JP2010503098A - コンピュータのリモート制御モジュール、インターフェース、システム、および方法 - Google Patents

Abstract

コンピュータ用の独立リモート機能モジュール(100)が提供される。当該モジュールは、コンピュータの所望ハードウェア状態に関するユーザー入力(120)を受け付けるためのハードウェア制御スイッチ(110)と、スイッチ(110)に連結してスイッチ(110)からハードウェア制御信号(114)を受信し、コンピュータ上に実装されてコンピュータのハードウェアを制御するためのインターフェースにハードウェア制御信号(114a)を送信する通信デバイス(150)とを備える。

Description

本発明は、コンピュ−タ用の機能提供モジュール、こうしたモジュールとコンピュータとの間のインターフェースの接続、およびこうしたモジュールとインターフェースとに関する方法ならびにシステムに関する。

パーソナルコンピュータは、オフィスおよび家庭で広く利用されている。このようなパーソナルコンピュータは机上に置くか、机の下に置くことができる。パーソナルコンピュータは、一般に大容量データストレージ読取装置（例えばＣＤ読取装置やＤＶＤ読取装置やスマートカード読取装置やメモリカード読取装置など）を内蔵する。通常、さらにＵＳＢポートも設けられ、これはコンピュータを一つ以上の周辺装置（例えばＣＤ読取装置、キーボード、またはマウスデバイスなど）に接続することができる。パーソナルコンピュータ内蔵のハードディスクとパーソナルコンピュータとの状態の指標を与える表示ライトと共に、電力ボタンが設けられる。

本発明は、先行技術に関連する少なくとも1つの問題を解決する、あるいは改善することを追求する。

本発明の態様によれば、コンピュータ用のリモート制御モジュールが提供される。本発明の一態様では、コンピュータはパーソナルコンピュータである。本発明の一態様では、モジュールは独立型、および／または可搬型である。本発明の一態様では、モジュールは、コンピュータの少なくとも１つのハードウェア機能をリモート制御するように構成されている。本発明の一態様では、モジュールはコンピュータの電力状態を制御するように構成されている。そして本発明の一態様では、モジュールはリモートオン・オフスイッチを備えている。本発明の一態様では、ユーザー操作型の電力制御スイッチを備えている。本発明の一態様では、独立リモートコンピュータ制御モジュールが提供される。独立モジュールは、例えば対応するコンピュータと同じユニット内ではない等の、分離したモジュールとすることができ、対応するコンピュータに対して別個に、独立して移動することができる。

本発明の一態様では、モジュールはデータ受信手段を含む。本発明の一態様では、データ受信手段は大容量データストレージ読取手段である。本発明の一態様では、データ受信手段は、ＤＶＤ、ＤＶＤ＋Ｒ、ＤＶＤ＋Ｒ（Ｗ）、ＣＤ、ＣＤＲ、ＣＤＲＷ、ＵＳＢ、スマートカード読取装置、ｓｋｙｐｅ（登録商標）、Ｆｉｒｅｗｉｒｅ（登録商標）、オーディオ入力、Ｂｌｕ−ｒａｙ（登録商標）、およびＨＤ ＤＶＤ（登録商標）、から選ばれる。１つ以上のデータ受信手段を用意してもよい。さらに、本発明の一態様では、データ出力手段も用意される。データ出力手段は、オーディオ出力、ＣＤＲ、ＣＤＲＷ、ＤＶＤ＋Ｒ、ＤＶＤ＋ＲＷ、Ｂｌｕ−ｒａｙ、ｓｋｙｐｅ（登録商標）、およびＦｉｒｅｗｉｒｅ（登録商標）を含むことができる。データ入力手段およびデータ出力手段は、同じデバイスを含むことができる。

本発明の一態様では、表示手段が設けられ、コンピュータの稼動状態についての表示を提供する。本発明の一態様では、表示器がコンピュータの電力状態を示す。本発明の一態様では、表示器がコンピュータのハードディスクドライブ（ＨＤＤ）の活動状態を示す。本発明の一態様では、表示器はＬＥＤである。本発明の一態様では、表示器は、音声表示器および物理的可動部分から選ばれる。

本発明の一態様では、通信手段が設けられる。本発明の一態様では、通信手段は、コンピュータに連結可能なインターフェースにモジュールの機能の少なくともいくつかを接続するように構成されている。本発明の一態様では、通信手段は、ユーザー入力に基づく電力スイッチからの信号を受信し、コンピュータの電力状態を制御するためにインターフェースへ信号を送信するためのものである。本発明の一態様では、通信手段はスイッチから非コンピュータコード信号を受信するためのものである。本発明の一態様では、通信手段は、大容量データストレージ読取手段から読み取ったデータをコンピュータへ送信するためのものである。本発明の一態様では、通信手段は、大容量データストレージへ書き込むデータを受信するためのものであり、大容量データストレージ読取装置は大容量データストレージの書き込み装置でもある。本発明の態様では、通信手段は、コンピュータの少なくとも１つの稼動状態を表す１つ以上の信号を受信し、少なくとも１つの表示手段へ１つ以上の信号を発信する。

本発明の一態様では、通信手段は１本以上のケーブルを備える。本発明の一態様では、通信手段は１つ以上の無線接続を備える。

本発明の一態様によれば、コンピュータ用の独立リモート機能モジュールとコンピュータとの接続のためのインターフェースが提供される。本発明の一態様によれば、コンピュータのマザーボード上の２つのピンに対し直接接続するためのコネクタが設けられ、ピンの電気接続がマザーボードへ電力供給するために必要である。

本発明の一態様では、コンピュータへの電力は、たとえコンピュータがスタンバイモードでなく完全に電力を切っているときでも、モジュールからの制御を受けつけるインターフェースによって起動することができる。コンピュータのハードスタートアップおよびコールドスタートアップを実行することができる。本発明の一態様では、インターフェースはコンピュータのマザーボードに組み込まれている。本発明の一態様では、組込型インターフェースは、コンピュータのマザーボードへ選択的に電力を供給する制御装置を含む。

本発明の一態様では、コネクタは、本発明の態様によるリモートモジュールから、コンピュータの所望電力状態を表示する信号を受信するためのインターフェース通信手段に連結されている。本発明の一態様では、１つ以上のコネクタが設けられる。これらコネクタは、コンピュータの少なくとも１つの稼動状態を表す１つ以上の信号を受信し、リモートモジュールで表示信号の出力をするためにリモートモジュールへ１つ以上の信号を送信するためのインターフェース通信手段に連結されている。本発明の一態様では、インターフェース通信手段は、リモートモジュールからコンピュータ読取可能データを受信し、コンピュータへコンピュータ読取可能データを供給するために用意されている。本発明の一態様では、インターフェース通信手段は、コンピュータからコンピュータ読取可能データを受信し、リモートモジュールへデータを送信するために用意されている。

本発明の一態様では、インターフェース通信手段は１つ以上のケーブルを備える。本発明の一態様では、インターフェース通信手段は、一つ以上の無線接続を備える。本発明の一態様では、無線接続は、最高１Gbit/secのデータ送信を可能にし、高帯域かつ低電力の無線周波数伝送を行うウルトラワイドＵＳＢである。あるいは、他の無線通信プロトコルおよび装置を、本発明の装置で利用することもできる。

本発明の一態様によれば、本発明の一態様によるモジュールが、本発明の一態様によるインターフェースに接続している。本発明の一態様では、本発明の一態様によるインターフェースは、コンピュータに連結している。

本発明の一態様では、モジュールが、コンピュータ用キーボードやマウス、あるいは他が周辺装置を含む。本発明の一態様では、周辺装置信号からコンピュータへの信号およびその逆への信号は、モジュールおよびインターフェース内の通信手段を通して送られる。周辺装置はモジュール内部のＵＳＢポートを介してコンピュータに接続することができ、ＵＳＢポートからの信号がインターフェースに送信され、そしてインターフェースからコンピュータに送信される。

本発明の態様では、モジュールはコンピュータの表示装置も内蔵している。本発明の態様では、モニターが、モジュール内およびインターフェース内の通信手段を介してコンピュータから信号を受信する。本発明の態様では、インターフェースが、コンピュータ内のグラフィックスカードからグラフィックス信号を受信し、インターフェース通信手段を介してモジュールにこれらの信号を送信するグラフィックカードインターフェースを内蔵し、モジュールが、通信手段を介してモニター信号を受信し、モニター出力の制御のためにモジュール内のモニターへモニター信号を送出するためのモニターコネクタを内蔵する。本発明の一態様では、インターフェース及びモジュールの通信手段は、グラフィックカードからモジュールにグラフィックス信号を送信するためのケーブルを内蔵する。本発明の一態様では、モジュールは、壁あるいはその他に取り付けることができる。

本発明の一態様によれば、独立リモートコンピュータ機能モジュールが提供される。当該モジュールは、コンピュータの所望電力状態に関するユーザー入力を受け付け、非コンピュータコード信号を出力するように構成されたユーザー操作型電力制御スイッチと、スイッチからの信号を受信し、コンピュータの電力状態を制御するためにコンピュータに取り付けられるインターフェースに上述の信号を送信するために、スイッチに連結した通信装置とを備える。

本発明の一態様によれば、独立リモートコンピュータ機能モジュールが提供される。当該モジュールは、大容量データストレージメディアからコンピュータ読取可能データを読み取るために連結された、少なくとも１つの大容量データストレージ読取装置と、コンピュータの所望状態に関するユーザー入力を受信し、信号を発信するよう構成された、ユーザー操作型ハードウェア制御スイッチと、コンピュータの電力状態を制御するために、スイッチからインターフェースへ受信された信号を送信するためにスイッチに連結した第１の通信部と、大容量データストレージ読取装置からコンピュータへデータを送信するために、少なくとも１つの大容量データストレージ読取装置に連結した第２の通信装置部とを備える。

本発明の一態様によれば、独立リモートコンピュータ機能モジュールが提供される。当該モジュールは、コンピュータのユーザーからの電力制御入力を受けるよう構成されたユーザー操作型電力制御スイッチと、コンピュータの少なくとも１つの稼動状態を表示するように設けられた少なくとも１つの表示器と、コンピュータの電力状態を制御するために、スイッチからの信号を受信しコンピュータに信号を送信するためにスイッチに連結し、かつコンピュータの少なくとも１つの稼動パラメータを表す１つ以上の信号を受信し、少なくとも１つの表示器に１つ以上の信号を発信するために表示器に連結した少なくとも１つの通信装置とを備える。

本発明の一態様によれば、コンピュータをコンピュータの独立リモート機能モジュールに接続するためのインターフェースが提供される。当該インターフェースは、コンピュータの電力状態を制御するためのユーザー入力に関する非コンピュータコード信号を受信するためのインターフェース通信デバイスと、コンピュータのマザーボードに直接接続し、受信信号に応答してマザーボードを介してコンピュータの電力状態を直接制御するのに適合し、インターフェース通信デバイスに連結した電力制御装置とを備える。

本発明の一態様によれば、コンピュータをコンピュータの独立リモート機能モジュールに接続するためのインターフェースが提供される。当該インターフェースは、リモートモジュールからコンピュータ読取可能データを受信してコンピュータへコンピュータ読取可能データ供給し、コンピュータの電力状態を制御するリモートユーザー操作型スイッチからユーザー入力に関する信号を受信するよう構成し、コンピュータに連結したインターフェース通信デバイスと、コンピュータのマザーボードに直接接続し、受信信号に応答してマザーボードを介してコンピュータの電力状態を直接制御するよう構成し、インターフェース通信デバイスに連結した電力制御装置とを備える。

本発明の一態様によれば、独立リモートコンピュータ機能モジュールと、コンピュータ用独立リモートコンピュータ機能モジュールにコンピュータを接続するのに適合したインターフェースとを備えるリモートコンピュータ制御システムが提供される。当該モジュールは、コンピュータの所望電力状態に関するユーザー入力を受信して非コンピュータコード信号を発信するために構成されたユーザー操作型電力制御スイッチと、スイッチから信号を受信し、コンピュータの電力状態を制御するためにコンピュータ上に取り付けられたインターフェースへ信号を送信するために、スイッチ連結した通信デバイスとを備える。当該インターフェースは、コンピュータの電力状態を制御するためのユーザー入力に関する非コンピュータコード信号を受信するのに適合したインターフェース通信デバイスと、コンピュータのマザーボードに直接接続し、受信信号に応答してマザーボードを介してコンピュータの電力状態を直接制御するのに適合し、インターフェース通信デバイスに連結した電力制御装置とを備える。

本発明の態様によれば、独立リモートコンピュータ機能モジュールが提供される。当該モジュールは、モジュール内に取り付けられた少なくとも１つの大容量データストレージ読取装置と、少なくとも１つのデータストレージ読取装置から読み取られたデータをモジュールからコンピュータへ送信するために、データ読取装置に接続したモジュール内に取り付けられた第１の無線通信デバイスと、リモート電力制御スイッチと、リモート電力表示器と、リモート電力制御スイッチのユーザー操作に基づいてコンピュータのマザーボードを直接制御するために、且つコンピュータへ指令を送信し、コンピュータの電力状態を示すコンピュータからの信号を受信するために、リモート電力制御スイッチおよびリモート電力表示器に連結したモジュール内に取り付けられた第２の無線通信デバイスとを備える。

本発明の態様によれば、独立リモートコンピュータ機能モジュールが提供される。当該モジュールは、少なくとも１つの大容量データストレージ読取装置と、リモート電力制御スイッチと、モジュール内に取り付けられたリモート電力表示器と、少なくとも１つの大容量データストレージ読取装置、リモート電力制御スイッチ、およびリモート電力表示器に連結したケーブルソケットを備える。このケーブルソケットは、コンピュータに接続したケーブルを受け、リモート電力制御スイッチのユーザー活性化に基づいてコンピュータのマザーボードを制御するための指示、および、少なくとも１つの大容量データストレージ読取装置から読み取られたデータを、ケーブルソケットからコンピュータへ送信し、コンピュータの電力状態を示す信号をコンピュータからケーブルソケット内に受信するよう構成している。

本発明の他の態様によれば、独立リモートコンピュータ機能モジュールと、独立リモート機能モジュールに対してコンピュータを接続するのに適合したインターフェースとを備えたリモートコンピュータ制御システムが提供される。当該モジュールは、コンピュータの所望電力状態に関するユーザー入力を受信し、非コンピュータコード信号を発信するために構成されたユーザー操作型電力制御スイッチと、電力表示器と、スイッチから信号を受信し、コンピュータの電力状態を制御するためにコンピュータに取り付けられたインターフェースに信号を送信するためにスイッチに連結し、コンピュータに取り付けられたインターフェースから１つ以上の表示信号を受信し、表示信号に基づいて電力表示器を制御するために表示器に連結した通信デバイスを備える。当該インターフェースは、コンピュータの電力状態を制御するためにユーザー入力に関する非コンピュータコード信号を受信し、かつ１つ以上の表示信号を受信してこの表示信号をリモートモジュールへ送信するのに適合したインターフェース通信デバイスと、コンピュータのマザーボードに直接接続し、受信信号に応答してマザーボードを介してコンピュータの電力状態を直接制御するのに適合した、インターフェース通信デバイスに連結した電力制御装置とを備える。

本発明の実施例による独立リモート機能モジュールを示す図である。 本発明の実施例による独立リモート機能モジュールを示す図である。 本発明の実施例による独立リモート機能モジュールを示す図である。 本発明の実施例によるリモートコンピュータ制御インターフェースを示す図である。 本発明の実施例によるリモートコンピュータ制御インターフェースを示す図である。 本発明の実施例によるリモートコンピュータ制御システムを示す図である。 図６に示されるシステムの作動方法を示す図である。 発明の他の実施例による独立リモート機能モジュールを示す図である。 発明の他の実施例による独立リモート機能モジュールを示す図である。 発明の他の実施例によるリモートコンピュータ制御インターフェースを示す図である。 発明の他の実施例によるリモートコンピュータ制御インターフェースを示す図である。 発明の他の実施例による独立リモート機能モジュールを示す図である。 発明の他の実施例によるリモートコンピュータ制御インターフェースを示す図である。

以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を純然たる例示として説明する。

図１は、本発明の第１実施例における、コンピュータ用の独立リモート機能モジュールを示す。当該モジュールは、コンピュータの所望ハードウェア状態に関するユーザー入力１１２を受けるためのハードウェア制御スイッチ１１０と、スイッチ１１０からハードウェア制御信号１１４を受信するためにスイッチ１１０に連結し、コンピュータに取り付けられて、コンピュータのハードウェアを制御するインターフェースに上述のハードウェア制御信号１１４ａを送信する通信装置１５０とを備える。

図２は、本発明の第２の実施例を示す。第２の実施例にでは、コンピュータ用の独立リモート機能モジュール２００が提供される。当該モジュールは、大容量データストレージユニットからコンピュータ読取可能データを読み取るための、少なくとも１つの大容量データストレージ読取装置２２０と、ユーザー入力１１２を受けるための少なくとも１つのハードウェア制御スイッチ２１０と、スイッチから受信したコンピュータのハードウェア操作を制御するためのハードウェア制御信号２１４をインターフェースへ送信する第１の通信装置部２５２と、大容量データストレージ読取装置２２０からコンピュータへ読取りデータを送信するために、少なくとも１つの大容量データストレージ読取装置２２０に連結した第２の通信装置部２５４とを備える。

図３は、本発明の第３の実施例を表す。コンピュータ用の独立リモート機能モジュール３００が与えられる。当該モジュール３００は、コンピュータ自体でのユーザー制御によって通常制御されるコンピュータのハードウェア動作状態の制御に関連するユーザー入力３１２を受けるためのハードウェア制御スイッチ３１０と、コンピュータの少なくとも１つの動作機能についての状態を示す（３３２）よう設けられた表示器３３０と、スイッチ３１０からハードウェア制御信号３１４を受けるためにハードウェア制御スイッチ３１０に連結し、コンピュータの動作パラメータを制御するためにコンピュータのインターフェースに信号３１４ａを送信し、かつ、コンピュータの少なくとも１つの動作パラメータをあらわす１つ以上の信号３１５を受けて１つ以上の信号３１５ａを少なくとも１つの表示器に出力するために表示器３３０に連結する、少なくとも１つの通信装置３５０とを備える。

第１、第２、ならびに第３の実施例の型では、ハードウェア制御スイッチは、コンピュータの所望電力状態に関連するユーザー入力を受けて通信装置に電力制御信号を出力するユーザー制御型電力制御スイッチである。通信装置は、インターフェースに電力制御信号を送信し、結果、ユーザーが規定した所望電力状態に基づいてコンピュータを制御する。

図４は、本発明の実施例による、コンピュータ４６０用の独立リモート機能モジュールとコンピュータ４６０との接続用のインターフェース４０２を表す。インターフェース４０２は、コンピュータ４６０のハードウェア状態を制御するためにユーザー入力に関連した非コンピュータ符号信号４１４ａを受けるインターフェース通信装置４７０と、コンピュータ４６０のマザーボード４６２に直接接続するのに適しており、かつ、受けたユーザー入力信号４１４ａに応じてマザーボード４６２を通じてコンピュータ４６０のハードウェア状態を直接制御するのに適した、インターフェース通信装置４７０に連結したハードウェア制御装置４８０とを備える。

図５は、発明の他の実施例による、コンピュータ５６０用の独立リモート機能モジュールとコンピュータ５６０との接続のための他のインターフェース５０２を示す。インターフェース５０２は、リモートモジュールからコンピュータ読取り可能なデータを受け、コンピュータ５６０にコンピュータで読取り可能なデータを供給し、コンピュータ560のハードウェア状態を制御するためのユーザー入力に関連した信号５１４ａを受けるのに適した、コンピュータ５６０に連結したインターフェース通信装置５７０と、コンピュータ５６０のマザーボード５６２に直接接続し、受けたユーザー入力信号に応じてマザーボード５６２を通じてコンピュータ５６０のハードウェア状態を直接制御するのに適している、インターフェース通信装置５７０に連結したハードウェア制御装置５８０を備える。

図６は、本発明のさらに他の実施例のリモートコンピュータ制御システムを示す。当該システムは、コンピュータ６６０用の独立リモート機能モジュール６００を備える。当該モジュール６００は、コンピュータ６６０のユーザーからのコンピュータのハードウェア所望状態に関連するユーザー入力６１２（コンピュータ自体でユーザー制御装置によって通常制御されるコンピュータ６６０のハードウェアの制御に関するユーザー入力６１２）を受けるように構成されたリモートユーザーが操作可能なハードウェア制御スイッチ６１０と、スイッチから非コンピュータコードのハードウェア制御信号６１４を受け取って、コンピュータ６６０のハードウェアを制御するためにコンピュータ６６０のインターフェースに上述のハードウェア制御信号６１４ａを送信するために、スイッチ６１０に連結した通信装置６５０とを備える。当該システムは、コンピュータ６６０用の独立リモート機能モジュール６００とコンピュータ６６０とを接続するのに適しているインターフェース６０２をさらに備える。インターフェース６０２は、コンピュータ６６０のハードウェア状態を制御するためにユーザー入力６１２に関連する非コンピュータ符号信号６１４ａを受けるのに適しているインターフェース通信装置６７０と、コンピュータ６６０のマザーボード６６２に直接接続し、受けた信号に応じてマザーボード６６２を通じてコンピュータ６６０のハードウェア状態を直接制御するのに適している、通信装置６７０に連結した電力コントローラ６８０とを備える。

図７は、本発明の実施例による、コンピュータをリモート制御する方法のためにフローチャートを表す。当該方法は、コンピュータから独立リモート機能モジュールでユーザー入力（所望のコンピュータ・ハードウェア状態を表すユーザー入力）を受け取るステップＳ７０２と、コンピュータに取り付けられたインターフェースに、コンピュータのハードウェア所望状態を通信するステップＳ７０４と、所望のコンピュータ・ハードウェア状態に従って、コンピュータのマザーボードの上に設けられた接点を直接制御するステップＳ７０６とを備える。

第４および第５の実施例の形態では、ハードウェア制御信号は電力制御信号であり、所望の電力状態に従いコンピュータの電力状態を制御するようにマザーボードを制御することが可能である。この場合の制御は、マザーボードに備えられた電力接点の対に対して直接的に行う。この電力接点には、何らかの電力をマザーボードに供給されるために接続されなければいけない。この方法では、マザーボード（あるいはコンピュータの他のどの部分も）起動信号を認識してコンピュータを起動するのに電力を受けている必要がないので、たとえ電力がマザーボードに与えられていないとしても、コンピュータのハードブートまたはコールドブートを実行することができる。代案実施例では、インターフェースがマザーボード自体に内蔵されている。この場合、電力接点はインターフェースの一部とすることができる。

さらに、第６および第７の実施例の形態では、ハードウェア制御スイッチは、コンピュータの所望電力状態に関連するユーザー入力を受けて通信装置に電力制御信号を出力するユーザー制御型電力制御スイッチである。通信装置は、ユーザーが既定した所望電力状態に基づいてコンピュータを制御するインターフェースに電力制御信号を送信する。

図８Ａは、コンピュータ用の独立リモート機能モジュール８００の他の実施例を示す。モジュール８００は、ユーザー操作型のリモート電力制御スイッチ８１０を内蔵する。電力制御スイッチ８１０は、ケーブル８７０によって導電ケーブル８５０の形の通信手段に接続している。スイッチ８１０は、例えば、ラッチングスイッチ（またはフリップフロップ）、ロッキングスイッチ、あるいはその他の当業者公知のスイッチなどの、任意のタイプのスイッチとすることができる。さらに２つのスイッチ８１６，８１８も設けられている。これらスイッチ８１６，８１８はラッチングスイッチではなく、ユーザーが離したときに開放状態へ復帰する。本実施例では、さらなるスイッチ８１６，８１８もケーブル８５０に接続されている。

本実施例は、ケーブル８５０内の異なるワイヤーセットの組で通信手段に接続したＬＥＤ８３０の形で、表示手段も備えている。さらに、第２の表示手段も、ＬＥＤ８３４の形で設けられている。ＬＥＤの代わりに、白熱電球などの他の発光デバイスを設けることができる。さらに、表示手段８３０，８３４は、発光手段である必要がまったくなく、音響インジケータでとすることができる。あるいは、受信信号の表示を与えるために異なる位置へ物理的に移動する可動部品とすることもできる。ＣＤ／ＤＶＤドライブ８２０の形で、大容量データストレージ読取り手段も備えている。ＣＤ／ＤＶＤドライブもまた、通信手段（ケーブル８５０）に接続している。ＣＤ／ＤＶＤドライブは、コンバータ８２５を介してケーブルに接続している。コンバータ８２５は、大容量データストレージ読取り手段の出力を、その中で用いられる内部フォーマット（本実施例ではＩＤＥ形式、それはＩＥＴＡ形式でもあるかもしれない）から外部フォーマット（本実施例ではＵＳＢ形式）へ変換する。更なるケーブル８５２によって（つまりコンピュータから）、電力が読取装置８２０に供給される。

当該モジュールには、ＵＳＢをサポートするデバイスを受けるために、２つのＵＳＢスロット８４０，８４５を設けている。ここに示されるそれらに加えて、更なる種類の読取装置とデバイスを備えることができる。スマートカード読取装置、例えばコンパクトフラッシュ（登録商標）カードおよびＳＤカードその他のストレージカードのためのコンパクトカード読み取装置。さらに、ブルーレイＤＶＤおよびＨＤＤＶＤ読取装置のような他の光学式大容量データストレージ読取装置を備えることができる。例えばｉＰｏｄ（登録商標）用などの、他の専用スロットを備えることもできる。さらに、Ｆｉｒｅｗｉｒｅ（登録商標）、ｓｋｙｐｅ（登録商標）、およびオーディオ入力/出力子を備えることができ、これらを発明の実施例による通信装置に接続することができる。さらに、ＵＳＢスロットその他を通して、キーボード、マウスおよび他の周辺装置をモジュール８００に接続することができ、そしてすなわちコンピュータに接続することができる。他の実施例では、独立モジュールはコンピュータのためにキーボードを含むこともできるか、他の周辺装置を含むこともできる。ＵＳＢスロットはケーブル８５０を介してハブ８５５に接続している。そして、ハブ８５５は一つのＵＳＢポート８５０ａに出力する。本実施例のハブ８５５は、３つのＵＳＢ接続を受け、１つのＵＳＢ接続を出すものである。しかし、必要に応じて、他の置換（例えば７−１または１０−２など）を利用することもできる。接続ケーブルの利用を経由したインターフェースポート８６０は、接続ケーブルの使用により、接続ケーブルの使用によりモジュールポート９６０のインターフェース９０２にモジュール８００を接続する。

図８Ｂはモジュール（モジュール８０２）の代案実施例を表す。製造の容易さのために、電力スイッチ８１１、表示器８３１，８３５、およびＵＳＢポート８４１，８４６，８５１ａが一つの集積回路基板８６６上に設けられている。これに加えて、ＣＤ／ＤＶＤドライブ８２１が、ＩＤＥ−ＵＳＢコンバータ８２６に接続している。コンバータ８２６は、集積回路基板８６６に内蔵されている。給電されたＵＳＢハブ８８８は、ＣＤ／ＤＶＤドライブ８２１およびＵＳＢスロット８４１，８４６からの信号を中継する。電力を供給されたＵＳＢハブは、集積回路基板８６６に組み入れられている。インターフェースポート８６１は、インターフェースに接続するモジュール８０２に接続ポイントを備える。電力結合子８２８は、音響システム、冷却装置、或いは他の随意的な装置（図示せず）への給電機能を果たす。モジュール８０２の部品間の接続は、基板に内蔵されている。

導電ケーブルの代わりにまたは追加して、光ファイバを本発明の実施例の通信手段として用いられることができる。モジュール内の各要素の数に対する適切な変更が、当業者にとって明らかだろう。

図９Ａは、発明の実施例によるインターフェースを表す。インターフェース９０２は、モジュールポート９６０とＵＳＢポート９７１ａを収納する金属コネクタ９１０を備え、当該技術分野で知られている標準的な拡張スロットに嵌め込まれる。インターフェース９０２は、コネクタ電力スイッチ９８０の形でハードウェア制御装置を更に備える。コネクタ電力スイッチは、コンピュータ（図示せず）のマザーボードに、直接接続可能である。この接続は、マザーボードが電力を得るために接続されなければならない、マザーボードの上の物理的な２本のピンに接続する。このように、ハードウェア制御装置は、コンピュータのハードウェア（本実施例では電力状態）を直接制御する。上述したように、本発明の実施例において、マザーボードが信号を受信するために待機状態である必要はない。コンピュータのパワーオフ状態とは、待機状態でなく、完全な無電力状態である。

インターフェースは、電力制御コネクタ９８０に接続する接続ケーブル９７０を含むインターフェース通信手段をも内蔵している。インターフェースは、インターフェース通信手段の中に更なる接続ケーブル９７０ａを含んでいる。これは、リモートモジュール８００からＵＳＢポート９７１ａを経てコンピュータ読取可能データを受け取り、コンピュータにコンピュータ読取可能データを供給する。本実施例では、図８ＡのモジュールのＵＳＢポート８５０ａに接続したＵＳＢポート９７１ａを経て、ＵＳＢケーブル９７０ａによってデータの受信を行う。ＵＳＢケーブル９７０ａは、コンピュータ上のＵＳＢポートに接続されている。このＵＳＢポートは、ＵＳＢポート９７１ａとＵＳＢポート８５０ａとを経由するケーブル９７０ａに従って、コンピュータからデータを受信し、それをモジュールに送信する。

インターフェースは、コンピュータの少なくとも１つの稼動状態を表す１つ以上の信号を受信し、リモートモジュールでの表示信号を出力するためにリモートモジュールに１つ以上の信号を送信する、更なるケーブル９７０をも含む。本実施例では、信号は、コンピュータのＬＥＤ出力に接続するコネクタ９８５，９８７から受信する。本実施例のこの信号は、コンピュータの電力状態に関連し、コンピュータ内に備えられたハードディスクドライブの活動状態についての、コンピュータの稼動状態に関連する。

さらに、読取装置（ＣＤ／ＤＶＤドライブ８２０）へ給電するために、モジュールへ電源を供給する電力出力コネクタ９９０が設けられている。

図８Ａおよび９Ａの実施例は、更になるケーブルに接続することが可能である。これは、図９Ａのインターフェース接続手段あるいは図８Ａの通信手段８５０の拡張と捉えることができる。これらは、モジュール８００のインターフェースポート８６０から、モジュールポート９６０のインターフェース９０２に延びて、モジュール８００をインターフェース９０２に接続する。それらはこのように接続することができ、インターフェースはコンピュータのマザーボードへ接続することができる。本発明の実施例によるリモートコンピュータ制御システムの稼動は以下の方法で機能する。

システムのユーザーは、電源スイッチ８１０を押すことをせずに、コンピュータの電源状態（すなわちコンピュータがオン状態であるかオフであるか）を制御することができる。信号は、ケーブル８７０およびインターフェースポート８６０を経る接続ケーブルに沿って、さらに、インターフェース９０２のケーブル９７０へのモジュールポート９６０へ進む。そこから信号は、マザーボードに給電するために接続しなければいけないマザーボードの２本のピン上に取り付けられた電力制御コネクタ９８０へ至る。本実施例では、電力制御コネクタ９８０への電力スイッチ８１０へ接続するケーブル８７０，８５０，９７０は単純な回路であり、モジュール電力スイッチ８１０は、マザーボード上の２本の接続ピンとの接触を形成し、マザーボードに電力を供給するために、これらピンの間の電気接触を行わなければならない。

システムのユーザーは、モジュール８００の読取装置８２０を用いるコンピュータを介してデータにアクセスすることもできる。ＵＳＢケーブル９７０ａは、読取装置８２０を制御して、その内部のストレージメディアの特定部分を読むための制御信号を送信する。データは読取装置８２０で読まれて、ケーブル８５０を介してハブ８５５を経由し、ケーブル９７０ａを介してＵＳＢポート８５０ａとＵＳＢポート９７１ａを経由し、コンピュータのＵＳＢポートへ供給される。

さらに、モジュールは、ＬＥＤ８３０，８３４に表示することによって、コンピュータの電力状態および電流ハードディスク活動の表示を提供する。これらの表示ライト８３０，８３４への信号は、コネクタ９８５，９８７で受けられ、ケーブル９７０，８５０を介して、インターフェース９０２からモジュール８００まで伝わる。そしてＬＥＤ８３０，８３４によって、ケーブル上を搬送される信号が出力される。電力制御の同様の方法で、各々のコネクタ９８５，９８７とＬＥＤ８３０，８３４の間で回路が形成される、そしてケーブル８７０，９５０による電流の供給がＬＥＤ８３０，８３４を発光させる。

さらに、モジュールに用意される２つのスイッチ８１６，８１８を、コンピュータ関連しない装置を制御するために用いることができる。ある実施例では、コンピュータを載せた机の高さを制御する２つのスイッチが取り付けられている（１つのスイッチは机を上げるものであり、もう１つは下げるものである）。さらに、スイッチ８１６，８１８はコンピュータに付随するモニターの角度を制御することができ、あるいは必要に応じて他のどの装置も制御することができる。要望ならば、更にスイッチを用意してもよい。

このようなシステムの使用によって、コンピュータの外部操作による入力作業は、コンピュータから離れて行うことができる。一旦これができると、コンピュータを安全区域に置くことができる。この区域は、コンピュータのユーザーが作業する場所から遠く離すことができ、視界から隠すことができる。これは、コンピュータによって読み取られるメディアへの入力をするためにも、コンピュータを起動するためにも、あるいはコンピュータにデバイスを接続するためにも、使用中にコンピュータ自身にアクセスする必要がなく、これらすべての機能はモジュールによって実行できる。

図９Ｂは、インターフェースの代案実施例を表す。インターフェース９０３は、ＰＣＩカード９０５に取り付けられる。ＰＣＩカード９０５は、コンピュータに接続するのがより簡単でより耐久性のある固定式カード上にインターフェース９０２のマザーボードへの接続と多数の内部敗戦とを内蔵する。金属コネクタ９１１はモジュールポート９６１を格納し、標準的な拡張スロットに嵌め込まれる。ケーブル９７２はコンピュータの少なくとも１つの動作状態を表す１つ以上の信号を受信し、リモートモジュールにおける表示信号の出力のための信号をリモートモジュールへ送信する。この信号は、コンピュータのＬＥＤ出力に接続しているコネクタ９８６と９８８から受ける。モジュールにヘッドホン／マイク連結性能を与えるチップ９２０が、ＰＣＩカード９０５の上に埋められる。アース線９２４はモジュールポート９６１から延びて、９２５にてネジでＰＣＩカード９０５に取り付けられる。１２Ｖ電力コネクタ９３０、データコネクタ９３４、および５Ｖ電力コネクタ９３２は、ＰＣＩバスのブレード上に横方向に広がって、ＰＣＩカード９０５からコンピュータのマザーボードへ直接接続する。

さらに他の実施例では、モジュールとインターフェースとの間で無線接続が提供される。無線通信を利用しているインターフェースの実施例およびモジュールの実施例が、それぞれ図１０と図１１とに示される。

図１０は、無線接続されたモジュール１０００を表す。モジュール１０００は、通信手段の一部として、ウルトラワイド双方向ＵＳＢ無線接続１０５０ｂを備えている。ＵＳＢハブ１０５５（図８を参照して説明したもののままとすることができる）から受け取るＵＳＢフォーマットをウルトラワイドＵＳＢフォーマットへ変換するコンバータを、無線接続１０５０ｂの一部として備えている。

さらに、標準的なＲＦ送信器／受信器の対１０５０ｃを備えている。送受信器１０５０ｃは通信手段の一部でもあり、ケーブルを介して電力スイッチから信号を受信する。以下ではこれを更に詳細に記載するように、その後インターフェース内で受信器に信号を送信する。さらに、送受信器１０５０ｃは、インターフェース内の送信器からコンピュータの作動状態に関する信号を受け取る。これらの信号は、送受信器１０５０ｃから、ケーブル（このケーブルは図８に関連して説明したものとすることができ、モジュールは同様の方法で機能するが、モジュールをインターフェースに接続する配線はない）を介して表示手段へ出力される。送受信器１０５０ｃは１つの装置としてよいが、必要に応じて別個の２つの装置とすることもできる。

本実施例では、電源１０９０が、送受信器１０５０ｃおよびウルトラワイドＵＳＢ装置１０５０ｂに給電するために備えられる。これは読取装置へ給電するためにも用いられる。モジュール１０００のその他の特徴は、図８Ａおよび図８Ｂに関連して、上述したとおりである。

図１１は、図１０のモジュールと共に用いられるインターフェース１１０２を示す。インターフェース接続手段１１０２は、インターフェース通信手段の一部として設けられたウルトラワイド双方向ＵＳＢ無線接続１１７０ｂを含む。コンピュータから受信するＵＳＢフォーマットをウルトラワイドＵＳＢフォーマットへ変換し、およびその逆変換をするコンバータは、無線接続１１７０ｂの一部として設けられる。

さらに、標準的なＲＦ送受信器一組１０７０ｃを備えている。インターフェース送受信器１０７０ｃは通信手段の一部でもあり、図９Ａに関連して説明したように、ケーブルを介して電力スイッチから信号を受信する。そして、図１０に関連して上述したように、モジュール１０００内の送受信器１０５０ｃに信号を送信する。さらに、インターフェース送受信器１１７０ｃは、モジュールの送信器からコンピュータの所望の電力状態に関する信号を受け取る。これらの信号は、送受信器１０７０ｃから、ケーブルを介して（モジュールとの接続は有線接続でないが、図９Ａの関連にて説明されたものと同様の方法で機能するモジュールとしてよい）コネクタ電力制御装置へ出力される。送受信器１０７０ｃは１つの装置としてよいが、必要に応じて別個の２つの装置とすることもできる。

本実施例では、インターフェースの電力コネクタは、送受信器一組１１７０ｃとウルトラワイドＵＳＢ１１７０ｂを給電するために用いられる。インターフェース１１０２のその他の特徴は、図９Ａおよび図９Ｂに関連して、上述したとおりである。

本発明の代案実施例では、（有線及び無線共に）モジュールがコンピュータキーボードや他の周辺装置を含んでいる。モジュールは、コンピュータスクリーン上のカーソルの位置を制御するために、統合型ポインティングデバイスを含むことができる。このような周辺装置は、インターフェースで供給されるインターフェース通信手段へモジュールにて供給される通信手段を介して、制御信号をコンピュータに送信することができる

本発明の実施例にて、このモジュールによって、ユーザーがメインコンピュータ自身（つまり基本ユニット）と直接対話する必要性がなくなる。モジュールは、コンピュータがオンにされるときからオフにされるまでのコンピュータの利用中に、ユーザーが対話する必要ある唯一の装置である。そして、これはユーザーと共に移動することができる。

本発明の更なる実施例では、モジュールにコンピュータのモニターを含むことができる。このような実施例では、インターフェースは、コンピュータでグラフィックスカードに接続するために、更なるコネクタを含むことができる。あるいは、マザーボード上の統合グラフィックスカードにコネクタを接続することもできる。コネクタは、グラフィックス制御信号を受け取り、これらの信号をインターフェース通信手段に出力する。そして、インターフェース通信手段は、モジュールの通信手段にグラフィックス信号を送信する。それから通信手段は、画面上に出力するためにグラフィックス信号をモニターへ渡す。１つの実施例では、インターフェースとモジュール通信手段が、グラフィックカードからモジュールにグラフィックス信号を送信するための更なるケーブルを含む。このような実施例では、モジュールは壁その他の上に取り付けられることができ、モニターは机上に置かれない。

本明細書では、本発明を純然たる例として説明し、当業者には、種々の省略、修正、及び／又は、追加を考え出すことができ、これらは本発明の範囲内に入る。

本発明は、特定機能およびこれら関係の実施を例示する機能的な構成ブロックと方法ステップを用いて説明している。これらの機能的な構成ブロックおよび方法ステップの境界は、説明の便宜上で恣意的に定められたものである。特定の機能とその関係が適切に実行される限り、異なる境界を定めることができる。したがって、そのような境界によるものも、請求項に係る発明の範囲内である。

明細書を通じて先行技術に関するいかなる説明も、そのような先行技術が広く知られていること、または当技術分野における通常の一般知識の一部を形成することを認めるものではない。

文脈から明らかに求められない限り、「備える」などの語は、排他的あるいは網羅的ではなく、包含的な意味、すなわち「含むがそれに限定されない」という意味に解釈すべきものである。

Claims (24)

1. コンピュータ用の独立リモート機能モジュールであって、
   コンピュータ読取可能データを読取るための少なくとも１つの大容量データストレージ読取手段と、
   前記コンピュータの所望電力状態に関するユーザー入力を受け付けて、信号を発信するためのユーザー操作型電力制御のスイッチ手段と
   前記ユーザー出力と少なくとも１つの大容量データストレージ読取手段とに連結し、前記大容量データストレージ読取手段から読み取られたデータを送信し、かつ前記スイッチ手段から受信した前記コンピュ−タの電力状態を制御するための信号を送信する通信手段と、
   を備えるモジュール。
2. 前記通信手段は、データを受信するためのものでもあり、
   前記大容量データストレージ読取手段は、前記受信データを書き込むための書き込み手段でもある、請求項１に記載のモジュール。
3. 前記通信手段と連結し、前記コンピュータの稼動状態を表示する少なくとも１つの表示手段とを更に備え、
   前記通信手段は、前記コンピュータの少なくとも１つの稼動状態を表す１つ以上の信号を受信し、前記少なくとも１つの表示手段に前記１つ以上の信号を発信するためのものでもある、請求項１または請求項２に記載のモジュール。
4. 前記通信手段は無線通信手段を備えている、請求項１から請求項３の何れかに記載のモジュール。
5. 前記無線通信手段は、ウルトラワイドＵＳＢを備える、請求項４に記載のモジュール。
6. 前記スイッチ手段は、ユーザー入力に基づいて非コンピュータコード信号を発生するためのものであり、
   前記通信手段は、ユーザー入力に基づいて非コンピュータコード信号を前記切替手段から受信し、前記コンピュータの電力状態を制御するための前記非コンピュータコード信号を前記コンピュータへ送信する、請求項１から請求項５の何れかに記載のモジュール。
7. 前記通信手段は、前記コンピュータのマザーボード上の電力接点によって前記電力状態を直接制御するために適した制御信号を送信するように構成されている、請求項６に記載のモジュール。
8. 前記大容量データストレージ読取手段は、リムーバブルＲＯＭメディア読取装置であり、
   変換手段は、前記大容量データストレージ読取手段と前記通信手段との間に連結して備えられ、前記大容量データストレージ読取手段からのデータストリームを、内部フォーマットから前記通信手段によって送信するための外部フォーマットへ変換する、請求項１から請求項７の何れかに記載のモジュール。
9. 前記コンピュータ用のキーボードをさらに備える、請求項１から請求項８の何れかに記載のコンピュータ用の独立リモート機能モジュール。
10. 前記コンピュータ用のモニターをさらに備える、請求項１から請求項９の何れかに記載のコンピュータ用の独立リモート機能モジュール。
11. コンピュータを、当該コンピュータの独立リモート機能モジュールに接続するためのインターフェースであって、
    前記リモートモジュール内の大容量データストレージメディアからのコンピュータ読取可能データを受信して、前記コンピュータ読取可能データを前記コンピュータへ供給し、かつ前記コンピュータの電力状態を制御するためのユーザー入力に関する信号をリモートユーザー操作型スイッチから受信するインターフェース通信手段と、
    前記インターフェース通信手段と連結され、前記コンピュータの電力状態を制御する電力制御手段と、
    を備えたインターフェース。
12. 前記電力制御手段は、前記コンピュータのマザーボード上の電力制御装置との直接的接続を備え、前記受信したユーザー入力信号に応じて、前記マザーボードを直接経て前記コンピュータの電力状態を制御する、請求項１１に記載のインターフェース。
13. インターフェース通信手段は、前記コンピュータの少なくとも一つの稼動状態を表す１つ以上の信号を受信し、前記リモートモジュールにおいて表示信号を出力するために前記リモートモジュールへ前記１つ以上の信号を送信する、請求項１１または請求項１２に記載のインターフェース。
14. 前記インターフェース通信手段は、前記コンピュータからのコンピュータ読取可能データを受信し、前記データを前記リモートモジュールへ送信する、請求項１１から請求項１３の何れかに記載のインターフェース。
15. 前記インターフェース通信手段は、無線通信手段を備える、請求項１１から請求項１４の何れかに記載のインターフェース。
16. 請求項１から請求項１０の何れかに記載のコンピュータ用の独立リモート機能モジュールと、
    請求項１１から請求項１５の何れかに記載のインターフェースと、
    を備えるリモートコンピュータ制御システム。
17. コンピュータをリモート制御する方法であって、
    前記コンピュータから離れた独立リモート機能モジュールに実装されたユーザー操作型スイッチで、前記コンピュータの所望電力状態を表すユーザー入力を受け付けるステップと、
    前記コンピュータの所望電力状態を前記コンピュータに実装されたインターフェースに伝達するステップと、
    前記コンピュータの電力状態を制御するステップと、
    前記リモート機能モジュール内に実装された大容量データストレージ読取装置からのコンピュータ読取可能データを読み取るステップと、
    前記リモート機能モジュールから前記インターフェースへ前記コンピュータ読取可能データを伝達するステップと、
    前記インターフェースを経由して前記コンピュータ読取可能データを前記コンピュータに出力するステップと、
    を含む方法。
18. 前記コンピュータの電力状態を、前記コンピュータの所望電力状態にしたがって、前記コンピュータのマザーボード上に設けられた接点を前記インターフェースが直接用いることによって制御する、請求項１７に記載の方法。
19. 前記コンピュータの電力状態を表す信号を前記インターフェースにて前記コンピュータから受信するステップと、
    前記インターフェースから前記リモートモジュールへ前記信号を送信するステップと、
    前記送信された信号を前記リモートモジュールにて受信するステップと、
    前記リモートモジュールで受信した前記信号に基づいて、前記コンピュータの稼動状態の表示を前記リモートモジュールにおいて出力するステップと、
    をさらに含む、請求項１７または請求項１８に記載の方法。
20. 前記大容量データストレージ読取装置内の大容量データストレージは、リムーバブルＲＯＭメディアである、請求項１７から請求項１９の何れかに記載の方法。
21. 添付図面の何れかを参照して実質的に説明された、独立リモートコンピュータ機能モジュール。
22. 添付図面の何れかを参照して実質的に説明された、独立リモートコンピュータ機能モジュールとのコンピュータ接続のためのインターフェース。
23. 添付図面の何れかを参照して実質的に説明された、コンピュータをリモート操作する方法。
24. 添付図面の何れかを参照して実質的に説明された、リモートコンピュータ制御システム。

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