JP2010524312A - ミキシングコンソールでオーディオプラグインを利用する装置および方法 - Google Patents

ミキシングコンソールでオーディオプラグインを利用する装置および方法 Download PDF

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本発明は、ミキシングコンソールとコンピュータとを備える、ミキシングコンソールでオーディオプラグインを利用する装置に関するものであり、ミキシングコンソールは操作パネルと信号を処理する電子装置とを有しており、コンピュータはオーディオインターフェースを有しており、コンピュータにはオーディオプラグインをインストール可能であり、プラグインを受け入れるためのオーディオプラグインホストがコンピュータにインストールされており、ミキシングコンソールはプラグイン制御システムを有しており、コンピュータとミキシングコンソールはオーディオ接続部(オーディオ連絡線)および少なくとも1つの制御配線によって相互に接続されており、オーディオプラグインの制御を含めた制御全体をミキシングコンソールから実行可能である。さらに本発明は、使用されるべきオーディオプラグインが、コンピュータにインストールされたプラグインを含むファイル内において、ミキシングコンソールの制御システムにより自動的にサーチされ、オーディオプラグインがそれぞれ1つのエフェクトスロット(FXスロット)に割り当てられ、当該エフェクトスロットのために必要なオーディオライン接続(オーディオ連絡線)がリザーブされ、それによってこのオーディオプラグインをミキシングコンソールで利用することができる、ミキシングコンソールでオーディオプラグインを利用する方法を提案する。

Description

本発明は、ミキシングコンソールとコンピュータとを備える、ミキシングコンソールでオーディオプラグインを利用する装置に関するものであり、その際ミキシングコンソールは操作パネルと信号を処理する電子装置とを有しており、コンピュータはオーディオインターフェースを有しており、コンピュータにはオーディオプラグインをインストール可能であり、ならびに本発明は、ミキシングコンソールでオーディオプラグインを利用する方法に関する。
オーディオプラグインは、音声変更または音声生成のためのソフトウェアに基づくインプリメンテーションである。本発明は、特に、バーチャルスタジオテクノロジー(VST)のオーディオプラグインに関わるものである。これはオーディオ分野のソフトウェアのためのインターフェースであり、オーディオワークステーションのようなVSTホストと、バーチャルのインストルメントないしエフェクトとの間のダイアログを可能にし、それによってこれらをオーディオワークステーションの内部でプラグインとして作動させることができる。このようなVSTインターフェースがもっとも広く普及しているので、本発明は特にこれを対象とする。
オーディオプラグインは、従来、特にいわゆるデジタルオーディオワークステーション(digital Audio Workstation DAW)で用いられている。その場合、オーディオワークステーションの信号経路でプラグインが用いられ、それにより、個々のチャネルの内部で音声処理を利用することができる。プラグインによって実に多種多様な音声変更が可能であり、単純な音色の変更(イコライザ)、ホールエフェクト、あるいは、たとえば古いレコード等でのノイズ除去やクリック除去が可能である。このような種類のプラグインを、さまざまな利用目的とエフェクトのために、デジタルオーディオワークステーション(Audio-Workstations)で利用できるようになっているので、それによって与えられる音声変更の手段は、特にコンサートイベントのようなイベントでも直接使用可能であるプロフェッショナルなミキシングコンソールにおいても、いっそう強く望まれるようになっている(そうした場所では、当然、このようなオーディオワークステーションは設置されていない)。オーディオワークステーション用として開発されたオーディオプラグインを、デジタルミキシングコンソールで使用できるようにするためには、プラグインを適合化しなくてはならない。このような種類のオーディオプラグインをミキシングコンソールのメーカーが自社のミキシングコンソール用として使用するために、およびミキシングコンソール自体で直接使用するために開発しようとすれば、このことは作業が2倍になることを意味する。また、このようなオーディオプラグインはしばしば開発者の「パーソナルな」音色を創出するものであり、そのような音色が求められる場合がある。
そこで本発明の課題は、前述した欠点を回避したうえで、デジタルオーディオワークステーションで用いられている従来のオーディオプラグインを、ミキシングコンソールでの用途のためにも利用可能にする装置および方法を提供し、操作性や利用性に関して、ミキシングコンソールの利用者にデジタルオーディオワークステーションで与えられるのと同様の結果を提供することにある。
上述の課題を解決するために本発明は、プラグインを受け入れるためのオーディオプラグインホストがコンピュータにインストールされており、ミキシングコンソールはプラグイン制御システムを有しており、コンピュータとミキシングコンソールはオーディオ接続部および少なくとも1つの制御配線によって相互に接続されており、オーディオプラグインの制御を含めた制御全体をミキシングコンソールから実行可能であることを特徴とする、冒頭に述べた種類の装置を意図している。
さらに、本発明は上述の課題を解決するために、冒頭に述べた種類の方法において、使用されるべきオーディオプラグインが、コンピュータにインストールされたプラグインを含むファイル内において、ミキシングコンソールの制御システムにより自動的にサーチされ、オーディオプラグインがそれぞれ1つのエフェクトスロット(FXスロット)に割り当てられ、当該エフェクトスロットのために必要なオーディオ接続(オーディオ連絡線)がリザーブされ、それによってこのオーディオプラグインをミキシングコンソールで利用することができることを意図している。
すなわち本発明では、通常はデジタルオーディオミキシングコンソールである
オーディオミキシングコンソールがコンピュータとダイレクトに接続されており、これは、このようなコンピュータで作動する通常のオペレーティングシステムを備える高性能PCであってよい。コンピュータはオーディオインターフェースを有しており、これは任意の種類のものであってよく、たとえばAESインターフェース(AESステレオIN/OUT)やAES10インターフェースであってよい。制御接続は、イーサネットに基づくTCP/IP接続であるのが好ましい。オーディオプラグインホストは、インターフェースを介して値変更を受信してオーディオプラグインにこれを送信するが、値変更を自ら管理するのではなく、ミキシングコンソールの制御システムにこれを送り、この制御システムが値変更を管理し、変更し、保存する。
ミキシングコンソール制御システムの中枢部にとって、本来のDSPパラメータとプラグインパラメータとの間に違いはない。オーディオ処理部との通信が異なるだけであり、これは、一方のケースではATMによってDSPカードへ、特にプロプライエタリDSPカードへ行われ、他方のケースではTCP/IPによってプラグインホストへ、そしてさらにプラグインへと行われる。ミキシングコンソールパラメータに適用することができるすべてのオペレーションは、プラグインパラメータについても行われる。
さらに、本発明による装置は、制御システムがエフェクトスロット(FXスロット)を有しており、および/またはミキシングコンソールがグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を備えていることによって構成されているのが好ましい。プラグインスロットまたはエフェクトスロットは、プラグインインスタンスのためのバーチャルなフリースペースである。
本発明による方法の発展例は、エフェクトスロットへのプラグインの割り当てのときに当該エフェクトスロットのために空いているオーディオ接続部が自動的にリザーブされ、それぞれのエフェクトスロットが不活動化すると再びリリースされ、特に、エフェクトスロットに対するオーディオプラグインの割り当てのときにオーディオプラグインの名称およびすべてのパラメータを含むデータセットが構築され、引き続いてミキシングコンソールの制御システムにより管理され、それによってミキシングコンソールはコンピュータのオーディオプラグインのすべてのパラメータを制御可能であることを意図している。
さらに、以後の処理のために本発明は、好ましい実施形態において、それぞれのFXスロットに対するオーディオプラグインの割り当て、ならびにオーディオ接続はミキシングコンソールの制御システムの最上位のバッファインスタンスで実行され、および/またはオーディオプラグインのデータセットはスナップショットに、またはミキシングコンソールの制御システムのダイナミックオートメーションのパスに完全に保存され、スナップショットまたはオートメーションパスの再生時にコンピュータ上のオーディオプラグインが、制御システムからのそれぞれのデータセットのデータによって自動的にパラメータ化されることを意図しており、後者の場合、特に保存されているデータは、1つのミキシングコンソールの制御システムから別のミキシングコンソールの制御システムへ移植可能である。
これに加えて本発明では、オーディオプロダクションおよび/またはデータセットをロードするときにオーディオプラグインをコンピュータ上で見つけることができない場合、当該オーディオプラグインに該当するデータは無視されるが、プロダクションデータ、スナップショットデータ、およびオートメーションデータはロードされることが意図されていてよい。
本発明による装置のきわめて好ましい1つの実施形態では、コンピュータはRDPサーバを有しており、ミキシングコンソールはRDPクライアントを有しており、そのようにしてコンピュータはRDPプロトコルによりミキシングコンソールから操作可能であることが意図される。それに応じて本発明の方法は発展例において、オーディオプラグインのグラフィカルユーザーインターフェースのウィンドウが、ミキシングコンソールにインストールされているRDPクライアントによって、ミキシングコンソールのスクリーンへ完全に移植され、特に、ミキシングコンソールのRDPクライアントがコンピュータへアクセスすると、そこで現在ログオンしている利用者が自動的にログオフされて、ミキシングコンソールの制御システムについてのみ利用者アクセスが構築され、および/またはコンピュータ上のオーディオプラグインのウィンドウが自動的に全画面に切り換えられ、そのようにしてスクリーン上で他のメニューバーやタスクバーがフェードアウトされ、その結果、オーディオプラグインのウィンドウだけがスクリーンに表示され、そのようにしてコンピュータへの直接的な介入が阻止されることを意図している。
本発明の上記以外の利点や構成要件は特許請求の範囲から明らかであり、および、本発明による装置の一実施例について図面を参照しながら具体的に説明する以下の説明から明らかである。
本発明による装置のシステム構造である。 利用者によるパラメータ変更のときの手順である。 保存されている値のロードである。
本発明による装置は、通常のオペレーティングシステムを備える高性能PCのような従来式のコンピュータ1を有している。さらに本発明の装置は、デジタルミキシングコンソール2を含んでいる。
コンピュータ1は、特に、オーディオIN/OUTインターフェース1.1を有している。さらに、コンピュータにはプラグインホストまたはプラグインサーバ1.2がインストールされており、またコンピュータには、ミキシングコンソール2ないしプラグインを制御するための制御システム2.2の要請に応じて処理することができるプラグイン1.2.1,1.2.2が格納されている。オーディオプラグインとプラグインホストとの通信は、VSTコールバック1.3を介して行われる。
さらに、ミキシングコンソール2は信号を処理する電子装置2.1を有しており、この電子装置は内部でプラグイン制御システム2.2と接続されるとともに、さらにはオーディオ接続部2.3(連絡線)を介して、コンピュータ1ないしそのオーディオIN/OUTインターフェースと接続されている。
さらに制御システム2.2は、TCP/IPインターフェース2.4および制御配線3.2を介して、コンピュータ1のプラグインサーバ1.2と接続されている。プラグインの操作は、RDPプロトコルを介して、ミキシングコンソールの操作ユニット2.5によって行われ、そのためにコンピュータにはRDPホスト(図示せず)があり、またミキシングコンソールには、グラフィカルユーザーインターフェース2.7(GUI)を備えるRDPクライアント(同じく図示せず)がある。
本発明による方法の進行手順は次のとおりである:
ミキシングコンソール2の制御システム2.2が、インストールされているオーディオプラグイン1.2.1,1.2.2の1つまたは複数のファイルをコンピュータ1上で自動的にサーチし、場合により、制御システムに既知であるプラグインを認識する。
このようなオーディオプラグインが論理的なエフェクトスロット(FXスロット)に割り当てられる。エフェクトスロットは、相応のオーディオプラグインのために必要なオーディオ接続(オーディオ連絡線)を自動的にリザーブする。このとき、たとえばステレオプラグインについてはエフェクトスロットに2つのライン接続が割り当てられ、サラウンド5.1プラグインには6つのライン接続が割り当てられる。本発明による装置では、たとえば256個の論理的なエフェクトスロットを利用することができる。エフェクトスロットの最大数は任意に拡張することができる。ライン接続へのアクセスはダイナミックに行われる。このとき、空いているライン接続がエフェクトスロットへ自動的に割り当てられ、当該エフェクトスロットが不活動化すると再びリリースされる。
プラグインスロットまたはエフェクトスロットは、利用者により恣意的に選択することができる。プラグインの個々のインスタンスが、これに割り当てられたスロットを用いて識別される。利用者は、たとえばあるときには空間シミュレーションプラグイン、またあるときには「チューブディストーション」である2つのプラグインをサーバにインストールする。これらを何度もインスタンス化のために利用することができ、VSTサーバの計算能力によってのみ制限をうける。利用者は、第1のスロットでは1つの音響を選択し、第2のスロットでは別の音響を選択し、第3のスロットではディストーションを選択する。スロットへの割り当てをすることで、さまざまに異なるパラメータセットをインスタンスに振り分けて、これをスナップショットに保存することも可能となる。生じたオーディオリソース(プラグインの入力と出力)も、スロットを用いてクロスバーで利用可能である。
オーディオプラグインがエフェクトスロットに割り当てられるとき、特にオーディオプラグインの名称およびすべてのパラメータを内容とするデータセットが構築される。このデータセットはミキシングコンソール2の制御システム2.2によって管理され、それにより、この制御システムはコンピュータ1上のオーディオプラグインのすべてのパラメータを制御することができる。このとき、いかなるデータセットもコンピュータ1には保存されない。コンピュータは、オーディオプラグインホストまたはオーディオプラグインサーバ1.2としての役目と、ミキシングコンソール2の制御システム2.2へと通じる接続部/チャネルとしての役目とを果たすにすぎない。
オーディオプラグインのエフェクトスロットおよび使用される多数のオーディオ接続への割り当ては、ミキシングコンソールの制御システム2.2の最上位のバッファインスタンスで、いわゆるプロダクションで行われるのが好ましい。プロダクションをロードするとき、プラグインサーチと処理が上に述べたやり方で行われる。
これに加えてオーディオプラグインのデータセットはスナップショットに、または、ミキシングコンソール2の制御システム2.2のダイナミックオートメーションのパスに、完全に保存することができる。ここでのミキシングコンソールオートメーションは、特定のミキシングコンソールパラメータの制御状態の記録、保存、再現を意味している。このようなスナップショットまたはオートメーションパスが再生されるとき、コンピュータ1上のオーディオプラグインは制御システム2.2に由来するデータセットのデータによって自動的にパラメータ化される。
図2は、利用者によってプラグインパラメータを変更するときの手順を進行図で示している。利用者は、ミキシングコンソールリモートデスクトップで、プラグインGUIによってパラメータを変更する。このことがプラグインに通知され、プラグインはこの変更をVSTコールバックメカニズムを介してコンピュータのプラグインホストに伝送し、さらにプラグインホストがTCP/IPを介してミキシングコンソールの制御システムにパラメータ変更を伝え、制御システムが新たな値をデータセットに保存する。これに加えて、オーディオ処理のために新たな数値がプラグインGUIに表示される。
進行図3は、保存されたパラメータ値をロードするときの手順、相互作用、またはシーケンスを示している。ここでは利用者はミキシングコンソールの制御システムに、データセットに由来するパラメータをロードするよう命じ、制御システムはパラメータ値のロードの後、これをTCP/IPを介してプラグインホストへ送信する。プラグインホストはプラグインのパラメータ値を設定し、これがさらにプラグインGUIで表示され、それによりリモートデスクトップを通じて視覚的なフィードバックが利用者に対して行われる。
こうして保存されたデータは、ミキシングコンソールの制御システム2.2から他の制御システムへ完全に移植することができ、その場合他の制御システムに接続されている操作ハードウェアおよびオーディオハードウェアが、別の種類のものとして構成されていたとしても構わない。
プロダクションまたはデータセットをロードするとき、インストールがなされていないためにプラグインがコンピュータ1上で見つからないときは、この該当するデータは無視されるが、それでもプロダクションスナップショットとオートメーションデータのロードは行われる。
オーディオプラグインの操作と視覚化のために、オーディオプラグインのウィンドウがミキシングコンソールのグラフィカルユーザーインターフェース2.7へ完全にエクスポートされ、すなわち、図示している実施例では、制御システム2.2にインストールされたRDPクライアントによってエクスポートされる。これは通常のオペレーティングシステム(Linux, Windows)のRDPクライアント2.6であってよい。RDPクライアント2.6は、コンピュータ1にインストールされているRDPホストまたはRDPサーバにアクセスする(RDPプロトコルはマイクロソフトがつくったプロトコルなのでWindowsサーバ)。コンピュータにインストールされているオーディオプラグイン1.2.1,1.2.2によるオーディオ処理のときの障害やエラーを確実に排除するために、RDPクライアント2.6がコンピュータへアクセスするとき、そこにログオンしている現在の利用者をログオフすることができ、ミキシングコンソール2の制御システム2.2についてのみ利用者アクセスを行えることを意図することができる。さらに、オーディオプラグインホストのウィンドウがコンピュータ上で自動的に全画面に切り換えられ、このことは、オペレーティングシステムないしそのグラフィカルユーザーインターフェースのメニューバーやタスクバーがフェードアウトされ、その結果、オーディオプラグインのウィンドウだけがグラフィカルユーザーインターフェースへエクスポートされ、そのようにしてコンピュータへの直接的な介入が阻止されることを意味している。
1 コンピュータ
1.1 インターフェース
1.2 プラグインホストまたはプラグインサーバ
1.2.1 プラグイン
1.2.2 プラグイン
1.3 VSTコールバック
2 ミキシングコンソール
2.1 電子装置
2.2 制御システム
2.3 オーディオ接続
2.4 TCP−IPインターフェース
2.5 操作ユニット
2.6 RDPクライアント
2.7 ユーザーインターフェース
3.2 制御配線
3.3 制御配線

Claims (14)

  1. ミキシングコンソールとコンピュータとを備える、ミキシングコンソールでオーディオプラグインを利用する装置であって、前記ミキシングコンソールは操作パネルと信号を処理する電子装置とを有しており、前記コンピュータはオーディオインターフェースを有しており、前記コンピュータにはオーディオプラグインをインストール可能である、そのような装置において、
    プラグイン(1.2.1)を受け入れるためのオーディオプラグインホスト(1.2)が前記コンピュータ(1)にインストールされており、前記ミキシングコンソールはプラグイン制御システム(2.2)を有しており、前記コンピュータ(1)と前記ミキシングコンソール(2)はオーディオ接続部(オーディオ連絡線3.1)および少なくとも1つの制御配線(3.2)によって相互に接続されており、前記オーディオプラグインの制御を含めた制御全体を前記ミキシングコンソール(2)から実行可能であることを特徴とする装置。
  2. 前記制御システム(2.2)はエフェクトスロット(FXスロット)(2.2.2)を有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記ミキシングコンソール(2)はグラフィカルユーザーインターフェース(GUI2.7)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記コンピュータ(1)はRDPサーバを有しており、前記ミキシングコンソール(2)はRDPクライアントを有しており、それにより前記コンピュータ(1)は前記ミキシングコンソール(2)からRDPプロトコルによって操作可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の装置によってミキシングコンソールでオーディオプラグインを利用する方法において、
    使用されるべきオーディオプラグインが、前記コンピュータにインストールされたプラグインを含むファイル内において、前記ミキシングコンソールの制御システムにより自動的にサーチされ、オーディオプラグインがそれぞれ1つのエフェクトスロット(FXスロット)に割り当てられ、当該エフェクトスロットのために必要なオーディオライン接続(オーディオ連絡線)がリザーブされ、それによってこのオーディオプラグインをミキシングコンソールで利用することができることを特徴とする方法。
  6. エフェクトスロットに対するプラグインの割り当ての際に当該エフェクトスロットのために空いているオーディオ接続部が自動的にリザーブされ、それぞれのエフェクトスロットが不活動化すると再びリリースされることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. エフェクトスロットに対するオーディオプラグインの割り当ての際にオーディオプラグインの名称およびすべてのパラメータを含むデータセットが構築され、引き続いて前記ミキシングコンソールの前記制御システムにより管理され、それによって前記ミキシングコンソールは前記コンピュータ上のオーディオプラグインのすべてのパラメータを制御可能であることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. それぞれのFXスロットに対するオーディオプラグインの割り当て、ならびにオーディオライン接続は前記ミキシングコンソールの前記制御システムの最上位のバッファインスタンスで実行されることを特徴とする請求項5から7のいずれか1つに記載の方法。
  9. オーディオプラグインの前記データセットはスナップショットに、または、前記ミキシングコンソールの前記制御システムのダイナミックオートメーションのパスに完全に保存され、前記スナップショットまたは前記オートメーションパスの再生時にコンピュータ上のオーディオプラグインが、前記制御システムからのそれぞれのデータセットのデータによって自動的にパラメータ化されることを特徴とする請求項7または8に記載の方法。
  10. 保存されているデータは1つのミキシングコンソールの制御システムから別のミキシングコンソールの制御システムへ移植可能であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. オーディオプロダクションおよび/またはデータセットをロードするときオーディオプラグインをコンピュータ上で見つけることができない場合、当該オーディオプラグインに該当するデータは無視されるが、プロダクションデータ、スナップショットデータ、およびオートメーションデータはロードされることを特徴とする請求項5から10のいずれか1つに記載の方法。
  12. オーディオプラグインのグラフィカルユーザーインターフェースのウィンドウが、前記ミキシングコンソールにインストールされているRDPクライアントによって、前記ミキシングコンソールのスクリーンへ完全に移植されることを特徴とする請求項5から11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 前記ミキシングコンソールのRDPクライアントがコンピュータへアクセスすると、そこで現在ログオンしている利用者が自動的にログオフされて、前記ミキシングコンソールの前記制御システムについてのみ利用者アクセスが構築されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. コンピュータ上のオーディオプラグインのウィンドウが自動的に全画面に切り換えられ、そのようにしてスクリーン上で他のメニューバーやタスクバーがフェードアウトされ、その結果、オーディオプラグインのウィンドウだけがスクリーンに表示され、そのようにしてコンピュータへの直接的な介入が阻止されることを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
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