JP2010258896A - Rf増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】RF変調信号の広帯域化を図り、出力電圧をより高速に変化させる場合でも、電力効率の低下を抑え、かつ、RF増幅器の飽和を回避するRF増幅装置を提供する。
【解決手段】第1RF増幅部103及び第2RF増幅部104は、RF変調信号を所望の電力まで増幅する。ET動作電圧信号生成部108は、RF変調信号の包絡線振幅情報と、第2RF増幅部104の電源電圧−出力特性とに基づいて、ET動作電圧信号を生成する。DC電源部110は、複数の異なるDC電圧を出力し、DC電圧選択切替部111は、ET動作電圧信号に基づいて、DC電源部110から出力された複数のDC電圧のうち一つを第2RF増幅部104に選択出力する。補助電源部114は、DC電圧選択切替部111の出力電圧がET動作電圧信号生成部108から出力されたET動作電圧以下となる瞬間にET動作電圧を第2RF増幅部104に出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンベロープトラッキング(以下、「ET」という)方式を用いたRF増幅装置に関する。
近年、効率の高い無線周波数(以下、「RF」という)増幅器として、ET方式のRF増幅装置が検討されている。ET方式は、包絡線(以下、「エンベロープ」という)信号を電源電圧としてRF増幅器に印加する方式である。
このように、ET方式では、RF増幅器の電力効率を改善するため、RF増幅器が飽和しない範囲においてRF変調信号(入力信号)の瞬時電力に応じて、RF増幅器に供給する電源電圧値を制御する。つまり、RF増幅器に電源電圧を供給する電源部は、出力電圧をRF変調信号の振幅変調に応じて変動させることになり、このような電源部を変調電源部と呼んでいる。
ET方式では、RF変調信号入力信号に対してRF増幅器が飽和に近い領域で動作するため、瞬時RF出力電力が小さいときでも、無駄な消費電力を削減することができ、電力効率を向上させることができる。
このような変調電源部として、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示の技術がある。特許文献1には、図1に示すようなRF増幅装置10が開示されている。図1に示す変調電源部は、RF増幅器11に複数の異なる電源電圧を供給する固定電圧源12−1〜12−nを備え、コンパレータ13に設けられた閾値とRF変調信号の振幅成分との比較結果に応じた制御信号を生成し、生成した制御信号によって電源切替スイッチ14を制御して固定電圧源12−1〜12−nを切り替える。すなわち、固定電圧源12−1〜12−nは、RF変調信号の包絡線振幅に応じて選択制御される。なお、RF増幅器11に供給される電源電圧値は電源切替スイッチ14により階段状に変化しているが、この変化を緩やかにするためにコンデンサ15が設けられている。
これにより、図1に示す変調電源部は、瞬時最大RF出力電力を出力する場合にRF増幅器が飽和しないような高い電源電圧が、常にRF増幅器に供給されている通常のRF増幅器と比較して、RF増幅器が飽和しない範囲において、常に最小出力電圧の固定電圧源が選択されているため、RF増幅器の電力効率は大幅に改善されている。図1に示す変調電源部は、DC電圧を高い電力効率で出力できるスイッチング電源と比較して、電源出力における高速かつ大幅な電圧変化を低損失で実現することができる。よって、特許文献1に開示の変調電源部は、広帯域なRF変調信号に対して、ET方式を用いたRF増幅装置の電源部として適している。
一方、特許文献2には、図2に示すようなRF増幅装置20が開示されている。図2に示す変調電源部は、RF増幅器21に複数の異なる電源電圧を供給する固定電圧源群V〜Vを備え、供給電圧選択部22が、RF信号の包絡線振幅情報に応じて電源電圧を選択する。
供給電圧選択部22の出力電圧は、供給電圧調整部23においてRF増幅器21をET動作させるに適した電圧に調整される。具体的には、RF変調信号の包絡線振幅情報と、RF増幅器21の電源電圧−出力電圧特性から導き出された、RF増幅器21が飽和動作する電源電圧よりもわずかに高い電圧であるET動作電圧に調整される。供給電圧調整部23は、階段状に変化している供給電圧選択部22の出力電圧の変化を緩やかにするアイドラー24、第1のフィードバック回路25及び第2のフィードバック回路29を備えている。
第1フィードバック回路25は、交流増幅器26、減算器27及び加算器28により構成され、第2のフィードバック回路29は、高周波増幅器30、減算器31及び加算器32により構成される。なお、フィードバック回路を広帯域化することにより、第1のフィードバック回路25と第2のフィードバック回路29を一つにまとめることも可能である。
包絡線振幅情報は、供給電圧選択部22の制御に用いられると共に、DAC部33においてET動作電圧に加工される。減算器27及び減算器31において、供給電圧選択部22から出力された電圧と、DAC部33で生成したET動作電圧との遅延誤差が小さくなるように、遅延素子34が挿入されている。第1のフィードバック回路25では、ET動作電圧と階段状に変化している供給電圧選択部22の出力電圧との電圧誤差を補正し、第2のフィードバック回路29では、供給電圧選択部22の電圧切替動作により生じるリンギング電圧といった、高い周波数を含んだ電圧誤差を補正する。
図2に示した変調電源部では、RF増幅器21に供給される電源電圧が、RF増幅器21が飽和する電圧よりも常にわずかに高いET動作電圧に調整されているため、RF増幅装置20をET動作させた場合に、RF増幅器21の電力効率を改善することができる。また、フィードバック回路を設けてRF増幅器21に供給する電源電圧をET動作電圧に近づけているため、広帯域なRF変調信号の増幅に対してもET方式が採用できる。
特開2006−254345号公報 特表2006−514472号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示の変調電源部では、RF変調信号の広帯域化がさらに進んで、変調電源部の出力電圧をより高速に変化させる場合に、電源切替スイッチ14における電圧切替動作に伴って、電源切替スイッチ14からの出力電圧に生じるリンギングをコンデンサ15において抑圧できなくなり、瞬間的に電源切替スイッチ14の出力電圧が低下してRF増幅器11が飽和すると、RF増幅器11で発生する歪が増加してしまう。
このため、リンギングによる瞬間的な電源切替スイッチ14における出力電圧の低下を見越して、コンパレータ13の閾値電圧を高くして、低いRF変調信号の包絡線振幅で高い固定電圧源に切り替わるように制御した場合、大部分の時間ではより高い電源電圧がRF増幅器11に供給されるため、RF増幅器11の電力効率が低下してしまう。同様に、RF変調信号の広帯域化がさらに進むと、RF変調信号経路の入出力間の遅延時間と、電源電圧信号経路の入出力間の遅延時間とのわずかな遅延誤差のためにRF増幅器11が飽和する瞬間が発生し、RF増幅器11で発生する歪が増加してしまう。これを防ぐために、さらにコンパレータ13の閾値電圧を高くすると、RF増幅器11の電力効率がさらに低下してしまう。
また、上述した特許文献2に開示の変調電源部では、RF変調信号の広帯域化が進み、変調電源部の出力電圧をより高速に変化させる場合に、変調電源部の出力電力に占めるフィードバック回路25、フィードバック回路29の出力電力が増加する。フィードバック回路は、変調電源部の出力電圧の高速な変化に対応できる反面、電力効率が悪いため、変調電源部の電力効率が低下してしまう。同時に、高速な電圧変化に追従する加算器28、加算器32の損失も大きくなるため、RF増幅装置20の電力効率が低下してしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、RF変調信号の広帯域化を図り、変調電源部の出力電圧をより高速に変化させる場合でも、電力効率の低下を抑え、かつ、RF増幅器の飽和を回避するRF増幅装置を提供することを目的とする。
本発明のRF増幅装置は、複数の異なるDC電圧を出力するDC電源手段と、入力信号である無線周波数変調信号を増幅する増幅手段と、前記無線周波数変調信号の包絡線振幅情報と、前記増幅手段の電源電圧及び出力特性とに基づいて、エンベロープトラッキング動作電圧信号を生成するET動作電圧信号生成手段と、前記エンベロープトラッキング動作電圧信号に基づいて、前記DC電源手段から出力された複数のDC電圧のうち一つを前記増幅手段に選択出力する選択切替手段と、選択出力された前記DC電圧がエンベロープトラッキング動作電圧より低下した場合、エンベロープトラッキング動作電圧を前記増幅手段に出力する補助電源手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、RF変調信号の広帯域化を図り、変調電源部の出力電圧をより高速に変化させる場合でも、電力効率の低下を抑え、かつ、RF増幅器の飽和を回避することができる。
特許文献1に開示の変調電源部を含むRF増幅装置のブロック図 特許文献2に開示の変調電源部を含むRF増幅装置のブロック図 本発明の実施の形態1に係る変調電源部を含むRF増幅装置のブロック図 図3に示したRF増幅装置におけるET動作電圧と変調電源部出力とを示す電圧波形 本発明の実施の形態1に係る変調電源部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る変調電源部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る変調電源部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る変調電源部の構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一機能を有する構成には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態1に係る変調電源部を含むRF増幅装置100の構成を示すブロック図である。図3において、入力端子101に入力されたRF変調信号は、第1RF増幅部103及び第2RF増幅部104によって所望の電力まで増幅されて、出力端子105から出力される。
遅延部102は、第2RF増幅部104において、第1RF増幅部103を経由するRF変調信号経路の入出力間の遅延時間と、後述する変調電源部109を経由する電源電圧信号経路の入出力間の遅延時間との遅延誤差を低減する。
RF増幅装置100に入力されたRF変調信号の一部は、カプラ106で分岐され、包絡線検波部107において、分岐されたRF変調信号から包絡線振幅情報が検出され、検出された包絡線振幅情報をET動作電圧信号生成部108に出力する。
ET動作電圧信号生成部108は、包絡線検波部107から出力された包絡線振幅情報と、第2RF増幅部104の電源電圧−出力特性とに基づいて、ET動作電圧信号を生成し、生成したET動作電圧を選択制御部112、補助電源制御部116及び変調電圧源115に出力する。
変調電源部109は、ET動作する第2RF増幅部104に印加する電源電圧を出力する。なお、第2RF増幅部104の電力利得が十分大きい場合、第1RF増幅部103は設けなくてよい。
DC電源部110は、V〜Vのように値の異なる複数のDC電圧を出力する。DC電源部110は、例えば、RF増幅装置100の出力電力のパワーコントロールに応じて、出力電圧を変化させてもよい。
DC電圧選択切替部111は、選択制御部112と選択スイッチ部113とを備えている。選択制御部112は、ET動作電圧信号生成部108から出力されたET動作電圧信号に基づいて、DC電圧選択切替部111に入力された複数のDC電圧からどのDC電圧を選択出力するかを制御し、選択スイッチ部113は、選択制御部112の制御に従ってDC電圧選択切替部111の出力電圧を切り替える。
選択制御部112の構成としては、ET動作電圧信号と、値の異なる複数の基準電圧とを比較する複数のコンパレータを用いて、DC電圧選択切替部111の出力電圧を決定する構成が考えられる。また、選択制御部112の機能をデジタル信号処理で行い、選択スイッチ部113に対して、直接制御信号を入力する構成としてもよい。また、選択制御部112でET動作電圧信号と基準電圧とを比較する場合、DC電圧切替動作に応じて、適当なヒステリシスを持たせることが望ましい。
また、RF増幅装置100のパワーコントロール、RF変調信号、補助電源部114の動作状況などに応じて、選択制御部112においてET動作電圧信号との比較に用いる基準電圧を制御する構成としてもよい。
選択スイッチ部113は、ダイオードと、例えば、FET(Field Effect Transistor)を用いたON/OFFスイッチを複数組み合わせ、DC電圧選択切替部111の出力電圧Vよりも低いDC入力電圧V(n>m)に接続したON/OFFスイッチはOFFしないという構成にしてもよい。このような構成により、選択制御部112の回路構成を簡素化することができる。
補助電源部114は、変調電圧源115、補助電源制御部116及びスイッチ部117を備えている。変調電圧源115は、適当な電圧利得と、高い入力インピーダンスと、低い出力インピーダンスとを備えた広帯域線形アンプまたは広帯域バッファであり、ET動作電圧信号生成部108から出力されたET動作電圧をスイッチ部117に出力する。
補助電源制御部116は、DC電圧選択切替部111の出力電圧がET動作電圧信号生成部108から出力されたET動作電圧以下となる瞬間にスイッチ部117を接続するように制御する。
なお、図3に示したように、RF増幅装置100に入力されたRF変調信号を検波して包絡線振幅情報を生成する形態ではなく、RF変調信号を生成する変調手段において、変調データに基づいた演算により包絡線振幅情報を生成して、この包絡線振幅情報をET動作電圧情報生成部108に入力する形態としてもよい。
また、RF変調信号の包絡線振幅が小さい場合に、ET動作電圧信号生成部108において、出力信号に下限リミットを設定し、ET動作電圧に下限リミットを持たせる形態としてもよい。
図4は、図3に示したRF増幅装置100におけるET動作電圧と変調電源部出力とを示す電圧波形である。図4において、包絡線波形がET動作電圧を示し、矩形波が変調電源部出力を示す。図4(a)は、ET動作電圧がV〜Vと等しくなるときDC電圧選択切替部111の出力電圧を1段高い電圧に切り替えるように、選択制御部112における切替閾値を設定した場合の電圧波形を示す。図4(a)の点線の枠“A”で囲んだポイントにおいて、電圧切替動作に伴ってリンギングが発生したり、第1RF増幅器103を経由するRF変調信号経路の入出力間の遅延時間と、変調電源部109を経由する電源電圧信号経路の入出力間の遅延時間との遅延誤差が大きくなったりした場合でも、補助電源部114を設けたことにより、ET動作電圧以下となる瞬間に補助電源部114が動作するため、変調電源部109の出力電圧がET動作電圧よりも低くなることを防ぐことができる。
また、図4(b)は、図4(a)に比べて選択制御部112における切替閾値を低くして、より低いET動作電圧においてDC電圧選択切替部111の出力電圧が1段高い電圧に切り替わるようにDC電圧選択切替部111を制御した場合の電圧波形を示す。この場合においても、変調電源部114の出力電圧がET動作電圧よりも低くなることを防ぐことができる。
このように実施の形態1によれば、ET動作電圧以下となる瞬間にET動作電圧を出力する補助電源部114により、瞬間的に第2RF増幅部104に供給される電源電圧が低下することを防ぎ、この結果、第2RF増幅部104の飽和を防ぐことができる。また、ET動作電圧以上の場合は電力効率の低い変調電圧源115の出力を遮断するため、補助電源部114の平均消費電力を低く保つことができ、RF変調信号の広帯域化に伴うRF増幅装置100の電力効率の低下を抑えることができる。
なお、変調電源部109の構成は、図3に示した構成に限らず、図5に示す構成であってもよい。図5において、LPF部120は、選択スイッチ部113におけるDC電圧切替動作により発生するリンギングを低減する。遅延部121は、ET動作電圧信号生成部108及びLPF部120間の遅延時間と、ET動作電圧信号生成部108及び補助電源部114間の遅延時間との遅延誤差を低減する。DC電圧切替動作に伴うリンギングを低減することにより、補助電源部114の動作負荷を軽減することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る変調電源部の構成を示すブロック図である。図6において、n型FET131はソースフォロア構成とし、加算器132を用いてET動作電圧に対してn型FET131のVGSに等しい電圧を加算し、n型FET131のゲート端子に入力する。n型FET131のドレイン電圧は、DC電源部110の出力電圧Vから分岐して供給される。ただし、n型FET131のドレイン電圧は、適当な電源部を別途準備して供給されるようにしてもよい。
LPF部120の出力電圧がET動作電圧よりも高い場合、補助電源部114は、n型FET131をOFFしており、n型FET131において電力を消費しない。また、補助電源部114は、LPF部120の出力電圧がET動作電圧以下となる瞬間に、n型FET131からET動作電圧を出力する。
このように実施の形態2によれば、変調電圧源としてソースフォロアを用いることにより、補助電源部を簡単な構成で実現することができる。
なお、補助電源部114は、電圧利得1の広帯域バッファアンプの構成としたが、遅延部121の前段または後段に広帯域線形アンプを挿入して、補助電源部114に適当な電圧利得を持たせてもよい。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る変調電源部の構成を示すブロック図である。図7において、NPNトランジスタ141はエミッタフォロア構成とし、加算器132を用いてET動作電圧に対してNPNトランジスタ141のVbeに等しい電圧を加算し、NPNトランジスタ141のベース端子に入力する。NPNトランジスタ141のコレクタ電圧は、マルチ出力DC電源部110の出力電圧Vから分岐して供給される。ただし、NPNトランジスタ141のコレクタ電圧は、適当な電源部を別途準備して供給されるようにしてもよい。
LPF部120の出力電圧がET動作電圧よりも高い場合、補助電源部114は、NPNトランジスタ141をOFFしており、NPNトランジスタ141において電力を消費しない。また、補助電源部114は、LPF部120の出力電圧がET動作電圧以下となる瞬間に、NPNトランジスタ141からET動作電圧を出力する。
このように実施の形態3によれば、変調電圧源としてエミッタフォロアを用いることにより、補助電源部を簡単な構成で実現することができる。
なお、補助電源部114は、電圧利得1の広帯域バッファアンプの構成としたが、遅延部121の前段または後段に広帯域線形アンプを挿入して、補助電源部114に適当な電圧利得を持たせてもよい。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4に係る変調電源部の構成を示すブロック図である。図8において、n型FET131を用いた補助電源部114に供給する電源電圧は、第2のDC電圧選択切替部151から供給する。DC電圧選択切替部151は、選択制御部152と選択スイッチ部153とを備えている。
選択制御部152は、遅延部154から出力されたET動作電圧信号に基づいて、DC電圧選択切替部151に入力された複数のDC電圧からどのDC電圧を選択出力するかを制御し、選択スイッチ部153は、選択制御部152の制御に従ってDC電圧選択切替部151の出力電圧を切り替える。
なお、選択制御部152における切替制御に用いる切替閾値は、選択制御部112における切替制御に用いる切替閾値と同じ値を使用してもよい。また、選択制御部152の機能をデジタル信号処理で行い、選択スイッチ部153に対して、直接制御信号を入力する構成としてもよい。
遅延部154はET動作電圧信号生成部108及びLPF部155間の遅延時間と、ET動作電圧信号生成部108及び補助電源部114間の遅延時間との遅延誤差を低減する。
LPF部155は、選択スイッチ部153におけるDC電圧切替動作により発生するリンギングを低減する。
このように実施の形態4によれば、補助電源部114に供給する電源電圧をET動作電圧に応じて制御することにより、補助電源部114における電圧降下を低減し、補助電源部114の消費電力を削減することにより、変調電源部109の電力効率を改善することができる。
なお、本実施の形態では、第2のDC電圧選択切替部151に供給するDC電圧をDC電圧部110から供給する構成としたが、本発明はこれに限らず、第2のDC電圧部を備え、この第2のDC電圧部から供給する構成としてもよい。
また、選択制御部152における切替制御に用いる切替閾値は、選択制御部112における切替制御に用いる切替閾値よりも大きい値を使用してもよい。
本発明にかかる変調電源部を用いたRF増幅装置は、例えば、無線通信装置、デジタルテレビ送信機などに適用できる。
102、121、154 遅延部
103 第1RF増幅器
104 第2RF増幅器
107 包絡線検波部
108 ET動作電圧信号生成部
109 変調電源部
110 DC電源部
111、151 DC電圧選択切替部
112、152 選択制御部
113、153 選択スイッチ部
114 補助電源部
115 変調電圧源
116 補助電源制御部
117 スイッチ部
120、155 LPF部
131 n型FET
132 加算器
141 NPNトランジスタ

Claims (4)

  1. 複数の異なるDC電圧を出力するDC電源手段と、
    入力信号である無線周波数変調信号を増幅する増幅手段と、
    前記無線周波数変調信号の包絡線振幅情報と、前記増幅手段の電源電圧及び出力特性とに基づいて、エンベロープトラッキング動作電圧信号を生成するET動作電圧信号生成手段と、
    前記エンベロープトラッキング動作電圧信号に基づいて、前記DC電源手段から出力された複数のDC電圧のうち一つを前記増幅手段に選択出力する選択切替手段と、
    選択出力された前記DC電圧がエンベロープトラッキング動作電圧より低下した場合、エンベロープトラッキング動作電圧を前記増幅手段に出力する補助電源手段と、
    を具備するRF増幅装置。
  2. 前記補助電源手段は、ソースフォロアを用いる請求項1に記載のRF増幅装置。
  3. 前記補助電源手段は、エミッタフォロアを用いる請求項1に記載のRF増幅装置。
  4. 前記エンベロープトラッキング動作電圧信号に基づいて、前記DC電源手段から出力された複数のDC電圧のうち一つを前記補助電源手段に選択出力する第2の選択切替手段を具備する請求項1に記載のRF増幅装置。
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