JP2011010887A - 電気掃除機 - Google Patents

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Akiko Machida
明子 町田
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Abstract

【課題】細塵収容部に溜まった細塵が、プリーツフィルタに再び付着するのを減じて、吸込力の向上を図る。
【解決手段】メッシュフィルタ13、プリーツフィルタ14、プリーツフィルタ14に付着した細塵を除去する除塵手段28とを備え、除塵された細塵をプリーツフィルタの側方かつ斜め下方に導く塵埃案内部と、第1の塵埃分離手段より上流側の第1の負圧室部15と、第1の塵埃分離手段の下流側の第2の負圧室部16と、第1、第2の負圧室部15、16間を仕切りプリーツフィルタの少なくとも一側に位置して設けられた仕切板22aに設けられ、負圧室部15、16を適宜連通し、かつプリーツフィルタの除塵時、除塵された細塵を、塵埃案内部によって、負圧室部15に連通した集塵部17に排出させる細塵排出孔23と、電動送風機運転時に細塵排出孔23を閉じ、電動送風機が停止したプリーツフィルタ14の除塵時に開放する弁体26とを設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は電気掃除機に係り、特にプリーツフィルタの塵埃排出構造を改良した電気掃除機に関する。
一般に、電気掃除機は掃除機本体に電動送風機、塵埃分離部が収容され、電動送風機の回転により、掃除機本体に吸引された含塵空気を塵埃分離部で除塵する構造をなす。
そして、この塵埃分離部は、第1の塵埃分離手段として、メッシュフィルタあるいは慣性分離方式の分離手段を用い、第2の塵埃分離手段として、プリーツフィルタが多く用いられる。
この種、電気掃除機にあっては、細塵がプリーツフィルタを通過すると、その細塵がプリーツフィルタに付着し、プリーツフィルタが目詰まりを起こすおそれがある。
そこで、プリーツフィルタの上流側の表面に沿って移動するブラシを設け、フィルタ面に付着した細塵を落とし、プリーツフィルタの上流側かつプリーツフィルタの下方に設けた細塵収容部に集塵する電気掃除機が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2005−261518号公報 特開2008−264098号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電気掃除機は、細塵収容部に溜まった細塵の舞い上がりを防止する細塵舞い上がり防止構造を備えていないため、清掃時にプリーツフィルタの上流側から下流側に流れる空気流の負圧により、細塵収容部に溜まった細塵が舞い上がり、プリーツフィルタに再び付着し、吸込力の低下を招く問題がある。
また、特許文献2に記載の電気掃除機は、細塵収容部に溜まった細塵の舞い上がりを防止する細塵舞い上がり防止機構を設けているが、清掃時にプリーツフィルタの上流側から下流側に流れる空気流の負圧により、細塵収容部に溜まった細塵が舞い上がり、プリーツフィルタに再び付着し、吸込力の低下を招く問題がある。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、プリーツフィルタから除塵された細塵を、プリーツフィルタを流れる空気流の流路系外でかつ、塵埃分離部の一部をなす第1の塵埃分離手段側に排出して、細塵収容部に溜まった細塵が舞い上がるのを防止し、プリーツフィルタに再び付着するのを減じて、吸込力の向上を図った電気掃除機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る電気掃除機は、掃除機本体に設けられ、電動送風機の負圧が作用する負圧室と、この負圧室に連通する吸込口から吸引した空気と塵埃とを分離する第1の塵埃分離手段と、この第1の塵埃分離手段によって分離された塵埃を集塵する集塵部と、前記第1の塵埃分離手段の下流側に設けられ、かつ濾過により塵埃を捕捉して空気と細塵とを分離し、多数の突条が設けられたプリーツフィルタと、このプリーツフィルタに付着した細塵を除去する除塵手段とを備えた電気掃除機において、除塵された細塵を前記プリーツフィルタの側方かつ斜め下方に導き、このプリーツフィルタに一体あるいは別個に設けられた塵埃案内部と、前記負圧室の一部をなし、第1の塵埃分離手段を含むこの第1の塵埃分離手段より上流側の第1の負圧室部と、前記負圧室の一部をなし、第1の塵埃分離手段の下流側の第2の負圧室部と、前記第1の負圧室と前記第2の負圧室部間を仕切り、前記プリーツフィルタの少なくとも一側に位置して設けられた仕切板と、この仕切板に設けられ、前記第1の負圧室部と前記第2の負圧室部を適宜連通し、かつ前記プリーツフィルタの除塵時、除塵された細塵が前記塵埃案内部によって、案内される細塵を前記第1の負圧室部に連通する前記集塵部に排出させる細塵排出孔と、前記電動送風機運転時に前記細塵排出孔を閉じ、前記電動送風機が停止した前記プリーツフィルタの除塵時に開放する弁機構とを設けたことを特徴とする。
本発明に係る電気掃除機によれば、細塵収容部に溜まった細塵が舞い上がるのを防止し、プリーツフィルタに再び付着するのを減じて、吸込力の向上を図った電気掃除機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の外観を示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体の横断面図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機に用いられるプリーツフィルタの斜視図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機に用いるプリーツフィルタの取り付け状態を示し一部切欠した平面図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機に用いるプリーツフィルタの取り付け状態を示す側面図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機に用いる第1変形例のプリーツフィルタの取り付け状態を示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機に用いる第1変形例のプリーツフィルタの取り付け状態を示し一部切欠した平面図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機に用いる第2変形例のプリーツフィルタの取り付け状態を示し一部切欠した平面図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機に用いる第3変形例のプリーツフィルタの取り付け状態を示し一部切欠した平面図。 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機に用いるプリーツフィルタの取り付け状態を示し一部切欠した平面図。 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機に用いる第1変形例のプリーツフィルタの取り付け状態を示し一部切欠した平面図。
本発明の第1実施形態に係る電気掃除機について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本第1実施形態に係る電気掃除機1は、接続口2a、排気口2b(図2)を設けた掃除機本体2と、集塵ホース3と、手元操作管4と、把手部5および操作部6が設けられた延長管7と、吸込口体8とを備える。
掃除機本体2の内部には、電動送風機10が収容され、さらに、電動送風機10の負圧が作用する負圧室11をなす集塵室が形成される。
図1および図2に示すように、負圧室11には、接続口2aから吸引した空気と塵埃とを分離する塵埃分離手段12が収容され、塵埃分離手段12は粗塵を除去する第1の塵埃分離手段としてのメッシュフィルタ13と、このメッシュフィルタ13の下流側に設けられ、かつ濾過により塵埃を捕捉して空気と細塵とを分離する第2の分離手段としてのプリーツフィルタ14が収容される。
負圧室11は、その一部をなし、メッシュフィルタ13を含むこのメッシュフィルタ13より上流側の第1の負圧室部15と、メッシュフィルタ13の下流側の第2の負圧室部16とに分けられる。
さらに、第1の負圧室部15の底部には、メッシュフィルタ13によって分離された塵埃を集塵する集塵部17が設けられ、第1の負圧室部15の底部すなわち集塵部17の底部には、塵埃廃棄孔18およびこの塵埃廃棄孔18を塞ぐ開閉蓋19が設けられ、集塵部17に溜まった塵埃を捨てる場合、外部からの操作により、開放され、塵埃が捨てられる。
なお、第1の塵埃分離手段はメッシュフィルタに限らず、空気を高速回転させ、粗塵をはじき飛ばす慣性分離方式であってもよい。また、図2中矢印は空気流を示す。
図3〜図5に示すように、プリーツフィルタ14には、多数平行に突条20a、20bが設けられ、この突条20a、20bはプリーツフィルタ14の両側方に斜め下方に向かって延びる略ハ字あるいはヘ形状(山形)に形成される。
また、突条20a、20bはその上表面21a、21bが水平面あるいは後ろ下がり勾配面をなして、プリーツフィルタ14に一体に設けられた本発明の塵埃案内部をなし、除塵された細塵をプリーツフィルタ14の側方かつ斜め下方に導く。
外周が略矩形状をなすプリーツフィルタ14の外周には、図2に示す第1の負圧室15と第2の負圧室部16間の一部を仕切り、プリーツフィルタ14の少なくとも一側例えば全周に位置して設けられた仕切板22a、22bが設けられる。
そして、プリーツフィルタ14の両側に設けられる仕切板22aには、細塵排出孔23が設けられ、この細塵排出孔23の底面は、第2の負圧室部16側から集塵部側に向かって下がる傾斜面になっていて、細塵の排出を確実にする。
また、突条20bの下端部24bは、仕切板22aまで達せず、下端部24bと仕切板22a間に細塵が落下できる間隙gが設けられる。一方、最下列の突条20aの下端部24aは、仕切板22aに設けた細塵排出孔23まで達している。
このように、突条20bの上面を案内される細塵は、下端部24bから最下列の突条20aの下端部24a近傍の上表面21a上に落下し、上表面21aに案内されて、細塵排出孔23に達するようになっている。
さらに、この細塵排出孔23は、図2に示すように、第1の負圧室部15に連通する集塵部17の隅部に設けられ、プリーツフィルタ14を流れる空気流の流路系外に位置する細塵収容部25と、第2の負圧室部16とを適宜連通し、常開の弁体26によって開閉される。
弁体26はその上端で仕切板22aに軸着され、電動送風機10の停止時すなわち第2の負圧室部16に負圧が作用していない場合、細塵排出孔23を開放するように、スプリング27によって外方に付勢されている。
従って、電動送風機10が停止している場合、細塵排出孔23は開放されて、第2の負圧室部16と細塵収容部25は連通する。一方、電動送風機10が運転している場合、第2の負圧室部16の負圧により常開の弁体26は吸引されて、細塵排出孔23を閉じるようになっている。
また、プリーツフィルタ14の下流側には、プリーツフィルタ14に細かな振動を与えてプリーツフィルタ14に付着した細塵を除去する除塵手段28が設けられる。除塵手段28はいずれも図示しないソレノイドと、このソレノイドに吸引されるアクチュエータおよびこのアクチュエータに取り付けられプリーツフィルタ14に衝撃を与える作動子で構成し、この作動子でプリーツフィルタ14の裏面に衝撃を与え振動させるようにする。
なお、弁体26を開閉するためにスプリング、ソレノイド、アクチュエータからなる弁開閉機構を設けてもよい。また、除塵手段28をソレノイド、アクチュエータおよび作動子で構成したが、衝撃付与突起をプリーツフィルタに沿って昇降させ、衝撃付与突起で突条を順次弾いて、プリーツフィルタに衝撃を与えて除塵するようにしてもよい。さらに、プリーツフィルタと仕切板間の間隙は、適宜の閉塞部材によって閉塞される。
次に本実施形態の電気掃除機を用いた掃除について説明する。
本電気掃除機1の使用時、図1及び図2に示すように、電動送風機10の停止時開放状態にある細塵排出孔23は、電動送風機10の運転により、負圧室11すなわち第1の負圧室部15、第2の負圧室部16および集塵部17は負圧になり、第2の負圧室部16と集塵部17との圧力差で、弁体26がスプリング27(図4)に抗して吸引されて閉じられる。
負圧室11の負圧により、吸込口体8、集塵ホース3等を介して床面等の被掃除面に溜まった塵埃を空気とともに、第1の負圧室部15に吸い込み、メッシュフィルタ13で粗塵を除塵し、このメッシュフィルタ13を通過した細塵をプリーツフィルタ14で除塵する。
除塵された空気は電動送風機10を介して、排気口2bから掃除機本体2外に排気される。
この掃除過程において、プリーツフィルタ14には細塵が溜まる。
そこで適宜のタイミングでプリーツフィルタ14の除塵を行う。
除塵過程では、電動送風機10が停止し、図4に点線で示すように、弁体26が開かれ、細塵排出孔23を開放した状態にする。
この状態で、除塵手段28が作動し、ソレノイド、アクチュエータを介して作動子によりプリーツフィルタ14の裏面に衝撃を与える。
プリーツフィルタ14に衝撃が与えられると、プリーツフィルタ14の突条20bの上表面21bに付着した細塵は、浮き上がり、それ以外の場所に付着した細塵は、直ぐ下の上表面21aに落下して受けられる。
このように細塵が上表面21aに乗った状態でプリーツフィルタ14に衝撃が与え続けられると、図3および図4に示すように、本発明の塵埃案内部をなし、斜め下方に向かって延びる略ヘ形状(山形)に形成された突条20a、20bの上表面21a、21bに沿って滑落して、下端部24bに達し、この下端部24bから間隙gを介して最下列の突条20a上に落下し、最下列の突条20aの上表面21aを滑落する細塵と共に、下端部24a、細塵排出孔23を介して、細塵収容部25に溜まる。
このような除塵動作が所定時間行われると、除塵過程は終了する。
この除塵過程によりプリーツフィルタ14の吸塵能力は復活する。また、この除塵過程において、プリーツフィルタ14から除塵された細塵は、本発明の塵埃案内部をなす突条20a、20bによって、プリーツフィルタ14の側方に設けられた細塵収容部25に排出されるので、プリーツフィルタ14の前方(上流側)には溜まることがない。
再び掃除を行う場合、電動送風機10を動作させると、第2の負圧室部16と細塵収容部25との圧力差で弁体26が吸引され、開放状態にある細塵排出孔23は閉じられる。
細塵排出孔23が閉じられると、含塵空気を第1の負圧室部15に吸い込み、メッシュフィルタ13で粗塵を除塵し、このメッシュフィルタ13を通過した細塵をプリーツフィルタ14で除塵する。
一方、細塵収容部25は死水域になり易いので、細塵の一部は細塵収容部25に滞留し、残部は集塵部17に流入し、メッシュフィルタ13で除塵された粗塵に絡みつく。
従って、一旦除塵された細塵が再びプリーツフィルタ14に付着する量は極めて少なくなる。
なお、細塵収容部25に溜まった細塵、粗塵に絡みついた細塵および集塵部17に溜まった粗塵は、除塵過程終了後、開閉蓋19を開放して掃除機本体2外に捨てられる。
本第1実施形態の電気掃除機によれば、細塵収容部に溜まった細塵が舞い上がるのを防止し、プリーツフィルタに再び付着するのを減じて、吸込力の向上を図った電気掃除機が実現される。
また、第1実施形態の電気掃除機に用いる第1変形例のプリーツフィルタ34について説明する。
第1実施形態の電気掃除機に用い、図4に示すプリーツフィルタ14は、最下列の突条20aの下端部24aのみが、細塵排出孔23まで達しているのに対して、本第1変形例のプリーツフィルタは、全ての突条の下端部が、細塵排出孔まで達している。
例えば、図6および図7に示すように、プリーツフィルタ34の本発明の塵埃案内部をなす全ての突条20cの下端部24aは、細塵排出孔23まで達し、細塵排出孔23は略仕切板22aの全長に渡るような長方形状に形成される。
これにより、突条20cの上表面21aを滑落する細塵は、直接細塵排出孔23に達し、細塵収容部25(図2)に溜められる。
さらに、第1実施形態の電気掃除機に用いる第2変形例のプリーツフィルタについて説明する。
第1実施形態の電気掃除機に用い、図4に示すプリーツフィルタ14は、全ての突条20a、20bが略ヘ字状に形成されるのに対して、図8に示すように、第2変形例のプリーツフィルタ44の突条20d、20eは片流れの略ノ字状に形成される。
突条20eの下端部24bは、仕切板22aまで達せず、下端部24bと仕切板22a間に細塵が落下できる間隙gが設けられる。一方、最下列の突条20dの下端部24aは、仕切板22aに設けた細塵排出孔23まで達している。
第2変形例のプリーツフィルタ44を用いると、細塵排出孔23と弁体26は1個でよい。
また、第1実施形態の電気掃除機に用いる第3変形例のプリーツフィルタについて説明する。
第2変形例のプリーツフィルタの突条の下端部は、仕切板まで達せず、下端部と仕切板間に細塵が落下できる間隙が設けられるのに対して、図9に示すように、本第3変形例のプリーツフィルタ54の全ての突条20fの下端部24aは、細塵排出孔23まで達し、細塵排出孔23は略仕切板22aの全長に渡るような長方形状に形成される。
第3変形例のプリーツフィルタ54を用いると、細塵排出孔23と弁体26は1個でよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る電気掃除機について説明する。
第1実施形態の電気掃除機に用いるプリーツフィルタに本発明の塵埃案内部をなす突条を一体に設けるのに対して、本第2実施形態の電気掃除機に用いるプリーツフィルタは、プリーツフィルタと別個に塵埃案内部をなす塵埃案内部材を設ける。
例えば、第2実施形態の電気掃除機は、第1実施形態の電気掃除機と同様の構造を備え、図10に示すようにプリーツフィルタ64を備える。
このプリーツフィルタ64は断面形状が山形の突条20gが平行に複数状設けられる。
そして、プリーツフィルタ64の下方には、本発明の塵埃案内部をなす別個の塵埃案内部材66が設けられる。
この塵埃案内部材66は平面視山形状をなし、突条20gの高さより幅広の受部66aとこの受部66aから両側に立ち上がる立上部66bからなり、断面形状が略コ字状をなす。
これにより、プリーツフィルタ64の除塵時、プリーツフィルタ64から除去された細塵は、受部66aに落下し、塵埃案内部材66で案内されて、細塵排出孔23を介して細塵収容部25(図2)に溜められる。
本第2実施形態の電気掃除機によれば、断面形状が山形の突条を備えたプリーツフィルタを用いることが可能になり、さらに、細塵収容部に溜まった細塵が舞い上がるのを防止し、プリーツフィルタに再び付着するのを減じて、吸込力の向上を図った電気掃除機が実現される。
また、第2実施形態の電気掃除機に用いる第1変形例のプリーツフィルタについて説明する。
第2実施形態の電気掃除機に用い、図10に示すプリーツフィルタ64は、断面形状が山形の突条20gが平行に複数状設けられるのに対して、第2実施形態の本第1変形例のプリーツフィルタは、断面形状が山形の突条が略ヘ形状(山形)に形成される。
例えば、図11に示すように、断面形状が山形で略ヘ形状に形成された突条20hが複数条設けられたプリーツフィルタ74の下方には、上記第1変形例に用いたと同様の塵埃案内部材66が設けられる。
これにより、プリーツフィルタ74の除塵時、プリーツフィルタ74から除去された細塵は、上表面21dを滑落し、塵埃案内部材66上に落下し、塵埃案内部材66で案内されて、細塵排出孔23を介して細塵収容部25に溜められる。本第1変形例のプリーツフィルタでも、断面形状が山形の突条を備えたプリーツフィルタを用いることが可能になる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2a 接続口
2b 排気口
3 集塵ホース
4 手元操作管
5 把手部
6 操作部
7 延長管
8 吸込口体
10 電動送風機
11 負圧室
12 塵埃分離手段
13 メッシュフィルタ
14 プリーツフィルタ
15 第1の負圧室部
16 第2の負圧室部
17 集塵部
18 塵埃廃棄孔
19 開閉蓋
20a、20b 突条
21a、21b 上表面
22a、22b 仕切板
23 細塵排出孔
24a、24b 下端部
25 細塵収容部
26 弁体
27 スプリング
28 除塵手段

Claims (6)

  1. 掃除機本体に設けられ、電動送風機の負圧が作用する負圧室と、
    この負圧室に連通する吸込口から吸引した空気と塵埃とを分離する第1の塵埃分離手段と、
    この第1の塵埃分離手段によって分離された塵埃を集塵する集塵部と、
    前記第1の塵埃分離手段の下流側に設けられ、かつ濾過により塵埃を捕捉して空気と細塵とを分離し、多数の突条が設けられたプリーツフィルタと、
    このプリーツフィルタに付着した細塵を除去する除塵手段とを備えた電気掃除機において、
    除塵された細塵を前記プリーツフィルタの側方かつ斜め下方に導き、このプリーツフィルタに一体あるいは別個に設けられた塵埃案内部と、
    前記負圧室の一部をなし、第1の塵埃分離手段を含むこの第1の塵埃分離手段より上流側の第1の負圧室部と、
    前記負圧室の一部をなし、第1の塵埃分離手段の下流側の第2の負圧室部と、
    前記第1の負圧室と前記第2の負圧室部間を仕切り、前記プリーツフィルタの少なくとも一側に位置して設けられた仕切板と、
    この仕切板に設けられ、前記第1の負圧室部と前記第2の負圧室部を適宜連通し、かつ前記プリーツフィルタの除塵時、除塵された細塵が前記塵埃案内部によって、案内される細塵を前記第1の負圧室部に連通する前記集塵部に排出させる細塵排出孔と、
    前記電動送風機運転時に前記細塵排出孔を閉じ、前記電動送風機が停止した前記プリーツフィルタの除塵時に開放する弁機構とを
    設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記プリーツフィルタの突条は、前記プリーツフィルタの両側方に斜め下方に向かって延びる略ハ字あるいはヘ字形状であることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記プリーツフィルタの突条は、前記プリーツフィルタの一側方に斜め下方に向かって延びるノ字形状であることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  4. 前記プリーツフィルタの突条は、水平面あるいは後ろ下がり勾配面を有し、前記塵埃案内部を形成することを特徴とする請求項2または3に記載の電気掃除機。
  5. 前記プリーツフィルタの突条は、垂直あるいはハ字形状に延び、前記突条の下端部には、別個の略ヘ字形状の塵埃案内部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  6. 前記細塵排出孔の底面は、第2の負圧室部側から前記集塵部側に向かって下がる傾斜面であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202012011464U1 (de) * 2012-11-29 2014-03-07 Nilfisk-Advance A/S Mehrfach gefalteter Flachfilter für Schmutzsauger
CN106974589A (zh) * 2016-01-19 2017-07-25 德国福维克控股公司 抽吸清洁设备

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