JP2011027342A - 熱源装置、並びに、給湯装置 - Google Patents

熱源装置、並びに、給湯装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、他の機器が有する磁気発生源が発生させる磁界が、検知装置に及ぶことが殆どなくなり、さらにケーシング内に内蔵される各機器等をメンテナンスの作業効率を考慮した配置にしつつも、給湯装置全体のコンパクト化を図ることができる熱源装置、並びに、給湯装置を提供することを目的とした。
【解決手段】給湯装置は、流体経路と、検知装置13と、磁気発生源と、磁気遮蔽部材7とを備えている。磁気遮蔽部材7は、磁気発生源からの磁界を遮断することができるもので、検知装置13と磁気発生源との間に配置される。さらに、磁気遮蔽部材7は、磁気遮蔽部7の端部から検知装置13に向けた仮想線が、磁気遮蔽部材7と交差する配置である。これにより、磁気発生源から生じる磁界と、派生的に磁気遮蔽部材7から生じる磁界を遮断することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱源装置、並びに、熱源装置を備えた給湯装置に関するものであり、特に磁気抵抗素子を用いた流量センサを有する熱源装置、並びに、熱源装置を備えた給湯装置に好適に応用できる技術に関する。
一般的に、給湯装置に用いられるガス燃料式の熱源装置は、給水流量と給水温度等の条件に基づいて燃焼制御が行われ、給湯される湯水の温度を制御している。この種の熱源装置には、同一のケーシング内に燃料供給路や給湯回路などの管路が配設されており、当該管路には、給水流量を検知する流量センサや、給水温度を検知する温度センサ等が設けられている。
ここで、一般的に、給湯装置に用いられる流量センサには、気体や液体の流れを受けて回転する羽根車式のロータと、当該羽根車の回転数を検知可能とした磁気抵抗素子とが備わったものが採用されている(例えば、特許文献1に記載の流量計)。具体的には、この流量センサは、羽根車が給水の流れを受けて給水量に比例した回転数で回転して、磁気抵抗素子により、当該回転数が検知されることで、給水量を算出する。即ち、当該流量センサは、所謂磁気センサを備えており、羽根車に磁石が一体的に装着されて、羽根車の回転に起因する磁界の変化(磁気発生源)を磁気抵抗素子が検知して、パルス信号を発生させている。
特開平4−220522号公報
ところで、上記熱源装置のケーシング内には、磁気発生源となり得る送風機や循環ポンプ、並びに、電磁弁等の機器が配設されている。これらの機器には、モータ又はソレノイド(磁気発生源)が備えられており、それらは磁界を発生させるため、流量センサがその磁界の影響を受ける場合が考えられる。そこで、流量センサを、各機器と十分離隔して配置し、流量センサが各機器が発生する磁界の影響を受けない位置関係とする方策が考えられるが、この方策によると給湯装置全体のコンパクト化が阻害される。
逆に、流量センサと前記各機器との配置を近接した位置関係とすると、給湯装置全体のコンパクト化は実現可能であるが、前記各機器から発生する磁界の影響で、流量センサが羽根車の回転数を誤検知することが考えられる。そのため、この流量センサの誤検知が起因して、熱源装置が誤作動を発生し得る懸念があった。
そこで、磁界による影響を阻止する磁気シールドを用いる方策が勘案される。この磁気シールドは、鉄やニッケルなどの磁性体により構成されており、磁界における磁力線を磁気シールドの部材内に通過させることで、保護対象物を保護可能とするものである。即ち、図8(a)に示すように、長方形状の板体の磁気シールド107を磁気発生源zと流量センサxとの間に配置させたり、図8(a)に示すように、筐体状の磁気シールド107で流量センサx全体を囲繞させることで、流量センサxが磁気発生源zから受けうる磁界の影響を阻止できる。
しかしながら、前記したような形状の磁気シールドxでは、給湯装置全体のコンパクト化が阻害されたり、メンテナンスの作業効率を低下させる問題があった。即ち、図8(a)に示す長方形状の板体の磁気シールドxを用いて、磁界の影響を阻止するためには、相当の面積の板体が必要である。即ち、この方策によれば、磁気シールドxを取り付ける相当の領域が必要となるため、給湯装置全体のコンパクト化が阻害される。
また、図8(b)に示す筐体状の磁気シールド108で保護対象物の流量センサxを囲繞する構成とすると、流量センサxに異常が生じた場合にメンテナンスが困難となり、メンテナンスの作業効率を低下させる。
そこで本発明では、上記した技術的問題に鑑み、他の機器が有する磁気発生源が発生させる磁界が、検知装置に及ぶことを防止し、さらにケーシング内に内蔵される各機器等をメンテナンスの作業効率を考慮した配置にしつつも、給湯装置全体のコンパクト化を図ることができる熱源装置、並びに、給湯装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、燃焼手段と、流体が通過する流体経路と、当該流体経路を通過する流体の情報を磁気を利用して検出する検知装置と、磁界を発生させる磁気発生源とを備え、前記検知装置により検知された情報に基づいて燃焼手段の加熱制御を可能とした熱源装置であって、磁界の影響を遮断することができる磁気遮蔽部材を有し、前記磁気遮蔽部材は、検知装置と磁気発生源との間に配置され、磁気遮蔽部材の端部から検知装置に向けた仮想線が、磁気遮蔽部材と交差することを特徴とする熱源装置である。
本発明の熱源装置は、磁気発生源を備えた機器(例えば、モータを有する送風機、循環ポンプや、ソレノイドを有する電磁気等)と検知装置との間に、磁界の影響を遮断する磁気遮蔽部材が配置された構成とされている。さらに、磁気遮蔽部材は、端部から検知装置に向けた仮想線が、磁気遮蔽部材と交差する関係とされている。
ここで、周知の事実として、例えば、棒磁石や「U」字型の磁石等は、端部近傍に磁力が集中しており、一方の端部(N極)から他方の端部(S極)に向かって磁力線が形成されて磁界が構成されている。また、磁力線の端部に対して、磁力線の中間は、比較的小さな磁気力であることが知られている。
また、例えば、図9に示すように、鉄やニッケルなどの所謂磁性体を用いたものを磁気遮蔽部材とすると、当該磁気遮蔽部材は部材内に磁力線を通過させやすくなり、磁力線を当該部材内に迂回させることができる。即ち、従来より、検知装置などの保護対象物の近くに、磁気遮蔽部材を設けて、当該保護対象物に磁界の影響が及ばなくする方策がとられていた。
ところが、このとき、図9に示すように、磁気遮蔽部材は磁力線の通過により着磁され、磁気遮蔽部材自体が磁気を帯びることとなる。即ち、磁性体が着磁されることで、磁力線が導入される側がS極となり、磁力線が放出される側がN極となり、磁性体自体が派生的に磁力線を形成して磁界を構成するため、保護対象物が新たに形成された磁界の影響を受ける場合があり、検知装置が誤検知する。
そこで、本発明の熱源装置では、磁気遮蔽部材を磁気発生源と検知装置との間に配し、磁気遮蔽部材の端部から検知装置に向けた仮想線が、磁気遮蔽部材と交差するように磁気遮蔽部材を配置させているため、検知装置は、磁気遮蔽部材により新たに形成される磁界の影響を殆ど受けない。
具体的には、前記条件を満たす構成として、例えば、図2に示すように、「コ」の字型の磁気遮蔽部材7を、「コ」の字の凹部側を磁気発生源zに向けて、磁気遮蔽部材7の両端部が磁気発生源z側に位置するように配置させる。換言すると、「コ」の字型の磁気遮蔽部材7を、「コ」の字の凹部の反対側を検知装置xに向けて配置させる。このとき、磁気遮蔽部材7の端部から延伸する仮想線Iは、磁気遮蔽部材7と交差する。これにより、磁気発生源zから発生する磁界の磁力線Jは、検知装置x側においては、磁気遮蔽部材7の部材内を通過するため、検知装置xに及び得る磁気発生源zからの磁界は遮断できる。また、前記説明より、磁気遮蔽部材7は、部材内を磁力線Jが通過することで磁気を帯びるため、磁気遮蔽部材7自体が磁界を発生して磁力線jを形成する。しかしながら、磁気遮蔽部材7により形成される磁力線jは、磁気発生源z側に向けられた端部から端部へ延伸するため、磁力線jは検知装置側に及ばない。
即ち、本発明の熱源装置は、磁気遮蔽部材の端部から検知装置に向けた仮想線が、磁気遮蔽部材と交差するように磁気遮蔽部材を配置させる構成とすることで、他の機器が有する磁気発生源が発生させる磁界が検知装置に及ぶことを防止できるため、結果的に装置の誤作動を防止できる。
さらに、本発明の熱源装置は、先に説明した従来技術のように、磁気遮蔽部材の面積を必要以上に大きくする必要がないため、磁気遮蔽部材の取り付け領域を最小限に抑えることができる。また、検知装置全体を、磁気遮蔽部材により囲繞する必要がないため、熱源装置に備えられた各機器等のメンテナンスの作業効率を考慮した配置にできる。即ち、本発明によれば、各機器のメンテナンスを考慮した配置にしつつも、装置全体のコンパクト化を図ることができる熱源装置を提供することができる。
本発明の熱源装置は、前記磁気遮蔽部材は、板体であり、磁気発生源と対向する配置とされる遮蔽部と、前記遮蔽部に対して直交方向に折り曲げられ、磁気発生源側に向かって延伸する折曲部とを有し、前記遮蔽部の両端に前記折曲部が位置してなるものであることが望ましい。(請求項2)
かかる構成によれば、磁気遮蔽部材は、遮蔽部とその両端に配された折曲部とにより構成されている。折曲部は、遮蔽部と直交する方向に折り曲げられ、磁気発生源側に向かって延伸している。これにより、磁気遮蔽部材の端部から延伸する磁力線が、検知装置側に及ぶことがほぼなくなるため、検知装置はより正確に本来の機能を果たすことができる。
本発明の熱源装置は、前記折曲部の端部は、互いに近づく方向に屈曲したものであることが望ましい。(請求項3)
かかる構成によれば、磁気遮蔽部材の端部同士が互いに近づく方向に屈曲しているため、遮蔽部の中間側に当該端部同士が形成する磁界が位置する。具体的には、例えば、図3に示すように、折曲部7bの基点側を、さらに直角に折り曲げて、折曲部7bが遮蔽部7aに対してほぼ平行となる構成とされている。これにより、磁気遮蔽部材7から発生する磁界の磁力線jは、検知装置側に延伸し得る磁力線jのほぼ全部が、遮蔽部7aに遮断されるため、磁気遮蔽部材7より発生する磁界の影響が検知装置に及ぶことを阻止することができる。即ち、本発明によれば、より確実に磁気発生源における磁界を遮断できる。
本発明の熱源装置は、前記磁気遮蔽部材は、磁性体の表面が非磁性体により被覆されてなることが望ましい。(請求項4)
かかる構成によれば、磁気遮蔽部材の表面が非磁性体により被覆されているため、磁気遮蔽部材が磁性体により構成された場合であっても、磁気遮蔽部材自体が酸化して、遮蔽効果が低下することを防止できる。
請求項5に記載の発明は、加熱された湯水を直接又は他の湯水と混合して出湯させる出湯機能を有する給湯装置であって、請求項1乃至4のいずれかに記載の熱源装置を備えたことを特徴とする給湯装置である。
本発明の給湯装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の熱源装置を備えた構成とされている。即ち、本発明によれば、他の機器が有する磁気発生源により発生する磁界が、検知装置に殆ど及ぶことがない給湯装置を提供することができる。また、本発明の給湯装置は、ケーシング内に内蔵される各機器等をメンテナンスの作業効率を考慮した配置にしつつも、装置全体のコンパクト化を図ることができる。
本発明の熱源装置、並びに、給湯装置によれば、磁気遮蔽部材の端部を磁気発生源側に折り曲げることで、磁気発生源が発生させる磁界が検知装置に及ぶことが殆どなくなる。これにより、ケーシング内に内蔵される各機器等をメンテナンスの作業効率を考慮した配置にしつつも、装置全体のコンパクト化を図ることができる
本発明の実施形態に係る熱源装置を備えた給湯装置を示す作動原理図である。 本実施形態に採用された磁気遮蔽部材を示す説明図である。 磁気遮蔽部材の変形例を示す説明図である。 磁気遮蔽部材の変形例を示す説明図である。 図2の磁気遮蔽部材の取り付け状況を示す斜視図である。 図2の磁気遮蔽部材の取り付け状況を示す斜視図である。 図3の磁気遮蔽部材の取り付け状況を示す斜視図である。 従来の磁気遮蔽部材を示す説明図で、(a)は直線状の磁気遮蔽部材を示し、(b)は筐体状の磁気遮蔽部材を示している。 磁性体に磁力線が通過した場合の作用について示す説明図である。
続いて、本発明の実施形態に係る給湯装置1について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、上下左右の位置関係は、特に断りがない限り、図面を基準として説明する。
給湯装置1は、図1に示すように、給湯装置本体(ケーシング)4内に、燃焼部2と、燃焼部2において発生した燃焼ガスと湯水とが熱交換を行う一次熱交換器11と、一次熱交換器11より燃焼ガスの流れ方向下流側に位置し燃焼ガスと湯水などの熱媒体とがさらに熱交換を行う二次熱交換器12と、燃焼部2に空気を供給する給気部10と、二次熱交換器12を通過した燃焼ガスを外部に排出する排気部6とを備えた燃焼装置(燃焼手段)Hと、燃焼装置Hで加熱された湯水を外部に供給するための配管等により構成された流水系統Lと、燃焼装置Hへの燃料供給を行うための燃料系統Gと、燃焼装置H等の制御を行うための制御手段Cとが内蔵された所謂潜熱回収型の給湯装置1である。なお、熱源装置Pは、燃焼装置Hと燃料系統Gと制御手段Cとで構成されたものをいう。
燃焼部2は、外部から供給された燃料ガスを燃焼するバーナ15と、燃焼空間16とから構成されている。バーナ15は、外部から供給された燃料ガスを燃焼するものであり、複数の燃焼管18が並べて設けられている。また、バーナ15は、燃料ガスを供給するための燃料系統Gに接続されている。
燃料系統Gは、バーナ15に接続された燃料供給管17を有し、この中途に元ガス電磁弁21やガス比例弁22、電磁弁23を設けたものである。元ガス電磁弁21やガス比例弁22は、バーナ15への燃料の供給量を調整するために設けられたものである。なお、元ガス電磁弁21、ガス比例弁22、並びに、電磁弁23は、図示しないソレノイド(磁気発生源)を有しており、通電されると動作すると共に、磁界を発生するものである。
バーナ15は、ガス比例弁22の開度を調整して燃料の供給量を調整することにより燃焼量を調整できる。また、バーナ15は、燃焼作動を行う燃焼管18の基数を変更することによっても燃焼量を段階的に変更することができる。即ち、バーナ15は、燃料供給管17の中途に設けられた電磁弁23により、燃料ガスが供給される燃焼管18の基数を段階的に変更することができる。
流水系統Lは、一次熱交換器11又は二次熱交換器12に接続される通水路(流体経路)19よりなるものである。
通水路19は、湯水(熱媒体)が流れる流路であり、給湯装置本体4内に設けられた流入側配管31及び流出側配管32と、これらの配管31,32に接続された図示しない給水管及び給湯管によって構成されている。流入側配管31と流出側配管32とは、バイパス配管35によりバイパスされている。なお、二次熱交換器12と一次熱交換器11とは、接続配管36により接続されているため、接続配管36は、二次熱交換器12に対しては流出側として機能し、一次熱交換器11に対しては流入側として機能する。
流入側配管31は、外部の給水源から図示しない給水管を介して供給される湯水を二次熱交換器12及び一次熱交換器11に供給するための配管である。流入側配管31の中途には、流量センサ(検知装置)13a及び入水温度センサ14aが設けられている。流量センサ13aは、流入側配管31を介して外部から供給される湯水の量を検知するものである。また、入水温度センサ14aは、外部から供給される湯水の水温を検知するものである。なお、流量センサ13a及び入水温度センサ14aは、流入側配管31におけるバイパス配管35の接続部よりも、湯水の流れ方向下流側に位置し、後述する制御装置20に接続されている。
流出側配管32は、一次熱交換器11において燃焼ガスとの熱交換により加熱された高温の湯水を熱負荷24に供給するものである。熱負荷24としては、例えばファンコンベクタなどに代表される暖房装置のように湯水が持つ熱エネルギーを利用するものに加え、浴槽や給湯栓のように供給された湯水そのものを利用するものも含まれる。
流出側配管32の中途であって、上記したバイパス配管35の接続部よりも湯水の流れ方向上流側の位置には、水量調整弁26cと、出湯温度センサ14cとが設けられている。水量調整弁26cは、流出側配管32の流路を開閉することにより、水量調整弁26cよりも下流側に流れる高温の湯水の流量を調整するものである。出湯温度センサ14cは、流出側配管32を介して熱負荷24に供給される湯水の温度を検知するものである。なお、水量調整弁26cは、図示しないモータ(磁気発生源)を備えており、当該モータが有する永久磁石により、磁界が発生される。
バイパス配管35は、図示しない給水管から加熱されていない湯水を流出側配管32に供給するものである。バイパス配管35の中途には、バイパス流量センサ(検知装置)13b及びバイパス水量調整弁26bが設けられている。即ち、バイパス水量調整弁26bにより、バイパス配管35の流路を開閉することで、流出側配管32に供給する加熱されていない湯水の流量を調整するものである。なお、バイパス水量調整弁26bは、図示しないモータ(磁気発生源)を備えており、当該モータが有する永久磁石により、磁界が発生される。
給気部10は、内部にファン37を内蔵しており、バーナ15の燃焼状態に応じて回転数を変化させ、送風量及び送風圧力を調整することができるものである。なお、ファン37は、図示しないモータ(磁気発生源)を有しており、当該モータが有する永久磁石により、磁界が発生される。
排気部6は、第一熱交換器11及び第二熱交換器12を通過してきた燃焼ガスを排出する部分である。
制御手段Cは、本実施形態の給湯装置1の作動を司るものであり、制御装置20と、リモコン26を備えている。
ここで、本実施形態の給湯装置1では、水量センサ13a,13bを、羽根車式のロータ41a,41bと、磁気抵抗素子を有する磁気センサ42a,42bとにより構成されているものが採用されている。即ち、水量センサ13a,13bは、着磁された羽根車の回転に起因する磁界の変化を、磁気センサ42a,42bにより検知して、パルス信号を発生させて、配管内を通過する湯水の流量を算出するものである。
また、上述したように、元ガス電磁弁21やガス比例弁22、電磁弁23、並びに、ファン37、水量調整弁26c、バイパス水量調整弁26bは、図示しないソレノイド又はモータ(磁気発生源)を有しており、双方とも磁界を発生させるものである。
即ち、同一の給湯装置本体4に水量センサ13a,13b及び磁気発生源を備えた機器等を内蔵させた場合、水量センサ13a,13bは、磁気センサ42a,42bにより、各ロータ41a,41bの磁界の変化を検知するだけでなく、磁気発生源の磁界を誤検知してしまうことがある。
そこで、本実施形態の給湯装置1では、水量センサ13a,13bと、水量センサ13a,13bに近接して配置される磁気発生源を有する機器との間に、磁気遮蔽部材7を設けた構成としている。
次に、磁気遮蔽部材7について、具体的に図面を用いて詳述する。
以下、流量センサ13を保護対象物x、磁気発生源を有する機器(電磁弁)を磁気発生源zとして、図4,5を基準に説明する。
まず、磁気遮蔽部材7の構成について説明する。
磁気遮蔽部材7は、鉄あるいはコバルトなどの磁性体で構成されており、磁界における磁力線を部材内に通過させることで、保護対象物xに磁界の影響が及ばないようにするものである。また、本実施形態の磁気遮蔽部材7は、磁性体の周囲を亜鉛やスズなどの非磁性体で被覆されており、被覆部により磁性体自体が酸化することが防止されている。これにより、磁気遮蔽部材7が酸化されて機能が低下することを低減できる。
磁気遮蔽部材7は、板体を折り曲げたものであり、遮蔽部7aと、折曲部7bを有している。即ち、折曲部7bが、遮蔽部7aの両端に位置するように形成されている。具体的には、磁気遮蔽部材7は、「コ」の字型に成形されたものである。
磁気遮蔽部材7は、配管や給湯装置本体4等に固定されれるもので、非磁性体の固定部材29を用いて固定される。なお、本実施形態では、磁気遮蔽部材7を非磁性体の固定部材29を用いて固定した構成を示したが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、固定手段として点溶接などを用いる場合、磁気遮蔽部7の固定部による磁界の影響が及ばない程度に当該固定部と流量センサ13を離間していれば、磁性体により構成された部材を用いて固定しても構わない。
また、磁気遮蔽部材7は、遮蔽部7aの大きさが、保護対象物xの投影面積よりも大きくされている。即ち、遮蔽部7aを保護対象物xに対向して配した場合、遮蔽部7aを挟んで保護対象物xと反対側から視認すると、遮蔽部7aは保護対象物xの全体を隠すことができる程度の大きさである。換言すると、遮蔽部7aの面積は、遮蔽体7aに投影した保護対象物xの投影面積より、大きくされている。
また、折曲部7bは、遮蔽部7aに対してほぼ直交するように折り曲げられたもので、折曲部7aの大きさは、遮蔽部7aの大きさより十分小さくされている。
次に、磁気遮蔽部材7と保護対象物xと磁気発生源zとの位置関係について説明する。
上記構成を備えた磁気遮蔽部材7は、前記したように、保護対象物xと磁気発生源zとの間に配されるもので、図5に示すように、磁気遮蔽部材7の「コ」の字の凹部側が磁気発生源zが位置する方向に向けられる。具体的には、遮蔽部7aは、保護対象物xと磁気発生源zとの双方に対向する(遮蔽部7aの一方の面が保護対象物xと対向し、他方の面が磁気発生源zと対向する)ように配され、折曲部7bは、端部が磁気発生源z側に向くように配される。換言すると、保護対象物xは、遮蔽部7aを境に折曲部7bが配された側と対向する側に位置する。さらに、折曲部7bの端部から保護対象物xに直線状の仮想線Iを延伸させると、仮想線Iは遮蔽部7aと交差する。なお、保護対象物xと磁気発生源zとの配置によっては、図6に示すように、磁気遮蔽部材7を配置させても構わない。このときも、前記した条件を満たす必要がある。
次に、磁気遮蔽部材7の作用について説明する。
磁気発生源zを備えた機器(電磁弁)は、通電により磁界が発生し(ソレノイド)、図2の太い二点鎖線に示すように、磁力線Jが形成される。磁気遮蔽部材7は、前記したように、磁性体により構成されているため、磁力線Jが部材内部を通過する。これにより、磁気遮蔽部材7は、磁気を帯びることとなり、派生的に磁気遮蔽部材7からも磁力線jが形成される。
ここで、周知の事実として、磁石においては、端部側に磁力が集中することが知られており、磁気を帯びた磁気遮蔽部材7も端部側に磁力が集中すると見なしても、差し支えない。即ち、本実施形態に採用される磁気遮蔽部材7では、図2の細い二点鎖線に示すように、磁力線jが形成される。このため、本実施形態の給湯装置1によれば、磁気発生源zから発生する磁界と、磁気遮蔽部材7によって磁気発生源zの磁界を遮断することで派生的に生じる磁界との、双方の磁界を遮断することが可能である。これにより、保護対象物xが、他の機器から発生する磁界を誤検知して、給湯装置1が誤作動を起こすことが防止される。
また、磁気遮蔽部材7は、遮蔽部7aの大きさを保護対象物xを投影した面積より大きくすれば磁界を遮断することができるため、図2,8に示すように、従来技術と比較しても遮蔽部7aの大きさは小さくできる。即ち、磁気遮蔽部材7は、全体形状を小さくできるため、設置領域は最小限に抑えることができる。
従って、上記構成の磁気遮蔽部材7を備えた給湯装置1は、同一の給湯装置本体4内に磁気発生源を有する機器が内蔵されていても、磁気発生源が発生させる磁界が流量センサ(検知装置)13に及ぶことが殆どなくなる。
また、本実施形態の給湯装置1は、流量センサ13と磁気発生源が近接して配され、その両者の間に磁気遮蔽部材7が取り付けられた場合であっても、磁気遮蔽部材7の設置領域を最小限に抑えることができるため、結果として給湯装置1全体のコンパクト化を図ることができる。さらに、磁気遮蔽部材7は、流量センサ13と磁気発生源との間に配することで、磁気発生源からの磁界を確実に遮断することができるため、各機器の配置をメンテナンスの作業効率を考慮した配置にすることができる。
上記実施形態では、磁気遮蔽部材7における折曲部7bの端部を磁気発生源に向ける構成を示したが、本発明はこれに限定されず、図3,7に示すように、磁気遮蔽部材7における折曲部7bの端部を互いに向かい合わせる構成としても構わない。具体的には、折曲部7bの基端側をさらに直角に折り曲げ、折曲部7bが遮蔽部7aに対して、ほぼ平行となるようにされている。これにより、折曲部7bの端部同士が互いに向き合った配置となる。このとき、上記実施形態と同様、折曲部7bの端部から流量センサ13に向けた仮想線Iは、遮蔽部7aと交差する。
このような構成とすることで、磁気発生源を遮断して派生的に生じた磁気遮蔽部材7における磁界を、遮蔽部7aのほぼ中間で発生させることができるため、上記実施形態よりも磁界の遮断効果が高い。
上記実施形態では、流量センサ13と磁気発生源との間に磁気遮蔽部材7を配した構成を示したが、本発明はこれに限定されず、熱源装置Pが流体の流れを検知するフローセンサ(風量センサ、ガス量センサなど)を備えた場合、当該フローセンサと磁気発生源との間に磁気遮蔽部材7を配した構成であっても構わない。要するに、保護対象物が磁気を用いて検知する装置であれば、いかなる物であっても磁気遮蔽部材7により保護することができる。
上記実施形態では、磁気遮蔽部材7の両端側を角が形成されるように折り曲げた形状の構成を示したが、本発明はこれに限定されず、図4に示すように、磁気遮蔽部材7を全体的に湾曲するような形状とした構成であっても構わない。この場合も、磁気遮蔽部材7の端部から保護対象物に向かう仮想線が、磁気遮蔽部材7に交差するように磁気遮蔽部材7を設ける必要がある。
以下に、実施例をもって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
以下の構成からなる図7に示す磁気遮蔽部材7を形成した。
表面をアルミニウムでメッキした鋼板(既製品を加工)
部材厚t 0.6mm
全体の縦方向長さH(図7基準) 70mm
全体の横方向長さW(図7基準) 50mm
遮蔽部の縦方向長さh1(図7基準) 70mm
遮蔽部の横方向長さw1(図7基準) 50mm
折曲部の縦方向長さh2(図7基準) 70mm
折曲部の横方向長さw2(図7基準) 10mm
実施例の磁気遮蔽部材7と比較する比較例として、以下の構成からなる図8(a)に示す磁気遮蔽部材を用意した。
表面をアルミニウムでメッキした鋼板(既製品を加工)
部材厚 0.6mm
全体の縦方向長さH(図8(a)基準、紙面垂直長さ) 70mm
全体の横方向長さW(図8(a)基準、上下方向長さ) 50mm
上記した実施例と、比較例は、折曲部7bを有すか否かが異なる点である。
実施例と比較例を同じ条件の下、流量センサ13と磁気発生源の間に取り付けて、給湯装置1の動作確認を複数回ずつを行った。比較例の磁気遮蔽部材は、流量センサ13近傍において強い磁界が確認され、誤動作が確認される場合があったが、実施例の磁気遮蔽部材7は、流量センサ13近傍において磁界が殆ど確認されず、誤動作が確認されなかった。
1 給湯装置
4 給湯装置本体(ケーシング)
7 磁気遮蔽部材
7a 遮蔽部
7b 折曲部
13 流量センサ(検知装置)
I 仮想線
P 熱源装置
x 保護対象物
z 磁気発生源

Claims (5)

  1. 燃焼手段と、流体が通過する流体経路と、当該流体経路を通過する流体の情報を磁気を利用して検出する検知装置と、磁界を発生させる磁気発生源とを備え、前記検知装置により検知された情報に基づいて燃焼手段の加熱制御を可能とした熱源装置であって、
    磁界の影響を遮断することができる磁気遮蔽部材を有し、
    前記磁気遮蔽部材は、検知装置と磁気発生源との間に配置され、磁気遮蔽部材の端部から検知装置に向けた仮想線が、磁気遮蔽部材と交差することを特徴とする熱源装置。
  2. 前記磁気遮蔽部材は、板体であり、磁気発生源と対向する配置とされる遮蔽部と、前記遮蔽部に対して直交方向に折り曲げられ、磁気発生源側に向かって延伸する折曲部とを有し、前記遮蔽部の両端に前記折曲部が位置してなることを特徴とする請求項1に記載の熱源装置。
  3. 前記折曲部の端部は、互いに近づく方向に屈曲していることを特徴とする請求項2に記載の熱源装置。
  4. 前記磁気遮蔽部材は、磁性体の表面が非磁性体により被覆されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の熱源装置。
  5. 加熱された湯水を直接又は他の湯水と混合して出湯させる出湯機能を有する給湯装置であって、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の熱源装置を備えたことを特徴とする給湯装置。
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