JP2010256689A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Seiji Kawaguchi
聖二 川口
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Abstract

【課題】フレーム周波数が下がってもフリッカーが発生しない液晶表示装置を提供する。
【解決手段】フレーム周波数が低いほど黒挿入率を小さくし、また、黒電圧との電位差が小さくなり、かつ、逆転移が起こらない白電圧を求め、この黒挿入率と白電圧を用いて映像を表示するOCB型の液晶表示装置である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、OCB型の液晶表示装置に関するものである。
従来、液晶表示装置はTN型が一般的に用いられてきた。しかし、動画視認性を改善するために高速応答を特徴とするOCBモードの液晶を用いるOCB型の液晶表示装置が、液晶テレビや液晶モニターなどに搭載されてきている(例えば、特許文献1参照)。
このOCB型の液晶表示装置においては、スプレイ配向からベンド配向への逆転移を防止するために、1フレーム毎に映像信号と共に、黒色を表示する黒電圧を挿入する黒挿入駆動法が行われている。
特開2004−185027号公報
上記黒挿入駆動法において、黒挿入期間は、映像信号のフレーム周波数に拘わらず、1フレームに対して室温において25%程度である。ところが、この25%の黒挿入期間で、かつ、フレーム周波数が60Hzの表示では、人間の目ではフリッカーは発生しないが、フレーム周波数が50Hz付近ではフリッカーが発生するという問題点がある。例えば、ヨーロッパにおけるPAL表示法では、フレーム周波数が50Hz付近であるため、そのフリッカーが気になる可能性がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、フレーム周波数が下がってもフリッカーが発生しない液晶表示装置を提供する。
本発明は、OCB型の液晶パネルと、前記液晶パネルにソース信号を供給するソースドライバと、前記液晶パネルにゲート信号を供給するゲートドライバと、入力した映像信号のフレーム周波数を検出するフレーム周波数検出部と、前記フレーム周波数が低い程、黒挿入率を小さくする黒挿入制御部と、前記フレーム周波数が低い程、黒電圧との電位差が小さくなり、かつ、逆転移が起こらない白電圧を求める白電圧制御部と、前記黒挿入率と前記白電圧を用いて、前記映像信号を前記ソース信号に変換して前記ソースドライバに供給するドライバ制御部と、有することを特徴とする液晶表示装置である。
本発明によれば、フレーム周波数が低いほど黒挿入率が小さくなり、白電圧もそれに伴って変化するため、フリッカーが発生しない。
本発明の一実施形態を示す液晶表示装置のブロック図である。 フレーム周波数が60Hzのときの波形図である。 フレーム周波数が60Hzのときの波形図である。 白電圧と黒挿入率との関係を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態のOCB型の液晶表示装置10について図1〜図4に基づいて説明する。
(1)液晶表示装置10の構成
液晶表示装置10の構成について、図1のブロック図に基づいて説明する。
この液晶表示装置10は、OCB型の液晶パネル12、ソースドライバ14、ゲートドライバ16、コントローラ18、入力電源20、駆動電圧発生回路22とを有している。
液晶パネル12は、例えば7〜9インチの大きさであり、アレイ基板と対向基板とから構成され、このアレイ基板には信号線と走査線が互いに直交するように配線され、これら交点の付近にTFT(薄膜トランジスタ)が形成され、また、アレイ基板と対向基板との間にOCBモードの液晶が挟持されている。この液晶パネル12の裏面側には、この液晶パネル12を照明する不図示のバックライトが備えられている。
入力電源20は、不図示のバックライト、コントローラ18及び駆動電圧発生回路22に電力を供給する。
駆動電圧発生回路22は、映像信号を液晶パネル12に表示させるタイミングに応じて、バックライト、ソースドライバ14及びゲートドライバ16に供給する電圧を調整する。
ゲートドライバ16は、コントローラ18からの垂直同期信号、垂直スタート信号などに基づいて、液晶パネル12の各走査線にゲート信号を供給する。
ソースドライバ14は、コントローラ18からの映像のデータ信号、水平同期信号、水平スタート信号などに基づいて、液晶パネル12の各信号線にソース信号を供給するものであり、D/A変換部やシフトレジスタを備えている。
コントローラ18については、次に説明する。
(2)コントローラ18の構成
次に、図1に基づいてコントローラ18の構成について説明する。
コントローラ18は、外部からアナログ又はデジタルの映像信号が入力し、それに対応してソースドライバ14、ゲートドライバ16及び駆動電圧発生回路22にそれぞれの信号を出力する。
コントローラ18は、図1に示すように、フレーム周波数検出部24、黒挿入制御部26、白電圧制御部28、ドライバ制御回路30とを有している。
フレーム周波数検出部24は、入力した映像信号のフレーム周波数を検出するものであり、例えばNTSC方式の映像信号は60Hz、PAL方式の映像信号は50Hzのフレーム周波数である。
黒挿入制御部26は、検出したフレーム周波数に基づいて、黒挿入率を算出する。ここで「黒挿入率」とは、1フレーム中における黒色の画面の表示を行う時間的割合である。この黒挿入率を算出するために、黒挿入制御部26には、メモリよりなる黒挿入率記憶部が予め設けられ、フレーム周波数に対応した黒挿入率が記憶されている。例えば、NTSC方式の60Hzでは、黒挿入率は25%であり、PAL方式の50Hzでは、黒挿入率が10%の対応関係を記憶している。
白電圧制御部28は、検出したフレーム周波数に対応した白電圧を算出するものである。ここで、「白電圧」とは白色の画面の表示を行うための電圧であり、フリッカーが発生せず、かつ、OCB液晶がスプレイ配向からベンド配向への逆転移が起こらない電圧を意味する。すなわち、フレーム周波数が低いほど黒電圧と白電圧との電位差が小さくなるようにし、かつ、その電位差が少なくとも逆転移が起こらないように設定されている。白電圧と黒挿入率の関係を示したのが図4のグラフであり、このグラフにおいてベンド状態の部分で白電圧と黒挿入率が決定される。この算出を行うために、白電圧制御部28は、メモリよりなる白電圧記憶部を予め有し、フレーム周波数に対応した白電圧が記憶されている。例えば、フレーム周波数が60Hzの場合には、0.0Vが記憶され、フレーム周波数が50Hzの場合には1.0Vと記憶されている。
ドライバ制御回路30は、黒挿入制御部26によって決められた黒挿入率と、白電圧制御部28によって決められた白電圧に基づいて、入力した映像信号をデータ信号に変換して出力する。このドライバ制御回路30は、出力するデータ信号に対応して、ゲートドライバ16には、垂直スタート信号、垂直同期信号を出力し、ソースドライバ14には、水平スタート信号、水平同期信号などを出力する。また、駆動電圧発生回路22にも同期信号などを出力する。
(3)液晶表示装置10の表示動作
次に、図2及び図3に基づいて、液晶表示装置10の表示動作について説明する。
図2及び図3に示すように、本実施形態では、液晶パネル12の対向基板に印加する対向電極の対向電圧Vcomは一定であり、アレイ基板にある画素電極に掛ける電圧を1フレーム毎に対向電圧Vcomを中心に反転させるフレーム反転駆動法を行っているものとする。
(3−1)フレーム周波数=60Hz
まず、フレーム周波数が60Hzのときについて説明する。
フレーム周波数検出部24が、フレーム周波数が60Hzであると検出する。
黒挿入制御部26は、フレーム周波数が60Hzに対応した黒挿入率を黒挿入率記憶部から呼び出す。ここでは、例えば25%とする。
白電圧制御部28は、フレーム周波数が60Hzに対応した白電圧を求める。ここでは、白電圧、すなわち黒電圧と白電圧との電位差が5.5Vとする。
ドライバ制御回路30は、この黒挿入率と白電圧に基づいて、ソースドライバ14に出力するデータ信号を求める。図2は、液晶パネル12の画素電極に掛かる電圧状態を示すものであり、ソースドライバ14から出力されたソース信号に基づいて、1フレーム毎に反転し、かつ、上記したように白電圧が5.5V、黒挿入期間が25%となっている。すなわち、1フレームにおいて、1フレームの最初から75%の位置まで映像信号が書き込まれる映像期間であり、次にこの映像期間に続いて、黒挿入期間が25%となっている。
これにより、フレーム周波数が60Hzにおいて、フリッカーが起こらず、かつ、逆転移も発生しない状態で画像を表示できる。
(3−2)フレーム周波数=50Hz
次に、フレーム周波数が50Hzのときについて説明する。
フレーム周波数検出部24が、フレーム周波数が50Hzであることを検出する。
黒挿入制御部26は、フレーム周波数50Hzに対応した黒挿入率を10%とする。10%以上の黒挿入率であるとフリッカーが発生するからである。
白電圧制御部28は、フレーム周波数50Hzに対応して白電圧を求める。ここでは、例えば1Vとする。この1Vは、逆転移が発生しないように設定されている。
ドライバ制御回路30は、この黒挿入率と白電圧に基づいて、映像信号を変換しソースドライバ14に出力する。図3が、画素電極における波形を示したものであり、1フレームにおいて、映像期間が90%であり、黒挿入期間が10%である。また、白電圧が1Vとなっているため、黒電圧と白電圧との差は4.5V、すなわち、対向電圧Vcomを中心に、白電圧が±1Vで反転するようにしている。これにより、フリッカーが発生せず、かつ、逆転移が発生しないように画像が表示される。
なお、黒電圧と白電圧との電位差は小さくなるため、各階調の幅もそれに伴って小さくなる。
(4)効果
上記したように本実施形態の液晶表示装置10によれば、フレーム周波数が低くなるほど黒挿入率を小さくしてフリッカーの発生を防止して、また、フレーム周波数が小さくなるほど黒電圧と白電圧との電位差を小さくして逆転移の発生を防止している。これにより、フレーム周波数が変化しても液晶表示装置10においてフリッカーを発生せず画像を表示することができる。
(5)適用例
上記実施形態では液晶表示装置10について、テレビの放送基準であるNTSC方式とPAL方式で説明したが、この液晶表示装置10の適用例としてはテレビ以外に、各種のフレーム周波数の映像信号が入力するビデオカメラのビューファインダーや、放送局などに用いられるモニター装置にも適用することができる。
(6)変更例
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
上記実施形態の表示方式は、フレーム反転駆動法で説明したが、これ以外にドット反転駆動法、ライン反転駆動法などの方式であってもよい。
また、上記実施形態では映像期間の後に挿入期間を挿入したが、これに代えて黒挿入期間の後に映像期間を挿入してもよい。また、黒挿入期間の後に映像書き込み期間を設け、その後に映像保持期間を設ける、いわゆる「ABC駆動法」であってもよい。
また、上記実施形態ではフレーム周波数が60Hzと50Hzで説明したが、入力する映像信号のフレーム周波数が複数種類になる場合には、その種類毎に図4にあわせて黒挿入率と白電圧を記憶させておいてもよい。例えば、フレーム周波数が60Hzのときは、黒挿入率が25%、白電圧が0.0Vであり、フレーム周波数が55Hzのときは、黒挿入率が20%、白電圧が0.5Vであり、フレーム周波数が50Hzのときは、黒挿入率が10%、白電圧が1.0Vであり、フレーム周波数が45Hzのときは、黒挿入率が8%、白電圧が1.2Vである。
10 液晶表示装置
12 液晶パネル
14 ソースドライバ
16 ゲートドライバ
18 コントローラ
24 フレーム周波数検出部
26 黒挿入制御部
28 白電圧制御部
30 ドライバ制御回路

Claims (3)

  1. OCB型の液晶パネルと、
    前記液晶パネルにソース信号を供給するソースドライバと、
    前記液晶パネルにゲート信号を供給するゲートドライバと、
    入力した映像信号のフレーム周波数を検出するフレーム周波数検出部と、
    前記フレーム周波数が低い程、黒挿入率を小さくする黒挿入制御部と、
    前記フレーム周波数が低い程、黒電圧との電位差が小さくなり、かつ、逆転移が起こらない白電圧を求める白電圧制御部と、
    前記黒挿入率と前記白電圧を用いて、前記映像信号を前記ソース信号に変換して前記ソースドライバに供給するドライバ制御部と、
    有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記黒挿入制御部は、
    前記フレーム周波数と前記黒挿入率との対応関係を示した黒挿入率記憶部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記白電圧制御部は、
    前記フレーム周波数と前記白電圧との対応関係を示した白電圧記憶部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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WO2019196735A1 (zh) * 2018-04-08 2019-10-17 京东方科技集团股份有限公司 电流补偿电路、虚拟现实设备及控制方法

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