JP2010530399A - キサンタンガム及びフッ化ナトリウムを含む口内洗浄組成物 - Google Patents

キサンタンガム及びフッ化ナトリウムを含む口内洗浄組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2010530399A
JP2010530399A JP2010512674A JP2010512674A JP2010530399A JP 2010530399 A JP2010530399 A JP 2010530399A JP 2010512674 A JP2010512674 A JP 2010512674A JP 2010512674 A JP2010512674 A JP 2010512674A JP 2010530399 A JP2010530399 A JP 2010530399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluoride
xanthan gum
composition
enamel
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010512674A
Other languages
English (en)
Inventor
リッペルト,フランク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glaxo Group Ltd
Original Assignee
Glaxo Group Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glaxo Group Ltd filed Critical Glaxo Group Ltd
Publication of JP2010530399A publication Critical patent/JP2010530399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/19Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
    • A61K8/20Halogens; Compounds thereof
    • A61K8/21Fluorides; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • A61K31/715Polysaccharides, i.e. having more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages; Derivatives thereof, e.g. ethers, esters
    • A61K31/716Glucans
    • A61K31/723Xanthans
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K33/00Medicinal preparations containing inorganic active ingredients
    • A61K33/16Fluorine compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K45/00Medicinal preparations containing active ingredients not provided for in groups A61K31/00 - A61K41/00
    • A61K45/06Mixtures of active ingredients without chemical characterisation, e.g. antiphlogistics and cardiaca
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/02Stomatological preparations, e.g. drugs for caries, aphtae, periodontitis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

キサンタンガム及びアルカリ金属フッ化物を含み、歯へのフッ化物の取り込みを促進し、酸侵攻に対して保護を提供する酸性口内洗浄剤が記載されている。
【選択図】 なし

Description

本発明は、キサンタンガム及びフッ化物イオン源を含む酸性口腔ケア口内洗浄組成物に関する。かかる口腔組成物中のキサンタンガムによって、歯へのフッ化物の取り込みが促進され、エナメル質を強化・硬化し、酸の侵攻から歯を保護する。
かかる組成物は、う蝕から歯を保護する際に使用される。かかる組成物はまた、歯の侵食及び/又は歯牙摩耗に対抗する(即ち、予防、抑制及び/又は治療を補助する)際にも使用される。
歯のミネラルは主に、カルシウムヒドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2)からなり、部分的に炭酸又はフッ化物等のアニオン及び亜鉛又はマグネシウム等のカチオンで置換されている場合もある。歯のミネラルは、リン酸オクタカルシウム及び炭酸カルシウム等の非アパタイトミネラル相を含む場合もある。
歯の損失はう蝕が原因で起こり得、う蝕は多因子疾患であり、乳酸等の細菌由来の酸が歯表面下の脱灰化を生じさせ、十分に再石灰化しないで進行性の組織損失が起こり、最終的にう窩が形成される。プラークバイオフィルムはう蝕が生じるための必要条件であり、スクロース等の容易に発酵し得る糖質のレベルが長時間上昇していると、ストレプトコッカス・ミュータンス等の酸産生菌が病原となる場合もある。
病変の無い場合でさえ、歯牙硬組織の損失は、酸による侵食及び/又は物理的歯牙摩耗(tooth wear)のために生じ得、これらの過程は相乗的に作用すると考えられている。歯牙硬組織が酸に曝されることにより脱灰が生じ、表面が軟化し、ミネラル密度が減少する。正常な生理的条件下では、脱灰化した組織は唾液の再石灰化効果により自己修復する。唾液はカルシウムやリン酸で過飽和されており、健康な個体において唾液の分泌は酸の侵攻を洗い流す作用があり、ミネラルが沈着するのに有利な方向に平衡を変化させるようにpHを上昇させる。
歯牙侵食(dental erosion) (即ち、酸侵食(acid erosion)又は酸摩耗(acid wear))は脱灰を伴い、細菌由来ではない酸による歯の表面の完全な溶解が最終的に生じる表面現象である。最も一般的には、酸は飲食物由来のものであり、例えば、果実又は炭酸飲料由来のクエン酸、コーラ飲料由来のリン酸及びビネグレット由来の酢酸等である。歯牙侵食は、胃で産生される塩酸に繰り返し接触することが原因となる場合もあり、その塩酸は、胃食道逆流等の不随意応答、又は過食症患者が経験するような誘導応答により口腔に流入する場合がある。
歯牙摩耗(即ち、物理的な歯牙摩耗)は、咬耗(attrition)及び/又は磨耗(abrasion)によって起こる。咬耗は、歯の表面が互いに擦れ合う場合に生じ、二体摩耗の一形態である。よくある酷い例は、強い力を歯に加えて擦りつける癖である歯ぎしりをする者で観察され、特に咬合面の急速な摩耗によって特徴付けられる。磨耗は典型的には三体摩耗の結果生じ、最もよく見られる例は歯磨きによるブラッシングに関連するものである。十分に石灰化したエナメル質の場合、市販の歯磨きによって生じる摩耗の度合いは小さく、ほとんど又は全く臨床的症状は見られない。しかしエナメル質が侵食的侵攻(erosive challenge)に曝されることで脱灰し軟化している場合、エナメル質は歯牙摩耗に対してより感受性になる。象牙質はエナメル質よりずっと軟らかく、従って摩耗に対してより感受性が強い。象牙質が露出している者は、アルミナを主成分とするもののような高磨耗性の歯磨きの使用を避けるべきである。また、侵食的侵攻による象牙質の軟化は、摩耗に対する組織の感受性を増加させる。
象牙質は、通常生体内でその位置により、即ち歯冠と歯根でそれぞれエナメル質又はセメント質によって覆われている生活組織である。象牙質はエナメル質よりもずっと多くの有機成分を有し、その構造は象牙質−エナメル質又は象牙質−セメント質の接合部表面から象牙芽細胞/歯髄界面まで通る、流動体で満たされている細管(fluid-filled tubules)の存在によって特徴付けられる。広く受け入れられているように、象牙質過敏性の原因は、露出した細管中の流体流動の変化に関連し(流体力学理論)、その変化によって象牙芽細胞/歯髄界面の近傍にあると考えられている機械受容器が刺激される。象牙質は一般に、スメア層、即ち象牙質自体に由来するミネラル及びタンパク質から主に構成されるが唾液由来の有機成分も含む閉塞性混合物で覆われているため、必ずしも全ての露出している象牙質が感受性であるわけではない。時間とともに、細管の管腔は石灰化した組織で徐々に閉塞される可能性がある。歯髄の外傷又は化学的刺激に応答して修復象牙質が形成されることもよく報告されている。にもかかわらず、侵食的侵攻によってスメア層及び細管の「栓」が除去される可能性があり、外へ向かう象牙質流体流動が生じ、象牙質は熱さ、冷たさや圧力等の外的刺激にいっそう感受性となる可能性がある。また、既に述べた通り、侵食的侵攻によって象牙質表面は摩耗にもいっそう感受性になりうる。さらに象牙質過敏性は露出した細管の直径が増大するにつれて悪化し、細管は象牙芽細胞/歯髄界面の方向に向かって進むにつれて直径が増大するので、進行性の象牙質摩耗は、特に象牙質摩耗が急速な場合に過敏性を増加させる。
保護的なエナメル質層が侵食及び/又は酸を介する摩耗によって損失すると、その下の象牙質が露出するので、象牙質過敏性の進行の第一病因となる。
食事由来の酸の取り込みが増加し、また正規の食事時間から外れると、歯の侵食や歯牙摩耗の発生増加を伴うとされている。この点から見て、歯の侵食や歯牙摩耗を防止するのを補助し、う蝕から歯を保護することができる口腔ケア組成物は有益であろう。
口腔ケア組成物は、歯の再石灰化を促進し、歯牙硬組織の酸耐性を増強させるフッ化物イオン源を含む場合が多い。効果的であるためには、フッ化物イオンは処置する歯牙硬組織への取り込みに利用できなければならない。
国際公開第2000/13531号(SmithKline Beecham)には、酸蝕症防止剤として口内洗浄剤等の酸性組成物に粘性調節ポリマーを使用し、その組成物のpHはpH4.5以下であることが記載されている。粘性調節ポリマーは例えば、アルギン酸塩、キサンタン及びペクチン等の多糖である。フッ化物イオン源と共にかかるポリマーを含む口内洗浄組成物は開示されていない。
国際公開第2004/054529号(Procter & Gamble)には、高分子ミネラル表面活性剤(例えばポリリン酸塩、ポリホスホン酸塩又はポリカルボン酸塩)及び/又は場合によってフッ化物イオン源と共に、スズ、亜鉛及び銅から選択される金属イオン源を含む口腔ケア組成物を投与することを含む、歯牙酸蝕症に対して歯を保護する方法が記載されている。かかる組成物のpHは、約4〜約10、好ましくは約4.5〜約8、より好ましくは約5.5〜約7であり得ることが記載されている。特許請求されているポリマーのいずれかが口内組成物からのフッ化物の摂取を促進できることについては、一切示唆されていない。
国際公開第2004/054531号(Procter & Gamble)には、フッ化物イオン源と共にポリマーを含む特殊なホスホン酸塩を含む口腔ケア組成物を投与することによって、歯のフッ化物添加及び再石灰化を促進する方法が記載されている。かかる組成物のpHは、約4〜約10、好ましくは約4.5〜約8、より好ましくは約5.5〜約7であり得ることが記載されている。
米国特許第4540576 号明細書(Johnson & Johnson)には、pH約6〜約8を有し、増粘剤としてキサンタンガム及びアクリル酸ポリマーの可溶性塩の混合物を含む、中性局所フッ化ナトリウムゲルが記載されている。
仏国特許出願公開第2755010号明細書には、フッ化物の有効性を上げるために、フッ化物、カルボキシル化されたビニルポリマー及びキサンタンガムの組み合わせを含む口腔ケア組成物の使用が記載されている。かかる組成物のpHは5.0より高くなるべきではないと示唆されていない。
国際公開第01/66074号(Colgate) には、一層がアルカリ性でフッ化物イオンを含み、もう片方の層が酸性でリン酸イオンを含み、使用前に混合することで、酸性のリン酸フッ化組成物(pH4〜6)を提供する二成分性歯磨剤が記載されている。酸性pHの歯磨剤を送達することによって、歯牙エナメル質中へのフッ化物イオンの取り込みが促進され得ることが示唆されている。かかる歯磨剤は、キサンタンガム又はカルボキシメチルセルロースナトリウム等の天然ガム又は合成ガムを含む種々の有機増粘剤で粘性を高めることができる。かかる増粘剤がフッ化物の取り込みを促進できることについては示唆されていない。
国際公開第04/012693号(Colgate) には、増大した脱感作、並びに増大した歯牙フッ素添加、及びフッ化物イオンとカリウム塩を併せることによっておそらく達成される再石灰化の作用を有し、pH 7.5〜9の、アルカリ金属リン酸塩で緩衝化されている歯科用組成物が記載されている。
国際公開第2004/054530号(Colgate) には、中程度の粘性を有し、キサンタンガムや増粘用シリカを含む種々の薬剤で増粘化できる液性歯磨剤を適用することによってフッ化物の取り込みを最適にする方法が記載されている。より高い粘性を有する標準的な歯磨剤と比較して、その液性歯磨剤はより効果的なフッ化物の送達を提供できることが記載されている。その液性歯磨剤のpHを5より高くするべきではないことについては示唆されていない。
国際公開第2006/013081号(Glaxo Group Ltd)には、ポリビニルピロリドン又はその誘導体、陰イオン性粘膜接着ポリマー、例えばセルロースガム、サッカリドガム又はポリアクリル酸、及び場合によってはフッ化物イオン源を含む、口腔乾燥症(ドライマウス)を治療する口腔ケア組成物が記載されている。かかる組成物は、典型的に約pH5〜10、より好ましくはpH5.5〜8に亘る、経口許容可能なpHを有することが記載されている。かかる組成物がフッ化物の取り込みを促進する可能性については示唆されていない。
国際公開第2000/13531号 国際公開第2004/054529号 国際公開第2004/054531号 米国特許第4540576 号明細書 仏国特許出願公開第2755010号明細書 国際公開第04/012693号 国際公開第2004/054530号 国際公開第2006/013081号
本発明は、アルカリ金属フッ化物を含む口腔ケア口内洗浄組成物中に最大で0.1重量%のキサンタンガムを配合することによって、口内洗浄組成物のpHが5.0よりも高くない場合に、歯牙エナメル質中へのフッ化物イオンの取り込みが有利に促進されるという発見に基づいている。
フッ化物の取り込みに関する最大で0.1重量%のキサンタンガムの有利な効果は、pHが5.0よりも高い口内洗浄組成物においては観察されない。さらに、キサンタンガムを含むがフッ化物イオン源を有さない口内洗浄組成物は、後の侵食的侵攻から歯を保護しないようであり、このことは、国際公開第2004/054529号が種々のポリマーはコートすることで酸蝕から歯を保護することができると示唆したことに反して、キサンタンガムは表面保護コーティングを提供するように作用していないことを示唆する。
従って、本発明は0.001〜0.1重量%のキサンタンガム及びアルカリ金属フッ化物を含み、pHが5.0以下である口腔ケア口内洗浄組成物を提供する。
かかる組成物は、歯へのフッ化物の取り込みを促進し、酸の侵攻から歯を保護するのに利用できる。
かかる組成物は、う蝕から歯を保護するのに利用できる。
かかる組成物は、歯の侵食及び/又は歯牙摩耗に対して利用できる。
後述の実施例の研究1で得られた結果を示すグラフ1。 後述の実施例の研究2で得られた結果を示すグラフ2。 後述の実施例の研究3で得られた結果を示すグラフ3。 後述の実施例の研究3で得られた結果を示すグラフ4。
キサンタンガムは全組成物のうち0.001〜0.1重量%、例えば0.005〜0.05重量%、又は0.01〜0.02重量%の量で含まれ得る。
アルカリ金属フッ化物の例としては、例えば、最大12500ppmのフッ化物イオン、好適には25〜3500pm、例えば100〜1500ppmのフッ化物イオンを提供する量のフッ化ナトリウム又はフッ化カリウムがある。
好適には、アルカリ金属フッ化物は、100〜1500ppm、例えば200〜500ppmのフッ化物イオンを提供する量のフッ化ナトリウムである。
口腔ケア組成物のpHは、3.0〜5.0、典型的には4.0〜5.0、例えば4.0〜4.6が適しており、酸(例えば安息香酸又は塩酸等)又は酸緩衝剤(例えば安息香酸/安息香酸ナトリウム緩衝剤)等のpH調整剤を含ませることによって調節することができる。
本発明の組成物は、象牙質過敏症に対する脱感作剤をさらに含んでもよい。脱感作剤は例えば、国際公開第02/15809号に記載されているような、細管遮断剤又は神経脱感作剤及びそれらの混合物である。好適な脱感作剤には、塩化ストロンチウム、酢酸ストロンチウムもしくは硝酸ストロンチウム等のストロンチウム塩、又はクエン酸カリウム、塩化カリウム、重炭酸カリウム、グルコン酸カリウム及び特に硝酸カリウム等のカリウム塩が含まれる。
カリウム塩の脱感作量は、一般的に全組成物の2〜8重量%であり、例えば5重量%の硝酸カリウムを使用することができる。
本発明の組成物は、目的に応じて口腔ケア組成物の技術分野で通常使用されるものから選択される増粘剤、界面活性剤、保湿剤、香味剤、甘味剤、乳白剤又は着色剤、保存剤及び水等の適切な配合剤を含んでもよい。
キサンタンガムは増粘剤の役割をし得るので、本発明の組成物において唯一の増粘剤として含まれることが適している。
本発明の組成物で使用する好適な保湿剤としては、グリセリン、ソルビトール、キシリトール、イソマルト、プロピレングリコールもしくはポリエチレングリコール、又はそれらの混合物があり、保湿剤は5〜70%で存在し得る。
本発明で使用する好適な界面活性剤としては、ポリエチレングリコール(PEG)、水素化ヒマシ油、ソルビタンエステル又はポリエチレン−ポリプロピレントリブロックコポリマー(例えばポロキサマー(TM))がある。
本発明で使用する組成物は、構成成分を適切な相対量にて、便利な任意の順序で混合し、必要に応じてpHを所望の値になるよう調節することによって調製することができる。
本発明はまた、上記で定義した有効量の組成物をそれを必要とする個体に適用することを含む、歯へのフッ化物の取り込みを促進し、酸侵攻から保護する方法も提供する。
本発明は、フッ化物の有効性を評価する以下の研究で検証する実施例及び比較例によってさらに実証される。
研究1:エナメル質におけるフッ化物の取り込み(Enamel Fluoride Uptake:EFU)
インビトロの本研究の目的は、初期エナメル質損傷へのフッ化物の取り込みを促進することについて、6種の口内洗浄液の効果を判定することであった。口内洗浄剤の詳細は以下の通りであった。
Figure 2010530399
実施例1は、pH4.5を有し、キサンタンガム及びフッ化物源としてフッ化ナトリウムを含む、本発明の口内洗浄組成物を記載する。比較例A〜Eは、キサンタンガムを含まず、及び/又はpHが5よりも高い、本発明の範囲から外れている例である。
試験手順は、FDA基準の試験方法第40番を改変したものであり、pH5.0でヒドロキシアパタイト(HAP)により50%飽和している0.1M乳酸及び0.2%カーボポール907の溶液を使用して形成するう蝕様(表面下)損傷を形成することを含む。
標本調製
健康なヒトの歯を選択し、付着している軟組織の全てを除去した。中空−コアダイアモンドドリルビットを使用して、唇側面へ垂直に切断することによって各歯から直径3mmのエナメル質の芯を調製した。標本の過熱を防止するために水中で調製を行った。メタクリル酸メチルを使用したアクリル棒(直径1/4インチ×長さ2インチ)の端に各標本を埋め込んだ。過剰なアクリルはエナメル質表面が露出するよう切り取った。そのエナメル質標本を、600グリットウェット/ドライペーパーで10分間研削し、マイクロ−ファインガンマアルミナで45分間研磨した。得られた標本は、露出したエナメル質表面を除いてアクリルにより全て覆われた直径3mmのディスクであった。
亀裂、露出した象牙質及び損傷についてエナメル質標本を10倍の拡大鏡により目視で検査した。これらのいずれかの不備を含む標本は採用しなかった。この研究では、1グループ当たり12個の標本を用いた。標本は無作為に番号付けし、試験する順番でそれらの番号ごとにグループに分けた(例えばグループ1は1〜12、グループ2は13〜24等)。
処理前の(固有の(indigenous))フッ化物の測定
0.5mLの1M HClO4中で各エナメル質の標本を15秒間脱灰化した。その際、標本が上下に動くほど脱灰化溶液を続けて撹拌した。脱灰化した後直ちに、脱イオン水で標本を完全に洗浄した。続いて、全イオン強度緩衝剤(TISAB)II(0.25 mLの試料、0.5 mL TISAB II及び0.25mL 1N NaOH)で各溶液の試料を緩衝化し、同様に調製した検量線(1mL標準液+1mL TISAB II)と比較してフッ化物含有量を測定した。15秒間の脱灰工程で除去されたエナメル質の量を計算するために、脱灰化溶液のカルシウム量を原子吸光によって測定した(0.05mLの試料、1mL LaCl3及び4.95mL脱イオン水)。これらの結果から、処理前の(固有の)各標本のフッ化物レベルを計算した。
表面下のう蝕様損傷の作成
脱灰化した層を除去するため、10秒間だが上記のように標本を再度研削し、45分間研磨した。初期のう蝕様損傷は、0.1M 乳酸/0.2%カーボポール907/HAP溶液中に各標本を24時間、37℃で入れることによって形成させた。こうして脱灰化した後、標本を脱イオン水で完全に洗浄し、使用するまで相対湿度100%で保管した。
処理
割り当てた25mLの口内洗浄剤を一定に撹拌しながら(100rpm)、室温にて標本を30分間浸した。処理後、標本を脱イオン水で完全に洗浄した。
処理後のフッ化物測定
0.5mLの1M HClO4中で標本を15秒間再度脱灰化し、得られた溶液のフッ化物及びカルシウムの含有量を上記の通り分析した。これらのデータから、処理後の各標本のフッ化物レベルを計算した。
データ管理及び解析
各標本の処理前の(固有の)フッ化物レベルを処理後のレベルから差し引き、試験処理でエナメル質によって摂取されたフッ化物(フッ化物取り込み)の量を決定した。
データは一元配置分散分析モデルを用いて解析した(Sigma Stat (3.0) Software)。データはさらに、全てを一対ずつ比較して解析した(Student-Newman-Keuls法)。全解析は0.05未満の有意水準で行った。
結果
下記の表2及び図1に結果を示す。
Figure 2010530399
実施例1の処理(pH4.5 XG)は、キサンタンガムを除いて同じ組成(pH4.5)である比較例Aよりも統計的に有意なより高いEFUを示し、比較例B〜Eと比較しても同様に高い値を示した。図1より、pH5.5及びpH7.0における口内洗浄組成物中のキサンタンガムは統計的に有意なEFUの改善を示さなかったことは明らかである。
研究2:う蝕侵攻に対するフッ化物の有効性の評価におけるエナメル質硬度の測定の際の微小押し込み(microindentation)
う蝕侵攻から歯を保護する口内洗浄組成物(実施例1及び比較例A〜E)のフッ化物の有効性を調べるために、シンプルなインビトロモデルを開発した。研磨した牛のエナメル質試料を口内洗浄剤で2分間処理し、続いて直ちに静止条件下において乳酸緩衝剤で5時間処理した。乳酸緩衝剤の組成を下記表3に示す。
Figure 2010530399
口内洗浄剤処理の可能なう蝕保護効果を測定するために、処理前及び後の表面微小硬度(surface microhardnness:SMH)の変化を使用した。
研磨した牛のエナメル質試料は、約2x2mmの小片に牛の歯を切り分け、エポキシ樹脂(Stycast 1266, Hitek)に埋め込むことによって調製し、最大で4000グリットのシリコンカーバイドディスク(Kemet)を用いてラップ盤上で鏡のように平坦に研磨した。1つの歯当たり約15〜25個の試料を調製した。試料は試験前まで水道水中で保管した。
各実験のため、ビッカース微小硬度計(Struers)を用いてエナメル質試料の基準表面微小硬度(VHN:Vickers Hardness Number(ビッカース硬度数))を調べた。15秒の保持時間で1.961Nの荷重を行い、1試料当たり6回の押し付け(indentation)を行った。その後、それらの平均基準VHNに基づき試料を処理群に無作為に分けた。
口内洗浄剤処理のため、1試料当たり4mLの試験用口内洗浄組成物を含む5mLビーカーを1つ用意した。それらのビーカー中に試料を2分間入れた。脱イオン水(DI)で試料を洗浄し、直ちに次の処理を行った。
う蝕侵攻のため、1試料当たり10mLの乳酸緩衝剤を含む10mLビーカーを1つ用意した。それらのビーカー中に試料を入れ、撹拌せずに5時間静置した。その後、脱イオン水で試料を洗浄し、乾燥させた。
口内洗浄剤及び乳酸緩衝剤の処理は、周囲条件下で行った。
続いて、上記のようにSMHについて標本を再度測定した。各実験について、信頼水準95%で一元配置分散分析を使用した。統計的に均一な群を同定するために、信頼水準95%で多重範囲検定(フィッシャーの最小有意差法)を行った。
微小押し込み法により、以下の結果を得た。表4、図2で「未処理」−基準VHN、「脱灰化」−う蝕侵攻後のVHN。図2でn=8、基準VHNはより明確にするために省略した。
Figure 2010530399
実施例1(pH4.5 XG)の処理は、キサンタンガムを除いて同じ組成(pH4.5)である比較例Aよりも統計的に有意なより優れた脱灰化保護を示し、比較例B〜Eと比較しても同様であった。表4及び図2より、pH5.5及びpH7.0における口内洗浄組成物中のキサンタンガムは統計的に有意な脱灰化保護の改善を示さなかったことも明らかである。
研究3:侵食的侵攻に対するフッ化物の有効性の評価におけるエナメル質硬度の測定の際の微小押し込み
歯の侵食から歯を保護する口内洗浄組成物のフッ化物の有効性を調べるために、シンプルなインビトロモデルを開発した。研磨した牛のエナメル質試料を口内洗浄剤で2分間処理し、続いて直ちに静止条件下で人工オレンジジュース(1%クエン酸、pH3.75)により20分間処理した。口内洗浄剤処理の可能な侵食保護効果を測定するために、処理前及び後の表面微小硬度の変化を使用した。
研磨した牛のエナメル質試料は、約2x2mmの小片に牛の歯を切り分け、エポキシ樹脂(Stycast 1266, Hitek)に埋め込むことによって調製し、最大で4000グリットのシリコンカーバイドディスク(Kemet)を用いてラップ盤上で鏡のように平坦に研磨した。1つの歯当たり約15〜25個の試料を調製した。試料は試験前まで水道水中で保管した。
各実験のため、ビッカース微小硬度計(Struers)を用いて基準表面微小硬度(VHN:Vickers Hardness Number (ビッカース硬度数))についてエナメル質試料を調べた。15秒の保持時間で1.961Nの荷重を行い、1試料当たり6回の押し付けを行った。その後、平均基準VHNに基づき試料を処理群に無作為に分けた。
口内洗浄剤処理のため、1試料当たり4mLの試験用口内洗浄組成物を含む5mLビーカーを1つ用意した。それらのビーカー中に試料を2分間置いた。脱イオン水で試料を洗浄し、直ちに次の処理を行った。
人工オレンジジュース(脱イオン水中の1%クエン酸一水和物、KOHでpH3.75に調整)による処理のため、1試料当たり10mLの人工オレンジジュースを含む10mLビーカーを1つ用意した。それらのビーカー中に試料を入れ、撹拌せずに20分間静置した。その後、脱イオン水で試料を洗浄し、乾燥させた。
口内洗浄剤及び人工オレンジジュースの処理は、周囲条件下で行った。
続いて、上記のようにSMHについて試料を再度測定した。各実験について、信頼水準95%で一元配置分散分析を使用した。統計的に均一な群を同定するために、信頼水準95%で多重範囲検定(フィッシャーの最小有意差法)を行った。
試験した口内洗浄組成物の詳細な組成を下記表5に示す。
Figure 2010530399
実施例2〜4は、pH4.5を有し、キサンタンガム及びフッ化物源としてフッ化ナトリウムを含む、本発明の口内洗浄組成物について記載する。
侵食的侵攻から歯牙エナメル質を保護する性能を評価するために、実施例2〜4を比較例F〜J(フッ化物イオン源含まず、及び/もしくはキサンタンガムを含まず、並びに/又はpHが5より高く、本発明の範囲から外れている)と比較した。
pH及びキサンタンガムがフッ化物の有効性に及ぼす効果
微小押し込み法により、以下の結果を得た。表6及び図3は、pH及びキサンタンガムが、侵食的侵攻から歯を保護する口内洗浄剤を含むフッ化物の性能に及ぼす効果について記載する。図3でn=6、基準VHNはより明確にするために省略した。
Figure 2010530399
図3より、pH4.5の口内洗浄組成物(比較例G:pH4.5−F+XG)におけるフッ化物のない場合のキサンタンガム自体は、後の侵食的侵攻から歯を保護せず、キサンタンガムを除いた同じ組成物より直接的な効果を有さないようであった(比較例F:pH4.5−F−XG)。一方、pH4.5のフッ化物及びキサンタンガムの組み合わせ(実施例3:pH4.5+F+XG)は、フッ化物それ自体(比較例H:pH4.5+F−XG)よりも後の酸蝕から統計的に有意に優れて歯を保護した。キサンタンガム−フッ化物口内洗浄組成物のpH4.5からpH5.5又は6.5への増加は、有効性を減少させた(比較例I:pH5.5+F+XG及び比較例J:pH6.5+F+XG)。
キサンタンガム濃度がフッ化物の有効性に及ぼす効果
表7及び図4は、侵食的侵攻から歯を保護するために400ppmのフッ化物をpH4.5で調合した場合の、キサンタンガム濃度の効果を調べるために調製した組成物(実施例2〜4)の結果について記載する。図4でn=5、基準VHNはより明確にするために省略した。
Figure 2010530399
表7及び図4より、いずれの組成物間においても統計的に有意な差は無かったが、より高いキサンタンガム濃度が明確に有利となる傾向の差が見られた(図4において、実施例2、3及び4はそれぞれ、「0.01%XG」、「0.05%XG」、「0.1%XG」に対する)。

Claims (7)

  1. 0.001〜0.1重量%のキサンタンガム及びアルカリ金属フッ化物を含み、pHが5.0以下である口腔ケア口内洗浄組成物。
  2. キサンタンガムが全組成物の0.005〜0.05重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  3. アルカリ金属フッ化物がフッ化ナトリウム又はフッ化カリウムである、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. アルカリ金属フッ化物が、100〜1500ppmのフッ化物イオンを提供する量のフッ化ナトリウムである、請求項3に記載の組成物。
  5. pHが4.0〜5.0である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 脱感作剤をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に規定した有効量の組成物を、それを必要とする個体に適用することを含む、歯へのフッ化物の取り込みを促進し、酸侵攻に対して保護を提供する方法。
JP2010512674A 2007-06-21 2008-06-18 キサンタンガム及びフッ化ナトリウムを含む口内洗浄組成物 Pending JP2010530399A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0712113.0A GB0712113D0 (en) 2007-06-21 2007-06-21 Novel composition
PCT/EP2008/057677 WO2008155345A1 (en) 2007-06-21 2008-06-18 Mouthwash composition comprising xanthan gum and sodium fluoride

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010530399A true JP2010530399A (ja) 2010-09-09

Family

ID=38352724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010512674A Pending JP2010530399A (ja) 2007-06-21 2008-06-18 キサンタンガム及びフッ化ナトリウムを含む口内洗浄組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20100260692A1 (ja)
EP (1) EP2167020A1 (ja)
JP (1) JP2010530399A (ja)
AU (1) AU2008265190A1 (ja)
GB (1) GB0712113D0 (ja)
WO (1) WO2008155345A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217381A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Nisshin Pet Food Kk ドライペットフード
JP2016509054A (ja) * 2013-02-26 2016-03-24 ジョンソン・アンド・ジョンソン・コンシューマー・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Consumer Inc. 口腔ケア組成物

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0822434D0 (en) 2008-12-09 2009-01-14 Glaxo Group Ltd Novel use
NO339503B1 (no) 2014-06-18 2016-12-19 Meda Otc Ab Sammensetning for forebygging eller behandling av dental erosjon

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5944307A (ja) * 1982-08-02 1984-03-12 ジヨンソン・アンド・ジヨンソン・デンタル・プロダクツ・カンパニ− 増粘した水性フツ化ナトリウム組成物
JPS60233008A (ja) * 1984-04-18 1985-11-19 ジヨンソン・アンド・ジヨンソン 口腔衛生組成物
JPH06509013A (ja) * 1991-07-18 1994-10-13 ジレット、カナダ、インコーポレーテッド 歯科治療用トレイ
JPH10503196A (ja) * 1994-07-25 1998-03-24 ワーナー−ランバート・コンパニー 殺菌性歯磨き
FR2755010A1 (fr) * 1996-10-30 1998-04-30 Sara Lee De Nv Produit de soins buccaux
JP2001500144A (ja) * 1996-09-12 2001-01-09 スミスクライン・ビーチャム・コンシューマー・ヘルスケア・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 再石灰化組成物
WO2001066074A2 (en) * 2000-03-06 2001-09-13 Colgate-Palmolive Company Dual component dentifrice composition for fluoridating teeth
JP2002104948A (ja) * 2000-07-24 2002-04-10 Kao Corp 口腔用組成物

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4540576A (en) * 1982-08-02 1985-09-10 Johnson & Johnson Dental Products Company Neutral topical sodium fluoride gel
US4627977A (en) * 1985-09-13 1986-12-09 Colgate-Palmolive Company Anticalculus oral composition
US5256401A (en) * 1987-01-30 1993-10-26 Colgate-Palmolive Company Antibacterial antiplaque mouthwash composition
JPH06502141A (ja) * 1990-10-25 1994-03-10 ザ ブーツ カンパニー ピーエルシー 口内洗浄剤

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5944307A (ja) * 1982-08-02 1984-03-12 ジヨンソン・アンド・ジヨンソン・デンタル・プロダクツ・カンパニ− 増粘した水性フツ化ナトリウム組成物
JPS60233008A (ja) * 1984-04-18 1985-11-19 ジヨンソン・アンド・ジヨンソン 口腔衛生組成物
JPH06509013A (ja) * 1991-07-18 1994-10-13 ジレット、カナダ、インコーポレーテッド 歯科治療用トレイ
JPH10503196A (ja) * 1994-07-25 1998-03-24 ワーナー−ランバート・コンパニー 殺菌性歯磨き
JP2001500144A (ja) * 1996-09-12 2001-01-09 スミスクライン・ビーチャム・コンシューマー・ヘルスケア・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 再石灰化組成物
FR2755010A1 (fr) * 1996-10-30 1998-04-30 Sara Lee De Nv Produit de soins buccaux
WO2001066074A2 (en) * 2000-03-06 2001-09-13 Colgate-Palmolive Company Dual component dentifrice composition for fluoridating teeth
JP2002104948A (ja) * 2000-07-24 2002-04-10 Kao Corp 口腔用組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217381A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Nisshin Pet Food Kk ドライペットフード
JP2016509054A (ja) * 2013-02-26 2016-03-24 ジョンソン・アンド・ジョンソン・コンシューマー・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Consumer Inc. 口腔ケア組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP2167020A1 (en) 2010-03-31
WO2008155345A1 (en) 2008-12-24
AU2008265190A1 (en) 2008-12-24
GB0712113D0 (en) 2007-08-01
US20100260692A1 (en) 2010-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102625690B (zh) 用于治疗牙敏感症的口腔组合物及其使用和生产方法
CA2728391C (en) Composition and method for enhancing fluoride uptake using bioactive glass
RU2431464C2 (ru) Композиция средства для чистки зубов, не содержащая алкилсульфата и ортофосфата, содержащая источник фторида и абразив для зубов на основе диоксида кремния
JP2010530399A (ja) キサンタンガム及びフッ化ナトリウムを含む口内洗浄組成物
JP2024016033A (ja) カルボン酸又はそのアルカリ金属塩及び遊離フッ化物イオンの供給源を含む歯磨剤
JP6154853B2 (ja) 新規の使用
JP2010501528A (ja) ナノ粒子二酸化チタンを含む口腔ケア組成物
RU2816006C2 (ru) Композиция для чистки зубов, содержащая карбоновую кислоту или её соль щелочного металла и источник свободных фторид-ионов
JP2024020229A (ja) Pvm-maコポリマー及び遊離フッ化物イオンの供給源を含む歯磨剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131001