JP2010268970A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、シートバックの前後の振動を抑えると同時に左右の振動を抑えることを可能にする車両用シートを提供することを課題とする。
【解決手段】車両用シート10のシートバック12に、ヘッドレスト14を支持する支持部13が設けられており、この支持部13は、ヘッドレストの支柱33を前後に弾性支持する第1の支持部41と、ヘッドレストの支柱33を左右に弾性支持する第2の支持部51と、から構成されている。第1の支持部41は、前支持片43と後支持片44とからなり、第2の支持部51は、左支持片53と右支持片54とからなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シートの改良に関する。
車両用シートに取り付けられ、乗員の頭部を支持するヘッドレストの支持構造が従来技術として知られている(例えば、特許文献1(第2図)参照。)。
特許文献1の第2図において、車両用シートに備えられているシートバックのフレーム12(符号は、同公報のものを流用する。以下同じ。)に、上片部19と下片部21とからなりコ字状を呈するヘッドレストブラケット14aが取り付けられている。
ヘッドレストブラケットの上片部19に孔20を形成し、この孔20に水平に棒状のスプリング24を渡し、下片部21に貫通孔22を形成し、これらの孔20、22にヘッドレストガイド16aを貫通し、下片部21にヘッドレストガイド16aの下端部を係止し、上片部19に渡したスプリング24にてヘッドレストガイド16aの筒状部を弾性力により後方に付勢することにより、ヘッドレストブラケット14aにヘッドレストガイド16aを弾性支持する。かかる構成により、ヘッドレストの周波数特性を設定し、ヘッドレストを振動させることでシートバックに発生する振動を抑えるようにした。
ところで、車両用シートには前後方向の振動と、左右方向の振動が発生し、その前後方向の振動と左右方向の振動の周波数特性は異なることがある。特許文献1の技術では、シートバックの前後の振動を抑えることはできるが、シートバックの左右の振動に対しては考慮されておらず、更なる改良が必要であった。
実開昭61−149552号公報
本発明は、シートバックの前後の振動を抑えると同時に左右の振動を抑えることを可能にする車両用シートを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、シートクッションと、このシートクッションの後部に立ち上げた背もたれとしてのシートバックと、このシートバックに支持部を介して取り付けたヘッドレストと、からなる車両用シートにおいて、支持部は、ヘッドレストの支柱を前後に弾性支持する第1の支持部と、ヘッドレストの支柱を左右に弾性支持する第2の支持部と、から構成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、第1の支持部および第2の支持部は、互いに異なる弾性特性を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明では、第1の支持部および第2の支持部は、互いに異なる材質で構成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、第1の支持部および第2の支持部は、同一の材質で構成され、且つ、互いに、支柱を支持する方向の厚さが異なるようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る発明では、第1の支持部および第2の支持部は、互いに異なる高さ位置で支柱を支持することを特徴とする。
請求項6に係る発明では、第1の支持部は、上部および下部に各々離間した位置で支柱を支持する第1の複数の弾性部材を有し、第2の支持部は、上部および下部に各々離間した位置で支柱を支持する第2の複数の弾性部材を有することを特徴とする。
請求項7に係る発明では、第1の複数の弾性部材のうちの少なくとも1つは、第2の複数の弾性部材のうちの少なくとも1つと異なる高さ位置で支柱を支持することを特徴とする。
請求項8に係る発明では、第1の支持部と第2の支持部は、ヘッドレストの内部に配置されていることを特徴とする。
請求項9に係る発明では、支持部は、支柱が挿通される筒状のヘッドレストブラケットを備え、このヘッドレストブラケットの内周縁に沿って第1の支持部と第2の支持部とを配置し、これらの第1の支持部の内周縁と第2の支持部の内周縁とで支柱を支持するようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、支持部は、ヘッドレストの支柱を前後に弾性支持する第1の支持部と、ヘッドレストの支柱を左右に弾性支持する第2の支持部と、から構成されている。
これにより、ヘッドレストの前後方向の周波数特性を第1の支持部にて設定することができ、ヘッドレストの左右方向の周波数特性を第2の支持部にて設定することができるので、シートバックに発生する前後方向および左右方向の周波数特性に対応してヘッドレストの前後方向および左右方向の周波数特性を自由に設定することができる。
例えば、シートバック振動の下げたい周波数域にあわせてヘッドレストの周波数特性を設定することにより、ダイナミックダンパ効果を得ることができ、シートバックの前後方向と左右方向の振動を抑制させることができる。
請求項2に係る発明では、第1の支持部および第2の支持部は、互いに異なる弾性特性を有しているので、前後と左右で要求される周波数特性が異なる場合であっても対応することができる。
請求項3に係る発明では、第1の支持部および第2の支持部は、互いに異なる材質で構成されているので、前後と左右で自由に周波数特性を設定することができる。
請求項4に係る発明では、第1の支持部および第2の支持部は、同一の材質で構成されているので、材料が共通化され、材料コストの増大を抑えることができる。
請求項5に係る発明では、第1の支持部および第2の支持部は、互いに異なる高さ位置で支柱を支持するようにした。第1支持部および第2の支持部の高さを変更するだけで、容易に前後および左右の周波数特性を変化させることが可能になる。
請求項6に係る発明では、第1の支持部は、離間した位置で支柱を支持する第1の複数の弾性部材を有し、第2の支持部は、離間した位置で支柱を支持する第2の複数の弾性部材を有する。かかる構成であれば、第1の複数の弾性部材と第2の複数の弾性部材により離間した位置で支柱を支持することができるので、前後方向および左右方向のヘッドレストの振幅を設定することができる。前後方向および左右方向のヘッドレストの振幅が設定可能になるので、シートバックの振動の下げ幅を設定することができる。
請求項7に係る発明では、第1の複数の弾性部材のうちの少なくとも1つは、第2の複数の弾性部材のうちの少なくとも1つと異なる高さ位置で支柱を支持するようにした。支柱を異なる高さ位置で支持するようにしたので、前後方向および左右方向のヘッドレストの振幅を設定することができる。前後方向および左右方向のヘッドレストの振幅が設定可能になれば、シートバックの振動の下げ幅を自由に設定することができる。
請求項8に係る発明では、第1の支持部と第2の支持部は、ヘッドレストの内部に配置されている。シートバックからヘッドレストまでの高さを変えてもヘッドレストの周波数特性は変わらないため、ヘッドレストの高さによらず、予め設定した周波数特性を得ることができる。
請求項9に係る発明では、ヘッドレストの支柱は、第1の支持部の内周縁と第2の支持部の内周縁とで支持されている。支柱を第1の支持部と第2の支持部とで直接支持するようにしたので、部品点数の増加を抑えることができる。
本発明に係る車両用シートの斜視図である。 図1の要部拡大図である。 本発明に係る車両用シートに備えられている支持部の構造を説明する斜視図である。 図3の4−4線断面図である。 図4の5(a)−5(a)線断面図および図4の5(b)−5(b)線断面図である。 本発明に係る車両用シートに備えられているシートバックの周波数特性を説明する図である。 図4の別実施例図である。 図5の別実施例図である。 図5のさらなる別実施例図である。 図4のさらなる別実施例図である。 図2の別実施例図である。 図4の変形例である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中および実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1において、車両に設けられて乗員が着座する車両用シート10は、シートクッション11と、このシートクッション11の後部に立ち上げた背もたれとしてのシートバック12と、このシートバック12に支持部13を介して取り付けたヘッドレスト14と、からなる。
シートクッション11の内側に、骨部材としてのシートフレーム16が配置され、シートバック12の内側に、骨部材としてのバックフレーム17が配置されている。
バックフレーム17は、左右に立設した縦棒部21、21と、これらの縦棒部21、21の上端部に掛け渡した上横棒22と、縦棒部21、21の下端部に掛け渡した下横棒23と、からなる。
図2において、上横棒22に左右2つのパイプ材としてのヘッドレストブラケット31、31が取り付けられ、これらのヘッドレストブラケット31、31に、支柱ガイド32、32が挿入され、これらの支柱ガイド32、32に、車両前面視で略U字状を呈しヘッドレスト14と一体化されている支柱33が挿入されることにより、シートバック12にヘッドレスト14が取り付けられている。図中、39、39はキャップ部材である。
図3および図4において、ヘッドレストブラケットの内周面36に、支持部13が設けられ、支持部13の内周面38に、管部材としての支柱ガイド32が配置され、この支柱ガイドの内周面34にヘッドレストの支柱33が挿入されている。
支持部13は、ヘッドレストの支柱33の前後に設けられヘッドレストの支柱33を前後に弾性支持する第1の支持部41と、ヘッドレストの支柱33の左右に設けられヘッドレストの支柱33を左右に弾性支持する第2の支持部51と、から構成されている。第1の支持部41と第2の支持部51とは互いに離間して設けられている。
第1の支持部41は、前支持片43と後支持片44とからなり、第2の支持部51は、左支持片53と右支持片54とからなる。
第1の支持部41、41は、上下に2段設けられ、第2の支持部51、51は、上下に2段設けられている。
図5(a)において、ヘッドレストの支柱33を前後に弾性支持する第1の支持部41であって、ヘッドレストブラケット31、31の内側上部と内側下部とに、間隔(H1)をもって第1の上前支持片45と第1の下前支持片46とが備えられている。同様に、ヘッドレストブラケット31、31の内側上部と内側下部に、間隔(H1)をもって第1の上後支持片47と第1の下後支持部48とが備えられている。
図5(b)において、ヘッドレストの支柱33を左右に弾性支持する第2の支持部51であって、ヘッドレストブラケット31、31の内側上部と内側下部に、間隔(H2)をもって第2の上左支持片55と第2の下左支持片56とが備えられている。同様に、ヘッドレストブラケット31の内側上部と内側下部に、間隔(H2)をもって第2の上右支持片57と第2の下右支持部58とが備えられている。
以上に述べた車両用シートの作用を次に述べる。図中、点線は支持部材が介在されていない場合のシートバックの周波数特性を示し、実線は支持部材が介在されている場合のシートバックの周波数特性を示す。図3を併せて参照しながら説明を行う。
図6(a)において、ヘッドレストの支柱33を第1の支持部41にて前後に弾性支持し、ヘッドレストの周波数特性を周波数a1に設定すると、シートバック12の前後方向における振動の大きさを抑えながら、周波数(a1)で発生する共振点における振動の大きさを大幅に低減させることが可能になる。
図6(b)において、ヘッドレストの支柱33を第2の支持部51にてヘッドレスト支柱を左右に弾性支持し、ヘッドレストの周波数特性を周波数b1に設定すると、シートバック12の左右方向における振動の大きさを抑えながら、周波数(b1)で発生する共振点における振動の大きさを大幅に低減させることが可能になる。
これにより、ヘッドレスト14の前後方向の周波数特性を第1の支持部41にて設定することができ、ヘッドレスト14の左右方向の周波数特性を第2の支持部51にて設定することができるので、シートバックに発生する前後方向および左右方向の周波数特性に対応してヘッドレスト14の前後方向および左右方向の周波数特性を自由に設定することができる。
シートバック振動の下げたい周波数域(a1、b1)にあわせてヘッドレスト14の周波数特性を設定することにより、ダイナミックダンパ効果を得ることができ、シートバック14の前後方向と左右方向の振動を抑制させることができる。このとき、シートバック振動の下げたい周波数域はa1、b1のようにピーク値に限らず、適宜設定することができる。
なお、第1の支持部41および第2の支持部51は、互いに異なる弾性特性を有するようにしても良い。第1の支持部41および第2の支持部51は、互いに異なる弾性特性を有している場合に、前後と左右でシートバックに最適な特性をもたせることができ、前後と左右で要求される周波数特性が異なる場合であっても対応することが可能になる。
具体的には、第1の支持部41および第2の支持部51は、互いに異なる材質で構成することは差し支えない。第1の支持部41および第2の支持部51が、互いに異なる材質で構成されていれば、前後と左右で自由に周波数特性を設定することができる。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。
図7において、第1の支持部41および第2の支持部51は、同一の材質で構成され、且つ、互いに、支柱33Bを支持する方向の厚さが異なるようにした。具体的には、第1の支持部41の厚さをT1、第2の支持部51の厚さをT2とするとき、T1<T2となるようにした。図中、61、61はスペーサである。
第1の支持部41および第2の支持部51は、同一の材質で構成されているので、材料が共通化され、材料コストの増大を抑えることができる。加えて、第1の支持部41および第2の支持部51は、互いに、ヘッドレストの支柱33Bを支持する方向で厚さが異なるようにしたので、材料コストを抑えたまま、前後および左右でヘッドレスト(図1の符号14B)の周波数特性を変え、最適な周波数特性をもたせることが可能になる。
次に、本発明の実施例3を図面に基づいて説明する。
図8(a)において、第1の上後支持片47Cと第1の下後支持部48Cとが、間隔(H21)をもって配置されている。同様に、第1の上前支持片45Cと第1の下前支持片46Cとは、間隔(H21)をもって配置されている。
図8(b)において、第2の上左支持片55Cと第2の下左支持辺56Cとが、間隔(H22)をもって配置されている。同様に、第2の上右支持片57Cと第2の下右支持片58Cとが、間隔(H22)をもって配置されている。
ここで、図5と大きく異なる点は、H21<H22とした点にある。
第1の支持部41および第2の支持部51は、互いに異なる高さ位置で支柱33を支持するようにした。そうすると、第1支持部41の高さ(H21)および第2の支持部51の高さ(H22)を変更するだけで、容易に前後および左右の周波数特性を変化させることが可能になる。
第1の支持部41は、上側の第1の支持片47C、45Cと下側の第1の支持片48C、46Cにより上下に離間した位置で支柱33Cを支持するので、前後方向のヘッドレストの振幅を設定することができる。前後方向のヘッドレストの振幅が設定可能になるので、シートバックの振動の下げ幅を設定することができる。
また、第2の支持部51は、上側の第2の支持片55C、57Cと下側の第2の支持片56C、58Cにより上下に離間した位置で支柱33Cを支持することができるので、左右方向のヘッドレストの振幅を設定することができる。左右方向のヘッドレストの振幅が設定可能になるので、シートバックの振動の下げ幅を設定することができる。
なお、第1の支持部41の厚さ(α1)、第2の支持部51の厚さ(α2)を各々変更することは差し支えない。
次に、本発明の実施例4を図面に基づいて説明する。
図9において、第1の支持部41は、上部および下部に各々離間した位置で支柱ガイド32Dを介して支柱33を支持する上下4段の第1の弾性部材71・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を有し、第2の支持部51は、上部および下部に各々離間した位置で支柱33を支持する上下3段の第2の弾性部材72・・・を有する。
本実施例において、第1の支持部41の数は4つとし、第2の支持部51の数は3つとしたが、各々の支持部の数は変更することができる。かかる構成であれば、第1の複数の弾性部材71・・・と第2の複数の弾性部材72・・・により離間した位置で支柱33Dを支持することができるので、前後方向および左右方向のヘッドレスト14の振幅を設定することができる。前後方向および左右方向のヘッドレスト14の振幅が設定可能になるので、シートバック12の振動の下げ幅を設定することができる。
また、第1の複数の弾性部材71・・・のうちの少なくとも1つの弾性部材80の高さ(Ha)は、第2の複数の弾性部材72・・・のうちの少なくとも1つの弾性部材90の高さ(Hb)と異なる高さ位置で支柱を支持する。
第1の複数の弾性部材71・・・のうちの少なくとも1つは、第2の複数の弾性部材72・・・のうちの少なくとも1つと異なる高さ位置で支柱を支持するようにしたので、前後および左右で支持部に異なる周波数特性をもたせることができる。
次に、本発明の実施例5を図面に基づいて説明する。
図10において、ヘッドレストブラケット31Eは、断面矩形状を呈する角筒であり、このヘッドレストブラケットの内壁63に弾性部材64を満たし、この弾性部材64の内側に支柱ガイド32Eが配置されている。ここで、ヘッドレストブラケットの内壁63と支柱ガイドの外周面65との間隔は、前後に各々m、左右に各々nとなるように弾性部材64の厚さを設定した。
かかる構造であれば1つの弾性部材64で、ヘッドレスト14の周波数特性を設定することが可能になり、部品点数の削減が可能となる。
次に、本発明の実施例6を図面に基づいて説明する。
図11(a)において、支持部の斜視図が示されており、図11(b)において、図11(a)の要部断面図が示されている。図2と大きく異なる点は、支持部13Fを構成する第1の支持部41Fと第2の支持部51Fが、ヘッドレスト14Fの内部に配置されている点にある。75、75は上横棒22Fと支柱33Fとをつなぐつなぎ部材であり、ヘッドレストの支柱33Fには複数のノッチ77・・・が形成され、つなぎ部材75に設けたロック機構78に嵌ることでヘッドレスト14Fの上下高さを変えることができる。
第1の支持部41Fと第2の支持部51Fは、ヘッドレスト14Fの内部に配置されている。ヘッドレスト14Fの内部には支柱33Fに対してヘッドレスト14Fが振動できるように空洞部79が形成されている。ヘッドレスト14Fの内部であれば、支持部でヘッドレストと支柱とを支持する場合に較べると、支持部13Fで支持するマスが一定となり、シートバック12Fに対してのモーメントがほとんど発生しなくなる。このため、ヘッドレスト14Fの高さを変えてもヘッドレスト14Fの周波数特性は変わらないため、ヘッドレスト14Fの高さの高さによらず、予め設定した周波数特性を得ることができる。すなわち、シートバック12Fに対するヘッドレスト14Fの高さを変えても、支柱33Fと弾性部材としての第1の支持部41、第2支持部51Fの位置関係は変わらないため、予め設定した周波数特性を得ることができる。
次に、本発明の実施例7を図面に基づいて説明する。
図12において、支持部13Gは、支柱33Gが挿通される筒状のヘッドレストブラケット31Gを備え、このヘッドレストブラケットの内周縁36Gに沿って第1の支持部41Gと第2の支持部51Gとを配置し、これらの第1の支持部41Gの内周縁と第2の支持部51Gの内周縁とで支柱33Gを支持するようにした。
ヘッドレストの支柱33Gは、第1の支持部の内周縁81、81と第2の支持部の内周縁82、82とで直接支持されているので、部品点数の増加を抑えることができる。
尚、本発明は、実施の形態では四輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、シートにヘッドレストが備えられている四輪車に好適である。
10…車両用シート、11…シートクッション、12…シートバック、13、13G…支持部、14、14F…ヘッドレスト、31、31G…ヘッドレストブラケット、33、33B、33G…ヘッドレストの支柱、41、41F、41G…第1の支持部、51、51F、51G…第2の支持部、71…第1の弾性部材、72…第2の弾性部材、81…第1の支持部の内周縁、82…第2の支持部の内周縁。

Claims (9)

  1. シートクッションと、このシートクッションの後部に立ち上げた背もたれとしてのシートバックと、このシートバックに支持部を介して取り付けたヘッドレストと、からなる車両用シートにおいて、
    前記支持部は、前記ヘッドレストの支柱を前後に弾性支持する第1の支持部と、前記ヘッドレストの支柱を左右に弾性支持する第2の支持部と、から構成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記第1の支持部および前記第2の支持部は、互いに異なる弾性特性を有することを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記第1の支持部および前記第2の支持部は、互いに異なる材質で構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用シート。
  4. 前記第1の支持部および前記第2の支持部は、同一の材質で構成され、且つ、互いに、前記支柱を支持する方向の厚さが異なるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用シート。
  5. 前記第1の支持部および前記第2の支持部は、互いに異なる高さ位置で前記支柱を支持することを特徴とする請求項2記載の車両用シート。
  6. 前記第1の支持部は、上部および下部に各々離間した位置で前記支柱を支持する第1の複数の弾性部材を有し、前記第2の支持部は、上部および下部に各々離間した位置で前記支柱を支持する第2の複数の弾性部材を有することを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
  7. 前記第1の複数の弾性部材のうちの少なくとも1つは、前記第2の複数の弾性部材のうちの少なくとも1つと異なる高さ位置で前記支柱を支持することを特徴とする請求項6記載の車両用シート。
  8. 前記第1の支持部と前記第2の支持部は、前記ヘッドレストの内部に配置されていることを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
  9. 前記支持部は、前記支柱が挿通される筒状のヘッドレストブラケットを備え、このヘッドレストブラケットの内周縁に沿って前記第1の支持部と前記第2の支持部とを配置し、これらの第1の支持部の内周縁と第2の支持部の内周縁とで前記支柱を支持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
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