JP2010271570A - 光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遮光手段の配置を容易とし、走査ユニット内で発生する不要光を該遮光手段で容易に遮光することができる光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置を得ること。
【解決手段】 光源手段1a,1bから出射した光束を偏向手段4に導光する入射光学系La,Lbと、偏向手段の偏向面にて偏向走査された光束を被走査面8a、8bに結像させる結像光学系Ma,Mbとを有する少なくとも2つの走査ユニットS1,S2を偏向手段を挟んで配置された光走査装置において、2つの走査ユニットは光学基準軸C0を含む主走査平面が、偏向手段の回転軸方向に偏向手段の底面4cからの高さが互いに異なるように構成されていること。
【選択図】 図1

Description

本発明は光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置に関し、電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機やマルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)のカラー画像形成装置に好適なものである。
従来よりデジタル複写機やレーザービームプリンタ(LBP)等の画像形成装置においては光走査装置が用いられている。この種の光走査装置においては、装置全体の小型化を図る為の手段として、光偏向器を挟んで走査ユニットを複数配置した対向走査ユニットが用いられている。この対向走査ユニットを用いた光走査装置では、複数の光束を同一の光偏向器により走査し、前記光偏向器を挟んで両側に配置した結像光学系によりそれぞれ異なる被走査面上へ光束を導いている。このような方法を用いた光走査装置は従来から種々提案されている(特許文献1、2、3参照)。
特許文献1には、2つの光源手段から出射した光束を共通の光偏向器の異なる偏向面で偏向反射し、光偏向器を挟んで設けた2つの結像光学系によりそれぞれ異なる被走査面上にスポット状に結像し、画像を形成する構成が開示されている。
このような光偏向器を挟んで結像光学系の光軸を略平行に配置した場合の問題点は、一方の結像光学系から発生した不要光が光偏向器をまたいで他方の結像光学系へ入射し、被走査面上に到達して画像劣化を引き起こすことである。尚、不要光とは迷光やゴースト光のことである。
不要光は光偏向器の内接円径を少しでも超えた領域から発生する(特許文献1に開示された図3b)ため上記公報では光偏向器のハウジング部材の一部を遮光壁として形成することで不要光対策としている。
またハウジング部材で覆えない領域は別途遮光部材(遮光板)を設けている(特許文献1に開示された図1)。特許文献1のハウジング部材は光偏向器としての回転多面鏡の汚れ防止および風切音の防音対策を目的に設けられたポリゴンミラーの覆いである。また、不要光対策の別の手段として、特許文献2には共通の光偏向器を有し、偏向面に副走査方向から斜めに入射させるとともに、光偏向器を挟んだ入射光学系の斜め入射角を異ならせる方法が開示されている。この構成によれば一方の結像光学系で反射された不要光は光偏向器を挟んだ他方の結像光学系へ到達する高さおよび角度が異なるため、他方の結像光学系を透過して被走査面上に到達することがない。同公報では、オーバーフィルド型光学系を例にしているが、アンダーフィルド型光学系でも同様の効果がある。
さらに特許文献3にはオーバーフィルド型光学系の不要光対策として2つの遮光部材を、その外接円の外側に配置している。そして双方の遮光部材の対面する一端部間の間隔が内接円の直径よりも短くなるようにしていることが開示されている。
特開平10−148781号公報 特開平 9−197309号公報 特開平 9−197315号公報
上記従来の特許文献3でも開示のとおり不要光を遮光するための遮光部材は回転多面鏡の外接円の外側であって、遮光部材の対面する一端部間の距離を内接円径より内側に延在させている。しかしながら偏向面近傍には光源手段から入射する光束および光偏向器で偏向反射された走査光が存在する。このため、これらの光束と干渉しないように不要光を完全に遮光する遮光部材を配置するのは難しいという問題点があった。また、走査光学系の書き出し位置を検出するために、書き出し位置検出用光学系(BD光学系)は、通常入射光学系側に配置される。このため偏向面に入射させる入射光学系の角度は大きくなり、遮光部材を配置するスペースが少なくなり、さらに配置が困難になるという問題点もある。
本発明は遮光手段の配置を容易とし、走査ユニット内で発生する不要光を該遮光手段で容易に遮光することができる光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1の発明の光走査装置は、
光源手段と、前記光源手段から出射した光束を偏向手段に導光する入射光学系と、前記偏向手段の偏向面にて偏向走査された光束を被走査面に結像させる結像光学系とを有する少なくとも2つの走査ユニットを前記偏向手段を挟んで配置された光走査装置において、
前記2つの走査ユニットは光学基準軸を含む主走査平面が、前記偏向手段の回転軸方向に該偏向手段の底面からの高さが互いに異なるように構成されていることを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、
前記2つの走査ユニットは光学基準軸を含む主走査平面が、前記偏向手段を挟んで互いに平行となるように構成されていることを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、
前記2つの走査ユニットは、それぞれ他方の走査ユニットで発生した不要光が、当方の走査ユニットに入射するのを防止する遮光手段を有していることを特徴としている。
請求項4の発明は請求項3の発明において、
前記結像光学系を構成する1枚以上の結像光学素子のうち、前記偏向手段に光学的に最も近い結像光学素子は、当方の走査ユニットで発生した不要光が他方の走査ユニットの光学基準軸を含む主走査平面から遠ざかるように、副走査断面内において、該結像光学素子の光軸が偏心して配置されていることを特徴としている。
請求項5の発明は請求項3の発明において、
前記結像光学系を構成する1枚以上の結像光学素子のうち、副走査方向のパワーが最も大きい結像光学素子は、当方の走査ユニットで発生した不要光が他方の走査ユニットの光学基準軸を含む主走査平面から遠ざかるように、副走査断面内において、偏心して配置されていることを特徴としている。
請求項6の発明のカラー画像形成装置は、
各々が請求項1から5の何れか1項に記載の光走査装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴としている。
請求項7の発明は請求項6の発明において、
外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴としている。
本発明によれば遮光手段の配置を容易とし、走査ユニット内で発生する不要光を該遮光手段で容易に遮光することができる光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置を達成することができる。
本発明の実施例1の光走査装置の主走査及び副走査断面図 本発明の実施例2の光走査装置の主走査及び副走査断面図 本発明の実施例3の光走査装置の主走査及び副走査断面図 本発明のカラー画像形成装置の要部断面図
本発明の光走査装置は、光源手段と、光源手段から出射した光束を偏向手段に導光する入射光学系と、偏向手段の偏向面にて偏向走査された光束を被走査面に結像させる結像光学系とを有する少なくとも2つの走査ユニットを偏向手段を挟んで配置されている。そして2つの走査ユニットは光学基準軸を含む主走査平面が、偏向手段の回転軸方向に偏向手段の底面からの高さが互いに異なるように構成されている。以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1(A),(B)は各々本発明の実施例1の光走査装置の要部断面図である。図1(A)は主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図1(B)は本発明の実施例1の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。
尚、以下の説明において、副走査方向(Z方向)とは、偏向手段の回転軸と平行な方向である。主走査平面(主走査断面)とは、副走査方向(偏向手段の回転軸と平行な方向)を法線とする断面である。主走査方向(Y方向)とは、偏向手段で偏向走査される光束を主走査断面に投射した方向である。副走査平面(副走査断面)とは、主走査方向を法線とする断面である。
本実施例の光走査装置は偏向手段としての光偏向器(ポリゴンミラー)4を挟み2つの結像光学系(fθレンズ系)Ma,Mbを備え、それぞれの結像光学系Ma,Mbへ光束を入射させて1つの光偏向器4により同時に2本の光束を偏向反射する。そして2本の光束をそれぞれに対応した被走査面としての感光ドラム面8a,8bに導光し、該感光ドラム面8a,8b上を光走査するタンデム型の光走査装置(カラー画像形成装置)である。
図中、S1,S2は各々第1、第2の走査ユニット(対向走査光学系)である。以下、第1、第2の走査ユニットS1,S2の各部材については第1の走査ユニットS1を中心に述べる。そして第2の走査ユニットS2の各部材のうち第1の走査ユニットS1と同じ部材については括弧を付して示す。
第1(第2)の走査ユニットS1(S2)は、光源手段1a(1b)からの光束の状態を他の光束の状態に変換する第1の光学素子2a(2b)と、主走査方向に長い線像として結像させる第2の光学素子3a(3b)と有している。さらに偏向手段としての光偏向器4と、光偏向器4で偏向反射された光束を被走査面としての感光ドラム面8a(8b)にスポットに形成する結像光学系Ma(Mb)を有している。
本実施例においては第1、第2の走査ユニットS1,S2が同一の光偏向器4を併用している。また本実施例においては第1、第2の走査ユニットS1、S2の被走査面8a,8bへの書き出しタイミングを光偏向器4の偏向面4aで偏向された光束を用いて1つの書き出し位置検知手段(BD光学系)16で検出している。そして書き出し位置検知手段16で検知された信号を用いて感光ドラム面8a,8bへの書き出しタイミングを決定している。尚、書き出し位置検知手段16は、同期検知用の結像レンズ16a、スリット16b、受光センサー16c等を有している。
上記第1、第2の走査ユニットS1,S2において、光源手段1a・1bは各々単一の発光点(発光部)を有する半導体レーザより成っている。尚、本実施例では光源手段1a・1bを各々単一の発光点を有する半導体レーザより構成したが、これに限らず、複数の発光点を有するマルチ半導体レーザより構成しても良い。
第1の光学素子2a・2bは各々コリメーターレンズより成り、光源手段1a・1bから出射された光束を平行光束(もしくは発散光束もしくは収束光束)に変換している。第2の光学素子3a・3bは各々シリンドリカルレンズより成り、副走査断面内(副走査方向)のみに屈折力(パワー)を有している。
尚、コリメーターレンズ2a(2b)とシリンドリカルレンズ3a(3b)を1つの光学素子(アナモフィックレンズ)より構成しても良い。また、コリメーターレンズ2a(2b)、シリンドリカルレンズ3a(3b)の各要素は入射光学系La(Lb)の一要素を構成している。
光偏向器4は、偏向面数が6面より成る回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成り、モーターの駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。本実施例においては上記の如く第1、第2の走査ユニットS1,S2がこの光偏向器4を併用しており、かつ第1、第2の走査ユニットS1,S2は、該光偏向器4の異なった偏向面4a,4bで偏向反射した光束を用いている。
Ma(Mb)は集光機能とfθ特性とを有する結像光学系(fθレンズ系)であり、第1、第2の結像レンズ5a,6a(5b,6b)より成っている。結像光学系Ma(Mb)は光偏向器4により偏向反射された光束を対応する被走査面8a(8b)上にスポット状に結像させている。また結像光学系Ma(Mb)は副走査断面内において光偏向器4の偏向面4a(4b)と被走査面8a(8b)との間を共役関係にすることにより、面倒れ補正機能を有している。7a(7b)は第1(第2)の走査ユニットS1(S2)の走査光束である。
C0は光学基準軸である。ここで、光学基準軸C0とは、入射光学系を出射した光束の主光線が光偏向器の偏向面で偏向走査されて被走査面中心に入射するとき、副走査断面内において、光束の主光線の偏向面への入射点を通り、偏向面に対して垂直な軸のことである。12a(12b)は遮光手段としての遮光部材(遮光板)であり、光偏向器4の外接円径より外側で、かつ光偏向器4と第1の結像レンズ5a(5b)との間に配置されている。遮光部材12a(12b)は、他方の走査ユニットS2(S1)で発生した不要光9b(9a)を当方の走査ユニットS1(S2)に入射するのを防止している。
本実施例においては、画像情報に応じて光源手段1a(1b)から光変調され出射した光束がコリメーターレンズ2a(2b)により平行光束もしくは収束光束に変換され、シリンドリカルレンズ3a(3b)に入射する。シリンドリカルレンズ3a(3b)に入射した光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で出射する。また副走査断面内においては収束して光偏向器4の偏向面4a(4b)に線像(主走査方向に長手の線像)として結像する。そして光偏向器4の偏向面4a(4b)で偏向反射された光束は結像光学系Ma(Mb)により感光ドラム面8a(8b)上にスポット状に結像される。そして光偏向器4を矢印A方向に回転させることによって、感光ドラム面8a(8b)上を矢印B方向(主走査方向)に等速度で光走査している。これにより記録媒体である感光ドラム面8a(8b)上に画像記録を行っている。
従来から光偏向器を挟んで走査ユニットを2つ配置した光走査装置の場合、一方の走査ユニットで発生した不要光が光偏向器をまたいで他方の走査ユニットへ入射し、被走査面上に到達して画像劣化を引き起こすという問題点があった。この不要光を遮光するために前述した従来では、光偏向器の偏向面近傍(光偏向器の内接円径より内側)に配置した遮光部材を用いて遮光していた。しかしながら、光偏向器の偏向面近傍には、入射光学系からの光束や光偏向器で偏向された光束があるため、これらの光束と干渉しないように遮光部材を配置するには、スペースが狭く、配置するのが困難であった。そのため従来では不要光を完全に遮光することは容易ではなかった。
そこで、本実施例においては、第1、第2の走査ユニットS1,S2の光学基準軸C0を含む主走査平面が、光偏向器4の回転軸方向(副走査方向)に光偏向器4の底面4cからの高さが互いに異なるように構成している。つまり、図1(B)に示すように光学基準軸C0を含むそれぞれの主走査平面が光偏向器4を挟んで副走査方向に所定の間隔を有するように構成している。また、光学基準軸C0を含むそれぞれの主走査平面が光偏向器4を挟んで互いに平行となるように構成している。
これにより本実施例では遮光部材12b(12a)の配置スペースが広くなり、該遮光部材12b(12a)の配置を容易としている。これにより例えば第1の結像レンズ5a(5b)の表面5a1(5b1)で反射され光偏向器4の横を通過して他方の結像光学系Mb(Ma)へ向かう不要光9a(9b)が存在していたとする。このとき不要光9a(9b)を走査ユニットS2(S1)内に配置した遮光部材12b(12a)で容易に遮光することができる。
このように本実施例では上述した如く光走査装置を構成することにより、対向する走査ユニットからの不要光を遮光手段で容易に遮光している。これにより本実施例では簡易な構成で高品質な画像を得ている。
尚、本実施例では結像光学系を2枚のレンズより構成したが、これに限らず、1枚もしくは3枚以上のレンズより構成しても良い。また、走査ユニットは少なくとも2つ有していれば良いが、2つに限らず複数(2以上)の光偏向器4を共通として対向配置しても良い。
図2(A),(B)は各々本発明の実施例2の光走査装置の要部断面図である。図2(A)は主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図2(B)は副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。図2において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、結像光学系Ma(Mb)を構成する1枚以上の結像光学素子(結像レンズ)のうち、副走査方向のパワーが最も大きい結像レンズを偏心させたことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
つまり、同図において、Ma(Mb)は集光機能とfθ特性とを有する結像光学系(fθレンズ系)であり、第1、第2の結像レンズ15a,16a(15b,16b)より成っている。結像光学系Ma(Mb)は光偏向器4により偏向反射された複数の光束を対応する被走査面8a(8b)上にスポット状に結像させている。また結像光学系Ma(Mb)は副走査断面内において光偏向器4の偏向面4a(4b)と被走査面8a(8b)との間を共役関係にすることにより、面倒れ補正機能を有している。
本実施例では、結像光学系Ma(Mb)を構成する第1、第2の結像レンズ15a,16a(15b,16b)のうち、副走査方向のパワーが最も大きい第1の結像レンズ15a(15b)を以下の如く配置している。つまり、第1の結像レンズ15a(15b)を走査ユニットS1(S2)で発生した不要光9a(9b)が他方の走査ユニットS2(S1)の光学基準軸C0を含む主走査平面から遠ざかるように、副走査断面内において、偏心配置(チルト)している。これにより、本実施例では、第1の結像レンズ15a(15b)の表面15a1(15b1)で反射して発生する不要光9a(9b)を対向する走査ユニットS2(S1)の光学基準軸C0を含む主走査平面から離れる(遠ざかる)方向に向かわせている。これにより、第1の結像レンズ15a(15b)で発生した不要光9a(9b)を第2(第1)の走査ユニットS2(S1)内に設けた遮光部材12b(12a)で容易に遮光している。
このように本実施例では上述した如く第1の結像レンズを副走査面内でチルトさせることにより、対向する走査ユニットからの不要光を遮光部材で容易に遮光することができる。これにより本実施例では前述した実施例1より、容易に不要光を遮光することができる。
図3(A),(B)は各々本発明の実施例3の光走査装置の要部断面図である。図3(A)は主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図3(B)は副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。図3において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は光偏向器4に光学的に最も近い結像レンズを偏心させたことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
つまり、同図において、Ma(Mb)は集光機能とfθ特性とを有する結像光学系(fθレンズ系)であり、第1、第2の結像レンズ25a,26a(25b,25b)より成っている。結像光学系Ma(Mb)は光偏向器4により偏向反射された複数の光束を対応する被走査面8a(8b)上にスポット状に結像させている。また結像光学系Ma(Mb)は副走査断面内において光偏向器4の偏向面4a(4b)と被走査面8a(8b)との間を共役関係にすることにより、面倒れ補正機能を有している。
本実施例では、結像光学系Ma(Mb)を構成する第1、第2の結像レンズ25a,26a(15b,16b)のうち、光偏向器4に光学的に最も近い第1の結像レンズ25a(25b)の光軸H0を以下の如く配置している。つまり、第1の結像レンズ25a(25b)の光軸H0を、走査ユニットS1(S2)で発生した不要光9a(9b)が他方の走査ユニットS2(S1)の主走査平面から遠ざかるように、副走査断面内において、偏心配置(シフト)している。これにより、本実施例では、第1の結像レンズ25a(25b)の表面25a1(25b1)で反射して発生する不要光9a(9b)を対向する走査ユニットS2(S1)の光学基準軸C0を含む主走査平面から離れる(遠ざかる)方向に向かわせている。これにより、第1の結像レンズ25a(25b)で発生した不要光9a(9b)を第2(第1)の走査ユニットS2(S1)内に設けた遮光部材12b(12a)で容易に遮光している。
このように本実施例では上述した如く第1の結像レンズの光軸H0を副走査面内でシフトさせることにより、対向する走査ユニットからの不要光を遮光部材で容易に遮光することができる。これにより本実施例では前述した実施例1より、容易に不要光を遮光することができる。なお、シフトさせる結像レンズは結像光学系Ma(Mb)を構成する複数の結像レンズのうち、副走査方向のパワーが最も強い結像レンズであれば、尚いっそうの効果が得られる。
[カラー画像形成装置]
図4は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、光走査装置を2個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図4において、60はカラー画像形成装置、11,12は実施例1〜3に示したいずれかの構成を有する光走査装置、21,22,23,24は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、51は搬送ベルトである。
図4において、カラー画像形成装置60には、パーソナルコンピュータの外部機器52からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、光走査装置11,12に入力される。そして、光走査装置11,12からは、各画像データに応じて変調された光ビーム41,42,43,44が出射され、これらの光ビームによって感光ドラム21,22,23,24の感光面が主走査方向に走査される。
本実施例におけるカラー画像形成装置は2つの走査ユニットからなる2つの光走査装置11,12を並べて配置している。そして各々の光束がC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応し、各々平行して感光ドラム21,22,23,24面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。本実施例におけるカラー画像形成装置は上述の如く2つの走査ユニットからなる2つの光走査装置11,12により各々の画像データに基づいた光ビームを用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム21,22,23,24面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。前記外部機器52としては、CCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置60とで、カラーデジタル複写機が構成される。
1a,1b 光源手段
4 偏向手段(ポリゴンミラー)
Ma,Mb 結像光学系(fθレンズ系)
8a,8b 被走査面(感光ドラム面)
S1,S2 走査ユニット
La,Lb 入射光学系

Claims (7)

  1. 光源手段と、前記光源手段から出射した光束を偏向手段に導光する入射光学系と、前記偏向手段の偏向面にて偏向走査された光束を被走査面に結像させる結像光学系とを有する少なくとも2つの走査ユニットを前記偏向手段を挟んで配置された光走査装置において、
    前記2つの走査ユニットは光学基準軸を含む主走査平面が、前記偏向手段の回転軸方向に該偏向手段の底面からの高さが互いに異なるように構成されていることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記2つの走査ユニットは光学基準軸を含む主走査平面が、前記偏向手段を挟んで互いに平行となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記2つの走査ユニットは、それぞれ他方の走査ユニットで発生した不要光が、当方の走査ユニットに入射するのを防止する遮光手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記結像光学系を構成する1枚以上の結像光学素子のうち、前記偏向手段に光学的に最も近い結像光学素子は、当方の走査ユニットで発生した不要光が他方の走査ユニットの光学基準軸を含む主走査平面から遠ざかるように、副走査断面内において、該結像光学素子の光軸が偏心して配置されていることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記結像光学系を構成する1枚以上の結像光学素子のうち、副走査方向のパワーが最も大きい結像光学素子は、当方の走査ユニットで発生した不要光が他方の走査ユニットの光学基準軸を含む主走査平面から遠ざかるように、副走査断面内において、偏心して配置されていることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  6. 各々が請求項1から5の何れか1項に記載の光走査装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  7. 外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴とする請求項6に記載のカラー画像形成装置。
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