JP2010536430A - ソフトステント用展開システム - Google Patents
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Abstract
ステントを搬送するためのステントデリバリーシステム(10)及び方法が提供される。ステントデリバリーシステムは、近位部分(20)と、遠位部分(30)と、シースを少なくとも部分的に貫通する第1のルーメン(44)とを有する外側シース(38)を備える。システムは、第1のルーメン内に摺動自在に収容され且つ少なくとも部分的にシースの中に延在する内側シャフト(40)を、さらに備える。第1のルーメン内に管状の非拡張型ステント(42)を摺動自在に配置可能であり、これは内側シャフトより遠位に配置され、且つ内側シャフトの押込み面と動作可能に接触する。内側シャフト及びステントは外側シースに対して摺動自在であり、外側シースは、搬送部位までのステントの搬送に十分な剛性をステントに提供する。
Description
関連出願の相互参照
本願は、参照により全体として本明細書に援用される2007年8月15日出願の米国仮特許出願第60/955,940号の利益を主張する。
本願は、参照により全体として本明細書に援用される2007年8月15日出願の米国仮特許出願第60/955,940号の利益を主張する。
本発明は、概して医療器具に関し、より詳細には、植込み型補綴物を、対象とする生体構造に搬送するための器具に関する。
多くの医療手技において、血管及び管路に補綴器具が留置され得る。典型的には、補綴器具の血管及び管路への留置は、血管又は管路に開存した通路を維持する働きをする。例えば、胆管又は膵管が閉塞状態になると、閉塞領域内に管状補綴物を留置することにより、管路を通じた排出を促進することが望ましい場合が多い。手技によっては、開存した通路を維持するためにステントが用いられている。剛性のステントによる留置部位の刺激を避けるため、ステントの柔軟性は重要である。例えば、硬過ぎるステントによって植込み部位が刺激されると、患者はそれが原因で膵炎及び形態学的病変又は狭窄を発症し得る。
患者の体内へのステントの留置には、患者の解剖学的構造及びステントの柔軟性に起因して問題が生じ得る。例えば、胆管系におけるステント留置は、展開システムを十二指腸から急激に旋回させて総胆管の開口部に通さなければならないため、困難であり得る。癌性の胆管又は膵管の形状はまた、非常に蛇行性でもある。加えて、胆膵管系又は尿路系の通路は狭いため、その狭い通路内でステントを搬送するために使用され得るデリバリーシステムの直径が制限される。同様に、胆膵管系又は尿路系に好適な細径の可撓性ステントにも、ステントのサイズ及びステントの柔軟性に起因して搬送に問題が生じ得る。例えば、十分に可撓性で軟質のステントでは、そうしたステントは搬送中に長手方向に圧縮性を呈し得るため、標的部位に搬送する間にステントに座屈又は屈曲が起こり得る。
デリバリーシステムによっては、ステントはカテーテルを使用して植込み部位に搬送される。例えば、胆管又は膵管ステントはガイドカテーテルに外装されてもよく、そのガイドカテーテルはワイヤガイド上を胆管系に送り込まれる。ガイドカテーテル上からステントを展開するには、プッシングカテーテルを使用してステントの近位端に接触させ、ステントが展開して植込み部位に放出されるまでガイドカテーテル上を前方へと押し進める。ステントは、ステントをワイヤガイド上に直接配置し、プッシングカテーテルでステントを押すことによっても搬送し得る。典型的には、ワイヤガイド上にステントを直接配置することによって搬送されるのは、小さいフレンチサイズのステント(概して約7FR以下、ワイヤガイドの直径により制限される)である。ステントが比較的硬いとき、ステントは座屈することなく部位まで搬送され得る。しかしながら、こうしたタイプのデリバリー可能ステントは、硬いステントの存在に起因する管路内の刺激の問題に対処しない。搬送中に長手方向に圧縮性を呈し得るソフトステントがプッシングカテーテルを使用して展開され、ステントをガイドカテーテル上に前進させるときにステントの端部を押し付ける場合、ステントは搬送する間に座屈し得るか、又は蛇腹状に折れ曲がり得る。ステントが座屈すると、植込み部位への搬送は困難となるか、又は、ステントが狭窄部を越えて所定位置まで前進することができなければ、搬送は不可能となり得る。加えて、ステントが座屈すると、ステントの適切な位置決めが妨げられたり、又はステントが搬送されているときに胆管系若しくは尿路系の通路が刺激されたりし得る。搬送中にステントが座屈する場合に、その座屈によってステントがプッシングカテーテルに対して不意に動くことがあり、狭窄部でのステントの適切な留置に影響し得る。加えて、材料によっては、ステントの屈曲によりステントが損傷を受け、ステントが使用不能になることもある。
搬送中にステントを座屈させることなく、長手方向に圧縮性を呈するステントを搬送部位に展開することが可能なステントイントロデューサシステムが必要とされている。
従って、本発明の目的は、上述の欠点の1つ又は複数を解決又は改善する特徴を有するステントデリバリーシステム及び方法を提供することである。
前述の目的は、外側シースを有するステントデリバリーシステムを提供することによって達成され、外側シースは、近位部分と、遠位部分と、シースを少なくとも部分的に貫通する第1のルーメンとを有する。本システムは、第1のルーメン内に摺動自在に収容され、且つ少なくとも部分的にシースの中に延在する内側シャフトをさらに備える。第1のルーメン内に管状ステントを摺動自在に配置可能であり、ステントの少なくとも一部分は、内側シャフトの押込み面と動作可能に接触する。内側シャフト及びステントは外側シースに対して摺動自在であり、外側シースは、搬送部位までのステントの搬送に十分な剛性をステントに提供する。
他の一面は、本発明のデリバリーシステムを使用した膵管ステントの搬送方法。本方法は、ステントデリバリーシステムを提供することと、デリバリーシステムを搬送部位まで前進させることと、搬送部位までのステントの搬送に十分な剛性をステントに提供するシースに対して、シャフト及びステントを摺動させることにより、ステントを搬送部位に展開することと、シャフト及びシースを引き抜くこととを含む。
本発明は図面を参照して説明され、図面では、同様の要素は同様の符号によって参照される。本発明の様々な要素の関係及び機能は、以下の詳細な説明によってより良く理解される。しかしながら、本発明の実施形態は、図面に示される実施形態に限定されない。図面は一定の尺度ではなく、場合によっては、従来どおりの製造及び組立など、本発明の理解に不要な詳細が省かれていることは理解されなければならない。
本明細書で使用されるとき、近位及び遠位という用語は、本展開システムを使用する医師に対するものとして理解されなければならない。従って、用語「遠位」は、医師から最も離れた展開システムの部分を意味し、用語「近位」は、医師に最も近い展開システムの部分を意味する。
図1は、本発明の実施形態に係るステントイントロデューサ装置10を示す。ステントイントロデューサ装置10は、近位部分20と遠位部分30とを備える。近位部分20は、注入ポート34とハブ36とを備え得るハンドル32を備える。外側シース38がハンドル32と動作可能に接続され、且つハンドル32から遠位に延在する。ステント装置10は、ステント42を前進させて管路又は血管内に展開するための内側シャフト40をさらに備える。内側シャフト40は、外側シース38の少なくとも一部分を貫通して画定されるルーメン44内に摺動自在に収容され、ルーメン44内ではステント42より近位側にある。外側シース38は、ステント42が展開できる状態になるまで外側シース38と内側シャフト40との間の相対位置を維持しておくためのトーイボースト(Touhy−Borst)アダプタを備え得る。また、任意のタイプの機械的連結具が用いられてもよい。シャフト40は、ステント42の近位端部分48と接触するための遠位端46を備える。
ステント42は、外側シース38のルーメン44の遠位端部分52に摺動自在に収容され、シャフト40の遠位方向に配置される。ステント42は、患者の体内通路への留置に好適な、当該技術分野において公知の任意の種類の管状非拡張型ステントであってよい。非限定的な例として、ステント42は、膵管ステント、胆管ステント又は泌尿器用ステントであり得る。ステント42は、ステント42の形状及びステントを形成する材料に起因して、搬送中に長手方向の圧縮性を呈し得るため、外側シース38がない限り、ステント42を単独で一貫して適切に押すことはできない。外側シース38は、ステント42を搬送部位まで搬送する間、ステント42が変形しないよう保護を提供する。シース38は、ステント42を押し込み可能とするのに十分な剛性をステント42に提供する。シース38は、ステントが生体通路を通じて送り進められるときのステント42の組織との摩擦係合を防ぎ、且つ内側に向く横方向圧力を回避するように構成され得る。シース38は、例えばステント42が保持部材を備えるとき(以下で考察される)、必ずしも必要ではないが、ステント42に圧縮力を提供し得る。
内側シャフト40は、シャフト40の一部分を貫通して画定される1本又は複数のルーメン62、64をさらに備え得る。図2Aは、図1に示される線2−2に沿った装置10の断面図を示す。図示されるとおり、ルーメン62、64は、装置10の中心長手方向軸線66からずれていてもよく、ルーメン62、64のサイズは同じでなくともよい。装置10は、シャフト40を少なくとも部分的に貫通して画定される1、2、3本又はそれ以上のルーメンを備え得る。各ルーメンは、ルーメンの目的に従うサイズ及び形状であり得る。例えば、あるルーメン64が、ワイヤガイド70を受け入れるように構成されてもよい。別のルーメン62が、外側シース38のルーメン44をフラッシュし、及びステント42の展開中に流体の送給を提供するための、或いはそのどちらか一方のためのポート34と接続するように構成され得る。或いは、図2Bに示されるとおり、単一のルーメン164がシャフト140を少なくとも部分的に貫通してもよい。例えば、単一のルーメン164は、体内の狭い通路に搬送できるよう、ワイヤガイド70より僅かだけ大きいサイズのステント42と共に使用されるワイヤガイド70を受け入れるサイズであり得る。シャフト140は、外側シース138に収容され得る。
図2Cに示されるとおり、シャフト40は外表面90に1つ又は複数の溝88を備え得る。溝88は、シャフト40の長さにわたり、又はシャフト40の一部分に沿って少なくとも部分的に延在し得る。溝88は、シャフト40とシース38との間に流路を提供することにより、シャフト40のシース38に対する摺動性の動きを促進するために提供され得る。ある実施形態において、シャフト40は近位部分に金属部分を備えてもよく、これにより展開中にシース38を後退させ易くなる。当業者により理解されるであろうとおり、シャフト40の近位部分には、シース38を後退させ易くするための追加的な材料及び機構もまた使用することができる。
ある実施形態において、シャフト近位端72は、図1に示されるとおり、ワイヤガイド70をシャフト40に対して解除可能に固定するためのルアーロック継手74を備える。ハンドル32は、ハブ36に、シャフト40を外側シース38と解除可能に係止するための解除可能な係止機構78をさらに備え得る。ハンドル32はまた、把持部材82も備え得る。
図3に示される代替的実施形態において、ワイヤガイド70はシャフト40の遠位部分76を通じて伸張し、外側シース38の長さに沿って位置決めされた開孔84から出る。この実施形態において、ワイヤガイド70は外側シース38の遠位端部分52の中を、シャフト40の部分76を通じて伸張し、ステント42を挿通した後、ステントイントロデューサ装置10から出る。例えば、ワイヤガイド70は約20cmの距離だけシース38の遠位端部分52を通じて伸張し得る。装置10の長さに沿った任意の箇所に位置決めされた任意の数の開孔84が企図される。開孔84により、本発明のステントイントロデューサ装置10には、器具を迅速に交換する能力が備わる。特に、シース38の遠位部分のみにワイヤガイド70を通して伸張させることにより、シャフト40のワイヤガイドルーメン64の全長を通じてワイヤガイド70を伸張させた場合に必要となる長さより実質的に短い長さを有するワイヤガイド70からイントロデューサ装置10を取り外すことができる。
外側シース38は、十分に柔軟で、その上患者の管腔系に送り進めるのに適切なコラム強度を有するシースを実現する材料で作製され得る。ある実施形態において、外側シースは、主に、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの実質的に透明なポリマーから作製され得る。その他に可能な材料としては、以下に限定はされないが、多層構造又は単層構造を含め、ポリエチレンエーテルケトン(PEEK)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ペルフルオロアルコキシポリマー樹脂(PFA)、ポリアミド、ポリウレタン、高密度又は低密度ポリエチレン、及びナイロンが挙げられ、また、補強ワイヤ、編組ワイヤ、コイル、コイルスプリング及びフィラメント、或いはそのいずれか一つも備え得る。ある実施形態において、外側シース38は、外側シャフト38内で内側シャフト40及びステント42を容易に摺動させることができるよう、PTFEなどの潤滑性材料で形成される。また、外側シース38の内表面39が、内表面39をより潤滑性にする材料で処理されてもよい。外側シース38はまた、他の化合物及び材料で被覆又は含浸することにより所望の特性を実現してもよい。例示的コーティング又は添加剤としては、限定はされないが、パリレン、ガラス充填剤、シリコーンハイドロゲルポリマー及び親水性コーティングが挙げられる。ある実施形態において、外側シース壁の厚さは、約0.013〜0.076センチメートル(約0.005〜0.030インチ)の範囲であり得る。
外側シース38のサイズは、内側シャフト40及びステント42のサイズに依存し得る。ある実施形態において、シース38は、シャフト40及びステント42を密接に摺動させることができるように受け入れるサイズであり得る。例えば、シース38は、ステント42の外径より約1〜3フレンチ(Fr)大きい外径96を有し得る。シャフト40は、ステント42の外径より僅かだけ大きい外径98を有し得る。シース外径96とシャフト40の外径98との間の関係は、図2Aに示される。シース38及びシャフト40の長さは約150〜300cmであり得る。シース38及びシャフト40を使用して搬送されるステント42は、約3〜10Fr、好ましくは約3〜7Frの外径を有し、且つ約4〜22cmの長さを有し得る。他のサイズ及び長さのシース38、シャフト40、及びステント42が、本発明での使用に可能である。これらのサイズ及び長さは、例示を目的として提供されている。
シャフト40は、十分に柔軟で、その上適切なコラム強度を有し、且つシース38内で摺動自在なシャフトを実現する材料で作製され得る。可能な材料としては、限定はされないが、PTFE、PEEK、ポリエチレン、ナイロン、ポリイミド、及びポリウレタンが挙げられる。シャフト40は、シャフトの外径がシース38の内径のほとんどを占有する寸法となるようなサイズ及び形状であり得る。シャフト40の遠位端46の外径は、概して搬送されるステント42のタイプ及び外側シース38の内径に依存する。シャフト40はまた、PTFE、ナイロン、FEP、PEEK、ポリエチレンなどの、潤滑性の表面を有する材料で被覆又は形成されてもよい。
ワイヤガイド70は、体内の蛇行した通路に侵入するのに好適な、当該技術分野において公知の任意のタイプのワイヤガイドであってもよい。ワイヤガイド70は、シャフト40のルーメン64に少なくとも部分的に適合し、そこを通って伸張できるサイズ及び形状でなければならない。ある実施形態において、ワイヤガイド70は、約0.046〜約0.089センチメートル(約0.018〜約0.035インチ)の直径(コーティング有り又は無し)、並びにシャフトの遠位端部分で交換が可能な器具用に約205cmの長さ、及び最高約1000cmの長さであり得る。ある実施形態において、ワイヤガイド70は約480cm又は約660cmの長さであり得る。これらのサイズは例示を目的として提示されるに過ぎないため、他の直径及び長さが用いられてもよい。
上記に考察されるとおり、ステント42は、生体通路の中に展開するのに好適な任意のステントであってよい。ある実施形態において、ステントは約3〜5Frの外径を有し得るが、例えば約5〜7Fr、約7〜9Frなど、より太径のステントが用いられてもよい。より細径の、すなわち3Frより小さいステントが利用されることになれば、装置10は、より細径のステントを搬送中に座屈させることなく搬送するのに好適となるであろう。同様に、ステントが搬送時にガイドカテーテル又はプッシングカテーテルを越えて配置されない場合に、本明細書に記載される装置10を使用して任意のソフトステントを搬送し得る。ステントの作製は、ステントが十分に軟質となり、それにより剛性のステントによって起こる植込み部位での刺激が解消又は低減され、ひいては膵炎、又は胆管及び泌尿器管における他の管腔病変、のリスクが低減されるような材料で行われ得る。こうしたソフトステントは、ステントを植込み部位まで搬送するためにステントに被せる本発明の外側シースがなければ、座屈する傾向を有する。本発明のデリバリーシステムと共に使用されるステントに好適な材料としては、以下に限定はされないが、SOF−FLEX(登録商標)、ある種のポリエーテルウレタン、シリコーン、ブロックポリマー類、ウレタン、ポリエチレン、PTFE及びこれらの組み合わせが挙げられる。
非限定的な例として、ステントは、閉塞管路内の流体のドレナージを促進するために提供され得る。図4〜6に示されるとおり、閉塞した管路又は生体通路、例えば、胆管、膵管、尿道等に植え込むための管状ドレナージステントが提供される。ステントは、概して管状の非拡張型ステントであり、ステントの長さの大部分にわたり中実の壁を備える。以下に記載されるとおり、小さい孔又はフラップを備えてもよい。図4に示されるステント142は、管路、血管、器官等へのドレナージ用の第1の端部144と、流体又は他の材料を受け入れる第2の端部146とを備える。端部144と146との間に細長管状領域148が延在する。細長管状領域は密閉されていてもよく、或いは、流体の流れを促進するための1つ又は複数の開口152を備えてもよい。当該技術分野において公知のワイヤ又はオープンフレームステントと異なり、管状ステント142は典型的には非拡張式である。ステント142は、一般には、生体通路の開存性を確立若しくは維持するか、又は胆嚢若しくは膀胱などの器官若しくは流体源のドレナージを行うか、そのいずれかのために留置される。
管状ドレナージステント142は、一箇所又は複数の端部分144、146に、フラップ、ピッグテールループ等の保持部材154、156も備え得る。任意選択で備わり得る保持部材の数、サイズ及び向きは、植え込まれる特定のステントの移動防止要件に合わせて変更されてもよい。保持部材は、管状ステント142の一方の端部分144若しくは146又は双方の端部分144、146の近傍に備わり得る。ある実施形態において、保持部材は、ステント142に小さい長手方向切片158を薄く切り出し、その薄く切り出した切片158を半径方向に向けることによって形成され得る。図4に示される保持部材154、156を形成する薄く切り出した切片は、その薄片158が管状ステント142に、例えば保持部材156のところに孔を形成しないように形成され得る。或いは、薄片158は、ステント142の保持部材154が形成されるところに小さい孔162が形成されるように設けられてもよい。任意の数の保持部材を備えてもよく、それらは端部分144、146の一方又は双方の周りに並べて配置されてもよい。
図5に示されるとおり、別のタイプの例示的管状ステントが示される。ステント242は、管路、血管、器官等へのドレナージ用の第1の端部244と、流体又は他の材料を受け入れる第2の端部246とを備える。上記のステント142と同様に、端部244と246との間に、その長さの大部分にわたって中実の壁を備える管状領域248が延在する。ステント242は、ステント242の移動を防ぐためのピッグテールループの形態の保持部材258をさらに備える。保持部材258は、ドレナージを促進するための開口252を備え得る。
図6に示されるとおり、単純な管状ステント342が例示される。例として、ステント342は、膵管、胆管又は泌尿器管に使用され得る。ステント342は、第1の端部分344と第2の端部分346とを備える。端部分344と346との間に管状領域348が延在し、これは場合により管状部分348に形成された開口352を備え得る。一方又は双方の端部分344、346がテーパ状であってもよい。
当該技術分野において公知の好適な形状の管状ステントとしては、限定はされないが、ST−2 SOEHENDRA TANNENBAUM(登録商標)ステント、COTTON−LEUNG(登録商標)ステント、COTTON−HUIBREGTSE(登録商標)ステント、GEENEN(登録商標)膵管ステント(Pancreatic Stent)、JOHLIN(登録商標)膵管用ウェッジステント(Pancreatic Wedge Stent)、又はZIMMON(登録商標)膵管用(Pancreatic)(クック・エンドスコピー社(Cook Endoscopy,Inc.)、ノースカロライナ州ウインストン・サレム(Winston−Salem,NC)から入手可能)が挙げられる。当該技術分野において公知の他の管状ステントもまた、本発明のステントイントロデューサ装置を使用した搬送に好適な形状である。本発明のステントも同様の形状を有し得るが、さらには、ステントが長手方向に圧縮性を呈し、デリバリーシステムの外側シースがないときは単独で押し込むことはできない材料で形成され、且つそのようなサイズでもある。例えば、本発明のステントは、ポリエチレンなどの材料で形成されるステントと比べて、ガーレイ剛性がより低く、デュロメーター値がより低く、且つ弾性率がより低いポリエーテルウレタンなどの材料で形成され得る。ある実施形態において、本発明のデリバリーシステムと共に使用されるステントは、約1.98N/cm2(約1,300,000mg/in2)未満の曲げ抵抗性を有し得る。典型的には、当該技術分野において公知のポリエチレン製ステントはより硬く、約1.98N/cm2(約1,300,000mg/in2)を上回り、且つ約3.53N/cm2(約2,3321,000mg/in2)未満であり得る、より高い曲げ抵抗性を有する。
装置10を使用して搬送されるステントは、生体通路に配置してそこを通じる流体の流れを実現するため、長手方向の圧縮性を呈するのに十分な可撓性且つ生体適合性の任意の好適な材料で作製され得る。ステントは、当該技術分野において公知のプラスチック材料で作製されてもよい。ステント材料は実質的に非生分解性であっても、又は生分解性であってもよい。
シース38の遠位部分52、シャフト40の遠位端46、及びステント42、或いはそのいずれか1つに放射線不透過性マーカーが提供され得る。或いは、ステントイントロデューサ装置10の一部分が、それ自体として放射線不透過性の材料で作製されてもよい。図1B及び図5では、それぞれシース38及びステント242に例示的放射線不透過性バンド55、255が示される。
実施においては、ステントイントロデューサ装置10を使用して生体管腔にステントが留置され得る。図7A及び図7Bは、外側シースなしにソフトステントが搬送されるときの搬送中のステントの座屈を示す。図7A及び図7Bに示されるとおり、ワイヤガイド70が管路81に入り、シャフト40がステント142を管路へと押し進める。図7Bに示されるとおり、ステント142は管路81に当たって座屈し、適切に位置決めすることができない。
図8A〜図8Cは、管路81を通って植込み部位まで単独で適切に一貫して押すことができないステント142の搬送を促進するため、外側シース38を有する本発明のステントデリバリーシステムを示す。ステントは、植込み部位に達するまで体管腔に挿通されるシース38内に位置決めされる。搬送中、ステントをシース38で被覆することにより、シースによって十分な剛性がステントに提供され、そのためステントが植込み部位までの蛇行した経路を通過するときに、ステントが屈曲したり、又は蛇腹状に折れ曲がったりすることが回避される。例示する目的から、ステント142は生体管腔に搬送するために使用されるが、しかしながら、任意のステントが同様に搬送され得る。
図8Aに示されるとおり、シース38はワイヤガイド70上を、内視鏡77から出て膨大部の開口部81及び管路83を通って前進する。シース38は、ステント142が管路83内を搬送部位に向かって動くとき、ステント142に剛性を提供する。シース38は、ステント142を位置決めするための管路83にわたるブリッジを提供する。シャフト40がステント142をシース38から押し出すことにより、ステント142を管路83における所定位置まで押し進める。それと同時にシースが引き込まれてもよく、ステント142が管路83内に配置される。シース38が管路83にわたるブリッジを提供し得るため、ステント142が管路83に搬送されているときも、ステント142は長手方向に圧縮されることがない。ステント142がシース38から出ると、ステント142上の保持部材154が外側に拡張し、管路壁と接触してステント142を所定位置に保持する。図8Bに図示されるとおり、ステント142が展開に適した位置につくと、ステントイントロデューサ装置10は引き込まれ、保持部材154、156が外側に拡張して組織と当たった状態でステント142が管路83に配置される。続いて、元のワイヤガイド上で同じ技術を使用して、追加的なステントの展開を行うこともできる。
図8Cに示されるとおり、シース38を使用すると、例えば、狭窄部が狭過ぎてシース38を管路83の中に伸張させることができない場合に、シース38を管路83の中に伸張させることなしにステントが管路81に配置されるようにして、ステント142を開口部81に配置することができる。シース38はワイヤガイド70上を、内視鏡77から出て膨大部の開口部81まで前進するが、管路83は通らない。ワイヤガイド70は管路83の中まで伸張する。シャフト40がステント142をシース38から押し出して開口部81に通すことにより、ステント142を管路83の所定位置まで押し進める。ステント142がシース38から出て管路83に入ると、ステント142上の保持部材154が外側に拡張し、管路壁と接触してステント142を所定位置に保持する。シャフト40は、ステント142が管路83において適切に位置決めされるまで、ステント142をシース38から押し出す。シース38がステント142から完全に引き込まれると、双方の保持部材154、156が外側に拡張してステント142を所定位置に保持し得る。
上記の図及び開示は例示を意図しており、包括的であることを意図したものではない。この説明は、当業者に多くの変形例及び代替例を示唆するであろう。かかる変形例及び代替例は全て、添付の特許請求の範囲内に包含されることが意図される。当業者は、本明細書に記載される具体的な実施形態の他の均等物を認識することができ、そうした均等物もまた、添付の特許請求の範囲によって包含されることが意図される。例えば、本発明は、あくまでも例示を目的として胆管系との関連で説明されている。非限定的な例として、膵管系などの消化管内の領域、並びに他の脈管系などの消化管外の領域を含めた、患者の体内の任意の他の分岐した管腔又は血管に本発明の原理を適用することは、当該技術分野における通常の技量の範囲内であり、添付の特許請求の範囲内に包含されることが意図される。
Claims (15)
- 近位部分と、遠位部分と、シースを少なくとも部分的に貫通する第1のルーメンとを含む外側シースと、
前記第1のルーメン内に摺動自在に収容される内側シャフトであって、前記内側シャフトは遠位端を含み、前記遠位端はその少なくとも一部分にかけて広がる押込み面を有する、内側シャフトと、
管状の非拡張型ステントであって、その長さの大部分にわたって長手方向に圧縮性を呈する中実の壁を有し、且つ前記第1のルーメン内に摺動自在に配置可能とされ、前記内側シャフトの遠位に配置されて前記ステントの少なくとも一部分が前記押込み面と動作可能に接触するステントと、
を含み、
前記内側シャフト及び前記ステントが、前記外側シースに対して摺動自在であり、前記外側シースが、搬送部位までの前記ステントの搬送に十分な剛性を前記ステントに提供する、ステントデリバリーシステム。 - 前記ステントの外径が約3フレンチ〜約7フレンチである、請求項1に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記ステントの外径が約5フレンチ以下である、請求項1に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記ステントが、プラスチック、シリコーン、ウレタン、ポリエチレン、PTFE、FEP及びこれらの組み合わせからなる群から選択される材料を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記ステントがポリエーテルウレタンを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記ステントが、約1.98N/cm2(約1,300,000mg/in2)未満の曲げ抵抗性を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記シャフトが、前記シャフトを少なくとも部分的に貫通するワイヤガイドルーメンを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記ワイヤガイドルーメンの少なくとも一部分に摺動自在に受け入れられるワイヤガイドをさらに含む、請求項7に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記外側シースと動作可能に接続されたハンドルであって、フラッシュポートを含むハンドルをさらに含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記ステントが、前記ステントの移動を実質的に防止するための少なくとも1つの保持部材をさらに含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記少なくとも1つの保持部材が、前記ステントに小さい長手方向切片を薄く切り出すことによって形成された半径方向に拡張するフラップを含む、請求項10に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記少なくとも1つの保持部材がピッグテールループを含む、請求項10に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記内側シャフトが、ガイドカテーテルを使用することなく前記ステントを前記搬送部位に押し込むように構成される、請求項1〜12のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記外側シースがPTFEを含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記内側シャフトが、前記シャフトの外表面に溝をさらに含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載のステントデリバリーシステム。
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