JP2010531483A - 印刷製品のユーザと受取り側との間の意思疎通の方法 - Google Patents

印刷製品のユーザと受取り側との間の意思疎通の方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ユーザ(32、24)、たとえば新聞出版者と、少なくとも1つのRFIDタグ(14、14a、14b、14c)を含む印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)が送り届けられる少なくとも1人の受取り側(A、B、C)との間の意思疎通の方法に関する。追加情報の少なくとも1つの特定の断片(a、b、c、42)が、意思疎通のために少なくとも1つのRFIDタグ(14、14a、14b、14c)に格納される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルによる少なくとも1人のユーザと少なくとも1つの印刷製品の少なくとも1人の受取人との間の意思疎通(インタラクション:interaction)の方法と、請求項23のプリアンブルによる印刷製品と、請求項24のプリアンブルによる方法を実行するシステムとに関する。
従来の技術は、無線周波数識別トランスポンダ(以下ではRFIDタグと呼ぶ)を開示し、スマートラベル(やはり省略してRFIDと呼ぶ)でのこれらの使用は、ますます重要になりつつある。RFIDタグとトランシーバとの間でコンタクトレスに視覚的接触なしに電波によってデータを転送できるようにする、RFIDテクノロジの基本的原理は、既知であり、この際にさらに説明する必要はない。
たとえばRFIDタグを設けられる提供される製品を識別するための、無線データ伝送のシステムは、通常、RFIDタグ、タグからデータを読み取るかタグにデータを書き込むのに使用されるトランシーバ、及び関連するデータを管理する上位ITシステムという3つのコンポーネントを含む。RFIDタグの間では、パッシブRFIDタグ、セミアクティブRFIDタグ、及びアクティブRFIDタグの間でその電源に関して区別がつけられるが、下の記載は、パッシブRFIDタグをより詳細に述べるのみであり、このパッシブRFIDタグは、トランシーバによって生成されアンテナを介して近距離場で誘導結合又は容量結合によって受信される電磁場からエネルギを引き出す。誘導結合を用いるシステムは、現在、主に、30から500kHzまで、好ましくは100から135kHzまでの低周波数帯で1mまでの範囲で、及び、3から30MHzまで、好ましくは13.56MHzの高周波数帯で約1.7mの範囲で動作する。周波数帯に似た形で、データ伝送レートと購入価格との両方が、低周波数(LF)について低い。LF−RFIDタグは、通常、2kビットまでのストレージ容量を有するチップに適合される。より高い伝送レートを有するがより高い価格をも有する高周波数(HF)の場合には、範囲は、同様に、約1.7mに対応する。メモリタイプに応じて、使用可能なストレージ空間は、単純な識別番号のストレージから、製造業者、有効期限、製造日、販売価格その他などの複雑なデータのストレージまでの範囲にわたる。
ブラザー工業株式会社のWO05/062222A1に、RFIDリーダとして装備された携帯電話機(情報端末)が、宣伝ビラに関連するRFIDタグから情報を読み取る(リンクする)のに使用されるシステムが示されている。この(リンク)情報を基礎として、(リンク)情報に関連するさらなる(宣伝)情報を、バックグラウンドシステムから携帯電話機に送信することができる。
Telenor ASA社のWO2006/137740A1に、同様に、RFIDリーダを有する携帯電話機を使用してRFIDタグを読み取ることができ、ネットワーク(WLAN)を使用してRFIDタグに関連する追加情報を送信するか処理することができるシステム及び対応する装置が示されている。
Nokia Corporation社のWO2004/004196A1は、RFIDタグによる通信のためのRFIDリーダとしてとBluetoothトランシーバとしてとの両方で自己適合式にソフトウェアによってハードウェアを構成できる送受信ユニット(トランシーバ)が示されている。
本願の出願人のスイス国特許出願第00795/07号に、好ましくは従来の印刷方法、たとえば輪転印刷を使用するフォーミバウンド(forme−bound)を使用して作られ、RFIDタグの形の識別手段を設けられる印刷製品が開示されている。たとえば、識別手段は、製品を識別するマルチビット情報要素と、プリントファーザプロセッシング(print further processing)の少なくとも1つの作業ステップを制御する制御情報要素とを担持する。作業ステップは、運搬、格納、挿入、収集、アセンブル、ホチキス留め、ページ番号付け、インサート配置、貼り付け、切断、宛名印刷、又はパッケージングというアクティビティのうちの1つを含むことができる。この作業ステップを、点検ステップとすることもできる。スイス国特許出願第00795/07号の好ましい実施形態を基礎として、少なくとも1つの主製品及び/又は1つ若しくは複数の副製品を含むマルチパート印刷製品が作られる。副製品は、インサート、郵便はがき、又は宣伝する製品補足物、たとえばCD、DVD、CD−ROM、及び他のデータ記憶媒体を意味すると理解することもできる。主製品及び/又は副製品、インサート、郵便はがき、宣伝する補足物などのうちの少なくとも1つは、プリントファーザプロセッシングで少なくとも1つの作業ステップを直接に若しくは間接に制御する少なくとも1つの1ビット制御情報要素及び/又は少なくとも1つの製品情報要素を有するRFIDタグを設けられる。スマートマルチビットRFIDタグについて、好ましくは、タグを設けられる製品での作成の後に又は別々に作成されるRFIDタグの場合にはタグを設けられる製品への貼り付けの後に、それらのRFIDタグが製品情報及び/又は制御情報を書き込まれるための準備がされる。
スイス国特許出願第00795/07号は、住所固有宣伝、たとえば個人宛の宣伝レター又はあらかじめ宛て名の記入された返信用はがきと共に印刷製品を提供するために、RFIDタグに格納された、加入者の住所情報要素の使用を提案する。アセンブリの領域では、これは、たとえば、ターゲットグループ固有の高品質の従来の形で作られた宣伝インサートを挿入すること、正確に同一の郵便はがきに引換券又は製品サンプル貼り付けることによって行うことができる。
テキスト、オーディオ、又は写真及びビデオファイルさえ格納できる高品質RFIDタグは、強力なICを含み、好ましくは、印刷製品に印刷されるのではなく、別々に作られ、印刷製品に貼り付けられるか、別の形で印刷製品に接続される。これは、たとえばFerag AG社のEP1106550、EP1086914、及びEP1275607から知られ、メモスティック(MEMOSTICK)(登録商標)の下で極端に成功して市場で地位を確立する装置を使用して、非常にエレガントに行うことができる。
ユーザと印刷製品の少なくとも1人の受取人との間の意思疎通のための多数の既知のシステムにもかかわらず、ユーザすなわちたとえば出版者及び宣伝する顧客は、ユーザと受取人との間の意思疎通の新しい及び/又は改善された形を可能にする方法及び製品に関する膨大な必要を有する。
したがって、本発明の目的は、補足の利益を意思疎通によって発送人及び受取人のために生成することを可能にする、ユーザと印刷製品の少なくとも1人の受取人との間の意思疎通の方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、従来技術から既知の方法の短所を回避する方法を提供することである。
本発明は、電子通信手段、特に携帯電話機及びパーソナルコンピュータの分野で既知のテクノロジの広まった使用によって発送人と受取人との間の意思疎通を単純にするという課題をも有する。
これらの目的は、請求項1の特徴を有するユーザと少なくとも1人の受取人との間の意思疎通の方法によって、請求項23の特徴を有する印刷製品によって、及び請求項24の特徴を有するシステムによって、達成される。
本発明は、少なくとも1人のユーザと少なくとも1人の受取人との間の意思疎通について、電子的な形で少なくとも1つの固有補足情報要素を格納する少なくとも1つのRFIDを含む印刷製品が受取人に送り届けられるという点で区別される。
本発明の第1の実施形態では、製品、たとえば、印刷業者の製品とも呼ばれる印刷製品は、生産プロセスで作成され、その後、コンベヤ手段を使用してプロダクトファーザプロセッシング(product further processing)セクションに搬送される。コンベヤ手段は、ここでより詳細には示さず、たとえばクランプコンベヤ(clamp conveyor)とすることができる。しかし、コンベヤ手段の形は、本発明の理解に関して従属的役割を有する。製品は、生産プロセス中にRFIDタグを既に設けられ(このRFIDタグは、この場合には第1メモリエリア及び第2メモリエリアを有する)るか、或いは、ファーザプロセッシング中に別々に作られたRFIDタグを設けられるかのいずれかである。この実施形態では、第1メモリエリアは、プロダクトファーザプロセッシング中に要求される、少なくとも1つの情報要素を保持するのに使用される。これに関して、この際に、2007年5月14日付の本出願人の特許出願CH 00795/07を参照する。
現在の事例で、第2メモリエリアは、後で固有補足情報要素とも呼ばれる、印刷製品又は最終製品を指定する情報要素を設けられる。そのような補足情報要素は、たとえば、住宅の住所、勤務先の住所、顧客番号、加入者番号、ソサエティメンバシップ(society membership)、及び類似物など、住所固有情報要素とすることができる。有利な実施形態と一致して、固有補足情報要素は、生産プロセス中にRFIDタグに既に置かれている、すなわち、たとえばタグに書き込まれている。代替案では、生産プロセスは、まず、空のRFIDタグの作成を伴い、この空のRFIDタグに、固有補足情報要素が、下流の書込みステーションでメモリに書き込まれる。実際のプロダクトファーザプロセッシングが終わった時に、完成した印刷製品は、RFIDタグと共に、輸送の方向でプロダクトファーザプロセッシング装置を出、配布業者によってさまざまな配布チャネル又は急行輸送チャネルに割り当てられ、その結果、最終的にさまざまな受取人に送り届けられるようになる。受取人のそれぞれは、少なくとも1つのRFIDタグを含む最終製品を入手する。この実施形態では、それぞれのRFIDタグを有する最終製品は、固有ではない、すなわち、たとえば受取人Aに送り届けられた最終製品が、受取人B及び/又はC並びに/或いはさらなる受取人に送り届けられた最終製品と異ならない。したがって、すべての受取人は、同一の固有補足情報要素を有する同一の最終製品を入手している。この固有補足情報要素の使用及び補足情報要素に基づく受取人との意思疎通を、下で詳細に説明する。
ユーザ、その後にたとえば出版社又は出版者は、さらなる実施形態に従って、顧客固有補足情報要素を有するRFIDタグを提供するというオプションを有する。たとえば、これは、1つ又は複数の宣伝する顧客の代わりに行うことができ、顧客固有補足情報を設けられるRFIDタグは、好ましくは印刷製品の形の、特定の製品/副製品に取り付けられている。
さらなる有利な実施形態と一致して、宣伝する顧客は、顧客固有及び/又は住所固有及び/又は受取人固有の基礎で製品/副製品に置かれるある種の固有補足情報要素を有する。この場合に、第1の固有補足情報要素を、第1受取人に送り届けることができ、さらなる又は第2の固有補足情報要素を、第2の又はさらなる受取人に送り届けることができ、以下同様である。したがって、この実施形態では、特定の固有補足情報要素を所定の受取人又は受取人グループに送ることができる。本発明の好ましい実施形態と一致して、これは、顧客固有の基礎で所望の固有補足情報要素を与えられる広告主からの、RFIDを設けられた、副製品によって個別化された主製品を伴う。RFIDタグを有する副製品は、中立の主製品、好ましくは個別化されない新聞、定期刊行の又は他の印刷業者の製品に適切な加工ステーションで挿入され又は貼り付けられる。固有補足情報要素を有する副製品は、主製品と一緒に、最終製品として知られるものを形成する。この場合に、最終製品は、それぞれのRFIDタグ上の固有補足情報を使用して個別化される。下流で、個別化された最終製品は、さまざまな配布チャネルを使用して配布業者ステーションで関連する受取人に送り届けられる。すべての受取人が、同一の主製品及び副製品を有する最終製品を入手するが、この副製品は、視覚的に確かめられる情報に関しては他の副製品と異ならないが、それぞれのRFIDタグに格納される固有補足情報に関しては他の副製品と異なる。本発明の1つの好ましい実施形態では、この固有補足情報の可能な使用は、他の受取人又は受取人グループの代表として、たとえば受取人Aが、副製品をユーザすなわち出版者又は宣伝する顧客に返品すると判断する時に生じ、前記副製品は、事前に記き込まれ、好ましくは事前にプレフランク(prefrank)された、返信用はがきである。受取人は、ユーザと意思疎通を開始し、ユーザすなわち広告主及び/又は出版者へのこの受取通知を使用して、たとえば返信用はがきに自分の住所を手で書く必要なしに、お試し購読又は類似物を要求する、極端に便利な形を与えられる。ユーザは、RFIDタグにディジタルに格納された受取人情報を便利に読み取り、受取人固有の基礎で意思疎通のさらなるステップを実行することができる。
当業者は、固有補足情報要素を有する副製品を、競技参加カード、クーポン若しくは引換券、又は類似物の形とすることもできることを理解することができる。
この方法の1つの発明的実施形態では、印刷製品は、少なくとも1つの主製品及び1つ又は複数の副製品を含むマルチパート印刷製品であり、少なくとも1つの主製品及び/又は副製品、特にインサート、郵便はがき、及び/又は宣伝サンプルが、少なくとも1つのRFIDタグを設けられる。
この方法のさらなる発明的実施形態では、マルチパート印刷製品は、受取人のために個別に編集された印刷製品であり、RFIDタグ内の固有補足情報要素は、受取人固有補足情報要素である。
したがって、受取人に送り届けられる製品が、そのメモリが電子的な形で少なくとも1つの固有補足情報要素を格納する少なくとも1つのRFIDタグを含むことを特徴とする、ユーザと少なくとも1人の受取人との間の意思疎通の方法を実施することが可能である。
当業者は、固有補足情報要素を有するそのような個別化された最終製品の受取人が、発送人との意思疎通を開始するか否かの権利を留保することを、疑いなく理解することができる。現在の例では、固有補足情報要素は、たとえば、コーディングされた受取人又は発送人の情報要素であり、出版者は、この情報要素を使用して、返信用はがき(それ自体は物理的に匿名であり、別々であり、いかなる形でも受取人によって変更されていない)を、前記返信用はがきが入手された後に個別化された最終製品の受取人にもう一度関連付ける。出版者は、どの受取人がその出版者との意思疎通を開始し、どの受取人が開始しなかったかに関するディジタル可読情報を入手する。出版者は、この情報を使用して、将来の宣伝キャンペーン及び/又はそのような意思疎通する受取人に関する仕上げ作業の戦略を変更し、及び/又は最適化することができる。
本発明のさらなる特に好ましい実施形態では、固有補足情報要素の受取人は、彼の受取通知を、固有補足情報要素を伴う印刷製品の形の個別化された最終製品の発送人又は生産者ではなく、出版者とは別々の第三者、好ましくは宣伝する顧客に伝達することができる。この場合に、この宣伝する顧客は、固有補足情報要素(この固有補足情報要素を用いて、それが必要とする個別化された製品又は副製品が提供されることを意図される)をより詳細には示されないデータフォーマットでデータベースに入力することができる。このデータベースは、好ましくは、出版者又はファーザプロセッサに関連する。このデータベースは、好ましくは、複数の受取人からの複数の情報要素を含む。これらの情報要素は、そのような個別化された宣伝の有効性を高めるために、特定の受取人に選択的に送り届けられることを意図された、領域固有、ユーザ固有、及び/又は住所固有の補足情報要素を含むことができる。所望の個々の情報要素は、データベース内の受取人プロファイルからとられ、固有補足情報要素に変換され、この固有補足情報要素を、出版者が関連RFIDタグのメモリに入力する。書込みプロセス及びこれに必要な手段に関して、この際に、2007年5月14日に出願した本出願人の特許出願CH 00795/07をもう一度参照する。加工ステーション(より詳細には示さない)が、ここで、最終製品を形成するために固有補足情報要素によって個別化された副製品を主製品と組み合わせるのに使用される。この形で、さまざまな受取人又は受取人グループのために個別化された最終製品を作ることが可能である。この文脈では、個別化を、現在の事例では単にそれぞれのRFIDタグ上の異なる固有補足情報のおかげで達成できるという事実を明示的に参照する。これは、先行する実施形態で既に説明したように、印刷製品上で視覚的に確かめられる情報に関して同一であるが、それぞれのRFIDタグ上の固有補足情報において異なる最終製品をもたらす。
やはり、ユーザ又は宣伝する顧客に連絡するか否かは、固有補足情報を有するそのような個別化された最終製品の受取人次第である。好ましくは、受取人は、固有補足情報と共に、応答メモとして指定される副製品を宣伝する顧客に送る。宣伝する顧客は、今や、返信用はがき又は返品された副製品上の固有補足情報を読み取ることができ、好ましくは、コーディングされた形の受取人詳細を含むが意思疎通する受取人に関する直接に使用可能な氏名詳細又は住所詳細を含まない、この固有補足情報を前述のデータベースに返すことによって、固有補足情報をさらに利用することができる。データベースは、コーディングされた受取人ステートメントをデータベースエントリに関連付け、受取人に関するデータを生成し、この受取人に関するデータは、宣伝する顧客が読み取ることができ、前記顧客によるさらなる使用のために好ましくは暗号化解除され又は条件付けられ、たとえば、前記受取人の電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス、住宅の住所、勤務先の住所、若しくは類似物、又はその組合せであり、或いは、宣伝する個人によるアクセス及びダウンロードのために関連情報を公開する。それと同時に、データベース内の受取人プロファイルは、前記受取人が宣伝する顧客からの宣伝レターに反応したことの追加情報を追加される。したがって、宣伝する顧客は、さらに処理するのが単純な、潜在的顧客からの住所情報を与えられ、出版者は、その受取人データベースの価値を継続的に高めることができる。受取人からの最初の受取人プロファイルは、たとえば受取人が定期刊行物の購読契約をした時に出版者によってデータベース内で作成されたものであるが、潜在的な宣伝する顧客に対する限られた価値を有する。宣伝する顧客は、その予算をできる限り効率的に使用することと、その宣伝手段を用いて正しいターゲットグループに対処することとに基本的関心を有する。住所情報だけを含む受取人データベースの妥当性は、顧客の挙動と受取人又は受取人の世帯の個人的な関心及び好みとに関する少数の間接的インジケータのみを提供するので、これに関する限られた適合性のみを有する。しかし、受取人によるすべての反応が記録される場合には、受取人プロファイルに経時的に追加し、たとえば受取人による反応の頻度に関する特定の情報を用いて受取人プロファイルを評価しなおすことが可能である。これらのデータを、特定の受取人の反応確率すなわち、宣伝する顧客との意思疎通の確率を計算するのに使用することができる。本発明を基礎として、宣伝する顧客に、効率すなわちその宣伝キャンペーンからの反応を大幅に高めることを可能にするあつらえの受取人選択を与えることができる。一方、宣伝する顧客は、暗号化されていない受取人データを使用して、たとえば、その後に特定の後続情報要素又は特定の宣伝キャンペーンを追加し、或いは、反応する受取人にアイテムを送ることができる。この場合に、用語アイテムは、宣伝物品など、ディジタルアイテムと物理的アイテム/実際のアイテムとの両方を含む。
その結果、この発明的実施形態は、少なくとも1つの固有補足情報要素が、ディジタル形式の受取人情報を含み、受取人が、印刷製品を入手した後に、ユーザに受取通知を提供する、方法を形成する。この受取通知は、ディジタル受取人識別によってさらなるステップでユーザによって関連する受取人に関連付けられ、ユーザからの反応を促す。
この方法のさらなる発明的実施形態では、特定の受取人からユーザへの受取通知は、受取人識別によって受取人データベース内のこの受取人の受取人プロファイルに関連付けられ、その受取人プロファイルに格納される。
この方法の現在の好ましい実施形態では、ユーザは、したがって、出版者又は出版者の宣伝する顧客であり、特定の受取人の受取通知は、受取人識別によってデータベース内の受取人プロファイルに関連付けられ、その受取人プロファイルに格納される。
この方法のさらなる発明的実施形態では、宣伝する顧客は、受取人識別を入手した後に、これを要求でデータベースに送り、このデータベースから、関連する受取人との意思疎通を開始することを可能にする受取人情報要素を入手する。
当業者は、固有補足情報のそのような使用によって、1つの好ましい実施形態で受取通知が返信用はがきによって提供され、この返信用はがきが、誰によっても読まれ得るが、返送用宛て名として宣伝する顧客の住所を示し、発送人情報(すなわち、受取人情報)が、コーディングされ、可能な第三者によって直接に使用され又は読まれることが不可能なので、固有補足情報の受取人に関するデータ保護のために十分なことが行われることを理解することができる。宣伝する顧客への能動的受取通知を介して、この種の固有補足情報要素の受取人は、宣伝する顧客に、彼のデータを使用する権利を与える。この文脈では、この宣伝する顧客が上で述べた現在の例のようにコーディングされた形でデータを入手するかどうか、又はコーディングされない形すなわち直接に入手するかどうかは、問題ではない。
本発明のさらなる好ましい実施形態では、固有補足情報要素を含むRFIDを伴う返信用はがきによる受取通知は、たとえば、宣伝する顧客に対して直接にではなく、最終製品の発送人、たとえば新聞出版者に対して行われる。出版者は、RFIDタグから固有補足情報を読み取り、これをデータベースに供給する。前に説明した実施形態の場合と同様に、データベースは、ある種の受取人が宣伝する顧客と通信するようになると決断したことに気付き、したがって、データベースエントリを好ましくは自動的に変更する。さらに、データベースは、宣伝する顧客に、所望の以前に指定されたデータ、たとえば住所、電話番号などを送る。この実施形態では、宣伝する顧客は、返信用はがき又は副製品のRFIDタグを読み取るという作業を節約され、宣伝する顧客が関心を持つ固有補足情報要素のそれぞれの受取人に関する情報だけを入手し、これは、救済であり、したがって、宣伝する顧客にとっての付加価値である。出版者からのバンドルされたフィードバックは、宣伝する顧客が、今や、固有補足情報要素の受取人に直接に連絡するか、メッセージ及び/又はアイテムを直接又は間接に送るかのいずれかを行うことができることを意味する。
さらなる実施形態と一致して、出版者は、受取人と意思疎通するさらなるステップ、たとえば、宣伝ギフトの形のアイテムを送るステップをも実行し、宣伝する顧客の「フルサービスプロバイダ」として働き、この宣伝する顧客は、宣伝キャンペーンの成功に関する詳細なプレゼンテーションを入手するが、それ自体がアクティブである必要はない。
これらの発明的方法の重要な利益は、経済的であることだけではなく、性質において環境保護意識をも持つことである。一例として、これらの発明的方法は、資源集中型の宣伝ギフト又はカタログ若しくは類似物などの複雑な副製品を受取人の広い匿名グループにばらまくのを避け、むしろ、「プルモード」が、関心を持つ当事者及び意思疎通する受取人だけにアイテムを送るのに使用される。
当業者は、本発明の1つの特に好ましい実施形態では、特定の受取人に、異なるRFIDタグを有し、やはり異なる固有補足情報要素を含むことができる、たとえば複数の副製品の形の、複数の固有補足情報を送ることができることを、自然に理解することができる。
下の記載で、これから、固有補足情報の受取人との間の意思疎通と、前記受取人の通信オプション及び後続アクションとを述べる。1つの好ましい実施形態では、特定の受取人が、たとえば特定の固有補足情報要素を伴う最終製品を入手する。この固有補足情報要素は、好ましくは、やはり、RFIDタグ上の第2メモリエリアに含まれる。さらなる好ましい実施形態では、RFIDタグは、単一のメモリエリアだけを含む。当業者は、RFIDタグが異なる階層内に1つ、2つ、又はより多くのメモリエリアのどれを有するかが、本発明にとって問題ではないことを理解することができる。この種の固有補足情報要素を伴う最終製品の受取人が、宣伝する顧客に連絡すると判断する場合に、その受取人は、たとえば、返信用はがきとして指定される副製品をRFIDタグと共に情報提供者/宣伝する顧客に送ることによって、これを行うことができる。RFIDタグ内の固有補足情報を、下で説明するように、「ディジタル宣伝ギフト」と呼ぶことができる。このディジタル宣伝ギフトは、ユーザが好ましくは選択された受取人、たとえば定期刊行物に直接には追加できない、特定の定期刊行物の購入者及び/又は加入者に宣伝ギフトを配布することを可能にする。これらは、定期刊行物と共に直接に送り届けるには大きすぎ、重過ぎ、又は敏感過ぎる宣伝ギフトとすることができる。子供の雑誌上のRFIDタグ内の固有補足情報要素は、たとえば、明白な理由から雑誌に含めることができないアイスクリームを購入する権利を与えることができる。
その結果、この発明的実施形態は、少なくとも1つの固有補足情報要素が少なくとも1つのディジタルアイテム及び/又は少なくとも1つのディジタル引換券を含む、方法を形成する。
一般的な言葉で表すと、さらなる発明的実施形態は、ディジタル引換券が受取人にアイテムを購入する権利を与える方法であって、受取人が、ディジタル引換券の提示の時に、ネットワークを介してディジタルな形で又はカウンタから実際のアイテムとしてアイテムを購入し、或いは、下げられた値段でアイテムを購入し、或いは、ユーザへの引換券の受取通知の後に実際のアイテムとして送り届けられるアイテムを入手する、方法を提案する。
類似する形で、この特に好ましい実施形態は、固有補足情報要素の受取人が、ユーザを直接に又は前記ユーザと協力するパートナ会社を訪れ、固有補足情報要素を有するRFIDタグを有する最終製品又は副製品を提示することを伴う。前記ユーザは、今や、特定の受取人が受取通知を提供したことを記録し、前の実施形態で述べたように、好ましくはアイテムの送り届け又は発行の形で、特定の反応を促す。同一受取人への複数の送り届け又は発行を防ぐために、固有補足情報要素を有するRFIDタグ内のメモリは、好ましくは、アイテムが購入される時に破壊されるか無効にされる。
結果として、この発明的実施形態は、意思疎通が、受取人へのディジタルアイテム又は実際のアイテムの送り届け、競技の参加者として受取人を含めること、あるさらなるアイテム又は実際のアイテムを購入する時の値下げの権利、特別割引及び/又はイベントへの無料参加という賞、或いはたとえば広く使用されているボーナスポイント収集システムからの、ボーナスポイントの振込という群から選択される反応を含む、方法を形成する。
当業者は、RFIDタグ又はそこにある情報を上書きすることも当然可能であることを理解することができる。特定の実施形態として、ここで、代表として、宣伝する顧客からRFIDタグ引換券を入手した受取人に言及する。したがって受取人は、たとえばキオスク、又は宣伝する顧客若しくはパートナ会社の販売店を訪れ、アイテムを購入するためにRFIDタグ内の固有補足情報によって自分の身元を証明し、宣伝ギフトを入手するか値下げを認められる。従来の引換券と比較して、ディジタル引換券は、破壊に対するセキュリティ、単純な無効化可能性(voidability)、及びトレーサビリティに関して大きい利益を有する。認可がチェックされる時には、固有補足情報要素が、ユーザによって読み取られ、その固有補足情報を、受取人データベース内の受取人プロファイルを評価しなおすために簡単に格納することができる。
結果として、この発明的実施形態は、RFIDタグ内のディジタル引換券を変更することによってカウンタによって単一の使用の後にディジタル引換券が無効化される、又は破壊される、方法を形成する。
さらなる発明的実施形態では、方法は、個々の印刷製品との関連付けが可能であり、カウンタが、上位制御システムに質問することによって購入の権利を確かめ、単一の購入の後に上位制御システム内で購入の権利を取り消すことを可能にする識別をディジタル引換券が含むことを特徴とする。
さらなる好ましい実施形態と一致して、他の手段が、この種の指定された補足情報要素の受取人に連絡し、及び/又はその受取人に特定の情報要素を与えるのにも使用できるようにするための準備がされる。固有補足情報要素を含むRFIDタグを伴う指定された最終製品を入手した、以前に指定された受取人は、今や、本発明のさらなる好ましい実施形態で、このRFIDタグとの通信を開始するのに通信手段(理想的にはそのユーザの携帯電話機)を使用することができる。これは、好ましくは、受取人が通信手段/携帯電話機をRFIDタグの有効範囲内に持ってゆき、その結果、固有補足情報要素が前記通信手段/携帯電話機と意思疎通できるようにすることによって行われる。この形で、特定の受取人は、たとえば、着信音又は別のオーディオ情報要素を、たとえば話された宣伝、音楽、又は類似物の形で、自分の携帯電話機に入手する。その結果、この発明的実施形態は、受取人が、RFIDタグを含む印刷製品を与えられた後に、少なくとも1つの固有補足情報要素を通信手段を用いる読取り動作で読み取るか、RFIDタグに書き込む、方法を形成する。
当業者は、個別化された宣伝の形でのそのような通信が、通常、受取人からの高められた注意を促すことを理解することができる。当業者は、通信手段を、たとえば赤外線リーダを使用して、RFIDタグと直接又は間接に通信できる、たとえばパームトップコンピュータ、ラジオ、パーソナルコンピュータ、コードレス電話機、又は任意の他の通信手段とすることもできることをも理解することができる。リーダの代わりに、なんとしてでも同様に通信手段、たとえば携帯電話機に含めることができるリーダ/ライタを使用することも可能である。
下の記載で、製品に関連するRFIDタグと通信手段との間の通信(読取り/書込み動作)のさまざまなオプションを短く説明する。この場合に、RFIDタグは、2〜3時間、2〜3日、又は2〜3週のための別々の又は自律的な電流/電圧供給を有するアクティブタグの形、或いは、通信手段(通信手段の電磁場への誘導結合又は容量結合)によって電力を供給されるパッシブタグの形のいずれかとすることができる。通信手段は、モバイル装置若しくはポータブル装置の形、たとえば携帯電話機、スマートホン、PDA、RFIDリーダ/ライタ、電子ブック、スクリーンを有するオーディオ/ビデオメディアプレイヤの形、又はモバイルディスプレイ装置の形、又は静的装置の形、たとえばコンピュータ内のスマートカードリーダの形のいずれかとすることができる。
通信手段が、たとえば通信手段がRFID読取り/書込みモジュール(RFIDリーダ)を含むことによって、標準RFIDインターフェースを有する場合に、標準RFIDタグと通信手段との間の通信及び意思疎通は、標準RFIDプロトコルを使用して、たとえば、13.56MHz(ラジオ周波数帯、RF帯)で、約433MHz又は850MHzと950MHzとの間の帯域で(超高周波帯、UHF帯)、又は約2.45GHz若しくは5.8GHzの帯域で(マイクロ波帯)もたらされる。他のISM周波数帯が可能である。この場合に、周波数帯は、アイテムからの情報の範囲と一致し、単位時間あたりに送信される必要がある情報が多いほど、又はRFIDタグのメモリが大きいほど、選択される周波数又は周波数帯が高くなる。この場合に、無線通信を、アクティブRFIDタグとパッシブRFIDタグとの両方を使用してもたらすことができる。通信及び意思疎通は、この場合に、たとえばISO/IEC 14443、ISO/IEC15693、又はNFC仕様でRF帯について規定されているように、慣例による方法の1つを使用してコーディングされ、変調される。
通信手段が、パッシブRFIDタグと通信する時に(一般に、20cmまで又は20cm未満の短距離で行われ、その場合に、通信の始めは、通信手段から発し、又は通信手段によって開始される)、パッシブRFIDタグの動作は、低い送信電力、たとえばRF帯では50mW、UHF帯では5mW、マイクロ波帯では1mWだけを必要とする。そのような送信電力は、たとえば一般的な携帯電話機を使用して、苦もなく達成することができる。
製品が、アクティブRFIDタグを備える場合には、通信及び意思疎通を、たとえばRFIDタグが、2〜3時間(日刊新聞の場合)から数週間(月間雑誌の場合)までの提供されるアクティブ寿命中に、直接に近接し、選択された又は規定された通信手段(たとえば、特定の番号又はSIMカードを有する携帯電話機)との通信及び意思疎通について許可され若しくはそれに関連する通信手段に情報を送信することを試みることによって、通信手段に加えてRFIDタグによって開始することもできる。これは、たとえば、ユーザが、通信手段を使用して能動的に質問する必要がないか、或いは、ユーザが、たとえば関連する情報要素をRFIDタグに書き込むことによってRFIDタグによる更新を非アクティブ化しない限り、特別な申し出又はイベントなど、ある種の情報を周期的に問い合わされることを意味する。
通信手段が、一体化された標準RFIDリーダを有しない場合に、通信手段とRFIDタグとの間の通信は、通信手段によって使用されるか規定されるプロトコル又は標準規格(固有プロトコル)を使用して行われる。通信手段としての携帯電話機の場合に、これは、たとえば、移動無線標準規格に基づく移動無線プロトコル(たとえば、900MHz帯又は1.8GHz帯のGMS、1.9GHzから2.2GHz帯のUMTS)、或いは、少なくとも2つの通信手段の間又は別の通信パートナ若しくはバックグラウンドシステム若しくはバックグラウンドネットワークとの通信に関する別の通信プロトコル(たとえば、約2.45GHz又は5.8GHzの帯の無線LAN、WiMax、Bluetooth、ZigBee)である。この場合に、本発明は、アクティブRFIDタグ又は好ましくはパッシブRFIDタグとしてのRFIDタグによる、通信手段に関連する通信パートナをエミュレートする、関連固有プロトコルをサポートする特定の新しいRFIDタグの使用を含む。携帯電話機が、移動無線標準規格と共に使用されるときに、関連RFIDタグは、たとえば、通信を可能にするために移動無線基地局をエミュレートする。Bluetoothが通信プロトコルとして使用されるときには、RFIDタグは、さらなる実施形態と一致して、Bluetoothのインターフェース及びプロトコルを用いて第2通信手段を変調する。用語RFIDタグが、通常のRFID標準規格又はRFIDプロトコルに基づくタグではない場合であっても、本願でそのようなタグにも使用されることに留意されたい。現在の事例では、用語RFIDタグは、広い意味で理解され、標準化されたRFIDプロトコルに制限されない。RFIDタグは、この場合に、通信及び意思疎通のためのハードワイヤドロジックを有する単純なメモリチップの形又は通信及び意思疎通を処理する、メモリを伴うuPチップの形のいずれかである。
固有プロトコルは、RFIDタグ内と同様に通信手段内で情報を関連付ける(コーディングする)のに使用され(固有プロトコル(トランスポートプロトコルとして)を基礎とする)、個々の情報要素(アイテム)をRFIDタグから読み取り、又はこれらをRFIDタグに書き込むのに使用される、関連する専有データプロトコルをも有することができる。専有データプロトコルは、第1に、RFIDタグ内で直接にソフトウェアとして実施される(RFIDタグが製造されるか書き込まれる時に)。通信手段について、専有データプロトコルは、第2に、ソフトウェアとして通信手段にロードされ(ソフトウェアのアップロード、アップグレード、又はダウンロードの文脈で)、その後、実行される、おそらくはさらなる又は追加のアプリケーションに過ぎない。固有プロトコルに関連付けられ、調整され、又はその上位のデータプロトコルという概念は、基本的に市販通信手段を発明的装置又は発明的システム内で使用することを可能にし、RFIDタグとの通信手段のマッチング又は互換性を、通信手段にロードされ及び/又は通信手段によって実行されるソフトウェアによって本発明と一致して実施することを可能にする。したがって、装置又は方法の専有要素は、RFIDタグ、データプロトコル、及び通信手段ソフトウェアに制限される。
したがって、発明的印刷製品は、移動無線プロトコル、Bluetooth、RFID(標準規格)というプロトコルのうちの少なくとも1つを基礎とする通信が可能であり、少なくとも1つの固有補足情報要素をディジタル形式で含む、少なくとも1つのRFIDタグを含む。
発明的方法では、RFIDタグは、移動無線プロトコル、Bluetooth、ISO/IEC 14443、ISO/IEC15693、又はNFC仕様というプロトコルのうちの少なくとも1つを基礎とする通信が可能である。
もう1つの発明的方法では、通信手段は、移動無線プロトコル、Bluetooth、ISO/IEC 14443、ISO/IEC15693、又はNFC仕様というプロトコルのうちの少なくとも1つを基礎とする通信が可能な送受信ユニットを含む。
さらに、通信手段のハードウェアが、複数の通信プロトコルすなわち複数の固有プロトコルをサポートするようにハードウェアをソフトウェアによって再構成できる形であることも可能である。この場合に、装置固有及び方法固有の専有プロトコルを、ソフトウェアによって、追加の固有ハードウェアを使用せずに市販通信手段上で実施することができ、前記専有プロトコルは、通信手段とRFIDタグとの間の通信及び意思疎通を調整すると同時に、データプロトコルを検出する。対応する専有プロトコルは、第1に、基本的に通信手段のさまざまな固有プロトコルに類似するが、十分な範囲まで又は専有プロトコルと固有プロトコルとの間の相互妨害又は影響を防ぐことができるように、通信の変調(復調)及び符号化(復号)、意思疎通、及び/又はデータプロトコル、また、おそらくは出力/送信電力に関して、異なる。この形での通信手段の構成は、複数の利益すなわち、市販通信手段の使用、固有プロトコルを考慮する必要がないので、又は専有プロトコルが固有プロトコルと互換である必要がないので、単純な専有プロトコルの使用、通信手段又は通信パートナをエミュレートするために専有プロトコルをRFIDタグ内で実施する必要がないのでより単純でより安価なRFIDタグ、及び通信手段によって(前もって)提供される周波数帯、通信距離、及び出力電力の使用をもたらす。
固有プロトコルが使用される時であっても、RFIDタグと通信手段との間の通信及び意思疎通の距離は、一般に20cmまでである、すなわち、通信手段は、好ましくは、RFIDタグに直接に近接する(2〜3cm)ようにされる。したがって、通信手段を低い又は最小の出力電力で動作させる(それでもパッシブRFIDタグの電流/電圧供給に十分に強い場を作る)こと、又はRFIDタグが通信手段によって最も近い取り囲むもの又は最も近い内の通信パートナとして認識され、他の可能な通信パートナと比較してプライマリとして選択され、その結果、専有プロトコルが使用される時に、他の通信手段又は通信パートナによる妨害又はこれらとの意思疎通がないことのいずれかが可能である。出力電力は、通信及び意思疎通を通信手段及びRFIDタグを含む非常に小さいセル単位に制限し、別の非常に小さいセル単位又は上位セル単位内の他の通信手段又は通信パートナとの通信手段又はRFIDタグによる通信及び意思疎通を抑制し、防ぎ、又ははばむ。
本発明のさらなる実施形態と一致して、受取人は、たとえば新聞キオスクなどの販売店である。発明的意思疎通は、返品の清算の大幅な単純化を可能にする。現在の事例では、返品は、すべての種類の売れ残りの最終製品、通常は売れ残りの新聞及び雑誌を意味すると理解される。今まで、販売店は、題名に従って返品をソートしなければならず、印刷製品の実際に売られた数と一致する当事者の間での清算を可能にするために、これらを手作業で数え、リストに記録し、その後、返品のすべて又は一部を出版者又は特殊化された流通センタに返却しなければならならなかった。返品が部分的に送り返される時には、印刷製品のカバー又はしばしば印刷製品のカバー上の新聞見出しだけが、一般に除去される。本発明と一致して、返却されるべき製品部分は、今や、RFIDタグを設けられ、その結果、RFIDタグからの固有補足情報要素のシステムベースのコンタクトレス記録が、複雑で誤りの多い手作業のリスティングを不必要にする。読み取られる固有補足情報がディジタル形式なので、配布業者又は出版者への返却リストの実際のすなわち物理的な送出を完全になしで済ますことが可能である。というのは、送出が、好ましくは、同様に排他的にディジタル形式で実行されるからである。そのようなディジタル化された「清算」は、第1に、配布業者又は出版者のビジネスプロセスを単純化し、第2に、売ることができなかった返品に関する補足情報を配布業者又は出版者に与え、それでも、以前のように返品リストと一緒に返品を送り返すことより安価である。ディジタル情報は、売れ残りの製品の返却される部分が受け取られる前であっても出版者によって入手され、これは、出版者が、たとえばある印刷製品がある販売店ですばやく売り切れるが別の販売店によって有益な期間に売られなかった時に、よりすばやく反応することができ、印刷製品が低い需要を有する販売店でのしばしば限られる最新性を基礎として印刷製品が返品になる前に、これらの印刷製品をより頻繁に売られる販売店に移動するなど、適切な手段を思い付かせることができることを意味する。
1つの発明的方法では、製品識別を有する少なくとも1つのRFIDタグが、印刷製品のカバー上に配置される。
もう1つの発明的方法では、ユーザは、出版者であり、受取人は、販売店である。売れ残りの印刷製品(返品)の証拠として、販売店は、これらの印刷製品又はRFIDタグを接続された状態で印刷製品から除去されたカバーを出版者に送り返し、RFIDタグ内の受取人識別は、出版者が返品を販売店に関連付けることを可能にする。
ディジタルオンラインメディアの高まる普及に関して、最新性に関する膨大なプレッシャが、すべての種類のメディアについて生じた。古典的印刷製品及びRFIDタグの発明的組合せは、最新性を基礎とする最終製品の更新又は評価しなおしを可能にし、これは、本発明のもう1つの好ましい実施形態と一致して、RFIDタグの固有の技術的特徴、特に情報のすばやくコンタクトレスな書込み可能性及び読取り可能性を利用する。したがって、個別化のための固有補足情報要素は、好ましくは、最終製品が受取人に急行輸送され、送り届けられ、又は引き渡される直前まで入力されない。本発明のそのような実施形態では、固有に別々に中立の製品、好ましくは印刷業者の製品に、高いレベルの最新性を有するディジタル情報を与えることができる。これは、好ましくは急行輸送の前のプリントファーザプロセッシング中又は配達員若しくは郵便屋による最終製品の実際の配送中にさえ又はキオスクで行うことができる。この場合に、たとえば、メッセージのうちで最新のものが、関連製品のRFIDメモリにディジタル形式で入力される。受取人固有メッセージ、たとえば現在の株式相場を受取人への引渡の直前又は急行輸送の直前の時に受取人プロファイルを使用してRFIDタグに書き込み、その結果、最終製品が個別化され、少しだけ過去の時の補足情報を与えられると同時に、実際の印刷製品を数時間前、又は雑誌若しくは宣伝インサートの場合に数日前に印刷できるようにすることも可能である。
この方法の1つの発明的実施形態では、少なくとも1つのRFIDタグが、プリントファーザプロセッシング中に、好ましくはパッケージング又は配送の直前に、少なくとも1つの固有補足情報要素をそれに書き込まれる。
ここまでの言説から、当業者は、発明的概念を応用の他の領域に移すこともできることを理解することができる。言及できる1つの代表的応用は、たとえば、販売店での印刷業者の製品/最終製品のある種のディジタルストレージ又は盗難防止である。これらの使用オプションは、単に、販売店が、リーダを使用してRFIDタグ上の情報を読み取ることと、関連するリーダの動作の範囲内に印刷製品を格納すること又は販売エリアへのアクセスポイントに既知の形でそのような機器を設けることとを必要とする。
当業者は、生産者/出版社と運搬人、販売店、新聞配達員などの受取人/最終顧客との間の配布プロセスに含まれるすべての点が、印刷製品に関連するRFIDタグから少なくとも1つの固有補足情報要素及び/又はさらなる情報要素を読み取り、使用することができることをも理解することができる。したがって、たとえば、今まで新聞配達員が地区/道路情報及び/又は受取人情報を入手するために必要とした、印刷製品の山の上のカバーをなしで済ませることが可能である。カバーの代わりに、新聞配達員は、この情報を関連RFIDタグ内のメモリから読み取り、彼の配布に使用することができる。RFIDメモリ情報が、たとえば、印刷製品のパッケージの配達位置又は仮貯蔵設備に関する詳細をGPSデータの形で含む場合には、新聞配達員は、毎日ではない需要に関してさえ元の場所で彼の配布ルートを計画でき、その後、以前よりすばやくそれを実施することができる。たとえば、特に1つの地区、1つの道路、又はその一部だけに関係する配布されるべき印刷製品の場合に、これらは小さい会社によるイニシアティブなどのローカル製品情報を含むので、前記印刷製品を、それでも、好ましくは日刊新聞と一緒に、すばやく職業的に送り届けることができる。
本発明のこの実施形態は、製品上の少なくとも1つのRFIDタグが、プリントファーザプロセッシング及び/又は製品配達若しくは配布の少なくとも1つの作業ステップを制御する少なくとも1つの制御情報要素及び/又は少なくとも1つの製品情報要素を含む、方法を形成する。
本発明のさらなる特に好ましい実施形態では、固有補足情報要素の受取人は、今や、これによってRFIDタグのメモリ又は第2メモリに対する読取り動作を促すために、彼の通信手段をこのRFIDタグの動作の範囲内にもってくることができる。本実施形態のRFIDタグのメモリは、アイテムの形の固有補足情報要素を含み、このアイテムは、現在の事例では、好ましくはグラフィカルに、好ましくは携帯電話機の形の通信手段のディスプレイ上のテキスト及び/又はグラフィックスとして表示され得る。そのような固有補足情報の例として、RFIDタグは、株式市況推移に関する情報を与えられている。受取人の通信手段による読取り動作の後に、株式市況情報が、受取人の携帯電話機のディスプレイ上で再生される。当業者は、ターゲットグループ指向の宣伝のほかに、たとえばある株式交換センタでの、最新の同時に起こる推移を、印刷製品が作成された後であっても、たとえばそれが印刷製品の特定の受取人に急行輸送される直前でなければ、RFIDタグに置くことも可能である時に、そのような情報ソースの利益を理解することができる。
さらに、1つの特に好ましい実施形態では、以前に指定された受取人が、製品、好ましくは固有補足情報要素を保持するのに適するRFIDタグを有する印刷製品に関する固有補足情報要素を送ることが可能である。前の実施形態の場合と同様に、この種の固有補足情報要素の受取人は、好ましくは、彼の携帯電話機を使用して、RFIDタグと連絡を取り、RFIDタグのメモリエリアから携帯電話機又は通信手段への読取り動作を促す。固有補足情報要素自体は、好ましくは、たとえばグラフィカル宣伝及び/又はオーディオ宣伝の形或いは別のアイテムの引換券又は宣伝する顧客と連絡を取る事前にアドレス指定された要求の形の、アイテムである。1つの好ましい実施形態では、宣伝する顧客へのそのような受取通知は、ショートメッセージ(SMS)によってもたらされる。その結果、そのような受取通知の受取人(たとえば、宣伝する顧客/情報提供者)は、一方で、たとえば宣伝ギフト又は類似物の形のアイテムの配達の形で、反応を固有補足情報要素の受取人に向けることができる。
その結果、この発明的実施形態は、ディジタルアイテムが、通信手段を使用して受取人によって読み取られ、イメージ及び/又はオーディオ情報要素としてアクセス可能にされる、イメージ、テキスト、ビデオ、オーディオ、又はプログラムファイルを含む、方法を形成する。
さらなる発明的実施形態では、イメージ及び/又はオーディオ情報要素が、通信手段によって受取人から直接にアクセス可能にされ、又は、通信手段から消費者エレクトロニクス機器に電子的な形で送信され、これによって受取人からアクセス可能にされる、方法が形成される。
パッシブRFIDタグの代わりにアクティブRFIDタグが製品に付けられる場合には、当業者は、やはり、本発明の使用の拡大された分野を知ることができる。そのようなRFIDタグを設けられた印刷製品からの固有補足情報要素は、今や、それ自体が、最終顧客、受取人、販売店などの適切な通信手段と連絡を取ることができる。本発明の1つの好ましい実施形態では、固有補足情報要素の受取人は、前記情報要素をたとえばオーディオ宣伝メッセージ又はメロディの形で彼の携帯電話機で入手する。彼が宣伝メッセージを能動的に要求しなかったという事実は、驚きの効果を、したがって宣伝メッセージの有効性を、印刷製品上の印刷された宣伝メッセージと比較して何倍も高める。関連する製品のアクティブRFIDタグ上のユーザ固有補足情報というオプションを用いて、たとえば、宣伝メッセージが受取人の名前を使用して受取人に挨拶する場合に、やはり、このターゲットグループ指向の宣伝の効果を高めることが可能である。これは、完全に個別化された宣伝の方向におけるステップを実施する。
当業者は、前述の実施形態が、お互いを補って完全にすることができること、並びに/或いは固有補足情報の1つ又は複数の実施形態又は使用の形をお互いと組み合わせることができることを理解することができる。
本発明を、下で図面を参照して説明するが、図面は、単に例示的実施形態を示すものである。
本発明の第1の実施形態と一致する個別化された最終製品の生産及び配布プロセスを概略的に示す図である。 本発明のさらなる実施形態と一致する個別化された最終製品の生産及び配布プロセスを概略的に示す図であり、最終製品は、互いに異なり、情報提供者及び固有補足情報のユーザは、同一である。 本発明のさらなる実施形態と一致する個別化された最終製品の生産及び配布プロセスを概略的に示す図であり、情報提供者及び固有補足情報のユーザは、同一ではない。 受取人による固有補足情報要素の使用に関する第1オプションを概略的に示す図である。 受取人による固有補足情報要素の使用に関するさらなるオプションを概略的に示す図である。 受取人による固有補足情報要素の使用に関する別のオプションを概略的に示す図である。 受取人による固有補足情報要素の使用に関する別のオプションを概略的に示す図である。
図1に、本発明の第1実施形態を示す。生産プロセス10は、好ましくは回転法を使用して製品12を作り、その後、コンベヤ手段を使用して、これらをプロダクトファーザプロセッシングセクション20、たとえばドラムに搬送するのに使用される。製品12は、その後、印刷製品又は印刷業者の製品とも呼ばれる。好ましくは実際の生産中に、各製品は、好ましくはそれに永久的に接続されて、RFIDタグ14を設けられ、このRFIDタグ14は、情報要素及び/又は固有補足情報要素と共に、書込みステーション(図示せず)で搬送方向Fで下流に供給される。この場合に、好ましいRFIDタグ14は、プロダクトファーザプロセッシングセクションでの後続プロセスを制御するのに及び/又は製品識別に必要な情報要素を保持する第1メモリエリア16を含み、第2メモリエリア18は、1つ又は複数の固有補足情報要素を保持するのに使用される。下の記載は、主に、この1つ又は複数の固有補足情報要素の使用に関する。
よりよい概要を提供するために、図1は、搬送方向Fでの製品フロー内に1つのそれぞれの製品だけを示し、前記製品は、少なくとも配布業者22まで延びる一連の製品を表す。使用される搬送手段は、製品に応じて、たとえば、クランプコンベヤ又はラダーコンベヤ(ladder conveyor)である。プロダクトファーザプロセッシングセクション20は、なかんずく、収集デバイス、アセンブリデバイス、ホチキス止め及び切断ステーションを表す。
当業者は、個別化された最終製品23、たとえば新聞又は雑誌が、まず、中立の製品12上のRFIDタグ内の固有補足情報要素、好ましくは住所固有情報要素によって作られることを理解することができる。
配布業者22は、適切な配布デバイス及び下流サードパーティ、たとえば、同一の個別化された最終製品23をさまざまな受取人A、B、C、この場合には好ましくは最終顧客A、B、Cにさまざまな配布チャネルV1、V2、V3を介して送り届ける、新聞配達員又は契約を表す。
受取人A、B、CによるそれぞれのRFIDタグに含まれる固有補足情報要素の使用を、下で詳細に説明する。
これから図2を使用して、本発明のさらなる実施形態を説明する。この場合に、ユーザ24は、好ましくは出版社であるが、好ましくはさまざまな特定の情報要素a、b、cと共に構造的に同一のRFIDタグ14aを提供し、その結果、個別化された最終製品23a、23b、23cが作られるようにし、したがって、この個別化された最終製品23a、23b、23cは、図1を参照して説明した本発明の実施形態とは異なって、同一ではない。
この実施形態では、複数の同一の製品12’が、搬送手段(詳細には示さない)によって搬送方向Fで生産プロセスから出る。製品12’は、その後、やはり、印刷製品又は印刷業者の製品とも呼ばれる。下流方向で見ると、3つの加工ステーション28が、搬送手段に沿って配置され、前記加工ステーションは、おそらくは、複数の加工ステーションを表す。これらの加工ステーション28は、好ましくは投資者によって形成されるが、固有に別々に同一の副製品26を主製品として働く製品12’に導入する。これから、本発明のこの実施形態では、個別化が、主製品12によるのではなく、異なる固有補足情報要素a、b、cを基礎として含まれる副製品26によって提供されることがわかる。RFIDタグ14a、14b、及び14cは、好ましくは、構造的に同一のRFIDタグであり、このRFIDタグは、なんとしてでもRFIDタグ14と構造的に同一とすることができる。
図1を参照して説明した本発明の実施形態の場合と同様に、受取人A、B、Cに合わせて特に調整された個別化された最終製品23a、23b、23cは、定義された配布チャネルV1、V2、V3を介して配布業者22によってそれぞれの受取人A、B、Cに達する。好ましくは、受取人A、B、Cは、ある種の宣伝に関する同一のターゲットグループ内の複数の受取人又は最終顧客を表す。これは、たとえば、乳児商品の宣伝を、乳児を有しない受取人がこれによって悩まされることなく、家族だけに特に送り届けることができることを意味する。コストの利益及び受取人の明確に輪郭を示されたターゲットグループ(人の総数のサブグループとしてはるかにより小さい)のための効率の向上の他に、これは、リソース節約に対する大きい寄与を行うことを可能にする。
本発明の現在の実施形態では、受取人A、B、Cの副製品26は、たとえば返信用はがきの形であり、この返信用はがきは、視覚的にはお互いと異ならない。というのは、宣伝情報並びに競技及び/又は宣伝保証への参加の勧誘の他に、これらの返信用はがきが、ユーザ24、この場合には出版者24の郵便宛先だけを含むからである。
現在の事例では、受取人Aは、他の受取人又は受取人グループの代表として、出版者24との意思疎通を開始し、たとえばさらなる印刷業者の製品のお試し購読を簡単に便利に要求するために、好ましくはプレフランクされた返信用はがき26を出版者24に送り返すと判断する。出版者24への受取通知30は、この場合には郵便によって提供される。出版者24は、適切なリーダを使用して、RFIDタグ14a内にディジタルに格納された、この場合には受取人情報要素によって形成される固有補足情報要素aを読み取ることができ、受取人固有の基礎で意思疎通のさらなるステップを実行することができる。それは、固有補足情報要素a、b、cを読み取るのに適切な機器を使用しない、受取人A、B、Cの可能な固有補足情報要素a、b、c並びに返信用はがき26にアタッチされた可能なサードパーティRFIDタグ14a、14b、及び14cではないという事実は、発送人Aの匿名性を、発送人情報(すなわち、受取人A、B、Cのアイデンティティ)を保護することによって、可能な最大の範囲まで仮定することができることを意味する。
図3に示された本発明のもう1つの好ましい実施形態では、発送人24、好ましくは出版者24は、同時に、固有補足情報要素又は固有補足情報要素の値のユーザではない。個別化された最終製品の生産は、図2のそれと同一なので、詳細な説明はなしで済まされ、図2に示された本発明の実施形態に対する相違だけを説明する。この実施形態では、副製品26のRFIDタグ14a上の固有補足情報要素のユーザは、出版社24の宣伝する顧客32であり、この宣伝する顧客32は、出版社24に、RFIDタグに置かれなければならない固有補足情報要素を供給する。前記補足情報要素は、これを出版者24のデータベース36に入力する35ことによって供給され、データベース36は、今はデータベースエントリ39を有する。副製品26が作られる時に、前記データベースエントリ39は、メモリ、たとえばRFIDタグ14aの第2メモリエリア18に固有補足情報要素aとして書き込まれる。この場合に、aは、好ましくは、受取人Aのコーディングされた受取人住所である。さまざまな受取人又は受取人グループの代表として、図3は、よりよい概要を提供するために固有補足情報要素aを伴う個別化された最終製品23aの受取人Aだけを示す。この受取人Aは、たとえば郵便による、受取通知30による宣伝する顧客32との意思疎通に、好ましくはやはり返信用はがきとして指定される副製品26を使用する。宣伝する顧客32は、返信用はがき26に含まれる固有補足情報要素aを読み取るリーダを有する。この固有補足情報要素aを、コーディングを基礎として現在の形で前記宣伝する顧客によって直接に使用することはできないので、宣伝する顧客は、これを要求34の形でデータベース36に送る。データベース36では、受け取られた要求35は、コーディングされた固有補足情報要素aによって受取人Aに関連付けられ、受取人Aが宣伝する顧客32との意思疎通を開始したことの助言を含む修正されたデータベースエントリ39aが、作成され、宣伝する顧客32は、適当な受取人情報要素38を送られ、この受取人情報要素38は、好ましくは、宣伝する顧客32の将来の使用のために、受取人Aのコーディングされていない郵便宛先によって形成される。
説明したばかりの実施形態とは対照的に、受取通知30’は、本発明の1つの好ましい実施形態では、宣伝する顧客32に直接にではなく、やはり、出版者26に送られ、この出版者26は、固有補足情報要素aをRFIDタグ14aから読み取り、それ自体でこれをデータベース36に供給し、その結果、データベース36は、ユーザ/宣伝する顧客32に受取人情報要素38を与える。この実施形態では、宣伝する顧客32の作業の複雑さは、それでも比較的低い。というのは、宣伝する顧客32が、入力35によるその注文に応答して、直接に使用できる受取人情報要素38を即座に入手するからであり、これが、宣伝する顧客32にとっての付加価値である。
下の記載は、図4から7を使用して、本発明のさまざまな実施形態を基礎とする、受取人と固有補足情報要素のユーザとの間の可能な意思疎通を説明するものである。
図4は、明瞭さを改善するために、個別化された最終製品23、23aの生産プロセス及び配布プロセスを示すことをなしで済ませた。これに関する情報については、前の説明を参照する。現在の事例では、受取人Aは、好ましくは複数の受取人の代表であるが、やはり製品12、26によって宣伝する顧客32と意思疎通し、この製品12、26は、好ましくはやはりRFIDタグ14、14aの第2メモリエリア18に含まれる、固有補足情報要素と共に提供される。宣伝する顧客32は、その後、受取人Aに、実際の宣伝ギフト42の形のアイテム42を与え、このアイテム42は、好ましくは、住所固有宣伝を同封される。本発明のさらなる実施形態では、ユーザ32は、たとえば、上位の宣伝する顧客のパートナ会社であるキオスクである。そのような状況は、初めて、明白な理由から、たとえばアイスクリーム42の形の宣伝ギフトを受取人Aにキオスク32を介して与えることを実際に可能にする。アイテム42が同一の受取人に複数回与えられないようにするために、固有補足情報要素aを有するRFIDタグ14、14a内のメモリは、好ましくは、アイテムが購入される時に破壊されるか無効化される。
図5に、本発明のさらなる好ましい実施形態を示す。受取人Aは、やはり、固有補足情報要素を有する最終製品23、23aを与えられている。前の実施形態とは対照的に、受取人Aは、好ましくはやはり複数の受取人の代表であるが、実際にまず、アイテム42を楽しむために宣伝する顧客又はユーザ32と意思疎通する必要がない。というのは、RFIDタグ14、14a上の固有補足情報要素自体が、たとえば受取人Aに属する携帯電話機44の着信音42の形の実際のアイテム42(ディジタルアイテム42)であるからである。アイテム42を引き換えるために、受取人Aは、単に、彼の携帯電話機44をRFIDタグ14、14aの動作の範囲内にもってゆく必要があり、その結果、アイテム42は、好ましくは、携帯電話機44によって読取り動作46を使用してRFIDタグ14、14aから自動的に読み込まれる。
図6に、本発明のさらなる好ましい実施形態を示し、図6では、アイテム42は、やはり、受取人Aに送り届けられる最終製品23、23a上のRFIDタグ14、14aのメモリ内のディジタルアイテム42の形で存在する。前に説明した実施形態とは対照的に、ディジタルアイテム42は、可聴の性質を有するのではなく、通信手段、好ましくはやはり受取人の携帯電話機44によってグラフィカルに表示され得る。そのようなアイテム42の例として、最新株式市況情報42に言及することができ、この最新株式市況情報42を、受取人Aは、好ましくは特別な加入者として、彼の携帯電話機を使用して彼の日刊新聞の付加価値として読むことができる。その上の固有補足情報要素は、携帯電話機44のディスプレイに表示できるテキスト及び/又は1つ若しくは複数のグラフックスを含み、このグラフィックスを、さらに、オーディオ情報又はトーンシーケンスと組み合わせることができる。読取り動作46及び受取人Aのタイプに関して、前に説明した実施形態を参照する。
図7は、固有補足情報要素a、42の受取人Aが、やはり好ましくは複数の受取人を表す、本発明のさらなる好ましい実施形態を示すのに使用される。受取人Aは、ユーザ32と意思疎通するのに、受取人Aに供給された固有補足情報要素a、42を使用すると判断する。受取人Aにすばやくタイムリーな受取通知を与えるために、ディジタルアイテム42は、好ましくは、受取人Aの携帯電話機44上の事前に宛先を指定されたショートメッセージ(SMS)である。この場合に、固有補足情報要素の読取り動作46は、上で述べたように行われ、受取人Aは、好ましくは単に携帯電話機44上のコマンド「送信」によって受取通知30’’を読むことができ、これは彼にとって極端に便利である。宣伝する顧客32からの受取通知30’’が無料である場合には、意思疎通の確率も大幅に高まる。読取り動作46及び受取人Aのタイプに関して、もう一度、前に説明した実施形態を参照する。現在の例では、ユーザ32は、受取人Aにさらなるアイテム42を、今回は好ましくは実際のアイテム42の形で提供することによって、受取通知30’’に応答して意思疎通する。
10 生産プロセス
12、12’ 製品
14、14a、14b、及び14c RFIDタグ
16 第1メモリエリア
18 第2メモリエリア
F 搬送方向
20 プロダクトファーザプロセッシングセクション
22 配布業者
V1、V2、V3 配布チャネル
A、B、C 受取人
23、23a、23b、23c 個別化された最終製品
24 情報提供者、出版者
26 副製品
a、b、c 固有補足情報アイテム
28、28’、28’’ 加工ステーション
30、30’、30’’ 受取通知
32 ユーザ、宣伝する顧客
34 要求
35 入力
36 データベース
38 受取人情報要素
39、39a データベースエントリ、修正されたデータベースエントリ
40 反応、配達(送り届け)
42 アイテム
44 通信手段
46 読取り動作

Claims (24)

  1. ユーザ(32、24)と少なくとも1人の受取人(A、B、C)との間の意思疎通の方法において、電子形式で少なくとも1つの固有補足情報要素(a、b、c、42)を含む少なくとも1つのRFIDタグ(14、14a、14b、14c)を備える印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)が、前記受取人(A、B、C)に送り届けられることを特徴とする方法。
  2. 前記少なくとも1つの固有補足情報要素(a、b、c)が、ディジタル形式の受取人識別を含み、前記印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)を入手した前記受取人(A、B、C)が、さらなるステップで前記ディジタル受取人識別によって前記ユーザ(24、32)が関係する前記受取人(A、B、C)に関連付ける、前記ユーザ(32)からの反応を促す受取通知を前記ユーザ(24、32)に提供することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記受取人(A、B、C)が、RFIDタグ(14、14a、14b、14c)を含む前記印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)の送り届け後に、通信手段を用いる読取りプロセスで前記少なくとも1つの固有補足情報要素(a、b、c)を読み取り、又は、前記RFIDタグ(14、14a、14b、14c)に書き込むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの固有補足情報要素(a、b、c)が、少なくとも1つのディジタルアイテム(42)及び/又は少なくとも1つのディジタル引換券を含むことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ディジタルアイテム(42)が、前記通信手段を用いて前記受取人(A、B、C)によって読み取られ、イメージ及び/又はオーディオ情報要素としてアクセス可能にされる、イメージ、テキスト、ビデオ、オーディオ、又はプログラムファイルを含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記イメージ及び/又はオーディオ情報要素(42)が、前記通信手段によって直接に前記受取人(A、B、C)からアクセス可能にされること、又は、前記イメージ及び/又はオーディオ情報要素(42)が、前記通信手段から消費者エレクトロニクス機器へ電子形式で送信され、前記消費者エレクトロニクス機器によってアクセス可能にされることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ディジタル引換券が、前記受取人にアイテム(42)を購入する権利を与え、前記受取人(A、B、C)が、前記アイテム(42)をディジタル形式でネットワークを介して、ディジタル形式で、若しくは前記ディジタル引換券の提示の時にカウンタから実際のアイテム(42)として購入し、又は、下げられた価格で前記アイテムを購入し、又は、前記ユーザ(32)への前記引換券の受取通知の後に実際のアイテム(42)として送り届けられる前記アイテムを入手することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  8. 1回使用された前記ディジタル引換券が、前記RFIDタグ(14、14a、14b、14c)内の前記ディジタル引換券を変更することによって前記カウンタによって無効化され又は破壊されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ディジタル引換券が、個々の前記印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)との関連付けが可能であり、前記カウンタが上位制御システムに質問することによって前記購入権利を確かめ、単一の購入の後に前記上位制御システム内で前記購入権利を取り消すことを可能にする識別を含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  10. 前記受取人識別が、データベース(36)に格納された受取人プロファイルを基礎として前記RFIDタグ(14、14a、14b、14c)内のストレージの前に生成され、前記受取人プロファイルとの明示的関連付けが可能であることを特徴とする、請求項2〜10のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記ユーザ(32)への特定の受取人(A、B、C)の前記受取通知が、前記受取人識別によって受取人データベース(36)内でこの受取人(A、B、C)の前記受取人プロファイルに関連付けられ、前記受取人プロファイルに格納されることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ユーザ(32)が、出版者(24)又は出版者(24)の宣伝する顧客(32)であり、特定の受取人(A、B、C)の前記受取通知(30、30’、30’’)が、前記受取人識別によって前記データベース(36)内で受取人プロファイルに関連付けられ、前記受取人プロファイルに格納されることを特徴とする、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記宣伝する顧客(32)が、前記受取人識別を入手した後に、これを要求(34)内で前記データベース(36)に送信し、前記データベース(36)から、前記宣伝する顧客(32)が関連する受取人(A、B、C)との意思疎通を開始することを可能にする受取人情報要素(38)を入手することを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記意思疎通が、前記受取人(A、B、C)へのディジタルアイテム(42)又は実際のアイテム(42)の送り届け(40)、競技の参加者として前記受取人(A、B、C)を含めること、あるさらなるアイテム又は実際のアイテムを購入する時の値下げ又は特別割引の権利、イベントへの無料入場の賞、又はボーナスポイントの振込という群から選択される反応(40)を含むことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記通信手段が、移動無線プロトコル、Bluetooth、ISO/IEC 14443、ISO/IEC15693、又はNFC仕様というプロトコルのうちの少なくとも1つを基礎とする通信が可能な送受信ユニットを含むことを特徴とする、請求項3〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記RFIDタグ(14、14a、14b、14c)が、移動無線プロトコル、Bluetooth、ISO/IEC 14443、ISO/IEC15693、又はNFC仕様というプロトコルのうちの少なくとも1つを基礎とする通信が可能であることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記RFIDタグ(14、14a、14b、14c)が、プリントファーザプロセッシング中、好ましくはパッケージング又は送り届けの直前に、前記少なくとも1つの固有補足情報要素をそれに書き込まれることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)が、少なくとも1つの主製品(12)及び1つ又は複数の副製品(26)を含むマルチパート印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)であり、前記主及び/又は副製品のうちの少なくとも1つ、特にインサート、郵便はがき、及び/又は宣伝サンプルが、前記少なくとも1つのRFIDタグ(14、14a、14b、14c)を設けられることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記マルチパート印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)が、受取人のために個別に編集された印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)であり、前記RFIDタグ(14、14a、14b、14c)内の前記固有補足情報要素が、受取人固有補足情報要素(a、b、c)であることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 製品識別を有する少なくとも1つのRFIDタグ(14、14a、14b、14c)が、前記印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)のカバー上に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  21. 前記ユーザ(32)が、出版者(32)であり、前記受取人(A、B、C)が、売れ残りの印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)の証拠として、前記RFIDタグ(14、14a、14b、14c)を伴う、前記印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)又はそれから分離されたカバーを前記ユーザ(32)に返品する販売店であり、前記RFIDタグ(14、14a、14b、14c)内の前記受取人識別(38)は、前記ユーザ(32)が前記返品を前記受取人(A、B、C)に関連付けることを可能にすることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 製品(12、23、23a、23b、23c、26)の少なくとも1つのRFIDタグ(14、14a、14b、14c)が、プリントファーザプロセッシング(20)及び/又は製品の送り届け(V1、V2、V3)の少なくとも1つの作業ステップを制御する少なくとも1つの制御情報要素及び/又は少なくとも1つの製品情報要素を含むことを特徴とする、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 少なくとも1つのRFIDタグ(14、14a、14b、14c)を具備する印刷製品(12、23、23a、23b、23c、26)において、前記少なくとも1つのRFIDタグ(14、14a、14b、14c)が、移動無線プロトコル、Bluetooth、RFID(標準規格)というプロトコルのうちの少なくとも1つを基礎とする通信が可能であり、ディジタル形式の少なくとも1つの固有補足情報要素を備えることを特徴とする印刷製品。
  24. 請求項1〜22のいずれか一項に記載の方法を実行するシステム。
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