JP2011010219A - 画像形成装置、処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ファクシミリ送信が否認された場合でも、効率よく再送信させることができる仕組みを提供すること
【解決手段】画像形成装置にログインし、ログインしたユーザが承認者の場合に、ファクシミリ送信ジョブを承認するか否認するかを決定し、承認された場合に、承認されたファクシミリ送信ジョブの画像を送信先にファクシミリ送信し、否認された場合に、否認されたファクシミリ送信ジョブの再承認を得ることなくファクシミリ送信することを容認し、仮承認されたファクシミリ送信ジョブのジョブ情報を入力されると、再度読み取られた原稿の画像を入力されたジョブ情報に対応するファクシミリ送信ジョブの画像として、承認者による再承認を得ることなくファクシミリ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリ通信可能な画像形成装置、処理方法及びプログラムに関し、特に否認されたファクシミリ送信ジョブのファクシミリ送信に関する。
近年、複合機等を用いてFAXによる通信が頻繁に行われているが、相手先の回線番号を誤入力すると、誤って送信した相手方に迷惑を掛けるうえ、それが秘匿する必要のある送信文書である場合にはセキュリティの観点から好ましくないので、相手先の回線番号の誤入力を防止する仕組みが存在する。
誤入力を防ぐ仕組みを導入したとしても、人為的なミスや秘匿する必要のある送信文書を故意に送信することを防ぐことは困難であるため、さらにセキュリティを高める仕組みとして、承認者の承認を得なければFAX送信を行わせないようにする仕組みが提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2007−74389号公報
しかしながら、送信者としてすぐにFAX送信したいような場合でも、承認者が承認するまでFAX送信されない。或いはFAX送信が否認された場合に、再度承認を得なければFAX送信ができないため、複数回の承認によるFAXを送信するまでの時間がかかるといった課題があった。
また、承認者が否認を行った場合に、単に否認通知を行ったのでは、どのFAX送信が否認されたのかを送信者が把握できないため、再送信までに時間がかかってしまうといったことが発生する。
そこで、本発明の目的は、ファクシミリ送信が否認された場合でも、効率よく再送信させることができる仕組みを提供することである。
前述した目的を達成するためのファクシミリ送信するための画像を送信者と対応付けてファクシミリ送信ジョブを記憶するファクシミリ通信可能な画像形成装置であって、当該画像形成装置にログインするログイン手段と、前記ログイン手段でログインしたユーザが承認者の場合に、当該承認者が承認可能な前記ファクシミリ送信ジョブを取得するファクシミリ送信ジョブ取得手段と、前記ファクシミリ送信ジョブ取得で取得したファクシミリ送信ジョブを承認するか否認するかを決定する決定手段と、前記承認判定手段で承認された場合に、前記承認されたファクシミリ送信ジョブの画像を送信先にファクシミリ送信するファクシミリ送信手段と、前記承認判定手段で否認された場合に、前記否認されたファクシミリ送信ジョブの再承認を得ることなくファクシミリ送信することを容認する仮承認手段と、前記仮承認手段で仮承認されたファクシミリ送信ジョブのジョブ情報を入力するジョブ情報入力手段と、原稿を読み取る原稿読取手段とを備え、前記ファクシミリ送信手段は、前記原稿読取手段で読み取られた原稿の画像を前記ジョブ情報入力手段で入力されたジョブ情報に対応するファクシミリ送信ジョブの画像として、前記承認者による再承認を得ることなくファクシミリ送信することを特徴とする。
本発明によれば、ファクシミリ送信が否認された場合でも、効率よく再送信させることができる。
本発明に係るファクシミリ送信承認システムの構成の一例を示す図 複合機200のハードウェア構成の一例を示すブロック図 クライアントPC300のハードウェア構成の一例を示すブロック図 複合機200の機能構成の一例を示すブロック図 複合機200のユーザ認証の処理を示すフローチャート 複合機200の原稿読込の処理を示すフローチャート 複合機200の承認処理を示すフローチャート 複合機200の承認後の処理を示すフローチャート 複合機200の仮承認の処理を示すフローチャート 複合機200の否認の処理を示すフローチャート 複合機200の再送信の処理を示すフローチャート 複合機200に表示される初期画面の一例を示すイメージ 複合機200に表示されるジョブ情報設定画面の一例を示すイメージ 複合機200に表示される承認待機データ一覧画面の一例を示すイメージ 複合機200に表示されるプレビュー画面の一例を示すイメージ 複合機200に表示される修正情報一覧画面の一例を示すイメージ 複合機200に表示される否認情報一覧の一例を示すイメージ 複合機200から印刷される否認情報の一例を示すイメージ 複合機200に記憶されるシステム情報を示すデータ例 複合機200に記憶される他のデバイス情報を示すデータ例 複合機200に記憶される間欠条件を示すデータ例 認証に用いられるユーザ情報を示すデータ例 複合機200に記憶される送信ジョブ情報を示すデータ例 複合機200に記憶される否認情報を示すデータ例 複合機200に記憶される仮承認情報を示すデータ例 複合機200に表示されるメッセージを示すイメージ クライアントPC300から承認、否認する際の処理を示すフローチャート
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のファクシミリ送信承認システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態のファクシミリ送信承認システムは、ファクシミリ送信、送信データの保存、送信データの承認処理、保存した送信データの表示の処理が可能なファクシミリ通信可能な複合機200(画像形成装置)と、保存された送信データの表示、承認処理が可能なクライアントPC300(情報処理装置)とがローカルエリアネットワーク(LAN)100を介して接続され、また外部の複数のファクシミリ端末400とが公衆回線網で接続され、情報の送受信を行う構成となっている。
複合機200は、FAX原稿をスキャナで読込(1−1)、読み込んだ原稿のFAX画像を入力されたFAX送信先番号と対応付けて複合機200のHDD207に記憶し(1−2)、複合機200又はクライアントPC300での承認指示によって、FAX画像を操作部218又はCRT310に表示させる(1−3、1−6)。そして、承認者(管理者)は、FAX送信するFAX画像が正しいか否か、送信先が正しいか否かを判断し、承認者の操作に応じて承認・否認・仮承認の処理(1−4、1−7)がなされる。なお、1−1〜1−7の処理についての詳細は後述する。
次に、図2を用いて、図1に示した複合機200のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示した複合機200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、216はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ215や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部214と接続する一方、LAN(例えば、図1に示したLAN100)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット216において、201はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。206はRAMで、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
202はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。207はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。なお、HDD207には、図19〜図21、図23〜図24と、FAX原稿をスキャンしたFAX画像が格納される。また、クライアントPC300からの否認情報の印刷データもHDD207に格納される。
205は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(キーボード)218とのインタフェース部である。また、操作部I/F205は、操作部218から入力したキー情報(例えば、スタートボタンの押下)をCPU201に伝える役割をする。また、ファックス送信するための送信先のファックス番号の入力を操作部218から行うことができる。
203はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)100に接続し、データの入出力を行う。204はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
209は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となる携帯端末のICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ217が外部I/F部209に接続されている。そして、CPU201は、この外部I/F209を介してカードリーダ217による携帯端末のICカードからの情報読み取りを制御し、該携帯端末のICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス219上に配置される。
208はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス219と画像データを高速で転送する画像バス220とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス220は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス220上には以下のデバイスが配置される。
210はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。211はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ部214とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、212はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ215とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
213は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部213は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部215は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部218から読み取り起動指示することにより、CPU201がスキャナ215に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部214は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU201からの指示によって開始する。なお、プリンタ部214には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部218は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F205を介してCPU201に伝える。また、操作部218は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
尚、表示部はプリンタによって表示性能が異なり、タッチパネルを介して操作をできるプリンタ、単に液晶画面を備え文字列を表示(印刷状態や印刷している文書名の表示)させるだけのプリンタによって本発明は構成されている。
ここで、操作部218のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部218のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部218のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ217は、CPU201からの制御により、携帯端末内に備えられたICカードに記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU201へ通知する。
以上のような構成によって、複合機200は、スキャナ215から読み込んだ画像データを公衆回線網にファクシミリ送信したり、LAN100上に送信したり、LAN100から受信した印刷データをプリンタ部214により印刷出力することができる。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、ROM202に記録されており、必要に応じてRAM206にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる送信データ(FAX画像)や仮承認情報、間欠送信情報などは、HDD207に格納されている。
次に、図3を用いて、図1に示したクライアントPC300のハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示したクライアントPC300のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、301はCPUで、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM302あるいは外部メモリ311には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
303はRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM302あるいは外部メモリ311からRAM303にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、305は入力コントローラで、キーボード(KB)309や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。306はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)310等の表示器にへの表示を制御する。なお、図3では、CRT310と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
307はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ311へのアクセスを制御する。
308は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN100)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU301は、例えばRAM303内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT310上での表示を可能としている。また、CPU301は、CRT310上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
次に、図4を用いて、図1に示した複合機200の機能構成について説明する。
図4、図1に示した複合機200の機能構成の一例を示すブロック図である。
スキャナ215を用いて原稿読取部403が読み取った原稿から画像処理部404で画像(FAX画像)を生成し、生成されたFAX画像をHDD207に一時記憶する。
承認処理部406によりHDD207に保存された承認者が承認するべきFAX画像のリストを生成し、パネル表示部402で操作部218に表示する。また、承認者の操作によってFAX画像を選択し、承認・否認処理を実行する。また、クライアントPC300のウェブブラウザを介して、複合機200上のN/W通信部401に接続する事で、承認処理部406によりHDD207に保存された承認者が承認するべきFAX画像のリストをHTML形式に変換し、クライアントPC300へN/W通信部401を介して返信する。また、ウェブブラウザを介して、承認・否認指示が行われると、指示のあったFAX画像に対して承認処理部406により承認・否認処理を実行する。
承認されたFAX画像は、送信制御部405によりMODEM204を介して、事前の設定のタイミングで原稿スキャン時に設定された送信先のファクシミリ端末400に送信される。事前の設定とは、承認されたFAX画像を、即時送信/間欠送信のどちらで送信するかを選択するものあり、即時送信の場合は承認後直ちに送信処理が行われ、間欠送信の場合は指定された時刻や保存データ数が所定数満たされた時点で送信処理が行われる。
各種情報408には図19から25までの各レコード情報が保存される。
次に、図5〜図11、図27を用いて本実施形態の処理について説明する。
図5は複合機200のユーザ認証の処理を示すフローチャートである。
なお、本実施形態では、FAX送信の承認依頼をするための図6の処理と、承認者が承認するための図7の処理と、否認されたFAX送信ジョブの再送信をするための図11の処理とを同一の複合機200で行うように構成し、説明するが、各処理を別の複合機200で行うことも可能である。この場合、各処理を実行する場合に、各複合機200からFAX送信ジョブの一覧を取得して、承認処理や再送信処理を実行するようにする。
ステップS501では、カードリーダ217にICカードがかざされることによって、ICカードから読み取られるユーザIDを取得する。取得したユーザIDを不図示の認証サーバに記憶されている図22のユーザ情報を検索し、ユーザIDが一致したユーザのユーザ情報を認証サーバ(例えば、Directoryサーバ)から取得する。ユーザ情報を取得し、認証成功と判断された場合に、図12の初期画面が表示される。つまり、ステップS501は複合機200へのログインする処理である。
なお、ICカードを用いずに、操作部218でユーザによって入力されたユーザ名とパスワードを用いて、ユーザ情報を取得するように構成することも可能である。また、認証サーバを備えず、複合機200にユーザ情報を記憶させ、複合機200でユーザ情報の検索(ユーザ認証)を行うようにすることも可能である。
また、図12の初期画面表示の場合に、ログインしたユーザが承認するべきFAX送信ジョブがあれば図26のメッセージ2601を表示し、ログインしたユーザの仮承認されたFAX送信ジョブがあれば図26のメッセージ2602を表示する。
ステップS502では、ステップS501で取得したユーザ情報の権限2201が、承認者権限である場合は、図12初期画面の承認ボタン1203を押下可能に表示する。承認者権限の場合にはステップS503へ処理を移す。また、ユーザ情報の権限2201が、一般者権限である場合は、承認ボタン1203を押下できないように表示する。例えば、非表示など。一般者権限の場合には、ステップS505へ処理を移す。
ステップS503では、承認ボタン1203が押下された場合には、ステップS504へ処理を移す。
ステップS504では、FAX送信の承認処理を実行する。承認処理については図7で詳述する。
ステップS505では、ログインしたユーザのユーザIDに従って、図23の送信ジョブ情報から当該ユーザのFAX送信ジョブを取得し、状態2301が仮承認のFAX送信ジョブがあるかいなかを判定する。仮承認のFAX送信ジョブがある場合には、ステップS507へ処理を移し、仮承認のFAX送信ジョブがない場合にはステップS506へ処理を移す。
ステップS506では、原稿読込処理を行う。原稿読込処理については図6にて詳述する。
ステップS507では、仮承認のFAX送信ジョブがあるため、図12の初期画面で再送信ボタン1202が表示される。再送信ボタン1202が押下された場合には、ステップS508へ処理を移す。再送信ボタン1202が押下されず、FAX送信指示され、原稿読取がされた場合にはステップS506へ処理を移す。
ステップS508では、仮承認されたFAX送信ジョブを再送信する再送信処理を行う。再送信処理については、図11にて詳述する。
図6は複合機200の原稿読込の処理を示すフローチャートである。
図6の処理を行うことで、読み込んだ原稿のFAX送信の承認依頼を行うことが可能となる。
ステップS601では、複合機200のフィーダにセットされたFAX原稿をスキャンして、FAX画像を生成する。
ステップS602では、送信期限およびドキュメント名を設定するための情報設定ボタン1201が押下されたか否かを判定する。情報設定ボタン1201が押下された場合には、ステップS603へ処理を移す。また、情報設定ボタン1201が押下されない場合には、ステップS604へ処理を移す。
ステップS603では、図13のジョブ情報設定画面を表示し、送信期限およびドキュメント名の入力を受け付ける。設定ボタン1301が押下されると入力されたドキュメント名および送信期限をRAM303に記憶する。
ステップS604では、FAX送信する宛先情報(FAX送信番号)を入力する。入力された宛先情報は、RAM303に記憶する。
ステップS605では、RAM303に記憶された送信期限およびドキュメント名、宛先情報ログインしているユーザIDをHDD207に保存する。なお、保存する際に、ジョブIDを付与し、また状態2301を承認待ちとして記憶する。さらに、保存したレコードとステップS601で生成されたFAX画像と対応付けて保存する。つまり、ユーザID(送信者)とFAX画像(FAX送信ジョブ)とが対応付いている。
図7は複合機200の承認処理を示すフローチャートである。
本承認処理は、複合機200の承認ボタン1203が押下されると、図14承認待機データ一覧画面が表示され、承認処理がなされるように構成したが、クライアントPC300からWebブラウザで複合機に接続することでも実施可能である。クライアントPC300からの処理は、図27で詳述する。
ステップS701では、ログインしたユーザIDを承認者ID2202として記憶しているユーザのFAX送信ジョブのうち、承認待ちとなっているFA送信ジョブの送信ジョブ情報を図23の送信ジョブ情報から取得し(ファクシミリ送信ジョブ取得)、図14の承認待機データ一覧画面の承認待機データ一覧表1401に表示する。
ステップS702では、FAX送信ジョブが送信可能な内容か判断するために、承認判定対象のFAX送信データの選択を受け付ける。
ステップS703では、表示ボタン1402が押下されたことを検知し、選択されたFAX送信データのFAX画像を図5の1405でプレビュー表示する。つまり、FAX送信データを承認するか否認するかを決定するためにFAX画像を表示する。
ステップS704では、ユーザによって図15のプレビュー画面の内容を確認し、承認・否認を判断させ、否認ボタン1502、承認ボタン1503が押下されたかを検知する。承認ボタン1503が押下されたことを検知した場合にはステップS705へ処理を移し、否認ボタン1502が押下された場合には、ステップS706へ処理を移す。つまり、ステップS704では、FAX送信ジョブの送信を承認するか否認するかを決定する。
ステップS705では、承認された場合の承認後の処理を実行する。承認後の処理については図8で詳述する。
ステップS706では、否認ボタン1502が押下された場合には、否認の原因となった箇所を指定するために、プレビュー画面から否認箇所(例えば、1504)を指定させる。なお、否認箇所は複数指定することも可能である。また、否認箇所の指定は、プレビュー表示画面上で、否認する箇所を矩形選択させる方法や否認箇所にマークを付ける方法などが考えられるが、いずれの方法を用いて実現するようにしてもよい。また、否認箇所は、図17の否認情報一覧で一覧表示される。
否認箇所が指定され、登録ボタン1501が押下されると、プレビューされているFAX送信ジョブに対応付けて、HDD207に図24の否認情報を記憶する。この否認情報は、図10の否認箇所を通知する際に使用する。
ステップS707では、プレビューしているFAX送信ジョブに設定されている送信期限を図23の送信ジョブ情報から取得し(送信期限取得)、送信期限と現在の日時を比較し、所定期間内か否かを判定する。所定期間内である場合には、ステップS708に処理を移し、所定期間外(送信期限が近い場合)であればステップS710へ処理を移す。なお、所定期間(期間条件)は図19に記憶されている。
送信期限が近い場合に単に否認してしまうと、再度承認が必要になることで時間がかかり、業務に支障が発生してしまう。そこでステップS707で、否認した場合に業務に支障が生じするか否かを送信期限で判定して、業務を滞らせないようにする。
ステップS708では、否認しても良いか確認するために図26メッセージ2603を表示する。
ステップS709では、否認すると判定された場合(図26の2603で「はい」が押下)には、ステップS710へ処理を移し、否認しない場合(図26の2103で「いいえ」が押下)はステップS705へ処理を移す。
ステップS710では、仮承認するか確認するために図26メッセージ2604を表示する。そして、仮承認すると判定された場合(図26の2104で「はい」が押下)には、ステップS712へ処理と移し、仮承認しないと判定された場合(図26の2104で「いいえ」が押下)には、ステップS711へ処理と移す(仮承認判定)。これにより、再承認をすることなく否認したFAX送信ジョブを再送信することができ、業務に支障が発生することを防ぐことができる。
ステップS711では、プレビュー表示しているFAX送信ジョブを否認するため図17の否認情報一覧画面を表示し、否認処理を行う。否認処理については図10にて詳述するが、仮承認することで、否認されたファクシミリ送信ジョブの再承認を得ることなくファクシミリ送信することを容認する。
ステップS712では、プレビュー表示しているFAX送信ジョブを仮承認するため、図16の修正情報一覧画面を表示し、仮承認処理を行う。仮承認処理については図9で詳述する。
図8は複合機200の承認後の処理を示すフローチャートである。
ステップS801では、送信モードを判定するために図19のシステム情報から送信モードを取得する。即時送信モードの場合は、直ちに送信状態判定処理を行うためステップS805へ処理を移す。間欠モードの場合は、指定された状態になるまでジョブを蓄積し一定のジョブをまとめて送信状態判定処理を行うためステップS802へ処理を移す。
ステップS802では、間欠送信モードの場合、業務に支障が発生しないかを確認するために、承認されたFAX送信ジョブの送信期限を図23の送信ジョブ情報から取得し、承認した日時と送信期限の差が所定期間(図19の所定期間)内の場合、つまり送信期限が近い場合は、直ちに送信状態判定処理を行い、FAX送信を行うようにする。
ステップS803では、承認した日時と送信期限の差が所定期間(図19の所定期間)外の場合、つまり送信期限が遠い場合は、送信待機状態に移行し、予め指定された条件(図21の間欠条件)を満たすまでHDD207に蓄積される。
ステップS804では、図21の間欠条件から間欠タイプおよび基準値を取得し、送信対象となるFAX送信ジョブがあるか確認する。送信対象となるFAX送信ジョブがある場合は、送信状態判定処理を行う。例えば、間欠タイプがジョブ数である場合には、「100ジョブ」を取得し、蓄積されているFAX送信ジョブが100になった場合に、FAX送信を行うため送信状態判定処理を行う。また、間欠タイプが時間の場合には、「12時」「15時」「17時」を取得し、当該時間になった場合にFAX送信を行うため送信状態判定処理を行う。
ステップS805では、複合機200が送信可能状態になっているか確認するために、ハードウェアエラーなどが発生しているか確認する。送信可能状態の場合は、ステップS806へ処理を移す。送信可能状態でない場合は、他のデバイスへの振替処理を行うためステップS807へ処理を移す。
ステップS806では、HDD207に保存されているFAX画像データをFAX送信ジョブに設定されている宛先に対してFAX送信を行う。つまり、ステップS806はファクシミリ送信処理であり、後述する図11の再送信処理の際には、ステップS1104で読み込まれた原稿のFAX画像を、入力された仮承認ID(ジョブ情報)に対応するFAX送信ジョブに設定されている宛先に対してファクシミリ送信する。
ステップS807では、振替可能なデバイス(複合機)があるか判定するために、図20の他のデバイス情報レコードからデバイス情報を取得する。
ステップS808では、振替可能なデバイスがあるか否かを判定する。振替可能なデバイスがある場合は、ステップS809へ処理を移し、振替可能なデバイスがない場合は、ステップS805の送信状態判定処理に移す。なお、振替可能なデバイスがあるか否かの判定は、図20からデバイス情報が取得できたか否か、あるいは図20で取得したデバイス情報(IPアドレス)に従って、他のデバイスと通信し、FAX送信の振替可能かを問い合わせて判断してもよい。
ステップS809では、ステップS808で取得したデバイス情報のうち振替可能なデバイスを選択して、HDD207に記憶されているFAX画像を振替可能なデバイスに転送(送信)する。
図9は複合機200の仮承認の処理を示すフローチャートである。
ステップS901では、再送信時に正しく修正されている事を確認させるために、図19の修正情報一覧から対象となる領域を選択し、修正する内容(正しい情報)の入力を受け付ける(修正情報入力)。受け付けた修正内容を修正後の箇所に表示させる。
ステップS902では、修正送信ボタン1602が押下されたか否かを判定し(修正情報判定)、受け付けた修正する内容(正しい情報)を反映させてそのまま送信するか否かを決定する。修正送信ボタン1602が押下された場合は、ステップS906へ処理を移し、修正送信ボタン1602が押下されず仮承認ボタン1601押下された場合には、ステップS903へ処理を移す。
ステップS903では、再送信時(図11のフロー)でFAX送信ジョブを識別するために、一意の仮承認IDを発行する。
ステップS904では、図25の仮承認情報に修正情報および仮承認IDを登録する。この時、仮承認されたFAX送信ジョブの状態2301を仮承認とし、また仮承認されたFAX送信ジョブと仮承認IDとを対応付けて記憶しておく。
ステップS905では、仮承認としたFAX送信ジョブに設定されているユーザIDをもとに、例えば図22のユーザ情報からユーザの通知先を取得し、仮承認されたことをメール等で通知する。なお、図10のステップS1003と同様に仮承認したFAX送信ジョブ情報を印刷することも可能である。
ステップS906では、プレビューしたFAX画像を、否認箇所に指定された領域を修正する内容(正しい情報)でマスクし、設定された宛先にFAX送信する。
図10は複合機200の否認の処理を示すフローチャートである。
ステップS1001では、図17の否認情報一覧を表示し、否認理由を明示する場合は、テキスト入力領域1701にユーザによって入力された否認する理由を受け付ける。
ステップS1002では、否認情報の印刷をするか否かを判定する。印刷ボタン1703が押下された場合には、ステップS1003へ処理を移し、否認ボタン1702が押下された場合には、ステップS1104へ処理を移す。
ステップS1003では、否認したFAX送信ジョブのFAX画像と、FAX送信ジョブ情報と、否認理由と、否認日時、承認者の情報を含む否認情報から印刷データ(図18)を生成し(印刷データ生成)、画像処理部213に印刷データを出力し、印刷を行う。
ステップS1004では、否認としたFAX送信ジョブに設定されているユーザIDをもとに、例えば図22のユーザ情報からユーザの通知先を取得し、否認されたことをメール等で通知する。
図11は複合機200の再送信の処理を示すフローチャートである。
ステップS1101では、一度否認されたFAX送信データを再送信するためにステップS903で発行された仮承認ID(ジョブ情報)を入力(ジョブ情報入力)する。なお、本実施形態では仮承認IDを入力させるように構成したが、図23のジョブID(ジョブ情報)を用いることも可能である。
ステップS1102では、入力された仮承認IDが図25の仮承認情報にあるか否かを判定する。仮承認IDがある場合には、ステップS1103へ処理を移し、仮承認IDがない場合には、ステップS1108へ処理を移し、ステップS1108でエラーメッセージ(不図示)を表示する。
ステップS1103では、入力された仮承認IDに関連付けられた仮承認情報を図25の仮承認情報から取得する。
ステップS1104では、修正後の再送信対象とするFAX原稿をスキャンし、FAX画像を生成する。
ステップS1105では、生成されたFAX画像をHDD207に保存する。また、保存したFAX画像は、仮承認IDに対応付くFAX送信ジョブ情報と関連付ける。
ステップS1106では、再スキャンされたFAX画像を修正内容と対比してプレビュー表示し、正しく修正されていると判定され、ユーザによって修正内容OKボタン(不図示)が押下された場合は、ステップS1107へ処理を移す。なお、ステップS1107は、図8の承認後の処理であるため説明は省略する。正しく修正されていないと判定され、ユーザによって修正NGボタンが押下された場合は、ステップS1108へ処理を移し、ステップS1108でエラーメッセージ(不図示)を表示する。つまり、ステップS1106は、ステップS901で入力された修正情報で、FAX画像が正しく修正されたか否かを判定する。
なお、修正内容OKボタン(不図示)が押下された場合は、ステップS1104で生成されたFAX画像を保持し、否認されたFAX画像を削除するように構成する。
また、本実施形態では、正しく修正されているか否かの判定は、修正内容OKボタン(不図示)が押下されたか否かで判定するようにしたが、否認指定した領域をOCR処理(文字認識処理)を行って、ステップS901で入力された修正後の内容と一致するか否かに応じて判定するようにすることも可能である。修正後の内容と一致した場合には、正しく修正されたと判定される。
図27は複合機200に保存されているFAX送信ジョブをクライアントPC300から承認、否認する際の処理を示すフローチャートである。
なお、ステップS502、ステップS701、ステップS703、ステップS704は上記で説明したため説明を省略する。
ステップS2701では、クライアントPC300上の承認クライアントアプリケーション(Webブラウザなど)のユーザ情報入力領域にユーザ情報(ユーザIDおよびパスワードなど)を入力して複合機200に送信する。複合機200はステップS502で、ユーザ情報を受信し、複合機200へのログインを行う。そしてログインしたユーザが承認者となっており、承認待ちとなっているFAX送信ジョブの送信ジョブ情報を取得し、クライアントPC300に送信する(ファクシミリ送信ジョブ送信)。つまり、ユーザ情報を受信することがFAX送信ジョブを承認・否認するための要求(承認要求)となる。
ステップS2702では、ログインしたユーザが承認者となっており、承認待ちとなっているFAX送信ジョブの送信ジョブ情報を複合機200から受信し、一覧を表示する。
ステップS2703では一覧からユーザによって選択されたFAX送信ジョブのプレビュー処理要求を行う。この際ジョブIDを送信することでプレビュー要求を行う。
ステップS2704では、複合機200からプレビューデータを受付を受付、図15と同様の画面を表示する。
ステップS2705では、ユーザによってプレビューされたFAX画像の内容を確認し、プレビューしたFAX送信ジョブの承認又は否認を指示する。承認又は否認の指示は、図15の否認ボタン1502又は承認ボタン1503と同様にボタンを指示することで行う。そして、承認又は否認されたFAX送信ジョブのジョブIDを複合機200は受信し(否認要求を受信する否認受信)、承認(図7)又は否認処理(図10)を行う。
なお、クライアントPC300から否認を行った場合には、ステップS1003の処理での印刷データは、ステップS2701で送信されたユーザ情報と対応付けて(否認したユーザと対応付けて)HDD207に格納する。つまり、当該ユーザが複合機200にログインした際に印刷されるように構成する。
つまり、複合機200にログインし、否認を行った場合には、否認すると否認情報が印字した紙が出力されるが、クライアントPC300を用いてリモートで否認を行った場合には、否認情報が印字した紙はすぐには出力されないような構成となっている。
これは、リモートの場合にはすぐに出力した紙をユーザが取りに来れず、紙文書が放置されてしまうことを防ぐためである。複合機200での否認とクライアントPC300からの否認処理によって、否認情報の出力方法を切り替えることで、セキュリティを高めた否認処理を行うことができる。
以上のように、本実施例によれば、ファクシミリ送信が否認された場合でも、効率よく再送信させることができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図5〜図11、図27に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図5〜図11、図27の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図5〜図11、図27の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 LAN
200 複合機
300 クライアントPC
400 ファクシミリ端末
500 公衆回線網

Claims (7)

  1. ファクシミリ送信するための画像を送信者と対応付けてファクシミリ送信ジョブを記憶するファクシミリ通信可能な画像形成装置であって、
    当該画像形成装置にログインするログイン手段と、
    前記ログイン手段でログインしたユーザが承認者の場合に、当該承認者が承認可能な前記ファクシミリ送信ジョブを取得するファクシミリ送信ジョブ取得手段と、
    前記ファクシミリ送信ジョブ取得手段で取得したファクシミリ送信ジョブを承認するか否認するかを決定する決定手段と、
    前記承認判定手段で承認された場合に、前記承認されたファクシミリ送信ジョブの画像を送信先にファクシミリ送信するファクシミリ送信手段と、
    前記承認判定手段で否認された場合に、前記否認されたファクシミリ送信ジョブの再承認を得ることなくファクシミリ送信することを容認する仮承認手段と、
    前記仮承認手段で仮承認されたファクシミリ送信ジョブのジョブ情報を入力するジョブ情報入力手段と、
    原稿を読み取る原稿読取手段とを備え、
    前記ファクシミリ送信手段は、前記原稿読取手段で読み取られた原稿の画像を前記ジョブ情報入力手段で入力されたジョブ情報に対応するファクシミリ送信ジョブの画像として、前記承認者による再承認を得ることなくファクシミリ送信する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定手段で否認された場合に、前記否認されたファクシミリ送信ジョブの送信期限を取得する送信期限取得手段と、
    前記決定手段で否認と決定される日時とあらかじめ設定される期間条件に従って、仮承認するべきファクシミリ送信ジョブであるか否かを判定する仮承認判定手段とを備え、
    前記仮承認手段は、前記仮承認判定手段で仮承認すべきファクシミリ送信ジョブであると判定された場合に、前記否認されたファクシミリ送信ジョブの再承認を得ることなくファクシミリ送信することを容認することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定手段でファクシミリ送信ジョブを承認するか否認するかを決定する場合に、前記ファクシミリ送信ジョブの画像を表示する表示手段と、
    前記仮承認手段で、前記否認されたファクシミリ送信ジョブの再承認を得ることなくファクシミリ送信することを容認する場合に、前記表示手段で表示された画像の修正情報を入力する修正情報入力手段と、
    前記修正情報入力手段で入力された修正情報で修正されたか否かを判定する修正判定手段と、
    前記ファクシミリ送信手段は、前記修正判定手段で修正されたと判定された場合に、ファクシミリ送信ジョブの画像を送信先にファクシミリ送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記承認判定手段で否認された場合に、否認されたことを示す印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段で生成された印刷データを印刷する印刷手段と
    を備えること特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 情報処理装置から、ファクシミリ送信ジョブの承認要求を受信する承認要求受信手段と、
    前記承認要求受信手段で、ファクシミリ送信ジョブの承認要求を受信した場合に、前記ファクシミリ送信ジョブ取得手段で取得したファクシミリ送信ジョブを前記情報処理装置に送信するファクシミリ送信ジョブ送信手段と、
    前記ファクシミリ送信ジョブ送信手段で送信したファクシミリ送信ジョブの否認要求を受信する否認受信手段とを備え、
    前記印刷データ生成手段は、前記否認受信手段で受信した否認要求に対応するファクシミリ送信ジョブが否認されたことを示す印刷データを生成し、当該画像形成装置に生成された印刷データを否認したユーザと対応付けて印刷データを格納することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. ファクシミリ送信するための画像を送信者と対応付けてファクシミリ送信ジョブを記憶するファクシミリ通信可能な画像形成装置の処理方法であって、
    前記画像形成装置は、
    当該画像形成装置にログインするログインステップと、
    前記ログインステップでログインしたユーザが承認者の場合に、当該承認者が承認可能な前記ファクシミリ送信ジョブを取得するファクシミリ送信ジョブ取得ステップと、
    前記ファクシミリ送信ジョブ取得ステップで取得したファクシミリ送信ジョブを承認するか否認するかを決定する決定ステップと、
    前記承認判定ステップで承認された場合に、前記承認されたファクシミリ送信ジョブの画像を送信先にファクシミリ送信するファクシミリ送信ステップと、
    前記承認判定ステップで否認された場合に、前記否認されたファクシミリ送信ジョブの再承認を得ることなくファクシミリ送信することを容認する仮承認ステップと、
    前記仮承認ステップで仮承認されたファクシミリ送信ジョブのジョブ情報を入力するジョブ情報入力ステップと、
    原稿を読み取る原稿読取ステップとを実行し、
    前記ファクシミリ送信ステップは、前記原稿読取ステップで読み取られた原稿の画像を前記ジョブ情報入力ステップで入力されたジョブ情報に対応するファクシミリ送信ジョブの画像として、前記承認者による再承認を得ることなくファクシミリ送信する
    ことを特徴とする処理方法。
  7. ファクシミリ送信するための画像を送信者と対応付けてファクシミリ送信ジョブを記憶するファクシミリ通信可能な画像形成装置で実行可能なプログラムであって、
    前記画像形成装置を
    当該画像形成装置にログインするログイン手段と、
    前記ログイン手段でログインしたユーザが承認者の場合に、当該承認者が承認可能な前記ファクシミリ送信ジョブを取得するファクシミリ送信ジョブ取得手段と、
    前記ファクシミリ送信ジョブ取得手段で取得したファクシミリ送信ジョブを承認するか否認するかを決定する決定手段と、
    前記承認判定手段で承認された場合に、前記承認されたファクシミリ送信ジョブの画像を送信先にファクシミリ送信するファクシミリ送信手段と、
    前記承認判定手段で否認された場合に、前記否認されたファクシミリ送信ジョブの再承認を得ることなくファクシミリ送信することを容認する仮承認手段と、
    前記仮承認手段で仮承認されたファクシミリ送信ジョブのジョブ情報を入力するジョブ情報入力手段と、
    原稿を読み取る原稿読取手段として機能させ、
    前記ファクシミリ送信手段は、前記原稿読取手段で読み取られた原稿の画像を前記ジョブ情報入力手段で入力されたジョブ情報に対応するファクシミリ送信ジョブの画像として、前記承認者による再承認を得ることなくファクシミリ送信する
    ことを特徴とするプログラム。
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