JP2011003512A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に放熱でき、かつ簡易な構造で薄型化を図った照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具1は、面発光光源である有機ELパネル2と、該有機ELパネル2を装着する器具筐体3とから構成されている。器具筐体3は、枠部4と、フランジ部5と、板バネ8とから構成されている。枠部4は、上面から下面にかけて貫通している開口部を有する枠体形状である。フランジ部5は、枠部4の下端から開口部内周に沿うように形成されている。有機ELパネル2を上方から枠部4の開口部に挿通すると、有機ELパネル2がフランジ部5に接触し、保持される。有機ELパネル2は、発光面が器具筐体3の開口部に臨む状態で保持される。電源を供給し有機ELパネル2を発光させると、器具筐体3の下面の開口から光が照射される。
【選択図】図1

Description

本発明は、面発光光源を用いる照明器具に関する。
光源として蛍光灯または白熱電球などを利用する照明器具が多く使用されている。これらの照明器具は、発光面が開口した照明器具本体の筐体構造にソケット部が設けられ、該ソケット部に蛍光灯や白熱電球が取り付けられる。そのため、照明器具全体の高さは、これらソケット部または蛍光灯などの光源以上の高さが必要になる。また、このような蛍光灯や白熱灯などの光源を用いた照明器具では、グレアを防止するために樹脂セードやルーバを用いる必要がある。その結果、照明器具はある程度の高さが必要となり、設置場所が制限される。これは直付け型または吊り下げ型の照明器具だけでなく、埋込型の照明器具であっても同様であり、照明器具の埋込用の穴の高さがある程度必要となる。
一方、照明器具の光源として有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)パネルなどの面発光光源を用いる技術が開発されている。有機ELパネルの発光は、面全体が発光し、均一に照射するため、樹脂セードやルーバを用いる必要がない。さらに、有機ELパネル自体も薄いため、照明器具の薄型化を図ることができる。
例えば、特許文献1には、可撓性を有する薄板状であって少なくとも一面が発光するEL素子と、EL素子に電力を供給して発光させる電源部とで構成される照明器具が紹介されている。EL素子は、発光層に高輝度の蛍光体を用いており、少なくとも100cd/m以上の輝度で発光する。また、特許文献2には、薄膜を電気接点として使用でき、しかも確実な接触が可能で着脱回数が増えても電気接点が磨耗しにくい照明装置が紹介されている。
さらに、特許文献3には、基板前面に少なくとも透明電極と、有機発光層と、金属電極とを積層形成して成る発光パネルと、発光パネルに駆動電圧を供給する点灯装置と、発光パネルの発光面を露出するための開口部が設けられて発光パネルと点灯装置とを収納するハウジングとを備え、開口部は、発光パネルの発光面と略同一の大きさで、発光パネルの背面側に点灯装置を配置した照明器具が記載されている。
特開2001−283606号公報 特開2006−331855号公報 特開2007−145148号公報
しかし、前述した特許文献1ないし3に記載されている照明器具は、いずれも器具本体、支持体またはハウジングが照射側に有する開口部に、発光面を臨ませるようにして有機ELパネルが納装されている。これらの開口部は、照射側、すなわち一方の面のみに存在する。このような照明器具では、有機ELパネル点灯の際の器具本体の発熱を考慮すべきであるため、実際には放熱のために器具本体は有機ELパネルの厚さ以上の空間を必要とする。
また、特許文献2に記載されている照明器具は、交換のために面発光光源を着脱可能な構造としている。該構造は、面発光光源を装着する支持体の1つの枠部を可動枠部として、固定具により着脱自在とする構造である。しかし、このような構造では部品点数が増えてしまい、生産効率が低くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、効率的に放熱でき、かつ簡易な構造で薄型化が可能な照明器具の提供を目的とする。
本発明に係る照明器具は、少なくとも、器具筐体と、前記器具筐体に装着される面発光光源を備え、
前記器具筐体は、該器具筐体の一方の主面から反対側の他方の主面に貫通する開口部が形成された枠体構造から構成され、前記開口部の周縁に前記面発光光源を保持する保持手段を備え、
前記面発光光源は、該面発光光源の主面が前記開口部に臨む状態で、前記保持手段によって前記器具筐体に保持されることを特徴とする。
本発明に係る照明器具によれば、効率的に放熱でき、かつ簡易な構造で薄型化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る照明器具の構成例を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具の構成例を示す正面図である。 図2のA−A’線で切断した断面図である。 図3のB部分の拡大図である。 実施の形態1の変形例1に係る照明器具の構成例を示す断面図である。 実施の形態1の変形例2に係る器具筐体の構成例を示す斜視図である。 実施の形態1の変形例2に係る照明器具の構成例を示す正面図である。 実施の形態1の変形例3に係る器具筐体の構成例を示す斜視図である。 実施の形態1の変形例3に係る照明器具の構成例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る照明器具の構成例を示す分解斜視図である。 実施の形態2に係る照明器具の構成例を示す正面図である。 図11のC−C’線で切断した断面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明器具の分解斜視図を示す。照明器具1は、有機エレクトロルミネッセンスパネル(以下、有機ELパネル)2と、有機ELパネル2を装着する器具筐体3とから構成されている。照明器具1は、例えば埋込型の照明器具である。以下、天井面の埋込孔に設置される場合を想定して説明する。
器具筐体3は、装着された有機ELパネル2を保持し、埋込孔などに取り付けられる。本実施の形態1に係る器具筐体3は、枠部4と、フランジ部5と、板バネ8とから構成されている。図1に示すように、枠部4は四角形の枠体形状をしており、上面から下面にかけて貫通している四角形状の開口部が形成されている。フランジ部5は、枠部4の下端から開口部の内周に沿うように形成されており、枠部4と一体に形成されている。
見方を変えると、枠部4とフランジ部5とからなる器具筐体3の枠体構造には、一方の主面から反対側の他方の主面にかけて貫通している開口部が形成されている。図1に示すような天井埋込型の照明器具の例で言うと、一方の主面とは器具筐体3の上面を指し、反対側の他方の主面とはフランジ部5が形成されている器具筐体3の下面を指す。枠部4およびフランジ部5の材質は、有機ELパネル2を保持できる材質であればよく、例えばプラスチックなどから形成されている。
板バネ8は、枠部4の外周の4つの各面に備えられている。板バネ8は、基底部が枠部4に固定されており、自由端部が器具筐体3の中心軸に対して離反するように外側へ向けて斜めに突出している。有機ELパネル2は、器具筐体3の上面の開口よりも小さく、フランジ部5が形成された器具筐体3の下面の開口よりも大きい四角形状である。有機ELパネル2は、例えばガラスなどの透明基板状に、陽極を構成する透明電極、有機材料を含む発光層および陰極を構成する金属電極が順次積層されて形成されている。
なお、有機ELパネル2の電極部分の構造や、有機ELパネル2の点灯回路などは図示していないが、外部からの電源によって有機ELパネル2を発光できればどのような構造でもよい。例えば、有機ELパネル2の周縁に電極構造を設け、器具筐体3が該電極構造と電気的に接続した点灯回路を備えてもよいし、または、器具筐体3とは別に点灯回路が設置されて配線される形態でもかまわない。透明電極および金属電極に電圧を印加することで発光層が発光し、透明電極および基板を通じて光が外部に取り出される。なお、図1に示す例では、下面が透明電極側であり、下方に向かって光が照射される。
図2は、実施の形態1に係る照明器具の正面図を示す。また、図3は、図2のA−A’線で切断した断面図を示す。図2および図3は、有機ELパネル2を器具筐体3の開口部に上方から挿通し、装着した様子を示す。なお、図2の正面図は、有機ELパネル2を挿通させた上方からの視点で描かれている。また、図3は、実際に器具筐体3を天井板9の埋込孔に設置した様子が描かれている。
前述したとおり、有機ELパネル2の大きさは、器具筐体3上面の開口よりも小さく、フランジ部5が形成された器具筐体3の下面の開口よりも大きい。そのため、図2および図3に示すように、有機ELパネル2は器具筐体3のフランジ部5に接触し、保持される。この際、有機ELパネル2は、その発光面が器具筐体3の下面の開口に臨む状態で保持される。また、天井面の埋込孔に設置する際には、板バネ8を弾性力に抗してつぼめた状態で、照明器具1を下方から埋込孔に挿入する。すると、図3に示すように、板バネ8の自由端部は拡張し、埋込孔周縁の天井板9を押しつける状態となる。なお、図3に示す例では、電源を供給し有機ELパネル2を発光させた場合、器具筐体3の下面の開口部から光が照射される。
図4は、図3のB部分の拡大図を示す。本実施の形態1では、有機ELパネル2の厚みXは、略1.8mmである。また、板バネ8を除いた器具筐体3の高さYは、略5mmである。
このように、本実施の形態1では、面発光光源である有機ELパネル2を光源としているため、照明器具1の薄型化を図ることができる。薄型化を図ることによって、埋込部の深さ制限のある棚などでも取り付けることができる。また、面発光光源であるため、樹脂セード、ルーバーまたは反射板などを用いずに、グレアが少なく、かつ高配光である光を得ることができる。すなわち、光源が発する光を有効に照射面にあてることができ、照射される光による影が生じにくい。
また、本実施の形態1では、器具筐体3は一方の主面から反対側の他方の主面に貫通する開口部を有する枠体構造から構成されているので、効率的に放熱できる。そのため、有機ELパネル2を発光させる際に熱がこもりにくく、天井板9の上部がコンクリート材や断熱材でできている場合でも効率的に放熱することができる。
さらに、本実施の形態1に係る照明器具1は、有機ELパネル2をフランジ部5上に落とし込むだけで、有機ELパネル2を器具筐体3に装着することができる。このような簡易な構造であるため、部品点数を削減することができ、生産効率の向上につながる。また、有機ELパネル2が寿命の際には、器具筐体3から容易に着脱可能である。
図5は、実施の形態1の変形例1に係る照明器具の断面図を示す。実施の形態1では、フランジ部5を枠部4の開口部の内周にのみ形成したが、さらに枠部4の外周にも形成してもよい。図5に示すように、枠部4の下端のフランジ部5は、内周だけでなく外周にも形成されている。照明器具1を天井面の埋込孔に取り付けた場合、板バネ8が埋込孔周縁の天井板9を押しつけ、かつ外周のフランジ部5が天井板9の下端に掛止した状態となる。これにより、照明器具1は強固に支持される。
また、本実施の形態1に係るフランジ部5の位置は一例であり、図に示した位置に限られない。枠部4の下端から形成されていなくとも、枠部4の開口部の内周に形成されていればよい。フランジ部5の形状も、器具筐体3および有機ELパネル2に合わせて適宜変更可能である。また、フランジ部5を枠部4の開口部の内周に沿って形成しなくとも、開口部の内周の一部のみに形成してもよい。
図6は、実施の形態1の変形例2に係る器具筐体の斜視図を示す。実施の形態1では、有機ELパネル2の周縁全体がフランジ部5と接触し、保持される場合について述べたが、フランジ形状でなくとも器具筐体3の枠部4の開口部の内周に突出した構造が設けられており、これにより有機ELパネル2が保持されればよい。図6に示すように、器具筐体3は、枠部4と、保持部6と、板バネ8とから構成されている。保持部6は、四角形の枠部4の下面の4隅が、三角形状に突出して形成されている。つまり、器具筐体3の下面の開口は八角形状となっている。なお、保持部6は枠部4と一体に形成されており、その材質は枠部4と同様である。
図7は、実施の形態1の変形例2に係る照明器具の正面図を示す。図7は、有機ELパネル2を器具筐体3の開口部に上方から挿通し、装着した様子を示す。なお、図7の正面図は、有機ELパネル2を挿通させた上方からの視点で描かれている。有機ELパネル2は器具筐体3の保持部6に接触し、保持される。図2のフランジ部5の場合では有機ELパネル2の周縁全域が接触し保持されるが、図7の保持部6では有機ELパネル2の4隅が接触し保持される。
このように、器具筐体3の枠部4の開口部内周に、例えば4箇所突出した構造を設け、該4箇所において有機ELパネル2を保持してもよい。また、4箇所でなくとも複数箇所突出した構造を設けることにより有機ELパネル2が保持できればよい。
図8は、実施の形態1の変形例3に係る器具筐体の斜視図を示す。実施の形態1では、有機ELパネル2が器具筐体3の開口部に挿通した状態で保持される場合について述べたが、有機ELパネル2を開口部に挿通させずに保持してもよい。例えば、保持手段が器具筐体3の開口部内周に形成されていなくとも、開口部の周縁部分に保持手段を設けてもよい。図8に示すように、器具筐体3は、枠部4と、板バネ8とから構成されている。枠部4は、図1に示す枠部4よりも高さが低く、かつ上面から下面に貫通する開口部の大きさは、有機ELパネル2の大きさより小さく形成されている。
図9は、実施の形態1の変形例3に係る照明器具の断面図を示す。図9に示すように、有機ELパネル2は器具筐体3の枠部4の上面に接触し、保持される。図9の場合、枠部4が図3に示すフランジ部5としても機能しているため、より簡易な構造で照明器具1を構成することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、器具筐体3が有する溝部7bによって、有機ELパネル2が保持される場合について述べる。図10は、本発明の実施の形態2に係る照明器具の分解斜視図を示す。照明器具1は、有機ELパネル2と、器具筐体3とから構成されており、有機ELパネル2の詳細については実施の形態1と同様である。図10に示すように、本実施の形態2では、有機ELパネル2は、器具筐体3の側方から挿通される。実施の形態1と同様に、以下、照明器具1が天井面の埋込孔に設置される場合を想定して説明する。
本実施の形態2に係る器具筐体3は、枠部4と、挿入孔7aと、溝部7bと、板バネ8とから構成されている。枠部4は、四角形の枠体形状をしており、上面から下面にかけて貫通している四角形状の開口部を有する。該開口部の大きさは、有機ELパネル2の大きさより小さくなっている。挿入孔7aは、枠部4の一方の側面に設けられており、図8に示すように、少なくとも有機ELパネル2が該挿入孔7aに挿通できる大きさの孔である。
溝部7bは、枠部4の開口部の内周に設けられた凹部である。溝部7bは、挿入孔7aが形成されている側面以外の、開口部内周の3つの各面に設けられており、挿入孔7aの両端から延設されている。板バネ8は、枠部4の外周の対向する1組の各面に2つずつ備えられている。板バネ8の形状および板バネ8による天井埋込孔への固定方法は、実施の形態1と同様である。
なお、有機ELパネル2の電極部分の構造や、有機ELパネル2の点灯回路などは図示していないが、実施の形態1と同様に、外部からの電源によって有機ELパネル2を発光できればどのような構造でもよい。例えば、本実施の形態2の場合には、有機ELパネル2を装着した際に、接続配線を挿入孔7aから延設してもよい。
図11は、実施の形態2に係る照明器具の正面図を示す。図12は、図11のC−C’線で切断した断面図を示す。図11および図12は、有機ELパネル2を器具筐体3の枠体構造に側方から挿通し、装着した様子を示す。なお、図11の正面図は、照明器具1の上方からの視点で描かれている。また、図12は、実際に器具筐体3を天井面の埋込孔に取り付けた様子が描かれている。図11および図12に示すように、有機ELパネル2の周縁が溝部7bと嵌合するような状態で、有機ELパネル2は保持され、装着される。なお、図12に示す例では、電源を供給し有機ELパネル2を発光させた場合、下面の開口から光が照射される。
このように、本実施の形態2では、面発光光源である有機ELパネル2を光源としているため、照明器具1の薄型化を図ることができる。薄型化を図ることによって、埋込部の深さ制限のある棚などでも取り付けることができる。また、面発光光源であるため、樹脂セード、ルーバーまたは反射板などを用いずに、グレアが少なく、かつ高配光である光を得ることができる。すなわち、光源が発する光を有効に照射面にあてることができ、照射される光による影が生じにくい。
また、本実施の形態2では、器具筐体3は一方の主面から反対側の他方の主面に貫通する開口部を有する枠体構造から構成されているので、効率的に放熱できる。そのため、有機ELパネル2を発光させる際に熱がこもりにくく、天井板9の上部がコンクリート材や断熱材でできている場合でも効率的に放熱することができる。
さらに、本実施の形態2に係る照明器具1は、有機ELパネル2を器具筐体3の側方から挿通するだけで、該器具筐体3に装着することができる。このような簡易な構造であるため、部品点数を削減することができ、生産効率の向上につながる。また、有機ELパネル2が寿命の際には、器具筐体3から容易に着脱可能である。
本実施の形態2に係る挿入孔7aおよび溝部7bの位置・形状は一例であり、図に示した位置・形状に限られない。例えば、挿入孔7aは両側方に形成してもよいし、溝部7bは対向する1組の開口部内周面のみに形成してもよい。また、有機ELパネル2を挿通させるための挿入孔7aは、孔でなくてもよく、枠部4開口部の内周に形成された溝部7bに有機ELパネル2を装着できる手段であればよい。例えば、枠部4外面のいずれか1面が着脱可能な蓋のような構成となっていてもかまわない。
実施の形態1および2では、器具筐体3および有機ELパネル2が四角形の場合について述べたが、これらの形状は、四角形に限られず、円形、多角形、楕円形、その他いずれの形状であっても適用できる。また、板バネ8の位置・数・形状についても図に示した位置・数・形状に限らない。さらに、板バネ8は照明器具1を埋込孔に取り付けるための手段の一例であり、その他公知の部材によって取り付けてもかまわない。
また、実施の形態1および2では、天井面の埋込孔に埋込設置される場合を想定して説明したが、床面および壁面に設置される場合、さらには直付け型または吊り下げ型の照明器具の場合にも適用できる。床面の場合には、照明器具1の発光面が上面になるよう有機ELパネル2を装着すればよい。また、壁面の場合、実施の形態1の照明器具1では、板バネなどの保持部材により有機ELパネル2を固定すればよい。実施の形態2の照明器具1では、溝部7bに嵌合するような状態で装着されるため、そのまま適用できる。さらに、ショーケースの側面、ショーウィンドウの側面またはテーブルなどにも適用できる。また、棚などの照明として利用する場合には、照明器具1を棚板に埋め込み、両面発光とすることも可能である。
さらに、実施の形態1および2では、有機ELパネルを面発光光源として用いる場合について述べたが、プラズマまたは発光ダイオードなどの光源を備えた面発光光源を用いてもよい。
発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されることはなく、本発明の範囲内で種々の実施の形態が可能である。
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明に係る照明器具について、好ましくは、前記面発光光源は、有機エレクトロルミネッセンス素子を含むことを特徴とする。
さらに好ましくは、前記保持手段は、前記器具筐体の前記開口部の内周に設けられており、
前記面発光光源は、前記器具筐体の前記開口部に挿通した状態で、前記保持手段によって前記器具器具筐体に保持されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記保持手段は、前記器具筐体の前記開口部の内周に沿って設けられたフランジ部であることを特徴とする。
さらに好ましくは、前記器具筐体は、天井に設けられた埋込孔に埋込設置されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記器具筐体は、該器具筐体の外周に板バネを備え、
前記器具筐体は、前記板バネが埋込孔の周縁を押しつけることによって、埋込孔に埋込設置されることを特徴とする。
さらに好ましくは、前記器具筐体は、該器具筐体の一方の主面から反対側の他方の主面までの高さが略5mmであることを特徴とする。
1 照明器具
2 有機ELパネル
3 器具筐体
4 枠部
5 フランジ部
6 保持部
7a 挿入孔
7b 溝部
8 板バネ
9 天井板

Claims (7)

  1. 少なくとも、器具筐体と、前記器具筐体に装着される面発光光源を備え、
    前記器具筐体は、該器具筐体の一方の主面から反対側の他方の主面に貫通する開口部が形成された枠体構造から構成され、前記開口部の周縁に前記面発光光源を保持する保持手段を備え、
    前記面発光光源は、該面発光光源の主面が前記開口部に臨む状態で、前記保持手段によって前記器具筐体に保持されることを特徴とする照明器具。
  2. 前記面発光光源は、有機エレクトロルミネッセンス素子を含むことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記保持手段は、前記器具筐体の前記開口部の内周に設けられており、
    前記面発光光源は、前記器具筐体の前記開口部に挿通した状態で、前記保持手段によって前記器具筐体に保持されることを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記保持手段は、前記器具筐体の前記開口部の内周に沿って設けられたフランジ部であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記器具筐体は、天井に設けられた埋込孔に埋込設置されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記器具筐体は、該器具筐体の外周に板バネを備え、
    前記器具筐体は、前記板バネが埋込孔の周縁を押しつけることによって、埋込孔に埋込設置されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記器具筐体は、該器具筐体の一方の主面から反対側の他方の主面までの高さが略5mmであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の照明器具。
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