JP2010282190A - 光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】好適な特性を有する光学装置を提供する。
【解決手段】光が通過可能な光通過領域(15)の外側に備えられ、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が15%以下であり、波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が50%以上である反射面(24,54,64,70,74,76)が、少なくとも一部に備えられた筒状部(12,53)を含む光学装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、光学装置に関する。
カメラに備えられるレンズ鏡筒等の光学装置は、太陽光のような赤外線を含む光線を多量に照射される環境下で使用される場合がある。従来技術に係る光学装置では、太陽光が多量に照射される環境下で用いられた場合、照射熱によって光学装置の温度が上昇するという問題が発生している。
レンズ鏡筒等の温度上昇を防止するための従来技術としては、例えば筐体の表面に可逆感温変色層を備えた光学装置が知られている(特許文献1等参照)。しかし、従来技術に係る光学装置は、照射熱による光学装置の温度上昇を十分に抑制することができず、特に濃色の外装の場合に温度上昇を抑制することはできなかった。
特開2007−49370号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、好適な特性を有する光学装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る光学装置は、
光が通過可能な光通過領域(15)の外側に備えられ、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が15%以下であり、波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が50%以上である反射面(24,54,64,70,74,76)が、少なくとも一部に備えられた筒状部(12,53)を含む。
また、例えば、前記筒状部の前記反射面は、前記光通過領域の外側に備えられた基材(36)の外側に形成される第1層(32)と、前記第1層の外側に形成される第2層(34)とを有していてもよく、前記第1層は、前記第2層よりも可視光の反射率が高くてもよい。
また、例えば、前記筒状部の前記反射面は、基材の外側に形成される第1層と、前記第1層の外側に形成される第2層とを有してもよく、前記第1層は、金属粒子(38)を含んでも良い。
また、例えば、前記第2層は、少なくとも波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が、前記第1層より低くてもよい。
また、例えば、前記第2層は、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が、10%以下であることが好ましい。
また、例えば、前記第1層に含まれる前記金属粒子は、Al,Au,Ag,Ni,Cuのうちから選択された少なくとも1つの元素を含有してもよい。
また、例えば、前記基材は、ポリカーボネート、マグネシウム系合金、アルミニウム系合金、マグネシウム、アルミニウム、カーボン・樹脂複合材料から選択された少なくとも1つを有していても良い。
また、例えば、前記第1層および前記第2層は、塗布により形成された塗膜であってもよい。
また、例えば、前記第1層、及び、前記第2層の少なくとも一方は、Si、Al,Ti,Fe,Zn,Co,Mg,Ca,Sr,Ba,Cuのうちから選択された少なくとも1つの元素を含有してもよい。
また、例えば、前記反射面は、前記第2層の外側に形成される第3層(66)をさらに有し、
前記第3層は、前記第1層および前記第2層より可視光の透過率が高くても良い。
また、例えば、前記反射面は、当該反射面の最外側表面に形成される複数の凸部(68,78)または複数の凹部(72)を有し、
複数の前記凸部および複数の前記凹部は、互いに間隔を隔てて配置されており、
前記凸部および前記凹部は、前記第1層および前記第2層より可視光の透過率が高くても良い。
また、例えば、前記凸部または凹部は、前記第3層の外側に形成されてもよい。
また、本発明の第2の観点に係る光学装置は、
光が通過可能な光通過領域(15)の外側に備えられ、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が15%以下であり、波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が50%以上である反射面(24,54,64,70,74,76)が、少なくとも一部に備えられた筐体部(12,53)を含み、
前記筐体部の前記反射面は、前記光通過領域の外側に備えられた基材(36)の外側に形成される第1層(32)と、前記第1層の外側に形成される第2層(34)と、前記第2層の外側に形成される第3層(66)と、前記第3層の外側に形成される複数の凸部(68,78)または複数の凹部(72)とを有し、
前記第1層は、前記第2層よりも可視光の反射率が高く、
前記第3層は、前記第1層および前記第2層より可視光の透過率が高く、
複数の前記凸部および複数の前記凹部は、互いに間隔を隔てて配置されており、
前記凸部および前記凹部は、前記第1層および前記第2層より可視光の透過率が高いことを特徴とする。
なお上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために実施形態を示す図面の符号に対応づけて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡筒の全体図である。 図2は、図1に示すレンズ鏡筒の断面図である。 図3は、図2に示す反射面の模式断面図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係るレンズフードおよび当該レンズフードが取り付けられるレンズ鏡筒の全体図である。 図5Aは、図1等に示す反射面と、図6に示す従来技術に係るレンズ鏡筒に備えられる外装面の分光反射率を表すグラフである。 図5Bは、図1等に示す反射面を構成する第2層の分光透過率を表すグラフである。 図6は、本発明の参考例に係るレンズ鏡筒の断面図である。 図7は、本発明の第3実施形態に係るレンズ鏡筒に含まれる反射面の模式断面図である。 図8は、図7に示す反射面の拡大斜視図である。 図9は、本発明の第4実施形態に係るレンズ鏡筒に含まれる反射面の拡大斜視図である。 図10は、本発明の第5実施形態に係るレンズ鏡筒に含まれる反射面の模式断面図である。 図11は、本発明の第6実施形態に係るレンズ鏡筒に含まれる反射面の模式断面図である。
第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡筒10の全体図である。レンズ鏡筒10は、レンズ鏡筒10の外周を構成する筒状部12を有している。筒状部12は、無底の略円筒形状を有しており、略円筒形状の筒状部12の中心軸Lに沿う方向に、光が通過可能な光通過領域15が形成されている。
筒状部12の内部に形成されている光通過領域15には、光学レンズ群13が備えられている。光学レンズ群13は、レンズ鏡筒10の一方の端部である被写体側の端部12aから入射した光を、レンズ鏡筒10の他方の端部である撮像面側の端部12bに、出射することができる。また、本実施形態に係るレンズ鏡筒10は、被写体側から入射した光の像を、当該光を撮像面側に出射した後の所定の位置で、形成することができる。
レンズ鏡筒10の外周を形成する筒状部12の撮像面側の端部12bには、不図示のカメラ本体部が取り付けられる。カメラ本体部は、レンズ鏡筒10に備えられる光学レンズ群13によって形成される光の像を記録する記録媒体等を有する。また、筒状部12の被写体側の端部12aには、レンズ鏡筒10の光通過領域15に不要な光が入射することを防止するために、図4に示すようなレンズフード50が取り付けられても良い。
なお、実施形態では主としてレンズ鏡筒10を例に挙げて説明を行うが、本発明に係る光学装置としてはこれに限定されない。本発明に係る光学装置としては、レンズ鏡筒10の他に、例えばレンズフード、カメラボディおよびカメラ(レンズ鏡筒とカメラとが一体化したもの)等が挙げられる。また、本発明に係る光学装置はスチルカメラや、スチルカメラに備えられるレンズ鏡筒に限定されるものではなく、ビデオカメラ、テレコンバータ、望遠鏡、双眼鏡、単眼鏡を含む。
図1に示すレンズ鏡筒10は、筒状部12を支持する支持台を取付け可能な支持台取付部16を有する。支持台取付部16は、レンズ鏡筒10の筒状部12を挿通させるリング部17と、三脚等の支持台を取付けるための支持台固定孔28が形成されている座部18とを有する。また、支持台取付部16のリング部17には、筒状部12に対して支持台取付部16を固定するための取付ねじ19が備えられている。また、筒状部12には、焦点距離等の情報を表示するための距離目盛り20が備えられている。距離目盛り20は、例えば、撮影者がカメラを正位置に構えたとき、筒状部12の上方に位置するように配置されている。
また、レンズ鏡筒10には、レンズ鏡筒10に備えられる光学レンズ群13の焦点調整を行うための回転環14が取り付けられている。回転環14は、光学レンズ群13を構成する焦点調整レンズの移動を操作するための操作部材である。レンズ鏡筒10およびカメラ等を使用する撮影者は、回転環14を回転させることによって、光学レンズ群13の一部である焦点調整レンズの移動を操作し、レンズ鏡筒10の焦点調整を行うことができる。
なお、レンズ鏡筒10に取り付けられる回転環14は、本実施形態のように光学レンズ群13の焦点調整を行ういわゆるフォーカス環に限られない。例えば、光学レンズ群13と撮像面の焦点距離を調整するズーム環や、光学レンズ群13を透過する光の量を調整する絞り環等であってもよい。
本実施形態に係る筒状部12は、日射反射率を高めた反射面24を備えている。反射面24は、図1において斜線ハッチングで示すように、回転環14や距離目盛り20等が配置される部分を除き、筒状部12の略全体に備えられている。
図5Aは、図1等に示す反射面24と、図6に示す参考例に係るレンズ鏡筒に備えられる外装面80(図6参照)の分光反射率を表すグラフである。図5Aでは、本実施形態に係る反射面24の一例について測定した分光反射率の実測データを、実線25で示し、参考例に係る外装面80の概算データを、点線81で示す。
図5Aにおいて実線25で示すように、反射面24は、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が15%以下であり、波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が50%以上である。ここで、波長400nm以上700nm未満の光は、人間が視認できる可視光領域に含まれる波長の光である。また、波長1000nm以上1700nm未満の光は、人間はほとんど視認できないが、物体に熱エネルギーを与える赤外領域に含まれる波長の光である。
すなわち、反射面24は、可視光領域に含まれる波長400nm以上700nm未満の光の反射率が低いため、可視光を反射しにくく、可視光の反射率が高い外装面を有するレンズ鏡筒より目立ちにくい。イベントを撮影する時に用いるレンズ鏡筒は、他の観客の視野を妨害したり、イベントの美的外観を損ねたりすることがないように、目立たないことが好ましく、反射面24を備えるレンズ鏡筒10は、このような使用に適している。
また、反射面24は、赤外領域に含まれる波長1000nm以上1700nm未満の光を反射する反射率が高いため、日射等によってレンズ鏡筒10の温度が上昇することを防止できる。ここで、可視光領域の光の反射率が低い表面は、一般的には、赤外領域の光の反射率も低い傾向にある。したがって、従来技術に係るレンズ鏡筒では、可視光領域の光の反射率を抑えて外装を目立たなくすると、赤外領域の光の反射率を抑制することが困難であった。
図6は、従来技術にかかるレンズ鏡筒に備えられる外装面80を表す断面図である。外装面80は、基材84と、基材84の表面に形成された黒色塗膜層82によって構成される。図5Aにおいて点線81で示すように、外装面80は、可視光領域の光の反射率も、赤外領域の光の反射率も、両方とも低いため、日射等による温度上昇を防止することが困難であった。
しかしながら、反射面24を備える本実施形態に係るレンズ鏡筒10は、可視光領域の光の反射率が低く、赤外領域の光の反射率が高いため、外装を目立たなくするとともに、日射等によるレンズ鏡筒10の温度上昇を抑制することが可能である。したがって、本実施形態に係るレンズ鏡筒10は、野外イベント等のように、強い日射を受ける環境で使用された場合でも、レンズ鏡筒10の温度上昇を防止できる。また、温度上昇を防止することによって、レンズ鏡筒10の表面が熱せられて撮影者が素手で振れることが難しくなったり、レンズ鏡筒10の内部に備えられる光学部品が、熱による悪影響を受ける現象を、防止することができる。
図2は、図1に示すレンズ鏡筒10における筒状部12の断面図である。反射面24の構成としては、特に限定されないが、本実施形態に係る筒状部12に備えられる反射面24は、光通過領域15の外側に備えられた基材36の外側に形成される第1層32と、第1層32の外側に形成される第2層34を有している。
反射面24を構成する各層における光の反射率は、特に限定されないが、第1層32は、第2層34よりも可視光の反射率が高いことが好ましい。一般的には、可視領域の光の反射率が高い層のほうが、赤外領域の光の反射率も高い傾向にあるため、可視光の反射率が高い第1層32を有する反射面24は、容易に赤外領域の反射率を高めることができる。
また、第1層32は、外側の表面を第2層34に覆われているため、たとえ可視光の反射率が高くても、反射面24における可視領域の反射率は、低く抑えることができる。すなわち、第2層34における可視光の反射率を、第1層32における可視領域の光の反射率より低くすることによって、可視領域の光の反射率が低く、赤外領域の光の反射率が高い反射面24を形成することができる。
さらに、第2層34は、少なくとも波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が、第1層32より低くても良い。赤外領域の光を反射する機能を、最外表面である第2層34より、第2層34の内側に形成される第1層32に持たせることによって、可視領域の光の反射率が低く、赤外領域の光の反射率が高い反射面24を、容易に形成することができる。
第2層34は、可視領域の光の反射率が低いことが好ましく、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が、10%以下であることが好ましい。可視光の反射率が低い第2層34を、筒状部12の最外面に配置しているため、レンズ鏡筒10は、イベント会場等において目立ちにくい。
図3は、図2に示す反射面24の拡大模式図である。光通過領域15の外側に備えられる基材36は、筒状部12の内部に備えられる光学レンズ群13等の光学部品や、筒状部12の外部に備えられる回転環14等の部品を支持するために、適切な剛性を有する材料によって構成される。基材36は、軽量であって剛性の高い材料を用いて構成されることが好ましく、例えば、ポリカーボネート、マグネシウム合金またはマグネシウム、アルミニウム合金またはアルミニウム、カーボン・樹脂複合材料等の材料を用いて構成することができる。
基材36の外側に形成される第1層32は、基材36の表面に、たとえばスプレー塗布等によって形成される塗膜によって構成される。本実施形態に係る第1層32には、反射面24の反射率を向上させるために、金属粒子38が含まれる。
第1層32に含まれる金属粒子38としては、Al,Au,Ag,Ni,Cuのうちから選択された元素を含有することが好ましく、AlもしくはAl系合金を含むことが特に好ましい。これらの元素を含有する金属粒子38は、広い波長領域において光の反射率が高いため、第1層32の反射率を高めることができ、また、第1層32を含む反射面24の反射率のうち、赤外領域の光の反射率を高めることができる。また、第1層32は、酸化チタンまたは酸化アルミニウムを含むことが好ましく、このような第1層32は、赤外領域の光の反射率がより高い。
第1層32に含まれる金属粒子38の形状は、特に限定されないが、金属粒子38が箱形形状もしくは平板形状を有することが、第1層32の反射率を向上させる観点から好ましい。本実施形態に係る第1層32は、金属粒子38の他に、金属粒子38を取り囲むように層を形成している樹脂を有する。すなわち、第1層32は、樹脂のモノマーや、ポリマーを含むポリマー溶液の中に、金属粒子38を分散させた塗料を、基材36の表面に塗布等することによって、形成することができる。なお、基材36と第1層32の間には、第1層32と基材36との密着性を高めるためのプライマ層が形成されていてもよい。
図3に示すように、第1層32の外側には、第2層34が形成されている。第2層34には、波長400nm以上700nm未満の光の反射率を抑制するために、濃色系の顔料(濃色系とは、例えば、黒色、濃灰色、紺色等である)が含まれることが好ましい。
また、第2層34は、Si,Al,Ti,Fe,Zn,Co,Mg,Ca,Sr,Ba,Cuのうちから選択された少なくとも1つの元素を含有してもよい。本実施形態に係る第2層34は、濃色遮熱顔料40を含んでおり、第2層34に含まれる濃色遮熱顔料40としては、Si,Al,Ti,Fe,Zn,Co,Mg,Ca,Sr,Ba,Cuやこれらの酸化物等を、第2層34に含まれる樹脂に合わせて用いることができる。
本実施形態に係る第2層34は、濃色遮熱顔料40や各種添加剤の他に、濃色遮熱顔料40を取り囲むように層を形成している樹脂を有する。第2層34は、樹脂のモノマーやポリマー溶液の中に、濃色遮熱顔料40や各種の添加剤を分散させた塗料を、第1層32の表面に塗布等することによって、形成することができる。
図1に示すように、本実施形態に係るレンズ鏡筒10は、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が15%以下であり、波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が50%以上である反射面24が備えられた筒状部12を含む。反射面24は、可視光領域の光の反射率が低く、赤外領域の光の反射率が高いため、レンズ鏡筒10の外観を目立たなくするとともに、日射等によるレンズ鏡筒10の温度上昇を抑制することが可能である。
したがって、本実施形態に係るレンズ鏡筒10は、野外イベント等のように、強い日射を受ける環境で使用された場合でも、レンズ鏡筒10の温度上昇を防止できる。また、温度上昇を防止することによって、レンズ鏡筒10の表面が熱せられて撮影者が素手で振れることが難しくなったり、レンズ鏡筒10の内部に備えられる光学部品が、熱により悪影響を受ける現象を、防止することができる。
反射面24は、図3に示すように、基材36の外側に形成されており金属粒子38を含む第1層32と、第1層32の外側に形成されており酸化物等をからなる濃色遮熱顔料40を含む第2層34と、を有することが好ましい。第1層32に、広い波長領域において光の反射率が高い金属粒子38を含有させる。また、最外表面である第2層34には、可視領域の光に対しては反射率・透過率とも低く可視領域の光を吸収するが、赤外領域の光の透過率を高くできる濃色遮熱顔料40を含有させる。
図5Bは、第2層34の分光透過率のグラフであり、ガラス基板に第2層34のみを塗って、分光透過率を測定した結果を示すものである。すなわち、図5Bは、第2層34のみの透過率を表している。このように、基材36の外側に、金属粒子38を含む第1層32と、濃色遮熱顔料40を含む第2層34を形成することにより、可視光領域の光の反射率が低く、赤外領域の光の反射率が高い、図5Aの分光反射率のグラフにみるような、理想的反射面24を実現することができる。なお、第2層34は、赤外領域の光を吸収しなければよく、赤外領域の光を反射する性質の塗膜によって構成することもできる。また、第1層32は、Si,Al,Ti,Fe,Zn,Co,Mg,Ca,Sr,Ba,Cuのうちいずれかを含む淡色の遮熱顔料を含んでいても良い。
反射面24に含まれる第1層32および第2層34は、塗布により形成された塗膜であることが好ましい。このような反射面24は、基材36の表面に塗料を塗布することによって容易に形成することができるため、塗膜によって構成される反射面24を備えるレンズ鏡筒10は、製造が容易であり、生産性に優れている。
第2実施形態
図4は、本発明の一実施形態に係るレンズフード50および当該レンズフード50が取り付けられるレンズ鏡筒52の全体図である。レンズフード50は、レンズ鏡筒52の光通過領域に不要な光が入射することを防止するものであり、レンズ鏡筒52における被写体側の端部52aに取り付けられる。
レンズフード50は、第1実施形態における反射面24と同様に、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が15%以下であり、波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が50%以上である反射面54が全体に備えられた筒状部53を有する。
反射面54を備える筒状部53を有するため、レンズフード50は、第1実施形態に係るレンズ鏡筒10と同様に、レンズフード50の外観を目立たなくするとともに、日射等によるレンズフード50の温度上昇を抑制することが可能である。したがって、野外イベントの撮影時のように、レンズフード50が多量の日射を受ける環境で使用された場合であっても、撮影者は、レンズフード50を素手で触れながら、レンズ鏡筒52の向きを変えたり、保持したりすることができる。
レンズフード50の筒状部53に備えられる反射面54は、第1実施形態に係る反射面24と同様に、基材の外側に形成される第1層と、第1層の外側に形成される第2層とを有していても良い。この場合、レンズフード50の基材は、カーボン・樹脂複合材料(CFRP)等によって構成することが、剛性確保および軽量化等の観点から好ましい。第2実施形態に係る第1層および第2層は、第1実施形態における第1層32および第2層34(図3等参照)と同様とすることができる。また、第2実施形態に係るレンズフード50は、第1実施形態に係るレンズ鏡筒10と同様の効果を有する。
第3実施形態
図7は、本発明の第3実施形態に係るレンズ鏡筒に含まれる反射面64の模式断面図である。第3実施形態に係るレンズ鏡筒は、反射面64が第3層66および凸部68を有する点でレンズ鏡筒10と異なるが、それ以外の部分については第1実施形態に係るレンズ鏡筒10と同様であり、重複部分については説明を省略する。
反射面64は、基材36の外側に形成される第1層32と、第1層32の外側に形成される第2層34と、第2層34の外側に形成される第3層66と、第3層66の外側であって、反射面64の最外側表面に形成される複数の凸部68とを有する。基材36、第1層32および第2層34については、第1実施形態における反射面24(図3参照)と同様である。
第3層66は、第1層32および第2層34より可視光の透過率が高く、第3層の外側から、下層である第2層34の表面が視認できる程度に透明である。具体的には、第3層66は、70%以上の可視光透過率を持つことが、反射面64における赤外領域の光の反射率を高く保ち、また、第2層34のデザイン性をレンズ鏡筒のデザインに活用する観点から好ましい。また、第3層66は、日射によるレンズ鏡筒表面の温度上昇を抑制し、第2層34のデザイン性をレンズ鏡筒のデザインに活用する観点から、無色または無色に近い淡色であることが好ましい。
第3層66の外側には、複数の凸部68が形成されている。図8は、反射面64を外側から見た拡大斜視図である。複数の凸部68は、反射面64の最外側表面に、互いに間隔を隔てて配置されている。凸部68は、第3層66の表面から外周側に突出しており、球冠(球の一部を切り取った形)状の形状を有しているが、その他の形状であってもよい。なお、凸部68の表面の曲率は、基材36および第1〜第3層32,34,66の表面の曲率より大きい。
凸部68は、第3層66と同様に、第1層32および第2層34より可視光の透過率が高く、凸部68の外側から、凸部68および第3層66を通して、第3層66の下層である第2層34(図7参照)が視認できる程度に透明である。具体的には、凸部68は、第3層66と同様に、70%以上の可視光透過率を持つことが、反射面64における赤外領域の光の反射率を高く保ち、また、第2層34のデザイン性をレンズ鏡筒のデザインに活用する観点から好ましい。また、凸部68は、日射によるレンズ鏡筒表面の温度上昇を抑制し、第2層34のデザイン性をレンズ鏡筒のデザインに活用する観点から、無色または無色に近い淡色であることが好ましい。
第3層66は、第2層34の表面に、クリア塗料を塗布等することによって形成することができる。第3層66の原料となるクリア塗料としては、樹脂のモノマーと硬化剤を含むものや、ポリマー溶液を含むもの等が挙げられるが、特に限定されない。凸部68は、第3層66の表面に網目状のマスクを施し、クリア塗料をスプレー塗布等することによって作成されるが、製法は特に限定されない。凸部68の原料となるクリア塗料としては、第3層66の原料となるクリア塗料と同様のものを用いることができる。凸部68の原材料となるクリア塗料は、第3層66の原材料となるクリア塗料と同一であってもよいが、異なっていても良い。
図7に示す反射面64は、第1実施形態に係る反射面24と同様に、可視光を反射しにくいため、本実施形態に係るレンズ鏡筒は、可視光の反射率が高い外装面を有するレンズ鏡筒より目立ちにくい。また、反射面64は、赤外領域に含まれる波長1000nm以上1700nm未満の光を反射する反射率が高いため、日射等によってレンズ鏡筒の温度が上昇することを防止できる。
さらに、反射面64は、第2層34の外側に形成される第3層66を有する。反射面64において、第2層34は、上層である第3層66に保護されるため、反射面64は、第2層34の破損、摩耗あるいは劣化を防止することができる。したがって、反射面64は、耐久性に優れている。また、第3層66は、レンズ鏡筒のクリーニング等に用いられる希薄アンモニア系溶液あるいは有機溶剤から第2層34を保護することによって、反射面64の耐液性を向上させることができる。第3層66は、第1〜第3層32,34,66によって構成される塗膜の強度を向上させるため、反射面64を構成する塗膜は、信頼性が高い。
第3層66は、第1層32および第2層34より可視光の透過率が高く、透明であるため、第3層66自体に傷がついたとしても、その傷は目立ちにくい。また、第3層66および凸部68は、第1層32および第2層34より可視光の透過率が高く、透明であるため、第1層32および第2層34等によって実現される赤外領域の光の反射性能をほとんど阻害しない。したがって、反射面64は、第1実施形態に係る反射面24と同様の効果を奏する。
反射面64は、反射面64の最外側表面に、互いに間隔を隔てて配置される複数の凸部68を有する。島状に配置される凸部68と外気との界面で発生する光の屈折および散乱により、反射面64は、透明な凸部68および第3層66の下層である第2層34が、あたかも起伏を有しているかのように見せる視覚的な効果を奏する。したがって、反射面64は、不透明な第2層34が島状の起伏を有しているかのような、高級感ある外観を呈することが可能となる。
第4実施形態
図9は、本発明の第4実施形態に係るレンズ鏡筒に含まれる反射面70の拡大斜視図である。第4実施形態に係るレンズ鏡筒は、反射面70が、凸部68の代わりに凹部72を有する点で異なるが、それ以外の部分については第3実施形態に係るレンズ鏡筒と同様である。
凹部72は、凸部68と同様に、反射面70の最外側表面に、互いに間隔を隔てて配置されている。凹部72は、第3層66の表面に形成された窪みであり、すり鉢状の形状を有しているが、その他の形状であってもよい。凹部72と外気との界面で発生する光の屈折および散乱により、反射面70は、第3実施形態に係る反射面64と同様に、凹部68および第3層66の下層である第2層34が、あたかも起伏を有しているかのように見せる視覚的な効果を奏する。したがって、反射面70を備えるレンズ鏡筒は、第3実施形態に係るレンズ鏡筒と同様の効果を奏する。
第5実施形態
図10は、本発明の第5実施形態に係るレンズ鏡筒に含まれる反射面74の模式断面図である。第5実施形態に係るレンズ鏡筒は、反射面74が第3層66を有する点でレンズ鏡筒10と異なるが、それ以外の部分については第1実施形態に係るレンズ鏡筒10と同様であり、重複部分については説明を省略する。
反射面74は、第3実施形態に係る反射面64(図7)と同様に、第2層34の外側に形成される第3層66を有する。反射面74の第3層66は、第3実施形態に係る第3層66(図7)と同様である。
反射面74の第2層34は、上層である第3層66に保護されるため、反射面74は、第3実施形態に係る反射面64と同様に、第2層34の破損、摩耗あるいは劣化を防止することができ、耐久性に優れている。また、第3層66は、レンズ鏡筒のクリーニング等に用いられる有機溶剤から第2層34を保護することによって、反射面74の耐液性を向上させることができる。第3層66は、第1〜第3層32,34,66によって構成される塗膜の強度を向上させる。そのため、反射面74を構成する本実施形態に係る塗膜は、信頼性が高い。
また、反射面74は、第3実施形態に係る反射面64と同様に、傷が目立ちにくい。さらに、第3層66は、透明であるため、第1層32および第2層34等によって実現される赤外領域の光の反射性能をほとんど阻害しない。
第6実施形態
図11は、本発明の第6実施形態に係るレンズ鏡筒に含まれる反射面76の模式断面図である。第6実施形態に係るレンズ鏡筒は、反射面76が凸部78を有する点でレンズ鏡筒10と異なるが、それ以外の部分については第1実施形態に係るレンズ鏡筒10と同様であり、重複部分については説明を省略する。
反射面76が有する凸部78は、第3層66ではなく、第2層34の外側表面上に形成されている点で第4実施形態に係る凸部68と異なるが、その他の点では、第4実施形態に係る凸部68と同様である。凸部78は、第2層34の表面に網目状のマスクを施し、クリア塗料をスプレー塗布等することによって作成されるが、製法は特に限定されない。凸部78の原料となるクリア塗料は、第4実施形態に係る凸部68の原料となるクリア塗料と同様のものが用いられる。
反射面76は、反射面76の最外側表面に、互いに間隔を隔てて配置される複数の凸部78を有する。したがって、反射面76は、反射面64と同様に、透明な凸部78の内側にある第2層34が、あたかも起伏を有しているかのように見せる視覚的な効果を奏する。したがって、反射面76は、不透明な第2層34が島状の起伏を有しているかのような、高級感ある外観を呈することが可能となる。
その他の実施形態
図1に示すレンズ鏡筒10において、反射面24は、筒状部12だけでなく、支持台取付部16におけるリング部17および座部18等に備えられていても良い。リング部17および座部18等も、レンズフード50と同様に、撮影者が手で触れやすい位置に配置されている。そのため、リング部17や座部18等に反射面24が備えられるレンズ鏡筒10は、野外イベント等で使用された場合であっても、反射面24が備えられる部材の温度上昇が防止されるため、撮影者が快適に操作を行うことができる。
また、図3に示す反射面24や、図7に示す反射面64が備えられる筐体の形状は、筒状に限定されず、箱形もしくはその他の形状であっても良い。たとえば、反射面64を備える筐体を含むカメラもしくはカメラ本体部も、本発明に含まれる。
10… レンズ鏡筒
12,53… 筒状部
15… 光通過領域
24,54,64,70,74,76… 反射面
32… 第1層
34… 第2層
36… 基材
38… 金属粒子
40… 濃色遮熱顔料
50… レンズフード
66… 第3層
68,78… 凸部
72… 凹部

Claims (13)

  1. 光が通過可能な光通過領域の外側に備えられ、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が15%以下であり、波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が50%以上である反射面が、少なくとも一部に備えられた筒状部を含むことを特徴とする光学装置。
  2. 請求項1に記載された光学装置であって、
    前記筒状部の前記反射面は、前記光通過領域の外側に備えられた基材の外側に形成される第1層と、前記第1層の外側に形成される第2層とを有しており、
    前記第1層は、前記第2層よりも可視光の反射率が高いことを特徴とする光学装置。
  3. 請求項1に記載された光学装置であって、
    前記筒状部の前記反射面は、基材の外側に形成される第1層と、前記第1層の外側に形成される第2層とを有しており、
    前記第1層は、金属粒子を含むことを特徴とする光学装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載された光学装置であって、
    前記第2層は、少なくとも波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が、前記第1層より低いことを特徴とする光学装置。
  5. 請求項2から請求項4までの何れか1項に記載された光学装置であって、
    前記第2層は、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が、10%以下であることを特徴とする光学装置。
  6. 請求項3又は請求項4に記載された光学装置であって、
    前記第1層に含まれる前記金属粒子は、Al,Au,Ag,Ni,Cuのうちから選択された少なくとも1つの元素を含有することを特徴とする光学装置。
  7. 請求項2から請求項6までの何れか1項に記載された光学装置であって、
    前記基材は、ポリカーボネート、マグネシウム系合金、マグネシウム、アルミニウム系合金、アルミニウム、カーボン・樹脂複合材料から選択された少なくとも1つを有することを特徴とする光学装置。
  8. 請求項2から請求項7までの何れか1項に記載された光学装置であって、
    前記第1層および前記第2層は、塗布により形成された塗膜であることを特徴とする光学装置。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1項に記載された光学装置であって、
    前記第1層、及び、前記第2層の少なくとも一方は、Si,Al,Ti,Fe,Zn,Co,Mg,Ca,Sr,Ba,Cuのうちから選択された少なくとも1つの元素を含有することを特徴とする光学装置。
  10. 請求項2から請求項9までの何れか1項に記載された光学装置であって、
    前記反射面は、前記第2層の外側に形成される第3層をさらに有し、
    前記第3層は、前記第1層および前記第2層より可視光の透過率が高いことを特徴とする光学装置。
  11. 請求項2から請求項10までの何れか1項に記載された光学装置であって、
    前記反射面は、当該反射面の最外側表面に形成される複数の凸部または複数の凹部を有し、
    複数の前記凸部および複数の前記凹部は、互いに間隔を隔てて配置されており、
    前記凸部および前記凹部は、前記第1層および前記第2層より可視光の透過率が高いことを特徴とする光学装置。
  12. 請求項11に記載された光学装置であって、
    前記凸部または凹部は、前記第3層の外側に形成されることを特徴とする光学装置。
  13. 光が通過可能な光通過領域の外側に備えられ、波長400nm以上700nm未満の光の反射率が15%以下であり、波長1000nm以上1700nm未満の光の反射率が50%以上である反射面が、少なくとも一部に備えられた筐体部を含み、
    前記筐体部の前記反射面は、前記光通過領域の外側に備えられた基材の外側に形成される第1層と、前記第1層の外側に形成される第2層と、前記第2層の外側に形成される第3層と、前記第3層の外側に形成される複数の凸部または複数の凹部とを有し、
    前記第1層は、前記第2層よりも可視光の反射率が高く、
    前記第3層は、前記第1層および前記第2層より可視光の透過率が高く、
    複数の前記凸部および複数の前記凹部は、互いに間隔を隔てて配置されており、
    前記凸部および前記凹部は、前記第1層および前記第2層より可視光の透過率が高いことを特徴とする光学装置。
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