JP2010231060A - 画像形成装置 - Google Patents

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淳 小谷津
Mitsuru Iioka
満 飯岡
Noribumi Sato
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Kaoru Yamauchi
薫 山内
Keiichi Okada
圭一 岡田
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Abstract

【課題】複数の線で構成される画像の印刷精度を向上させた画像形成装置を提供する。
【解決手段】第1濃度となるように、帯電させる電位、露光する際の光量、及び付着される現像剤の電位の少なくとも1つの物理量を補正する第1補正手段と、補正された物理量、及び検出された第2現像剤像の実際の濃度から、実際の線幅を導出し、線幅となる線が実際に現像されるように少なくとも1つの物理量を更に補正する第2補正手段と、第1補正手段により補正された物理量、及び検出された第2現像剤像及び第3現像剤像の実際の濃度から、階調を補正するための第1補正情報を作成する第1作成手段と、第2補正手段により補正された物理量、及び第1補正情報から、階調を補正するための第2補正情報を作成する第2作成手段と、複数の線で構成される画像を現像する場合に、第2補正情報を用いて画像情報の階調を補正する階調補正手段と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置では、画像を形成するエンジンのマーキング条件を、環境/経時といった条件に対して最適化するために、プロセスコントロールを実施する。このプロセスコントロールの例として、中間調に近い50%近傍のカバレッジのプロセス条件制御パッチを作成し、読み取りセンサによる反射光量から、パッチの濃度を読み取り、エンジンの状態を予測し、最適化されるように、光量/バイアスなどのプロセス条件を調整することが挙げられる。
更に、プロセス条件制御パッチを作成/読み取りするのと同時に、プロセス条件制御パッチとは異なる階調補正パッチをひとつもしくは複数描画して読み取ることで、プロセス条件の調整だけでは補正しきれないハイライト部/シャドウ部の階調のずれ、すなわちガンマの変動を予測し、補正する階調補正技術が一般的な技術として挙げられる。
この技術に関連して、特許文献1には、電子写真式のプリンタにおいて、バーコード出力時に、ホストからの指示に応じて、エンジンの出力設定を調整するとともに、コントローラによる階調の補正を実施することで、バーコードの画質を確保し、かつ階調性も維持する技術が開示されている。
特開2007−320089号公報
本発明は、複数の線で構成される画像の印刷精度を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体と、前記像担持体を予め定められた電位に帯電させる帯電手段と、前記帯電手段によって帯電された像担持体上を露光して像担持体上に静電潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により前記像担持体上に形成された静電潜像を、帯電させた現像剤を付着することにより現像する現像手段と、前記像担持体上に予め定められた第1画像を示す第1現像剤像を現像するように、前記帯電手段、前記露光手段、及び前記現像手段を制御する第1制御手段と、前記第1画像よりも描画面積率の低い予め定められた第2画像を示す第2現像剤像と、前記第1画像よりも描画面積率の高い予め定められた第3画像を示す第3現像剤像を前記像担持体上に現像するように前記帯電手段、前記露光手段、及び前記現像手段を制御する第2制御手段と、前記現像手段により現像された前記第1現像剤像、前記第2現像剤像、及び前記第3現像剤像の濃度を検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段により検出された前記第1現像剤像の実際の濃度から、前記第1現像剤像が予め定められた第1濃度となるように、前記帯電手段が帯電させる電位、前記露光手段が露光する際の光量、及び前記現像手段により付着される前記現像剤の電位の少なくとも1つの物理量を補正する第1補正手段と、前記第1補正手段により補正された物理量、及び前記濃度検出手段により検出された前記第2現像剤像の実際の濃度から、予め定められた線幅となる線を現像した際の実際の線幅を導出し、前記線幅となる線が実際に現像されるように前記少なくとも1つの物理量を更に補正する第2補正手段と、前記第1補正手段により補正された物理量、及び前記濃度検出手段により検出された前記第2現像剤像及び前記第3現像剤像の実際の濃度から、階調を補正するための第1補正情報を作成する第1作成手段と、前記第2補正手段により補正された物理量、及び前記第1作成手段により作成された第1補正情報から、階調を補正するための第2補正情報を作成する第2作成手段と、複数の線で構成される画像を現像する場合に、前記第2作成手段により作成された第2補正情報を用いて画像情報の階調を補正する階調補正手段と、を有する画像形成装置。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記階調補正手段は、前記複数の線で構成される画像に含まれない色の階調を補正する場合には、前記第1作成手段により作成された前記第1補正情報を用いて前記複数の線で構成される画像に含まれない色の階調を補正する。
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記複数の線で構成される画像を現像する場合に、前記像担持体上に階調補正手段により補正された画像情報が示す画像を現像するように、前記第2補正手段により補正された物理量を用いて、前記帯電手段、前記露光手段、及び前記現像手段を制御する第3制御手段を更に有する画像形成装置。
請求項1の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、複数の線で構成される画像の印刷精度を向上させた画像形成装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、複数の線で構成される画像に対する補正を複数の線で構成される画像情報に含まれない色に対して行なうことにより発生する弊害を回避することができる。
請求項3の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、複数の線で構成される画像の印刷精度を向上させた画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置について、図面を用いて詳細に説明する。図1は、画像形成装置の一例を示す模式断面図である。図1に示す画像形成装置は、感光体(像担持体)10と、感光体10を予め定められた電位に帯電させる帯電器(帯電手段)11と、帯電器11によって帯電された感光体10を露光して感光体10上に静電潜像を形成する露光器(露光手段)13と、露光器13により感光体10に形成された静電潜像を、帯電させた現像剤を付着することにより現像する現像器(現像手段)14と、を有する。
更に、現像器14により現像された現像剤像の濃度を検出する濃度検出器(濃度検出手段)22と、現像器14により感光体10に現像された現像剤像を転写体20に転写する転写器15と、転写器15により転写体20に現像剤像が転写された後に感光体10の残留現像剤を除去するクリーニング器16と、を有する。
また、感光体10表面の残存電位を除去する除電器17と、転写体20表面に転写されたトナー画像を熱および/または圧力等により定着する定着器18とを更に有する。
図1における感光体10の上には、帯電ローラー等の非接触帯電方式の帯電器11が配置され、帯電器11は、電源12から供給される電圧により作動する。帯電器11としては、本例では、非接触帯電方式のものを用いているが、本発明において、接触帯電方式、非接触帯電方式の別は問われない。また、現像器14も電源12から供給される電圧により作動し、供給された電圧を用いてトナーに電位を印加する。
クリーニング器16は、箱体21の開口部にブレード19が具備されて構成され、感光体10表面から除去された残留トナー等は、箱体21内に収容される構造になっている。
その他、露光器13、現像器14、転写器15、除電器17、定着器18の構成は、本発明において特に制限されるものではなく、電子写真分野において従来公知のあらゆる構成をそのまま適用することができる。
図1の画像形成装置を用いて、本発明の画像形成方法を説明する。感光体10の表面は、帯電器11により一様に帯電された上で、露光器13により潜像が形成される(潜像形成工程)。感光体10の表面に形成された潜像は、現像器14に内蔵されたトナーにより現像され、トナー像が形成される(現像工程)。感光体10の表面に形成されたトナー像は、感光体10と、それに対向する転写器15との間の転写体20表面に転写され(転写工程)、さらに定着器18の熱や圧力等により定着される。
一方、転写後の感光体10表面の残留トナーは、ブレード19を具備したクリーニング器16により除去される(クリーニング工程)。そして、次の画像形成サイクルに進む前に、感光体10表面の残存電位が、除電器17により除去される。
次に、上記画像形成装置のブロック図を、図2を用いて説明する。画像形成装置は、大きく分けて、画像処理部50、プロセスコントロール部56、全体制御部70、及びエンジン66で構成される。
このうち、画像処理部50は、モード情報受信部42、モード情報判断部44、PDL(Page Description Language)受信部46、デコンポーズ・ラスタライズ処理部48、色変換処理部50、階調補正処理部52、及びScreen/PWM処理部54で構成される。
上記モード情報受信部42は、ホストであるPC40から、複数の線で構成される画像であるバーコードを含む画像情報であるか否かを示すモード情報を受信する。モード情報判断部44は、モード情報受信部42からモード情報を受信し、モード情報を判断し、その判断結果はプロセス条件変更部68と階調補正処理部52に送信される。
PDL受信部46は、PC40から画像情報であるPDLデータを受信する。デコンポーズ・ラスタライズ処理部48は、PDL受信部46からPDLデータを受信し、デコンポーズ・ラスタライズ処理を行なう。
色変換処理部50は、デコンポーズ・ラスタライズ処理部48で処理された画像情報の色領域の変換を行なう。階調補正処理部52は、色変換処理部50で処理された画像情報の階調を変換する。特に階調補正処理部52は、複数の線で構成される画像を現像する場合に、後述する第2補正情報を用いて複数の線で構成される画像を含む画像情報の階調を補正する。Screen/PWM処理部54は、階調補正処理部52で処理された画像情報をスクリーン処理し、エンジン66にビデオ信号を出力する。
次にプロセスコントロール部56について説明する。プロセスコントロール部56は、濃度検出器22が検出した濃度を、パッチ読み値として出力する。パッチは、本実施の形態では、図3に示されるように3種類用意されている。なお、以下の説明で用いられる面積率は描画面積率を示している。
同図(A)は、面積率50%のパッチA(第1画像)を示し、(B)は面積率33%のパッチB(第2画像)を示し、(C)は面積率67%のパッチC(第3画像)を示している。従って、第2画像は第1画像より面積率が低く、第3画像は第1画像よりも面積率が高くなっている。また、濃度検出器22は、現像器14により現像された第1現像剤像(パッチA)、第2現像剤像(パッチB)、及び第3現像剤像(パッチC)の濃度を検出する。
図2に示されるRead_Aは、パッチAの読み値を出力し、Read_BはパッチBの読み値を出力し、Read_CはパッチCの読み値を出力することを示している。なお、本実施の形態における読み値とはパッチからの反射光量の値を示している。
次に、全体制御部70について説明する。全体制御部70は、プロセス条件決定部60、バーコードモード階調予測部62、プロセス条件変更部68、及びバーコードモード補正決定部64で構成される。
モード情報判断部44により、モード情報が、プロセス条件変更部68に送信される。プロセス条件変更部68は、画像形成装置全体を制御する。また、図中のプロセス条件は、エンジン66を動作させる際のパラメータ(物理量)を示すもので、本実施の形態では、帯電器11が帯電させる電位、露光器13が露光する際の光量、現像器14により付着される現像剤の電位を物理量の例としているが、これに限るものではない。そして、プロセス条件a、bは、特に2種類の物理量を補正することをそれぞれ示しているが、1種類、或いは3種類以上の物理量を補正するようにしてもよい。
具体的に、第1補正手段に対応するプロセス条件決定部60は、濃度検出器22により検出されたパッチAの実際の濃度(Read_A)から、パッチAが狙いとする第一濃度となるように、帯電器11が帯電させる電位、露光器13が露光する際の光量、現像器14により付着される現像剤の電位の少なくとも1つの物理量を補正する(本実施の形態では2つの物理量)。
第2補正手段に対応するバーコードモード補正決定部64は、プロセス条件決定部60により補正された物理量、及び濃度検出器22により検出されたパッチBの実際の濃度から、予め定められた線幅となる線を現像した際の実際の線幅を導出し、線幅となる線が実際に現像されるように少なくとも1つの物理量の補正量を決定する。(本実施の形態では2つ:プロセス条件a’プロセス条件b’)。
補正アルゴリズムの例として、αをRead_Aの関数としたとき、あるプロセス条件a’=プロセス条件a×α(Read_A)が挙げられる。
第1作成手段に対応する通常階調予測部58は、プロセス条件決定部60により決定された物理量、及び濃度検出器22により検出されたパッチB、Cの実際の濃度から、プロセス条件aおよびプロセス条件bで形成されたパッチAおよびパッチBの読み値Read_A’およびRead_B’を作成し、そして通常時階調補正テーブルする。
第2作成手段に対応するバーコードモード階調予測部62は、バーコードモード補正決定部64により補正された物理量、及び濃度検出器22により検出されたパッチB、Cの実際の濃度から、プロセス条件a’およびプロセス条件b’で形成されたパッチAおよびパッチBの読み値Read_A’’およびRead_B’’を作成し、そしてバーコードモード階調補正テーブルを作成する。
Read_A’、Read_B’およびRead_A’’、Read_B’’は階調補正テーブル作成部59に送信され、通常階調補正テーブルとバーコードモード階調補正テーブルが作られる。上記Read_A’、Read_B’により作成される、通常時階調補正テーブルが第1補正情報であり、Read_A’’、Read_B’’により作成される、バーコードモード階調補正テーブルが第2補正情報である。第1補正情報及び、第2補正情報は階調補正処理部52に送信される。
バーコードモード階調予測部62での階調予測アルゴリズムの例として、たとえば、バーコードモードの階調を予測する際に、βをバーコードモード補正決定部64が出力したプロセス条件a’、b’としたとき、あるRead_A’=Read_A×β(a’、b’)が挙げられる。
エンジン66は図1で示した感光体10、帯電器11、電源12、露光器13、現像器14、転写器15、クリーニング器16、除電器17、定着器18、及びブレード19を含むものであるが、図2では特に露光器13、及び電源12を示している。露光器13には、Screen/PWM処理部54から出力されたビデオ信号、及びプロセス条件変更部68からの動作指示信号が入力される。電源12には、プロセス条件変更部68からの動作指示信号が入力される。
以上が本実施の形態に係る画像形成装置の構成である。次に線幅、濃度、読み値等の関係について説明する。まず細線の再現性とハイライト濃度の相関は高く、ハイライト濃度が高いほど、すなわち濃度が薄いほど細線は太くなる傾向がある。
具体的に、図4を用いて説明する。図4に示されるグラフは、縦軸が4ドット分の線幅を示し、横軸は20%の薄い濃度で細線を描いた場合の実際の光学濃度を示している。同グラフには、光学濃度に比例して、線幅が太くなることが示されている。なお、本実施の形態では、4ドットであればおよそ170μmが適切な値である。
また、読み値から線幅を予測することも可能である。具体的に図5のグラフを用いて説明する。図5(A)のグラフは、横軸がパッチBの読み値(反射光量の値)、縦軸が33%の濃度で描いた場合の光学濃度を示している。図5(B)のグラフは、横軸がパッチBの読み値(反射光量の値)、縦軸が4ドット分の線幅を示している。
図5(A)に示されるように、パッチBの読み値と光学濃度とに相関関係があり、また図4に示したように、光学濃度と線幅とに相関関係があるため、図5(B)に示されるように、パッチBの読み値から線幅を予測することができる。
次に、図6のフローチャートを用いて、本実施の形態で行なわれる画像処理について説明する。まず、ステップ101で、プロセスコントロールを実行する。具体的には、プロセス制御用のパッチであるパッチA、階調補正用のパッチであるパッチB、Cを感光体10上に現像させることで作成し、濃度検出器22でパッチA、B、Cを読み取り、濃度を検出する。
次のステップ102でプロセスコントロール部56はパッチAの読み値(Read_A)を取得する。そして、ステップ103で、プロセス条件決定部60が読み値が狙っている値からずれているか否か判定する。本実施の形態の場合、パッチAの目標値は第一濃度である。
ステップ103で肯定判定した場合には、ステップ104でプロセス条件決定部60は、プロセス条件(図2では、プロセス条件a、b)を変更し、変更したプロセス条件をステップ105でバーコードモード階調予測部62、及びバーコードモード補正決定部64に送信し、ステップ106でプロセスコントロールを終了する。
これと並行して、プロセスコントロール部56は、ステップ107で階調補正パッチであるパッチB、Cの読み値(Read_B、Read_C)を取得し、ステップ108でパッチBの読み値をバーコードモード補正決定部64に送信する。
ステップ109で、バーコードモード補正決定部64は、上記ステップ105で送信されたプロセス条件を受信し、ステップ110で、変更されたプロセス条件とパッチBの読み値から、バーコードモードプロセス条件を決定する。この処理で、上述した図5(B)のグラフに示される情報が用いられる。次のステップ111で、バーコードモード補正決定部64は、バーコードプロセス条件をプロセス条件変更部68に送信する。
一方、プロセスコントロール部56は、ステップ112でパッチB、Cの読み値を通常階調予測部58に送信する。ステップ113で、通常階調予測部58は、上記ステップ105で送信されたプロセス条件を受信し、ステップ114で、変更されたプロセス条件とパッチB、Cの読み値から、変更されたプロセス条件で作成したパッチB、Cの読み値を予測し、その予測値を階調テーブル作成部に送り、ステップ115でバーコードを含まない画像情報の場合(通常時)の階調補正カーブを作成する。
同様にプロセスコントロール部56は、ステップ116でパッチB、Cの読み値をバーコードモード階調予測部62に送信する。
次のステップ117で、バーコードモード階調予測部62は、補正された物理量、及び濃度検出器22により検出されたパッチB、Cの実際の濃度(Read_B、Read_C)から、Read_B’’、Read_C’’を予測し、ステップ118で、階調を補正するための第1補正情報(階調補正カーブ:ガンマを補正する階調補正曲線)を作成する。そして、階調補正処理部52は、バーコードに含まれない色の階調を補正する場合には、第1補正情報を用いてバーコードに含まれない色の階調を補正する。
なお、バーコードモード階調予測部62は、上述した補正情報(ΔTRC_B’、ΔTRC_C’)を出力するが、ΔTRC_B’は33%濃度における階調を示し、ΔTRC_C’は、67%濃度における階調を示しており、50%濃度における階調はバーコードモード補正決定部64により定められており、さらに0%及び100%の場合は固定値であるので、0%、33%、50%、67%、100%の階調を例えば直線で結ぶことにより、階調補正カーブを作成することができる。
以上説明した画像処理は、印刷毎に行なうようにしてもよいし、エンジン66の使用頻度に応じて行なうようにしてもよい。いずれの場合も、使用環境や経年劣化にかかわらず、より精度の高いバーコードが印刷される。
次に、図7のフローチャートを用いて、実際の印刷処理について説明する。まず、ステップ201で、モード情報判断部44は、バーコードモードが選択されているか否か判定する。これは上述したモード情報判断部58の判断結果により知ることができる。なお、PC40からモード情報を必ずしも受信する必要はなく、例えばPDLデータをラスタライズして得られた画像情報からバーコードが含まれるか否か判定できるため、その判定結果を用いるようにしてもよい。
ステップ201で肯定判定した場合には、ステップ202で、プロセス条件変更部68は、バーコードプロセス条件を取得し、ステップ203でバーコードプロセス条件に基づき、プロセス条件を変更する。
また、上記ステップ201で肯定判定した場合には、ステップ202、203の処理と並行して、ステップ204で、階調補正処理部52は、第2補正情報を取得し、ステップ205で、バーコード以外の文字や細線などに対して、太らせる処理を行なう。これは、一般にバーコードに対する補正をした場合は、文字等は細くなる傾向があるためであり、細くならない場合は、この太くする処理は不要である。そして、階調補正処理部52は、ステップ206で、印刷する画像情報に対してバーコードモード階調補正テーブルを用いて階調補正を実施する。
一方、ステップ201で否定判定した場合には、ステップ207で、階調補正処理部52は、第1補正情報を取得し、ステップ208で、印刷する画像情報に対して階調補正を実施する。以上の処理終了後に、ステップ209で印刷が実施される。このように、バーコードを現像する場合に、感光体10に階調補正処理部52により補正された画像情報が示す画像を現像するように、バーコードモード補正決定部64により補正された物理量を用いて、帯電器11、露光器13、及び現像器14を制御する
なお、以上説明した各フローチャートの処理の流れは一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で処理順序を入れ替えたり、新たなステップを追加したり、不要なステップを削除したりすることができることは言うまでもない。
また、本実施の形態における濃度検出器22は、感光体10上に現像器14により現像された現像剤像の濃度を検出するものであったが、転写体20表面に転写されたトナー画像の濃度を検出するようにしてもよい。
画像形成装置の一例を示す模式断面図である。 画像形成装置の構成を示すブロック図である。 3種類のパッチを示す図である。 光学濃度と線幅との関係を示すグラフである。 読み値、光学濃度、線幅の関係を示すグラフである。 画像処理の流れを示すフローチャートである。 印刷処理の流れを示すフローチャートである。
10 感光体
11 帯電器
12 電源
13 露光器
14 現像器
15 転写器
16 クリーニング器
17 除電器
18 定着器
19 ブレード
20 転写体
22 濃度検出器
42 モード情報受信部
44 モード情報判断部
46 PDL受信部
48 デコンポーズ・ラスタライズ処理部
50 色変換処理部
52 階調補正処理部
54 Screen/PWM処理部
56 プロセスコントロール部
58 通常階調予測部
60 プロセス条件決定部
62 バーコードモード階調予測部
66 エンジン
68 プロセス条件変更部
70 全体制御部

Claims (3)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体を予め定められた電位に帯電させる帯電手段と、
    前記帯電手段によって帯電された像担持体上を露光して像担持体上に静電潜像を形成する露光手段と、
    前記露光手段により前記像担持体上に形成された静電潜像を、帯電させた現像剤を付着することにより現像する現像手段と、
    前記像担持体上に予め定められた第1画像を示す第1現像剤像を現像するように、前記帯電手段、前記露光手段、及び前記現像手段を制御する第1制御手段と、
    前記第1画像よりも描画面積率の低い予め定められた第2画像を示す第2現像剤像と、
    前記第1画像よりも描画面積率の高い予め定められた第3画像を示す第3現像剤像を前記像担持体上に現像するように前記帯電手段、前記露光手段、及び前記現像手段を制御する第2制御手段と、
    前記現像手段により現像された前記第1現像剤像、前記第2現像剤像、及び前記第3現像剤像の濃度を検出する濃度検出手段と、
    前記濃度検出手段により検出された前記第1現像剤像の実際の濃度から、前記第1現像剤像が予め定められた第1濃度となるように、前記帯電手段が帯電させる電位、前記露光手段が露光する際の光量、及び前記現像手段により付着される前記現像剤の電位の少なくとも1つの物理量を補正する第1補正手段と、
    前記第1補正手段により補正された物理量、及び前記濃度検出手段により検出された前記第2現像剤像の実際の濃度から、予め定められた線幅となる線を現像した際の実際の線幅を導出し、前記線幅となる線が実際に現像されるように前記少なくとも1つの物理量を更に補正する第2補正手段と、
    前記第1補正手段により補正された物理量、及び前記濃度検出手段により検出された前記第2現像剤像及び前記第3現像剤像の実際の濃度から、階調を補正するための第1補正情報を作成する第1作成手段と、
    前記第2補正手段により補正された物理量、及び前記第1作成手段により作成された第1補正情報から、階調を補正するための第2補正情報を作成する第2作成手段と、
    複数の線で構成される画像を現像する場合に、前記第2作成手段により作成された第2補正情報を用いて画像情報の階調を補正する階調補正手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記階調補正手段は、前記複数の線で構成される画像に含まれない色の階調を補正する場合には、前記第1作成手段により作成された前記第1補正情報を用いて前記複数の線で構成される画像に含まれない色の階調を補正する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の線で構成される画像を現像する場合に、前記像担持体上に階調補正手段により補正された画像情報が示す画像を現像するように、前記第2補正手段により補正された物理量を用いて、前記帯電手段、前記露光手段、及び前記現像手段を制御する第3制御手段を更に有する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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