JP2010517691A - 再利用防止機構を有する注射器アセンブリ - Google Patents

再利用防止機構を有する注射器アセンブリ Download PDF

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Abstract

再利用防止機構を有した医療機器及び注射器、およびそれらの使用方法が提供される。1つまたはそれ以上の実施形態によれば、注射器は、胴部と、基部端と、ストッパと端壁を有した末端であって、前記ストッパが前記胴部の内側面と流体密封係合する末端と、前記基部端と末端との間に延在する本体と、を含む細長いプランジャロッドであって、前記プランジャロッドが前記胴部内を末端方向および基部端方向に動くことができ、前記基部端が指押しを含む、プランジャロッドと、前記プランジャロッドの末端と取り外し可能に係合する前記端部壁の少なくとも一部であって、前記前記端部壁の少なくとも一部がプランジャロッドの末端から取り外される際に、前記ストッパと前記注射器胴部の間に真空が生じることを防ぎ注射器の再利用を防ぐ、前記端部壁の少なくとも一部と、を具える。注射器を使用する方法は、吸引と排出サイクルの後に、前記プランジャロッドに対して末端方向への力を作用させることにより、前記ストッパを不能にして前記ストッパと前記胴部との間に真空が発生することを防止する。

Description

本出願は、2007年2月5日付けの米国仮出願第60/888166および2008年2月5日付けの米国出願第12/026173号の優先権の利益を有し、これら出願の開示はそれら出願の参照によってそのまま含まれるものである。
本発明は注射器アセンブリに関し、特に、再利用防止機構を有している注射器アセンブリおよびその使用方法に関する。
世界中で、使い捨て専用の皮下注射器製品を複数回使用することが、薬物乱用や伝染病の伝染の手段となっている。定期的に注射器を共用しまた注射器を再利用する麻薬常習者は、エイズウイルスに関して危険性が高いグループである。また、複数回使用の影響は、大量予防接種の間の注射器製品の繰り返し使用が多くの病気の広がりの原因であるような国では主要な関心事である。使い捨ての皮下注射器アセンブリを再利用することは、感染や病気がない場合であっても、麻薬の広がりの手段ともなっている。
この問題を改善する多くの試みがなされている。初期の貢献の最も顕著なものは、具体的行動に頼ったもので、破壊する器具を用いるか、あるいは注射器に力を作用したときに使用不能となるように注射器アセンブリにもろい部分を設けることによって、使用後に注射器を破壊するものである。他の試みとしては、プランジャと注射器胴体との間の胴体に金属留め具のような追加の構造を備え、所定回数のストロークの後に注射器を不能にするものである。生産するのにコストを要するが、これらの注射器は再利用を防ぐのに非常に効果的である。これらの注射器はその使用が特定されている。2ストローク注射器は、1つストロークで流体を吸い込みもう1つのストロークで注入するものであり、4ストロークを必要とする再構成を含む手順に用いることはできない。同様に、薬物送達法が2ストロークだけに関連している場合は、4つストロークが可能な注射器はロックされる前にはまだ機能的である。
また、大量の予防接種は、通常、資金が限定され、従って、注射器のコストが下がれば予防接種を受けた人の数を増すことができる発展途上国で行われる。
従って、標準的な皮下注射器のように、容易に製造でき、また使い易い、再利用防止機構を有した、費用効果の高い注射器アセンブリが依然として求められている。
本発明の医療機器ないし注射器アセンブリは、注射サイクル後にプランジャが胴部内で底に達した後に受動的に再利用を防ぐものである。従って、この注射器アセンブリは充填および注入のための通常の注射器アセンブリと同様に用いることができる。
本発明の1つの形態は、医療従事者が注入を完了しプランジャ注射器胴部の底に達した後に使用できないようになる使い捨て注射器に関するものである。プランジャの末端が胴部の端壁に接近し接触すると、プランジャロッドの不能にする機構が指押しに向けて基部端方向に押されて受容容器部ないし巣の中に入り、これによって、ストッパを通る通気がストッパと注射器胴部の間に真空が生じるのを防ぎ、従って、注射器の再利用を防止することができる。本発明の他の形態は、胴部からプランジャロッドを分解することがなされた場合には、注射器を不能にするための機構を提供する。
本発明の再利用防止機構を有した使用可能な注射器アセンブリは、液体を保持するための室を画成する内側面ないし内部面を有した円筒状側壁を有した胴部を備える。胴部は、開放の基部端と、そこを通って上記室と液体連通する末端壁を有した末端を含んでいる。プランジャロッドは、基部端、末端および、基部端と末端との間に延在する細長い本体部を含んでいる。プランジャロッドの基部端は指押しを備え、プランジャロッドの末端はストッパと端壁を備える。1つ以上の実施形態では、ストッパは上記端壁の外周を構成するエッジの形態であり、そのエッジは、胴部の内部面とで密封を形成し、また、プランジャロッドおよび/または端壁と一体に形成される。
ストッパは胴部の内側面と流体密封係合状態でスライド可能に位置決めされ、胴部に対するストッパの動きによって室に液体を吸い込んだりまたは室から液体を排出したりする。1つ以上の実施形態では、ストッパは、プランジャロッドに対して基部方向の力が作用するときに、室の中で胴部とともに真空を形成するよう構成されている。1つの実施形態によれば、プランジャロッドの端壁は、開口を介して胴部の室と流体連通する容器部を含む。他の実施形態では、容器部は、容器部と医療機器の外面との間の流体連通を可能とする1つ以上の開口を有するものである。
1つ以上の実施形態は、ストッパと胴部によって作られる真空を解消するための手段を有した注射器を提供する。特定の実施形態では、真空を解消するための手段は、プランジャロッドの末端と取り外し可能に係合する端壁の少なくとも一部を有したプランジャロッドによって提供されるものである。1つの実施形態によれば、プランジャロッドの末端からのこの端壁の一部を取り外すことによって、ストッパと注射器胴部との間に真空が作られることが防止される。本発明が理論に縛られることはないが、真空がストッパと注射器胴部との間に作られなければ、液体あるいは薬剤が胴部の室の中に吸引されることがなく、従って、注射器が再利用されることがないと考えられている。
本発明の特定の実施形態では、プランジャロッドの末端と取り外し可能に係合する端壁の少なくとも一部は密封要素を備える。1つ以上の実施形態の密封要素は、基部端、末端および基部端と末端との間に延在する側壁を含む。特定の実施形態では、側壁は、その基部端における第1の直径とその末端における第2の直径を有し、第1の直径は第2の直径より大きい。少なくとも1つの実施形態では、密封要素は、プランジャロッドの開口と取り外し可能に係合し、また、開口をも密封して室における液体が容器部に入らないようにしている。1つ以上の実施形態の密封要素は、端壁から外に向かって遠く突出し、それによって、ストッパが注射器胴部の末端壁に接触しているとき、密封要素が端壁から外れ、少なくとも部分的に容器部内に押されまたは動かされる。密封要素の取り外しによって、端壁を通る通気孔を生じさせ、あるいは開口に対して少なくとも部分的に遮るものがなくなる。この開口によって、さらに容器部と室との間、従って、室と医療機器外部の間が液体連通する。この通気によって、ストッパと胴部の内側面との流体密封係合動作によって室に真空が形成されるのを防止することができる。
本発明の一実施形態は、注射器の使用の後にストッパと胴部の間に真空が再形成されることを防止するための手段を備える。特定の実施形態では、この手段は、末端の近くまたは末端に隣接して1つ以上の溝を有する密封要素によって提供される。この実施形態によれば、密封要素が端壁から取り外されあるいは係合が外れた後に、それら溝が、密封要素が端壁と係合することを防止するように構成されている。1つまたはそれ以上の溝の存在によって密封要素と開口の間に通気ができると考えられている。このような注射器を再利用するには、ユーザーは、密封要素と開口とを一列に並べ、密封要素を溝を越えて開口に押しやり開口に密封を生じさせるようにしなければならない。
本発明の一実施形態によれば、端壁は、端壁の少なくとも1つの取り外し可能な部分またはストッパに対する密封要素と連結する脆い要素を含む。1つの実施形態の脆い要素は、室の中での基部および末端へ完全な移動の少なくとも2回のストロークにおけるプランジャロッドの基部および末端への移動に耐えるように構成されている。この出願を通じて使用されるように、「ストローク」と言う用語は、注射器胴部の長さに沿ったプランジャロッドの基部および末端への移動を意味する。本発明の他の実施形態では、ストッパの脆い要素は、プランジャロッドに対して末端方向に十分な力が作用したときに壊れるように構成され、これにより、端壁が胴部の末端壁と接触することが可能になる。
1つ以上の実施形態では、プランジャロッドは、端壁と本体の間に位置する環状のフランジをも含む。プランジャロッドは、十分な基端方向への力がプランジャロッドに作用したとき、プランジャロッドの末端をプランジャロッドの基部端から分離するための、脆い部分のような、手段を含むことができる。特定の実施形態では、環状のフランジは、さらにその外周部上に配された外側に向かう突出部を含む。本発明の一実施形態によれば、胴部の側壁はその内側ないし内部面上に不連続部を含み、この不連続部はプランジャロッドの外方に向いた突出部と協働して使用の前に注射器分解されるのを防ぐことができる。このような実施形態では、側壁は不連続部を含む部分でプランジャロッドの外方に向いた突出部より大きい直径を有し、それによってプランジャロッドを注射器の胴部の中に閉じ込めることができる。さらに他の実施形態では、プランジャロッドに対して連続して基端方向への力を作用させせることによってプランジャロッドの脆い部分を壊れさせる。
本発明の他の形態は、本明細書に記載の注射器を用意し、プランジャに対して基部方向に向かう力を作用させることによって室内に液体を吸い込み、プランジャロッドに対して末端に向かう力を作用させることによって液体を排出し、およびプランジャロッドに対して末端に向かう十分な力を作用させてストッパを無能力化し、プランジャロッドに対する近位端に向かう力が作用する際にストッパと注射器胴部との間に真空が発生することを防ぐ、工程を有した、注射器の使用方法に関する。本発明の一実施形態は、さらに、プランジャに対して基部端に向かう力を作用させることによって排出された吸引し、およびストッパと注射器胴部との間に真空が生じるのを防ぐ前に、プランジャロッドに対して末端に向かう力を作用させることによって2度目の液体の排出を行う、工程を有する。
本発明の一実施形態の再利用防止機構を有する注射器アセンブリの斜視図である。 図1の注射器アセンブリの上面図である。 図1の注射器アセンブリの側面図である。 図1の注射器の基部端を示す端面図である。 図4の注射器アセンブリの5-5線に沿った断面図である。 本発明の実施形態による注射器アセンブリのプランジャの斜視図である。 図6のプランジャの側面図である。 図7のプランジャの基部端を示す端面図である。 図7のプランジャの末端を示す端面図である。 図7のプランジャの10-10線に沿った断面図である。 図8のプランジャの11−11線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態の密封要素の側面図である。 図12の密封要素の末端を示す端面図である。 過度の力によって壊れるプランジャロッド上の脆い部分を備えた、一実施形態の注射器アセンブリを例示する側面図である。 図14のプランジャの胴部と部分の15-15線に沿った断面図である。 本発明の他の実施形態のプランジャロッドの断面図である。 本発明の他の実施形態による注射器の断面図である。
本発明のいくつかの代表的な実施形態を説明する前に、本発明が以下の説明で述べられる構造や工程の詳細に限定されていないことは理解されるべきである。本発明は、他の実施形態が可能であり、また、種々のやり方で実施できあるいは実行されることが可能である。
本発明の説明の目的のために、用語「末端」は注射器アセンブリを保持する人から最も遠い端を指し、これ対し、用語「基部端」は注射器アセンブリを保持する人に最も近い端を指すことを意図したものである。
再利用防止を有している、使用可能な注射器アセンブリ20は、液体を保持するための室25を規定する内側面23を有した円筒状の側壁22を含む胴部21を備える。胴部は、さらに、開放された基部端27と、それを介して室と液体連通する通路31を有した末端壁29を含む末端28を含んでいる。側壁は、さらに、図15により明確に示されるように、内側面上に不連続部24を含む。
プランジャないしプランジャロッド33は、細長い本体部すなわち本体34を含み、この本体は、基部端35、それを通る開口39を備えた端壁38を有する末端37、およびストッパ41を含み、このストッパは、胴部の内側面と流体密封係合した状態でスライド可能に位置決めされ、これにより、胴部に対するストッパの移動によって室内に液体を引き込み、また、室から液体を排出することができる。図9に示される実施形態では、ストッパ41は、端壁38の外周のエッジの形態であり、胴部の内部面と流体密封を形成する。他の実施形態によれば、ストッパは、プランジャロッドの末端に取り外し可能に取り付けられ、胴部の内部面と密封を形成する外周縁を含む別個の部分とすることができる。ストッパは、密封を形成するのに適したものとして当該技術分野で知られている、可塑性材料、エラストマー材料、あるいは他の材料で構成することができる。
プランジャの細長い本体部は、胴部の開放された基部端から外方に延在し、その基部端35に指押し42を含んでいる。プランジャは、さらに、その末端で壁38に隣接し開口39を通してアクセス可能な容器部43を含んでいる。容器部43は、その周囲に少なくとも1つの開口44を含み、これにより、容器部と注射器の外部との間に液体連通が可能となる。
末端49と基部端50を有する密封要素47は、端壁38と取り外し可能に係合し、また、開口39を密封することにより、室内の液体が容器部に入らないようにすることができる。密封要素の末端は、プランジャの端壁から突出し、それによってプランジャを胴部内の最も末端の位置へ移動させる際に、密封要素の末端は胴部の末端壁29と接触してその密封要素を末端壁38から取り外し、また、少なくとも部分的に容器部内に移動する。容器部のこのポジションでは、開口を介して空気が行き来し、容器部と室は、胴部とストッパとの間の流体密封係合によって室内に真空が生じすることを防止する。1またはそれ以上の実施形態では、真空の発生を防ぐための他の手段が提供される。
図16および17により明確に示されるように、本発明の他の実施形態では、端壁39が、密封要素47を端壁38に接続する脆い要素60を含む。脆い要素60は、プランジャロッドの多数回の基部や末端への移動に耐えるよう構成され、また、プランジャロッド33に対して末端方向への十分な力が作用した際に壊れて、端壁38が胴部29の末端壁と接触することが可能となるような構造とされている。脆い要素の破壊によって、注射器のユーザーはその注射器を再利用できないことを知ることになる。1つ以上の実施形態では、密封要素が端壁との係合を解除しあるいは端壁から取り除かれて真空が生じるのを防ぐのに端壁が末端壁に接触する必要がない。本明細書で別に説明されるように、密封要素47は、その側壁51上に1つまたはそれ以上の溝52を含むことができる。このような実施形態では、溝は、密封要素と端壁の間に通気孔ないし開口を作り、それによって真空の発生を防ぐことができる。
一実施形態では、端壁と密封要素はプランジャロッドに一体に形成される。しかしながら、脆い要素によってプランジャロッドあるいは注射器が、ユーザーが十分な力を作用させた際に使用不能になり、また、プランジャロッドに対して基部方向の力が作用した際にストッパが注射器から引き出されないためストッパと胴部の間に真空が形成されることを防ぐことができる。脆い要素は、注射器が凍結乾燥した薬剤とともに用いられることが可能に構成されているが、一方で依然として注射器の再使用を防ぐものである。脆い要素の選択された材料、あるいは、ストッパの構造および/または形状は、変更でき、それによって、脆い要素が、十分な力が作用した際に注射器の通常の使用の間にユーザーによって壊されることができるようにすることができる。
一実施形態によれば、ストッパと胴部との間に形成される真空を解消するための手段が提供される。
プランジャロッドは、また、本実施形態では環状のフランジ46の一部である、外方に向う突出部45を含む。環状のフランジ46は、直径がストッパより小さく、プランジャと胴部を整列させるよう機能する。環状のフランジは、胴部の内側面と流体密封を形成しない。外方に向いた突出部45の機能を、以下により詳細に説明する。プランジャの細長い本体部は、また、不適切に注射器アセンブリを再利用しようとするときに過度の力が作用すると、壊れるように構成された脆い部分40を含んでいる。この構成は、また、以下により詳細に説明する。
胴部21は、その末端に細長い先端32を含む。通路31は先端32を通って延在し、これにより。先端の末端と胴部の室との間に液体連通が可能となる。この実施形態では、先端32は円錐台状で、周知の皮下注射器アセンブリを受け入れることができる。別の選択肢として、皮下注射針カニューレ(不図示)を、ニードルカニューレの外部を通路の内部に接着させるようにして、先端に取り付けることができ、これにより、永久に取り付けられる針を提供することができる。この実施形態では、先端32は胴部の長手軸から半径方向に離れた偏心位置にある。先端を、胴部の長手の軸に沿った中心に配置することも本発明の範囲内にある。同じく、密封要素を有しているプランジャロッドの末端における開口は、この好ましい実施形態では、プランジャの長手軸に沿って位置している。しかしながら、必要に応じて、これらの要素は偏心位置に配されてもよい。
プランジャロッドとストッパが、同じ材料または異なる材料で別個にまたは一体に形成されることは本発明の範囲内にある。例えば、2材料の成型、あるいは同じ材料又は異なる材料で別個に形成され、また、機械的手段、接着剤、超音波溶接、熱融着、および/または他の適当な手段によって接合するものである。本実施形態のプランジャは、これら多くの候補の単なる例示に過ぎないものである。
使用では、本実施形態の注射器アセンブリは、図5において最も良く例示されるように、その部品の配置でユーザーに提供される。ユーザーは、胴体における先端に皮下注射針アセンブリを取り付け、小瓶、アンプルあるいは周知の安全な処置を用いた他の適当な容器から注射器を満たすことができる。胴部を持ち、望ましい量の注入可能な液体が室に入る間までプランジャの指押し42を、基部方向に引くことによって、液体は胴部の室に引き込まれる。
本発明の重要な利点は、適切に注射器胴部を満たすのに必要な回数だけプランジャを胴部に沿って前後に移動できることである。例えば、注射器胴部を滅菌した水で満たすことができ、次に滅菌した水を、注射器胴部に引き戻される凍結乾燥した薬剤を含む小瓶に注入できる。従来技術における多くの使い捨て注射は、プランジャが胴部に対してただ1回だけ基部方向への移動が可能なものである。そのために、上述されるように、滅菌した水と凍結乾燥する薬剤を混ぜることはできない。胴部の中の液体は、直ちに患者に注射されるか、あるいはカテーテル連結器の突き刺し可能な隔壁を通すような他の適当な方法で供給されることができる。液体は、胴部、通常は胴部フランジ30の部分を持ち、指押し42を押してプランジャを胴部内で末端方向に移動させて胴部の通路31を介して強制的に液体を押し出すことによって、注射される。室の液体の総てを出するために、ユーザーはプランジャを胴部における最も末端位置まで押す必要があり、その位置ではプランジャ33の端壁38が胴部の末端壁29と接触する。この位置では、末端壁29は、密封要素をプランジャに対して基端方向に移動させ、これにより、密封要素が容器部43の中に入るようにでき、そこではもはや開口39を密封しない。この時点で、注射器アセンブリはもはや作用することができず、再利用可能ではない。胴部室の中に液体を引き込むどのような試みもうまく行かない。それは、胴部内でのストッパの基部方向へ移動によって生じるどのような略大気圧も開口および容器部の開口を介した大気への通気によって直ちに低下するからである。液体を胴部から押し出すどのような試みでも同様にうまく行かない。それは、液体が、開口、容器部の開口を通り、ストッパの胴部基部における空洞内に至るからである。
密封要素がもはやプランジャの開口を密封しないことをさらに確実にするため、溝52が、密封要素の側壁51に配されて、密封要素が不注意によって再密封しないことを確実にする。選択肢として、プランジャロッドの開口周りの構造は、溝とともに同様な結果を達成するように構成することもできる。
本発明の一実施形態では、プランジャロッドに対する基部方向への十分な力の作用に際して、プランジャロッドを分離ないし壊すための手段が設けられる。一実施形態では、このような手段は、プランジャにおける脆い部分によって提供される。図15に最も明確に示されるように、胴部に対してプランジャを基部方向へ動かすことによって胴部からストッパを有しているプランジャを、不適切に引き出そうとしても、プランジャにおける外側を向いた突出部45が胴部の円筒状壁の内側面における不連続部24と係合することになる。さらに、図14および15に最も明確に示されるように、過度の力は脆い部分40を壊すという結果をもたらし、それによって、プランジャの一部が注射器アセンブリから出てストッパを胴部に残すことになる。
本発明の注射器アセンブリは、ユーザーがどのような投薬を必要としても、それぞれの注射器が期待に添うことを可能にする。ユーザーは1つの特定の投薬に限定されない。さらに、医療従事者は注射器の構成部分を作動させあるいは非作動とさせるためのどのような追加の工程を実行する必要がない。本発明の注射器アセンブリは、さらに、高価な内部機構の必要性を排除し、従って、最もこの注射器を必要とする人たちのために注射器をより取得可能なものとすることができる。
本発明は本明細書において特定の実施形態を参照して記述したが、これらの実施形態がただ本発明の原理と作用を説明するものであることが理解できる。当業者にはそれは種々の変形例や変化が、本発明の精神と範囲から外れずに本発明の方法と装置において可能であること明白である。

Claims (20)

  1. 医療機器において、
    液体を保持するための室を画成する内部面と、開放された基部端と、そこを介して前記室と液体連通する開口を有した末端壁を含む末端と、を有した円筒状の側壁を含む胴部と、
    基部端と、ストッパと端壁を有した末端で あって、前記ストッパが前記胴部の内側面と流体密封係合する末端と、前記基部端と末端との間に延在する本体と、を含む細長いプランジャロッドであって、前記プランジャロッドが前記胴部内を末端方向および基部端方向に動くことができ、前記基部端が指押しを含む、プランジャロッドと、
    前記プランジャロッドの末端と取り外し可能に係合する前記端部壁の少なくとも一部であって、前記前記端部壁の少なくとも一部がプランジャロッドの末端から取り外される際に、前記ストッパと前記注射器胴部の間に真空が生じることを防ぎ注射器の再利用を防ぐ、前記端部壁の少なくとも一部と、
    を具えたことを特徴とする医療機器。
  2. 端壁の少なくとも一部は、脆い要素によってプランジャロッドの末端と取り外し可能に係合し、前記脆い要素は、前記室内での少なくとも2回の完全な基部方向および末端方向へのプランジャロッドの移動に耐えるよう構成され、また、プランジャロッドに対して末端方向への十分は力が作用した際に壊れて端壁が前記胴部の端壁と接触することを可能とすることを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  3. 前記端壁の少なくとも一部は密封要素を含み、また、前記ストッパは、前記端壁に外周エッジを備え、この外周エッジは胴部の内部面で流体密封を形成することを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  4. 前記端壁は、容器部と、該容器部と前記室との間の液体連通を可能とする開口と、を含み、前記容器部は、当該容器部と前記医療機器の外部との間の液体連通を可能とする少なくとも1つの開口を有していることを特徴とする請求項3に記載の医療機器。
  5. 前記密封要素は前記開口と取り外し可能に係合して前記開口を密封するとともに、前記端壁から外方に向けて突出し、これにより、前記ストッパが前記胴部の末端壁と接触したとき、前記密封要素は前記端壁との係合を解消して前記容器部内に少なくとも部分的に移動し、それによって前記端壁を通る通気部を形成することを特徴とする請求項4に記載の医療機器。
  6. 前記密封要素は、基部端、末端、および前記基部端と前記末端との間に延在する側壁を有し、該側壁は、当該基部端で第1の直径、当該末端で第2の直径をそれぞれ有し、前記第1の直径は前記第2の直径より大きいことを特徴とする請求項3に記載の医療機器。
  7. 前記密封要素の前記側壁は、さらに、前記密封要素の末端に隣接して配される1つ以上の溝を備え、該溝は、前記密封要素が前記端壁との係合を解消した後、前記端壁と係合するのを防止するよう構成されたことを特徴とする請求項3に記載の医療機器。
  8. プランジャロッドは、さらに、前記端壁と前記本体の間に配置された環状のフランジと、前記環状のフランジの外周上に配置された外側を向いた突出部と、脆い部分と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  9. 前記胴部の内部面はさらに不連続部を備え、該不連続部は前記プランジャロッドの前記外方に向いた突出部の直径より大きな直径を有して前記プランジャロッドを前記胴部内に閉じ込めることを特徴とする請求項8に記載の医療機器。
  10. 前記プランジャロッドに対する連続した基端方向への力の作用によって、前記プランジャロッドの前記脆い部分が壊れることを特徴とする請求項9に記載の医療機器。
  11. 使い捨て注射器において、
    液体を保持するための室を画成する内部面と、開放された基部端と、そこを介して前記室と液体連通する開口を有した末端壁を含む末端と、を有した円筒状の側壁を含む胴部と、
    基部端と、端壁と、前記胴部の内側面と流体密封係合するストッパとを有した末端と、前記基部端と末端との間に延在する本体と、を含む細長いプランジャロッドであって、前記基部端が指押しを含み、前記ストッパが前記室内に前記胴部とともに真空を形成するよう構成された、プランジャロッドと、
    前記真空を解消するための手段であって、前記プランジャロッドが前記室内を少なくとも2回の吸気および排気サイクルのために末端方向および基部端方向に移動できるようにされた手段と、
    を具えたことを特徴とする使い捨て注射器。
  12. 前記プランジャロッドに対して基部端方向の十分な力を作用させた際に、前記プランジャロッドの基部端から前記プランジャロッドの末端を分離するための手段をさらに具えたことを特徴とする請求項11に記載の使い捨て注射器。
  13. 前記端壁は、前記端壁を前記真空を解消するための手段に接続するための脆い要素をさらに備え、前記脆い要素は前記プランジャロッドに対して末端方向への十分な力が作用した際に壊れるよう構成されたことを特徴とする請求項11に記載の使い捨て注射器。
  14. 真空が再形成されるのを防止するための手段をさらに具えたことを特徴とする請求項11に記載の使い捨て注射器。
  15. 注射器を使用する方法において、
    液体を保持するための室を画成する内部面と、開放された基部端と、そこを介して前記室と液体連通する開口を有した末端壁を含む末端と、を有した円筒状の側壁を含む胴部と、基部端と、端壁と前記胴部の内側面と流体密封係合するストッパとを有した末端と、前記基部端と末端との間に延在する本体と、を含む細長いプランジャロッドであって、前記プランジャロッドが前記胴部内を末端方向および基部端方向に動くことができ、前記基部端が指押しを含む、プランジャロッドと、を有する注射器を用意する工程と、
    前記プランジャロッドに対して基部端方向への力を作用することによって、前記室内に所定量の液体を吸引する工程と、
    前記プランジャロッドに対して末端方向への力を作用することによって、前記液体を排出する工程と、
    前記プランジャロッドに対して末端方向への十分な力を作用させて前記ストッパを不能とし、前記プランジャロッドに対して基端方向への十分な力が作用した際に前記ストッパと前記胴部との間に真空が生じるのを防ぐようにする、工程と、
    を有したことを特徴とする方法。
  16. 前記端壁の少なくとも1部は前記プランジャロッドの末端と取り外し可能に係合し、それにより、前記端壁の少なくとも1部が前記プランジャロッドの末端から取り外される際に、前記プランジャロッドに対する基部方向への力の作用によって前記ストッパと前記胴部との間に真空が生じるのを防ぎ、前記注射器の再利用を防止することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記プランジャに対して基端方向への力を作用させることによって、前記排出された液体を吸引する工程と、前記ストッパと前記胴部との間に真空が生じるのを防ぐ前に、前記プランジャロッドに対して末端方向への力を作用させることによって、2回目の液体の排出を行う工程と、をさらに有したことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記端壁の少なくとも1部は密封要素であり、前記端壁は、さらに容器部と、該容器部と前記室との間の液体連通を可能とする開口と、を含み、前記容器部は、当該容器部と前記注射器の外部との間の液体連通を可能とする少なくとも1つの開口を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記密封要素は前記端壁から外方に向かって突出し、それによって、前記ストッパが前記胴部の末端壁と接触するとき、前記密封要素は、前記端壁との係合を解消し、少なくとも前記容器部内に移動して前記端壁を通る通気部を形成し、それによって真空の発生を防ぐことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記端壁は、壊れたときに前記ストッパと前記胴部との間に真空が生じるのを防ぐ脆い要素を含み、該脆い要素は、前記端壁が前記胴部の末端壁に接触しない、複数回の基部端方向および末端方向への前記プランジャロッドの移動に耐え、前記プランジャロッドに対して末端方向への十分な力が作用した際には壊れて、前記端壁が前記胴部の末端壁に接触するよう構成されたことを特徴とする請求項17に記載の方法。
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