JP2010538227A - 液圧ブレーキシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、ブレーキシステム(1)に関する。該システムは、内部に流体を保有する内歯環状歯車(3)および内歯環状歯車内に配置しこれと回転可能に係合させた少なくとも1個の遊星歯車(4)を備える。このシステムは、さらに、システム内における流体の流動を制限することで遊星歯車と内歯歯車との間の相対的回転運動を制御する手段(10)を備える。

Description

本発明は、ブレーキシステム、とくに流体抵抗ブレーキシステムに関する。
ブレーキシステムは、自動車および様々なタイプの機械を含む、幅広い技術分野において使用される。摩擦ブレーキ、例えばドラムブレーキまたはディスクブレーキは、一般的に車両および機械における回転する軸を減速および停止するのに用いる。しかし、摩擦ブレーキに関連するいくつかの不都合が存在する。特別な不都合としては、接触することにより摩擦力で軸の回転運動を減速させる、ブレーキパッド、ブレーキシューおよびブレーキディスクにおける摩耗である。他の不都合は、摩擦による熱の発生およびこの熱を除去して変形を回避する必要性があることである。
いくつかの他タイプのブレーキシステムも既知である。摩擦力に依存しないブレーキシステムの1つのタイプは、流体抵抗ブレーキである。このタイプのブレーキは、1つまたはそれ以上の歯車ポンプに基づいている。添付図面の図1において、単純な歯車ポンプを示す。この歯車ポンプは、ハウジング101内に配置した駆動歯車102および遊び歯車104を備える。軸103が駆動歯車102を回転することで、歯車104が回転する。歯車102、歯車104が回転するとき、ポンプ100の流入側105において歯車は互いに離れる。これにより、流入側105に低圧の領域を生じ、流体がポンプに流入する。歯車102、歯車104(における小体積部107)は、流体を流出側106に運搬し、ここにおいて歯車の交合により流体が移動する。一般的に、歯車ポンプにおける機械的クリアランスは小さく、流体の逆方向への漏出を防止する。
流体抵抗ブレーキは、歯車ポンプの基本原理を使用しているが、バルブを通して互いに接続した流入口および流出口を有する。バルブを開く間、軸は自由に回転可能であり、システム周囲に流体を供給する。一度バルブが閉じると、流体圧が上昇し、歯車の回転およびこれによる軸の回転も抑制する。
これらの非摩擦動作により、流体抵抗ブレーキは、とくに、磨耗したブレーキパッドの交換の維持費が高額である用途や、強力且つ恒常的な磨耗によりブレーキパッドの作動に費用がかかり過ぎる用途(採掘トラックのような大きなサイズの車両)に適している。また、非摩擦動作は、熱発生または材料の歪みが問題となるような用途(例えば、マイクロブレーキの用途または爆発性環境)にも使用される。流体抵抗ブレーキは、また、ブレーキ中に発生した過剰なエネルギーを蓄積し代替作業に再使用する回生制動用途(例えば、路面電車および次世代フォーミュラ・ワン・カーに用いられる回生制動ブレーキシステムといったもの)にも適する。
このタイプのブレーキの例が、特許文献1(米国特許第5,558,187号)に記載されている。この装置は、内部に軸回転係合歯車を配置した流体密封ハウジングを備え、この軸回転係合歯車は、軸と回転可能に係合した外部アクセス可能な部分を有する。ハウジングにより複数のコンパートメントを形成し、コンパートメントは開閉可能なバルブを介して互いに流体連通する。ハウジングはほぼ流体で充満させ、この流体をバルブの開度に直接関連してバルブを経て流動することができる。装置は、さらに、複数のコンパートメントデバイダ歯車を備え、このコンパートメントデバイダ歯車は軸回転歯車と回転可能に係合し、且つ、コンパートメント壁と連携してコンパートメント間の制限封止を実現するよう配置する。バルブを閉鎖するとき、コンパートメント間における流体の流動は緩慢になり、流体圧は上昇する。上昇した流体圧は、回転係合歯車と係合している回転する軸を減速させ、同時に流体圧を下降させる。
米国特許第5,558,187号明細書
このシステムの不都合は、ブレーキは常に軸よりも直径が実質的に大きく、構成要素に関する付加的な必要スペースおよび追加費用が発生する。
このタイプの既知のブレーキを上回るよう改良した性能を提供する流体抵抗ブレーキを設けることが望まれる。
本発明の態様によれば、
内部に流体を保有する内歯環状歯車、および
内歯環状歯車内に配置し且つ回転可能に係合させた、少なくとも1個の遊星歯車
を備えたブレーキシステムを提供し、このブレーキシステムは、
内歯環状歯車内に配置することで、内側に少なくとも1個のコンパートメントを生ずるデバイダであって、遊星歯車をコンパートメント内に配置する、該デバイダと、
デバイダ内に設けた少なくとも1個のチャネルと、
チャネルを経る流体の流動を制限することで、遊星歯車と内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制御する手段と
を備えたことを特徴とする。
1つの実施形態において、コンパートメント内に少なくとも1個の遊星歯車を配置することで、コンパートメントを少なくとも2個の部分に分割する。各チャネルを第1コンパートメント部分と第2コンパートメント部分との間に配置し、流体はチャネル内を流動することができる。このシステムは、さらに、1本のまたは各チャネル内に配置したバルブを備え、バルブを閉鎖することでチャネルを内の流体の流動を制限することができ、これにより遊星歯車と内歯歯車との間の相対的回転運動を制限する。
本発明の態様によれば、
内部に流体を保有する内歯環状歯車と、
内歯環状歯車内に配置し且つ回転可能に係合させた、少なくとも1個の遊星歯車と、
システム内における流体の流動を制限することで、遊星歯車と内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制御する手段と
を備えたブレーキシステムを提供する。
システム内における流体の流動を制限および制御するよう手段はバルブを備え、バルブを閉鎖することでシステム内における流体の流動を制限することができ、これにより遊星歯車と内歯歯車との間の相対的回転運動を制限する。
バルブは、遊星歯車の両側の間または1対の遊星歯車間に配置することができる。
システムは、さらに、内歯環状歯車内に配置することで、内側に少なくとも1個のコンパートメントを生ずるデバイダを備える。遊星歯車をコンパートメント内に配置することで、コンパートメントを少なくとも2個の部分に分割することができる。デバイダ内に少なくとも1個のチャネルを設けることができ、各チャネルを第1コンパートメント部分と第2コンパートメント部分との間に配置する。流体は、チャネル内を流動可能とする。バルブを各チャネル内に配置することができ、バルブを閉鎖することでシステム内における流体の流動を制限することができ、これにより遊星歯車と内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制限する。
ブレーキシステムは、1対のカバープレートを備え、遊星歯車と共にブレーキシステムにハウジングを生ずる。好適には、ハウジングは流体密とする。1方のプレートを内歯環状歯車に連結し、且つ、他方のプレートをデバイダおよび/または各遊星歯車の中心軸に連結することができる。したがって、各遊星歯車の中心軸は、デバイダに対して固定することができる。代案として、遊星歯車は、ブレーキを加える素子に直接連結するよう、プレートの一方に貫通させることができる。双方のカバープレートは、互いに相対回転可能にすることができる。
各遊星歯車を、コンパートメントの壁と少なくとも1個のポイントでほぼ同一平面となるよう配置し、これによりコンパートメントを少なくとも2個の部分に分割することができる。
各チャネルを、単独のコンパートメントにおける2個の部分間、または異なるコンパートメントにおける2個の部分間に配置することができる。
ブレーキシステムにおいて複数の遊星歯車を有することができ、各遊星歯車は対応するコンパートメント内に配置し、且つ、内歯環状歯車に回転可能に係合させる。システムは、対応する複数のチャネルを備えることができる。1つの実施形態において、各チャネルを1対の遊星歯車間に配置する。チャネルを互いに連結することで、必要なバルブ数を減らすことができる。遊星歯車の数およびこれら遊星歯車のサイズは、ある作動パラメータのセット(トルク、サイズ、所望の歯車比、等)用のブレーキシステムに必要な性能に最適化するよう選択することができる。
ブレーキシステムを用いて、軸、車輪、またはコンベアベルトといった、内歯環状歯車に取り付ける第1回転可能素子と、壁、車両シャーシ、または他の固定物体といった、デバイダに取り付ける第2固定素子との間に、制動力を付与することができる。システム内における流体の流動を制限することで遊星歯車と内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制限することにより、回転可能素子の制動を生ずる。配置を逆転することも可能であり、内歯環状歯車を固定素子に取り付け、デバイダを回転可能素子に連結する。
ブレーキシステムを使用して、2個の回転可能素子、例えば2個の軸間に力を加えることもできる。この構成において、システム内における流体の流動を制限することで遊星歯車と内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制限することにより、互いに関連する回転可能素子の回転を制限することで、これらの間の駆動係合を生ずる。ブレーキシステムは、このように2個の回転可能素子間の相対的制動を生ずる。例えば、第1軸を駆動手段によって回転駆動し、第2軸を本発明のブレーキシステムにより第1軸に連結する。ブレーキシステム内における流体の流動を制限することで、第1軸と第2軸との間の相対的回転運動を制限し、第2軸の回転を生ずる。
上述のように、本発明のブレーキシステムは、2個の素子間の相対的回転運動を制御、阻止または制限するシステムとする。このシステムを、回転ロック機構、回転連結装置または回転阻止装置の代替として説明することができる。このシステムを用いることで、回転運動を停止する(回転素子と固定素子との間の相対的回転運動を妨げることによる)、また回転運動を生ずる(被駆動素子と駆動可能素子との間の相対的回転運動を妨げることによる)ことができる。このブレーキシステムを回転可能軸、例えば駆動軸、に組み込むことができる。
本発明の構成には、既知の流体抵抗ブレーキシステムに勝るいくつかの利点が存在する。所定サイズのブレーキに対し、本発明は、特許文献1に記載の「外部」ブレーキシステムに比較して高い制動トルクを生じ、それゆえ急速に停止する。このため、本発明は、必要なレベルのトルクを得るのに少ないスペースと低コストしか必要としない。さらに、遊星歯車を内歯環状歯車内に配置するため、ブレーキシステムを軸の内部に設けることができる。
さらに、遊星歯車を被駆動内歯環状歯車内に配置するため、システムの全体を外側歯車内に包囲することができる。このことは、補助的な摩擦ブレーキシステムを本発明の流体抵抗ブレーキシステムと同じ位置ではあるが、流体抵抗ブレーキシステムの外部に使用することができる。
一実施形態において、回転可能軸、車輪またはコンベアベルトといった第1素子を内歯環状歯車に連結する。好適には、カバープレートを内歯環状歯車に取り付け、また第1素子をカバープレートに取り付ける。第2(固定)素子は、デバイダに連結する。好適には、カバープレートをデバイダに取り付け、第2素子をカバープレートに取り付ける。システム内における流体の流動を制限することで、第2素子に対する第1素子の制動をもたらす。第1素子を内歯環状歯車(またはカバープレート)に直接連結し、または少なくとも1個の他の歯車を介して連結することで、所望の回転比またはトルクを生ずることができる。
例えば、このシステムは、デバイダの単独コンパートメント内に配置した1個の遊星歯車を備えることができ、コンパートメントを2個の部分に分割する。デバイダ内の単独のチャネルは、2個のコンパートメント部分を連結する。バックカバープレートを遊星歯車の中心軸に連結し、これにより遊星歯車はこの中心軸上で自由に回転することができる。バックプレートは、さらにデバイダおよび静止素子、例えば壁にも連結する。フロントカバープレートを内歯環状歯車に連結し、回転可能軸をフロントカバープレートに連結する。軸が回転するときフロントプレートおよび内歯環状歯車も回転し、内歯環状歯車が係合していることで遊星歯車が順に回転を始める。チャネル内のバルブを閉鎖すると、チャネル内における流体の流動が制限されることにより、遊星歯車と内歯環状歯車との間の相対運動を制限し、軸の制動を生ずる。
他の構成において、好適にはカバープレートに対するアタッチメントによって、第1素子をデバイダに連結する。第1素子をデバイダ(またはカバープレート)に直接連結する、または少なくとも1個の歯車を介して連結することで、所望の回転比またはトルクを生ずることができる。
他の構成において、好適にはカバープレートに対するアタッチメントにより、第1素子を遊星歯車に連結する。第1素子を遊星歯車(またはカバープレート)に直接連結する、または少なくとも1個の歯車を介して連結することで、所望の回転比またはトルクを生ずることができる。
ブレーキシステムを用いて2個の軸を一緒に連結することもできる。第1軸を内歯環状歯車に連結する。好適には、カバープレートを内歯環状歯車に取り付け、第1軸をカバープレートに取り付ける。第2軸をデバイダに連結する。好適には、カバープレートをデバイダに取り付け、第2軸をカバープレートに取り付ける。例えば、バルブを閉鎖することでシステム内における流体の流動が制限され、第1軸と第2軸との間に駆動係合を生ずる。流体がシステム内を自由に流動することができる場合、遊星歯車が回転できることで第1軸および第2軸が互いに相対回転することができる。
本発明の様々な実施形態によれば、固定素子または回転可能素子を遊星歯車または歯車に連結することができる。遊星歯車を素子に直接連結することができ、また遊星歯車の中心軸をカバープレートに取り付け、このカバープレートを素子に取り付けることができる。デバイダおよび遊星歯車を同一素子に連結することができる。
ブレーキシステム内に閉じ込める流体は、好適にはほぼ非圧縮性の液圧流体とする。好適には、流体は、蒸発することなく高圧および高温に耐えることができるものとする。流体は、オイルとすることができる。
ブレーキシステムは、さらに、流体を流出または流入させることでハウジング内の流体圧を制御する、または回生制動に用いる手段を備えることができる。
本発明の他の態様によれば、上述のようなブレーキシステムを備える軸を設ける。
単純な歯車ポンプの正面図である。 1個の遊星歯車を有する本発明ブレーキシステムの実施形態の正面図である。 2個の遊星歯車を有する本発明ブレーキシステムの第2実施形態の正面図である。 図3に示す実施形態の斜視図である。 本発明ブレーキシステムの第3実施形態の正面図である。 図5に示す実施形態の斜視図である。 第1軸に連結した、本発明によるブレーキシステムの内歯環状歯車およびフロントプレートの斜視図である。 第2軸に連結した、図7aに示すブレーキシステムのデバイダ、遊星歯車およびバックプレートの斜視図である。 図7aおよび7bに示すブレーキシステムの断面図である。 軸に連結した、本発明によるブレーキシステムの内歯環状歯車およびフロントプレートの斜視図である。 図8aに示すブレーキシステムのデバイダ、遊星歯車およびバックプレートの斜視図である。 図8aおよび8bに示すブレーキシステムの断面図である。 ベルトに連結した、本発明によるブレーキシステムの内歯環状歯車およびフロントプレートの斜視図である。 図9aに示すブレーキシステムのデバイダ、遊星歯車およびバックプレートの斜視図である。 図9aおよび図9bに示すブレーキシステムの断面図である。
図2は、本発明によるブレーキシステム1の実施形態を示す。ブレーキシステムは、フロントプレート(図示せず)に連結した内歯環状歯車3を備える。システムは、さらに、内歯環状歯車3内に配置したデバイダ12を備え、内部コンパートメント14を生ずる。デバイダ12をバックプレート(図示せず)に連結する。フロントおよびバックプレートは、内歯環状歯車と共にブレーキシステム用のハウジングを形成する。このシステムは、さらに、遊星歯車4を備え、この遊星歯車4は、互いに噛合する歯6,7によって内歯環状歯車3と回転可能に係合し、またコンパートメント14内に配置することでコンパートメントを2個の部分11,13に分割する。さらに、遊星歯車の中心軸もバックプレートに連結する。
また、ブレーキシステムは、デバイダ12内に形成したチャネル8を備える。チャネル8をコンパートメント14における2つの部分11,13の間に配置する。流体をハウジング内に設ける。流体は、チャネル8内を流動可能である。ブレーキシステム1は、さらに、チャネル8内に配置したバルブ10を備え、ここにおいてバルブ10を閉鎖することでチャネル内の流体の流動を制限することができる。
バルブ10を開放すると、遊星歯車4が歯6,7を介して内歯環状歯車に係合しているため、(直接、または軸、車輪、ベルト等に連結することで)内歯環状歯車3が時計回りに駆動されるとき、遊星歯車2も時計回りに回転する。システムは、高い流体圧の区域を遊星歯車4の一方の側におけるコンパートメント14の部分11に発生させ、低い流体圧の区域を遊星歯車4の他方の側におけるコンパートメント14の部分13に発生させることで、歯車ポンプとして効果的に作用する。この圧差により、チャネル8内の流体は、高圧区域11から低圧区域13に移動する。したがって、流体は、内歯環状歯車3が回転する度にハウジング内を連続的に循環する。
内歯環状歯車(したがって、内歯環状歯車に連結した軸、プーリ、車輪またはベルト)を停止または減速したいとき、バルブ10を閉鎖する。バルブは、所望の制動の程度に応じて完全にまたは部分的に閉鎖することができる。バルブを閉鎖することで、チャネル内の流体の流動を停止(または制限)する。したがって、区域11の流体圧は上昇する。この圧の上昇は、遊星歯車4の回転を停止(または制限)し、次に内歯環状歯車3の回転を停止(または制限)するので、内歯環状歯車に連結した軸または他の素子が停止(または緩速)する。
図3および図4は、本発明によるブレーキシステム1の第2実施形態である。ブレーキシステムは内歯環状歯車3を備え、ブレーキシステムハウジングの一部を形成する。内歯環状歯車を第1軸2aに連結する。システムは、さらに、内歯環状歯車3内に配置したデバイダ12を備え、2個の内部コンパートメント14a,14bを生ずる。デバイダ12を第2軸2bに連結する。システム1は、さらに、各コンパートメント14a,14bそれぞれ配置した2個の遊星歯車4a,4bを備える。遊星歯車4a,4bは、互いに噛合する歯6,7を介して内歯環状歯車と回転可能に係合する。遊星歯車は、軸上で自由に回転する。遊星歯車のデバイダおよび中心軸は、例えばカバープレート(図示せず)によって、リンクされる。
ブレーキシステムは、さらに、デバイダ12内に形成した2つのチャネル8a,8bを有する。各チャネル8a,8bを2個のコンパートメント14a,14b間に配置する。流体はハウジング内に設ける。流体は、チャネル8内を流動することができる。ブレーキシステム1は、さらに、チャネル内に配置したバルブ10a,10bを備え、バルブ10を閉鎖することで各チャネル内における流体の流動を制限することができる。
バルブ10を開放した状況下で、回転可能軸2aが時計回りに駆動されるとき、内歯環状歯車も時計回りに回転する。軸2bを固定状態の保持した場合、歯6,7を介して内歯環状歯車と係合しているため、さらに遊星歯車4も軸上を時計回りに回転する。システムは、高い流体圧の高圧区域11a,11bが各遊星歯車4a,4bの片側に発生するよう1対の歯車ポンプとして効果的に作用し、高圧区域11a,11bから低圧区域13a,13bにチャネル8a,8b内の流体を移動させる。したがって、流体は、軸2aが回転する度にハウジング内を連続的に循環する。
軸2aを停止または減速したいとき、バルブ10を閉鎖する。バルブは、所望の制動の程度に応じて完全にまたは部分的に閉鎖することができる。バルブを閉鎖することで、チャネル内における流体の流動を停止(または制限)する。したがって、区域11aおよび11bの流体圧は上昇する。この圧の上昇により、遊星歯車4の回転は停止(または制限)し、次に内歯環状歯車3の回転が停止(または制限)するので、取り付けた軸2aの回転の停止(または減速)を生ずる。
図5および図6は、ブレーキシステム1の第3実施形態を示す。ブレーキシステムは、内歯環状歯車3を備える。内歯環状歯車は、ブレーキシステム用のハウジングの一部を形成する。システム1は、さらに、内歯環状歯車3内に配置した3個の被駆動遊星歯車4a,4b,4cを備える。遊星歯車4a,4b,4cは、互いに噛合する歯6,7を介して内歯環状歯車と回転可能に係合する。システムは、さらに、内歯環状歯車3内に配置したデバイダ12を備え、各遊星歯車4a,4b,4cのための内部コンパートメント14a,14b,14cを生ずる。各遊星歯車4をコンパートメント14内に配置し、それぞれコンパートメントを2個の部分11a,b,c;13a,b,cに分割する。遊星歯車4は、軸上で自由に回転する。デバイダは、例えばカバープレート(図示せず)によって遊星歯車の軸に連結する。回転可能軸、プーリまたはベルトといった1つまたはそれ以上の素子を、フロントおよびバックカバープレートを用いて、例えば内歯環状歯車、デバイダ、または遊星歯車に連結することができ、ブレーキシステムのハウジングの一部を形成する。
また、ブレーキシステムは、デバイダ12内に形成した3つのチャネル8a,8b,8cも有する。図3および図4に示した実施形態と同様、各チャネル8a,8b,8cを一組の遊星歯車4a,4b,4c間に配置する。流体をハウジング内に設ける。流体は、チャネル8内を流動することができる。ブレーキシステム1は、さらに、各チャネル内に配置したバルブ10a,10b,10cを備え、バルブ10を閉鎖することでそれぞれのチャネル内における流体の流動を制限することができる。
図5および図6に示したブレーキシステムの動作は、回転可能軸を内歯環状歯車3、デバイダ12または遊星歯車4のいずれに連結するかに基づいて、図2、または図3および図4につき説明のものとほぼ同様である。
図7は、本発明のブレーキシステムにおける他の構成を示し、このブレーキシステムを使用して、2個の軸2a,2bを連結する。図7aおよび図7bに示すように、第1軸2aをブレーキシステムのフロントプレート15に連結し、また内歯環状歯車3に連結する。第2軸2bをバックプレート16に連結し、またデバイダ12に連結する。遊星歯車4a,4bの中心軸もバックプレート16に接続する。ブレーキシステムは、上述の他の図面につき説明のように動作する。バルブ10を閉鎖して遊星歯車4a,4bと内歯環状歯車3との間の相対的回転運動を制限することで、第1軸2aと第2軸2bとの間に駆動係合が生じる。バルブ10を開放すると、遊星歯車4が回転することができるため、第1および第2軸2a,2bは互いに回転することができる。このシステムのタイプを用いて、被駆動軸を駆動可能軸に連結することができる。例えば、駆動装置が軸2aを回転可能に駆動した場合、バルブ10を閉鎖することで軸2aと軸2bとの間の相対的回転運動を制限するため、軸2bが軸2aと回転することとなる。また、このシステムのタイプは、可変トルク伝達システムまたは安全な離脱システムとしても用いることができる。
図8において他の構成を示す。この構成は、軸の代わりにバックプレート16を壁5のような固定物体に連結すること以外は、図7に示したものに類似する。この構成において、バルブを閉鎖して遊星歯車4と内歯環状歯車3との間の相対的回転運動を制限すると、軸2に制動が生じる。バルブを開放すると、遊星歯車が回転することができ、さらに軸も自由に回転することができる。このようなシステムを用いて可変制動を軸にもたらすことができる。
図9において他の構成を示す。この構成は、軸の代わりにベルト2が内歯環状歯車を駆動すること以外は、図8に示したものに類似する。システムの動作は、これ以外は図8に記載のものと同様である。
本明細書における用語「備える(comprises / comprising)」および「有する(having / including)」を本発明につき用いる場合、状態、特徴、個数、ステップ、構成要素の存在を明示するよう用いるのであって、1つまたはそれ以上の他の特徴、個数、段階、構成要素またはこれらの集合の存在または追加を除外するものではない。
本発明の所定特徴を個々の実施形態の文脈において明確に記載しており、また単一の実施形態において組み合わせて供給することも可能であることを認識されたい。逆に、本発明は様々な特徴を単一の実施形態の文脈において簡潔に記載しており、別個にまたは適切に補助的に組み合わせて設けることも可能である。

Claims (17)

  1. 内部に流体を保有する内歯環状歯車(3)、
    前記内歯環状歯車内に配置し且つ回転可能に係合させた、少なくとも1個の遊星歯車(4)
    を備えたブレーキシステム(1)であって、さらに、該ブレーキシステムは、
    前記内歯環状歯車内に配置することで、内側に少なくとも1個のコンパートメント(14)を生ずるデバイダ(12)であって、前記遊星歯車を前記コンパートメント内に配置する、該デバイダ(12)と、
    前記デバイダ内に設けた少なくとも1個のチャネル(8)と、
    前記チャネルを経る流体の流動を制限することで、前記遊星歯車と前記内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制御する、手段(10)と
    を備えたことを特徴とするブレーキシステム。
  2. 請求項1に記載のブレーキシステムにおいて、
    前記コンパートメント内に前記少なくとも1個の遊星歯車(4)を配置することで、前記コンパートメントを少なくとも2個の部分(11,13)に分割し、
    前記チャネル(8)を第1コンパートメント部分(11)と第2コンパートメント部分(13)との間に配置し、
    前記流体は、前記チャネル(8)内を流動可能とし、
    さらに該ブレーキシステムが、前記チャネル内に配置したバルブ(10)を備え、前記バルブを閉鎖することで前記チャネルを経る前記流体の流動を制限することができ、これにより前記遊星歯車と前記内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制限する構成としたことを特徴とするブレーキシステム。
  3. ブレーキシステムであって、
    内部に流体を保有する内歯環状歯車と、
    前記内歯環状歯車内に配置し且つ回転可能に係合させた、少なくとも1個の遊星歯車と、
    前記システム内における流体の流動を制限することで、前記遊星歯車と前記内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制御する手段と
    を備えたことを特徴とするブレーキシステム。
  4. 請求項1または3に記載のブレーキシステムにおいて、前記システム内における前記流体の流動を制限する手段はバルブを備え、前記バルブを閉鎖することで前記システム内における前記流体の流動を制限することができ、これにより前記遊星歯車と前記内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制限する構成としたしたことを特徴とするブレーキシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、さらに、1対のカバープレートを備え、前記カバープレートおよび前記内歯環状歯車がともにブレーキシステム用のハウジングをなす構成としたことを特徴とするブレーキシステム。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、さらに、
    前記内歯環状歯車内に配置することで、内側に少なくとも1個のコンパートメントを生ずるデバイダと、
    前記内歯環状歯車と回転可能に係合させ且つ前記コンパートメント内に配置することで、前記コンパートメントを少なくとも2個の部分に分割する前記少なくとも1個の遊星歯車と、
    前記デバイダ内に設けた少なくとも1個のチャネルであって、各チャネルを第1コンパートメント部分と第2コンパートメント部分との間に配置する、該チャネルと
    を備え、前記流体は前記チャネル内を流動可能とし、
    さらに、前記各チャネル内に配置したバルブを備え、前記バルブを閉鎖することで前記チャネルを経る前記流体の流動を制限することができ、これにより前記遊星歯車と前記内歯環状歯車との間の相対的回転運動を制限する構成としたことを特徴とするブレーキシステム。
  7. 請求項2、4、5または6のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、前記バルブを、遊星歯車における両方の側の間、または1対の遊星歯車間に配置したことを特徴とするブレーキシステム。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、1方のカバープレートを前記内歯環状歯車に連結し、且つ、他方のカバープレートを前記デバイダおよび/または前記遊星歯車の中心軸に連結したことを特徴とするブレーキシステム。
  9. 請求項1、2、6、7または8のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、前記チャネルを、単独のコンパートメントにおける2個の部分間に配置したことを特徴とするブレーキシステム。
  10. 請求項1、2、6、7または8のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、前記各チャネルを、前記第1コンパートメント部分と前記第2コンパートメント部分との間に配置したことを特徴とするブレーキシステム。
  11. 請求項1、2、6、7、8または9のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、前記遊星歯車を、前記コンパートメントの壁と少なくとも1個のポイントでほぼ同一平面となるよう配置し、これにより前記コンパートメントを少なくとも2個の部分に分割するよう構成したことを特徴とするブレーキシステム。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、それぞれ前記内歯歯車歯車内に配置し回転可能に係合させた複数の遊星歯車、および対応する複数のチャネルを備えたことを特徴とするブレーキシステム。
  13. 請求項10に記載のブレーキシステムにおいて、各チャネルを1対の遊星歯車間に配置したことを特徴とするブレーキシステム。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、さらに、前記流体を流出または流入させることで前記ハウジング内の流体圧を制御するための、または回生ブレーキに用いるための手段を備えたことを特徴とするブレーキシステム。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のブレーキシステムにおいて、さらに、制動力を前記内歯環状歯車または前記カバープレートの一方に直接加えるよう、第2ブレーキシステムを備えたことを特徴とするブレーキシステム。
  16. 軸であって、請求項1〜15のいずれか一項に記載のブレーキシステムを備えたことを特徴とする軸。
  17. ブレーキシステムであって、図2、図3および4、図5および6、図7、図8または図9につき説明した記載、および/または図2、図3および4、図5および6、図7、図8または図9に示したブレーキシステム。
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