JP2010274749A - タイヤ空気圧監視システム及び空気圧監視ユニット - Google Patents

タイヤ空気圧監視システム及び空気圧監視ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】走行車輪を夏用タイヤの車輪から冬用タイヤの車輪に全部交換した場合にも、センサIDの登録し直しを自動的に行えること。
【解決手段】走行車輪12FR、12FL、12RR、12RLを夏用車輪セットから冬用車輪セット(非装着車輪12)に交換した後、車両10が所定の車速以上で走行しているときに、所定時間内に受信したデータに含まれる識別符号が、非装着車輪12に対応するセンサIDの全てと一致したときは、夏用車輪セットに対応するセンサIDから冬用車輪セットのセンサIDへ、タイヤ空気圧センサユニット14のセンサIDの切り換えがタイヤ空気圧監視ユニット26において自動的に行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、車両等の車輪に設けられたタイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システム及び空気圧監視ユニットに関する。
走行中の車両において、タイヤの空気圧が低下していることを運転者に速やかに認識させるためのタイヤ空気圧監視システム(Tire Pressure Monitoring System、以下、TPMSという)は、北米ですでに新車への搭載が義務付けられ、他の地域においても普及することが期待されている。TPMSの実現方式には、空気圧センサを用いて直接に空気圧を検出する直接式(センサ式)と、車輪の回転速度の差異から間接的に空気圧の低下を検出する間接式とがあるが、本明細書においてTPMSという場合は、直接式のTPMSを示す。
一般的に、TPMSは、各車輪に装着された空気圧センサユニットと、車体に搭載された監視ユニットと、インストルメントパネルの一部に装着された表示ユニットとによって構成される。車輪に装着された空気圧センサユニットは、少なくとも空気圧センサと無線通信装置とを備え、タイヤ内の空気圧を検出し、検出した空気圧のデータを監視ユニットに送信する。監視ユニットは、各空気圧センサユニットから送信されたタイヤ空気圧のデータを監視し、その値が所定値以下に低下した場合には、タイヤ空気圧の低下を示す表示データを表示ユニットへ出力する。
この種のTPMSに関し、例えば、特許文献1には、自車両における1つの装着車輪をスペアタイヤが装着されたスペア車輪と交換した場合、装着車輪として既に登録されている車輪の識別符号と回転検出信号が存在する信号に含まれる車輪の識別符号とを比較し、両者の識別符合が一致しないときに前記一致しない識別符合同士を入れ替えて登録し直すことにより、車輪の識別符号の登録し直しを自動的に行えるようにしたタイヤ空気圧モニタ装置が開示されている。
特許第3815305号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示されたタイヤ空気圧モニタ装置では、タイヤ空気圧センサが装着されたスペア車輪を搭載して走行した場合、例えば、デコボコ道等の悪路で発生する激しい振動によって、前記スペア車輪に取り付けられた空気圧センサユニットのタイヤの回転を検出する遠心力スイッチが作動して前記空気圧センサユニットから識別符号を含む信号が送信されることにより、識別符号が誤登録されるおそれがある。
また、前記特許文献1に開示されたタイヤ空気圧モニタ装置では、装着車輪と区別される非装着車輪として1つのスペア車輪が前提となっており、自車両において通常使用している4つのノーマルタイヤの車輪を、例えば、スタッドレスタイヤやスノータイヤ等の冬用タイヤの車輪へと車輪全部を交換した場合に対応することが困難である。
さらに、前記特許文献1に開示されたタイヤ空気圧モニタ装置では、車輪が交換された場合、交換前と交換後における車輪のタイヤ内の設定空気圧の相違に対応して、監視ユニットに登録されている所定空気圧値を変更することができないという問題がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、空気圧センサの識別符号(センサID)の誤登録を防止すると共に、装着車輪の全部を一度に交換した場合にも識別符号の登録し直しを自動的に行うことができ、さらに、交換後における新たな装着車輪のタイヤ設定空気圧に対応してタイヤ空気圧監視ユニットに登録されている所定空気圧値を変更することが可能なタイヤ空気圧監視システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、空気圧センサユニットが取り付けられた車輪のセットが装着用車輪のセットとして複数用意されており、前記用意された複数の装着用車輪のセットの中から所定の一つのセットが走行車輪のセットとして選択され、前記選択されなかった待機中の装着用車輪のセットが後に走行車輪のセットとして選択され、現に装着されている走行車輪のセットとセット毎交換して装着される場合にも対応することができ、前記セット毎交換して装着される車輪のセット毎の空気圧設定値を用いて空気圧を監視することが可能な空気圧監視ユニットを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両の走行車輪に空気圧センサユニットが装着され、前記空気圧センサユニットは、前記車輪のタイヤの空気圧を検出する空気圧センサと、前記タイヤの回転による遠心力を検出する遠心力センサとを備え、前記遠心力センサの検出値が所定値以上になると、前記空気圧センサの検出値と前記空気圧センサユニットに個別に割り当てられた識別符号とを含むデータを、前記遠心力センサの検出値が前記所定値未満のときよりも高い頻度で前記車両に搭載された空気圧監視ユニットへ送信し、前記空気圧監視ユニットは、受信した前記データの識別符号が自車両の走行車輪に装着されている前記空気圧センサユニットの識別符号と一致したときに、前記データの空気圧センサの検出値を所定の判定閾値と比較することにより、タイヤの空気圧の低下を監視するタイヤ空気圧監視システムであって、前記車両には、自車両の走行車輪に等しい数の車輪からなる車輪セットが複数用意され、前記車両は、複数の車輪セット中の一つの車輪セットを選択して走行車輪として装着し、前記空気圧監視ユニットは、前記車輪セットに含まれる車輪の各々に装着されている空気圧センサユニットの識別符号を前記車輪セット毎に記憶すると共に、前記選択された一つの車輪セットに対応する識別符号を、自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として特定し、前記車両が所定の車速以上で走行しているときに、所定時間内に受信した前記データに含まれる識別符号が、前記複数の車輪セット中の前記一つの車輪セット以外の他の一つの車輪セットに対応する識別符号の全てと一致したときは、前記一つの車輪セットに対応する識別符号に置き換えて、前記他の一つの車輪セットに対応する識別符号を自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として新たに特定することを特徴とする。
本発明によれば、車両が所定の車速以上で走行しているときに、所定時間内に受信したデータに含まれる識別符号が、複数の車輪セット中の一つの車輪セット以外の他の一つの車輪セットに対応する識別符号の全てと一致したときは、前記一つの車輪セットに対応する識別符号に置き換えて、前記他の一つの車輪セットに対応する識別符号を自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として新たに特定することができる。
従って、本発明では、作業者が走行車輪を予め用意された複数の車輪セットの中の一つの車輪セットから他の一つの車輪セットにセットで交換した場合(例えば、夏用車輪セットから冬用車輪セットにセットで交換した場合)、空気圧センサユニットの識別符号(センサID)の切り換えが自動的に行われるため、車輪セット交換時における識別符号(センサID)の切り換え登録作業が不要となる。この結果、本発明では、車輪セット交換時において、作業者が空気圧監視ユニットに対して特定された識別符号(センサID)を切り換える設定作業の手間を省略することができる。
また、本発明は、前記空気圧監視ユニットが、前記車輪セットに含まれる車輪の設定空気圧を前記車輪セット毎に記憶し、前記一つの車輪セットに対応する設定空気圧を前記判定閾値とし、自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として特定されている識別符号が、前記一つの車輪セットに対応する識別符号から前記他の一つの車輪セットに対応する識別符号に置き換えられたときは、前記一つの車輪セットに対応する設定空気圧に置き換えて、前記他の一つの車輪セットに対応する設定空気圧を前記所定の判定閾値とすることを特徴とする。
本発明によれば、車輪セットの交換に合わせて判定閾値を切り換えることができるため、例えば、夏用タイヤと冬用タイヤとの設定空気圧の相違に対応することができると共に、タイヤホィールのインチアップ(直径が増大したタイヤホィールへの変更)による設定空気圧の変更にも対応することができる。
さらに、本発明は、前記所定時間内に受信した前記データに含まれる識別符号が、前記複数の車輪セットの異なる車輪セットの各々に対応する識別符号にわたって一致したときは、自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として特定されている識別符号の置き換えを行わないことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、デコボコ道等の悪路を走行中に車両に搭載されているが走行車輪として装着されていない非装着車輪の空気圧センサユニットの遠心力センサが作動し、前記空気圧センサユニットから識別符号を含むデータが送信された場合には、一方の車輪セットの識別符号(センサID)と他方の車輪セットの識別符号(センサID)の両方の識別符号(センサID)が混在して受信されることになり、この場合には、特定(登録)された識別符号(センサID)の切り換えが阻止されるため、識別符号(センサID)の自動切り換えによる誤登録を防止することができる。
さらにまた、本発明は、空気圧センサユニットが取り付けられた車輪のセットが装着用車輪のセットとして複数用意されており、前記用意された複数の装着用車輪のセットの中から所定の一つのセットが走行車輪のセットとして選択されて装着され、前記選択されなかった待機中の装着用車輪のセットが後に走行車輪のセットとして選択され、現に装着されている走行車輪のセットとセット毎交換して装着される車両に適用され、前記空気圧センサユニットと共に、タイヤ空気圧監視システムを構成する車載用の空気圧監視ユニットであって、前記空気圧監視ユニットは、どの識別符号の前記空気圧センサユニットが取り付けられた車輪が、前記車両の前記装着用車輪のどのセットとして用意されているのかということを示した識別符号の一覧情報と、どの識別符号の前記空気圧センサユニットが取り付けられた装着用車輪が、前記車両の走行車輪のセットとして現に装着されているのかということを示したセット毎の現用装着情報と、どの識別符号の前記空気圧センサユニットが取り付けられた装着用車輪のセットの空気圧は、どのような値の空気圧設定値であるのかということを示したセット毎の空気圧設定値情報と、が記憶された記憶部を有すると共に、前記記憶部に記憶された情報と、前記走行車輪に取り付けられた空気圧センサユニットが送信する前記走行車輪の空気圧及び前記空気圧センサユニットの識別符号を含んでなる空気圧データと、を用いて空気圧を監視する制御部を有し、前記制御部は、所定時間内に前記一覧情報の識別符号に一致する識別符号を、重複分を除いて、前記車両に装着されている走行車輪の数と同じ数読み取ったときは、前記記憶部の前記セット毎の現用装着情報を前記読み取った識別符号を用いて更新し、前記記憶部の前記セット毎の空気圧設定値情報と前記更新されたセット毎の現用装着情報とにより定まる走行車輪毎の前記空気圧設定値を用いて、空気圧を監視する処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、空気圧センサユニットが取り付けられた車輪のセットが装着用車輪のセットとして複数用意されており、前記用意された複数の装着用車輪のセットの中から所定の一つのセットが走行車輪のセットとして選択されて装着され、前記選択されなかった待機中の装着用車輪のセットが後に走行車輪のセットとして選択され、現に装着されている走行車輪のセットとセット毎交換して装着される車両に適用される車載用の空気圧監視ユニットからなる。
この空気圧監視ユニットは、走行中に得られる識別符号を用いて走行車輪のセット毎の現用装着情報を更新することができると共に、記憶部に予め記憶されたセット毎の空気圧設定値情報と前記更新されたセット毎の現用装着情報とに基づいて定まる走行車輪毎の空気圧設定値を用いて走行車輪の空気圧を監視することができる。
本発明によれば、空気圧センサの識別符号(センサID)の誤登録を防止すると共に、走行車輪の全てをセットで一度に交換した場合にも対応することができ、さらに、交換後の車輪の設定空気圧に対応させて、タイヤ内の空気圧の低下を判定する際の判定閾値を変更することが可能なタイヤ空気圧監視システムを得ることができる。
また、本発明によれば、選択されなかった待機中の装着用車輪のセットが後で走行車輪のセットとして選択され、現に装着されている走行車輪のセットとセット毎交換して装着される場合にも対応することができ、前記セット毎交換して装着される車輪のセット毎の空気圧設定値を用いて空気圧を監視することが可能な空気圧監視ユニットを得ることができる。
本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムが組み込まれた車両のシステム構成図である。 前記タイヤ空気圧監視システムを構成するタイヤ空気圧センサユニットのブロック図である。 タイヤ空気圧センサユニットが送信する無線信号のデータ構成を示す説明図である。 タイヤ空気圧監視システムを構成するタイヤ空気圧監視ユニットのブロック図である。 タイヤ空気圧監視ユニットのメモリ部に記憶されているデータ例を示すブロック図である。 車輪セットの交換に伴って、タイヤ空気圧センサユニットのセンサIDを自動的に切り換える流れを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムが組み込まれた車両のシステム構成図、図2は、前記タイヤ空気圧監視システムを構成するタイヤ空気圧センサユニットのブロック図である。
図1に示されるように、車両10は、車体フロントが図中の上部側に配置され、前輪右車輪12FR、前輪左車輪12FL、後輪右車輪12RR及び後輪左車輪12RLからなる4つの走行車輪が装備されている。また、各車輪12FR、12FL、12RR、12RLは、ホィールと、前記ホィールに装着されたタイヤとを有する。各車輪12FR、12FL、12RR、12RLのタイヤは、例えば、通常状態で使用されるノーマルタイヤであり、前記車輪12FR、12FL、12RR、12RLには、それぞれ、タイヤ空気圧センサユニット(空気圧センサユニット)14が設けられている。この場合、前記車輪12FR、12FL、12RR、12RLは、予め用意された複数の装着用車輪のセットの中から所定の一つのセットが走行車輪のセットとして選択されて装着されものである。
なお、車両10に装着されていない4つの非装着車輪12が別個に用意されており、この4つの非装着車輪12は、選択されなかった待機中の装着用車輪のセット(1セット)として機能するものである。前記非装着車輪12は、前記車輪12FR、12FL、12RR、12RLと同様に、ホィールと、前記ホィールに装着されたタイヤとを有し、前記タイヤは、例えば、スタッドレスタイヤやスノータイヤ等の冬用タイヤからなる。全ての前記非装着車輪12には、それぞれ、タイヤ空気圧センサユニット14が設けられている。
このタイヤ空気圧センサユニット14は、図1の右上部に示されるように、扁平で略矩形状のプレート体からなるケーシング14aを有し、前記ケーシング14aの底面には、車輪12FR、12FL、12RR、12RL、12の内部のリム面に取り付けられる湾曲面が形成されている。また、ケーシング14aの上面には、タイヤバルブ16に直結する空気穴18と、前記ケーシング14aにより形成されるセンサ設置スペースに連通するセンサ穴20とがそれぞれ設けられる。
この場合、図2に示されるように、タイヤ空気圧センサユニット14は、前記センサ設置スペース内にタイヤ空気圧センサ(空気圧センサ)22及び加速度センサ24を備え、車輪12FR、12FL、12RR、12RL、12のタイヤ内の空気圧及び加速度を検出し、前記検出したデータを無線信号送信装置23及びアンテナ25を介して外部に送信可能に設けられる。なお、前記加速度センサ24は、遠心力センサによって構成される。
図1に戻って、前記車両10には、タイヤ空気圧監視ユニット(空気圧監視ユニット)26が搭載され、前記タイヤ空気圧監視ユニット26は、アンテナ28を介して、各車輪12FR、12FL、12RR、12RL、12に装着されたタイヤ空気圧センサユニット14から送信される無線信号を受信して、前記タイヤ空気圧センサ22により検出されたタイヤ空気圧データ及び前記加速度センサ24により検出された加速度データを取得する。
タイヤ空気圧監視ユニット26は、取得したタイヤ空気圧データを予め設定された閾値と比較することによって、タイヤ空気圧の低下を検出し、タイヤ空気圧の低下を検出した場合には、タイヤ空気圧の低下を検出したことをインストルメントパネルに設けられた表示ユニットのインジケータ30に表示する。
また、タイヤ空気圧監視ユニット26には、車体速センサ32が接続され、前記車体速センサ32を介して車体速度を取得することができる。なお、車体速度データとしては、例えば、図示しない変速機後段側に配設されたドライブシャフトの回転速度を用いてもよい。また、車体速センサ32として、ABS(Antilock Brake System)用に各車輪12FR、12FL、12RR、12RL、12に設けられた図示しない車輪速センサを利用してもよい。
次に、図2に基づいて、タイヤ空気圧センサユニット14の構成について説明する。
このタイヤ空気圧センサユニット14は、演算処理部34、メモリ部36及びタイマ38を有するマイクロプロセッサ40を含み、前記マイクロプロセッサ40には、タイヤ空気圧センサ22及び加速度センサ24等のセンサ類が電気的に接続されると共に、無線信号送信装置23及びアンテナ25等の機器類が電気的に接続される。
メモリ部36は、一般的に、RAM(Random Access Memory)とROM(Read Only Memory)とによって構成されるが、このROMの一部にセンサID記憶部44が確保され、前記センサID記憶部44には、複数のタイヤ空気圧センサユニット14を個々に識別するためのセンサIDが記憶される。
マイクロプロセッサ40は、タイマ38によって、例えば、10秒おきに起動されて、タイヤ空気圧センサ22、加速度センサ24等のセンサ類によって検出されたタイヤ空気圧データ、加速度データ等の種々のデータを取得する。
図3は、タイヤ空気圧センサユニットが送信する無線信号のデータ構成を示す説明図である。
前記マイクロプロセッサ40は、これらの取得したタイヤ空気圧データ、加速度データ等の種々のデータに対し、センサID記憶部44から読み出したセンサID(固有の識別符号)を付して、例えば、図3に示されるような空気圧センサユニットデータ46を作成し、前記作成された空気圧センサユニットデータ46を、無線信号送信装置23及びアンテナ25を介してタイヤ空気圧センサユニット14の外部へ送信する。
図4は、タイヤ空気圧監視システムを構成するタイヤ空気圧監視ユニットのブロック図である。
図4に示されるように、タイヤ空気圧監視ユニット26は、空気圧センサユニットデータ受信部48、車体速センサデータ入力部50、車輪セット切り換え判定部52、センサID登録部54、登録センサID記憶部56、タイヤ空気圧低下判定部58、タイヤ空気圧記憶部60、タイヤ空気圧低下警報データ出力部62、無線信号受信装置64及びタイマ65を含んで構成される。なお、前記タイマ65は、車輪セット切り換え判定部52に接続され、前記車輪セット切り換え判定部52によってタイマカウントを起動(スタート)し、停止し、又は再開することができる。
この場合、無線信号受信装置64を除いたタイヤ空気圧監視ユニット26のその他の構成要素は、図示しない演算処理部及びメモリ部66からなるコンピュータによって構成される。すなわち、登録センサID記憶部56及びタイヤ空気圧記憶部60は、メモリ部66の一部によって構成され、また、空気圧センサユニットデータ受信部48、車体速センサデータ入力部50、車輪セット切り換え判定部52、センサID登録部54、タイヤ空気圧低下判定部58及びタイヤ空気圧低下警報データ出力部62は、メモリ部66に記憶された所定のプログラム(図示せず)を演算処理部が実行することによって実現される。なお、タイヤ空気圧監視ユニット26において、前記メモリ部66は、記憶部として機能するものであり、前記メモリ部66を除いた他の構成要素は、制御部として機能するものである。
図5は、タイヤ空気圧監視ユニットの記憶部に記憶されているデータ例を示すブロック図である。
登録センサID記憶部56及びタイヤ空気圧記憶部60を含むメモリ部66には、複数の車輪セット毎にデータ情報が記憶されている。すなわち、図5に示されるように、車両に装備された4つの車輪12FR、12FL、12RR、12RLにおける、センサID(1)、センサID(2)、センサID(3)、センサID(4)からなるセンサID群(セット毎の現用装着情報)と、前記4つの車輪12FR、12FL、12RR、12RLにおけるタイヤ空気圧の設定値であるタイヤ空気圧設定値(1)とが、第1車輪セットとして予め記憶(登録)されている。この第1車輪セットは、例えば、各ホィールに装着された4つのタイヤが全てノーマルタイヤからなり、以下、夏用車輪セットと称する。
また、車両に装備されていない4つの車輪12における、センサID(5)、センサID(6)、センサID(7)、センサID(8)からなるセンサID群と、前記4つの車輪12におけるタイヤ空気圧の設定値であるタイヤ空気圧設定値(2)とが、第2車輪セットとして記憶されている。この第2車輪セットは、例えば、各ホィールに装着された4つのタイヤが全てスタッドレスタイヤ又はスノータイヤからなり、以下、冬用車輪セットと称する。
この場合、タイヤ空気圧設定値(1)及びタイヤ空気圧設定値(2)は、それぞれ、車輪セット毎に設定されてセット毎の空気圧設定値情報として機能するものであり、個々の車輪毎に設定されていない。また、図5において、センサID(1)、センサID(2)、センサID(3)、センサID(4)からなるセンサID群と、センサID(5)、センサID(6)、センサID(7)、センサID(8)からなるセンサID群とを併せたものが、識別符号の一覧情報として機能するものである。
なお、本実施形態では、夏用車輪セットと冬用車輪セットとからなる2つの車輪セットを例示して以下説明するが、これに限定されるものではなく、自車両10の走行車輪に等しい数の車輪からなる車輪セットが3つ以上記憶されていてもよい。また、車輪セット毎のセンサIDの記憶作業(登録作業)は、例えば、車両を販売するとき、ディーラー等によって特殊器具(センサ強制送信器具)を用いて行われる。
本実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムが組み込まれた車両10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果を、図6に示されるフローチャートに沿って説明する。
先ず、本実施形態では、車両10に装備された装着車輪12FR、12FL、12RR、12RLとして4本のタイヤを含む夏用車輪セットが実装され、この夏用車輪セットを冬用車輪セットに交換する場合について以下説明する。また、センサID登録部54には、夏用車輪セットのセンサID群である、センサID(1)、センサID(2)、センサID(3)、センサID(4)及びタイヤ空気圧設定値(1)が特定されているものとする。
換言すると、タイヤ空気圧監視ユニット26は、複数の車輪セットに含まれる車輪の各々に装着されるタイヤ空気圧センサユニット14のセンサID(識別符号)を車輪セット毎に記憶すると共に、選択された一つの車輪セット(夏用車輪セット)に対応するセンサID(センサID(1)、センサID(2)、センサID(3)、センサID(4)及びタイヤ空気圧設定値(1))を、自車両10の走行車輪12FR、12FL、12RR、12RLに装着されているタイヤ空気圧センサユニット14のセンサIDとして特定している。
ステップS1において、タイヤ空気圧監視ユニット26に設けられたタイマ65のカウントをスタートさせた後、通常のタイヤ空気圧監視処理(通常監視処理)を行う(ステップS2参照)。以下、タイヤの空気圧低下を検出して、前記空気圧低下をインジケータ30に表示する通常のタイヤ空気圧監視処理について、その概要を説明する。
車両10が走行して車輪12FR、12FL、12RR、12RLが回転すると、前記車輪12FR、12FL、12RR、12RLに装着されているタイヤ空気圧センサユニット14の加速度センサ(遠心力センサ)24には、回転による遠心力が付与されて加速度が発生する。この場合、車両10の走行速度(車体速度)とタイヤの回転による遠心力の加速度との間には、比例関係がある。そこで、タイヤ空気圧センサユニット14は、加速度を検出した加速度センサ24の検出値が所定値以上となったとき、タイヤ空気圧センサ22で検出されたタイヤ空気圧データ、加速度データ及びセンサID等を含む空気圧センサユニットデータ46をタイヤ空気圧監視ユニット26に対して送信する。なお、前記加速度センサ24の検出値が所定値未満のときには、空気圧センサユニット14から全くデータが送信されない。
加速度センサ24の検出値が所定値以上となったときのタイヤ空気圧センサユニット14からの送信は、加速度センサ24の検出値が所定値未満のときよりも高い頻度で行われる。この場合、所定値とは、例えば、車体速度が約22〜23km/hに対応する加速度(G)をいい、車体速度が約22〜23km/hに対応する加速度以上のとき、例えば、1分間に1回程度送信する高い頻度で行われる。一方、車両10の駐停車時のように、車体速度が約22〜23km/hに対応する加速度未満のときには、前記のように全く送信をしないか、又は、例えば、1時間に1回程度送信する低い頻度で行われる。
タイヤ空気圧監視ユニット26の空気圧センサユニットデータ受信部48は、アンテナ28及び無線信号受信装置64を介して、タイヤ空気圧センサユニット14から送信された空気圧センサユニットデータ46を受信する。この空気圧センサユニットデータ46は、図3に示されるように、タイヤ空気圧データ及び加速度データを含むと同時に、そのデータがどのタイヤ空気圧センサユニット14で検出されたかを示すセンサID(識別符号)を含んでいる。続いて、車体速センサデータ入力部50は、その時点において車体速センサ32が検出した車体速度データを入力する。
一方、タイヤ空気圧低下判定部58は、受信した空気圧センサユニットデータ46に含まれるセンサIDと、センサID登録部54のセンサIDと比較して自車両10の走行車輪に装着されているタイヤ空気圧センサユニット14のセンサIDとが一致するかどうか判定する。センサIDが一致しているとき、タイヤ空気圧低下判定部58は、空気圧センサユニットデータ46に含まれるタイヤ空気圧データと、センサID登録部54のタイヤ空気圧設定値(所定の判定閾値)とを比較してタイヤ空気圧が低下しているかどうかを判定する。
このようにして、受信したタイヤ空気圧が予め設定されたタイヤ空気圧設定値よりも小さくなっていると判定した場合、タイヤ空気圧低下警報データ出力部62は、タイヤ空気圧低下警報データをインジケータ30に対して出力する。一方、受信したタイヤ空気圧が予め設定されたタイヤ空気圧設定値から低下していない場合には、通常のタイヤ空気圧監視処理を継続する。
図1には、前記インジケータ30におけるタイヤ空気圧低下警報の表示例が示されている。例えば、走行車輪12FR、12FL、12RR、12RLのいずれかに対してタイヤ空気圧低下警報が出力された場合には、タイヤ異常のアイコンが点灯する。なお、TPMS自体に異常が生じたときには、システム異常のアイコンが点灯する。
以上のようにして、通常のタイヤ空気圧監視処理が行われている中、ステップS3において、空気圧センサユニットデータ受信部48は、非装着車輪12のセンサIDを受信したかどうかを判定し、非装着車輪12のセンサID(センサID(5)、センサID(6)、センサID(7)、センサID(8))を受信したときには(ステップS3→Yes)、ステップS4に進み、非装着車輪12のセンサIDを受信していないときには(ステップS3→No)、通常のタイヤ空気圧監視処理を行うステップS2に戻る。
ステップS4において、車輪セット切り換え判定部52は、車体速センサ32で検出された車体速度が所定速度以上(例えば、40km/h以上)であるか否かを判定し、車体速度が40km/h以上であるときには(ステップS4→Yes)、ステップS5に進み、車体速度が40km/h未満であるときには(ステップS4→No)、通常のタイヤ空気圧監視処理を行うステップS2に戻る。前記車体速度における所定速度は、タイヤ空気圧センサユニット14が加速度センサ24の検出値から走行状態にあると判断し、データを送信する状態の車速(例えば、約22〜23km/h)よりも高い値(例えば、40km/h)に設定される。これは、タイヤ空気圧センサユニット14は、車両10の停車時や低速走行時に高い頻度でデータの送信を行わないため、確実に高い頻度で送信が開始されている状態で、後記する車輪セットの切り換えを行うために、若干高い値に設定される。
次に、ステップS5では、ステップS1でスタートしたタイマ65におけるタイマカウントのインクリメント処理(T=T+1)を行い、さらに、ステップS6において、車輪セット切り換え判定部52は、タイマカウントが所定のT分以上経過しているか否かを判定する。なお、本実施形態では、前記所定のT分が、例えば、19分に設定されている。
タイマカウントが所定のT分を経過していない場合(ステップS6→No)、さらに、ステップS7において、車輪セット切り換え判定部52は、夏用車輪セットである第1車輪セットのセンサID(センサID(1)、センサID(2)、センサID(3)、センサID(4))と、冬用車輪セットである第2車輪セットのセンサID(センサID(5)、センサID(6)、センサID(7)、センサID(8))の両方のセンサIDを受信しているかどうかを判定する。
受信したセンサIDが、夏用の第1車輪セットのセンサIDのみであるときは(ステップS7→No)、ステップS2に戻る。一方、夏用車輪セットである第1車輪セットのセンサIDの少なくとも1つと、冬用車輪セットである第2車輪セットのセンサIDの少なくとも1つとを受信した場合には(ステップS7→Yes)、タイマ65をリセットして(ステップS8)、そのままステップS2に戻る。
ステップS6において、タイマカウントが所定のT分以上経過している場合(ステップS6→Yes)、車輪セット切り換え判定部52は、ステップS9において、非装着車輪12である冬用車輪セットのセンサID(センサID(5)、センサID(6)、センサID(7)、センサID(8))を全て受信しているか否かを判定する。
車輪セット切り換え判定部52は、ステップS9において、非装着車輪12である冬用車輪セットのセンサID(センサID(5)、センサID(6)、センサID(7)、センサID(8))を全て受信していると判定したとき(ステップS9→Yes)、センサID登録部54に対して車輪セット切り換え信号を出力し、センサID登録部54で特定されているセンサID及びタイヤ空気圧設定値を夏用車輪セットものから冬用車輪セットものに切り換える(ステップS10)。これは、所定時間内に一覧情報の識別符号(センサID)(図5参照)に一致する識別符号(センサID)を、重複分を除いて、車両に装着されている走行車輪の数と同じ数読み取ったときは、記憶部(登録センサID記憶部56)のセット毎の現用装着情報を前記読み取った識別符号(センサID)を用いて更新するものである。
従って、切り換え後におけるタイヤ空気圧監視ユニット26のタイヤ空気圧低下判定部58の判定対象となるセンサIDは、従前の夏用車輪セットである第1車輪セットのセンサID(センサID(1)、センサID(2)、センサID(3)、センサID(4))及びタイヤ空気圧設定値(1)から、冬用車輪セットである第2車輪セットのセンサID(センサID(5)、センサID(6)、センサID(7)、センサID(8))及びタイヤ空気圧設定値(2))に自動的に切り換わる。なお、車輪セット毎にセンサIDが切り換えられた後、タイマ65をリセット(ステップS11)してステップS2に戻る。
換言すると、一つの車輪セットである夏用車輪セットに対応するセンサID(識別符号)から他の一つの車輪セットである冬用車輪セットに対応するセンサID(識別符号)に置き換えられたとき(更新されたとき)は、前記夏用車輪セットに対応するタイヤ空気圧設定値(1)(設定空気圧)に置き換えて、前記冬用車輪セットに対応するタイヤ空気圧設定値(2)(設定空気圧)が、タイヤ空気圧低下判定部58における所定の判定閾値となる。
これは、タイヤ空気圧監視ユニット26が、記憶部(タイヤ空気圧記憶部60)に記憶されたセット毎の空気圧設定値情報と前記更新されたセット毎の現用装着情報とにより定まる走行車輪毎の空気圧設定値を用いて、走行車輪の空気圧を監視することとなる。
本実施形態において、この特定されているセンサIDの自動切り換えは、ステップS4に示されるように車両10の車体速度が所定速度以上となった場合にのみ行われるが、車体速度が一時的に所定速度未満となっても、タイマリセットのステップ(例えば、ステップS8、S11、S12参照)を通過しない限り、タイマカウントはそのまま保持されるものとする。
例えば、ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS7→ステップS2を繰り返すループにおいて、車両10の車体速度が一旦、所定速度未満となってステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS2となるループを通過した場合であっても、タイマカウントがリセットされることがなく、タイマカウントは、従前のまま保持されると共に、車体速度が所定速度以上に回復した後、インクリメント処理(T=T+1)が再び行われる。
一方、ステップS9において、車輪セット切り換え判定部52が、非装着車輪12である冬用車輪セットのセンサID(センサID(5)、センサID(6)、センサID(7)、センサID(8))を全て(四輪全部)受信していないと判定したとき(ステップS9→No)、車輪セット切り換え判定部52は、車輪セット毎のセンサIDを切り換えることがなく(センサID登録部54に対して車輪セット切り換え信号を出力しない)、タイマ65をリセット(ステップS12)してステップS2に戻る。
本実施形態では、作業者が走行車輪12FR、12FL、12RR、12RLを予め用意された複数の車輪セットの中の一つの車輪セット(夏用車輪セット)から他の一つの車輪セット(冬用車輪セット)に交換した場合、タイヤ空気圧センサユニット14のセンサIDの切り換えが自動的に行われるため、車輪セット交換時におけるセンサIDの切り換え登録が不要となる。この結果、本実施形態では、車輪セット交換時において、作業者がタイヤ空気圧監視ユニット26に対して特定されたセンサIDを切り換える設定作業の手間を省略することができると共に、空気圧設定値を切り換える設定作業の手間も省略することができる。
また、本実施形態では、車輪セット毎の交換に合わせてタイヤ空気圧設定値を自動的に切り換えることができるため、例えば、夏用タイヤと冬用タイヤとの設定空気圧の相違に対応することができると共に、タイヤホィールのインチアップ(直径が増大したタイヤホィールへの変更)による設定空気圧の変更にも対応することができる。
さらに、本実施形態では、例えば、車両10の車輪12FR、12FL、12RR、12RLに対して、夏用車輪セット及び冬用車輪セットのいずれか一方の車輪セットを装着し、他方の車輪セットを車両10のトランク等に搭載して走行した際、例えば、デコボコ道等の悪路による振動で他方の車輪セットのタイヤ空気圧センサユニット14の加速度センサ24が作動し、このタイヤ空気圧センサユニット14からもセンサIDを含む空気圧センサユニットデータ46が送信された場合であっても、図6のステップS7に示されるように、夏用車輪セットと冬用車輪セットの両方のセンサIDを混在して受信したとき、登録されたセンサIDの切り換えが阻止されるため、センサIDの自動切り換えによる誤登録を防止することができる。
同様に、例えば、タイヤ空気圧センサユニット14の送信不良やタイヤ空気圧監視ユニット26の受信不良等の場合には、図6のステップS9に示されるように、4つの車輪からなる冬用車輪セットのセンサIDを四輪全部受信しないとき、登録されたセンサIDの切り換えが阻止されるため、センサIDの自動切り換えによる誤登録を防止することができる。
このように本実施形態では、車輪セットの自動切り換えの条件が完全に充足しない限り、車輪セットのセンサIDの自動切り換えがなされないため、センサIDの自動切り換えによる誤登録を確実に防止することができる。
さらにまた、本実施形態では、車体速センサ32で検出された車体速センサデータに基づいて車体速度が所定速度以上となったときにのみ、車輪セット切り換え判定部52でいずれの車輪セットが自車両10に装備されているか否かの判定処理が行われる。すなわち、本実施形態では、前記車体速度の所定速度を、タイヤ空気圧センサユニット14が加速度センサ24の検出値から走行状態であると判断してデータを送信する状態の車速(例えば、22〜23km/h)よりも高い値(例えば、40km/h)とすることにより、確実に高い頻度でデータの送信が開始されている状態において、車輪セットの自動切り換え制御を遂行することができる。
この結果、本実施形態では、タイヤ空気圧センサユニット14の識別符号(センサID)の誤登録を防止すると共に、タイヤが装着された4つの車輪をセットで一度に交換した場合にも対応することができ、さらに、交換された車輪セットのタイヤ空気圧の設定値に合わせてタイヤ空気圧の低下を判定する際の判定閾値の変更も可能なタイヤ空気圧監視システムを得ることができる。
なお、本実施形態では、夏用車輪セットから冬用車輪セットへの車輪セット交換を例示して説明しているが、これに限定されるものではなく、冬用車輪セットから夏用車輪セットへの車輪セット切り換えも同様であって、さらに、車輪セットを3セット以上備え、その中の一つの車輪セットを選択して交換する場合にも好適に適用される。
ちなみに、本実施形態では、タイヤ空気圧センサユニット14が車輪12FR、12FL、12RR、12RL、12のホィールに取り付けられたものとして説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ホィールに装着されるタイヤ内に取り付けられてもよい。
また、本実施形態では、車輪セット切り換えモード(図6のステップS3、S4、S5、S6、S9、S10、S11参照)の起動が、空気圧センサユニットデータ受信部48で空気圧センサユニットデータ46(図3参照)に含まれるセンサIDとして非装着車輪12のセンサIDを受信したことを条件(トリガ)としているが(図6のステップS3参照)、前記ステップS3として、例えば、単にイグニッションスイッチがONになったことをトリガとして車輪セット切り換えモードに移行するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、図6のステップS6において、タイマカウントの所定のT分を、例えば、19分として説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、タイヤ空気圧センサユニット14からの空気圧センサユニットデータ46の送信インターバルが短い場合(実施形態では、例えば、1分としている)には、前記所定のT分を19分よりも短縮してもよいし、一方、前記送信インターバルが長い場合(実施形態では、例えば、1時間としている)には、前記所定のT分を19分よりも延長させてもよい。前記所定のT分は、目的用途等に応じて適宜設定されるものである。本実施形態では、図6に示されるフローチャートにおいて、交換された車輪セットのセンサIDが切り換えられるまでの目標時間を20分とし、それよりも短い時間である19分を所定のT分としている。
さらにまた、本実施形態では、イニシエータを備えていないタイヤ空気圧監視システムを念頭において説明しているが、イニシエータを備えたタイヤ空気圧監視システムに適用してもよい。このイニシエータは、タイヤ空気圧監視ユニット26からタイヤ空気圧センサユニット14への指示(命令)を送信する機能を有する。イニシエータを設けた場合、例えば、タイヤ空気圧センサユニット14において加速度センサ24が不要となり、前記タイヤ空気圧センサユニット14は、イニシエータからの起動命令を受信したとき、タイヤ空気圧監視ユニット26に対して空気圧センサユニットデータ46を送信するようにしてもよい。
10 車両
12FR、12FL、12RR、12RL、12 車輪
14 タイヤ空気圧センサユニット(空気圧センサユニット)
22 タイヤ空気圧センサ(空気圧センサ)
24 加速度センサ(遠心力センサ)
26 タイヤ空気圧監視ユニット(空気圧監視ユニット)
32 車体速センサ
52 車輪セット切り換え判定部(制御部)
54 センサID登録部(制御部)
56 登録センサID記憶部(記憶部)
58 タイヤ空気圧低下判定部(制御部)
60 タイヤ空気圧記憶部(記憶部)
66 メモリ部(記憶部)

Claims (4)

  1. 車両の走行車輪に空気圧センサユニットが装着され、前記空気圧センサユニットは、前記車輪のタイヤの空気圧を検出する空気圧センサと、前記タイヤの回転による遠心力を検出する遠心力センサとを備え、
    前記遠心力センサの検出値が所定値以上になると、前記空気圧センサの検出値と前記空気圧センサユニットに個別に割り当てられた識別符号とを含むデータを、前記遠心力センサの検出値が前記所定値未満のときよりも高い頻度で前記車両に搭載された空気圧監視ユニットへ送信し、
    前記空気圧監視ユニットは、受信した前記データの識別符号が自車両の走行車輪に装着されている前記空気圧センサユニットの識別符号と一致したときに、前記データの空気圧センサの検出値を所定の判定閾値と比較することにより、タイヤの空気圧の低下を監視するタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記車両には、自車両の走行車輪に等しい数の車輪からなる車輪セットが複数用意され、前記車両は、複数の車輪セット中の一つの車輪セットを選択して走行車輪として装着し、
    前記空気圧監視ユニットは、前記車輪セットに含まれる車輪の各々に装着されている空気圧センサユニットの識別符号を前記車輪セット毎に記憶すると共に、前記選択された一つの車輪セットに対応する識別符号を、自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として特定し、
    前記車両が所定の車速以上で走行しているときに、所定時間内に受信した前記データに含まれる識別符号が、前記複数の車輪セット中の前記一つの車輪セット以外の他の一つの車輪セットに対応する識別符号の全てと一致したときは、前記一つの車輪セットに対応する識別符号に置き換えて、前記他の一つの車輪セットに対応する識別符号を自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として新たに特定することを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
  2. 前記空気圧監視ユニットは、前記車輪セットに含まれる車輪の設定空気圧を前記車輪セット毎に記憶し、
    前記一つの車輪セットに対応する設定空気圧を前記判定閾値とし、
    自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として特定されている識別符号が、前記一つの車輪セットに対応する識別符号から前記他の一つの車輪セットに対応する識別符号に置き換えられたときは、前記一つの車輪セットに対応する設定空気圧に置き換えて、前記他の一つの車輪セットに対応する設定空気圧を前記所定の判定閾値とすることを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧監視システム。
  3. 前記所定時間内に受信した前記データに含まれる識別符号が、前記複数の車輪セットの異なる車輪セットの各々に対応する識別符号にわたって一致したときは、自車両の走行車輪に装着されている空気圧センサユニットの識別符号として特定されている識別符号の置き換えを行わないことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のタイヤ空気圧監視システム。
  4. 空気圧センサユニットが取り付けられた車輪のセットが装着用車輪のセットとして複数用意されており、前記用意された複数の装着用車輪のセットの中から所定の一つのセットが走行車輪のセットとして選択されて装着され、前記選択されなかった待機中の装着用車輪のセットが後に走行車輪のセットとして選択され、現に装着されている走行車輪のセットとセット毎交換して装着される車両に適用され、
    前記空気圧センサユニットと共に、タイヤ空気圧監視システムを構成する車載用の空気圧監視ユニットであって、
    前記空気圧監視ユニットは、
    どの識別符号の前記空気圧センサユニットが取り付けられた車輪が、前記車両の前記装着用車輪のどのセットとして用意されているのかということを示した識別符号の一覧情報と、
    どの識別符号の前記空気圧センサユニットが取り付けられた装着用車輪が、前記車両の走行車輪のセットとして現に装着されているのかということを示したセット毎の現用装着情報と、
    どの識別符号の前記空気圧センサユニットが取り付けられた装着用車輪のセットの空気圧は、どのような値の空気圧設定値であるのかということを示したセット毎の空気圧設定値情報と、
    が記憶された記憶部を有すると共に、
    前記記憶部に記憶された情報と、前記走行車輪に取り付けられた空気圧センサユニットが送信する前記走行車輪の空気圧及び前記空気圧センサユニットの識別符号を含んでなる空気圧データと、を用いて空気圧を監視する制御部を有し、
    前記制御部は、
    所定時間内に前記一覧情報の識別符号に一致する識別符号を、重複分を除いて、前記車両に装着されている走行車輪の数と同じ数読み取ったときは、前記記憶部の前記セット毎の現用装着情報を前記読み取った識別符号を用いて更新し、
    前記記憶部の前記セット毎の空気圧設定値情報と前記更新されたセット毎の現用装着情報とにより定まる走行車輪毎の前記空気圧設定値を用いて、空気圧を監視する処理を行うことを特徴とする空気圧監視ユニット。
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