JP2010525512A - 照明システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、発光デバイスを含む照明システムを提供する。本照明システムは、発光デバイスの一部を形成している第1の発光素子を励起する。第1の発光素子から放出された光及び/または発光デバイスから放出された光は、発光デバイスから物理的に離間している第2の発光素子を励起する。2つの発光素子、即ち発光デバイス内の第1の素子及び発光デバイスから物理的に離間しているカバープレートのような第2の素子を使用することによって、発光デバイスが行う光変換が “ローカル”及び“リモート”の両位置においてそれぞれ遂行され、光変換がリモート位置においてのみ遂行される従来技術の状況に比して、リモート位置に要求される発光材料の量を減少させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明(イルミネーション)システムに関する。
本発明は、更に、照明システムを含むディスプレイデバイスに関する。
照明システム自体は公知であり、機能及び装飾の両応用において光を供給するために使用されている。街灯、天井/壁取付け型照明器具のような機能応用においては、典型的に光は見えにくさを解消するために供給され、従って、光出力は相応に構成される。光出力に対する要求は、波長スペクトル、色点または色温度、強さ、立体角、光面積、光力、輝度などのようなパラメータを含むことができる。一般的には、波長スペクトルは光の色に関連する。一般的な照明または製品の強調表示のような照明応用では、一般に光の演色特性が光出力に対する重要な要求である。これは、波長スペクトルに関連し、また一般に演色評価数(CRI)として表される。天井/壁取付け型照明タイル、ポスターボックス、サイン及びロゴのような装飾応用においては、要求される光出力は主として審美的理由から決定される。また、これらの機能及び装飾の両要求を変化する度合いで満足させるように出力光を構成する照明システムも知られている。更に照明システムは、例えば、画像を投影する、即ちテレビジョンプログラム、フィルム、ビデオプログラム、またはDVD等々を表示するディジタルプロジェクタ、またはいわゆるビーマーのような投影システムにも使用することができる。ディスプレイ応用においては、一般にシステムの色域が、光出力のスペクトル成分に対する重要な要求である。
関連体によって使用される光を供給する照明システムも公知である。例えば、液晶ディスプレイデバイス(LCDディスプレイとも称される)では、照明システムはバックライトであり、関連体は非発光性のLCDパネルである。これらのディスプレイデバイスは、例えば、テレビジョン受像機、(コンピュータ)モニタ、(コードレス)電話機、及びPDAに使用される。典型的に関連体が反射及び/または透過する光を指定しているので、ディスプレイデバイスからの出力光に対する要求は、照明システムの光出力に対する要求を決定する時には関連体の光特性を考慮する必要がある。
例えば、LCDディスプレイに使用するバックライトのような、これらの応用のいくつかでは、照明システムの光出力に対する要求は極めて厳格であり、入手可能な光放出デバイスがこれらの要求を十分に満たし得ないかも知れない。これは、エネルギ効率及びコンパクトなサイズの故にバックライトに使用するのに魅力的な半導体発光デバイスと考えられている発光ダイオード(LED)についても然りである。光出力に対する要求を達成するのを援助するために、発光デバイスが発生するある波長スペクトルを有する光子を吸収し、異なる波長スペクトルを有する光子を放出する発光(ルミネセント)素子が屡々使用される。蛍光体は発光素子の公知の例であり、吸収とそれに続く放出のプロセスを変換、または波長変換と呼ぶことが多い。
別の問題は、関連体の光学特性が変化し得ることである。例えば、LCDパネルは異なる製造業者が異なる技術及び異なる材料を使用して生産することができる。このことは、組合される照明システムの出力光に対する要求も変化させなければならないことを意味している。換言すれば、ある照明システム、例えばあるバックライトは、発光素子を使用した場合であっても全範囲の関連体については適していないかも知れない。
例えば、US 7,052,152の図12Aは、バックライトを使用するLCDパネルを開示しており、発光素子として蛍光体がバックライトのカバープレート上に使用されている。これは、蛍光体を付着させたカバープレートをLCDパネルに一致させることができること、及び残余のバックライトを光出力に関して標準化することができることが有利である。しかしながら、カバープレート上に蛍光体を有する公知の照明システムの欠点は、蛍光体の層の厚みの変動が、蛍光体によって放出される光の空間的強さ及び色に変動をもたすことである。これらの変動は、LCDパネルのユーザが気づく程であり、望ましくないものと考えられる。
本発明の目的は、より均一な強度及び色の出力を供給する照明システムを提供することである。
本発明の第1の面によれば、上記目的は、第1の原色の光を放出するように構成されている半導体発光デバイスを含む照明システムであって、この半導体デバイスが、第1の原色の光の少なくとも一部分を吸収して第2の原色の光を放出するように構成されている第1の発光素子と、上記半導体発光デバイスから物理的に離間し、第1または第2の原色の光の少なくとも一部分を吸収して第3の原色の光を放出するように構成されている第2の発光素子とを含み、上記照明システムが、上記第1、第2及び第3の原色の少なくとも1つまたはそれ以上を組合せて上記照明システムの出力光を形成するように構成されている上記照明システムを用いて達成される。
原色の光は、中心波長即ち主波長を中心とする所定のスペクトル帯域幅の光からなる。ディスプレイデバイスにおいては、典型的に、例えば赤、緑、及び青の三原色が使用される。赤、緑、及び青を使用することによって、照明システムは白を含む全ての色の出力光を発生することができる。ディスプレイデバイスに使用される原色の数は、要求される出力に依存して変化させることができ、例えば、赤、緑、青、シアン、及び黄を使用して全ての色の出力光を発生させることも、または青及び黄を使用して白光を作ることもできる。照明システムをディスプレイデバイスのバックライトとして使用する場合には、通常、照明システムは指定された白光を「フロント・オブ・スクリーン(FoS)」として知られるデバイスの前面に発生するように構成される。これは、ディスプレイデバイスのユーザによって知覚される光である。赤、緑、青、黄、及びシアン光と言う用語を使用しているが、これらが特定中心波長を指定するものではなく、色スペクトルのどの領域に主波長が属しているのかを示しているに過ぎない。これらの用語は、これらの原色の1つまたはそれ以上を混合した時に、近似の色スペクトルを可視化するのが比較的容易であるので選択したのである。例えば、赤及び黄光の混合比を変えると、赤から橙を通って黄までの出力光を発生させることができ、または例えば、赤及び緑光の混合比を変えると、赤から橙及び黄を通って緑までの出力光を発生させることができる。従って、同一の照明システム内で、各原色を1つより多く(例えば第1の青光及び第2の青光)、発生させることができる。これは、色スペクトルの青領域に中心波長を有する2つのスペクトルとして解釈すべきである。色の図式的表現は数多くあるが、本明細書においては色点を1976 CIE色度図に基づいて記述し、またその関連から、光の色点をCIE 1976u’v’色座標で表す。
特許請求の範囲の請求項1に記載の照明システムの効果は、発光デバイス内の第1の素子、及び光源から物理的に離間している例えばカバープレート上の第2の素子からなる2つの発光素子を使用することによって、発光デバイスが遂行する光変換が “ローカル(局所的)”及び“リモート(離れた位置で)”の両者においてそれぞれ遂行され、リモート位置に要求される発光材料の量を、光変換がリモート位置だけにおいて遂行される従来技術の状況に比して減少させることができることである。リモート位置における均一な分布の蛍光体の層のためには、これは蛍光体層の実効厚みを減少させることによって達成することができる(実効厚みとは、単位面積当たり同一の蛍光体質量を有する純粋な非多孔質蛍光体の厚みを言う)。発光材料のリモート層をより薄くすると、厚み変動に対する鋭敏度が低下し、従って、色及び強さの空間的変動がより少なくなる。
本発明による照明システムのさらなる長所は、リモート発光素子を被照明対象にマッチさせることも可能であり、照明システムの残余の構造の高度な標準化を可能にすることである。
本発明は、リモート発光素子の製造中に(例えば、堆積プロセス中に)厚み変動を減少させることを試みていた従来方法とは異なり、リモート位置における発光材料内の変換の度合いを減少させることによって出力光の空間変動を減少させ得ることを認識したことに基づいている。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の発光素子による光変換の度合いは、第2の発光素子による光変換の度合いより大きくなるように構成され、この光変換の度合いは1976 CIE色度図上で原色の色点から遠去かるような色点の移動によって測定可能である。これは、色移動または光変換の大部分が第1の調整ステップに含まれるので有利である。次いで、第2の調整ステップが極めて少量の補正、または光変換を遂行する。これは、第2の発光層が色点を微調整するだけでよく、第2の発光層が遂行する変換を最小にすることができることを意味している。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の発光素子内の第1の蛍光体材料の実効厚みは、第2の発光素子内の第2の蛍光体材料の実効厚みよりも大きい。これは、第2の発光素子内において遂行される変換の量を最小にする効果を有している。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第3の原色の光は、第2の原色の光の主波長より大きいか、または等しい主波長を有する。これは、発光素子として使用した場合に多くの共通蛍光体が、それらが吸収する光子に比してより低いエネルギ/より長い波長の光子を放出するので有利であり得る。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第2の発光素子は更に、第1及び第2の原色の光の少なくとも一部を吸収するように構成されている。これによって第2の発光素子は第1及び第2の両原色を吸収することができ、第3の原色の出力を増加させることが可能になる。これは、もし望むならば、第1の発光素子によって吸収されない第1の原色の量を減少させ得ることを意味している。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の原色の光は、青光、紫外光、及び近紫外光の1つまたはそれ以上からなる。これらの型の源(例えば、青及びUV LED)は市販されており、バックライトに使用される典型的な源になりつつある。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、半導体発光デバイスは更に、半導体紫外光または近UV光放出器を含み、第3の発光素子は該放出器が放出する光の少なくとも一部分を吸収するように構成され、また第1の原色の光を放出するように構成されている。例えば、バックライトの典型的な源である紫外LEDを使用することができる。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の発光素子は、半導体光放出ダイ上の接触(contiguous)層または共形(conformal)な層として配列された少なくとも1つの蛍光体材料の層からなる。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、半導体発光デバイスは更に一次光学系を含み、第1の発光素子は一次光学系上の接触層として配置された少なくとも1つの蛍光体材料の層を含む。例えば、蛍光体材料は“バルブ(bulb)”形状で付着させることができる。これは、蛍光体材料をカバープレートまたは光学素子に付着させる状況に比して、第1の発光素子を形成させるのに要する蛍光体の量を最少にする。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の発光素子は、YAG:Ce、(Y,Gd)AG:Ce、(Y,Lu)AG:Ce、(Y,Lu,Gd)AG:Ce、及びLuAG:Ce、YAGSN:Ce、(Y,Lu,Gd)AGSN:Ce、LuAGSN:Ce及びこれらの何等かの組合せからなるグループから選択された蛍光体材料を備える。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の発光素子は、SSON:Euのようなオキシニトリド・ケイ酸塩蛍光体である蛍光体材料からなる。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第2の発光素子は、互いに物理的に離間している2つまたはそれ以上の蛍光体材料からなる。これは、化学的に相容的ではないことができる、または実際的な理由から混合することができない、または異なる変換の度合いを許容できる蛍光体の使用に対して最大の柔軟性を与える。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第2の発光素子は更に第4の原色の光を放出するように構成され、照明システムは上記第1、第2、第3、及び第4の原色の少なくとも1つまたはそれ以上の光を組合せて照明システムの出力光を形成するように構成されている。これは、色スペクトルの異なる領域からの色点を有する蛍光体材料を、第2の発光素子内に含ませ、出力光のための目標色を達成する上で極めて大きい柔軟度を提供できることを意味する。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第2の発光素子は、SCSN:Eu、SSN:Eu、BSSN:Eu、(Y,Gd)AG:Ce、(Y,Lu)AG:Ce、(Y,Lu,Gd)AG:Ce、YAG:Ce、LuAG:Ce、LuAGSN:Ce、TG:Eu、SSON:Eu、YAGSN:Ce、SCASN:Eu、CASN:Eu、(Ca,Sr)S:Eu、SrS:Eu、CaS:Eu、BOSE、及びこれらの何等かの組合せからなるグループから選択された少なくとも1つの蛍光体材料からなる。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の原色の光は青光からなり、第1の発光素子は第2の原色の光が黄光からなるように構成され、第2の発光素子は第3の原色の光が黄光からなるように構成されている。これは、白を近似する典型的なバックライト光出力を提供する。黄光は、2段階変換プロセスにおいて発生する。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の原色の光は青光からなり、第1の発光素子は第2の原色の光が黄光からなるように構成され、第2の発光素子は第3の原色の光が黄光からなり、且つ第4の原色の光が緑光からなるように構成されている。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の原色の光は青光からなり、第1の発光素子は第2の原色の光が黄、黄緑、または緑光からなるように構成され、第2の発光素子は第3の原色の光が赤光からなるように構成されている。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の原色の光は青光からなり、第1の発光素子は第2の原色の光が黄、黄緑、または緑光からなるように構成され、第2の発光素子は第3の原色の光が赤光からなり、且つ第4の原色の光が黄、黄緑、または緑光からなるように構成されている。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第2の発光素子は、TG:Eu、BOSE、SSON:Eu、LuAG:Ce、及びこれらの何等かの組合せから選択された第1の蛍光体材料、及びBSSN:Euアンバー、BSSN:Eu赤、SCSN:Eu、SSN:Eu、SCASN:Eu、CASN:Eu、(Ca,Sr)S:Eu、SrS:Eu、CaS:Eu、及びこれらの何等かの組合せからなるグループから選択された第2の蛍光体材料からなる。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の原色の光は青光からなり、第1の発光素子は第2の原色の光が黄及び緑光からなるように構成され、第2の発光素子は第3の原色の光が赤光からなるように構成されている。
本発明の一つの面によれば照明システムが提供され、該照明システムにおいては、第1の原色の光は青光からなり、第1の発光素子は第2の原色の光が黄光からなるように構成され、第2の発光素子は第3の原色の光が黄光からなるように構成されている。
本発明のこれらの、及び他の面は、以下に詳細に説明する実施の形態を参照することにより明白になり、また理解できるであろう。
本発明による照明システムの概要断面図である。 CIE 1976型色度図であって、本発明による照明システムのための色空間を示している。 図2Aの中心部分II−Bの拡大図である。 本発明による照明システムのためのCIE 1976型色度図である。 図3Aの中心部分III−Bの拡大図である。 本発明によるディスプレイデバイスの概要断面図である。 本発明による照明システムの概要断面図である。 1976 CIE色度図であって、本発明による照明システムのための色空間を示している。 図6Aの中心部分VI−Bの拡大図である。 1976 CIE色度図であって、本発明による照明システムのための色空間を示している。 本発明による照明システムのための1976 CIE色度図の中央部分を示す図である。 本発明による照明システムのための1976 CIE色度図の中央部分を示す図である。 本発明による照明システムのための1976 CIE色度図の中央部分を示す図である。 本発明によるディスプレイデバイスを示す図である。 本発明によるディスプレイデバイスを示す図である。 本発明によるディスプレイデバイスを示す図である。 本発明による照明システムを示す図である。 本発明による照明システムを示す図である。 本発明による照明システムを示す図である。
図1、図4、図5、及び図11乃至図16は純粋な図式であって、正確な縮尺で描かれてはいない。特に、明瞭化のために若干の寸法が大きく誇張されている。図面の類似の構成要素には可能な限り同一の参照番号が付されている。
図1は、本発明による照明システム10の概要断面図である。照明システム10は、第1の蛍光体層41の方向に青光31を放出する半導体発光デバイス20を含む。典型的には、これは、光を放出する発光デバイス20のチップまたはダイ21である。半導体発光デバイス20の一部を形成し、従って、青光の源に物理的に極めて接近している第1の蛍光体層41は青光の少なくとも若干を捕らえるように配列され、蛍光体材料は青光31を吸収し、その青光31による励起によって第1の黄光32を放出するように選択されている。青光源に接近しているので、第1の蛍光体層41を“ローカル”蛍光体層と呼ぶことができる。
第1の蛍光体層41に使用するのに適する蛍光体材料は、ガーネット蛍光体を含む。ガーネット蛍光体は、以下の一般式を有する。
(Y1-x-y-a-bLuxGdy)3(Al5-u-vGauSiv)O12-vv:Ce a 3+Pr b 3+
ここに、0≦x<1、0≦y<1、0<(x+y+a+b)≦1、0≦u<2、0≦v<2、0<a<0.25、0<b<0.25である。
更に、ガーネット蛍光体のこの一般式は以下のように変更することができる。
・Yは、希土類金属La、Sm、及びCaからなるグループからの1つまたはそれ以上の元素によって部分的に置換することもできる。
・Alも、Sc、Lu、In、及びMgからなるグループからの1つまたはそれ以上の元素によって置換することができる。
・Siも、Ge、Ti、Zr、及びCからなるグループからの1つまたはそれ以上の元素によって部分的に置換することができる。
詳述すれば、例えば、YAG:Ce、(Y,Gd)AG:Ce、(Y,Lu)AG:Ce、(Y,Lu,Gd)AG:Ce、及びLuAG:CeのようなCe活性化ガーネット蛍光体、または、例えば、YAGSN:Ce、(Y,Lu,Gd)AGSN:Ce、及びLuAGSN:CeのようなSi及びNを付加的に含むガーネット蛍光体を使用することができる。
後掲する表2A乃至表2Fは、蛍光体毎の使用する略称、化学式、及びそれが属する蛍光体の一般グループを示している。略称欄または化学式欄内の(A,B)は両元素が存在していることを意味しており、またA及びBの割合の和が1になることを理解されたい。
1つより多くの蛍光体材料の組合せ(この組合せは単一の蛍光体層41内の蛍光体材料の混合体として実現することができる)を使用することも有利であり、または、1つより多くの隣接した副層(各副層は、異なる蛍光体材料、または蛍光体材料の異なる混合体からなる)からなる第1の蛍光体層41を使用することも可能である。蛍光体は、例えば透明の、または半透明のシリコンゲル、またはシリコンゴムのようなマトリックス材料内に分散させた蛍光体粒子として設けることができる。
蛍光体層41は、色変換板(カラーコンバータプレート:CCP)として知られるソリッドステート蛍光素子の形状で準備することができる。変換板は、セラミック型であることも、またはポリマー分散型であることもできる。このような色変換板が、未公開出願第05111202.7(ヨーロッパ特許代理人ドケット PH002516EP1)に記載されている。
更に、第1の蛍光体層41は、青光31の一部分が層を通過できるようになっている。例えば、蛍光体層41は、青光31に対する透過率が高めの領域を作り、それによって青光31を第2の蛍光体層42に向かわせることができるように、ストリップ、矩形、またはドットのような形状の密集にパターン化することができる。それ故、パターン密度は第1の蛍光体層41によって遂行される蛍光体変換の量を決定する際の、従って放出される光の色を決定する際の1つのファクタである。
代替として、層41内の蛍光体材料の分布は、第1の蛍光体層41があるパーセンテージの青光31を透過させ、あるパーセンテージの青光31を吸収できるように選択することができる。典型的に、蛍光体材料はキャリヤ材料の液内に懸濁され、従って蛍光体層41は蛍光体材料及びキャリヤ材料の両者からなる。蛍光体層の厚み、蛍光体粒子の濃度、蛍光体粒子のサイズが、第1の蛍光体層41が遂行する蛍光体変換の量を決定し、従って、放出される色を決定する。
第2の蛍光体層42が発光デバイス20からある距離に配置され、青光31の少なくとも若干を捕らえるようになっている。青光31の源からある距離だけ離間している故に、第2の蛍光体層42を“リモート”蛍光体層と称することができる。その蛍光体材料は、青光31による励起によって第2の黄光33を放出するように選択されている。この変換に適する蛍光体材料は、上述した第1の蛍光体層41に適するものを含む。また、これらの蛍光体の1つより多くを第2の蛍光体層42内に使用すると有利であり得る。
同様に、第2の蛍光体層42は青光31の一部分を通過させ、その青光31を出力光50の一部として照明システム10から出て行くように導くことができる。第1の蛍光体層41と同様に、これは蛍光体層42をパターン化することによって、または層内の蛍光体材料の分布を適切に選択することによって行うことができる。
動作中、第1の蛍光体層41は青光31を吸収して第1の黄光32を放出する。また青光31は、第1の蛍光体層41の構成によって決定される度合いまで第1の蛍光体層41を通過することができる。放出された第1の黄光32の実質的な部分は第2の蛍光体層42を通過し、出力光50の一部として照明システム10を去る。第2の蛍光体層42は第1の蛍光体層41を通過した青光31の一部分を吸収し、第2の黄光33を放出する。この第2の黄光33は照明システム10から出て行き出力光50の一部になる。また青光31は、第2の蛍光体層42の構成によって決定される度合いまで第2の蛍光体層42を通過することができる。図1の照明システム10は、青光31、第1の黄光32、及び第2の黄光33からなる白色出力光50を発生する。この照明システム10は、LCDディスプレイのためのバックライトとして使用するのに適する。
第1の黄光31及び第2の黄光32は、共にカラースペクトルの黄部分に主波長を有する2つのカラースペクトルである。
代替として、第2の蛍光体層42内の蛍光体材料は、蛍光体を励起させるために第1の黄光32の少なくとも一部を吸収するように選択することができる。当業者には明白なように、1つまたはそれ以上の蛍光体材料は、青光31及び第1の黄光32の両者を吸収して第2の蛍光体層42を励起するように選択することができる。
好ましい実施の形態では、第1の蛍光体層41に使用される蛍光体材料は第2の蛍光体層42に使用される蛍光体材料と同一である。一般的には、第1の黄光31及び第2の黄光32は同一であろう。しかしながら、蛍光体層の厚み、蛍光体粒子の濃度、蛍光体粒子のサイズ、及び各蛍光体層41、42のパターン密度のようなファクタによって波長スペクトルに僅かな差が存在してもよい。
半導体発光デバイス20は直接的に青光31を発生しても、または間接的に青光31を発生してもよい。例えば、デバイス20はUVまたは近UV光のような原色を直接発生することができ、これは蛍光体層のような適当な発光素子によってデバイス内で変換される。有利なのは、デバイス20のチップまたはダイ上に直接取付けられている色変換板のような発光素子を使用することである。これにより、青光31の波長スペクトルの微調整が可能になる。
図2A及び図2Bは、図1の照明システム10からの白色出力光50の色を調整するのに使用可能な色空間を示す色度図である。この色度図はCIE 1976型であって、横軸がCIE u’であり、縦軸がCIE v’である。図2Bは、図2Aの中央部分II−Bの拡大図である。
図2A及び図2Bにおいて、600は、色空間の限界を表す、即ち完全な飽和色を表すスペクトル軌跡である。105は黒体軌跡(BBL)、即ち黒体温度が変化するにつれて黒体が色空間内で辿る経路を表すプランクの軌跡であり、110は黒体軌跡105上の9000K点である。200は、青LEDによって発生される青光31の色点を表している。301、302、及び303は、3つの製造業者がそれらのLCDパネルのバックライトとして使用する時に、9000Kの色温度を有するBBL上のフロント・オブ・スクリーン色点を達成するためにこれらの製造業者が照明システム10に対して要求する目標色点を表している。色点は、LCDパネルの光学特性に依存して各LCDパネルによって異なる度合いだけ移動又はシフトする。LCDパネルによって予測される移動量又はシフト量を考慮して照明システム10の出力光50の色点を指定することにより、ユーザの最終結果、即ち、フロント・オブ・スクリーン(FoS)色は黒体軌跡105上に位置する、またはそれに近接する受入れ可能な白になる。例えば、それは可能な限り9000K点110に接近するようになる。
401、402、403、及び404は、それぞれ、黄蛍光体LuAGSN:Ce、YAG:Ce、YAGSN:Ce、及び(Y,Gd)AG:Ceの色点である。図1の第1の蛍光体層41及び第2の蛍光体層42内の蛍光体材料としてYAG:Ceを使用する場合、図2A及び図2Bの軌跡106及び107は、蛍光体層41、42内の蛍光体材料の影響度を変化させたことによる利用可能な考え得る出力光50の色の軌跡を表している。換言すれば、蛍光体層41、42内の蛍光体材料による変換の量が、軌跡106、107に沿う相対移動を決定する。目標点300は、第1の蛍光体層41に起因する色点移動の選択された限界を表している。
出力光50の色は、初期には、色点200によって表される半導体発光デバイス20からの青光31によって決定される。例えば第1の蛍光体層41内のYAG:Ceのパーセンテージを増加させることにより第1の蛍光体層41内のYAG:Ce蛍光体材料の影響度が増加するにつれて、より多くの量の黄光32が第1の蛍光体層41によって発生され、出力光50の色点は青色LEDの色点200からYAG:Ceの色点402に向かって軌跡106、107に沿って移動する。反対に、第1の蛍光体層41内のYAG:Ceのパーセンテージを低下させると、出力光50の色点は青LED200に向かって軌跡106、107に沿って移動する。従って、図1の照明システム10は、異なるLCDパネル製造業者の目標点301、302、303と交差する、もしくは密に接近する軌跡106、107に沿うどの出力光50をも発生するように構成することができる。
出力光50の色点の調整は、2段階で達成される。即ち、
(1)第1のランでは、第1の蛍光体層41における光変換によって青色LED点200から軌跡106、107に沿う色点の移動が遂行され、
(2)第2のランでは、リモート蛍光体層42における光変換によって軌跡106、107に沿うさらなる色移動が遂行される。従って、軌跡107上の何等かの所望の色点(異なるLCD製造業者の目標点301、302、303に密に接近する点を含む)に到達することができる。
好ましい実施の形態では、第1の調整段階は、軌跡106によって表される青色LED点200から目標点300までの大部分の色移動又は光変換を含む。軌跡106、107上の目標点300は、異なるLCD製造業者の目標点301、302、303に密に接近する軌跡106、107上の点よりも僅かにLED青色点200に近くにあるように選択される。次いで、第2の調整段階は、異なるLCD製造業者の色点301、302、303に近接した所望の目標点に到達できるように、極めて少量の補正、即ち光変換を遂行する。これは、第2の蛍光体層42は色点の微調整をするだけでよく、第2の蛍光体層42内の蛍光体材料によって遂行される変換が最少になることを意味している。
図3A及び図3Bの1976 CIE色度図は、図1の照明システム10の第2の蛍光体層42の厚みの変動に起因する色点の推定される変化を示している。図3Bは、図3Aの中央部分III−Bの拡大図である。軌跡107は、半透明カバープレート上の蛍光体層42内の蛍光体材料の実効厚みの増加に伴う色点の変化を示している。105は黒体軌跡(BBL)であり、110及び111はそれぞれ、この黒体軌跡105上の9000K及び8500K点である。304は特定の製造業者のLCDパネルと組合せて使用するバックライトのための目標色点を表し、305は上記LCDパネルのユーザによって観測される所望のフロント・オブ・スクリーン色点を表している。点305は、黒体軌跡105上の9000K色点110に一致している。軌跡603は、上記LCDを含むディスプレイデバイスのための色域を表す。軌跡601及び602は、それぞれ、標準米国テレビジョンシステム委員会(NTSC)及びヨーロッパ放送連合(EBU)の色域を表す。405は、YAGをベースとする黄蛍光体の色点である。以下の表1は、各色点501、502、503、504、及び505の実効厚みをミクロンで表している。
表1:実験用YAGベース蛍光体層の厚み
Figure 2010525512
(*):これらの数字は記録されなかった。
計算を簡単にするために、蛍光体層42内の蛍光体材料の量を、フィルム内の蛍光体の密度から、及びフィルムの厚みから、単位面積当たりのフィルム内の蛍光体粒子を用いて質量負荷を決定することによって、また、蛍光体の比重を使用して純粋な無孔質蛍光体層の厚み(単位面積当たりのこの蛍光体質量に対応する)を計算することによって、数学的に蛍光体材料だけの実効厚みに変換した。
例えば、有機マトリックス材料内に蛍光体粒子を含む30ミクロン厚の蛍光体層は、典型的に、ほぼ1〜2ミクロンの実効厚みのYAG蛍光体に対応する。もしコーティング損失を無視すれば、1ミクロンの実効厚みのYAG蛍光体は約5グラム/m2に対応する。
YAGをベースとする蛍光体層の実効厚みを増加させると、色点は軌跡107に沿ってYAGベース蛍光体の色点405に向かって移動する。図3Bに示すように、実効厚みの小さい変動が色点に大きい変化をもたらし、出力光50は目標点304に達し損なうようになる。モデリング及び実験によれば、層の実効厚みは、第2の蛍光体層42の全領域にわたって、及び照明システム10がLCDパネルのためのバックライトとして構成されている場合にはシステム毎に、許容誤差を約5%以内に留める必要があるものと推定される。これは、空間的強度及び色変動、及びパネル毎の強度及び色変動が、ユーザの要求を満たすことを要求するからである。第2の蛍光体層42がLCDパネルに密接して位置している場合には、またはそれに近接している場合でさえ、第2の蛍光体層42はLCDパネルの寸法に匹敵するだけの寸法を持つ。更に、LCDパネルと第2の蛍光体層42が密接していることは、出力光のさらなる空間均一化を達成するための光学的混合のための余地が僅かしかなく、出力光50の均一性を改善するためのディフューザを付加するための余地が僅かしかないことを意味する。例えば、もし図1の照明システム10が42インチ16:9型LCDパネルのために構成されていれば、第2の蛍光体層42は約0.5m2の面積を有している。0.5m2の面積全体に5%の許容誤差を達成することは、特に蛍光体材料を層内に直接付着させるのではなく、キャリヤー材料と共に懸濁している場合には困難である。
図1の実施の形態では、2つの蛍光体層、即ちローカル層41及びリモート層42が使用されている。これは、2つの位置において変換を遂行することによって、第2の蛍光体層42に要求される相対厚みを減少させ得ることを意味している。第2の蛍光体層42に要求される変換の量が減少することは、第2の蛍光体層42の厚み変動の影響度もまた減少することを意味している。第1の蛍光体層41の厚み変動は、光を混合するために第1の蛍光体層41と関連体との間に十分な余地が存在し、及び/または、もし必要ならばディフューザを付加するための十分な余地が存在し得るので、それ程問題にはならない。代替として、出力光に要求される均一性を達成するために、半導体発光デバイスを予め決定された構成に予め選択及び/または配列しておく。
第1の蛍光体層41においてのみ変換を遂行することによってこの問題は回避されるが、第2の蛍光体層42を使用する多段階変換は、さらに第2の蛍光体層42をLCDパネルのような関連体にマッチさせることを可能にするから、LCDパネルの光学特性に変動があるとしても完全に異なるバックライトを製造する必要はない(唯一異なるのは、第2の蛍光層42である)ことを意味している。バックライト生産が標準化されることにより、生産コストが低減し、製造中の測定及び調整の必要性が減少するという主要な経済的利点が得られる。また、既存のバックライトに適切な第2の蛍光体層42を単に取付けることで、新しいLCDパネルにおける市場への出荷時間(タイム・トゥ・マーケット)が短縮される。付加的な長所は、典型的に第1の蛍光体層41の面積が小さい(それを半導体発光デバイス20の寸法に対応させるだけでよいから)ので、蛍光体材料が少なくてよいことである。
更に別の長所は、照明システム10が、典型的に二次元アレイである複数の半導体発光デバイスを含む場合に得られる。バックライトとして構成される場合、各半導体発光デバイス20の第1の蛍光体層41から放出される第1の黄光32は混合されるまで約25mmの距離を走行する(典型的なLCDバックライトの厚みは1インチである)ので、発光デバイス20間の色及び強度の差が平均化される。代替として、発光デバイス20間のピッチを減少させることによって混合をも改善することができる(典型的には、もし発光デバイス20がランベルトのエミッタであれば、Tをバックライトの厚み、Pを発光デバイス間のピッチとして、T=0.9×Pならばバックライトは均一の出力光を発生する)。当業者には理解されるように、混合は、図4に示す二次光学系を導入することによっても影響を受ける。代替として、各半導体発光デバイスに組合された二次光学系を導入し、上記半導体発光デバイスから放出される光の放射パターンを広げることによって、混合を更に改善することができる。
図4は本発明によるディスプレイデバイス15を示しており、照明システム11はLCDパネル60のバックライトとして構成されている。照明システム11は図1の照明システム10と同一であるが、以下の箇所が異なっている。
a)基板25上に、1つまたはそれ以上の半導体発光デバイス20が取付けられている。これは、金属(例えば、アルミニウムまたは鋼)基板のような同一の基板上に1つより多くのデバイス20を取付ける時に便利である。この基板には、半導体発光デバイスの位置の周りの上面(LCDパネルに面している面)上に拡散反射性コーティングまたは層を設けてあり、更に、熱輸送、機械的機能性、及びオプションとして電気的相互接続性を提供する。
b)バルクディフューザ73が第1の蛍光体層41と第2の蛍光体層42との間に配置されている。各半導体発光デバイス20からの青光31及び第1の黄光32は色及び強度の差を有し得るが、これらは、何等かの方法で平均化する必要がある。典型的には、これはこれらの個々の出力を混合するためにディフューザ73を使用することによって行われる。
c)この実施の形態では、カバープレート80が第2の蛍光体層42のためのキャリヤとして使用されている。第2の蛍光体層42は、半導体発光デバイス20に近い方のカバープレートの側に付着されている。オプションとして、カバープレートはディフューザを含むことも、または拡散表面組織を設けることもでき、または第2の蛍光体層をカバープレート内に埋め込むことも、または蛍光体層をカバープレート80のLCDパネル60に近い方の側上に付着させることもできる。
d)公知の輝度増強フィルム(BEF)72が使用されている。これは、表面にほぼ垂直な方向のFoS輝度を増加させるが、このフィルム上へ入射するように反射する光の割合が比較的大きいために混合をも増強させる。
e)オプションとして、二重輝度増強フィルム(DBEF)を使用することができる。これは(これもまた公知の)反射性偏光子71であり、これも混合を増強させる。
f)出力光55はLCDパネルのフロント・オブ・スクリーンにおいて最終の色を有し、これがユーザによって知覚される。これは照明システム11の出力光であり、LCDパネル60の光学特性に起因して色点が移動している。
青光31の一部、第1の黄光32、及び第2の黄光33も、例えば、ディフューザ73、カバープレート80、輝度増強フィルム72、反射性偏光子71、及びLCDパネル60のような光学要素によって反射され、発光デバイス20に向かって戻り得る。この反射光の成分も、第1の蛍光体層41によって、または第2の蛍光体層42によって吸収され、第1の蛍光体層41内の、及び/または第2の蛍光体層42内の蛍光体材料による放出を増加させる。
代替として、バルクディフューザ73、輝度増強フィルム72、反射性偏光子71、またはLCDパネル60自体のようなディスプレイデバイス15内の他の光学要素の1つに第2の蛍光体層42を付着させることもできる。製造の観点から、分離した実質的に透明なキャリヤ(ディスプレイデバイス15の製造中に第1の蛍光体層41とLCDパネル60との間の便利な位置に配置することができる)上に、第2の蛍光体層42を設けることも有利であり得る。
第1の発光素子41内に使用することができる他の適当な蛍光体材料は、オキシニトリド・ケイ酸塩蛍光体である。これらは、次のような一般式を有している。
(Sr1-x-yBaxCay) 2-zSi5-aAla8-aa:Eu z 2+
ここに、0≦x≦1、0≦y≦1、(x+y)≦1、0≦a<5、0<x≦0.2である。
詳述すれば、Eu活性化オキシニトリド・ケイ酸塩蛍光体を使用することができる。これらは、SSON:Euを含む。
図1の実施の形態について、青(31)、第1の黄(32)、及び第2の黄(33)の原色の光を使用するものとして説明したが、当業者ならば、色の何等か適切な組合せを本発明に使用できることは明白であろう。その選択は、出力光50に対する要求、半導体発光デバイス20の選択、及び発光素子41、42の選択に依存しよう。
図5は、本発明による照明システムの概要断面図である。照明システム12は、図1の照明システム10と以下の点が異なっている。
a)第2の蛍光体層45は、1つより多くの蛍光体材料からなる。図5においては、第2の蛍光体層45は2つの隣接する副層、即ち、第1の蛍光体副層45aと第2の蛍光体副層45bとからなるが、当業者ならば、如何なる数の蛍光体副層も使用できることを理解されよう。また、当業者には明らかなように、第2の蛍光体副層45bは、2つまたはそれ以上の蛍光体材料の混合体からなる単一層であることも、または異なる蛍光体材料の隣接するパターンであることもできる。
b)第1の蛍光体副層45aは、青光31の少なくとも若干を捕らえ、その青光31による励起によって第2の黄光33を放出するように選択された蛍光体材料からなる。
c)第2の蛍光体副層45bは、青光31の少なくとも若干を捕らえ、その青光31による励起によって緑光34を放出するように選択された蛍光体材料からなる。
動作中、放出された第1の黄光31は第2の蛍光体層45の両副層45a及び45bを通過し、出力光51の一部として照明システム12を去る。第2の蛍光体層45の第1の副層45aは、第1の蛍光体層41を通過する青光31を吸収し、第2の黄光33を放出する。この第2の黄光33は、照明システム11から出て出力光51の一部になる。第2の蛍光体層45の第2の副層45bは、第1の蛍光体層41を通過し、第1の副層45aを通過する青光31を吸収し、緑光34を放出する。この緑光34は、照明システム12から出て出力光51の一部になる。
青光31はまた、第1及び第2の蛍光体副層45a及び45b内の蛍光体層の実効厚み、及び/または蛍光体材料のパターンニングによって決定される度合いだけ第2の蛍光体層45を通過する。図5の照明システム12は、青光31、第1の黄光32、第2の黄光33、及び緑光34からなる白出力光51を発生し、LCDディスプレイのためのバックライトとして使用するのに適している。
代替として、第2の蛍光体副層45a及び45bは、第1の黄光32の少なくとも一部を吸収してその蛍光体を励起させるように選択することができる。第2の蛍光体副層45b内の蛍光体材料も、第2の黄光33の少なくとも一部を吸収してその蛍光体を励起させるように選択することができる。当業者ならば、この代替では第2の蛍光体層45の1つまたはそれ以上の蛍光体材料を、青光31及び第1の黄光32の両光をも吸収して第2の蛍光体層45を励起させるように選択できることも理解されよう。
図6A及び図6Bの色度図は、図5の照明システム12からの出力光51の色を調整するのに利用可能な色空間107を示している。図6Bは、図6Aの中央部分VI−Bの拡大図である。図6A及び図6Bは図2A及び図2Bに類似しているが、以下のように変更されている。
a)411、412、413、及び414は、それぞれ、緑蛍光体TG:Eu、BOSE、SSON:Eu、及びLuAG:Ceの色点である。
b)色点402を有するYAG:Ceが、図5の第1の蛍光体層41内の蛍光体材料として使用されている。従って、図6A及び図6Bの軌跡106は、第1の蛍光体層41内の蛍光体材料の量を変化させた時の出力光51の色変化を表す。第1の蛍光体層41における変換量は、出力光51の色点を青色半導体発光デバイス200から軌跡106に沿って目標点300まで調整するように構成されている。
c)第2の蛍光体層45は、(Y,Gd)AG:Ce蛍光体材料を有する第1の副層45aを含む。この材料は、YAG:Ceの色点よりも僅かに長い(橙に近づく)主波長の色点404を有している。
d)第2の蛍光体層45は、TG:Eu蛍光体材料を有する第2の副層45bを更に含む。この材料は、YAG:Ceの色点よりも僅かに短い(緑に近づく)波長の色点411を有している。
その結果、3つの蛍光体材料による変換量を変化させて得られる出力光の考え得る色を色調整三角形108によって表すことができ、この三角形108の角は、第1の蛍光体層41の目標点300、第1の蛍光体副層45a内の(Y,Gd)AG:Ceの色点404、及び第2の副層45b内のTG:Euの色点411によって限定されている。これによって、出力光51の色点を、異なる製造業者が要求する色点301、302、303と一致させることが可能になる。
出力光の色点を調整する上でのこの柔軟性は、熱消光(サーマル・クエンチ)に鋭敏な蛍光体を第2の蛍光体層45内に使用できることから得られるのである。例えば、YAG:Ceのイットリウム(Y)の部分を、Gd(ガドリニウム)で置換して得られる(Y,Gd)AG:Ceは放出スペクトルを赤方へ移動させるが、熱消光に対する感度をも増加させる。蛍光体によって遂行させる必要がある変換量を減少させることによって、蛍光体に対する熱負荷が減少する。同じ理由から、飽和に鋭敏な蛍光体を、照明システム11の色出力を微調整するために使用することもできる。従って、蛍光体は、主としてそれらの色に対する貢献度だけで選択することができ、それによって遙かに高度な色調整と、製造者の要求に正確にマッチさせる能力を得ることが可能になる。
複数の蛍光体材料を単一の層内に組合せ、中間色点を得ることもできる。製造業者の目標点は図7(図6に示した色調整三角形を示している)にも示されている。目標点301、302、及び303は、3つの異なる製造業者のLCDパネルの9000K色点フロント・オブ・スクリーンを達成するために要求されているものであり、目標点304、305、及び306はそれぞれ同一の製造業者のパネルのフロント・オブ・スクリーンにおいてD65色点112を達成するように要求されているものである。全ての目標点は色調整三角形内にあるので、出力光51の色点を近似目標に一致するように選択することができる。
当業者には明白なように、調整三角形108の角は、適切な蛍光体副層45aまたは45b内に異なる蛍光体材料を、または蛍光体材料の異なる組合せを選択することによって移動させることができる。
a)例えば、図8は、第2の蛍光体層45が緑蛍光体(この場合、色点414を有するLuAG:Ce)及び赤蛍光体(この場合、色点424を有するSCASN:Eu)からなる時の調整三角形108を示している。使用することができる対応色点を有する他の考え得る緑蛍光体は、TG:Eu 色点411、BOSE 色点412、及びSSON:Eu 色点413、または中間色点を得るための何等かの適当な組合せである。BOSEは熱消光に鋭敏であり、従ってそれを本発明による蛍光体として使用する上でより柔軟性を得ることができることに注目されたい。更に、TG:Euは加水分解に鋭敏であり、一般に、高温でより機能しなくなる不動態化層を必要としないので、本発明はその蛍光体としての使用により大きい柔軟性を与え、システムの効率を大幅に損なうことなくLCDパネルで大きな色域を可能にする。対応する色点を有し、使用することができる他の考え得る橙/赤蛍光体は、窒化物・ケイ酸塩蛍光体である。これらは、次の一般式を有している。
(Sr1-x-yBaxCay) 2--zSi5-aAla8-aa:Eu z 2+
ここに、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦a<5、0<z≦1である。
これらの例は、BSSN:Euアンバー色点421、BSSN:Eu赤色点422、SCSN:Eu 色点423、または中間色点を得るための何等かの適当な組合せを含む。
b)例えば、図9はTG:Euを緑蛍光体(色点411)として選択し、CaS:Eu(色点425)を赤蛍光体として選択した時に達成することができるより大きい色調整三角形を示している。TG:Eu及びCaS:Euは熱消光に鋭敏であるので、本発明はそれらを蛍光体として使用する上でより大きい柔軟性を与えることができる。より重要なことは、CaS:Eu及びTG:Euは硫化物・蛍光体であり、それらが汚染をもたらし得るので半導体発光デバイス20を製造する時にクリーンルーム内で付着処理をすることは好ましくない。従って、硫化物蛍光体を第1の蛍光体層41内に組み込むことは行われない。しかしながら、第2の蛍光体層45は、クリーンルーム外で、且つ安定な蛍光体層を形成させるために硫化物蛍光体を遮蔽マトリックス材料内に埋め込むことによって十分に不動態化した後に照明システム11に付加されるので、硫化物蛍光体を第2の蛍光体層45内に組み込むことができる。
第2の蛍光体層45内に使用するのに適する緑/黄蛍光対材料は、以下のものを含む。
(i)一般的に、ガーネット蛍光体
(ii)例えば、YAG:Ce、(Y,Gd)AG:Ce、(Y,Lu)AG:Ce、(Y,Lu,Gd)AG:Ce、(Lu,Gd)AG:Ce、及びLuAG:CeのようなCe活性化ガーネット蛍光体
(iii)例えば、YAGSN:Ce、LuAGSN:Ce、(Y,Lu,Gd)AGSN:Ce、(Y,Gd)AGSN:Ce、及び(Lu,Gd)AGSN:CeのようなSi及びNを含むCe活性化ガーネット蛍光体
(iv)以下の一般式を有するオキシニトリド・ケイ酸塩蛍光体
(Sr1-a-bCabBac)Sixyz:Eu a 2+
ここに、0<a<0.25、0≦b<1、(a+b)<1、0≦c<1、
1.5<x<2.5、1.5<y<2.5、1.5<z<2.5である
(v)SSON:EuのようなEu活性化オキシニトリド・ケイ酸塩蛍光体
(vi)以下の一般式を有するチオガリウム酸塩蛍光体
(Sr1-x-y-zMgxCayBaz)(Ga2-u-vAluInv )S4:Eu 2+
ここに、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、(x+y+z)≦1、
0≦u≦1、0≦v≦1、(u+v)<1である
(vii)TG:EuのようなEu活性化チオガリウム酸塩蛍光体
及びこれらの何等かの組合せ。
第2の蛍光体層45内に使用するのに適する赤蛍光体材料は、以下のものを含む。
(i)一般的に、窒化物・ケイ酸塩蛍光体
(ii)BSSN:Eu、SCSN:Eu、SSN:Eu、SCASN:Eu、及びCASN:EuのようなEu活性化窒化物・ケイ酸塩蛍光体
(iii)一般的に、硫化物蛍光体
(iv)SrS:Eu、CaS:Eu、及び(Sr,Ca)S:EuのようなEu活性化硫化物蛍光体
及びこれらの何等かの組合せ。
図10は、SSN:Eu(赤;色点423)に対するTG:Eu(緑;色点411)蛍光体の比が固定された蛍光体材料の混合体からなる第2の蛍光体層45を使用した時の効果を示している。この混合体は、中間色点417を与える。第1の蛍光体層41は軌跡106の端点(これは、約5000Kに近接する色温度を有するBBL上に位置する、または極めて密接する目標点300である)を決定し、中間点417は軌跡107の端点を与えて出力光の色を実質的に軌跡107に沿って調整可能にする。この軌跡107は、5000K色点113と3000K色点114との間で黒体軌跡105と一致している。比較のために、第1の副層45aがTG:Eu(緑;色点411)で、第2の副層45bがSSN:Eu(赤;色点423)からなる第2の蛍光体層45によって与えられる色調整三角形108をも示しておく。
SSN:Eu(色点423)は消光及び飽和に鋭敏であり、従って、本発明はそれを蛍光体として使用する上でより大きい柔軟性を与え得ることに注目されたい。SSN:Euは、それが高い発光当量を有しながら、良好な演色評価数(CRI)を可能にし、従って、例えば仕事の照明、または製品を目立たせる応用のような一般照明システムのための好ましい蛍光体であるので、特に望ましい。赤・橙及び黄蛍光体の組合せを適用することによって、黄蛍光体だけを用いるよりも良好な演色特性が得られることに注目されたい。赤及び緑蛍光体の組合せを付着させることによって、さらに高いCRIを得られることにも注目されたい。
図11は、本発明によるディスプレイデバイス16を示す図であって、照明システム13はLCDパネル60のためのバックライトとして構成されている。照明システム13は図4の照明システム11と同一であるが、次の点が異なっている。
a)第2の蛍光体層42は、基板25上の半導体発光デバイス20の間に配置されている。第2の蛍光体層42は、ディスプレイデバイス16内に含まれている光学要素によって半導体発光デバイス20に向かって反射される青光31及び/または第1の黄光32によって励起される。
代替として、第2の蛍光体層42を、本発明による第2の蛍光体層45によって置換することができる。
図12は、本発明によるディスプレイデバイス17を示す図であって、照明システム14はLCDパネル60のためのバックライトとして構成されている。照明システム14は図11の照明システム13と同一であるが、次の点が異なっている。
a)発光デバイス20は、各々、基板26内に形成されている凹部、即ちウェルの中に配置されている。基板26内の凹部は、凹部の側壁が発光デバイス20に向くような形状である。側壁は球形、円筒形、または円錐形のような湾曲した表面であることも、または多面体のように3つまたはそれ以上の平面からなることもできる。詳述すれば、それは、反転した底がない立方体、反転した底がないプリズム、反転した底がない半球形、反転した底がない円筒形、反転した底がない円錐形、反転した底がない切頭円錐形、反転したピラミッド、または反転した底がない切頭ピラミッドのような形状を有することができる。基板26は卵ケースに例えることもでき、半導体発光デバイス20は各凹部の中に配置されている。
b)第2の蛍光体層42は、基板26の各ウェルの側壁上に配置されている。第2の蛍光体層42は、ディスプレイデバイス17内に含まれている光学要素によって半導体発光デバイス20に向かって反射された青光31及び/または第1の黄光32によって励起される。
代替として、凹部は、基板26上に位置する分離した構造によって形成し、側壁が半導体発光デバイス20に向くように設けることもできる。
代替として、第2の蛍光体層42は、本発明による第2の蛍光体層45によって置換することができる。
図13は、本発明によるディスプレイデバイス18を示す図であって、照明システム9はLCDパネル60のためのバックライトとして構成されている。照明システム9は図11の照明システム13と同一であるが、次の点が異なっている。
a)透明カップ90が、各発光デバイス20上に、及びその周りに配置されている。カップ90は、カップの側壁が発光デバイス20に向くような形状である。側壁は、球形、円筒形、または円錐形のような湾曲した表面であることも、または多面体のように3つまたはそれ以上の平面からなることもできる。詳述すれば、それは例えば、立方体、プリズム、半球形、切頭半球形、切頭円錐形、ピラミッド、または切頭ピラミッドのような形状であることができる。
b)第2の蛍光体層42は、各カップの側壁上に(発光デバイス20に向いている側、またはLCDパネル60に向いている側の何れかの上に)配置されている。第2の蛍光体層42は、ディスプレイデバイス17内に含まれている光学要素によって半導体発光デバイス20に向かって反射された青光31及び/または第1の黄光32によって励起される。
代替として、第2の蛍光体層42は、本発明による第2の蛍光体層45によって置換することができる。
図14、図15、及び図16は、機能的及び/または装飾的要求に適する照明システム8を示す図であって、これら照明システム8は、上述した本発明の実施の形態と類似の手法で構築し、動作させることができる。この照明システムの長所は、第2の発光素子内に含まれる蛍光体材料を、主として色特徴手段(出力光52の色点を広範囲の色に調整することができる)上で選択できることである。これは、装飾応用において特に有利である。
当業者には明白なように、蛍光体副層45a及び45bは、互いに他から物理的に分離することもできる。例えば、
a)図11において、第1の副層45aをカバープレート80のような光学要素の1つの上に配置し、第2の蛍光体副層45bを基板25上の半導体発光デバイス20の間に配置することができる。
b)図12において、第1の副層45aをカバープレート80のような光学要素の1つの上に配置し、第2の蛍光体副層45bを基板25上の半導体発光デバイス20の間に配置することができる。
上述した実施の形態は例示であって本発明を限定するものではなく、当業者ならば、特許請求の範囲から逸脱することなく多くの代替実施の形態を設計できることを理解できよう。例えば、実施の形態の多くはLCDパネルのためのバックライト用としたが、これらの実施の形態の照明システムは機能及び装飾の両用であることができる照明器具内に広く使用することができる。本発明は、蛍光体の色特徴を使用する上で、従来技術よりも高度の自由度を与える。
幾つかの例に示されている照明システムは、原色の光が直接出力に導かれ、光の混合は光学要素間の空間において発生させることができる。当業者には明白なように、本発明は、原色の光が原色の光の輸送及び/または混合するための1つまたはそれ以上の光ガイドに結合されるようになっているいわゆるサイドリットシステムに使用することができる。このようなサイドリット構成では、第2の発光素子42、45は、折り返し光ガイドの180度反射器のような光ガイド内の便利な点に配置することも、または、第2の発光素子42、45は光ガイドの界面に付着させた1つまたはそれ以上の蛍光体層からなることも、または光ガイドは図4のカバープレート80と類似の手法で1つまたはそれ以上の蛍光体材料を一体的に含むこともできる。
特許請求の範囲の請求項において、括弧内に記載されている参照番号は該請求項を限定するものではない。“からなる”、“を含む”と言う動詞及びその活用形を使用しているが、これは請求項に記載のもの以外の要素の存在を排除するものではない。要素に先行している“ある”、または“1つの”等の冠詞は、複数のこれら要素の存在を排除するものではない。本発明は、幾つかの別個の要素からなるハードウェアによって実現することができる。幾つかの手段を列挙している装置請求項では、これらの手段の幾つかは1つの、そして同一のハードウェアのアイテムによって実現することができる。相互に異なる従属請求項に若干の基準が記載されていても、これらの基準の組合せを有利に使用できないことを意味しているものではない。
表2A:赤硫化物蛍光体−略称及び式
Figure 2010525512
表2B:赤/アンバー窒化物蛍光体−略称及び式
Figure 2010525512
表2C:黄/緑ガーネット蛍光体−略称及び化学式
Figure 2010525512
表2D:緑窒化物蛍光体−略称及び化学式
Figure 2010525512
表2E:緑硫化物蛍光体−略称及び化学式
Figure 2010525512
表2F:他の緑/黄蛍光体−略称及び化学式
Figure 2010525512
要約すれば、本発明は発光デバイスを含む照明システムを提供し、上記照明システムは発光デバイスの一部を形成している第1の発光素子を励起する。第1の発光素子から放出された光、及び/または発光デバイスから放出された光が、発光デバイスから物理的に離間されている第2の発光素子を励起する。2つの発光素子、即ち、発光デバイス内の第1の素子、及びカバープレートのような発光デバイスから物理的に離間している第2の素子を使用することによって、発光デバイスが発生した光の変換が“ローカル”及び“リモート”の両位置においてそれぞれ遂行され、光変換がリモート位置だけにおいて遂行される従来技術の状況に比して、リモート位置に要求される発光材料の量を減少させることができる。
8−14 照明システム
15−18 ディスプレイデバイス
20 半導体発光デバイス
21 チップ(ダイ)
31 青光
32 第1の黄光
33 第2の黄光
34 緑光
41 第1の蛍光体層(ローカル)
42 第2の蛍光体層(リモート)
45 第2の蛍光体層
45a 第1の蛍光体副層
45b 第2の蛍光体副層
50 出力光
60 LCDパネル

Claims (12)

  1. 照明システム(9、10、11、12、13、14)であって、
    第1の原色(31)の光を放出するように構成されている半導体発光デバイス(20)を含み、上記半導体デバイスは上記第1の原色(31)の光の少なくとも一部を吸収して第2の原色(32)の光を放出するように構成されている第1の発光素子(41)を含み、
    上記半導体発光デバイス(20)から物理的に離間し、上記第1(31)または第2(32)の原色の光の少なくとも一部を吸収して第3の原色(33)の光を放出するように構成されている第2の発光素子(42、45)を更に含み、
    上記照明システムは、上記第1(31)、第2(32)、及び第3(33)の原色の少なくとも1つまたはそれ以上の光を組合せて上記照明システム(10)の出力光(50)を形成するように構成されている、
    ことを特徴とする照明システム。
  2. 上記第1の発光素子(41)による光変換は上記第2の発光素子(42、45)よりも大きい度合いの光変換を行うように構成され、上記光変換の度合いは1976 CIE色度図上で上記原色(31)の色点から遠去かるような色点の移動によって測定可能であることを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  3. 上記第1の発光素子(41)は蛍光体材料を備え、
    上記第2の発光素子(42、45)は第2の蛍光体材料を備え、
    上記第1の発光素子(41)内の上記第1の蛍光体材料の実効厚みは、上記第2の発光素子(42、45)内の上記第2の蛍光体材料の実効厚みよりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  4. 上記第3の原色(33)の光は、上記第2の原色(32)の光の主波長よりも大きいか、または等しい主波長を有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  5. 上記第2の発光素子(42、45)は更に、上記第1及び第2(32)の原色の光の少なくとも一部を吸収するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  6. 上記第2の発光素子(42)は、互いに物理的に離間している2つまたはそれ以上の蛍光体材料(45a、45b)を備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  7. 上記第2の発光素子(42)は更に第4の原色(34)の光を放出するように構成されており、上記照明システムは上記第1(31)、第2(32)、第3(33)、及び第4(34)の原色の少なくとも1つまたはそれ以上の光を組合せて上記照明システム(10)の出力光(50)を形成するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  8. 上記照明システム(10、11、12、13、14)は、白に見える混合された出力を形成するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  9. 上記第1の発光素子(41)及び第2の発光素子(42、45)は、上記第1(31)、第2(32)、及び第3(33)の原色の光の1つまたはそれ以上の組合せの発光当量、演色評価数、及び色域の1つまたはそれ以上を最大化するようになっている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  10. 上記第1の発光素子(41)及び第2の発光素子(42、45)は、上記第1(31)、第2(32)、第3(33)、及び第4(34)の原色の光の1つまたはそれ以上の組合せの発光当量、演色評価数、及び色域の1つまたはそれ以上を最大化するようになっている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  11. ディスプレイデバイス(15、16、17、18)であって、
    上記請求項1に記載の照明システム(9、10、11、12、13、14)と、
    上記照明システムの出力光(50、51)の少なくとも一部を捕らえるように配列されている関連体(60)と、
    を含むことを特徴とするディスプレイデバイス。
  12. 上記関連体はLCDパネル(60)であり、上記照明システム(9、10、11、12、13、14)は上記LCDパネル(60)のためのバックライトとして構成されている、
    ことを特徴とする請求項11に記載のディスプレイデバイス。
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