JP2010257196A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界における症状をより容易に是正することができる画像処理装置及び画像処理方法を提供する。
【解決手段】画像データのフィルタ処理を行う画像処理装置100に、画素値に補正値を反映させることによりフィルタ処理を行うフィルタ処理部2と、画素の表示位置に基づいて、ゲイン値を生成する調整値生成部6と、調整値生成部6によって生成されたゲイン値に基づいて、補正値を変更する補正値変更部7と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】画像データのフィルタ処理を行う画像処理装置100に、画素値に補正値を反映させることによりフィルタ処理を行うフィルタ処理部2と、画素の表示位置に基づいて、ゲイン値を生成する調整値生成部6と、調整値生成部6によって生成されたゲイン値に基づいて、補正値を変更する補正値変更部7と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は画像処理装置及び画像処理方法に関し、特に、画像データのフィルタ処理を行う画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来、画像データのフィルタ処理においては、画像データの各画素に所定のフィルタ係数を乗算する。例えば、3×3画素などの所定の大きさのフィルタが用いられて、フィルタ処理が行われる。
しかし、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界において、フィルタ処理を行わない範囲の画素の影響を取り込んでしまい、フィルタ処理後の画像に症状が生じてしまう場合があった。
しかし、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界において、フィルタ処理を行わない範囲の画素の影響を取り込んでしまい、フィルタ処理後の画像に症状が生じてしまう場合があった。
そこで、特許文献1及び特許文献2には、フィルタ処理を行う範囲の周辺の領域の画素として、フィルタ処理を行う範囲内の縁部に該当する画素をコピーした後、フィルタ処理を行う技術が記載されている。これにより、フィルタ処理を行う範囲の周辺の画素の影響を低減することができる。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、画像処理装置に、フィルタ処理を行う範囲の周辺の領域の画素として、フィルタ処理を行う範囲内の縁部に該当する画素をコピーするためのハード構成を追加する必要がある。さらに、フィルタのタップ数が増えると、当該コピー処理の制御が難しくなってしまうという問題がある。
本発明の第1の態様にかかる画像処理装置は、画像データのフィルタ処理を行う画像処理装置である。また、前記画像処理装置は、フィルタ処理手段と、調整値生成手段と、補正値変更手段と、を備える。前記フィルタ処理手段は、画素値に補正値を反映させることによりフィルタ処理を行う。前記調整値生成手段は、画素の位置情報に基づいて、調整値を生成する。前記補正値変更手段は、前記調整値生成手段によって生成された前記調整値に基づいて、前記補正値を変更する。
本発明の第1の態様においては、画素の位置情報に基づいて調整値が生成され、当該調整値に基づいて補正値が変更される。換言すれば、フィルタ処理における補正値が画素の位置情報に基づいて変更される。これにより、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界において、フィルタ処理を行わない範囲の画素の影響を取り込んでしまうことによる症状を是正することができる。具体的には、例えば、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界部分を表す位置情報に基づいて、補正値を変更することにより、当該症状を是正することができる。
また、従来のように、フィルタ処理を行う範囲内の縁部に該当する画素をコピーする処理を行う必要もない。そのため、当該コピー処理のためのハード構成を追加する必要もない。さらに、フィルタのタップ数が増えても、当該コピー処理の制御を必要としないため、全体の処理の制御もより容易に行うことができる。
したがって、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲の影響をより容易に是正することができる。
また、従来のように、フィルタ処理を行う範囲内の縁部に該当する画素をコピーする処理を行う必要もない。そのため、当該コピー処理のためのハード構成を追加する必要もない。さらに、フィルタのタップ数が増えても、当該コピー処理の制御を必要としないため、全体の処理の制御もより容易に行うことができる。
したがって、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲の影響をより容易に是正することができる。
本発明の第2の態様にかかる画像処理方法は、画像データのフィルタ処理を行う画像処理方法である。また、前記画像処理方法は、フィルタ処理と、調整値生成処理と、補正値変更処理と、を備える。前記フィルタ処理においては、画素値に補正値を反映させる。前記調整値生成処理においては、画素の位置情報に基づいて、調整値を生成する。前記補正値変更処理においては、前記調整値生成処理において生成された前記調整値に基づいて、前記補正値を変更する。
本発明の第2の態様においては、画素の位置情報に基づいて調整値が生成され、当該調整値に基づいて補正値が変更される。換言すれば、フィルタ処理における補正値が画素の位置情報に基づいて変更される。これにより、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界において、フィルタ処理を行わない範囲の画素の影響を取り込んでしまうことによる症状を是正することができる。具体的には、例えば、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界部分を表す位置情報に基づいて、補正値を変更することにより、当該症状を是正することができる。
また、従来のように、フィルタ処理を行う範囲内の縁部に該当する画素をコピーする処理を行う必要もない。そのため、当該コピー処理のためのハード構成を追加する必要もない。さらに、フィルタのタップ数が増えても、当該コピー処理の制御を必要としないため、全体の処理の制御もより容易に行うことができる。
したがって、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲の影響をより容易に是正することができる。
また、従来のように、フィルタ処理を行う範囲内の縁部に該当する画素をコピーする処理を行う必要もない。そのため、当該コピー処理のためのハード構成を追加する必要もない。さらに、フィルタのタップ数が増えても、当該コピー処理の制御を必要としないため、全体の処理の制御もより容易に行うことができる。
したがって、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲の影響をより容易に是正することができる。
本発明により、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界における症状をより容易に是正することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる画像処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、画像処理装置100は、入力部1、フィルタ処理部2(フィルタ処理手段)、減算器3、表示位置検出部4、調整値記憶部5(記憶手段)、調整値生成部6(調整値生成手段)、補正値変更部7(補正値変更手段)、加算器8、出力部9等を備えている。
また、画像処理装置100は、図示しないFPGA(Field Programmable Gate Array)などから構成される制御部(図示省略)を備え、FPGAは、画像処理装置100の各部を制御するための各種プログラムを格納している。そして、制御部は、当該各種プログラムを実行することにより、画像処理装置100の各部の制御を行う。なお、制御部は、FPGAの代わりに、LSI(Large Scale Integration)などを備えてもよい。制御部がFPGAを備える場合、FPGAに格納された各種プログラムを書き換えることができる。
また、本発明にかかる画像処理を行うためのプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることによって、画像処理装置100が実現されてもよい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる画像処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、画像処理装置100は、入力部1、フィルタ処理部2(フィルタ処理手段)、減算器3、表示位置検出部4、調整値記憶部5(記憶手段)、調整値生成部6(調整値生成手段)、補正値変更部7(補正値変更手段)、加算器8、出力部9等を備えている。
また、画像処理装置100は、図示しないFPGA(Field Programmable Gate Array)などから構成される制御部(図示省略)を備え、FPGAは、画像処理装置100の各部を制御するための各種プログラムを格納している。そして、制御部は、当該各種プログラムを実行することにより、画像処理装置100の各部の制御を行う。なお、制御部は、FPGAの代わりに、LSI(Large Scale Integration)などを備えてもよい。制御部がFPGAを備える場合、FPGAに格納された各種プログラムを書き換えることができる。
また、本発明にかかる画像処理を行うためのプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることによって、画像処理装置100が実現されてもよい。
画像データは、入力部1を介して画像処理装置100に入力される。具体的には、入力部1は、画像データをフィルタ処理部2、減算器3、表示位置検出部4に入力する。より具体的には、入力部1は、画像データに含まれる画素の画素値をフィルタ処理部2、減算器3に入力する。また、入力部1は、画像データに含まれる画素の座標情報を入力する。
また、画像処理装置100によって画像処理された画像データは、出力部9を介して外部へ出力される。より具体的には、出力部9は、画像処理が行われた画素の画素値を出力する。
また、画像処理装置100によって画像処理された画像データは、出力部9を介して外部へ出力される。より具体的には、出力部9は、画像処理が行われた画素の画素値を出力する。
フィルタ処理部2は、入力部1から入力される画像データにフィルタ処理を行う。具体的には、フィルタ処理部2は、入力部1から入力される画素値に補正値を乗算する。補正値とは、例えば、フィルタ係数などである。そして、フィルタ処理部2は、フィルタ処理を行った画素の画素値を減算器3に入力する。
減算器3は、入力部1から入力される画素の画素値と、フィルタ処理部2から入力されるフィルタ処理が行われた画素の画素値との差分(補正量)を算出する。そして、減算器3は、当該差分を補正値変更部7に入力する。
表示位置検出部4は、入力部1から入力される画素の座標情報から、当該画素の表示位置(位置情報)を検出する。そして、表示位置検出部4は、当該画素の表示位置を調整値生成部6に入力する。
調整値記憶部5は、表示位置とゲイン値(調整値)とが対応付けられた調整値情報を記憶している。具体的には、調整値情報は、ゲイン値が表示位置を変数とする関数で表される情報である。
例えば、調整値情報は、図2に示すように、縦軸にゲイン値を示し、横軸に表示位置を示した場合に、台形形状を描く関数でゲイン値が表わされる情報であってもよい。具体的には、図2に示す場合、表示位置0から第1の表示位置X1までの範囲において、ゲイン値が0から1に向かって徐々に増加し、第1の表示位置X1から第2の表示位置X2までの範囲において、ゲイン値が1となっており、第2の表示位置X2から第3の表示位置X3までの範囲において、ゲイン値が1から0に向かって徐々に減少する。
例えば、調整値情報は、図2に示すように、縦軸にゲイン値を示し、横軸に表示位置を示した場合に、台形形状を描く関数でゲイン値が表わされる情報であってもよい。具体的には、図2に示す場合、表示位置0から第1の表示位置X1までの範囲において、ゲイン値が0から1に向かって徐々に増加し、第1の表示位置X1から第2の表示位置X2までの範囲において、ゲイン値が1となっており、第2の表示位置X2から第3の表示位置X3までの範囲において、ゲイン値が1から0に向かって徐々に減少する。
また、調整値情報は、図3に示すように、縦軸にゲイン値を示し、横軸に表示位置を示した場合に、曲線と直線からなる形状を描く関数でゲイン値が表わされる情報であってもよい。具体的には、図3に示す場合、表示位置0から第1の表示位置X1までの範囲において、ゲイン値が0から1に向かって飽和するように増加し、第1の表示位置X1から第2の表示位置X2までの範囲において、ゲイン値が1となっており、第2の表示位置X2から第3の表示位置X3までの範囲において、ゲイン値が1から0に向かって加速度的に減少する。
また、調整値情報は、図4に示すような形状を描く関数でゲイン値が表わされる情報であってもよい。具体的には、図4に示す場合、ゲイン値は、表示位置0から第1の表示位置X1までの範囲において、0から緩やかに上昇し、第1の表示位置X1から第2の表示位置X2までの範囲において、急峻に上昇し、第2の表示位置X2から第3の表示位置X3までの範囲に再び緩やかに上昇して1に達し、第3の表示位置X3から第4の表示位置X4までの範囲において、1となっており、第4の表示位置X4から第5の表示位置X5までの範囲において、緩やかに減少し、第5の表示位置X5から第6の表示位置X6までの範囲において、急峻に減少し、第6の表示位置X6から第7の表示位置X7までの範囲において再び緩やかに減少して、0となる。
また、調整値情報は、図5に示すように、縦軸にゲイン値を示し、横軸に表示位置を示した場合に、複数の傾きの異なる直線からなる形状を描く関数でゲイン値が表わされる情報であってもよい。具体的には、図5に示す場合、表示位置0から第1の表示位置X1までの範囲において、ゲイン値が0からY1(0<Y1<1)に向かって第1の増加率で増加し、第1の表示位置X1から第2の表示位置X2までの範囲において、ゲイン値がY1から1に向かって第2の増加率(第1の増加率>第2の増加率)で増加し、第2の表示位置X2から第3の表示位置X3までの範囲において、ゲイン値が1となっており、第3の表示位置X3から第4の表示位置X4までの範囲において、ゲイン値が1からY1に向かって第1の減少率で減少し、第4の表示位置X4から第5の表示位置X5までの範囲において、ゲイン値がY1から0に向かって第2の減少率(第1の減少率<第2の減少率)で減少する。
また、調整値情報は、図6に示すように、ゲイン値が表示位置を変数とする矩形関数で表される情報であってもよい。換言すれば、調整値情報は、縦軸にゲイン値を示し、横軸に表示位置を示した場合に、矩形形状を描く関数でゲイン値が表される情報であってもよい。具体的には、図6に示すように、表示位置0から第1の表示位置X1までの範囲において、ゲイン値が0であり、第1の表示位置X1において、ゲイン値が0から1に急峻に増加し、第1の表示位置X1から第2の表示位置X2までの範囲において、ゲイン値が1であり、第2の表示位置X2において、ゲイン値が1から0に急峻に減少し、第2の表示位置X2から第3の表示位置X3までの範囲において、ゲイン値が0となっている。
なお、調整値情報は、上記に挙げたものに限られるものではなく、ゲイン値が表示位置を変数とする任意の関数で表されるものであればよい。
なお、調整値情報は、上記に挙げたものに限られるものではなく、ゲイン値が表示位置を変数とする任意の関数で表されるものであればよい。
調整値生成部6は、表示位置検出部4から入力される表示位置に基づいて、調整値記憶部5に記憶されている調整値情報を参照し、ゲイン値を生成する。そして、調整値生成部6は、生成したゲイン値を補正値変更部7に入力する。
補正値変更部7は、減算器3から入力される差分(補正量)に、調整値生成部6から入力されるゲイン値を乗算する。これにより、補正値変更部7は、フィルタ処理部2における補正値を間接的に変更する。そして、補正値変更部7は、差分にゲイン値を乗算した結果値を加算器8に入力する。
加算器8は、入力部1から入力される画素の画素値に、補正値変更部7から入力される結果値を加算する。換言すれば、加算器8は、入力部1から入力される画素値に、減算器3によって算出された差分に調整値生成部6によって生成されたゲイン値を乗算した値を加算する。そして、加算器8は、出力部9を介して、入力部1から入力された画素値に、補正値変更部7から入力される結果値を加算して得られる結果値を外部へ出力する。
ここで、本実施形態にかかる画像処理装置100では、減算器3における減算処理により画素値から補正量(差分)が分離され、当該補正量に対してゲイン値が乗算されたものを、加算器8における加算処理により画素値に戻している。したがって、ゲイン値を変更することにより、フィルタ処理部2における補正量を間接的に変更することができる。換言すれば、ゲイン値を変更することにより、フィルタ処理部2によるフィルタ処理の影響を変更することができる。
例えば、ゲイン値が0の場合、加算器8において画素値に加算される値は0となるため、フィルタ処理部2によるフィルタ処理の画素に与える影響は0となる。また、ゲイン値が1の場合、加算器8において画素値に加算される値は、フィルタ処理部2による補正量(差分)そのものとなり、フィルタ処理部2によるフィルタ処理の影響は画素に100%反映されることとなる。そして、ゲイン値は、画素の表示位置に基づいて生成される値である。したがって、本実施形態にかかる画像処理装置100では、画素の表示位置に応じて、フィルタ処理部2によるフィルタ処理の画素に与える影響を調整することができる。
例えば、ゲイン値が0の場合、加算器8において画素値に加算される値は0となるため、フィルタ処理部2によるフィルタ処理の画素に与える影響は0となる。また、ゲイン値が1の場合、加算器8において画素値に加算される値は、フィルタ処理部2による補正量(差分)そのものとなり、フィルタ処理部2によるフィルタ処理の影響は画素に100%反映されることとなる。そして、ゲイン値は、画素の表示位置に基づいて生成される値である。したがって、本実施形態にかかる画像処理装置100では、画素の表示位置に応じて、フィルタ処理部2によるフィルタ処理の画素に与える影響を調整することができる。
次に、本発明の実施の形態1にかかる画像処理装置100における画像処理方法について、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、フィルタ処理部2が、入力部1から入力される画素値に補正値(フィルタ係数)を乗じて、フィルタ処理を行う(ステップS1)。
まず、フィルタ処理部2が、入力部1から入力される画素値に補正値(フィルタ係数)を乗じて、フィルタ処理を行う(ステップS1)。
次に、減算器3が、入力部1から入力される画素の画素値と、フィルタ処理部2から入力されるフィルタ処理が行われた画素の画素値との差分(補正量)を算出する(ステップS2)。
次に、表示位置検出部4が、入力部1から入力される画素の座標情報から、当該画素の表示位置を検出する(ステップS3)。
次に、調整値生成部6が、表示位置検出部4から入力される表示位置に基づいて、調整値記憶部5に記憶されている調整値情報を参照し、ゲイン値を生成する(ステップS4)。
次に、補正値変更部7が、減算器3から入力される差分(補正量)に、調整値生成部6から入力されるゲイン値を乗算することにより、フィルタ処理部2における補正値を間接的に変更する(ステップS5)。
次に、加算器8が、入力部1から入力される画素の画素値に、減算器3によって算出された差分に調整値生成部6によって生成されたゲイン値を乗算した値を加算する(ステップS6)。
以上に説明した本発明の実施の形態1にかかる画像処理装置100及び画像処理方法によれば、画素の表示位置に基づいてゲイン値が生成され、当該ゲイン値に基づいて補正値が変更される。換言すれば、フィルタ処理における補正値が画素の表示位置に基づいて変更される。これにより、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界において、フィルタ処理を行わない範囲の画素の影響を取り込んでしまうことによる症状を是正することができる。具体的には、例えば、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界部分に対応する表示位置に基づいて、補正値を変更することにより、当該症状を是正することができる。
また、従来のように、フィルタ処理を行う範囲内の縁部に該当する画素をコピーする処理を行う必要もない。そのため、当該コピー処理のためのハード構成を追加する必要もない。さらに、フィルタのタップ数が増えても、当該コピー処理の制御を必要としないため、全体の処理の制御もより容易に行うことができる。
また、従来のように、フィルタ処理を行う範囲内の縁部に該当する画素をコピーする処理を行う必要もない。そのため、当該コピー処理のためのハード構成を追加する必要もない。さらに、フィルタのタップ数が増えても、当該コピー処理の制御を必要としないため、全体の処理の制御もより容易に行うことができる。
また、表示位置とゲイン値とが対応付けられた調整値情報を記憶する調整値記憶部5を備えている。そして、調整値生成部6は、表示位置に基づいて調整値情報を参照し、ゲイン値を生成する。
これにより、予め、調整値情報が調整値記憶部5に記憶されているため、調整値生成部6は、容易にゲイン値を生成することができる。
これにより、予め、調整値情報が調整値記憶部5に記憶されているため、調整値生成部6は、容易にゲイン値を生成することができる。
また、調整値情報は、ゲイン値が表示位置を変数とする関数で表される情報である。
これにより、表示位置に基づいて、ゲイン値をより複雑に変化させることも可能となる。そのため、フィルタ処理における補正値の変更の自由度をより高くすることができる。
これにより、表示位置に基づいて、ゲイン値をより複雑に変化させることも可能となる。そのため、フィルタ処理における補正値の変更の自由度をより高くすることができる。
また、さらに、調整値情報において、ゲイン値を表す関数は、矩形関数であってもよい。
この場合、表示位置によってゲイン値をより急峻に変化させることができる。そのため、ゲイン値が急峻に変化する部分に相当する表示位置の画素へのフィルタ処理の影響をより急峻に変化させることができる。
この場合、表示位置によってゲイン値をより急峻に変化させることができる。そのため、ゲイン値が急峻に変化する部分に相当する表示位置の画素へのフィルタ処理の影響をより急峻に変化させることができる。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2にかかる画像処理装置200の構成の一例を示すブロック図である。図8に示すように、実施の形態2にかかる画像処理装置200は、水平位置検出部41、垂直位置検出部42、水平調整値記憶部51(記憶手段)、垂直調整値記憶部52(記憶手段)、水平調整値生成部61(水平調整値生成手段)、垂直調整値生成部62(垂直調整値生成手段)、水平ゲイン調整部71(補正値変更手段)、垂直ゲイン調整部72(補正値変更手段)、加算器80以外の構成は、実施の形態1にかかる画像処理装置100と同様であるため、同一の符号を付すとともにその説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態2にかかる画像処理装置200の構成の一例を示すブロック図である。図8に示すように、実施の形態2にかかる画像処理装置200は、水平位置検出部41、垂直位置検出部42、水平調整値記憶部51(記憶手段)、垂直調整値記憶部52(記憶手段)、水平調整値生成部61(水平調整値生成手段)、垂直調整値生成部62(垂直調整値生成手段)、水平ゲイン調整部71(補正値変更手段)、垂直ゲイン調整部72(補正値変更手段)、加算器80以外の構成は、実施の形態1にかかる画像処理装置100と同様であるため、同一の符号を付すとともにその説明を省略する。
水平位置検出部41は、入力部1から入力される画素の座標情報から、当該画素が表示される水平表示位置(水平位置情報)を検出する。そして、水平位置検出部41は、当該画素の水平表示位置を水平調整値生成部61に入力する。
垂直位置検出部42は、入力部1から入力される画素の座標情報から、当該画素が表示される垂直表示位置(垂直位置情報)を検出する。そして、垂直位置検出部42は、当該画素の垂直表示位置を水平調整値生成部62に入力する。
垂直位置検出部42は、入力部1から入力される画素の座標情報から、当該画素が表示される垂直表示位置(垂直位置情報)を検出する。そして、垂直位置検出部42は、当該画素の垂直表示位置を水平調整値生成部62に入力する。
水平調整値記憶部51は、水平表示位置と水平ゲイン値(調整値)とが対応付けられた水平調整値情報を記憶している。具体的には、水平調整値情報は、水平ゲイン値が水平表示位置を変数とする関数で表される情報である。より具体的には、例えば、図2乃至図6において、表示位置を水平表示位置に置き換えた場合に、水平調整値情報は、水平ゲイン値と水平表示位置との関係が図2乃至図6で表される関係となっている情報である。
垂直調整値記憶部52は、垂直表示位置と垂直ゲイン値(調整値)とが対応付けられた垂直調整値情報を記憶している。具体的には、垂直調整値情報は、垂直ゲイン値が垂直表示位置を変数とする関数で表される情報である。より具体的には、例えば、図2乃至図6において、表示位置を垂直表示位置に置き換えた場合に、垂直調整値情報は、垂直ゲイン値と垂直表示位置との関係が図2乃至図6で表される関係となっている情報である。
垂直調整値記憶部52は、垂直表示位置と垂直ゲイン値(調整値)とが対応付けられた垂直調整値情報を記憶している。具体的には、垂直調整値情報は、垂直ゲイン値が垂直表示位置を変数とする関数で表される情報である。より具体的には、例えば、図2乃至図6において、表示位置を垂直表示位置に置き換えた場合に、垂直調整値情報は、垂直ゲイン値と垂直表示位置との関係が図2乃至図6で表される関係となっている情報である。
そして、例えば、水平調整値情報及び垂直調整値情報が図2で表される場合、水平調整値情報及び垂直調整値情報を合わせて示すと図9に示すようになる。図9において、横軸が水平表示位置、縦軸が垂直表示位置を示している。また、図9において、紙面に対して垂直な軸(図示省略)がゲイン値を示している。すなわち、水平調整値情報と垂直調整値情報とを合わせた調整値情報においては、所定大きさの画像領域R1の境界近傍から、当該画像領域R1内の中央領域R2の境界近傍までの範囲の表示位置に対応するゲイン値が、当該画像領域R1の境界近傍を表す表示位置に対応するゲイン値から、当該中央領域R2の境界近傍を表す表示位置に対応するゲイン値に向かって、徐々に変化している。
また、水平調整値情報及び垂直調整値情報は、水平調整値情報と垂直調整値情報とをあわせた調整値情報が、図10で表されるような情報であってもよい。図10において、横軸が水平表示位置、縦軸が垂直表示位置を示している。また、図10において、紙面に対して垂直な軸(図示省略)がゲイン値を示している。すなわち、図10においては、画像が4つの所定大きさの画像領域R3、R5、R7、R9に分割されており、4つの画像領域R3、R5、R7、R9内には、それぞれ、中央領域R4、R6、R8、R10がある。そして、画像領域R3、R5、R7、R9の境界近傍から中央領域R4、R6、R8、R10の境界近傍までの範囲の表示位置に対応するゲイン値が、当該画像領域R3、R5、R7、R9の境界近傍を表す表示位置に対応するゲイン値から、当該中央領域R4、R6、R8、R10の境界近傍を表す表示位置に対応するゲイン値に向かって、徐々に変化している。
水平調整値生成部61は、水平位置検出部41から入力される水平表示位置に基づいて、水平調整値記憶部51に記憶されている水平調整値情報を参照し、水平ゲイン値を生成する。そして、水平調整値生成部61は、生成した水平ゲイン値を水平ゲイン調整部71に入力する。
垂直調整値生成部62は、垂直位置検出部42から入力される垂直表示位置に基づいて、垂直調整値記憶部52に記憶されている垂直調整値情報を参照し、垂直ゲイン値を生成する。そして、垂直調整値生成部62は、生成した垂直ゲイン値を垂直ゲイン調整部72に入力する。
垂直調整値生成部62は、垂直位置検出部42から入力される垂直表示位置に基づいて、垂直調整値記憶部52に記憶されている垂直調整値情報を参照し、垂直ゲイン値を生成する。そして、垂直調整値生成部62は、生成した垂直ゲイン値を垂直ゲイン調整部72に入力する。
水平ゲイン調整部71は、減算器3から入力される差分(補正量)に、水平調整値生成部61から入力される水平ゲイン値を乗算する。そして、水平ゲイン調整部71は、差分に水平調整値生成部61によって生成された水平ゲイン値を乗算した結果値を垂直ゲイン調整部72に入力する。
垂直ゲイン調整部72は、水平ゲイン調整部71から入力される結果値に、垂直調整値生成部62から入力される垂直ゲイン値を乗算する。そして、垂直ゲイン調整部72は、水平ゲイン調整部71から入力された結果値に、垂直調整値生成部62によって生成された垂直ゲイン値を乗算した結果値を加算器8に入力する。
これにより、水平ゲイン調整部71及び垂直ゲイン調整部72は、フィルタ処理部2における補正値を間接的に変更する。
垂直ゲイン調整部72は、水平ゲイン調整部71から入力される結果値に、垂直調整値生成部62から入力される垂直ゲイン値を乗算する。そして、垂直ゲイン調整部72は、水平ゲイン調整部71から入力された結果値に、垂直調整値生成部62によって生成された垂直ゲイン値を乗算した結果値を加算器8に入力する。
これにより、水平ゲイン調整部71及び垂直ゲイン調整部72は、フィルタ処理部2における補正値を間接的に変更する。
加算器80は、入力部1から入力される画素の画素値に、垂直ゲイン調整部72から入力される結果値を加算する。換言すれば、加算器80は、入力部1から入力される画素値に、減算器3によって算出された差分に水平調整値生成部61及び垂直調整値生成部62によって生成されたゲイン値を乗算した値を加算する。そして、加算器80は、出力部9を介して、入力部1から入力された画素値に、垂直ゲイン調整部72から入力される結果値を加算して得られる結果値を外部へ出力する。
次に、本発明の実施の形態2にかかる画像処理装置200における画像処理方法について、図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、ステップS101及びステップS102における処理は、図7に示すステップS1及びステップS2の処理と同様であるため、その説明を省略する。
次に、水平位置検出部41が、入力部1から入力される画素の座標情報から、当該画素の水平表示位置を検出する(ステップS103)。
また、垂直位置検出部42が、入力部1から入力される画素の座標情報から、当該画素の垂直表示位置を検出する(ステップS104)。
また、垂直位置検出部42が、入力部1から入力される画素の座標情報から、当該画素の垂直表示位置を検出する(ステップS104)。
次に、水平調整値生成部61が、水平位置検出部41から入力される水平表示位置に基づいて、水平調整値記憶部51に記憶されている水平調整値情報を参照し、水平ゲイン値を生成する(ステップS105)。
また、垂直調整値生成部62が、垂直位置検出部42から入力される垂直表示位置に基づいて、垂直調整値記憶部52に記憶されている垂直調整値情報を参照し、垂直ゲイン値を生成する(ステップS106)。
また、垂直調整値生成部62が、垂直位置検出部42から入力される垂直表示位置に基づいて、垂直調整値記憶部52に記憶されている垂直調整値情報を参照し、垂直ゲイン値を生成する(ステップS106)。
次に、水平ゲイン調整部71が、減算器3から入力される差分(補正量)に、水平調整値生成部61から入力される水平ゲイン値を乗算する(ステップS107)。
また、垂直ゲイン調整部72が、ステップS107の処理によって得られる結果値に、垂直調整値生成部62から入力される垂直ゲイン値を乗算する(ステップS108)。
ステップS107及びステップS108の処理によって、フィルタ処理部2における補正値が間接的に変更される。
また、垂直ゲイン調整部72が、ステップS107の処理によって得られる結果値に、垂直調整値生成部62から入力される垂直ゲイン値を乗算する(ステップS108)。
ステップS107及びステップS108の処理によって、フィルタ処理部2における補正値が間接的に変更される。
次に、加算器80が、入力部1から入力される画素の画素値に、ステップS108の処理によって得られる結果値を加算する(ステップS109)。
以上に説明した本発明の実施の形態2にかかる画像処理装置200及び画像処理方法によれば、水平調整値生成部61により、画素の水平表示位置に基づいて、水平ゲイン値が生成され、垂直調整値生成部62により、当該画素の垂直表示位置に基づいて、垂直ゲイン値が生成される。そして、水平ゲイン調整部71及び垂直ゲイン調整部72は、それぞれ水平ゲイン値と垂直ゲイン値とに基づいて、フィルタ処理における補正値を変更する。
これにより、水平方向と垂直方向とで別々にゲイン値を生成することができる。そのため、水平方向と垂直方向とで別々のゲイン値を用いて補正値を変更することができる。
これにより、水平方向と垂直方向とで別々にゲイン値を生成することができる。そのため、水平方向と垂直方向とで別々のゲイン値を用いて補正値を変更することができる。
例えば、図12に示すように、画像領域R11内の領域R12にのみフィルタ処理を行う場合、領域R12の境界近傍に対応する水平ゲイン値及び垂直ゲイン値が徐々に大きくなる水平調整値情報及び垂直調整値情報を用いることで、領域R12外の画素のフィルタ処理への影響を低減することができる。これにより、フィルタ処理を行う範囲とフィルタ処理を行わない範囲との境界部分に対応する表示位置に基づいて、補正値を変更することにより、当該症状を是正することができる。
また、アナログ信号や元々の画像データの状態によってはブランキング境界の位置が安定しない場合がある。この場合にも、予めブランキング境界の位置ずれを考慮した調整値情報を用いることにより、当該位置ずれに伴う症状を是正することができる。
また、アナログ信号や元々の画像データの状態によってはブランキング境界の位置が安定しない場合がある。この場合にも、予めブランキング境界の位置ずれを考慮した調整値情報を用いることにより、当該位置ずれに伴う症状を是正することができる。
さらに、図9に示すように、水平調整値情報と垂直調整値情報とを合わせた調整値情報として、所定大きさの画像領域R1の境界近傍から画像領域内R1の中央領域R2の境界近傍までの範囲の表示位置に対応するゲイン値が、画像領域R1の境界近傍を表す表示位置に対応するゲイン値から、中央領域R2の境界近傍を表す表示位置に対応するゲイン値に向かって、徐々に変化する情報を用いることができる。
これにより、所定大きさの画像領域R1の境界近傍から中央領域R2の境界近傍までの範囲の補正値の変更をより緩やかに行うことができる。そのため、当該範囲の画素へのフィルタ処理の影響をより緩やかに変化させることができる。
これにより、所定大きさの画像領域R1の境界近傍から中央領域R2の境界近傍までの範囲の補正値の変更をより緩やかに行うことができる。そのため、当該範囲の画素へのフィルタ処理の影響をより緩やかに変化させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
2 フィルタ処理部(フィルタ処理手段)
5 調整値記憶部(記憶手段)
51 水平調整値記憶部(記憶手段)
52 垂直調整値記憶部(記憶手段)
6 調整値生成部(調整値生成手段)
61 水平調整値生成部(水平調整値生成手段)
62 垂直調整値生成部(垂直調整値生成手段)
7 補正値変更部(補正値変更手段)
71 水平ゲイン調整部(補正値変更手段)
72 垂直ゲイン調整部(補正値変更手段)
100、200 画像処理装置
5 調整値記憶部(記憶手段)
51 水平調整値記憶部(記憶手段)
52 垂直調整値記憶部(記憶手段)
6 調整値生成部(調整値生成手段)
61 水平調整値生成部(水平調整値生成手段)
62 垂直調整値生成部(垂直調整値生成手段)
7 補正値変更部(補正値変更手段)
71 水平ゲイン調整部(補正値変更手段)
72 垂直ゲイン調整部(補正値変更手段)
100、200 画像処理装置
Claims (12)
- 画像データのフィルタ処理を行う画像処理装置であって、
画素値に補正値を反映させることによりフィルタ処理を行うフィルタ処理手段と、
画素の位置情報に基づいて、調整値を生成する調整値生成手段と、
前記調整値生成手段によって生成された前記調整値に基づいて、前記補正値を変更する補正値変更手段と、
を備える画像処理装置。 - 前記位置情報と前記調整値とが対応付けられた調整値情報を記憶する記憶手段を備え、
前記調整値生成手段は、前記位置情報に基づいて前記調整値情報を参照し、前記調整値を生成する請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記調整値情報は、前記調整値が前記位置情報を変数とする関数で表される情報である請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記調整値情報において、所定大きさの画像領域の境界近傍から前記画像領域内の中央領域の境界近傍までの範囲の前記位置情報に対応する前記調整値は、前記画像領域の境界近傍を表す前記位置情報に対応する前記調整値から、前記中央領域の境界近傍を表す前記位置情報に対応する前記調整値に向かって、徐々に変化する請求項2又は3に記載の画像処理装置。
- 前記調整値情報において、前記関数は、矩形関数である請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記調整値生成手段は、
前記画素の水平位置情報に基づいて、水平調整値を生成する水平調整値生成手段と、
前記画素の垂直位置情報に基づいて、垂直調整値を生成する垂直調整値生成手段と、
を備え、
前記補正値変更手段は、前記水平調整値と前記垂直調整値とに基づいて、前記補正値を変更する請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像処理装置。 - 画像データのフィルタ処理を行う画像処理方法であって、
画素値に補正値を反映させるフィルタ処理と、
画素の位置情報に基づいて、調整値を生成する調整値生成処理と、
前記調整値生成処理において生成された前記調整値に基づいて、前記補正値を変更する補正値変更処理と、
を備える画像処理方法。 - 記憶手段により、前記位置情報と前記調整値とが対応付けられた調整値情報を記憶し、
前記調整値生成処理において、前記位置情報に基づいて前記調整値情報を参照し、前記調整値を生成する請求項7に記載の画像処理方法。 - 前記調整値情報は、前記調整値が前記位置情報を変数とする関数で表される情報である請求項8に記載の画像処理方法。
- 前記調整値情報において、所定大きさの画像領域の境界近傍から前記画像領域内の中央領域の境界近傍までの範囲の前記位置情報に対応する前記調整値は、前記画像領域の境界近傍を表す前記位置情報に対応する前記調整値から、前記中央領域の境界近傍を表す前記位置情報に対応する前記調整値に向かって、徐々に変化する請求項8又は9に記載の画像処理方法。
- 前記調整値情報において、前記関数は、矩形関数である請求項9に記載の画像処理方法。
- 前記調整値生成処理は、
前記画素の水平位置情報に基づいて、水平調整値を生成する水平調整値生成処理と、
前記画素の垂直位置情報に基づいて、垂直調整値を生成する垂直調整値生成処理と、
を備え、
前記補正値変更処理において、前記水平調整値と前記垂直調整値とに基づいて、前記補正値を変更する請求項7乃至11の何れか一項に記載の画像処理方法。
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