JP2010283559A - 入力切換装置及びテレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力切換の操作性の向上を図ることができる入力切換装置及びテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】CDDカメラ16によって撮像された画像に基づいて画像検出部17が画像の変化を検出するとともに、対象物記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、何れの対象物が移動したかを判定し、制御部13は判定された対象物に対応する外部入力に切換える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の外部入力を切換え可能な入力切換装置に関し、特に、遠隔操作により外部入力の切換えが可能な入力切換装置及びこの入力切換装置を備えたテレビジョン受像機に関する。
一般的に、テレビジョン受像機等の機器における外部入力の切換えは、赤外線通信を行うリモートコントロール装置(リモコン装置)による遠隔操作によってなされていた。また、外部入力に接続された機器を操作する場合にもそれぞれの機器に付属するリモコンが用いられる。このため、操作者は、リモコン装置によって外部入力の切換えを行った後、使用する機器に付属するリモコン装置に持ち替えて機器の操作をしなければならず、操作者にとっては大変煩わしく不便なものであった。そこで、例えば、従来の遠隔操作手段として、人体の動きや指の形などを撮像して、その動き等を認識し、当該認識結果に対応する動作を行わせるようにして、リモコン装置による操作を不要とするものがあった(特許文献1)
特開2004−349915号公報
しかしながら、上記特許文献に開示された遠隔操作手段を利用しても、従来のリモコン装置による外部入力切換操作と同様、依然として、外部入力を切替えるための独自の操作を必要としていることに変わりはなく、操作者にとっては、外部入力切換の煩わしさが残っていた。
本発明の課題は、入力切換の操作性の向上を図ることができる入力切換装置及びテレビジョン受像機を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、入力切換装置において、外部入力を複数受け付ける外部入力受付手段と、
対象物を特定可能な複数種類の対象物情報と前記複数の外部入力の何れかを特定するための外部入力情報とがそれぞれ対応付けられて記憶された対象物記憶手段と、
画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像に基づいて画像の変化を検出する画像検出手段と、
前記画像検出手段によって画像の変化が検出されたときに、前記対象物記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、何れの対象物が移動したかを判定する対象物判定手段と、
前記対象物判定手段によって判定された対象物に対応する外部入力に切換える入力切換手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の入力切換装置であって、所定の登録操作を受け付ける登録操作受付手段と、
前記登録操作受付手段によって前記登録操作を受け付けたときに、前記撮像手段によって撮像された被撮像物に基づいて対象物情報を生成し、該生成した対象物情報と前記複数の外部入力のうちの何れかを特定する外部入力情報とを対応付けて前記対象物記憶手段に記憶する撮像対象物登録手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の入力切換装置であって、外部より対象物情報を受け付ける情報受付手段と、
前記情報受付手段によって受け付けられた対象物情報と前記複数の外部入力のうちの何れかを特定する外部入力情報とを対応付けて前記対象物記憶手段に記憶する受付対象物登録手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の入力切換装置であって、音声を出力する音声出力手段と、
前記音声出力手段によって出力される音声の音量が前記外部入力毎に対応付けられた音量設定データが予め記憶された音量設定情報記憶手段と、
前記音量設定情報記憶手段に記憶された音量設定データに基づいて、前記入力切換手段によって切換えられた外部入力に応じた音量に設定する音量設定手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の入力切換装置であって、個人の顔を特定可能な顔情報が記憶された顔情報記憶手段と、
前記撮像手段よって撮像された画像に基づいて個人の顔を検出する顔検出手段と、
前記顔検出手段によって検出した個人の顔を、前記顔情報記憶手段に記憶された顔情報に基づいて何れの個人であるかを特定する個人特定手段と、を備え、
前記音量設定情報記憶手段は、前記音量設定データが前記顔情報記憶手段に記憶された顔情報毎に対応付けられて記憶されており、
前記音量設定手段は、前記音量設定データに基づいて、入力切換手段によって切換えられた外部入力及び前記個人特定手段によって特定された個人に応じた音量に設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、入力切換装置において、外部入力を複数受け付ける外部入力受付手段と、
対象物を特定可能な複数種類の対象物情報と前記複数の外部入力の何れかを特定するための外部入力情報とがそれぞれ対応付けられて記憶された対象物記憶手段と、
画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像に基づいて画像の変化を検出する画像検出手段と、
前記画像検出手段によって画像の変化が検出されたときに、前記対象物記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、何れの対象物が移動したかを判定する対象物判定手段と、
前記対象物判定手段によって判定された対象物に対応する外部入力に切換える入力切換手段と、
所定の登録操作を受け付ける登録操作受付手段と、
前記登録操作受付手段によって前記登録操作を受け付けたときに、前記撮像手段によって撮像された被撮像物に基づいて対象物情報を生成し、該生成した対象物情報と前記複数の外部入力のうちの何れかの外部入力情報とを対応付けて前記対象物記憶手段に記憶する撮像対象物登録手段と、
外部より対象物情報を受け付ける情報受付手段と、
前記情報受付手段によって受け付けられた対象物情報と前記複数の外部入力のうちの何れかの外部入力情報とを対応付けて前記対象物記憶手段に記憶する受付対象物登録手段と、
個人の顔を特定可能な顔情報が記憶された顔情報記憶手段と、
前記撮像手段よって撮像された画像に基づいて個人の顔を検出する顔検出手段と、
前記顔検出手段によって検出した個人の顔を、前記顔情報記憶手段に記憶された顔情報に基づいて何れの個人であるかを特定する個人特定手段と、
音声を出力する音声出力手段と、
前記音声出力手段によって出力される音声の音量が前記外部入力毎及び前記顔情報記憶手段に記憶された顔情報毎に対応付けられた音量設定データが予め記憶された音量設定情報記憶手段と、
前記音量設定情報記憶手段に記憶された音量設定データに基づいて、前記入力切換手段によって切換えられた外部入力及び前記個人特定手段によって特定された個人に応じた音量に設定する音量設定手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、テレビジョン受像機において、請求項1〜6の何れか一項に記載の入力切換装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、入力切換の操作性の向上を図ることができる入力切換装置及びテレビジョン受像機を提供することができる。
本発明に係るデジタルテレビジョン受像機及びこれに接続される外部機器の配置を表す概要図である。 本発明に係るデジタルテレビジョンの要部構成を表すブロック図である。 本発明に係るデジタルテレビジョンの機能を表す機能ブロック図である。 本発明に係るデジタルテレビジョンの制御部にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 本発明に係るデジタルテレビジョンの制御部にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 本発明に係るデジタルテレビジョンの制御部にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 本発明に係るデジタルテレビジョンの制御部にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 本発明に係るデジタルテレビジョンの制御部に記憶されたデータテーブルを表す図である。 本発明に係るデジタルテレビジョン受像機の表示画面に表示された映像を表す図である。 本発明に係るデジタルテレビジョン受像機の表示画面に表示された映像を表す図である。 本発明に係るデジタルテレビジョン受像機の表示画面に表示された映像を表す図である。 本発明に係るデジタルテレビジョン受像機の表示画面に表示された映像を表す図である。 本発明に係るデジタルテレビジョンの画像検出部にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 本発明に係るデジタルテレビジョンの画像検出部にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 本発明に係るデジタルテレビジョンの画像検出部にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 本発明に係るデジタルテレビジョンの画像検出部に記憶されたデータテーブルを表す図である。 本発明に係るデジタルテレビジョン受像機及びこれに接続される外部機器の配置を表す概要図である。 本発明に係るデジタルテレビジョンの有するCCDカメラによって撮像された画像を表す図である。 本発明に係るデジタルテレビジョン受像機の表示画面に表示された映像を表す図である。 本発明に係るデジタルテレビジョン受像機及びこれに接続される外部機器の配置を表す概要図である。 本発明に係るデジタルテレビジョン受像機の表示画面に表示された映像を表す図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、家屋内の部屋R内には、AVボードBと、AVボードBの左右両側に配置されたスピーカSPと、AVボードBの前側に配置されたテーブルTが設けられている。
AVボードBは、前面側が開放された箱型形状により構成されている。AVボードBの上面には、テレビジョン受像機としてのデジタルテレビジョン受像機100の本体部1と、ユーザが本体部1に対して各種指示を行うリモートコントローラとしてのTVリモコン2と、ゲーム機401と、オーディオアンプ501が載置されている。また、AVボードBの内部には、録画再生装置としてのハードディスクレコーダ201と、衛星放送受信用チューナとしてのCSチューナ301が収容されている。
テーブルTの上面には、遠隔操作装置18と、ハードディスクレコーダ201に対して各種指示を行うリモートコントローラとしてのHDDリモコン202と、CSチューナ301に対して各種指示を行うリモートコントローラとしてのCSチューナリモコン302と、ゲーム機401に対して各種指示を行うコントローラ402とが載置されている。
本体部1は、詳しくは後述するが、アンテナを介して受信したデジタル放送データを所定の処理により変換し、変換されたデジタル放送データを映像出力及び音声出力することによってデジタル放送の視聴が可能となっている。
TVリモコン2は、ユーザが本体部1に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。
TVリモコン2に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない投光部から赤外線信号により送信され、本体部1の前面パネルに設けられたリモコン信号受光部3において受信される。
ハードディスクレコーダ201は、図示しないアンテナを介して受信したデジタル放送データを所定の処理により変換し、図示しない記録媒体としてのハードディスクへ記録することにより録画を行うことができる。また、ハードディスクレコーダ201は、本体部1に接続され、記録されたデジタル放送データの送信を行うことにより、本体部1にて録画されたデジタル放送の視聴が可能となっている。また、ハードディスクレコーダ201は、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体を受け付け、この記録媒体に記録された映像データ及び音声データを読み出して本体部1へ送信することにより、本体部1にて記録媒体に記録されたコンテンツの視聴が可能となっている。
HDDリモコン202は、ユーザがハードディスクレコーダ201に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。
HDDリモコン202に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない投光部から赤外線信号により送信され、ハードディスクレコーダ201の前面パネル等に設けられた受光部において受信される。
CSチューナ301は、図示しないアンテナを介して受信した衛星デジタル放送データを所定の処理により変換し、外部へ出力することが可能となっている。そして、CSチューナ301は、本体部1やハードディスクレコーダ201へ接続可能であり、これら装置へ、変換された衛星デジタル放送データの送信を行うことにより、衛星デジタル放送の視聴あるいは録画が可能となっている。
CSチューナリモコン302は、ユーザがCSチューナ301に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。
CSチューナリモコン302に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない投光部から赤外線信号により送信され、CSチューナ301の前面パネル等に設けられた受光部において受信される。
ゲーム機401は、図示しないハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体に記録された記録情報に基づいて各種ゲームの制御を行うことができる。また、ゲーム機401は、本体部1に接続され、記録媒体に記録された記録情報に基づいて生成される映像データ及び音声データの送信を行うことにより、本体部1にてゲームの内容の表示及び音声出力が可能となる。
コントローラ402は、ユーザがゲーム機401に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。
コントローラ402に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報に対応する操作信号が生成される。そして、生成された操作信号が図示しない投光部から赤外線信号により送信され、ゲーム機の前面パネル等に設けられた受光部において受信される。
オーディオアンプ501は、図示しない複数の入力部の何れかに入力された外部からの音声データを所定の音声処理によって音声信号に変換し、スピーカSPへ音声信号を出力することにより、スピーカSPによって音声出力を行わせるものである。なお、図示しないが、オーディオアンプ501の前面パネルには受光部が設けられ、例えば、付属のオーディオアンプ用リモートコントローラからの赤外線信号を受信することができる。そして、オーディオアンプ501は、オーディオアンプ用リモートコントローラからの赤外線信号に基づいて、電源のON/OFFや入力部の切換え等を行う。
ここで、ハードディスクレコーダ201、CSチューナ301及びゲーム機401は、それぞれ本体部1の他、オーディオアンプ501にもケーブル接続されており、オーディオアンプ501に対しても音声データの送信が可能となっている。なお、ハードディスクレコーダ201、CSチューナ301及びゲーム機401の音声データの送信に係るケーブルは、本体部1とオーディオアンプ501の何れか一方にのみ接続可能としてもよいし、双方とも接続可能に構成してもよい。
遠隔操作装置18は、本体部1の遠隔操作信号出力部19から出力される無線データの受信が可能である。そして、遠隔操作装置18は、受信した無線データに基づいてリモコン信号を生成し、生成されたリモコン信号を図示しない投光部から赤外線信号により送信するように構成されている。
次に、図2及び図3を参照しながら、本実施形態にて用いられるデジタルテレビジョン受像機100の要部構成について説明する。
図2は、本実施形態におけるデジタルテレビジョン受像機100の要部構成を表すブロック図である。
本実施形態のデジタルテレビジョン受像機100は、図2に示すように、ユーザが各種指示を入力するTVリモコン2と、このTVリモコン2により遠隔操作される本体部1と、この本体部1から出力される無線信号を受信する遠隔操作装置18と、を備えて構成されている。
本体部1は、TVリモコン2からのリモコン信号を受信するリモコン信号受光部3、地上デジタル放送・BSデジタル放送・CSデジタル放送等の放送データを受信するアンテナ4、アンテナ4により受信されたデジタル放送データから希望チャンネルのデジタル放送データを選局する受信手段としてのチューナ5、チューナ5により選局されたデジタル放送データをトランスポートストリーム(TS:Transport Stream)に復調する復調部6、復調部6により復調されたTSを複数のデータに分離してデコードするデコーダ部7、復号された映像信号に対して所定の映像処理を行う映像処理部8、復号された音声信号に対して所定の音声処理を行う音声処理部9、映像処理部8により処理された映像信号にOSDデータを付加するOSD回路10、映像処理部8により処理された映像信号を出力する表示部11、音声処理部9により処理された音声信号を出力する音声出力部12、デジタルテレビジョン受像機100全体を統括制御する制御部13、外部機器を接続するための複数の外部入力端子141〜144を備える入力端子部14、各放送種別の放送データ及び各外部機器からのコンテンツデータを切換選択するための入力切換部15、画像を撮像するCCDカメラ16、CCDカメラ16により撮像された画像から所定の画像の検出を行う画像検出部17、遠隔操作装置18へ無線信号を出力する遠隔操作信号出力部19、LANケーブルを接続して外部とのデータの送受信を行うLANインターフェース20等を備えており、各部はバス等により接続されている。
リモコン信号受光部3は、例えば、図示は省略するが、フォトダイオード、SUBCPU、増幅部、復調部、デコーダ等を備えて構成されており、リモートコントローラ2から送信されたリモコン信号を、前面パネルに設けられたフォトダイオードにおいて受信すると、SUBCPUの制御により、増幅部により増幅した後に復調部において復調し、さらに、デコーダにより波形整形、誤り訂正等の各種処理を行って、制御部13に対して出力する。制御部13では、入力されたリモコン信号から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて操作されたキーの判別を行う。
アンテナ4は、例えば、UHFアンテナ、BS・CSアンテナ等であり、屋外において所定の方向に向けて配置され、図示しないテレビジョン放送局等から発信される高周波(RF)のデジタル放送データを受信する。
チューナ5は、例えば、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等の各放送方式に対応するチューナを備えて成る。例えば、地上デジタルチューナは、アンテナ4等により入力された高周波信号のデジタル放送データの中から、BPF(バンドパスフィルタ)により特定周波数帯の信号を抽出して増幅し、局部発振器及びミキサにより周波数変換する。さらに、BPFにより特定周波数帯の信号を抽出して、低周波信号に変換した後にLPF(ローパスフィルタ)を介してAD変換等を行い、復調部6に出力する。また、例えば、BS・CSチューナは、IF信号に変換されたデジタル放送データを増幅した後に、局部発振器及び2つのミキサにより所定の信号を生成する。そして、LPFを介して特定周波数帯の信号を取得した後に、AD変換等を行って復調部6に出力する。
復調部6は、例えば、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等の各放送方式に対応する復調部を備えて成り、制御部13からの制御に基づいて、チューナ5において選局されたチャンネルの信号に対してデジタル復調や誤り訂正などの処理を実行し、TSを生成して、分離部71に出力する。
デコーダ部7は、例えば、分離部71、ビデオデコーダ72、オーディオデコーダ73、データデコーダ74等を備えて構成されている。
分離部71は、復調部6から入力されるデジタル放送データをビデオデータ、オーディオデータ、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)、SI(Service Information:番組配列情報)等の複数のストリームに分離する。
ビデオデコーダ72は、分離部71から入力されたビデオストリームをデコードする。具体的には、ビデオデコーダ72は、ビデオストリームに、可変長復号化、逆量子化、逆DCT、動き補正等の各種処理を行うことで、ビデオストリームをDTS(Decoding TimeStamp)に応じたタイミングでデコードし、映像データを生成して映像処理部8に出力する。
オーディオデコーダ73は、分離部71から入力されたオーディオストリームをデコードし、音声データを生成して音声処理部9に出力する。
データデコーダ74は、分離部71から入力された字幕データ、SI等をデコードし、制御部13、OSD回路10等に出力する。制御部13に入力されたSIは、EPG情報として図示しないEPGメモリに格納されることとなる。
映像処理部8は、ビデオデコーダ72から入力された映像データに対して各種映像処理を施し、映像信号を生成する。生成された映像信号は、フレームメモリ(図示省略)に一旦格納された後に、PTS(Presentation Time Stamp)に応じた再生タイミングで、表示部11に出力される。
また、音声処理部9は、オーディオデコーダ73から入力された音声データに対して各種音声処理を施して、音声信号を生成し、PTSに応じた再生タイミングで、音声出力部12に出力する。
OSD回路10は、EPGの表示に際して、EPGメモリに格納されたSIから必要なデータを読み出し、読み出したデータに基づいてEPG表示用データを生成する。そして、生成されたEPG表示用データを、映像処理部8から出力される映像信号に合成させ、表示部11においてEPGを表示させる。
表示部29は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の図示しないディスプレイを備え、映像処理部26から入力された映像信号に基づく映像を当該ディスプレイの表示領域11aに表示させる。
音声出力部12は、例えば、図示しないスピーカ等を備え、音声処理部9から入力された音声信号に基づく音声を増幅して、スピーカにより出力させる。
このように、音声出力部12は、音声を出力する音声出力手段を構成する。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)131、STC(System Time Clock)等を備える計時部132、RAM(Random Access Memory)133等の揮発性メモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)134等の不揮発性メモリ、ROM(Read Only Memory)135等を備えて構成されている。
CPU131は、本体部1の各部から入力された入力信号や、リモートコントローラ2における各種キーの押下操作によって入力されたリモコン信号等に応じて、ROM135に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて本体部1の各部に出力信号を出力することにより、デジタルテレビジョン受像機100の動作全般を統括制御する。
RAM133は、CPU131のワークエリアとして用いられ、CPU131によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
EPROM134は、例えば、入力端子選択メモリ134a、音量設定メモリ134b及び外部音声機器電源設定メモリ134cを備える。
入力端子選択メモリ134aには、例えば、図8(a)に示すように、後述する外部入力端子切換設定プログラム135bの実行においてユーザにより登録された対象物に対応する外部入力端子14、対象物の名称及び電源ボタンデータの各データが格納される。
音量設定メモリ134bには、例えば、図8(b)に示すように、後述するユーザ登録設定プログラム135cの実行においてユーザにより登録されたユーザの名称、外部入力端子14毎に設定される音量及びガイダンスにおいて用いられる言語を決定するためのデータが格納される。
外部音声機器電源設定メモリ134cには、例えば、図8(c)に示すように、後述するユーザ登録設定プログラム135cの実行においてユーザにより登録された外部音声機器としてのオーディオアンプ501に対する遠隔操作による電源操作の可否を決定するためのデータが格納される。
このように、EPROM134は、対象物を特定可能な複数種類の対象物情報と複数の外部入力の何れかを特定するための外部入力情報とがそれぞれ対応付けられて記憶された対象物記憶手段を構成する。
また、EPROM134は、音声出力手段によって出力される音声の音量が外部入力毎に対応付けられた音量設定データが予め記憶された音量設定情報記憶手段を構成する。
ROM135は、不揮発性メモリから成るプログラム格納エリアを有しており、具体的には、入力切換プログラム135a、外部入力端子切換設定プログラム135b、ユーザ登録設定プログラム135c等を格納している。
入力切換プログラム135aは、例えば、CPU131に、対象物の移動を検出したときに、この対象物に対応する外部入力端子へ入力を切り替える機能を実現させるためのプログラムである。
外部入力端子切換設定プログラム135bは、例えば、CPU131に、対象物を移動させたときに対応する外部入力端子への入力の切り替えを行わせるために、当該対象物の画像データを外部入力端子に対応付けて記憶する機能を実現させるためのプログラムである。
ユーザ登録設定プログラム135cは、ユーザの顔を認識して所望とする音量設定を外部入力端子毎に行わせるための設定を行う機能を実現させるためのプログラムである。
入力端子部14は、例えば、本体部1の前面部や背面部等に設けられており、各種外部機器(ハードディスクレコーダ201、CSチューナ301、ゲーム機401等)を接続する複数の外部入力端子141〜144を備える。各外部入力端子141〜144には、外部機器のケーブルが接続され、ケーブルを介して外部機器から入力されるコンテンツデータを各外部入力端子141〜144において受信する。
入力端子部14に備わる複数の外部入力端子141〜144(外部入力1〜4)は、例えば、輝度信号と色信号を別々に伝送するセパレート映像端子(S端子)、輝度信号と2つの色差信号(B-Y色差信号・R-Y色信号)を別々に伝送するコンポーネント映像端子、輝度信号と2つの色差信号(B-Y色差信号・R-Y色信号)を1本のケーブルで別々に伝送するD映像端子、映像信号・音声信号・制御信号の非圧縮デジタル信号を1本のケーブルで伝送するHDMI(High Definition Multimedia Interface)端子、各映像端子に対応する音声端子(図示省略)等である。
このように、入力端子部14は、外部入力を複数受け付ける外部入力受付手段を構成する。
入力切換部15は、デジタルテレビジョン受像機100で受信可能な複数の放送種別の放送データと、デジタルテレビジョン受像機100に接続された各外部機器から入力されるコンテンツデータのうちから、何れかを接続する切換処理を行うことにより、各放送種別の放送データ及び外部機器から入力されるコンテンツデータを受信して、必要な場合には、デコーダ部7を介して、後段の映像処理部8、音声処理部9等に出力する。
具体的には、対象物としてのハードディスクレコーダ201のHDDリモコン202、CSチューナ301のCSチューナリモコン302及びゲーム機401のコントローラ402の位置が変化すると、後述するように、撮像手段であるCCD16にて撮像された画像に基づいて、画像検出部17にてこれを検出する。すると、画像検出部17における検出結果に基づいて、検出した対象物に対応する外部機器への入力切換選択を指示する制御信号が制御部13から出力される。入力切換部15は、制御部13からの制御信号に従って、検出した対象物に対応して設定されている外部機器に入力を切換える。
このように、入力切換部15は、対象物判定手段によって判定された対象物に対応する外部入力に切換える入力切換手段を構成する。
CCDカメラ16は、本体部1の前面中央上部に設けられており、表示領域11aに対向する被写体(ユーザ及び対象物)を撮像する。このCCDカメラ16は、例えば、ピント制御可能な複数のレンズで構成されるレンズ群と、CCD等の撮像素子を備える。そして、レンズ群によって撮像素子の撮像面の全領域に集光された光を光電変換により画素ごとの映像信号として出力し、撮像画像を生成する。
このように、CCDカメラ16は、画像を撮像する撮像手段を構成する。
画像検出部17は、CCDカメラ16にて撮像された画像に基づいて、ユーザの識別及び対象物の変位を検出するものである。
遠隔操作信号出力部19は、制御部13からの指令に応じて、遠隔操作装置18から赤外線信号を出力させるための指令を無線出力する。その結果、遠隔操作装置18は、図示しない投光部から赤外線信号を出力する。
LANインターフェース20は、LANケーブルを接続可能であって、外部からの対象物情報等のデータの送受信を行うものである。
このように、LANインターフェース20は、外部より対象物情報を受け付ける情報受付手段を構成する。
モデム21は、本体部1とLANケーブルによって接続され、インターネット回線などのネットワークNを介して外部機器のメーカー(C1〜C3)やデジタルテレビジョン受像機のメーカー等とのデータの送受信を可能にするものである。
ここで、図3を参照して画像検出部17について詳述する。
図3は、本実施形態におけるデジタルテレビジョン受像100における画像検出部17の機能を表す機能ブロック図である。
画像検出部17は、画像入力部172と、画像比較部173と、バッファ174と、対象物画像情報記憶部176と、ユーザ画像情報記憶部177とを備えている。
画像入力部172は、CCDカメラ16により撮像した画像を取り込み、所定の加工を行って画像比較部173へ送るものである。また、画像入力部172は、画像比較部173からの指令に従って、CCDカメラ16により撮像した画像から対象物を特定するための対象物情報としての対象物画像データや、ユーザを特定するための顔画像データを生成して対象物画像情報記憶部176あるいはユーザ画像情報記憶部177へ送るものである。
画像比較部173は、画像入力部172から送られた画像と、バッファ174に記憶された基準画像とを比較し、両画像の差分を判定する。そして、画像比較部173は、その差分が所定の閾値を超えていた場合に、差分を抽出し、対象物画像情報記憶部177に記憶された対象物画像データを参照して、差分に含まれるものがあるか否かを判定する。そして、画像比較部173は、その判定結果を制御部13へ送信する制御を行うものである。
また、画像比較部173は、画像入力部172から送られた画像を基準画像としてバッファ174へ送るものである。
また、画像比較部173は、画像入力部172から送られた画像から顔画像を抽出し、ユーザ画像情報記憶部177に記憶された顔画像データを参照して、一致するか否かを判定する。そして、画像比較部173は、その判定結果を制御部13へ送信する制御を行うものである。
また、画像比較部173は、制御部13からの指令に応じてCCDカメラ16により撮像した画像に基づいて対象物やユーザを特定するための画像データを登録する制御を行うものである。
バッファ174は、画像比較部173から送られた画像を基準画像として記憶し、画像の差分判定のために画像比較部173より読み出されるものである。
対象物画像情報記憶部176は、画像入力部172から送られた対象物画像データを、その対象物を特定する対象物IDに対応付けてテーブル化し、記憶するものである。このテーブルは、対象物画像データテーブルとして機能するものである。
ユーザ画像情報記憶部177は、画像入力部172から送られた顔画像データを、ユーザを特定するユーザID(UID)に対応付けてテーブル化し、記憶するものである。このテーブルは、ユーザ画像データテーブルとして機能するものである。
このように、画像検出部17は、対象物を特定可能な複数種類の対象物情報と複数の外部入力の何れかを特定するための外部入力情報とがそれぞれ対応付けられて記憶された対象物記憶手段の一部を構成する。
また、画像検出部17は、撮像手段によって撮像された画像に基づいて画像の変化を検出する画像検出手段を構成する。
また、画像検出部17は、画像検出手段によって画像の変化が検出されたときに、対象物記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、何れの対象物が移動したかを判定する対象物判定手段を構成する。
また、画像検出部17は、個人の顔を特定可能な顔情報が記憶された顔情報記憶手段を構成する。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、対象物の変位を検出したときの処理について説明する。CPU131では、図4に示す入力切換処理を行う。この入力切換処理は、所定時間毎(例えば、2ms毎)に起動される処理である。この処理は、入力切換プログラム135aが実行されることにより実現される。
入力切換処理では、図4に示すように、CPU131は、画像検出部17から送信される対象物IDデータを受信したか否かを判定する(ステップS101)。
そして、CPU131は、ステップS101において、対象物IDデータを受信したと判定したときは、入力端子選択メモリ134aに含まれる、図8(a)に示される入力端子選択テーブルから、当該受信した対象物IDデータに対応するテーブルを読み出す処理を行う(ステップS102)。一方、CPU131は、ステップS101において、対象物IDデータを受信したと判定しなかったときは、再度ステップS101の処理を実行する。
そして、CPU131は、図8(a)に示される入力端子選択テーブルを参照して、受信した対象物IDに対応する外部入力端子の切換えを行う(ステップS103)。具体的には、CPU131は、受信した対象物IDに対応する外部入力端子への入力切換選択を指示する制御信号を入力切換部15へ出力する。その結果、入力切換部15は、制御部13からの制御信号に従って、制御部13が受信した対象物IDに対応して設定されている外部入力端子に入力を切換える。
そして、CPU131は、画像検出部17から送信されるユーザIDデータを受信したか否かを判定する(ステップS104)。
そして、CPU131は、ステップS104において、ユーザIDデータを受信したと判定したときは、音量設定メモリ134bに含まれる、図8(b)に示される音量設定テーブルを参照して、受信したユーザIDデータに対応するユーザ名データを読み出す(ステップS105)。一方、CPU131は、ステップS104において、ユーザIDデータを受信したと判定しなかったときは、再度ステップS104の処理を実行する。
そして、CPU131は、音量設定テーブルを参照して、受信したユーザIDデータに対応するガイド言語の設定を行う(ステップS106)。ガイド言語の設定を行うことにより、表示部11の表示領域11aには、設定した言語にて各種案内が表示される。設定可能な言語としては、例えば、日本語、英語、フランス語、中国語、スペイン語等である。
そして、CPU131は、電源操作信号を送信する処理を行う(ステップS107)。具体的には、CPU131は、図8(a)に示される入力端子選択テーブルを参照して、受信した対象物IDに対応する外部機器の電源を投入するかを決定するための電源ボタンデータがあるか否かを判断する。CPU131は、電源ボタンデータがあると判断した場合には、遠隔操作信号出力部19へ、対象となった外部機器の電源を操作するための赤外線信号を遠隔操作装置18により出力させるためのデータを送る。その結果、遠隔操作信号出力部19は、遠隔操作装置18へ、対象となった外部機器の電源を操作するための赤外線信号を出力させるためのデータを無線出力する。すると、遠隔操作装置18は、遠隔操作信号出力部19からのデータに基づいて、対象となった外部機器の電源を操作するための赤外線信号を投光部より出力する。すると、対象となった外部機器は、受光部よりこの赤外線信号を受信し、電源をONにする。
次に、CPU131は、音声出力部12から出力される音声の音量を設定する処理を行う(ステップS108)。具体的には、CPU131は、図8(b)に示される音量設定テーブルを参照して、受信したユーザID及び入力が切換えられた外部入力端子(141〜144)に対応する音量に設定する処理を行う。
このように、CPU131は、音量設定情報記憶手段に記憶された音量設定データに基づいて、入力切換手段によって切換えられた外部入力に応じた音量に設定する音量設定手段を構成する。
次に、CPU131は、外部音声機器としてのオーディオアンプ501の電源の設定を行う外部音声機器電源設定処理を実行する(ステップS109)。
ここで、図5を参照して外部音声機器電源設定処理について詳述する。
外部音声機器電源設定処理では、図5に示すように、CPU131は、外部音声機器電源設定メモリ134cに含まれる、図8(c)に示される外部音声機器電源設定テーブルを参照し、受信したユーザIDデータ及び入力が切換えられた外部入力端子(141〜144)に対応する電源設定データを読み出す(ステップS191)。
そして、CPU131は、当該電源設定データが、オーディオアンプ501の電源を操作する対象のものであるかを判定する(ステップS192)。
そして、CPU131は、ステップS192において、オーディオアンプ501の電源を操作する対象のものであると判定した場合は、遠隔操作信号出力部19へ、オーディオアンプ501の電源を操作するための赤外線信号を遠隔操作装置18により出力させるための外部音声機器電源遠隔操作信号を送る(ステップS193)。その結果、遠隔操作信号出力部19は、遠隔操作装置18へ、オーディオアンプ501の電源を操作するための赤外線信号を出力させるためのデータを無線出力する。すると、遠隔操作装置18は、遠隔操作信号出力部19からのデータに基づいて、オーディオアンプ501の電源を操作するための赤外線信号を投光部より出力する。すると、オーディオアンプ501は、受光部よりこの赤外線信号を受信し、電源をONにする。
そして、CPU131は、外部音声機器電源設定テーブルを参照し、オーディオアンプ501における複数の入力部の何れに選択するかを示す入力選択データがあるか否かを判定する(ステップS194)。
そして、CPU131は、ステップS194において、入力選択データがあると判定したときは、遠隔操作信号出力部19へ、入力選択データに対応する遠隔操作信号を出力する処理を行い(ステップS195)、このルーチンを終了する。すなわち、CPU131は、遠隔操作信号出力部19へ、オーディオアンプ501の入力部を指定するための赤外線信号を遠隔操作装置18により出力させるためのデータを送る。その結果、遠隔操作信号出力部19は、遠隔操作装置18へ、オーディオアンプ501の入力部を指定するための赤外線信号を出力させるためのデータを無線出力する。すると、遠隔操作装置18は、遠隔操作信号出力部19からのデータに基づいて、オーディオアンプ501の入力部を指定するための赤外線信号を投光部より出力する。すると、オーディオアンプ501は、受光部よりこの赤外線信号を受信し、複数の入力部のうちの指定された入力部からの音声信号を入力する制御を行う。
一方、CPU131は、ステップS194において、入力選択データがあると判定しなかったときは、ステップS195の処理を行うことなく、このルーチンを終了する。
また、CPU131は、ステップS192において、オーディオアンプ501の電源を操作する対象のものであると判定しなかった場合は、オーディオアンプ501の電源がON状態であったか否かを判定する(ステップS196)。
そして、CPU131は、ステップS196において、オーディオアンプ501の電源がON状態であったと判定したときは、オーディオアンプ501の電源をOFFにするために、遠隔操作信号出力部19へ、オーディオアンプ501の電源を操作するための赤外線信号を遠隔操作装置18により出力させるための外部音声機器電源遠隔操作信号を送り(ステップS197)、このルーチンを終了する。ここで、遠隔操作装置18より出力される電源を操作するための赤外線信号は、オーディオアンプ501の電源をONにする場合と、OFFにする場合とで同一の信号が用いられているので、制御の内容は、ステップS193で実行するものと同様である。
一方、CPU131は、ステップS196において、オーディオアンプ501の電源がON状態であったと判定しなかったときは、ステップS197の処理を行うことなく、このルーチンを終了する。
CPU131は、外部音声機器電源設定処理を終了すると、図4のステップS110において、OSD設定表示処理を実行し、このルーチンを終了する。具体的には、例えば、図19(b)に示すように、CPU131は、表示領域11aのOSD表示部1002に、対象物の変位、その対象物を所持するユーザの他、ステップS106〜ステップS109において設定された結果が認識可能に表示されるように制御を行う。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、TVリモコン2より、TVリモコン2の所定の操作により出力される外部入力端子の切換設定を行うための信号を受信したときの処理ついて説明する。CPU131では、図6に示す外部入力端子切換設定処理を行う。この外部入力端子切換設定処理は、TVリモコン2より出力された、外部入力端子の切換設定を行うための信号をリモコン信号受光部3によって受信したときに実行される処理である。この処理は、外部入力端子切換設定プログラム135bが実行されることにより実現される。
このように、CPU131は、所定の登録操作を受け付ける登録操作受付手段を構成する。
外部入力端子切換設定処理では、図6に示すように、CPU131は、設定を行う外部入力端子が選択されたか否かを判定する(ステップS201)。具体的には、図9(a)に示すように、ユーザが、表示領域11aに表示された案内に従って、TVリモコン2を操作して外部入力端子を選択することにより、CPU131が、TVリモコン2から出力される赤外線信号に基づいて、何れの外部入力端子が選択されたのかを検出することにより行われる。
CPU131は、ステップS201において、外部入力端子が選択されたと判定したときは、ステップS202の処理を実行し、外部入力端子が選択されたと判定しなかったときは、再度ステップS201の処理を行う。
次に、CPU131は、ステップS202において、入力端子選択メモリ134aに入力端子選択テーブルを作成する。具体的には、CPU131は、図8(a)に示すように、対象物ID毎に、選択した入力端子、名称、電源ボタンの赤外線送信データを記憶できるようにする。
次に、CPU131は、ステップS203において、対象物としてのリモコンの形状を特定するための画像データをインターネット回線を経由してメーカーからダウンロードにより入手するか、リモコンを撮像して画像データを生成するかの何れかを選択したかを判定する。具体的には、図9(a)に示すように、ユーザが、表示領域11aに表示された案内に従って、TVリモコン2を操作して入手方法を選択することにより、CPU131が、TVリモコン2から出力される赤外線信号に基づいて、何れの入手方法が選択されたのかを検出することにより行われる。
CPU131は、ステップS203において、入手方法の選択が行われたと判定したときは、ステップS204の処理を実行し、入手方法の選択が行われたと判定しなかったときは、再度ステップS203の処理を行う。
次に、CPU131は、ステップS204において、選択した入手方法がリモコンを撮像して画像データを生成するものであるか否かを判定する。CPU131は、ステップS204において、画像データを生成するものであると判定したときは、ステップS205の処理を実行し、画像データを生成するものであると判定しないとき、すなわち、インターネット回線を経由してメーカーからダウンロードにより入手するものであるときは、ステップS207の処理を実行する。
次に、CPU131は、ステップS205において、CCDカメラ16を用いてリモコンを撮像し、これに基づいて画像データを生成する画像取込処理を行う。具体的には、CPU131は、画像検出部17へ、リモコンの撮像を行うための準備を行うためのコマンドを送信し、画像検出部17より、撮像準備が完了した旨のコマンドの受信を待つ。そして、CPU131は、リモコンを撮像して画像検出部17の対象物画像情報記憶部176に記憶させることにより登録を行うための撮像コマンドを送信し、画像検出部17より、登録が完了した旨の登録完了コマンドの受信を待って終了するように制御を行う。ここで、登録完了コマンドには、撮像したリモコンと対応付けられた対象物IDを示すデータが含まれており、CPU131は、この対象物IDデータを入力端子選択テーブルに記憶する制御を行う。なお、CPU131は、リモコンの六面を撮像するように画像検出部17の制御を行う。そして、CPU131は、例えば、図9(b)に示すように、リモコンの撮像の進行状況に応じて表示領域11aに撮像方法についてのガイド表示を行う。
次に、CPU131は、ステップS206において、設定を行う外部入力端子141〜144に接続される外部機器へ、電源を操作するための赤外線信号を遠隔操作装置18より出力するか否かの設定を行う自動電源設定処理を実行する。具体的には、CPU131は、図9(c)に示すように、対象である外部機器のリモコン、すなわち、ステップS205において撮像されたリモコンの電源ボタンを操作したときに発信される赤外線信号がリモコン信号受光部3にて受光されるように表示領域11aにガイド表示を行う。そして、CPU131は、この赤外線信号が遠隔操作装置18より送信できるように、この赤外線信号に対応する電源ボタンデータを入力端子選択テーブルに記憶する。なお、遠隔操作装置18より電源を操作するための赤外線信号を出力しない場合には、TVリモコン2にて所定の操作(例えば、図9(c)に示すように「青色」ボタンを操作)が行われると、CPU131は、電源ボタンデータの記憶を行わずにこの処理を終了するようにする。
一方、CPU131は、ステップS207において、対象物としてのリモコンの形状を特定するための画像データをインターネット回線を経由してメーカーからダウンロードして画像検出部17の対象物画像情報記憶部176に記憶させるためのインターネットデータ取得処理を実行する。具体的には、CPU131は、図10(d)に示すように、対象である外部機器のリモコンの形状を示す画像データをメーカーからダウンロードするために、TVリモコン2を操作してメーカー及び接続機器の型式を選択させるように表示領域11aにガイド表示を行う。そして、CPU131は、TVリモコン2によってメーカー及び型式の選択操作を受け付けると、ネットワークNを介して、当該メーカーへ問い合わせ、該当する型式のリモコン画像データのダウンロードを行う。そして、CPU131は、ダウンロードした画像データを画像検出部17へ転送し、対象物画像情報記憶部176に当該画像データを記憶させるように制御する。ここで、画像検出部17が対象物画像情報記憶部176にダウンロードした画像データを記憶させると、画像検出部17から登録完了コマンドが送信される。そして、この登録完了コマンドには、撮像したリモコンと対応付けられた対象物IDを示すデータが含まれており、CPU131は、この対象物IDデータを入力端子選択テーブルに記憶する制御を行う。
そして、CPU131は、ステップS208において、今回作成された入力端子選択テーブルに対応する名称の選択操作があったか否かを判定する処理を行う。具体的には、CPU131は、図10(e)に示すように、今回登録を行う外部入力端子141〜144に対応する名称を、TVリモコン2を操作して選択させるように表示領域11aにガイド表示を行う。そして、CPU131は、名称が選択されたと判定したときは、図10(f)に示すように、外部入力端子の切り替え設定が終了したことを表示領域11aに表示し、当該選択された名称を入力端子選択テーブルに記憶してこのルーチンを終了する。一方、名称が選択されたと判定しなかったときは、再度ステップS208の処理を行う。
このように、CPU131は、所定の登録操作を受け付けたときに、撮像手段によって撮像された被撮像物に基づいて対象物情報を生成し、該生成した対象物情報と外部入力情報とを対応付けて対象物記憶手段に記憶する撮像対象物登録手段の一部を構成する。
また、CPU131は、情報受付手段によって受け付けられた対象物情報と外部入力情報とを対応付けて対象物記憶手段に記憶する受付対象物登録手段を構成する。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、TVリモコン2より、ユーザを登録するための設定を行うための信号を受信したときの処理ついて説明する。CPU131では、図7に示すユーザ登録設定処理を行う。このユーザ登録設定処理は、TVリモコン2より出力された、ユーザを登録するための設定を行うための信号をリモコン信号受光部3によって受信したときに実行される処理である。この処理は、ユーザ登録設定プログラム135cが実行されることにより実現される。
CPU131は、ステップS301において、ユーザ登録を行う登録番号の選択が行われた否かを判定する処理を行う。具体的には、CPU131は、図11(a)に示すように、今回登録を行う登録番号を、TVリモコン2を操作して選択させるように表示領域11aにガイド表示を行う。そして、CPU131は、登録番号が選択されたと判定したときは、ステップS302の処理を実行し、登録番号が選択されたと判定しなかったときは、再度ステップS301の処理を実行する。
次に、CPU131は、音量設定メモリ134bに、図8(b)に示すように、音量設定テーブルを作成するとともに、外部音声機器電源設定メモリ134cに、図8(c)に示すように、外部音声機器電源設定テーブルを作成する。具体的には、CPU131は、図8(b)に示すように、選択した登録番号に基づいてユーザIDを生成する。そして、CPU131は、音量設定テーブルに、ユーザID毎に、ユーザ名、各入力端子毎の音量、ガイダンスの言語を記憶できるようにする。また、CPU131は、図8(c)に示すように、外部音声機器電源設定テーブルに、ユーザID毎に、赤外線信号によるオーディオアンプ501の電源操作を行うか否かを決定するための電源設定データを記憶できるようにする。
次に、CPU131は、ステップS303において、各種ガイド表示を行う際に表示されるガイダンス言語の選択が行われたか否かを判定する処理を行う。具体的には、CPU131は、図11(a)に示すように、ユーザの所望するガイダンス言語を、TVリモコン2を操作して選択させるように表示領域11aにガイド表示を行う。そして、CPU131は、ガイダンス言語が選択されたと判定したときは、ステップS304の処理を実行し、ガイダンス言語が選択されたと判定しなかったときは、再度ステップS303の処理を実行する。
次に、CPU131は、ステップS304において、外部入力端子毎の音量を設定する音量設定処理を行う。具体的には、CPU131は、図11(a)に示すように、表示領域11aの音量設定表示部1004に外部入力端子毎の音量設定及びオーディオアンプ501に対して赤外線信号による電源操作を行うか否かを示す電源設定の内容を表示する。そして、CPU131は、ユーザによるTVリモコン2の操作に応じて、音量の設定を行う外部入力端子の選択を行い、当該選択した外部入力端子の項目に対して音量の設定を行う。なお、設定が行われない項目については、初期値(Default値)が設定される。そして、CPU131は、設定された内容を、音量設定テーブルに記憶する。また、CPU131は、ユーザによるTVリモコン2の操作に応じて、オーディオアンプ501に対する赤外線信号による電源操作及び入力部の選択操作が行われる外部入力端子を選択し、当該選択した外部入力端子の項目に対して電源操作及び入力部の選択操作の設定を行う。例えば、外部入力端子2については、図11(a)に示すように、外部入力端子2への切換操作が行われたときは、音声出力部12から出力される音声の音量を0とし、オーディオアンプ501に対して遠隔操作装置18によりオーディオアンプ501の電源を操作するための赤外線信号を出力するとともに、オーディオアンプ501の入力部について入力2を選択するための赤外線信号を出力するように、設定がなされている。そして、CPU131は、設定された内容を、外部音声機器電源設定テーブルに記憶する。なお、オーディオアンプ501の電源を操作するための赤外線信号を遠隔操作装置18により出力させるための外部音声機器電源遠隔操作信号や、オーディオアンプ501の入力部を指定するための赤外線信号を遠隔操作装置18により出力させるためのデータについては、例えば、CPU131は、オーディオアンプ501に付属するリモートコントローラの電源ボタンや入力切換ボタンを押下することにより出力される赤外線信号をリモコン信号受光部3より入力し、入力した赤外線信号に基づいてデータを生成し、EPROM134の所定の領域に記憶するようにしている。
また、CPU131は、ユーザによるTVリモコン2の操作により、「設定しない」が選択された場合には、全ての項目について初期値が設定される。
次に、CPU131は、ステップS305において、ユーザの名前を決定する名前選択処理を実行する。具体的には、CPU131は、図11(a)に示すように、表示領域11aに、TVリモコン2にて、ユーザ名を選択あるいは入力させるようにガイド表示を行う。そして、CPU131は、TVリモコン2の操作に応じて、予め記憶されている複数の名前のうちの何れかを選択し、あるいは、入力内容を決定し、その結果を音量設定テーブルに記憶する。ここで、TVリモコン2の操作により、「選択しない」が選択されたときは、ユーザ名として「No.X(登録番号に対応する数値)」が設定される。なお、ここで、「お父さん」と「お母さん」については、すでに使用されていることから、選択できないように表示されている。
次に、CPU131は、ステップS306において、CCDカメラ16を用いてユーザの顔を撮像し、これに基づいて画像データを生成する顔画像登録処理を行った後、このルーチンを終了する。具体的には、CPU131は、図11(b)に示すように、表示領域11aに、顔の撮像が行われる旨の表示を行う。また、CPU131は、画像検出部17へ、顔の撮像を行うための準備を行うためのコマンドを送信し、画像検出部17より、撮像準備が完了した旨のコマンドの受信を待つ。そして、CPU131は、図11(c)に示すように、表示領域11aに顔の撮像を行うためのガイド表示を行った後、顔を撮像してこれに基づくデータを生成し、このデータを画像検出部17のユーザ画像情報記憶部177に記憶させることにより登録を行うための顔画像取込コマンドを送信する。その後、画像検出部17より、登録が完了した旨の顔画像取得完了コマンドの受信を待つ。そして、CPU131は、顔画像取得完了コマンドを受信すると、図12(d)に示すように、表示領域11aに、顔の撮像が終了し、ユーザ登録が完了した旨の表示を行い、このルーチンを終了するように制御を行う。ここで、画像検出部17へ出力される顔画像取込コマンドには、ユーザ画像情報記憶部177に記憶される顔画像のデータと対応付けて記憶されるように、ユーザIDを示すデータが含まれている。その結果、画像検出部17では、ユーザIDに対応付けて顔画像のデータをユーザ画像情報記憶部177に記憶する制御が行われる。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、対象物が変位したことを検出したときの処理ついて説明する。画像検出部17の画像比較部173では、図13(a)に示す画像検出処理を行う。この画像検出処理は、所定時間毎(例えば、1秒毎)に実行される処理である。
まず、画像比較部173は、画像入力部172に入力されているCCDカメラ16から取得した取得画像を画像比較部173へ転送させる処理を行う(ステップS401)。
次に、画像比較部173は、バッファ174に記憶されている基準画像を画像比較部へ転送させる処理を行う(ステップS402)。
そして、画像比較部173は、取得画像と基準画像との画像の相違点を検出する差分判定を行う(ステップS403)。
そして、画像比較部173は、差分判定の結果、その差分が所定の閾値を超えるものであるか否かを判定し(ステップS404)、差分が閾値を超えるものと判定したときは、ステップS405の処理を行い、差分が閾値を超えるものと判定しなかったときは、ステップS410の処理を行う。
そして、画像比較部173は、取得画像から、転送画像と異なる部分である差分画像の抽出を行う(ステップS405)。
そして、画像比較部173は、抽出した差分画像のなかに、登録されたリモコン画像と一致するものがあるかを参照する(ステップS406)。具体的には、画像比較部173は、対象物画像情報記憶部176から図16(a)に示される対象物画像データテーブルを読み出し、この対象物画像データテーブルに記憶された各リモコン画像と差分画像とを比較することにより行う。
そして、画像比較部173は、差分画像の中に、対象物画像データテーブルに記憶されたリモコン画像のうちの何れかと一致するものがあるか否かを判定する(ステップS407)。
そして、画像比較部173は、対象物画像データテーブルに記憶されたリモコン画像のうちの何れかと一致するものがあると判定したときは、ステップS408の処理を行い、対象物画像データテーブルに記憶されたリモコン画像のうちの何れかと一致するものがあると判定しないときは、ステップS410の処理を行う。
そして、画像比較部173は、一致したリモコン画像に対応する対象物IDを示す対象物IDデータを制御部13へ送信する(ステップS408)。
そして、画像比較部173は、ユーザを検出するための顔画像検出処理を実行する(ステップS409)。顔画像検出処理については後述する。
次に、画像比較部173は、ステップS401において取得した取得画像を、次回の画像検出処理における基準画像として用いるために、バッファ174へ記憶し、このルーチンを終了する(ステップS410)。
ここで、ステップS409にて行われる顔画像検出処理について、図13(b)を参照して詳述する。
顔画像検出処理は、図13(b)に示すように、画像比較部173は、取得画像からユーザの顔画像を抽出する(ステップS491)。
次に、画像比較部173は、抽出した顔画像が、登録された顔画像と一致するものがあるかを参照する(ステップS492)。具体的には、画像比較部173が、ユーザ画像情報記憶部177に記憶された図16(b)に示されるユーザ画像データテーブルを読み出し、このユーザ画像データテーブルに記憶された各顔画像のデータと取得画像から抽出された顔画像とを比較することにより行われる。この場合、顔画像の特徴部分を抽出して比較を行う公知の顔認証処理などが適用できる。
そして、画像比較部173は、ユーザ画像データテーブルに記憶された顔画像データと一致するものがあるか否かを判定する(ステップS493)。
そして、画像比較部173は、ユーザ画像データテーブルに記憶された顔画像データと一致するものがあると判定したときは、一致した顔画像データに対応するユーザIDデータを制御部13へ送信してこのルーチンを終了する(ステップS494)。
一方、画像比較部173は、ユーザ画像データテーブルに記憶された顔画像データと一致するものがあると判定しないときは、登録されたユーザ以外のゲストを示すユーザIDデータを制御部13へ送信してこのルーチンを終了する(ステップS495)。
このように、画像検出部17は、撮像手段によって撮像された画像に基づいて個人の顔を検出する顔検出手段を構成する。
また、画像検出部17は、顔検出手段によって検出した個人の顔を、顔情報記憶手段に記憶された顔情報に基づいて何れの個人であるかを特定する個人特定手段を構成する。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、画像検出部17が、制御部13よりリモコンの撮像を行うための準備を行うためのコマンドを受信したときの処理ついて説明する。画像検出部17の画像比較部173では、図14(a)に示すリモコン画像取込準備処理を行う。
リモコン画像取込準備処理では、図14(a)に示すように、画像比較部173は、リモコンを撮像して対象物画像データテーブルへ記憶するための対象物画像取込設定を行った後(ステップ501)、制御部13へ撮像準備が完了した旨のコマンドを送信してこのルーチンを終了する(ステップS502)。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、画像検出部17が、制御部13よりリモコンの撮像を行うための撮像コマンドを受信したときの処理について説明する。画像検出部17の画像比較部173では、図14(b)に示すリモコン画像取込処理を行う。
リモコン画像取込処理では、図14(b)に示すように、画像比較部173は、CCDカメラ16から取得した画像から対象物であるリモコンの画像部分を抽出する(ステップS601)。
次に、画像比較部173は、図16(a)に示される、対象物IDが定められた対象物画像データテーブルを生成し、抽出した画像のデータを生成した対象物画像データテーブルに保存する(ステップS602)。
そして、画像比較部173は、保存先の対象物画像データテーブルに対応する対象物IDデータが含まれた登録完了コマンドを制御部13へ送信してこのルーチンを終了する(ステップS603)。
このように、画像検出部17は、登録操作受付手段によって所定の登録操作を受け付けたときに、撮像手段によって撮像された被撮像物に基づいて対象物情報を生成し、該生成した対象物情報と複数の外部入力のうちの何れかを特定する外部入力情報とを対応付けて対象物記憶手段に記憶する撮像対象物登録手段の一部を構成する。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、画像検出部17が、ダウンロードされたリモコン画像データが制御部13より転送されたときの処理について説明する。画像検出部17の画像比較部173では、図14(c)に示すリモコン画像データ登録処理を行う。
リモコン画像データ登録処理では、図14(c)に示すように、画像比較部173は、制御部13より転送されたデータを対象物画像データテーブルへ記憶するための対象物画像取込設定を行い(ステップS701)、転送されたダウンロードデータの展開を行う(ステップS702)。
次に、画像比較部173は、展開したダウンロードデータに含まれるリモコン画像データを、図16(a)に示される、対象物画像データテーブルに保存する(ステップS703)。
そして、画像比較部173は、保存先の対象物画像データテーブルに対応する対象物IDデータが含まれた登録完了コマンドを制御部13へ送信してこのルーチンを終了する(ステップS704)。
このように、画像検出部17は、情報受付手段によって受け付けられた対象物情報と複数の外部入力のうちの何れかを特定する外部入力情報とを対応付けて対象物記憶手段に記憶する受付対象物登録手段の一部を構成する。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、画像検出部17が、制御部13より顔の撮像を行うための準備を行うためのコマンドを受信したときの処理ついて説明する。画像検出部17の画像比較部173では、図15(a)に示す顔画像取込準備処理を行う。
顔画像取込準備処理では、図15(a)に示すように、画像比較部173は、顔を撮像して対象物画像データテーブルへ記憶するための顔画像取込設定を行った後(ステップ801)、制御部13へ撮像準備が完了した旨のコマンドを送信してこのルーチンを終了する(ステップS802)。
次に、以上のような構成を有するデジタルテレビジョン受像機100において、画像検出部17が、制御部13より顔を撮像してこれに基づくデータを生成し、このデータを画像検出部17のユーザ画像情報記憶部177に記憶させることにより登録を行うための顔画像取込コマンドを受信したときの処理について説明する。画像検出部17の画像比較部173では、図15(b)に示す顔画像取込処理を行う。
顔画像取込処理では、図15(b)に示すように、画像比較部173は、CCDカメラ16から取得した画像からユーザの顔部分に該当する顔画像部分を抽出する(ステップS901)。
次に、画像比較部173は、抽出した顔画像から特徴部分を抽出する(ステップS902)。具体的には、例えば、顔画像から目、鼻、耳、口を特定し、その形状を特徴として抽出する方法などが適用できる。
そして、画像比較部173は、図16(b)に示される、ユーザIDが定められたユーザ画像データテーブルを生成し、ユーザIDに対応付けて、抽出した特徴部分のデータを、生成したユーザ画像データテーブルに保存する(ステップS903)。ここで、ユーザIDは、制御部13から送信される顔画像取込コマンドに含まれており、画像比較部173は、この顔画像取込コマンドのデータからユーザIDを特定するようにしている。
そして、画像比較部173は、顔画像取得完了コマンドを制御部13へ送信してこのルーチンを終了する(ステップS904)。
次に、図17〜図21を参照しながら、本実施形態のデジタルテレビジョン受像機100における外部入力端子の切換え動作について説明する。
図17は、ユーザU3がHDDリモコン202によってハードディスクレコーダ201を操作するべくHDDリモコン202を把持している状態を示す図である。
図17に示すように、ユーザU3は、テーブルTの前方に着座し、ハードディスクレコーダ201を操作するためにHDDリモコン202を把持している。
このとき、画像検出部17の画像比較部173が、HDDリモコン202の移動を検出することとなる。すなわち、CCDカメラ16が撮像した画像に基づいて、HDDリモコン202の移動の前後の画像(取得画像と基準画像)の差分判定を行う。このときにおける取得画像と基準画像を図18に示す。図18(a)は基準画像を示し、図18(b)は取得画像を示す。画像比較部173は、基準画像と取得画像との差分判定の結果が所定の閾値を超えたと判断すると、差分画像を抽出する。この差分画像には、HDDリモコン202の画像202´が含まれており、CSチューナリモコン302の画像302´及びコントローラ402の画像402´は位置の変化がないため、差分画像には含まれない。そして、画像比較部173は、対象物画像データテーブルに記憶された画像データを参照し、差分画像に対象物ID「#0001」に対応するHDDリモコン画像データと一致する画像を有すると判定する。すると、画像比較部173は、制御部13へ判定結果に対応する対象物IDデータの送信を行う。
また、画像比較部173は、取得画像からユーザU3の顔画像を抽出し、ユーザ画像データテーブルに記憶された顔画像データを参照し、ユーザID「#1003」に対応付けられたユーザであることが特定される。すると、画像比較部173は、制御部13へ当該ユーザIDを示すユーザIDデータの送信を行う。
制御部13のCPU131は、この対象物IDデータ及びユーザIDデータを受信すると、対象物ID「#0001」に対応する外部入力端子1(141)に切換え、遠隔操作装置18により、オーディオアンプ501の電源をONにし、入力部を1に切換えるように赤外線信号を送信させる。また、CPU131は、音声出力部から出力される音量を0に設定する。そして、CPU131は、図19(a)に示す画面から図19(b)に示す画面に切り換えるとともに、図19(b)に示すように、表示領域11aの入力表示部1001に、ユーザ名と外部入力端子1に対応する「入力1」の表示を行うとともに、OSD表示部1002に、ユーザID「#1003」に対応する「いちろうさん」によって対象物ID「#0001」に対応する「リモコン1」が移動された旨の表示、及び、設定された結果の表示を行う。また、CPU131は、音量表示部1003に、音量が0となった旨の表示を行う。
その後、ユーザU3によりハードディスクレコーダ201の再生操作がHDDリモコン202によって行われると、記録媒体に記録された情報に基づく映像データがハードディスクレコーダ201より本体部1へ送信され、図19(c)に示すように、その内容が表示領域11aに表示される。なお、本実施形態で使用されるハードディスクレコーダ201は、外部入力端子の切換えが行われ、本体部1とのデータの送受信が可能となると、これに連動して電源が自動的にONとなるように設定されている。
一方、オーディオアンプ501は、ハードディスクレコーダ201より音声データを受信することに基づいて、スピーカSPより音声の出力が行われる。
図20は、ユーザU4がコントローラ402によってゲーム機401にて実行されるゲームの操作を行うべくコントローラ402を把持している状態を示す図である。
図20に示すように、ユーザU4は、テーブルTの前方に着座し、ゲーム機401にて実行されるゲームの操作を行うためにコントローラ402を把持している。
このとき、画面検出部17の画像比較部173が、前述のようにして、コントローラ402の移動を検出することとなる。そして、画像比較部173は、図16(a)に示すように、コントローラ画像データに対応する対象物ID「#0003」に対応する対象物IDデータを制御部13へ送信する。
また、画像比較部173は、前述のようにして、取得画像からユーザU4を特定し、ユーザU4を示すユーザID「#1004」に対応するユーザIDデータを制御部13へ送信する。
制御部13のCPU131は、この対象物IDデータ及びユーザIDデータを受信すると、対象物ID「#0003」に対応する外部入力端子3(143)に切替え、遠隔操作装置18により、オーディオアンプ501の電源をOFFにし、ゲーム機401の電源をONにするように赤外線信号を送信させる。また、CPU131は、音声出力部から出力される音量を25に設定する。そして、CPU131は、図21(a)に示す画面から図21(b)に示す画面に切り換えるとともに、図19(b)に示すように、表示領域11aの入力表示部1001に、ユーザ名と外部入力端子3に対応する「入力3」の表示を行うとともに、OSD表示部1002に、ユーザID「#1004」に対応する「じろうさん」によって対象物ID「#0003」に対応する「コントローラ1」が移動された旨の表示、及び、設定された結果の表示を行う。
その後、ゲーム機401は、遠隔操作装置18からの赤外線信号により、電源がONとなり、記録媒体に記録された記録情報に基づいて生成された映像データ及び音声データがゲーム機401より本体部1へ送信され、図21(c)に示すように、その内容が表示領域11aに表示され、音声出力部12によって音声の出力が行われる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、撮像手段によって撮像された対象物が対象物記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて対象物判定手段によって何れの対象物が移動したかが特定される。そして、特定された対象物に対応する外部入力に切換わる。その結果、例えば、外部入力に接続された機器のリモコンやコントローラなどの付属品を対象物としてその形態を記憶しておくことにより、所望の機器のリモコンやコントローラを手にとって移動させるだけで入力切換が行われる。そして、手に取ったリモコンやコントローラにて、そのまま当該選択された外部入力に接続された機器の操作を行うこともでき、操作者による外部入力の選択操作の手間が省略され、操作性の向上が図れる。
また、本発明の実施形態によれば、所定の登録操作を受け付けたときに、被撮像物が撮像手段によって撮像され、これに基づいて対象物情報が生成される。そして、生成された対象物情報は、複数の外部入力情報のうちの何れかに対応付けられて記憶される。その結果、入力切換装置に新たに機器を接続するような場合でも、当該機器についても本発明の構成に好適に適用することが可能となり、利便性が向上する。
また、本発明の実施形態によれば、外部より対象物情報が受け付けられると、当該受け付けた対象物情報は、複数の外部入力情報のうちの何れかに対応付けられて記憶される。その結果、例えば、デジタル放送やインターネットによりメーカーから対象物情報をダウンロードしたり、メディアから受け付けたりしてこれを利用することができ、入力切換装置に新たに機器を接続するような場合でも、当該機器についても本発明の構成に好適に適用することが可能となり、利便性が向上する。
また、本発明の実施形態によれば、入力切換手段によって特定された対象物に対応する外部入力へ切り換わると、これに対応する音量設定データに基づいて音量の設定が行われる。その結果、入力が切り換わる毎に音量設定が自動的に行われるので、入力切換毎の音量調整が不要となり、利便性が向上する。
また、本発明の実施形態によれば、記憶された顔情報に基づき、撮像手段によって撮像された個人が特定される。そして、入力切換手段によって切換えられた外部入力に接続された機器の音量が、特定された個人に応じた音量に設定される。その結果、個人の好みに合わせた音量調整操作を省略することができるので、利便性が向上する。
なお、本発明の実施形態では、本発明に係る入力切換装置をテレビジョン受像機であるデジタルテレビジョン受像機100に適用したが、例えば、複数の音響装置と接続可能であって、接続された複数の音響装置の何れかを選択して音声の出力を行うAVアンプ等、他の装置に適用してもよい。
また、本発明の実施形態では、CCDカメラ16によって撮像されたリモコン等の画像に基づいて対象物情報を生成して追加的に記憶し、この記憶された対象物情報に基づいて、移動した対象物の特定を行うようにしたが、対象物情報を予め記憶されているものに限定し、追加的に対象物情報の記憶ができないものであってもよい。
また、本発明の実施形態では、CCDカメラ16によって撮像されたリモコン等に基づいて対象物情報を生成したが、撮像装置を別途設け、別途設けられた撮像装置により撮像したリモコン等に基づいて対象物情報を生成するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、インターネット経由で対象物情報をダウンロードするようにしたが、外部機器と接続し、当該外部機器より対象物情報を読み出したり、記録媒体読取装置を設け、例えば、CD−ROMやDVD−ROMに記録された対象物情報を読み出したりして実現してもよい。
また、このような機能を有していなくてもよい。
また、本発明の実施形態では、外部入力端子毎に対応して音量の設定が可能であったが、このような機能を有していなくてもよい。
また、本発明の実施形態では、ユーザの顔を撮像してユーザを特定し、音声の出力に関し、ユーザ毎に設定された音量に変更するようにしたが、このような機能を有していなくてもよい。
また、個人を特定する手段として、例えば、光彩によってユーザを特定するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、リモコン等を撮像し、この撮像したリモコン等の画像に基づいて対象物情報を生成して記憶し、この対象物情報に基づいて移動したリモコン等の特定を行うようにしたが、対象物として登録するものに特定形状の識別体などを取り付けて、この識別体を撮像手段によって撮像し、この撮像した識別体の画像に基づいて対象物情報を生成して記憶し、この記憶した対象物情報に基づいて移動したリモコン等の特定を行うようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、遠隔操作装置18と本体部1とを無線通信によりデータの送受信を行うようにしたが、ケーブルにより接続された態様であってもよい。
また、本発明の実施形態では、入力端子毎及びユーザ毎に音量の設定を可能にしたが、画質やその他の調整についても設定ができるようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、ゲーム機401に対して遠隔操作装置18より電源を操作するための赤外線信号を送信するようにしたが、もちろん、他の外部機器に対しても送信できるようにしてもよく、また、遠隔操作装置18を設けず、電源を操作するための赤外線信号を送信しない構成としてもよい。
また、電源を操作するための信号の送受信を無線信号により行うようにしてもよい。この場合、出力信号について指向性の影響を受けにくくなるので、遠隔操作装置18を本体部1に内蔵することもできる。
100 デジタルテレビジョン受像機
1 本体部
2 TVリモコン
3 リモコン信号受光部
11 表示部
11a 表示領域
12 音声出力部
13 制御部
131 CPU
134 EPROM
134a 入力端子選択メモリ
134b 音量設定メモリ
134c 外部音声機器電源設定メモリ
135 ROM
135a 入力切換プログラム
135b 外部入力端子切換設定プログラム
135c ユーザ登録設定プログラム
14 入力端子部
141〜144 外部入力端子
15 入力切換部
16 CCDカメラ
17 画像検出部
172 画像入力部
173 画像比較部
174 バッファ
176 対象物画像情報記憶部
177 ユーザ画像情報記憶部
18 遠隔操作装置
19 遠隔操作信号出力部
20 LANインターフェース
201 ハードディスクレコーダ
202 HDDリモコン
301 CSチューナ
302 CSチューナリモコン
401 ゲーム機
402 コントローラ
501 オーディオアンプ

Claims (7)

  1. 外部入力を複数受け付ける外部入力受付手段と、
    対象物を特定可能な複数種類の対象物情報と前記複数の外部入力の何れかを特定するための外部入力情報とがそれぞれ対応付けられて記憶された対象物記憶手段と、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像に基づいて画像の変化を検出する画像検出手段と、
    前記画像検出手段によって画像の変化が検出されたときに、前記対象物記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、何れの対象物が移動したかを判定する対象物判定手段と、
    前記対象物判定手段によって判定された対象物に対応する外部入力に切換える入力切換手段と、
    を備えることを特徴とする入力切換装置。
  2. 所定の登録操作を受け付ける登録操作受付手段と、
    前記登録操作受付手段によって前記登録操作を受け付けたときに、前記撮像手段によって撮像された被撮像物に基づいて対象物情報を生成し、該生成した対象物情報と前記複数の外部入力のうちの何れかを特定する外部入力情報とを対応付けて前記対象物記憶手段に記憶する撮像対象物登録手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の入力切換装置。
  3. 外部より対象物情報を受け付ける情報受付手段と、
    前記情報受付手段によって受け付けられた対象物情報と前記複数の外部入力のうちの何れかを特定する外部入力情報とを対応付けて前記対象物記憶手段に記憶する受付対象物登録手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の入力切換装置。
  4. 音声を出力する音声出力手段と、
    前記音声出力手段によって出力される音声の音量が前記外部入力毎に対応付けられた音量設定データが予め記憶された音量設定情報記憶手段と、
    前記音量設定情報記憶手段に記憶された音量設定データに基づいて、前記入力切換手段によって切換えられた外部入力に応じた音量に設定する音量設定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の入力切換装置。
  5. 個人の顔を特定可能な顔情報が記憶された顔情報記憶手段と、
    前記撮像手段よって撮像された画像に基づいて個人の顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段によって検出した個人の顔を、前記顔情報記憶手段に記憶された顔情報に基づいて何れの個人であるかを特定する個人特定手段と、を備え、
    前記音量設定情報記憶手段は、前記音量設定データが前記顔情報記憶手段に記憶された顔情報毎に対応付けられて記憶されており、
    前記音量設定手段は、前記音量設定データに基づいて、入力切換手段によって切換えられた外部入力及び前記個人特定手段によって特定された個人に応じた音量に設定することを特徴とする請求項4に記載の入力切換装置。
  6. 外部入力を複数受け付ける外部入力受付手段と、
    対象物を特定可能な複数種類の対象物情報と前記複数の外部入力の何れかを特定するための外部入力情報とがそれぞれ対応付けられて記憶された対象物記憶手段と、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像に基づいて画像の変化を検出する画像検出手段と、
    前記画像検出手段によって画像の変化が検出されたときに、前記対象物記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、何れの対象物が移動したかを判定する対象物判定手段と、
    前記対象物判定手段によって判定された対象物に対応する外部入力に切換える入力切換手段と、
    所定の登録操作を受け付ける登録操作受付手段と、
    前記登録操作受付手段によって前記登録操作を受け付けたときに、前記撮像手段によって撮像された被撮像物に基づいて対象物情報を生成し、該生成した対象物情報と前記複数の外部入力のうちの何れかの外部入力情報とを対応付けて前記対象物記憶手段に記憶する撮像対象物登録手段と、
    外部より対象物情報を受け付ける情報受付手段と、
    前記情報受付手段によって受け付けられた対象物情報と前記複数の外部入力のうちの何れかの外部入力情報とを対応付けて前記対象物記憶手段に記憶する受付対象物登録手段と、
    個人の顔を特定可能な顔情報が記憶された顔情報記憶手段と、
    前記撮像手段よって撮像された画像に基づいて個人の顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段によって検出した個人の顔を、前記顔情報記憶手段に記憶された顔情報に基づいて何れの個人であるかを特定する個人特定手段と、
    音声を出力する音声出力手段と、
    前記音声出力手段によって出力される音声の音量が前記外部入力毎及び前記顔情報記憶手段に記憶された顔情報毎に対応付けられた音量設定データが予め記憶された音量設定情報記憶手段と、
    前記音量設定情報記憶手段に記憶された音量設定データに基づいて、前記入力切換手段によって切換えられた外部入力及び前記個人特定手段によって特定された個人に応じた音量に設定する音量設定手段と、
    を備えることを特徴とする入力切換装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の入力切換装置を備えたことを特徴とするテレビジョン受像機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012231395A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Toshiba Corp 映像表示装置、電子機器、映像表示方法
JP2014530516A (ja) * 2011-09-12 2014-11-17 インテル・コーポレーション 共有ビデオデバイスおよびパーソナルデバイスを使用したパーソナライズされたビデオコンテンツ消費
WO2018051488A1 (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示装置、画像表示装置の入力設定方法、及び画像表示装置の入力設定プログラム

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