JP2010256962A - 会議情報提供装置及び会議情報提供プログラム - Google Patents

会議情報提供装置及び会議情報提供プログラム Download PDF

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猛 南
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大輔 崎山
Kenichi Takahashi
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Abstract

【課題】会議間の開催時期の間隔に応じて過去に行われた会議の内容の振り返りを効率よく行うことができるように、会議に関する情報を配信することが可能な会議情報提供装置を提供する。
【解決手段】過去に開催された会議の開催時期と会議の議事に関する情報である議事資料とを記憶する記憶手段と、新たな会議の開催時期の指定を伴う、会議の情報の取得要求を受け付ける受付手段(S1003)と、過去に開催された会議と新たな会議との開催時期の間隔が所定期間よりも短い場合には(S1007)、過去に開催された会議の議事資料の一部を会議情報として提供し(S1009)、当該間隔が所定期間よりも短くない場合には(S1007)、過去に開催された会議の議事資料すべてを会議情報として提供する提供手段(S1010)と、を備える会議情報提供装置。
【選択図】図10

Description

本発明は、会議情報を配信する会議情報提供装置及び会議情報提供プログラムに関する。
サーバ等により管理されるデータベースに、会議の議事内容等を要約した議事録を記録しておき、当該データベースに蓄積されている議事録を、ネットワークを介してユーザの端末に配信することが可能な会議情報提供システムが利用されている。
これにより、ユーザは、ネットワークを介して開催された会議に関する議事録を容易に取得することができるので、ユーザは、取得した議事録により、例えば、自己が参加した会議の内容を容易に振り返ることができる。
特開2002−373232号公報
しかしながら、上記会議情報提供システムにおいては、開催された会議の開催時期からの経過時間に関らず、会議の議事内容を要約した議事録が一律にサーバからユーザ端末に配信されるので、ユーザが、自己が参加した会議の開催時期から相当期間が経過した後に、当該会議の議事内容を振り返りたいような場合には、記憶が薄れて議事録の内容だけでは、当該会議の議事内容を効率よく振り返るために必要な情報量を充分得られないという問題が生じる。
例えば、当該ユーザの参加している会議が、複数回連続して行われる会議であって、前回開催された会議の開催時期と、次に開催されるべき会議の開催時期との間隔が、会議参加メンバー等の都合により長くなってしまったような場合に、次の会議の開催時期までに、前回の会議の議事内容を当該会議の議事録により振り返ろうとしても、時間の経過とともに記憶が薄れてゆくため、議事録に記録されていない会議の議事内容については記憶で充分補足できなかったり、当該内容を思い出すのに時間がかかったりして、効率よく当該会議の議事内容を振り返ることができないという問題が生じる。
本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであって、会議間の開催時期の間隔に応じて過去に行われた会議の内容の振り返りを効率よく行うことができるように、会議に関する情報を提供することが可能な会議情報提供装置及び会議情報提供プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る会議情報提供装置は、過去に開催された会議の開催時期と会議の議事に関する情報である議事資料とを記憶する記憶手段と、新たな会議の開催時期の指定を伴う、会議の情報の取得要求を受け付ける受付手段と、過去に開催された会議と前記新たな会議との開催時期の間隔が所定期間よりも短い場合には、過去に開催された会議の議事資料の一部を会議情報として提供し、当該間隔が所定期間よりも短くない場合には、過去に開催された会議の議事資料すべてを会議情報として提供する提供手段と、を備える。
さらに、上記各手段を備える会議情報提供装置は、画像形成装置であることとすることができる。
又、本発明に係る会議情報提供プログラムは、過去に開催された会議の開催時期と会議の議事に関する情報である議事資料とを記憶する記憶ステップと、新たな会議の開催時期の指定を伴う、会議の情報の取得要求を受け付ける受付ステップと、過去に開催された会議と前記新たな会議との開催時期の間隔が所定期間よりも短い場合には、過去に開催された会議の議事資料の一部を会議情報として提供し、当該間隔が所定期間よりも短くない場合には、過去に開催された会議の議事資料すべてを会議情報として提供する提供ステップと、をコンピュータに実行させることとすることができる。
上記構成を備えることにより、会議間の開催時期の間隔に応じて、ユーザに提供する、過去に開催された会議に関する情報の量を調節することができるので、過去に開催された会議の開催時期から相当期間経過し、当該会議に関するユーザの記憶が薄れているような場合において、当該会議に関する全ての議事資料の提供を受けることができ、当該資料を参照しながら当該会議の議事内容に関する薄れた記憶を、効率よくよみがえらせることができ、会議の議事内容の振り返り作業におけるユーザの利便性を向上させることができる。
ここで、前記記憶手段は、前記過去に開催された会議に出席した参加者の識別情報を記憶し、前記受付手段は、前記新たな会議への参加者の指定を受付け、前記提供手段は、前記開催時期の間隔が所定期間よりも短い場合において、指定された参加者が、前記識別情報によって識別される参加者に該当しない場合には、過去に開催された会議の議事資料すべてを会議情報として提供することとしてもよい。
これにより、ユーザが、過去に開催された会議に出席していない場合には、当該会議に関する全ての議事資料の提供を受けることができるので、ユーザは、当該会議を欠席した場合においても、当該資料を参照することで、当該会議の議事に関する充分な予備知識を得ることができ、新たに開催される会議に備えることができる。
ここで、前記議事資料には、複数頁からなり、会議において頁毎に提示される会議資料と、当該会議における前記各頁についての発言内容を示す発言情報とが含まれ、前記提供手段は、前記各頁についての前記発言情報における発言量を算出する算出手段と、算出した各発言量に応じて前記発言情報を抽出すべき頁を特定する抽出頁特定手段と、前記各頁についての前記発言情報の内、特定した頁についての前記発言情報を抽出して、前記議事資料の一部を作成する作成手段と
を有することとしてもよい。
これにより、会議間の開催時期の間隔が短く、過去に開催された会議の議事内容についてのユーザの記憶力が薄れていないような場合に、当該会議の議事資料から、当該会議において発言量が多かった重要部分の情報のみを抽出してユーザに提供することができるので、ユーザは、提供された情報の中から、必要な情報を選択するという労力を余分に払うことなく、効率よく過去に開催された会議の議事内容について振り返ることができる。
ここで、前記議事資料には、複数頁からなり、会議において頁毎に提示される会議資料と、当該会議における前記各頁についての発言内容を示す発言情報とが含まれ、前記受付手段は、前記取得要求に係る会議の情報についてキーワードの指定を受け付け、前記提供手段は、前記各頁についての前記発言情報に、指定されたキーワードが含まれているか否かを検出する検出手段と、前記各頁についての前記発言情報の内、指定されたキーワードを検出した頁についての前記発言情報を抽出して、前記議事資料の一部を作成する作成手段と、を有することとしてもよい。
これにより、会議間の開催時期の間隔が短く、過去に開催された会議の議事内容についてのユーザの記憶力が薄れていないような場合に、ユーザは、重点的に振り返りたい情報をキーワードで指定し、過去に開催された会議の議事資料から、当該キーワードが含まれる情報のみを抽出した会議情報の提供を受けることができるので、ユーザは、重点的に振り返りたい情報を中心に、効率よく過去に開催された会議の議事内容の振り返りを図ることができる。
ここで、前記記憶手段は、過去に開催された複数の会議について、当該開催時期と議事資料とを記憶し、前記受付手段は、前記過去に開催された複数の会議の中から前記取得要求に係る会議の選択を受け付け、前記提供手段は、選択された会議の議事資料について、前記会議情報を提供することとしてもよい。
これにより、過去に開催された複数の会議の中から、ユーザによって選択された会議について会議情報が提供されるので、ユーザは、自己のニーズに合わせて会議情報を必要とする会議を選択することができ、必要な会議情報の選択におけるユーザの利便性の向上を図ることができる。
ここで、前記記憶手段は、過去に開催された複数の会議について、当該開催時期と議事資料とを記憶し、前記議事資料には、会議において提示される会議資料と当該会議における発言内容を示す発言情報とが含まれ、前記受付手段は、前記取得要求に係る会議についてキーワードの指定を受け取るキーワード受取手段と、
前記複数の各会議における前記発言情報に、指定されたキーワードが含まれているか否かを検出する検出手段と、前記複数の会議の内、指定されたキーワードを検出した会議を前記取得要求に係る会議として特定する特定手段とを有し、前記提供手段は、特定した会議の議事資料について、前記会議情報を提供する
こととしてもよい。
これにより、過去に開催された複数の会議の内、当該会議における発言情報に、ユーザの指定したキーワードが含まれる会議について、ユーザに会議情報が提供されるので、ユーザは、新たな会議の開催前に、重点的に振り返りたい項目をキーワードで指定し、当該項目に関連する会議の会議情報の提供を容易に受けることができる。
ここで、前記記憶手段は、過去に開催された複数の会議について、当該開催時期と議事資料とを記憶し、前記複数の会議は、連続して開催される会議であり、
前記受付手段は、前記複数の会議の内、前記新たな会議の開催時期の直前に開催された会議を前記取得要求に係る会議として特定し、前記提供手段は、特定した会議の議事資料について、前記会議情報を提供することとしてもよい。
これにより、連続して開催される会議において、新たに開催される会議と最も関連が深いと考えられる、当該会議の直前に開催された会議が取得要求に係る会議として自動的に特定されるので、ユーザは、取得要求に係る会議をいちいち指定することなく、容易に新たに開催される会議に関連が深い会議の会議情報の提供を受けることができる。
ここで、前記記憶手段はさらに、前記過去に開催された複数の会議毎に出席した参加者の識別情報を記憶し、前記受付手段は、前記新たな会議への参加者の指定を受付け、前記提供手段は、指定された参加者が、前記記憶手段に記憶されている各識別情報によって識別される何れの参加者にも該当しない場合には、前記過去に開催された複数の会議の議事資料すべてを前記会議情報として提供する
こととしてもよい。
これにより、連続して開催される会議において、指定された参加者が、過去に開催された複数の会議の何れの会議にも参加していない場合には、そのことが検出され、当該参加者に対しては、過去に開催された複数の会議のすべての議事資料が提供されるので、当該参加者は、新たな会議の開催前に、それまでに開催されたすべての会議の内容を充分把握しておくことができ、新たな会議に向けて予備知識を深めておくことができる。
会議情報提供システム100の構成例を示す図である。 画像形成装置1の構成を示す機能ブロック図である。 会議リスト情報の具体例を示す図である。 会議管理情報の具体例を示す図である。 会議情報の構成をイメージ的に示す模式図である。 発言者特定テーブルの具体例を示す図である。 会議開催時における、会議情報の入出力の流れを模式的に示した図である。 会議情報更新処理の動作を示すフローチャートである。 ダイジェストページ特定処理の動作を示すフローチャートである。 制御部10の行う会議情報配信処理の動作を示すフローチャートである。 開催予定会議の選択を受付けるためのGUI表示と選択した会議への参加者名の指定を受付けるためのGUI表示の具体例を示す。 開催済会議の選択を受付けるためのGUI表示の具体例を示す。 制御部10の行う会議情報配信処理の動作の変形例を示すフローチャートである。 制御部10の行う会議情報配信処理の動作の変形例を示すフローチャートである。 制御部10の行う関連会議特定処理の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る会議情報提供システム100の実施の形態について説明する。
[1]会議情報提供システム100の構成
図1は、本実施の形態に係る会議情報提供システム100の構成例を示す図である。同図に示すように、会議情報提供システム100は、画像形成装置1、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)2、3、4から構成される。
画像形成装置1、PC2、3、4は、LAN(Local Area Network)5を介して互いに接続されている。
画像形成装置1としては、例えば、タンデム型カラーデジタルプリンタを用いることができる
[2]画像形成装置1の構成
図2は、画像形成装置1の構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、同図に示されるように、制御部10、画像プロセス部11、給紙部12、定着部13、スキャナ部14、操作パネル15、複数のマイクロフォンを有する音声入力部16、プロジェクタ17などを備える。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)101、通信インターフェース(I/F)部102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104、会議リスト情報記憶部105、会議管理情報記憶部106、会議情報記憶部107、発言者特定テーブル記憶部108、テキスト変換部109などを有する。
通信I/F部102は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースである。
ROM103には、画像プロセス部11や給紙部12、定着部13等を制御するためのプログラムの他、後述する会議情報更新処理、ダイジェストページ特定処理、会議情報配信処理の各処理の動作を制御するためのプログラムなどが格納されている。
RAM104は、CPU101のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。
会議リスト情報記憶部105は、会議リスト情報を記憶している。
ここで、「会議リスト情報」とは、識別番号と、会議名情報と、開催状況情報と、会議メンバー情報と、参加者名情報と開催日時情報との対応関係を示す情報のことをいい、会議リスト情報の内、開催状況情報を除く情報は、会議を開催しようとするユーザにより、操作パネル15又はPC2〜4から入力され、開催状況情報は、制御部10によって記録又は更新される。
「識別番号」とは、会議の属する会議種別と当該会議種別に属する会議の開催回とを示す情報のことをいう。例えば、本実施の形態において識別番号が「A0004」の場合には、「A」が会議の会議種別を、「0004」が当該会議種別の会議の開催回数(ここでは、4回目)を表す。
会議の会議種別を示す識別子は、会議情報提供システム100の管理者によって管理され、当該管理者が、会議を開催するユーザに対して発行するものとし、当該ユーザは、発行された識別子を用いて開催する会議の会議種別を特定して操作パネル15又はPC2〜4の何れかのPCから識別番号を入力する。
「会議名情報」とは、会議の名称を示す情報のことをいう。
「会議メンバー情報」とは、当該会議の構成メンバーを示す情報のことをいう。
「参加者名情報」とは、会議の参加者名を示す情報のことをいう。
「開催日時情報」は、会議の開催年及び日時を示す情報のことをいう。
「開催状況情報」は、対応する会議が開催されたか、未開催であるかを示す情報のことをいう。
ユーザによって会議リスト情報の上記各情報が入力された後、制御部10は、所定の間隔で各会議の開催日時情報の示す年日時と、現在の年日時とを比較し、現在の年日時が当該開催日時情報の示す年日時を経過していない場合には、当該開催日時情報に係る会議の開催状況情報を「未開催」に設定し、当該年日時を経過している場合には、当該開催日時情報に係る会議の開催状況情報を「開催済」に設定する。
図3は、会議リスト情報の具体例を示す図である。同図において、識別番号が「A0004」、「A0003」、「A0002」、「A0001」の各会議は、会議種別が「A」であり、同一の会議種別に属する会議であることを示す。
又、識別番号の数値部分が1より大きい識別番号は、対応する会議種別の会議が、複数回連続して開催される連続性の会議であることを示している。例えば、識別番号が、「A0004」、「D0004」、「E0004」は、対応する会議種別の会議が連続性の会議であることを示している。
一方、識別番号が「B0001」、「C0001」は、識別番号の数値部分が1であるので、対応する会議種別の会議が連続性の会議でないことを示している。
なお、識別番号が「A0001」は、対応する会議種別(会議種別A)の会議が連続性の会議でないことを示すが、当該会議種別(会議種別A)を有する他の識別番号(「A0004」、「A0003」、「A0002」)によって、連続性の会議であることが示されている。
図2に戻って、会議管理情報記憶部106は、会議管理情報と後述するダイジェストページ特定処理に用いる閾値を記憶している。
ここで、「会議管理情報」とは、識別番号と、会議名情報と、会議資料ページ数情報と、主要発言ページ情報と、会議情報格納先情報との対応関係を示す情報のことをいう。
「会議資料ページ数情報」とは、会議情報記憶部107に記憶されている、当該会議の会議資料の画像データのページ数を示す情報のことをいう。
「主要発言ページ情報」とは、会議情報記憶部107において、当該会議の会議資料の画像データの各ページに対応付けて記憶されている、テキスト変換された参加者発言情報の内、文字数が閾値を超える参加者発言情報に対応する会議資料の画像データのページ(以下、「主要発言ページ」という。)を特定する情報のことをいい、後述するダイジェストページ特定処理を行うことにより作成される。
「参加者発言情報」とは、当該会議中に、音声入力部16から入力される会議参加者の音声信号を、テキスト変換部109においてテキストデータに変換することにより生成された情報のことをいい、当該参加者発言情報は、後述する会議情報更新処理が実行されることにより、会議資料の画像データの各ページに対応付けて生成される。
「会議情報格納先情報」とは、会議情報記憶部107に記憶されている、後述する会議情報の格納先を示す情報のことをいう。
図4は、会議管理情報の具体例を示す図である。同図において、識別番号が「0004」、「B0001」、「C0001」の会議については、未開催であるため(図3に示す、上記各会議についての開催状況情報を参照)、参加者発言情報がまだ作成されておらず、主要発言ページ情報が、記録されていない。
一方、識別番号が「D0004」、「E0004」、「A0003」、「A0002」、「A0001」の各会議は開催済みであるため(図3に示す、上記各会議についての開催状況情報を参照)、それぞれ、主要発言ページ情報が記録されている。
例えば、識別番号が「D0004」の会議においては、主要発言ページが、17ページ、18ページ、19ページ、20ページであることを示している。
具体的には、当該会議において、発表者が会議資料の画像データの17〜20ページについて説明しているときに、会議参加者の発言量が多かったことを示している。
会議情報記憶部107は、会議情報を記憶している。
ここで、「会議情報」とは、会議において会議資料としてプロジェクタ17によって投影される画像データと、当該会議資料の内容を説明する発表者の音声をテキスト変換した情報である発表者説明情報と、当該会議において参加者が発言した音声をテキスト変換した情報である参加者発言情報とを含む情報のことをいい、
図5に示すように、発表者説明情報と参加者発言情報は、それぞれ、会議資料の画像データの各ページに対応づけて会議情報記憶部107に記憶されている。
発言者特定テーブル記憶部108は、発言者特定テーブルを記憶している。
ここで、「発言者特定テーブル」とは、発言者名と音声入力部16の各マイクロフォンを識別するマイク識別子との対応関係を示すテーブルのことをいい、当該対応関係は、会議開催の際に、会議情報提供システム100の管理者又は当該会議の構成メンバーによって設定され、PC2〜4又は操作パネル15から入力されるものとする。
図6は、発言者特定テーブルの具体例を示す図である。同図においては、マイク識別子が「M1」のマイクロフォンは、「Aさん」、マイク識別子が「M2」のマイクロフォンは、「Bさん」、マイク識別子が「M3」のマイクロフォンが「Eさん」、マイク識別子が「M4」のマイクロフォンが「Jさん」、マイク識別子が「M5」のマイクロフォンが「Kさん」、マイク識別子が「M6」のマイクロフォンが「Nさん」にそれぞれ割当てられていることを示している。
図2に戻って、テキスト変換部109は、音声入力部16より入力される音声信号をテキストデータ(文字情報)に変換する。
CPU101は、ROM103から必要な制御プログラムを読出し、画像プロセス部11や給紙部12、定着部13等を制御するとともに、後述する会議情報更新処理、ダイジェストページ特定処理、会議情報配信処理の各処理の動作を制御する。
画像プロセス部11は、制御部10又はスキャナ部14から入力された印刷用の画像データに基づき、給紙部12から供給される記録シートとしての用紙に画像を形成することにより印刷処理を実行する。
給紙部12は、制御部10からの指示に応じて記録シートとしての用紙を画像プロセス部11に供給する。
定着部13は、制御部10からの指示に応じて記録シートとしての用紙に形成された画像を、当該用紙に熱定着させる。
スキャナ部14は、スキャナなどの画像入力装置から構成され、用紙等の記録シートに記載されている文字や図形などの情報を読取り、画像データを形成する。
操作パネル15は、複数の入力キーと液晶表示部を備え、液晶表示部の表面にはタッチパネルが積層されている。タッチパネルからのタッチ入力又は入力キーからのキー入力により、ユーザからの指示を受取り、制御部10に通知する。
音声入力部16は、マイクロフォン(ここでは、複数のマイクロフォンを備えることとする。)、A/D変換回路等を有し、各マイクロフォンを介して入力される、会議における発言者の音声を音声信号に変換して、制御部10に出力する。
プロジェクタ17は、制御部10から出力される会議資料の画像データをスクリーン等に投影する。
図7は、会議開催時における、会議情報の入出力の流れを模式的に示した図である。同図において、音声入力部16に含まれる各マイクロフォンは、「マイク」と省略して表示されている。
会議が開催されると、発表者の指示に応じて、制御部10の会議情報記憶部107から会議資料の画像データがページ毎に読出されてプロジェクタ17に出力される。
又、当該会議において発表者がプロジェクタ17から投影された会議資料について発言した音声は、音声入力部16のマクロフォンM1に入力された後、音声信号に変換されて、テキスト変換部109に出力され、テキスト変換部109においてテキストデータに変換された後、会議情報記憶部107に入力され、会議情報記憶部107において発表者説明情報として記憶される。
さらに、発表者の発言に対して、各参加者が発言した音声は、上記と同様に音声入力部16のマイクロフォンM2、M3、M4、M5、M6に入力された後、音声信号に変換されて、テキスト変換部109に出力され、テキスト変換部109においてテキストデータに変換された後、会議情報記憶部107に入力され、会議情報記憶部107において参加者発言情報として記憶される。
[3]会議情報更新処理の動作
次に制御部10の行う会議情報更新処理の動作について説明する。図8は、上
記動作を示すフローチャートである。
操作パネル15を介してユーザ(ここでは、会議の発表者)から会議資料の送信指示を受取ると(ステップS801)、制御部10は、会議資料送信ページ数を示す変数Pを0に初期化した後(ステップS802)、Pの値を1だけインクリメントし(ステップS803)、会議情報記憶部107からPページ目の会議資料を読出し、プロジェクタ17に送信する(ステップS804)。
次に、制御部10は、音声入力部16より、音声信号の入力が有るか否かを監視し(ステップS805)、当該入力が有った場合(ステップS805:YES)、入力元のマイクロフォンを特定し、発言者特定テーブル記憶部108に記憶されている発言者特定テーブルを参照して、入力元のマイクロフォンに対応する発言者を特定するとともに(ステップS806)、入力された音声信号をテキストデータに変換する(ステップS807)。
制御部10は、特定した発言者が、発表者である場合には(ステップS808:YES)、変換したテキストデータを送信した会議資料の画像データのPページ目のページと対応付けて、発表者説明情報として会議情報記憶部107に記録し(ステップS809)、特定した発言者が発表者でない(参加者である)場合には(ステップS808:NO)、変換したテキストデータを送信した会議資料の画像データのPページ目のページと対応付けて、参加者発言情報として会議情報記憶部107に記録する(ステップS810)。
次に、制御部10は、操作パネル15から会議資料の画像データの次ページ送信指示が有るか否かを所定期間監視し(ステップS811)、有った場合には(ステップS811:YES)、ステップS803の処理に移行し、無かった場合には(ステップS811:NO)、さらに操作パネル15から会議資料の画像データの前ページ送信指示が有るか否かを所定期間監視する(ステップS812)。
制御部10は、前ページ送信指示が有った場合には(ステップS812:YES)、変数Pを2だけデクリメントした後(ステップS813)、ステップS803の処理に移行し、前ページ送信指示が無く(ステップS812:NO)、操作パネル15から会議終了指示が有ると(ステップS814:YES)、会議情報更新処理の動作を終了する。
[4]ダイジェストページ特定処理
制御部10は、会議情報更新処理の動作を終了後、ダイジェストページ特定処理の動作を開始する。
図9は、ダイジェストページ特定処理の動作を示すフローチャートである。
制御部10は、会議情報更新処理によって作成した、会議資料の画像データの各ページに対応付けられている参加者発言情報を、会議情報記憶部107から読出して取得し(ステップS901)、取得した各ページに対応する参加者発言情報について、当該参加者発言情報に含まれる文字数をカウントし(ステップS902)、当該文字数が予め定められている閾値を超える参加者発言情報に係る会議資料の画像データのページ番号を特定し(ステップS903)、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報において、当該会議資料に係る会議の識別番号と対応付けて、特定したページ番号を主要発言ページ特定情報として記録する(ステップS904)。
[5]会議情報配信処理
次に制御部10の行う会議情報配信処理の動作について説明する。図10は、
上記動作を示すフローチャートである。
制御部10は、PC2〜4の何れかを介してユーザから会議リスト情報の取得要求を受取ると(ステップS1001)、会議リスト情報記憶部105より、会議リスト情報を読出し、取得要求したPCに送信する(ステップS1002)。
次に制御部10は、当該PCに対し、当該会議リスト情報から、開催状況情報が「未開催」を示す、各識別番号についての会議名情報、開催状況情報、会議メンバー情報、開催日時情報を抽出させて図11に示すような開催予定会議の選択を受付けるためのGUI(Graphic User Interface)表示と選択した会議への参加者名の指定を受付けるためのGUI表示とを作成させる。
さらに、制御部10は、当該PCに対し、当該会議リスト情報から、開催状況情報が「開催済」を示す、各識別番号についての会議名情報、開催状況情報、会議メンバー情報、参加者名情報、開催日時情報を抽出させて図12に示すような開催済会議の選択を受付けるためのGUI表示を作成させる。
そして、制御部10は、当該PCに作成させた各GUI表示を表示させ、各GUI表示を介してユーザから、開催予定会議の選択、当該会議への参加者名の指定及び会議情報の取得を要求する開催済会議の選択を受付ける(ステップS1003)。
なお、図11の符号1101及び図12の符号1201は、それぞれ、GUI表示から会議を選択するためのカーソルを表す。
次に制御部10は、会議リスト情報を参照して、選択された開催予定会議に係る識別番号の示す会議の開催回が1より大きいか否かにより、当該会議が連続性の会議であるか否かを判定する(ステップS1004)。
識別番号の示す会議の開催回が1より大きくなく、当該会議が連続性の会議でない場合には(ステップS1004:NO)、制御部10は、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報を参照して選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、当該格納先から会議資料の画像データを読出して、取得要求をしたPCに配信する(ステップS1012)。
一方、識別番号の示す会議の開催回が1より大きく、当該会議が連続性の会議である場合には(ステップS1004:YES)、制御部10は、さらに会議リスト情報に含まれている開催済会議の識別番号の内、選択された開催予定会議に係る識別番号の示す会議種別と同一の会議種別に属する識別番号を特定し、指定された参加者名が、特定した各識別番号の示す会議の参加者名の何れかと一致するか否かにより、指定された参加者名の参加者が、当該会議種別に属する会議に初めて出席する者であるか否かを判定する(ステップS1005)。
指定された参加者名が、特定した各識別番号の示す会議の参加者名の何れとも一致せず、指定された参加者名の参加者が、当該会議種別に属する会議に初めて出席する者である場合には(ステップS1005:YES)、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報を参照して選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、当該格納先から会議資料の画像データを読出して取得要求をしたPCに配信するとともに、選択された開催済会議に係る識別番号の示す会議種別と会議種別が一致する全ての識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、特定した全ての格納先から会議情報を読出して取得要求をしたPCに配信する(ステップS1011)。
一方、指定された参加者名が、特定した各識別番号に対応する参加者名の何れかと一致し、指定された参加者名の参加者が、当該種別に属する会議に初めて出席する者でない場合には(ステップS1005:NO)、制御部10は、さらに会議リスト情報において、選択された開催済会議に係る識別番号に対応付けられている参加者名情報を参照して、指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れかの参加者名に該当するか否かにより、指定された参加者名の参加者が選択された開催済会議に出席したか否かを判定する(ステップS1006)。
指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れの参加者名にも該当せず、
指定された参加者名の参加者が選択された開催済会議に出席していない場合には(ステップS1006:NO)、制御部10は、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報を参照して選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、当該格納先から会議資料の画像データを読出して取得要求をしたPCに配信するとともに、会議管理情報において、選択された開催済会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報格納先情報の示す格納先から、当該会議に係る会議情報を読出し、取得要求をしたPCに配信する(ステップS1010)。
一方、指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れかの参加者名に該当し、指定された参加者名の参加者が選択された開催済会議に出席している場合には(ステップS1006:YES)、制御部10は、さらに会議リスト情報において、選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている開催日時情報の示す当該会議の開催時期と、選択された開催済会議に係る識別番号に対応付けられている開催日時情報の示す当該会議の開催時期とから、両会議間の開催時期の間隔が1ヶ月以上であるか否かを判定する(ステップS1007)。
当該間隔が1ヶ月以上である場合には(ステップS1007:YES)、制御部10は、ステップS1010の処理を行い、当該間隔が1ヶ月以上でない場合には(ステップS1007:NO)、制御部10は、会議管理情報において、選択された開催済会議に係る識別番号に対応付けられている主要発言ページ特定情報の示すページ番号を特定し、当該ページ番号に対応付けられている参加者発言情報を、当該識別番号に対応付けられている会議情報の格納先から読出して抽出し、さらに、当該格納先から当該会議情報に含まれる会議資料の画像データの全てのページ及び全ての発表者説明情報を読出して、ダイジェスト会議情報を作成し(ステップS1008)、当該ダイジェスト会議情報を、取得要求をしたPCに配信するとともに、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報を参照して選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、当該格納先から会議資料の画像データを読出して取得要求をしたPCに配信する(ステップS1009)。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)本実施の形態においては、会議情報を構成する参加者発言情報の内、主要発言ページ特定情報の示すページ番号の会議資料の画像データのページ番号に対応付けられている参加者発言情報だけを抽出することより、ダイジェスト会議情報を作成することとしたが、ダイジェスト会議情報の作成方法は、本実施の形態の作成方法に限定されず、会議情報の内、特定の一部を抽出する方法であれば、他の作成方法を用いることとしてもよい。
例えば、参加者発言情報だけでなく、発表者発言情報についても、主要発言ページ特定情報の示すページ番号の会議資料の画像データのページ番号に対応付けられている発表者発言情報だけを抽出し、抽出した発表者及び参加者発言情報を用いてダイジェスト会議情報を作成することとしてもよい。
又、ユーザが選択したキーワードの入力を、ユーザから受付けて、会議情報を構成する、会議資料の画像データの各ページに対応付けられている参加者発言情報の中から、当該キーワードを含む参加者発言情報だけを抽出することにより、ダイジェスト会議情報を作成することとしてもよいし、参加者発言情報だけでなく、会議資料の画像データの各ページに対応付けられている発表者説明情報についても同様に、当該キーワードを含む発表者説明情報だけを抽出することにより、ダイジェスト会議情報を作成することとしてもよい。
上記において、参加者発言情報及び発表者発言情報からのキーワード抽出は、例えば、形態素解析を行うことにより実行することができる。
具体的には、参加者発言情報及び発表者発言情報に含まれる文字列を、形態素(言語で意味を持つ最小単位)に分割して、キーワードを抽出し、抽出したキーワードと、入力されたキーワードが一致するか否かを判別することにより、入力されたキーワードを含む参加者発言情報及び発表者発言情報を抽出する。
上記各変形例は、後述する(2)において説明する、図13及び図14の会議情報配信処理の変形例におけるダイジェスト会議情報の作成においても、同様に適用することとしてもよい。
(2)本実施の形態においては、会議情報の取得を要求する開催済会議の選択をユーザから受付けて、選択された開催予定会議と関連のある開催済会議を特定することとしたが、当該開催予定会議と会議種別が同一で、当該開催予定会議の直前に行われた会議を、当該開催予定会議と関連のある開催済会議として特定することとしてもよい。
図13は、上記の変形例の場合において、制御部10の行う会議情報配信処理の動作を示すフローチャートである。同図において、図10に示す本実施の形態における会議情報配信処理の動作と処理内容が同一の処理については、図10と同一のステップ番号を付している。以下、図10における処理との相違する処理について説明する。
制御部10は、ステップS1002の処理を行った後、送信した会議リスト情報から、開催状況情報が「未開催」を示す、各識別番号についての会議名情報、開催状況情報、会議メンバー情報、開催日時情報を抽出させて図11に示すような開催予定会議の選択を受付けるためのGUI表示と選択した会議への参加者名の指定を受付けるためのGUI表示とを、取得要求したPCに作成させて、各GUI表示を表示させ、各GUI表示を介してユーザから、開催予定会議の選択、当該会議への参加者名の指定を受付ける(ステップS1301)。
その後、ステップS1004の判定結果が肯定的である場合に(ステップS1004:YES)、制御部10は、会議リスト情報の識別番号の示す会議種別及び開催日時情報を参照して、選択された開催予定会議と会議種別が同一で、選択された開催予定会議の直前に開催された開催済会議を、選択された開催予定会議の関連会議として特定する(ステップS1302)。
その後、ステップS1005の判定結果が否定的である場合に(ステップS1005:NO)、制御部10は、会議リスト情報において、関連会議として特定した開催済会議に係る識別番号に対応付けられている参加者名情報を参照して、指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れかの参加者名に該当するか否かにより、指定された参加者名の参加者が、関連会議として特定した開催済会議に出席したか否かを判定する(ステップS1303)。
ステップS1303において、指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れの参加者名にも該当せず、指定された参加者名が、関連会議として特定した開催済会議に出席していない場合には(ステップS1303:NO)、制御部10は、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報を参照して選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、当該格納先から会議資料の画像データを読出して取得要求をしたPCに配信するとともに、会議管理情報において、関連会議として特定した開催済会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報格納先情報の示す格納先から、当該会議に係る会議情報を読出し、取得要求をしたPCに配信する(ステップS1306)。
一方、ステップS1303において、指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れかの参加者名に該当し、指定された参加者名の参加者が、関連会議として特定した開催済会議に出席している場合には(ステップS1303:YES)、制御部10は、さらにステップS1007の判定処理を行う。
ステップS1007の判定結果が肯定的である場合には(ステップS1007:YES)、制御部10は、ステップS1306の処理を行う。
一方、ステップS1007の判定結果が否定的である場合には(ステップS1007:NO)、制御部10は、会議管理情報において、関連会議として特定した開催済会議に係る識別番号に対応付けられている主要発言ページ特定情報の示すページ番号を特定し、当該ページ番号に対応付けられている参加者発言情報を、当該識別番号に対応付けられている会議情報の格納先から読出して抽出し、さらに、当該格納先から当該会議情報に含まれる会議資料の画像データの全てのページ及び全ての発表者説明情報を読出して、ダイジェスト会議情報を作成する(ステップS1304)。
そして、制御部10は、ステップS1304の処理において作成したダイジェスト会議情報を、取得要求をしたPCに配信するとともに、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報を参照して選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、当該格納先から会議資料の画像データを読出して取得要求をしたPCに配信する(ステップS1305)。
又、ユーザから会議情報の取得を要求する開催済会議の選択を受付ける代わりに、関連のある開催済会議を検索するためのキーワードの入力を受付けて、選択された開催予定会議と関連のある開催済会議を特定することとしてもよい。
図14は、上記の変形例の場合において、制御部10の行う会議情報配信処理の動作を示すフローチャートである。同図において、図10に示す本実施の形態における会議情報配信処理の動作と処理内容が同一の処理については、図10と同一のステップ番号を付している。以下、図10における処理との相違する処理について説明する。
制御部10は、ステップS1002の処理を行った後、送信した会議リスト情報から、開催状況情報が「未開催」を示す、各識別番号についての会議名情報、開催状況情報、会議メンバー情報、開催日時情報を抽出して図11に示すような開催予定会議の選択を受付けるためのGUI表示と選択した会議への参加者名の指定を受付けるためのGUI表示とを、取得要求したPCに作成させて、各GUI表示を表示させ、各GUI表示を介してユーザから、開催予定会議の選択、当該会議への参加者名の指定を受付ける(ステップS1401)。
その後、ステップS1004の判定結果が肯定的である場合に(ステップS1004:YES)、制御部10は、後述する関連会議特定処理を行う(ステップS1402)。
その後、ステップS1005の判定結果が否定的である場合に(ステップS1005:NO)、制御部10は、会議リスト情報において、後述する関連会議特定処理によって関連会議として特定された開催済会議に係る識別番号に対応付けられている参加者名情報を参照して、指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れかの参加者名に該当するか否かにより、指定された参加者名の参加者が関連会議として特定された開催済会議に出席したか否かを判定する(ステップS1403)。
ステップS1403において、指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れの参加者名にも該当せず、指定された参加者名の参加者が関連会議として特定された開催済会議に出席していない場合には(ステップS1403:NO)、制御部10は、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報を参照して選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、当該格納先から会議資料の画像データを読出して取得要求をしたPCに配信するとともに、会議管理情報において、関連会議として特定された開催済会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報格納先情報の示す格納先から、当該会議に係る会議情報を読出し、取得要求をしたPCに配信する(ステップS1406)。
一方、ステップS1403において、指定された参加者名が当該参加者名情報の示す何れかの参加者名に該当し、指定された参加者名の参加者が関連会議として特定された開催済会議に出席している場合には(ステップS1403:YES)、制御部10は、さらにステップS1007の判定処理を行う。
ステップS1007の判定結果が肯定的である場合には(ステップS1007:YES)、制御部10は、ステップS1406の処理を行う。
一方、ステップS1007の判定結果が否定的である場合には(ステップS1007:NO)、制御部10は、会議管理情報において、関連会議として特定された開催済会議に係る識別番号に対応付けられている主要発言ページ特定情報の示すページ番号を特定し、当該ページ番号に対応付けられている参加者発言情報を、当該識別番号に対応付けられている会議情報の格納先から読出して抽出し、さらに、当該格納先から当該会議情報に含まれる会議資料の画像データの全てのページ及び全ての発表者説明情報を読出して、ダイジェスト会議情報を作成する(ステップS1404)。
そして、制御部10は、ステップS1404の処理において作成したダイジェスト会議情報を、取得要求をしたPCに配信するとともに、会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報を参照して選択された開催予定会議に係る識別番号に対応付けられている会議情報の格納先を特定し、当該格納先から会議資料の画像データを読出して取得要求をしたPCに配信する(ステップS1405)。
図15は、制御部10の行う関連会議特定処理の動作を示すフローチャートである。
制御部10は、図14のステップS1004の判定結果が肯定的である場合に(ステップS1004:YES)、取得要求したPCに関連会議情報の検索用のキーワードの入力を受付けるためのGUI表示を表示させ、当該GUI表示を介してユーザからキーワードの入力を受取る(ステップS1501)。
次に、制御部10は会議リスト情報を参照して、開催状況情報が「開催済」を示す各会議の識別番号を特定し、さらに会議管理情報記憶部106に記憶されている会議管理情報の会議情報格納先情報を参照して、特定した各識別番号に係る会議情報の格納先を特定し、各格納先から会議情報を読出し、読出した各会議情報の参加者発言情報及び発表者説明情報について、形態素(言語で意味を持つ最小単位)に分割して、形態素解析を行って、キーワードを抽出し、抽出したキーワードの中から、入力されたキーワードと一致するキーワードを検索する(ステップS1502)。
次に、制御部10は、一致するキーワードが検索された場合に(ステップS1503:YES)、当該会議情報を、選択された開催予定会議に関連する会議情報として特定し(ステップS1504)、読出した全ての会議情報について、ステップS1502〜ステップS1504の処理が完了すると(ステップS1505:YES)、図14のステップS1005の処理に移行する。
なお、上記のように、開催済の全ての会議の会議情報についてステップS1502〜ステップS1505の処理を行う代わりに、選択された開催予定会議に係る会議種別と一致する開催済の会議の会議情報に限定して、ステップS1502〜ステップS1505の処理を行うこととしてもよい。
(3)本実施の形態においては、ダイジェストページ特定処理において、文字数が閾値を超える参加者発言情報を、会議情報から抽出すべき参加者発言情報として特定し、当該参加者発言情報を会議情報から抽出してダイジェスト会議情報を作成することとしたが、参加者発言情報の抽出方法は、上記方法に限定されない。
例えば、ダイジェストページ特定処理においてカウントされた会議資料の画像データの各ページに対応する参加者発言情報の文字数の内、当該文字数が多い順に順序付けを行い、当該順位の高い順に、所定数(例えば、3)の参加者発言情報を抽出してダイジェスト会議情報を作成することとしてもよい。
又、文字数のカウントにより発言量を検出する代わりに、発言時間や発言者数をカウントすることにより、発言量を検出することとしてもよい。
又、本変形例を(2)で説明した変形例に適用することとしてもよい。
(4)本実施の形態においては、会議情報を画像形成装置1が記憶することとしたが、会議情報を、画像形成装置1とネットワークで接続された外部のデータベースに記憶させておき、画像形成装置1が当該データベースから会議情報を取得し、ユーザ端末(PC2〜4)やプロジェクタ17に配信することとしてもよい。
本発明は、会議情報を配信する会議情報提供装置において、会議情報の配信処理を制御する技術として利用できる。
1 画像形成装置
2〜4 PC
5 LAN
10 制御部
11 画像プロセス部
12 給紙部
13 定着部
14 スキャナ部
15 操作パネル
16 音声入力部
17 プロジェクタ
100 会議情報提供システム
101 CPU
102 I/F部
103 ROM
104 RAM
105 会議リスト情報記憶部
106 会議管理情報記憶部
107 会議情報記憶部
108 発言者特定テーブル記憶部
109 テキスト変換部

Claims (11)

  1. 過去に開催された会議の開催時期と会議の議事に関する情報である議事資料とを記憶する記憶手段と、
    新たな会議の開催時期の指定を伴う、会議の情報の取得要求を受け付ける受付手段と、
    過去に開催された会議と前記新たな会議との開催時期の間隔が所定期間よりも短い場合には、過去に開催された会議の議事資料の一部を会議情報として提供し、当該間隔が所定期間よりも短くない場合には、過去に開催された会議の議事資料すべてを会議情報として提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする会議情報提供装置。
  2. 前記記憶手段は、前記過去に開催された会議に出席した参加者の識別情報を記憶し、
    前記受付手段は、前記新たな会議への参加者の指定を受付け、
    前記提供手段は、前記開催時期の間隔が所定期間よりも短い場合において、指定された参加者が、前記識別情報によって識別される参加者に該当しない場合には、過去に開催された会議の議事資料すべてを会議情報として提供する
    ことを特徴とする請求項1記載の会議情報提供装置。
  3. 前記議事資料には、複数頁からなり、会議において頁毎に提示される会議資料と、当該会議における前記各頁についての発言内容を示す発言情報とが含まれ、
    前記提供手段は、
    前記各頁についての前記発言情報における発言量を算出する算出手段と、
    算出した各発言量に応じて前記発言情報を抽出すべき頁を特定する抽出頁特定手段と、
    前記各頁についての前記発言情報の内、特定した頁についての前記発言情報を抽出して、前記議事資料の一部を作成する作成手段と
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の会議情報提供装置。
  4. 前記議事資料には、複数頁からなり、会議において頁毎に提示される会議資料と、当該会議における前記各頁についての発言内容を示す発言情報とが含まれ、
    前記受付手段は、前記取得要求に係る会議の情報についてキーワードの指定を受け付け、
    前記提供手段は、
    前記各頁についての前記発言情報に、指定されたキーワードが含まれているか否かを検出する検出手段と、
    前記各頁についての前記発言情報の内、指定されたキーワードを検出した頁についての前記発言情報を抽出して、前記議事資料の一部を作成する作成手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の会議情報提供装置。
  5. 前記記憶手段は、過去に開催された複数の会議について、当該開催時期と議事資料とを記憶し、
    前記受付手段は、前記過去に開催された複数の会議の中から前記取得要求に係る会議の選択を受け付け、
    前記提供手段は、選択された会議の議事資料について、前記会議情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の会議情報提供装置。
  6. 前記記憶手段は、過去に開催された複数の会議について、当該開催時期と議事資料とを記憶し、
    前記議事資料には、会議において提示される会議資料と当該会議における発言内容を示す発言情報とが含まれ、
    前記受付手段は、
    前記取得要求に係る会議についてキーワードの指定を受け取るキーワード受取手段と、
    前記複数の各会議における前記発言情報に、指定されたキーワードが含まれているか否かを検出する検出手段と、
    前記複数の会議の内、指定されたキーワードを検出した会議を前記取得要求に係る会議として特定する特定手段と
    を有し、
    前記提供手段は、特定した会議の議事資料について、前記会議情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の会議情報提供装置。
  7. 前記記憶手段はさらに、前記過去に開催された複数の会議毎に出席した参加者の識別情報を記憶し、
    前記複数の会議は、連続して開催される会議であり、
    前記受付手段は、前記新たな会議への参加者の指定を受付け、
    前記提供手段は、指定された参加者が、前記記憶手段に記憶されている各識別情報によって識別される何れの参加者にも該当しない場合には、前記過去に開催された複数の会議の議事資料すべてを前記会議情報として提供する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の会議情報提供装置。
  8. 前記記憶手段は、過去に開催された複数の会議について、当該開催時期と議事資料とを記憶し、
    前記複数の会議は、連続して開催される会議であり、
    前記受付手段は、前記複数の会議の内、前記新たな会議の開催時期の直前に開催された会議を前記取得要求に係る会議として特定し、
    前記提供手段は、特定した会議の議事資料について、前記会議情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の会議情報提供装置。
  9. 前記記憶手段はさらに、前記過去に開催された複数の会議毎に出席した参加者の識別情報を記憶し、
    前記受付手段は、前記新たな会議への参加者の指定を受付け、
    前記提供手段は、指定された参加者が、前記記憶手段に記憶されている各識別情報によって識別される何れの参加者にも該当しない場合には、前記過去に開催された複数の会議の議事資料すべてを前記会議情報として提供する
    ことを特徴とする請求項8記載の会議情報提供装置。
  10. 前記会議情報提供装置は、画像形成装置である
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の会議情報提供装置。
  11. 過去に開催された会議の開催時期と会議の議事に関する情報である議事資料とを記憶する記憶ステップと、
    新たな会議の開催時期の指定を伴う、会議の情報の取得要求を受け付ける受付ステップと、
    過去に開催された会議と前記新たな会議との開催時期の間隔が所定期間よりも短い場合には、過去に開催された会議の議事資料の一部を会議情報として提供し、当該間隔が所定期間よりも短くない場合には、過去に開催された会議の議事資料すべてを会議情報として提供する提供ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする会議情報提供プログラム。
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JP2017016308A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置、及び画像形成装置
JP2017174276A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 ブラザー工業株式会社 プログラム及び遠隔会議方法
JP2018125013A (ja) * 2018-03-15 2018-08-09 株式会社リコー 情報処理装置、電子会議システム及びプログラム

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