JP2010277940A - 線状光源装置用導光体 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED等の光源が配置されている導光体の光入射面付近から導光体の外部に放射される光の広がりと、光入射面から離れた位置における導光体の外部に放射される光の広がりとを同程度となるように導光体を形成することによって、導光体の光軸方向の各位置から出射される光の照度分布を均一化し、安定した複写が可能な線状光源装置用導光体を提供する。
【解決手段】導光体1の光軸に沿って形成され、光軸に直交する断面形状が円弧状に形成され、光を出射する光出射面を含む上面3と、上面3に対して光軸に沿って平行に配置され、上面3に対向する凹部と凸部からなる反射面4を含む下面5と、上面3と下面5とをつなぐ側部に形成された側面6とからなり、側面6に、光軸方向において、光源から離れるに従って光軸中心に近づく傾斜面61を有することを特徴とする線状光源装置用導光体である。
【選択図】図1

Description

本発明は、線状光源装置用導光体に係わり、特に、画像読み取り装置に利用される線状光源であって、LED等の光源からの光を導光し、線状の光を出射する線状光源装置用導光体に関する。
近年、パーソナルファクシミリ等の画像読取装置において、LEDの出力向上により、小型で低消費電力のLEDを光源とし、特許文献1に示すように、LEDを棒状の導光体の端部に配置し、LEDからの光を導光体で導光させて原稿に照射するLED原稿照明装置が提案されている。
図8は、特許文献1の図1に記載された原稿読み取り用の線状光源装置の構成を示す図であり、同図において、101は導光体、102は光拡散部、103はLEDを備える発光体、104は光出射面である。
特許第2900799号 特許第2994148号
ところで、図8に記載の線状光源装置は、LEDから導光体101に入射され、導光体101から放射される光の軸方向に直交する面での広がりが、導光体101の軸方向の位置が発光体103から遠ざかるにつれて狭くなるという問題がある。つまり、導光体101から放射される光の軸方向における光の広がりが異なると、導光体101から放射された光を原稿に照射して、CCD等の光学読み取り素子で読み取る際、通常、CCD等の光学読み取り素子は読み取り幅が狭いため、CCDの読み取り位置が少しでもずれてしまうと、原稿面から反射して、CCDに入射する光の強度が導光体101の軸方向の位置が異なることの影響を受けてしまう。
この問題点を図9〜図12を用いて詳述する。図9は、従来技術に係る線状光源装置201の円柱状の導光体202の長手方向に沿った断面図である。
同図に示すように、この線状光源装置201は、円柱状の導光体202と、導光体202の長手方向における一端面204に対向させたLED等の光源203と、導光体202の長手方向の他端面205とにより構成される。導光体202には、その長手方向に沿って伸びる外面に凹部と凸部からなる反射溝206が設けられている。反射溝206は切り込み方向が導光体202の光軸方向と直交するように構成される。光源203を出射した光Sは、導光体202の一端面204から入射され、導光体202の内部に取り込まれる。導光体202に取り込まれた光Sは、導光体202の内部で反射を繰り返し、反射溝206の傾斜した面で反射され導光体202の反射溝206に対向する光出射面207から出射する。このように、光出射面207からは、導光体202の長手方向に沿って線状の光Sが出射される。
光出射面207から出射した線状の光Sは、画像読取装置の用途においては、例えば、CCD等の電子受光素子で受光される。ところが、光出射面207から出射した線状の光Sは、導光体202の光軸方向の各位置で光軸に垂直方向の照度分布が変化する。特許文献2の段落0004にも記載されているように、電子受光素子の読取位置は、導光体202の軸方向に対して垂直方向に向かってずれることがあるため、この読取位置のずれにより照度分布の変化の影響を受けて、電子受光素子の受光量に影響を与える問題がある。
この点について、図10及び図11を用いて詳述する。図10は、図9に示した線状光源装置201の光出射面207側から見た上面図、図11(a)、(b)は、それぞれ図10に示した線状光源装置201の軸方向に対して直交する面のA−A断面図及びB−B断面図である。
図10に示すように、導光体202の光出射面207から出射される光Sは、一端面204から取り込まれた光Sが、導光体202の内部で導光され、導光体202の一端面204から他端面205に伸びる線状光として出射される。このとき、導光体202に取り込まれた光Sは、導光体202の一端側204において、導光体202の軸方向に対して角度成分の大きい光S1を有しており、この光S1が反射溝206で反射されると、光出射面207からは、図11(a)に示すような広がりを持った光S1として出射される。ところが、取り込まれた光Sの中で、導光体202の軸方向に対して角度成分の大きい光S1の多くは、導光体202の一端面204から中央部の間で光出射面207から出射されてしまう。このため、導光体202の他端面205側にたどり着く光Sは、導光体202の軸方向に対して角度成分の小さい光S2ばかりになってしまう。そのため、導光体202の他端面205側の光出射面207から出射される光S2は、図11(b)に示すように、導光体202の一端面204側から出射される光S1よりも広がりが小さな光となってしまう。
つまり、このような線状光源装置201においては、導光体202の長手方向の一端面204側における断面の照度分布と他端面205側における断面の照度分布とが異なる。そのため、電子受光素子(不図示)で導光体202から出射された線状光をその長手方向に沿って読み取る際、その中心軸に沿って読み取った照度分布と、電子受光素子の読取位置が中央部から横方向(Z軸方向)にずれた位置での照度分布とが、異なってしまう。
この点について、図12を用いて詳述する。図12(a)は、紙面下側に図9の線状光源装置201を示しており、紙面上側に線状光源装置201の長手方向に沿って電子受光素子X1,X2で読み取った相対照度の測定結果を示している。図12(b)及び(c)は、図11(a)及び(b)の断面と同一であり、各断面において電子受光素子X1、X2の読取位置を示したものである。
図12(b)及び(c)に示すように、導光体202の中心軸の外方に電子受光素子X1を位置させたとき、導光体202の中心軸方向に沿って電子受光素子X1で照度を読み取ると、図12(a)の紙面上側図の実線のようになり、その相対強度は一定となる。しかし、図12(b)に示すように、導光体202の一端面204側の断面においては光の広がりが大きいのに対し、図12(c)に示すように、導光体202の他端面205側の断面においては光の広がりが小さい。このため、導光体202の中心軸の外方から横方向(図12においてX軸方向)に移動させた電子受光素子X2では、導光体202の中心軸方向に沿って照度を読み取ると、図12(a)の紙面上側図の点線のようになり、その相対強度が導光体202の一端面204側から他端面205側に向かうにつれて落ち込んでしまう。このように、従来技術に係る線状光源装置201は、電子受光素子による読み取る位置によって、導光体202の長手方向における照度分布が変化してしまう問題がある。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、LED等の光源が配置されている導光体の光入射面付近から導光体の外部に放射される光の広がりと、光入射面から離れた位置における導光体の外部に放射される光の広がりとを同程度となるように導光体を形成することによって、導光体の光軸方向の各位置から出射される光の照度分布を均一化し、安定した複写が可能な線状光源装置用導光体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、導光体の光軸に沿って形成され、前記光軸に直交する断面形状が円弧状に形成され、光を出射する光出射面を含む上面と、該上面に対して光軸に沿って平行に配置され、前記上面に対向する凹部と凸部からなる反射面を含む下面と、前記上面と前記下面とをつなぐ側部に形成された側面とからなり、前記側面には、前記光軸方向において、光源から離れるに従って前記光軸中心に近づく傾斜面を有することを特徴とする線状光源装置用導光体である。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記側面には、前記傾斜面が、前記導光体の光軸方向に沿って複数設けられていることを特徴とする線状光源装置用導光体である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2において、前記傾斜面は、前記導光体の光軸方向に直交する断面の形状が直線状であることを特徴とする線状光源装置用導光体である。
本発明によれば、導光体の軸方向に沿って形成された傾斜面が、導光体の端部に配置された光源から離れるに従って光軸中心軸に近づくように形成されているので、光軸に直交する断面方向における放射される光の広がり角を光軸方向全体に亘ってほぼ一定に制御することができる。その結果、導光体の軸方向の各位置から出射される光の照度分布を均一化することができ、安定した複写が可能な線状光源装置用導光体を提供することができる。
第1の実施形態に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る線状光源装置用導光体における短軸照射分布を示す図である。 第2の実施形態に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る線状光源装置用導光体における短軸照射分布を示す図である。 第3及び第4の実施形態に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図である。 従来技術に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図である。 図6に示した線状光源装置用導光体における短軸照射分布を示す図である。 特許文献1の図1に記載された線状光源装置の構成を示す図である。 従来技術に係る線状光源装置の円柱状の導光体の長手方向に沿った断面図である。 図9に示した線状光源装置の光出射面側から見た上面図である。 図10に示した線状光源装置の軸方向に対して直交する面のA−A断面図及びB−B断面図である。 (a)は、紙面下側に図9の線状光源装置201を示し、紙面上側に線状光源装置201の長手方向に沿って電子受光素子X1,X2で読み取った相対照度の測定結果を示し、(b)及び(c)は、導光体断面における電子受光素子X1、X2の読取位置を示した図である。
本発明の第1の実施形態を図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図である。
同図に示すように、この導光体1は、不図示のLED等の光源からの光を入射する光入射面2と、導光体1の光軸に沿って形成され、光軸に直交する断面形状が円弧状に形成され、光を出射する光出射面を含む上面3と、上面3に対して光軸に沿って平行に配置され、上面3に対向する凹部と凸部からなる反射溝4を含む下面5と、上面3と下面5とをつなぐ側部に形成された側面6とからなり、側面6には、光軸方向において、光入射面2から離れるに従って徐々に光軸中心に近づくように形成され、光軸方向に直交する断面の形状が直線状の長い傾斜面61を有する。なお、同図に示すように、上面3の円弧の曲率は導光体1の光軸方向において一様、ないしは上面3と下面5間の距離は導光体1の光軸方向において一様に構成されている。また、反射溝4は、例えば、図9に示すように、切り込み方向が導光体1の光軸方向と直交する凹部と凸部からなるプリズム状に構成される。また、傾斜面61を光軸方向に沿って光入射面2とは逆方向に進んだ部分である傾斜面61の端部61aでは、端部61aが上面3の一部にかかるように形成される。この端部61aに相当する上面3の領域では、導光体1の光軸方向全体に亘って殆どの光が臨界角に達することがなく導光体1の外部に光は放射されない。
本実施形態の線状光源装置用導光体によれば、側面6に、光軸方向において、光入射面2から離れるに従って徐々に光軸中心に近づくように形成された長い傾斜面61が形成されていることによって、導光体1に入射された光を傾斜面61で反射させることができる。その結果、導光体1の光軸方向に対して角度成分の大きい光を生成することができ、上面3から出射する光の広がり角を光軸方向のいずれの位置においても、ほぼ均一化することができる。これによって、CCD等の電子受光素子の読取位置が、導光体1の光軸方向に対して垂直方向に向かって多少ずれることがあっても、読取位置のずれによる照度分布の変化の影響を受けることがなくなり、電子受光素子の受光量に影響を与える問題を解消することができる。
図2は、導光体1から出射される光の広がりを、縦軸を任意の光強度、横軸を導光体1の中心を0とし、中心からの距離をとった場合の短軸照射分布を示す図である。ここで、横軸の距離0の部分が被照射物側、つまり、光の広がり角が0度になる部分を示している。また、各測定点は、導光体1の光入射面2に光源としてLEDが配置された側を0mmとした場合の距離であって、それぞれ距離90mm、180mm、270mmの位置における光の広がり角を示している。
同図に示すように、本実施形態の線状光源装置用導光体によれば、90mmの位置で測定した光の広がり角の曲線に対して、180mm、270mmの各位置で測定した光の広がり角の曲線とが良く一致していることが分かる。つまり、導光体1の光軸方向の各位置から出射される光の広がり角に差が無いことが分かる。
次に、本発明の第2の実施形態を図3及び図4を用いて説明する。
図3は、本実施形態に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図である。
同図に示すように、この導光体1も、不図示のLED等の光源からの光を入射する光入射面2と、導光体1の光軸に沿って形成され、光軸に直交する断面形状が円弧状に形成され、光を出射する光出射面を含む上面3と、上面3に対して光軸に沿って平行に配置され、上面3に対向する凹部と凸部からなる反射溝4を含む下面5と、上面3と下面5とをつなぐ側部に形成された側面6とからなり、側面6には、光軸方向において、光入射面2から離れるに従って徐々に光軸中心に近づくように形成され、光軸方向に直交する断面の形状が直線状である、複数、例えば、5個の傾斜面611〜615を形成する。なお、同図に示すように、上面3の円弧の曲率は、図1の場合と同様に、導光体1の光軸方向において一様、ないし上面3と下面5間の距離は導光体1の光軸方向において一様に形成されている。
本実施形態の線状光源装置用導光体においても、側面6に、光軸方向において、光入射面2から離れるに従って徐々に光軸中心に近づくように複数の傾斜面611〜615が形成されていることによって、導光体1に入射された光を傾斜面611〜615で反射させることができる。その結果、導光体1の光軸方向に対して角度成分の大きい光を生成することができ、上面3から出射する光の広がり角を光軸方向のいずれの位置においても、ほぼ均一化することができる。これによって、CCD等の電子受光素子の読取位置が、導光体1の光軸方向に対して垂直方向に向かって多少ずれることがあっても、読取位置のずれによる照度分布の変化の影響を受けることがなくなり、電子受光素子の受光量に影響を与える問題を解消することができる。
図4は、導光体1から出射される光の広がり角を、図2の場合と同様に示した短軸照射分布を示す図である。図2と同様に、各測定点は、導光体1の光入射面2に光源としてLEDが配置された側を0mmとした場合の距離をであって、それぞれ距離90mm、180mm、270mmの位置における光の広がり角を示している。
同図に示すように、本実施形態の線状光源装置用導光体においても、90mmの位置で測定した光の広がり角の曲線に対して、180mm、270mmの各位置で測定した光の広がり角の曲線とが良く一致しており、導光体1の光軸方向の各位置から出射される光の広がりに差が無いことが分かる。
次に、本発明の第3及び第4の実施形態を図5を用いて説明する。
図5(a)は、第3の実施形態に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図であり、同図に示すように、第1及び第2の実施形態の線状光源装置用導光体と比べて、上面3と下面5とをつなぐ側部に形成された側面6に、光軸方向において、光入射面2から離れるに従って徐々に光軸中心に近づくように形成され、光軸方向に直交する断面の形状が曲面である曲面62が形成されている。
また、図5(b)は、第4の実施形態に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図であり、同図に示すように、第1〜第3の実施形態の線状光源装置用導光体と比べて、上面3と下面5とをつなぐ片側の側部に形成された側面6に、光入射面2から離れるに従って徐々に光軸中心に近づくように形成された長い傾斜面63が形成されている。
第3及び第4の実施形態の線状光源装置用導光体においても、導光体1の光軸方向に対して角度成分の大きい光を生成することができ、上面3から出射する光の広がり角を光軸方向のいずれの位置においても、ほぼ均一化することができる。これによって、CCD等の電子受光素子の読取位置が、導光体1の光軸方向に対して垂直方向に向かって多少ずれることがあっても、読取位置のずれによる照度分布の変化の影響を受けることがなくなり、電子受光素子の受光量に影響を与える問題を解消することができる。
本発明の線状光源装置用導光体と対比するために、従来技術に係る線状光源装置用導光体を図6及び図7を用いて説明する。
図6は、従来技術に係る線状光源装置用導光体の構成を示す図であり、同図に示すように、この導光体301は、不図示のLED等の光源からの光を入射する光入射面302と、導光体301の光軸に沿って形成され、光軸に直交する断面形状が円弧状に形成され、光を出射する光出射面を含む上面303と、上面303に対して光軸に沿って平行に配置され、上面303に対向する凹部と凸部からなる反射溝304を含む下面305と、上面303と下面305とをつなぐ側部に形成された側面306とからなり、側面306には、第1〜第4の実施形態の線状光源装置用導光体に示されていた、傾斜面61、611〜615、63や曲面62が形成されていない点で相違する。
図7は、導光体301から出射される光の広がりを、縦軸を任意の光強度、横軸を導光体301の中心を0とし、中心からの距離をとった場合の短軸照射分布を示す図である。ここで、横軸の距離0の部分が被照射物側、つまり、光の広がり角が0度になる部分を示している。また、各測定点は、導光体301の光入射面302に光源としてLEDが配置された側を0mmとした場合の距離であって、それぞれ距離90mm、180mm、270mmの位置における光の広がりを示している。
同図に示すように、従来技術に係る線状光源装置用導光体によれば、90mmの位置で測定した光の広がりの曲線に対して、180mm、270mmの各位置で測定した光の広がりの曲線が大きく異なっていることが分かる。つまり、導光体301の光軸方向の各位置から出射される光の広がりに大きな差があり、光軸方向の照度に大きな減衰が発生していることが分かる。このような従来技術に係る線状光源装置用導光体と本発明の第1〜第4の実施形態に係る線状光源装置用導光体とを対比すると、本発明は従来技術に係る線状光源装置用導光体では奏し得ない効果を有していることが分かる。
1 導光体
2 光入射面
3 光出射面を含む上面
4 反射溝
5 下面
6 側面
61 傾斜面
61a 傾斜面61の端部
611〜615 傾斜面
62 曲面
63 傾斜面

Claims (3)

  1. 導光体の光軸に沿って形成され、前記光軸に直交する断面形状が円弧状に形成され、光を出射する光出射面を含む上面と、
    該上面に対して光軸に沿って平行に配置され、前記上面に対向する凹部と凸部からなる反射面を含む下面と、
    前記上面と前記下面とをつなぐ側部に形成された側面とからなり、前記側面には、前記光軸方向において、光源から離れるに従って前記光軸中心に近づく傾斜面を有する
    ことを特徴とする線状光源装置用導光体。
  2. 前記側面には、前記傾斜面が、前記導光体の光軸方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の線状光源装置用導光体。
  3. 前記傾斜面は、前記導光体の光軸方向に直交する断面の形状が直線状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の線状光源装置用導光体。
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