JP2011002617A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口率の向上を図った液晶表示装置の提供。
【解決手段】いわゆるTFT基板側に隣接する色の異なるカラーフィルタが形成され、一方のカラーフィルタである第1カラーフィルタは、平面的に観て、前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の形成領域からはみ出すことなく他方のカラーフィルタである第2カラーフィルタに重ねて配置され、
前記第1カラーフィルタの前記第2カラーフィルタと重なる部分に第1テーパ部を、前記第2カラーフィルタの前記第1カラーフィルタに重ねられた部分に第2テーパ部が形成され、
前記第1テーパ部のテーパ角と前記第2テーパ部のテーパ角が、それぞれ、前記第1テーパ部と前記第2テーパ部の下層の信号線の表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、前記信号線の幅は1μm以上4μ以下に設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置に係り、特に、いわゆるTFT基板側にカラーフィルタが設けられた液晶表示装置に関する。
液晶表示装置(パネル)は、液晶を挟持して対向配置される一対の基板を外囲器とし、各画素において、液晶の光透過率を独立に制御するようにして構成されている。このため、カラー表示の単位画素となる複数の画素は、それぞれ、色の異なるカラーフィルタが備えられ、これらカラーフィルタは、外囲器を構成する前記基板の液晶側の面に形成されている。
ここで、液晶表示装置の外囲器を構成する一対の基板のうち一方の基板(TFT基板と称される場合がある)には、液晶側の面において、隣接する画素の間を走行する信号線、画素を選択するスイッチング素子である薄膜トランジスタ、この薄膜トランジスタを通して映像信号が供給される画素電極等が形成されている。
前記カラーフィルタは、通常、前記TFT基板と対向する他の基板(対向基板と称される場合がある)に形成されているが、近年において、TFT基板側に設けたものが知られるに至っている。
下記特許文献1ないし3は、いずれもTFT基板側にカラーフィルタが設けられた液晶表示装置が開示されている。特許文献1には、信号線(ソース線)の上面において、前記信号線の両脇に配置される色の異なるカラーフィルタ同士を重ね合わせた構成が示され、表(表1)には、前記信号線の幅と、カラーフィルタの他のカラーフィルタと重ね合わされる端辺のテーパ部の角度が示されている。特許文献2にも、信号線(ソース線:図中、幅14μmで示されている)の上面において、前記信号線の両脇に配置される色の異なるカラーフィルタ同士を重ね合わせた構成が示され、表(表1)には、前記信号線の幅と、カラーフィルタの他のカラーフィルタと重ね合わされる端辺のテーパ部の角度が示されている。特許文献3には、信号線の上面において、前記信号線の両脇に配置される色の異なるカラーフィルタ同士を重ね合わせた構成が示されている。しかし、前記信号線の幅と、カラーフィルタの他のカラーフィルタと重ね合わされる端辺のテーパ部の角度は具体的には示されていない。
特開2002−357828号公報 特開2003−050387号公報 特開2005−084231号公報
しかし、前記特許文献1、2に開示された液晶表示装置は、いずれも、カラーフィルタの他のカラーフィルタと重ね合わされる端辺のテーパ部の角度が小さく構成されている。また、特許文献3には、カラーフィルタの上述したテーパ部の角度は具体的には開示されていないが、同様に小さいものと推定できる。
このことから、カラーフィルタの他のカラーフィルタとの重ね合わされた領域の幅は、前記テーパ部の小さい角度に応じて、大きくなってしまう。そして、カラーフィルタの他のカラーフィルタとの重ね合わされた領域は、比較的大きな段差が生じ、液晶と直接に接触する面に形成される配向膜に配向異常が生じるのを免れない。このため、たとえば下層の信号線の幅を大きくすることによって、上述した配向異常を遮光するようにしており、これにより、信号線によって囲まれる画素の領域が狭まり、画素の開口率の低下を招来することになる。
本発明の目的は、開口率の向上を図った液晶表示装置を提供することにある。
本発明の液晶表示装置は、カラーフィルタの他のカラーフィルタと重ね合わされる端辺のテーパ部の角度を大きくし、それぞれのカラーフィルタの重ね合わされた領域の下層の信号線の幅を小さくするように構成したことにある。
本発明の構成は、たとえば、以下のようなものとすることができる。
(1)本発明の液晶表示装置は、液晶を挟持して対向配置される一対の基板のうち一方の基板の前記液晶側の面に、
第1方向に延在され前記第1方向と交差する第2方向に並設される遮光性材料からなるゲート信号線と、前記第2方向に延在され前記第1方向に並設される遮光性材料からなるドレイン信号線とが形成され、
一対の隣接するゲート信号線と一対の隣接するドレイン信号線に囲まれる領域を画素領域とし、これら画素領域に、少なくとも、前記ゲート信号線からの走査信号によってオンする薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタを通して前記ドレイン信号線からの映像信号が供給される画素電極とを備える液晶表示装置であって、
前記画素領域のそれぞれに、少なくとも、ゲート信号線、ドレイン信号線、前記薄膜トランジスタの上層に形成されたカラーフィルタを備え、
隣接するカラーフィルタにおいて、第1カラーフィルタと第2カラーフィルタとの重なり領域は、平面的に観て、前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の形成領域内に配置され、
前記重なり領域に形成される前記第1カラーフィルタの第1テーパ部のテーパ角は前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、前記重なり領域に形成される前記第2カラーフィルタの第2テーパ部のテーパ角は前記第1カラーフィルタの表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、前記信号線の幅は1μm以上4μ以下に設定されていることを特徴とする。
(2)本発明の液晶表示装置は、(1)において、前記カラーフィルタのそれぞれの膜厚は1μ以上4μm以下に設定されていることを特徴とする。
(3)本発明の液晶表示装置は、(1)において、前記カラーフィルタのそれぞれの膜厚は1μ以上4μm以下に設定され、かつ、前記第1カラーフィルタと前記第2カラーフィルタの重なり部において1μm以下の段差を有することを特徴とする。
(4)本発明の液晶表示装置は、(1)ないし(3)のいずれかにおいて、前記第1カラーフィルタの第1テーパ部の先端は前記第2カラーフィルタの第2テーパ部に重畳していることを特徴とする。
(5)本発明の液晶表示装置は、(1)ないし(4)のいずれかにおいて、前記重なり部領域に形成される前記第1カラーフィルタの第1テーパ部のテーパ角は前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の表面を基準にして45°以上70°以下に設定され、前記重なり部領域に形成される前記第2カラーフィルタの第2テーパ部のテーパ角は前記第1カラーフィルタの表面を基準にして45°以上70°以下に設定されていることを特徴とする。
(6)本発明の液晶表示装置は、(1)ないし(5)のいずれかにおいて、前記カラーフィルタにおける顔料濃度は10%以上60%以下となっていることを特徴とする。
(7)本発明の液晶表示装置は、(1)ないし(6)のいずれかにおいて、前記第2カラーフィルタの顔料濃度は前記第1カラーフィルタの顔料濃度よりも小さいか等しいことを特徴とする。
(8)本発明の液晶表示装置は、(1)ないし(7)のいずれかにおいて、前記カラーフィルタの比誘電率は3.0以上7.0以下であることを特徴とする。
(9)本発明の液晶表示装置は、(1)ないし(8)のいずれかにおいて、前記カラーフィルタはアライナーあるいはステッパーによるフォトリソグラフィ技術による選択エッチング法で形成されていることを特徴とする。
なお、上記した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、上記した構成以外の本発明の構成の例は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
本発明の液晶表示装置の実施例を示す断面図で、図2のI−I線における断面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例を示す画素の平面図である。 本発明の液晶表示装置の効果を示す断面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例を示す画素の断面図である。
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。なお、各図および各実施例において、同一または類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
本発明の液晶表示装置は、液晶を挟持して対向配置される一対の基板のうち一方の基板の前記液晶側の面に、第1方向に延在され前記第1方向と交差する第2方向に並設される遮光性材料からなるゲート信号線と、前記第2方向に延在され前記第1方向に並設される遮光性材料からなるドレイン信号線とが形成され、一対の隣接するゲート信号線と一対の隣接するドレイン信号線に囲まれる領域を画素領域とし、これら画素領域に、少なくとも、前記ゲート信号線からの走査信号によってオンする薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタを通して前記ドレイン信号線からの映像信号が供給される画素電極とを備える。さらに、前記画素領域のそれぞれに、少なくとも、ゲート信号線、ドレイン信号線、前記薄膜トランジスタの上層に形成されたカラーフィルタを備える。また、隣接する色の異なるカラーフィルタにおいて、一方のカラーフィルタである第1カラーフィルタは、平面的に観て、前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の形成領域からはみ出すことなく他方のカラーフィルタである第2カラーフィルタに重ねて配置される。前記第1カラーフィルタの前記第2カラーフィルタと重なる部分には第1テーパ部が形成される。前記第2カラーフィルタの前記第1カラーフィルタに重ねられた部分には第2テーパ部が形成される。第1テーパ部のテーパ角は前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、前記重なり部領域に形成される前記第2カラーフィルタの第2テーパ部のテーパ角は前記第1カラーフィルタの表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、前記信号線の幅は1μm以上4μ以下に設定される。
〈画素の構成〉
図2は、本発明の液晶表示装置の画素の構成を示した平面図で、前記液晶表示装置はその適用製品が2.0形、VGA(400ppi)となっている。図2に示す画素はマトリックス状に配置された複数の画素のうちの一つを示している。このため、図示の画素に対して上下左右には同じ構成の画素が形成されている。また、図1は、液晶を挟持して対向配置される一対の基板のうちいわゆるTFT基板と称される基板に形成された画素を示している。なお、図1は、図2のI−I線における断面図を示している。
図2において、基板SUB1(図1参照)の表面に、たとえばポリシリコンからなる半導体層PSが島状に形成されている。この半導体層PSは薄膜トランジスタTFTの半導体層となるもので、中央において屈曲部を有し両端において面積の大きな部分を備えたパターンで構成されている。なお、薄膜トランジスタTFTは後述するゲート電極が半導体層PSよりも上層に形成されるいわゆるトップゲート型の構造からなるMIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタとなっている。
基板SUB1の表面には、半導体層PSをも被って絶縁膜GI(図1参照)が形成されている。この絶縁膜GIは薄膜トランジスタTFTの形成領域におて前記薄膜トランジスタTFTのゲート絶縁膜として機能するようになっている。
絶縁膜GIの表面には、図中x方向に延在しy方向に並設されるゲート信号線GLが形成されている。これらゲート信号線GLは遮光性材料によって形成されている。これらゲート信号線GLは、図中y方向に並設される各画素の間を走行するようにして形成される。また、ゲート信号線GLは、それ自体が前記半導体層PSの一部を交差するようにして形成されるとともに、前記半導体層PSの他の部分を交差する突起部(図中符号GLpjで示す)を有している。これにより、ゲート信号線GLは半導体層PSと交差する部分において薄膜トランジスタTFTのゲート電極(ダブルゲート)としての機能を有するようになっている。なお、半導体層PSは、ゲート信号線GLの形成後において前記ゲート電極をマスクとして不純物がドープされることにより、前記ゲート電極の直下の領域に薄膜トランジスタTFTのチャネル領域等が形成されるようになっている。
絶縁膜GIの表面には、ゲート信号線GLをも被って層間絶縁膜IN1(図1参照)が形成され、この層間絶縁膜IN1の上面には、図中y方向に延在しx方向に並設されるドレイン信号線DLが形成されている。これらドレイン信号線DLは遮光性材料によって形成されている。これらドレイン信号線DLは、図中x方向に並設される各画素の間を走行するようにして形成される。ここで、ドレイン信号線DLは、その幅Wをたとえば3μmと従来に比較して大幅に狭くしている。これにより、画素の領域を広くし、画素の開口率を向上させんとするためである。ドレイン信号線DLは、前記半導体層PSの一端の面積が大きく形成された領域上に形成され、層間絶縁膜IN1に予め形成されたスルーホールTH1を通して前記半導体層PSの一端に電気的に接続されている。ドレイン信号線DLの半導体層PSと電気的に接続された部分は薄膜トランジスタTFTのドレイン電極DTとして機能するようになっている。
また、ドレイン信号線DLの形成の際には、前記半導体層PSの他端の面積が大きく形成された領域上に薄膜トランジスタTFTのソース電極STが形成され、このソース電極STは層間絶縁膜IN1に予め形成されたスルーホールTH2を通して前記半導体層PSの他端に電気的に接続されている。このソース電極STは後述の画素電極PXと接続されるようになっている。
このように薄膜トランジスタTFTのドレイン信号線DL(ドレイン電極DT)、およびソース電極STが形成された層間絶縁膜IN1の表面には、ドレイン信号線DL(ドレイン電極DT)、およびソース電極STをも被って保護膜PAS(図1参照)が形成されている。この保護膜PASはたとえば薄膜トランジスタTFTの液晶との接触を回避するために形成され、たとえば無機絶縁膜PAS1(図1参照)および有機絶縁膜PAS2(図1参照)の2層構造からなっている。
ここで、有機絶縁膜PAS2は、たとえば樹脂材から構成され、カラーフィルタCFを兼ねた構成となっている。カラーフィルタCFは、図2において、たとえば図中y方向に並設される各画素の画素群に対して同色となっており、前記各画素を被った帯状のパターンで形成されている。そして、このような帯状のパターンからなるカラーフィルタCFは、図中x方向に、たとえば、青色(B)のカラーフィルタCF(図中符号CF(B)で示す)、赤色(R)のカラーフィルタCF(図中符号CF(R)で示す)、緑色(G)のカラーフィルタ(図中符号CF(G)で示す)の順で、繰り返し配置されるようになっている。図2に示す画素は、たとえば、その左右に隣接する2つの画素とともにカラー表示用の単位画素を構成するようになっている。図2に示すカラーフィルタCF(R)は、図中左側に隣接するカラーフィルタCF(B)とドレイン信号線DL(図中符号DL(DLl)で示す)上において重なり部(色重ね部)を有し、図中右側に隣接するカラーフィルタCF(G)とドレイン信号線DL(図中符号DL(DLr)で示す)上において重なり部(色重ね部)を有するようになっている。なお、このカラーフィルタCFの構成については後に詳述する。
保護膜PAS2を兼ねるカラーフィルタCFの上面には、たとえばITO(Indium Tin Oxide)の透明導電膜からなる対向電極CTが形成されている。この対向電極CTは、各画素においてほぼ全域を被う面状の電極として形成され、たとえば、ドレイン信号線DLを跨って図中x方向に並設される各画素に共通に形成されている。この対向電極CTには表示領域の外側から映像信号に対して基準となる基準信号が供給されるようになっている。
対向電極CTが形成された表面には前記対向電極CTをも被って層間絶縁膜IN2(図1参照)が形成され、この層間絶縁膜IN2の表面には、画素ごとにたとえばITOからなる画素電極PXが形成されている。画素電極PXは、たとえば図中y方向に延在しx方向に並設される複数(図中ではたとえば2個)の線状の電極から構成されている。そして、これら電極の同方向の各端部はそれぞれ互いに接続されたパターンとなっている。複数の電極を同電位にするためである。また、画素電極PXは、薄膜トランジスタTFT側の端部において、予め形成された層間絶縁膜IN2、保護膜PAS2(カラーフィルタCF)、保護膜PAS1に形成されたスルーホールTH3を通して薄膜トランジスタTFTのソース電極STと電気的に接続されている。
なお、図1では、図示していないが、層間絶縁膜IN2上には画素電極PXをも被って配向膜が形成され、この配向膜は液晶と直接に接触されて、液晶の分子の初期配向方向を決定するようになっている。
〈カラーフィルタCFの構成〉
図1に示すように、カラーフィルタCFは、第1カラーフィルタと第2カラーフィルタと第3カラーフィルタを備える。また、この実施例1の場合、たとえば第1カラーフィルタを青色フィルタCF(B)、第2カラーフィルタを赤色フィルタCF(R)、第3カラーフィルタを緑色フィルタCF(G)とした。カラーフィルタは、青色(B)のカラーフィルタCF(B)、赤色(R)のカラーフィルタCF(R)、および緑色(G)のカラーフィルタCF(G)の順序で形成されている。これらのカラーフィルタCFは、いずれも、膜厚が2.0μmとなっている。この場合、ドレイン信号線DL上において色の異なるカラーフィルタCF同士が重なりを有して配置される。
図1において、DLrは赤色用画素にデータ信号を送るドレイン信号線、DLgは緑色用画素にデータ信号を送るドレイン信号線である。
赤用ドレイン信号線DLr上において、青色フィルタCF(B)上には赤色フィルタCF(R)が重ねられる。緑用ドレイン信号線DLg上において、赤色フィルタCF(R)上には緑色フィルタCF(G)が重ねられる。また、図1には示していないが、青色用ドレイン信号線上においては、青色フィルタCF(B)の上に緑色フィルタCF(G)が重ねられる。画像表示領域では、このような各色のカラーフィルタが繰り返した状態で配置されている。また、第1カラーフィルタの両端部には、断面で見た際に、テーパ角θ1を持つテーパ部が形成される。第2カラーフィルタの一端部には、断面で見た際に、第1カラーフィルタとの重ね合せ部でテーパ角θ21を持つテーパ部が形成され、第2カラーフィルタの他端部には、断面で見た際に、テーパ角θ22を持つテーパ部が形成される。第3カラーフィルタの一端部には、断面で見た際に、第2カラーフィルタとの重ね合せ部でテーパ角θ31を持つテーパ部が形成され、第3カラーフィルタの他端部には、断面で見た際に、第1カラーフィルタとの重ね合せ部でテーパ部が形成される。各カラーフィルタの重なり部領域はドレイン信号線の線幅より狭い領域に形成される。
なお本実施例ではドレイン信号線上に重ね合せ領域を配置するが、ゲート信号線に重なり部領域を配置した場合も同様構成として良い。

青色フィルタCF(B)の端部は、赤色フィルタCF(R)が形成される画素側における前記ドレイン信号線DLrの端部からはみ出すことなく形成されているともに、前記ドレイン信号線DLrの表面を基準して角度θ1(=45°)をもつテーパが形成されている(前記角度θ1をテーパ角と称する場合がある)。青色フィルタCF(B)において上記のテーパ角θ1を得るには、樹脂材に青色顔料を30%含有させ、フォトリソグラフィ技術による選択エッチングを施すことによって得られる。すなわち、テーパ角θ1は顔料の含有量によって制御することができる。
赤色フィルタCF(R)の端部は、青色フィルタCF(B)が形成された画素側における前記ドレイン信号線DLlの端部からはみ出すことなく形成されている。さらに、赤色フィルタのテーパ部のテーパ角θ21は前記第1カラーフィルタの表面を基準にして50°に設定されている(前記角度θ21をテーパ角と称する場合がある)。赤色フィルタCF(R)において上記のテーパ角θ21を得るには、樹脂材に赤色顔料を30%含有させ、フォトリソグラフィ技術による選択エッチングを施すことによって得られる。この場合のフォトリソグラフィ技術はアライナーあるいはステッパーによる方法を採用することによって精度よく加工することができる。なお、赤色フィルタCF(R)の他方の端部は前記ドレイン信号線DLrに隣接するドレイン信号線DL(図中符号DLgで示す)上に形成される。緑色フィルタCF(G)が形成される画素側における前記ドレイン信号線DLrの端部からはみ出すことなく形成されているともに、前記ドレイン信号線DLrの表面を基準にして角度θ22(=50°)をもつテーパが形成されるようになる。
緑色フィルタCF(G)の端部は、カラーフィルタCF(R)が形成された画素側における前記ドレイン信号線DLlの端部からはみ出すことなく形成されている。また、前記ドレイン信号線DLgの表面を基準して角度θ3(=60°)をもつテーパが形成されている(前記角度θ3をテーパ角と称する場合がある)。緑色フィルタCF(G)において上記のテーパ角θ3を得るには、樹脂材に青色顔料を40%含有させ、フォトリソグラフィ技術による選択エッチングを施すことによって得られる。
このように構成したカラーフィルタCFは、その端部におけるテーパ角を比較的大きく形成することにより、隣接する色の異なるカラーフィルタCF同士を重ねて形成しても、その重ねられた部分の領域(重なり領域)は比較的幅を小さくできる。そして重なり領域はドレイン信号線DLの幅W(=3μm)の領域内に納めることができるようになる。このことから、ドレイン信号線DLの幅を上述した値に狭めることができ、画素の開口率を向上させることができる。
なお、上述のように構成した場合において、色の異なる各カラーフィルタCFの重なり部において生じる段差を大幅に小さくすることができることが確かめられる。図3は、図中左側からカラーフィルタCF(B)、カラーフィルタCF(R)、カラーフィルタCF(G)、およびカラーフィルタCF(B)が順次重なりをもって隣接していることを示す図である。図3に示すように、カラーフィルタCF(B)上のカラーフィルタCF(R)における段差DL1は0.4μm、カラーフィルタCF(B)上のカラーフィルタCF(G)における段差DL2は0.6μm、カラーフィルタCF(R)上のカラーフィルタCF(G)における段差DL3は0.8μmであった。これらの段差は、従来に比して大幅に小さくすることができ、液晶と直接に接触する面に形成される配向膜に配向異常が生じる範囲を前記ドレイン信号線DLの幅W(=3μm)内に納めることができるようになる。また、図2、図3において、上層のカラーフィルタの端部は、下層のカラーフィルタの平坦部(信号配線の上面と平行な面)にまで及んでいる。
なお、このように実施例1に示した構成において、適用製品、TFT配線幅(ドレイン信号線DLの幅)、開口率(画素の開口率)、GRB積層順(各カラーフィルタの積層順)、GRB特性(各カラーフィルタの特性)、色重ね段差(各カラーフィルタの重なりにおける段差)を順次抽出して記載すると、下記の表1において、実施例1に該当する行に示す結果となる。
Figure 2011002617
すなわち、図2に示したように、色の異なる各カラーフィルタCFの形成順序を、カラーフィルタCF(B)、カラーフィルタCF(R)、カラーフィルタCF(G)としている。この場合、カラーフィルタCF(G)の顔料濃度を40%、膜厚を2.0μmとした場合、比誘電率は3.7となるともに、端辺のテーパ角θ3は60°に、カラーフィルタCF(R)の顔料濃度を30%、膜厚を2.0μmとした場合、比誘電率は3.5となるともに、端辺のテーパ角θ2は50°に、カラーフィルタCF(B)の顔料濃度を30%、膜厚を2.0μmとした場合、比誘電率は3.6となるともに、端辺のテーパ角θ1は50°になる。また、カラーフィルタCF(B)上におけるカラーフィルタCF(R)の段差は0.4μm、カラーフィルタCF(B)上におけるカラーフィルタCF(G)の段差は0.6μm、カラーフィルタCF(R)上におけるカラーフィルタCF(G)の段差は0.8μmとなる。このようにすることによって、画素の開口率を65%とすることができた。
また、図4の上層のカラーフィルタの端部は、下層のカラーフィルタのテーパ部にある。このような構成にした場合も、重なり領域に形成される第1カラーフィルタの第1テーパ部のテーパ角θ1はドレイン信号線あるいはゲート信号線の表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、重なり領域に形成される第2カラーフィルタの第2テーパ部のテーパ角θ2は第1カラーフィルタの表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、信号線の幅は1μm以上4μ以下に設定される。
このように構成することで、隣接するカラーフィルタにおいて、第1カラーフィルタと第2カラーフィルタとの重ねあわせ領域は、平面的に観て、ドレイン信号線あるいはゲート信号線の形成領域内に配置される。
以下、実施例2以下の各実施例において、概略的な構成は図1ないし図3に示したと同様であることから、以下、表1に基づいて説明する。
適用製品は実施例1と同様である。単位画素の各画素において、カラーフィルタCFの積層順は、緑色(G)、赤色(R)、青色(B)とした。なお、以下の説明において、便宜上、緑色を単にGとし、赤色を単にRとし、青色を単にBとして説明する。
Gのカラーフィルタは、その顔料濃度を20%、膜厚を4.0μm、比誘電率を3.6、テーパ角を45°とした。Rのカラーフィルタは、その顔料濃度を10%、膜厚を4.0μm、比誘電率を3.0、テーパ角を45°とした。Bのカラーフィルタは、その顔料濃度を10%、膜厚を4.0μm、比誘電率を3.3、テーパ角を45°とした。色重ね段差は、Gのカラーフィルタ上のRのカラーフィルタにおいて0.2μm、Gのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて0.2μm、Rのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて0.2μmであった。これにより、配線幅は4μmとでき、画素の開口率は62%とすることができた。
適用製品は実施例1と同様である。単位画素の各画素において、カラーフィルタの積層順は、B、R、Gとした。
Bのカラーフィルタは、その顔料濃度を40%、膜厚を1.0μm、比誘電率を5.0、テーパ角を70°とした。Rのカラーフィルタは、その顔料濃度を50%、膜厚を1.0μm、比誘電率を6.0、テーパ角を80°とした。Gのカラーフィルタは、その顔料濃度を60%、膜厚を1.0μm、比誘電率を7.0、テーパ角を90°とした。色重ね段差は、Bのカラーフィルタ上のRのカラーフィルタにおいて0.4μm、Bのカラーフィルタ上のGのカラーフィルタにおいて0.6μm、Rのカラーフィルタ上のGのカラーフィルタにおいて0.8μmであった。これにより、配線幅は2μmとでき、画素の開口率は69%とすることができた。
なお、この実施例3の場合、色重ねの下層側のカラーフィルタにおける顔料濃度は上層側のカラーフィルタの顔料濃度よりも小さくしている(次の実施例4に示すように、顔料濃度が等しい場合であってもよい)。このようにした場合、顔料濃度が小さいとテーパ角が小さくなるので、テーパ角が小さいものを下層にすることができる。このようにした場合、表1からも明らかとなるように、色重ね段差を小さくできる効果を奏することができる。
適用製品は実施例1と同様である。単位画素の各画素において、カラーフィルタの積層順は、G、R、Bとした。
Gのカラーフィルタは、その顔料濃度を50%、膜厚を1.0μm、比誘電率を7.0、テーパ角を90°とした。Rのカラーフィルタは、その顔料濃度を40%、膜厚を1.0μm、比誘電率を6.0、テーパ角を80°とした。Bのカラーフィルタは、その顔料濃度を40%、膜厚を1.0μm、比誘電率を5.0、テーパ角を70°とした。色重ね段差は、Gのカラーフィルタ上のRのカラーフィルタにおいて1.0μm、Gのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて0.8μm、Rのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて0.6μmであった。これにより、配線幅は2μmとでき、画素の開口率は69%とすることができた。
適用製品は4.0型、QVGA(100ppi)である。単位画素の各画素において、カラーフィルタの積層順は、R、G、Bとした。
Rのカラーフィルタは、その顔料濃度を30%、膜厚を2.8μm、比誘電率を4.0、テーパ角を55°とした。Gのカラーフィルタは、その顔料濃度を30%、膜厚を3.0μm、比誘電率を4.0、テーパ角を50°とした。Bのカラーフィルタは、その顔料濃度を30%、膜厚を2.6μm、比誘電率を4.0、テーパ角を60°とした。色重ね段差は、Rのカラーフィルタ上のGのカラーフィルタにおいて0.4μm、Rのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて0.5μm、Gのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて0.6μmであった。これにより、配線幅は3μmとでき、画素の開口率は91%とすることができた。
適用製品は実施例1と同様である。単位画素の各画素において、カラーフィルタの積層順は、G、R、Bとした。
Gのカラーフィルタは、その顔料濃度を20%、膜厚を1.0μm、比誘電率を3.9、テーパ角を60°とした。Rのカラーフィルタは、その顔料濃度を10%、膜厚を1.0μm、比誘電率を3.3、テーパ角を60°とした。Bのカラーフィルタは、その顔料濃度を10%、膜厚を1.0μm、比誘電率を3.6、テーパ角を60°とした。色重ね段差は、Gのカラーフィルタ上のRのカラーフィルタにおいて0.4μm、Gのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて0.4μm、Rのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて0.4μmであった。これにより、配線幅は4μmとでき、画素の開口率は62%とすることができた。
適用製品は実施例1と同様である。単位画素の各画素において、カラーフィルタの積層順は、B、R、Gとした。
Bのカラーフィルタは、その顔料濃度を40%、膜厚を4.0μm、比誘電率を4.0、テーパ角を60°とした。Rのカラーフィルタは、その顔料濃度を50%、膜厚を4.0μm、比誘電率を5.0、テーパ角を70°とした。Gのカラーフィルタは、その顔料濃度を60%、膜厚を4.0μm、比誘電率を6.0、テーパ角を80°とした。色重ね段差は、Bのカラーフィルタ上のRのカラーフィルタにおいて0.3μm、Bのカラーフィルタ上のGのカラーフィルタにおいて0.5μm、Rのカラーフィルタ上のGのカラーフィルタにおいて0.7μmであった。これにより、配線幅は2μmとでき、画素の開口率は69%とすることができた。
(比較例1)
適用製品は実施例1と同様である。単位画素の各画素において、カラーフィルタの積層順は、G、R、Bとした。
Gのカラーフィルタは、その顔料濃度を40%、膜厚を2.0μm、比誘電率を3.7、テーパ角を10°とした。Rのカラーフィルタは、その顔料濃度を30%、膜厚を2.0μm、比誘電率を3.5、テーパ角を10°とした。Bのカラーフィルタは、その顔料濃度を30%、膜厚を2.0μm、比誘電率を3.6、テーパ角を10°とした。色重ね段差は、Gのカラーフィルタ上のRのカラーフィルタにおいて1.2μm、Gのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて1.2μm、Rのカラーフィルタ上のBのカラーフィルタにおいて1.2μmであった。これにより、配線幅は12μmとなり、画素の開口率は33%しか得られなかった。
上述した実施例では、色の異なるカラーフィルタの重ね合わせの部分はドレイン信号線DL上において行ったものである。しかし、これに限定されることはなくゲート信号線GL上において行うようにしてもよい。この場合、ゲート信号線GLにおいても本発明を適用できる。
上述した実施例では、IPS(In Plane Switching)方式の液晶表示装置について説明したものである。しかし、これに限定されることはなく、たとえば、TN(Twisted Nematic)方式、あるいはVA (Vertical Alignment)方式の液晶表示装置であっても適用できる。
以上、本発明を実施例を用いて説明してきたが、これまでの各実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、それぞれの実施例で説明した構成は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いてもよい。
SUB1……基板、PS……半導体層、TFT……薄膜トランジスタ、GI……絶縁膜、GL……ゲート信号線、IN1……層間絶縁膜、DL……ドレイン信号線、TH1、TH2、TH3……スルーホール、PAS……保護膜、PAS1……無機保護膜、PAS2……有機保護膜、CT……対向電極、IN2……層間絶縁膜、PX……画素電極、CF……カラーフィルタ、CF(B)……青色のカラーフィルタ、CF(R)……赤色のカラーフィルタ、CF(G)……緑色のカラーフィルタ。

Claims (9)

  1. 液晶を挟持して対向配置される一対の基板のうち一方の基板の前記液晶側の面に、
    第1方向に延在され前記第1方向と交差する第2方向に並設される遮光性材料からなるゲート信号線と、前記第2方向に延在され前記第1方向に並設される遮光性材料からなるドレイン信号線とが形成され、
    一対の隣接するゲート信号線と一対の隣接するドレイン信号線に囲まれる領域を画素領域とし、これら画素領域に、少なくとも、前記ゲート信号線からの走査信号によってオンする薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタを通して前記ドレイン信号線からの映像信号が供給される画素電極とを備える液晶表示装置であって、
    前記画素領域のそれぞれに、少なくとも、ゲート信号線、ドレイン信号線、前記薄膜トランジスタの上層に形成されたカラーフィルタを備え、
    隣接するカラーフィルタにおいて、第1カラーフィルタと第2カラーフィルタとの重なり領域は、平面的に観て、前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の形成領域内に配置され、
    前記重なり領域に形成される前記第1カラーフィルタの第1テーパ部のテーパ角は前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、前記重なり領域に形成される前記第2カラーフィルタの第2テーパ部のテーパ角は前記第1カラーフィルタの表面を基準にして45°以上90°以下に設定され、前記信号線の幅は1μm以上4μ以下に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記カラーフィルタのそれぞれの膜厚は1μ以上4μm以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記カラーフィルタのそれぞれの膜厚は1μ以上4μm以下に設定され、かつ、前記第1カラーフィルタと前記第2カラーフィルタの重なり部において1μm以下の段差を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第1カラーフィルタの第1テーパ部の先端は前記第2カラーフィルタの第2テーパ部に重畳していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 前記重なり部領域に形成される前記第1カラーフィルタの第1テーパ部のテーパ角は前記ドレイン信号線あるいは前記ゲート信号線の表面を基準にして45°以上70°以下に設定され、前記重なり部領域に形成される前記第2カラーフィルタの第2テーパ部のテーパ角は前記第1カラーフィルタの表面を基準にして45°以上70°以下に設定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の液晶表示装置。
  6. 前記カラーフィルタにおける顔料濃度は10%以上60%以下となっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液晶表示装置。
  7. 前記第2カラーフィルタの顔料濃度は前記第1カラーフィルタの顔料濃度よりも小さいか等しいことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液晶表示装置。
  8. 前記カラーフィルタの比誘電率は3.0以上7.0以下であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の液晶表示装置。
  9. 前記カラーフィルタはアライナーあるいはステッパーによるフォトリソグラフィ技術による選択エッチング法で形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の液晶表示装置。
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