JP2011010041A - 無線基地局及びリソース割り当て方法 - Google Patents

無線基地局及びリソース割り当て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】平均チャネル情報に基づく割り当て処理を行う場合において、平均チャネル情報の算出に伴う処理負荷を低減すること。
【解決手段】無線基地局100は、無線端末と無線基地局100との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて複数の周波数リソースの何れかを無線端末に割り当てる処理部120を有する。処理部120は、複数の周波数リソースそれぞれのチャネル情報を周期的に取得し、取得したチャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで平均チャネル情報を算出し、チャネル情報及び平均チャネル情報に基づいて、周波数リソースの決定に使用する評価値を算出する。処理部120は、評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、複数の周波数リソースのうち一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する、又は、平均チャネル情報の算出を省略する。
【選択図】図2

Description

本発明は、周波数リソースや時間リソース等の無線リソースを無線端末に割り当てる無線基地局及びリソース割り当て方法に関する。
無線通信システムにおいて、有限な無線リソース(周波数リソース又は時間リソース)を複数の無線端末に効率的に割り当てるために、無線基地局と無線端末との間のチャネル品質を考慮した割り当て処理が広く用いられている。具体的には、無線基地局は、チャネル品質を示すチャネル情報を無線リソース毎に取得し、取得したチャネル情報に基づく評価値を使用して、当該無線端末に割り当てる無線リソースを決定する。
近年では、このような割り当て処理の方式として、プロポーショナル・フェアネス方式が主流になりつつある(例えば、特許文献1参照)。プロポーショナル・フェアネス方式は、無線リソース毎のチャネル情報の平均値(以下、“平均チャネル情報”)に対する、無線リソース毎のチャネル情報の比(つまり、チャネル情報/平均チャネル情報)により表される評価値が大きい無線リソースを無線端末に優先的に割り当てる方式である。
プロポーショナル・フェアネス方式によれば、平均チャネル情報を評価値の計算に用いることで、無線リソースの割り当て機会を公平にしつつ、無線リソース毎のチャネル情報を評価値の計算に用いることで、無線端末に対してチャネル品質が良好な無線リソースを割り当ててスループットを向上させることができる。
特開2006−157323号公報
上述したプロポーショナル・フェアネス方式では、平均チャネル情報を評価値の計算に用いることで割り当て機会を公平にすることが可能であるが、無線リソース毎のチャネル情報の平均化により平均チャネル情報を計算する必要があるため、平均チャネル情報の計算に伴う無線基地局の処理負荷が大きくなる問題がある。
特に、無線基地局との通信を行うべき無線端末が多数存在する場合に、当該多数の無線端末それぞれについて平均チャネル情報を計算すると、無線基地局の処理負荷が膨大となる問題があった。
そこで、本発明は、平均チャネル情報に基づく割り当て処理を行う場合において、平均チャネル情報の算出に伴う処理負荷を低減できる無線基地局及びリソース割り当て方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、無線端末(無線端末UE)と自無線基地局(無線基地局100)との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の周波数リソースの何れかを前記無線端末に割り当てる割り当て処理部(処理部120)を有し、前記割り当て処理部は、前記複数の周波数リソースそれぞれの前記チャネル情報を周期的に取得し、前記取得したチャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで平均チャネル情報を算出し、前記取得したチャネル情報と、前記算出した平均チャネル情報とに基づいて、前記無線端末に割り当てる周波数リソースの決定に使用する評価値を算出する無線基地局(無線基地局100)であって、前記割り当て処理部は、前記評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、前記複数の周波数リソースのうち一部の周波数リソースの前記チャネル情報を用いて前記平均チャネル情報を算出する、又は前記平均チャネル情報の算出を省略することを要旨とする。
このような特徴によれば、評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、複数の周波数リソースのうち一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する、又は平均チャネル情報の算出を省略することにより、平均チャネル情報の算出に伴う処理負荷を低減できる。
本発明の上記の特徴において、前記特定の時間帯とは、前記複数の周波数リソースの何れかを用いて前記無線端末と送受信すべきデータが存在しない時間帯でもよい。
本発明の上記の特徴において、前記特定の時間帯とは、前記複数の周波数リソースのうち前記無線端末に割り当てられる周波数リソースが予約されている時間帯でもよい。
本発明の上記の特徴において、前記無線基地局と前記無線端末との通信には、前方誤り訂正と自動再送制御とが併用されるハイブリッド自動再送制御が適用されており、前記特定の時間帯とは、前記ハイブリッド自動再送制御に従って並列的に実行される再送処理の数が最大数に達している時間帯でもよい。
本発明の上記の特徴において、前記割り当て処理部は、前記一部の周波数リソースの前記チャネル情報を用いて前記平均チャネル情報を算出する場合、前記一部の周波数リソースの前記チャネル情報を取得してもよい。
本発明の上記の特徴において、前記割り当て処理部は、前記平均チャネル情報の算出を省略する場合、前記チャネル情報の取得を省略してもよい。
本発明の上記の特徴において、前記割り当て処理部は、前記平均チャネル情報の算出を省略する場合、前記平均チャネル情報の算出を省略した時間が所定時間継続すると、前記一部の周波数リソースの前記チャネル情報を用いて前記平均チャネル情報を算出してもよい。
本発明の第2の特徴は、無線端末(無線端末UE)と自無線基地局(無線基地局100)との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の時間リソースの何れかを前記無線端末に割り当てる割り当て処理部(処理部120)を有し、前記割り当て処理部は、前記複数の時間リソースそれぞれの前記チャネル情報を取得し、前記取得したチャネル情報を平均化することで平均チャネル情報を算出し、前記取得したチャネル情報と、前記算出した平均チャネル情報とに基づいて、前記無線端末に割り当てる時間リソースの決定に使用する評価値を算出する無線基地局であって、前記割り当て処理部は、前記評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、前記平均チャネル情報の算出を省略することを要旨とする。
このような特徴によれば、評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、平均チャネル情報の算出を省略することにより、平均チャネル情報の算出に伴う処理負荷を低減できる。
本発明の第3の特徴は、無線端末と無線基地局との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の周波数リソースの何れかを前記無線端末に割り当てるリソース割り当て方法であって、前記複数の周波数リソースそれぞれの前記チャネル情報を周期的に取得する取得ステップと、前記取得ステップによって取得された前記チャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで平均チャネル情報を算出する第1算出ステップと、前記取得ステップによって取得された前記チャネル情報と、前記第1算出ステップによって算出された前記平均チャネル情報とに基づいて、前記無線端末に割り当てる周波数リソースの決定に使用する評価値を算出する第2算出ステップとを備え、前記第1算出ステップでは、前記第2算出ステップで前記評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、前記複数の周波数リソースのうち一部の周波数リソースの前記チャネル情報を用いて前記平均チャネル情報を算出する、又は前記平均チャネル情報の算出を省略することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線端末と無線基地局との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の時間リソースの何れかを前記無線端末に割り当てるリソース割り当て方法であって、前記複数の時間リソースそれぞれの前記チャネル情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップによって取得された前記チャネル情報を平均化することで平均チャネル情報を算出する第1算出ステップと、前記取得ステップによって取得された前記チャネル情報と、前記第1算出ステップによって算出された前記平均チャネル情報とに基づいて、前記無線端末に割り当てる時間リソースの決定に使用する評価値を算出する第2算出ステップとを備え、前記第1算出ステップでは、前記第2算出ステップで前記評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、前記平均チャネル情報の算出を省略することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、平均チャネル情報に基づく割り当て処理を行う場合において、平均チャネル情報の算出に伴う処理負荷を低減できる無線基地局及びリソース割り当て方法を提供できる。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る平均チャネル情報の算出方法を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る処理部が実行する割り当て処理の処理フロー1を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る処理部が実行する割り当て処理の処理フロー1を示すフローチャートである。 その他の実施形態に係る平均チャネル情報の算出方法を説明するための図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの概要、(2)無線基地局の構成、(3)処理フロー、(4)実施形態の効果、(5)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの概要
図1は、本実施形態に係る無線通信システム1の概略構成図である。
本実施形態では、無線通信システム1は、多元接続方式として直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式又はシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)方式等のFDMA方式を使用するFDMA無線通信システムである。例えば、無線通信システム1は、3GPP (3rd Generation Partnership Project)で標準化されているE−UTRA (Evolved - Universal Terrestrial Radio Access)に基づく構成を有している。
無線通信システム1では、システム帯域をサブフレーム毎に複数の周波数リソース(サブチャネル)に分割して使用する。なお、E−UTRAでは、各サブフレームにおける各周波数リソースは、リソース・ブロック(RB)と称される。
図1に示すように、無線通信システム1は、複数の無線端末UE1,UE2,UE3…、及び無線基地局100を有する。なお、以下においては、無線端末UE1,UE2,UE3…のうちの1つを適宜「無線端末UE」と略記する。無線基地局100は、サブフレーム毎に、無線端末UE1,UE2,UE3…それぞれに周波数リソースを割り当て、割り当てた周波数リソースを用いて無線通信を行う。
一般的に、無線基地局100と無線端末UEとの間のチャネル品質は周波数毎に異なる。そこで、無線基地局100は、無線端末UEに対してチャネル品質の良好な周波数リソースを優先的に割り当てる割り当て処理を行う。このような割り当て処理を無線端末UE1,UE2,UE3…それぞれについて行うことで、システム帯域を効率的に利用可能になる。
下りリンクについては、無線端末UEは、無線基地局100から受信する下り無線信号(具体的には、既知の信号系列であるパイロット信号)に基づいて、各周波数リソースのチャネル品質を測定する。無線端末UEは、測定したチャネル品質を示すCQI(Channel Quality Indication)を周波数リソース毎かつサブフレーム毎に無線基地局100に送信する。無線基地局100は、無線端末UEから受信したCQIに基づいて周波数リソースの割り当て処理を行う。
上りリンクについては、無線基地局100は、無線端末UEから受信する上り無線信号(具体的には、既知の信号系列であるパイロット信号)に基づいて、チャネル品質をを示すSINR(Signal-to-Interference and Noise power Ratio)を周波数リソース毎かつサブフレーム毎に測定する。無線基地局100は、測定したSINRに基づいて周波数リソースの割り当て処理を行う。
本実施形態において、CQI及びSINRは、周波数リソースのチャネル品質(瞬時チャネル品質)を示すチャネル情報に相当する。
無線基地局100は、下りリンク及び上りリンクそれぞれにおいて、プロポーショナル・フェアネス方式の割り当て処理を行う。無線基地局100は、周波数リソース毎のチャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで得られた平均チャネル情報を用いて評価値を計算する。そして、無線基地局100は、平均チャネル情報に対する周波数リソース毎のチャネル情報の比(つまり、周波数リソース毎のチャネル情報/平均チャネル情報)により表される評価値が大きい周波数リソースを無線端末UEに優先的に割り当てる。
(2)無線基地局の構成
図2は、無線基地局100の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、無線基地局100は、アンテナ部ANT、送受信部110、処理部120、記憶部130、及び有線通信部140を有する。
送受信部110は、例えばRF回路やBB回路等を用いて構成され、アンテナ部ANTを介して無線信号の送受信を行うとともに、変調/復調や符号化/復号等を行う。
処理部120は、例えばCPUを用いて構成され、無線基地局100が具備する各種の機能を制御するとともに、各種の演算処理を行う。本実施形態において処理部120は、チャネル情報に基づいて複数の周波数リソースの何れかを無線端末UEに割り当てる割り当て処理部を構成する。
記憶部130は、例えばメモリを用いて構成され、無線基地局100の制御や演算処理等に用いられる各種の情報を記憶する。記憶部130は、送受信部110が送信すべき送信データを送信完了まで保持する送信バッファとしても機能する。有線通信部140は、バックホールネットワークを介して他の装置(無線基地局や制御装置)と通信する。
処理部120は、チャネル情報取得部121、平均チャネル情報算出部122、評価値算出部123、リソース割り当て決定部124、及び監視部125を有する。
チャネル情報取得部121は、周波数リソースF1,F2,F3…毎のチャネル情報をサブフレーム毎に(すなわち、周期的に)取得する。取得されるチャネル情報は、下りリンクにおける周波数リソース毎のチャネル情報でもよく、上りリンクにおける周波数リソース毎のチャネル情報でもよい。
図3の例では、サブフレーム1においてチャネル情報取得部121は、周波数リソースF1のチャネル情報Q1を取得し、周波数リソースF2のチャネル情報Q2を取得し、周波数リソースF3のチャネル情報Q3を取得している。
また、サブフレーム2においてチャネル情報取得部121は、周波数リソースF1のチャネル情報Q1を取得し、周波数リソースF2のチャネル情報Q2を取得し、周波数リソースF3のチャネル情報Q3を取得している。
サブフレーム3においてチャネル情報取得部121は、周波数リソースF1のチャネル情報Q1を取得し、周波数リソースF2のチャネル情報Q2を取得し、周波数リソースF3のチャネル情報Q3を取得している。
チャネル情報取得部121は、このような取得処理を無線端末UE1,UE2,UE3…それぞれについて行う。
平均チャネル情報算出部122は、図3に示すように、チャネル情報取得部121が取得したチャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで平均チャネル情報を算出する。
図3の例では、サブフレーム1において平均チャネル情報算出部122は、周波数リソースF1,F2,F3…のチャネル情報Q1,Q2,Q3…の平均値をサブフレーム1における平均チャネル情報1として算出している。算出された平均チャネル情報1は記憶部130に記憶される。
また、サブフレーム2において平均チャネル情報算出部122は、周波数リソースF1,F2,F3…のチャネル情報Q1,Q2,Q3…の平均値Aを算出している。さらに、平均チャネル情報算出部122は、周波数方向の平均値Aと、記憶部130に記憶されている平均チャネル情報1との平均値をサブフレーム2における平均チャネル情報2として算出する。算出された平均チャネル情報2は記憶部130に記憶される。
サブフレーム3において平均チャネル情報算出部122は、周波数リソースF1,F2,F3…のチャネル情報Q1,Q2,Q3…の平均値Bを算出している。さらに、平均チャネル情報算出部122は、周波数方向の平均値Bと、記憶部130に記憶されている平均チャネル情報2との平均値をサブフレーム3における平均チャネル情報3として算出する。算出された平均チャネル情報3は記憶部130に記憶される。
平均チャネル情報算出部122は、このような平均化処理を無線端末UE1,UE2,UE3…それぞれについて行う。平均化処理は、デシベル(dB)と真値との変換等の演算処理を伴うため、処理部120の処理負荷は大きいものとなる。
なお、記憶部130に記憶される平均チャネル情報は、平均チャネル情報算出部122により、サブフレーム毎に更新される。
評価値算出部123は、チャネル情報取得部121が取得したチャネル情報と、平均チャネル情報算出部122が算出した平均チャネル情報とに基づいて、無線端末UEに割り当てる周波数リソースの決定に使用する評価値を周波数リソースF1,F2,F3…それぞれについて算出する。
図3の例では、サブフレーム1において評価値算出部123は、周波数リソースF1に対応する評価値として、チャネル情報Q1/平均チャネル情報1を算出する。評価値算出部123は、周波数リソースF2に対応する評価値として、チャネル情報Q2/平均チャネル情報1を算出する。評価値算出部123は、周波数リソースF3に対応する評価値として、チャネル情報Q3/平均チャネル情報1を算出する。
また、サブフレーム2において評価値算出部123は、周波数リソースF1に対応する評価値として、チャネル情報Q1/平均チャネル情報2を算出する。評価値算出部123は、周波数リソースF2に対応する評価値として、チャネル情報Q2/平均チャネル情報2を算出する。評価値算出部123は、周波数リソースF3に対応する評価値として、チャネル情報Q3/平均チャネル情報2を算出する。
サブフレーム3において評価値算出部123は、周波数リソースF1に対応する評価値として、チャネル情報Q1/平均チャネル情報3を算出する。評価値算出部123は、周波数リソースF2に対応する評価値として、チャネル情報Q2/平均チャネル情報3を算出する。評価値算出部123は、周波数リソースF3に対応する評価値として、チャネル情報Q3/平均チャネル情報3を算出する。
評価値算出部123は、このような評価値算出処理を無線端末UE1,UE2,UE3…それぞれについて行う。
なお、評価値算出部123は、時間方向に平均化されたチャネル情報(いわゆる、短期間平均チャネル情報)と、周波数方向及び時間方向に平均化された平均チャネル情報(長期間平均チャネル情報)とに基づいて評価値を算出してもよい。短期間平均チャネル情報とは、平均チャネル情報(いわゆる、長期間平均チャネル情報)よりも短い期間において平均化されたチャネル情報である。
リソース割り当て決定部124は、評価値算出部123が算出した評価値に基づいて、無線端末UE1,UE2,UE3…それぞれに割り当てる周波数リソースを決定する。図3の例では、各サブフレームにおいてリソース割り当て決定部124は、無線端末UE1,UE2,UE3…それぞれについて計算された周波数リソースFnの評価値を比較し、最も評価値が高い無線端末UEに周波数リソースFnを割り当てる。
監視部125は、無線端末UE1,UE2,UE3…それぞれについて、評価値算出部123が評価値の算出を省略可能な(すなわち、周波数リソースの割り当てを決定する必要がない)特定の時間帯であるか否かを監視する。
特定の時間帯とは、例えば次の(a)〜(c)の何れかである。
(a)周波数リソースを用いて無線端末UEと送受信すべきデータ(ユーザデータ)が存在しないサブフレーム。
ダウンリンクについては、監視部125は、無線端末UE宛てのデータが記憶部130に記憶されているか否か監視することで、送受信部110から無線端末UEに送信すべきデータが存在しないサブフレームを検出できる。アップリンクについては、無線端末UEにおける送信バッファ量を無線端末UEが通知し、監視部125が、無線基地局100宛てのデータが無線端末UEに記憶されているか否か監視することで、送受信部110が無線端末UEから受信すべきデータが存在しないサブフレームを検出する。
(b)無線端末UEに割り当てられる周波数リソースが予約されているサブフレーム。
例えばQoS保証を目的として、特定の無線端末UEに対して割り当てられる周波数リソースが一定時間間隔で予約されていることがある。監視部125は、そのようなリソース予約状況を監視することで、無線端末UEに割り当てられる周波数リソースが予約されているサブフレームを検出する。
(c)ハイブリッド自動再送制御(HARQ)プロセス数が最大数に達しているサブフレーム。
無線基地局100と無線端末UEとの通信には、前方誤り訂正(FEC)と自動再送制御(ARQ)とが併用されるHARQが適用されている。HARQプロセス数とは、HARQに従って並列的に実行される再送処理の数を意味する。HARQプロセス数が最大数に達しており、各プロセスにおいて次回の再送が可能になるまでの時間帯においては、リソースが割り当てられない。監視部125は、そのようなHARQプロセスの進行状況を監視することで、HARQプロセス数が最大数に達しているサブフレームを検出する。
監視部125が上記特定の時間帯を検出した場合、チャネル情報取得部121は、検出された特定の時間帯において、一部の周波数リソースのチャネル情報を取得する、又はチャネル情報の取得を省略する。一部の周波数リソースとは、例えば、周波数リソースF1,F2,F3…を所定周波数間隔で間引いた残りの周波数リソース(一例として、周波数リソースF1,F10,F20…)である。
監視部125が上記特定の時間帯を検出した場合、平均チャネル情報算出部122は、一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する、又は平均チャネル情報の算出を省略する。平均チャネル情報の算出を省略する場合には、前サブフレームで算出した平均チャネル品質を流用してもよい。
平均チャネル情報の算出を省略する方が、一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する場合よりも処理負荷を低減できる。ただし、平均チャネル情報の算出には、上述したように、過去の平均チャネル情報が用いられるため、平均チャネル情報の算出を省略し続けることは余り好ましくない。
したがって、平均チャネル情報算出部122は、上記特定の時間帯においても、ある程度の頻度で、一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出するものとする。すなわち、平均チャネル情報算出部122は、平均チャネル情報の算出を省略した時間が所定時間継続すると、一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する。
(3)処理フロー
次に、処理部120が実行する割り当て処理の処理フロー1,2について説明する。
処理フロー1は、監視部125が上記特定の時間帯を検出した場合に、平均チャネル情報算出部122が一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する処理フローである。
処理フロー2は、監視部125が上記特定の時間帯を検出した場合に、平均チャネル情報算出部122が平均チャネル情報の算出を省略する処理フローである。
上述したように、処理フロー1,2は個別に実行する場合に限らず、適宜切り替えて実行可能である。
(3.1)処理フロー1
図4は、割り当て処理の処理フロー1を示すフローチャートである。処理フロー1は、サブフレーム単位で実行される。
無線端末UEについて監視部125が上記特定の時間帯を検出していない場合(ステップS11;NO)、ステップS12においてチャネル情報取得部121は、周波数リソースF1,F2,F3…それぞれのチャネル情報を取得する。
ステップS13において、平均チャネル情報算出部122は、チャネル情報取得部121が取得したチャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで平均チャネル情報を算出する。
ステップS14において、評価値算出部123は、チャネル情報から割り当て判断用のメトリック(分子に相当する部分)を算出するとともに、平均チャネル情報算出部122が算出した平均チャネル情報と当該メトリックに基づいて周波数リソースF1,F2,F3…それぞれの評価値を算出する。
一方、無線端末UEについて監視部125が上記特定の時間帯を検出している場合(ステップS11;YES)、ステップS15においてチャネル情報取得部121は、一部の周波数リソース(例えばF1,F20,F30…)についてのチャネル情報を取得する。
ステップS16において、平均チャネル情報算出部122は、チャネル情報取得部121が一部の周波数リソースについて取得したチャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで平均チャネル情報を算出する。算出された平均チャネル情報は記憶部130に記憶され、次サブフレームでの平均チャネル情報の算出に使用される。なお、ステップS16の後においては評価値の算出が省略される。
無線端末UE1,UE2,UE3…の全てについて処理が完了した場合(ステップS17;YES)、リソース割り当て決定部124は、評価値算出部123が算出した評価値を使用して周波数リソースの割り当てを行う。無線端末UE1,UE2,UE3…の全てについて処理が完了していない場合(ステップS17;NO)、ステップS11に処理が戻る。
(3.2)処理フロー2
図5は、割り当て処理の処理フロー2を示すフローチャートである。
処理フロー2では、無線端末UEについて監視部125が上記特定の時間帯を検出している場合(ステップS21;YES)において、チャネル情報取得部121がチャネル情報の取得を省略し、平均チャネル情報算出部122が平均チャネル情報の算出を省略する点で処理フロー1とは異なる。その他の点については、処理フロー1と同様である。
(4)実施形態の効果
以上説明したように、平均チャネル情報算出部122は、評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、複数の周波数リソースのうち一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する、又は平均チャネル情報の算出を省略する。これにより、平均チャネル情報の算出に伴う処理負荷を低減できる。
また、無線端末UEと送受信すべきデータが存在しないサブフレームを上記特定の時間帯とすることで、無線端末UEと送受信すべきデータが存在しないサブフレームにおける処理部120の処理負荷を低減できる。
同様に、無線端末UEに割り当てられる周波数リソースが予約されているサブフレームを上記特定の時間帯とすることで、無線端末UEに割り当てられる周波数リソースが予約されているサブフレームにおける処理部120の処理負荷を低減できる。
さらに、HARQプロセス数が最大数に達しているサブフレームを上記特定の時間帯とすることで、HARQプロセス数が最大数に達しているサブフレームにおける処理部120の処理負荷を低減できる。
本実施形態では、平均チャネル情報算出部122が一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する場合、チャネル情報取得部121が当該一部の周波数リソースのチャネル情報を取得する。これにより、全部の周波数リソースのチャネル情報を取得するよりも処理部120の処理負荷を低減できる。
本実施形態では、平均チャネル情報算出部122が平均チャネル情報の算出を省略する場合、チャネル情報取得部121がチャネル情報の取得を省略することによって、処理部120の処理負荷をさらに低減できる。
本実施形態では、平均チャネル情報算出部122は、平均チャネル情報の算出を省略した時間が所定時間(例えば5サブフレーム程度)継続すると、一部の周波数リソースのチャネル情報を用いて平均チャネル情報を算出する。平均チャネル情報の算出には、過去の平均チャネル情報が用いられるため、上記特定の時間帯においても、ある程度の頻度で平均チャネル情報を算出することで、平均チャネル情報の精度低下を抑制できる。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
(5.1)変更例1
上述した実施形態では、無線通信システム1がOFDMA又はSC−FDMAを使用するFDMA無線通信システムであると説明したが、割り当て処理にプロポーショナル・フェアネス方式を用いる無線通信システムであれば、他の無線通信システムに本発明を適用可能である。以下、図6を参照して、cdma2000 nx evolution - data only (以下、“EV−DO”) に本発明を適用した場合の無線基地局100の動作を説明する。EV−DOでは、周波数リソースがスロットと呼ばれる時間リソース(例えば1/600秒)に区切られており、当該スロットが無線端末UEに割り当てられる。
無線基地局100は、無線端末UEから受信するDRCに基づいて、スロットを無線端末UEに効率的に割り当てるための割り当て処理を行う。具体的には、無線基地局100は、無線端末UE1,UE2,…それぞれについて、過去一定スロットの期間の平均伝送速度Rと、瞬時の伝送速度DRCとからDRC/Rを評価値として計算し、当該評価値が最も大きい無線端末にスロットを割り当てる。伝送速度はチャネル品質を反映しており、本変更例において、瞬時の伝送速度はチャネル情報に相当し、平均伝送速度Rは平均チャネル情報に相当する。
このような無線通信システムにおいて、無線基地局100の処理部120は、無線端末UEと無線基地局100との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の時間リソースの何れかを無線端末UEに割り当てる。処理部120は、複数の時間リソースそれぞれのチャネル情報を取得し、取得したチャネル情報を平均化することで平均チャネル情報を算出し、取得したチャネル情報と、算出した平均チャネル情報とに基づいて、無線端末UEに割り当てる時間リソースの決定に使用する評価値を算出する。そして、処理部120は、評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、平均チャネル情報の算出を省略する。
(5.2)変更例2
上述した実施形態では、プロポーショナル・フェアネス方式の割り当て処理について説明したが、平均チャネル情報を使用する方式であれば、プロポーショナル・フェアネス方式の割り当て処理に本発明を適用してもよい。
(5.3)変更例3
上述した実施形態では、監視部125が上記特定の時間帯を検出した場合に、チャネル情報取得部121が一部の周波数リソースのチャネル情報を取得していたが、全周波数リソースのチャネル情報を取得してもよい。この場合、平均チャネル情報算出部122は、全周波数リソースのチャネル情報の中から一部のチャネル情報のみを用いて平均チャネル情報を算出する。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
ANT…アンテナ部、UE…無線端末、1…無線通信システム、100…無線基地局、110…送受信部、120…処理部、121…チャネル情報取得部、122…平均チャネル情報算出部、123…評価値算出部、124…決定部、125…監視部、130…記憶部、140…有線通信部

Claims (10)

  1. 無線端末と自無線基地局との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の周波数リソースの何れかを前記無線端末に割り当てる割り当て処理部を有し、
    前記割り当て処理部は、
    前記複数の周波数リソースそれぞれの前記チャネル情報を周期的に取得し、
    前記取得したチャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで平均チャネル情報を算出し、
    前記取得したチャネル情報と、前記算出した平均チャネル情報とに基づいて、前記無線端末に割り当てる周波数リソースの決定に使用する評価値を算出する無線基地局であって、
    前記割り当て処理部は、前記評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、前記複数の周波数リソースのうち一部の周波数リソースの前記チャネル情報を用いて前記平均チャネル情報を算出する、又は前記平均チャネル情報の算出を省略する無線基地局。
  2. 前記特定の時間帯とは、前記複数の周波数リソースの何れかを用いて前記無線端末と送受信すべきデータが存在しない時間帯である請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記特定の時間帯とは、前記複数の周波数リソースのうち前記無線端末に割り当てられる周波数リソースが予約されている時間帯である請求項1に記載の無線基地局。
  4. 前記無線基地局と前記無線端末との通信には、前方誤り訂正と自動再送制御とが併用されるハイブリッド自動再送制御が適用されており、
    前記特定の時間帯とは、前記ハイブリッド自動再送制御に従って並列的に実行される再送処理の数が最大数に達している時間帯である請求項1に記載の無線基地局。
  5. 前記割り当て処理部は、前記一部の周波数リソースの前記チャネル情報を用いて前記平均チャネル情報を算出する場合、前記一部の周波数リソースの前記チャネル情報を取得する請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の無線基地局。
  6. 前記割り当て処理部は、前記平均チャネル情報の算出を省略する場合、前記チャネル情報の取得を省略する請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の無線基地局。
  7. 前記割り当て処理部は、前記平均チャネル情報の算出を省略する場合において、前記平均チャネル情報の算出を省略した時間が所定時間継続すると、前記一部の周波数リソースの前記チャネル情報を用いて前記平均チャネル情報を算出する請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の無線基地局。
  8. 無線端末と自無線基地局との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の時間リソースの何れかを前記無線端末に割り当てる割り当て処理部を有し、
    前記割り当て処理部は、
    前記複数の時間リソースそれぞれの前記チャネル情報を取得し、
    前記取得したチャネル情報を平均化することで平均チャネル情報を算出し、
    前記取得したチャネル情報と、前記算出した平均チャネル情報とに基づいて、前記無線端末に割り当てる時間リソースの決定に使用する評価値を算出する無線基地局であって、
    前記割り当て処理部は、前記評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、前記平均チャネル情報の算出を省略する無線基地局。
  9. 無線端末と無線基地局との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の周波数リソースの何れかを前記無線端末に割り当てるリソース割り当て方法であって、
    前記複数の周波数リソースそれぞれの前記チャネル情報を周期的に取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって取得された前記チャネル情報を周波数方向及び時間方向に平均化することで平均チャネル情報を算出する第1算出ステップと、
    前記取得ステップによって取得された前記チャネル情報と、前記第1算出ステップによって算出された前記平均チャネル情報とに基づいて、前記無線端末に割り当てる周波数リソースの決定に使用する評価値を算出する第2算出ステップとを備え、
    前記第1算出ステップでは、前記第2算出ステップで前記評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、前記複数の周波数リソースのうち一部の周波数リソースの前記チャネル情報を用いて前記平均チャネル情報を算出する、又は前記平均チャネル情報の算出を省略するリソース割り当て方法。
  10. 無線端末と無線基地局との間のチャネル品質を示すチャネル情報に基づいて、複数の時間リソースの何れかを前記無線端末に割り当てるリソース割り当て方法であって、
    前記複数の時間リソースそれぞれの前記チャネル情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって取得された前記チャネル情報を平均化することで平均チャネル情報を算出する第1算出ステップと、
    前記取得ステップによって取得された前記チャネル情報と、前記第1算出ステップによって算出された前記平均チャネル情報とに基づいて、前記無線端末に割り当てる時間リソースの決定に使用する評価値を算出する第2算出ステップと
    を備え、
    前記第1算出ステップでは、前記第2算出ステップで前記評価値の算出を省略可能な特定の時間帯において、前記平均チャネル情報の算出を省略するリソース割り当て方法。
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