JP2010231828A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イコライザ回路を含む半導体装置における高速化およびノイズ耐性の向上を提供する。
【解決手段】複数のメモリセルを選択して、アクセス期間中において、センシング前にイコライザ回路26によりビット線へ充電を行う際、センスアンプ側ビット線とメモリセル側ビット線を選択的に接続する選択回路22により、少なくとも選択メモリセルに接続される選択ビット線と当該選択ビットに隣接する両側の非選択ビット線の3本を選択状態にして、センスアンプ側ビット線に配置されるイコライザ回路26から3本のビット線へ充電を行い、その後、選択ビット線のイコライズを停止してメモリセル情報に対応した選択ビット線の放電を行う。その後、センシングを行う期間中においても隣接ビット線にはイコライズ電圧を接続し続けるイコライズ制御とする。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、不揮発性の半導体記憶装置及び当該半導体記憶装置を含む半導体装置に関する。
最近、半導体記憶装置として、電源を切ると記憶データが失われてしまう揮発性メモリのほかに、電源を切っても記憶データを保持できる不揮発性半導体メモリが種々提案されている。例えば、この種の不揮発性半導体メモリとして、スタティック型半導体記憶装置のほか、MROM(Mask Read Only Memory)、PROM(Programmable Read Only Memory)、UV−EPROM(Ultra−Violet Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Read Only Memory)等が提案されている。このうち、EEPROMとして、NAND型或いはNOR型のフラッシュメモリが知られており、実用化されている。
これら不揮発性半導体メモリのうち、一般的なROMに関する技術が特許文献1で開示されている。特許文献1は、ROMからデータを読み込む際、即ち、読み出す際に、使用されるデータ読込補助回路を開示している。特許文献1に示されたデータ読込補助回路は、ビット線及びワード線によって選択されるROM素子からデータを読み込む場合、データの読み込みの前に、選択されたビット線と非選択ビット線に同一の電位を印加する一方、選択されたビット線の実際のデータの読み込み(センシング)が開始されると、非選択ビット線を接地する動作を行なっている。これによって、データの読み込み開始前に、選択ビット線と非選択ビット線間の配線間容量を小さくすることができ、データの高速読み出しを可能にしている。
特許文献2は、メモリセルデータ読出時のビット線間干渉を低減し、ビット線振幅の変化速度を高速化できるスタティック型半導体記憶装置を開示している。このため、特許文献2は、メモリセル選択時に、例えば、奇数列のビット線にメモリセルデータが読み出される場合、偶数列に対するビット線をプリチャージ状態に維持するプリチャージ制御回路及びビット線負荷回路を開示している。即ち、隣接ビット線の電位はアクセス開始前の所謂スタンバイ状態からHighに充電されており、アクセス後もその電位は変化しない。
更に、特許文献3は、メモリセルのソース及びドレインを行方向に直線状に接続して、直線状チェインを形成したフラッシュメモリ装置及びそのプリチャージングを開示している。ここでは、直線状チェインを形成する行内のメモリセルのゲートは、共通のワードラインに接続され、且つ、直線状チェインの隣接したメモリセル間のノードに、列ラインがそれぞれビット線として接続される所謂、チェイン型クロスポイントメモリアレイである。特許文献3では、選択されたビット線にセンシング用電圧を印加し、選択されたビット線に隣接したビット線にも電圧を印加することによりプリチャージが行われている。これによって、選択ビット線に印加されるセンシング用電圧印加が、隣接メモリセルを介して隣接ビット線へ流れるリーク電流を防止することができる。
また、特許文献4は、複数のメモリセルを直列に接続した不揮発性記憶装置を開示している。ここでは、消費電流の低減、アクセス時間の短縮を図るために、バースト動作における不連続なアクセス動作の際に、駆動能力を変化させることが提案されている。
特開2001−143490号公報 特開2002−170388号公報 特表2005−537597号公報 特開2008−257783号公報 特願2009−23248号
一方、本発明者は、特許文献5において、アクセストランジスタと、抵抗値の違いによって情報を記憶する不揮発性記憶素子(以下、単に、記憶素子と呼ぶ)とによりメモリセルを構成した半導体記憶装置及びその読出し方法を提案した。この半導体記憶装置は、不揮発性RAMとして動作可能であることが確認されている。したがって、特許文献5に示された半導体記憶装置は、電源を切っても情報を保持でき、しかも、書き換え可能であり、且つ、ページ読出しが可能であると共に、DRAMと同様に、ランダムにアクセスが可能である等、数々の利点を備えている。しかしながら、本発明者の更なる研究によれば、抵抗値の違いを利用した記憶素子を用いた半導体記憶装置においても、更なる高速化が必要であることが判明した。
特許文献1は、ROMにおける選択ビット線と非選択ビット線との電位を同じにすることによってROMを高速化することを開示しているだけで、特許文献5に示されたような記憶素子を用いたRAMにおける特有の問題点について何等指摘していない。更に、センシング中に意図的に隣接ビット線を元の接地電位へ放電しており、その容量結合ノイズによって微小電位のセンシングの感度を低下させるノイズ源となっている。
特許文献2は、ランダムアクセス可能なスタティック型半導体装置の高速化を開示しているだけで、抵抗値の違いを利用した記憶素子を含む半導体記憶装置及びその問題点について何等開示していない。
更に、特許文献3及び4は、いずれも、メモリセルを直線状に接続して直線状チェインを構成し、書き換え可能でしかも不揮発性の半導体記憶装置を開示している。しかしながら、特許文献3及び4に示された半導体記憶装置は、直線状に接続されたメモリセルのビット線の充電だけを開示しているだけで、ビット線とセンスアンプとの接続関係について何等検討されていない。
ここで、特許文献5に示した半導体記憶装置の問題点を具体的に説明する。抵抗値の違いを利用した記憶素子を含むメモリセルでは、記憶情報の読出しに先立ち、メモリセルを選択すると共に、メモリセルに接続されるビット線を接地して電荷を一旦放電(ディスチャージ)している。その後、イコライザ回路により選択ビット線を通して充電状態(即ち、イコライジング状態)にし、その後、抵抗値の違いによって情報を記憶する記憶素子に電流を流し(センシング)、電流を流すことによって生じる電位の変化或いは電流の変化をセンスアンプで読み取っている。この場合、センスアンプは、イコライザ回路で充電されたメモリセルを通して流れる電流による電位変化を受信した後、一旦、イコライザ回路ならびにビット線をセンスアンプから電気的に切り離した状態で、電位変化を増幅して情報を出力している。このように、イコライザ回路を介してビット線をセンスアンプに接続した構成の半導体記憶装置では、イコライザ回路による充電を高速に行うことができないと云う事実が判明した。
また、選択ビット線をイコライザ回路にて充電する際、隣接非選択ビット線はGNDに接続されるが、この隣接非選択ビット線はGNDとの回路接続から物理的に遠いところにおいて、選択ビット線との容量結合によって充電中に電位が浮き上がってしまうという問題がある。この浮き上がった電位の放電によって、センシング中の選択ビット線にカップリングノイズを与える問題がある。
実際、特許文献1〜4に示されたように、選択ビット線と当該選択ビット線に隣接したビット線を同電位にする技術を特許文献5に示した半導体記憶装置に適用した場合、特許文献5に示されたイコライザ回路をそのまま使用しただけでは、高速化と誤動作の少ないセンシング2者の両立が期待できないことが判明した。
本発明は、イコライザ回路を含む半導体装置における高速化およびノイズ耐性の向上を企図している。
本発明によれば、抵抗値の違いによって情報を記憶する記憶素子を備えた複数のメモリセルと、前記複数のメモリセルにそれぞれ接続されるビット線と、前記ビット線をアドレスによって選択し、センスアンプ側のビット線に接続する選択回路と、各々の前記センスアンプ側のビット線に接続された第1のセンスアンプと前記第1のセンスアンプとは異なる制御の第2のセンスアンプと、前記ビット線を第1の電位に制御する第1の回路と、前記センスアンプ側のビット線を介して前記ビット線を第2の電位に制御する第2の回路と、を備え、前記選択回路は、アクセス対象の前記メモリセルが接続される選択ビット線を選択すると共に、当該選択ビット線に対して両側の各々の非選択ビット線を選択し、前記第2の回路は、前記第2の電位を供給するイコライザ電圧源と前記第1のセンスアンプ側のビット線とを接続して前記選択ビット線を前記第1の電位から前記第2の電位へ遷移させる充電を行うと共に、該充電後、前記イコライザ電圧源と前記第1のセンスアンプ側のビット線とを切り離す第1のスイッチ回路と、前記イコライザ電圧源と前記各々の非選択ビット線とを接続して前記各々の非選択ビット線を前記第1の電位から前記第2の電位へ遷移させる充電を行うと共に、前記第1のスイッチ回路の切り離した後も、前記イコライザ電圧源と前記第2のセンスアンプ側のビット線との接続状態を維持する第2のスイッチ回路とを含むことを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
具体的に説明すると、上記した第2の回路は、前記メモリセルへのアクセス動作の開始に伴って、前記選択されたビット線(選択ビット線)とそのビット線と物理的に隣接する両側の隣接ビット線とに対応するそれぞれの前記第2の回路を活性し、前記選択ビット線と隣接ビット線とを予め制御された前記第1の電位から前記第2の電位へ制御し、その後、前記選択ビット線に対応する前記第2の回路を非活性にして前記選択ビット線へ前記第2の電位の供給を停止することによって、前記選択されたメモリセルの情報に従って前記選択ビット線の電位が遷移し、一方、前記隣接ビット線に対応する前記第2の回路は活性を維持し前記隣接ビット線の第2の電位を維持する動作を行なう。
本発明によれば、選択ビット線は、イコライザ回路を介して高速に充電でき、この結果、半導体記憶装置におけるアクセスを高速に行うことができる。更に、本発明では、ビット線充電後も、隣接ビット線の充電制御を維持するようにイコライザ回路を制御することにより、選択ビット線を微小電流でセンシングすることができ、隣接ビット線からの容量結合ノイズの影響を少なくすることができる。
(A)は本発明に係る半導体記憶装置の原理を説明する概略回路図であり、(B)は動作を説明する波形図である。 本発明を適用できる半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。 (A),(B),(C)は、それぞれ、本発明に係る半導体記憶装置のチップ構成、チップ内のバンク構成、及び、バンク内のマット(MAT)構成を概略的に示すレイアウト図である。 本発明に係る半導体記憶装置の具体的な構成を示す回路図である。 (A)は、図4に示されたビット線デコーダ(BLD)及びビット線セレクタ(BLS)を示す回路図であり、(B)は、ビット線デコーダ(BLD)の真理値表である。 図4に示された半導体記憶装置の動作の一部を説明する波形図である。 図6に示された動作の後に行われる動作を説明する波形図である。 図7に示された動作後の動作を説明する波形図である。 図8の動作後に行われる動作を説明する波形図である。 図4に示された半導体記憶装置における書き込み動作を説明する波形図である。
図1(A)及び(B)を参照して、本発明に係る半導体記憶装置の技術思想の代表的な一例を原理的に説明する。但し、本願の請求内容はこの技術思想に限られず、本願の請求項に記載の内容であることは言うまでもない。まず、図1(A)に示すように、本発明を適用できる半導体記憶装置は、行方向(図では横方向)に延びる複数のビット線BLと、列方向(図では縦方向)に延びるワード線WLとを備えている。図では、説明を簡略化するために6本のビット線BL1〜BL6が示されており、且つ、ここでは、当該ビット線BL1〜BL6と交叉するワード線WLが選択された状態が示されている。このため、図1では、一本のワード線WLが選択ワード線SWLとして示されている。
一方、ビット線BL1〜BL6と選択ワード線SWLのクロスポイントには、それぞれメモリセルが接続されている。図示された例では、メモリセルM11〜M16のみが示されているが、ビット線BL1〜BL6と図示されない非選択ワード線のクロスポイント、及び、図示されないビット線と非選択ワード線のクロスポイントにもメモリセルがマトリックス状に配置されている。
ここで、各メモリセル(ここでは、M11〜M16)は、アクセストランジスタNCHcell(Nチャネル型のトランジスタ)と、記憶素子Rcellとによって構成されている。各メモリセルM11〜M16は互いに同一の構成を備えているため、図1(A)では、メモリセルM11のアクセストランジスタNCHcellと、記憶素子Rcellのみに参照符号が付けられている。図示された記憶素子Rcellは、抵抗値の違いによって情報を記憶する不揮発性の記憶素子であり、ここでは、相変化抵抗素子によって構成されているものとする。他方、アクセストランジスタNCHcellは、メモリセルをアクセスするためのセル選択素子である。
記憶素子Rcellを構成する各相変化素子の一端とアクセストランジスタNCHcellのドレインは、共通接続ノードAで互いに接続されており、記憶素子Rcellの他端は行方向に延びるビット線BLに接続されている。一方、各アクセルトランジスタNCHcellのゲートは、列方向に延びるワード線WLに接続されており、更に、各アクセルトランジスタNCHcellのソースは接地されている。
図示された半導体記憶装置は、ビット線BL1〜BL6を選択的に接地電位にして、各メモリセルM11〜M16の電荷を放電するディスチャージ回路20と、ビット線BL1〜BL6を選択する選択スイッチ回路22を備えている。この例では、ディスチャージ回路20は各ビット線BL1〜BL6を接地する放電スイッチ201〜206によって構成されている。他方、選択スイッチ回路22は、列方向(Y方向)スイッチ221〜226によって構成され、メモリセル側のビット線BL1〜BL6をそれぞれオン/オフ(導通/非導通)して、センスアンプへ入力されるセンスアンプ側のビット線へ選択的に接続する。ここで、ディスチャージ回路20は放電を行う第1の回路として動作する。
更に、図示されたビット線BL1〜BL6のうち、奇数番目のビット線BL1,BL3,BL5はイコライザ電圧VEQを与える第1のイコライザ電源線241(センスアンプ側のビット線でもある)に接続され、他方、偶数番目のビット線BL2,BL4,BL6は同様にイコライザ電圧VEQを供給する第2のイコライザ電源線242(センスアンプ側のビット線でもある)に、それぞれ列方向スイッチ221〜226を介して接続されている。
また、第1のイコライザ電源線241はイコライザ回路26を介して第1のセンスアンプ回路SA1に接続され、第2のイコライザ電源線242はイコライザ回路26を介して第2のセンスアンプ回路SA2に接続されている。ここで、イコライザ回路26はイコライザ電圧VEQを供給する第2の回路として動作する。
第1及び第2のセンスアンプ回路SA1,SA2には、イコライザ回路26を介して、リファレンス電圧VREFが与えられている。このように、第1及び第2のセンスアンプ回路SA1,SA2は、イコライザ電圧端子とリファレンス電圧端子を備え、両者に印加される電圧の差を増幅して出力する。
ここで、イコライザ回路26は、第1のイコライザ電源線241に接続され、第1のセンスアンプ回路SA1のイコライザ電圧端子とリファレンス電圧端子間に選択的にイコライザ電圧VEQを供給する2つのスイッチSW1,SW2とを備え、これらのスイッチSW1,SW2によって第1のイコライザ部26aを構成している。
更に、図示されたイコライザ回路26は、第2のイコライザ電源線242に接続され、第2のセンスアンプ回路SA2のイコライザ電圧端子とリファレンス電圧端子間に選択的にイコライザ電圧VEQを供給する2つのスイッチSW4,SW5とを有し、これらのスイッチSW4,SW5によって第2のイコライザ部26bを構成している。
図示された半導体記憶装置では、選択ワード線SWLに接続されたメモリセルM11〜M16にそれぞれ接続されたビット線BL1〜BL6のうち、ビット線BL3が選択されているものとする。この結果、図1はビット線BL3に接続されたメモリセルM13に記憶された情報を読み出す場合が示されている。
本発明では、ビット線BL3が選択スイッチ回路22によって選択された場合、当該ビット線BL3の両側に物理的に隣接した非選択ビット線BL2及びBL4も選択スイッチ回路22によって選択された状態になる。つまり、3本のメモリセル側ビット線が、センスアンプ側ビット線に接続される。(正確には、メモリセル側のビット線である選択ビット線BL3が、第1のセンスアンプ側ビット線241へ接続され、メモリセル側のビット線である前記BL3の両側の隣接非選択隣接ビット線BL2とBL4が、第2のセンスアンプ側ビット線242に共通に接続される。)ディスチャージ回路20のビット線BL3,BL2,BL4に対応した放電スイッチ203,202,204が、所謂スタンバイ期間中にクローズ(導通)して、対応するメモリセルM13,M12,M14の電荷を一旦放電した後、メモリセルアクセス開始期間中の状態として図1(A)に示すように放電スイッチ203,202,204はオープン状態(非導通)になった場合が示されている。このように、選択スイッチ回路22の列方向スイッチ223、222、224がクローズ(導通)した状態に制御されると、対応する放電スイッチ(放電スイッチ203,202,204)がオープンに制御される。つまり、列方向スイッチと対応する放電スイッチは、共に連動して制御している。
他の放電スイッチ201、205、206、及び、列方向スイッチ221、225、及び226は上記したスイッチとは逆の動作を行ない、図示されたように、放電スイッチ201、205、206はクローズ、列方向スイッチ221、225、及び226はオープンの状態になっている。
図示された状態において、選択ビット線BL3は、列方向スイッチ223を介して、第1のイコライザ電源線241(センスアンプ側のビット線)に接続される。他の奇数番目のビット線BL1、BL5は、列方向スイッチ221、225がオープンになっているため、第1のイコライザ電源線241には接続されていない。この結果、センスアンプ回路SA1には、メモリセルM13だけが選択ビット線BL3及び第1のイコライザ電源線241を介して接続されている。
他方、選択ビット線BL3の両側に物理的に隣接し、且つ、列方向スイッチ222、224がクローズした隣接非選択ビット線BL2,BL4は、第2のイコライザ電源線242(センスアンプ側のビット線)に共通に接続され、且つ、第2のセンスアンプSA2に接続されている。他の偶数番目のビット線BL6は、列方向スイッチ226がオープンになっているため、第2のセンスアンプSA2には接続されていない。
このように、列方向スイッチ223、222、及び224がクローズされ、且つ、放電スイッチ203、202、204がオープンになっている選択ビット線BL3、非選択ビット線BL2及びBL4では、メモリセルM13、M12、M14が第1及び第2のイコライザ電源線241及び242に接続された状態になっている。
このため、メモリセルM13には、第1のイコライザ電源線241及びイコライザ回路26を介してイコライザ電圧VEQが与えられ、メモリセルM13の充電が行われる。他方、メモリセルM12及びM14には、第2のイコライザ電源線242及びイコライザ回路26を介してイコライザ電圧VEQが与えられ、メモリセルM12及びM14の充電が行われる。リファレンス電圧VREFも同様に充電が行われる。
したがって、選択ビット線BL3と、隣接非選択ビット線BL2及びBL4との間の電位差は殆ど無い。このため、選択ビット線BL3と隣接非選択ビット線BL2との間の寄生容量及びビット線BL2と隣接非選択ビット線BL4との間の寄生容量は無視できる程度まで小さくすることができる。これにより、ビット線電位が高速に立ち上がるため、記憶素子RcellとアクセストランジスタNCHcellの間の寄生容量への充電も従来よりも容易に行われ、この結果、選択ビット線BL3は、充電を高速に完了することができる。この際、隣接非選択ビット線と選択ビット線の間の寄生容量が小さいため、充電電流も、選択ビット線のみを充電した場合の3倍とはならず、消費電流の大きな増大とはならない。
一方、本発明者が提案した特許文献5に示したように、選択ビット線BL3の隣接非選択ビット線BL2又はBL4にイコライザ電圧を印加しない場合、選択ビット線BL2と非選択ビット線BL3の間に、イコライザ電圧によって生じる電位差が生じ、この結果、両ビット線BL2とBL3の間には寄生容量Cが加わることになる。
ここで、メモリセルMを構成する記憶素子Rcell(M13のRcell)が高抵抗の特性(それはメモリセ情報の一つの情報を示す)を有している場合、メモリセル(M13のRcellとM13のRcellとアクセストランジスタNCHcell間のノード)の充電に長時間を要することになる。抵抗値の違いによって情報を記憶する不揮発性の記憶素子では、アクセス期間中(アクセス開始後の実際にセンシングを開始する為の初期設定動作)の前記ノードの所定電位への高速な充電が、センシングの重要で要素である。
本発明者の実験によれば、選択ビット線のみを充電した場合には、充電に約3ns要したが、図1に示すように、選択ビット線BL3だけでなく、選択ビット線BL3の両側の非選択ビット線BL2,BL4をも充電した場合、1ns程度まで充電時間を短縮でき、高速化が可能であることが判明した。
図1(A)に示されたイコライザ回路26において、第1のセンスアンプSA1に接続されたスイッチSW1とSW2はメモリセルM13をイコライズ電圧VEQによって充電する場合、全てクローズした状態にある。このため、イコライズ電圧VEQはイコライザ回路26のスイッチSW1、第1のイコライズ電源線241、列選択スイッチ223、及び選択ビット線BL3を介してメモリセルM13に与えられ、当該メモリセルM13はイコライズ電圧VEQによって充電される。
メモリセルM13が充電されている間、イコライズ電圧VEQ及びリファレンス電圧VREFは、センスアンプSA1とイコライザ回路26との間にあるスイッチ(不図示)により第1のセンスアンプSA1には供給されない。よって、第1のセンスアンプSA1は、まだセンス動作を行っていない。
一方、第2のセンスアンプSA2に接続されたスイッチSW4,SW5のうち、イコライズ電源線242側に接続されたスイッチSW4だけがクローズされており、リファレンス電源線側のスイッチSW5はオープンになっている。この結果、イコライズ電圧VEQは、イコライザ回路26のスイッチSW4、列方向スイッチ222、非選択ビット線BL2を介して、メモリセルM12に供給され、当該メモリセルM12を充電する。同様に、メモリセルM14もスイッチSW4、列方向スイッチ224、非選択ビット線BL4を介して充電される。
他方、イコライザ回路26内のスイッチSW5はオープン状態にある。この意義は、後述するセンシング中のためである。尚、メモリセルM12、M14が充電されている間、イコライズ電圧VEQ及びリファレンス電圧VREFは、センスアンプSA2とイコライザ回路26との間にあるスイッチ(不図示)により第2のセンスアンプSA2には供給されない。
メモリセルM13(M13のRcellとM13のRcellとNCHcell間のノード)の充電が終了すると、第1のセンスアンプSA1に接続されているイコライザ回路26のスイッチSW1,SW2はオープン状態になる。これは、後述するセンシング動作の為である。一方、第2のセンスアンプSA2に接続されているイコライザ回路26のスイッチSW4,SW5は、メモリセルM13のセンシング中も図示された状態を維持する。
図1(B)を参照すると、イコライザ制御の際に、第1及び第2のセンスアンプSA1、SA2に接続されるイコライザ回路26を構成するスイッチであるトランジスタ(SW1、2、4、5)に印加されるゲート制御電圧、選択ビット線BL3、及び、隣接非選択ビット線BL2における時間的な状態変化が示されている。メモリセルM13が充電されている間、第1及び第2のセンスアンプSA1、SA2のゲート制御電圧(SW1、2、4、5)はハイレベルにあり、この結果、選択ビット線BL3の電位は、隣接非選択ビット線BL2、BL4の遷移にアシストされ、急激に上昇する。
充電が終了し、センス動作に移行すると、第1のセンスアンプSA1に関連するイコライザ(SW1、2)の制御電圧は、ロウレベルに低下する一方、第2のセンスアンプSA2に関連するイコライザ(SW4)のゲート制御電圧はハイレベルのままに維持される。この結果、第2のセンスアンプSA2に接続された隣接非選択ビット線BL2、BL4の状態は、メモリセルM13のセンシング中、イコライズ電圧VEQが流す電流とそれぞれ対応するメモリセル(M12とM14)が備えるメモリセル情報を示す抵抗値が流す電流とで決定される電圧値(分圧電圧値)に維持される。図1(B)は、両者のメモリセル(M12とM14)のそれぞれの抵抗値が共に高抵抗値であった場合を示している。一般的に、イコライズ電圧VEQが流す電流能力値>>メモリセル(高抵抗/低抵抗)が流す電流能力値であり、その分圧値は殆どイコライズ電圧VEQに近い電圧値を示すことに注意が必要である。
一方、第1のセンスアンプSA1にロウレベルのゲート制御電圧が与えられ、イコライザ回路26のスイッチSW1、SW2がオープンの状態になると、イコライザ回路26は第1のセンスアンプSA1から切り離された状態になる。この状態で、第1のセンスアンプSA1はメモリセルM13における電位変化を検出するセンス動作(判定動作)に移行する。この場合、選択ビット線BL3の状態は、メモリセルM13に記憶されている情報(抵抗値)に応じて、徐々に低下して行く放電過程を経て、判定状態(VREF電圧と比較できるまでの状態)に遷移して行く。イコライズ電圧VEQが、スイッチSW1のオープン(非導通)により、選択ビット線BL3へ供給されていないからである。
センシングでは、予め定められた閾値電圧Vth(VREFに対応)との比較が行われ、比較結果が第1のセンスアンプSA1がメモリセルM13に記憶された情報として読み出される。ここでは、メモリセルM13から読み出された情報が、閾値電圧Vthよりも低い場合が示されている。尚、リファレンス電圧VREFは、前述の様にイコライズ電圧VEQによって選択ビット線と同様に充電され、メモリセルの情報0/1に対応した両者の抵抗値(高抵抗/低抵抗)の中間の抵抗値に設定されたリファレンス定電流源CIREF(不図示)を備えている。つまり、前記閾値電圧Vthは、リファレンス定電流源CIREFが流す電流値に応じて遷移したリファレンス電圧VREFと、選択メモリセルが流す電流値に応じて遷移した選択ビット線電圧との電位差が、対応するセンスアンプSA1で誤動作なくセンシングできる状態であることを示す。よって、前記閾値電圧Vthは、リファレンス電圧VREFに対応する。
一方、図1(B)の選択ビット線BL3だけが選択された場合、図1(B)の選択ビット線BL3(M13のRcellとM13のRcellとアクセストランジスタNCHcell間のノード)の電位は、破線で示されたように変化する。即ち、選択ビット線BL3の充電は、大幅に遅れ、この結果、閾値電圧Vthとの比較を行う図示された判定期間中に、閾値電圧Vthと比較を行った場合、誤った読出し情報が読み出されることになる。このため、充電時間と放電時間を各々長くし、且つ、判定時間を図示された時間よりも遅くする必要がある。
このように、抵抗値の相違によって情報を記憶する記憶素子を使用した場合、メモリセルからの情報の読出に先立ち、ディスチャージ回路20により一旦メモリセルの電荷を放電した後、センスアンプを切り離した状態で、イコライザ回路26により充電する必要がある。また、充電した後、判定(センシング)を行う場合、イコライザ回路26をセンスアンプSA1から切り離して、ビット線上の変化を検出することが要求される。このように、アクセス期間中において、センシング前に充電及び放電を行う必要がある記憶素子を用いた場合、単に、ビット線とセンスアンプとの接続だけでなく、センスアンプとイコライザ回路との接続及び切り離しを考慮しておく必要がある。
特に、選択ビット線と当該選択ビット線に隣接する非選択ビット線を同時に、充電した場合、選択ビット線の高速な充電が可能となるが、これら選択ビット線及び非選択ビット線に接続されたイコライザ回路の接続及び切り離しが課題となる。このため、本発明は、選択ビット線と隣接非選択ビット線とを、互いに異なる活性化選択制御の各々のセンスアンプに接続し、且つ、前記センスアンプ側のビット線に接続され、互いに異なる選択制御の各々のイコライザ回路からイコライズ電圧VEQを供給する構成を有している。
本発明の原理に係る半導体記憶装置では、非選択ビット線に関連するイコライザ回路は、非選択ビット線の充電後も前記イコライザ回路から切り離さずに非選択ビット線へイコライズ電圧を与え続ける制御を行い、且つ選択ビット線に接続されるメモリセルのセンシング期間中もその制御を維持する。これにより、選択ビット線に接続されたセンスアンプ(SA1)は、そのセンシング期間中において、センシング誤動作を招くビット線間の干渉を主とするノイズが発生しない構成が得られる。
本発明に係る半導体記憶装置の技術思想の代表的な一例をまとめると、以下となる。
抵抗値の違いによって情報を記憶する記憶素子を備えた複数のメモリセルを選択して、アクセス期間中において、センシング前にイコライザ回路によりビット線へ充電を行う際、センスアンプ側ビット線とメモリセル側ビット線を選択的に接続する選択回路により、少なくとも選択メモリセルに接続される選択ビット線と当該選択ビットに隣接する両側の非選択ビット線の3本を選択状態にして、センスアンプ側ビット線に配置されるイコライザ回路から3本のビット線へ充電を行い、その後、選択ビット線のイコライズを停止してメモリセル情報に対応した選択ビット線の放電を行う。センシングを行う期間中においても隣接ビット線にはイコライズ電圧を接続し続けるイコライズ制御とすることで、高速で誤動作の少ないセンシングが実現できる半導体記憶装置が得られる。尚、センスアンプSAの構成と作用は、多様な方式を採用することができる。尚、本発明の技術思想において、センスアンプSAは、そのセンシング時、センスアンプとセンスアンプに入力されるセンスアンプ側のビット線とを切り離し、センスアンプ部にて微小信号を増幅することで、読み出し動作が完了する。
図2を参照して、半導体記憶装置100の全体構成図を説明する。半導体記憶装置100には、外部からクロック、アドレス、コマンド、データが入力され、これらの入力信号により全体動作が制御される。メモリセルアレイ118の周辺にそれぞれ、ローデコーダ117、ビット線コントロール回路119、センスアンプ120、カラムデコーダ121を備えたバンクから構成される。図2の半導体記憶装置100は、バンクB1〜4の4バンク構成である。各バンクの動作は同じであることから、以下選択された1つのバンクについてのみ説明する。
半導体記憶装置100は、入力回路として、クロック系の信号(CK、/CK、CKE)が入力されるクロックジェネレータ111、コマンド(/CS、/RAS、/CAS、/WE)が入力されるコマンドデコーダ112、アドレス(A0〜A13、バンクアドレス)等が入力されるモードレジスタ113、ローアドレスバッファ115、カラムアドレスバッファ・バーストカウンター116を備えている。
クロックジェネレータ111で生成された内部クロックは、コマンドデコーダ112、制御ロジック114、カラムデコーダ121、ラッチ回路123等に出力される。コマンドデコーダ112は、コマンド(/CS、/RAS、/CAS、/WE)が入力され、その出力を制御ロジック114に出力する。モードレジスタ113はアドレス、バンクアドレス信号等を入力され、モード信号を制御ロジック114に出力する。制御ロジック114にはクロック系や、アドレス、モードレジスタ113からの出力が入力され、各種制御信号をそれぞれの回路に出力する。ローアドレスバッファ115は、入力されたローアドレスを制御信号に従ってローデコーダ117、ビット線コントロール回路119に出力する。カラムアドレスバッファ・バーストカウンター117は、入力されたカラムアドレスを制御信号に従ってカラムデコーダ121に出力するとともに、バーストカウンタでカウントされたバースト長に従って連続したアドレスを自動発生させて出力する。
ローデコーダ117は入力されたアドレスをデコードし、メモリセルアレイのワード線を選択する。メモリセルアレイ118は複数のメモリセルがマトリクス状の配置されたメモリセル領域である。ビット線コントロール回路119は、ビット線を選択するビット線デコーダと、ビット線の初期化等を制御する。センスアンプ120は、ローデコーダ117で選択され、ビット線デコーダで選択されたビット線に接続されたメモリセルからの情報を増幅する。カラムデコーダ121は、メモリセルからのデータを増幅したセンスアンプを選択し、そのデータをデータコントロール回路122、ラッチ回路123、さらに入出力回路124を経由して、外部へデータを読み出す。このとき設定されたバースト長に従ってセルデータは連続読み出しされる。
また、半導体記憶装置へのデータ書き込みの場合には、読み込み時とは逆方向に入出力回路124に入力されたデータDQを、ラッチ回路123、データコントロール回路122を経由してメモリセルに書き込まれる。また、これらのデータDQの入出力は高速であり、クロックに同期して行われる。そのため一般的には、DLL回路125を内蔵し、そのタイミング調整が行われる。
図3(A)、(B)、及び(C)を参照して、本発明を適用できる半導体記憶装置における幾何学的配置関係を説明する。図3(A)には、本発明に係る半導体記憶装置のチップ構成が示されており、図示された例では、チップ内に4つのバンクB1〜B4が設けられ、バンクB1〜B4の中央部には周辺回路Pが集中的に備えられた例が示されている。また、バンクB1〜B4の外周には多数のパッドPADが配置されている。
また、各バンクBは、図3(B)に示すように、情報を格納する単位となる複数のマットMATに区分されており、各バンクBの周辺には、破線で示されているように、各種のデコーダ、セレクタ等が配置されている。更に、各MATは、図3(C)に示された例では、4ページ分のセルアレイ(PAG1〜PAG4)、ビット線コントロール回路BLC、センスアンプセレクタSAS、及び、各ページ当たりのセルアレイ(PAG1〜PAG4)に対して設けられた一対のセンスアンプA及びB(合計4対のセンスアンプ)、及び、サブワード線デコーダ(SWD)を有している。また、図3(C)では、MATの外部に、ビット線デコーダ(BLD)及びビット線セレクタ(BLS)が配置されている。
なお、ここでは1つのページに対しセンスアンプA及びBを、ページの上側に並べて配置する構成を挙げたが、このセンスアンプA及びBを上下に分けて配置してもよい。この場合、ビット線は互い違いに配置され、ビット線でコーダ、ビット線セレクタ並びにビット線コントロール回路は上下2セット必要となる。
図4を参照すると、本発明の一実施例に係る半導体装置の構成例が示されており、ここで、図3(C)に示されたMATがより具体的に示されている。図4に示された例では、2ページ分のセルアレイPAGE1、PAGE2が示されており、当該各セルアレイPAGE1、PAGE2は、サブワード線デコーダSWDから図4の横方向に延びるサブワード線SW1〜SW512に接続され、他方、図の縦方向に延びるビット線BL1〜BL32に接続されている。また、図示された例では、ダミーのビット線BLduumy1及びBLdummy2も設けられている。
ここで、サブワード線SW1〜SW512と、ビット線BL1〜BL32、BLdummy1,BLdummy2との交点には、図1に示されたメモリセルが配置されている。
セルアレイPAGE1、PAGE2から延びるビット線BL1〜BL32、BLdummy1,BLdummy2は、ビット線コントロール回路(BLC)に接続されている。更に、ビット線コントロール回路(BLC)はビット線セレクタ(BLS)にも接続され、且つ、当該ビット線セレクタ(BLS)はセット線デコーダ(BLD)に接続されている。
ビット線コントロール回路(BLC)は、各ビット線BLを選択的に充放電する放電スイッチ(トランジスタ)を備えたディスチャージ回路20と、互いに逆導電型トランジスタ(CMOSトランジスタ)によって構成された列方向スイッチ22を含む選択スイッチ回路とを有している。
更に、図3(C)に示されたセンスアンプA及びBからなるセンスアンプ対PAGE1がPAGE1に対応して設けられており、同様に、PAGE2に対応してセンスアンプA,Bからなるセンスアンプ対PAGE2も図示されている。実際には、PAGE3及び4に対しても同様に、センスアンプ対PAGE3、4も設けられているが、簡略化のためにここでは省略されている。図示されたセンスアンプA,Bは、それぞれ図1(A)に示されたイコライザ回路26を構成する第1及び第2のイコライザ部26a,26bと接続されている。
センスアンプ対PAGE1、イコライザ部26a,26bと、ビット線コントロール回路(BLC)との間には、センスアンプ選択回路(SAS)が備えられている。
また、センスアンプ対PAGE1には、リファレンス信号発生回路30及びイコライザ電圧VEQを発生するイコライザ電圧源32が接続されている。
ここで、センスアンプ対PAGE1を構成する各センスアンプA及びBは、センスアンプのみでなく、センスビット線及びリファレンスビット線とのビット線接続トランジスタや、充電トランジスタを含む。センスアンプA及びBはCMOSからなるフリップフロップと、そのフリップフロップに高電源と低電源電圧を供給するPMOSとNMOSから構成される。センスアンプ活性化信号LAENBにより、フリップフロップには高電源(SAP)と低電源(SAN)が供給され、データを増幅する。センスアンプA又はBは、メモリセルからのデータが読み出されるセンスビット線SBLと、レファレンスビット線RBLとの電圧差を増幅し、その出力を読み出しバスRWBUSに出力する。
センスアンプA,Bのフリップフロップのセンスビット線SBLとリファレンスビット線RBLとを接続するビット線接続トランジスタは、NMOSから構成され、ビット線接続信号READINにより接続あるいは非接続とする。
ビット線を充電するイコライザ回路26を構成する第1及び第2のイコライザ部26a,26bは、ビット線対(SBL、RBL)にそれぞれ接続された2つのNMOSトランジスタによってスイッチSW1,SW2;SW3,SW4を構成している。2つのNMOSトランジスタの共通に接続されたノードは、イコライザ電圧源32に接続されており、当該共通接続ノードに例えば0.4Vのビット線充電高電圧をイコライズ電圧VEQとして供給する。2つのNMOSトランジスタのゲートに、イコライズ制御信号RSAEQが与えられるとことにより、それぞれのNMOSトランジスタは導通し、センスアンプA,Bのビット線対(SBL、RBL)を等電圧に充電する。
イコライズ電圧VEQを供給するイコライザ電圧源32は、例えば0.4Vの定電圧源として作用し、電圧安定化のために補償容量CAP1が接続されている。ビット線対(RBL、SBL)への充電は、イコライズ信号RSAEQ−A,RSAEQ−Bのタイミング信号によって行われる。
更に、図示された第1及び第2のイコライザ部26a,26bは、ビット線対RBL、SBLにそれぞれ接続された一対のNMOSトランジスタを備え、これら一対のNMOSトランジスタにより図1に示されたスイッチSW3,SW6を構成している。これら一対のNMOSトランジスタのゲートには、READIN_A,READIN_Bが与えられている。
リファレンスビット線RBLには、リファレンス信号発生回路30が接続されている。リファレンス信号発生回路30は、リファレンス信号用容量REFCAPと、リファレンス定電流源CIREFとそのリファレンス定電流源CIREFとリファレンスビット線RBLとを接続するスイッチトランジスタを備えている。リファレンス信号用容量REFCAPは、リファレンスビット線と接地電圧間に接続され、選択されるビット線を含むセンスビット線に接続された構成素子の容量に相当する容量である。リファレンス定電流源CIREFは、メモリセルの記憶素子の高抵抗、低抵抗の中間に相当する定電流を流す定電流源である。このときリファレンスビット線は複数のセンスアンプを対して共通であることから、例えばK個のセンスアンプが接続された場合には、K倍の定電流を流すことになる。しかしこれらはリファレンス信号用容量REFCAPの容量値と同じ比率に縮小換算して選択することができる。
リファレンスビット線RBLとリファレンス定電流源CIREFの間にスイッチトランジスタを備え、メモリセルデータ読み出し時には、スイッチトランジスタを導通させ、リファレンス定電流源CIREFによりリファレンスビット線RBLの電圧を低下させる。このようにリファレンスビット線RBLには、メモリセルからの読み出し情報に対応して変化するセンスビット線SBLと同様な動作を行わせることで、センスアンプに差動電圧を入力することができる。
他方、センスビット線SBLにはデータ書き込みのためのライト回路部が接続されている。ライト回路部は、ライト回路34、ライト時に、書き込みデータWDATAと共に与えられるライトイネーブル信号WEを反転するインバータ回路、反転されたライトイネーブル信号によって導通するPMOSトランジスタ、反転されたライトイネーブル信号を受けて動作する2つのNOR回路とを備えている。
次に、ライト回路部に接続されたビット線デコーダ(BLD)は、アドレスレジスタ(図示せず)からローアドレス(ROW)を受け、ビット線選択信号Yj1〜Yj32を出力する一方、センスアンプ選択信号SASELB_A、SASELB_Bを選択的に出力する。当該センスアンプ選択信号SASELB_A、SASELB_BはセンスアンプA又はBを選択するために使用される。
図5(A)及び(B)を参照すると、ビット線デコーダ(BLD)及びビット線セレクタ(BLS)の具体的な回路例及びビット線デコーダ(BLD)の真理値表がそれぞれ示されている。
図5(A)に示されたビット線デコーダ(BLD)には、5ビットのアドレス信号(a1〜a5)が与えられている。アドレス信号a1は2つのインバータを介して、センスアンプAを選択するセンスアンプ選択信号SASELB_Aとして出力され、他方、アドレス信号a1は単一のインバータを介して、センスアンプBを選択するセンスアンプ選択信号SASELB_Bとして出力される。
更に、アドレス信号a1は奇数番目のNANDゲートに直接与えられる一方、偶数番目のNANDゲートにインバータを介して与えられている。同様に、各アドレス信号a2,a3,a4,a5も、直接、奇数番目のNANDゲートに与えられ、インバータを介して偶数番目のNANDゲートに与えられている。
この結果、ビット線デコーダ(BLD)からは、図5(B)に示す真理値表に従った列選択信号Yj1〜Yj32が出力される。
本発明に係るビット線セレクタ(BLS)では、列選択信号Yj1〜Yj32によって選択ビット線BLが選択されると、選択ビット線BLに隣接した非選択ビット線も選択される。このため、各列選択信号Yj1〜Yj32と、隣接した2つの列選択信号とのNOR動作を行なうNORゲートと、各NORゲートの出力を反転するインバータが設けられている。更に、列選択信号Yj1及びYj32のように、片側にしか隣接非選択ビット線が無い場合を考慮して、列選択信号Yj1又はYj32を2つのインバータを介して出力する回路が設けられている。この結果、ビット線セレクタ(BLS)からは、列選択信号Yj1Sに対して、両側の列選択信号YjAS及びYj2Sが出力される。以下、同様に、選択ビット線を挟む両側の非選択ビット線に列選択信号が出力されることになる。
図4に戻ると、ビット線デコーダ(BLD)からのセンスアンプ選択信号SASEL_A,SASEL_Bは、それぞれ反転した書き込みイネーブル信号WEが与えられているNORゲートを介して、NMOSトランジスタのゲートに供給されている。各NMOSトランジスタのソースは接地され、他方、ドレインは、図1に示された第1及び第2のイコライザ電源線241及び242に対応した充放電線CDL1、CDL2に接続され、充放電線CDL1はビット線コントロール回路(BLC)の1つ置きに配置されたスイッチに接続され、他方、充放電線CDL2はビット線コントロール回路(BLC)の残りのスイッチに接続されている。充放電線CDL1,CDL2は、書き込みイネーブル信号WEが与えられた場合、即ち、書き込み動作が行なわれる場合には、NMOSトランジスタが導通状態になるため接地され、他方、読出し動作の際には、NMOSトランジスタは非導通状態となる。このため、読出し動作では、充放電線CDL1,CDL2には、イコライザ電圧源32からのイコライズ電圧VEQが供給される。
また、充放電線CDL1、CDL2には、センスアンプ選択信号SASELB_A,SASEL_Bを受けてスイッチするPMOSトランジスタが接続されており、充放電線CDL1、CDL2には書き込み動作の際には、PMOSトランジスタからのWPOUT信号が与えられる。
更に、充放電線CDL1はセンスアンプAのセンスビット線SBLにNMOSトランジスタによって形成されたスイッチSW3を介して接続されており、他方、充放電線CDL2はセンスアンプBのセンスビット線SBLにNMOSトランジスタによって形成されたスイッチSW6を介して接続されている。このため、各センスアンブA及びBのセンスビット線SBLには、選択されたメモリセルの充放電結果が与えられる。
図示された例では、更に、センスアンプ選択信号SASELB_A,SASEL_Bはそれぞれ制御信号線C1、C2に出力されている。制御信号線C1は、センスアンプ選択回路SASのうち、センスアンプAに対応して設けられた3つのNORゲートに接続されており、各NORゲートからリファレンス選択信号REFSEL_A、ビット線選択信号READIN_A、及び、センスアンプ活性化信号LAEN_Aをセンスアンプに供給するために用いられる。他方、制御信号線C2は、センスアンプ選択回路SASのうち、センスアンプAに対応して設けられた3つのNORゲートに接続されており、各NORゲートからREFSEL_B、READIN_B、及び、LAEN_Bをセンスアンプに供給するために用いられる。
ここで、REFSEL_A,Bを生成するNORゲートには、ページセレクト信号PAGESELB_1が与えられており、READIN_A,Bを生成するNORゲートには、ページセレクト信号PAGESELB_1並びにREADINB信号が与えられている。また、LAEN_A,Bを生成するNORゲートには、更に、LAENB信号が与えられている。
次に、ビット線コントロール回路(BLC)センスアンプA,B、及びイコライザ電圧源32の動作について説明する。
ビット線デコーダ(BLD)から列選択信号Yj1〜Yj32のいずれかを受けたビット線セレクタ(BLS)は、列選択信号Yj1〜Yj32によってビット線を選択すると共に、当該選択ビット線に隣接した非選択ビット線を選択状態にする。
イコライズ動作の際、SASELB_A,Bによって、充放電線CDL1,CDL2は共に接地から切り離された状態にあり、充放電線CDL1,CDL2はイコライザ電圧源32に接続されている。
このため、ビット線コントロール回路(BLC)では、イコライザ電圧源32からのイコライズ電圧VEQが選択された充放電線CDL1,CDL2の一方を介して選択された列選択スイッチ22に与えられると共に、他の列選択スイッチには充放電線CDL1,CDL2の他方を介して隣接列スイッチに与えられる。
更に、各センスアンプA及びBには、それぞれセンスアンプ選択回路SASが接続されている。センスアンプ選択回路SASはリファレンス選択信号REFSEL_A,ビット線接続信号READIN_A,センスアンプ活性化信号LAEN_AをセンスアンプAに出力するNORゲートを備えると共に、リファレンス選択信号REFSEL_B,ビット線接続信号READIN_B,センスアンプ活性化信号LAEN_BをセンスアンプBに出力するNORゲートを備えている。
各センスアンプA及びBは、センスビット線SBL及びリファレンスビット線RBL間に接続されたフリップフロップによって構成されたセンスアンプ部を備えると共に、イコライズ電圧源32からイコライズ電圧を選択的にセンスアンプA,Bに供給する第1及び第2のイコライズ部26a,26bと接続されている。
具体的に云えば、第1及び第2のイコライズ部26a,26bは、ビット線コントロール回路(BLC)に選択的に供給する2つのNMOSトランジスタによって構成されたスイッチ(SW1,SW2;SW4,SW5)、センスアンプ選択回路SASからのREFSLE_A,B及びREADIN_A,Bを受け、リファレンス電圧発生回路30からのリファレンス電圧を選択的にセンスアンプ部に供給する3つのNMOSトランジスタによって構成されたスイッチ(SW3;SW6)を備えている。
一方、センスアンプA,Bは、LAEN_A,Bを受けて、センスアンプ部をアクティブ状態にするインバータ及びスイッチ部を有している。このうち、センスアンプ部は、高圧電源(SAP)及び低圧電源(SAN)に接続されたCMOSによって構成されている。
センスアンプ部の出力は、論理回路を介してRWBUS_Aに、データ信号DQとして出力される。
図6〜図9に示された波形図を参照して、図4に示された半導体装置の動作を説明する。
尚、図6〜図9に示された波形図は同一の波形図であるが、動作の順序を明確にするために、複数の図面に分けて説明する。
図6において、コマンド(COMMAND)ラインに示されているように、タイミングaでPRECHARGEが行われる。PRECHARGE後、ACTIVEコマンドのタイミングbで、ROW(ロー)アドレスが入力される。
ローアドレスが入力されると、(1)で示されるように、Yjアドレス並びにサブワード(SW)アドレスが確定する。図6に示された波形図では、Yj3ならびにSW2が選択されている。次に、タイミングcにおいて、COLUMNアドレスが入力されると、バンク内の選択されるマット並びにページ(PAGE)が確定する。ここでは、PAGE1が選択されているものとする。
これにより、PAGESELB_1が活性化し、PAGESELB_1に起因してビット線デコーダ(BLD)並びにサブワード線デコーダ(SWD)が動作することにより、選択されたPAGE(またはMAT)のYj並びにSW信号のみが立ち上がる(2)。図示された例では、Yj3及びSW2アドレス線が低レベルから高レベルに遷移し、非選択のSWnアドレス線は低レベルのままである。
次に、ビット線デコーダ(BLD)からセンスアンプ選択信号(SASELB_A,B)が出力される(3)。この例では、センスアンプ選択信号SASELB_Aが活性化され、センスアンプ選択信号SASELB_B)は活性化されていない。
続いて、図7の(4)で示すように、ビット線デコーダ(BLD)から出力されたYjアドレスがビット線セレクタ(BLS)を通ることによって、選択ビット線制御信号Yj3S並びに隣接ビット線を選択する制御信号Yj2S, およびYj4Sが立ち上がる。
次に、PAGE選択信号(図示された例では、PAGESELB_1)によって選択されたPAGEのセンスアンプのうち、センスアンプ選択信号(SASELB_A)で選択されたセンスアンプにのみ、図8の(5)に示すように、イコライズ並びに読み出しのタイミング信号(RSAEQ_A、READIN_A、LAEN_A)が供給される。
この場合、選択されなかったセンスアンプには隣接ビット線のイコライズ用のタイミング信号RSAEQ_Bが、図8に(6)で示すように、供給される。この際、SWLはイコライズ中に立ち上がっているため選択セルから電荷が抜けていくものの、抜けていく電荷量よりも電源並びにドライバの供給電荷量を多くすることにより、強制的に充電電位までビット線を充電する。この場合、SWLはEQ終了後において立ち上がっても良いし、或いは、この例のように、EQ開始と同時かそれ以前に立ち上げても良い。
更に、図9の(7)に示すように、上記タイミング信号によって、選択ビット線が充電されると共に、(8)で示すように隣接ビット線もそれぞれ充電される。この場合、例えば0.4Vにまで充電される。
次に、充電完了後RSAEQ_Aが非活性となりビット線は、図9の(9)で示すように、選択セルからの放電状態(センシング中)となる。この際、隣接ビット線もWLによって選択されたセルから放電されていくが、RSAEQ_BはRSAEQREFBと対応した信号であるため、図9の(10)で示されるように、選択BLの放電中も、EQ電源から定電圧が供給されるため隣接ビット線は0.4Vの一定電位を保持される。
この後、RBL、SBLノードの信号がラッチされ、RWBUS_Aに出力されるまでのセンスアンプの動作について説明する。
センスビット線SBLやリファレンスビット線RBLが、選択メモリセルや定電流源CIREFにより放電され、その電圧が低下する。このセンスビット線SBLやリファレンスビット線RBLの電圧差が、例えば100mV以上の電圧差が生じた時点で、ビット線接続信号READINを不活性(LOW)とし、センスアンプとビット線対(SBL、RBL)とを切り離す。
この場合、ビット線接続信号READIN_Aを不活性(LOW)とすることで、センスビット線SBLとリファレンスビット線RBLの電圧差を閉じ込める。
次に、センスアンプ活性化信号RAENBを活性化(HIGH)し、センスアンプに高電源SAP、低電源SANを供給する。電源が供給されることで、センスアンプは第1ビット(センスビット)線と第2ビット(リファレンスビット)線の電圧差を増幅する。これにより、選択メモリセルの抵抗状態が高抵抗(リセット)、又は低抵抗(セット)状態に応じて、センスアンプからの出力は接地電圧又は電源電圧間のフル振幅の出力となる。この時点ではビット線対(SBL、RBL)は、センスアンプとは切り離されており、中間電圧のままである。
この判定期間の実際の動作としては、センスアンプは接地電圧と電源電圧間のフル振幅動作であり、ビット線対(SBL、RBL)は接地電圧と電源電圧間の電圧よりも小さな中間電圧動作である。
増幅されたデータ信号は、(11)に示すように、読み出しバスRWBUS_Aに出力される。読み出しバスRWBUS_Aには、選択メモリセルの抵抗状態が高抵抗、又は低抵抗状態に応じて、HIGH、又はLOWレベルを出力する。続いて、RWBUS_Aの出力データをDQ出力に転送する。
次に、READコマンドと、カラムアドレスが入力される。各センスアンプから読み出しバスRWBUSに出力されたセル情報のうち、入力されたカラムアドレス及びバーストカウンタで指定されたアドレスのセル情報が入出力回路から連続出力される。
次に、図4及び図10を参照して、本発明に係る半導体記憶装置における書き込み動作について説明する。
読出し動作の場合と同様に、PRECHARGEコマンドに続いて、ACTIVEコマンドを受けて、ROWアドレスが与えられると、YjアドレスとSWアドレスが確定する。ここでは、Yj3アドレスとSW2が選択されたものとする。
続いて、WRITEコマンドの入力及びカラムアドレスの入力によって、データDQの書き込み動作が開始される。図4に示すように、ライト回路34にWDATA及びライトイネーブル信号WEが与えられ、当該WEはインバータによって反転されたのち、SASEL_A,BとのNOR動作が行なわれる。この結果、充放電線CDL1,CDL2の一方は、接地状態となるから、これら充放電線のうち、接地されていない充放電線に接続されたビット線(BL3)にのみ、ライト回路34の出力WOUTが与えられることになり、隣接したビット線(BL2,BL4)は接地された状態になる。
ライト回路34の出力WOUTは、SASEL_A,Bに従って、各ページ内のコラムアドレスに対応するメモリセルに順次格納される。ここでは、各ページのビット毎に、SASEL_A,BによってセンスアンプA,Bが切り替えながら書き込み動作が行なわれる。
尚、本実施例においては、選択ビット線と当該選択ビットの両側に隣接する2本の非選択ビット線との少なくとも3本のビット線を、所定の電圧(VEQ)へ遷移させ、前記選択ビット線のセンシング中に前記両側に隣接する2本の非選択ビット線を前記所定の電圧に維持し続けるイコライザを開示したが、前記隣接ビット線の制御を更に隣接する合計4本またはそれ以上としてもよい。
本発明の産業上の利用可能性について説明しておく。
例えば、本発明の実施形態ではメモリセル情報に対応する抵抗値の違いによりビット線を放電する開示をしたが、本発明の基本的技術思想はこれに限られず、例えば、逆の充放電関係(メモリセル情報に対応する抵抗値の違いによりビット線を充電する方式)であっても良い。当業者ならば、本願の基本的技術思想により容易に理解できる。
実施形態においては、半導体記憶装置で開示したが、本発明の基本的技術思想は半導体記憶装置に限られず、メモリ機能を搭載した半導体装置全般に適用できることは言うまでもない。つまり、記憶セルを備えたロジック機能を備えた半導体装置、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)やPOP(パッケージオンパッケージ)等のメモリセルを搭載した半導体装置に適用できる。電圧差動増幅回路の構造は問わない。
また、トランジスタは、電界効果トランジスタ(Field Eeffect Transistor;FET)であれば良く、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)トランジスタ、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETに適用できる。バイポーラ型トランジスタであっても良い。更に、NMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタ、PMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタの代表例である。
また、本発明は記憶情報によって抵抗値が異なる不揮発性記憶装置に限られず、記憶情報によってトランジスタのオン抵抗(導通抵抗)が変化する不揮発性記憶装置においても、有用である。更に、メモリセルが混載されたロッジクデバイスやMCU等にも有用であり、メモリシステムに限定されず半導体システム全般に有用であることは言うまでもない。
また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせ、乃至、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得る各種変形、修正を含むことは勿論である。
以下、本発明の実施形態について列挙しておく。
本発明の第1の実施態様によれば、抵抗値の違いによって情報を記憶する記憶素子を備えた複数のメモリセルと、前記複数のメモリセルにそれぞれ接続されるビット線と、前記ビット線をアドレスによって選択し、センスアンプ側のビット線に接続する選択回路と、各々の前記センスアンプ側のビット線に接続された第1のセンスアンプと前記第1のセンスアンプとは異なる制御の第2のセンスアンプと、前記ビット線を第1の電位に制御する第1の回路と、前記センスアンプ側のビット線を介して前記ビット線を第2の電位に制御する第2の回路と、を備え、前記選択回路は、アクセス対象の前記メモリセルが接続される選択ビット線を選択すると共に、当該選択ビット線に対して両側の各々の非選択ビット線を選択し、前記第2の回路は、前記第2の電位を供給するイコライザ電圧源と前記第1のセンスアンプ側のビット線とを接続して前記選択ビット線を前記第1の電位から前記第2の電位へ遷移させる充電を行うと共に、該充電後、前記イコライザ電圧源と前記第1のセンスアンプ側のビット線とを切り離す第1のスイッチ回路と、前記イコライザ電圧源と前記各々の非選択ビット線とを接続して前記各々の非選択ビット線を前記第1の電位から前記第2の電位へ遷移させる充電を行うと共に、前記第1のスイッチ回路の切り離した後も、前記イコライザ電圧源と前記第2のセンスアンプ側のビット線との接続状態を維持する第2のスイッチ回路とを含むことを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第2の実施態様によれば、第1の実施態様において、前記第2のスイッチ回路は、前記第1のスイッチ回路によって前記イコライザ電圧源を前記第2のセンスアンプを切り離した後も、前記イコライザ電圧源と前記第2のスイッチ回路との接続状態を維持することを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第3の実施態様によれば、第1又は第2の実施態様において、前記第1及び第2のスイッチ回路の各々は、前記ビット線に接続される第1の端子、リファレンス電圧印加用の第2の端子、前記第1及び第2の端子の間に設けられ、前記イコライザ電圧源に接続される中間端子、前記第1の端子と前記中間端子との間に設けられた第1のスイッチ、前記中間端子と第2の端子間に設けられた第2のスイッチを備えていることを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第4の実施態様によれば、第3の実施態様において、前記選択ビット線に接続された前記第1のスイッチ回路は、前記選択ビット線の充電後、前記第1、第2のスイッチ、及び第3のスイッチをクローズ状態にして前記イコライザ電圧源を前記第1のセンスアンプから切り離し、他方、前記非選択ビット線に接続された前記第2のスイッチ回路は、前記非選択ビット線の充電後、前記第1のスイッチをクローズ状態、前記第2及び第3のスイッチをオープン状態にして前記イコライザ電圧源を前記第2のセンスアンプに接続した状態にしておくことを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第5の実施態様によれば、第1〜4の実施態様いずれかにおいて、前記選択回路は、アドレス信号を受け、前記ビット線の1本を選択する選択信号を出力するデコーダと、前記選択信号を受けて、前記選択されたビット線と、当該選択されたビット線以外の付随ビット線を選択するセレクタとを有することを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第6の実施態様によれば、第5の実施態様において、前記セレクタは、前記付随ビット線として、前記選択されたビット線の両側に位置づけられた2本のビット線を選択することを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第7の実施態様によれば、第6の実施態様において、前記ビット線のうち、端部位置にあるビット線に対して、当該端部位置よりも外側に位置するダミービット線を配置していることを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第8の実施態様によれば、第7の実施態様において、前記ダミービット線に対応して設けられ、前記ダミービット線を放電するスイッチを備えていることを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第9の実施態様によれば、第1〜8の実施態様いずれかにおいて、前記選択回路は、前記複数のメモリセルからの読出し動作の際に、前記選択ビット線と前記非選択ビット線を選択することを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第10の実施態様によれば、第1〜9の実施態様いずれかにおいて、前記選択回路は、書き込み動作の際には、前記選択ビット線だけを選択することを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第11の実施態様によれば、複数のメモリセルがそれぞれ接続される複数のビット線と、前記ビット線を第1の電位に接続する第1の回路(Discharger)と、
前記ビット線を第2の電位に接続する第2の回路(Equalizer)と、前記ビット線に接続されるセンスアンプと、を備え、前記第2の回路は、前記メモリセルへのアクセス動作の開始に伴って、前記選択されたビット線(選択ビット線)とそのビット線と物理的に隣接する両側の隣接ビット線とに対応するそれぞれの前記第2の回路を活性し、前記選択ビット線と隣接ビット線とを予め制御された前記第1の電位から前記第2の電位へ制御し、その後、前記選択ビット線に対応する前記第2の回路を非活性にし、前記選択ビット線へ前記第2の電位の供給を停止することによって、前記選択されたメモリセルの情報に従って前記選択ビット線の電位が遷移し、一方、前記隣接ビット線に対応する前記第2の回路は活性を維持し前記隣接ビット線の第2の電位を維持することを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第12の実施態様によれば、抵抗値の違いによって情報を記憶する記憶素子を備えた複数のメモリセルと、前記複数のメモリセルにそれぞれ接続されるビット線と、
前記ビット線を選択する選択回路を備え、前記選択回路は、選択ビット線と、当該選択ビットに隣接する非選択ビット線とを選択状態にする回路を有していることを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第13の実施態様によれば、第12の実施態様において、更に、前記選択ビット線及び前記非選択ビット線にそれぞれ接続された互いに異なるセンスアンプを有することを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第14の実施態様によれば、第13の実施態様において、前記選択ビット線と当該選択ビット線に接続された前記センスアンプとの間に設けられ、所定の電圧を印加する第1の手段と、前記非選択ビット線と当該非選択ビット線に接続された前記センスアンプとの間に設けられ、前記所定の電圧を印加する第2の手段を備えていることを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第15の実施態様によれば、第14の実施態様において、前記第1の手段は、前記所定の電圧の印加後、前記センスアンプと切り離され、他方、前記第2の手段は、前記所定の電圧の遺憾後、前記センスアンプと接続されたままの状態に置かれることを特徴とする半導体記憶装置が得られる。
本発明の第16の実施態様によれば、第1〜15の実施態様のいずれかに記載された半導体記憶装置を含む半導体装置が得られる。
20 ディスチャージ回路
201〜206 放電スイッチ
22 選択回路
221〜226 列方向スイッチ
26 イコライザ回路
26a 第1のイコライザ部
26b 第2のイコライザ部
SA1,SA2 センスアンプA,B
M11〜M16 メモリセル
30 リファレンス信号発生回路
32 イコライズ電圧発生源
34 ライト回路

Claims (16)

  1. 抵抗値の違いによって情報を記憶する記憶素子を備えた複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルにそれぞれ接続されるビット線と、
    前記ビット線をアドレスによって選択し、センスアンプ側のビット線に接続する選択回路と、
    各々の前記センスアンプ側のビット線に接続された第1のセンスアンプと、
    前記第1のセンスアンプとは異なる制御の第2のセンスアンプと、
    前記ビット線を第1の電位に制御する第1の回路と、
    前記センスアンプ側のビット線を介して前記ビット線を第2の電位に制御する第2の回路と、を備え、
    前記選択回路は、アクセス対象の前記メモリセルが接続される選択ビット線を選択すると共に、当該選択ビット線に対して両側の各々の非選択ビット線を選択し、
    前記第2の回路は、前記第2の電位を供給するイコライザ電圧源と前記第1のセンスアンプ側のビット線とを接続して前記選択ビット線を前記第1の電位から前記第2の電位へ遷移させる充電を行うと共に、該充電後、前記イコライザ電圧源と前記第1のセンスアンプ側のビット線とを切り離す第1のスイッチ回路と、前記イコライザ電圧源と前記各々の非選択ビット線とを接続して前記各々の非選択ビット線を前記第1の電位から前記第2の電位へ遷移させる充電を行うと共に、前記第1のスイッチ回路の切り離した後も、前記イコライザ電圧源と前記第2のセンスアンプ側のビット線との接続状態を維持する第2のスイッチ回路とを含むことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1において、前記メモリセルは、前記記憶素子と前記ビット線との間を接続するアクセストランジスタを備える、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項1又は2において、前記第1及び第2のスイッチ回路の各々は、前記センスアンプ側のビット線に接続される第1の端子、前記センスアンプのセンシング基準となるリファレンス電圧に接続される第2の端子、前記第1及び第2の端子の間に設けられ前記イコライザ電圧源に接続される中間端子とを備え、
    前記第1の端子と前記中間端子との間に設けられた第1のスイッチ、前記中間端子と第2の端子間に設けられた第2のスイッチとを備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項3において、
    前記第1のスイッチ回路は、前記選択ビット線の充電後、前記第1、第2のスイッチを非導通状態にして前記イコライザ電圧源を前記第1のセンスアンプ側のビット線から切り離し、
    他方、前記第2のスイッチ回路は、前記非選択ビット線の充電後、前記第1のスイッチを導通状態、前記第2を非導通状態にして前記イコライザ電圧源を前記第2のセンスアンプ側のビット線に接続し続ける状態にしておくことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記選択回路は、前記アドレス信号を受け複数の前記ビット線から前記選択ビット線と隣接した前記隣接ビット線とを選択する選択信号を出力するデコーダを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項5において、前記デコーダは、前記隣接ビット線として、前記選択されたビット線の物理的に両側に位置づけられた2本のビット線を選択することを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 請求項6において、システム上のアドレスがマッピングされる複数のビット線が所定の方向に展開して配置されるメモリアレイにおいて、前記メモリアレイの端部位置にある前記選択ビット線に対して、当該端部位置よりも更に外側に位置するシステム上のアドレスがマッピングされないダミーセルが接続されるダミービット線を配置し、
    前記ダミービット線が、前記隣接ビット線として割付けられていることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 請求項5において、更に、前記選択信号は、前記第1の回路に接続される、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、前記選択回路は、読出し動作の際に、前記選択ビット線に接続される第1の前記メモリセルと前記非選択ビット線に接続される第2の前記メモリセルとをワード線により選択することを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、前記選択回路は、書き込み動作の際には、前記選択ビット線だけを選択することを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 複数のメモリセルがそれぞれ接続される複数のビット線と、
    前記ビット線を第1の電位に接続する第1の回路(Discharger)と、
    前記ビット線を第2の電位に接続する第2の回路(Equalizer)と、
    センスアンプと、を備え、
    前記第2の回路は、
    前記メモリセルへのアクセス動作の開始に伴って、
    前記選択されたビット線(選択ビット線)とそのビット線と物理的に隣接する両側の隣接ビット線とを前記第1の電位から前記第2の電位へ制御し、
    その後、前記選択ビット線への前記第2の電位の供給を停止することによって、前記選択されたメモリセルの情報に従って前記選択ビット線の電位を遷移させ、一方、前記隣接ビット線への前記第2の電位の供給を維持し、
    前記センスアンプは、前記隣接ビット線が前記第2の電位へ維持された期間中に、前記選択ビット線に接続される前記メモリセルの情報を読み出すセンシングを行う、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 抵抗値の違いによって情報を記憶する記憶素子を備えた複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルにそれぞれ接続される複数のビット線と、
    前記複数のビット線から所定数のビット線を選択し、それぞれ対応するセンスアンプ側のビット線へ接続する選択回路と、
    前記各々のセンスアンプ側のビット線に接続されたイコライズ回路と、を備え、
    前記イコライズ回路は、前記選択回路を通じて、前記所定数のビット線である選択ビット線と当該選択ビットの両側に隣接する2本の非選択ビット線との少なくとも3本のビット線を第1の電位から第2の電位へ遷移させ、前記選択ビット線のセンシング中に前記両側に隣接する2本の非選択ビット線を前記所定の電位に維持し続けるイコライズ回路と、を有していることを特徴とする半導体記憶装置。
  13. 請求項12において、更に、各々のセンスアンプ側のビット線に接続され、互いに異なる活性化制御を受けるセンスアンプを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 請求項13において、前記イコライズ回路は、前記選択ビット線に前記第2の電位を印加する第1の手段と、前記非選択ビット線に前記第2の電位を印加する第2の手段を備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  15. 請求項14において、前記第1の手段は、前記第2の電位の印加後、前記センスアンプ側のビット線と切り離され、他方、前記第2の手段は、前記第2の電位の印加後、前記センスアンプ側のビット線と接続された維持状態に置かれることを特徴とする半導体記憶装置。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載された半導体記憶装置を含む半導体装置。
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