JP2010237700A - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ストロボ連写時における画質の低下を防ぐことができる撮像装置及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 ストロボ連写モードに設定されると、CCD5の画像データを画素加算駆動により読み出す画素加算モードに設定し(S7)、予備発光による調光動作を行い(S8)、その調光動作に基づいて、適切な発光量を算出する(S9)。そして、該算出した発光量で3回連続して発光を行うことができるか否かを判断する(S10)。該算出された発光量で3回連続して発光を行なうことができると判断されると(S10でY)、その発光量で連続してストロボ連続撮影を行ない(S13〜S17)、該算出された発光量でストロボ連続撮影ができないと判断すると(S10でN)、3回連続してストロボ発光できる範囲内で最大の発光量に制限し(S11)、該制限した発光量でストロボ連続撮影を行う(S13〜S17)。
【選択図】 図2
【解決手段】 ストロボ連写モードに設定されると、CCD5の画像データを画素加算駆動により読み出す画素加算モードに設定し(S7)、予備発光による調光動作を行い(S8)、その調光動作に基づいて、適切な発光量を算出する(S9)。そして、該算出した発光量で3回連続して発光を行うことができるか否かを判断する(S10)。該算出された発光量で3回連続して発光を行なうことができると判断されると(S10でY)、その発光量で連続してストロボ連続撮影を行ない(S13〜S17)、該算出された発光量でストロボ連続撮影ができないと判断すると(S10でN)、3回連続してストロボ発光できる範囲内で最大の発光量に制限し(S11)、該制限した発光量でストロボ連続撮影を行う(S13〜S17)。
【選択図】 図2
Description
本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、ストロボ発光して被写体を撮影する撮像装置及びそのプログラムに関する。
近年、撮像装置、例えば、デジタルカメラにおいては、暗い状況下で被写体を連続して撮影する場合には、ストロボを撮影毎に発光して撮影する必要がある。
しかしながら、ストロボを連続して発光させていくと、コンデンサに蓄えられている電圧が低下していくため、撮影に十分な露出が得られなくなってしまう。
そこで、タイムコード及び連続撮影枚数に応じた各枚数の発光時間でストロボ撮影し、その露出不足量をゲイン増加によって補う技術が登場した(特許文献)。
しかしながら、ストロボを連続して発光させていくと、コンデンサに蓄えられている電圧が低下していくため、撮影に十分な露出が得られなくなってしまう。
そこで、タイムコード及び連続撮影枚数に応じた各枚数の発光時間でストロボ撮影し、その露出不足量をゲイン増加によって補う技術が登場した(特許文献)。
しかしながら、上記特許文献によれば、ゲインを増加させることにより露出不足を補っているので、画質が悪化してしまうという問題点があった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ストロボ連写時における画質の低下を防ぐことができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体の光を画像データに変換する撮像素子と、
光を閃光発光させるストロボと、
前記撮像素子及びストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影手段と、
適正露出が得られる前記ストロボの発光量を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された発光量に基づく所定回数分の発光が可能か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量に基づいて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させる撮影制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
光を閃光発光させるストロボと、
前記撮像素子及びストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影手段と、
適正露出が得られる前記ストロボの発光量を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された発光量に基づく所定回数分の発光が可能か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量に基づいて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させる撮影制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記判断手段は、
前記算出手段により得られた発光量で前記所定回数分の発光が可能か否かを判断し、
前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
前記算出手段により得られた発光量で前記所定回数分の発光が可能か否かを判断し、
前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記判断手段は、
前記算出手段により算出された発光量をブラケティングさせて前記所定回数分の発光が可能か否かを判断し、
前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量をブラケティングさせて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
前記算出手段により算出された発光量をブラケティングさせて前記所定回数分の発光が可能か否かを判断し、
前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量をブラケティングさせて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合には、前記所定回数分のストロボ発光が可能な発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合には、前記所定回数分のストロボ発光が可能な発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記撮影制御手段は、
前記所定回数分のストロボ発光が可能な範囲内且つ略最大の発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
前記所定回数分のストロボ発光が可能な範囲内且つ略最大の発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、ストロボ連写モードを設定する設定手段を備え、
前記撮影制御手段は、
前記設定手段によりストロボ連写モードが設定された場合は、前記撮像素子を画素加算駆動させることにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
前記撮影制御手段は、
前記設定手段によりストロボ連写モードが設定された場合は、前記撮像素子を画素加算駆動させることにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記撮影制御手段は、
前記撮像素子の駆動を画素加算駆動させることにより予備発光による予備ストロボ撮影を前記撮影手段に実行させる手段を含み、
前記算出手段は、
前記撮影制御手段による予備ストロボ撮影により得られた画像データに基づいて適正露出が得られるストロボの発光量を算出するようにしてもよい。
前記撮像素子の駆動を画素加算駆動させることにより予備発光による予備ストロボ撮影を前記撮影手段に実行させる手段を含み、
前記算出手段は、
前記撮影制御手段による予備ストロボ撮影により得られた画像データに基づいて適正露出が得られるストロボの発光量を算出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合のみ、前記撮像素子を画素加算駆動にさせることにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合のみ、前記撮像素子を画素加算駆動にさせることにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記撮影制御手段は、
前記ストロボの発光時間を変えていくことにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
前記ストロボの発光時間を変えていくことにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記撮影制御手段により得られた画像データに対して、ガンマ補正による明るさ補正処理を施す明るさ補正手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記明るさ補正手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合に、前記撮影制御手段により得られた画像データに対して、ガンマ補正による明るさ補正処理を施すようにしてもよい。
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合に、前記撮影制御手段により得られた画像データに対して、ガンマ補正による明るさ補正処理を施すようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記撮影制御手段により得られた画像データが適正な明るさを有するか否かを判定する判定手段を備え、
前記明るさ補正手段は、
前記判定手段により適正な明るさを有していないと判定された画像データに対してのみ、ガンマ補正による明るさ補正処理を施すようにしてもよい。
前記明るさ補正手段は、
前記判定手段により適正な明るさを有していないと判定された画像データに対してのみ、ガンマ補正による明るさ補正処理を施すようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項13記載の発明による撮像装置は、被写体の光を画像データに変換する撮像素子と、
光を閃光発光させるストロボと、
前記撮像素子及びストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影手段と、
ストロボ連写モードを設定する設定手段と、
前記設定手段によりストロボ連写モードが設定された場合は、前記撮像素子を画素加算駆動させることにより前記撮影手段に連続してストロボ撮影を実行させる撮影制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
光を閃光発光させるストロボと、
前記撮像素子及びストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影手段と、
ストロボ連写モードを設定する設定手段と、
前記設定手段によりストロボ連写モードが設定された場合は、前記撮像素子を画素加算駆動させることにより前記撮影手段に連続してストロボ撮影を実行させる撮影制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項14記載の発明によるプログラムは、被写体の光を画像データに変換する撮像素子及び光を閃光発光させるストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影処理と、
適正露出が得られる前記ストロボの発光量を算出する算出処理と、
前記算出処理により算出された発光量に基づく所定回数分の発光が可能か否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出処理により算出された発光量に基づいて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影処理に実行させる撮影制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
適正露出が得られる前記ストロボの発光量を算出する算出処理と、
前記算出処理により算出された発光量に基づく所定回数分の発光が可能か否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出処理により算出された発光量に基づいて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影処理に実行させる撮影制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、被写体の光を画像データに変換する撮像素子と、光を閃光発光させるストロボと、前記撮像素子及びストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影手段と、適正露出が得られる前記ストロボの発光量を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された発光量に基づく所定回数分の発光が可能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量に基づいて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させる撮影制御手段と、を備えるようにしたので、画質を低下させることなく、適正な露出でストロボ連続撮影を行なうことができる。
請求項2記載の発明によれば、前記判断手段は、前記算出手段により得られた発光量で前記所定回数分の発光が可能か否かを判断し、前記撮影制御手段は、前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしたので、画質を低下させることなくストロボ連続撮影を行なうことができ、露出不足でない画像データを得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、前記判断手段は、前記算出手段により算出された発光量をブラケティングさせて前記所定回数分の発光が可能か否かを判断し、前記撮影制御手段は、前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量をブラケティングさせて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしたので、画質を劣化させることなく、適正な露出でストロボブラッケティング撮影をすることができる。
請求項4記載の発明によれば、前記撮影制御手段は、前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合には、前記所定回数分のストロボ発光が可能な発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしたので、画質の劣化を防ぐことができる。
請求項5記載の発明によれば、前記撮影制御手段は、前記所定回数分のストロボ発光が可能な範囲内且つ略最大の発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしたので、画質の劣化を防ぐことができ、且つ、露出不足をできる限り防ぐことができる。
請求項6記載の発明によれば、ストロボ連写モードを設定する設定手段を備え、前記撮影制御手段は、前記設定手段によりストロボ連写モードに設定された場合は、前記撮像素子の駆動を画素加算駆動にさせることにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしたので、画像データ全体の輝度が上がり、露出不足のない、または、露出不足をできる限り防いだ画像データを得ることができる。
請求項7記載の発明によれば、前記撮影制御手段は、前記撮像素子の駆動を画素加算駆動にさせることにより予備発光による予備ストロボ撮影を前記撮影手段に実行させる手段を含み、前記算出手段は、前記撮影制御手段による予備ストロボ撮影により得られた画像データに基づいて適正露出が得られるストロボの発光量を算出するようにしたので、画素加算駆動により輝度が上がった画像データに基づいてストロボ発光量を算出することができ、適正な発光量を算出することができる。
また、輝度の上がった画像データに基づいてストロボ発光量を算出するので、算出される発光量が少なくなり、該算出された発光量に基づいて連続して所定回数分のストロボ撮影ができないと判断される割合が少なくなり、光量不足でない画像データを得やすくすることができるとともに、画質の劣化を防ぐことができる。
また、輝度の上がった画像データに基づいてストロボ発光量を算出するので、算出される発光量が少なくなり、該算出された発光量に基づいて連続して所定回数分のストロボ撮影ができないと判断される割合が少なくなり、光量不足でない画像データを得やすくすることができるとともに、画質の劣化を防ぐことができる。
請求項8記載の発明によれば、前記撮影制御手段は、前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合のみ、前記撮像素子の駆動を画素加算駆動にさせることにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしたので、前記算出された発光量で前記所定回数分のストロボ撮影ができない場合には、画素加算駆動させて画像データの輝度を上げることができ、露出不足をできる限り防ぐことができ、また、画質の劣化をできる限り防ぐことができる。
また、前期算出された発光量で前記所定回数分のストロボ撮影ができる場合には、画素加算駆動を行うことなく光量不足でない画像データを得ることができる。
また、前期算出された発光量で前記所定回数分のストロボ撮影ができる場合には、画素加算駆動を行うことなく光量不足でない画像データを得ることができる。
請求項9記載の発明によれば、前記撮影制御手段は、前記ストロボの発光時間を変えていくことにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させるようにしたので、適正な露出量を得ることができる。
請求項10記載の発明によれば、前記撮影制御手段により得られた画像データに対して、ガンマ補正による明るさ補正処理を施す補正手段を備えるようにしたので、露出不足のない画像データを得ることができる。
請求項11記載の発明によれば、前記明るさ補正手段は、前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合に、前記撮影制御手段により得られた画像データに対して、ガンマ補正による明るさ補正処理を施すようにしたので、前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合でも、露出不足でない画像データを得ることができる。
請求項12記載の発明によれば、前記撮影制御手段により得られた画像データが適正な明るさを有するか否かを判定する判定手段を備え、前記明るさ補正手段は、前記判定手段により適正な明るさを有していないと判定された画像データに対してのみ、ガンマ補正による明るさ補正処理を施すので、露出不足でない画像データを得ることができ、画質の劣化をできる限り防ぐことができる。
請求項13記載の発明によれば、被写体の光を画像データに変換する撮像素子と、光を閃光発光させるストロボと、前記撮像素子及びストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影手段と、ストロボ連写モードを設定する設定手段と、前記設定手段によりストロボ連写モードに設定された場合は、前記撮像素子の駆動を画素加算駆動にさせることにより前記撮影手段に連続してストロボ撮影を実行させる撮影制御手段と、を備えるようにしたので、画質を劣化させることなく、ストロボ撮影により得られる画像データの輝度を上げることができる。
請求項14記載の発明によれば、デジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
以下、本実施の形態について、デジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、フォーカスレンズ2、ズームレンズ3、レンズ駆動回路4、CCD5、垂直ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、メモリ9、CPU10、DRAM11、画像表示部12、フラッシュメモリ13、キー入力部14、ストロボ装置15、バス16を備えている。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、フォーカスレンズ2、ズームレンズ3、レンズ駆動回路4、CCD5、垂直ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、メモリ9、CPU10、DRAM11、画像表示部12、フラッシュメモリ13、キー入力部14、ストロボ装置15、バス16を備えている。
フォーカスレンズ2及びズームレンズ3は、図示しない複数のレンズ群からなり、フォーカスレンズ2及びズームレンズ3には、レンズ駆動回路4が接続されている。
レンズ駆動回路4は、フォーカスレンズ2及びズームレンズ3を光軸方向にそれぞれ移動させるモータ(図示略)と、CPU10から送られてくる制御信号にしたがってフォーカスモータ及びズームモータをそれぞれ駆動させるモータドライバ(図示略)とから構成されている。
レンズ駆動回路4は、フォーカスレンズ2及びズームレンズ3を光軸方向にそれぞれ移動させるモータ(図示略)と、CPU10から送られてくる制御信号にしたがってフォーカスモータ及びズームモータをそれぞれ駆動させるモータドライバ(図示略)とから構成されている。
CCD5は、垂直ドライバ6によって走査駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。この垂直ドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。
ユニット回路8にはTG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5の撮像信号は、ユニット回路8を経てデジタル信号としてCPU10に送られる。
CPU10は、ユニット回路8から送られてきた画像データに対してガンマ補正、補間処理、ホワイトバランス処理、ヒストグラム生成処理、輝度色差信号(YUVデータ)の生成処理などの画像処理、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式の圧縮・伸張)処理を行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
特に、本実施の形態では、CPU10は、ストロボ装置15の発光開始、発光時間を制御したり、調光動作及びその結果に基づいて発光量を算出したり、ストロボ連写撮影、明るさ補正処理を施したりする機能を有する。
特に、本実施の形態では、CPU10は、ストロボ装置15の発光開始、発光時間を制御したり、調光動作及びその結果に基づいて発光量を算出したり、ストロボ連写撮影、明るさ補正処理を施したりする機能を有する。
メモリ9には、CPU10の各部の制御に必要な制御プログラム、及び必要なデータが格納されており、CPU10は、該プログラムに従って動作する。
また、メモリ9には、ストロボ連続撮影において、連続して撮影される各枚数の発光時間の補正係数を記録した補正係数テーブルを記録している。この補正係数テーブルについては後で説明する。また、メモリ9は、ストロボの発光時間を記憶させる発光時間記憶領域、及び、撮影枚数を記憶する枚数記憶領域を有する。
また、メモリ9には、ストロボ連続撮影において、連続して撮影される各枚数の発光時間の補正係数を記録した補正係数テーブルを記録している。この補正係数テーブルについては後で説明する。また、メモリ9は、ストロボの発光時間を記憶させる発光時間記憶領域、及び、撮影枚数を記憶する枚数記憶領域を有する。
DRAM11は、CCD5によってそれぞれ撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
画像表示部12は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ13から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
画像表示部12は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ13から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
フラッシュメモリ13は、CCD5によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。
キー入力部14は、シャッタボタン、モード切替キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
キー入力部14は、シャッタボタン、モード切替キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
ストロボ装置15は、内蔵コンデンサC、充電回路(図示略)、キセノン管を含む発光回路(図示略)、コンデンサCの充電電圧検出回路(図示略)等を含み、充電回路は内蔵コンデンサCに電力を充電し、発光回路は、内蔵コンデンサC内の電荷を光源となるキセノン管に供給して、光を閃光発光させる。ストロボ装置15は、CPU10によって、充電開始、発光及び発光時間が制御され、その制御にしたがって発光などを行う。また、ストロボ装置15内の充電電圧検出回路は、検出した充電電圧をCPU10に送る。
D.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2及び図3のフローチャート、及び図4のタイムチャートに基づいて説明する。図4は、ストロボ連写モードにおける内蔵コンデンサCの電圧、及び、ストロボ発光パルス、カメラの動作を示すタイムチャートである。
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2及び図3のフローチャート、及び図4のタイムチャートに基づいて説明する。図4は、ストロボ連写モードにおける内蔵コンデンサCの電圧、及び、ストロボ発光パルス、カメラの動作を示すタイムチャートである。
ユーザのキー入力部14のモード切替キーの操作によりストロボ撮影に設定されると、CPU10は、CCD5による被写体の撮像を開始させ、該撮像により得られた画像データから輝度色差信号を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データをバッファメモリ(DRAM11)に記憶させ、該記憶された被写体の画像データを画像表示部12に表示させるというスルー画像表示を開始させる(ステップS1)。
次いで、CPU10は、ユーザによってストロボ連写モードが選択されたか否かを判断する(ステップS2)。この判断は、ストロボ連写モードの選択操作に対応する操作信号がキー入力部14から送られてきたか否かにより判断する。このストロボ連写モードとは、被写体を連続して撮影(ここでは、3回連続して撮影)し、且つ、その撮影毎にストロボを発光させるモードのことをいう。
ステップS2で、ストロボ連写モードが選択されていないと判断すると、CPU10は、ストロボ単写モードが選択されたか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、ストロボ単写モードの選択操作に対応する操作信号がキー入力部14から送られてきたか否かにより判断する。このストロボ単写モードとは、ストロボを発光して被写体を1回撮影することをいう。
ステップS3で、ストロボ単写モードが選択されていないと判断するとステップS2に戻る。
ステップS3で、ストロボ単写モードが選択されていないと判断するとステップS2に戻る。
一方、ステップS2で、ストロボ連写モードであると判断すると、CPU10は、ストロボ装置15に制御信号を送ることにより内蔵コンデンサCの充電を開始させる(ステップS4)。このとき、ストロボ装置15の充電回路は、このCPU10の制御信号にしたがって内蔵コンデンサCの充電を行なう。
充電を開始させると、CPU10は、充電が完了したか否かの判断を行う(ステップS5)。この判断は、ストロボ装置15の充電電圧検出回路から送られてくる充電電圧情報に基づいて充電が完了したか否かの判断を行う。
充電を開始させると、CPU10は、充電が完了したか否かの判断を行う(ステップS5)。この判断は、ストロボ装置15の充電電圧検出回路から送られてくる充電電圧情報に基づいて充電が完了したか否かの判断を行う。
ステップS5で、充電が完了していないと判断すると完了するまでステップS5に留まり、充電が完了したと判断すると、CPU10は、シャッタボタンが押下されたか否かの判断を行う(ステップS6)。この判断は、シャッタボタン押下に対応する操作信号がキー入力部14から送られてきたか否かにより判断する。
図4を見ると、充電開始とともに、内蔵コンデンサCの電圧が上昇し、内蔵コンデンサCの電圧が一定電圧(ここでは、300Vとする)に達すると充電が完了し、それ以上電圧が昇圧していないのがわかる。
図4を見ると、充電開始とともに、内蔵コンデンサCの電圧が上昇し、内蔵コンデンサCの電圧が一定電圧(ここでは、300Vとする)に達すると充電が完了し、それ以上電圧が昇圧していないのがわかる。
ステップS6で、シャッタボタンが押下されたと判断すると、CPU10は、画素加算モードに設定する(ステップS7)。このとき、加算させる画素の数も設定する。この画素加算モードとは、画素加算駆動によりCCD5に蓄積された電荷を読み出すモードのことをいう。なお、画素加算駆動は、既に周知の技術なので説明を省略する。
ここで、画素加算モードに設定するのは、連続撮影(連写)を行うと内蔵コンデンサCの電圧を3分割してストロボ発光させるため、発光量不足となる虞があり、画素加算モードによってCCD5に蓄積された電荷を読み出すことにより、光量不足を補うことができるとともに、CCD5の電荷読出速度を上げることができることによってフレームレートを上げることができ、それにより早く連続撮影を行なうことができる。
ここで、画素加算モードに設定するのは、連続撮影(連写)を行うと内蔵コンデンサCの電圧を3分割してストロボ発光させるため、発光量不足となる虞があり、画素加算モードによってCCD5に蓄積された電荷を読み出すことにより、光量不足を補うことができるとともに、CCD5の電荷読出速度を上げることができることによってフレームレートを上げることができ、それにより早く連続撮影を行なうことができる。
次いで、CPU10は、予備発光による調光動作を行なう(ステップS8)。つまり、CPU10は、ストロボ装置15に制御信号を送ることによりストロボを予備発光させると同時にCCD5に撮影(電荷蓄積)動作を行わせた後、画素加算駆動によりCCD5に蓄積された電荷を読み出す処理を行う。このとき、予備発光なのでストロボ撮影時より発光時間は短く、ここでは、10μsecとする。
図4を見ると、調光動作のとき、CPU10から発光開始、発光時間の制御信号(ストロボ発光パルス)がストロボ装置15に送られ、ストロボ装置15の発光回路は内蔵コンデンサC内の電荷を放電することにより光を閃光させるので、内蔵コンデンサC内の電圧は300Vから295Vに降下しているのがわかる。
図4を見ると、調光動作のとき、CPU10から発光開始、発光時間の制御信号(ストロボ発光パルス)がストロボ装置15に送られ、ストロボ装置15の発光回路は内蔵コンデンサC内の電荷を放電することにより光を閃光させるので、内蔵コンデンサC内の電圧は300Vから295Vに降下しているのがわかる。
次いで、CPU10は、調光動作の結果に基づいてストロボ発光させる光の発光量の算出を行う(ステップS9)。
この発光量の算出は、画素加算駆動により読み出された画像データ(又は一部の画像データ)の輝度の平均値に基づいて、適正露出が得られるストロボ発光させる光の発光量を算出する。ここではさらに、該算出した発光量となるような1枚目(1回目)のストロボ発光時間を算出し、メモリ9の発光時間記憶領域に記憶させる。
この発光量の算出は、画素加算駆動により読み出された画像データ(又は一部の画像データ)の輝度の平均値に基づいて、適正露出が得られるストロボ発光させる光の発光量を算出する。ここではさらに、該算出した発光量となるような1枚目(1回目)のストロボ発光時間を算出し、メモリ9の発光時間記憶領域に記憶させる。
次いで、CPU10は、該算出した発光量でストロボ連続撮影ができるか否かの判断を行う(ステップS10)。つまり、ストロボ連続撮影は、3回連続して撮影を行なうので、該算出した発光量で3回連続してストロボを発光させる分の電圧が内蔵コンデンサCに蓄えられているか否かの判断を行う。
ここでは、ステップS9で算出した1回目のストロボ発光時間が、制限値(ここでは、24μsecとする)以下か否かを判断し、24μsec以下と判断されると、該算出した発光量で3回連続してストロボを発光させる分の電圧が内蔵コンデンサCに蓄えられていると判断する。
ここでは、ステップS9で算出した1回目のストロボ発光時間が、制限値(ここでは、24μsecとする)以下か否かを判断し、24μsec以下と判断されると、該算出した発光量で3回連続してストロボを発光させる分の電圧が内蔵コンデンサCに蓄えられていると判断する。
ここで、該算出した発光量で3回連続して発光することができるか否かの判断を、1回目の発光時間が24μsec以下か否かによって判断する理由について以下具体的に説明する。
まず、同じ発光量で連続して3回撮影を行なうとすると、図4に示すように、発光の度に内蔵コンデンサCの電圧が降下していくため、同じ発光量で連続して3回発光させるためには、発光回数に応じて発光時間を長くしなければならない。この各撮影におけるストロボの発光時間をメモリ9に格納されている補正係数テーブルによって求めることができ、各撮影におけるストロボの発光時間tは、t=補正係数×1回目の発光時間となる。
まず、同じ発光量で連続して3回撮影を行なうとすると、図4に示すように、発光の度に内蔵コンデンサCの電圧が降下していくため、同じ発光量で連続して3回発光させるためには、発光回数に応じて発光時間を長くしなければならない。この各撮影におけるストロボの発光時間をメモリ9に格納されている補正係数テーブルによって求めることができ、各撮影におけるストロボの発光時間tは、t=補正係数×1回目の発光時間となる。
図5は、メモリ9に格納されている補正係数テーブルの様子を示す。
図5(a)を見ると、1回目の発光時間の補正係数は1.00なので、1回目の発光時間は、1.00×1回目の発光時間となり、2回目の発光時間の補正係数は1.18なので、2回目の発光時間は、1.18×1回目の発光時間となり、3回目の発光時間の補正係数は1.36なので、3回目の発光時間は、1.36×1回目の発光時間となることがわかる。
なお、この補正係数により各撮影の発光時間が異なることになるが、発光量は変わらないように補正係数が設けられていることはいうまでもない。
図5(a)を見ると、1回目の発光時間の補正係数は1.00なので、1回目の発光時間は、1.00×1回目の発光時間となり、2回目の発光時間の補正係数は1.18なので、2回目の発光時間は、1.18×1回目の発光時間となり、3回目の発光時間の補正係数は1.36なので、3回目の発光時間は、1.36×1回目の発光時間となることがわかる。
なお、この補正係数により各撮影の発光時間が異なることになるが、発光量は変わらないように補正係数が設けられていることはいうまでもない。
また、図4を見ると、260Vが最小発光可能電圧となっており、これは、3回目の発光を行うときに最小限必要な電圧のことである。
このような事情から、1回目の発光時間が分かれば、2回目の発光時間も分かり、それにより、2回目の発光終了時の内蔵コンデンサCの電圧も分かることになる。
このような事情から、1回目の発光時間が分かれば、2回目の発光時間も分かり、それにより、2回目の発光終了時の内蔵コンデンサCの電圧も分かることになる。
例えば、1回目のストロボ発光時間が28μsecの場合、2回目のストロボ発光時間は約33μsecとなり、3回目のストロボ発光の際の(2回目のストロボ発光終了時の)内蔵コンデンサCの電圧は256Vとなるので、3回目のストロボ発光を行うことはできない。また、1回目のストロボ発光時間が24μsecの場合、2回目のストロボ発光時間は約28μsecとなり、3回目のストロボ発光の際の内蔵コンデンサの電圧は267Vとなるので、3回目のストロボ発光を行うことができる。
したがって、ここでは、1回目のストロボ発光時間が24μsec以下であるか否かによって、同じ発光量で3回連続してストロボを発光することができるか否かを判断することとしている。
したがって、ここでは、1回目のストロボ発光時間が24μsec以下であるか否かによって、同じ発光量で3回連続してストロボを発光することができるか否かを判断することとしている。
ステップS10で、該算出した発光量でストロボ連続撮影ができないと判断されると、つまり、1回目の発光時間が24μsec以下でないと判断すると、1枚目のストロボ発光量を24μsecに制限して(ステップS11)、ステップS12に進む。つまり、1回目の発光時間が24μsec以下でないと判断すると、メモリ9の発光時間記憶領域の記憶を24μsecに更新させる。
一方、ステップS10で、該算出した発光量でストロボ連続撮影ができると判断すると、つまり、該算出された1回目の発光時間が24μsec以下であると判断すると、そのままステップS12に進む。
一方、ステップS10で、該算出した発光量でストロボ連続撮影ができると判断すると、つまり、該算出された1回目の発光時間が24μsec以下であると判断すると、そのままステップS12に進む。
ステップS12に進むと、CPU10は、メモリ9に記憶されている発光時間に基づく発光量を絶対発光量として確定する。
つまり、ステップS9で算出された発光時間(発光時間と発光量は比例するため)が24μsec以下の場合には該算出された発光時間を絶対発光量として確定し、ステップS9で算出された発光時間が24μsecより長い場合には、24μsecを絶対発光量として確定することとなる。
このとき、撮影枚数nを1に設定、つまり、メモリ9の枚数記憶領域に1を記憶させる。ここでは、確定された発光時間を24μsecとする。
つまり、ステップS9で算出された発光時間(発光時間と発光量は比例するため)が24μsec以下の場合には該算出された発光時間を絶対発光量として確定し、ステップS9で算出された発光時間が24μsecより長い場合には、24μsecを絶対発光量として確定することとなる。
このとき、撮影枚数nを1に設定、つまり、メモリ9の枚数記憶領域に1を記憶させる。ここでは、確定された発光時間を24μsecとする。
次いで、CPU10は、ストロボ発光時間の補正を行なう(ステップS13)。この補正は、メモリ9の枚数記憶領域に記憶されている撮影枚数(回数)に応じた補正係数を補正係数テーブルから読出し、該読み出した補正係数と該確定された発光時間(発光時間記憶領域に記憶されている発光時間)を乗算することによって行なわれる。
ここでは、該確定した発光時間は24μsecであり、記憶されている撮影枚数は1なので、1枚目に対応する補正係数は1.00となるので、24μsec×1.00となり、補正後の発光時間は24μsecということになる。
ここでは、該確定した発光時間は24μsecであり、記憶されている撮影枚数は1なので、1枚目に対応する補正係数は1.00となるので、24μsec×1.00となり、補正後の発光時間は24μsecということになる。
次いで、CPU10は、該補正後の発光時間をストロボ発光時間として設定し(ステップS14)、該設定したストロボ発光時間に基づいて、ストロボ撮影動作(CCD5の露光動作及びストロボ装置15の発光動作)を行なう(ステップS15)。なお、このストロボ撮影動作においては、画素加算駆動によりCCD5に蓄積されている電荷が読み出され、また、このストロボ撮影により得られた静止画像データはバッファメモリに記憶される。
次いで、CPU10は、3回ストロボ撮影を行なったか否かを判断し(ステップS16)、3回ストロボ撮影を行なっていないと判断すると、CPU10は、撮影枚数nをインクリメントして(ステップS17)、ステップS13に戻り、ステップS16で、3回ストロボ撮影を行なったと判断した場合にはステップS24に進む。
この3回ストロボ撮影を行なったか否かの判断は、枚数記憶領域に記憶されている数が3に達したか否かにより判断する。また、撮影枚数nをインクリメントするとは、枚数記憶領域に記憶されている数に+1した数を記憶させることにより行なう。
次いで、CPU10は、3回ストロボ撮影を行なったか否かを判断し(ステップS16)、3回ストロボ撮影を行なっていないと判断すると、CPU10は、撮影枚数nをインクリメントして(ステップS17)、ステップS13に戻り、ステップS16で、3回ストロボ撮影を行なったと判断した場合にはステップS24に進む。
この3回ストロボ撮影を行なったか否かの判断は、枚数記憶領域に記憶されている数が3に達したか否かにより判断する。また、撮影枚数nをインクリメントするとは、枚数記憶領域に記憶されている数に+1した数を記憶させることにより行なう。
一方、ステップS3で、ストロボ単写モードであると判断すると、CPU10は、ストロボ装置15に制御信号を送ることにより内蔵コンデンサCの充電を開始させる(ステップS18)。
充電を開始させると、CPU10は、充電が完了したか否かの判断を行う(ステップS19)。
充電を開始させると、CPU10は、充電が完了したか否かの判断を行う(ステップS19)。
ステップS19で、充電が完了していないと判断すると、完了するまでステップS19に留まり、充電が完了したと判断すると、CPU10は、シャッタボタンが押下されたか否かの判断を行う(ステップS20)。
ステップS20で、シャッタボタンが押下されていないと判断すると押下されるまでステップS20に留まり、シャッタボタンが押下されると、CPU10は、予備発光による調光動作を行なう(ステップS21)。ここでの調光動作においては、画素加算駆動は行なわずに、通常の読出し駆動(画素加算駆動以外の全画素読出駆動や一部画素読出駆動等)によりCCD5の画素を読み出す。
ステップS20で、シャッタボタンが押下されていないと判断すると押下されるまでステップS20に留まり、シャッタボタンが押下されると、CPU10は、予備発光による調光動作を行なう(ステップS21)。ここでの調光動作においては、画素加算駆動は行なわずに、通常の読出し駆動(画素加算駆動以外の全画素読出駆動や一部画素読出駆動等)によりCCD5の画素を読み出す。
次いで、CPU10は、該調光動作の結果に基づいて適正露出が得られる発光量を設定し(ステップS22)、該設定された発光量に基づいてストロボ撮影動作を行なって(ステップS23)、ステップS24に進む。なお、このストロボ撮影動作においては、通常の読出し駆動によりCCD5に蓄積されている電荷が読み出され、また、このストロボ撮影により得られた静止画像データはバッファメモリに記憶される。
なお、同じ撮影状況下において、ストロボ連写モードで調光動作した場合と、ストロボ単写モードで調光動作した場合とでは、図2のステップS9で調光動作の結果に基づいて算出される発光量の方が、ステップS22で調光動作の結果に基づいて設定される発光量より少ないことになる。なぜならば、ストロボ連写モードの場合には画素加算駆動によりCCD5の画像データを読み出すので、画像全体の輝度が上がるからである。
なお、同じ撮影状況下において、ストロボ連写モードで調光動作した場合と、ストロボ単写モードで調光動作した場合とでは、図2のステップS9で調光動作の結果に基づいて算出される発光量の方が、ステップS22で調光動作の結果に基づいて設定される発光量より少ないことになる。なぜならば、ストロボ連写モードの場合には画素加算駆動によりCCD5の画像データを読み出すので、画像全体の輝度が上がるからである。
ステップS24に進むと、CPU10は、ストロボ撮影により得られた静止画像データ(ベイヤーデータ)が適正な明るさを有するか否かの判断を行う。このとき、CPU10は、ストロボ連続撮影により静止画像データが複数得られた場合には、該得られた各静止画像データに対して適性な明るさを有するか否かの判断を行なう。
ステップS24で、適正な明るさでないと判断されたベイヤーデータの静止画像データに対して、CPU10は、ガンマ補正による明るさ補正を施して(ステップS25)、フラッシュメモリ13に記録する。このとき、静止画像データを記録する際には、CPU10は、輝度色差信号の生成処理などの画像処理を施し、該施した画像データを圧縮して記録させる。
一方、ステップS24で適正な明るさであると判断されたベイヤーデータの静止画像データは、そのままフラッシュメモリ13に記録する。このときも、静止画像データを記録する際には、CPU10は、輝度色差信号の生成処理などの画像処理を施し、該施した画像データを圧縮して記録させる。
一方、ステップS24で適正な明るさであると判断されたベイヤーデータの静止画像データは、そのままフラッシュメモリ13に記録する。このときも、静止画像データを記録する際には、CPU10は、輝度色差信号の生成処理などの画像処理を施し、該施した画像データを圧縮して記録させる。
この静止画像データが適正な明るさを有するか否かの判断、及び、ガンマ補正処理による明るさ補正の方法の一例として、以下、簡単に説明する。
この静止画像データが適正な明るさを有するか否かの判断は、撮影により得られた静止画像データであるベイヤーデータからRGB毎のヒストグラムを生成し、RGB毎に高輝度割合に達するレベル(例えば、高輝度側から3%に達するレベル)を検出する。そして、そのRGB毎の高輝度割合に達するレベル(以下、ピークレベルという)のうち、最も高い値を選択し、この選択した値が閾値より高いか場合には、静止画像データが適正な明るさを有すると判断する。
この静止画像データが適正な明るさを有するか否かの判断は、撮影により得られた静止画像データであるベイヤーデータからRGB毎のヒストグラムを生成し、RGB毎に高輝度割合に達するレベル(例えば、高輝度側から3%に達するレベル)を検出する。そして、そのRGB毎の高輝度割合に達するレベル(以下、ピークレベルという)のうち、最も高い値を選択し、この選択した値が閾値より高いか場合には、静止画像データが適正な明るさを有すると判断する。
図6(a)は、RGB毎に生成されたヒストグラムを示すものであり、左側「黒」、右側「白」として10ビットのデジタル値(1024値)でそれぞれ現している。
図6(a)のRGB毎のヒストグラムの中の斜線部分は、高輝度側から3%に達するまで部分を示しており、丁度3%達する部分がピークレベルとなる。このRGB毎のピークレベルを、R−PEAK、G−PEAK、B−PEAKとする。
図6(a)のRGB毎のヒストグラムの中の斜線部分は、高輝度側から3%に達するまで部分を示しており、丁度3%達する部分がピークレベルとなる。このRGB毎のピークレベルを、R−PEAK、G−PEAK、B−PEAKとする。
そして、図6(a)おいて、例えば、R−PEAK=547、G−PEAK=541、B−PEAK=543とすると、最も高い値は、R−PEAK=547となる。
そして、図6(a)においては、この最も高い値R−PEAK=547が閾値より高くないので、静止画像データが適正な明るさを有していないと判断することとなる。
そして、図6(a)においては、この最も高い値R−PEAK=547が閾値より高くないので、静止画像データが適正な明るさを有していないと判断することとなる。
次に、ガンマ補正処理による明るさ補正の方法は、該選択した最も高い値が閾値となるような補正倍率を算出する。そして、図6(b)に示すように、予め設定された1.0倍のガンマカーブを標準として、1.5倍や2.0倍といったように補正倍率の値に応じて入力レンジを狭める方向に変更させる。これにより、例えば、1.5倍に変更したガンマカーブであれば、入力値a1に対して出力値b2となり、標準カーブでの出力値b1よりも明るい値を得ることができる。
D.以上のように、実施の形態においては、調光動作の結果に基づいて算出された発光量で3回連続してストロボ発光することができるか否かを判断し、連続してストロボ発光することができると判断した場合には、その算出した発光量でストロボ連続撮影を行なうので、画質を劣化させることなく、露出不足でない画像データを得ることができる。
また、連続してストロボ発光することができないと判断した場合には、ストロボの発光量を、ストロボ連写ができる可能な範囲で最大限に制限し、該制限された発光量でストロボ連続撮影を行なうので、画質を劣化させることなく、露出不足をできる限り防ぐことができる。
また、ストロボ連写モードに設定されると、CCD5の駆動を画素加算駆動に設定してから、調光動作を行いその結果に基づいて発光量を算出するので、CCD5から読み出される画像データ全体の輝度が上がり、算出される発光量を少なくすることができる。また、算出される発光量を少なくすることができるので、該算出された発光量でストロボ連続撮影ができないと判断される割合が少なくなり、光量不足でない画像データが得やすくなる。
また、画素加算駆動によりストロボ撮影を行なうので、撮影により得られる画像データ全体の輝度が上がり、光量不足でない画像データを得やすくなる。
また、画素加算駆動によりストロボ撮影を行なうので、撮影により得られる画像データ全体の輝度が上がり、光量不足でない画像データを得やすくなる。
また、それぞれの画像データに対して適正な明るさを有するか否かを判断し、適正な明るさを有しない画像データに対してガンマ補正による明るさ補正を行なうので、露出不足でない画像データを得ることができる。また、明るさ補正を行なう場合であっても、ストロボ連続撮影ができる範囲内で最大限の発光量で得られた画像データであるので、それほど、明るさを補正しなくても済み、画質の劣化をできる限り防ぐことができる。
[変形例]
上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(1)上記実施の形態においては、ストロボ連写モードに設定されると、3枚連続してストロボ撮影を行なうようにしたが、3枚に限らず、何枚でもよい。また、任意のストロボ連写枚数をユーザがキー操作により設定できるようにしてもよい。
この場合には、連続して撮影する枚数に応じた制限値を設け、算出されたストロボ発光時間がこの制限値より長いか否かにより、ストロボ連続撮影を行なうことができるか否かを判断することになる。
上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(1)上記実施の形態においては、ストロボ連写モードに設定されると、3枚連続してストロボ撮影を行なうようにしたが、3枚に限らず、何枚でもよい。また、任意のストロボ連写枚数をユーザがキー操作により設定できるようにしてもよい。
この場合には、連続して撮影する枚数に応じた制限値を設け、算出されたストロボ発光時間がこの制限値より長いか否かにより、ストロボ連続撮影を行なうことができるか否かを判断することになる。
(2)また、上記実施の形態においては、ストロボ連写モードに設定されると、画素加算駆動モードに設定するようにしたが、図2のステップS10で、算出した発光量でストロボ連続撮影ができないと判断された場合のみ、画素加算駆動モードに設定するようにしてもよい。
該算出した発光量でストロボ連続撮影ができない場合には、ストロボ発光量が制限されるので、適正な露出量を得ることができないため、画素加算駆動により画像データ全体の輝度を上げることができ、明るい画像を得ることができる。また、該算出した発光量でストロボ連続撮影ができる場合には、画素加算駆動ではない通常の駆動によりストロボ連続撮影を行うことができ、明るい画像を得ることができる。
この場合、図2のステップS8の予備発光による調光動作は、画素加算駆動ではない通常の駆動によりCCD5の画像データを読み出すことになる。
該算出した発光量でストロボ連続撮影ができない場合には、ストロボ発光量が制限されるので、適正な露出量を得ることができないため、画素加算駆動により画像データ全体の輝度を上げることができ、明るい画像を得ることができる。また、該算出した発光量でストロボ連続撮影ができる場合には、画素加算駆動ではない通常の駆動によりストロボ連続撮影を行うことができ、明るい画像を得ることができる。
この場合、図2のステップS8の予備発光による調光動作は、画素加算駆動ではない通常の駆動によりCCD5の画像データを読み出すことになる。
(3)また、上記実施の形態においては、1枚目〜3枚目の露出量(発光量)を均一するような補正係数を設けるようにしたが、露出量をブラケティングさせていくような補正係数テーブルを設け、この補正係数を用いることにより、1枚目〜3枚目の露出量をブラケティングさせてストロボ撮影を行なうようにしてもよい。
図5(b)は、露出をブラケティングさせるような補正係数テーブルの様子を示す図である。この図5(b)の補正係数テーブルを見ると、補正係数が段々と少なくなっているので、この補正係数テーブルを用いてストロボ撮影を行なうと、露出量が段々と少なくなるブラケティング撮影を行なうことができる。
この場合には、ブラケティング量に応じた制限値を設け、算出されたストロボ発光時間がこの制限値より長いか否かにより、ストロボブラケティング撮影を行なうことができるか否かを判断することになる。
図5(b)は、露出をブラケティングさせるような補正係数テーブルの様子を示す図である。この図5(b)の補正係数テーブルを見ると、補正係数が段々と少なくなっているので、この補正係数テーブルを用いてストロボ撮影を行なうと、露出量が段々と少なくなるブラケティング撮影を行なうことができる。
この場合には、ブラケティング量に応じた制限値を設け、算出されたストロボ発光時間がこの制限値より長いか否かにより、ストロボブラケティング撮影を行なうことができるか否かを判断することになる。
(4)また、上記実施の形態においては、1つの補正係数テーブルしか設けなかったが、1枚目の発光時間に応じて補正係数を変えた補正係数テーブルを複数設けるようにしてもよい。
(5)また、上記実施の形態においては、1枚目の発光時間を元に補正係数を乗算して2、3枚目の発光時間を補正するようにしたが、1枚目、2枚目のストロボ撮影直後の内蔵コンデンサCの電圧に応じて、補正係数の値を微調整するようにしてもよい。
(6)また、上記実施の形態においては、撮影により得られた各画像データに対して適正な明るさかどうかを判断し、適正な明るさでないと判断された画像データに対してガンマ補正による明るさ補正を行なうようにしたが、ステップS10で、該算出した発光量でストロボ連続撮影を行なうことができないと判断された場合にのみ、ストロボ連続撮影により得られた3枚の画像データに対して、ガンマ補正による明るさ補正を行なうようにしてもよい。
(7)また、上記(1)〜(6)を任意に組み合わせた実施の形態に変更するようにしてもよい。
(8)さらに、上記実施の形態におけるデジタルカメラ1は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、カメラ付きICレコーダ、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要はストロボ連写を行なうことができる機器であれば何でもよい。
1 デジタルカメラ
2 フォーカスレンズ
3 ズームレンズ
4 レンズ駆動回路
5 CCD
6 垂直ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 メモリ
10 CPU
11 DRAM
12 画像表示部
13 フラッシュメモリ
14 キー入力部
15 ストロボ装置
16 バス
2 フォーカスレンズ
3 ズームレンズ
4 レンズ駆動回路
5 CCD
6 垂直ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 メモリ
10 CPU
11 DRAM
12 画像表示部
13 フラッシュメモリ
14 キー入力部
15 ストロボ装置
16 バス
Claims (14)
- 被写体の光を画像データに変換する撮像素子と、
光を閃光発光させるストロボと、
前記撮像素子及びストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影手段と、
適正露出が得られる前記ストロボの発光量を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された発光量に基づく所定回数分の発光が可能か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量に基づいて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させる撮影制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記判断手段は、
前記算出手段により得られた発光量で前記所定回数分の発光が可能か否かを判断し、
前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記判断手段は、
前記算出手段により算出された発光量をブラケティングさせて前記所定回数分の発光が可能か否かを判断し、
前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出手段により算出された発光量をブラケティングさせて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合には、前記所定回数分のストロボ発光が可能な発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段は、
前記所定回数分のストロボ発光が可能な範囲内且つ略最大の発光量で、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。 - ストロボ連写モードを設定する設定手段を備え、
前記撮影制御手段は、
前記設定手段によりストロボ連写モードが設定された場合は、前記撮像素子を画素加算駆動させることにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段は、
前記撮像素子の駆動を画素加算駆動させることにより予備発光による予備ストロボ撮影を前記撮影手段に実行させる手段を含み、
前記算出手段は、
前記撮影制御手段による予備ストロボ撮影により得られた画像データに基づいて適正露出が得られるストロボの発光量を算出することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合のみ、前記撮像素子を画素加算駆動にさせることにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段は、
前記ストロボの発光時間を変えていくことにより前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影手段に実行させることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段により得られた画像データに対して、ガンマ補正による明るさ補正処理を施す明るさ補正手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の撮像装置。
- 前記明るさ補正手段は、
前記判断手段により前記所定回数分の発光が可能でないと判断された場合に、前記撮影制御手段により得られた画像データに対して、ガンマ補正による明るさ補正処理を施すことを特徴とする請求項10記載の撮像装置。 - 前記撮影制御手段により得られた画像データが適正な明るさを有するか否かを判定する判定手段を備え、
前記明るさ補正手段は、
前記判定手段により適正な明るさを有していないと判定された画像データに対してのみ、ガンマ補正による明るさ補正処理を施すことを特徴とする請求項10記載の撮像装置。 - 被写体の光を画像データに変換する撮像素子と、
光を閃光発光させるストロボと、
前記撮像素子及びストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影手段と、
ストロボ連写モードを設定する設定手段と、
前記設定手段によりストロボ連写モードが設定された場合は、前記撮像素子を画素加算駆動させることにより前記撮影手段に連続してストロボ撮影を実行させる撮影制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 被写体の光を画像データに変換する撮像素子及び光を閃光発光させるストロボを用いてストロボ撮影を行なう撮影処理と、
適正露出が得られる前記ストロボの発光量を算出する算出処理と、
前記算出処理により算出された発光量に基づく所定回数分の発光が可能か否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により前記所定回数分の発光が可能と判断された場合は、前記算出処理により算出された発光量に基づいて、連続して前記所定回数分のストロボ撮影を前記撮影処理に実行させる撮影制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2010128359A JP2010237700A (ja) | 2010-06-04 | 2010-06-04 | 撮像装置及びそのプログラム |
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