JP2010246595A - ゴルフクラブ - Google Patents

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Michihiko Sugiura
路彦 杉浦
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Abstract

【課題】ソケットをホーゼルとシャフトとの間に容易に挿入でき、かつゴルフボールの打撃時においてもホーゼルからせり上がることがないようにしたゴルフクラブを提供する。
【解決手段】ソケット5を弾性材から形成し、ソケット5の介挿部分6の外周面に環状凸部9と環状凹部10とを設け、ソケット5の中心軸CLから環状凸部9の頂部までの距離が、ホーゼル2の差込孔3の内半径よりも大きくなるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明はゴルフクラブに関し、更に詳しくは、ソケットをホーゼルとシャフトとの間に容易に挿入でき、かつゴルフボールの打撃時においてもホーゼルからせり上がることがないようにしたゴルフクラブに関する。
従来より、ゴルフクラブにおいては、ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」という。)のホーゼルとゴルフクラブシャフト(以下、単に「シャフト」という。)の接続部の視覚的違和感を取り除くために、ホーゼルのすぐ上にソケット(「ネックセル」又は「フェルール」と呼ばれることもある。)を設置することが行われている。
ところで、女性や年配者のような非力なプレイヤー用のゴルフクラブには、やわらかいシャフトが採用されているが、このようなシャフトは一般に曲げ剛性が低いため、打撃時に応力が集中するホーゼルとの接続部においてシャフトが折損するおそれがある。そのため、上記のソケットの下部をホーゼルとシャフトとの間に介挿して打撃時の振動を吸収させることにより、シャフトの折損を防止するようにしたゴルフクラブが製造されている。
しかし、上記のようなゴルフクラブにおいては、ゴルフボールの打撃時に発生する振動等により、ソケットがホーゼルからせり上がり、最終的には介挿部分がホーゼルから抜け出てしまうという問題があった。
このような問題を解決するため、特許文献1は、ソケットの貫通孔の内径を調整することにより、シャフトの変形がソケットに直接及ばないようにしたゴルフクラブを提案している。
しかし、上記のゴルフクラブでは、ソケットとシャフトは接触しているため、シャフトの変形がソケットに完全に及ばないようにすることは不可能であり、ソケットのせり上がりを十分に防止することはできないという問題があった。また、通常はホーゼルとシャフトとの間の隙間は非常に狭いため(例えば、約1.2〜1.3mm)、ソケットをホーゼルとシャフトとの間に挿入することが困難であるという問題もあった。
特開2008−212454号公報
本発明の目的は、ソケットをホーゼルとシャフトとの間に容易に挿入でき、かつゴルフボールの打撃時においてもホーゼルからせり上がることがないようにしたゴルフクラブを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のゴルフクラブは、ゴルフクラブヘッドのホーゼルとゴルフクラブシャフトとの間にソケットの一部を介挿したゴルフクラブにおいて、前記ソケットを弾性材から形成し、該ソケットの介挿部分の外周面に環状凸部と環状凹部とを設けると共に、該ソケットの中心軸から該環状凸部の頂部までの距離が前記ホーゼルの差込孔の内半径よりも大きくなるようにしたことを特徴とするものである。
上記のソケットと中心軸を同じくし、かつホーゼルの差込孔と同じ内半径を有する仮想円筒面で環状凸部を区切ったときに、その区切られた外側の部分における軸方向の断面積を0.05〜0.23mmにすることが望ましい。
環状凹部の深さは、ソケットの介挿部分の肉厚の1/4〜1/2とすることが望ましい。また、環状凸部は、ソケットの介挿部分の外周面上を螺旋状に延びるようにしてもよい。
更に、ソケットは、セルロイド又はセルロース(アセチルセルロース)から形成することが望ましい。
本発明のゴルフクラブによれば、ゴルフクラブヘッドのホーゼルとゴルフクラブシャフトとの間にソケットの一部を介挿したゴルフクラブにおいて、ソケットを弾性材から形成し、ソケットの介挿部分の外周面に環状凸部と環状凹部とを設けると共に、ソケットの中心軸から環状凸部の頂部までの距離がホーゼルの差込孔の内半径よりも大きくなるようにしたので、ソケットをホーゼルとシャフトとの間の隙間へ挿入する時には環状凸部が弾性変形して潰れるため、ソケットをホーゼルとシャフトとの間に容易に挿入できる。更に、ソケットの装着後においては、環状凹部内の接着剤が差込孔の内面と強固に接合した状態で硬化して、環状凹部と係合してソケットの抜け止めとなるため、ゴルフボールの打撃時においてもホーゼルからせり上がることはない。
本発明の実施形態からなるゴルフクラブの一部組立図である。 ソケットの一例であって、(a)は側面図を、(b)は(a)においてX−X矢視で示す断面図を、それぞれ示す。 ソケットの別の例を示す側面図である。 本発明の実施形態からなるゴルフクラブの組立工程を示す一部断面図であって、(a)はシャフトを固定した状態を、(b)はソケットを装着した状態を、それぞれ示す。 図2(a)に示すY部の拡大断面図である。 ソケットの更に別の例を示す側面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態からなるゴルフクラブを示す。
このゴルフクラブは、ヘッド1に形成されたホーゼル2の差込孔3にシャフト4を挿入して固定すると共に、ホーゼル2とシャフト4との間にソケット5の一部を介挿したものである。ホーゼル2の差込孔3は開口部側が広径となった段付き形状となっており、シャフト4のチップ側の先端は差込孔3の狭径部に固定され、ソケット5は広径部に挿入される。
ソケット5は、図2に示すように、ホーゼル2とシャフト4との間に介挿される基部6と、その基部6の上部に形成され、ホーゼル2とシャフト4の接続部の視覚的違和感を取り除くためのフランジ部7とを有している。それら基部6とフランジ部7には、シャフト4が貫通する貫通孔8が設けられている。ソケット5は弾性材から形成され、その弾性材には、成形が容易であってコストが低いという観点から、セルロイド又はセルロース(アセチルセルロース)が好ましく用いられる。
基部6の外半径Aは差込孔3の広径部の内半径Zよりも小さくなっていると共に、その外周面には環状凸部9が形成されている。環状凸部9の頂部からソケット5の中心軸CLまでの距離Bは、差込孔3の広径部の内半径よりも大きくなっている。なお、環状凸部9の形状、個数及び位置は特に限定するものではないが、断面を半円状すると共に、軸方向に所定の間隔をおいて2〜4個を配置することが好ましい。そして、環状凸部9の下方における外周面には、環状凹部10が形成されている。なお、環状凸部9は、図3に示すように、軸方向に螺旋状に連続的に延びる形状にすることもできる。
このようなソケット5の装着方法を、図4に基づいて以下に説明する。
まず、ソケット5をシャフト4のチップ側の所定の位置に装着し、環状凹部10に接着剤12を充填した状態で、シャフト4と共に差込孔3に向けて挿入する(図4(a))。そして、ソケット5の基部6をホーゼル2とシャフト4との間の隙間11に徐々に挿入し、フランジ部7がホーゼル2の頂部に当接するまで押し込む(図4(b))。
従って、ソケット5をホーゼル2とシャフト4と共に隙間11へ挿入する際には、環状凸部9が弾性変形して潰れるため、ホーゼル2とシャフト4との間に容易に挿入することができる。また、装着後においては、環状凹部10内に充填された接着剤12が差込孔3の広径部の内面と強固に接合した状態で硬化するので、ゴルフボールの打撃時に振動等が発生しても、硬化した接着剤12が環状凹部10と係合してソケット5の抜け止めとなるため、ソケット5がせり上がることはない。また、ソケット5がせり上がらないため、ホーゼル2に対するシャフト4の偏心を、ソケット5により常に防止することができる。
ソケット5における環状凸部9の潰れ代における軸方向の断面積Sは、0.05〜0.23mmとなるようにすることが望ましい。なお、環状凸部9の潰れ代とは、ソケット5をホーゼル2とシャフト4との間に挿入したときに弾性変形する部分であり、具体的には、図5に示すように、ホーゼル2の差込孔3の広径部と同じ内半径Zを有し、中心軸CLを同じくする仮想円筒面Rで環状凸部9を区切った場合における外側の部分となる。この潰れ代の軸方向の断面積Sが0.05mm未満になると、ホーゼル2を外側へ押圧するソケット5の弾性力が小さくなるため、シャフト4がヘッド1に対してがたついてしまう。また、断面積Sが0.23mmを超えると、ソケット5をホーゼル2とシャフト4との間に挿入することが困難になる。
また、環状凹部10の深さは、基部6の肉厚の1/4〜1/2の範囲にすることが望ましい。深さが1/4未満だとソケット5の抜け止めの効果が小さくなり、1/2超だと基部6の強度が低下し、ソケット5をホーゼル2とシャフト4との間に挿入することが困難になる。
環状凸部9の軸方向の断面形状については、上記のように半円状にする他に、図6に示すような、ソケット5の下方から上方にかけて外径が大きくなるような三角形状でもよい。このような形状にすることにより、ソケット5の抜け止めの効果を向上させることができる。
1 ヘッド
2 ホーゼル
3 差込孔
4 シャフト
5 ソケット
6 基部
7 フランジ部
8 貫通孔
9 環状凸部
10 環状凹部
11 隙間
12 接着剤

Claims (5)

  1. ゴルフクラブヘッドのホーゼルとゴルフクラブシャフトとの間にソケットの一部を介挿したゴルフクラブにおいて、
    前記ソケットを弾性材から形成し、該ソケットの介挿部分の外周面に環状凸部と環状凹部とを設けると共に、該ソケットの中心軸から該環状凸部の頂部までの距離が前記ホーゼルの差込孔の内半径よりも大きくなるようにしたゴルフクラブ。
  2. 前記ソケットと中心軸を同じくし、かつ前記ホーゼルの差込孔と同じ内半径を有する仮想円筒面で前記環状凸部を区切ったときに、該仮想円筒面よりも外側の部分における軸方向の断面積を0.05〜0.23mmにした請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 前記環状凹部の深さが、前記ソケットの介挿部分の肉厚の1/4〜1/2である請求項1又は2に記載のゴルフクラブ。
  4. 前記環状凸部が、前記ソケットの介挿部分の外周面上を螺旋状に延びる請求項1〜3のいずれかに記載のゴルフクラブ。
  5. 前記ソケットがセルロイド又はセルロースからなる請求項1〜4のいずれかに記載のゴルフクラブ。
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