JP2011010297A - 誤差絶対値和の推定システム及び推定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、誤差絶対値和の推定システム及び推定方法を提供する。
【解決手段】本発明の誤差絶対値和の推定システムは、参照フレームの候補ブロックに対する現在のフレームのマクロブロックの誤差絶対値和を推定することに用いられ、前記マクロブロックは複数のサブブロックを備え、前記マクロブロック及び前記候補ブロックの画素数は同じであり、前記誤差絶対値和の推定システムは、探索比較モジュール及び演算モジュールを備える。本発明は、誤差絶対値和の推定方法も提供する。
【選択図】図7

Description

本発明は、誤差絶対値和の推定システム及び推定方法に関するものである。
動画像符号化は、現在のフレーム(Current Frame)と参照フレーム(Reference Frame)との間の差異を伝送データとして、順序に従い、エンコード、デコード及び補償することを示す。時間的に連続したフレーム間の関連性は非常に高いので、非常に大きな差異が発生する確率が非常に小さい。そのため、エンコーダ端から完全な画像を出力せず、残差(Residual)及び動きベクトル(Motion Vector)差異値だけを出力する場合、伝送するデータを大幅に減少し、効率的に伝送することができ、圧縮率向上の目的を達成する。
動画像符号化モードは、同じ画像内で予測するイントラ予測モード(Intra Prediction)及び2つの画像の間で予測するインター予測モード(Inter Prediction)に分けられ、前記インター予測モードは、動きベクトル探索方法によって動きベクトルを獲得することを必要とする。快速動きベクトル探索演算法は、ブロックマッチング(Block Matching)を基礎とする演算法である。現在のフレームを複数のマクロブロック(Macro Block,MB)に分割し、且つこれらのマクロブロックと参照フレームの探索区域内の候補ブロック(Candidate Block)とを比較して、マッチングする相対位置を探し、各々のブロックの左上方の点座標はブロックの座標を代表し、マッチングするブロックを探し当てた場合、相対位置の変位量は動きベクトルである。動きベクトル及び残差をエンコード、デコード及び補償し画像を再生して、演算量を少なくし、かつ演算の複雑性を低下させることができ、動きベクトルを探す予測は動きベクトル探索(Motion Estimation)と呼ばれる。
ブロックマッチングを基礎とする動きベクトル探索演算法では、常に誤差絶対値和(Sum Absolute Difference,SAD)をブロックマッチングの条件とし、異なる演算法を用いる場合、算出したSADに基づき、異なった探索経路又は探索方式を用いる。
従来のSADの計算式は、(数式1)である。
Figure 2011010297
前記計算式において、Mは、マクロブロックと候補ブロックの横方向における画素数であり、Nは、マクロブロックと候補ブロックの縦方向における画素数であり、(x,y)は、現在のフレームのマクロブロックfの左上角の画素の座標であり、(x+j,y+k)は、参照フレームの候補ブロックft−1の左上角の画素の座標であり、マクロブロックと候補ブロックのサイズはM*Nである。SADが最小の場合、マクロブロックと候補ブロックとがマッチングする。対応する候補ブロックの画素の座標とマクロブロックの画素の座標とを減算して、移動方向を決定する。その最大な欠点は、マクロブロックの全ての画素の誤差絶対値を合計しなければSADを決めることができない点で、従って複雑な計算を必要とする。
本発明の目的は、前記課題を解決し、マクロブロックの全ての画素の誤差絶対値を合計しなくても、SADを決めることができ、計算量を効果的に減少させ、且つブロックマッチングを基礎とする動きベクトル探索演算法に適用する誤差絶対値和の推定システム及び推定方法を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明に係る誤差絶対値和の推定システムは、参照フレームの候補ブロックに対する現在のフレームのマクロブロックの誤差絶対値和を推定することに用いられ、前記マクロブロックは、複数のサブブロックを備え、前記マクロブロックの画素数と前記候補ブロックの画素数は同じであり、各々のサブブロックから複数の画素を選択してサンプル画素として、且つ前記候補ブロック内で各々のサンプル画素の画素値と最も近い画素値を有する画素を探す探索比較モジュールと、各々のサンプル画素の画素値から前記候補ブロック内の対応する画素の画素値を減算してから、その差分の絶対値を計算することにより、各々のサンプル画素の誤差絶対値を算出して、且つ各々のサブブロックの全てのサンプル画素の誤差絶対値の平均値を計算し、前記平均値に対応するサブブロックの画素数を乗算して、各々のサブブロックのサブ誤差絶対値和を算出し、前記マクロブロックの全てのサブブロックのサブ誤差絶対値和を加算して、前記マクロブロックの誤差絶対値和を算出する演算モジュールと、を備える。
前記目的を達成するため、本発明に係る誤差絶対値和の推定方法は、参照フレームの候補ブロックに対する現在のフレームのマクロブロックの誤差絶対値和を推定することに用いられ、前記マクロブロックは複数のサブブロックを備え、探索比較モジュールによって、各々のサブブロックから一部分の画素を選択してサンプル画素とするステップと、前記探索比較モジュールによって、1つの候補ブロック内で各々のサンプル画素の画素値に最も近い画素値を有する画素を探し、且つ前記候補ブロックの画素数と前記マクロブロックの画素数は同じであるステップと、演算モジュールによって、前記各々のサンプル画素の画素値から前記候補ブロック内の対応する画素の画素値を減算し、且つその差分の絶対値を計算することにより、各々のサンプル画素の誤差絶対値を算出するステップと、前記演算モジュールによって、各々のサブブロックの全てのサンプル画素の誤差絶対値の平均値を計算し、前記平均値に対応するサブブロックの画素数を乗算して、各々のサブブロックのサブ誤差絶対値和を算出するステップと、前記演算モジュールによって、前記マクロブロックの全てのサブブロックのサブ誤差絶対値和を加算して、前記マクロブロックの誤差絶対値和を算出するステップと、判断モジュールによって、前記マクロブロックの誤差絶対値和と予定値とを比較して、前記誤差絶対値和が前記予定値より小さい場合、前記マクロブロックに対する動きベクトル探索を終了するステップと、を備える。
本発明に係わる誤差絶対値和の推定システム及び推定方法は、従来の計算方式に取って代わることができ、予測したSADを用いることにより、全ての画素の誤差絶対値を計算する必要がなく、前記誤差絶対値和の推定システムの演算量を少なくし、かつ演算の複雑性を低下させる。また、従来の計算方式と比べると、前記誤差絶対値和の推定システム及び推定方法は、SADをより早く予測して、動きベクトル探索の演算法において、費やされる推定時間を短縮し、且つ演算の複雑性を下げる。また、前記誤差絶対値和の推定システム及び推定方法では、従来の計算方式と異なる、予定値を設定する方式によって、マクロブロックに対する動きベクトル探索を早く終えることができ、推定効率を高め、推定誤差を減少する。前記誤差絶対値和の推定システム及び推定方法は、ブロックマッチングを基礎とする動きベクトル探索演算法に適用し、ビデオ圧縮技術に対して、ブロックマッチングを基礎とする動きベクトル探索演算法において、SADをマッチング条件とすることができる。
本発明の実施形態に係る誤差絶対値和の推定システムのブロック図である。 図1に示すブロック区分モジュールが1つのマクロブロックを複数のサブブロックに分けることを示す図である。 図2に示すマクロブロックを示す図である。 図2に示すサブブロックを示す図である。 図2のマクロブロックに対応する探索区域を示す図である。 図5の探索区域の中心候補ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る誤差絶対値和の推定方法のフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1に示したように、本発明の誤差絶対値和推定システム1は、動画像を圧縮する際、現在のフレーム及び参照フレームを比較して、現在のフレームの1つのマクロブロックのSADを算出することに用いられる。本実施形態において、前記現在のフレーム及び前記参照フレームは、前記動画像における連続する2つのフレームである。前記SAD推定システム1は、ブロック分割モジュール10と、探索比較モジュール20と、演算モジュール30と、判断モジュール40と、を備える。
図2及び図3に示したように、前記現在のフレームは、複数のマクロブロックを備え、前記ブロック分割モジュール10は、各々のマクロブロックを複数のサブブロックに分割する。本実施形態において、前記複数のマクロブロックの中の1つのマクロブロック100を例として説明する。前記マクロブロック100は、九つのサブブロックSMB1〜SMB9に分割され、各々のサブブロックは、M*N個の画素101を含み、Mは、サブブロックの横方向における画素101の数であり、Nは、サブブロックの縦方向における画素101の数である。例えば、サブブロックSMB1において、その横方向に沿って五つの画素101を有し、その縦方向に沿って五つの画素101を有する。本実施形態において、前記マクロブロック100は、16行16列に配列された256個の画素101を備える。
図4に示したように、前記サブブロックSMB1は、5行5列に配列された25個の画素101を備える。
図5及び図6に示したように、前記参照フレームは、複数のマクロブロックのそれぞれに対応する複数の探索区域を有し、各々の探索区域は複数の候補ブロックを備え、前記候補ブロックの大きさは、対応するマクロブロックの大きさと同じである。本実施形態において、前記マクロブロック100に対応する、前記参照フレームにおける探索区域200を例として説明する。前記探索区域200は、複数の候補ブロック210を備え、各候補ブロック210は、複数の画素211を備え、且つ各候補ブロック210の画素211の数量は、前記マクロブロック100の画素101の数量と同じであり、換言すると、各候補ブロック210の大きさは、前記マクロブロック100の大きさと同じである。前記探索区域200の候補ブロック210の数量は、(2X+1)*(2Y+1)であり、Xは、前記探索区域200の中心候補ブロック220の左側又は右側の候補ブロック210の数量であり、Yは、前記探索区域200の中心候補ブロック220の上側又は下側の候補ブロック210の数量であり、本実施形態において、X及びYは全て7であり、前記探索区域200は、15行15列に配列された225個の候補ブロック210を備える。
前記探索比較モジュール20は、前記マクロブロック100と少なくとも1つの候補ブロック210とを比較して、前記マクロブロック100にマッチングする、前記探索区域200における候補ブロック210を探す。比較過程において、所定の順序によって、前記探索比較モジュール20は、前記マクロブロック100と複数の候補ブロック210とを比較し、且つ前記マクロブロック100にマッチングする候補ブロック210を探す。例えば、前記探索比較モジュール20は、まず前記マクロブロック100と前記探索区域200の中心候補ブロック220とを比較して、もし前記中心候補ブロック220が前記マクロブロック100にマッチングすると、前記マクロブロック100と他の候補ブロック210とを比較せず、もし前記中心候補ブロック220が前記マクロブロック100にマッチングしないと、前記マクロブロック100と前記中心候補ブロック220に隣り合う他の候補ブロック210とを比較する。他の実施形態において、他の比較順序を採用することもでき、例えば、前記探索区域200の各候補ブロック210と前記マクロブロック100とを左側から右側へ順に比較して、前記マクロブロック100にマッチングする候補ブロック210を探す。
前記マクロブロック100にマッチングする候補ブロック210を探す際、前記SAD推定システム1は、前記サブブロックSMB1〜SMB9のサブ誤差絶対値和(Sub Sum Absolute Difference,SSAD)を加算して、前記マクロブロック100のSADを算出する。前記SADを算出する過程において、前記探索比較モジュール20は、各々のサブブロックSMB1〜SMB9から複数の画素101を選択してサンプル画素102とする。本実施形態において、前記サンプル画素102は、図3及び図4における斜線で示す画素である。前記サブブロックSMB1を例とすると、前記探索比較モジュール20は、前記サブブロックSMB1の中心の1つの画素及びその周囲の四つの画素をサンプル画素102とする。前記探索比較モジュール20は、各サンプル画素102の画素値を前記中心候補ブロック220の全ての画素211の画素値と比較して、前記中心候補ブロック220内で各サンプル画素102の画素値に最も近い画素値を有する画素211を探し、前記画素値は、前記参照フレーム及び前記現在のフレームにおける各画素の影像特徴を示し、即ち影像輝度などであり、いずれか1つのサンプル画素102の画素値と前記中心候補ブロック220の対応する画素211の画素値との間の差異が最も小さい時、前記2つの画素の影像特徴が最も似ている。
前記サブブロックSMB1の左上角のサンプル画素102を例として、前記探索比較モジュール20は、前記サンプル画素102の画素値と前記中心候補ブロック220の全ての画素211の画素値とを比較してから、前記中心候補ブロック220内で前記サンプル画素102の画素値に最も近い画素値を有する画素221を探し、前記方法によって、前記中心候補ブロック220内で他のサンプル画素102の画素値に最も近い画素値を有する画素211を探すこともできる。
前記演算モジュール30は、各サンプル画素102の画素値から、各サンプル画素102の画素値に最も近い画素値を有する、前記中心候補ブロック220内の画素211の画素値を減算してから、その差分の絶対値を計算することにより、各サンプル画素102の誤差絶対値を算出する。さらに、前記演算モジュール30は、各サブブロックSMB1〜SMB9において、全てのサンプル画素102の誤差絶対値の平均値を計算し、前記平均値に対応する各サブブロックの画素101の総数量を乗算すると、各サブブロックSMB1〜SMB9のSSADを算出することができる。
前記判断モジュール40は、前記SADと予定値とを比較して、もし前記SADが前記予定値より小さいと、前記マクロブロック100が前記中心候補ブロック220にマッチングすることを示し、即ち前記参照フレーム上の前記マクロブロック100の相対位置を確定し、前記SADを0と設定して、前記マクロブロック100と前記探索区域200における他の候補ブロック210とを比較せず、前記マクロブロック100の動きベクトル探索を終了する。前記SADが前記予定値より大きい場合、続いて前記マクロブロック100の他の候補ブロック210に対するSADを推定して、最終的にに最も小さいSADを算出し、前記参照フレーム内で前記マクロブロック100にマッチングする候補ブロック210を探し、前記マクロブロック100に対する動きベクトル探索を実現する。前記予定値は、ユーザーが自主的に設定することができる。
図7に示したように、本発明の誤差絶対値和の推定方法は、前記SAD推定システム1に応用し、且つ以下のステップを備える。
ステップS1:パラメーターiを0になるように初期化する。前記iは、前記サブブロックSMB1〜SMB9の序列番号を示し、例えば、iが2であると、第2サブブロックSMB2を示す。
ステップS2:前記探索比較モジュール20は、第iサブブロック中心の1つの画素101及びその周囲の四つの画素101を選択して、サンプル画素102とする。
ステップS3:前記探索比較モジュール20は、前記第iサブブロックの全てのサンプル画素102の誤差絶対値の平均値を計算する。前記探索比較モジュール20は、まず、前記第iサブブロックの各サンプル画素102の画素値と前記探索区域200の1つの候補ブロック210、例えば前記中心候補ブロック220の全ての画素211の画素値とを比較して、前記中心候補ブロック220内で各サンプル画素102の画素値と最も近い画素値を有する画素211を探し、且つ前記第iサブブロックの各サンプル画素102の画素値から、各サンプル画素102の画素値に最も近い画素値を有する、前記中心候補ブロック220内の画素211の画素値を減算してから、その差分の絶対値を計算することにより、各サンプル画素102の誤差絶対値を算出して、前記第iサブブロックの全てのサンプル画素102の誤差絶対値の平均値を算出する。
ステップS4:前記演算モジュール30は、iが1、5、6又は7であるか否かを判断し、もしiが1、5、6又は7であると、ステップS5を実行し、もしiが1、5、6又は7ではないと、ステップS6を実行する。
ステップS5:第iサブブロック(SMB1、SMB5、SMB6又はSMB7)のサンプル画素102の誤差絶対値の平均値に25を乗算して、第iサブブロックのSSADを計算し、且つステップS9を実行する。
ステップS6:iが2、3、8又は9であるか否かを判断し、もしiが2、3、8又は9であると、ステップS7を実行し、もしiが2、3、8又は9ではないと、ステップS8を実行する。
ステップS7:第iサブブロック(SMB2、SMB3、SMB8又はSMB9)のサンプル画素102の誤差絶対値の平均値に30を乗算して、第iサブブロックのSSADを計算し、且つステップS9を実行する。
ステップS8:サブブロックSMB4のサンプル画素102の誤差絶対値の平均値に36を乗算して、前記サブブロックSMB4のSSADを計算し、且つステップS9を実行する。
ステップS9:算出したSSADを加算してSADを算出し、且つiの値に1を加える。
ステップS10:iが10であるか否かを判断し、iが10ではないと、ステップS2に戻り、iが10であると、ステップS11を実行する。
ステップS11:前記判断モジュール40は、前記SADが予定値より小さいか否かを判断し、もし前記SADが前記予定値より小さいと、ステップS12を実行する。
ステップS12:前記SADを0に設定し、前記マクロブロック100と前記中心候補ブロック220との比較を終了し、且つ前記マクロブロック100に対する動きベクトル探索を終了する。
前記SADが前記予定値より小さくない場合、前記マクロブロック100と前記中心候補ブロック220との比較を終了し、前記方法によって、続いて前記マクロブロック100と前記探索区域200の他の候補ブロック210とを比較して、最も小さいSADを算出し、前記マクロブロック100にマッチングする候補ブロック210を探すことができる。
前記誤差絶対値和の推定システム及び推定方法は、従来の計算方式に取って代わることができ、予測したSADを用いることにより、全ての画素の誤差絶対値を計算する必要がなく、前記誤差絶対値和の推定システムの演算量を少なくし、かつ演算の複雑性を効果的に低下させる。
本発明の誤差絶対値和の推定システム及び推定方法は、SADを予測して、動きベクトル探索の演算法において、費やされる推定時間を短縮し、且つ演算の複雑性を低下させる。
本発明は、予定値を設定する方式によって、マクロブロックに対する動きベクトル探索を早く終えることができ、推定効率を高め、推定誤差を減少する。
前記誤差絶対値和の推定システム及び推定方法は、ブロックマッチングを基礎とする動きベクトル探索演算法に適用し、ビデオ圧縮技術に対して、ブロックマッチングを基礎とする動き探索演算法において、SADをマッチング条件とすることができる。
以上本発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であり、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲から決まる。
1 誤差絶対値和推定システム
10 ブロック分割モジュール
20 探索比較モジュール
30 演算モジュール
40 判断モジュール
100 マクロブロック
101,211,221 画素
102 サンプル画素
200 探索区域
210 候補ブロック
220 中心候補ブロック
SMB1,SMB2,SMB3,SMB4,SMB5,SMB6,SMB7,SMB8,SMB9 サブブロック

Claims (5)

  1. 参照フレームの候補ブロックに対する現在のフレームのマクロブロックの誤差絶対値和を推定することに用いられ、前記マクロブロックは、複数のサブブロックを備え、前記マクロブロックの画素数と前記候補ブロックの画素数は同じであり、
    各サブブロックから複数の画素を選択してサンプル画素として、且つ前記候補ブロック内で各サンプル画素の画素値と最も近い画素値を有する画素を探す探索比較モジュールと、
    各サンプル画素の画素値から前記候補ブロック内の対応する画素の画素値を減算してから、その差分の絶対値を計算することにより、各サンプル画素の誤差絶対値を算出して、且つ各サブブロックの全てのサンプル画素の誤差絶対値の平均値を計算し、前記平均値に対応するサブブロックの画素数を乗算して、各サブブロックのサブ誤差絶対値和を算出し、前記マクロブロックの全てのサブブロックのサブ誤差絶対値和を加算して、前記マクロブロックの誤差絶対値和を算出する演算モジュールと、
    を備えることを特徴とする誤差絶対値和推定システム。
  2. 前記誤差絶対値和推定システムは、前記マクロブロックを複数のサブブロックに分割するブロック分割モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の誤差絶対値和推定システム。
  3. 前記現在のフレーム及び前記参照フレームは、動画像における連続する2つのフレームであることを特徴とする請求項1に記載の誤差絶対値和推定システム。
  4. 参照フレームの候補ブロックに対する現在のフレームのマクロブロックの誤差絶対値和を推定することに用いられ、前記マクロブロックは複数のサブブロックを備える誤差絶対値和の推定方法であって、
    探索比較モジュールによって、各サブブロックから一部分の画素を選択してサンプル画素とするステップと、
    前記探索比較モジュールによって、1つの候補ブロック内で各サンプル画素の画素値に最も近い画素値を有する画素を探し、且つ前記候補ブロックの画素数と前記マクロブロックの画素数は同じであるステップと、
    演算モジュールによって、前記各サンプル画素の画素値から前記候補ブロック内の対応する画素の画素値を減算し、且つその差分の絶対値を計算することにより、各サンプル画素の誤差絶対値を算出するステップと、
    前記演算モジュールによって、各サブブロックの全てのサンプル画素の誤差絶対値の平均値を計算し、前記平均値に対応するサブブロックの画素数を乗算して、各サブブロックのサブ誤差絶対値和を算出するステップと、
    前記演算モジュールによって、前記マクロブロックの全てのサブブロックのサブ誤差絶対値和を加算して、前記マクロブロックの誤差絶対値和を算出するステップと、
    判断モジュールによって、前記マクロブロックの誤差絶対値和と予定値とを比較して、前記誤差絶対値和が前記予定値より小さい場合、前記マクロブロックに対する動きベクトル探索を終了するステップと、
    を備えることを特徴とする誤差絶対値和の推定方法。
  5. 前記判断モジュールは、前記誤差絶対値和を0に設定する方式によって、前記マクロブロックに対する動きベクトル探索を終了することを特徴とする請求項4に記載の誤差絶対値和の推定方法。
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