JP2011022695A - 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2011022695A
JP2011022695A JP2009165555A JP2009165555A JP2011022695A JP 2011022695 A JP2011022695 A JP 2011022695A JP 2009165555 A JP2009165555 A JP 2009165555A JP 2009165555 A JP2009165555 A JP 2009165555A JP 2011022695 A JP2011022695 A JP 2011022695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
printer driver
interface
forming apparatus
output device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009165555A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Yanagi
英樹 柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009165555A priority Critical patent/JP2011022695A/ja
Publication of JP2011022695A publication Critical patent/JP2011022695A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置の装置情報を取得でき、さらに情報処理装置および画像形成装置の双方向通信を効率化する情報処理装置、プログラムおよび記録媒体を提供すること。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して接続された画像形成装置に対し印刷を指令する情報処理装置であって、画像形成装置の印刷指令を受領して印刷データを作成するプリンタドライバと、プリンタドライバと画像形成装置との通信で使用されるインタフェースを制御するインタフェース制御手段とを含み、インタフェース制御手段が、通信で転送されるデータに応じてインタフェースを切り替える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置に関し、より詳細には、画像形成装置から装置情報を取得し、情報処理装置および画像形成装置の双方向通信を効率化する情報処理装置、プログラムおよび記録媒体に関する。
情報処理装置は、ネットワークを介して接続された画像形成装置と印刷データの送受信等の双方向通信を行う場合、情報処理装置で設定されているポートを介して通信を行う。
ポートとは、外部機器のデータを入出力するための論理的な通信のインタフェースである。例えば、ネットワーク上でコンピュータ同士がデータを交換するプロトコルの一つであるTCP/IPでは、IPアドレスにより通信相手のコンピュータを指定するが、そのコンピュータ上で動いている複数のプログラムの一つを通信相手として指定するために、ポートを識別するためのポート番号が用いられる。ポートは、このようなポート番号と、通信プロトコルの指定の組み合わせで特定される論理的な通信インタフェースである。
通信インタフェースであるポートは、様々な種類があり、その種類によって取得できる情報や通信速度が異なる。このため、情報処理装置に設定されているポートで双方向通信を行う場合、ポートの種類によっては取得可能な情報に制限があり、情報処理装置が必要とする画像形成装置の機器情報や機能情報等の出力装置情報を取得できないという問題があった。さらに、情報処理装置に設定されているポートの通信速度が遅い場合に、そのポートをそのまま使用して、多量のデータを送信してしまうと、データ通信にかかる時間が過大となる問題があった。
特許文献1は、情報処理装置と画像形成装置とのインタフェースの種類を判別し、そのインタフェースに特徴や印刷条件に応じて量子化された印刷データを作成し、当該印刷データを画像形成装置に出力する情報処理装置を開示する。この情報処理装置は、物理的なインタフェースや印刷条件に応じて、印刷データのサイズを調整し、または圧縮方法を選択することにより、印刷完了に要する時間を短縮する。しかしながら、特許文献1の情報処理装置は、印刷データを送信する際に、物理的なインタフェースの種類に応じて、印刷データのサイズを調整等して処理時間の短縮を図るものであり、上述した通信インタフェースの制約によって生じる問題を解消するものではない。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置の装置情報を確実に取得でき、さらに情報処理装置および画像形成装置の双方向通信を効率化する情報処理装置、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して接続された画像形成装置に対し印刷を指令する情報処理装置であって、上述した問題に対応するために、画像形成装置の印刷指令を受領して印刷データを作成するプリンタドライバと、プリンタドライバと画像形成装置との通信で使用されるインタフェースを制御するインタフェース制御手段とを含み、インタフェース制御手段が、通信で転送されるデータに応じてインタフェースを切り替える。
本発明では、プリンタドライバは、画像形成装置からネットワークを介して画像形成装置の出力装置情報を取得する出力装置情報取得手段と、出力装置情報からプリンタ設定情報を生成するプリンタ設定情報生成手段と、プリンタ設定情報に基づいて、プリンタドライバを作成するプリンタドライバ作成手段とを含み、インタフェース制御手段は、プリンタドライバ作成手段が作成したプリンタドライバと画像形成装置との通信で使用されるインタフェースの制御を行う。
また、本発明では情報処理装置および画像形成装置は、WSDおよびTCP/IPで接続されており、インタフェース制御手段は、プリンタドライバが、マークアップ言語で記述された出力装置情報を取得する場合にはWSDをインタフェースとして使用し、MIB(Management Information Base)形式の出力装置情報を取得する場合にはTCP/IPをインタフェースとして使用するように制御することができる。また、インタフェース制御手段は、プリンタドライバが、マークアップ言語で記述された印刷データを送信する場合にはWSDをインタフェースとして使用し、ページ記述言語で記述された印刷データを送信する場合にはTCP/IPをインタフェースとして使用するように制御することができる。このマークアップ言語には、XML、HTML、HXTMLが含まれる。
さらに、本発明は、情報処理装置を上記機能手段として機能させるためのコンピュータ実行可能なプログラムおよび記録媒体を提供する。
本実施形態の情報処理装置である端末装置を含むプリントシステムの概略図。 本実施形態の端末装置の機能ブロック図。 本実施形態の端末装置が生成するコマンドの実施形態を示す図。 本実施形態の端末装置が画像形成装置から出力装置情報を取得する処理を示したフローチャート。 本実施形態の端末装置が画像形成装置から出力装置情報を取得する処理のシーケンス図。 本実施形態の端末装置が画像形成装置に印刷処理を実行させる処理を示したフローチャート。 本実施形態の端末装置が画像形成装置に印刷処理を実行させる処理のシーケンス図。 他の実施形態の情報処理装置である端末装置の機能ブロック図。
以下、本発明について実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態の情報処理装置である端末装置110を含むプリントシステム100の概略図である。プリントシステム100は、ネットワーク130と、ネットワーク130を介して端末装置110に接続される画像形成装置120a,120bと、USBケーブルやセントロニクスケーブル等により端末装置110にローカル接続されている画像形成装置120cとを含んで構成されている。ネットワーク130は、例えば、イーサネット(登録商標)、およびTCP/IPプロトコルまたはWSD(Web Service on Devices)プロトコル等を使用したネットワークとして構成されている。また、ネットワーク130は、ローカルエリアネットワーク(LAN)として実装することができる。
端末装置110は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバまたは他の形式のホストコンピュータとすることができる。端末装置110は、画像形成装置120a,120b,120cが有する機器情報等の出力装置情報を取得する。
端末装置110は、PENTIUM(登録商標)プロセッサまたは互換プロセッサを搭載し、WINDOWS(登録商標)シリーズ、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、MAC OS(登録商標)などのOSの管理下で、本実施形態のプログラムを実行する。また、端末装置110は、プログラムを実行するための実行空間を提供するRAM、プログラムやデータなどを持続的に保持するためのハードディスク装置(HDD)などを含んでおり、本実施形態の各機能手段をプログラムの実行により、当該端末装置上に実現する。
画像形成装置120aは、印刷装置を含んで構成されているMFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成装置として構成されており、ネットワーク130を介して端末装置110から受信した印刷データを出力するネットワークプリンタとして機能する。画像形成装置120bおよび120cは、画像形成装置120aより下位機種であるページプリンタなどの印刷装置であり、画像形成装置120aと同様に、端末装置110から受信した印刷データを出力する。また、これらの画像形成装置120a,120b,120cは、端末装置110の要求に応じて当該画像形成装置が有する出力装置情報を提供する。
MFPとして実装される画像形成装置120aは、プロセッサ、RAM、HDDなどを含んで実装されており、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などのオペレーティング・システム(OS)の制御下で、アセンブラ、C、C++、JAVA(登録商標)、JavaScript(登録商標)などのプログラミング言語で記述されたプログラムを実行し、端末装置110との間でデータ伝送を可能とする。
また、画像形成装置120aは、必要に応じて、Firefox(登録商標)といったブラウザプログラムを実装し、HTML、XHTML、XMLなどのマークアップ言語で記述された構造化文書を使用してデータ共有を行うことができる。さらに、画像形成装置120aは、NETBIOS、NETBIOS over TCP、TCP/IP、WSD、UDPなどのプロトコルで、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)などを使用して端末装置110との間のデータ通信が可能である。
ページプリンタなどの印刷装置として実装される画像形成装置120b、120cは、NETBIOS、NETBIOS over TCP、TCP/IP、WSD、UDPなどのプロトコルで、例えばSNMPなどを使用して端末装置110との間のデータ通信を可能としている。
図2は、本実施形態の端末装置110および画像形成装置120aの機能ブロック図である。以下、図2を参照して画像形成装置120aの機能ブロック200について説明する。なお、画像形成装置120b、120cについては、画像形成装置120aと同様の機能を実装するので、以下、より詳細な説明は省略する。
図2に示す端末装置210は、アプリケーション212と、プリンタドライバ214と、I/F制御部222と、ポートモニタ234とを含んでいる。アプリケーション212は、文書作成や表計算などを行うWordやExcel等のアプリケーションソフトであり、作成したデータをプリンタドライバ214に送付して印刷処理を実行させる。
プリンタドライバ214は、アプリケーション212から印刷指示を受領し、アプリケーション212が作成したデータから、画像形成装置に印刷させる印刷データを生成する機能処理部であり、UI処理部216と、印刷データ生成部218と、出力装置情報取得部220とを含んでいる。
UI処理部216は、アプリケーション212から印刷指示を受領すると、端末装置210の表示装置にユーザ・インタフェース(以下、UIとして参照する。)を表示させ、ユーザが当該UIを使用して選択した印刷すべきデータや当該データの印刷設定情報等を受領して、印刷データ生成部218に渡す。印刷データ生成部218は、例えば、レンダリング処理等の画像処理により、アプリケーション212が作成したデータから印刷データを作成する。出力装置情報取得部220は、画像形成装置240の出力装置情報を取得すべく、I/F制御部222に出力装置情報取得要求を送信して、画像形成装置240から出力装置情報を取得させる。出力装置情報取得部220は、画像形成装置240の出力装置情報を取得するとUI処理部216に渡し、UI処理部216は、当該出力装置情報を基に、画像形成装置240の機器構成に適合したUIを生成する。
I/F制御部222は、出力先のI/Fの切替制御を行う機能処理部であり、I/F判定部224と、印刷データ処理部226と、コマンド処理部228と、テンプレート格納部230とを含んでいる。I/F判定部224は、プリンタドライバ214が要求した処理、例えば、出力装置情報の取得処理や印刷処理等に対して適切なI/Fを判断する。I/F判定部224によるI/Fの判断は、例えば、I/Fが処理可能なデータ量、通信対象であるデータの追加・削除等のデータ拡張性またはデータ通信時の通信速度等のI/Fが有する性能に基づいて行われる。本実施形態では、I/F判定部224は、要求される処理の種類および/または通信データのデータサイズと、これに最適なI/Fとを関連付けて登録されたデータテーブル等を用いて、最適なI/Fを選択することができる。これにより、本発明の端末装置は、送受信されるデータに応じて通信プロトコルを自動的に判断して、通信処理を効率化することができ、端末装置が必要とする画像形成装置の情報を確実に取得することができる。
本実施形態では、I/F制御部222は、プリンタドライバ214がXML、HTML、HXTML等のマークアップ言語で記述された出力装置情報を取得する場合には、I/FとしてWSDを選択する。また、I/F制御部222は、プリンタドライバ214がMIB形式の出力装置情報を取得する場合には、I/FとしてTCP/IPを選択する。
また、I/F制御部222は、プリンタドライバ214がXML、HTML、HXTML等のマークアップ言語で記述された印刷データを送信する場合には、I/FとしてWSDを選択する。さらに、I/F制御部222は、プリンタドライバ214がページ記述言語(PDL)で記述された印刷データを送信する場合には、I/FとしてTCP/IPを選択する。
印刷データ処理部226は、アプリケーション212が印刷処理を要求した場合に、プリンタドライバ214が生成した印刷データに対して、I/F判定部224が選択したI/Fに適したコマンドやデータを追加して印刷データを加工し、データ送受信部232に送信する。本実施形態では、印刷データに追加されるコマンド等は、XMLで記述されたPrintTicket形式やPJL(Printer Job Language)形式のコマンド等である。
コマンド処理部228は、プリンタドライバ214が出力装置情報取得処理を要求した場合に、テンプレート格納部230に格納されている各インタフェースに対応したコマンド形式のテンプレートを使用して、I/F判定部224が選択したI/Fに適切なデータ形式の出力装置情報の取得を要求するコマンド(以下、出力装置情報取得コマンドとして参照する。)を作成する。また、コマンド処理部228は、画像形成装置240から受領した出力装置情報をパースして、プリンタドライバ214が可読なコマンド形式に変換する。本実施形態では、当該テンプレートは、XMLで記述されたWSD Schema形式やMIB形式、PJL形式のコマンドが記述されたテンプレートである。
図3は、本実施形態の端末装置210が生成する出力装置情報取得コマンドの実施形態を示す図である。図3に示す出力装置情報取得コマンド300は、I/FとしてWSDが選択された場合に使用されるコマンドであり、XMLで記述されたWSD Schema形式により記述されている。出力装置情報取得コマンド300は、適切な名前空間により定義された各種のタグを利用して記述されており、出力装置情報の取得要求であることを示す開始タグ<wprt:GetPrinterElementsRequest>および終了タグ</wprt:GetPrinterElementsRequest>の間に取得すべき出力装置情報の値を設定するタグ<wprt:Name>および</wprt:Name>が配置されている。図3に示す実施形態では、端末装置210は、出力装置情報として要求すべき情報識別値を、“PrinterConfiguration”として設定する。なお、“PrinterConfiguration”は、本実施形態では、GUIを生成するための機器構成情報等を指定している。なお、出力装置情報要求には、説明する実施形態以外にも端末装置210が必要とする如何なる情報でも記述することができる。
さらに、図2を参照すると、I/F制御部222は、データ送受信部232を含んでおり、データ送受信部232は、印刷データ処理部226が加工した印刷データや、コマンド処理部228が生成した出力装置情報取得コマンドを、I/F判定部224が選択したI/Fを介して画像形成装置240に送信する。そして、データ送受信部232は、画像形成装置240から出力装置情報を受領し、コマンド処理部228に渡す。データ送受信部232は、I/F判定部224が選択したTCP/IPやWSDなどのプロトコルに準拠したインタフェースにより、端末装置と画像形成装置の間の通信を制御する。
また、データ送受信部232は、I/F判定部224が出力先I/Fとして既存のポートモニタ234を選択した場合に、送信すべきデータを、ポートモニタ234を介して画像形成装置240に送信することができる。例えば、データ送受信部232は、WSDなどの既存のポートモニタを利用してコマンドの転送が可能な場合には、既存のポートモニタを使用することができる。
画像形成装置240は、ホストI/F242と、制御部246と、プリンタエンジン248とを含んでいる。ホストI/F242は、ホストコンピュータである端末装置210とのデータ通信で使用されるインタフェースであり、端末装置210が送信した印刷データや出力装置情報取得コマンドを受領して制御部246に渡し、または、画像形成装置240の出力装置情報を制御部246から受領して端末装置210に送信する。
制御部246は、プリンタエンジン248を制御し、また画像形成装置の出力装置情報を取得・送信する機能処理手段である。制御部246は、ホストI/F242から印刷データを受領すると、プリンタエンジン248を駆動して印刷データを印刷物に出力させる。また、制御部246は、ホストI/F242から出力装置情報取得コマンドを受領すると、画像形成装置240のHDD等の記憶装置(図示せず)に格納された出力装置情報を取得し、出力装置情報をXML等で記述したデータである応答コマンドを生成し、ホストI/F242を介して端末装置210に送信する。本実施形態では、出力装置情報取得コマンドおよび出力装置情報は、適切な名前空間により定義された各種のタグを利用して記述されたXML形式、HTML形式、HXTML形式のテキストファイルを使用して記述することができる。
図4は、本実施形態の情報処理装置である端末装置110が画像形成装置120aから出力装置情報を取得する処理を示したフローチャートである。図4の処理は、ステップS400から開始し、ステップS401でプリンタドライバ214が出力装置情報取得部220を呼び出し、出力装置情報取得部220が、I/F制御部222に対して画像形成装置120aの出力装置情報の取得を要求する。ステップS402では、I/F制御部222のI/F判定部224が当該要求を受領し、出力装置情報の取得に最適な出力先I/Fを決定する。ステップS403では、コマンド処理部228が、テンプレート格納部230に格納されたテンプレートを参照して、ステップS402で選択されたI/Fに適した形式の出力装置情報取得コマンドを作成する。ステップS404では、選択された出力先I/Fを介して出力装置情報取得コマンドを画像形成装置120aに送信する。
ステップS405では、画像形成装置120aのホストI/F242が出力装置情報取得コマンドを受領すると、制御部246が、画像形成装置120aの出力装置情報を取得し、当該出力装置情報を含む応答コマンドをホストI/F242を介して端末装置110に送信する。ステップS406では、端末装置110のI/F制御部222に含まれるデータ送受信部232が、画像形成装置120aから応答コマンドを受信し、コマンド処理部228に渡す。ステップS407では、コマンド処理部228が、受信した応答コマンドをパースして、プリンタドライバ214が解釈可能な形式に変換する。そして、ステップS408では、コマンド処理部228が、変換した応答コマンドをプリンタドライバ214の出力装置情報取得部220に送信し、ステップS409で処理が終了する。
図5は、本実施形態の情報処理装置である端末装置110が画像形成装置120aから出力装置情報を取得する処理のシーケンス図である。出力装置情報の取得処理は、ユーザが端末装置110の表示装置にプリンタドライバ214のプロパティ情報を表示させ、またはプリンタドライバ214が現在保持している出力装置情報を更新することにより開始する。以下、図5を参照して、出力装置情報を取得する処理について説明する。なお、本実施形態では、端末装置110および画像形成装置120aが、TCP/IPおよびWSDで接続されている状態として説明する。
まず、プリンタドライバ214の出力装置情報取得部220が、I/F制御部222に対して出力装置情報取得要求を送信する。I/F制御部222では、I/F判定部224が当該要求を受信する。そして、I/F判定部224は、現在使用可能なインタフェースの中から出力装置情報を取得するのに最適なインタフェースを選択し、判定結果をコマンド処理部228に送信する。本実施形態では、出力装置情報を取得するインタフェースとして、WSDが選択されたとして説明する。
次に、コマンド処理部228が、テンプレート格納部230から、I/F判定部224が出力先I/Fとして選択したインタフェースのテンプレートを参照し、当該出力先I/Fに適した形式の出力装置情報取得コマンドを作成する。そして、コマンド処理部228は、作成した出力装置情報取得コマンドをデータ送受信部232に送信する。
データ送受信部232は、選択されたインタフェースを介して出力装置情報取得コマンドを画像形成装置120aに送信する。画像形成装置120aは、ホストI/F242を介して出力装置情報を含む応答コマンドを端末装置110に送信する。
データ送受信部232は、応答コマンドを受信すると、コマンド処理部228に送信する。そして、コマンド処理部228は、テンプレート格納部230に格納されている該当する出力先I/Fのテンプレートを参照して、応答コマンドをプリンタドライバ214が解釈可能な形式に変換する。さらに、コマンド処理部228は、変換した応答コマンドを出力装置情報取得部220に送信する。
なお、本実施形態では、データ送受信部232が、画像形成装置120aに対してデータの送受信を直接行うが、I/F判定部224が、現在インタフェースとして設定されているポートモニタが最適であると判断した場合には、当該ポートモニタを介して画像形成装置120aとデータ通信を実行してもよい。
図6は、本実施形態の情報処理装置である端末装置110が画像形成装置120aに印刷処理を実行させる処理を示したフローチャートである。図6の処理は、ステップS600で、アプリケーション212が、プリンタドライバ214に対して印刷すべきデータとともに印刷指令を送信することにより開始する。ステップS601では、プリンタドライバ214の印刷データ生成部218が、アプリケーション212から受領したデータに対してレンダリング等の画像処理を実行して印刷データを生成し、I/F制御部222に送信する。
ステップS602では、I/F制御部222のI/F判定部224が印刷データを受信し、印刷データを送信するのに適したインタフェースを選択する。ステップS603では、I/F制御部222の印刷データ処理部226が、ステップS602で選択されたインタフェースが、印刷データを加工する必要のあるインタフェースか否か判断する。
ステップS603の判定で、印刷データを加工する必要のあるインタフェースであると判断された場合(yes)、処理をステップS604に分岐し、印刷データ処理部226は、印刷データを加工してデータ送受信部232に渡す。一方、ステップS603の判定で、印刷データを加工する必要のないインタフェースであると判断された場合(no)、処理をステップS605に分岐し、加工されていない印刷データをデータ送受信部232に送信する。
ステップS606では、I/F制御部222のデータ送受信部232が、選択された出力先I/Fを介して印刷データを画像形成装置120aに送信する。ステップS607では、画像形成装置120aのホストI/F242が印刷データを受領し、制御部246がプリンタエンジン248を駆動して、印刷データから印刷物を出力させ、ステップS608で処理を終了する。
図7は、本実施形態の情報処理装置である端末装置110が画像形成装置120aに印刷処理を実行させる処理のシーケンス図である。以下、図7を参照して、印刷処理を実行する処理について説明する。なお、本実施形態では、端末装置および画像形成装置が、TCP/IPおよびWSDで接続されている状態として説明する。
まず、プリンタドライバ214の印刷データ生成部218が印刷データを作成して、I/F制御部222に送信する。I/F制御部222では、まずI/F判定部224が印刷データを受信し、印刷データを送信するのに最適なインタフェースを選択する。そして、I/F判定部224は、印刷データ処理部226に印刷データを送付するとともに選択されたインフェースを通知する。なお、本実施形態では、TCP/IPが選択されたとする。
次に、印刷データ処理部226が、インタフェースの選択結果により、加工が必要な印刷データを加工して、データ送受信部232に送付する。そして、データ送受信部232は、選択されたインタフェースを介して、印刷データを画像形成装置120aに送信する。なお、本実施形態では、データ送受信部232が、画像形成装置120aに直接印刷データを送信するが、I/F判定部224が、現在インタフェースとして設定されているポートモニタが最適であると判断した場合には、当該ポートモニタを介して画像形成装置120aに印刷データを送信してもよい。
図8は、他の実施形態の情報処理装置である端末装置の機能ブロック図である。なお、図8に示す各機能部には、図2と同様な機能を有するものについては、その符号の下二桁において同一の番号を付している。以下、図2に示す機能ブロック200との相違点を中心に機能ブロック800について説明する。
図8に示す端末装置810は、図2に示す実施形態と同様に、アプリケーション812と、プリンタドライバ814と、I/F制御部822と、ポートモニタ834とを含んでおり、さらに、ドライバ作成部836を含んでいる。
ドライバ作成部836は、画像形成装置840からプリンタドライバを作成するために必要な情報、例えば、画像形成装置840の機器構成情報、排他情報、機能情報などの出力装置情報を取得し、これらの情報を使用してプリンタドライバ814を作成し、端末装置810にインストールするモジュールである。ドライバ作成部836は、I/F制御部822により、端末装置810および画像形成装置840が接続されているインタフェースから各種処理(例えば、画像形成装置の出力装置情報取得処理等)に最適なインタフェースを選択し、データの送受信を行うことが可能である。
より詳細には、ドライバ作成部836は、ネットワーク130を介して画像形成装置840に出力装置情報を要求し、画像形成装置840から出力装置情報を取得する。そして、画像形成装置840のプリンタ設定情報であるGPD(Generic Printer Description)ファイル等を作成して出力装置情報を記述する。
GPDファイルとは、Windows(登録商標)2000およびWindows(登録商標)XP、VistaなどのWindows(登録商標)シリーズのOSで、OSが標準的に備えている汎用的なプリンタドライバであるUniversal Printer Driverを使用して印刷処理を行う場合に使用されるDLL(Dynamic Link Library)ファイルとして実装される。GPDファイルには、画像形成装置がホストコンピュータである端末装置に対して、プリンタ設定情報として機能するデータ構造体であるDEVMODEを設定するための情報が登録され、汎用的なプリンタドライバをカスタマイズして印刷処理を実行するのに使用される。DEVMODEは、Windows(登録商標)系のOSで使用されるデータ構造体であり、端末装置810のレジストリに登録される。
また、他の実施形態では、例えば、UNIX(登録商標)やLINUX(登録商標)では、プリンタ設定情報として、printerinfo.txtなどを使用することもできる。説明する他の実施形態でOSとしてUNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などを使用する場合には、MFPには、printerinfo.txtを設定するための情報を登録しておくことができる。
ドライバ作成部836は、GPDファイルを基にドライバパッケージを生成する。ドライバパッケージには、DEVMODE構造体およびプリンタ動作のために必要な、例えばDLLなどのライブラリファイルが含まれる。そして、ドライバ作成部836は、図8に示すように、ドライバパッケージを端末装置810にインストールする。本実施形態では、ドライバ作成部836がドライバパッケージをインストールするが、OSのAPI関数を使用してドライバパッケージを端末装置810にインストールしてもよい。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…プリントシステム、110…端末装置、120a,120b,120c…画像形成装置、130…ネットワーク、210…端末装置、212…アプリケーション、214…プリンタドライバ、216…UI処理部、218…印刷データ生成部、220…出力装置情報取得部、222…I/F制御部、224…I/F判定部、226…印刷データ処理部、228…コマンド処理部、230…テンプレート格納部、232…データ送受信部、234…ポートモニタ、240…画像形成装置、242…ホストI/F、246…制御部、プリンタエンジン248、810…端末装置、812…アプリケーション、814…プリンタドライバ、816…UI処理部、818…印刷データ生成部、820…出力装置情報取得部、822…I/F制御部、824…I/F判定部、826…印刷データ処理部、828…コマンド処理部、830…テンプレート格納部、832…データ送受信部、834…ポートモニタ、836…ドライバ作成部、840…画像形成装置、842…ホストI/F、846…制御部、プリンタエンジン848
特開2005−215954号公報

Claims (11)

  1. ネットワークを介して接続された画像形成装置に対し印刷を指令する情報処理装置であって、前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置に印刷させる印刷データを作成するプリンタドライバと、
    前記プリンタドライバと前記画像形成装置との通信で使用されるインタフェースを制御するインタフェース制御手段とを含み、
    前記インタフェース制御手段が、前記通信で転送されるデータに応じて前記インタフェースを切り替える、情報処理装置。
  2. 前記プリンタドライバは、
    前記画像形成装置から前記ネットワークを介して前記画像形成装置の出力装置情報を取得する出力装置情報取得手段と、
    前記出力装置情報からプリンタ設定情報を生成するプリンタ設定情報生成手段と、
    前記プリンタ設定情報に基づいて、プリンタドライバを作成するプリンタドライバ作成手段とを含み、
    前記インタフェース制御手段は、前記プリンタドライバ作成手段が作成したプリンタドライバと前記画像形成装置との通信で使用されるインタフェースの制御を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置および前記画像形成装置は、WSDおよびTCP/IPで接続されており、
    前記インタフェース制御手段は、前記プリンタドライバが、マークアップ言語で記述された出力装置情報を取得する場合にはWSDをインタフェースとして使用し、MIB形式の出力装置情報を取得する場合にはTCP/IPをインタフェースとして使用するように制御する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置および前記画像形成装置は、WSDおよびTCP/IPで接続されており、
    前記インタフェース制御手段は、前記プリンタドライバが、マークアップ言語で記述された印刷データを送信する場合にはWSDをインタフェースとして使用し、ページ記述言語で記述された印刷データを送信する場合にはTCP/IPをインタフェースとして使用するように制御する、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記マークアップ言語には、XML、HTML、HXTMLが含まれる請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. ネットワークを介して接続された画像形成装置に対し印刷を指令する情報処理装置が実行可能なプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置を、
    前記画像形成装置に印刷させる印刷データを作成するプリンタドライバと、
    前記プリンタドライバと前記画像形成装置との通信で使用されるインタフェースを制御し、前記通信で転送されるデータに応じて前記インタフェースを切り替えるインタフェース制御手段と
    として機能させる、プログラム。
  7. 前記プリンタドライバは、
    前記画像形成装置から前記ネットワークを介して前記画像形成装置の出力装置情報を取得する出力装置情報取得手段と、
    前記出力装置情報からプリンタ設定情報を生成するプリンタ設定情報生成手段と、
    前記プリンタ設定情報に基づいて、プリンタドライバを作成するプリンタドライバ作成手段とを含み、
    前記インタフェース制御手段は、前記プリンタドライバ作成手段が作成したプリンタドライバと前記画像形成装置との通信で使用されるインタフェースの制御を行う、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記情報処理装置および前記画像形成装置は、WSDおよびTCP/IPで接続されており、
    前記インタフェース制御手段は、前記プリンタドライバが、マークアップ言語で記述された出力装置情報を取得する場合にはWSDをインタフェースとして使用し、MIB形式の出力装置情報を取得する場合にはTCP/IPをインタフェースとして使用するように制御する、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記情報処理装置および前記画像形成装置は、WSDおよびTCP/IPで接続されており、
    前記インタフェース制御手段は、前記プリンタドライバが、マークアップ言語で記述された印刷データを送信する場合にはWSDをインタフェースとして使用し、ページ記述言語で記述された印刷データを送信する場合にはTCP/IPをインタフェースとして使用するように制御する、請求項7に記載のプログラム。
  10. 前記マークアップ言語には、XML、HTML、HXTMLが含まれる請求項8または9に記載のプログラム。
  11. 請求項6〜10のいずれか1項に記載されたプログラムを記録したコンピュータ可読な記録媒体。
JP2009165555A 2009-07-14 2009-07-14 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体 Pending JP2011022695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009165555A JP2011022695A (ja) 2009-07-14 2009-07-14 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009165555A JP2011022695A (ja) 2009-07-14 2009-07-14 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011022695A true JP2011022695A (ja) 2011-02-03

Family

ID=43632732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009165555A Pending JP2011022695A (ja) 2009-07-14 2009-07-14 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011022695A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016224731A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016224731A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5654806B2 (ja) サーバシステムとプリント装置及びそれらを有するネットワーク印刷システムとそれらにおける方法
US9069504B2 (en) Printing apparatus and method for increasing storage area
US8780388B2 (en) Printing apparatus, server, printing system, control method for printing apparatus, and storage medium storing control program therefor
JP6331910B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP5995525B2 (ja) システム、画像形成装置、サーバー及びその制御方法
JP7186815B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム及び方法
JP2007328558A (ja) データ処理装置、データ処理システム、データ処理装置の制御方法、データ変換機能付加方法、プログラム及び記録媒体
US9311036B2 (en) Data processing system and method of data processing
JP2024097847A (ja) プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法
JP2013073369A (ja) 印刷制御システム、印刷制御方法、画像処理装置、及び印刷制御プログラム
JP6074165B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2010181948A (ja) ネットワークプリントシステム、サーバ装置、方法、およびプログラムならびに記録媒体
US8861008B2 (en) Bidirectional communication technique between an information processing apparatus and an image processing apparatus
US8218166B2 (en) Print processing system and print processing method
JP5919925B2 (ja) プログラム、情報処理装置、記憶媒体
JP2011022695A (ja) 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体
JP2017117286A (ja) 画像形成システムおよび画像形成方法
JP6248594B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、処理方法、および制御プログラム
US20110235092A1 (en) Systems and methods for print job scheduling
JP2015001866A (ja) 印刷画像処理システム及びプログラム
JP4973821B1 (ja) 印刷制御装置およびプログラム
US10817233B2 (en) Printing computing device for operating a multi-function printing device
JP4635821B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2008097190A (ja) 通信中継装置、通信中継方法、プログラム、電子機器
JP2005108237A (ja) 異なる種類の画像形成装置が同じ種類の装置として作動するのを可能にするシステム及び方法