JP2010259171A - 非接触伝送装置 - Google Patents

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晃秀 須川
Atsushi Isaka
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Abstract

【課題】コイル間に位置ずれが生じた場合においても通常使用時と同一の電力又は信号強度で送受することのできる非接触伝送装置を提供する。
【解決手段】磁気結合により電力又は電気信号を送る1次側コイル1と、1次側コイル1と対向配置されるとともに磁気結合により1次側コイル1からの電力又は電気信号を受ける2次側コイル2とを備え、1次側コイル1に対する2次側コイル2の位置の基準となる基準パターンにおけるコイル間の結合係数kと、1次側コイル1に対する2次側コイル2の位置が基準パターンと異なるずれパターンにおけるコイル間の結合係数kとが同一となるように、1次側コイル1の内径r1及び2次側コイル2の内径r2を設定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも1対のコイルを介して非接触で電力又は電気信号を送受する非接触伝送装置に関する。
近年、例えば携帯端末を充電器に載置することで携帯端末を非接触で充電する等、2つの電気機器間において電力又は電気信号を非接触で送受する非接触伝送装置が脚光を浴びている。このような非接触伝送装置においては、一方の電気機器の1次側コイルに高周波信号を印加すると、外部磁界が発生して他方の電気機器の2次側コイルに誘起電圧が発生する。そして、この誘起電圧をダイオード等で整流することにより、他方の電気機器に内蔵された二次電池を充電することができる。また、1次側コイル及び2次側コイルの磁気結合により、信号を非接触で双方向に伝送することもできる。
上記のような非接触伝送装置においては、1次側コイルに対する2次側コイルの相対的な位置がずれる等して1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が変化し、充電効率や信号の伝送効率が低下するという問題があった。この問題を解決するものとして、例えば特許文献1,2に開示されているようなものがある。特許文献1,2に記載の発明では、1次側コイル及び2次側コイルの各々の内径及び外径の比率を定めたり、各コイルの内径及び外径の相互関係を定めたりすることで、1次側コイルに対する2次側コイルの相対的な位置ずれが生じた場合における充電効率や信号の伝送効率を高めている。
特許第3887828号公報 特開2008−289241号公報
しかしながら、上記従来例では、1次側コイルに対する2次側コイルの相対的な位置ずれが生じた場合における充電効率や信号の伝送効率を高めることができるものの、コイル間に位置ずれが生じていない通常使用時に対して許容された範囲内の充電効率や信号の伝送効率で電力又は電気信号を送受できるに過ぎない。したがって、コイル間に位置ずれが生じた場合と通常使用時とで同一の電力又は信号強度で送受することができず、電力の送受電及び信号の送受信の信頼性が低下する虞があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、コイル間に位置ずれが生じた場合においても通常使用時と同一の電力又は信号強度で送受することのできる非接触伝送装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、磁気結合により電力又は電気信号を送る1次側コイルと、1次側コイルと対向配置されるとともに磁気結合により1次側コイルからの電力又は電気信号を受ける2次側コイルとを備え、1次側コイルに対する2次側コイルの位置の基準となる基準パターンと、1次側コイルに対する2次側コイルの位置が基準パターンと異なる1乃至複数のずれパターンとを有し、基準パターンと各ずれパターンとの間で1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が同一となるように1次側コイル及び2次側コイルの内径又は外径、各コイルの対向する面と平行な平面上における各コイルの相対的な位置、1次側コイルの2次側コイルに対する傾きのうち少なくとも何れか1つを設定したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、1次側コイル及び2次側コイルの内径及び外径が一定で、且つ1次側コイルの2次側コイルに対する傾きが一定であって、各ずれパターンの各コイルの対向する面と平行な平面上における各コイルの相対的な位置が基準パターンと異なる場合において、基準パターンと各ずれパターンとの間で1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が同一となるように同一平面上に複数の1次側コイル又は2次側コイルを近接配置したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、1次側コイル及び2次側コイルの内径及び外径が一定であって、各ずれパターンの1次側コイルに対する2次側コイルの傾きが基準パターンと異なる場合において、基準パターンと各ずれパターンとの間で1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が同一となるように各コイルの対向する面と平行な平面上において各コイルを所定の位置で位置決めする位置決め手段を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、ずれパターンには、1次側コイル又は2次側コイルのうち少なくとも一方の内径又は外径が基準パターンと異なる場合が含まれ、各コイルの対向する面と平行な平面上における各コイルの相対的な位置が一定であって、各ずれパターンの1次側コイル又は2次側コイルのうち少なくとも一方の内径又は外径が基準パターンと異なる場合において、基準パターンと各ずれパターンとの間で1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が同一となるように何れか一方のコイルを他方のコイルに対して所定の傾きで固定する傾き固定手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、1次側コイルと2次側コイルとの間に位置ずれが生じた場合においても、位置ずれが生じていない通常使用時と同一のコイル間の結合係数にすることができるので、何れの場合においても同一の電力又は信号強度で送受することができ、したがって電力の送受電及び信号の送受信の信頼性が低下するのを防ぐことができる。
本発明に係る非接触伝送装置の実施形態1を示す図で、(a)は基準パターンにおける各コイルの位置関係を示す図で、(b)はずれパターンにおける各コイルの位置関係を示す図である。 (a)〜(c)は、同上の2次側コイルの内径を種々変化させた場合における1次側コイルの内径と結合係数との相関図である。 本発明に係る非接触伝送装置の実施形態2を示す図で、(a)は1次側コイルの平面図で、(b),(c)は1次側コイル及び2次側コイルの側断面図である。 本発明に係る非接触伝送装置の実施形態3を示す図で、(a)は第1の機器本体の側面図で、(b),(c)は第1の機器本体に第2の機器本体を固定した場合の側面図である。 本発明に係る非接触伝送装置の実施形態4を示す図で、(a)は2次側コイルの内径が大きい場合の各コイルの位置関係を示す側面図で、(b)は2次側コイルの内径が小さい場合の各コイルの位置関係を示す側面図である。
(実施形態1)
以下、本発明に係る非接触伝送装置の実施形態1について図面を用いて説明する。尚、以下の説明では、図1(a)の側断面図における上下を上下方向と定めるものとする。本実施形態は、図1(a),(b)に示すように、磁気結合により電力又は電気信号を送る1次側コイル1と、1次側コイル1と対向配置されるとともに磁気結合により1次側コイル1からの電力又は電気信号を受ける2次側コイル2とを備える。そして、本実施形態は、1次側コイル1に対する2次側コイル2の位置の基準となる基準パターン(図1(a)参照)におけるコイル間の結合係数kと、1次側コイル1に対する2次側コイル2の位置が基準パターンと異なるずれパターン(図1(b)参照)におけるコイル間の結合係数kとが同一となるように、1次側コイル1の内径r1及び2次側コイル2の内径r2を設定したことに特徴がある。
1次側コイル1は、内径r1、外径R1の略円環状の空芯型コイルであって、その上面が電力又は電気信号を送る送電面となっている。また、送電面と反対側の下面には、1次側コイル1の外径寸法と略同一の外径寸法を有する略円盤状の磁性シート10が設けられており、1次側コイル1のインダクタンスを大きくしている。2次側コイル2は、内径r2、外径R2の略円環状の空芯型コイルであって、その下面が1次側コイル1から送られる電力又は電気信号を受ける受電面となっている。また、受電面と反対側の上面には、2次側コイル2の外径寸法と略同一の外径寸法を有する略円盤状の磁性シート20が設けられており、2次側コイルのインダクタンスを大きくしている。
以下、本実施形態における基準パターンとずれパターンについて説明する。基準パターンでは、1次側コイル1の中心軸と2次側コイル2の中心軸とが同一直線上に位置し、且つ1次側コイル1と2次側コイル2との間の距離dが5.3mmとする。ずれパターンでは、1次側コイル1の中心軸に対して2次側コイル2の中心軸が6mmずれ、且つ1次側コイル1と2次側コイル2との間の距離dが3.3mmとする。尚、その他のパラメータについては基準パターンとずれパターンとで同一であり、1次側コイル1の外径R1は30mm、1次側コイル1の厚み寸法t1は0.17mm、2次側コイル2の外径R2は15mm、2次側コイル2の厚み寸法t2は0.3mm、磁性シート10の厚み寸法t10は1mm、磁性シート20の厚み寸法t20は0.02mmに設定されている。また、1次側コイル1の送電面と2次側コイル2の受電面とは平行であり、1次側コイル1に対して2次側コイル2は傾いていないものとする。
ここで、2次側コイル2の内径r2が3mmの場合、6mmの場合、9mmの場合の各々における1次側コイル1の内径r1とコイル間の結合係数kとの相関図を図2(a)〜(c)に示す。同図に示すように、何れの場合においても、基準パターンとずれパターンとで結合係数kが同一となる1次側コイル1の内径r1が存在する。
而して、1次側コイル1の内径r1と2次側コイル2の内径r2とを適宜設定することで、1次側コイル1と2次側コイル2との間に位置ずれが生じた場合においても、位置ずれが生じていない通常使用時と同一のコイル間の結合係数kにすることができるので、何れの場合においても同一の電力又は信号強度で送受することができ、したがって電力の送受電及び信号の送受信の信頼性が低下するのを防ぐことができる。
尚、本実施形態における基準パターンとずれパターンとは、1次側コイル1及び2次側コイルの相対的な位置関係の1例であって、当該パターンに限定されるものではなく、基準パターンとずれパターンとで結合係数が同一となるような構成であればどのようなパターンであっても構わない。
(実施形態2)
以下、本発明に係る非接触伝送装置の実施形態2について図面を用いて説明する。本実施形態は、図3(a)に示すように、複数(図示では4つ)の1次側コイル1を同一平面上に近接配置したことに特徴がある。尚、本実施形態では、1次側コイル1の内径及び外径、並びに2次側コイル2の内径及び外径、並びに1次側コイル1と2次側コイル2との間の距離を一定とする。また、1次側コイル1の送電面と2次側コイル2の受電面とは平行であり、1次側コイル1に対して2次側コイル2は傾いていないものとする。
ここで、複数の1次側コイル1のうち任意の1つの1次側コイル1の中心軸と2次側コイル2の中心軸とが同一直線上に位置する場合を基準パターン(図3(b)参照)とし、互いに隣接する任意の2つの1次側コイル1に跨って2次側コイル2が位置する場合をずれパターン(図3(c)参照)とする。図3(b),(c)に示すように、基準パターンにおいて1次側コイル1で生じた磁力線が2次側コイル2に鎖交する割合と、ずれパターンにおいて1次側コイル1で生じた磁力線が2次側コイル2に鎖交する割合とが同一となる。即ち、基準パターンとずれパターンとでコイル間の結合係数が同一となるので、実施形態1と同様の効果を奏することができる。
加えて、本実施形態では、1次側コイル1の配置された領域内であれば2次側コイル2をどの位置に配置しても基準パターンと同一の結合係数とすることができるので、基準パターンに対する2次側コイル2の位置ずれの許容範囲を広げることができる。
尚、本実施形態では複数の1次側コイル1を近接配置しているが、1次側コイル1の代わりに複数の2次側コイル2を近接配置するように構成しても構わない。この場合でも、実施形態1と同様の効果を奏することができ、また、2次側コイル2の配置された領域内であれば1次側コイル1をどの位置に配置しても基準パターンと同一の結合係数とすることができるので、基準パターンに対する1次側コイル1の位置ずれの許容範囲を広げることができる。
(実施形態3)
以下、本発明に係る非接触伝送装置の実施形態3について図面を用いて説明する。本実施形態は、図4(a)に示すように、1次側コイル1を内蔵する第1の機器本体3の形状に特徴があり、2次側コイル2を内蔵する第2の機器本体4を所定の位置で固定する位置決め手段を設けている。尚、本実施形態では、1次側コイル1の内径及び外径、並びに2次側コイル2の内径及び外径、並びに1次側コイル1と2次側コイル2との間の距離を一定とする。また、第1の機器本体3及び第2の機器本体4の組合せとしては携帯端末及びその充電器の組合せが考えられるが、当該組合せに限定されるものではなく、1次側コイル1及び2次側コイル2を有するものであれば他の機器の組合せであっても構わない。
位置決め手段としては、第1の機器本体1が載置される面に対して所定の傾きを有する平坦面30、及び平坦面30と同一平面上に第2の機器本体4が載置されるように窪んだ断面略直角三角形状の凹部31から成る第1の位置決め手段と、第1の機器本体1が載置される面と平行な平坦面32、及び平坦面32と同一平面上に第2の機器本体4が載置されるように窪んだ断面略直角三角形状の凹部33から成る第2の位置決め手段とがある。
第1の位置決め手段によって第2の機器本体4を第1の機器本体3に固定する場合には、図4(b)に示すように、第2の機器本体4の長手方向における一端側の角部を凹部31の角部に嵌め込むとともに、他端側の角部を平坦面30に載置する。第2の位置決め手段で第2の機器本体4を第1の機器本体3に固定する場合には、図4(c)に示すように、第2の機器本体4の長手方向における一端側の角部を凹部33の角部に嵌め込むとともに、他端側の角部を平坦面32に載置する。第1の位置決め手段で第2の機器本体4を第1の機器本体3に固定した場合には、2次側コイル2は、その中心が1次側コイル1の中心からずれるように位置する。一方、第2の位置決め手段で第2の機器本体4を第1の機器本体3に固定した場合には、1次側コイル1の中心と2次側コイル2の中心とが同一直線上に位置する。
ここで、1次側コイル1の送電面と2次側コイル2の受電面とが平行な場合を基準パターン(図4(b)参照)とし、1次側コイル1の送電面に対して2次側コイル2の受電面が所定角度で傾いている場合をずれパターン(図4(c)参照)とする。図4(b),(c)に示すように、基準パターンにおいては第1の位置決め手段によって第2の機器本体4を第1の機器本体3に固定し、ずれパターンにおいては第2の位置決め手段によって第2の機器本体4を第1の機器本体3に固定することで、基準パターンとずれパターンとでコイル間の結合係数が同一となるので、実施形態1と同様の効果を奏することができる。
尚、本実施形態における基準パターンとずれパターンとは、1次側コイル1及び2次側コイルの相対的な位置関係の1例であって、当該パターンに限定されるものではない。また、位置決め手段の構成についても本実施形態の構成に限定される必要はなく、基準パターンとずれパターンとで結合係数が同一となるような構成であればどのような構成であっても構わない。
(実施形態4)
以下、本発明に係る非接触伝送装置の実施形態4について図面を用いて説明する。本実施形態は、図5(a),(b)に示すように、第3の機器本体5に2次側コイル2を1次側コイル1に対して所定の傾きで固定する傾き固定手段を設けたことに特徴がある。尚、本実施形態では、1次側コイル1の内径および外径、並びに1次側コイル1と2次側コイル2との間の距離を一定とし、1次側コイル1の中心と2次側コイル2の中心とが同一直線上に位置するものとする。また、第1の機器本体3及び第2の機器本体4の組合せについては実施形態3と同様である。
ここで、1次側コイル1の外径寸法よりも小さい外径寸法の2次側コイル2を内蔵した第2の機器本体4と、1次側コイル1の外径寸法と略同一の外形寸法の2次側コイル2を内蔵した第3の機器本体5とを第1の機器本体1に載置する場合を考える。以下では、第2の機器本体4を第1の機器本体1に載置する場合を基準パターン(図5(a)参照)とし、第3の機器本体5を第1の機器本体1に載置する場合をずれパターン(図5(b)参照)とする。仮に、何れのパターンにおいても1次側コイル1の送電面と2次側コイル2の受電面とが平行になる場合では、基準パターンとずれパターンとでコイル間の結合係数が異なってしまう。そこで、図5(b)に示すように、傾き固定手段を用いて第3の機器本体5において2次側コイル2を1次側コイル1に対して所定の傾きで固定することで、基準パターンとずれパターンとでコイル間の結合係数を同一とすることができる。而して、互いに径寸法の異なる2次側コイル2を有する複数の機器本体(本実施形態では第2の機器本体4と第3の機器本体5)を同一の機器本体(本実施形態では第1の機器本体3)に対して使用する場合においても、同一の電力又は信号強度で送受することができ、したがって電力の送受電及び信号の送受信の信頼性が低下するのを防ぐことができる。
尚、本実施形態では、第2の機器本体4に傾き固定手段を設けているが、第1の機器本体3に1次側コイル1を2次側コイル2に対して所定の傾きで固定する傾き固定手段を設けても構わない。この場合でも、上記と同様の効果を奏することができる。
1 1次側コイル
2 2次側コイル

Claims (4)

  1. 磁気結合により電力又は電気信号を送る1次側コイルと、1次側コイルと対向配置されるとともに磁気結合により1次側コイルからの電力又は電気信号を受ける2次側コイルとを備え、1次側コイルに対する2次側コイルの位置の基準となる基準パターンと、1次側コイルに対する2次側コイルの位置が基準パターンと異なる1乃至複数のずれパターンとを有し、基準パターンと各ずれパターンとの間で1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が同一となるように1次側コイル及び2次側コイルの内径又は外径、各コイルの対向する面と平行な平面上における各コイルの相対的な位置、1次側コイルの2次側コイルに対する傾きのうち少なくとも何れか1つを設定したことを特徴とする非接触伝送装置。
  2. 前記1次側コイル及び2次側コイルの内径及び外径が一定で、且つ1次側コイルの2次側コイルに対する傾きが一定であって、各ずれパターンの各コイルの対向する面と平行な平面上における各コイルの相対的な位置が基準パターンと異なる場合において、基準パターンと各ずれパターンとの間で1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が同一となるように同一平面上に複数の1次側コイル又は2次側コイルを近接配置したことを特徴とする請求項1記載の非接触伝送装置。
  3. 前記1次側コイル及び2次側コイルの内径及び外径が一定であって、各ずれパターンの1次側コイルに対する2次側コイルの傾きが基準パターンと異なる場合において、基準パターンと各ずれパターンとの間で1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が同一となるように各コイルの対向する面と平行な平面上において各コイルを所定の位置で位置決めする位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の非接触伝送装置。
  4. 前記ずれパターンには、1次側コイル又は2次側コイルのうち少なくとも一方の内径又は外径が基準パターンと異なる場合が含まれ、各コイルの対向する面と平行な平面上における各コイルの相対的な位置が一定であって、各ずれパターンの1次側コイル又は2次側コイルのうち少なくとも一方の内径又は外径が基準パターンと異なる場合において、基準パターンと各ずれパターンとの間で1次側コイル及び2次側コイル間の結合係数が同一となるように何れか一方のコイルを他方のコイルに対して所定の傾きで固定する傾き固定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の非接触伝送装置。
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