JP2011028804A - 記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】未使用のまま残されている交替処理データ記録用領域を交替処理以外の用途で活用可能とし、かつ異なる記録装置間での互換性も最低限確保する。
【解決手段】新たに定義するSWP_PACクラスタの記録と、使用したアドレス情報の記録をPAC領域かTDDS領域に記録することで解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は媒体記録再生装置及び媒体記録再生方法に係り、特に媒体のレーザーパワー調整用領域、交替処理データ記録用領域や媒体管理領域を用いて記録再生を行う装置における、媒体への物理的アクセス制限規定に関するものである。
現在、CD-R/RW (CD Recordable / Rewritable)、DVD±R/RW (DVD±Recordable / Rerecordable Disc)、DVD-RAM (DVD-Re-writable)、Blu−ray Disc 等に代表される光学式のディスク状記録媒体に対して、半導体レーザーを用いてレーザー光を照射し、データ記録を行う記録再生装置がある。
このような光学式のディスクの物理フォーマットはバージョンアップが行われると、下位のバージョンと上位のバージョン間での再生互換性や記録互換性において問題が生じる可能性がある。この問題を解決すべくBlu-ray Discでは物理的アクセス制限を加えることが可能なPAC(Physical Access Control)クラスタが提案されている。このことは、特許文献1(特開2008−21408公報)に記載されている。
また、光学式のディスクの部分破損による傷や、指紋、汚れ、記録膜の劣化等によりメディア上の欠陥(ディフェクト)部分が発生すると、その欠陥部分に記録を行っても、データを読み出すことが出来なくなる可能性が高くなる。このようなディスク面の欠陥を回避してディスク寿命を延ばす1つの方法として、その欠陥部分にはデータの記録は行わずに、同じ光ディスク上に設けた交替処理データ記録用領域(代替記録領域)に記録を行う、リニアリプレースメント(Linear Replacement)と呼ばれる欠陥管理方法(交替処理方法)がある。また、光学式のディスクは、ディスク面へ最適なレーザーパワーでのレーザービーム照射を行うための専用の調整領域を持っている。これらのことは非特許文献1(トリケップス企画部編集 「DVD-RAM技術」株式会社トリケップス発行 2000年)に記載されている。
特開2008−21408公報
トリケップス企画部編集 「DVD-RAM技術」株式会社トリケップス発行 2000年
通常、交替処理データ記録用領域はユーザーデータ記録用領域の一部を割り当てることで確保するため、交替処理データ記録用領域を拡張した領域(容量)分、ユーザーが実質データを記録できる領域(容量)は少なくなる。従ってディスクの部分破損による傷や、指紋、汚れ、記録膜の劣化等が少なく、記録中に殆ど記録エラーが発生しなかった場合は、最初に確保した交替処理データ記録用領域は殆ど使用されないことになる。しかも交替処理データ記録用領域はフォーマット時に一度領域を確保すると領域を変更できない。Blu-ray Discを例に挙げて説明する。追記型のBD−R(Blu-ray Disc-Recordable)は交替処理データ記録用領域をフォーマット時に確保すると、交替処理データ記録用領域、ユーザーデータ記録用領域の割り当て配分を変更出来ない。また書き換え型のBD−RE(Blu-ray Disc- Rewritable)においても交替処理データ記録用領域を一度確保すると、再フォーマットを行わない限り、交替処理データ記録用領域、ユーザーデータ記録用領域の割り当て配分を変更出来ない。従って、交替処理が殆ど行われなかった場合は、未使用のまま記録終了することになる。
また、レーザーパワー調整用領域はフォーマット時に割り当てることは出来ず、物理規格で定められた規定の範囲内で行うしかない。
従って、レーザーパワー調整用領域が足りなくなると、レーザーパワーの調整が出来なくなり、最適な記録品質でデータを記録することが難しくなるという課題があるが、レーザーパワー調整用領域を拡張する方法は存在しない。そこで、未使用のまま残されている交替処理データ記録用領域をレーザーパワーの調整用領域として活用することも考えられるが、互換性の問題から活用が出来ないという課題があった。
従って、本発明では、交替処理データ記録用領域をレーザーパワー調整用領域として有効活用しながら、異なる記録装置間での互換性も最低限確保することを目的とする。
上記目的は、一例として、特許請求の範囲に記載の発明により達成される。
本発明により、未使用の交替処理データ記録用領域をレーザーパワー調整用領域として使用可能とすることができる。
本発明の実施例に関わる記録再生装置の構成を示すブロック図 第1の実施例のBD−Rのディスク全体の構造を示した図 第1の実施例におけるSWP_PAC記録時のフローチャート SWP_PAC再生時のフローチャート 第2の実施例のBD−Rのディスク全体の構造を示した図 第2の実施例におけるSWP_PAC記録時のフローチャート PAC領域に書き込まれるPACクラスタの構造の一例
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。実施例の記録再生装置は、未使用の交替処理データ記録用領域をレーザーパワー調整用領域として使用可能とすることができる。また、異なる記録装置間での互換性も最低限確保することで、データ破壊等の危険性を排除することができる。
以下、本発明の第1の実施例を図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施例に関わる記録再生装置の構成を示すブロック図である。以下図面を用いて説明する。
同図において101はユーザーデータ記録用領域、ディスク管理情報記録用領域、レーザーパワー調整用領域、交替処理データ記録用領域、物理的アクセス制御(PAC)領域をディスク上に持つデータを記録再生可能な光ディスク、102は光ディスク101から記録信号を読み取るピックアップ、103はデータ記録再生手段であり、図中には示していないがデータ記録再生手段103はピックアップ102の制御を行うサーボ制御手段や、データの変復調を行う手段、誤り訂正を行う手段、データを一時記憶しておく一時記憶手段や、その一時記憶手段を制御する一時記憶手段制御手段、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)に代表される、プロトコルに従ってホスト104とのやり取りを行うホストI/F手段など、ピックアップから読み出されたデータを、外部装置のホスト104へ出力、またはホスト104からのデータをディスク上に記録するために必要な手段をすべて備えている。105はそのデータ記録再生手段を制御するマイコンである。
106は光ディスク101へ照射するレーザーの照射パワーを調整して最適な記録品質が得られるように調整する為のレーザーパワー調整手段、107は光ディスク101に記録したデータの管理情報を記録する管理情報記録手段、108は光ディスク101のユーザーデータ記録用領域へ何らかの原因で記録が出来なかった場合に交替処理データ記録用領域へデータを記録する交替データ記録手段、109は光ディスク101のPAC領域へ規格で定められたPACフォーマットに従ったデータを記録、再生を行うPAC制御手段、110は106、107、108の各手段が本来記録すべき領域ではない領域へ記録を行う場合、事前に各手段から使用予定のアドレス情報を含む通知信号111を受け、その情報を元にPAC制御手段109へその情報を通知する他領域使用通知手段である。
図2は、BD−Rのディスク全体の構造を示した図である。大きく分けてLead-in領域、Data Zone領域、Lead-out領域の3つで構成されており、さらにData Zone領域は、内周の交替処理データ記録用領域であるISA0(Inner Spare Area 0)領域、UserDataArea領域、外周の交替処理データ記録用領域であるOSA0(Outer Spare Area 0)領域で構成される。
記録状態の管理情報を記録するTDMA(Temporary Disc Management Area)は、Lead-in領域、ISA0領域、OSA0領域内に存在し、それぞれTDMA0、TDMA1、TDMA2となる。この例では、説明簡略化のためISA0,OSA0に含まれるTDMA1、TDMA2は省略する。TDMA領域は複数のTDMS(Temporary Disc Management Structure)から構成され、TDMSは1回の更新(記録)単位となる。更にTDMSは、TDFL(Temporary Defect List)、SRRI(Sequential Recording Range Information)、TDDS(Temporary Disc Definition Structure)で構成される。TDFLは、主に主にディスク上の欠陥箇所に対する交替箇所を管理するリストとして使用されている。SRRIは、主にSRR(Sequential Recording Range)と呼ばれる、ディスク構造に関係する記録領域についての管理情報が含まれている。また、TDDSは、TDFLの配置情報や、ISA0、OSA0の容量といったディスクの管理情報が含まれている。OPC(Optimum Power Control)とDCZ(Drive Calibration Zone)は、最適な記録品質でレーザーを出来る様にレーザーパワー調整を行う為の領域である。PAC領域は、ドライブに対して何らかの物理的なアクセス制限を加えたいときにPACクラスタを記録する為の領域である。この領域は記録再生装置が必ずディスク挿入時にリードする領域の1つである。
ここで図1〜図4を用いて、実際の動作の例を説明する。
図1における記録再生装置にBD−Rのディスクを装着しデータ記録を行う場合、記録を行う前に必要に応じてレーザーパワー処理手段106によってレーザーパワー調整処理が実行される。レーザーパワー調整を行う領域は図2におけるOPC領域もしくはDCZ領域である。BD−REのような書き換え型の媒体であれば、消去処理を行いOPC領域の再利用が可能であるが、BD−Rのような追記型の媒体は予め決められた領域を使い切ってしまうとそれ以降、OPC処理が実行不可となり場合によってはデータの記録が出来なくなる。またISA及びOSA領域はフォーマット時に確保されるため、データ記録途中での交替処理データ記録用領域、ユーザーデータ記録用領域の割り当て配分を変更出来ない。従ってデータ記録中に殆ど記録エラーが発生しなかった場合は、最初に確保した交替処理データ記録用領域は全く使用されないことになる。そこで、この未使用の交替処理データ記録用領域を有効利用することを考える。
図2において、OPC及びDCZ領域を全て記録してOPCが出来なくなった場合を仮定する。ここで未使用のOSA領域をOPC領域として使用してしまうと、当該ディスクを他の記録再生装置で記録する際に問題が発生する。以下、理由を説明する。通常の使用方法において、ISA領域及びOSA領域は交替データを記録するためにしか記録されず、かつ交替データの記録用として使用された当該領域はTDFL内のDFL(Defect List)に登録されている。従って、異なる記録再生装置での記録においても、このDFLを読み込むことで交替データ記録手段は、記録済みのISA、OSA領域に交替データを上書きすることなくデータを追記することが可能である。しかし、レーザーパワー調整手段が、ISA、OSA領域にてレーザーパワー調整を行った場合、DFLに記録済みの領域を登録することが出来ないため、交替データ記録手段はその領域を未記録領域として扱い、データを上書き記録してしまう。つまり交替データが正しく記録出来なくなる可能性があり、既存の記録再生装置との互換性が保てなくなる。
この課題を解決するためのフローを図2、図3を用いて説明する。まず図3におけるステップ301で、レーザーパワー調整手段が交替処理データ記録用領域でレーザーパワー調整を行うか否かの判断をする。レーザーパワー調整手段が交替処理データ記録用領域でレーザーパワー調整を行わない場合は、ステップ302へ進み通常通りレーザーパワー調整用領域でレーザーパワー調整を実行する。レーザーパワー調整手段が交替処理データ記録用領域でレーザーパワー調整を行いたい場合は、ステップ303へ進み、PAC領域へSWP_PAC(Spare Area Write Protect PAC)クラスタを記録する。これは図2における201に相当する。なお、SWP_PACクラスタは本発明で定義する新しいPACの定義であり、図7にてそのフォーマット定義の一例を示している。なおSWP_PACという名称は一例であり別の名称でも構わない。次にステップ304でディスク管理情報記録用領域に、レーザーパワー調整手段が使用予定の交替処理データ記録用領域のアドレス範囲を記録する。これは図2における202に相当する。例えば、TDDSが持つ1つの情報として、SA write prohibited first PSN と SA write prohibited last PSN という2つのアドレス情報を持ち、SA write prohibited first PSN は使用する先頭アドレス、SA write prohibited last PSN は使用する最終アドレスを登録する。203においてOPC領域として、アドレスAAA〜BBBの範囲を使用する予定であれば、先頭アドレスAAAと終了アドレスBBBを夫々登録する。記録するアドレス範囲は今回使用する範囲のみでも良いし、将来使うことを見越して余裕を持った範囲を登録しても良い。また、交替処理データ記録用領域との境界に数クラスターの空きが出来るようにアドレス範囲を決めても良い。そして最後のステップ305にて、交替処理データ記録用領域でレーザーパワー調整を実行する。これは図2における203に相当する。なお、本発明では201→202→203と記録したが記録順序は問わない。但し203を201、202よりも先に記録し、203を記録した時点で電源遮断などで記録が中断してしまった場合、201、202の情報を持たないディスクが作成されてしまう。従って、本実施例では203よりも先に201、202を記録した。
続けて、このディスクを記録再生装置で再生を行う場合を図4を用いて説明する。
まずステップ401でPAC領域に記録されているPACクラスタを、記録再生装置が認識可能なPACフォーマットかどうかに関わらず全て読み込む。次にステップ402でSWP_PACのフォーマットが認識可能かどうか、つまりSWP_PACのフォーマット定義を知っていてその取り扱い方法を知っているかどうかを判断する。
この判断方法について図7を用いて説明を加える。
図7はPAC領域に書き込まれるPACクラスタの構造の一例である。
701はPAC構造を示す図である。PACは、ヘッダと、PACの固有特定情報が書込まれる領域とに分けられ、ヘッダ部分は、PAC_ID〜Segment31で構成される。
PAC_IDは、PACの識別コードを示す。例えば本発明におけるSWP_PACであれば、PAC_ID=53h 57h 50hが書き込まれ、当該PACがSWP_PACであることを示している。PAC formatは当該PACのバージョンを示しており、PAC Update CountはPACクラスタが更新された回数を示している。Unknown PAC Rulesは、SWP_PACの定義を認識出来ない記録再生装置が従うべきルールが定義される。このUnknown PAC Rulesについては、702を用いて後に説明を加える。Unknown PAC Entire_Disc_Flagsは、記録再生装置が当該ディスクに記録されたPACを認識出来ない場合の、Re-initializationを許可するかどうかを判断するために使用される。Number of Segmentsは現在のPAC中にあるSegmentの合計数である。 Segment0〜Segment31は、連続するCluster の先頭と終了アドレスを示す。PAC specific informationは当該PAC固有の定義を行うことが可能で、SWP_PACにおける設定の一例として703を示す。703のUsed Area Informationは、Spare Area を何の目的で使用したかを示すものである。OPC領域として使用した場合は01hを設定する。このUsed Area Informationをチェックすることで、記録再生装置はSpareAreaが何に使用されたかを知ることが可能となる。
ここで、Unknown PAC Rulesについて702を用いて説明する。
702は、701のByte position 8〜11バイト目に相当する、本実施例のSWP_PACのUnknown PAC Rules定義の一例である。
記録再生装置は前記PAC_IDのPAC定義を認識出来ない場合、つまりをSWP_PAC認識できない場合、Unknown PAC Rulesに従って物理的なアクセス制限を加えることが可能である。Unknown PAC Rulesは、ディスクを規定の領域に分割し、夫々の領域に対する物理的なRead/Writeアクセス制御を規定しており、夫々の領域に対するRead/Writeアクセス制限がビット単位で割り付けられている。ControlType writeの定義は、0でライト許可、1でライト禁止、またControlType readの定義は、0でリード許可、1でリード禁止である。例えば、SWP_PACの定義を702のように設定した場合、Data ZonesのSpare Areasには、write=1が設定されているためSpare Areas領域に対する書き込みが禁止される。従って、記録再生装置がSWP_PACのフォーマットを認識出来ない場合は、SWP_PAC中のUnknown PAC Rules情報を元に、ステップ403で交替処理データ記録用領域全面の記録を禁止する。SWP_PACのフォーマットを知っている場合は、ステップ404にて、ステップ304で記録したアドレスをリードする。これらのアドレスはレーザーパワー調整手段で記録済みもしくは記録予定の領域であるため、ステップ405でこれらのアドレスを交替処理では記録禁止アドレスとする処理を行う。従ってSWP_PACクラスタのフォーマットを知らない記録再生装置に対しては交替処理データ記録用領域そのものを全面記録禁止にすることでデータの上書きを防ぎ、当該ディスクが再生不能になることを防ぐ。また、SWP_PACクラスタのフォーマットを知っている記録再生装置は、管理情報記録領域内にあるアドレス情報を取り込むことで、記録済み領域への上書きを行わずに従来通りの交替処理が可能となる。
また、より強固にディスクへの記録を禁止したい場合は、DMA ZonesのControlTypeのwriteを1としても良い。つまり管理情報の更新を禁止することで、既存の記録再生装置が誤記録するのを確実に防ぐことが出来る。
続けて、本発明の第2の実施例を図5、6を用いて説明する。第1の実施例と構成は同じであるが、第1の実施例にいてTDDS中に記録するとしたSA write prohibited first PSN と SA write prohibited last PSN という2つのアドレス情報を図5の501のPAC領域内に記録する点だけが異なる。従って、記録のフローチャートにおいても第1の実施例の図3の304でTDDSに記録していたレーザーパワー調整手段が使用予定のアドレス情報を、図6の601のステップでSWP_PACの記録と同時に記録する。読み込みにおいては図示はしないが、図4の404のステップでTDDSから得ていたアドレス情報をPACから得ることになるだけである。従って、アドレス情報をPACに記録しても第1の実施例と全く同様の効果が得られる。
以上、本実施例では新たに定義したSWP_PACクラスタを用いて、未使用の交替処理データ記録用領域に交替データ以外が記録された場合でもデータの上書きをすることなく記録媒体へのデータ記録を可能とした。
また、既存の記録再生装置においても当該ディスクへの誤記録を防ぎ、データ破壊を防ぐ。
また、本実施例ではSpareArea全体を1つの領域で区分したが、これをInner Spare Area と Outer Spare Areas の2つに分割し、夫々に対するUnknown PAC Rulesを定義してもよい。Outer Spare Areasだけを記録禁止にして、Inner Spare Areaには記録制限を加えない、という様に内周と外周のSpareAreaで異なるアクセス制限を加えることが可能となる。例えば交替データの記録以外の目的でOuter Spare Areaを使用した場合、このOuter Spare Area 全体を記録禁止にすることで残りのOuter Spare Areaには記録が出来なくなるものの、Inner Spare Areaは使用可能であるため交替処理を行うことが可能となる。
また、本実施例ではSpareAreaをOPC領域として使用する例を示したが、SpareAreaをディスク管理情報記録用領域やユーザーデータ領域として使用する場合も本実施例と同様にして実現可能である。
また、本実施例では追記型の媒体を例に説明したが追記型と書き換え型の媒体の違いは、各種データを追記するか、上書きするかの違いだけであるので書き換え型に本発明を適応しても同様の効果が得られる。
また、単層、多層に限らず同一の効果が得られることは言うまでもない。
また、今回の実施例で説明した光ディスクに限らず、交替処理データ記録用領域、管理情報格納領域、という概念を持つ記録媒体であれば、本発明が適応可能であり、同一の効果が得られることは言うまでもない。
101…データを記録再生可能な光ディスク、102…ピックアップ、103…記録再生装置、104…ホスト、105…マイコン、106…レーザーパワー調整手段、107…
管理情報記録手段、108…交替データ記録手段、109…PAC制御手段、110…他領域使用通知手段、111…通知信号、201…SWP_PACクラスタ記録位置、202…交替処理データ記録用領域のアドレス記録位置、301〜305…第1の実施例におけるSWP_PAC記録時のフローチャートにおける各ステップ、401〜405…SWP_PAC再生時のフローチャートにおける各ステップ、501…交替処理データ記録用領域のアドレス情報を含むSWP_PACクラスタの記録位置、601…第2の実施例におけるSWP_PAC記録時のフローチャートにおけるステップ、701…PAC構造を示す図、702…Unknown PAC Rulesの構造を示す図、703…PAC specific informationの構造を示す図

Claims (14)

  1. ユーザーデータ記録用領域と、ディスク管理情報記録用領域と、レーザーパワー調整用領域と、交替処理データ記録用領域と、物理的アクセス制御データ記録用領域であるPAC領域と、を持つ媒体を用いる記録再生装置であって、
    各領域が、夫々、
    ディスク管理情報記録用領域にディスクの管理情報を記録する管理情報記録手段、
    レーザーパワー調整用領域にてレーザーパワー調整を行うレーザーパワー調整手段、
    交替処理データ記録用領域に交替データを記録する交替データ記録手段、
    PAC領域に物理的アクセス制御データであるPACクラスタを記録するPAC制御手段、
    と、手段毎に記録されるように割り当てられている時、
    前記各手段が割り当てられた領域以外へ記録発光レベルのレーザー照射を行うことを
    該PAC制御手段へ通知する他領域使用通知手段、を具備し、
    該PAC制御手段は、該他領域使用通知手段からの通知を受けた時、該PAC領域に該PACクラスタを記録することを特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録再生装置であって、前記他領域使用通知手段は、
    前記各手段がどの前記領域への記録を行うかを、前記PAC制御手段へ通知すること
    を特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項1に記載の記録再生装置であって、前記PAC制御手段が記録する前記PACクラスタは、前記他領域使用通知手段から通知される前記各手段によって内容が異なること
    を特徴とする記録再生装置。
  4. 請求項3に記載の記録再生装置であって、前記PAC制御手段は、
    前記他領域使用通知手段から、
    前記交替処理データ記録用領域に対し記録発光レベルのレーザー照射を行うことを通知された場合、交替処理データ記録用領域使用禁止PACであるSWP_PACを記録すること
    を特徴とする記録再生装置。
  5. 請求項4に記載の記録再生装置であって、前記SWP_PACは、
    少なくとも前記媒体の記録領域単位の物理的アクセス制御用フラグを持ち、
    少なくとも前記交替処理データ記録用領域への記録を禁止するフラグが有効であること
    を特徴とする記録再生装置。
  6. 請求項4に記載の記録再生装置であって、前記SWP_PACは、
    前記交替処理データ記録用領域がどの前記手段によって記録されたかを示すデータを持つことを特徴とする記録再生装置。
  7. 請求項4に記載の記録再生装置であって、管理情報記録手段は
    前記交替処理データ記録用領域にレーザー照射される範囲が特定可能なアドレス情報を、前記管理領域へ記録すること
    を特徴とする記録再生装置。
  8. 請求項4に記載の記録再生装置であって、PAC制御手段は
    前記交替処理データ記録用領域にレーザー照射される範囲が特定可能なアドレス情報を、前記PAC領域へ記録すること
    を特徴とする記録再生装置。
  9. 請求項5に記載の記録再生装置であって、
    前記PAC制御手段が前記媒体に記録された前記SWP_PACを読み込んだ際、
    そのPAC種別が識別不可能な場合は、前記物理的アクセス制御用フラグの情報から前記交替処理データ記録用領域への記録を禁止すること
    を特徴とする記録再生装置。
  10. 請求項7又は請求項8に記載の記録再生装置であって、前記PAC制御手段が、
    前記媒体に記録された前記SWP_PACを読み込んだ際、
    前記SWP_PACを識別可能な場合は、
    前記アドレスを除いた前記交替処理データ記録用領域への記録を許可すること
    を特徴とする記録再生装置。
  11. ユーザーデータ記録用領域と、ディスク管理情報記録用領域と、レーザーパワー調整用領域と、交替処理データ記録用領域と、物理的アクセス制御データ記録用領域であるPAC領域と、を持つ媒体の記録再生を行う記録再生方法であって、各領域は夫々、
    ディスク管理用途、レーザーパワー調整用途、交替処理用途、PAC領域に物理的アクセス制御データであるPACクラスタ記録用途、の専用領域として割り当てられている時、
    割当て以外の領域へ別の用途で記録発光レベルのレーザー照射を行う場合、
    該PAC領域に、使用する領域への記録を禁止するPACクラスタを記録することを特徴とする記録再生方法。
  12. 請求項11に記載の記録再生方法であって、前記使用する領域の記録を禁止するPACクラスタの定義を認識可能な場合は、使用する領域への追記または上書きが可能であることを特徴とする記録再生方法。
  13. 請求項11に記載の記録再生方法であって、前記使用する領域の記録を禁止するPACクラスタの定義を認識出来ない場合は、使用する領域への追記または上書きを不可にすることを特徴とする記録再生方法。
  14. 請求項11に記載の記録再生方法であって、
    前記レーザー照射される範囲が特定可能なアドレス情報を、
    前記ディスク管理情報記録用領域もしくは前記物理的アクセス制御データ記録用領域に記録することを特徴とする記録再生方法。
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