JP2010273242A - 単一指向性コンデンサマイクロホンユニット - Google Patents

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Yutaka Akino
裕 秋野
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Abstract

【課題】後部音響端子孔からユニット内部に異物が入り込んでも、異音が発生しないようにする。
【解決手段】音響電気変換器3の絶縁座35の回路基板4に対向する対向面に粘着層5を設けて、回路基板4の後部音響端子孔41から落ちてくる異物(例えば、ハンダボールS)を粘着層5で捕らえる。
【選択図】図1

Description

本発明は、単一指向性コンデンサマイクロホンユニットに関し、さらに詳しく言えば、後部音響端子からユニット内部に異物が入り込んでも、異音が発生しないようにする技術に関するものである。
図3および図4を参照して、単一指向性のコンデンサマイクロホンユニット1(以下、単にマイクロホンユニット1とする)は、有底円筒状のユニットケース2と、静電型の音響電気変換器3と、音響電気変換器3の後部側に配置され、ユニットケース2の開口部を塞ぐ回路基板4とを備えている。
ユニットケース2は、アルミニウムなどの金属材からなり、底部(図3では下部)には、複数の前部音響端子孔21が設けられている。ユニットケース2の他端(図3では、上端)は開放されており、その開口部から音響電気変換器3が収納される。
音響電気変換器3の後部側(図3では上部側)には、音響電気変換器3から音声信号を得るための回路基板4が設けられている。回路基板4は、ユニットケース2の内周面に沿って円盤状に形成されており、そのユニットケース内面側にはインピーダンス変換器としてのFET(電界効果トランジスタ)43が実装されている。
回路基板4は、ユニットケース2の開口部を塞ぐ蓋部材も兼ねており、ユニットケース2の開口端縁を内側に折り返してかしめることにより、音響電気変換器3とともにユニットケース2内に固定される。
回路基板4には、単一指向性マイクロホンとしての特性上、後部音響端子孔41が設けられている。後部音響端子孔41は、回路基板4を貫通する貫通孔であり、音源からの音波が、前部音響端子孔21と後部音響端子孔41とからユニットケース2内に音が入り込むことにより、音響電気変換器3は単一指向性として動作する。
図4を併せて参照して、回路基板4の表面(図3では上面、図4の正面)には、FET43のドレイン電極,ソース電極およびグランド電極等を含む回路パターン42が形成されており、この回路パターン42に図示しないマイクケーブルがハンダ付けされる(例えば特許文献1参照)。
2006−74149号公報
しかしながら、上記従来例の場合、回路基板4にマイクケーブルをハンダ付けする際に、次のような問題が起こり得る。
すなわち、回路基板4にマイクケーブルをハンダ付けする際、ハンダの濡れ性や温度・湿度条件によっては、ハンダボールSが生成されることがある。ハンダボールSは、転がりやすく、後部音響端子孔41を通ってマイクロホンユニット1の内部に入り込んでしまうことがある。
ハンダボールSがマイクロホンユニット1内に入り込んだ状態で、マイクロホンを動かすと、ハンダボールSがマイクロホンユニット1の内部で動いて異音を発生したりする。ハンダボールSは小さいため、一旦入り込んでしまうと、取り出しにくい。
また、ハンダボールS以外にも、マイクロホンを使用している間に、粗粒なゴミや埃などが後部音響端子孔41からマイクロホンユニット1内に入り込んで、それらがマイクロホンの特性等に悪影響を及ぼしかねない。
したがって、本発明の課題は、後部音響端子孔からユニット内部に異物が入り込んでも異音が発生しない単一指向性マイクロホンユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、有底円筒状のユニットケース内に、ダイアフラムリングに張設されている振動板と絶縁座の前部側に支持される固定極とをスペーサリングを介して対向的に配置してなる音響電気変換器と、上記絶縁座の後部側に配置される回路基板とが収納され、上記ユニットケースの上記振動板と対向する面に前部音響端子孔を有し、上記回路基板に後部音響端子孔が設けられている単一指向性コンデンサマイクロホンユニットにおいて、上記絶縁座の上記回路基板と対向する対向面には、粘着層が設けられていることを特徴としている。
上記粘着層には、粘着剤もしくは両面粘着テープが用いられてよい。また、上記粘着層は、少なくとも上記後部音響端子孔に対向する位置に設けられていればよい。
本発明によれば、後部音響端子孔を通って異物がマイクロホンユニット内部に落ちたとしても、後部音響端子孔に対向する音響電気変換器の対向面に粘着層が設けられていることにより、粘着層で異物を捕捉することができ、異物がマイクロホンユニット内部で動いたり暴れたりすることを確実に防止することができる。
本発明の実施形態に係るコンデンサマイクロホンユニットの要部断面図。 上記コンデンサマイクロホンユニットを回路基板側から見た状態の正面図。 従来のコンデンサマイクロホンユニットの要部断面図。 従来のコンデンサマイクロホンを回路基板側から見た状態の正面図。
次に、図1および図2により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、先の図3,図4で説明した上記従来例と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、同じ参照符号を付している。
図1を参照して、この単一指向性コンデンサマイクロホンユニット10(以下、単にマイクロホンユニット10とする)は、有底円筒状のユニットケース2と、ユニットケース2の内部に沿って配置される静電型の音響電気変換器3と、音響電気変換器3から音声信号を得るための回路基板4とを備えている。
ユニットケース2は、アルミニウム等の金属材からなり、底部(図1では下部)には、前部音響端子孔21が複数設けられている。ユニットケース2の他端(図3では、上端)は開放されており、その開口部から音響電気変換器3および回路基板4が収納される。
音響電気変換器3は、ユニットケース2の内周面に沿って配置される円筒状の絶縁座35を有し、絶縁座35の前部側(図1では下端側)には、振動板32と固定極34とがスペーサリング33を介して対向した状態で配置されている。
回路基板4は、外径がユニットケース2の内径とほぼ同径の円盤状に形成され、音響電気変換器3の後部側(図1では上部側)に配置される。回路基板4のユニットケース内面側には、インピーダンス変換器としてのFET(電界効果トランジスタ)42が実装されている。
この実施形態において、FET43のゲート43Gは、中継コンタクト37およびコイルバネ38を含む導電手段36を介して固定極34と電気的に接続されている。
回路基板4は、ユニットケース2の開放端を塞ぐ蓋部材も兼ねており、ユニットケース2の開口端縁を折り返してかしめることにより、音響電気変換器3とともにユニットケース2に固定される。なお、ユニットケース2の開口部に螺合されるロックリングにて固定されてもよい。
回路基板4には、単一指向性マイクロホンとしての特性上、後部音響端子孔41が設けられている。後部音響端子孔41は、回路基板4を貫通する貫通孔であり、後部音響端子孔41を通って音響電気変換器3の背面側に音が入り込む。
後部音響端子孔41からの音波は、絶縁座35に穿設されている導音孔35aおよび固定極34に穿設されている導音孔34aを介して振動板32の背面側に作用し、一方、前部音響端子孔21からの音波は、振動板32の前面側に作用し、これにより、音響電気変換器3は、単一指向性として動作する。
図2を併せて参照して、回路基板4の表面(図3では上面、図4の正面)には、FET43のドレイン電極,ソース電極およびグランド電極等を含む回路パターン42が形成されており、この回路パターン42に図示しないマイクケーブル(例えば、2芯シールド被覆ケーブル)がハンダ付けされる。
絶縁座35の後部側(図1では上部側)には、後部音響端子孔41を通ってマイクロホンユニット10内に入り込んだ異物(この例では、ハンダボールS)を捕捉するための粘着層5が設けられている。
粘着層5は、市販されている粘着剤を絶縁座35の回路基板4と対向する面に塗布することにより形成されてよく、例えば、ロジモール社製の「光学レンズ内ゴミ除去用粘着剤SIシリーズ」が好ましく採用される。
粘着層5は、少なくとも回路基板4の後部音響端子孔41に対向する位置に設けられるが、より好ましくは、後部音響端子孔41の投影面積よりも大きな面積で形成されていることが好ましい。場合によっては、絶縁座35の後部側の全面に形成されてよい。
これによれば、後部音響端子孔41を通ってマイクロホンユニット10内に入り込んだハンダボールSを粘着層5で捕捉することができ、ハンダボールSがマイクロホンユニット10の内で動いて異音を生じることがない。
この例において、粘着層5は、絶縁座35の後部側に粘着剤を塗布して形成されているが、これ以外に、例えば両面粘着テープを貼り合わせてもよく、これによれば、組立作業工数が削減でき、生産性の向上がはかれる。
1,10 単一指向性コンデンサマイクロホンユニット(マイクロホンユニット)
2 ユニットケース
21 前部音響端子孔
3 音響電気変換器
31 ダイアフラムリング
32 振動板
33 スペーサリング
34 固定極
35 絶縁座
4 回路基板
41 後部響端子孔
42 回路パターン
43 FET
5 粘着層

Claims (3)

  1. 有底円筒状のユニットケース内に、ダイアフラムリングに張設されている振動板と絶縁座の前部側に支持される固定極とをスペーサリングを介して対向的に配置してなる音響電気変換器と、上記絶縁座の後部側に配置される回路基板とが収納され、上記ユニットケースの上記振動板と対向する面に前部音響端子孔を有し、上記回路基板に後部音響端子孔が設けられている単一指向性コンデンサマイクロホンユニットにおいて、
    上記絶縁座の上記回路基板と対向する対向面には、粘着層が設けられていることを特徴とする単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
  2. 上記粘着層は、粘着剤もしくは両面粘着テープが用いられていることを特徴とする請求項1に記載の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
  3. 上記粘着層は、少なくとも上記後部音響端子孔に対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の単一コンデンサマイクロホンユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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