JP2011004013A - 無線通信中継装置、無線端末、無線通信システム、無線通信中継方法、無線通信方法、無線通信中継プログラムおよび無線通信プログラム - Google Patents

無線通信中継装置、無線端末、無線通信システム、無線通信中継方法、無線通信方法、無線通信中継プログラムおよび無線通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配下の無線端末の通信を中継し、かつ配下の無線端末に指示を送信すること。
【解決手段】アクセスポイント110は、情報取得部202によって所定の情報を取得し、認証部204によって無線端末との相互認証をおこなう。そして、所定の情報に基づいて、生成部211によって、相互認証された無線端末に対する指示を生成する。指示は、設定部223によってあらかじめ設定されていてもよい。そして、指示送信部221によって無線端末に指示を送信する。さらに、完了通知受信部222によって、指示を送信した無線端末から、指示に応じた処理が完了した旨の完了通知を受信し、管理部212によって完了通知を管理する。
【選択図】図2

Description

この発明は、無線通信おこなう無線通信中継装置、無線端末、無線通信システム、無線通信中継方法、無線通信方法、無線通信中継プログラムおよび無線通信プログラムに関する。
従来、無線通信システムとしては、無線通信を利用してデータの送受信をおこなうLANシステムである無線LANが知られている。無線LANにおいて、アクセスポイントは、ノートパソコンなどの無線LANクライアント(無線端末)を、相互に接続したり、他のネットワーク(インターネットや有線LAN等)に接続したりする。
また、地震発生時に気象庁が配信する緊急地震速報を受信する緊急地震速報受信機がある。このような緊急地震速報受信機のうち、緊急地震速報受信機が設置される場所、利用者の年齢層および性別に応じた最適な避難行動を指示することのできる緊急地震速報受信機が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。この緊急地震速報受信機は、無線LANシステムにおける無線端末に接続されることで、気象庁からインターネットを介して配信された緊急地震速報を無線通信によって受信することができる。同様に緊急地震速報だけでなく、全国瞬時警報システム(J−ALERT)から配信された情報を無線通信によって受信することができる。
特開2009−81601号公報
しかしながら、アクセスポイントは、無線端末を相互に接続したり、他のネットワークに接続したりするのみで、配下の無線端末に対して処理をおこなわせる指示を送信することはできなかった。したがって、たとえば社内などにおいてあらかじめ設定された時間に通信を切断し、社員に強制的に仕事を辞めさせるなどの労務管理ができないという問題がある。
また、特許文献1の技術では、緊急地震速報受信機を有線で接続しなくてもよいため、緊急地震速報受信機を利用者の所望する場所に設置することができるが、1台の緊急地震速報受信機では、たとえば音声情報が聞こえる範囲にしか避難行動の指示ができないという問題がある。また、緊急地震速報受信機を複数の場所に設置したい場合、比較的高価な緊急地震速報受信機を複数台購入しなければならず、費用がかかるという問題がある。さらに、緊急地震速報受信機が無線端末に接続されているため、たとえば、同じアクセスポイントの通信エリア内に複数の無線端末がある場合でも、緊急無線受信機が接続された無線端末の利用者にしか最適な避難行動を指示することができないという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、配下の無線端末の通信を中継し、かつ配下の無線端末に指示を送信することのできる無線通信中継装置、無線端末、無線通信システム、無線通信中継方法、無線通信方法、無線通信中継プログラムおよび無線通信プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる無線通信中継装置は、配下の無線端末の無線通信を中継し、当該無線端末を他のネットワークに接続させる、または当該無線端末同士を相互に接続させる無線通信中継装置において、所定の情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得された前記所定の情報に基づいて、前記無線端末に対する指示を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記指示を動作中の前記無線端末に送信する指示送信手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、無線通信中継装置は、配下の無線端末の通信を中継し、かつ配下の無線端末に対する指示を生成し、送信することができる。したがって、通信を中継する無線通信中継装置が、配下の無線端末に処理をおこなわせることができる。
また、請求項2の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1に記載の発明において、前記生成手段は、前記無線端末ごとに異なる内容の前記指示を生成し、前記指示送信手段は、それぞれの前記無線端末に対応する前記指示を、それぞれの前記無線端末に送信することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、無線通信中継装置は、配下の無線端末ごとに異なる指示を送信することができる。したがって、無線端末の利用者や無線端末が制御する機器に応じて、様々な処理をおこなわせることができる。
また、請求項3の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1または2に記載の発明において、自装置と前記無線端末との相互認証をおこなう認証手段をさらに備え、前記指示送信手段は、前記認証手段によって認証された前記無線端末にのみ、前記指示を送信することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、無線通信中継装置は、相互認証された無線端末のみに指示を送信することができる。したがって、たとえば無線LANの事業者は、契約者の有する端末のみに処理をおこなわせることができる。
また、請求項4の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記指示送信手段によって前記指示を送信した前記無線端末から、前記指示に応じた処理が完了した旨の完了通知を受信する完了通知受信手段と、前記完了通知受信手段によって受信された前記完了通知を管理する管理手段と、をさらに備えることを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、無線通信中継装置は、指示を送信した無線端末が処理を完了したか否かを知ることができ、処理の完了率を管理することができる。
また、請求項5の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記情報取得手段は、テキスト情報を取得し、前記生成手段は、前記テキスト情報に基づいて、前記無線端末に音声情報および映像情報を出力させる前記指示を生成することを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、無線通信中継装置は、取得した情報がテキスト情報であっても、配下の無線端末に音声情報や映像情報を出力させることができる。したがって、無線端末の利用者に、わかりやすい情報を提供することができる。
また、請求項6の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記情報取得手段は、インターネットを介して前記所定の情報を取得することを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、無線通信中継装置は、インターネットを介して得られる様々な情報に応じて、無線端末に対する指示を生成することができる。
また、請求項7の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記無線端末に対する前記指示の設定を受け付ける設定手段をさらに備え、前記生成手段は、前記所定の情報に基づいて、前記無線端末に対する、前記設定手段によって設定された前記指示を生成することを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、無線通信中継装置は、無線端末に送信する指示をあらかじめ設定しておくことができる。したがって、無線LANの管理者は、所望する処理を無線端末におこなわせることができる。
また、請求項8の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項7に記載の発明において、前記設定手段は、自装置と前記無線端末との通信を切断する時間の設定を受け付け、前記情報取得手段は、自装置と前記無線端末との通信の接続状態に関する情報を取得し、前記生成手段は、前記接続状態に基づいて、前記設定手段によってあらかじめ設定された時間となった場合に、前記自装置との通信を切断する前記指示を生成することを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、無線通信中継装置は、所定の時間になったら、配下の無線端末との通信を強制的に切断することができる。したがって、たとえば社内などにおいてあらかじめ設定された時間に通信を切断し、社員に強制的に仕事を辞めさせるなどの労務管理ができる。
また、請求項9の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、外部に接続された外部機器の所定の状態の設定を受け付ける設定手段と、前記外部機器の状態を監視する監視手段と、をさらに備え、前記情報取得手段は、前記監視手段によって前記外部機器の所定の状態を感知した場合、当該外部機器から所定の状態に関する情報を取得し、前記生成手段は、前記情報取得手段によって取得された前記所定の状態に関する情報に基づいて、前記指示を生成することを特徴とする。
この請求項9の発明によれば、無線通信中継装置は、自装置に接続された機器の動作や状態に応じて、指示を生成することができる。したがって、無線通信中継装置は、無線通信を中継するだけでなく、接続された機器に応じた機能を配下の無線端末におこなわせることができる。
また、請求項10の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1〜9のいずれか一つに記載の発明において、前記監視手段は、気象庁から送信された緊急地震速報を受信する受信機器が信号を受信したか否かを監視し、前記情報取得手段は、前記監視手段によって前記受信機器が前記信号を受信したことを感知した場合、当該受信機器から当該緊急地震速報を取得し、前記生成手段は、前記緊急地震速報に基づいて、前記指示を生成することを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる無線通信中継装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記情報取得手段は、気象庁から送信された緊急地震速報を受信する受信機器から、当該緊急地震速報を受信し、前記生成手段は、前記緊急地震速報に基づいて、前記指示を生成することを特徴とする。
この請求項10または11の発明によれば、無線通信中継装置の通信エリア内であれば、1台の緊急地震速報受信機のみで、複数の無線端末のそれぞれに最適な避難行動を指示することができる。
また、請求項12の発明にかかる無線端末は、他のネットワークまたは他の無線端末と、無線通信中継装置を中継して接続される無線端末において、前記無線通信中継装置から指示を受信する指示受信手段と、前記指示受信手段によって受信された前記指示に応じた処理をおこなう処理手段と、前記処理手段によって前記指示に応じた処理が完了した際に、前記無線通信中継装置に前記処理が完了した旨の通知を送信する完了通知送信手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項12の発明によれば、無線端末は、無線通信中継装置からの指示に応じた処理をおこなうことができる。そして、複数の無線端末の処理状況を無線通信中継装置に管理させることができる。
また、請求項13の発明にかかる無線端末は、請求項12に記載の発明において、利用者によるボタン操作の入力を受け付ける受付手段をさらに備え、前記完了通知送信手段は、前記受付手段によって前記ボタン操作の入力を受け付けた場合に、前記無線通信中継装置に前記処理が完了した旨の通知を送信することを特徴とする。
この請求項13の発明によれば、たとえばディスプレイに表示されたボタンが操作された場合に、無線通信中継装置に完了通知を送信することができる。したがって、たとえば無線通信中継装置からディスプレイに情報を出力させる指示などを受信した場合、利用者が確認したか否かの意思表示をおこなうことができる。これによって、利用者が、情報を見逃すことを防ぐことができる。
また、請求項14の発明にかかる無線通信システムは、無線端末と、配下の無線端末の無線通信を中継し、当該無線端末を他のネットワークに接続させる、または当該無線端末同士を相互に接続させる無線通信中継装置と、を有する無線通信システムにおいて、前記無線通信中継装置は、所定の情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得された前記所定の情報に基づいて、前記無線端末に対する指示を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記指示を動作中の前記無線端末に送信する指示送信手段と、を備え、前記無線端末は、前記無線通信中継装置から指示を受信する指示受信手段と、前記指示受信手段によって受信された前記指示に応じた処理をおこなう処理手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項14の発明によれば、無線通信中継装置は、配下の無線端末の通信を中継し、かつ配下の無線端末に対する指示を生成し、送信することができる。したがって、通信を中継する無線通信中継装置が、配下の無線端末に処理をおこなわせることができる。また、無線端末は、無線通信中継装置からの指示に応じた処理をおこなうことができる。
また、請求項15の発明にかかる無線通信システムは、請求項14に記載の発明において、前記無線端末は、前記処理手段によって前記指示に応じた処理が完了した際に、前記無線通信中継装置に前記処理が完了した旨の通知を送信する完了通知送信手段をさらに備え、前記無線通信中継装置は、前記指示に応じた処理が完了した旨の完了通知を前記無線端末から受信する完了通知受信手段と、前記完了通知受信手段によって受信された前記完了通知を管理する管理手段と、をさらに備えることを特徴とする。
この請求項15の発明によれば、無線通信中継装置は、指示を送信した無線端末が処理を完了したか否かを知ることができ、処理の完了率を管理することができる。また、無線端末は、複数の無線端末の処理状況を無線通信中継装置に管理させることができる。
また、請求項16の発明にかかる無線通信中継方法は、配下の無線端末の無線通信を中継し、当該無線端末を他のネットワークに接続させる、または当該無線端末同士を相互に接続させる無線通信中継装置における無線通信中継方法において、所定の情報を取得する情報取得工程と、前記情報取得工程によって取得された前記所定の情報に基づいて、前記無線端末に対する指示を生成する生成工程と、前記生成工程によって生成された前記指示を動作中の前記無線端末に送信する指示送信工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項16の発明によれば、無線通信中継装置は、配下の無線端末の通信を中継し、かつ配下の無線端末に対する指示を生成し、送信することができる。したがって、通信を中継する無線装置が、配下の無線端末に処理をおこなわせることができる。また、無線端末は、無線通信中継装置からの指示に応じた処理をおこなうことができる。
また、請求項17の発明にかかる無線通信方法は、他のネットワークまたは他の無線端末と、無線通信中継装置を中継して接続される無線端末における無線通信方法において、前記無線通信中継装置から指示を受信する指示受信工程と、前記指示受信工程によって受信された前記指示に応じた処理をおこなう処理工程と、前記処理工程によって前記指示に応じた処理が完了した際に、前記無線通信中継装置に前記処理が完了した旨の通知を送信する完了通知送信工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項17の発明によれば、無線通信中継装置は、指示を送信した無線端末が処理を完了したか否かを知ることができ、処理の完了率を管理することができる。また、無線端末は、複数の無線端末の処理状況を無線通信中継装置に管理させることができる。
また、請求項18の発明にかかる無線通信中継プログラムは、請求項16に記載の無線通信中継方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項18の発明によれば、請求項16に記載の無線通信中継方法をコンピュータに実行させることができる。
また、請求項19の発明にかかる無線通信プログラムは、請求項17に記載の無線通信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項19の発明によれば、請求項17に記載の無線通信方法をコンピュータに実行させることができる。
本発明にかかる無線通信中継装置、無線端末、無線通信システム、無線通信中継方法、無線通信方法、無線通信中継プログラムおよび無線通信プログラムによれば、配下の無線端末の通信を中継し、かつ配下の無線端末に指示を送信することができるという効果を奏する。
本実施の形態にかかる無線通信システムの構成について示した説明図である。 アクセスポイントの構成について示したブロック図である。 無線端末の構成について示したブロック図である。 無線通信システムの無線通信処理の概要について示すシーケンス図である。 相互認証の処理の内容について示したシーケンス図である。 実施例1にかかる無線通信システムの構成について示す説明図である。 実施例1にかかる無線通信システムの処理の概要について示すシーケンス図である。 緊急地震速報について詳細に示す説明図である。 実施例2にかかる無線通信システムの構成について示す説明図である。 実施例2にかかる無線通信システムの処理の概要について示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる無線通信中継装置、無線端末、無線通信システム、無線通信中継方法、無線通信方法、無線通信中継プログラムおよび無線通信プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(無線通信システムの構成について)
まず、図1を用いて、本実施の形態にかかる無線通信システム(無線LAN)の構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる無線通信システムの構成について示した説明図である。図1に示すように、無線通信システム100は、無線端末101(101a〜101c)と、アクセスポイント110(110a、101b)と、によって構成されている。ここでアクセスポイント110は、無線通信中継装置の機能を実現する。アクセスポイント110は、無線端末101の無線通信を中継する。そして、無線端末101をインターネット120に接続させたり、無線端末101同士の通信を接続させたりする。
また、アクセスポイント110は、インターネット120を介して、または直接接続された外部機器から、所定の情報を取得する。そして、取得した所定の情報に基づいて、各無線端末101に対する指示を生成し、それぞれの無線端末101に送信する。さらに、アクセスポイント110は、無線端末101を管理していてもよい。具体的には、たとえば無線端末101と相互認証をおこない、認証が成立した配下の無線端末101のIDや固有情報を管理する。そして、無線端末101から後述する完了通知を受信した場合、完了通知の統計を取ったり、あらかじめ保有している無線端末101に関する情報と比較したりしてもよい。
無線端末101は、アクセスポイント110から指示を受信し、受信した指示に応じて処理をおこなう。そして、処理が完了した場合、アクセスポイント110に処理が完了した旨の完了通知を送信する。
ここで、無線LANのモードは、アクセスポイント110を介して通信をおこなうインフラストラクチャモードを用いる。アクセスポイント110を介さずに無線端末101同士が直接通信をおこなうアドホックモードの場合、同時に2台以上の無線端末101と通信できないなどの制約があるが、インフラストラクチャモードの場合、2台以上の無線端末101と通信することができる。
また、アクセスポイント110間の通信を無線でおこなうことのできる通信プロコトルをWDS(Wireless Distribution System)という。具体的には、たとえば、第1アクセスポイント110aは、第2アクセスポイント110bが通信エリア内にある場合、第2アクセスポイント110bとの通信を無線でおこなうことができる。
インターネット120などから取得した情報、もしくはアクセスポイント110内で生成された情報は、WDSによってデータをアクセスポイント110間で中継し、さらに他のアクセスポイント110が通信エリア内にある場合、このプロセスを繰り返すことにより、データをつなげることができる。このように通信を繰り返すと、通信網がメッシュ状に拡散していくため、冗長化された通信をおこなうことができる。
また、本発明においては、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)によって無線通信をおこなっているが、IEEE802.16に準拠したWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)によって無線通信をおこなってもよい。
WDSによる無線通信においては、有線の通信とは異なり、流れている電波を盗聴される危険性は高くなる。したがって、本発明においては、IPN(Identified Private Network or the Intelligent Packet Network)を用いたセキュアな手段によって通信をおこなってもよい。
IPNは、相互認証を認証局や認証サーバを介さずにおこなうことができる。また、設定は、認証IDと認証パスワードとの登録のみで完了するため、非常に簡単である。さらに、認証パスワードが固定である認証方式では認証パスワードが盗まれると問題になるが、IPNの場合は、ワンタイムパスワードで、認証パスワードが動的に変化する。また、認証パスワードの更新頻度がパケットごとであるので、盗聴することはできない。認証パスワードは、ネットワーク上を流れることはなく、流れるのは一方向性ハッシュ値のみである。さらに、データの改ざん検知機能を持ち、改ざんデータを自動的に破棄するので、2者間の通信は、信用のおける相互認証されたデバイス間で、改ざんのない通信しか許さないことができる。
したがって、IPNは、無線端末101やアクセスポイント110のなりすましを排除し、TCPのセッションごとに相互認証し、認証パスワードをパケットごとに動的に変更することで、無線端末101およびアクセスポイント110の間、2つのアクセスポイント110間をセキュアな手段によってデータを送受信することができる。本発明において送信するデータは、文字情報、音声情報、映像情報などである。
(アクセスポイントの構成)
つぎに、図2を用いて、アクセスポイント110の構成について説明する。図2は、アクセスポイントの構成について示したブロック図である。図2に示すように、アクセスポイント110は、監視部201と、情報取得部202と、設定部203と、認証部204と、制御部210と、通信部220と、を備えている。
監視部201は、外部に接続された外部機器の状態を監視する。監視部201は、具体的には、たとえば気象庁から送信された緊急地震速報を受信する受信機器(以下、緊急地震速報受信機とする)が信号を受信したか否かを監視する。緊急地震速報とは、詳細は後述するが、気象庁から送信される震源地および主要動到達予測時間に関する情報である。すなわち、監視部201は、アクセスポイント110内に緊急地震速報受信機が内蔵されている場合に、内蔵されている緊急地震速報受信機が気象庁からの信号を受信したか否かを監視する。
情報取得部202は、所定の情報を取得する。情報取得部202は、インターネット120を介して所定の情報を取得してもよい。また、情報取得部202は、監視部201によって外部機器の所定の状態を感知した場合、外部機器から所定の状態に関する情報を取得してもよい。具体的には、たとえば、情報取得部202は、監視部201によって緊急地震速報受信機が信号を受信したことを感知した場合、緊急地震速報に関する情報を取得する。
ここで、所定の情報とは、具体的には、たとえば自装置と無線端末101との通信の接続状態に関する情報、外部機器の状態に関する情報、地震などの災害に関する情報または無線端末101の管理に関する情報などである。所定の情報は、テキスト情報でもよいし、音声情報や映像情報でもよい。なお、自装置と無線端末101との通信の接続状態に関する情報は、たとえば配下の無線端末101のうち、どの無線端末101と通信が接続されているかという情報である。また、外部機器の状態に関する情報は、自装置に接続された外部機器がどのような動作をしているかという情報である。
設定部203は、無線端末101に対する指示の設定を受け付ける。ここで指示の設定とは、情報取得部202によってどのような情報を取得したら、後述する生成部211にどのような指示を生成させるかの設定である。設定部203は、具体的には、たとえば自装置と無線端末101との通信を切断する時間の設定を受け付ける。また、設定部203は、外部に接続された外部機器の所定の状態の設定を受け付ける。
認証部204は、自装置と無線端末101との相互認証をおこなう。認証部204は、通信を中継するたびに相互認証をおこなってもよいし、アクセスポイント110間の相互認証をおこなってもよい。具体的には、たとえば、ワンタイムパスワードによって通信のたびに認証パスワードを変えて、相互認証をおこなう。
制御部210は、取得した情報を処理し、配下の無線端末101に応じた指示を生成する。また、無線端末101から固有情報や指示に対する完了通知を受信し、無線端末101を管理する。制御部210は、生成部211と、管理部212と、を備えている。
生成部211は、情報取得部202によって取得された所定の情報に基づいて、無線端末101に対する指示を生成する。生成部211は、無線端末101ごとに異なる内容の指示を生成してもよい。また、生成部211は、テキスト情報に基づいて、無線端末101に音声情報および映像情報を出力させる指示を生成してもよい。さらに、生成部211は、情報取得部202によって取得された所定の情報に基づいて、無線端末101に対する、設定部203によって設定された指示を生成してもよい。
生成部211は、具体的には、自装置と無線端末101との通信の接続状態に基づいて、設定部203によってあらかじめ設定された時間となった場合に、自装置との通信を切断する指示を生成する。また、生成部211は、情報取得部202によって取得された外部機器の所定の状態に関する情報に基づいて、指示を生成する。生成部211は、具体的には、たとえば情報取得部202によって緊急地震速報を取得した場合、この緊急地震速報に基づいて、指示を生成する。
緊急地震速報に基づいて生成される指示は、たとえば各無線端末101を利用している利用者に応じた避難経路を各無線端末101のディスプレイやスピーカなどに出力させる指示や、各無線端末101が制御している機器に災害時用の処理をおこなわせる指示である。また、震源地などの災害に関する情報をディスプレイやスピーカなどに出力させる指示でもよい。
管理部212は、後述する完了通知受信部222によって受信された完了通知を管理する。すなわち、管理部212は、配下の無線端末101から送信された完了通知の統計を取る。また、管理部212は、完了通知が送信されていない無線端末101を特定して、指示送信部221によって再度指示を送信させたり、完了通知を送信する旨の指示を送信させたりしてもよい。
さらに、管理部212は、あらかじめ配下の無線端末101に関する情報を管理していてもよい。具体的には、管理部212は、たとえばあらかじめ配下の各無線端末101のIDやアドレスなどを管理していてもよい。また、管理部212は、後述する指示送信部221によって緊急地震速報に基づいて生成された指示が送信された場合、完了通知の統計を取ることにより、避難人数を管理するようにしてもよい。
通信部220は、配下の各無線端末101との間で、情報を送受信する。すなわち、通信部220は、アクセスポイント110と無線端末101との間で双方向の通信をおこなうことができる。通信部220は、指示送信部221と、完了通知受信部222と、を備えている。
指示送信部221は、生成部211によって生成された指示を動作中の無線端末101に送信する。指示送信部221は、それぞれの無線端末101に対応する指示を、それぞれの無線端末101に送信してもよい。また、指示送信部221は、認証部204によって認証された無線端末101にのみ、指示を送信する構成でもよい。
完了通知受信部222は、指示送信部221によって指示を送信した無線端末101から、指示に応じた処理が完了した旨の完了通知を受信する。完了通知は、具体的には、たとえば利用者による避難を開始する旨の通知でもよい。
(無線端末の構成)
つぎに、図3を用いて無線端末101の構成について説明する。図3は、無線端末の構成について示したブロック図である。図3に示すように、無線端末101は、処理部301と、受付部302と、通信部310と、を備えている。
処理部301は、後述する指示受信部311によって受信された指示に応じた処理をおこなう。処理部301は、具体的には、たとえば所定の時間となった場合に、アクセスポイント110との通信を切断する。また、処理部301は、震源地などの災害に関する情報や避難経路などをディスプレイやスピーカから出力したり、自装置が制御する機器に災害時用の処理をおこなわせたりしてもよい。
さらに、処理部301は、たとえばディスプレイなどに処理が完了した旨を示すボタンまたは避難を開始する旨を示すボタンなど、利用者の意志を表すボタンを表示してもよい。
受付部302は、利用者によるボタン操作の入力を受け付ける。受付部302は、たとえば処理部301によってディスプレイなどに表示されたボタンが、利用者によって操作された場合に、ボタン操作の入力を受け付ける。
通信部310は、アクセスポイント110との間で、情報を送受信する。すなわち、通信部220は、アクセスポイント110と無線端末101との間で双方向の通信をおこなうことができる。通信部310は、指示受信部311と、完了通知送信部312と、を備えている。
指示受信部311は、アクセスポイント110から無線端末101に対する指示を受信する。指示受信部311は、無線端末101ごとに異なる指示を受信してもよい。また、指示受信部311は、図示しない認証部により相互認証されたアクセスポイント110からのみ指示を受信するようにしてもよい。
完了通知送信部312は、処理部301によって指示に応じた処理が完了した際に、アクセスポイント110に処理が完了した旨の完了通知を送信する。また、完了通知送信部312は、受付部302によって利用者によるボタン操作の入力を受け付けた場合に、アクセスポイント110に処理が完了した旨の完了通知を送信してもよい。
(無線通信システムの無線通信処理の概要)
つぎに、図4を用いて無線通信システム100の無線通信処理の概要について説明する。図4は、無線通信システムの無線通信処理の概要について示すシーケンス図である。図4において、まずアクセスポイント(AP)110は、情報取得部202によって所定の情報を取得するまで待機する(ステップS401:Noのループ)。ステップS401において、所定の情報を取得した場合(ステップS401:Yes)、認証部204によって無線端末101との相互認証をおこなう(ステップS402)。
つぎに、アクセスポイント110は、ステップS401において取得された所定の情報に基づいて、生成部211によって、ステップS402において自装置と相互認証された無線端末101に対する指示を生成する(ステップS403)。そして、指示送信部221によって、ステップS403において生成された指示をそれぞれ無線端末101に送信する(ステップS404)。
つぎに、無線端末101は、指示受信部311によって、ステップS404においてアクセスポイント110から送信された指示を受信し、処理部301によって指示に応じた処理をおこなう(ステップS405)。そして、ステップS405においておこなわれた処理が完了したか否か、または受付部302によって利用者によるボタン操作の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS406)。
ステップS406において処理が完了したと判断されない場合、または利用者によるボタン操作の入力を受け付けていない場合(ステップS406:No)、ステップS405に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。そして、ステップS406において処理が完了したと判断された場合、または利用者によるボタン操作の入力を受け付けた場合(ステップS406:Yes)、完了通知送信部312によって、アクセスポイント110に処理が完了した旨の完了通知を送信する(ステップS407)。
つぎに、アクセスポイント110は、完了通知受信部222によって、ステップS407において無線端末101から送信された完了通知を受信し、管理部212によって完了通知を管理する(ステップS408)。
図4のシーケンス図においては、ステップS402において無線端末101との間の相互認証をおこなうこととしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえばアクセスポイント110は、他のアクセスポイント110との間で相互認証をおこない、他のアクセスポイント110にステップS401において取得された所定の情報を送信してもよい。
(相互認証の処理の内容)
つぎに、図5を用いて、図4における無線端末101とアクセスポイント110との間、もしくは2つのアクセスポイント110間のデータの受け渡しの際におこなわれる相互認証の処理の内容について説明する。図5は、相互認証の処理の内容について示したシーケンス図である。図5においては、まず、無線端末101がIPN−WLAN(Wireless LAN) WDS Request(IPN−WLAN要求)を802.11 Probe Request(プローブ要求)へ付加してアクセスポイント110へ送信する(ステップS501)。
つぎに、アクセスポイント110は、ステップS501によって送信されたプローブ要求に付加したIPN−WLAN要求を確認する。そして、無線端末101(送信元アドレス)へ送信するプローブ要求へIPN−WLAN Authentication data(IPN−WLAN認証データ)を付加して送付する(ステップS502)。また、アクセスポイント110は、IPN−WLAN要求をプローブ要求に付加して無線端末101へ送信する(ステップS503)。
そして、無線端末101は、ステップS502において送信されたプローブ要求のIPN−WLAN認証データによってアクセスポイント110を認証する。さらに、ステップS503において送信されたプローブ要求に付加したIPN−WLAN要求を確認する。また、アクセスポイント110(送信元アドレス)へ送信する802.11 Probe Response(プローブ応答)にIPN−WLAN認証データを付加して送信する(ステップS504)。
つぎに、アクセスポイント110は、ステップS504において送信されたプローブ応答のIPN−WLAN認証データによって無線端末101を認証する。以上によって無線端末101およびアクセスポイント110の相互認証がおこなわれ、通信のコネクションが確立される。コネクションが確立された後は、無線端末101およびアクセスポイント110の間で802.11 WDS Data frame(データフレーム)およびIPN−WLAN Authentication data with AES 128bit(AES暗号処理のためのIPN−WLAN認証データ)を送受信する(ステップS505)。
ステップS505以降においては、無線端末101は、データフレームを受信するごとに、IPN−WLAN認証データによってアクセスポイント110を認証する。そして、IPN−WLAN認証データを暗号鍵としたAES暗号処理をおこなう。また、IPN−WLAN認証データは、アクセスポイント110を認証するたびに更新する。このようにアクセスポイント110を認証するたびにIPN−WLAN認証データを更新する方法をワンタイムパスワードという。さらに、IPN−WLAN認証データを更新することによって暗号鍵もアクセスポイント110を認証するたびに更新する。
同様に、ステップS505以降においては、アクセスポイント110は、データフレームを受信するごとに、IPN−WLAN認証データによって無線端末101を認証する。そして、IPN−WLAN認証データを暗号鍵としたAES暗号処理をおこなう。また、IPN−WLAN認証データは、無線端末101を認証するたびに更新する。同様に無線端末101を認証するたびにIPN−WLAN認証データを更新する。さらに、暗号鍵も無線端末101を認証するたびに更新する。
上述した実施の形態によれば、配下の無線端末101の通信を中継するアクセスポイント110が、配下の無線端末101に対して指示を送信することができる。したがって、無線LANのアクセスポイント110がインテリジェントな機能を果たすことができる。これによって、アクセスポイント110は、配下の無線端末101に所望の処理をおこなわせ、その処理状況を管理することができる。また、アクセスポイント110は、相互認証がなされた無線端末101のみに指示を送信することができる。したがって、セキュアな手段によって指示を送信し、第3者に無線端末101の処理の内容が漏れることを防ぐことができる。
(実施例1)
(実施例1にかかる無線通信システムの構成について)
つぎに、実施例1として、実施の形態にかかるアクセスポイント110によって、気象庁から送信された緊急地震速報に基づいて、無線端末101に応じた指示を送信する方法の一例について説明する。図6は、実施例1にかかる無線通信システムの構成について示す説明図である。図6に示すように、実施例1にかかる無線通信システム600においては、アクセスポイント110に緊急地震速報受信機601が接続されている。また、緊急地震速報受信機601は、図6の破線で示すように、アクセスポイント110に内蔵されていてもよい。なお、アクセスポイント110および無線端末101の構成は、実施の形態と同様のため、説明を省略する。
緊急地震速報受信機601は、気象庁602から送信された緊急地震速報を受信する。ここで、緊急地震速報は、地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を予測し、可能な限り素早く知らせる地震動の予報および警報である。
また、緊急地震速報受信機601は、受信した緊急地震速報に基づいて、任意の地点での予測した震度や主要動到達時刻を計算する。具体的には、任意の地点の地盤の種類(ゆれやすさ)と震源の位置、震源の大きさ(マグニチュード)から、任意の地点に応じた震度を予測計算する。また、任意の地点の緯度経度と地震発生場所と時刻から、大きなゆれ(主要動:S波)が到達する時間を予測計算する。そして、この主要動到達時刻の計算結果と、緊急地震速報受信機601に内蔵された時計との差により、主要動が到達する時刻をカウントダウンすることもできる。なお、本実施例1においては、気象庁602から配信された緊急地震速報を緊急地震速報受信機601が無線通信によって受信する処理について説明したが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、全国瞬時警報システム(J−ALERT)から配信された情報を対応する受信機が無線通信によって受信することとしてもよい。
図6においては、たとえば気象庁602から送信された緊急地震速報を、インターネット120を介して緊急地震速報受信機601が受信する。そして、アクセスポイント110は、緊急地震速報受信機601から緊急地震速報を取得し、配下の各無線端末101に対する指示を生成する。そして、それぞれの無線端末101にそれぞれに応じた指示を送信する。無線端末101は、アクセスポイント110から指示を受信すると、指示に基づいて、たとえば震源地を示す情報や各無線端末101の利用者に最適な避難経路に関する情報を、ディスプレイやスピーカから出力する。すなわち各無線端末101に出力される避難経路は、異なる避難経路でもよい。
また、各無線端末101は、利用者による避難開始を示す旨のボタン操作の入力を受け付け、アクセスポイント110に送信してもよい。そして、アクセスポイント110においては、あらかじめ管理していたIDや固有情報などの無線端末101に関する情報と、避難開始の通知と、に基づいて、避難人数や被害状況を管理してもよい。
(実施例1にかかる無線通信システムの処理の概要)
つぎに、実施例1にかかる無線通信システム600の処理の概要について説明する。図7は、実施例1にかかる無線通信システムの処理の概要について示すシーケンス図である。図7に示すように、まずアクセスポイント110は、監視部201によって緊急地震速報受信機601を監視する(ステップS701)。そして、緊急地震速報受信機601が気象庁602から信号を受信した場合(ステップS702)、アクセスポイント110は、緊急地震速報受信機601が信号を受信したことを感知する。そして、緊急地震速報受信機601に緊急地震速報を要求する(ステップS703)。
つぎに、緊急地震速報受信機601は、ステップS703においてアクセスポイント110から緊急地震速報の要求を受け付けると、ステップS702において受信された緊急地震速報をアクセスポイント110に送信する(ステップS704)。
なお、ステップS701〜ステップS704においては、ステップS701においてアクセスポイント110が緊急地震速報受信機601を監視しなくてもよい。この場合、ステップS702において緊急地震速報受信機601が気象庁から信号を受信すると、ステップS703を省略して、ステップS704に進みアクセスポイント110に緊急地震速報を送信する構成でもよい。
つぎに、アクセスポイント110は、情報取得部202によって、ステップS704において緊急地震速報受信機601から送信された緊急地震速報を受信すると、認証部204によって、無線端末101との相互認証をおこなう(ステップS705)。そして、生成部211によって、ステップS705において相互認証された配下の各無線端末101に応じた指示を生成し(ステップS706)、指示送信部221によって、それぞれの無線端末101に対応する指示を送信する(ステップS707)。
ここで、ステップS705において生成する指示は、無線端末101ごとに異なる指示でもよい。具体的には、各無線端末101が設置された位置や、各無線端末101が制御している機器、または各無線端末101を利用している利用者ごとに、最適な処理をおこなわせる指示や最適な避難経路を出力させる指示を生成する。
つぎに、無線端末101は、指示受信部311によって、ステップS707においてアクセスポイント110から送信された指示を受信する。そして、受信された指示に応じて、処理部301によって、たとえば震源地や避難経路などの情報を音声情報および映像情報として出力する(ステップS708)。ステップS708においては、利用者が避難を開始した旨の通知をおこなうことのできるボタンを表示してもよい。
そして、無線端末101は、受付部302によって、利用者から避難を開始した旨の入力を受け付けるまで待機する(ステップS709:Noのループ)。ステップS709において利用者から避難を開始した旨の入力を受け付けた場合(ステップS709:Yes)、完了通知送信部312によって、利用者が避難を開始した旨の通知を送信する(ステップS710)。
つぎに、アクセスポイント110は、完了通知受信部222によって、ステップS710において無線端末101から送信された、利用者が避難を開始した旨の通知を受信して、管理部212によって避難人数を管理する(ステップS711)。
なお、図7のシーケンス図においては、ステップS708において、震源地や避難経路などの情報を音声情報および映像情報として出力するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば無線端末101が機器を制御するために用いられている場合、機器に災害時用の処理をおこなわせてもよい。災害時用の処理は、たとえば機器の制御を中止したり、安全な地点に移動させたりする。この場合、ステップS709においては、処理が完了したか否かを判断し、ステップS710においては、ステップS709において、処理が完了したと判断された場合、処理が完了した旨の完了通知を送信する。また、ステップS711においては、処理の完了率を管理してもよい。
また、図7のシーケンス図においては、ステップS709:Noにおいて、利用者から避難を開始した旨の入力を受け付けない場合、ステップS708に戻り、異なる方法で震源地や避難経路などの情報を出力してもよい。具体的には、音声情報の音量を大きくしたり、映像情報の表示を点滅させたりしてもよい。
(緊急地震速報について)
図8は、緊急地震速報について詳細に示す説明図である。図8に示すように、震源に近い地点に設置された地震計801における初期微動(P波)が観測されると、この観測データを気象庁602に送信する。気象庁602においては、観測データを解析して震源の位置や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、後から来る主要動(S波)の伝搬を時系列的に予測する。気象庁602は、これらの情報をインターネット120を介して緊急地震速報受信機601へ送信する。アクセスポイント110aは、緊急地震速報受信機601から緊急地震速報を取得し、緊急地震速報に基づいて生成した各無線端末101に応じた指示をそれぞれの無線端末101に送信する。
また、アクセスポイント110aは、無線通信エリア内に他のアクセスポイント110bがある場合、他のアクセスポイント110bに緊急地震速報を無線により送信してもよい。このようにすることで、緊急地震速報受信機601が接続されていない他のアクセスポイント110bの配下の無線端末101に対しても、指示を送信することができる。このように、通信エリアをつなげることで、広範囲の利用者に利用者ごとに最適な情報に加工して緊急地震速報を伝え、地震による被害を縮小することができる。
上述した実施例1においては、比較的高価な緊急地震速報受信機610が1台であっても、複数の利用者に最適な避難行動を指示することができる。これによって、安価な費用で、地震による被害を減少することができる。また、利用者が避難を開始した旨の通知を管理することで、避難人数や災害状況、行方不明者の特定などを迅速におこなうことができる。
また、実施例1においては、アクセスポイント110は、配下の無線端末101に制御されている機器に災害時用の処理をおこなわせることができる。したがって、たとえば工場や土木現場などの機器を、安全な位置に避難させたり、作業を中止させたりすることができる。これによって、地震による2次災害を防止することができる。
(実施例2)
(実施例2にかかる無線通信システムの構成について)
つぎに、実施例2として、実施の形態にかかるアクセスポイント110によって、あらかじめ設定された時刻に、アクセスポイント110と無線端末101との間の通信を遮断する方法の一例について説明する。図9は、実施例2にかかる無線通信システムの構成について示す説明図である。
実施例2においては、アクセスポイント110に計時部901が内蔵されており、設定部203によって自装置と無線端末101との通信を切断する時間の設定を受け付けていることとする。具体的には、たとえば午後5時にアクセスポイント110と無線端末101との通信を切断する設定が受け付けられている場合、計時部901が午後5時を示したときに、アクセスポイント110と各無線端末101との通信を切断する。その他の構成は、実施の形態と同様のため、説明を省略する。
(実施例2にかかる無線通信システムの処理の概要)
つぎに、実施例2にかかる無線通信システム900の処理の概要について説明する。図10は、実施例2にかかる無線通信システムの処理の概要について示すシーケンス図である。図10に示すように、まずアクセスポイント110は、設定部203によって、無線端末101との通信を切断する時間の設定を受け付けるまで待機する(ステップS1001:Noのループ)。
ステップ1001において無線端末101との通信を切断する時間の設定を受け付けた場合(ステップS1001:Yes)、認証部204によって、無線端末101との相互認証をおこなう(ステップS1002)。なお、ステップS1001においては、無線端末101ごとに異なる時間の設定を受け付けてもよい。
そして、アクセスポイント110は、ステップS1002において相互認証がなされた配下の無線端末101との通信の接続状態を監視する(ステップS1003)。ステップS1003においては、情報取得部202によって自装置と無線端末101との通信の接続状態に関する情報を取得し続けることで、無線端末101との通信の接続状態を監視してもよい。
つぎに、アクセスポイント110は、計時部901によって時間を計時して、ステップS1001において設定された時間になるまで待機する(ステップS1004:Noのループ)。ステップS1004において設定された時間になった場合(ステップS1004:Yes)、生成部211によって、通信を切断する指示を生成する(ステップS1005)。ステップS1005においては、無線端末101ごとに異なる時間に通信を切断する指示を生成してもよい。そして、指示送信部221によって、ステップS1005において生成された指示を無線端末101に送信する(ステップS1006)。
つぎに、無線端末101は、指示受信部311によって、ステップS1006においてアクセスポイント110から送信された指示を受信する。そして、受信した指示に基づいて、アクセスポイント110との通信を切断する(ステップS1007)。
なお、図10のシーケンス図においては、ステップS1005において通信を切断する指示を生成し、ステップS1006において指示を送信することとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえばステップS1004:Yesにおいて設定された時間になった場合、ステップS1005〜ステップS1007を省略して、アクセスポイント110において無線端末101との通信を切断する処理をおこなってもよい。
また、図10のシーケンス図においては、所定の時間になった場合に、アクセスポイント110と無線端末101との通信を切断するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、所定の時間になった場合に、アクセスポイント110と無線端末101との通信を接続する構成としてもよい。
上述した実施例2においては、所定の時間になったときに、アクセスポイント110と無線端末101との通信を強制的に切断することができる。したがって、たとえば社内において就業時間が過ぎたら強制的に仕事をできなくさせて労務管理をおこなったり、学校内において授業中以外に通信をおこなうことを禁止したりすることができる。
以上説明したように、無線通信中継装置、無線端末、無線通信システム、無線通信中継方法、無線通信方法、無線通信中継プログラムおよび無線通信プログラムによれば配下の無線端末の通信を中継し、かつ配下の無線端末に指示を送信することができる。
なお、本実施の形態で説明した無線通信中継方法または無線通信方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる無線通信中継装置、無線端末、無線通信システム、無線通信中継方法、無線通信方法、無線通信中継プログラムおよび無線通信プログラムは、複数の無線端末の通信を中継する無線通信システムに有用であり、特に、地震発生時に複数の無線端末に避難行動を指示する無線通信システムに適している。
110 アクセスポイント
201 監視部
202 情報取得部
203 設定部
204 認証部
210 制御部
220 通信部

Claims (19)

  1. 配下の無線端末の無線通信を中継し、当該無線端末を他のネットワークに接続させる、または当該無線端末同士を相互に接続させる無線通信中継装置において、
    所定の情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得された前記所定の情報に基づいて、前記無線端末に対する指示を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記指示を動作中の前記無線端末に送信する指示送信手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信中継装置。
  2. 前記生成手段は、前記無線端末ごとに異なる内容の前記指示を生成し、
    前記指示送信手段は、それぞれの前記無線端末に対応する前記指示を、それぞれの前記無線端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信中継装置。
  3. 自装置と前記無線端末との相互認証をおこなう認証手段をさらに備え、
    前記指示送信手段は、前記認証手段によって認証された前記無線端末にのみ、前記指示を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信中継装置。
  4. 前記指示送信手段によって前記指示を送信した前記無線端末から、前記指示に応じた処理が完了した旨の完了通知を受信する完了通知受信手段と、
    前記完了通知受信手段によって受信された前記完了通知を管理する管理手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の無線通信中継装置。
  5. 前記情報取得手段は、テキスト情報を取得し、
    前記生成手段は、前記テキスト情報に基づいて、前記無線端末に音声情報および映像情報を出力させる前記指示を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の無線通信中継装置。
  6. 前記情報取得手段は、インターネットを介して前記所定の情報を取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の無線通信中継装置。
  7. 前記無線端末に対する前記指示の設定を受け付ける設定手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記所定の情報に基づいて、前記無線端末に対する、前記設定手段によって設定された前記指示を生成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の無線通信中継装置。
  8. 前記設定手段は、自装置と前記無線端末との通信を切断する時間の設定を受け付け、
    前記情報取得手段は、自装置と前記無線端末との通信の接続状態に関する情報を取得し、
    前記生成手段は、前記接続状態に基づいて、前記設定手段によってあらかじめ設定された時間となった場合に、前記自装置との通信を切断する前記指示を生成することを特徴とする請求項7に記載の無線通信中継装置。
  9. 外部に接続された外部機器の所定の状態の設定を受け付ける設定手段と、
    前記外部機器の状態を監視する監視手段と、
    をさらに備え、
    前記情報取得手段は、前記監視手段によって前記外部機器の所定の状態を感知した場合、当該外部機器から所定の状態に関する情報を取得し、
    前記生成手段は、前記情報取得手段によって取得された前記所定の状態に関する情報に基づいて、前記指示を生成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の無線通信中継装置。
  10. 前記監視手段は、気象庁から送信された緊急地震速報を受信する受信機器が信号を受信したか否かを監視し、
    前記情報取得手段は、前記監視手段によって前記受信機器が前記信号を受信したことを感知した場合、当該受信機器から当該緊急地震速報を取得し、
    前記生成手段は、前記緊急地震速報に基づいて、前記指示を生成することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の無線通信中継装置。
  11. 前記情報取得手段は、気象庁から送信された緊急地震速報を受信する受信機器から、当該緊急地震速報を受信し、
    前記生成手段は、前記緊急地震速報に基づいて、前記指示を生成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の無線通信中継装置。
  12. 他のネットワークまたは他の無線端末と、無線通信中継装置を中継して接続される無線端末において、
    前記無線通信中継装置から指示を受信する指示受信手段と、
    前記指示受信手段によって受信された前記指示に応じた処理をおこなう処理手段と、
    前記処理手段によって前記指示に応じた処理が完了した際に、前記無線通信中継装置に前記処理が完了した旨の通知を送信する完了通知送信手段と、
    を備えることを特徴とする無線端末。
  13. 利用者によるボタン操作の入力を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記完了通知送信手段は、前記受付手段によって前記ボタン操作の入力を受け付けた場合に、前記無線通信中継装置に前記処理が完了した旨の通知を送信することを特徴とする請求項12に記載の無線端末。
  14. 無線端末と、配下の無線端末の無線通信を中継し、当該無線端末を他のネットワークに接続させる、または当該無線端末同士を相互に接続させる無線通信中継装置と、を有する無線通信システムにおいて、
    前記無線通信中継装置は、
    所定の情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得された前記所定の情報に基づいて、前記無線端末に対する指示を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記指示を動作中の前記無線端末に送信する指示送信手段と、
    を備え、
    前記無線端末は、
    前記無線通信中継装置から指示を受信する指示受信手段と、
    前記指示受信手段によって受信された前記指示に応じた処理をおこなう処理手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  15. 前記無線端末は、
    前記処理手段によって前記指示に応じた処理が完了した際に、前記無線通信中継装置に前記処理が完了した旨の通知を送信する完了通知送信手段をさらに備え、
    前記無線通信中継装置は、
    前記指示に応じた処理が完了した旨の完了通知を前記無線端末から受信する完了通知受信手段と、
    前記完了通知受信手段によって受信された前記完了通知を管理する管理手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の無線通信システム。
  16. 配下の無線端末の無線通信を中継し、当該無線端末を他のネットワークに接続させる、または当該無線端末同士を相互に接続させる無線通信中継装置における無線通信中継方法において、
    所定の情報を取得する情報取得工程と、
    前記情報取得工程によって取得された前記所定の情報に基づいて、前記無線端末に対する指示を生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された前記指示を動作中の前記無線端末に送信する指示送信工程と、
    を含むことを特徴とする無線通信中継方法。
  17. 他のネットワークまたは他の無線端末と、無線通信中継装置を中継して接続される無線端末における無線通信方法において、
    前記無線通信中継装置から指示を受信する指示受信工程と、
    前記指示受信工程によって受信された前記指示に応じた処理をおこなう処理工程と、
    前記処理工程によって前記指示に応じた処理が完了した際に、前記無線通信中継装置に前記処理が完了した旨の通知を送信する完了通知送信工程と、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  18. 請求項16に記載の無線通信中継方法をコンピュータに実行させることを特徴とする無線通信中継プログラム。
  19. 請求項17に記載の無線通信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする無線通信プログラム。
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