JP2010280122A - プラスチックフィルム積層体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、無溶剤型接着剤では困難であった、PETフィルム/金属蒸着層又は金属箔を有するフィルム構成で、外観の意匠性に優れる包装材料用のプラスチックフィルム積層体を提供する。
【解決手段】 外装のポリエチレンテレフタレートフィルム層(F1)、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)、無溶剤型接着剤層(A)、金属蒸着層又は金属箔(M)、内装プラスチックフィルム層(F2)をこの順に有することを特徴とするプラスチックフィルム積層体。外装のフィルム層(F1)と、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)の間に、印刷インキの乾燥皮膜層(P)を有してもよい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポリエチレンテレフタレートフィルムと、金属蒸着層又は金属箔を有するプラスチックフィルムとを無溶剤型接着剤を用いてラミネートした積層体及びその製造方法に関する。
ラミネート用接着剤は、多種多様なフィルム、金属箔、紙等を貼りあわせに用いられ、包材に意匠性、機能性、保存性、利便性、輸送性など付与させている。近年、包材の衛生面や生産時の環境負荷の低減が求められる中、有機溶剤を使用するドライラミネート法は、ラミネートフィルム中の残留溶剤、労働作業環境の改善、大気中へのVOCの放出規制等の問題を抱えている。一方、無溶剤型ラミネート用接着剤は、溶剤を使用しないため、ラミネートフィルム中の残留溶剤を気にする必要がないこと、乾燥工程がなく溶剤の排出がないこと、省エネルギーでランニングコストが良いこと等の多くのメリットを持つ。しかし、現状として溶剤型接着剤が主流に使用されている。この理由として、無溶剤型接着剤は、溶剤型と比較してラミネート後の外観が悪く、ラミネート出来る使用範囲が狭い。特にポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルム)/金属蒸着層又は金属箔を有するフィルム構成では、オレンジピール(ゆず肌)と称される外観不良が生じ、無溶剤型接着剤では、意匠性に優れた積層フィルムの製造は困難とされている。
外観不良を改善しようとする無溶剤接着剤の提案、配合後の粘度上昇率が低い2液硬化型無溶剤接着剤の提案等がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。更に、ラミネートの製造方法の改良による外観不良の改善が提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。しかしながら、満足のいくラミネート外観を有する積層体が未だに得られていない。
そこで、アルミニウム等の金属蒸着を施したプラスチックフィルム乃至は金属箔を有するプラスチックフィルムを内装としたプラスチックフィルム積層体で、フィルム相互の接着性のみならず、外観の意匠性にも優れる、ラミネートされたプラスチックフィルム積層体が求められている。
特開2002−249745号公報 特開2006−57089号公報 特開2003−236939号公報 特開平11−77897号公報
本発明の課題は、従来、無溶剤型接着剤では困難であった、PETフィルム/金属蒸着層又は金属箔を有するフィルム構成で、外観の意匠性に優れる包装材料用のプラスチックフィルム積層体を提供する。
本発明者らは、PETフィルム/蒸着フィルム構成の外観不良が、無溶剤型接着剤の初期凝集力とフィルムのPETフィルムへの密着が悪いため、接着剤中の微小な気泡が集まり大きな気泡となり、その気泡がPETフィルム表面上を凹凸化させるため、ゆず肌状の外観不良が発生することを発見した。そこで、PETフィルム上にコート剤を塗布し、ラミネート時にPETフィルムと接着剤の密着を上げ、更には接着剤成分の硬化を促進し、初期凝集力を上げることで、外観不良を改善できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、第一に、外装のPETフィルム層(F1)、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)、無溶剤型接着剤層(A)、金属蒸着層又は金属箔(M)、内装プラスチックフィルム層(F2)をこの順に有することを特徴とするプラスチックフィルム積層体を提供する。
本発明は、第二に、外装のPETフィルム層(F1)上、又は、該フィルム層(F1)上に印刷された印刷インキ層(P’)又は印刷インキ乾燥皮膜層(P)上に、コート樹脂を塗布し、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)を形成する工程(工程1)、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)に無溶剤型接着剤層(A)を塗布する工程(工程2)、無溶剤型接着剤層(A)面と、金属蒸着層又は金属箔(M)を有する内装のプラスチックフィルム層(F2)の金属蒸着層又は金属箔(M)面とをラミネートする工程(工程3)を有することを特徴とするプラスチックフィルム積層体の製造方法を提供する。
本発明のプラスチックフィルム積層体は、内装の金属蒸着層又は金属箔を有するプラスチックフィルムと、外装のプラスチックフィルムとが優れた接着性を有し、且つ、外観がオレンジピール現象を発現せず、外観意匠性にも優れる。
本発明のプラスチックフィルム積層体の構成は、外装のPETフィルム層(F1)、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)、無溶剤型接着剤層(A)、金属蒸着層又は金属箔(M)、内装のプラスチックフィルム層(F2)をこの順に有することを特徴としている。外装のPETフィルム層(F1)と、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)の間に、印刷インキの乾燥皮膜層(P)を有していてもよい。
外装のPETフィルム層(A)の厚さは、9〜100μ程度が好ましい。
外装のPETフィルム層(F1)と、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)の間に、印刷インキの乾燥皮膜層(P)を有する場合、印刷インキの乾燥皮膜層(P)を構成する印刷インキとしては、グラビアインキ、又は、フレキソインキが用いられるが、特に裏刷り用のインキが好ましく用いられる。
コート樹脂の乾燥皮膜層(C)を構成するコート樹脂は、印刷インキのバインダーとして使用されるエステル系、ウレタン系、アクリル系等の樹脂が挙げられる。好ましくは、裏刷り用印刷インキのメジュームとして使用されるウレタン系樹脂が用いられる。一般的に高分子ジオールとジイソシアネートから末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを合成し、次いでジアミンまたはジオールで鎖伸長し、更に必要に応じてモノアミンまたは、モノアルコール等で末端を停止させて合成した樹脂成分を溶剤に溶解させ、ブロッキング防止剤などを添加した溶液である。外装のPETフィルム層(F1)と無溶剤型接着剤層(A)、乃至は、外装のPETフィルム層(F1)、印刷インキ乾燥皮膜層(P)と無溶剤型接着剤層(A)の密着性を向上させることで、界面での気泡の凝集を低減し巨大化の阻止に貢献する。
上記のコート剤には、ウレタン結合を促進する一般的に知られている、錫系・チタン系・亜鉛系・アミン系等のウレタン化硬化触媒等を含有することが好ましい。触媒量はコート樹脂の固形分に対して0.001〜10%、好ましくは0.01〜1.0%である。コート樹脂層(C)と無溶剤型接着剤層(A)の界面近傍に於ける無溶剤型接着剤層の硬化促進に寄与し、気泡の凝集、巨大化を阻止する働きをする。
無溶剤型接着剤層(A)を構成する無溶剤型接着剤とは、有機溶剤成分を含有せず、40℃〜100℃程度の加温で、粘度が50〜5,000mPa・sでプラスチックフィルム上への塗布を可能とする接着剤である。
無溶剤型接着剤としては、例えば、ポリイソシアネートを含有する第1成分とポリオールを含有する第2成分とからなることを特徴とする。ポリオール成分はポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエーテルエステルポリオール及びポリウレタンポリオールよりなる群から選択される少なくとも一種のポリマーポリオールである。
内装のプラスチックフィルム層(F2)を構成するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)等用いることが出来る。フィルムの厚さは、9〜100μ程度が好ましい。
内装のプラスチックフィルム層(F2)上の金属蒸着層又は金属箔(M)としては、蒸着層、金属箔等各種の金属層が用いられるが、PET、OPPに代表される内装のプラスチックフィルム層(F2)に、アルミニウム、銅、亜鉛、亜鉛合金等各種の金属を蒸着した金属蒸着膜層が好ましい。特に好ましくは、アルミニウム蒸着であり、蒸着膜の厚さは、100〜1,000オングストローム程度が好ましい。特に好ましくは400〜700オングストローム程度である。
本発明のプラスチックフィルム積層体の製造は、以下の工程を有する。すなわち、外装のPETフィルム層(F1)上、又は、該フィルム層(F1)上に印刷された印刷インキ層(P’)又は印刷インキ乾燥皮膜層(P)上に、コート樹脂を塗布し、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)を形成する工程(工程1)、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)に無溶剤型接着剤層(A)を塗布する工程(工程2)、無溶剤型接着剤層(A)面と、金属蒸着層又は金属箔(M)を有する内装のプラスチックフィルム層(F2)の金属蒸着層又は金属箔(M)面とをラミネートする工程(工程3)を有する。
外装のPETフィルム層(F1)上に、印刷インキを印刷し、印刷インキ層(P’)又は印刷インキ乾燥皮膜層(P)を形成する工程は、グラビア印刷機又はフレキソ印刷で行われる。
印刷インキ層(P’)又は印刷インキ乾燥皮膜層(P)上に、コート剤を塗布する場合は、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)を形成する工程(工程1)は、印刷インキの乾燥皮膜層(P)への塗布でも良いし、乾燥状態になる前の印刷インキ層(P’)に、ウェットオンウェット方式で塗布しても良い。工程1は、グラビア印刷機又はフレキソ印刷で行われる。コート樹脂の乾燥皮膜厚は0.1〜2.0μm程度であることが好ましい。
前記したコート樹脂の乾燥皮膜層(C)上に、無溶剤型接着剤を塗布し、金属蒸着層又は金属箔(M)を有する内装のプラスチックフィルム層(F2)の金属蒸着層又は金属箔(M)面とをラミネートする工程(工程3)は、ノンソルラミネート機を使用し、塗工ロールを40〜100℃の範囲で加温した場合の接着剤の粘度が50〜5,000mPa・sの範囲内で塗工し、別基材とのラミネートが行われる。
次に、本発明を、実施例を挙げて更に具体的に説明する。尚、本明細書では特に断りのない限り、部および%は質量基準である。実施例および比較例の積層体構成および評価結果を表1に示す。
(コート樹脂1の調製)
コート剤として、ユニビアNT Rメジューム(DIC社製)を用い、レジューサーで希釈し調製した。
(コート樹脂2の調製)
ユニビアNT Rメジューム(DIC社製)に、ウレタン化触媒としてSCAT−47(日東化成社製)をメジュームの固形分に対して0.1質量%添加し、レジューサーで希釈し調製した。
(無溶剤型接着剤1の調製)
主剤としてDICDRY NS−2100A(DIC社製)100部と硬化剤としてHA−105B(DIC社製)40部を40℃で混合し接着剤を調製した。
(溶剤型接着剤1の調製)
主剤としてLX−401A(DIC社製)100部と硬化剤としてSP−60(DIC社製)100部、希釈溶剤の酢酸エチル200部を混合し接着剤を調製した。
(実施例1)
厚さ12μmのPETフィルム(東洋紡製)に、印刷インキユニビアNT(DIC製)で、図柄をグラビア印刷し、前記したコート剤(1)を同様にグラビア印刷機で塗工した。コート樹脂の乾燥皮膜上に、前記無溶剤型接着剤(1)を、アルミニウム蒸着膜層を有する25μmCPPフィルム(東レフィルム加工社製)の蒸着膜層面とが相対するように、ノンソルラミネーターで塗工ロール温度40℃、加工スピード10m/min、塗布量1.8g/mの条件でラミネートし、実施例1積層体を得た。
(実施例2)
前記したアルミニウム蒸着膜層を有するCPPフィルムを、12μm厚のアルミニウム蒸着膜層を有するPETフィルムに変更した他は、実施例1と同様にして、実施例2積層体を得た。
(実施例3)
コート樹脂(1)をコート樹脂(2)に変更した他は、実施例1と同様にして、実施例3積層体を得た。
(実施例4)
コート樹脂(1)をコート樹脂(2)に変更し、前記した25μm厚のアルミニウム蒸着膜層を有するCPPフィルムを、12μm厚のアルミニウム蒸着膜層を有するPETフィルムに変更した他は、実施例1と同様にして、実施例4積層体を得た。
(比較例1、2)
コート樹脂層を除いた他は、実施例1、2と同様にして、比較例1、2積層体を得た。
(参考例1)
20μm厚のOPPフィルム(フタムラ化学製)に、印刷インキユニビアNT(DIC製)で、図柄をグラビア印刷し、前記無溶剤型接着剤(1)を、アルミニウム蒸着膜層を有する25μmCPPフィルム(東レフィルム加工社製)の蒸着膜層面とが相対するように、ノンソルラミネーターで塗工ロール温度40℃、加工スピード10m/min、塗布量1.8g/mの条件でラミネートし、参考例1積層体を得た。
(参考例2)
前記した25μm厚のアルミニウム蒸着膜層を有するCPPフィルムを、12μm厚のアルミニウム蒸着膜層を有するPETフィルム(東レフィルム加工社)に変更した他は、参考例1と同様にして、参考例2積層体を得た。
(参考例3)
12μmのPETフィルム(東洋紡製)に、印刷インキユニビアNT(DIC製)で、図柄をグラビア印刷し、前記溶剤型接着剤(1)をドライラミネーターで塗工した。溶剤型接着剤層と、25μmCPPフィルム(東レフィルム加工社製)の蒸着膜層面とが相対するように、加工スピード60m/min、格子版シリンダー(140線60μm)で塗布量約2.7g/mの条件でラミネートし、参考例3積層体を得た。
(参考例4)
前記した25μmCPPフィルムのアルミニウム蒸着膜層を有するCPPフィルムを、12μm厚のアルミニウム蒸着膜層を有するPETフィルムに変更した他は、参考例3と同様にして、参考例4積層体を得た。
(評価方法1:外観意匠性)
ラミネートされた積層体の意匠性を目視評価した。
◎:非常に良い
○:良い
△:一部に外観不良
×:全面に外観不良
(評価方法2:接着性)
上記方法にて製造した複合フィルムを40℃の恒温槽に3日間保存し、接着強度を測定することで接着性を評価した。テストピースは、複合フィルムから300mm×15mmに切り取り作成した。このテストピースを、インストロン型引っ張り試験機を使用し、180度剥離及びT型剥離により剥離速度300mm/minで強度(g/15mm)を測定した。結果として、接着物性は、すべて良好であった。
Figure 2010280122
尚、表中の略号は以下を示す。
PET:・12μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルム
OPP:・20μm厚の延伸ポリプロピレンフィルム
無溶剤型1:DIC社製のDICDRY NS−2100A/HA−105B
溶剤型1:DIC社製のディックドライLX−401/SP−60
VMCPP:25μm厚のアルミニウム蒸着の無延伸ポリプロピレンフィルム
VMPET:12μm厚のアルミニウム蒸着のポリエチレンテレフタレートフィルム
本発明のプラスチックフィルム積層体は、内装の金属蒸着層又は金属箔を有するプラスチックフィルムと外装のPETフィルムとが、外装のフィルムがOPPフィルムの場合及至は溶剤型の接着剤の場合と同等の優れた接着性を有し、且つ、外観がオレンジピール現象を発現せず、外観意匠性にも優れ、各種包装材料に広く展開できる。

Claims (7)

  1. 外装のポリエチレンテレフタレートフィルム層(F1)、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)、無溶剤型接着剤層(A)、金属蒸着層又は金属箔(M)、内装プラスチックフィルム層(F2)をこの順に有することを特徴とするプラスチックフィルム積層体。
  2. 外装のポリエチレンテレフタレートフィルム層(F1)と、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)の間に、印刷インキの乾燥皮膜層(P)を有する請求項1に記載のプラスチックフィルム積層体。
  3. 前記したコート樹脂の乾燥皮膜層(C)を形成するコート剤が、硬化触媒を含有する請求項1又は2に記載のプラスチックフィルム積層体。
  4. 前記したコート樹脂の乾燥皮膜層(C)を形成するコート剤が、ウレタン系樹脂を含有する請求項1〜3の何れかに記載のプラスチックフィルム積層体。
  5. 前記した無溶剤型接着剤が、ポリイソシアネートを含有する第1成分と数平均分子量が300〜20,000のポリオールを含有する第2成分とからなる接着剤である請求項1〜4の何れかに記載のプラスチックフィルム積層体。
  6. 外装のポリエチレンテレフタレートフィルム層(F1)上、又は、該フィルム層(F1)上に印刷された印刷インキ層(P’)又は印刷インキ乾燥皮膜層(P)上に、コート樹脂を塗布し、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)を形成する工程(工程1)、コート樹脂の乾燥皮膜層(C)に無溶剤型接着剤層(A)を塗布する工程(工程2)、無溶剤型接着剤層(A)面と、金属蒸着層又は金属箔(M)を有する内装のプラスチックフィルム層(F2)の金属蒸着層又は金属箔(M)面とをラミネートする工程(工程3)を有することを特徴とするプラスチックフィルム積層体の製造方法。
  7. 前記した無溶剤型接着剤層(A)を塗布する工程(工程2)が、40〜100℃で、50〜5,000mPa・sの粘度で塗工する工程である請求項6に記載のプラスチックフィルム積層体の製造方法。
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