JP2011030119A - 画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像投射装置において、遠隔操作用の光信号による色調調整処理への影響を少なくする。
【解決手段】画像投射装置5は、基準画像を投射した被投射面Sからの反射光を検出する第1の受光センサ3と、該第1の受光センサからの出力に応じて投射画像の色調調整処理を行う処理手段15,7と、遠隔操作用の光信号を検出する第2の受光センサ18と、該第2の受光センサにより光信号を検出したときに、色調調整処理を制限する制御手段16とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被投射面からの反射光を検出して色調調整処理を行う液晶プロジェクタ等の画像投射装置に関する。
画像投射装置によって画像を投射する被投射面としては、専用の白色スクリーンだけでなく、壁やパーテーション等、白色ではない被投射面がある。また、画像投射装置は、暗い室内だけでなく、照明された室内でも使用される。
被投射面の色や照明による投射画像の色調(色バランス)への影響を低減するために、投射画像の白バランスを自動的に調整(補正)するプロジェクタが特許文献1にて開示されている。このプロジェクタでは、基準画像としての白色画像を被投射面に投射して、そのときの被投射面からの反射光に含まれる赤(R)、緑(G)および青(B)成分をCCDカメラ等のカラーセンサを用いて検出する。そして、検出したR、GおよびB成分に基づいて、被投射面上で所定の白バランスが得られるように、プロジェクタに入力される画像信号のR、GおよびB成分に対するゲインを調整する。
特許第2973477号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されたプロジェクタの色調調整処理では、白色画像を被投射面に投射しているときに、該プロジェクタ(又は他の機器)を遠隔操作するためのリモコン光信号(例えば、赤外光)がカラーセンサによって検出される可能性がある。赤外リモコン光信号が検出された状態では、カラーセンサの分光感度分布において、図4に示す該光信号が検出されない場合に比べて、図5に示すようにR成分が強調される。そして、R成分が強調されたカラーセンサ出力に基づいて色調補正が行われると、白バランスがシアン方向にずれる。つまり、リモコン光信号の影響により誤った色調調整処理が行われてしまう。
本発明は、リモコン光信号による色調調整処理への影響を少なくすることができるようにした画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての画像投射装置は、基準画像を投射した被投射面からの反射光を検出する第1の受光センサと、該第1の受光センサからの出力に応じて投射画像の色調調整処理を行う処理手段と、遠隔操作用の光信号を検出する第2の受光センサと、該第2の受光センサにより光信号を検出したときに、色調調整処理を制限する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての画像投射装置は、基準画像を投射した被投射面からの反射光を検出する第1の受光センサと、該第1の受光センサからの出力に応じて投射画像の色調調整処理を行う処理手段と、遠隔操作用の光信号を検出する第2の受光センサと、該第2の受光センサにより光信号を検出したときに、処理手段に、該光信号の強度と第1の受光センサからの出力とに応じた色調調整処理を行わせる制御手段とを有することを特徴とする。
本発明では、基準画像を被投射面に投射して第1の受光センサからの出力を得て色調調整処理を行う場合に、第2の受光センサにより遠隔操作用の光信号が検出された場合には、色調調整処理を制限したり、該光信号の強度も加味して色調調整処理を行ったりする。これにより、遠隔操作用の光信号の色調調整処理への影響(色調調整処理の誤差)を少なくすることができる。
本発明の実施例1であるプロジェクタの構成を示す図。 実施例1のプロジェクタにおける自動スクリーン色補正処理の流れを示すフローチャート。 本発明の実施例2であるプロジェクタにおける自動スクリーン色補正処理の流れを示すフローチャート。 赤外リモコン光信号を受光していない状態でのカラーセンサの分光感度分布を示す図。 赤外リモコン光信号を受光した状態でのカラーセンサの分光感度分布を示す図。 実施例1における赤外リモコン光信号の発光パターン例を示す図。 実施例2のプロジェクタの構成を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である画像投射装置としての液晶プロジェクタの構成を示す。
図1において、5は液晶プロジェクタであり、光源ランプ13からの光により照明された、画像形成素子としての液晶パネル12上に形成された原画の拡大像(投射画像)を被投射面Sに投射する。
20はR,G,Bの入力映像信号(入力画像信号)であり、パーソナルコンピュータや映像機器等の画像供給装置から出力されて液晶プロジェクタ5に入力される。
6は画像処理部であり、R,G,Bの入力映像信号をA/D変換したりフォーマット変換したりして、所定フォーマットのR,G,Bのデジタル映像信号を生成する。また、画像処理部6は、R,G,Bのデジタル映像信号に対して、画像形成素子である液晶パネル12に適した解像度変換処理やフレームレート変換処理等の各種処理を行い、R,G,Bの映像信号を生成する。また、画像処理部6は、基準画像としての全白画像又は全黒画像を投射させるためのR,G,Bの映像信号を生成する。
画像処理部6で生成されたR,G,Bの映像信号は補正回路7に入力される。補正回路7は、R,G,Bの映像信号のゲイン調整又はオフセット調整等の輝度や色に関する信号処理を行う。このうち特にゲイン調整は、投射画像の色調を調整するために主として行われる処理である。投射画像の色調を調整するための処理を、以下の説明では「色調調整処理」という。補正回路7は、後述する色処理補正部15とともに、「処理手段」を構成する。
8はガンマ変換回路であり、補正回路7からのR,G,Bの映像信号に対して所定のガンマ補正処理を行う。ガンマ変換回路8から出力されたR,G,Bの映像信号(パネル駆動信号)は、R,G,B用の3つの液晶パネル12に入力され、該3つの液晶パネル12上にR,G,Bの原画を形成させる。
11は投射レンズであり、3つの液晶パネル12からのR,G,Bの光が合成された投射光1を被投射面Sに投射する。
メイン制御部14は、マイクロコンピュータ等によって構成されている。メイン制御部14は、プロジェクタ全体の動作の制御を司るシステム制御部(制御手段)16と、上述した色調調整処理を制御する色処理補正部15とを有する。
17はプログラムメモリであり、メイン制御部14の動作において用いられるコンピュータプログラムや各種データが記憶されている。
3は第1の受光センサとしてのカラーセンサである。カラーセンサ3は、R,G,Bのそれぞれの波長領域に感度を有するRセンサ、GセンサおよびBセンサ(図示せず)を含む。3原色センサであるRセンサ、GセンサおよびBセンサは、プロジェクタ5から前述した基準画像を形成する光として投射されて被投射面Sで反射した反射光4を受光して、R,GおよびBの光成分をそれぞれ電気信号に変換する。色処理補正部15は、R、GおよびBセンサから出力されるR,G,Bのそれぞれの強度を示す電気信号(センサ値)10に応じて、色調調整処理を制御する。色調調整処理の制御には、例えば、ゲイン調整を行うためのパラメータであるゲイン値を設定することが含まれる。
具体的には、色処理補正部15は、R,G,Bのセンサ値10と、プログラムメモリ17に記憶保存されているセンサ基準値とを用いて補正後センサ値を演算する。センサ基準値は、基準画像を基準(標準)スクリーンに投射した場合にセンサ値10として得られるR、GおよびBセンサの出力値である。センサ基準値は、プロジェクタ5の製造後の調整工程において測定されてプログラムメモリ17に予め記憶保存される。
さらに、色補正処理部15は、センサ値10とセンサ基準値との差分から所定の白バランスが得られるようにR,G,Bの映像信号のそれぞれに対する補正後ゲイン値を算出し、補正回路7に伝える。補正回路7は、R,G,Bの映像信号に対するゲイン値として補正後ゲイン値を設定する。これにより、被投射面Sの色が基準色(白)以外の色(例えば、ピンクやブルー)である場合でも概ね全白の画像を投射することができる。
このように、被投射面Sに基準画像を投射した状態でカラーセンサ3により得られた色情報(R,G,Bの強度情報)に基づいて色調調整処理を制御する機能を、本実施例では、自動スクリーン色調補正機能といい、該制御を自動スクリーン色調補正という。自動スクリーン色調補正機能は、一般には、自動壁色補正機能等とも称される。
18は第2の受光センサとしての赤外リモコンセンサである。赤外リモコンセンサ18は、リモコン操作器19から出力された赤外リモコン光信号(遠隔操作用の光信号)を受光して電気信号に変換する。システム制御部16は、赤外リモコンセンサ18からの電気信号(赤外リモコン光信号が有するパターン又はコード)に応じた動作をプロジェクタ5に行わせる。
次に、本実施例における赤外リモコン光信号と自動スクリーン色調補正との関係について説明する。図4には、光源ランプ13として高圧水銀ランプが用いられ、赤外リモコン光信号がカラーセンサ3に入射することなく被投射面Sからの反射光4がカラーセンサ3に入射している状態(以下、通常状態という)でのカラーセンサ3の分光感度分布の例を示す。なお、カラーセンサ3におけるRセンサ、GセンサおよびBセンサが感度を有する波長領域はそれぞれ、隣り合う波長領域と一部が重複している。
通常状態で自動スクリーン色調補正を行う場合には、プログラムメモリ17に記憶されたセンサ基準値と、カラーセンサ3からのセンサ値10とが色補正処理部15に送られる。色補正処理部15は、センサ基準値とセンサ値10を比較して、被投射面S上において所定の白バランス(概ね全白の投射画像)が得られるようにR,G,Bの補正後ゲイン値を算出する。そして、補正回路7にて、R,G,Bの補正後ゲイン値を用いてR,G,Bの映像信号のゲインを調整することで、被投射面Sの色が基準色(白)以外の色であっても良好な色バランスを有する投射画像が投射される。
図5には、光源ランプ13として高圧水銀ランプが用いられ、赤外リモコン光信号と被投射面Sからの反射光4とがカラーセンサ3に入射している状態(以下、赤外光入力状態という)でのカラーセンサ3の分光感度分布の例を示す。
赤外リモコン光信号は、例えば、赤外光の波長である940nmをピークとした光を発する。このため、図5に示す赤外光入力状態では、図4に示す通常状態に比べて、R光成分(RED)が増加する。この増加したR光成分に対応するセンサ値を用いて自動スクリーン色調補正を行うと、Rの映像信号の強度を減らすような補正後ゲイン値が設定され、白色がシアン色に誤補正される。
図6には、リモコン操作器19からの赤外リモコン光信号の発光パターン(発光タイミング)の例を示す。リモコン操作器19は、赤外光を38KHzのON/OFFパルス信号で変調し、さらにリーダーコード、カスタムコードおよびデータコードを表す2値パルス信号のON期間を発光期間に、OFF期間を休止期間とすることで、赤外リモコン光信号を生成する。
赤外リモコンセンサ18は、赤外リモコン光信号を光電変換することで、リーダーコード、カスタムコードおよびデータコードに対応するパルス信号を含む2値信号21を生成し、該2値信号をシステム制御部16に送る。システム制御部16は、2値信号21を解読して、リモコン操作器19から送信された制御コマンドを取得する。
次に、図2のフローチャートを用いて、システム制御部16における自動スクリーン色調補正のための処理について説明する。この処理は、プログラムメモリ17に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
まず、ステップS201において、システム制御部16は、画像処理部6を制御して、ガンマ変換回路8、液晶パネル12および投射レンズ11を経由して被投射面Sに基準画像としての全白画像を投射させる。この段階では、自動スクリーン色調補正は行わない。
次に、ステップS202では、システム制御部16は、カラーセンサ3に被投射面Sからの反射光4を検出させる。
また、ステップS203では、システム制御部16は、赤外リモコンセンサ18により図6に示した発光パターンを有する赤外リモコン光信号が検出されたか否かを判定する。赤外リモコン光信号が検出された場合には、ステップS202に戻る。すなわち、先にステップS202にてカラーセンサ3により検出した被投射面Sからの反射光4(センサ値10)に応じた自動スクリーン色調補正を制限する。一方、赤外リモコン光信号が検出されなかった場合には、ステップS204に進む。
なお、ステップS202に戻ると、システム制御部16は、カラーセンサ3に被投射面Sからの反射光4を再度検出させる。そして、次のステップS203において赤外リモコン光信号を検出しなければ、ステップS204に進む。このように、ステップS203にて自動スクリーン色調補正を制限したときは、赤外リモコン光信号を検出しない状態においてカラーセンサ3に反射光4を検出させ、色調調整処理を行わせるためにステップS204に進む。
ステップS204では、システム制御部16は、画像処理部6を制御して、ガンマ変換回路8、液晶パネル12および投射レンズ11を経由して被投射面Sに基準画像としての全黒画像を投射させる。この段階では、自動スクリーン色調補正は行わない。
次に、ステップS205では、システム制御部16は、カラーセンサ3に被投射面Sからの反射光4を検出させる。
また、ステップS206では、システム制御部16は、赤外リモコンセンサ18により赤外リモコン光信号が検出されたか否かを判定する。赤外リモコン光信号が検出された場合には、ステップS205に戻る。すなわち、先にステップS204にてカラーセンサ3により検出した被投射面Sからの反射光4(センサ値10)に応じた自動スクリーン色調補正を制限する。一方、赤外リモコン光信号が検出されなかった場合には、ステップS207に進む。
なお、ステップS205に戻ると、システム制御部16は、カラーセンサ3に被投射面Sからの反射光4を再度検出させる。そして、次のステップS206において赤外リモコン光信号を検出しなければ、ステップS207に進む。このように、ステップS206にて自動スクリーン色調補正を制限したときは、赤外リモコン光信号を検出しない状態においてカラーセンサ3に反射光4を検出させ、色調調整処理を行わせるためにステップS207に進む。
ステップS207では、システム制御部16は、色補正処理部15に補正後ゲイン値を決定させる。色補正処理部15は、ステップS202にて全白画像投射時に得られたセンサ値10からステップS205にて全黒画像投射時に得られたセンサ値10を差し引き、その結果をプログラムメモリ17に予め記憶されたセンサ基準値と比較する。そして、比較結果(センサ基準値との差)に基づいて適切な色バランスが得られるR,G,Bの補正後ゲイン値を決定する。システム制御部16は、色補正処理部15にて決定されたR,G,Bの補正後ゲイン値を補正回路7でのゲイン調整用のゲイン値として設定させる。
本実施例によれば、赤外リモコン光信号による影響を抑えた正確な自動スクリーン色調補正を行うことができる。
なお、ステップS203又はステップS206において赤外リモコン光信号が所定回数又は所定時間にわたって繰り返し検出された場合には、図2に示した自動スクリーン色調補正の実行ルーチンを中止するようにしてもよい。
図7には、本発明の実施例2である画像投射装置としての液晶プロジェクタの構成を示す。図7において、実施例1(図1)に示した液晶プロジェクタの構成要素および信号と共通する構成要素および信号には実施例1と同符号を付している。
本実施例の赤外リモコンセンサ18′は、赤外光の強度を検出して赤外強度信号22を出力する機能を有する。例えば、赤外光の強度が高い場合は大きな値の赤外強度信号22を、強度が低い場合は小さな値の赤外強度信号22をシステム制御部16に出力する。
システム制御部16′は、赤外リモコンセンサ18からの赤外強度信号22に応じて、色補正処理部15にて決定される補正後ゲイン値を変更させる。言い換えれば、赤外リモコン光信号の強度とカラーセンサ3からの出力とに応じた自動スクリーン色調補正を可能とする。
次に、図3のフローチャートを用いて、システム制御部16′における自動スクリーン色調補正のための処理について説明する。この処理は、プログラムメモリ17に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
まず、ステップS301において、システム制御部16′は、画像処理部6を制御して、ガンマ変換回路8、液晶パネル12および投射レンズ11を経由して被投射面Sに基準画像としての全白画像を投射させる。この段階では、自動スクリーン色調補正は行わない。
次に、ステップS302では、システム制御部16′は、カラーセンサ3に被投射面Sからの反射光4を検出させる。
また、ステップS303では、システム制御部16′は、赤外リモコンセンサ18により赤外リモコン光信号が検出されたか否かを判定する。赤外リモコン光信号が検出された場合には、ステップS308に進む。一方、赤外リモコン光信号が検出されなかった場合には、ステップS304に進む。
ステップS308では、システム制御部16′は、赤外リモコンセンサ18からの赤外強度信号22、すなわち赤外リモコン光信号の強度(以下、赤外強度という)を検出する。そして、ステップS302でカラーセンサ3により得られた全白画像投射時のセンサ値10から赤外強度に対応する値を差し引いて、赤外補正後センサ値を得る。その後、ステップS304に進む。
ステップS304では、システム制御部16′は、画像処理部6を制御して、ガンマ変換回路8、液晶パネル12および投射レンズ11を経由して被投射面Sに基準画像としての全黒画像を投射させる。この段階では、自動スクリーン色調補正は行わない。
次に、ステップS305では、システム制御部16′は、カラーセンサ3に被投射面Sからの反射光4を検出させる。
また、ステップS306では、システム制御部16′は、赤外リモコンセンサ18により赤外リモコン光信号が検出されたか否かを判定する。赤外リモコン光信号が検出された場合には、ステップS309に進む。一方、赤外リモコン光信号が検出されなかった場合には、ステップS307に進む。
ステップS309では、システム制御部16′は、赤外リモコンセンサ18からの赤外強度信号22(赤外強度)を検出する。そして、ステップS305でカラーセンサ3により得られた全黒画像投射時のセンサ値10から赤外強度に対応する値を差し引いて、赤外補正後センサ値を得る。その後、ステップS307に進む。
ステップS307では、システム制御部16は、色補正処理部15に補正後ゲイン値を決定させる。色補正処理部15は、ステップS302にて得られたセンサ値10又はステップS308で得られた赤外補正後センサ値から、ステップS305にて得られたセンサ値10又はステップS309で得られた赤外補正後センサ値を差し引く。そして、その結果をプログラムメモリ17に予め記憶されたセンサ基準値と比較し、比較結果(センサ基準値との差)に基づいて適切な色バランスが得られるR,G,Bの補正後ゲイン値を決定する。システム制御部16は、色補正処理部15にて決定されたR,G,Bの補正後ゲイン値を補正回路7でのゲイン調整用のゲイン値として設定させる。
本実施例によれば、赤外リモコン光信号の強度に応じたセンサ値10の補正を行うことができるので、赤外リモコン光信号の影響を抑えた正確な自動スクリーン色調補正を行うことができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
上記各実施例では、遠隔操作用の光信号として赤外光を用いる場合について説明したが、赤外光以外の光を用いてもよい。
また、上記各実施例では、画像形成素子として液晶パネルを用いた画像投射装置について説明したが、本発明は、液晶パネル以外の画像形成素子(例えば、デジタルマイクロミラーデバイス)を用いた画像投射装置にも適用することができる。
遠隔操作用の光信号の色調調整処理への影響を少なくした画像投射装置を提供できる。
S 被投射面
1 投射光
3 カラーセンサ
4 反射光
5 プロジェクタ
7 補正回路
10 センサ値
11 投射レンズ
12 液晶パネル
15 色補正処理部
16 システム制御部
18 赤外リモコンセンサ
19 リモコン操作器

Claims (3)

  1. 画像を被投射面に投射する画像投射装置であって、
    基準画像を投射した前記被投射面からの反射光を検出する第1の受光センサと、
    該第1の受光センサからの出力に応じて投射画像の色調調整処理を行う処理手段と、
    遠隔操作用の光信号を検出する第2の受光センサと、
    該第2の受光センサにより前記光信号を検出したときに、前記色調調整処理を制限する制御手段とを有することを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記制御手段は、前記色調調整処理を制限したときは、前記第2の受光センサにより前記光信号を検出しない状態において前記第1の受光センサに前記反射光を検出させ、前記処理手段に前記色調調整処理を行わせることを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 画像を被投射面に投射する画像投射装置であって、
    基準画像を投射した前記被投射面からの反射光を検出する第1の受光センサと、
    該第1の受光センサからの出力に応じて投射画像の色調調整処理を行う処理手段と、
    遠隔操作用の光信号を検出する第2の受光センサと、
    該第2の受光センサにより前記光信号を検出したときに、前記処理手段に、該光信号の強度と前記第1の受光センサからの出力とに応じた前記色調調整処理を行わせる制御手段とを有することを特徴とする画像投射装置。
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CN107561833A (zh) * 2017-09-13 2018-01-09 明基电通有限公司 投影机

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