対称軸として線対称に対応する位置に形成されていることが好ましい。この場合、前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、前記対向面に沿った短手方向へ相対移動することにより凹凸係合される態様を例示できる。
この特定事項では、前記凸条部が前記2領域のうち前記一端領域において縁端部から長手方向に沿って一部又は全部に形成され、前記凹条部が前記2領域のうち前記他端領域において一端領域における前記凸条部の形成位置に対して前記中央線を対称軸として線対称に対応する位置に形成されるので、フレームを共通使いすることが可能となり、それだけフレームの製造コスト及びフレームの部品管理コストを低減させることができる。
本発明に係る第2態様及び第3態様のフレーム接続構造において、前記凸条部及び前記凹条部の具体的態様として、次の態様を例示できる。すなわち、
(a)前記凸条部は、断面略T字形の凸条部とされており、前記凹条部は、前記断面略T字形の凸条部に対応して係合する凹条部とされている態様、
(b)前記凸条部は、断面楔形の凸条部とされており、前記凹条部は、前記断面楔形の凸条部に対応して係合する凹条部とされている態様、
(c)前記凸条部は、断面略L字形の凸条部とされており、前記凹条部は、前記断面略L字形の凸条部に対応して係合する凹条部とされている態様である。
前記(a)から(c)の態様によれば、前記凸条部と前記凹条部とを安定的にかつ確実に凹凸係合させることができ、それだけ太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることができる。
本発明に係る第2態様及び第3態様のフレーム接続構造において、前記凹条部には、ケーブルを収納するための空間が設けられていることが好ましい。
この特定事項では、前記フレームにおいて省スペース化を図りつつケーブルを収納することができ、これにより、ケーブルの耐候性の向上を図ることができる。さらに、前記フレームが金属材料で構成されている場合には、雷等の高電圧に対するシールド効果を得ることが可能となる。
また、本発明は、前記本発明に係る第1態様から第3態様の何れか一つのフレーム接続構造を備えたフレームで太陽電池パネルを保持したことを特徴とする太陽電池モジュールも提供する。
本発明に係る太陽電池モジュールによれば、前記本発明に係る第1態様から第3態様の何れか一つのフレーム接続構造を備えたフレームで太陽電池パネルを保持するので、太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることが可能となる。
また、本発明は、前記本発明に係る太陽電池モジュールを前記フレーム接続構造にて係合した状態で平面状に複数配列したことを特徴とする太陽電池ユニットも提供する。
本発明に係る太陽電池ユニットによれば、前記本発明に係る太陽電池モジュールを前記フレーム接続構造にて係合した状態で平面状に複数配列するので、太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることが可能となる。
また、本発明は、次の第1態様及び第2態様の太陽電池ユニットの製造方法も提供する。
(4)第1態様の太陽電池ユニットの製造方法
前記本発明に係る太陽電池ユニットを工場内で製造する太陽電池ユニットの製造方法であって、前記複数の太陽電池パネルとして平面から視て多角形状の太陽電池パネルを用い、前記フレームとして、少なくとも二つの太陽電池パネルの少なくとも一つの辺を保持する少なくとも一つのフレームを用い、前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持する保持工程と、前記保持工程にて前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持した前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合することで接続する接続工程とを含むことを特徴とする太陽電池ユニットの製造方法。
本発明に係る第1態様の太陽電池ユニットの製造方法によれば、前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持した後、該少なくとも二つの太陽電池パネルを保持した前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合するので、前記本発明に係る太陽電池ユニットを工場内で良好に製造することが可能となる。
(5)第2態様の太陽電池ユニットの製造方法
前記本発明に係る太陽電池ユニットを工場内で製造する太陽電池ユニットの製造方法であって、前記複数の太陽電池パネルとして平面から視て多角形状の太陽電池パネルを用い、前記フレームとして、少なくとも二つの太陽電池パネルの少なくとも一つの辺を保持する少なくとも一つのフレームを用い、前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合することで接続する接続工程と、前記接続工程にて接続した前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持する保持工程とを含むことを特徴とする太陽電池ユニットの製造方法。
本発明に係る第2態様の太陽電池ユニットの製造方法によれば、前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合して接続した後、該接続した前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持するので、前記本発明に係る太陽電池ユニットを工場内で良好に製造することが可能となる。
また、本発明は、次の第1態様及び第2態様の太陽電池ユニットの組立工法も提供する。
(6)第1態様の太陽電池ユニットの組立工法
前記本発明に係る太陽電池ユニットを設置施設で組み立てる太陽電池ユニットの組立工法であって、前記複数の太陽電池パネルとして平面から視て多角形状の太陽電池パネルを用い、前記フレームとして、少なくとも二つの太陽電池パネルの少なくとも一つの辺を保持する少なくとも一つのフレームを用い、前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持する保持工程と、前記保持工程にて前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持した前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合することで接続する接続工程とを含むことを特徴とする太陽電池ユニットの組立工法。
本発明に係る第1態様の太陽電池ユニットの組立工法によれば、前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持した後、該少なくとも二つの太陽電池パネルを保持した前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合するので、前記本発明に係る太陽電池ユニットを設置施設で良好に組み立てることが可能となる。
(7)第2態様の太陽電池ユニットの組立工法
前記本発明に係る太陽電池ユニットを設置施設で組み立てる太陽電池ユニットの組立工法であって、前記複数の太陽電池パネルとして平面から視て多角形状の太陽電池パネルを用い、前記フレームとして、少なくとも二つの太陽電池パネルの少なくとも一つの辺を保持する少なくとも一つのフレームを用い、前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合することで接続する接続工程と、前記接続工程にて接続した前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持する保持工程とを含むことを特徴とする太陽電池ユニットの組立工法。
本発明に係る第2態様の太陽電池ユニットの組立工法によれば、前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合して接続した後、該接続した前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持するので、前記本発明に係る太陽電池ユニットを設置施設で良好に組み立てることが可能となる。
以上説明したように、本発明に係る太陽電池パネルのフレーム接続構造、太陽電池モジュール及び太陽電池ユニットによると、太陽電池ユニット全体としての強度を向上させることができる。
また、本発明に係る太陽電池ユニットの製造方法によると、本発明に係る太陽電池ユニットを工場内で良好に製造することができる。
また、本発明に係る太陽電池ユニットの組立工法によると、本発明に係る太陽電池ユニットを設置施設で良好に組み立てることができる。
本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備えた太陽電池ユニットが架台に取り付けられた状態を示す外観図である。 図1に示す太陽電池ユニットの側面図である。 図1に示す太陽電池ユニットを構成する一つの太陽電池モジュールを斜め背面側から見た斜視図である。 図1に示す太陽電池ユニットを構成する一つの太陽電池モジュールを斜め背面側から見た分解斜視図である。 隣り合う太陽電池パネル間の第1及び第2枠部材に設けられた第1実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図(a)は、各枠部材の分解斜視図であり、図(b)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のa−a線断面図である。 隣り合う太陽電池パネル間の第1及び第2枠部材に設けられた第2実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図(a)は、各枠部材の分解斜視図であり、図(b)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のb−b線断面図である。 隣り合う太陽電池パネル間の第1及び第2枠部材に設けられた第3実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図(a)は、各枠部材の分解斜視図であり、図(b)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のc−c線断面図である。 隣り合う太陽電池パネル間の第1及び第2枠部材に設けられた第4実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図(a)は、各枠部材の分解斜視図であり、図(b)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のd1−d1線断面図であり、図(c)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のd2−d2線断面図である。 隣り合う太陽電池パネル間の第1及び第2枠部材に設けられた第5実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図(a)は、各枠部材の分解斜視図であり、図(b)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のe1−e1線断面図であり、図(c)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のe2−e2線断面図である。 隣り合う太陽電池パネル間の第1及び第2枠部材に設けられた第6実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図(a)は、各枠部材の分解斜視図であり、図(b)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のf−f線断面図である。 第1実施形態のフレーム接続構造においてケーブルを収納するための空間が設けられている第7実施形態のフレーム接続構造を示す図であって、図(a)は、各枠部材の分解斜視図であり、図(b)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のg−g線断面図である。 第6実施形態のフレーム接続構造においてケーブルを収納するための空間が設けられている第8実施形態のフレーム接続構造を示す図であって、図(a)は、各枠部材の分解斜視図であり、図(b)は、各枠部材が凹凸係合された状態を示す図(a)のh−h線断面図である。 第9実施形態の太陽電池ユニットの製造方法及び組立工法を説明するための図であって、図(a)から図(c)は、それぞれ、保持工程、接続工程及び取り付け工程を示す斜視図である。 第10実施形態の太陽電池ユニットの製造方法及び組立工法を説明するための図であって、図(a)から図(c)は、それぞれ、接続工程、保持工程及び取り付け工程を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備えた太陽電池ユニット1が架台10に取り付けられた状態を示す外観図である。図2は、図1に示す太陽電池ユニット1の側面図である。また、図3及び図4は、それぞれ、図1に示す太陽電池ユニット1を構成する一つの太陽電池モジュール2を斜め背面側(受光面とは反対側)から見た斜視図及び分解斜視図である。なお、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造は、後述する図5から図12に示しており、図1から図4においては図示していない。
図1及び図2に示す太陽電池ユニット1は、太陽電池パネル20の周囲をフレームの一例である第1から第4枠部材21a,21b,21c,21dで保持した太陽電池モジュール2を平面状に複数配列したものである。ここでは、第1から第4枠部材21a〜21dは、アルミニウム等の金属材料で形成されている。
太陽電池パネル20は、平面視で四角形状(ここでは長方形状)のものとされている。太陽電池パネル20は、縦方向又は横方向に1次元的に複数配列されか、或いは、縦方向及び横方向に2次元的に複数配列される。ここでは、太陽電池パネル20は、縦方向及び横方向に2次元的に4個(縦方向に2個×横方向に2個)配列されている。
図4に示すように、各太陽電池パネル20は、第1の辺20a(ここでは長辺)が第1枠部材21aで保持され、かつ、該第1の辺20aに平行な第2の辺20bが第2枠部材21bで保持されている。また、各太陽電池パネル20は、第1の辺20aに直交する第3の辺20c(ここでは短辺)が第3枠部材21cで保持され、かつ、該第3の辺20cに平行な第4の辺20dが第4枠部材21dで保持されている。
具体的には、各枠部材21a〜21dは、枠部材本体211を備えており、この枠部材本体211のパネル側端面の外側端からパネル側に延び、かつ、途中でパネル受光面に沿って内側へ折り曲げられて成る延長屈曲片212が設けられている。これにより、枠部材本体211のパネル側端面と延長屈曲片212の内面との間で太陽電池パネル20の外周端部が嵌め込まれる溝部213を形成することができる。
本実施の形態では、太陽電池モジュール2は、第1及び第2枠部材21a,21bに固定された1又は2以上(ここでは2個)のモジュール支持部材30を備えている。
具体的には、第1及び第2枠部材21a,21bにおける枠部材本体211の内側側面のモジュール背面側端部には、モジュール支持部材30をネジ等の固定部材SCで取り付け固定するための貫通孔214aが形成された固定用リブ片214が形成されている。貫通孔214aは、モジュール支持部材30の取り付け位置に対応して設けられている。
この例では、モジュール支持部材30は、パネル側水平板31、背面側水平板32及び両水平板を支持する垂直支持板33からなるH型のものとされている。この他にもI型や中空四角柱などでもよい。このモジュール支持部材30の背面側水平板32の枠部材側両端部には、固定部材SCにて固定するための固定用リブ片34,34が形成されている。この固定用リブ片34,34には、固定部材SCを挿通して固定保持する固定用孔34aが形成されている。これにより、モジュール支持部材30は、図3に示すように、第1及び第2枠部材21a,21bに固定されることで、太陽電池パネル20を背面から支持することができる。
また、本実施の形態では、図1及び図2に示すように、太陽電池ユニット1は、架台10に取り付けられている。架台10は、保持桟11と支持桟16とで構成されている。架台10は、ここでは、側面視で「人」の字形に形成されている。具体的には、架台10は、斜めに傾斜して配置された保持桟11の長手方向の途中(具体的には上から4分の1あたり)の地点に、保持桟11とは逆の向きに傾斜して配置された支持桟16の先端を固定して形成されている。
太陽電池ユニット1は、第1及び第2枠部材21a,21bに対応する位置に、相互に平行に配置された複数(ここでは3台)の架台10に取り付けられている。
すなわち、横方向の一端部に配置された架台10の保持桟11と、隣り合う太陽電池モジュール2,2間に配置された架台10の保持桟11と、横方向の他端部に配置された架台10の保持桟11との間のそれぞれに、太陽電池モジュール2が架橋されて保持桟11の天板12に取り付けられている。
詳しくは、横方向の一端部に配置された架台10の保持桟11には、横方向の一端部に配置された太陽電池モジュール2の第1枠部材21aが載置されて取り付けられており、横方向の他端部に配置された架台10の保持桟11には、横方向の他端部に配置された太陽電池モジュール2の第2枠部材21bが載置されて取り付けられている。また、隣り合う太陽電池モジュール2,2間に配置された架台10の保持桟11には、隣り合う太陽電池モジュール2の第1及び第2枠部材21a,21bが載置されて取り付けられている。なお、第1及び第2枠部材21a,21bは、保持桟11を介することなく直接的に支持桟16に取り付けられてもよい。
[本発明の特徴部分の構成]
(フレーム接続構造について)
先ず、太陽電池ユニット1において隣り合う太陽電池モジュール2の太陽電池パネル20,20間で各枠部材を接続するフレームの接続構造について以下に説明する。
図1及び図2に示す太陽電池ユニット1において隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材と、第3及び第4枠部材とのうち少なくとも一方の各枠部材は、それぞれの対向面に設けられた凹部及び凸部によって該対向面同士が互いに離間する方向へ移動しないように着脱自在に凹凸係合される次の第1から第8実施形態に係るフレーム接続構造を備えている。
ここでは、隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材21a,21bの対向面22a,22bと、第3及び第4枠部材21c,21dの対向面22c,22dとの双方に本発明の実施形態に係るフレーム接続構造が設けられている。なお、隣り合う太陽電池パネル20,20間の一方の第1及び第2枠部材21a,21bの対向面22a,22bのみに本実施形態に係るフレーム接続構造が設けられていてもよいし、隣り合う太陽電池パネル20,20間の他方の第3及び第4枠部材21c,21dの対向面22c,22dのみに本発明の実施形態に係るフレーム接続構造が設けられていてもよい。
また、第1及び第2枠部材21a,21bに設けられるフレーム接続構造と、第3及び第4枠部材21c,21dに設けられるフレーム接続構造とは異なった構成のものとされていてもよいが、ここでは同一構成のものとされている。
以下の第1から第8実施形態において、第3及び第4枠部材21c,21dに設けられるフレーム接続構造については、説明を省略し、第1及び第2枠部材21a,21bに設けられるフレーム接続構造に代表させて説明する。
(第1実施形態)
図5は、隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材21a,21bに設けられた第1実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図5(a)は、各枠部材21a,21bの分解斜視図を示しており、図5(b)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図5(a)のa−a線断面図を示している。
本第1実施形態では、各枠部材21a,21bのうち、一方の枠部材21aの対向面22aには、該対向面22aに沿った方向以外の方向(ここでは対向面22aに直交する方向)への移動を阻止する係止部312’を有する凸部301が形成されており、他方の枠部材21bの対向面22bには、凸部301に挿通される凹部302が該凸部301に対応して形成されている。
凸部301は、長手方向Yに沿って延びる凸条部とされており、凹部302は、同様に長手方向Yに沿って延びる凹条部とされている。
詳しくは、凸条部301は、長手方向Yに沿って延びる断面略T字形の凸条部とされている。凹条部302は、長手方向Yに沿って延びる断面略C字形の凹条部とされている。
具体的には、凸条部301は、一方の枠部材21aの対向面22aから該対向面22aに直交する方向Zの外側へ突出した長手方向Yに沿って延びる第1凸部311と、該第1凸部311の先端に該第1凸部311と直交するように対向面22aの短手方向X両側に一体的に延設された第2凸部312とからなっている。この第2凸部312の対向面22a側の面が係止部321’とされている。一方、凹条部302は、他方の枠部材21bの対向面22bにおいて内側に第1凸部311を嵌め入れる第1凹部321と、第2凸部312を嵌め入れる第2凹部322とからなっている。凸条部301及び凹条部302は、各対向面22a,22bが長手方向Yへの相対移動可能に密着するように形成されている。
そして、各枠部材21a,21bは、対向面22a,22bに沿った長手方向Yへ相対移動することにより長手方向Y以外の方向(具体的には短手方向X及び該各枠部材の離間方向Z)に相対移動不能に凹凸係合されるようになっている。
なお、ここでは、凸条部301及び凹条部302は、それぞれ、一つのものとされているが、二つ以上のものとされていてもよい。また、凸条部301が一方の枠部材21aに設けられ、凹条部302が他方の枠部材21bに設けられているが、それに代えて、或いは、加えて、凸条部301が他方の枠部材21bに設けられ、凹条部302が一方の枠部材21aに設けられていてもよい。
また、各枠部材21a,21bが接続された状態で長手方向Yへ移動しないように構成してもよい(例えば固定部材を設けてもよい)。
(第2実施形態)
図6は、隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材21a,21bに設けられた第2実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図6(a)は、各枠部材21a,21bの分解斜視図を示しており、図6(b)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図6(a)のb−b線断面図を示している。
本第2実施形態では、各枠部材21a,21bのうち、一方の枠部材21aの対向面22aには、該対向面22aに沿った方向以外の方向(ここでは対向面22aに直交する方向)への移動を阻止する係止部411’を有する凸部401が形成されており、他方の枠部材21bの対向面22bには、凸部401に挿通される凹部402が該凸部401に対応して形成されている。
凸部401は、長手方向Yに沿って延びる凸条部とされており、凹部402は、同様に長手方向Yに沿って延びる凹条部とされている。
詳しくは、凸条部401は、長手方向Yに沿って延びる断面楔状の凸条部とされている。凹条部402は、長手方向Yに沿って延びる断面楔状の凹条部とされている。
具体的には、凸条部401は、一方の枠部材21aの対向面22aから該対向面22aに直交する方向Zの外側へ突出するに従い次第に開くように傾斜した長手方向Yに沿って延びる一対の第1凸部411,411と、該一対の第1凸部411,411の先端同士を繋ぐ第2凸部412とからなっている。この第1凸部411の対向面22a側の傾斜面が係止部411’とされている。一方、凹条部402は、他方の枠部材21bの対向面22bにおいて内側に第1凸部411を嵌め入れる第1凹部421と、第2凸部412を嵌め入れる第2凹部422とからなっている。凸条部401及び凹条部402は、各対向面22a,22bが長手方向Yへの相対移動可能に密着するように形成されている。
そして、各枠部材21a,21bは、対向面22a,22bに沿った長手方向Yへ相対移動することにより長手方向Y以外の方向(具体的には短手方向X及び該各枠部材の離間方向Z)に相対移動不能に凹凸係合されるようになっている。
なお、ここでは、凸条部401及び凹条部402は、それぞれ、二つのものとされているが、一つ又は三つ以上のものとされていてもよい。また、凸条部401が一方の枠部材21aに設けられ、凹条部402が他方の枠部材21bに設けられているが、それに代えて、或いは、加えて、凸条部401が他方の枠部材21bに設けられ、凹条部402が一方の枠部材21aに設けられていてもよい。
また、各枠部材21a,21bが接続された状態で長手方向Yへ移動しないように構成してもよい(例えば固定部材を設けてもよい)。
(第3実施形態)
図7は、隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材21a,21bに設けられた第3実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図7(a)は、各枠部材21a,21bの分解斜視図を示しており、図7(b)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図7(a)のc−c線断面図を示している。
本第3実施形態では、各枠部材21a,21bの双方の対向面22a,22bには、該対向面22a,22bに沿った方向以外の方向(ここでは対向面22aに直交する方向)への移動を阻止する係止部512’,512’を有する凸部501,501が形成されている。また、各枠部材21a,21bの双方の対向面22a,22bには、凸部501,501に挿通される凹部502,502が該凸部501,501に対応して形成されている。
一方の枠部材21a及び他方の枠部材21bにそれぞれ形成された凸部501,501は、長手方向Yに沿って延びる凸条部とされており、他方の枠部材21b及び一方の枠部材21aにそれぞれ形成された凹部502,502は、同様に長手方向Yに沿って延びる凹条部とされている。
ここでは、一方の枠部材21aの対向面22aには、モジュール背面側(図中上)から凹条部502と凸条部501とが短手方向Xにこの順で交互に形成されている。他方の枠部材21bの対向面22bには、モジュール背面側(図中上)から凸条部501と凹条部502とが短手方向Xにこの順で交互に形成されている。
詳しくは、凸条部501,501は、長手方向Yに沿って延びる断面略L字形の凸条部とされている。凹条部502,502は、長手方向Yに沿って延びる断面L字形の凹条部とされている。
具体的には、凸条部501,501は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bから該対向面22a,22bに直交する方向Zの外側へ突出した長手方向Yに沿って延びる第1凸部511,511と、該第1凸部511,511の先端に該第1凸部511,511と直交するように対向面22a,22bの短手方向X一方側(モジュール表面側(図中下側))又は他方側(モジュール背面側(図中上側))に一体的に延設された第2凸部512,512とからなっている。この第2凸部512,512の対向面22a,22b側の面が係止部512’,512’とされている。一方、凹条部502,502は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bにおいて内側に第1凸部511,511を嵌め入れる第1凹部521,521と、第2凸部512,512を嵌め入れる第2凹部522,522とからなっている。凸条部501及び凹条部502は、各対向面22a,22bが長手方向Yへの相対移動可能に密着するように形成されている。
そして、各枠部材21a,21bは、対向面22a,22bに沿った長手方向Yへ相対移動することにより長手方向Y以外の方向(具体的には短手方向X及び該各枠部材の離間方向Z)に相対移動不能に凹凸係合されるようになっている。
なお、ここでは、凸条部501及び凹条部502は、それぞれ、二つのものとされているが、一つ又は三つ以上のものとされていてもよい。また、凸条部501及び凹条部502がそれぞれ複数ある場合、第2凸部512及び第2凹部522が同一方向を向いていてもよい。また、凸条部501及び凹条部502が各枠部材21a,21bに設けられているが、凸条部501が一方の枠部材21a又は他方の枠部材21bだけに設けられ、凹条部502が他方の枠部材21b又は一方の枠部材21aだけに設けられてもよい。
また、各枠部材21a,21bが接続された状態で長手方向Yへ移動しないように構成してもよい(例えば固定部材を設けてもよい)。
以上説明した第1から第3実施形態では、隣り合う太陽電池パネル20,20間の各枠部材21a,21bは、凸条部301〜501が長手方向Yに沿って延びる凸条部とされ、かつ、凹条部302〜502が長手方向Yに沿って延びる凹条部とされており、対向面22a,22bに沿った長手方向Yへ相対移動することにより凹凸係合されるようになっているが、凸条部301〜501が長手方向Yに直交する短手方向Xに沿って延びる凸条部とされ、かつ、凹条部302〜502が短手方向Xに沿って延びる凹条部とされており、対向面22a,22bに沿った短手方向Xへ相対移動することにより凹凸係合されるようになっていてもよい。このことは、後述する第6から第8実施形態についても同様である。
(第4実施形態)
図8は、隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材21a,21bに設けられた第4実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図8(a)は、各枠部材21a,21bの分解斜視図を示しており、図8(b)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図8(a)のd1−d1線断面図を示しており、図8(c)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図8(a)のd2−d2線断面図を示している。なお、図8において図5の第1実施形態と実質的に同じ構成には同一符号を付している。
本第4実施形態では、各枠部材21a,21bの双方の対向面22a,22bには、該対向面22a,22bに沿った方向以外の方向(ここでは対向面22aに直交する方向)への移動を阻止する係止部312’,312’を有する凸部301,301が形成されている。また、各枠部材21a,21bの双方の対向面22a,22bには、凸部301,301に挿通される凹部302,302が該凸部301,301に対応して形成されている。
各枠部材21a,21bに形成された凸部301,301は、長手方向Yに沿って延びる凸条部とされており、各枠部材21a,21bに形成された凹部302,302は、同様に長手方向Yに沿って延びる凹条部とされている。
また、一方の枠部材21aに形成された凸条部301は、対向面22aを長手方向Yに3等分した3領域α1,α2,α3のうち一端領域α1において縁端部から長手方向Yに沿って一部又は全部に(ここでは一端領域α1の全部に亘って)形成されている。同様に、他方の枠部材21bに形成された凸条部301は、対向面22bを長手方向Yに3等分した3領域α1,α2,α3のうち一端領域α1において縁端部から長手方向Yに沿って一部又は全部に(ここでは一端領域α1の全部に亘って)形成されている。
また、一方の枠部材21aに形成された凹条部302は、対向面22aの3領域α1,α2,α3のうち他端領域α3において一端領域α1における凸条部301の形成位置に対して対向面22aの長手方向Yの中央で直交する中央線βを対称軸として線対称に対応する位置に形成されている。同様に、他方の枠部材21bに形成された凹条部302は、対向面22bの3領域α1,α2,α3のうち他端領域α3において一端領域α1における凸条部301の形成位置に対して対向面22bの長手方向Yの中央で直交する中央線βを対称軸として線対称に対応する位置に形成されている。なお、長手方向Yの中央の第2領域α2には凸条部や凹条部は形成されていない。
詳しくは、一方の枠部材21aの対向面22aの一端領域α1に形成された凸条部301は、長手方向Yに沿って延びる断面略T字形の凸条部とされている。一方の枠部材21aの対向面22aの他端領域α3に形成された凹条部302は、長手方向Yに沿って延びる断面略C字形の凹条部とされている。また、他方の枠部材21bの対向面22bの一端領域α1に形成された凸条部301は、長手方向Yに沿って延びる断面略T字形の凸条部とされている。他方の枠部材21bの対向面22bの他端領域α3に形成された凹条部302は、長手方向Yに沿って延びる断面略C字形の凹条部とされている。
具体的には、凸条部301,301は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bから該対向面22a,22bに直交する方向Zの外側へ突出した長手方向Yに沿って延びる第1凸部311,311と、該第1凸部311,311の先端に該第1凸部311,311と直交するように対向面22a,22bの短手方向X両側に一体的に延設された第2凸部312,312とからなっている。この第2凸部312,312の対向面22a,22b側の面が係止部312’,312’とされている。一方、凹条部302,302は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bにおいて内側に第1凸部311,311を嵌め入れる第1凹部321,321と、第2凸部312,312を嵌め入れる第2凹部322,322とからなっている。凸条部301及び凹条部302は、各対向面22a,22bが長手方向Yへの相対移動可能に密着するように形成されている。
そして、各枠部材21a,21bは、対向面22a,22bに沿った長手方向Yへ相対移動することにより長手方向Y以外の方向(具体的には短手方向X及び該各枠部材の離間方向Z)に相対移動不能に凹凸係合されるようになっている。
なお、ここでは、凸条部301及び凹条部302は、それぞれ、一つのものとされているが、二つ以上のものとされていてもよい。また、凸条部301及び凹条部302は、図5に示す第1実施形態と同様の凸条部及び凹条部としたが、図6及び図7に示す第2及び第3実施形態と同様の凸条部及び凹条部としてもよい。
また、各枠部材21a,21bが接続された状態で長手方向Yへ移動しないように構成してもよい(例えば固定部材を設けてもよい)。
(第5実施形態)
図9は、隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材21a,21bに設けられた第5実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図9(a)は、各枠部材21a,21bの分解斜視図を示しており、図9(b)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図9(a)のe1−e1線断面図を示しており、図9(c)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図9(a)のe2−e2線断面図を示している。なお、図9において図7の第3実施形態と実質的に同じ構成には同一符号を付している。
本第5実施形態では、各枠部材21a,21bの双方の対向面22a,22bには、該対向面22a,22bに沿った方向以外の方向(ここでは対向面22aに直交する方向)への移動を阻止する係止部512’,512’を有する凸部501,501が形成されている。また、各枠部材21a,21bの双方の対向面22a,22bには、凸部501,501に挿通される凹部502,502が該凸部501,501に対応して形成されている。
一方の枠部材21a及び他方の枠部材21bにそれぞれ形成された凸部501,501は、長手方向Yに沿って延びる凸条部とされており、他方の枠部材21b及び一方の枠部材21aにそれぞれ形成された凹部502,502は、同様に長手方向Yに沿って延びる凹条部とされている。
また、一方の枠部材21aに形成された一端側の凸条部501は、対向面22aを長手方向Yに2等分した2領域γ1,γ2のうち一端領域γ1の短手方向X一方側(図中下側)において長手方向Yに沿って縁端部から一部又は全部に(ここでは一端領域γ1の全部に亘って)形成されている。一方の枠部材21aに形成された他端側の凸条部501は、他端領域γ2の短手方向X他方側(図中上側)において長手方向Yに沿って縁端部から一部又は全部に(ここでは一端領域γ1の全部に亘って)形成されている。
同様に、他方の枠部材21bに形成された一端側の凸条部501は、対向面22bを長手方向Yに2等分した2領域γ1,γ2のうち一端領域γ1の短手方向X一方側(図中下側)において長手方向Yに沿って縁端部から一部又は全部に(ここでは一端領域γ1の全部に亘って)形成されている。他方の枠部材21bに形成された他端側の凸条部501は、他端領域γ2の短手方向X他方側(図中上側)において長手方向Yに沿って縁端部から一部又は全部に(ここでは一端領域γ1の全部に亘って)形成されている。
また、一方の枠部材21aに形成された他端側の凹条部502は、対向面22aの2領域γ1,γ2のうち他端領域γ2の短手方向X一方側(図中下側)において一端領域γ1における凸条部501の形成位置に対して対向面22aの長手方向Yの中央で直交する中央線βを対称軸として線対称に対応する位置に形成されている。一方の枠部材21aに形成された一端側の凹条部502は、一端領域γ1の短手方向X他方側(図中上側)において他端領域γ2における凸条部501の形成位置に対して中央線βを対称軸として線対称に対応する位置に形成されている。
同様に、他方の枠部材21bに形成された他端側の凹条部502は、対向面22bの2領域γ1,γ2のうち他端領域γ2の短手方向X一方側(図中下側)において一端領域γ1における凸条部501の形成位置に対して対向面22bの長手方向Yの中央で直交する中央線βを対称軸として線対称に対応する位置に形成されている。他方の枠部材21bに形成された一端側の凹条部502は、一端領域γ1の短手方向X他方側(図中上側)において他端領域γ2における凸条部501の形成位置に対して中央線βを対称軸として線対称に対応する位置に形成されている。
ここでは、一方の枠部材21aの対向面22aには、一端側(図中前側)でモジュール背面側(図中上)から凹条部502と凸条部501とが短手方向Xにこの順で交互に形成され、かつ、他端側(図中後側)でモジュール背面側(図中上)から凸条部501と凹条部502とが短手方向Xにこの順で交互に形成されている。同様に、他方の枠部材21bの対向面22bには、一端側(図中後側)でモジュール背面側(図中上)から凹条部502と凸条部501とが短手方向Xにこの順で交互に形成され、かつ、他端側(図中前側)でモジュール背面側(図中上)から凸条部501と凹条部502とが短手方向Xにこの順で交互に形成されている。
詳しくは、一方の枠部材21aの対向面22aの一端領域γ1及び他端領域γ2に形成された凸条部501,501は、長手方向Yに沿って延びる断面略L字形の凸条部とされている。一方の枠部材21aの対向面22aの他端領域γ2及び一端領域γ1に形成された凹条部502,502は、長手方向Yに沿って延びる断面略L字形の凹条部とされている。同様に、他方の枠部材21bの対向面22bの一端領域γ1及び他端領域γ2に形成された凸条部501,501は、長手方向Yに沿って延びる断面略L字形の凸条部とされている。他方の枠部材21bの対向面22bの他端領域γ2及び一端領域γ1に形成された凹条部502,502は、長手方向Yに沿って延びる断面略L字形の凹条部とされている。
具体的には、短手方向X一方側(図中下側)の凸条部501,501は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bから該対向面22a,22bに直交する方向Zの外側へ突出した長手方向Yに沿って延びる短手方向X一方側の第1凸部511,511と、該短手方向X一方側の第1凸部511,511の先端に該第1凸部511,511と直交するように対向面22a,22bの短手方向X他方側(図中上側)に一体的に延設された短手方向一方側の第2凸部512,512とからなっている。この第2凸部512,512の対向面22a,22b側の面が係止部512’,512’とされている。
短手方向X他方側(図中上側)の凸条部501,501は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bから該対向面22a,22bに直交する方向Zの外側へ突出した長手方向Yに沿って延びる短手方向X他方側の第1凸部511,511と、該短手方向X他方側の第1凸部511,511の先端に該第1凸部511,511と直交するように対向面22a,22bの短手方向X一方側(図中下側)に一体的に延設された短手方向他方側の第2凸部512,512とからなっている。この第2凸部512,512の対向面22a,22b側の面が係止部512’,512’とされている。
一方、短手方向X一方側(図中下側)の凹条部502,502は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bにおいて内側に短手方向X一方側の第1凸部511,511を嵌め入れる第1凹部521,521と、短手方向X一方側の第2凸部512,512を嵌め入れる第2凹部522,522とからなっている。
短手方向X他方側(図中上側)の凹条部502,502は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bにおいて内側に短手方向X他方側の第1凸部511,511を嵌め入れる第1凹部521,521と、短手方向X他方側の第2凸部512,512を嵌め入れる第2凹部522,522とからなっている。凸条部501及び凹条部502は、各対向面22a,22bが短手方向Xへの相対移動可能に密着するように形成されている。
ここで、各凹部502は、各凸部501の短手方向Xの移動を許容する空間Pを有している。具体的には、各第1凹部521は、各第2凸部512が対向面22a,22bに直交する方向Zへ挿通されて各第2凹部522内に係入される際に各第1凸部511が各第2凸部512と共に短手方向Xへ移動することを許容する空間Pを有している。
そして、各枠部材21a,21bは、対向面22a,22bに沿った短手方向Xへ相対移動することにより短手方向X以外の方向(具体的には長手方向Y及び該各枠部材の離間方向Z)に相対移動不能に凹凸係合されるようになっている。
なお、ここでは、凸条部501及び凹条部502は、それぞれ、二つのものとされているが、一つ又は三つ以上のものとされていてもよい。
また、各枠部材21a,21bが接続された状態で短手方向Xへ移動しないように構成してもよい(例えば固定部材を設けてもよい)。
(第6実施形態)
図10は、隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材21a,21bに設けられた第6実施形態のフレーム接続構造を説明するための図であって、図10(a)は、各枠部材21a,21bの分解斜視図を示しており、図10(b)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図10(a)のf−f線断面図を示している。なお、図10において図5の第1実施形態と実質的に同じ構成には同一符号を付している。
本第6実施形態では、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bに沿った方向以外の方向(ここでは対向面22aに直交する方向)への移動をそれぞれ阻止する係止部312’が互いに対向するように形成された長手方向Yに沿って延びる一対の凸条部301,301を有する接続部材300を備えている。
各枠部材21a,21bの双方の対向面22a,22bには、接続部材300の一対の凸条部301,301にそれぞれ挿通される凹条部302,302が該一対の凸条部301,301にそれぞれ対応して形成されている。
詳しくは、接続部材300は、係止部312’,312’が互いに対向するように形成された一対の凸条部301,301が長手方向Yに沿って延びる断面略T字形の凸条部とされており、ここでは、長手方向Yに沿って延びる断面略H字形の部材とされている。一方の枠部材21aの対向面22a及び他方の枠部材21bの対向面22bにそれぞれ形成された凹条部302,302は、長手方向Yに沿って延びる断面略C字形の凹条部とされている。
具体的には、接続部材300の一対の凸条部301,301は、各枠部材21a,21bの対向面22a,22bに直交する方向Zに沿って一体的に板状に接続された長手方向Yに沿って延びる第1凸部311,311と、該第1凸部311,311の両先端に該第1凸部311,311と直交するように対向面22a,22bの短手方向X両側に一体的に延設された第2凸部312,312とからなっている。この第2凸部312,312の対向面22a,22b側の面が係止部321’,321’とされている。一方、各枠部材21a,21bに形成された凹条部302,302は、各対向面22a,22bにおいて内側に接続部材300の第1凸部311,311を嵌め入れる第1凹部321,321と、接続部材300の第2凸部312,312を嵌め入れる第2凹部322,322とからなっている。凸条部301及び凹条部302は、各対向面22a,22bが長手方向Yへの相対移動可能に密着するように形成されている。
そして、各枠部材21a,21bと接続部材300とは、対向面22a,22bに沿った長手方向Yへ相対移動することにより長手方向Y以外の方向(具体的には短手方向X及び該各枠部材の離間方向Z)に相対移動不能に凹凸係合されるようになっている。
なお、第6実施形態では、凸条部301及び凹条部302は、図5に示す第1実施形態と同様の凸条部及び凹条部としたが、図6及び図7に示す第2及び第3実施形態と同様の凸条部及び凹条部としてもよい。
また、各枠部材21a,21bが接続された状態で長手方向Yへ移動しないように構成してもよい(例えば固定部材を設けてもよい)。
以上説明した第1から第6実施形態において、枠部材21a,21bに形成される凹条部302〜502には、太陽電池パネル20に接続されるケーブルを収納するための空間が設けられていてもよい。これについて、図5に示す第1実施形態のフレーム接続構造の変形例である第7実施形態と、図10に示す第6実施形態のフレーム接続構造の変形例である第8実施形態とを例にとって説明する。
(第7実施形態)
図11は、第1実施形態のフレーム接続構造においてケーブルCを収納するための空間Qが設けられている第7実施形態のフレーム接続構造を示す図であって、図11(a)は、各枠部材21a,21bの分解斜視図を示しており、図11(b)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図11(a)のg−g線断面図を示している。なお、図11において図5の第1実施形態と実質的に同じ構成には同一符号を付している。
図11に示す例では、凹条部(第2枠部材21bの凹条部302)においてパネル側端部がパネル側に行くに従って広げられて途中で短手方向Xに沿ってパネル側に延設されることで空間Qが形成されている。
(第8実施形態)
図12は、第6実施形態のフレーム接続構造においてケーブルCを収納するための空間Qが設けられている第8実施形態のフレーム接続構造を示す図であって、図12(a)は、各枠部材21a,21bの分解斜視図を示しており、図12(b)は、各枠部材21a,21bが凹凸係合された状態を示す図12(a)のh−h線断面図を示している。なお、図12において図10の第6実施形態と実質的に同じ構成には同一符号を付している。
図12に示す例でも同様に、凹条部(第1及び第2枠部材21a,21bの凹条部302)においてパネル側端部がパネル側に行くに従って広げられて途中で短手方向Xに沿ってパネル側に延設されることで空間Qが形成されている。
なお、空間Qの形状は、図11及び図12に示すものに限定されるものではなく、ケーブルCを確実に収納できるものであれば何れの形状であってもよい。
(第1から第8実施形態について)
以上説明した第1から第8実施形態では、隣り合う太陽電池パネル20,20間の各枠部材(21a,21b),(21c,21d)を、それらが互いに離間しないように凹凸係合させることで、次の利点がある。
すなわち、第1から第5及び第7実施形態では、隣り合う太陽電池パネル20,20間の各枠部材(21a,21b),(21c,21d)のうち少なくとも一方の枠部材の対向面に係止部312’〜512’を有する凸条部301〜501を形成し、対向する相手方枠部材の対向面に凸条部301〜501に対応して係合する凹条部302〜502を形成している。そして、隣り合う太陽電池パネル20,20間の各枠部材(21a,21b),(21c,21d)を、第1から第4及び第7実施形態では長手方向へ相対移動することにより、第5実施形態では短手方向へ相対移動することにより、凹凸係合して連結している。
また、第6及び第8実施形態では、係止部312’を有する一対の凸条部301,301が形成された接続部材300を備え、隣り合う太陽電池パネル20,20間の各枠部材(21a,21b),(21c,21d)の対向面(22a,22b),(22c,22d)に、接続部材300の一対の凸条部312’,312’にそれぞれ対応して係合する凹条部302,302を形成している。そして、隣り合う太陽電池パネル20,20間の各枠部材(21a,21b),(21c,21d)と接続部材300とを、長手方向へ相対移動することにより、凹凸係合して連結している。
これにより、太陽電池ユニット1の枠部材(21a,21b),(21c,21d)の対向面(22a,22b),(22c,22d)に沿った方向以外の方向(例えば対向面に直交する方向)への強度を向上させることができる。
このように、第1から第8実施形態によれば、太陽電池ユニット1の枠部材(21a,21b),(21c,21d)の対向面(22a,22b),(22c,22d)に沿った方向以外の方向への強度を向上させることができるので、太陽電池ユニット1全体としての強度を向上させることが可能となる。
しかも、各枠部材(21a,21b),(21c,21d)が互いに離間しないように凹凸係合するので、太陽電池モジュール2をユニット単位で(太陽電池ユニット1として)運搬することができ、これにより運搬作業の作業性を向上させることが可能となる。
さらに、凹凸係合を実現する凸部及び凹部が所定方向(ここでは長手方向)に延びる凸条部301〜501及び凹条部302〜502とされているので、凹凸係合による接続強度を向上させることができ、それだけ太陽電池ユニット1全体としての強度を向上させることができる。
さらに、第1、第4及び第6から第8実施形態では、凸条部301は、断面略T字形の凸条部とされており、凹条部302は、断面略T字形の凸条部に対応して係合する凹条部とされている。第2実施形態では、凸条部401は、断面楔形の凸条部とされており、凹条部402は、前記断面楔形の凸条部に対応して係合する凹条部とされている。また、第3及び第5実施形態では、凸条部501は、断面略L字形の凸条部とされており、凹条部502は、断面略L字形の凸条部に対応して係合する凹条部とされている。従って、凸条部301〜501と凹条部302〜502とを安定的にかつ確実に凹凸係合させることができ、それだけ太陽電池ユニット1全体としての強度を向上させることができる。
さらに、第1から第8実施形態では、各枠部材(21a,21b),(21c,21d)が対向面(22a,22b),(22c,22d)に沿った方向へ相対移動することにより凹凸係合されるので、各枠部材(21a,21b),(21c,21d)の凸条部301〜501及び凹条部302〜502を円滑にかつ容易に係合させることができる。
さらに、第5実施形態では、各枠部材(21a,21b),(21c,21d)が短手方向へ相対移動することにより凹凸係合されるので、限られた作業スペースにおいても各枠部材(21a,21b),(21c,21d)の凸条部501及び凹条部502を容易に係合させることができる。
さらに、第4実施形態では、凹条部302が他端領域α3において一端領域α1における凸条部301の形成位置に対して中央線βを対称軸として線対称に対応する位置に形成されている。また、第5実施形態では、凹条部502,502が他端領域γ2及び一端領域γ1において一端領域γ1及び他端領域γ2における凸条部501,501の形成位置に対して中央線βを対称軸として線対称に対応する位置にそれぞれ形成されている。また、第6及び第8実施形態では、同一形状の一対の凸条部301,301を有する接続部材300を備え、各枠部材(21a,21b),(21c,21d)の双方の対向面(22a,22b),(22c,22d)に、接続部材300の一対の凸条部301,301にそれぞれ対応して凹条部302,302が形成されている。こうすることで、1種類の枠部材を共通使いすることが可能となり、それだけ枠部材の製造コスト及び枠部材の部品管理コストを低減させることができる。
さらに、第7及び第8実施形態の如くケーブルCを収納するための空間Qが設けられている場合には、凹条部302〜502が形成される枠部材において省スペース化を図りつつケーブルCを収納することができ、これにより、ケーブルCの耐候性の向上を図ることができる。さらに、本例のように枠部材が金属材料で構成されていると、雷等の高電圧に対するシールド効果を得ることが可能となる。
(太陽電池ユニットの製造方法及び組立工法について)
次に、本発明の実施形態に係る太陽電池ユニット1を工場内で製造する場合及び本発明の実施形態に係る太陽電池ユニット1を設置施設で組み立てる場合について第9及び第10実施形態を例にとって図13及び図14を参照しながら以下に説明する。なお、図13及び図14において、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造は図示していない。
(第9実施形態)
第9実施形態においては、製造する太陽電池ユニット1或いは組み立てる太陽電池ユニット1の隣り合う太陽電池パネル20,20間の第1及び第2枠部材21a,21bにおいて本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備えている場合について説明する。
図13は、第9実施形態の太陽電池ユニット1の製造方法及び組立工法を説明するための図であって、図13(a)から図13(c)は、それぞれ、保持工程、接続工程及び取り付け工程を示す斜視図である。
本第9実施形態では、複数(ここでは4個)の太陽電池パネル20,…として、平面から視て四角形状の太陽電池パネルを用いる。
また、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造が設けられた枠部材として、太陽電池パネル20における内側の第1及び第2の辺20a,20bを保持する内側の第1及び第2枠部材21a,21bを用いる。
一方、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造が設けられていない枠部材として、太陽電池パネル20における外側の第1及び第2の辺20a,20bを保持する外側の第1及び第2枠部材210a,210bと、太陽電池パネル20の内側及び外側の第3及び第4の辺20c,20dを保持する内側及び外側の第3及び第4枠部材210c,210dとを用いる。
先ず、保持工程では、図13(a)に示すように、内側の第1及び第2枠部材21a,21bがそれぞれ内側の第1及び第2の辺20a,20bに配置されるように、かつ、外側の第1及び第2枠部材210a,210bがそれぞれ外側の第1及び第2の辺20a,20bに配置されるように太陽電池パネル20を保持し、かつ、第3及び第4枠部材210c,210dがそれぞれ第3及び第4の辺20c,20dに配置されるように太陽電池パネル20を保持する。
次に、接続工程では、図13(b)に示すように、前記保持工程にて一の太陽電池パネル20(図中右側)を保持した内側の第1枠部材21aと、前記保持工程にて他の太陽電池パネル20(図中左側)を保持した内側の第2枠部材21bとを前記フレーム接続構造にて凹凸係合することで接続する。なお、図示例では、各枠部材21a,21bが長手方向へ相対移動することにより凹凸係合される場合を例示している。
そして、取り付け工程では、図13(c)に示すように、前記接続工程で接続した一方の太陽電池モジュール(図の例では上側の二つ太陽電池モジュール2,2)と、前記接続工程で接続した他方の太陽電池モジュール(図の例では下側の二つ太陽電池モジュール2,2)とを架台10に取り付ける。
本第9実施形態の太陽電池ユニット1の製造方法及び組立工法によれば、内側の第1及び第2枠部材21a,21bがそれぞれ内側の第1及び第2の辺20a,20bに配置されるように太陽電池パネル20を保持した後、一の太陽電池パネル20を保持した内側の第1枠部材20aと、他の太陽電池パネル20を保持した内側の第2枠部材20bとを前記フレーム接続構造にて凹凸係合することで、太陽電池ユニット1を工場内で良好に製造する、或いは、設置施設で良好に組み立てることが可能となる。
なお、ここでは、内側の第1及び第2枠部材21a,21bにおいて、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備え、接続工程にてこれらの枠部材を接続するようにしたが、それに加えて、或いは、代えて、内側の第3及び第4枠部材210c,210dにおいて、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備え、接続工程にてこれらの枠部材を接続するようにしてもよい。
また、太陽電池モジュール2,2間の接続に寄与しない外側(末端部)の第1から第4枠部材210a〜210dにおいても、勿論、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備えていてもよい。
(第10実施形態)
第10実施形態においては、製造する太陽電池ユニット1或いは組み立てる太陽電池ユニット1の隣り合う太陽電池パネル20,20間の第3及び第4枠部材21c,21dにおいて本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備えている場合について説明する。
図14は、第10実施形態の太陽電池ユニット1の製造方法及び組立工法を説明するための図であって、図14(a)から図14(c)は、それぞれ、接続工程、保持工程及び取り付け工程を示す斜視図である。
本第10実施形態では、複数(ここでは4個)の太陽電池パネル20,…として、平面から視て四角形状の太陽電池パネルを用いる。
また、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造が設けられた枠部材として、太陽電池パネル20における内側の第3及び第4の辺20c,20dを保持する内側の第3及び第4枠部材21c,21dを用いる。
一方、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造が設けられていない枠部材として、太陽電池パネル20における外側の第3及び第4の辺20c,20dを保持する外側の第3及び第4枠部材210c,210dと、太陽電池パネル20の内側及び外側の第1及び第2の辺20a,20bを保持する内側及び外側の第1及び第2枠部材210a,210bとを用いる。
先ず、接続工程では、図14(a)に示すように、内側の第3及び第4枠部材21c,21dを前記フレーム接続構造にて凹凸係合することで接続する。なお、図示例では、各枠部材21c,21dが長手方向へ相対移動することにより凹凸係合される場合を例示している。
次に、保持工程では、図14(b)に示すように、前記接続工程にて接続した内側の第3及び第4枠部材21c,21dがそれぞれ内側の第3及び第4の辺20c,20dに配置されるように、かつ、外側の第3及び第4枠部材210c,210dがそれぞれ外側の第3及び第4の辺20c,20dに配置されるように太陽電池パネル20を保持し、かつ、第1及び第2枠部材210a,210bがそれぞれ第1及び第2の辺20a,20bに配置されるように太陽電池パネル20を保持する。
そして、取り付け工程では、図14(c)に示すように、前記保持工程で保持した一方の太陽電池モジュール(図の例では右側の二つ太陽電池モジュール2,2)と、前記保持工程で保持した他方の太陽電池モジュール(図の例では左側の二つ太陽電池モジュール2,2)とを架台10に取り付ける。
本第10実施形態の太陽電池ユニット1の製造方法及び組立工法によれば、内側の第3及び第4枠部材21c,21dを前記フレーム接続構造にて凹凸係合して接続した後、該接続した内側の第3及び第4枠部材21c,21dがそれぞれ内側の第3及び第4の辺20c,20dが配置されるように太陽電池パネル20を保持することで、太陽電池ユニット1を工場内で良好に製造する、或いは、設置施設で良好に組み立てることが可能となる。
なお、ここでは、内側の第3及び第4枠部材21c,21dにおいて、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備え、接続工程にてこれらの枠部材を接続するようにしたが、それに加えて、或いは、代えて、内側の第1及び第2枠部材210a,210bにおいて、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備え、接続工程にてこれらの枠部材を接続するようにしてもよい。
また、太陽電池モジュール2,2間の接続に寄与しない外側(末端部)の第1から第4枠部材210a〜210dにおいても、勿論、本発明の実施形態に係るフレーム接続構造を備えていてもよい。
1 太陽電池ユニット
2 太陽電池モジュール
20 太陽電池パネル
20a〜20d 太陽電池パネルの第1から第4の辺
21a〜21d 第1から第4枠部材(フレームの一例)
22a,22b 第1及び第2枠部材の対向面
22c,22d 第3及び第4枠部材の対向面
300 接続部材
312’〜512’ 係止部
301〜501 凸条部
302〜502 凹条部
C ケーブル
Q 空間
α1〜α3 3領域
α1 一端領域
α3 他端領域
β 中央線
γ1,γ2 2領域
γ1 一端領域
γ2 他端領域

Claims (18)

  1. 太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームを接続するフレームの接続構造であって、
    前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、その対向面同士が互いに離間する方向へ移動しないように係合されることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  2. 太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームを接続するフレームの接続構造であって、
    前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームのうち少なくとも一方のフレームの対向面には、該各フレームの対向面同士が互いに離間する方向への移動を阻止する係止部を有する凸部が形成されており、
    前記凸部が形成された前記少なくとも一方のフレームと接続される相手方フレームの対向面には、前記凸部に対応して係合する凹部が形成されていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  3. 太陽電池パネルをフレームで保持する太陽電池モジュールを平面状に複数配列する太陽電池ユニットにおいて隣り合う太陽電池パネル間でフレームを接続するフレームの接続構造であって、
    前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームの対向面同士が互いに離間する方向への移動をそれぞれ阻止する係止部がそれぞれ形成された一対の凸条部を有する接続部材を備え、
    前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームの前記対向面には、前記接続部材の前記一対の凸条部にそれぞれ対応して係合する凹条部が形成されていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  4. 請求項3に記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、前記対向面に沿った方向へ相対移動することにより前記接続部材に対して凹凸係合されることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  5. 請求項2に記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記凸部は、凸条部とされており、
    前記凹部は、前記凸条部に対応して係合する凹条部とされていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  6. 請求項5に記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記隣り合う太陽電池パネル間の各フレームは、前記対向面に沿った方向へ相対移動することにより凹凸係合されることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記凸部は、前記対向面の長手方向に沿って延びる凸条部とされており、
    前記凹部は、前記対向面の長手方向に沿って延びる凹条部であって前記凸条部に対応して係合する凹条部とされており、
    前記凸条部は、前記対向面を長手方向に3等分した3領域のうち一端領域において縁端部から長手方向に沿って一部又は全部に形成されており、
    前記凹条部は、前記対向面の前記3領域のうち他端領域において一端領域における前記凸条部の形成位置に対して前記対向面の長手方向の中央で直交する中央線を対称軸として線対称に対応する位置に形成されていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  8. 請求項5又は請求項6に記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記凸部は、前記対向面の長手方向に沿って延びる凸条部とされており、
    前記凹部は、前記対向面の長手方向に沿って延びる凹条部であって前記凸条部に対応して係合する凹条部とされており、
    前記凸条部は、前記対向面を長手方向に2等分した2領域のうち一端領域において縁端部から長手方向に沿って一部又は全部に形成されており、
    前記凹条部は、前記対向面の前記2領域のうち他端領域において一端領域における前記凸条部の形成位置に対して前記対向面の長手方向の中央で直交する中央線を対称軸として線対称に対応する位置に形成されていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  9. 請求項3から請求項7までの何れか一つに記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記凸条部は、断面略T字形の凸条部とされており、
    前記凹条部は、前記断面略T字形の凸条部に対応して係合する凹条部とされていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  10. 請求項3から請求項7までの何れか一つに記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記凸条部は、断面楔形の凸条部とされており、
    前記凹条部は、前記断面楔形の凸条部に対応して係合する凹条部とされていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  11. 請求項3から請求項8までの何れか一つに記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記凸条部は、断面略L字形の凸条部とされており、
    前記凹条部は、前記断面略L字形の凸条部に対応して係合する凹条部とされていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  12. 請求項3から請求項11までの何れか一つに記載の太陽電池パネルのフレーム接続構造であって、
    前記凹条部には、ケーブルを収納するための空間が設けられていることを特徴とする太陽電池パネルのフレーム接続構造。
  13. 請求項1から請求項12までの何れか一つに記載のフレーム接続構造を備えたフレームで太陽電池パネルを保持したことを特徴とする太陽電池モジュール。
  14. 請求項13に記載の太陽電池モジュールを前記フレーム接続構造にて係合した状態で平面状に複数配列したことを特徴とする太陽電池ユニット。
  15. 請求項14に記載の太陽電池ユニットを工場内で製造する太陽電池ユニットの製造方法であって、
    前記複数の太陽電池パネルとして平面から視て多角形状の太陽電池パネルを用い、
    前記フレームとして、少なくとも二つの太陽電池パネルの少なくとも一つの辺を保持する少なくとも一つのフレームを用い、
    前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持する保持工程と、
    前記保持工程にて前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持した前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合することで接続する接続工程と
    を含むことを特徴とする太陽電池ユニットの製造方法。
  16. 請求項14に記載の太陽電池ユニットを工場内で製造する太陽電池ユニットの製造方法であって、
    前記複数の太陽電池パネルとして平面から視て多角形状の太陽電池パネルを用い、
    前記フレームとして、少なくとも二つの太陽電池パネルの少なくとも一つの辺を保持する少なくとも一つのフレームを用い、
    前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合することで接続する接続工程と、
    前記接続工程にて接続した前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持する保持工程と
    を含むことを特徴とする太陽電池ユニットの製造方法。
  17. 請求項14に記載の太陽電池ユニットを設置施設で組み立てる太陽電池ユニットの組立工法であって、
    前記複数の太陽電池パネルとして平面から視て多角形状の太陽電池パネルを用い、
    前記フレームとして、少なくとも二つの太陽電池パネルの少なくとも一つの辺を保持する少なくとも一つのフレームを用い、
    前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持する保持工程と、
    前記保持工程にて前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持した前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合することで接続する接続工程と
    を含むことを特徴とする太陽電池ユニットの組立工法。
  18. 請求項14に記載の太陽電池ユニットを設置施設で組み立てる太陽電池ユニットの組立工法であって、
    前記複数の太陽電池パネルとして平面から視て多角形状の太陽電池パネルを用い、
    前記フレームとして、少なくとも二つの太陽電池パネルの少なくとも一つの辺を保持する少なくとも一つのフレームを用い、
    前記各少なくとも一つのフレームを前記フレーム接続構造にて係合することで接続する接続工程と、
    前記接続工程にて接続した前記各少なくとも一つのフレームが、対応する辺に配置されるように前記少なくとも二つの太陽電池パネルを保持する保持工程と
    を含むことを特徴とする太陽電池ユニットの組立工法。
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