JP2010258962A - 通信機器、近接無線通信方法および近接無線通信プログラム - Google Patents

通信機器、近接無線通信方法および近接無線通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】近接無線通信のセキュリティの設定を簡単に、かつ直感的に切り替えできる通信機器、近接無線通信方法および近接無線通信プログラムを提供する。
【解決手段】近接無線通信可能な開閉式の通信機器100であって、機器情報を登録する機器情報登録部129と、通信制限について通信モードの切替えを管理するモード管理部128と、開状態か閉状態かを検知する開閉検知部127と、を備え、モード管理部128は、閉状態と検知された場合に機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードに設定し、開状態と検知された場合には無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードに設定する。これにより、持ち運び時に意図しない通信を防止することもできる。また、ユーザは開閉で直感的にモードを切り替えることができる。したがって、ユーザに分かり易い機能を提供し、その利便性を向上させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、開閉式の通信機器、近接無線通信方法および近接無線通信プログラムに関する。
近年、機器をタッチさせることで通信を行う近接無線通信技術が普及してきている。
TransferJet(登録商標)は、複雑な接続設定を行うことなく、単に通信したい相手機器にかざすだけで無線通信を行う技術であり、例えば、デジタルカメラを直接テレビにかざすだけで静止画をテレビ画面に映し出したり、携帯電話機に携帯オーディオ機器をかざして音楽ファイルを転送したりすることができる。
一方、機器の開閉状態に対応させて、機能を切り替える携帯電話機が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1記載の携帯電話機は、本体部とカバー部とがヒンジ機構を介して相互に回転し開閉可能な構造を有し、閉状態検出回路は携帯電話機の閉状態を検出し、全開状態検出回路は携帯電話機の全開状態を検出する。そして、検出結果から携帯電話機が閉状態、全開状態、または全開状態と閉状態との間の状態である半開状態、のいずれの状態にあるかを判定し、携帯電話機が有する複数の機能のうち、操作部を介し入力されたユーザの指定する一の機能を割り当てるように切替制御を行う。
特開2003−283621号公報
上記のような近接無線通信技術では、機器が近付いただけで通信が発生するため、携帯機器の場合、満員電車の中で見知らぬ人に勝手にデータを取られるおそれや意図しない通信が行われるおそれがある。これを防止するため、たとえばTransferJet(登録商標)には、機器の固有MACアドレス等を認識する機能がある。この機能を用いれば自分が接続したい機器を予め登録しておくことで、意図しない通信を防ぐことができる。その一方で、旅行先やパーティなどで他人の機器と接続する場合には、その機能を解除することにより、不特定多数の人と通信を行うことができる。
しかしながら、上記のようなセキュリティ機能の設定および解除は、ユーザにとっては煩雑な操作であり、手間をかけずに設定を切り替えできる方が好ましい。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、近接無線通信のセキュリティの設定を簡単に、かつ直感的に切り替えできる通信機器、近接無線通信方法および近接無線通信プログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明の通信機器は、近接無線通信可能な開閉式の通信機器であって、機器情報を登録する機器情報登録部と、通信制限について通信モードの切替えを管理するモード管理部と、開状態か閉状態かを検知する開閉検知部と、を備え、前記モード管理部は、前記閉状態と検知された場合に前記機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードに設定し、前記開状態と検知された場合には無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードに設定することを特徴としている。
このように閉状態では機器情報を登録された機器のみ近接無線通信を可能とするモードに設定されるため、不使用時に不正にデータ取得されることを防止できる。また、持ち運び時に意図しない通信を防止することもできる。一方、開状態では無制限に通信可能となり、ユーザは開閉で直感的にモードを切り替えることができる。したがって、ユーザに分かり易い機能を提供し、その利便性を向上させる。また、両者の切り替えは単に筺体を開閉するだけであり、格別の操作が不要なため、ユーザは他人の機器と接続したい際には筺体の内側をタッチする、とだけ認識すればよく、通信機器の利便性を向上させることができる。
(2)また、本発明の通信機器は、結合されない先端部に近接無線通信を行う近接無線通信部を設けられた第1の筐体と、前記第1の筐体の結合側端部において、開閉可能に結合されている第2の筐体と、を更に備えることを特徴としている。このように、先端部に通信部があるために、ユーザは開閉によるモードの切替えを認識し易い。
(3)また、本発明の通信機器は、前記第1の筐体の先端部の内面に、無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードで用いられる第1の基準マークが表示されていることを特徴としている。これにより、無制限通信用の基準マークが見えるか見えないかにより開閉に対応してモードを識別することができ、使用し易くなる。ユーザは基準マークが見えるときと見えないときでモードを変えていると認識できる。
(4)また、本発明の通信機器は、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを折畳み可能に結合するヒンジ部を更に備え、前記第2の筐体の先端部の外面に、前記機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードで用いられる第2の基準マークが表示されていることを特徴としている。筺体を開いたときと閉じたときとで近接無線通信のためにかざす位置が異なるため、ユーザは両者を使い分けることができる。特に閉状態で外面の基準マークが近接無線通信部と重なり、開状態では離れるため、ユーザの直感的認識と機能とが一致する。
(5)また、本発明の通信機器は、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを結合するスライド機構を更に備え、前記第2の筐体の結合側端部の外面に、前記機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードで用いられる第2の基準マークが表示されていることを特徴としている。筺体を開いたときと閉じたときとで近接無線通信のためにかざす位置が異なるため、ユーザは両者を使い分けることができる。特に閉状態で外面の基準マークが近接無線通信部と重なり、開状態では離れるため、ユーザの直感的認識と機能とが一致する。
(6)また、本発明の通信機器は、前記第1の基準マークの模様は、前記第2の基準マークの模様と同一であることを特徴としている。2つの基準マークの模様が同一であるため、ユーザは同じ機能を有することを認識しやすく混乱が生じにくい。
(7)また、本発明の近接無線通信方法は、開閉式の通信機器を用いた近接無線通信方法であって、開状態か閉状態かを検知するステップと、前記閉状態と検知された場合に機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードに設定するステップと、前記開状態と検知された場合には無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードに設定するステップとを含むことを特徴としている。
このように閉状態では機器情報を登録された機器のみ近接無線通信を可能とするモードに設定されるため、不使用時に不正にデータ取得されることを防止できる。また、持ち運び時に意図しない通信を防止することもできる。一方、開状態では無制限に通信可能となり、開閉で直感的にモードを切り替えることができる。したがって、ユーザに分かり易い機能を提供し、その利便性を向上させることができる。
(8)また、本発明の近接無線通信プログラムは、開閉式の通信機器に実行させる近接無線通信プログラムであって、開状態か閉状態かの情報を取得する処理と、前記閉状態と検知された場合に機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードに設定する処理と、前記開状態と検知された場合には無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードに設定する処理とを含むことを特徴としている。これにより、ユーザに分かり易い機能を提供し、その利便性を向上させることができる。
本発明によれば、不使用時に不正にデータ取得されることを防止できる。また、持ち運び時に意図しない通信を防止することもできる。一方、無制限に通信可能とすることもでき、ユーザは開閉で直感的にモードを切り替えることができる。したがって、ユーザに分かり易い機能を提供し、その利便性を向上させることができる。
折畳み式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 折畳み式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 折畳み式携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。 通信モードを判別する処理を示すフローチャートである。 近接無線通信の動作を示すフローチャートである。 折畳み式携帯電話機と近接無線通信可能な送信機とを示す側面図である。 折畳み式携帯電話機と近接無線通信可能な送信機とを示す側面図である。 折畳み式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 折畳み式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 スライド式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 スライド式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 スライド式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 スライド式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 スライド式携帯電話機の構成を示す斜視図である。 スライド式携帯電話機の構成を示す斜視図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
[第一の実施の形態]
(折畳み式携帯電話機の構成)
図1Aおよび図1Bは、折畳み式携帯電話機100の構成を示す斜視図である。図1Aは筺体を開いた状態を示し、図1Bは筺体を閉じた状態を示している。折畳み式携帯電話機100は、近接無線通信可能な開閉式の通信機器である。
図1Aおよび図1Bに示すように、折畳み式携帯電話機100(通信機器)は、表示側筐体111、操作側筐体112およびヒンジ部113を備えている。折畳み式携帯電話機100は、表示側筐体111と操作側筐体112とが、それぞれの結合側端部118B、119Bにおいてヒンジ部113により結合されており、ヒンジ部113が回転することで筺体の開閉が可能となっている。表示側筐体111(第1の筐体)は、表示部114および無制限通信用の基準マーク116(第1の基準マーク)をその折畳みの内側面に備えている。また、操作側筐体112(第2の筐体)は、操作部115をその折畳みの内側面に備えている。
また、折畳み式携帯電話機100は、表示側筐体111の先端部118Aの内部に、近接無線通信を行う近接無線通信部131(図5参照)を備えており、近接無線通信部131を備えた他の機器と通信することが可能である。近接無線通信の例としてはTransferJet(登録商標)が挙げられ、近接無線通信ではお互いの機器の近接無線通信部131同士を近づけることで通信が開始される。たとえば、ユーザが機器同士をタッチさせることで通信が可能となる。
無制限通信用の基準マーク116は、近接無線通信の際にタッチする目印となるように、表示側筐体111の折畳み内側面(表示部114と同じ面、先端部118Aの内面(閉状態で折畳みの内側となる面))に表示されている。すなわち、近接無線通信部131は無制限通信用の基準マーク116の表示されている位置の内部に配置されている。無制限通信用の基準マーク116は、無制限に機器と近接無線通信が可能なモードで用いられる。
また、同様に目印となる制限通信用の基準マーク117(第2の基準マーク)が操作側筐体112の折畳み外側面(操作部115と反対の面)に表示されている。すなわち、操作側筐体112の先端部119Aの外面(閉状態で外側となる面)には、制限通信用の基準マーク117が表示されている。制限通信用の基準マーク117は、機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能なモードで用いられる。なお、基準マークは、近接無線通信部131を通信可能な範囲に置くための基準となる目印であり、基準マークを相手機器に近づけ所定範囲内に置くことで近接無線通信が可能となる。
制限通信用の基準マーク117と無制限通信用の基準マーク116は、筺体を閉じたときに重なり合う位置に配置されることが好ましい。TransferJet(登録商標)は3cm程度の距離で通信可能であるため、操作側筐体112の厚みが十分薄ければ、折畳み式携帯電話機100と相手機器(図示せず)との間に操作側筐体112を挟んだ状態であっても近接無線通信を行うことができる。
これにより、筺体を開いている(図1A)ときは、無制限通信用の基準マーク116の部分を相手機器にタッチすることで近接無線通信を行い、筺体を閉じている(図1B)ときは、制限通信用の基準マーク117の部分を相手機器にタッチすることで近接無線通信を行うことができる。なお、無制限通信用の基準マーク116、および、制限通信用の基準マーク117については、筺体にプリントされている構成が最も簡単であり好ましいが、LED等のランプで明示する構成であっても、表示部114上の表示に重畳してアイコン等を表示させる構成であっても構わない。
近接無線通信用のマークであることの認識しやすさを重視する場合には、無制限通信用の基準マーク116と制限通信用の基準マーク117とは、少なくとも模様において同一とすることが好ましい。模様および色彩について同一とすれば上記の認識しやすさは更に向上する。ただし、制限の相違についての認識しやすさを重視する場合には、無制限通信用の基準マーク116と制限通信用の基準マーク117とは、模様または色彩において相違することが好ましい。
図2は、折畳み式携帯電話機100の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、折畳み式携帯電話機100は、画面制御部121、キー入力部122、音声入力部123、音声出力部124、通話制御部125、無線通信部126、開閉検知部127、モード管理部128、機器情報登録部129、通信判断部130および近接無線通信部131を備えている。
画面制御部121は、指定された文字や画像等を表示部114に表示する。キー入力部122は、操作部115によるユーザからの入力を受付け、操作に応じた機能を呼び出す。音声入力部123は、通話を行うため、マイク(図示せず)からの音声を処理する。音声出力部124は、着信した際の着信音や通話時の相手の音声等をスピーカー(図示せず)に出力する。
通話制御部125は、音声入力部123から入力された音声データを、無線通信部126を介して相手に送信するとともに、無線通信部126を介して相手から受信した音声データを音声出力部124に出力することで音声通話を実現する。無線通信部126は携帯電話基地局と無線通信を行い、音声通話のための音声データ送受信を行う。
開閉検知部127は、筺体が開いているか(開状態)閉じているか(閉状態)を検出する。ヒンジ部113の角度を基にして開いているか閉じているかを検知してもよいし、筺体を閉じたときに物理的にスイッチが押されるような機構を別途設けてもよい。
モード管理部128は、開閉検知部127から開閉状態の情報を取得する。そして、閉状態と検知された場合に機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能なモードに設定し、開状態と検知された場合には無制限に機器と近接無線通信が可能なモードに設定する。その結果、モード管理部128は、近接無線通信の通信相手を制限するか否かの通信制限についてモードの切替えを管理する。通信モードには、通信相手を制限する「制限モード」と、通信相手を制限しない「無制限モード」の2モードがある。具体的な処理については後述するが、折畳み式携帯電話機100では、筺体の開閉状態を基にして通信モードの設定を行う。ただし、別途、ユーザ操作による通信モードの切り替え機能を付加してもよい。
機器情報登録部129は、機器情報を登録し、近接無線通信を行う相手機器の情報を管理する。具体的には相手機器のMACアドレスを保持することで、通信を開始する際に相手機器を識別することが可能となる。機器の登録はユーザ操作によって行う。通信判断部130は、現在の通信モード、および通信相手の機器情報を基にして、近接無線通信を許可するかどうか判断する。すなわち、通信モードが「制限モード」である場合、機器情報登録部129に登録されている機器とのみ通信を許可し、未知の機器との通信は許可しない。一方、通信モードが「無制限モード」である場合は、全ての機器との通信を許可する。
近接無線通信部131は、TransferJet(登録商標)対応の機器と通信を行う。TransferJet(登録商標)は双方向通信が可能であるが、本実施の形態においては、折畳み式携帯電話機100が受信側として動作する場合を例として説明する。すなわち、折畳み式携帯電話機100を相手機器とタッチすると、相手機器からのデータ送信要求を受信し、要求を承諾すると実際のデータを受信する場合を説明する。なお、本発明はデータ受信に限定した内容ではなく、データ送信の場合でも同様の処理となる。
(通信モードの設定動作)
このように構成された折畳み式携帯電話機100の動作を説明する。図3は、通信モードの設定処理を示すフローチャートである。この処理は、筺体の開閉状態が変化した際に開始される。まず、開閉検知部127が筺体の開閉状態が変化したことを検出すると、モード管理部128はユーザ操作によって通信モードが設定されているかどうか判断する(ステップS1)。ユーザによって通信モードが設定されていると判断された場合には、筺体の開閉によって通信モードを切り替えずそのまま終了する。
一方、ユーザによって通信モードが設定されていないと判断された場合には、モード管理部128は開閉検知部127から筺体の開閉状態の情報を取得する(ステップS2)。そして、得られた情報から折畳み式携帯電話機100が開いた状態か否かを判断する(ステップS3)。筺体が閉じていると判断された場合には、モード管理部128は通信モードを「制限モード」に設定し(ステップS4)、終了する。筺体が開いていると判断された場合には、モード管理部128は通信モードを「無制限モード」に設定し(ステップS5)、終了する。このように、ユーザが筺体を開くことによって、通信相手の制限が解除され、ユーザが筺体を閉じることによって、通信相手が制限されることになる。上記のように設定された通信モードに基づき、通信判断部130は近接無線通信してよいか否かを判断する。
(近接無線通信の動作)
次に、近接無線通信の動作を説明する。図4は、近接無線通信の動作を示すフローチャートである。携帯電話機と通信可能な相手機器とを近づけた場合について説明する。近接無線通信部131が相手機器からの送信要求を受信すると、まず、通信判断部130はモード管理部128から通信モードの情報を取得する(ステップT1)。そして、通信モードが制限モードであるか否かを判断する(ステップT2)。通信モードが「無制限モード」であると判断された場合、通信判断部130は近接無線通信部131に対して通信を許可する。近接無線通信部131は相手機器からデータを受信し(ステップT3)、データ受信後、通信成功メッセージを通知し(ステップT4)、終了する。
一方、通信モードが「制限モード」であると判断された場合、通信判断部130は相手機器のMACアドレスを基に相手機器の登録情報を取得し(ステップT5)、すでに登録済みか否かを判断する(ステップT6)。相手機器が登録されていないと判断された場合には、通信判断部130は通信相手を未知の機器と判断し、近接無線通信部131に対して通信を拒否する(ステップT7)。したがって、近接無線通信部131はデータ受信を行わない。その後、通信判断部130はユーザに対して通信に失敗した旨のエラー通知を行い(ステップT8)、動作を終了する。たとえば、エラー通知では画面制御部121を介したメッセージ表示、音声出力部124を介した着信音再生等を行い、ユーザに対して筺体を開く操作を促す。
一方、相手機器が登録されていれば、通信判断部130は通信相手を信頼できる機器と判断し、近接無線通信部131に対して通信を許可する。そして、近接無線通信部131は相手機器からデータを受信する(ステップT9)。受信完了後、通信判断部130は画面制御部121を介して通信が成功した旨のメッセージを画面に表示させて(ステップT10)、動作を終了する。ここでは、筺体は閉じられていることが想定されるため、表示側筐体111の背面のサブディスプレイ(図示せず)に簡潔に表示する。以上の処理により、筺体の開閉状態に応じて通信相手の制限を切り替える処理が実現できる。
なお、上記のステップT3において、相手機器の登録を確認することとしてもよい。その場合には、通信判断部130は制限モードのときと同様に、機器情報登録部129に相手機器が登録されているかを問い合わせる。そして、相手機器が登録されていれば、その相手とは「制限モード」でも通信可能であるため、通信判断部130は画面制御部121を介して、筺体を閉じても構わない旨のメッセージを画面に表示させる。これにより、ユーザに対する使い方のサポート、およびセキュリティ向上といった効果が期待される。また、相手機器が登録されていない場合は、通信判断部130は画面制御部121を介して通信が成功した旨のメッセージを画面に表示させる。
(利用場面)
次に、実際に折畳み式携帯電話機100を利用する場面を説明する。図5Aおよび図5Bは、折畳み式携帯電話機100と近接無線通信可能な送信機50とを示す側面図である。図5Aおよび図5Bに示すように、折畳み式携帯電話機100は送信機50にタッチさせて用いられる。折畳み式携帯電話機100は、表示側筐体111の先端部118Aの内部に、近接無線通信を行う近接無線通信部131を備えている。送信機50は公共の場所にある情報端末で、機器情報登録部129には登録されていないものとする。図5Aに示す状態では、折畳み式携帯電話機100の筺体は閉じた状態であり、制限通信用の基準マーク117の位置で送信機50にタッチされている。この際、折畳み式携帯電話機100は送信機50からデータ送信要求を受信するが、筺体が閉じられており、かつ、送信機50は登録されていない機器であるため、データ受信は行わない。たとえば折畳み式携帯電話機100をバッグ等に入れて持ち運んでいる状態では、通常、筺体を閉じている。これにより、持ち運ばれる折畳み式携帯電話機100が他の機器と意図せず通信することが防がれる。
図5Bに示す状態では、折畳み式携帯電話機100の筺体を開いた状態であり、無制限通信用の基準マーク116の位置で送信機50にタッチされている。この際、先ほどと同様に折畳み式携帯電話機100は送信機50からデータ送信要求を受信するが、筺体が開いているため、送信機50からのデータ受信を行う。したがって、登録していない機器と通信を行いたい場合でも、筺体を開いて内面の基準マークをタッチさせるだけで通信を行うことが可能となる。この際、近接無線通信部131は無制限通信用の基準マーク116の位置に配置されているため、制限通信用の基準マーク117の位置で送信機50にタッチしても通信は行われない。
このように、折畳み式携帯電話機100によれば、ユーザによる格段の操作をしなくても持ち運び時のセキュリティを確保することができ、また、未登録の機器と通信したい場合でも、筺体を開いて内部をタッチさせるだけで通信が可能となる。
ただし、セキュリティは目に見える機能ではないため、筺体の開閉に応じてセキュリティの設定が切り替え可能であっても、ユーザには切り替えがあったことが分からない場合がある。もちろん、切り替えを意識せずに使用できるのであれば問題ないが、例えば、筺体を閉じていたために接続に失敗した場合、筺体の開閉とセキュリティの設定が連動していることをユーザが知らなければ、ユーザは何度やっても接続に失敗しうる。
ユーザにとっては、通信をするために筺体を開く操作は必ずしも直感的ではないかも知れないが、折畳み式携帯電話機100では基準マークにより通信するためのポート(近接無線通信部)が内部と外部の2箇所存在するように見えるため、外部のポートは登録した機器のみ通信可能、内部のポートは全機器と通信可能、と考えることで筺体を開く操作が自然に行える。また、折畳み式携帯電話機100によれば、筺体を閉じた状態でも近接無線通信が行えるような位置に近接無線通信の近接無線通信部を配置しているため、近接無線通信のデバイスを2箇所に配置する必要はない。
なお、上記の実施の形態では、表示側筐体111が近接無線通信部を備えているが、操作側筐体112が近接無線通信部を備えていてもよい。その場合には、表示側筐体111が第2の筐体となる。図6Aおよび図6Bは、操作側筐体112が近接無線通信部131を備える折畳み式携帯電話機100の構成を示す斜視図である。図6Aおよび図6Bに示す例では、無制限通信用の基準マーク116が操作側筐体112の折畳み内側面(操作部115と同じ面、先端部119Aの内面(閉状態で折畳みの内側となる面))に表示されている。
[第二の実施の形態]
(スライド式携帯電話機の構成)
上記の実施形態では、折畳み式携帯電話機の開閉に応じて通信モードを変更しているが、スライド式携帯電話機の開閉に応じて通信モードを変更してもよい。図7A〜図7Dは、スライド式携帯電話機200の構成を示す斜視図である。図7Aおよび図7Bは筺体を開いた状態を示しており、図7Cおよび図7Dは筺体を閉じた状態を示している。また、図7Bは図7Aで見ている方向とは逆方向から見たときの外観を示し、図7Dは図7Cで見ている方向とは逆方向から見たときの外観を示している。
図7A〜図7Dに示すように、スライド式携帯電話機200(通信機器)は、表示側筐体211および操作側筐体212を備えている。表示側筐体211(第1の筐体)は、操作側筐体212と密着しない外面側に表示部213を備えており、操作側筐体212(第2の筐体)は、表示側筐体211と密着する側に操作部214を備えている。操作側筐体212と表示側筐体211とは、スライド機構(図示せず)によりスライド開閉可能に結合されている。したがって、スライド式携帯電話機200の全長は、スライド開閉により伸縮する。
スライド式携帯電話機200は、開状態では、表示側筐体211の先端部218Aが突出し、結合側端部218Bは操作側筐体212と重ね合わせられ、閉状態では、表示側筐体211の全体が操作側筐体212と重ね合わされる。また、第1の実施の形態と同様に、スライド式携帯電話機200は、表示側筐体211の先端部218Aの内部に近接無線通信を行う近接無線通信部(図示せず)を備えており、近接無線通信部を備えた他の機器と通信を行うことが可能である。
表示側筐体211の背面(表示部213の反対側の面)には、近接無線通信の際にタッチする目印となるよう、無制限通信用の基準マーク215が表示されている。すなわち、スライド式携帯電話機200においては、近接無線通信部(図示せず)は無制限通信用の基準マーク215の表示されている位置の内部に配置されている。無制限通信用の基準マーク215は、表示側筐体211の先端部218Aの内面(閉状態で互いの筐体が向かい合い内側となる面)に表示されている。無制限通信用の基準マーク215は、無制限に機器と近接無線通信が可能なモードで用いられる。
操作側筐体212の背面(操作部214と反対の面)にも、同様の目印となる制限通信用の基準マーク216が表示されている。制限通信用の基準マーク216は、操作側筐体212の結合側端部219Bの外面(閉状態で外側となる面)に表示されている。操作側筐体212の先端部219Aには特に基準マークを表示しない。制限通信用の基準マーク216は、機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能なモードで用いられる。図に示すように、制限通信用の基準マーク216と無制限通信用の基準マーク215は、筺体を閉じたときに重なり合う位置に配置される。
これにより、筺体を開いている(図7A、図7B)ときは、無制限通信用の基準マーク215の部分を相手機器にタッチすることで近接無線通信を行い、筺体を閉じている(図7C、図7D)ときは、制限通信用の基準マーク216の部分を相手機器にタッチすることで近接無線通信を行うことができる。
(機能および動作)
なお、スライド式携帯電話機200と折畳み式携帯電話機100は筺体を開閉させる機構や基準マークの位置が異なるだけであり、機能的には同様の構成となっているため、スライド式携帯電話機200の機能ブロック図、および、処理フローについての説明は省略する。すなわち、筺体を閉じた状態(図7C、図7D)で制限通信用の基準マーク216を送信機50とタッチすると、筺体が閉じられており、かつ、送信機50は登録されていない機器であるため、データ受信は行わない。一方、筺体を開いた状態(図7A、図7B)で無制限通信用の基準マーク215を送信機50とタッチすると、筺体が開いた状態であるので送信機50からのデータ受信を行う。
このように、本実施の形態におけるスライド式携帯電話機においても、ユーザによる格段の操作をしなくても持ち運び時のセキュリティを確保することができ、また、未登録の機器と通信したい場合でも、筺体を開いて内部をタッチさせるだけで通信が可能となる。
なお、上記の実施の形態では、表示側筐体211が近接無線通信部を備えているが、操作側筐体212が近接無線通信部を備えていてもよい。その場合には、表示側筐体211が第2の筐体となる。図8Aおよび図8Bは、操作側筐体212が近接無線通信部(図示せず)を備える折畳み式携帯電話機200の構成を示す斜視図である。図8Aおよび図8Bに示す例では、無制限通信用の基準マーク215が、操作側筐体212の先端部219Aの内面(閉状態で互いの筐体が向かい合い内側となる面)に表示されている。
また、以上の実施形態では、無制限通信用の基準マークが、いずれかの筐体の内面に設けられているが、無制限通信用の基準マークが設けられておらず、制限通信用の基準マークのみが設けられていてもよい。
50 送信機
100 折畳み式携帯電話機(通信機器)
111 表示側筐体(第1の筐体)
112 操作側筐体(第2の筐体)
113 ヒンジ部
114 表示部
115 操作部
116 無制限通信用の基準マーク(第1の基準マーク)
117 制限通信用の基準マーク(第2の基準マーク)
121 画面制御部
122 キー入力部
123 音声入力部
124 音声出力部
125 通話制御部
126 無線通信部
127 開閉検知部
128 モード管理部
129 機器情報登録部
130 通信判断部
131 近接無線通信部
200 スライド式携帯電話機(通信機器)
211 表示側筐体(第1の筐体)
212 操作側筐体(第2の筐体)
213 表示部
214 操作部
215 無制限通信用の基準マーク(第1の基準マーク)
216 制限通信用の基準マーク(第2の基準マーク)

Claims (8)

  1. 近接無線通信可能な開閉式の通信機器であって、
    機器情報を登録する機器情報登録部と、
    通信制限について通信モードの切替えを管理するモード管理部と、
    開状態か閉状態かを検知する開閉検知部と、を備え、
    前記モード管理部は、前記閉状態と検知された場合に前記機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードに設定し、前記開状態と検知された場合には無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードに設定することを特徴とする通信機器。
  2. 結合されない先端部に近接無線通信を行う近接無線通信部を設けられた第1の筐体と、
    前記第1の筐体の結合側端部において、開閉可能に結合されている第2の筐体と、を更に備えることを特徴とする請求項1記載の通信機器。
  3. 前記第1の筐体の先端部の内面に、無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードで用いられる第1の基準マークが表示されていることを特徴とする請求項2記載の通信機器。
  4. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とを折畳み可能に結合するヒンジ部を更に備え、
    前記第2の筐体の先端部の外面に、前記機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードで用いられる第2の基準マークが表示されていることを特徴とする請求項3記載の通信機器。
  5. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とを結合するスライド機構を更に備え、
    前記第2の筐体の結合側端部の外面に、前記機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードで用いられる第2の基準マークが表示されていることを特徴とする請求項3記載の通信機器。
  6. 前記第1の基準マークの模様は、前記第2の基準マークの模様と同一であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の通信機器。
  7. 開閉式の通信機器を用いた近接無線通信方法であって、
    開状態か閉状態かを検知するステップと、
    前記閉状態と検知された場合に機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードに設定するステップと、
    前記開状態と検知された場合には無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードに設定するステップとを含むことを特徴とする近接無線通信方法。
  8. 開閉式の通信機器に実行させる近接無線通信プログラムであって、
    開状態か閉状態かの情報を取得する処理と、
    前記閉状態と検知された場合に機器情報が登録された機器のみに対して近接無線通信が可能な通信モードに設定する処理と、
    前記開状態と検知された場合には無制限に機器と近接無線通信が可能な通信モードに設定する処理とを含むことを特徴とする近接無線通信プログラム。
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