JP2010242954A - シールチェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性シール部材の損傷を回避して優れたシール性能とシール寿命を長期にわたって発揮するとともに、弾性シール部材に摩耗損傷等を生じた際にもシール性能を維持し、しかも、外プレートの強度低下を抑制するとともに、粒径および重量が大きい鉄鉱石、石炭、砂利、外部塵埃等の侵入防止機能を向上するシールチェーンを提供すること。
【解決手段】内プレート110とブシュ120と連結ピン140と外プレート150とシール機構160とを備え、シール機構160が、外周側リング部分161aと外周側ディスク部分161bとを有する外周側シール受け部材161と、内周側リング部分162aと内周側ディスク部分162bと位置決めリップ部分162cとを有する内周側シール受け部材162と、シールディスク部分163aとシールリップ部分163bとを有する弾性シール部材163とから構成されているシールチェーン100。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送(コンベヤ)、動力伝達(伝動)等に用いるシールチェーンに関し、特に、鉄鉱石、石炭などを荷揚げするための連続式アンローダに使用されるバケットコンベヤチェーンとして用いるシールチェーンに関する。
シールチェーンは、一般に、塵芥雰囲気中で使用され、チェーンの内プレートと外プレートとの間隙にシール機構を設けて、連結ピンとブシュとの間隙に封入した潤滑剤の漏出と外部塵埃の侵入を防止しており、このシール機構には、従来から様々なものが提案されている。
従来、前後一対のブシュの両端部を左右一対の内リンクプレートのブシュ圧入孔に圧入嵌合してなる内リンクと、ブシュ内にそれぞれ貫通する前後一対のピンの両端部を左右一対の外リンクプレートのピン圧入孔に圧入嵌合してなる外リンクとがチェーン長手方向に交互に連結され、外リンクプレートと内リンクプレートとの間隙にシール機構が配置されてなるシールチェーンが知られている(例えば特許文献1参照。)。
そして、このようなシールチェーンのシール機構は、内リンクプレートに当接した状態で配置されて外リンクプレート側に向けて開口した複数の環状溝を異なる半径上に備えるシール受け部材と、外リンクプレートに凹設された環状の凹溝に嵌合されて内リンクプレートに対向する側に平滑面を備えるシールプレートと、シール受け部材に形成された複数の環状溝にそれぞれ嵌入されてシールプレートの平滑な表面に当接したリップ部を備える弾性シール部材とから構成されている。
特開2001−90790号公報(特許請求の範囲、図2)
前述したような従来のシールチェーンでは、弾性シール部材に形成されたリップ部が外リンクプレートに形成された凹溝に設置されたシールプレートとの摺動接触等に起因して摩耗損傷を生じた場合、ブシュの内周面とピンの外周面との間隙に介在した潤滑剤が内プレートの内側面とシールプレートの平滑面とに沿って直接的に外部へ漏出するため、シール機構によるシール性能を維持できないという問題があった。
また、弾性シール部材に形成されたリップ部がシール受け部材に形成された環状溝から突出してシールプレートの平滑面に当接しているため、シール受け部材の外リンクプレート側端部とシールプレートの平滑面との間隙から侵入した鉄鉱石、石炭、砂利等の異物が弾性シール部材のリップ部に直接的に衝突して、弾性シール部材のリップ部が損傷するという問題があった。
そして、弾性シール部材に形成されたリップ部の摩耗損傷を回避するために、外リンクプレートと内リンクプレートとの間隙におけるシール機構の設置領域の全域に亘ってシールプレートを外プレートの内側面に設置する必要があり、その結果、チェーン駆動時に応力が作用し易い外リンクプレートのピン近傍領域が凹設されて、外リンクプレートのプレート強度が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、弾性シール部材の損傷を回避して優れたシール性能とシール寿命を長期にわたって発揮するとともに、弾性シール部材に摩耗損傷等を生じた際にもシール性能を維持し、しかも、外プレートの強度低下を抑制するとともに、粒径および重量が大きい鉄鉱石、石炭、砂利、外部塵埃等の侵入防止機能を向上するシールチェーンを提供することである。
請求項1に係る本発明は、離間配置された左右一対の内プレートと該内プレートのブシュ圧入孔に圧入嵌合された前後一対のブシュと該ブシュに遊嵌された前後一対の連結ピンと該連結ピンをそれぞれ圧入嵌合するピン圧入孔を形成して内プレートをチェーン長手方向に連結する左右一対の外プレートと前記外プレートの内側面と内プレートの外側面との間隙に設けられて潤滑剤の漏出あるいは外部塵埃の侵入を阻止するシール機構とで構成されているシールチェーンにおいて、前記シール機構が、前記外プレートの内側面に連結ピンを中心として同心状に凹設したリング保持溝に圧入嵌合されて前記内プレートの外側面に向けて立脚する外周側リング部分と該外周側リング部分の内周面から内プレートの外側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されて前記ブシュに向けて近接する外周側ディスク部分とを備えた鋼製の外周側シール受け部材と、前記内プレートの外側面から一部突出したブシュのブシュ突出端部分に外嵌固定されて前記外周側シール受け部材とブシュ突出端部分との間隙に介在する内周側リング部分と該内周側リング部分の外周面から外プレートの内側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されて前記外周側リング部分に向けて近接する内周側ディスク部分とを備えた鋼製の内周側シール受け部材と、前記外周側シール受け部材と内周側シール受け部材との間隙に配置されて前記外周側ディスク部分の外側面と内周側ディスク部分の内側面との間隙をシールする弾性シール部材とから構成されていることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項2に係る本発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記弾性シール部材が、前記外周側ディスク部分の外側面に当接状態で配置されて前記外周側ディスク部分と内周側ディスク部分との間隙に介在するシールディスク部分と該シールディスク部分の外側面から膨出形成されて前記内周側ディスク部分の内側面にそれぞれ摺接自在に当接する複数のシールリップ部分とを備えていることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項3に係る本発明は、請求項2に記載の構成に加えて、前記シールリップ部分が外周側ディスク部分側から内周側ディスク部分側に向けて縮径していることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項4に係る本発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の構成に加えて、前記内周側シール受け部材の外側面がブシュ突出端部分の端面と面一に設けられていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項5に係る本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の構成に加えて、前記内周側シール受け部材が、前記内周側リング部分の先端に一体形成されて前記ブシュ突出端部分に対する内周側シール受け部材の圧入位置を位置決めする位置決めリップ部分を備えていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項6に係る本発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の構成に加えて、前記連結ピンが連結ピンに対する外プレートの圧入位置を位置決めする位置決め縮径段部分を有していることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
そこで、本発明は、離間配置された左右一対の内プレートと内プレートのブシュ圧入孔に圧入嵌合された前後一対のブシュとブシュに遊嵌された前後一対の連結ピンと連結ピンをそれぞれ圧入嵌合するピン圧入孔を形成して内プレートをチェーン長手方向に連結する左右一対の外プレートと外プレートの内側面と内プレートの外側面との間隙に設けられて潤滑剤の漏出あるいは外部塵埃の侵入を阻止するシール機構とで構成されていることにより、チェーン稼動時の周回走行によって生じる遠心力等に起因した潤滑剤の漏出を抑制して、円滑なチェーン駆動を実現できるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
請求項1に係る本発明のシールチェーンによれば、シール機構が、外プレートの内側面に連結ピンを中心として同心状に凹設したリング保持溝に圧入嵌合されて内プレートの外側面に向けて立脚する外周側リング部分と外周側リング部分の内周面から内プレートの外側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されてブシュに向けて近接する外周側ディスク部分とを備えた鋼製の外周側シール受け部材と、内プレートの外側面から一部突出したブシュのブシュ突出端部分に外嵌固定されて外周側シール受け部材とブシュ突出端部分との間隙に介在する内周側リング部分と内周側リング部分の外周面から外プレートの内側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されて外周側リング部分に向けて近接する内周側ディスク部分とを備えた鋼製の内周側シール受け部材と、外周側シール受け部材と内周側シール受け部材との間隙に配置されて外周側ディスク部分の外側面と内周側ディスク部分の内側面との間隙をシールする弾性シール部材とから構成されていることにより、弾性シール部材が外周側シール受け部材と内周側シール受け部材との間隙をシールして、ブシュの内周面と連結ピンの外周面との間隙に介在した潤滑剤が外プレートの内側面と内プレートの外側面との間隙から外部漏出することを防止するとともに、外部塵埃の侵入を確実に阻止するため、チェーン摩耗伸びを長期に亘って防止できる。
また、弾性シール部材の摩耗損傷等に起因して外プレートの内側面と内プレートの外側面との間に潤滑剤の漏出経路が生じた場合にも、外プレートと内プレートと外周側シール受け部材と内周側シール受け部材との間に形成された潤滑剤の漏出経路が複雑に屈曲するラビリンス構造を呈し、チェーン稼動時の周回走行によって生じる遠心力等に起因した潤滑剤の外部漏出を抑制するとともに外部塵埃の侵入を抑制するため、シール機構によるシール性能を長期に亘って維持できる。
また、外周側シール受け部材に形成された外周側リング部分がシール機構の最も外周側に位置して弾性シール部材の外周面側を覆っているとともに、外周側シール受け部材に形成された外周側ディスク部分が弾性シール部材の内側面に当接して覆っていることにより、鉄鉱石、石炭、砂利等の異物が弾性シール部材に対して直接的に当たることを回避するため、弾性シール部材の損傷等を防止できる。
また、外周側シール受け部材は、外周側リング部分を外プレートに形成されたリング保持溝に嵌合することで外プレートに取り付けられていることにより、シール機構の設置領域の全域に亘って外リンクプレートに凹溝を形成した従来のシールチェーンとは異なり、シール機構の設置領域の最も外周側においてリング保持溝を外プレートの内側面に形成することで、チェーン駆動時に応力が作用しやすいピン近傍領域を避けて外周側リング部分を形成することが可能なため、外周側リング部分を形成することによる外プレートの強度低下を抑制できる。
また、チェーン駆動時に、弾性シール部材が外周側シール受け部材の外側面または内周側シール受け部材の内側面とのみ摺動接触するため、外周側シール受け部材の外側面または内周側シール受け部材の内側面の表面粗さを小さくすれば良く、外プレートの内側面または内プレートの外側面に表面仕上げ加工を施す必要なく、弾性シール部材の摺動摩耗を抑制できる。
請求項2に係る本発明のシールチェーンによれば、請求項1に記載のシールチェーンが奏する効果に加えて、弾性シール部材が、外周側ディスク部分の外側面に当接状態で配置されて外周側ディスク部分と内周側ディスク部分との間隙に介在するシールディスク部分とシールディスク部分の外側面から膨出形成されて内周側ディスク部分の内側面にそれぞれ摺接自在に当接する複数のシールリップ部分とを備えていることにより、チェーン駆動時に内プレートとブシュとからなる内リンクが外プレートと連結ピンとからなる外リンクに対してチェーン幅方向に偏在した際にも、弾性シール部材に形成されたシールリップ部分が弾性的に変形して内周側シール受け部材に形成されたシールディスク部分の内側面に確実に当接するため、外周側ディスク部分と内周側ディスク部分との間隙を確実にシールできる。
また、シールリップ部分が複数設けられていることにより、複数のシールリップ部分が外周側ディスク部分と内周側ディスク部分との間隙を多重にシールするため、弾性シール部材によるシール性能を向上でき、また、チェーン駆動時における外リンクに対するチェーン幅方向への内プレートの偏在に起因して弾性シール部材に対して外周側ディスク部分と内周側ディスク部分から狭圧力が作用した際にも、この狭圧力を複数のシールリップ部分で分散して受けるため、弾性シール部材の耐久性を大幅に向上できる。
請求項3に係る本発明のシールチェーンによれば、請求項2に記載のシールチェーンが奏する効果に加えて、シールリップ部分が外周側ディスク部分側から内周側ディスク部分側に向けて縮径していることにより、外周側ディスク部分と内周側ディスク部分との間隙におけるチェーン外部の鉄鉱石、石炭、砂利、外部塵埃等の侵入方向に対してシールリップ部分の向きが逆目状を呈するため、ブシュの内周面と連結ピンの外周面との間隙に介在した潤滑剤と比較して粒径および重量が大きい鉄鉱石、石炭、砂利、外部塵埃等の侵入防止機能を向上できる。
請求項4に係る本発明のシールチェーンによれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシールチェーンが奏する効果に加えて、内周側シール受け部材の外側面がブシュ突出端部分の端面と面一に設けられていることにより、チェーン駆動時に、内周側シール受け部材のみが外プレートの内側面と摺動することを回避するため、内周側シール受け部材の摺動摩耗を抑制できる。
請求項5に係る本発明のシールチェーンによれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシールチェーンが奏する効果に加えて、内周側シール受け部材が、内周側リング部分の先端に一体形成された位置決めリップ部分を備えていることにより、ブシュ突出端部分に対する内周側シール受け部材の圧入嵌合時に、内周側シール受け部材に形成された位置決めリップ部分が内プレートの外側面に当接してブシュ突出端部分に対する内周側シール受け部材の圧入位置を位置決めするため、過分な作業負担を必要とすることなく、内周側シール受け部材に形成された内周側ディスク部分の外側面をブシュ突出端部分の端面と面一に設定できる。
請求項6に係る本発明のシールチェーンによれば、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシールチェーンが奏する効果に加えて、連結ピンが位置決め縮径段部分を有していることにより、連結ピンに対する外プレートの圧入嵌合時に、外プレートの内側面が連結ピンに形成された位置決め縮径段部分に当接して連結ピンに対する外プレートの圧入位置を位置決めするため、内プレートの外側面と外プレートの内側面との間の相互間隔を正確に調整して、外周側シール受け部材と内周側シール受け部材とで弾性シール部材が過度に挟圧されて損傷を生じることを回避できる等、シール機構によるシール性能を確実に発揮できる。
本発明の一実施例であるシールチェーンを示す全体概要図。 シールチェーンを側面から視た平面図。 シールチェーンの一部を切り欠いた斜視図。 シールチェーンを示す断面図。 シールチェーンの要部を示す断面図。
本発明は、離間配置された左右一対の内プレートと内プレートのブシュ圧入孔に圧入嵌合された前後一対のブシュとブシュに遊嵌された前後一対の連結ピンと連結ピンをそれぞれ圧入嵌合するピン圧入孔を形成して内プレートをチェーン長手方向に連結する左右一対の外プレートと外プレートの内側面と内プレートの外側面との間隙に設けられて潤滑剤の漏出あるいは外部塵埃の侵入を阻止するシール機構とで構成されているシールチェーンにおいて、シール機構が、外プレートの内側面に連結ピンを中心として同心状に凹設したリング保持溝に圧入嵌合されて内プレートの外側面に向けて立脚する外周側リング部分と外周側リング部分の内周面から内プレートの外側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されてブシュに向けて近接する外周側ディスク部分とを備えた鋼製の外周側シール受け部材と、内プレートの外側面から一部突出したブシュのブシュ突出端部分に外嵌固定されて外周側シール受け部材とブシュ突出端部分との間隙に介在する内周側リング部分と内周側リング部分の外周面から外プレートの内側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されて外周側リング部分に向けて近接する内周側ディスク部分とを備えた鋼製の内周側シール受け部材と、外周側シール受け部材と内周側シール受け部材との間隙に配置されて外周側ディスク部分の外側面と内周側ディスク部分の内側面との間隙をシールする弾性シール部材とから構成されて、弾性シール部材の損傷を回避して優れたシール性能とシール寿命を長期にわたって発揮するとともに、弾性シール部材に摩耗損傷等を生じた際にもシール性能を維持し、しかも、外プレートの強度低下を抑制するとともに、粒径および重量が大きい鉄鉱石、石炭、砂利、外部塵埃等の侵入防止機能を向上するものであれば、その具体的な実施の形態は如何なるものであっても何ら構わない。
例えば、本発明のシールチェーンは、ローラチェーン、ブシュチェーンのいずれのものがその対象であっても差し支えない。
また、本発明のシールチェーンに組み込まれる弾性シール部材の具体的材料については、摺動特性、耐摩耗性、形状安定性を備えたものであれば、フッ素樹脂、ナイロン系樹脂、ポリウレタンなどのいずれであっても良く、特に、フッ素樹脂を採用した場合には、フッ素樹脂自体がその優れた摺動特性および耐久性を発揮してチェーン屈曲時における外周側シール受け部材または内周側シール受け部材との間における摺動抵抗を低減するので、より好ましい。
また、本発明のシールチェーンに組み込まれる外周側シール受け部材および内周側シール受け部材の具体的材料については、耐衝撃性、耐摩耗性、耐食性を備えたものであれば、アルミニウム、鋼、ステンレス鋼、クロムモリブデン鋼などのいずれであっても良く、特に、ステンレス鋼を採用した場合には、優れた耐食性を発揮して、外周側シール受け部材に形成された外周側ディスク部分の外側面および内周側シール受け部材に形成された内周側ディスク部分の内側面の面粗度を長期に亘って維持するため、これら外周側ディスク部分または内周側ディスク部分との摺動接触に起因した弾性シール部材の摺接摩耗を防止するので、より好ましく、また、これらの材料に窒化処理を施した場合、その強度が向上するとともに摩擦係数が低下して、他構成部材との摺接摩耗を抑制するとともに円滑なチェーン屈曲を実現するので、より好ましい。
また、本発明のシールチェーンで用いられる潤滑剤の具体的な種類については、優れた潤滑性を備えたものであれば、潤滑油、グリース、グラファイトなどいずれであっても良く、潤滑剤として潤滑油を採用した場合、潤滑油がブシュの内周面と連結ピンの外周面との間およびブシュ突出端部分の端面と外プレートの内側面との間を潤滑するばかりでなく、潤滑油が高い流動性を発揮して、弾性シール部材に形成されたシールリップ部分と外周側シール受け部材に形成された外周側ディスク部分の外側面または内周側シール受け部材に形成された内周側ディスク部分の内側面との間に供給されるため、シールリップ部分の摺接摩耗を低減してシール性能を長期に亘って維持でき、また、潤滑剤として粉末状のグラファイトを採用した場合、塵埃雰囲気での塵埃の吸い込みや、長期に亘るチェーン駆動に起因した潤滑剤の劣化を抑制して、グラファイトが長期に亘って優れた潤滑性能を発揮するとともに、高温雰囲気で優れた耐熱性能を発揮できる。
以下、本発明の一実施例であるシールチェーン100を図面に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の一実施例であるシールチェーンの全体概要を示す一部断面図であり、図2は、シールチェーンを側面から視て示す平面図であり、図3は、シールチェーンの要部を拡大して示す斜視図であり、図4は、シールチェーンを示す断面図であり、図5は、シールチェーンに組み込まれるシール機構を中心として示す断面図である。
まず、本発明の一実施例であるシールチェーン100は、鉄鉱石、石炭などを荷揚げするための連続式アンローダに使用されるバケットコンベヤチェーンとして用いられるものであって、図1乃至図4に示すように、離間配置された左右一対の内プレート110と、この内プレート110のブシュ圧入孔に圧入嵌合された前後一対のブシュ120と、このブシュ120に外嵌された前後一対のローラ130と、ブシュ120に遊嵌された前後一対の連結ピン140と、この連結ピン140をそれぞれ圧入嵌合するピン圧入孔を形成して内プレート110をチェーン長手方向に連結した左右一対の外プレート150と、連結ピン140の外周面とブシュ120の内周面との間隙に介在させた潤滑剤としての潤滑油と、外プレート150の内側面と内プレート110の外側面との間隙に設けた潤滑油の外部漏出を阻止するシール機構160とで構成されている。
そこで、本実施例のシールチェーン100が最も特徴とするシール機構160の具体的な形態について図3乃至図5により詳しく説明する。
まず、シール機構160は、図3乃至図5に示すように、外プレート150の内側面に連結ピン140を中心として同心状に凹設したリング保持溝151に圧入嵌合されて内プレート110の外側面に向けて立脚する外周側リング部分161aと外周側リング部分161aの内周面から内プレート110の外側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されてブシュ120に向けて近接する外周側ディスク部分161bとを備えて窒化処理を施されたステンレス鋼(SUS304)からなる外周側シール受け部材161と、内プレート110の外側面から一部突出したブシュ120のブシュ突出端部分121に外嵌固定されて外周側シール受け部材161とブシュ突出端部分121との間隙に介在する内周側リング部分162aと内周側リング部分162aの外周面から外プレート150の内側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されて外周側リング部分161aに向けて近接する内周側ディスク部分162bとを備えて窒化処理を施されたステンレス鋼(SUS304)からなる内周側シール受け部材162と、外周側ディスク部分161bの外側面に当接状態で配置されて外周側ディスク部分161bと内周側ディスク部分162bとの間隙に介在するシールディスク部分163aとシールディスク部分163aの外側面から膨出形成されて内周側ディスク部分162bの内側面にそれぞれ摺接自在に当接する複数のシールリップ部分163bとを備えてフッ素樹脂からなる弾性シール部材163とから構成されている。
このように外周側シール受け部材161と内周側シール受け部材162との間隙に弾性シール部材163を設置することにより、外周側シール受け部材161と内周側シール受け部材162との間隙をシールして、ブシュ120の内周面と連結ピン140の外周面との間隙に介在した潤滑油が外プレート150の内側面と内プレート110の外側面との間隙から外部漏出することを防止して、無給油状態での長期に亘る円滑なチェーン駆動を実現するようになっている。
さらに、ブシュ120の内周面と連結ピン140の外周面との間に定期的な給油メンテナンスを行った場合、ブシュ120の内周面と連結ピン140の外周面との間、ブシュ突出端部分121の端面と外プレート150の内側面との間、外周側シール受け部材161または内周側シール受け部材162と弾性シール部材163との間における潤滑状態を更に長期に亘って維持するため、より好ましい。
また、図3乃至図5に示すように、シールリップ部分163bは、連結ピン140を中心に円心状に配置されて、外周側ディスク部分161b側から内周側ディスク部分162b側に向けてそれぞれ縮径している。
また、図3乃至図5に示すように、内周側シール受け部材162の外側面は、ブシュ突出端部分121の端面と面一に設けられている。
また、図3乃至図5に示すように、内周側シール受け部材162は、内周側リング部分162aの先端に一体形成されてブシュ突出端部分121に対する内周側シール受け部材162の圧入位置を位置決めする位置決めリップ部分162cを備え、また、内周側シール受け部材162は、絞り加工により成形されており、この内周側シール受け部材162を切削加工により成形した場合と比較して加工負担を低減するようになっている。
また、図4に示すように、連結ピン140が、連結ピン140に対する外プレート150の圧入位置を位置決めする位置決め縮径段部分141を有している。
このようにして得られた本実施例のシールチェーン100は、シール機構160が、外周側リング部分161aと外周側ディスク部分161bとを備えた鋼製の外周側シール受け部材161と、内周側リング部分162aと内周側ディスク部分162bとを備えた鋼製の内周側シール受け部材162と、外周側シール受け部材161と内周側シール受け部材162との間隙に配置される弾性シール部材163とから構成されている。
したがって、弾性シール部材163が外周側シール受け部材161と内周側シール受け部材162との間隙をシールして、ブシュ120の内周面と連結ピン140の外周面との間隙に介在した潤滑油が外プレート150の内側面と内プレート110の外側面との間隙から外部漏出することを防止するとともに、外部塵埃の侵入を確実に阻止するため、チェーン摩耗伸びを長期に亘って防止できる。
また、弾性シール部材163の摩耗損傷等に起因して外プレート150の内側面と内プレート110の外側面との間に潤滑油の漏出経路が生じた場合にも、外プレート150と内プレート110と外周側シール受け部材161と内周側シール受け部材162との間に形成された潤滑油の漏出経路が複雑に屈曲するラビリンス構造を呈し、チェーン稼動時の周回走行によって生じる遠心力等に起因した潤滑油の外部漏出を抑制するとともに外部塵埃の侵入を抑制するため、シール機構160によるシール性能を長期に亘って維持できる。
また、外周側シール受け部材161に形成された外周側リング部分161aがシール機構160の最も外周側に位置して弾性シール部材163の外周面側を覆っているとともに、外周側シール受け部材161に形成された外周側ディスク部分161bが弾性シール部材163の内側面に当接して覆っていることにより、鉄鉱石、石炭、砂利等の異物が弾性シール部材163に対して直接的に当たることを回避するため、弾性シール部材163の損傷等を防止できる。
また、外周側シール受け部材161は、外周側リング部分161aを外プレート150に形成されたリング保持溝151に嵌合することで外プレート150に取り付けられていることにより、シール機構の設置領域の全域に亘って外リンクプレートに凹溝を形成した従来のシールチェーンとは異なり、シール機構160の設置領域の最も外周側においてリング保持溝151を外プレート150の内側面に形成することで、チェーン駆動時に応力が作用しやすいピン近傍領域を避けて外周側リング部分161aを形成することが可能なため、リング保持溝151を形成することによる外プレート150の強度低下を抑制できる。
また、チェーン駆動時に、弾性シール部材163が外周側シール受け部材161の外側面または内周側シール受け部材162の内側面とのみ摺動接触するため、外周側シール受け部材161の外側面または内周側シール受け部材162の内側面の表面粗さを小さくすれば良く、外プレート150の内側面または内プレート110の外側面に表面仕上げ加工を施す必要なく弾性シール部材163の摺動摩耗を抑制できる。
また、弾性シール部材163が、外周側ディスク部分161bの外側面に当接状態で配置されて外周側ディスク部分161bと内周側ディスク部分162bとの間隙に介在するシールディスク部分163aとシールディスク部分163aの外側面から膨出形成されて内周側ディスク部分162bの内側面にそれぞれ摺接自在に当接する複数のシールリップ部分163bとを備えている。
したがって、チェーン駆動時に内プレート110とブシュ120とからなる内リンクが外プレート150と連結ピン140とからなる外リンクに対してチェーン幅方向に偏在した際にも、弾性シール部材163に形成されたシールリップ部分163bが弾性的に変形して内周側シール受け部材162に形成されたシールディスク部分163aの内側面に確実に当接するため、外周側ディスク部分161bと内周側ディスク部分162bとの間隙を確実にシールできる。
また、シールリップ部分163bが、複数設けられている。
したがって、複数のシールリップ部分163bが外周側ディスク部分161bと内周側ディスク部分162bとの間隙を多重にシールするため、弾性シール部材163によるシール性能を向上でき、また、チェーン駆動時における外リンクに対するチェーン幅方向への内プレート110の偏在に起因して弾性シール部材163に対して外周側ディスク部分161bと内周側ディスク部分162bから狭圧力が作用した際にも、この狭圧力を複数のシールリップ部分163bで分散して受けるため、弾性シール部材163の耐久性を大幅に向上できる。
また、シールリップ部分163bが、外周側ディスク部分161b側から内周側ディスク部分162b側に向けて縮径している。
したがって、外周側ディスク部分161bと内周側ディスク部分162bとの間隙におけるチェーン外部の鉄鉱石、石炭、砂利、外部塵埃等の侵入方向に対してシールリップ部分163bの向きが逆目状を呈するため、粒径および重量が大きい鉄鉱石、石炭、砂利、外部塵埃等の侵入防止機能を向上できる。
また、内周側シール受け部材162の外側面が、ブシュ突出端部分121の端面と面一に設けられている。
したがって、チェーン駆動時に、内周側シール受け部材162のみが外プレート150の内側面と摺動することを回避するため、内周側シール受け部材162の摺動摩耗を抑制できる。
また、内周側シール受け部材162が、内周側リング部分162aの先端に一体形成された位置決めリップ部分162cを備えている。
したがって、ブシュ突出端部分121に対する内周側シール受け部材162の圧入嵌合時に、内周側シール受け部材162に形成された位置決めリップ部分162cが内プレート110の外側面に当接してブシュ突出端部分121に対する内周側シール受け部材162の圧入位置を位置決めするため、過分な作業負担を必要とすることなく、内周側シール受け部材162に形成された内周側ディスク部分162bの外側面をブシュ突出端部分121の端面と面一に設定できる。
また、連結ピン140が、位置決め縮径段部分141を有している。
したがって、連結ピン140に対する外プレート150の圧入嵌合時に、外プレート150の内側面が連結ピン140に形成された位置決め縮径段部分141に当接して連結ピン140に対する外プレート150の圧入位置を位置決めするため、内プレート110の外側面と外プレート150の内側面との間の相互間隔を正確に調整して、外周側シール受け部材161と内周側シール受け部材162とで弾性シール部材163が過度に挟圧されて損傷を生じることを回避できる等、シール機構160によるシール性能を確実に発揮できるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ シールチェーン
110 ・・・ 内プレート
120 ・・・ ブシュ
121 ・・・ ブシュ突出端部分
130 ・・・ ローラ
140 ・・・ 連結ピン
141 ・・・ 位置決め縮径段部分
150 ・・・ 外プレート
151 ・・・ リング保持溝
160 ・・・ シール機構
161 ・・・ 外周側シール受け部材
161a ・・・ 外周側リング部分
161b ・・・ 外周側ディスク部分
162 ・・・ 内周側シール受け部材
162a ・・・ 内周側リング部分
162b ・・・ 内周側ディスク部分
162c ・・・ 位置決めリップ部分
163 ・・・ 弾性シール部材
163a ・・・ シールディスク部分
163b ・・・ シールリップ部分

Claims (6)

  1. 離間配置された左右一対の内プレートと該内プレートのブシュ圧入孔に圧入嵌合された前後一対のブシュと該ブシュに遊嵌された前後一対の連結ピンと該連結ピンをそれぞれ圧入嵌合するピン圧入孔を形成して内プレートをチェーン長手方向に連結する左右一対の外プレートと前記外プレートの内側面と内プレートの外側面との間隙に設けられて潤滑剤の漏出あるいは外部塵埃の侵入を阻止するシール機構とで構成されているシールチェーンにおいて、
    前記シール機構が、前記外プレートの内側面に連結ピンを中心として同心状に凹設したリング保持溝に圧入嵌合されて前記内プレートの外側面に向けて立脚する外周側リング部分と該外周側リング部分の内周面から内プレートの外側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されて前記ブシュに向けて近接する外周側ディスク部分とを備えた鋼製の外周側シール受け部材と、前記内プレートの外側面から一部突出したブシュのブシュ突出端部分に外嵌固定されて前記外周側シール受け部材とブシュ突出端部分との間隙に介在する内周側リング部分と該内周側リング部分の外周面から外プレートの内側面に寄り沿って非接触状態で膨出形成されて前記外周側リング部分に向けて近接する内周側ディスク部分とを備えた鋼製の内周側シール受け部材と、前記外周側シール受け部材と内周側シール受け部材との間隙に配置されて前記外周側ディスク部分の外側面と内周側ディスク部分の内側面との間隙をシールする弾性シール部材とから構成されていることを特徴とするシールチェーン。
  2. 前記弾性シール部材が、前記外周側ディスク部分の外側面に当接状態で配置されて前記外周側ディスク部分と内周側ディスク部分との間隙に介在するシールディスク部分と該シールディスク部分の外側面から膨出形成されて前記内周側ディスク部分の内側面にそれぞれ摺接自在に当接する複数のシールリップ部分とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシールチェーン。
  3. 前記シールリップ部分が、前記外周側ディスク部分側から内周側ディスク部分側に向けて縮径していることを特徴とする請求項2に記載のシールチェーン。
  4. 前記内周側シール受け部材の外側面が、前記ブシュ突出端部分の端面と面一に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシールチェーン。
  5. 前記内周側シール受け部材が、前記内周側リング部分の先端に一体形成されて前記ブシュ突出端部分に対する内周側シール受け部材の圧入位置を位置決めする位置決めリップ部分を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシールチェーン。
  6. 前記連結ピンが、該連結ピンに対する外プレートの圧入位置を位置決めする位置決め縮径段部分を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシールチェーン。
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