JP2010283634A - 無線通信システムのリソース割当方法及び通信装置 - Google Patents

無線通信システムのリソース割当方法及び通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 直交周波数分割多元接続方式を採用する無線通信システムにおいて、動的なセル間干渉調整技術によってセル毎のリソース使用状況の不均衡を防ぐ場合に、セル毎のリソース制限の分断によってリソース割当に制限が生じ、特性が劣化する。
【解決手段】 1ないしは複数のサブキャアからなるリソースブロック単位でリソース割当を行い、セル間干渉調整制御情報を基地局間で互いに通知し合い、該セル間干渉調整制御情報に基づいてセル内の該リソースブロック毎の送信電力の制約を決定し、隣接するリソースブロックと送信電力の制約が異なるリソースブロックから順に該送信電力の制約の判定を変更する。
【選択図】 図15

Description

本発明は、無線通信システムに関し、例えば、直交周波数分割多元接続方式を採用するセルラ無線通信システムにおいて、リソースの割当方法及び当該方法を実現する通信装置に関する。
無線通信の広帯域化に伴って、以下サブキャリアと称する複数の周波数帯域に送信情報を分割して通信を行うマルチキャリア通信方式が用いられている。マルチキャリア通信方式のうち、OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式は、サブキャリアあたりの帯域幅を狭帯域化することで遅延波に対する耐性を向上しつつ、信号の直交性を利用することでサブキャリア間のガードバンドを不要として高い周波数利用効率を実現できることから幅広いシステムで採用されている。またOFDM方式の無線リソースを、1ないしは複数のサブキャリアと一定の時間幅とを持つ以下リソースブロックと称する単位毎に分割して多元接続を行うOFDMA (Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式がWiMAX (Worldwide Interoperability of Microwave Access) やLTE (Long Term Evolution)と呼ばれるシステムで採用されている。
例えば非特許文献1には、LTEにおける無線リソース分割並びに変調方式について記載されている。基地局から移動局への下りのデータ通信には時間及び周波数リソースにユーザ毎の変調信号を直接割り当てるOFDMA方式が記載されている。一方移動局から基地局への上りのデータ通信には、ユーザ毎の変調信号を一旦DFT (Discrete Fourier Transform) によって変換した後に時間及び周波数リソースに割り当てるSC−FDMA (Single Carrier − Frequency Division Multile Access) 方式が記載されている。
これら無線通信方式において、セル間の干渉を低減するためにセル毎に使用するリソースに制約を設けるICIC (Inter−Cell Interference Coordination:セル間干渉調整)技術が用いられる。例えば特許文献1には、セル間干渉を低減するために、セル内に位置する移動局の位置によって異なる周波数を使用する技術が開示されている。
また、セル毎に移動局数や通信量等の負荷状況は異なり、また時間の経過によって変化するため、固定的にリソースを制約するとセル毎にリソースの使用状況の不均衡が生じてしまう。この不均衡を防ぐためにセル間で負荷情報を交換して動的にリソースの制約を調整する方法が提案されている。非特許文献2では、セル間で交換する負荷情報として基地局間のインタフェースであるX2インタフェースにおいて、基地局がリソースブロック毎に受信した干渉レベルを示すUL Interference Overload Indication、周囲のおのおののセルからのリソースブロックごとの干渉に対する感度を示すUL High Interference Indication、基地局からのリソースブロック毎の送信電力情報であるRelative Narrowband Tx Powerといった情報が標準化されている。
特表2008−530918号公報
3rd Generation Partnership Project: TSG RAN; E-UTRA; Physical Channels and Modulation (Release 8), 3GPP TS 36.211 V8.6.0, 2009/03 3rd Generation Partnership Project: TSG RAN; E-UTRAN; X2 application protocol (X2AP) (Release 8), 3GPP TS 36.423 V8.5.0, 2009/03
セル間で互いに通知する負荷情報を用いる動的なセル間干渉調整技術では、セル毎の負荷状況の違いや変化に追従するためには、細かい単位で負荷情報を通知してリソースの制約を変更することが求められる。一方で、細かい単位で負荷情報を通知してリソースの制約を変更すると、セル毎のリソースの制約が細かい単位ごとに断片化すると言う状況が発生する。
本発明は、セル毎のリソース使用状況の不均衡を防ぐこと、セル間干渉を低減させること、及びセル毎のリソース制約の断片化を低減することのうち、少なくとも一を実現することを目的とするリソース割当方法及びリソース割り当て装置を提供する。
上記課題の少なくとも一を解決するための手段として、本発明の一態様である信号処理方法では、1ないしは複数のサブキャアからなるリソースブロック単位でリソース割当を行い、セル間干渉調整制御情報を基地局間で互いに通知し合い、該セル間干渉調整制御情報に基づいてセル内の該リソースブロック毎の送信電力の制約を決定し、隣接するリソースブロックと送信電力の制約が異なるリソースブロックから順に該送信電力の制約の判定を変更する。
本発明の一態様によれば、無線通信システムにおいて、動的なセル間干渉調整技術によってセル毎のリソース使用状況の不均衡を防ぎつつセル間干渉を低減させる。また、本発明の一態様によれば、セル毎のリソース制限の断片化を低減する。
セルラ無線通信システムの構成例を示す図。 下り通信におけるデータ送信のシーケンスの一例を示す図。 上り通信におけるデータ送信のシーケンスの一例を示す図。 OFDMAにおけるリソース割当の一例を示す図。 セル間干渉調整のための帯域の分割の一例を示す図。 本発明を適用する基地局における信号処理を表すブロック図の一例を示す図。 下り送信電力判定処理の概要の一例を示す図。 上り送信電力判定処理の概要の一例を示す図。 端末の送信電力クラスとサブ帯域ごとの制約の関係の一例を示す図。 CPUやDSPを主体とした基地局実装例の模式図。 本発明を適用する動的ICIC制御部の信号処理を表すブロック図の一例を示す図。 システム帯域内のサブ帯域分割及び制約電力の一例を示す図。 システム帯域内のサブ帯域分割及び制約電力の別の一例を示す図。 セル間干渉調整制御情報の変化に対する制約の一例を示す模式図。 送信電力制約決定部の処理の流れの一例を示すフロー図。 送信電力制約強化判定の処理の流れの一例を示すフロー図。 送信電力制約緩和判定の処理の流れの一例を示すフロー図。 基地局が保持する端末からの報告値のテーブルの一例を示す図。 基地局における各端末の割当状況を示すテーブルの一例を示す図。 下り送信電力判定処理及び上り送信電力判定処理にて用いる閾値を保持するテーブルの一例を示す図。 セル間干渉調整制御情報の一例を示す図。 基地局において各端末の所属クラスを保持するテーブルの一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
なお、以下でパイロット信号とは受信信号を復調する際の振幅及び位相の基準信号として、あるいは受信電力または伝搬路情報を推定するための基準信号として用いられる固定ないしは半固定のパターンを持つ信号を指し、リファレンス信号とも称される。また復調する際の基準信号として用いるパイロット信号と受信電力または伝搬路情報を推定するための基準信号として用いるパイロット信号とが同一であっても良いし、別個の信号であっても良い。また、パイロット信号はセル内の複数の端末で共通して用いても良いし、端末ごとに個別に用いても良い。
また、以下の例ではリソース割当に用いるリソースブロックや帯域、端末のクラス分けの数や幅等について特定の値を用いて説明を行うことがあるが、これらの値は説明に用いる値に限定されず、他の値を用いても良い。
また、以下の例ではシーケンスや処理の流れについて特定の順序で説明を行うことがあるが、ある処理の結果を次の処理で使用するような順序に対する依存性がある場合を除き処理の順序が入れ替わっても良いし、また並行して処理を行っても良い。
図1はセルラ無線通信システムの構成例を示す図である。本構成例のセルラ無線通信システムは、複数の基地局101、複数の端末102、複数の基地局と接続される基地局制御装置103およびネットワーク104を有する。基地局101が送信し端末102が受信する通信を下り、端末102が送信し基地局102が受信する通信を上りと称する。同様に基地局101が送信し端末102が受信する無線信号を以下では下り信号と称し、逆に端末102が送信し基地局101が受信する無線信号を以下では上り信号と称する。
基地局101は、基地局制御装置103を介してネットワーク104と有線で接続され、下り信号を端末102に対して送信し、また端末102が送信した上り信号を受信する。また、基地局101は下り信号及び上り信号それぞれのどのリソースブロックをどの端末102との通信に使用するかや、例えば送信電力などの信号送信に使用するパラメータの決定を行う以下スケジューリングと称する処理を行う。基地局101はスケジューリングの結果を下り信号に含ませた上で全ての端末102に報知する。あるいは基地局101は、スケジューリングの結果に影響を受ける端末102にのみ通知してもよい。
セル105は、基地局101と端末102とが無線接続により通信可能なおおよその範囲を示す。図では円形で示しているがいかなる形状でも良い。例えば複数の基地局101が同じ位置に存在し、基地局101から見た方角によって異なるセル105として扱うことも可能である。また、複数の基地局101がそれぞれ別個の装置である必要はなく、単一の装置が複数のセル105の範囲内の端末102と通信しても良い。
なお、基地局間のインタフェースであるX2インタフェースは論理的なインタフェースであり、基地局間で情報のやり取りX2インタフェースを介して行う場合、基地局同士が直接有線で接続されていても良いし、あるいは図1の構成例のように基地局制御装置103を介して接続されていてもよく、更にはネットワーク104を介して接続されていても良い。
図2は下り通信におけるデータ送信のシーケンスの一例を示す図である。
端末102は、シーケンス201においてパイロット信号並びに制御情報を基地局から受け取る。ここで制御情報とはセル内の全端末あるいは特定の端末に対して報知する情報であり、例えば信号帯域幅や基地局の送信電力などを含む。次いで端末は受け取ったパイロット信号並びに制御情報を元に受信電力を測定し、シーケンス202において受信電力を基地局に報告する。ここで、報告する受信電力とは例えばRSRP(Reference Signal Received Power)やRSRQ(Reference Signal Received Qualitu)といった値であり、測定した受信電力そのものであっても良いし、複数の測定結果を平均した値であっても良い。基地局は報告を受けた各端末の受信電力等を基準に下りスケジューリング処理を行い、どの端末への下り信号の送信にどのリソースブロックを割り当てるかを意味するリソース割当情報を決定する。次いで基地局はシーケンス203において下りスケジューリング処理の結果に基づいてリソース割当情報とデータとを端末に対して送信する。端末は受信したリソース割当情報に基づいてデータの受信処理を行い、データの復号の成否をシーケンス204において基地局に対して送信し、再びシーケンス201に戻り、全データの送信終了まで繰り返し処理を行う。
なお、繰り返し処理を行う際に、シーケンス201からシーケンス204までの処理全てを行わずに一部の処理をスキップしても良い。また、例えばシーケンス204の復号結果のフィードバックと同時にシーケンス202の受信電力報告を行うように、複数のシーケンスをまとめて行っても良い。
図3は上り通信におけるデータ送信のシーケンスの一例を示す図である。
端末はシーケンス301においてパイロット信号並びに制御情報を基地局から受け取る。ここで制御情報とはセル内の全端末あるいは特定の端末に対して報知する情報であり、例えば信号帯域幅や基地局の送信電力などを含む。次いで端末は受け取ったパイロット信号並びに制御情報を元に受信電力を測定し、シーケンス302において受信電力及び端末の送信電力を基地局に報告する。基地局は報告を受けた各端末の受信電力や送信電力、基地局が測定した上り受信電力等を基準に上りスケジューリング処理を行い、どの端末への上り信号の送信にどのリソースブロックを割り当てるかを意味するリソース割当情報を決定する。次いで基地局はシーケンス303において上りスケジューリング処理の結果に基づいてリソース割当情報を端末に対して送信する。端末は受信したリソース割当情報に基づいたリソースブロックを用いてシーケンス304において基地局に対してデータを送信する。基地局はデータの受信処理を行い、データの復号の成否をシーケンス305において端末に対して送信し、再びシーケンス301に戻り、全データの送信終了まで繰り返し処理を行う。
なお、繰り返し処理を行う際に、シーケンス301からシーケンス305までの処理全てを行わずに一部の処理をスキップしても良い。また、例えばシーケンス305の復号結果のフィードバックと同時にシーケンス303のリソース割当情報の送信を行うように、複数のシーケンスをまとめて行っても良い。
図2及び図3では、データ通信を行う場合に、基地局101が、端末102に対して、パイロット信号及び制御情報を送信し、その応答として、端末から受信電力を受信する。そして、スケジューリング処理で、端末に割り当てる周波数リソースを決定し、端末102に割り当てる点で共通する。
図18は基地局が保持する端末からの報告値のテーブルの一例を示す図である。基地局では、端末から報告された下り受信電力値1820及び上り送信電力値1830を端末それぞれのID1810と関連付けて保存する。なお、基地局が保持する値は端末から報告された値そのものであっても良いし、端末から報告された値に対して統計処理を行った結果でもよいし、またその両者であっても良い。また情報の保持のためのデータ構造は端末のIDと各報告値との関連を保存できる形式であればどのような形式であっても良い。また、保持する情報は端末のIDと下り受信電力値と上り送信電力値とのみに限られる事は無く、他の情報も同時に保持しても良い。
図19は基地局における各端末の割当状況を示すテーブルの一例を示す図である。基地局では、上りスケジューリング処理及び下りスケジューリング処理の結果である下り割当状況1920及び上り割当状況1930を端末それぞれのIDと関連付けて、保存する。上り割当状況及び下り割当状況にはそれぞれ割当リソースブロックを示す情報1940と割当タイムスタンプを示す情報1950が含まれる。なお、下り割当状況及び上り割当状況はそれぞれの保持数は端末ごとにそれぞれ1つである必要は無く、端末ごとに異なる数の割当状況を保持しても良いし、上り割当状況と下り割当状況とで保持数が異なっていても良い。また情報の保持のためのデータ構造は端末のIDと上り割当状況及び下り割当状況との関連を保存できる形式であればどのような形式であっても良い。また、保持する情報は端末のIDと下り割当状況と上り割当状況とのみに限られる事は無く、他の情報も同時に保持しても良い。
図4はOFDMAにおけるリソース割当の一例を示す図である。リソース割当は、破線で囲まれる割当て単位である1ないしは複数のリソースブロック単位でリソースを割当てる。リソースブロックは時間軸方向には単位時間、周波数方向には1ないしは複数のサブキャリアで区切られた時間及び周波数の範囲である。例えばLTEの場合には、リソースブロックの単位時間は1msで6もしくは7OFDMシンボルに相当し、周波数方向にはリソースブロックあたりのサブキャリア数は12である。上りあるいは下りの通信を行う際のリソース割当は、図中割当リソースとして記しているように、1ないしは複数のリソースブロックをまとめて割当てる事で行う。
なお、以下の説明で隣接するリソースブロックとは周波数方向に隣接するリソースブロックを指す。例えば図4の周波数f8のリソースブロックは、周波数f7のリソースブロックと周波数f9のリソースブロックとに隣接する。なお、システム帯域幅の両端のリソースブロックはそれぞれ互いに隣接していないとみなしても良いし隣接しているとみなしても良い。例えば図4の例の場合、周波数f1のリソースブロックは周波数f2のリソースブロックのみと隣接しているとみなしても良いし、周波数f15のリソースブロックと隣接しているとみなしてもよい。
図5はセル間干渉調整のための帯域の分割の一例を示す図である。セル間干渉調整を行うために、システム帯域は、1ないしは複数のリソースブロックに相当する帯域幅を持つ1ないしは複数のサブ帯域に分割される。図5はシステム帯域幅が15リソースブロック相当の帯域幅を持ち、サブ帯域aとして6リソースブロック相当の帯域幅を、サブ帯域bとして3リソースブロック相当の帯域幅を、サブ帯域cとして6リソースブロック相当の帯域幅割り当てる例である。一つのサブ帯域はサブ帯域bやサブ帯域cの例のように連続したリソースブロックに対応しても良いし、サブ帯域aの例のように連続していないリソースブロックの集合に対応していても良い。
なお、図5の例ではシステム帯域を3つのサブ帯域に分割しているが、分割数は3に限定される必要はなく、2や4以上のサブ帯域に分割しても良いし、あるいはシステム帯域を分割せずに一つのサブ帯域として扱う基地局があっても良い。また、一つのサブ帯域あたりの帯域幅は複数のリソースブロック相当の帯域幅である必要は必ずしもなく、1リソースブロック幅相当のサブ帯域があっても良い。
図6は、本実施例における基地局101における信号処理を表すブロック図の一例を示す図である。基地局101は、送信信号生成のためにOFDM信号生成部511、チャネル多重化部512、パイロット信号生成部513、チャネル符号化・変調部514、割当情報符号化・変調部515を持つ。また基地局は信号受信のためにOFDM信号受信部521、チャネル分離部522、チャネル復調・復号部523を持つ。また基地局は送受信部500、チャネル割当部531、送信電力判定部532を持つ。
パイロット信号生成部513は、端末において下り信号の受信及び受信電力測定等に用いる参照信号として、予め定められたパターンの信号を生成し、チャネル多重化部512に出力する。
チャネル符号化・変調部514は端末に対して送信する下り信号を分割し、例えば擬似乱数系列との排他的論理和演算によりランダム化し、CRC等の誤り検出符号を付加し、Turbo符号や畳み込み符号等の誤り訂正符号を用いて符号化し、インタリーブ処理により信号順序の変換を行い、PSKやQAM等の変調方式を用いて変調を行い、送信対象の端末に応じた送信電力に対応する振幅を与えてチャネル多重化部512に出力する。
割当情報符号化・変調部515は、チャネル割当部531から通知された1ないしは複数のユーザの、上り及び下りの割当情報を多重化し、符号化及び変調処理を行い、チャネル多重化部512に出力する。また割当て情報符号化・変調部515は、チャネル割当て部531から送信電力制御情報が通知されれば、送信電力制御情報に対して符号化及び変調処理を行い、チャネル多重化部512に出力する。
チャネル多重化部512は、チャネル割当部531から通知された下りの割当情報に従って、対応するチャネル符号化・変調部514からの入力を対応するリソースブロックに割当て、パイロット信号生成部513からの入力及び割当て情報符号化・変調部515からの入力と多重化し、OFDM信号生成部511に出力する。
OFDM信号生成部511では、チャネル多重化部512からの入力に対して例えば逆FFT演算によって時間領域の信号を生成し、必要に応じて時間領域の信号の一部をコピーであるCyclic Prefixを付加して送受信部500に出力する。
送受信部500では、OFDM信号生成部511からの入力信号の周波数を無線周波数の信号に変換してアンテナから放射する。送受信部500ではまた、アンテナから受信した無線周波数の信号をベースバンド帯域の信号に変換し、OFDM信号受信部521に出力する。
OFDM信号受信部521は送受信部500から入力された信号の特定のタイミングの合わせてFFT演算を行うことによってサブキャリア毎の受信信号に変換してチャネル分離部522に出力する。
チャネル分離部522は、チャネル割当て部531から通知された上りの割当て情報に従って、OFDM信号受信部521から入力された信号のうち対応するリソースブロックの信号を対応するチャネル復調・復号部523に出力する。
チャネル復調・復号部523は、チャネル分離部522から入力された信号に対して、端末にて送信時に行われた変調処理に対応して検波処理や復調処理、必要に応じて等化処理や逆DFT処理を行い、端末にて送信時に行われたインタリーブ処理に対応してデインタリーブ処理を行い、端末にて送信時に行われた誤り訂正符号化の対応して復号処理を行い、端末にて送信時に付加されたCRC等の誤り検出処理に基づいて復号成功もしくは失敗の判定を行い、復号成功の場合には復号結果を受信信号として出力する。
またチャネル復調・復号部523では、チャネル分離部522から入力された信号から信号対干渉及び雑音電力比などの受信信号品質を推定し、送信電力判定部532に出力する。さらにチャネル復調・復号部523において復調及び復調処理を行った信号の中に端末より報告された送信電力情報または受信電力情報が含まれていた場合、当該情報を送信電力判定部532に出力する。
送信電力判定部532は、チャネル復調・復号部523から通知された下り受信電力情報を基にした下り送信電力判定処理を行い、チャネル割当部531に下り送信電力及び下り送信電力クラスを通知する。送信電力判定部532はまた、チャネル復調・復号部523から通知された上り送信電力情報を上り送信電力として、また送信電力情報を量子化した値を上り送信電力クラスとしてチャネル割当部531に通知する。つまり、送信電力判定部532は、送信電力情報と、送信電力情報を量子化した値をチャネル割当て部531に通知する。
動的ICIC制御部540は、他の基地局からのセル間干渉調整制御情報及びチャネル割当部531から上り及び下りそれぞれのサブ帯域毎の混雑情報を受け、上り及び下りそれぞれのサブ帯域毎の送信電力制約を決定し、上り及び下りそれぞれのサブ帯域毎の送信電力制約情報をチャネル割り当て部531に通知する。また動的ICIC制御部540は、サブ帯域毎の送信電力制約に応じて他の基地局に対してセル間干渉調整制御情報を出力する。
図21はセル間干渉調整制御情報の一例を示す図である。セル間干渉調整制御情報には、当該情報がセル間干渉調整制御情報であることを示すヘッダ2110と、1ないし複数のセル間干渉調整制御信号2120とが含まれる。セル間干渉調整制御信号には、セルID2130と上りセル間干渉調整制御情報2140と下りセル間干渉調整制御情報2140とが含まれる。
図7は送信電力判定部532における下り送信電力判定処理の概要の一例を示す図である。下り送信電力判定処理では、各端末から報告された下り受信電力を閾値と比較し、閾値Aよりも低い下り受信電力を報告した端末はクラスA、閾値Bよりも低く閾値Aよりも高い下り受信電力を報告した端末はクラスB、それ以外の端末はクラスCのように分類する。その後、各端末に対する下り送信電力を、例えばクラスAに属する端末は基準電力+P1dB、クラスBに属する端末は基準電力+P2dB、クラスCに属する端末は基準電力+P3dBのように設定してチャネル割当部531に通知する。なお、ここで決定した各端末に対する下り送信電力は制御信号として基地局から端末に通知しても良い。
図7の例では8の端末を下り受信電力に応じて3通りのクラスに分類する例を示しているが、端末数および分類するクラス数はこれらの値に制限されない。また各端末から報告された下り受信電力は、報告された値を直接使用しても良いし、一定の時間にわたって平均化した後に使用してもよい。また、各端末から報告された下り受信電力と各端末に対する下り送信電力との関係は、各端末から報告された下り受信電力が小さいほど、各端末に対する下り送信電力が小さくならない関係であればどのような関係でもよく、例えばクラスAは基準電力+P1dB、クラスB及びクラスCは基準電力+P2dBのように、複数のクラスで同じ電力になっても良い。さらに、各端末に対する下り送信電力の決定にヒステリシスを持たせ、例えばクラスが2段階変化しない限り下り送信電力を変化させないようにしてもよい。また判定基準として使用する値は通信品質と相関を持つ値であれば下り受信電力以外の値でもよく、例えば信号対干渉電力比等を用いても良い。また、クラス分けに用いる閾値はクラス分けの結果によって変動させてもよい。例えば分類の結果クラスAに属する端末数が想定よりも少ない場合には閾値Aを上昇させ、逆にクラスAに属する端末数が想定よりも多い場合には閾値Aを低下させることにより、クラスごとの端末数を想定の範囲内に収めることが可能となる。
図8は送信電力判定部532における上り送信電力判定処理の概要の一例を示す図である。上り送信電力判定処理では、各端末から報告された上り送信電力を閾値と比較し、閾値Aよりも高い上り送信電力を報告した端末はクラスA、閾値Bよりも高く閾値Aよりも低い上り送信電力を報告した端末はクラスB、それ以外の端末はクラスCのように分類する。
図8の例では8の端末を上り送信電力に応じて3通りのクラスに分類する例を示しているが、端末数および分類するクラス数はこれらの値に制限されない。また各端末から報告された上り送信電力は、報告された値を直接使用しても良いし、一定の時間にわたって平均化した後に使用してもよい。また各端末から報告される上り送信電力とは、送信電力そのものではなく例えば送信電力余地量(Power Headroom)と呼ばれる、電力制御のプロシージャにより決定される送信電力値と、端末の最大送信電力値との差分であってもよい。
また、クラス分けに用いる閾値はクラス分けの結果によって変動させてもよい。例えば分類の結果クラスAに属する端末数が想定よりも少ない場合には閾値Aを低下させ、逆にクラスAに属する端末数が想定よりも多い場合には閾値Aを上昇させることにより、クラスごとの端末数を想定の範囲内に収めることが可能となる。或いは周囲のセルに比べ端末数が少ない場合には各々の閾値を低下させ、周囲のセルに比べ端末数が多い場合には各々の閾値を上昇させることによって、セル間の負荷分散を図ることも可能である。
また下り送信電力判定処理による下り送信電力クラスと、上り送信電力判定処理による上り送信電力クラスとは同じである必要はない。すなわち、上り及び下りでそれぞれ分類するクラス数が同じであっても、図7及び図8の端末7の例のように上りと下りとで異なるクラスに属しても良い。さらに、例えば上りは3クラスに分類し、下りは2クラスに分類するように、そもそも分類するクラス数が異なっていても良い。
チャネル割当て部531は、上り及び下りのそれぞれについて、どのリソースブロックにどの端末、チャネルの信号を割当てるかを決定し、チャネル多重化部512、チャネル分離部522、割当情報符号化・変調部515に通知する。下りのリソースブロックへの割当を決定する際には、動的ICIC制御部540より通知された下りのサブ帯域ごとの送信電力制約情報と、送信電力判定部532より通知された下り送信電力クラスに基づいた制約を考慮する。また上りのリソースブロックへの割当を決定する際には、動的ICIC制御部540より通知された上りのサブ帯域ごとの送信電力制約情報と、送信電力判定部532を通じて通知された上り送信電力クラスに基づいた制約を考慮する。
図20は下り送信電力判定処理及び上り送信電力判定処理にて用いる閾値を保持するテーブルの一例を示す図である。送信電力判定部532では、上り送信電力判定処理及びくだり送信電力判定処理のために閾値情報2010、2020,2030,2040を保持する。なお、図20では図7及び図8の例にあわせて上り及び下りそれぞれ2つの閾値を保持しているが、テーブルにおいて保持する閾値の数はこれらの値に制限されない。また情報の保持のためのデータ構造は各処理の閾値を保存できる形式であればどのような形式であっても良い。また、保持する情報は各処理の閾値のみに限られる事は無く、他の情報も同時に保持しても良い。
図22は基地局において各端末の所属クラスを保持するテーブルの一例を示す図である。基地局は送信電力判定部532にて決定した各端末の所属クラス2220,2230を各端末のID2210と関連付けて保持する。なお、情報の保持のためのデータ構造は端末のIDと上り及び下りのクラスとのとの関連を保存できる形式であればどのような形式であっても良い。また、保持する情報は端末のIDと下りクラスと上りクラスとのみに限られる事は無く、他の情報も同時に保持しても良い。
図9は、図22で示される端末の送信電力クラスとサブ帯域ごとの制約の関係の一例を示す図である。図9の例は送信電力クラスAの送信電力はクラスBの送信電力よりも小さくなく、またクラスBの送信電力はクラスCよりも小さくない例である。またサブ帯域aの制約はサブ帯域bの制約よりも厳しくなく、サブ帯域bの制約はサブ帯域cの制約よりも厳しくない例である。このとき、チャネル割当部531においてリソースブロックを割当てる際の制約は例えば以下の3通りの場合があり、いずれの制約を用いても良い。
第1の場合は、図9の○の箇所のみに割当可能であり、△及び×の箇所は割当不可能という制約である。この場合、クラスAに属する端末はサブ帯域aにのみ割当可能であり、サブ帯域b及びサブ帯域cには割当不可能である。同様にクラスBに属する端末はサブ帯域bにのみ割当可能であり、サブ帯域a及びサブ帯域cには割当不可能である。さらにクラスCに属する端末はサブ帯域cにのみ割当可能であり、サブ帯域a及びサブ帯域bには割当不可能である。
第2の場合は、図9の○及び△の箇所に割当可能であり、×の箇所には割当不可能という制約である。この場合、クラスAに属する端末はサブ帯域aにのみ割当可能であり、サブ帯域b及びサブ帯域cには割当不可能である。一方でクラスBに属する端末はサブ帯域a及びサブ帯域bに割当可能であり、サブ帯域cには割当不可能である。さらにクラスCに属する端末は全てのサブ帯域に割当可能である。
第3の場合は、図9の○の箇所には割当可能であり、×の箇所には割当不可能、△の箇所には条件付で割当可能という制約である。この場合、まず第1の場合と同じ制約に基づいて端末を割当てた後、未割当の端末と空きのあるサブ帯域との関係が図9の△であった場合には割当可能とする。
なお、図9では端末の送信電力クラスを3通り、制約の異なるサブ帯域の種類を3通りとしているが、これらはあくまでも一例であって他の値でもよく、また端末の送信電力クラス数とサブ帯域の種類数とが一致している必要はない。また、チャネル割当部531は上記制約にしたがってリソースブロックに端末を割当てた後に、サブ帯域ごとの混雑具合を混雑情報として動的ICIC制御部540に通知する。
図11は、本実施例における動的ICIC制御部540の信号処理を表すブロック図の一例を示す図である。なお、ICIC制御部540は、上り及び下りそれぞれに対してほぼ同様の処理を行う。上り混雑情報取得部601は下り混雑情報取得部611に、上り送信電力制約通知部602は下り送信電力制約通知部612に、上り送信電力制約決定部603は下り送信電力制約決定部613に、上りセル間干渉調整制御情報取得部604は下りセル間干渉調整制御情報取得部614に、上りセル間干渉調整制御情報通知部605は下りセル間干渉調整制御情報通知部615に、それぞれ対応する。このため、以下では上りを代表として説明を記載して下りについては対応するブロックにて同じ処理を行う限り記載を割愛し、異なる処理を行う場合のみ特記する。
なお、以下の記述で自セルから他セルに対して通知するセル間干渉調整制御情報の値が大きいリソースブロックとは、自セルにとって電力の制約が緩いリソースブロックを指す。自セルにとって電力の制約が緩いリソースブロックとは、上りの場合例えばセル端にある端末や周波数利用効率が高い符号化方式及び変調方式を使用する端末などの強い電力で送信する端末が割当てられるリソースブロックを指す。また他セルから自セルに対して通知されるセル間干渉調整制御情報の値が大きいリソースブロックには自セルにおいて電力の制約を厳しくし、上りの場合例えばセル端にある端末や周波数利用効率が高い符号化方式及び変調方式を使用する端末などの強い電力で送信する端末が割当てられないような制御を前提で記載する。ただしこれは逆でもよく、例えば自セルから他セルに対して通知するセル間干渉調整制御情報の値が大きいリソースブロックとは自セルにおいて電力の制約が厳しく、上りの場合例えばセル端にある端末や周波数利用効率が高い符号化方式及び変調方式を使用する端末などの強い電力で送信する端末が割当てられないリソースブロックを指しても良い。
上り混雑情報取得部601では、チャネル割当部531から通知された混雑情報を上り送信電力制約決定部603に通知する。この時、混雑情報としては例えばサブ帯域に割当てられたユーザ数を当該サブ帯域に属するリソースブロック数で割った値や、同値を時間平均した値を用い、この値が他のサブ帯域よりも大きいサブ帯域は、他のサブ帯域よりも混雑していると判断することができる。
上りセル間干渉調整制御情報取得部604は、周辺の1ないしは複数のセルから上りセル間干渉調整制御情報を受信し、リソースブロック毎に平均化を行い、平均上りセル間干渉調整制御情報として上り送信電力制約決定部603に通知する。また、他セルから受信した上り干渉調整制御情報から他セルのリソース占有率を求め、上り送信電力制約決定部603に通知する。リソース占有率とは、例えば通知を受けた上り干渉調整制御情報をリソースブロック毎に加重平均して求められる値である。
情報取得前の初期状態において、上り送信電力制約決定部603は、例えば図12のシステム帯域内のサブ帯域分割及び制約電力の一例を示す図の(A)及び(B)のように、システム帯域幅内を初期設定されたサブ帯域に分割し、サブ帯域ごとに初期設定された制約電力を決定する。上り送信電力制約決定部603は、決定された制約電力を、上り送信電力制約通知部602及び上りセル間干渉調整制御情報通知部605に通知する。
上り送信電力制約通知部602では、通知されたサブ帯域毎の送信電力制約情報をチャネル割り当て部531に通知する。
上りセル間干渉調整制御情報通知部605では、制約電力をリソースブロック毎に例えば図12の(C)のようにHighとLowの1bitの情報に量子化し、他のセルに対してセル間干渉調整制御情報として通知する。ここで、例えば図13の(B)のように周辺のリソースブロックの情報を用いて制約電力を平均化し、その後に量子化してセル間干渉調整制御情報をほかのセルに対して通知することも可能である。
また、他のセルに対して通知するセル間干渉調整制御情報の変化に制約を与えてもよい。図14は、セル間干渉調整制御情報の変化に対する制約の一例である。図14の例の場合、前回他のセルに対して通知したセル間干渉調整制御情報は図14(A)のようにリソースブロック1から6までがHigh、リソースブロック7から15までがLowであり、上り送信電力制約決定部603から通知された制約電力を量子化した結果が図14(B)のようにリソースブロック1から9までがHigh、リソースブロック10から15までがLowである。セル間干渉調整制御情報の変化に制約を与える場合には、図14(B)の情報をそのまま他のセルに対して通知するのではなく、前回通知した情報からの変化が小さくなるよう、例えば図14(C)のように前回通知時の情報と今回の結果の情報との差分のうち1リソースブロック分のみ反映し、リソースブロック1から7までをHigh、リソースブロック8から15までをLowとして他のセルに対して通知する。
図14(A)の例の場合、セル間干渉調整制御情報がHighの場合は1点、Lowの場合は0点として、(1×6+0×9)/15=0.4がリソース占有率となる。
図15は上り送信電力制約決定部603の処理の流れの一例を示すフロー図である。上り送信電力制約決定部603では、まず処理P101において上りセル間干渉調整制御情報取得部604と同様の計算方法によって、自セルのリソース占有率を導出する。
次いで処理P102において、自セルのリソース占有率と、上りセル間干渉調整制御情報取得部604から通知された他セルのリソース占有率とを比較し、自セルのリソース占有率が他セルのリソース占有率に比べパラメータC1以上大きければ処理P104に、大きくなければ処理P103に分岐する。処理P103では、自セルのリソース占有率と、上りセル間干渉調整制御情報取得部604から通知された他セルのリソース占有率とを比較し、自セルのリソース占有率が他セルのリソース占有率に比べパラメータC2以上小さければ処理P105に分岐し、小さくなければフロー図の処理を終了する。ここで比較に使用するパラメータC1及びC2は上り送信電力制約決定部603における送信電力制約決定の安定性に影響するパラメータであり、大きい値を選択すると変動が少なく安定した動作となり、小さい値を選択すると激しく送信電力制約が変動する動作となる。
処理P104または処理P105は処理の実行後、図15のフロー図の処理の終了となる。なお、処理P104または処理P105の実行後に処理終了となった場合には、再び処理P101から処理を再開しても良い。
処理P104の送信電力制約強化判定の処理の流れは図16のフロー図の通りである。
送信電力制約強化判定の処理は、まず処理P201において最も送信電力制約が緩いサブ帯域を除いたすべてのサブ帯域の中で、上り混雑情報取得部601から通知された混雑度が最も低いサブ帯域を選択する。次いで処理P202において、選択されたサブ帯域のリソースブロックの中で、当該サブ帯域よりも送信電力制約が厳しいサブ帯域と隣接する全てのリソースブロックを選択する。次いで処理P203において、処理P202にて選択したリソースブロック全てについて上りセル間干渉調整制御情報取得部604から通知される平均上りセル間干渉調整制御情報が最も大きいリソースブロックを選択する。ついで処理P204において、処理P203にて選択されたリソースブロックの所属サブ帯域を送信電力制約が厳しいサブ帯域に変更して、処理を終了する。
処理P105の送信電力制約緩和判定の処理の流れは図17のフロー図の通りである。送信電力制約緩和判定の処理は、まず処理P301において最も送信電力制約が厳しいサブ帯域を除いたすべてのサブ帯域の中で、上り混雑 情報取得部601から通知された混雑度が最も高いサブ帯域を選択する。次いで処理P302において、選択されたサブ帯域のリソースブロックの中で、当該サブ帯域よりも送信電力制約が緩いサブ帯域と隣接する全てのリソースブロックを選択する。次いで処理P303において、処理P302にて選択したリソースブロック全てについて上りセル間干渉調整制御情報取得部604から通知される平均上りセル間干渉調整制御情報が最も小さいリソースブロックを選択する。ついで処理P304において、処理P303にて選択されたリソースブロックの所属サブ帯域を送信電力制約が緩いサブ帯域に変更して、処理を終了する。
なお、以上で示した隣接するリソースブロックとは、用いる周波数が隣接するリソースブロックであっても良いし、論理的な意味で隣接するリソースブロックでも良い。例えばリソース割当を仮想リソースブロックに対して行い、その後に仮想リソースブロックを物理リソースブロックにマッピングするシステムでは、隣接するリソースブロックとは物理リソースブロックが隣接していても良いし、仮想リソースブロックが隣接していても良い。
なお、以上の構成図では信号処理のブロック毎に説明したが、実際にはそれぞれが独立した実体を持つ必要は無く、汎用の処理モジュールを用いて各ブロックの動作を実現する実装でも良い。
例えば、図10は、DSPやCPUを主体とした基地局装置の構成を示す図である。ブロック401はCPU及びDSPモジュールであり、図15、図16及び図17に示される各フローチャートに対応する処理を含むプログラムに従って各上記実施の形態にて示した信号処理演算及び信号処理の制御を行う。ブロック402はメモリモジュールであり、処理中及び処理前後の送信信号及び受信信号や、信号処理に用いるテーブル類(たとえば、図18、図19、図20、図21、図22で示されるテーブル)を保持する。ブロック403は論理回路モジュールであり、CPU/DSP401と同様に各上記実施の形態にて示した信号処理演算及び信号処理の制御を行う。ブロック404はインタフェースモジュールであり、制御信号や信号処理前の送信信号、信号処理後の受信信号の入出力を行う。ブロック405はRFモジュールであり、送信信号に対しては無線周波数帯域の信号に変換してアンテナを経由して送信を行い、受信信号に対してはアンテナを介して受信した信号をベースバンド帯域の信号に変換する。バス406は、上記各モジュールを接続する。以上の各処理ブロックにおける信号処理演算及び信号処理の制御それぞれは、CPU/DSPモジュール401におけるプログラムと論理回路モジュール403における演算回路との一方もしくは両方及び必要であればメモリモジュール402を用いて行われる。
なお、図10は最も単純な実装例であり各モジュール一つずつを記載しているが、各モジュール及びバスはそれぞれ必ずしも単一である必要は無い。例えば複数のCPU/DSPモジュール401があっても良く、また複数のバス406があっても良い。またバス406が複数ある場合には、必ずしもすべてのバスが全てのモジュールと接続している必要は無く、例えば全てのモジュールと接続しているバスの他に、メモリモジュール402と論理回路モジュール403とのみを接続するバスがあっても良い。
また例えば全ての処理ブロックにおける信号処理演算及び信号処理の制御それぞれをCPU/DSPモジュール401において実行可能であれば論理演算モジュール403は無くても良い。逆に例えば全ての処理ブロックにおける信号処理演算及び信号処理の制御それぞれを論理演算モジュール403において実行可能であればCPU/DSPモジュール401は無くても良い。つまり、図15、16及び17に示される各処理の少なくとも一部がハードウェアで構成されていてもよい。
本実施例は、チャネル推定にパイロット信号を効果的に活用するためなどの理由で一つの移動局に対してまとまった単位で連続したリソースを割当てる場合に適用してもよい。例えば、LTEの通信方式においては、端末から基地局への上りでは1つの移動局に対して連続したリソースを割当てる必要があるため、本実施例により、リソースの断片化を防止し、リソースの割当が可能となる。上述した以外にも様々な各種マルチキャリア通信方式に適用することができる。
101 基地局、102 端末、103 基地局制御装置、104 ネットワーク、105 セル、
201、202、203、204 下り通信におけるデータ送信のシーケンス、
301、302、303、304、305 上り通信におけるデータ送信のシーケンス、
401 CPU/DSPモジュール、 402 メモリモジュール、 403 論理回路モジュール、 404 インタフェースモジュール、 405 RFモジュール、 406 バス、
500 送受信部、511 OFDM信号生成部、512 チャネル多重化部、513 パイロット信号生成部、514 チャネル符号化・変調部、515 割当情報符号化・変調部、521 OFDM信号受信部、522 チャネル分離部、523 チャネル復調・復号部、531 チャネル割当部、532 送信電力判定部、540 動的ICIC制御部
601 上り混雑情報取得部、602 上り送信電力制約通知部、603 上り送信電力制約決定部、604 上りセル間干渉調整制御情報取得部、605 上りセル間干渉調整制御情報通知部、611 下り混雑情報取得部、612 下り送信電力制約通知部、613 下り送信電力制約決定部、614 下りセル間干渉調整制御情報取得部、615 下りセル間干渉調整制御情報通知部。

Claims (8)

  1. 複数のサブキャリアを有するマルチキャリア無線通信システムにおける信号処理方法であって、
    1ないしは複数のサブキャリアからなるリソースブロック単位でリソース割当を行い、
    セル間干渉調整制御情報を基地局間で互いに通知し合い、
    該セル間干渉調整制御情報に基づいてセル内の該リソースブロック毎の送信電力の制約を決定し、
    隣接するリソースブロックと送信電力の制約が異なるリソースブロックから順に該送信電力の制約の判定を変更することを特徴とする信号処理方法。
  2. 請求項1記載の信号処理方法であって、
    セル間干渉調整制御情報とはRelative Narrowband Tx Powerであることを特徴とする信号処理方法。
  3. 請求項1記載の信号処理方法であって、
    セル間干渉調整制御情報とはUL High Interference Indicationであることを特徴とする信号処理方法。
  4. 請求項1記載の信号処理方法であって、
    リソースブロックごとのセル間干渉調整制御情報を 隣接するリソースブロックのセル間干渉調整制御情報と平均化した後に他の基地局に通知することを特徴とする信号処理方法。
  5. 複数のサブキャリアを有するマルチキャリア無線通信システムにおける無線基地局であって、
    1ないしは複数のサブキャアからなるリソースブロック単位でリソース割当を行うリソース割り当て部と、
    セル間干渉調整制御情報を周辺の基地局間に対して通知する通知部と、
    周辺の基地局からセル間干渉調整制御情報の通知を受ける受領部と、
    該セル間干渉調整制御情報に基づいてセル内の該リソースブロック毎の送信電力の制約を決定する制約決定部と、、
    隣接するリソースブロックと送信電力の制約が異なるリソースブロックから順に該送信電力の制約の判定を変更する制約判定変更部、とを有することを特徴とする基地局。
  6. 請求項5記載の基地局であって、
    セル間干渉調整制御情報とはRelative Narrowband Tx Powerであることを特徴とする基地局。
  7. 請求項5記載の基地局あって、
    セル間干渉調整制御情報とはUL High Interference Indicationであることを特徴とする基地局。
  8. 請求項5記載の基地局であって、
    前記通知部は、リソースブロックごとのセル間干渉調整制御情報を 隣接するリソースブロックのセル間干渉調整制御情報と平均化した後に他の基地局に通知することを特徴とする基地局。
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