JP2011002001A - 防振装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに非相溶性を有する第1液体および第2液体を所定の比率で液室内に封止することができ、防振装置の性能安定性を向上させること。
【解決手段】第1液体L1中で、第1取付け部材11と第2取付け部材12とが弾性体13で連結されてなる防振装置本体20、およびダイヤフラムのうちのいずれか一方に仕切り部材16を組み付けて、主液室14および副液室のうちのいずれか一方を備えた中間部材22を作製する中間部材作製工程と、第1液体中で、仕切り部材の連通路24に注出管Nを差し込んでこの注出管の先端部から第2液体L2を注出し、主液室および副液室のうちのいずれか一方の内部に第2液体を注入する第2液体注入工程と、第1液体中で、防振装置本体およびダイヤフラムのうちのいずれか他方を中間部材に組み付けて、液室内に第1液体および第2液体を封止する液中組立工程と、を備える防振装置の製造方法を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置の製造方法に関する。
この種の防振装置として、従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、第1取付け部材と第2取付け部材とを弾性的に連結する弾性体と、第1取付け部材内の液室を、弾性体を壁面の一部とする一方側の主液室と他方側の副液室とに区画し、かつ主液室と副液室とを連通する連通路が形成された仕切り部材と、副液室の壁面の一部を形成するダイヤフラムと、を備える構成が知られている。また、前記液室には、互いに非相溶性を有する第1液体および第2液体を少なくとも含有する封入液が封入されている。
ところで、このような防振装置の製造方法として、防振装置を液中で組み立てる方法が知られている。この方法は、まず、第1取付け部材と第2取付け部材とが弾性体を介して連結された防振装置本体を作製する工程を行う。次に、防振装置本体を、封入液を貯留したプールの中に入れ、このプール内(封入液中)で防振装置本体に仕切り部材およびダイヤフラムを組み付ける工程を行う。これにより、液室内に封入液を封止することができる。
特許第2860701号公報
しかしながら、封入液が非相溶性の二種以上の液体で構成されている場合、前記従来の防振装置の製造方法では、封入液に含有された複数種の液体がプール内で分離してしまうため、これら複数種の液体を所定の比率で液室内に封止することが難しいという問題がある。このため、前記従来の製造方法で製造された防振装置は、液室に封入された複数種の液体の比率にばらつきが生じ易く、その結果、防振装置の性能が安定しないという問題が存在する。
ところで、本願発明者は鋭意検討した結果、第2液体として例えばフッ素オイル等を、第1液体として例えばエチレングリコール等をそれぞれ採用し、かつ第2液体の含有比率を第1液体よりも少なくするとキャビテーションの発生が抑制され、この効果は特に第1、第2液体の含有比率に大きく依存するといった知見を得るに至った。つまり、キャビテーションの発生を抑えるためには、液室内に複数種の液体を所定の比率で高精度に封止することが不可欠となっている。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、互いに非相溶性を有する第1液体および第2液体を所定の比率で液室内に封止することができ、防振装置の性能安定性を向上させることができる防振装置の製造方法を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置の製造方法は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、前記第1取付け部材と前記第2取付け部材とを弾性的に連結する弾性体と、前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部とする一方側の主液室と他方側の副液室とに区画し、かつ主液室と副液室とを連通する連通路が形成された仕切り部材と、前記副液室の壁面の一部を形成するダイヤフラムと、を備え、前記液室に、互いに非相溶性を有する第1液体および第2液体を少なくとも含有する封入液が封入された液体封入型の防振装置の製造方法であって、第1液体中で、前記第1取付け部材と前記第2取付け部材とが前記弾性体で連結されてなる防振装置本体、および前記ダイヤフラムのうちのいずれか一方に前記仕切り部材を組み付けて、主液室および副液室のうちのいずれか一方を備えた中間部材を作製する中間部材作製工程と、第1液体中で、前記仕切り部材の連通路に注出管を差し込んでこの注出管の先端部から第2液体を注出し、主液室および副液室のうちのいずれか一方の内部に第2液体を注入する第2液体注入工程と、第1液体中で、前記防振装置本体および前記ダイヤフラムのうちのいずれか他方を前記中間部材に組み付けて、主液室および副液室のうちのいずれか他方を画成し、前記液室内に第1液体および第2液体を封止する液中組立工程と、を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、第2液体注入工程時に、主液室および副液室のうちのいずれか一方の内部に第2液体を注入するので、この第2液体注入工程から液中組立工程までの間、第2液体を前記一方の内部に留めておくことができる。したがって、第1液体および第2液体を所定の比率で液室内に封止することが可能になり、防振装置の性能安定性を向上させることができる。
また、前記第2液体注入工程は、前記注出管の先端部を主液室および副液室のうちのいずれか一方の内部に至らせた状態で、第2液体をこの注出管の先端部から注出して前記一方の内部に注入しても良い。
この場合、第2液体注入工程時に、注出管の先端部を主液室および副液室のうちのいずれか一方の内部に至らせた状態で、第2液体をこの注出管の先端部から注出して前記一方の内部に注入するので、前記一方の内部に第2液体を確実に注入することができる。
また、前記第2液体注入工程は、主液室および副液室のうちのいずれか一方を圧縮する液室圧縮工程と、前記連通路に前記注出管を差し込んでこの注出管の先端部から第2液体を注出した後もしくは同時に前記一方の圧縮を解除する圧縮解除工程と、を備えていても良い。
この場合、第2液体注入工程が、前記連通路に前記注出管を差し込んでこの注出管の先端部から第2液体を注出した後もしくは同時に主液室および副液室のうちのいずれか一方の圧縮を解除する圧縮解除工程を備えているので、この圧縮解除工程時に、前記一方が膨張してその内部が負圧となり、連通路内の液体が前記一方の内部に吸引される。したがって、注出管から注出された第2液体が連通路内に滞留している場合であっても、この第2液体を、圧縮解除工程時に前記一方の内部に吸引して確実に注入することができる。
本発明によれば、互いに非相溶性を有する第1液体および第2液体を所定の比率で液室内に封止することができ、防振装置の性能安定性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図1に示す防振装置の製造方法を説明する一工程図である。 本発明の第1実施形態に係る防振装置の製造方法の変形例を説明する一工程図である。 本発明の第2実施形態に係る防振装置の製造方法を説明する一工程図である。 本発明の第2実施形態に係る防振装置の製造方法を説明する一工程図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る防振装置を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、防振装置10は、振動発生部および振動受部のいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材11、および他方に連結される第2取付け部材12と、これらの第1取付け部材11と第2取付け部材12とを弾性的に連結する弾性体13と、第1取付け部材11の内部に形成された液室17を後述する主液室14と副液室15とに区画する仕切り部材16と、後述する副液室15の壁面の一部を形成するダイヤフラム19と、を備えている。
なお、これらの各部材はそれぞれ、上面視円形状もしくは円環状に形成されているとともに、中心軸線Oを共通軸にして同軸上に配置されている。なお以下では、中心軸線Oに直交する方向を径方向という。
そして、この防振装置10が例えば自動車に装着された場合、第2取付け部材12が振動発生部としてのエンジンに連結される一方、第1取付け部材11が図示しないブラケット等を介して振動受部としての車体に連結されることにより、エンジンの振動が車体に伝達されるのを抑えられるようになっている。
第1取付け部材11は、前記中心軸線O方向の一方側の小径部11aと、前記中心軸線O方向の他方側の大径部11bと、これらの小径部11aと大径部11bとを連結する段部11cと、を備え、小径部11a、大径部11bおよび段部11cが前記中心軸線Oと同軸に配置され例えば金属材料等で一体に形成されている。
第2取付け部材12は、前記中心軸線O方向に延在し前記振動発生部に連結される取付け筒部12aと、この取付け筒部12aの前記中心軸線O方向の他方側の他端部に前記他方側に向けて突設された補強筒部12bと、を備えている。取付け筒部12aの内周面には、雌ねじ部が形成されており、前記振動発生部は、該雌ねじ部に螺着されることで第2取付け部材12に連結される。また、取付け筒部12aは、前記中心軸線O方向の一方側の一端部が、第1取付け部材11の前記中心軸線O方向の一方側の一端開口面よりも前記中心軸線O方向の外側(一方側)に突出している。補強筒部12bは、有底筒状に形成されており、その底壁部が取付け筒部12aの前記中心軸線Oの他方側の開口部を閉塞している。また、補強筒部12bの周壁部は、前記中心軸線O方向の一方側から他方側に向かうに従って漸次拡径している。
弾性体13は、第1取付け部材11の前記中心軸線O方向の一方側の一端開口部11Aを閉塞している。図示の例では、弾性体13は、円柱状に形成され、前記中心軸線O方向の一方側の一端部の外周面が小径部11aの内周面に加硫接着されることで、第1取付け部材11の一端開口部11Aを閉塞している。弾性体13には、取付け筒部12aにおいて第1取付け部材11の内側に位置する部分および補強筒部12bが埋設されている。
また、弾性体13において前記中心軸線O方向の他方側を向く他端面13aは、前記小径部11aの前記中心軸線O方向の他方側の端縁よりも、前記中心軸線O方向の他方側に位置している。この他端面13aの外周縁部には、前記中心軸線O回りに全周にわたって連なる切り欠き部が形成されている。そして、弾性体13において前記切り欠き部を画成する切り欠き面13bは、径方向の内側から外側に向かうに従って漸次前記中心軸線O方向の他方側から一方側に向けて傾斜するように形成されており、弾性体13の外周面で弾性体13の前記一端部に至っている。
なお、本実施形態では、弾性体13の前記一端部の外周面には、前記中心軸線O方向の他方側に向けて第1取付け部材11の内周面に沿って延びる被覆膜13cが連結されている。被覆膜13cは、弾性体13と一体に形成されるとともに、第1取付け部材11の内周面において、弾性体13の前記一端部が加硫接着されていない部分の全域にわたって加硫接着されている。これにより、第1取付け部材11の内周面は、全域にわたって弾性体13および被覆膜13cにより覆われている。なお、図示の例では、弾性体13および被覆膜13cは、例えばゴム状弾性材や合成樹脂等の弾性体により一体に形成されている。
ダイヤフラム19は、第1取付け部材11の前記中心軸線O方向の他方側の他端開口部11Bに配設されている。このダイヤフラム19は、第1取付け部材11の前記中心軸線O方向の他方側の他端開口面から前記中心軸線O方向の外側(他方側)に向けて膨出した逆椀状に形成されている。また図示の例では、ダイヤフラム19の外周縁部である前記中心軸線O方向の一方側の開口端部には、樹脂材料もしくは金属材料で形成されたダイヤフラムリング19aが、前記中心軸線Oと同軸に埋設されている。
そして、ダイヤフラムリング19aが、第1取付け部材11の大径部11bにおける前記中心軸線O方向の他方側の他端部がその全周にわたって径方向の内側に向けて屈曲されて形成されたカシメ部11dにカシメ固定されることで、ダイヤフラム19は、第1取付け部材11の他端開口部11Bを閉塞している。
以上の構成において、第1取付け部材11の内部のうち、ダイヤフラム19と弾性体13との間に位置する部分が、これらのダイヤフラム19および弾性体13によって液密に閉塞され、後述する封入液Lが封入された液室17となっている。
そして、液室17は、仕切り部材16によって、弾性体13を壁面の一部に有しこの弾性体13の変形により内容積が変化する主液室14と、ダイヤフラム19を壁面の一部に有しこのダイヤフラム19の変形により内容積が変化する副液室15と、に区画されている。
仕切り部材16は、円環状の仕切り部材本体16aと、前記中心軸線O方向に互いに間隔をあけて配置された第1仕切り板16bおよび第2仕切り板16cと、これらの仕切り板16b、16cの間に配置されたメンブラン16dと、メンブラン16dを径方向の外側から囲繞し、メンブラン16dを収容するメンブラン収容空間16fを両仕切り板16b、16cとともに画成する収容筒部16eと、を備えている。
図示の例では、仕切り部材本体16aは、第1取付け部材11の大径部11b内に嵌合されている。また、第1仕切り板16bは、前記中心軸線O方向の一方側に配置され、かつ第2仕切り板16cは、前記中心軸線O方向の他方側に配置されている。第1仕切り板16bの外周面は、仕切り部材本体16aの内周面に連結されており、これらの仕切り部材本体16aおよび第1仕切り板16bは、例えば金属材料もしくは合成樹脂材料等で一体に形成されている。また、収容筒部16eは、第2仕切り板16cの外周縁部から前記中心軸線O方向の一方側に向けて延設されるとともに第1仕切り板16b上に配置されており、この収容筒部16eの径方向の内側のメンブラン収容空間16fにゴム状弾性材で円板状に形成されたメンブラン16dが配設されている。
また、第1仕切り板16bおよび第2仕切り板16cにおいてメンブラン16dと対向する位置には、各仕切り板16b、16cを前記中心軸線O方向に貫通する複数の流通孔16gが形成されている。
このように形成された仕切り部材16において、各仕切り板16b、16cに形成された流通孔16gおよびメンブラン収容空間16fは、メンブラン収容空間16fを通って主液室14と副液室15とを連通する中央連通路(連通路)23を構成している。
なお図示の例では、第1仕切り板16bと弾性体13の前記他端面13aとの間には、隙間があいている。
また、仕切り部材16には、主液室14と副液室15とを連通しかつ前記液室17内の後述する封入液Lが流通することで液柱共振を生じさせる制限通路(連通路)24が形成されている。
図示の例では、仕切り部材本体16aの外周面には、前記制限通路24となる周溝が形成されており、この周溝が前記被覆膜13c(第1取付け部材11の大径部11b)によって径方向の外側から閉塞されることで制限通路24が形成されている。なお、制限通路24は、前記周溝の一方の周端部が前記中心軸線O方向の他方側に向けて開口して副液室15と連通するとともに、前記周溝の他方の周端部が径方向の内側に向けて開口して主液室14と連通している。
また図示の例では、主液室14には、後述する第2液体注入工程で第2液体L2が注入される収納凹部21が備えられている。本実施形態では、収納凹部21は、弾性体13の切り欠き面13bおよび第1取付け部材11の小径部11aの内周面(被覆膜13cの表面)を壁面として円環状に画成されている。
液室17に封入された封入液Lは、非相溶性を有する、つまり互いに不溶な第1液体L1(図2参照)および第2液体L2(図2参照)を含有している。第2液体L2は、第1液体L1よりも封入液L中に含まれる重量比率が小さくなっている。また、第2液体L2は、−30℃以上100℃以下の温度範囲のうちの少なくとも一点で、第1液体L1の主たる成分よりも蒸気圧が高く、かつ表面張力が小さくなっている。例えば、第2液体L2の蒸気圧は同一温度における第1液体L1の主たる成分の蒸気圧の2倍以上となっている。なお、第2液体L2は、第1液体L1よりも粘度が低くなっている。また、第2液体L2は、第1液体L1よりも極性が低くなっている。
以上のような第1液体L1としては、例えばエチレングリコールおよびプロピレングリコールのうち少なくとも1つを含有するもの等が挙げられ、また第2液体L2としては、例えばシリコーンオイルおよびフッ素オイルのうち少なくとも1つを含有するもの等が挙げられる。また、第1液体L1は、例えば水、エチレングリコールおよびプロピレングリコールのうち少なくとも1つを含有していても良い。また、封入液Lは、第1液体L1を60重量%以上99.9重量%以下含有し、第2液体L2を0.1重量%以上40重量%以下含有している。好ましくは、封入液Lは、第1液体L1を80重量%以上99重量%以下含有し、第2液体L2を1重量%以上20重量%以下含有している。例えば、封入液L中に、第1液体L1が80cc〜200cc含まれ、第2液体L2は0.5cc〜5cc含まれている。
なお図示の例では、封入液Lは、少なくともこの防振装置10に路面の凹凸等により大きな振動(荷重)が入力されたときに、粒状になった無数の第2液体L2が第1液体L1中で互いに独立した状態で分散された態様になる。
さらに、本実施形態では、この防振装置10は、主液室14が鉛直方向下側に位置しかつ副液室15が鉛直方向上側に位置するように取り付けられて用いられる吊下式となっている。つまり、この防振装置10は、前記中心軸線O方向の一方側が鉛直方向下側に位置しかつ前記中心軸線O方向の他方側が鉛直方向上側に位置するように取り付けられる。
このように形成された防振装置10においては、振動の入力に伴って弾性体13が変形して主液室14の内容積が変化することで、封入液Lが主液室14と副液室15との間で制限通路24を通って流通し、この流通時に生じる液柱共振により振動が吸収および減衰される。
次に、前述した構成からなる防振装置10の製造方法について、図2および図3を参照して説明する。なお、本実施形態では、第2液体L2の比重が、第1液体L1の比重よりも高くなっている場合を例に挙げて説明する。
まず、第1取付け部材11と第2取付け部材12とが弾性体13で連結されてなる防振装置本体20を作製する防振装置本体作製工程を行う。
具体的に説明すると、まず、弾性体13および被覆膜13cを形成するための図示しない防振装置本体金型の中に第1取付け部材11および第2取付け部材12をそれぞれ所定位置に配置するとともに、第1取付け部材11および第2取付け部材12にそれぞれ接着下地処理を施した後に接着剤を塗布する。その後、前記防振装置本体金型の中に未加硫ゴムを射出して弾性体13を成形するとともに、この弾性体13と一体に被覆膜13cを成形する。続いて、これらの弾性体13および被覆膜13cに硫黄ガス、圧力および熱をそれぞれ加えて加硫する。そして、前記防振装置本体金型の脱型を行うことにより、防振装置本体20が作製される。
また、仕切り部材16を作製する仕切り部材作製工程を行う。
具体的に説明すると、まず、仕切り部材本体16aおよび第1仕切り板16bと、第2仕切り板16cおよび収容筒部16eと、をそれぞれ一体に形成する。その後、第1仕切り板16b、第2仕切り板16cおよび収容筒部16eによって画成されるメンブラン収容空間16fにメンブラン16dを配置した状態で第1仕切り板16bと収容筒部16eとを互いに接合して仕切り部材16を作製する。
また、ダイヤフラム19を作製するダイヤフラム作製工程を行う。
具体的に説明すると、ダイヤフラム19を形成するための図示しないダイヤフラム金型の中にダイヤフラムリング19aを所定位置に配置するとともに、ダイヤフラムリング19aの表面に接着下地処理を施した後に接着剤を塗布する。その後、前記ダイヤフラム金型の中に未加硫ゴムを射出してダイヤフラム19を成形した後、そのダイヤフラム19に硫黄ガス、圧力および熱をそれぞれ加えて加硫する。そして、前記ダイヤフラム金型の脱型を行うことにより、外周縁部にダイヤフラムリング19aが埋設されたダイヤフラム19が作製される。
次に、図2に示すように、防振装置本体20および仕切り部材16を第1液体L1中に配置する液中配置工程を行う。
具体的に説明すると、プールP内に貯留された第1液体L1に防振装置本体20および仕切り部材16を浸漬するとともに、それぞれの内部や表面などに空気が残留しないように防振装置本体20を第1液体L1中で適宜揺動させる。またこの際、本実施形態では、ダイヤフラム19も併せて第1液体L1中に配置する。
以上により、第1液体L1中に防振装置本体20、仕切り部材16およびダイヤフラム19が配置される。なお図2では、図面の見易さのため、ダイヤフラム19の図示を省略している。
次に、第1液体L1中で、防振装置本体20およびダイヤフラム19のうちのいずれか一方に仕切り部材16を組み付けて、主液室14および副液室15のうちのいずれか一方を備えた中間部材を作製する中間部材作製工程を行う。本実施形態では、プールP内に貯留された第1液体L1中で、仕切り部材16を防振装置本体20の第1取付け部材11内に進入させて防振装置本体20に組み付け、主液室14を備える中間部材22を作製する。
次に、第1液体L1中で、仕切り部材16の制限通路24に注出管Nを差し込んでこの注出管Nの先端部から第2液体L2を注出し、主液室14の内部に第2液体L2を注入する第2液体注入工程を行う。本実施形態では、第2液体注入工程は、注出管Nの先端部を主液室14の内部に至らせた状態で、第2液体L2をこの注出管Nの先端部から注出して主液室14の内部に注入する。なお図示の例では、注出管Nは、制限通路24の形状に応じて変形可能な可撓性を具備しており、例えば仕切り部材16を形成する材料よりも硬度が低い材料で形成されている。
具体的に説明すると、まず、プールP内に貯留された第1液体L1中で、仕切り部材16に対して主液室14が鉛直下側に位置するように中間部材22の向きを調整する。次いで、注出管Nを制限通路24に差し込んで制限通路24の形状に応じて変形させながら制限通路24を通し、注出管Nの先端部を主液室14内に至らせる。この際、本実施形態では、注出管Nの先端部を、主液室14内で、収納凹部21の鉛直上側もしくは収納凹部21の内部に至らせる。また、注出管Nに、注出管Nの先端部から第2液体L2を注出させる図示しない注出器を接続する。そして、注出管Nを差し込むとともに注出管Nに前記注出器を接続した後、第2液体L2を、この注出管Nの先端部から注出して主液室14の収納凹部21内に注入する。
次に、第1液体中で、ダイヤフラム19を中間部材22に組み付けて副液室15を画成し、前記液室17内に第1液体L1および第2液体L2を封止する液中組立工程を行う。
具体的に説明すると、まず、プールP内に貯留された第1液体L1中で、ダイヤフラム19を中間部材22の第1取付け部材11内に進入させる。そして、第1取付け部材11の大径部11bを縮径加工するとともに大径部11bの前記他端部を全周にわたって径方向の内側に屈曲させてカシメ部11dを形成してダイヤフラムリング19aをカシメ固定する。これにより、副液室15が画成されて前記液室17が密閉され、液室17内に第1液体L1および第2液体L2が封止される。
以上により、プールP内に貯留された第1液体L1中で防振装置10が形成される。
次に、形成された防振装置10を第1液体L1中から取り出した後、防振装置10の表面の第1液体L1を洗い流す。これにより、防振装置10が完成する。
以上に示した本実施形態に係る防振装置10の製造方法によれば、第2液体注入工程時に、主液室14の内部に第2液体L2を注入するので、この第2液体注入工程から液中組立工程までの間、第2液体L2を主液室14の内部に留めておくことができる。したがって、第1液体L1および第2液体L2を所定の比率で液室17内に封止することが可能になり、防振装置10の性能安定性を向上させることができる。
また、第2液体注入工程時に、注出管Nの先端部を主液室14の内部に至らせた状態で、第2液体L2をこの注出管Nの先端部から注出して主液室14の内部に注入するので、主液室14の内部に第2液体L2を確実に注入することができる。
なお、本実施形態では、第2液体注入工程は、仕切り部材16の制限通路24に注出管Nを差し込んで第2液体L2を注出したが、これに限られるものではない。例えば、図3に示すように、第2液体注入工程は、中央連通路23に注出管Nを差し込んでも良い。この場合、注出管Nの先端部を、仕切り部材16の流通孔16gおよびメンブラン収容空間16fを通して主液室14の内部に至らせることができる。
また、本実施形態では、第2液体注入工程は、注出管Nの先端部が、主液室14内で、収納凹部21の鉛直上側もしくは収納凹部21の内部に位置するように注出管Nを差し込み、第2液体L2を収納凹部21内に注入するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、注出管Nの先端部が単に主液室14内に至るように注出管Nを差し込み、主液室14内に第2液体L2を注入してもよい。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態に係る防振装置の製造方法を、図面を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4および図5に示すように、本実施形態の防振装置10の製造方法では、第2液体注入工程は、主液室14を圧縮する液室圧縮工程と、制限通路24に注出管Nを差し込んでこの注出管Nの先端部から第2液体L2を注出した後もしくは同時に主液室14の圧縮を解除する圧縮解除工程と、を備えている。
本実施形態では、第2液体注入工程を行う過程において、図4に示すように、まず、プールP内に貯留された第1液体L1中で、仕切り部材16に対して主液室14が鉛直下側に位置するように中間部材22の向きを調整する。
次いで、中間部材22の弾性体13を上方に押し上げて主液室14を圧縮する液室圧縮工程を行う。その後、注出管Nの先端部を制限通路24の主液室側端部内に鉛直上側から差し込み、第2液体L2を注出管Nの先端部から制限通路24内に注出する。この際、本実施形態では、注出管Nの先端部を、主液室14の内部に至らせるのではなく、制限通路24の主液室側端部に位置させた状態で、第2液体L2を注出管Nの先端部から制限通路24内に注出しており、注出管Nは、制限通路24の形状に応じて変形されていない。
その後、図5に示すように、第1液体L1中で、弾性体13の押し上げを解除して主液室14の圧縮を解除する液室圧縮工程を行う。この際、主液室14が膨張してその内部が負圧となり、制限通路24内の第1液体L1および第2液体L2が主液室14の内部に吸引される。これにより、第2液体L2が主液室14内に注入される。
以上に示した本実施形態に係る防振装置10の製造方法によれば、第2液体注入工程が、前記圧縮解除工程を備えているので、注出管Nから注出された第2液体L2が制限通路24内に滞留している場合であっても、この第2液体L2を、圧縮解除工程時に主液室14の内部に吸引して確実に注入することができる。
また、本実施形態では、前述のように注出管Nを制限通路24の形状に応じて変形させずに制限通路24に差し込んだ上で、主液室14の内部に第2液体L2を確実に注入することができる。したがって、注出管Nを前述のように変形させる場合に比べて、注出管Nの制限通路24への差し込みおよび注出管Nからの第2液体L2の注出を円滑に行うことが可能になり、第2液体L2を効率良く確実に注入することができる。
なお、本実施形態では、注出管Nの先端部を主液室14の内部に至らせずに、注出管Nの先端部から第2液体L2を注出するものとしたが、これに限られるものではない。
なお、本発明の技術的範囲は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記各実施形態では、液中配置工程時にダイヤフラム19を第1液体L1に浸漬して第1液体L1中に配置するものとしたが、液中組立工程前にダイヤフラム19を第1液体L1中に配置すれば、これに限られるものではない。
また、前記各実施形態では、第2液体注入工程時に、仕切り部材16に対して主液室14が鉛直下側に位置するように中間部材22の向きを調整するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、仕切り部材16と主液室14とが水平方向に並ぶように中間部材22の向きを調整しても良い。
また、前記各実施形態では、第2液体L2の比重は、第1液体L1の比重よりも高くなっているものとしたが、これに限られず、第1液体L1の比重より低くなっていても良く、第1液体L1の比重と等しくても良い。なお、第2液体L2の比重が第1液体L1の比重より低い場合には、第2液体L2が第1液体L1中で浮上するので、第2液体注入工程時に、仕切り部材16に対して主液室14が鉛直上側に位置するように中間部材22の向きを調整することが好ましい。
また、前記各実施形態では、主液室14には収納凹部21が備えられているものとしたが、収納凹部21は無くても良い。
また、前記各実施形態では、仕切り部材16の第1仕切り板16bと弾性体13の前記他端面13aとの間には、隙間があいているものとしたが、これに限られるものではない。
また、前記各実施形態では、中間部材作製工程時に、防振装置本体20に仕切り部材16を組み付けて主液室14を備える中間部材22を作製するものとしたが、これに代えて、例えば、ダイヤフラム19に仕切り部材16を組み付けて、副液室15を備える中間部材(図示せず)を作製しても良い。
この場合、第2液体注入工程時に、仕切り部材16の制限通路24あるいは中央連通路23を通して前記中間部材の副液室15の内部に第2液体L2を注入する。そして、液中組立工程時に、防振装置本体20を前記中間部材に組み付けて、主液室14を画成し、前記液室17内に第1液体L1および第2液体L2を封止する。
以上に示したような防振装置の製造方法によれば、前記各実施形態に示した防振装置の製造方法と同様の作用効果を奏する。なおこの場合、防振装置本体作製工程は、中間部材作製工程の後に行っても良い。またこの場合、第2液体注入工程は、注出管Nの先端部を副液室15の内部に至らせた状態で、第2液体L2をこの注出管Nの先端部から注出して副液室15の内部に注入しても良く、或いは、第2液体注入工程は、副液室15を圧縮する液室圧縮工程と、制限通路24に注出管Nを差し込んでこの注出管Nの先端部から第2液体L2を注出した後もしくは同時に副液室15の圧縮を解除する圧縮解除工程と、を備えていても良い。
また、第1液体L1および第2液体L2は、前述したものに限らず、非相溶性を有する液体であれば適宜変更可能である。例えば、第2液体L2が、同一温度における第1液体L1の主たる成分と比較して蒸気圧が同等もしくは低くなっていてもよく、第1液体L1と比較して表面張力が同等もしくは大きくなっていてもよく、第1液体L1と比較して粘度が同等もしくは高くなっていてもよい。また、第2液体L2は、第1液体L1よりも極性が高くなっていても良い。また、前記各実施形態では、封入液L中に含まれる第2液体L2の重量比率が第1液体L1の重量比率よりも小さくなっているが、第2液体L2の重量比率を第1液体L1の重量比率と同等もしくは大きくすることも可能である。
また、前記各実施形態では、封入液Lは、少なくともこの防振装置10に路面の凹凸等により大きな振動(荷重)が入力されたときに、粒状になった無数の第2液体L2が第1液体L1中で互いに独立した状態で分散された態様になるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、封入液Lは、常時前述のような態様であっても良く、また、防振装置10に大きな振動が入力されたときに前述のような態様にならなくても良い。
また、封入液Lに含有される液体は、二種類の液体(第1液体L1、第2液体L2)に限らず、三種類以上の液体を含有する封入液であってもよい。
また、前記各実施形態では、ダイヤフラム19は、ダイヤフラムリング19aを備え、第1取付け部材11のカシメ部11dにダイヤフラム19(ダイヤフラムリング19a)がカシメ固定されているものとしたが、これに限られるものではなく、ダイヤフラムリング19aはなくても良い。この場合例えば、ダイヤフラムは、第1取付け部材や仕切り部材に止め具等によって固定されていてもよい。
また、仕切り部材16は、前記各実施形態に示したものに限られるものではない。
また、仕切り部材16には、連通路として制限通路24と中央連通路23とが形成されているものとしたが、連通路の形態はこれらに限られるものではない。
また、防振装置10として吊下式を示したが、主液室14が鉛直方向上側に位置しかつ副液室15が鉛直方向下側に位置するように取り付けられて用いられる圧縮式の防振装置にも適用可能である。
また、本発明に係る防振装置の製造方法は、車両のエンジンマウントとしての防振装置10を製造する場合に限定されるものではなく、エンジンマウント以外の防振装置に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントとしての防振装置を製造する場合にも適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントとしての防振装置を製造する場合にも適用することも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 防振装置
11 第1取付け部材
12 第2取付け部材
13 弾性体
14 主液室
15 副液室
16 仕切り部材
17 液室
19 ダイヤフラム
20 防振装置本体
22 中間部材
23 中央連通路(連通路)
24 制限通路(連通路)
L 封入液
L1 第1液体
L2 第2液体
N 注出管

Claims (3)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、
    前記第1取付け部材と前記第2取付け部材とを弾性的に連結する弾性体と、
    前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部とする一方側の主液室と他方側の副液室とに区画し、かつ主液室と副液室とを連通する連通路が形成された仕切り部材と、
    前記副液室の壁面の一部を形成するダイヤフラムと、を備え、
    前記液室に、互いに非相溶性を有する第1液体および第2液体を少なくとも含有する封入液が封入された液体封入型の防振装置の製造方法であって、
    第1液体中で、前記第1取付け部材と前記第2取付け部材とが前記弾性体で連結されてなる防振装置本体、および前記ダイヤフラムのうちのいずれか一方に前記仕切り部材を組み付けて、主液室および副液室のうちのいずれか一方を備えた中間部材を作製する中間部材作製工程と、
    第1液体中で、前記仕切り部材の連通路に注出管を差し込んでこの注出管の先端部から第2液体を注出し、主液室および副液室のうちのいずれか一方の内部に第2液体を注入する第2液体注入工程と、
    第1液体中で、前記防振装置本体および前記ダイヤフラムのうちのいずれか他方を前記中間部材に組み付けて、主液室および副液室のうちのいずれか他方を画成し、前記液室内に第1液体および第2液体を封止する液中組立工程と、を備えていることを特徴とする防振装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の防振装置の製造方法であって、
    前記第2液体注入工程は、前記注出管の先端部を主液室および副液室のうちのいずれか一方の内部に至らせた状態で、第2液体をこの注出管の先端部から注出して前記一方の内部に注入することを特徴とする防振装置の製造方法。
  3. 請求項1又は2記載の防振装置の製造方法であって、
    前記第2液体注入工程は、主液室および副液室のうちのいずれか一方を圧縮する液室圧縮工程と、前記連通路に前記注出管を差し込んでこの注出管の先端部から第2液体を注出した後もしくは同時に前記一方の圧縮を解除する圧縮解除工程と、を備えていることを特徴とする防振装置の製造方法。
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