JP2010285175A - 混合用二重容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】2種類の溶媒体を別々に収納し、かつ一体の容器で構成し、検体を溶媒体Bと混合した後、容器本体に収容した溶媒体Aとの混合作業を行うことができ、廃棄収納容器を削減でき、応用範囲の広い混合用容器を提供する。
【解決手段】混合用二重容器10が、口部21を有しかつ溶媒体Aを収容する容器本体20と、該容器本体口部と当接するフランジ36を設けた溶媒体Bを収容する容器状プラグ30と、一端に該容器状プラグ底面33を破断する尖端53を形成し、他端に落下防止手段61を備えた着脱自在の密閉用の蓋60を設けた該容器状プラグに摺動自在に内嵌する中空円筒状スリーブ50で、溶媒体Aと混合するようにした混合用容器であって、内部に環状リブ42を一体に形成した蓋体40を設け、前記口部が該環状リブ先端と該容器状プラグに設けたフランジを介して当接し、該蓋体が前記口部外周と螺合するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、二液を安全に保管し、かつ蓋の操作に手間取ることのない混合用二重容器に関する。
また、本発明は、別々に収容した溶媒体Aと溶媒体Bを混合する混合用二重容器に関する。
従来、溶媒体Aを収納した容器と溶媒体Bを収納した容器が、それぞれ所定単位の員数で別々の容器に収納されていた。使用時に、それぞれの収納容器から溶媒体Aを収納した容器と溶媒体Bを収納した容器を取り出して、注射針等で採取した検体を溶媒体Aへ注入した後、溶媒体Bと混合していた。又は、注射針等で採取した検体を溶媒体Bへ注入した後、溶媒体Aと混合していた。しかしながら、上記従来の溶媒体Aを収納した容器と溶媒体Bを収納した容器が、それぞれ別々の容器に収納されているので、保管場所を多く必要とするだけでなく、溶媒体Aと溶媒体Bの組合せに間違いを生じるなど、また蓋の操作に手間取るなどの問題点があった。
従来、容器内に収容された第1物質と混合すべき第2物質を収容し、該容器の口部に嵌入される容器状プラグと、該容器状プラグの口部に摺動可能に嵌入され、一端に前記プラグの底部に穿設する切断エッジを有し、他端に容器内の前記両物質の混合物を注出孔を設けたディスクを有する円筒状スリーブと、前記ディスクに外嵌され前記注出孔を密閉する密閉キャップとからなり、前記プラグにディスクを収容する凹所を設け、該凹所にディスクを圧入させる際、該ディスクに外嵌された密閉キャップを離脱させるようにして成る容器用密閉装置(特許文献1)が知られる。
該容器用密閉装置は、使用前に2種の異なる第1物質と第2物質を混合した後、必要量を液滴状で注出して使用することを目的としているために、使用前に異なる物質を第1物質又は第2物質と混合させることはできなかった。混合させる場合は、容器状プラグを本体容器から取り外すか、容器状プラグの注出孔の密閉する密閉キャップを取り外す必要があり、密閉性に配慮された容器用密閉装置であるので、これらを取り外すことは困難で、別の用途(使用前に異なる物質を混合すること)に使用することができなかった。また、駆動プッシュボタンである密閉キャップを押圧して2種の物質を混合させるが、該密閉キャップは、輸送や保管用の容器等から取り出されたとき、むき出しになっているので、誤って押圧されたり、輸送時の重みによる圧力で押圧されたりする可能性がある。
また、容器本体に入れた液体溶媒に、該容器蓋体に入れた混合されるべき物質を使用前に混合する密封用キャップ(特許文献2)が提案されている。密封性を確保するために、容器(1)本体口部と、容器状プラグ(部材1)が嵌合する部分に環状凸部や相補的に円錐台状面等を設け、弾性的にシール構造を構成している。しかしながら、弾性的にシール構造を構成しているために、何らかの力が加わり容器本体と容器状プラグにシール性を損なう可能性がある。また、上記で述べた押圧する密閉キャップに相当する部材2が、露出しているために、上記同様に誤って押圧されたり、輸送時の重みによる圧力で押圧されたりする可能性がある。さらに、使用前に異なる物質を混合することは、上記同様に困難である。
さらに、容器の高度な気密状態を保ちつつ、不測の離脱がなくかつ着脱が至極容易な蓋体をもった混合用容器(特許文献3)が提案されている。口部を有しかつ溶媒体を収容する容器本体と前記口部を閉塞する蓋体とを備え、蓋体には容器本体口部内へ突出した上端開口状の溶質収納凹部が設けられ、前記蓋体には前記凹部に摺動自在に内嵌する筒体を有するプラグが備えられ、該プラグを容器本体側へ押圧して筒体の尖端により前記凹部の底面を破断して溶質を容器本体内に落下させて溶媒体と混合するようにした混合容器において、前記蓋体は前記口部に対して着脱自在に螺合するように構成している。本提案は、容器本体内の溶媒体と蓋体に設けられた凹部に収納された溶質を、蓋体凹部に摺動自在に内嵌する筒体プラグ尖端で凹部底面を破断して混合している。しかしながら、保管時や移動時に不測の事態で、露出したプラグを押圧する恐れがあり、また2種類の混合が主目的であり、検体を蓋体の上端開口状の溶質収納凹部に収容された溶媒体と混合した後、容器本体に収容された溶媒体と混合するには操作性に煩わしさがあり、用途が限定される等の問題点がある。
特公昭57−037511号公報 特開昭64−070367号公報 実用新案登録第3066386号公報
上述するような従来技術に鑑み、本発明では、2種類の溶媒体を別々に収納し、かつ一体の容器で構成し、検体(血液や尿等)をまず溶媒体A(又はB)と混合した後、容器本体に収容した溶媒体B(又はA)との混合作業を容易にかつ間違いなく行うことができ、操作ミスや輸送による荷扱いによる破損を防止することができ、保管場所を少なくすることができ、廃棄する収納容器を削減することができ、応用範囲が広い混合用容器を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下の構成を有する発明を完成するに至った。
第1の発明は、混合用容器が、口部を有しかつ溶媒体Aを収容する容器本体と、該容器本体口部と当接するフランジを設けた溶媒体Bを収容する容器状プラグと、一端に該容器状プラグ底面を破断する尖端を形成し、他端に落下防止手段を備えた着脱自在の密閉用の蓋を設けた該容器状プラグに摺動自在に内嵌する中空円筒状スリーブで、溶媒体Aと混合するようにした混合用容器であって、内部に環状リブを一体に形成した蓋体を設け、前記口部が該環状リブ先端と該容器状プラグに設けたフランジを介して当接し、該蓋体が前記口部外周と螺合するように構成されていることを特徴とするもので、上記課題を実現できることを見出した。
第2の発明は、請求項1の混合用容器であって、上記の中空円筒状スリーブの他端に落下防止手段を備えた着脱自在の密閉用の蓋が、中空円筒状スリーブと一体又は繋合部を有する蓋で形成されていることを特徴とするものである。
第3の発明は、請求項1及び2の混合用容器であって、中空円筒状スリーブの内周面に環状凸部又は環状凹溝を設けることにより蓋の筒外周面の環状凹溝又は環状凸部と嵌合させることによって液漏れを防止することを特徴とするものである。
第4の発明は、請求項1及び2の混合用容器であって、容器プラグの内周面に環状凹溝又は環状凸部を設けることにより中空円筒状プラグの外周面の環状凸部又は環状凹溝と嵌合させることによって液漏れを防止することを特徴とするものである。
第5の発明は、請求項1及び2の混合用容器であって、中空円筒状スリーブの内周面に環状凸部又は環状凹溝を設けることにより蓋の筒外周面の環状凹溝又は環状凸部と嵌合させ、かつ、容器プラグの内周面に環状凹溝又は環状凸部を設けることにより中空円筒状プラグの外周面の環状凸部又は環状凹溝と嵌合させることによって液漏れを防止することを特徴とするものである。
第6の発明は、請求項1〜5の混合用容器であって、上記蓋体の外側天面外周部に、高さの低い補強リブを設けたことを特徴とするものである。
本発明の混合用容器は、溶媒体Aを収容する容器本体の口部と、溶媒体Bを収容する容器状プラグに設けたフランジを介して、蓋体に一体に設けられた環状リブ先端と当接して該蓋体を螺合しているので、溶媒体Aと溶媒体Bは混合されることなく確実に密閉分離収納される。また、溶媒体Aと溶媒体Bを一体の混合容器に収納しているので、誤って異なる溶媒体の組合せとすることがなく、溶媒体Aと溶媒体Bの容器をそれぞれ収納する容器を設ける必要がないので、経済的である。さらに、溶媒体Bを容器本体の内部に落下させる中空円筒状スリーブを前記蓋体で覆い被せる構成にしているので、不測の事態で不用意に中空円筒状スリーブを押圧することがない。該中空円筒状スリーブには、落下防止手段を備えた着脱自在の密閉用の蓋を設けたので、容易に蓋を取り外すことができ、容易に検体を溶媒体Bに注入することができ、検体を一次処理した後、着脱自在の密閉用の蓋を押圧押下して溶媒体Aへ容易に注入することができる。最後に前記蓋体を装着し、混合用容器を手で軽く振り、又は、遠心分離機等に装着して混合作業を容易に行うことができる。更にまた、蓋体を容器本体から取り外せば溶媒体Bを収容した容器状プラグは、容易に取り外すことができ、異なる溶媒体Bを収容した容器状プラグと交換することができるので、単なる2物質のみの混合のみならず異なる2物質の混合も容易で、応用範囲が広い等々の効果がある。
容器本体から容器状プラグを取り外して移動する場合、中空円筒状スリーブの他端に落下防止手段を備えた着脱自在の密閉用の蓋を設けているので、該蓋を紛失することがなく、着脱の操作時に操作ミスで落下させることが無く、安全である。
上記容器における液漏れをより一層高めるために、中空円筒状スリーブの内周面又は外周面のいずれかに環状凸部又は環状凹溝を設け、受け方の環状凹溝又は環状凸部に嵌合させたり、容器プラグの内周面又は蓋の筒外周面に環状凸部又は環状凹溝を設け、相手方の環状凹溝又は環状凸部に嵌合させることもできる。
具体的には、蓋の筒外周面に環状凸部を設け、中空円筒状スリーブの内周面の環状凹溝に嵌合させるか、蓋の筒外周面に環状凹溝を設け、中空円筒状スリーブの内周面の環状凸部と嵌合させる構造、及び/又は、容器プラグの内周面に環状凹溝を設け、中空円筒状スリーブの外側の環状凸部と嵌合させるか、容器プラグの内周面に環状凸部を設け、中空円筒状スリーブの外周面の環状凹溝と嵌合させることによって、液の密封性を高めることはできる。勿論、上記それぞれの環状凹溝と環状凸部を入れ替えても同等の効果を発揮する。
蓋体の外側天面外周部に、高さの低い補強リブを設けているので、円形又は小さな切片のラベル等を貼り付けることができ、混合用容器の内容物や取り扱いの説明書を貼り付けることができ、容易に離脱することが無く、梱包の容器蓋を開けた時、上から見て確認することができ、容器本体の側面に説明書を貼り付けないので、容器本体側面から透視検査する用途に有効である。
本発明の混合用容器の断面図 密閉用の蓋斜視図 中空円筒状スリーブの斜視図 容器状プラグの斜視図 密閉用の蓋と中空円筒状スリーブを一体で構成した実施例の斜視図
以下、本発明を実施するための具体的な形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の混合用容器10の実施例を示す断面図である。同図において、20は溶媒体Aを収容する容器本体で、硬質樹脂材料(アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の高透明樹脂材料)等で、図示しない平断面形状が矩形や円筒状に形成され、該容器本体20上部に所定高さを有する円筒状の口部21が一体に形成されている。該口部21内壁は円筒面22に形成され、外壁には雄ネジ23が形成され、口部21上端24は平面状態に形成されている。25は、容器本体20の平断面を矩形で形成しているために、上部円筒状の口部21との段差を示している。
なお、容器本体20は、ガラス製であってもよい。
30は溶媒体Bを収容する円筒状の容器状プラグ(図4に斜視図で示す)で、軟質の樹脂等で形成され、該容器状プラグ30円筒状内周面31近傍底面32は薄肉に形成され、楔状エッジで、押圧すると容易に破断する肉厚で形成された底部33が設けられ、容器状プラグ30の円筒状外周面34は、前記口部21内壁の円筒面22と着脱容易に嵌合形成され、円筒状外周面34の下部はテーパー状35に形成され、上部にフランジ36が、前記円筒状の口部21外径に近似して設けられるとともに、前記口部21上端24と当接し、円筒状の容器状プラグ30の入り口部にR又はCカット形状が形成されている。
また、液漏れ防止をより一層高めるために、38は、容器状プラグ30内周面に設けた環状凹溝で、該環状凹溝38と後述する環状凸部58が嵌合する位置に形成され、環状凹溝38平面部と環状凸部38尖端が線接触する寸法に形成されている。図4では、環状凹溝38を矩形で示しているが、円弧状の環状凹溝に形成してもよい。
上記容器プラグ30内周面に設けた環状凹溝を環状凸部に変更しても、受け方の中空円筒状スリーブの外周面にそれに対応する凹溝とすることにより液漏れ防止の効果に変わりはない。
40は蓋体内部天面41から延伸した環状リブ42を一体に形成した蓋体で、硬質樹脂材料等より形成され、該環状リブ42の外径を前記円筒状の口部21外径とほぼ近似して形成され、蓋体40内側側面壁に設けた雌ネジ43を前記口部21外壁の雄ネジ23と螺着したとき、前記フランジ36を口部21上端24と環状リブ42の先端44で挟み込み、圧接シールする環状リブ42高さに形成されている。45は、蓋体40外側側面壁に設けたローレットで、該蓋体40を螺着脱するときのすべり止めで、46は、蓋体40外側天面に設けた環状の補強リブで、環状内側にラベル47等が貼り付けられている。
50は、容器状プラグ30の底部33をくり抜いて該容器状プラグ30内の溶媒体Bを容器本体20の内部に落下させる手段(中空円筒状スリーブ、図3に斜視図で示す)で、硬質樹脂材料等で形成され、該中空円筒状スリーブ50の外径部51は、容器状プラグ30の円筒状内周面31と若干のクリアランスを設けて滑動する寸法に形成され、下部52は、竹を斜めに切断したような略斜めに形成され、最下端略斜め一端から途中まで楔53が形成され(図3)、略斜め他端は、中空円筒状スリーブ50を最下部まで押下したとき、図1破線で示すように底部33が容器本体20内に落下しない位置になるように設定されている。中空円筒状スリーブ50上部にはフランジ54が設けられ、別途述べる蓋60の落下防止リング61が抜けず、かつ前記環状リブ42内側内径寸法より小さく形成されている。また該フランジ54下面55は、前記容器状プラグ30のフランジ上面37に当接したときに、破線で示す底部33が容器本体20内に落下しない位置関係である。
57、58は、中空円筒状スリーブ50の内外周面に設けられた環状凸部である。該環状凸部57、58尖端と円筒の外内周面が接触した時に密閉するように形成されている。図3の実施例では、その環状凸部57、58尖端を半円形状に形成しているが、円筒と接触した時に密閉する形状であればシャープエッジ等で形成してもよい。
60は、前記中空円筒状スリーブ50の上部を塞ぐ蓋(図2に斜視図で示す)で、軟質樹脂材等より形成され、上部に2段のフランジ62,63を設け、下部のフランジ63の外径を上部のフランジ62外径より小さく形成し、手で上部のフランジ62を掴み易くしている。中空円筒状スリーブ50内周面に内嵌する筒64が設けられ、上部のフランジ62に連結部67を介して落下防止リング61が一体に形成されている。落下防止リング61の内径は、中空円筒状スリーブ50外径部51を貫通する寸法に形成されている。上部2段のフランジ62,63外径サイズの差は、中空円筒状スリーブ50のフランジ54上面56と下部のフランジ63下面65が当接したとき、上部のフランジ62を摘み易くする空間66を形成している。上部のフランジ62の外径は、環状リブ42内側内径寸法より小さく形成されている。
68は、筒64外周面に設けた環状凹溝である。該環状凹溝68と上記環状凸部57が嵌合する位置に形成され、環状凹溝68平面部と環状凸部57尖端が線接触する寸法に形成されている。図2と図5では、環状凹溝68を矩形で示しているが、円弧状の環状凹溝に形成してもよい。
なお、図面では、蓋、中空円筒状スリーブ、容器プラグのそれぞれの内周面又は外周面に設けた環状凸部又は環状凹溝の例を挙げているが、これらの環状凸部又は環状凹溝を設けない容器も本発明の範囲内であることは勿論である。
図5は、容器状プラグ30の底部33をくり抜いて該容器状プラグ30内の溶媒体Bを容器本体20の内部に落下させる中空円筒状スリーブ50に、中空円筒状スリーブ50の上部を塞ぐ蓋60を一体に形成した他の実施例を示した斜視図で、部品点数を減らすことができ、経済的である。図2と図3を一体に形成したもので、詳細については省略する。特に、図2と図3を一体に形成した場合、同材質となるので、上記述べた環状凹溝68平面部と環状凸部57先端が線接触する嵌合寸法は、異質材質で形成したものと異なる寸法で形成されている。
上記作用は、まず容器本体20から蓋体40を緩め取り外し、中空円筒状スリーブ50の蓋60を取り外した後、検体(血液や尿等)を溶媒体Bに注入し、蓋60を中空円筒状スリーブ50に取り付け密閉する。所定時間後、例えばタンパクなどの凝結後、蓋60上面を押圧押下させ、容器状プラグ30の底部33を中空円筒状スリーブ50の下部52で押し破壊し、検体と溶媒体Bの混合液を容器本体20の溶媒体Aへ落下させた後、蓋体40を容器本体20へ螺着密閉し、手で混合用容器10に振動を与えるなり、遠心分離機などで処理をした後、光度計などで測定を行う。又は、容器本体20から蓋体40を緩め取り外した後、容器状プラグ30を円筒状の口部21から取り外し、検体(血液や尿等)を溶媒体Aに注入することもできる。更には、当初組み合わせられた容器状プラグ30と異なる他の容器状プラグ30と置換えて作用させることができる。
A,B 溶媒体
10 混合用容器
20 容器本体
21 口部
22 円筒面
23 雄ネジ
24 上端
25 段差
30 容器状プラグ
31 円筒状内周面
32 円筒状内周面31近傍底面
33 底部
34 円筒状外周面
35 テーパー状
36 フランジ
37 フランジ上面
38 環状凹溝
40 蓋体
41 蓋体内部天面
42 環状リブ
43 雌ネジ
44 環状リブ42の先端
45 ローレット(すべり止め)
46 補強リブ
47 ラベル
50 中空円筒状スリーブ
51 外径部
52 下部
53 楔
54 フランジ
55 フランジ54下面
56 フランジ54上面
57 環状凸部
58 環状凸部
60 蓋
61 落下防止リング
62 上部のフランジ
63 下部のフランジ
64 筒
65 下部のフランジ63下面
66 空間
67 連結部
68 環状凹溝

Claims (6)

  1. 口部を有しかつ溶媒体Aを収容する容器本体と、該容器本体口部と当接するフランジを設けた溶媒体Bを収容する容器状プラグと、一端に該容器状プラグ底面を破断する尖端を形成し、他端に落下防止手段を備えた着脱自在の密閉用の蓋を設けた該容器状プラグに摺動自在に内嵌する中空円筒状スリーブで、溶媒体Aと混合するようにした混合用容器であって、内部に環状リブを一体に形成した蓋体を設け、前記口部が該環状リブ先端と該容器状プラグに設けたフランジを介して当接し、該蓋体が前記口部外周と螺合するように構成されていることを特徴とする混合用二重容器。
  2. 上記中空円筒状スリーブの他端に落下防止手段を備えた着脱自在の密閉用の蓋が、中空円筒状スリーブと一体又は繋合部を有する蓋で形成されていることを特徴とする請求項1の混合用二重容器。
  3. 中空円筒状スリーブの内周面に環状凸部又は環状凹溝を設けることにより蓋の筒外周面の環状凹溝又は環状凸部と嵌合させることによって液漏れを防止することを特徴とする請求項1又は2に記載の混合用二重容器。
  4. 容器プラグの内周面に環状凹溝又は環状凸部を設けることにより中空円筒状プラグの外周面の環状凸部又は環状凹溝と嵌合させることによって液漏れを防止することを特徴とする請求項1又は2に記載の混合用二重容器。
  5. 中空円筒状スリーブの内周面に環状凸部又は環状凹溝を設けることにより蓋の筒外周面の環状凹溝又は環状凸部と嵌合させ、かつ、容器プラグの内周面に環状凹溝又は環状凸部を設けることにより中空円筒状プラグの外周面の環状凸部又は環状凹溝と嵌合させることによって液漏れを防止することを特徴とする請求項1又は2に記載の混合用二重容器。
  6. 上記蓋体の外側天面外周部に、高さの低い補強リブを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の混合用二重容器。
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