JP2011016464A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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英明 菅沼
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Abstract

【課題】自車の空気抵抗変化が変化した場合であっても適切な運転スケジュールの設定が可能であり、バッテリ充電量の過不足の発生を防止することが可能なハイブリッド車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】目的地までの経路状況に応じてモータとエンジンの使用割合である運転スケジュールを設定する運転スケジュール設定手段30を備えたハイブリッド車両の制御装置1において、自車の空気抵抗変化状態を検出する空気抵抗変化状態検出手段61〜65を設け、検出された空気抵抗変化状態を考慮して、必要な走行パワーを算出する。これにより、例えば、窓開度の変化、ルーフキャリアの装着状態などの空気抵抗変化状態を考慮して、運転スケジュールを設定することが可能となり、バッテリ充電量の過不足の発生を防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の走行パワーを発生させるエンジンとモータを備えたハイブリッド車両の制御装置に関するものである。
ハイブリッド車両は、燃費性能が重要視されており、バッテリの使用可能な電力を効率よく消費できるようにエンジンとモータとの使用割合の変更を行っている(例えば、特許文献1参照)。このようなハイブリッド車両では、エンジンのみによる走行、モータのみによる走行、エンジンおよびモータによる走行を状況に応じて切り替えることで、消費燃料の低減を図っている。
また、特開2007−269210号公報(特許文献2)には、運転者による運転操作以外の燃費を悪化させる要因について運転操作とは切り分けて情報提供する車両用情報提供装置が開示されている。この特許文献2に記載の車両用情報提供装置は、定常的な走行抵抗の増加を検出する検出手段を備え、この検出手段によって定常的な走行抵抗の増加が検出されたとき、運転者に上記燃費改善のための情報を提供している。この車両用情報提供装置では、走行抵抗を加速抵抗、空気抵抗、引きずり抵抗などに細分化して検出し、走行抵抗の要因を運転者に情報提供している。
特開2008−87516号公報 特開2007−269210号公報
車体の空気抵抗は、例えば、ルーフキャリアの装着、エアロパーツの装着、窓の開閉などに起因して変更する。しかしながら、上記特許文献に記載の技術では、空気抵抗変化により燃費が変化することを考慮していないため、エンジンとモータの使用割合である運転スケジュールが適切に設定されず、バッテリ充電量の過不足が発生するおそれがあった。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、自車の空気抵抗変化により燃費性能が変化した場合であっても適切な運転スケジュールの設定が可能であり、バッテリ充電量の過不足の発生を防止することが可能なハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。
本発明によるハイブリッド車両の制御装置は、車両の走行パワーを発生させるエンジンとモータを備えたハイブリッド車両の制御装置において、目的地までの経路を設定する経路設定手段と、経路設定手段によって設定された経路を走行する場合に必要な走行パワーである必要走行パワー算出する必要走行パワー算出手段と、自車の空気抵抗変化状態を検出する空気抵抗変化状態検出手段と、必要走行パワー算出手段によって算出された必要走行パワー、空気抵抗変化状態検出手段によって検出された空気抵抗変化状態、及び、バッテリの充電量に基づいて、エンジンとモータの使用割合である運転スケジュールを設定する運転スケジュール設定手段と、を備えることを特徴としている。
このようなハイブリッド車両の制御装置は、目的地までの経路状況に応じてモータとエンジンの使用割合である運転スケジュールを設定する運転スケジュール設定手段を備えたハイブリッド車両の制御装置において、自車の空気抵抗変化状態を検出する空気抵抗変化状態検出手段を備える構成であるため、空気抵抗変化状態を取得して、取得された空気抵抗変化状態を考慮して、必要走行パワーを算出し補正することができ、適切な運転スケジュールを設定することができる。これにより、空気抵抗変化によって燃費が変化した場合であっても、空気抵抗変化に応じて運転スケジュールを設定することが可能となるため、バッテリ充電量の過不足の発生を防止することができる。
また、空気抵抗変化状態検出手段は、窓の開閉状態を検出することで、空気抵抗変化状態を検出することが好ましい。これにより、運転スケジュール設定手段は、窓の開閉状態に起因する空気抵抗の増減を反映して、運転スケジュールを設定することができる。また、空気抵抗変化状態検出手段は、空気抵抗変化状態として、例えば、サンルーフの開閉状態、ウインドウバイザーの取り付けの有無などを検出してもよい。
また、空気抵抗変化状態検出手段は、ルーフキャリアの装着の有無を検出することで、空気抵抗変化状態を検出することが好適である。これにより、運転スケジュール設定手段は、ルーフキャリアに起因する空気抵抗の増減を反映して、運転スケジュールを設定することができる。
また、空気抵抗変化状態検出手段は、エアロパーツの装着の有無を検出することで、空気抵抗変化状態を検出することが好ましい。これにより、運転スケジュール設定手段は、エアロパーツに起因する空気抵抗の増減を反映して、運転スケジュールを設定することができる。
本発明のハイブリッド車両の制御装置によれば、自車の空気抵抗変化により燃費性能が変化した場合であっても適切な運転スケジュールの設定が可能であり、バッテリ充電量の過不足の発生を防止することが可能となる。
本実施の形態に係るハイブリッド車両の制御装置の構成図である。 学習データ管理システムの概略構成図である。 ハイブリッド車両の制御装置における空気抵抗変化の演算処理の流れを示すフローチャートである。 ハイブリッド車両の制御装置における空気抵抗変化の演算処理の流れを示すフローチャートである。 空気抵抗変化演算用テーブルの一例を示す図である。 ハイブリッド車両の制御処理における走行パワーの学習制御処理の流れを示すフローチャートである。 学習単位距離及び学習データの一例を示す図である。 HV−ECUにおける処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係るハイブリッド車両の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、本発明に係るハイブリッド車両を、ナビゲーションシステムと協調して制御を行うプラグイン方式のハイブリッド車両に適用する。本実施の形態に係るハイブリッド車両は、電気走行(以下、EV[Electric Vehicle]走行と記載)とハイブリッド走行(以下、HV[Hybrid Vehicle]走行と記載)との切り替えができ、EV走行用(プラグイン)とHV走行用の2つのバッテリを備えている。また、本実施の形態に係るハイブリッド車両は、ナビゲーションシステムで目的地までの経路が設定されている場合、その経路におけるEV/HV走行モードの切替計画を示す走行計画(運転スケジュールに相当)に基づいてEV走行とHV走行との切り替えを行う。特に、本実施の形態では、ナビゲーションシステムで目的地までの経路が設定されている場合のハイブリッド車両におけるEV/HV走行モードの切り替え制御について詳細に説明する。
本実施の形態に係るハイブリッド車両について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係るハイブリッド車両の制御装置の構成図である。ハイブリッド車両は、エンジン(図示せず)とモータ(図示せず)を備えている。ハイブリッド車両では、EV走行モードの場合、エンジンからモータを切り離してモータのみで走行する。また、ハイブリッド車両では、HV走行モードの場合、エンジンとモータで走行し、エンジンがメインの駆動源であり、モータがアシストする。
ハイブリッド車両の制御装置1では、車両停止時に、ナビゲーションシステムで目的地が設定され、目的地までの経路が設定されている場合、その経路におけるEV/HV走行モードの切り替えを計画した走行計画と目的地でバッテリの使用可能な電力を全て消費するためのバッテリ消費計画を立案する。制御装置1では、走行中に、バッテリの実際の消費量がバッテリ消費計画から乖離した場合、目的地でバッテリの使用可能な電力を全て消費できるように、走行計画及びバッテリ消費計画を修正する。制御装置1では、実際の走行パワーの変化が閾値以上である場合に走行モードを切り替える。また、制御装置1では、自車の空気抵抗変化状態を検出し、空気抵抗変化を考慮して実際の消費エネルギを算出(学習)すると共に必要走行パワーを予測する。
図1に示すように、制御装置1構成(特に、EV/HV走行モードの切り替え制御に関するもの)は、HV走行用バッテリ10、EV走行用バッテリ11、HV走行用バッテリセンサ20、EV走行用バッテリセンサ21、HV−ECU[Electronic Control Unit]30及びナビゲーションシステムのナビECU40などからなるHV−ECU30とナビECU40とは、CAN[Controller Area Network]で通信を行っている。
HV走行用バッテリ10は、HV走行モードの場合に使用されるバッテリであり、モータの回生による充電が可能である。HV走行用バッテリ10は、使用可能な下限が規定されており、常に、数10%以上の残電力量が確保されている。したがって、HV走行時には、HV走行用バッテリ10の一部の電力しか消費できない。
EV走行用バッテリ11は、EV走行モードの場合に使用されるバッテリであり、モータの回生による充電の他に外部電源からの充電が可能である。EV走行用バッテリ11は、使用可能な下限がなく、0%になるまで消費可能である。したがって、EV走行時には、EV走行用バッテリ11の全ての電力を消費できる。
HV走行用バッテリセンサ20は、HV走行用バッテリ10の充電量(残電力量)を検
出するセンサである。HV走行用バッテリセンサ20では、一定時間毎に、HV走行用バ
ッテリ10の充電量を検出し、その検出値をHV−ECU30に送信する。
EV走行用バッテリセンサ21は、EV走行用バッテリ11の充電量を検出するセンサ
である。EV走行用バッテリセンサ21では、一定時間毎に、EV走行用バッテリ11の
充電量を検出し、その検出値をHV−ECU30に送信する。
ナビECU40は、ナビゲーションシステムを統括制御する電子制御ユニットである。ナビECU40は、目的地設定部41、現在位置算出部42、空気抵抗変化量演算部43、EV走行可能距離予測部44、走行パワー学習部45、地図DB51、学習DB52、走行履歴DB53、空気抵抗情報DB54を有する。
目的地設定部41は、操作者による入力操作に基づいて目的地を設定する。現在位置算出部42は、一定時間毎に、GPS衛星から受信したGPS信号や各種センサで検出した検出値及び地図DB51に格納されている各種地図データに基づいて、自車両の現在位置や走行方向を検出する。目的地設定部41は、現在位置から目的地までの案内経路を設定する。
空気抵抗変化量演算部43は、自車両の空気抵抗の変化状態を演算するものである。詳しくは後述する。EV走行可能距離予測部44は、バッテリ充電量(SOC)、目的地までの経路状況、自車両の空気抵抗変化状態に基づいて、EV走行が可能な距離を算出(予測)するものである。走行パワー学習部45は、実際に消費した消費エネルギを算出、学習するものである。
地図DB51は、各種地図データを記憶する記憶手段である。学習DB52は、実際に消費した消費エネルギを記憶する記憶手段である。走行履歴DB53は、自車両の走行履歴を記憶する記憶手段である。空気抵抗情報DB54は、空気抵抗を算出する際に必要なデータを記憶する記憶手段である。
ここで、ハイブリッド車両の制御装置1は、エアロパーツ装着判定部61、ルーフキャリア装着判定部62、パワーウインドウ制御部(ウインドウECU)63、サンルーフ制御部(サンルーフECU)64、ウインドウバイザー状態判定部65、ボディ形状変化演算部71、窓開度情報集約部72を備える。これらのエアロパーツ装着判定部61、ルーフキャリア装着判定部62、パワーウインドウ制御部63、サンルーフ制御部64、ウインドウバイザー状態判定部65は、本発明の空気抵抗変化状態検出手段として機能するものである。
エアロパーツ装着判定部61は、エアロパーツの装着状態を検出する。例えば、運転者による操作入力に基づいて、エアロパーツの装着状態を検出する。エアロパーツ装着判定部61は、エアロパーツの装着状態に関する情報を、ボディ形状変化演算部71に送信する。
ルーフキャリア装着判定部62は、ルーフキャリアの装着状態を検出する。例えば、運転者による操作入力に基づいて、ルーフキャリアの装着状態を検出する。ルーフキャリア装着判定部62は、ルーフキャリアの装着状態に関する情報を、ボディ形状変化演算部71に送信する。
パワーウインドウ制御部63は、各窓の開閉動作を制御する制御手段として機能するものである。パワーウインドウ制御部63は、各窓の開度に関する情報を、窓開度情報集約部72に送信する。
サンルーフ制御部64は、サンルーフの開閉動作を制御する制御手段として機能するものである。サンルーフ制御部64は、サンルーフの開度に関する情報を、窓開度情報集約部72に送信する。
ウインドウバイザー状態判定部65は、ウインドウバイザーの装着状態を検出する。例えば、運転者による操作入力に基づいて、ウインドウバイザーの装着状態を検出する。ルーフキャリア装着判定部62は、ウインドウバイザーの装着状態に関する情報を、窓開度情報集約部72に送信する。
ボディ形状変化演算部71は、エアロパーツ装着状態、ルーフキャリア装着状態を考慮して、ボディ形状の変化を演算する。ボディ形状変化演算部71は、エアロパーツの装着状態、ルーフキャリアの装着状態に対応した演算用テーブルを参照し、前面投影面積変化量、Cd値(空気抵抗係数)変化量を演算する。
窓開度情報集約部72は、各座席の窓の開度情報、サンルーフの開度情報、ウインドウバイザーの装着状態を考慮して、自車の空気抵抗変化(前面投影面積及びCd値)を演算する。
ナビECU40の空気抵抗変化量演算部43は、ボディ形状変化演算部71及び窓開度情報集約部72と協動して、自車の空気抵抗変化(前面投影面積及びCd値)を演算する。EV走行可能距離予測部44は、空気抵抗変化を考慮して、EV走行が可能な距離を補正する。
図2は、学習データ管理システムの概略構成図である。図2に示す学習データ管理システムでは、経路状況にひもづいた必要走行パワー学習情報を収集する管理センターが設定されている。学習データ管理システムの管理センターには、収集された各種情報を管理するサーバ80(以下、「センターサーバ」という。)が設けられている。センターサーバ80は、演算処理を行うCPU、記憶部となるROM及びRAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。また、センターサーバ80は、通信ネットワークに接続され、制御装置1を備えた車両(自車A、他車B,C)と通信可能な構成とされている。
センターサーバ80は、地図データを記憶する地図DB81、上記学習情報を記憶する学習DB82、渋滞情報を記憶する渋滞情報DB83を有する。センターサーバ30では、車両A〜Cから情報を取得する。車両A〜CのナビECU40は、センターサーバ30から情報を取得し、取得した情報に基づいて、必要走行パワーを算出することができる。
HV−ECU30は、CPU[Central ProcessingUnit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなる電子制御ユニットである。HV−ECU30では、ROMに保持されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することによって計画立案処理(必要走行パワー算出処理、運転スケジュール設定処理)、計画修正処理、走行モード切替処理などを行う。HV−ECU30では、各センサ20,21から検出情報を受信するとともに、ナビECU40から各種情報を受信する。そして、HV−ECU30では、これらの取得した情報に基づいて各処理を実行し、エンジンとモータを制御する。
計画立案処理では、HV−ECU30は学習した経路の走行パワーから走行計画を設定する。HV−ECU30は、空気抵抗変化状態を考慮して、学習した経路の走行パワーを補正し、補正後の走行パワーに基づいて、高パワー区間と低パワー区間とを設定する。高パワー区間はHV走行区間に設定され、低パワー区間はEV走行区間に設定され、経路における走行計画(エンジンとモータの使用割合)が設定される。ただし、目的地にてバッテリの充電量が余ると予想される場合には、高パワー区間の一部をEV走行区間と設定し、目的地にてバッテリの充電量が不足すると予想される場合には、低パワー区間の一部もHV走行区間と設定する。
HV−ECU30では、設定した走行計画に基づいて、バッテリの使用可能な電力を目的地で消費し切るようなバッテリ消費計画を算出する。HV−ECU30では、自車の空気抵抗変化情報(窓開度、キャリアルーフ装着状態)を考慮してバッテリ消費計画を算出する。HV−ECU30は、現在の車両の「空気抵抗変化状態」を考慮して、「学習した走行パワー」を補正する。例えば、窓開度が大きい場合には、窓開度が小さい場合と比較して、消費電力量が増えバッテリ消費が早くなる。また、キャリアルーフを装着している場合には、キャリアルーフを到着していない場合と比較して、消費電力量が増えバッテリ消費が早くなる。そのため、空気抵抗変化情報を考慮して、「学習した走行パワー」を補正することで、適切な走行計画を設定する。
ここでは、走行計画におけるHV走行モードのときの消費電力量を予測算出するとともにEV走行モードのときの消費電力量を予測算出し、バッテリの使用可能な電力量からその消費電力量を減算していったものをバッテリ消費計画とする。ただし、ある走行区間においてモータで回生すると予測される場合、その回生電力量を予測算出し、その回生電力量を加算する。このように、バッテリ消費計画は、経路において走行計画に従ってEV/HV走行モードで走行した場合にバッテリに充電されている電力の消費を予測した計画である。
HV−ECU30では、設定した走行計画に基づいてバッテリ消費計画を算出したが、バッテリの使用可能な電力を目的地で使い切れない場合、バッテリの使用可能な電力を目的地で使い切るように、HV走行モードとなっている制御区間のうち一部の制御区間をEV走行モードに変更した走行計画を再設定し、その走行計画に基づいてバッテリ消費計画を再算出する。
HV−ECU30では、設定した走行計画に基づいてバッテリ消費計画を算出したが、バッテリの使用可能な電力を目的地前で消費し切る場合、バッテリの使用可能な電力を目的地で使い切るように、EV走行モードとなっている区間のうち一部の区間をHV走行モードに変更した走行計画を再設定し、その走行計画に基づいてバッテリ消費計画を再算出する。このように、HV−ECU30では、バッテリの使用可能な電力を目的地で消費し切るように、バッテリ消費計画と走行計画を立案する。
なお、バッテリの使用可能な電力量は、出発時のHV走行用バッテリセンサ20で検出されたHV走行用バッテリ10の充電量と使用可能な下限量との差の量とEV走行用バッテリセンサ21で検出されたEV走行用バッテリ11の充電量の全ての量とを加算した電力量である。したがって、HV−ECU30では、バッテリ走行計画を算出する前に、HV走行用バッテリセンサ20からHV走行用バッテリ10の充電量を取得するとともに、EV走行用バッテリセンサ21からEV走行用バッテリ11の充電量を取得し、2つのバッテリ10,11を合わせて使用可能な電力量を算出しておく。
HV−ECU30では、走行計画及びバッテリ消費計画が決定すると、ドライバへ走行計画に従ってハイブリッド制御を行うことを音声出力や画面表示などで通知する。
計画修正処理について説明する。車両が走行開始すると、HV−ECU30では、一定時間毎に、HV走行用バッテリセンサ20からHV走行用バッテリ10の充電量を取得するとともに、EV走行用バッテリセンサ21からEV走行用バッテリ11の充電量を取得し、その各時点での2つのバッテリ10,11を合わせた残電力量を算出する。また、HV−ECU30では、一定時間毎に、ナビECU40から現在位置情報を取得する。
そして、HV−ECU30では、一定時間毎に、現在位置におけるバッテリ消費計画の電力量とバッテリ10,11での実際の残電力量とを比較し、その差の絶対値が乖離閾値以上であるか否かを判定する。乖離閾値は、バッテリ走行計画の電力量と実際の残電力量とが乖離しているか否かを判定するための閾値であり、実験などで予め設定される。
実際の残電力量がバッテリ消費計画の電力量よりも乖離閾値以上多くなった場合、目的地でバッテリの使用可能な電力を消費することができないと予測され、燃費が悪化する。そこで、HV−ECU30では、バッテリの使用可能な電力を目的地で使い切るように、HV走行モードとなっている制御区間のうち一部の区間をEV走行モードに変更した走行計画に修正し、その走行計画に基づいてバッテリ消費計画を再算出する。例えば、制御区間の途中で、最初に立案したバッテリ消費計画の電力量よりも実際の残電力量が多くなり(回生で予測より多く充電された)、目的地でバッテリの電力が余るので、次の高パワー区間の半分程度の区間をHV走行モードからEV走行モードに変更した走行計画に修正し、消費電力量を多くする。
バッテリ消費計画の電力量が実際の残電力量よりも乖離閾値以上多くなった場合、目的地前にバッテリの使用可能な電力を消費すると予測される。そこで、HV−ECU30では、バッテリの使用可能な電力を目的地で使い切るように、EV走行モードとなっている制御区間のうち一部の区間をHV走行モードに変更した走行計画に修正し、その走行計画に基づいてバッテリ消費計画を再算出する。例えば、制御区間の途中で、バッテリ消費計画の電力量よりも実際の残電力量が少なくなり、当該制御区間でバッテリの電力を使い切るので、当該低パワー区間の途中からの区間をEV走行モードからHV走行モードに変更した走行計画に修正し、消費電力量を少なくする。
走行モード切替処理について説明する。HV−ECU30は、学習した経路の走行パワーに応じて、走行モードの切り替えを行う。HV−ECU30は、EV走行モードからHV走行モードへの切り替え、又は、HV走行モードからEV走行モードへの切り替えを行う。そして、HV−ECU30では、EV走行モードに切り替えた場合にはモータのみを制御し、HV走行モードに切り替えた場合にはエンジン及びモータを制御する。
次に、ハイブリッド車両の制御装置1における動作について説明する。図3及び図4は、ハイブリッド車両の制御装置における空気抵抗変化の演算処理の流れを示すフローチャートである。
図3を参照して、窓開度に対応した空気抵抗変化の演算処理の流れについて説明する。まず、ステップ1では、窓開度情報集約部72は、パワーウインドウ制御部63から出力された信号を受信して各窓の開度に関する情報を取得する。また、窓開度情報集約部72は、サンルーフ制御部64から出力された信号を受信してサンルーフの開度に関する情報を取得する。また、窓開度情報集約部72は、ウインドウバイザー状態判定部65から出力された信号を受信してウインドウバイザーの状態に関する情報を取得する。
続くステップ2では、窓開度情報集約部72、空気抵抗変化量演算部43は、各窓の開度、サンルーフの開度、ウインドウバイザーの状態に対応した空気抵抗変化量を演算する。ナビECU40の空気抵抗情報DB54には、各窓の開度、サンルーフの開度、ウインドウバイザーの状態に対応した空気抵抗変化演算用のテーブルが記憶されている。このテーブルは車種ごとに異なるものである。窓開度情報集約部72、空気抵抗変化量演算部43は、空気抵抗変化演算用テーブルを引用して、前面投影面積変化量、Cd値(空気抵抗係数)変化量を演算する。現在の自車の空気抵抗に関するデータは、例えば、空気抵抗情報DB54に保存される。
図4を参照して、ルーフキャリアの装着状態に対応した空気抵抗変化の演算処理の流れについて説明する。まず、ステップ11では、ボディ形状変化演算部71は、ルーフキャリア装着判定部62から出力された信号を受信してルーフキャリアの装着に関する情報を取得する。また、ボディ形状変化演算部71は、エアロパーツ装着判定部61から出力された信号を受信してエアロパーツの装着に関する情報を取得する。例えば、タッチ入力可能な画像表示装置(タッチパネル)を用いて、操作者にルーフキャリアやエアロパーツのタイプを入力させることで、ルーフキャリアやエアロパーツの装着の有無、装着されたルーフキャリアやエアロパーツの仕様などの情報を取得することができる。また、スイッチ入力などにより、装着状態を判定してもよい。
続くステップ12では、ボディ形状変化演算部71、空気抵抗変化量演算部43は、ルーフキャリアやエアロパーツの装着状態に対応した空気抵抗変化量を演算する。ナビECU40の空気抵抗情報DB54には、ルーフキャリアのタイプ、エアロパーツのタイプに対応した空気抵抗変化演算用のテーブルが記憶されている。例えば、車両メーカー純正キャリアの空気抵抗変化に関するデータが記憶されている。
図5は、空気抵抗変化演算用テーブルの一例を示す図である。図5では、ルーフキャリアを装着した場合の前面投影面積変化量、Cd値変化量を示している。例えば、ルーフキャリアAを装着した場合には、装着していない場合と比較して、前面投影面積が0.5[m]増加し、Cd値が0.5ポイント悪化する。ボディ形状変化演算部71、空気抵抗変化量演算部43は、空気抵抗変化演算用テーブルを引用して、前面投影面積変化量、Cd値(空気抵抗係数)変化量を演算する。
次に、図6及び図7を参照して、走行パワーの学習制御の流れについて説明する。図6は、ハイブリッド車両の制御処理における走行パワーの学習制御処理の流れを示すフローチャート、図7は、学習単位距離及び学習データの一例を示す図である。
まず、ステップ21では、ナビECU40の走行パワー学習部45は、自車が走行中であるか否かを判定する。例えば、車輪速センサからの情報、自車の現在位置の変化などに基づいて、自車が走行中であるか否かを判定する。走行中である場合には、ステップ22に進み、走行中ではない場合には、走行パワーの学習制御処理を終了する。
ステップ22では、走行パワー学習部45は、学習単位距離を走行中であるか否かを判定する。例えば、自車の現在位置を検出し、地図DB51の地図データを参照して、学習単位距離に対応する走行区間を走行中であるか否かを判定する。地図DB51には、予め、学習単位距離に関する情報が記憶されている。学習単位距離は、自車の実際の消費エネルギを学習する際の単位となるものであり、任意に設定される。走行パワー学習部45は、自車が学習単位距離を走行している場合には、ステップ23に進み、自車が学習単位距離を走行していない場合には、走行パワーの学習制御処理を終了する。
ステップ23では、走行パワー学習部45は、空気抵抗変化量演算部43によって算出された自車の現在の空気抵抗(前面投影面積変化量、Cd値変化量)を読み出す。ステップ24では、走行区間に必要な走行パワーを学習DB52に格納する。走行パワー学習部45は、学習単位距離に対応する走行区間を走行したときの実際の消費走行パワーを算出し、空気抵抗変化量による影響を補正して、「学習した走行パワー」として記憶する。例えば、窓開度0のときの値に正規化して格納する。
図7では、道路上の地点P1から地点P2までが、学習単位距離(a区間)と設定されている。そして、a区間の学習単位距離を走行した場合の実際の走行パワーを、空気抵抗変化量による影響を補正した走行パワーX[kws]が、「学習した走行パワー」として記憶される。同様に、地点P2から地点P3までが、学習単位距離(b区間)と設定され、地点P3から地点P4までが、学習単位距離(c区間)と設定されている。そして、b区間の学習単位距離を走行した場合の実際の走行パワーを、空気抵抗変化量による影響を補正した走行パワーY[kws]が、「学習した走行パワー」として記憶され、c区間の学習単位距離を走行した場合の実際の走行パワーを、空気抵抗変化量による影響を補正した走行パワーZ[kws]が、「学習した走行パワー」として記憶される。
ステップ25では、学習データをセンターサーバ80にアップロードし、走行パワーの学習制御処理を終了する。そして、センターサーバ30は、受信した情報を地図DB81、学習DB82に記憶する。
次に、図8を参照して、ハイブリッド車両の制御装置1におけるナビゲーションシステムで目的地までの経路が設定されている場合のEV/HV走行モードの切り替え制御の動作の流れを説明する。特に、HV−ECU30の処理の流れについては図8のフローチャートに沿って説明する。図8は、HV−ECUにおける処理の流れを示すフローチャートである。
車両停止中に、ドライバなどによって目的地が設定された場合、ナビECU40では、地図DB51に記憶されている各種データに基づいて目的地までの経路を算出し、その経路情報(地図データの勾配情報も含む)をHV−ECU30に送信する。HV−ECU30では、その経路情報を受信する(S31)。
また、HV−ECU30は、車両情報を取得する(S31)。ナビECU40は、空気抵抗情報DB54に記憶されている空気抵抗変化状態に関する情報をHV−ECU30に送信する。HV−ECU30は、その空気抵抗変化状態に関する情報を含む車両情報を受信する。
HV−ECU30は、走行パワーに関する情報を取得する(S32)。ナビECU40は、学習DB52に記憶されている、学習した経路の走行パワーに関する情報(以下、「必要走行パワー学習情報」という。)をHV−ECU30に送信する。HV−ECU30は、その必要走行パワー学習情報を受信する。
次に、HV−ECU30は、取得した必要走行パワー学習情報に基づいて、経路における高パワー区間と低パワー区間を設定する(S33)。HV−ECU30は、ステップ31で取得した「空気抵抗変化状態」を考慮して、必要走行パワー学習情報を補正し、補正後の走行パワー情報に基づいて、経路における高パワー区間と低パワー区間を設定する。
次に、HV−ECU30は、EV/HV切り替え制御区間を設定する(S34)。ここでは、高パワー区間をHV走行制御区間に設定し、低パワー区間をEV走行制御区間に設定する。そして、HV−ECU30では、EV/HV切り替え制御区間に基づいて走行計画、バッテリ消費計画を設定する(S35)。例えば、充電可能な目的地でバッテリの使用可能な電力を使い切るように、バッテリ消費計画を設定する。すなわち、「空気抵抗変化状態」を考慮した「補正後の走行パワー」、及び「バッテリ充電量」を用いて、バッテリ消費計画を設定することで、運転スケジュールを設定する。
そして、HV−ECU30では、その設定した走行計画に従ってハイブリッド制御を実施することをドライバに通知する(S36)。
次いで、車両が走行を開始すると(S37)、ナビECU40では、一定時間毎に、車両情報(空気抵抗変化量など)、自車両の現在位置や走行方向、経路にひもづいた必要走行パワー学習情報、道路の勾配に関する情報などをHV−ECU30に送信する。HV−ECU30では、その車両情報、現在位置情報、必要走行パワー学習情報を取得する(S38)。ここでは、学習DB52から必要走行パワー学習情報を読み出す構成を基本とするが、管理センターのサーバ80と連携し、過去の蓄積データを引用する構成としてもよい。これにより、バッテリ消費計画の精度を向上させることができる。また、上記と同様に、一定時間毎に、HV−ECUでは、HV走行用バッテリセンサ20及びEV走行用バッテリセンサ21から各バッテリ10,11の充電量(車両情報)を受信する(S38)。
HV−ECU30では、一定時間毎に、現在位置においてバッテリ消費計画の電力量と現在のバッテリの実際の残電力量とが乖離しているか否かを判定する(S39)。S39にて乖離していると判定した場合、HV−ECU30では、目的地でバッテリの使用可能な電力を使い切るように、走行計画とバッテリ消費計画を修正する(S40)。
S39で乖離していないと判定した場合又はS40で計画を修正した場合、HV−ECU30では、現在位置が走行計画における走行モードの切替地点付近か否かを判定する(S41)。S41にて走行モードの切替地点付近でないと判定した場合、S43の判定に移行する。
S41にて走行モードの切替地点付近と判定した場合、HV−ECU30では、走行モード切替付近フラグをONにする(S42)。走行モード切替付近フラグをONに切り替えた場合又はS42にて走行モード切替付近フラグがONと判定した場合、HV−ECU30では、走行パワーの変化が閾値以上であるか否かを判定する(S43)。S43にて走行パワーの変化が閾値未満と判定した場合、HV−ECU30では、S38の処理に戻る。
S43にて実際の走行パワーの変化が閾値以上と判定した場合、HV−ECU30では、走行計画に従って走行モードを切り替え、切り替えた走行モードに応じてハイブリッド制御を行う(S44)。そして、HV−ECU30では、走行モード切替付近フラグをOFFにする(S45)。
HV−ECU30では、目的地に到着したか否かを判定する(S46)。S46にて目的地に到着していないと判定した場合、HV−ECU30では、S38の処理に戻る。一方、S46にて目的地に到着したと判定した場合、HV−ECU30では、処理を終了する。
このようなハイブリッド車両の制御装置1では、自車の空気抵抗変化状態(窓開度、ルーフキャリアの装着状態)を検出し、検出した空気抵抗変化状態を考慮して、「学習した走行パワー」を補正し、「補正後の走行パワー」と「バッテリの充電量」とを利用して、モータとエンジンの使用割合である運転スケジュールを設定し、EV/HV走行モードを切り替えることができる。これにより、空気抵抗変化によって燃費が変化した場合であっても、好適な運転スケジュールを設定することができ、バッテリ充電量の過不足を防止することが可能となる。
また、制御装置1では、自車の空気抵抗変化状態を考慮した実際の消費エネルギを算出し、学習することができるため、経路状況に応じた必要走行パワーの算出/利用の際の誤差を低減することが可能となる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、空気抵抗変化状態として、窓開度、サンルーフ開度、ウインドウバイザー装着状態、エアロパーツ装着状態、ルーフキャリア装着状態を検出しているが、例えば、窓開度のみを検出して、自車の空気抵抗変化を考慮した必要走行パワーの算出を行ってもよい。また、空気抵抗変化状態として、ワイパーの作動状態、ルーフ上の積雪量などを検出してもよい。
また、上記実施形態では、パワーウインドウ制御部(ECU)63から出力された信号に基づいて、窓開度に関する情報を取得しているが、例えば、自車の各窓をカメラによる画像認識を用いて監視して窓開度を検出してもよい。
また、上記実施形態では、エアロパーツ装着判定部61、ルーフキャリア装着判定部62から出力された信号に基づいて、エアロパーツ装着状態、ルーフキャリア装着状態に関する情報を取得しているが、例えば、自車ボディ表面をカメラによる画像認識を用いて監視してエアロパーツ装着状態、ルーフキャリア装着状態に関する情報を取得してもよい。自車ボディ表面を監視するカメラとしては、屋根を認識するカメラ、自車バンパーを認識するカメラなどが挙げられる。例えば、予め演算用テーブルが準備されていないタイプのエアロパーツが装着されている場合には、カメラで取得した画像を認識し解析することで、形状から空気抵抗変化を推測できるという利点もある。
また、上記実施形態では、学習情報をセンターサーバ80へアップロードしているが、学習情報をアップロードしない構成でもよい。また、自車で学習した情報を自車のみで利用してもよく、センターサーバ80を介して取得した情報を取得して、バッテリ消費計画を立案してもよい。要は、自車の空気抵抗変化を考慮して、エンジンとモータの使用割合を設定可能であればよい。
1…ハイブリッド車両の制御装置、30…HV−ECU(ハイブリッドECU、必要走行パワー算出手段、運転スケジュール設定手段)、40…ナビECU、41…目的地設定部(経路設定手段)、43…空気抵抗変化量演算部、44…EV走行可能距離予測部、45…走行パワー学習部、61…エアロパーツ装着判定部、62…ルーフキャリア装着判定部、63…パワーウインドウ制御部、64…サンルーフ制御部、65…ウインドウバイザー状態判定部、71…ボディ形状変化演算部、72…窓開度情報集約部。

Claims (4)

  1. 車両の走行パワーを発生させるエンジンとモータを備えたハイブリッド車両の制御装置において、
    目的地までの経路を設定する経路設定手段と、
    前記経路設定手段によって設定された前記経路を走行する場合に必要な走行パワーである必要走行パワー算出する必要走行パワー算出手段と、
    自車の空気抵抗変化状態を検出する空気抵抗変化状態検出手段と、
    前記必要走行パワー算出手段によって算出された前記必要走行パワー、前記空気抵抗変化状態検出手段によって検出された前記空気抵抗変化状態、及び、バッテリの充電量に基づいて、前記エンジンと前記モータの使用割合である運転スケジュールを設定する運転スケジュール設定手段と、を備えることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 前記空気抵抗変化状態検出手段は、窓の開閉状態を検出することで、前記空気抵抗変化状態を検出する請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 前記空気抵抗変化状態検出手段は、ルーフキャリアの装着の有無を検出することで、前記空気抵抗変化状態を検出する請求項1又は2記載のハイブリッド車両の制御装置。
  4. 前記空気抵抗変化状態検出手段は、エアロパーツの装着の有無を検出することで、前記空気抵抗変化状態を検出する請求項1〜3の何れか一項に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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